パート65
音楽と映像を楽しむ新時代 パート65

今日から7月、2019年も後半戦だ。前半は種まきみたいなことで終わってしまった感があるので、後半はもう少し展開したい。ビッグフライを打ちたいものです。

今年の梅雨はまあまあ梅雨らしい梅雨で、シトシトしている。そんなわけで思ったより気温が上がらず軽い風邪をひいたりして、この一ヶ月はよく自家製のジンジャーエールを飲んだので、自分の分のジンジャーシロップがなくなりつつある。そんなわけで比較的近い将来ジンジャーシロップ作りをやりますので、欲しい方はお知らせ下さい。1.1kg4300円+送料です。レモン汁+炭酸水で最高のジンジャーエールを飲むことができます。

午前中は2人の美女に包丁研ぎを教えて「おー、すごい!勝手に切れる!」と喜んでもらい、午後は昨日払えなかった家賃を払いに行き、J-WAVEをききながら休んで、16時からは打ち合わせがあって、19時に料理を習いに来る人がいるという、特別儲かりはしないがそこそこやることが途切れない月曜日だ。

こんなコミックを買った。ぜんぜんコミックじゃありませんね。  2019.7.1

「阿吽」を読みふけるが、人物その他まるでわからない。よくわかることもたくさんある。

ミニマは相変わらず可愛らしい音楽を奏でている。Armstrong521は一日数回ボツっというノイズを出すがそれ以外はとても快調で素晴らしい。

ミニマを鳴らすアンプは、ソナスファベール製のプリメインアンプがあったと思う。「ムジカ」かな、それとか、イタリア製のEL34を使ったSimply2と4があるやつ、あれ何っていうメーカーだったかな。mが頭文字じゃなかったかな、ど忘れしてますが、(ユニゾン・リサーチでした)あのあたりで鳴らされていたんだろうと思う。

どちらも持っていないし、今やどちらもそうそう簡単には見つからないわけだけど、ミニマを鳴らす適当なプリメインアンプはどれが一番いいのかなと思う。自分なりのミニマを鳴らすアンプ選手権を開催しようか。それはかなり楽しそうですね。毎週水曜日の夜は「ミニマアンプ選手権持ち込みも可」なんてどうですかね。

ミニマをマランツ7とかマーク・レビンソンのセパレートアンプで鳴らすなんていうのは、ちょっとやり過ぎだと思う。だから、パルティータC1+SDサウンドのアイワンあたりで鳴らしたらけっこういい音だろうというのはわかってるけど、いくらいい音でもオシャレじゃないと思うのだ。だからやっぱりここは、一筐体、またはセパレートでもいいけど2つ合わせてもあまり巨大じゃないアンプっていうような、大きさ制限を自主的に設けるのが良いと思う。

ミニマも中古なわけだし、(多分特に問題はないと思うが)測定しているわけじゃないからもしかするとどこか音的な不備をかかえているかも知れない。そんな時は複数のアンプがあるとある程度判断がつく。

さて、今夜は「百人一首喫茶」だから夜はかるたをやる。

かるたをやって疲れた頭には良き音楽が必要で、iTunesでビルスマのバッハを再生するとこれがものすごくいい音で、音に感動してしまう。音楽自体はもう何十年も愛聴しているものだから当然ながら文句なしなわけで、それに加えて実にチャーミングな音で、「これだよな」と思う。この段階でミニマを手に入れられて良かった。  2019.7.2

今日は水曜日なので、夜のStudioK'sは「夜カフェ」をやっています。お時間のある方はどうぞおでかけ下さい。

「阿・吽」はものすごく情報量の多い漫画で、文字での表現と絵の表現の両方だから、3回ぐらい読んでやっと意味がわかってくるって感じだ。

今日はMac mini+AudirvanaPlus+FireFace400で再生してみているが、素晴らしくいい音できき惚れてしまう。Mac mini+ADI-2ProAEだともっと良いのかも知れないけど、僕はFireFace400で十分だな。

「阿・吽」は内なる力が湧いてくる漫画で、やる気が出た。2回半ぐらい読んだ。今後、どこまでを描くのだろう?

Mac miniのFireWire端子にFireFace400を接続してあるわけですが、スピーカーがミニマになったので予備に一つだけ空けてあるUSB端子にADI-2ProAEを接続して音を出してみている。ここが塞がると3Dプリンタを使う時に困るのでCDドライブを外すかみたいな話になってくる。古いMac miniだからそれでもUSB端子が5個あるわけだけど現行のMac miniだとThunderbolt3(USB-C)と普通のUSB3なのでそのあたりがけっこう困る。まあ、SCSIよりはだいぶマシですが。古い話だな。

「夜カフェ」にピピエコさんが来てくれて、コーヒー代をキャッシュで1000円払ってくれたので床屋に行く現金ができたので良かった。近頃PayPayで払ってもらうことが増えたので金をおろさないと現金を持っていないのだ。ミニマの音をすごく気に入ってくれたみたいだった。  2019.7.3

長いことMCカートリッジばかり使ってきたわけだけど、去年NaimのNaitを使い始めてからレコードはMMカートリッジで再生しているので、もう手持ちのMCカートリッジは欲しい人に譲ってあげることにしよう。十分楽しんだ。そしてはからずも手に入れてしまった自転車も一台減らそう。プジョーコリブリはホントに可愛らしい自転車で、しかもブロンプトンのキャリアブロックを付けているのでワンタッチで10kg以上の荷物を運ぶことができる。これ買い物用に最高です。7段変速でとてもキビキビ走るし、小さくて硬めなのでブロンプトンよりも力が逃げない感じだ。

九州をはじめ大雨被害大丈夫かな。子供の頃も台風がきて浸水はあったけど、天候はやはり変化しているよなあ。

「阿・吽」を読んで一番思うことは、どうせバカなことしかやってきていないんだから、もっとバカをやろうってことです。それに尽きる。というわけで、お友達・お付き合いしていただいている皆様にはまたご迷惑をおかけすることになりそうですが、よろしくお願いします。

ミニマの受け入れもだいぶ落ち着いてきて、昼間はミニマでJ-WAVEを楽しめるようになった。そして、溜め込んでしまっているやるべきことをやろう。

3週間も毎日あれやこれやときいていれば、良い面至らない面色々見えてくるが、総合的に考えてミニマはとても気に入っている。至らない面はある程度までならアンプでカバーできるのかな?という気もするが、今後はそのあたりを確かめてゆくことにしましょう。  2019.7.4

世の中は金。ファンキーフライデー!!! 「よのなかはかね」っていうのは、かるたーにはよく知られた「あまのおぶねのつなでかなしも」という札の覚え方なのです。

Armstrong521は朝スイッチ入れるとしばらくの間ボツボツ・ブツブツいっているが、数時間すると黙る。そんな風だから、もう少し音は良い感じになりそうな気がする。

まずは高知県産大生姜を買いにいって、コーヒー焙煎をやって、ジンジャーシロップを作って送る。

あの銀座山野楽器のCD売り場面積が1/4になるとか、そういう時代です。こんな僕でも20年前は写真を撮って一日のギャラが10万、20万円だのって仕事が年に何回かあったりしたものだが、写真の仕事はもうこんなのない。クルマも持たなくて良くなったし失敗もなくなったが仕事もなくなった。そういう時代です。

そんな変動する社会の中で自分ができる仕事をやって生きていかなければならないので、「さてこれからの残りをどうしたものか」と考えている。

水曜日にピピエコさんがコーヒー代を1000円くれたので、これを使って床屋に行こうと思っていたんだけど、雨模様で自転車に乗れなくて行けずにいた。で、今朝生姜を買いに行ったので現金が必要になりそこで払ってしまったからまた現金がなくなってしまった。

こいつは困ったなと思っていたら、焙煎済みのコーヒー豆を買いたいという連絡が入り、夜取りに来るという。「よし、彼はまだPayPayに入っていないから現金をもらえるので、これで床屋に行けるぞ」ってな、貧しくも楽しい日々でして、こんなことを20年以上やっているのであります。

そういうわけでジンジャーシロップの発送も終え、ファンフラをきき終わったので今夜は何を食べようかなと考えつつ、AudirvanaPlus+ADI-2ProAEで音楽をきいている。

僕はFireFace802が欲しいなあと思っている。理由はマイクを4本まで使えるからで、FireFace400だと2本までなんだな。FireFaceで400+マイクプリでもいいじゃないかとも思うんだけど、まともな単体のマイクプリってのがけっこう高くて、マイクプリを買い足してもFireFace802を買ってもさほど変わらないぐらいなのだ。どうしたもんだか。

なんてことを考えつつ、ADI-2ProAEからFireFace400に切り替えて音を出してみる。FireFace400ってのは大したもんで、もう何だかんだで12年使っているが実にいい音なんだよなあ。ただ、現時点でミニマをどう鳴らすかに関して言えば、DACの違いよりもアンプの違いの方が大きそうというか、問題だと思う。  2019.7.5

ミニマで再生する大貫妙子の「UTAU」はすごく良くて、AppleMusicのストリーミング音源で何も不満を感じない。それから、ハイドンのヴァイオリンコンチェルトとかチェロコンチェルトも最高だ。非圧縮やハイレゾもいいんですが、そこ(つまり音質)だけにこだわらなくてもいいんじゃないかと思う。

固定電話を廃止して3ヶ月ほど経った。やはり固定電話は廃止して正解だったと思う。電話料金はあれこれ差し引き毎月1000円ぐらい安くなったかなというものだが(毎月ってことになるとそれでも大きい)、とにかく煩わしい営業の電話に付き合わされずに済むことが一番のメリットだ。「不用品を売れ」とか「電話料金が安くなります」とかの営業の電話は平均で月に4回か5回ぐらい、それと「美容院の予約をしたい」という間違い電話、これが多い時で月に3回か4回かかってきていたが、これらがゼロになった。

富山県のオーディオマニアの方が、「梅がいっぱいあるので欲しい人に送ってあげる」ってことだったので、送っていただいた。同量の砂糖をまぶして炊飯器の保温12時間で梅シロップが出来上がる。かつては瓶で何週間もかけて抽出していたが、瓶方式と電気釜で保温したものの味を比べた結果、電気釜の方が早くて味も良いという判断をした。

梅に続き、山梨の方からぶどうの葉っぱを送っていただいたものが届いた。高級牛肉とパプリカを買いに行って、これを使って食べてみます。美味しいのかな? 葡萄の香りがするのかな? こればかりは食べてみなくちゃわからない。外国産ですが、「ぶどうの葉の塩漬け」というものが売られているので、そういうものを作っておけばいいのかな。

いただいた葡萄の葉は早速夜いただきました。日本では天ぷらにしているようなので、オーブンでパプリカの詰め物を焼いている間に天ぷらにして食べてみると、酸味があってとても美味しいものでした。桜餅の葉っぱほどクセはありませんが、意外に味があってけっこう病みつきになりそうな感じなのでした。将来、もし食糧危機がやってきたら是非葡萄の葉を食べましょう。  2019.7.6

牛肉と葡萄の葉っぱをとご飯を炒めたものをパプリカの中に詰めてオーブンで焼く「パプリカのファルシ」はギリシャの料理らしい。調べてみると「ファルシ」というのは詰め物の意味で、トマトに何か詰めたり、ピーマンに詰めたりもみんなファルシだそうです。手間暇がかけてあってカッコいいけど、ちょっと食べにくい。そんなちょっと有り難い感じのものですね。

いきなり、妙な音がするので地震でも起きたのかと思ったら、Armstrong521のノイズだった。静寂の中からいきなりくるので驚く。バツっとか、ボッっとか、ジリジリジリみたいな音で、スイッチを入れて数時間して暖まるとほとんどノイズは出ない。アンプのボリュームの位置とは無関係にボツボツいってるのでボリュームより後の部分から出ているんだろう。

ジョアン・ジルベルトが88歳で亡くなった。以下はパート7よりの抜粋です。

* 何人もの人に声をかけたのだが、結局誰も行く人がいなくて一枚チケットが浮いた、「こういう時は流れに逆らってはダメだ」と思い、僕が行くことにした。 昨夜とほぼ同じぐらいの時間、つまり5時20分頃に演奏が始まり、終わったのは9時12分、全部で46曲だった。 演奏開始から二時間半を過ぎ、そろそろこれで終わりかなと思って拍手をすると、ジョアンは帰りたくないという感じで、座って歌い続ける。僕の目からは涙が出てきた。 10/10の演奏は過去最長の最多の33曲、一曲目から全開という感じで最高の完成度だった。それは今日の演奏をきいて帰った今、これを書きながらもそう思う。では、最終日は何だったのか? 今夜の演奏はまるで大自然の奇跡みたいなものだから、一般的な演奏会としての完成度は低かったかも知れない。。今夜の演奏がアマゾンのジャングルだとしたら、昨夜の演奏でさえ、最高に最高によく管理された庭園のように思えてしまう。とにかく今夜は聴衆とジョアンがお互いの思いを交換したのだ。最後、「ブラジルの水彩画」を歌い終わった時、ほとんどの人が立ち上がって拍手をしていた。 2004年10月11日を僕たちは一生忘れない

今僕はあまりライブに行かなくなっているのだが、「何故だろう?」と考えてみると、この時のジョアン・ジルベルトを体験したことが関係しているんじゃないかと思う。

ソナスファベールミニマがきてから初めてジョアン・ジルベルトのアルバムを再生してみたが、ミニマとジョアンの甘い歌声はものすごく良くマッチするのでちょっと感動している。東京でのライブをきいたあとは「Estate」、そして「Sampa」を再生している。でもって、「3月の水」だな。

僕はコンテンツをいっぱい持っているのです。ありすぎて収拾がつかないぐらいです。ただ、ぜんぜん成功していなくて、7勝8敗と8勝7敗を繰り返しているみたいな感じですね。この7月が終わったらスタジオK'sを22年やったことになりますから、際どく廃業せずに関取をやれているってところでしょうか。大きな設備や備品の購入などは抜きにして、このスタジオを維持するだけで家賃・光熱費・インターネットや電話などの通信費で一年に最低280万ぐらいの現金が必要ですから、22年だったら6000万(計算して自分で驚く)なので、月末がやってくる度に頭を痛めつつそれを凌ぐ能力はあったということだ。でも、やっと凌いでいるものの、それ以上のところにはいけないでいる。

まあでも、このアクセスの良い御茶ノ水のスタジオがあればこそ、「StudioK'sで音と戯れる会」をはじめ、RockDay、モアさんのオリジナル盤ジャズ喫茶、FireFaceのTotalMix講座、毎週水曜日夜の音楽喫茶、Perfumeのダンス練習会、包丁研ぎ講座に「夜カフェ」、こんなこともやれるわけでして、僕には仕事場と言うかほぼ遊び場みたいな、好きなことを展開できるスペースが必要だ。

冷蔵庫にかぼちゃが1/8ほど余っていたので、これを使ってかぼちゃのニョッキを作ることにした。3Dプリンタでニョッキボードを作ってあったので、これを使ってみるとものすごくうまくできた。自分史上最高にうまくできたニョッキです。

砂糖もバターも炭水化物もたんまり食べているが、25年、30年にわたって自分または家庭で作ったものを食べていて、酒は飲まずタバコも吸わない生活なので医食同源的なことは確かだ。さて、今日もジョアン・ジルベルトに薔薇の騎士にケルト音楽と、いっぱい音楽を楽しんだ。なるべく夜更かしをしないようにしよう。  2019.7.7

やりたいことがある人は「未来食堂に来てください」はとてもためになる本で、頭の良い人がいるものだなあと思った。全然違うことをやっているわけですが、共通していることもあるので書いてあることがよく理解できる。そして、目一杯この方式を取り入れたいものだと思う。未来食堂の店主である小林せかいさんの本をあと一冊読む予定です。

今日は月曜日だから、夜料理を習いに来る人がいるので厨房の床を掃除した。人数の多い少ないとは無関係に、人が来てくれることはとても有り難いと言うか、とても好ましい影響があると思う。

だから、人との関係においても多少の距離がある関係が良いと思ったりする。具体的に言うと会う時に男だったら髭を剃ったり、女性なら化粧をするようなちょっとはカッコつけた関係が好きかも。

RogersのCADET3やHG88に使われている真空管はECC807という激レアなもので、日本中の真空管屋さんに問い合わせても多分どこにもないと思う。ヤフオクにもないし、英国のeBayに何本か出てるぐらいだ。ところがメルカリに3本出てるんですよね、今。

僕が1.1kg4300円税込みで買ってもらっているジンジャーシロップって実はとても安くて、一般的な市販品だと6500円から7000円ぐらいするし、しかも受注生産だから圧倒的にこの上なく新鮮なんだってことを理解してくれている方はリピーターになってくれますね。

どうも昨日はこのアルバムをかける気がしなくて、でも今日はこれをきいている。ジョアンはあの世でもうだつのあがらないサラリーマン風に歌うんだろうな。

夜は料理を習いに来た人と一緒に葡萄の葉を使った料理をやって、とても喜んでもらった。なかなかこんな経験はできないと思うので良かった。ぶどうのの葉を送っていただいて本当に感謝です。  2019.7.8

すごく変な夢を見た。何故かキヤノンF1で写真を撮っていたのだが、フィルムを巻き上げる感触がものすごくリアルだった。写真人生の中で一番欲しかったカメラは何だろう? 多分何十台ものカメラを所有したと思うのだが、キヤノンF1は初めて手に入れた高級機だったし、一番最後まで持っていたフィルムカメラだったから、独特のシャッター音と共に最も記憶に残るカメラなことは確かだ。それにしても、不思議な夢だったなあ何人かの人が集まってどこか知らない部屋でレコードをきいていて、別の家の地下室に行くとさらに階段があり、そのまた先の炭鉱の中で写真を撮っていた。

今度の土曜日の午前中、10時から12時は「包丁研ぎ講座」なので、もし包丁研ぎを身につけたい方がいらっしゃいましたら、「ストアカ」から申し込んで下さい。メチャクチャ切れるようにする方法を伝授いたします。

参りますね。トライオードとは書いてあるけど、部品はあれこれ高級パーツに交換してあるというこのアンプでミニマを鳴らすと、Armstrong521とは全然違う世界が展開されるのだった。もちろん予想通り、わかってる話なのだが、これこそが正真正銘のオーディオだわ。

そして、このアンプだとFireFace400とADI-2ProAEの音が違いがハッキリわかるのだった。やーね。  2019.7.9

このEL34アンプにすると、すごく音が広がってきこえる。別の表現をすると何もない空間から音がきこえてくる。「お見事!」って言いたくなる。ピアノの低音は沈み込むようなもので、さらにに美しい響きの高音だから参ります。

そして、長いこと愛聴しているレナード・コーエンの晩年のライブ(2種類ある)をきいてみると、これがまたいい。生々しい声にうなだれてしまうほど良い。なかなかすごいねミニマの能力は、いやもちろんアンプの力があってこそだな。

今日は水曜日なので夜は「夜カフェ」をやっています。

ミニマって3種類あって、僕が手に入れてのものはFM2という二代目のタイプだ。もちろん中古だからミニマ側に多少不調があったとしても不思議はない。ツィーターの凹みはみんな凹むので全然気にしていないが、音が歪んだりすると「アンプか?スピーカーか?」と思うわけで、そういう場合にArmstrong521みたいな古くて実際にノイズも出すアンプを使っていると判断がつかない。

貸していただいた、不備のない出力30wのEL34PPアンプで鳴らしてみて問題を感じなければミニマ自体の問題はないという判断がつく。

この真空管は色がついてるので暑くないそうです。確かにその通りなのでなるほどって感じ。でも、なんか変と言うか妙な感じもする。サングラスをかけてるのかな。似たような熱は出ているはずなので、内側にこもってるってことかな、でも音はすごく良いので、ソナスファベール ミニマはやってきて最高の音楽を奏でている。困るなあ。たとえばですが「もはや持っていない、パルティータC1とQUAD405あたりで鳴らしたらどんな音になるのだろう」というオーディオ的な興味がわいてくるじゃないか。戯れる会や、オーディオに興味にある人が集まってそういうことをやればいいのにね。

MacBook Airがかなり値下げされて12インチのMacBookがなくなった。Appleのサイトを見るとMacBookが消えている。12インチの945gは捨てがたい魅力があると思うので、もししばらく代わりの製品が出ないとなると、MacBookの在庫や中古品の値が上がりしそう。  2019.7.10

錦織圭、ウインブルドン残念でした。

オリンパスのE-M5MarkIIIは夏ぐらいに発表されるみたいなんだけど、上位機種のどんな機能が搭載されるのだろう。E-M1Xを買った人の話によると、「手持ちハイレゾはISO3200まではほとんど同じ絵を出す」そうなので、手持ちハイレゾはどうなるんだろうって感じですが、「まさか中級機のE-M5MarkIIIには搭載されないよなあ」と思っている。僕はE-M5MarkIIで特に不満はないのですが、手持ちハイレゾがあったら出張撮影の時に三脚が不要になるかもなと思う。

午前中に自分のためにかなりマジに包丁を一本研いだ。VG10という材質のもので、この手の物は硬いのでなかなか削れない。まあ、包丁っていうのはある程度の期間をかけて育てるものです。

さて、どこに設置しましょう。

いろいろ置き場所を考えた結果、3Dプリンタを移動してそこにFireFace802を置いてMac miniとFireWireで接続して音を出してみた。ちょっと調整してかなり満足のいく出音になった。12年間以上使ったFireFace400にはお暇を出してもいいのかも知れないな。この音をきいてそう思った。

何と! FireFace802って同軸のSPDIF入力が見当たらないのでした。というわけで、CCモードでDELAと接続して、DELAに接続したCDドライブから音を出してみている。もう特別な場合を除いてなかなか円盤も回さなくなるってことかな。

ステレオにモノラル、MMにMC、ハイレゾのデータ再生にCDトランスポート、それからradikoもだってことで、何にでも対応するのはかなり難しいことだ。上の状態だとradikoがきけない。CCモードじゃなくてTotalMixを使ってMac miniと組み合わせればradikoはOKだけど、CDトランスポートが同軸では接続できない(光なら可能ですが)ってわけで、アホですね。2chの音楽再生専用ってことならADI-2ProかADI-2DACがいい。あるいはラズベリーパイが良いと思う。

僕はマルチchのリアの音をAVアンプに入れたり、逆にAVアンプからのプリアウトFireFaceに入れてメインのスピーカーで音を出すとか、色んなことに使っているのでFireFaceが絶対に必要だ。今音をだしているEL34のアンプとかパルティータC1とかマランツ7みたいに入力が何系統もあればAVアンプからの音は直接アンプに入れればいいんだけど、NaimのNaitとか(しかもDINだし)、Rogersのアンプみたいに入力が少ないアンプだとどうにも対応できないから、FireFaceをセレクタというかデジタルのミキサーにしている。

とりあえず、FireFace802の音は僕の予想より良いのでかなり満足してるところ。というのはかなり控えめな表現で、マリア・ヒタのアルバムをきいてみると「なんじゃこりゃ」的なぶったまげの低音なのだな。調子に乗ってミニマのユニットを飛ばさないように気をつけねば。  2019.7.11

CCモードでDELAからも音が出るようにして、プレクスターのCDドライブでも音が出ることを確かめて、Pro-jecktのCDトランスポートやAppleTVからの光デジタル信号も受け付けるように設定して、CCモードでもPro-jectのCDトランスポートから音が出せることを確認した。実はデザインで選んでるようなところもあるんだけど、なかなかいい音のFireFace802は僕の新しい相棒となった。

昨夜の締めは「サンベア・コンサート」の中で一番気に入った東京でのアンコールを再生したのだが、本当に美しい音だった。一昨日の夜、ミニマの位置を3cmほど移動したのだが、多分それも関係していると思う。

頭の中オーディオでファンキーフライデー!!を忘れていた。 いいことであります。

シグマが超小型のフルサイズデジタルカメラの試作機を発表した。 ファインダーつけなければこんな感じになるってことか。買うことはないんだけど、シグマのカメラはいつもワクワクさせてくれます。その点が好きです。

今日の午前中は包丁研ぎ講座で美男1名参加して、彼ははまりそうですね。明日も午前中は包丁研ぎ講座です。参加したい人はストアカから申し込んでください。一生ものの技術と理解です。

昨日の音は夢だったのではないかと思って、アンプのスイッチを入れるのが怖い。そんな体験をしたことはありませんか?

シグマfpは面白そうなカメラだな。最近はレンズの性能が上がって高価になっているので買えそうにないんだけど、妙にそそられるのは何故だろう。フォビオンを捨ててベイヤーだというのも現実的な感じだし、「物」として興味がある。受け入れられて支持を得られるのかな、どうなんだろう。

昔の僕なら、ミニマがいい音で鳴ったら、「サブウーファーを加えたい」と考えたことだろうと思う。でも今は一瞬考える程度でやりはしない。つまらないと言えばつまらない話かも。  2019.7.12

今日包丁研ぎ講座に来た美男氏は講師である僕よりもいっぱい砥石を持っているようだった。でも、「習いに来て良かった。ありがとうございました」と言って、満足げに帰られました。

午後は戯れる会の集まりがあるので僕は貸しスタジオです。皆さんミニマの音をきくのは初めてですね。さてどうでしょう。

ミニマ遊びも一段落なので、一度ウィーンアコースティック(ヴィエナアコースティック)のシェーンベルクに戻してみようかななんて考えたりもする。まあでも、やっぱりシェーンベルクとはお別れかな。誰か身請けしてくれる人を探さなくちゃいけませんね。Rogersのアンプはまだ修理から戻ってこないのだが、Rogersのアンプとミニマの組み合わせは一体どんな音がするのだろう。とてもとても楽しみだ。僕としてはミニマをスタンドなしで出窓か適当な棚にでも置いて、小型のプリメインアンプで鳴らすのが良いと思うのだが、さてどうなるでしょう。

このイコライザーカーブ連続可変の高級フォノイコライザーだとMMカートリッジよりもMCの方が断然良い。とりあえず、パッと出したカートリッジケースに入っていたサエクのカートリッジで音を出してみるとすごくいい音なんだなこれが、イヤですねまったく激変×100ですよ、レコードからこんないい音きいたの久しぶりです。これからはMMでいこうと思っている僕の肩をつかんで「おい、眠るな目を覚ませ!眠ると死ぬぞ!」と揺さぶるような音なのだった。まいったな。  2019.7.13

僕が二日間新宿の厚生年金会館に通った「小室等と六文銭の解散ライブ」このレコードをかけてみると、何度も何度も繰り返しかけて知ってるこのレコードから僕がいまだかつてきいてことのないものがきこえてくる。それも、5年、いや多分10年ぐらい使っていなかった「使わないからヤフオクにでも出そうか」と思っていたサエクのC1からこの音だ。あらら。

よーしいいだろうわかったよ。そういうことなら、隠し持っているMCカートリッジを総動員してやろうじゃないか。こういうのは何て言うんだ、魚心あれば水心ってやつか。ちょっと違うな。

面倒だなと思っていたLPのデジタルデータ化をやる気になった。一枚のレコードを3つぐらいのカートリッジで録音しておいたら楽しめそうだ。色々やってみた結果、96k32bitで保存することにした。それをやるとLP1枚が約2GBぐらいになる。「そうかい、上等だぜ」って感じ。どのみちどうしてもデジタルデータ化しておきたいLPは100枚ぐらいしかないのだ。  2019.7.14

ああ、この2日間は忙しかったなあ。音楽をきく気になれないぐらい忙しかった。その代り、映画を見たから、暴力的とも言えるすごい低音をミニマに入れていた。夜遅くなったけど、少しレコードでも再生してみようかな。  2019.7.15

シェーンベルク+NaimのNaitは乗用車的に良くて、ものすごく安定した状態なのだが、ミニマは小型のスポーツカーみたいだ。

小型スポーツカーだから、小気味良い走りもするけど、限界が低くて大きい音は出せないし(絶対的なスピードが出ない)、時々ピアノの音が歪んだりもするし、際どく耳障りな音も出す(乗り心地が悪い)と、まあこんな感じだ。でも時速60kmとか70kmぐらいで走っているとすごく楽しい。アウトビアンキA112みたいな感じかな。

今日は火曜日で夜はかるただったが、かるたをやるととにかく発熱して冷房を24度に設定しても暑くてたまらなくなる。特に今夜は運命戦になったので、脳がフル回転でものすごく発熱した。で、今また真空管アンプのスイッチを入れたからこちらも発熱が始まっている。

僕にオーディオ的快感を与えてくれているこのEL34(6CA7)プッシュプルのアンプはすごくいい音です。型番を見るとトライオードのキットですが、中身はほとんど目一杯高級な部品に交換してあるためハイエンド的な音ですが、持ち主によると欲しい人がいれば格安で譲るそうです。予備というか替えの真空管も何本か付きだそうです。重たいので送料とかの問題もありますから、簡単に「いくら」って言えないのですが、とにかく欲しい方に格安でお譲り出来ますので、ご興味のある方はお知らせください。  2019.7.17

今年の梅雨は近年になく長いなあ。今日は水曜日なので夜のStudioK'sは「夜カフェ」をやっていますので、お時間のある方はお寄りください。

今日の午前中はストアカの包丁研ぎ講座、本日は美男美女各お一人ずつで、素晴らしく良く切れるようにするやり方を覚えて帰りました。美女は包丁の使い方がなかなか上手でお見事でした。お二人ともこれで刃物研ぎは一生オーケーです。

じゃあそれでは、アンプのスイッチを入れましょうか。

iTunesというか、AppleMusicで坂本龍一とアルバ・ノトの「INSEN」を再生しているんだけど、EL34のアンプで再生すると最高だ。参るなあこれは、幽幻な感じさえ漂う。スピーカーが消える広い音場とはこのことだ。そんなもんで「SDサウンドのアイワンでミニマを鳴らすとどういう音になるのだろう」なんて考えてしまう。まあでも、手元にないもののことを考えてもしょうがないから、デジタルアンプでも何でもいいやと思うことにしよう。

しかし、ルンバが不調なのは困ったな。「充電エラー3」ってやつです。

EL34PPのアンプを欲しいという方が現れたので、明日はちょうど良い大きさの箱を探して買って、何しろ重たいからできる限り丁寧に梱包をして、速やかに発送しよう。ということで、このアンプの音を楽しむのも今夜限りなので、十分堪能しよう。このアンプは僕に色んなことを思い出させてくれた。  2019.7.17

FireFace802を買ってしまったので、もうFireFace400は要らないなあ。古いFireFaceなのでFireWireでしか接続できない物ですが、それで良ければこれも欲しい誰かに安くお譲りします。12年間無故障で、しかも音質的にも不満はないのですごい機器です。

今僕はフォノイコライザーからの出力をFireFace802に入れて「板おこし」をしつつ、FireFace経由でレコードの音をきいている。つまりAD変換してDA変換したレコードの音をきいているというわけだ。FireFaceはデジタルのミキサーとしてとても優秀で便利で、FireFace400でも同じことができる。

さてと、包丁研ぎ講座も終わったし、やや大きめの箱を買ってきて、アンプの梱包をして送ろう。

午後は大人二人がかりで真空管アンプを考えられる限り丁寧に梱包して発送した。そんなわけで、アンプはNaimのNaitだけなので午後からはNaitが返り咲いた。そして、得体の知れないアンプを一台購入することになった。それは海の向こうからやってくる。

  2019.7.19

引き取り手があったので、速やかに送ったアンプはセレクタとボリューム付きのパワーアンプなのだが、さすがに真空管なのでギスギスした音にはならないってことかな。プリアンプを加えた音も確かめてみたかったが、「売った買ったはノリ」だから、グダグダ言わずにトットと送って一日でも早く楽しんでもらうことにした。

というわけでファンキーフライデー!! 「東京ドドンパ娘」を歌っている。

ミニマはこのところハイエンドっぽい音を勉強したからね。Naitで鳴らすミニマも音は変化している。そりゃ、そういうものです。オーディオは面白いものです。

暑いなあ。そろそろ本格的に夏だな。しかし、ルンバが故障しているのは困ったなあ。どうしよう。

ミニマ+Naitの音がけっこう良くなっているのはもっぱらミニマ側の問題だと思う。なにしろやってきてから毎日ガンガン鳴らされている。Armstrong521にEL34のアンプ、超高級管球式フォノイコライザーでのアナログレコードにEQ使用のFireFace802、寄ってたかって色んな刺激を与え続けているから短期間でだいぶ育った。

僕はNaimのNaitとかArmstrong521ぐらいのアンプでミニマを鳴らすのが理想だと思っている。それはもう絶対にそうなのだが、ギリギリ許せる範囲でのセパレートアンプってあるのかなと考えたりする。

NaimのNaitのスイッチを入れっぱなしにして約30時間、なかなかいい音で鳴り始めている。低域の密度感が違うんだけど、これは予想外の幸福だった。  2019.7.19

昨夜、ずっとミニマをNaimのNaitで鳴らしてみると、これがなかなか良い。広いスペースで小型スピーカーだからどうしても音は薄めになるわけだが、それがNaitだとグッと濃い音になる。ききごたえがある音なのだ。これもすごい。

久々に出てきました。僕が最も愛しているカートリッジ「オルトフォンMC30Super」ですね。針圧は1.2gです。よく覚えていないが、確か3000円ぐらいで手に入れたんだけど、今じゃこの古めかしいシェルだけでも数千円するはず。もっときれいなMC30Superも複数手に入れて持っていたが、値段のつけようもないこのボロボロのやつが一番しっくりくる。要するに色っぽい音がするカートリッジだ。「値段がつかない」には二つの意味があって、「ボロボロだから売ったら安い」けれど「この得難い音は僕にとって値がつけられないほど高価」ってことだ。

少しMC30Superを出して、準備体操が終わった段階でアストレのレコードをかけてみたら感動もののあまりに美しい音だった。こういう時はすかさず32bit96kHzでデジタルデータ化しておきましょ。

コーヒーをいれるのは、自分で作って販売もしている布のフィルターが一番美味しいと思っていて、これはそろそろ2年になって、布からの浮気はない。ただ、上の器具はちょっと使ってみたいものだなと思う。でも、高価だから買えないなあ。どなたか買ってみませんか?二重構造のガラス容器なのでコーヒーが冷めにくく素手で持てるのが良さそうだし、標準355ccで最大は400ccちょっとのコーヒーをいれられる点が好ましい。

しかし、古い古いMC30Superと借り物の真空管フォノイコライザーアンプの相性は素晴らしく、凄まじいと書いても良いぐらいだ。ものすごく色っぽくて深い音がする。何なんだろうこれは。クラシックだったらMC30Superがベスト、それ以外だと今のところサエクのC1がベストの組み合わせかな。この2個のカートリッジは中古を数千円で手に入れたものだが、この音は10万円出しても20万出しても手に入らない音だ。そのうちお役御免になりそうなので、いつか価値がわかる人に譲ってあげることにしよう。

かなり長い間ZYXのフォノイコライザーと定価36万5千円もする高価なZYXのカートリッジを愛用していた。この組み合わせは超優秀だったので、長いこと安心して使った。でも、去年L65をやめた時にどちらも欲しい人のところに行った。ZYXのコンビはクルマに例えれば2000年以降の高級なセダンって感じだけど、MC30SuperだのサエクのC1にはあの現代的な優秀さはない。でもはまるとすごい世界だ。こればかりは言葉で説明しようがなくて、音をきいてもわからない人にはわからない。自分でもどういう時にこの音が出るのかは定かじゃない。とにかくこのフォノイコイザーとの相性が抜群だったってことらしい。

手前のマイクで録音しているわけじゃありません(念の為に書いてます)。音声マイクは僕のカラオケ練習用か?

これらCD化されていないレコードをデジタルデータ化している。R・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタなんてあまりきいたことないけど、とても美しい作品です。

アストレとかカリオペのレコードはCDになっていないと思うのだが、僕が知らないだけかな。アナログの再生は微妙というか繊細というかとにかく複雑だ。カートリッジ、フォノイコ、トーンアーム、針圧、それにもちろんプレーヤー、いろんなことがゴチャ混ぜで、うまいこといくと奇跡のように魅力的な音になったりする。今の状態はその軌跡がやってきている。このフォノイコは素晴らしい。長い間あれこれやり飽きてずっとレコードをほとんどきいていなかった僕がこれだけ夢中になるわけだから、このフォノイコは30万でも50万でも安い。

知ってる人はほとんどいないと思うけど、マイク・マーシャルとダロール・アンガーという人のデュオ(ギターとフィドルとフラットマンドリンかな)のLPがあって、これは昔持っていて一回LPをやめた時に売ってしまって、後でけっこう苦労して探して買い戻したものだ。これをMC30Superで再生してみると、まあ何とも素晴らしい音なのだった。そして、このLPを再生するとちょっとキツい音になるので初めて可変式のイコライザーカーブをいじった。やややりすぎのところまで音を大人しくなるように変えて、少し戻すを繰り返して、メリハリがあるけどキツくないギリギリのポイントを見つけた。いいね、この音は。  2019.7.20

でも、別のレコードをかけると先ほどの設定だとちょっと大人しいんだな。で、またもっと戻していい具合のところを見つけた。ハマりますねこれは。やっぱりこの楽しみは連続可変ならではだ。コロムビアカーブ固定とかじゃこうはいかないイカの近似値。

先日梱包して送ったEL34PPアンプは無事に到着して稼働し始めたようだ。あれはすごく音の良いアンプだから新しい持ち主に可愛がってもらうといいな。とにかく良かった。僕の方もNait+ミニマがけっこう良く鳴ってるし、この状態でしばらく楽しんで、Armstrong521やRogersのCADET3やHG88が修理調整から戻ってきたらそんなあたりでミニマを鳴らすことにしよう。それとは別にさりげない大きさのプリパワーがあればそれも試してみたいし。

気になっていたLPを10数枚デジタルデータ化した。やる気になれば持ってるLP全部なんだけど、そういうつもりもない。ピアノ独奏のLPなんかはあまりやる気になれず、もっぱら弦楽器とか歌とかギターあたりかな。

FireFace802で録音したデジタルデータをADI-2ProAEで再生するとADI-2ProAEの音になるという不思議。面白いものです。それはそうと、選挙に行こう。

やりだすと「この際だからあれもこれも」になってしまうのだが、一旦おやすみってことにして、デジタルデータ化した音源を楽しんでみることにした。実はこの32bit音源をDELAがちゃんと再生するかどうかもやってみないとわからないのだ。  2019.7.21

7月22日だというのにどんよりした天気です。今日は午前中に美男2名さんがスタジオに見えて、包丁研ぎ講座です。今月は10人ほどに包丁研ぎの手ほどきをしました。これは僕なりの文化活動で、かるたやオーディオや料理やコーヒーもみんな同じです。

今日の一人はプロの料理人でしたね。僕は元々(相手がプロでもアマチュアでも)かなり突っ込んだところまで教えているので「勉強になりました。ありがとうございました」と言って帰っていった。オーディオのこともそうなんだけど、長い間かけてあれこれ試して掴んだノウハウなので、わかってもえると嬉しい。

若い料理人は若さゆえ力を入れすぎて研いでいるので、「ちょっとガシガシ研ぎすぎる傾向があるかもね」と伝えた。それが僕からの一番のアドバイス。それから、僕が持っているメルカリで送料込み300円で買った安物の包丁を彼に研いでもらって、その場で切ってもらうとその切れ味の良さに驚いていた。毎日大量に切り刻んでいる人だからそれがどのレベルの切れ味かをよく理解してくれるのだが、「高い包丁だけが絶対によく切れるってわけでもない」ってことを教えるあたりが僕ならではの内容かな。

サバンナホットライン、ネイティブ・サンですね。懐かしー。

しかし、ミニマ+NaimのNait+管球式フォノイコライザーアンプ(イコライザーカーブ無断階可変)+MC30Superはいい音だなあ。あまりにふくよかな音なので「これを僕の最終到達点という風に考えても良い」そんな感じの心地よさだ。  2019.7.22

DaVinciResolveも難しいけど、DAWのアプリも僕にとってはかなり手強い面を持っているのでやること、調べること、理解することがいっぱいある。と言うか、初歩的なつまらないことがわからなくてつまづいている。

Mac miniとADI-2ProAEを接続して、AudirvanaPlusでデジタルデータ化したアルバムを再生してみると、これが実に素晴らしくて「すごいわ」と思ってしまう。32bit floatで書き出しているのだが、FireFace802だと24bitになり、ADI-2ProAEだと32bitで再生しているようだ。僕は慣れているのでFireFaceの方が使いやすいんだけど、ADI-2ProにもADコンバーターが入っているのでADI-2Proでも録音はできる(マイクプリは入っていないのでラインのみ)。しかもADI-2Proはやろうと思えばDSD録音もできる。

比較するとDSDの音は「さすが」って感じなんだが、それをわかりつつ僕はずっとPCMで板起こしをやっている。PCMで十分すぎるぐらいいい音です。そんなわけで、僕は録音機能付きのADI-2ProAEはなくてもいいので、どなたか使いたい方にお譲りします。録音はFireFace802でやって、802一台でもいいし、USBDACが欲しければ録音機能がないADI-2DACの方がいいかな。

ADI-2ProAEは陰影が強く力のある音で、これはこれで捨てがたい気がする。ADI-2DACの方は、良く言えばしなやかで、やや大人し目の音だ。

明日の夜は「夜カフェ」をやっていますので、まあ、ミニマがどんなだかきいてみるのも悪くなさそう。自分で驚いてるからなあ。

AppleMusicにはオーディオマニアにはおなじみ本田竹廣の「This is Honda」があるのだった。それならこれはレコードからデジタルデータ化しなくてもいいやと思う。じゃあ、浅川マキはあるんだろうかと考えて「浅川マキ」で検索をかけると、ゴチャ混ぜのベスト盤みたいなのがあった。なるほどそういうものか。で、AppleMusicの浅川マキを再生してみる。まあ何というのか僕は浅川マキをきくとすごく複雑な気分に陥るんだな。嫌いと好きが同時にやってくるのは、要するに歌謡曲そのものとブルースとジャズが合体したものだからなんだと思う。

氷川きよしや米津玄師がどんなに小節をきかせて歌っても、笑って「お見事、日本人だね」って気分になるんだが、それとはちょっと違うんだな。  2019.7.23

今日もパッとしない天気ですが、水曜日なので夜は「夜カフェ」をやっています。

昨日からフレンチプレスを使ってコーヒーを飲んでいる。フレンチプレスを普通に使うとけっこうドロドロして油っぽい感じになって僕はあれが苦手なんだけど、ちょっと手をかけてかなりスッキリしたものにして飲んでいる。「なら、布のドリップと同じじゃあないか」と自分でも思うわけですが。実際かなり近い味になっているわけで、まあたまには道具を変えて気分を変えるのも楽しみの一つだと思う。どっちが美味しいかって比べてるわけでもなくて、両方とも美味しい。希望があれば「夜カフェ」などでこの道具でいれたコーヒーを出すこともOKです。

「未来食堂」の本は本当に面白いし、やる気が出る。

やはりミニマの音は適度に尖っているんだな、そしてもちろん弦楽器などがとても濃密で色っぽい。かと言っておばさんおじさんっぽくはなく、若々しくてハツラツとしてる。小型だからドスンと床が揺れたり空気が動いたりはしないんだけど、たいへん魅力的だ。将来もっと狭い部屋に移った時に使いたいと思っていたわけで、40平米の部屋で使う気などはなかったのだが、これは十分いけてる。

ん! だが、だが、32bit floatで書き出したのがいけないのか、再生が止まることがある。何なんだろう。これまで24bitならこんなことは絶対になかったんだがなあ。ちゃんと再生している時もあるしで、わからん。  2019.7.24

管球式のアンプはもうないので、このところはずっとNaimのNaitを使っている。ミニマがやってきてしばらくの間はNaitで鳴らし、それからArmstrong521にしたらこれがすごく良かった。でもEL34PPの高級アンプにするとこれはハイエンドの世界でミニマを違うステージへと導いたようだ。面白いことに、一旦いい感じで鳴り始めるとアンプをNaitに戻しても最初の時とはまるで違う音が出る。歌い方を覚えたって感じ。

だから、ここまできたならやっぱりもう少し違うアンプも試してみたくなる。でもじゃあどんなアンプならいいんだろう。FMアコースティックじゃないでしょうしゴールドムンドってこともない、大きいのや値段が高いのはダメです。

ピーク時の売上が僕の4倍ぐらいだったと言う広告カメラマンの新藤さんが目黒不動前のスタジオをたたむそうな。そういう時代だよなあ。オーディオベーシック誌の写真を撮っていたカメラマンのK氏もスタジオをやめたみたいで、新藤さんにしてもK氏も本当に写真一筋だったからなあ。僕はのらりくらりとあれこれやって際どくスタジオを維持している。

実現するかどうかわからないが、11月にアイルランド人数人が包丁研ぎを習いに来たいと言う。「やってもらえるか?」という、そんな問い合わせがあった。うまくいくといいな楽しみだな。刃物研ぎは日本の文化だと思うから、この技術と習慣を色んな人に伝えたい。切れ味が落ちた包丁は単なる金属片なんだけど、10分間研げばキュウリもトマトも気持良くスパスパ切れるようになるのだから、とても素敵なことだ。

高知県安芸郡北川村の「モネの庭」に行きたい。寄れたらいいなあ。

いきなり暑くなり、コリブリに乗って本郷三丁目の100均に行って戻ったらそれだけで汗だくだ。超スピードで海の向こうから何やら届くらしい。おいおい、そんなに速く届くのか。準備が整ってないよ、焦るなあ。

心の準備はできてるんだよ。十分すぎるぐらいね。

だけど、注文してからたった6日で届くとは思わなかったな。

プリアンプがない状態でどうやって音を出せばいいんだろう? まあでも、新品だから2日3日電気を食べさせてあげないことには本領を発揮しないから、しばらくFireFace802のトータルミックスで音量を調整することにしましょう。しかしそれはかなり使いにくいな。今日初めて知ったんだけど、FireFace400やUCやUCXの前面パネルに付いている「ぐるぐる回せるノブ」がFireFace802では省略されているのだった。なるほどー。どっかをアサインすればいいのかなと思ってやってみたがダメみたい。なるほど、UFXにはあのノブ付いているんだったかなあ。

その点、ADI-2ProAEはぐるぐる回す音量調整が付いているので使いやすい。のではあるが、ADI-2Proだとradikoがきけない。明日は金曜日だしね。やはりプリアンプの存在は偉大で、僕はプリアンプ必要派です。  2019.7.25

そんなわけで、こんなわけ。夏が来たぞ 欲望全開ファンキーフライデー!! 

香港からやってきた「QUAD405」と書いてあるパワーアンプをプリアンプなしで再生してみると、まあもちろん久しぶりの出力100wで強力ではありますが、予想より端正な音って感じですね。オリジナル整備済みのQUAD405または405−2とガチンコで比較試聴してみたいものです。適当なプリアンプがあれば、臨時戯れる会例会を開催したい気分でしょうか。

正直、現状だとなんちゃってQUAD405よりもEL34PPの音のほうが良かった。パワーアンプ直結は同じだと思いますが、何が違うんでしょうね。QUADもどきは何かが違う。あからさまでバラバラしている感じなので、やはりここにはプリアンプが必要だと思う。でもね、プリなしでいま、ファンフラで米津玄師の「海の幽霊」がかかっているんだけど、なんか全然違うものがきこえているから、これまでとはかなり違う表現力だし、音を出していれば明日明後日ぐらいはもっと馴染んでくるはず。

阿波おどりの動画を見ているんだけど、隊形が変形するし、片足でぴょんぴょんするし、「阿呆連」の踊りは独特ですね。 それにしても徳島に行く度にそう思うのですが、阿波女の可愛らしさにはやられます。とにかく話し方というか言葉づかいが魅力的でコロリです。

それから、「新ばし連」の高速ステップと高速ターンにやられて、「すげー」と思って、そこらへんが入門で、その次は優美なタイプもいいなと思ったりするわけ。

善通寺の近くに行った時、地元の若い男女がその土地のお祭りの練習をしていた。僕は東京だから、そういうのがまるでなくて、なんかつまらないなあと思う。まあ、あればあったで素直に乗れなかったりもするわけでして、ないものねだりもはなはだしいのでありますが。。

うーん、プリなしはいい音だけどなんかうるさい。ここ微妙なんだけどわずかにイラつく音なんだよなあ。そろそろ耐えられなくなってきた。だがまあしょうがない、ここは人柱ってことでせいぜい音を出しましょう。

音は良くなっていると思うが、でも、プリなしQUAD405もどきの音に耐えられないのはどうしようもない。多分、オリジナルの405でもプリアンプなしは耐えられないんじゃないかな。この音だったらNaitで鳴らすことを選ぶ(キッパリ)。  2019.7.26

暑い夏だ。若い頃は夏が大好きだったが、近頃は昔より暑くなっていることもあり、夏が苦手になった。あまり冷たいものを飲まないで過ごすことができるといいんですけどね。

どちらも力強い音だから、長岡式のスピーカーとQUAD405の相性はよろしくなさそうだが、ミニマとQUAD405はいけそうな気がする。というわけで、丸パクリとも言うべき中華製QUAD405だが、もしプリアンプを使ってアッと驚くサウンドになったら、マジに「オープン参加OKの臨時戯れる会例会」を開催したいと思う。

プリアンプを使うと優しくて力強い音になる。大人の音と言っても差し支えないかな。ミニマにカウンターポイントのSA3.1(多々ご改造済み)と香港QUAD405の組み合わせはすごくオーディオだ。これが大げさかちょうどよいか、おしゃれか無粋かやりすぎか最低線必要か。僕には何とも言えないわからない。

今の状態で1億年ぶりにエンヤの「ウオーターマーク」を再生してみると、これがすごい。スピーカーが消えるものですから、オーディオマニアイチコロですね。

ミニマで古いモノラルのジャズが良く鳴るEQはこんな感じで、すごく良い。LS3/5Aだとウーファーが破綻する音量でも何とか耐えるから、ミニマはバスレフだしLS5/9に近いと思う。スピーカーを壊さないようにしなくちゃね。調子に乗るとそろそろやばいところに入ってきている。LS5/9なら大丈夫だと思うけど、ミニマはそこまで耐入力がなさそう。  2019.7.27

今日は午後からPerfumeのダンス練習回なので、スタジオ内を片付けなければならない。だから、オーディオは一休みです。

カウンターポイントSA3.1に内蔵のフォノイコライザーはけっこう良い音だ。もちろん、上に乗ってる管球式別電源の単体フォノイコライザーアンプと比べてはいけない。フェーズメーションの130万円ぐらいする4筐体のフォノイコライザーアンプがすごい音だったけど、いくら良くてもあれを買って置ける人はそうそういない。今僕が貸してもらってる方も作ってもらうとそれなりに高価だが、こちらはまだ何とか置くことができそうかな。写真は出してないけど、操作部と同じぐらいの別電源があります。やはりいい音をきくのは大変だ。

ついでだから書いておきますが、カウンターポイントのSA3.1も薄型ですが電源は別筐体です。

僕の現状だと、パラメトリック・イコライザーは最低2バンドあれば良くて、3バンドならなお良しかな。

昨日のは極端すぎたので、ADI-2ProAEは少し戻しました。FireFace802はこんな感じのを3種類ぐらい作ってあって、保存してある。フォノイコライザーアンプの出力をFireFace802に入れてるので、アンプにトーンコントロールが付いていなくても、こちらを通せば同様の効果が得られるので快適かな。ADI-2ProAEだとそれはできない。

去年からずっとMMカートリッジを使っているんだけど、この前上の単体フォノイコライザーアンプを貸してもらって使ってみたら、MMカートリッジが今ひとつうまく鳴らなかった(何故か、十分な音量がとれなかった)、それで試しにヘッドアンプを通してサエクのC1を鳴らしてみたらこれが素晴らしく良い音だった。

僕は「もうMCカートリッジはいいや」とか思っていたわけで、ちょっと斜に構えてMCカートリッジを付けたのだが、そりゃ僕もそれなりにはやってきていますから、その場で起きてることの凄さぐらいわかるわけですよ。

サエクのC1が、これまで使ってきた中で一番良く鳴っていた。  2019.7.28

瞬間的に「へー、このフォノイコはいいなあ」と思ったので、そうなると興味がわいててあれこれカートリッジを付けてみて、今はMC30Superのところで止まっている。もうしばらくしたら別のカートリッジにしようかなと思うが、とりあえず、この音をFireFace802でデジタルデータ化しておくことにした。

カウンターポイントのSA3.1+QUAD405もどきで音を出す場合のFireFace802はこんなEQカーブでいくことにした。この組み合わせは、音に力があって、端正な音だという印象は変わらない。

オリジナルのQUAD405はもちろん中古しかなくて、だいたい4万円から13万円ぐらいってところだが、国産高級アンプでうまく鳴らないB&Wを鳴らすには絶対的におすすめです。あれはQUAD405の回路が良いのだろうか?香港からやってきたQUAD405は、何と送料込みで34300円ほどだ。それでもこれは一番高いタイプで、使っている部品によってはさらに数千円安いものもある。オリジナルの背面はPINプラグではなくDIN端子だし、電源スイッチもなくてちょっと使いにくくて、そしてボリュームが付いている。その点レプリカは以前掲載した写真のように電源スイッチがあるしRCAの端子でボリュームは付いていないし、スピーカー端子もバナナとYラグに対応している物がついているから導入しやすい。

音がいかほどのものかは使ってみくちゃわからないので僕が毎日鳴らしているというわけだ。でも、本当のところはガチンコで1対1の比較試聴をしないとわからない。なにしろ新品がこの値段だし、音が大差ないのなら買いだ。ケースと基盤だけ買うこともできるから、技術がある人なら、好きな部品を選んで組み込むということもできる。それもなかなか楽しそうだ。

そういうわけで、8/10土曜日の午後1時から6時まで、久しぶりにStudioK's主催で戯れる会臨時例会を開催します。オリジナルのQUAD405を持ち込んでもらえれば「香港QUAD405」とのガチンコそしてブラインドで音質比較をしたいと考えています。面白そうでしょう? 参加費2500円コーヒー&ミレービスケット付き、どなたでも参加OKです。メールで申し込んでください。5時間あればあれこれできると思うので、まずは(持ち込んでもらえるものとして)QUAD405対決を最優先にしますが、時間が余れば他のパワーアンプも持ってきていただければ、再生できるかも。プリアンプはカウンターポイントSA3.1(改)固定でいきます。

なんてことを書きつつ、今夜は亡くなったアンナー・ビルスマの演奏をきくことにしよう。

香港QUAD405は試す価値があると思ったが、果たして実際にどの程度の物なのかがわからない。それでいろんな角度から検証してみたいと考えているわけです。ヤフオクを見れば分かる通りオリジナルの中古は4万円5万円ぐらいで買えるけれど、DIN端子だし電源スイッチもないわけで、オリジナルは使いにくい部分を改造したりするだけであと何万円かかかってしまう。それならば、なにしろ丸パクリに近いので、「もどき」と「本物」を合体させるなんてこともできそうだし、もしかしたら、何もしなくてもほぼ同じ音が出るのかも知れない。本当にわからないのだ。真面目な話、オリジナルとほぼ同じ音が出て、RCA端子でスイッチが付いていて、新品が5万円以下なら買ってもいいんじゃないかと思う。

だから、それが35000円ぐらいならなお良しってことですよね。さてどうでしょう。僕としては、RogersのプリメインアンプやArmstrong521とかNaitを使うのが第一希望なんですけどね。  2019.7.29

カウンターポイントSA3.1の中古品よりも高価な電源ケーブルや新品の香港QUADよりも高価な電源ケーブルにするとこれがなかなか良い音になったりなんかするわけでありまして、「オッとやっぱりなあ」みたいな気分になる。端正=言い換えればつまり「ちょっと硬いな」なんて思ったのに、電源ケーブル交換でいきなりしなやかさが出るから参りますね。ボリューム二段階あげちゃうもんね。EL34PPでの音はかなり良かったのだが、音の傾向は異なるもののここらでEL34PPでの音を超え始めているかも知れない。だが、こうなると正直高いのか安いのかわかりません。パワーアンプは安いものの現状は十分高価だから、EL34PPはすごいCPだったことになる。

radikoできくJ-WAVEの音はいつも「それほどいい音じゃないなあ、可もなく不可もなし」って印象だったのだが、電源ケーブル2本交換ですごくいい感じになって、「なるほど、こうなるか」とこれはちょっと驚きだった。滑らかでとても肌触りの良い音に変化した。僕のところにある電源ケーブルはAETのSIN(これが高い方)と、同じくAETの去年出た、TSD-HP ACというものです。

NaimとかRogersのアンプだとこういった電源ケーブル交換なんてこととは無縁なのでした。

だがしかし、香港QUADがやってきて5日、カウンターポイントSA3.1(改)がやってきて3日、うーむと思いながら使ってみて最後に電源ケーブルを交換してここで大跳躍、これすごいわ。普通で普通じゃない音だなあ。ハイレゾだから何?って感じの音がCD音源から出ている。やっぱりCDの音は十分な音質だと思う。CDの音でいい音出せない人はハイレゾデータ再生やっても結局いい音なんか出せないんだと思う。そして、ユニットが逝きそうな音を出し始めている。取り返しがつかないことになる前に自重しよう。このあたりが小型スピーカーの辛いところだ。

そして、装置の状態がここまでくるとFireFace802の音に対してADI-2ProAEが圧倒的な差をつける。これは参るなあADI-2ProAEすごいわ、欲しくなっちゃう。(汗)  2019.7.30

今日も暑そう。夜は「夜カフェ」をやっています。

新しいコーヒーのいれ方に目覚めちゃったもんですから、それもあってかこの夏はアイスコーヒーをまだ一回しか飲んでいない。味がかなり違うんだけど、言葉では説明できないので実際に飲んでみてもらえないかな。

FireFaceシリーズはFireWire800-400のケーブル(AudioQuest製)で接続しているんだけど、これの端子(赤いやつ)が経年劣化でベタベタになってしまったので、エタノールで拭いてスッキリさせた。樹脂がベタベタになるのは気分が悪いものです。昔よくカメラの蓋のスポンジがベタベタになりましたが、あれと同じ加水分解ってやつですね。

ついでだから、いろんな端子をアルコールで清掃しましょう。FireFace802にしたので、このMac miniでなければならない理由はなくなった。ゴミ箱の黒いMac Proでもいいし、2018年製のMac miniでもOKなのですが、この古い2012年製のMac miniはカードリーダーも付いているし、動画の編集さえやらなければ特に不満はないので無理に買い換えることもないかなと思っている。まあ、よく使ってきたし、いい加減遅いのは確かですが。

なるほどなあ、J-WAVEやAppleMusicをきいてる分にはFireFace802で全く何も不満を感じないのだが、録音が良い音源を再生して比較するとFireFace802とADI-2ProAEはかなりの差が出るのね。ハイオク入れた場合に走りの違いが大きく出るみたいな感じでしょうか。

食パンが上手く焼けるととても嬉しい。モチモチでカリカリでサクサク。僕が作っているドライトマトは甘酸っぱくて、一度食べたら忘れられない美味しさです。トースト専門店やりたくなっちゃいますね。  2019.7.31

今日から8月、8月1日はStudioK'sの誕生日。昨日で12×22回+1回=265回家賃を払った。そんなわけで、おかげさまでめでたく22年が過ぎ23年目が始まったわけだが、そろそろやめて別のことをやりたいなあ。

生まれ変わることはできないしこれまでを変えることも出来ないが、もしかすると100歳まで生きるかも知れないので、残りの人生をできる限り楽しいものにしていこう。

ちょっと調べたいことがあって、かなり古い「AUDIO BASIC誌」を20冊ぐらい見た。1998年ぐらいから関わり、撮影もいっぱいやったし、2001年から原稿を書き色々な企画を出しては記事にしてきたんだなと思った。

1990年ぐらいからずっと、自分の好きなことを目一杯やれる仕事場が欲しかった。撮影ができてモノクロームの暗室があって、もちろん広い場所で音を出してみたかった。1995年頃にはそれがかなり切実になってきて、1997年に今の物件と出会い「ここしかない。もしここを借りることができて何年かやって、それでダメなら自分自身にその力がなかったのだとあきらめもつく」と思った。

幸運なことに、色々な人に助けていただきつつ、22年が過ぎた。我ながらすごいと言うか、よく続いたと思う。2000年以降オーディオのことはその前よりも大きな柱になっていった。そして今日に至っている。

今日は撮影の仕事でJBLの4367の音をきいた。JBLのこのシリーズはバランスが良いから好きだな。38cmのウーファーだから低音がぶりぶりなわけで、戻ってきてアンプのスイッチを入れてミニマで音を出すと何だか妙な気がした。

ぶりぶりするところで張り合おうって気はまるでないからなあ。それとは違う表現を愛している。  2019.8.1

ファンキーフライデー!! 暑いぞ!

昨夜はレナード・コーエンをきいていたのだが、すごく良い。ミニマになってから音楽が最大限音楽になっている。

しかし、いくらなんでもこいつは怖くて買えません よね。求む勇者。

暑いので、アンプのスイッチを入れる気がしなくて、でもファンフラはききたいので、FireFace802の出力5と出力6をデスクトップ上のAUDYSSEYのアナログ入力に入れて、今日はAUDYSSEYでファンフラをきいている。こうしておくと、AUDYSSEYのスイッチを入れればAUDYSSEYからもモニターできるので便利だ。

今日は撮影で新富町にあるDYNAUDIOのショウルームに行った。八丁堀と新富町の中間で湯島からの往復は、距離的には近いけど乗り換えがあってしかも駅からちょっと歩くので意外に面倒だ。それで、ブロンプトンに乗っていくことにした。めちゃくちゃ暑いんだけど自転車で走ってるとけっこう涼しいので、とにかく無理はせずお気楽にペダルを踏んで20分ぐらいで着いた。交通費ゼロ、30リットルのTバッグならカメラバッグごとスッポリ入ってしまい、暑い中荷物を持たなくて良くて最高でしたね。

多分、一週間も毎日走ってしかも山坂があったらウンザリして泣きたくなるんだろうなと思うのだが、ブロンプトンで四国を走りたいなあ。僕は歩いて約38日かかった(8回の区切り打ち)んだけど、野宿をしたとしてもブロンプトンなら半分以下で回れそう。3回ぐらいに区切ってでもいいし、いつかきっとブロンプトンで四国遍路に行ってやるぞ。その時は別格もまわれるといいかもなあ。何とも言えないすごくいい感じの風景に出会う時があるんだ。  2019.8.2

今日も暑いけど、これから包丁研ぎ講座です。美女1名美男1名さんの予定かな。一度習って研げるようになれば、日々、よく切れる包丁で気持良く料理をやれるようになります。一回で済むので、習ったほうが断然早い。

というわけで、包丁研ぎ講座終了。

今は現役を退いている包丁たちを包丁研ぎの説明に使っていて、この袋に入れているんだけど、普通に出し入れしているうちに自重で布が切れて先端が飛び出すようになってしまった。それぐらい良く切れるってわけです。

  2019.8.3

若い頃から漠然とイメージしていたものの未だに実現していないことがあって、そんなこんなを残りの人生で展開できないものだろうかと考えている。少しお金がかかるし、人も選ぶし、場所も必要だし、思っているだけで終わるような気もするが、どうなるかな。

しかし、YouTubeはついついあれこれ見てしまうのでした。音楽関係の動画の話です。それから、プライム・ビデオも一つ見るとあれこれ見てしまうのでアッという間に3時間4時間経ってしまう。

3Dプリンタって全然万能じゃないんだけど、「ある程度以下の大きさで、世の中に存在しない物や部品を一個だけ作る」みたいな用途には向いている。そんな感じで作っている物の中で最大級のやつがあるのだが、この夏にそれをさらに肥大させようと目論んでいる。さてさて、頭の中で描いている絵図の通りにうまくいくものかどうか。まだわからない。けっこう厳しそう。でもまあ、とにかく自分のために一個だけ作れればいいんだから、何とかならないかなあ。  2019.8.4

3Dプリンタの材料って、PLAとABSがあって微妙に違う。昨日から久しぶりにABSのフィラメントを使っているのだが、すごい臭いだから早いところ終わらせたい。ABSはけっこう縮むので大きな物の造形には向かない。

まあでも今日はずっと不調だった大きい方のプリンタがマトモに動いているので文句は言わないことにしよう。買ったばかりの時は26時間もかかる造形をこなしてくれていたんだけどなあ。これが動いてくれないと大きな造形が出来ないので困ったものです。

Mac miniのOSをアップデートしたら、何故か音が出ない。「さっきまで出ていたのに何でかな?」と思って、あれこれ確認してみて、最終的にFireFace802のFireWireケーブルを抜き差ししたら、それで音が出た。こんなことばかりやっている僕でも一瞬「OSアップデートは早まったかな」なんて思いますし、実際こういうことはよくあるので、嫌いな人には耐えられないのかも知れない。

未発表2曲以外は全曲中田ヤスタカ本人の手によりリマスターしてあるという、Perfumeのベスト盤3枚セット「ピーキューブド」です。オリジナルとどれぐらい音が違うのかなとちょっと興味があるところです。元々、ヘッドフォン・イヤフォンだとものすごく楽しめる音作りなんですが、スピーカーからどうきこえるかに興味がある。

しかし今日も暑いなあ。やっとまともに3Dプリンタが動き始め、そして昨日今日はいくつか取材の予定が決まったので良かった。それが終わったら遠出をしたい。  2019.8.5

香港QUADの存在かそれともカウンターポイントのプリアンプの影響かは定かでないが、現状で例の超高音質フォノイコライザーアンプを使ってレコードをかけると少しハムが出る。配線やアースやいろいろやってみたが、少し出る。まあ、ここらあたりからの先が使いこなしというものですけど。レコードの再生はそういうちょっと面倒なこととの闘いというかゲームですね。

置く場所にもう少し余裕があればいいんだが、でも、そういう悪条件も含めてのゲームなんだな。

2日間あれこれあれこれ3Dプリンタを動かしては失望し、動かしては失望し、設計し直しを繰り返した結果、何とかやっとある成果にたどり着いた。それがどういうものであるかはここに書かないが、このことのために大きい方の3Dプリンタを購入したので、一つ山を越えた感じがしている。本当に3Dプリンタは便利で、僕の生活必需品になっているが、でもちょっと考えられないぐらい苦労もさせられている。

まあいいや、今夜はかるたをやりに来る人がいないから、一人でレコードをかけていよう。明日の夜は「夜カフェ」です。

これも欲しくなりますよね。なんてったってこの値段ですから 驚きを越えて笑えます。パクリのデザインだけどとにかくカッコいいし、真っ当な300Bを挿して音を出してみたいものです。どなたかいってみませんか?  2019.8.6

ああ、また一週間経った。今日は水曜日なので夜は「夜カフェ」をやっていますので、お時間のある方はお立ち寄りください。なんて書いて、わざわざ来てもらうこと自体に無理があるというものですよね。本当にそうです。

暑いから、何だかんだで一日中冷房の中にいる。寒いほどではなく28度の設定にしているのだが、それでも、冷房ってのは身体に良くない。そんな時はやっぱりジンジャーシロップなんだな。新鮮な生姜液を使ったジンジャーエールを飲んでいると体調が良い。

若いんだから、パソコンなんか使えるのは当たり前だと思ってるのは僕らの世代で、実際の若者はPCを使っていないから、就職に際してPCの使い方を勉強したりしているってのは今や常識だ。そしてさらに、今の若者は固定電話に出たことがないから、会社に電話がかかってきたら一番に「若者(新入社員)が電話を取るっていう発想というか、認識がない」ってことなのか。なるほどのJ-WAVEでした。

8/10(土)午後の山本主催臨時例会は、今のところそれほど参加者が多くないのですが、けっこう面白いことになりそうな気がする。久しぶりにオーディオの試聴イベントをやろうっていう気になったわけですから、ここが今後へ向けてのスタートかな。まあ、僕自身は実を言うと乗用車路線がいいんですけどね。

先のことはまだわかりませんが、話の進み方によっては10月に再び臨時オーディオイベント開催みたいな流れになるのかも知れない。

ファミマ、カラオケのBIG ECHOではPayPayを使っているが、そしてついにユニクロとGUでPayPayが使えるようになった。いいことです。StudioK'sでもPayPayで払うことができます。

NASに保存した音楽データで画像が表示されないものがけっこう沢山ある。これはどうしようもないから、自分で写真を撮って表示されるようにしなくちゃいけない。そんな方法も来年出る僕の4冊目の本に解説しようかな。やっぱりアートワークってのは出ないよりは出たほうが断然良いものです。でも、これって10枚分ぐらいやると一仕事でけっこう肩が凝る。  2019.8.7

今日の午後はスタジオで物撮りってやつ。カメラとMac miniをUSBケーブルで接続してMac側のアプリからシャッターを切る。15年近く前、最初に白いMacBookを買った頃にやったけど、意外にうまくいかなくて、だんだん徐々に安定してきてまあ今はこういうのが当たり前になった。結婚式場の記念撮影なんかも、昔は大型カメラ2台で撮っていたものだが、10年ぐらい前からはデジタルカメラ+モニタでその場で確認になった。つまり、現場で切実に求められていたものだったんだと思う。もちろん5年ぐらい前からはこの操作をiPhoneやiPadで行うこともできるようになっている。

そういう面で今使っているオリンパスのE-M5MarkIIはほとんど何も問題なく仕事をこなすことができる。E-M1MarkIIからはカメラ側の端子がUSB-Cになったので、秋に発表されるらしいE-M5MarkIIIもUSB-Cになるんじゃないかな。そうなると、徐々に2012年製のMac miniが古く感じられる気がする。でも、動画の編集さえやらなければこのMac miniで何も問題はないんだよなあ。

うー、撮影疲れた。昔ならスタジオ代だけで5万円ぐらいもらえたような内容だが、今どきは撮影料全部入れてもそれに達しないというものだ。まあでも、フィルムの時代はここから現像所に出して、ポジが上がってデザイナーに渡すまでずっと気になって不安になっていたわけで、今はそういう心配がないので仕方がない。Photoshopでの画像処理がまたちょっと面倒なものだったから、とにかく肩がこってバキバキだ。  2019.8.8

撮影でミニマを脇にどかしてしまったが、午後は取材で出かけるので、午前中に再度セッティングをし直してるファンキーフライデー!!

それで、なんと言いましょうか、僕がかなり本気の直感を発揮させまして(まぐれとも言う)、「ほえー!ここまで鳴るかい」って感じなのでミニマ絶好調かもね。

明日のオーディオイベントは楽しみだな。ミニマは言ってみれば50ccのレーサーみたいな状態になっていて、なかなかの走りっぷりの良さだ。スタンド付き10万円ちょっとのスピーカーと、香港からの送料込み34300円のパワーアンプと借り物のプリアンプと、これまた借り物のADI-2ProAEとDELAによる音です。AETの電源ケーブルが3本か4本使われていて、機器とどっちが高いかな。一応機器の方が高いと思うけど、いやいや、ピンケーブル類も入れるといい勝負かもですね。ははは。  2019.8.9

で、ウィーンアコースティックのシェーンベルクよりは少々お邪魔な場所にミニマを置くと、これぞまさしくオーディオです。今日の午後は小型スポーツカーの世界を楽しんでいただきつつ、香港QUADとオリジナルQUAD405の比較、そしてカウンターポイントSA3.1とオーディオカレントパルティータC2の違いはどうなのかを、参加者の皆さんと一緒に鑑定しましょう。楽しみだな。僕はパルティータというプリアンプが大好きで、今も心の恋人って感じだ。マランツ7も大好きだけどマランツはアメリカの大女優的で、パルティータは日本人だ。ではその日本美人とカウンターポイント君はどう違うのか、こんなのは誰も直接比較をしたことがないんじゃないかな。

もちろん、僕のところでの結果がすべてだなどと言う気はないけれど、ある程度は傾向ってものがわかるはずだ。だから、午後がチョー楽しみ。

それと、一昨日突然AETから未発表の製品が届いたので、昨日からそれを使っている。入れて音を出してみて「決して悪くはない」と思ったので、そのままにしてある。もしかすると、昨日からの鳴りの良さはその物とも関係しているのかも知れない。だがとにかく、入れただけで外してはおらず僕は何も確かめていないので、今日はその物の効果もみんなで確認することになりそう。

うーむ。予想外の結果に驚いている。久々の戯れる会例会的オーディオイベントは濃い濃い内容のものだった。  2019.8.10

5時間にわたるあれこれの比較試聴はたくさんの理解と今後の方針をもらたし、そして疲れた。日頃はお付き合いしないのだが、夜は参加者の皆さんと一緒にビアホールに行ったので、スタジオ内がまるで片付いていおらず、今日になってから散乱した電源ケーブルやアンプなどを「どうしたもんだかなあ」と考えつつ眺めている。

定められた時間内にやりたい課題を最優先にして行うので、やり終わって接続を外した用済みの機器は床に置きっぱなしになる。そんなわけで、みんなで飲んだコーヒーカップもまだ洗っていないっていう状態だ。

まずは重たいアンプを持ち込んでくれたお二人に感謝です。値段その他を考えると香港QUADは決して悪くないけど50年後に使えば、オリジナルみたいな音に育つのかなって感じ、パルティータC2とカウンターポイントSA3.1(大改造)は互角の勝負で、どこを求めるかによってどちらを選ぶかが決まるようだ。僕は「パルティータって大改造管球式のカウンターポイントに劣ることはないのだから、やっぱり素晴らしいプリアンプだ」と思った。

AETの謎の試作品はなかなか効果影響大で、欲しくなる人もいそうだった。スピーカーの端子に付けておいて、気分に応じてその装置を入れたり抜いたりしてもいいんじゃないかと思った。

昨日のことを要約すると以上になりますが、実際にはもっと違うさまざまな会話が飛び交っているわけです。それをいちいち全部書くことはできないので、しょうがない。

昨日の例会でいただいた、甲府のお土産の残ったのを今日食べている。黒糖とずんだが入っていておいしい。  2019.8.11

夏になるとききたくなるベンチャーズですが、日本のベスト盤で「KIKI Presents The Ventures Big Hits」っていうアルバムがあって、これのCDを探してるのだが、なかなか見つからない。

午後は日本橋で「天気の子」を見た。超満員でしたね。なかなか面白い映画だったので満足して、日本橋から御茶ノ水まで歩いた。

明日の午前中は包丁研ぎ講座で、何と4人もの人が習いにきてくれるそうだ。そういうわけで、包丁研ぎを一年間に100人教えるのが目標になった。それぐらいはいくかも知れない。

一昨日は最後にアンプをNaimのNaitにして、集まった人にNait音もきいてもらった。皆さんがどう感じたかはわからないが、僕はNaitで全然問題ないので、そのままにしてある。オーディオって7割から8割ぐらいは部屋の音をきいているのだと思う。だから、セパレートアンプにするかどうかはその残りをどうするかかな。もちろん、どんなプリメインアンプでもOKなんてことはなくて、やはりNaitとかRogersなどの英国製が僕の好みだ。

明日は午前中から人が来るのかあ、じゃあ出しっぱなしになっている電源ケーブルやピンケーブルなどを片付けなくちゃいけませんね。  2019.8.12

片付けるってのは良いことで、電源ケーブル数本ととそれほど長くないスピーカーケーブル類と、ピンケーブルを数ペア、各々をタイラップなどでしばって片付けて袋にしまったら、どこにしまいこんだのかわからなくなっていたケーブルなどを見つけることができた。良かった良かった。

2台やってきたプジョーコリブリの青い方はヘッドにガタがあったので、そのガタをなくそうと思って、ハンドルステムの基部を締めたらステムの基部が割れてしまった。これはプジョーコリブリのかなり有名な不具合で「なるほど、こんな感じで割れるのか」って思った。このことさえクリアしてしまえば他は壊れそうもない自転車なので、サッサと壊れてくれて対策を施せばかえって安心だとも言える。

普通の自転車みたいな上下で締め込むヘッド小物じゃなくて、ハンドルステムを差し込んでグッと押し込んでネジで固定する際にフォークも固定するという簡易的なしょうもない構造なのだが、その割にサイズが合っていなかったらしく、固定するためにネジを締めるとステムの基部が割れてしまうというのだ。

オレンジの方はかなりマトモで問題なしなので、もしかするとオレンジの方が後期のタイプなのかも知れない。

青い方はハッキリ言って、設計ミスというか精度が悪すぎって感じですね。太さが合ってないので、締め込んでいくと割れてしまう。

そんなわけで、ディスクグラインダーでガーッと削り落としまして、

外側から34.9mmのシートクランプを2個使って固定した。これでダメなら片方をダブルクランプにして、ネジ3本で止めればOKだろう。アンプの修理はできないが、この程度のことは自分でやれる。これで何とか固定できたみたいなので、実際に乗って歩道の段差などを越えて走ってもガタが出ないかを試している。Bromptonもいいけど、コリブリも可愛らしくて楽しい自転車なので、こんな感じで手がかかると愛着もわくというものです。

今日は、午前中が包丁研ぎ講座で夜はかるたなので、午後はちょっと安堵してNaitのスイッチを入れてJ-WAVEをききながらコーヒーを飲んでいる。

包丁研ぎ講座に参加する人は、60代の男性ばかりかなと思っていたのだが、そんなことはなくて、割と若い人(30代から40代)が多いし、男女比は半々、5:5って感じだ。合羽橋の刃物屋さんが開催している講座はすぐに定員オーバーみたいだし、刃物研ぎは静かな流行なのかな。

夜10時過ぎてから3Dプリンタプリンタを動かしてしまったので、ゴリゴリ・ウーウー・キュッなんて言ってるのでうるさくて音楽をきく気になれない。4回やって3回失敗している造形があって、どうしたものかと考えて、「そうだ、サポートの立て方の設定を変えればよいのでは?」と気付き、やってみている。うまくいくといいんだがなあ。何しろ教えてくれる人がいないもんで、うまくいったりいかなかったり苦労している。ネットで調べてもほとんど情報がないもんなあ。2時間40分もかかる造形をやって2時間15分過ぎたあたりでうまくいかないことが続いているのでホントにガックリする。  2019.8.13

まだよくわからないが、とにかく音は変わるし、特別イヤな音を出すわけではないので、気に入る人も多そうなので、スピーカー端子とスピーカーケーブルの間に入れる「AET製の謎の装置」をミニマの後ろにちゃんとしっかり装着してみた。この装置の有り無しは先日の戯れる会例会的イベントでも参加者にきいてもらったのだが、賛否両論って感じだった。お客さん満員の「天気の子」も賛否両論だし、賛否両論ってのは良いんじゃないかなと思う。

お盆休み明けにはジンジャーシロップを作る予定です。欲しい方はお知らせください。冷房で体調をくずすので、健康を保つには純ジンジャーエールが最高です。

今日は水曜日なので、夜は「夜カフェ」をやっています。

けっこう評判にもなったし人気があったビクターのSX-V1っていう小型スピーカーがありましたね。あれは多分ミニマと同じぐらいのサイズだと思うんだが、どんな音がするのかなと思ったりする。日本的な音なのかな。どうなんだろう?

秋葉原と銀座がほとんど日本じゃないみたいな状況なので、この数年は日本橋がお気に入りですね。昔の銀座に近い感じです。同じことを感じてる人も多そう。

このバナナプラグを使うと音がものすごく眠い感じになる。逆にややハイ上がりで解像度が上がってきこえるバナナプラグってのもある。こんな風だからスピーカー端子とスピーカーケーブルの間に入れる物によっては音質が改善される可能性はあると思う。

「AET製の謎の装置」は秋に発売されるらしい。アンプはNaitなんだけど、とにかく一ヶ月ぐらい入れていて、いきなり外すみたいなことをやらないとわからないと思うのです。短時間、短期間のオンオフ比較はしない方が賢明でしょう。  2019.8.14

3Dプリンタで作った物がさらにより良く機能するかどうか、それから、このところ今ひとつ不調な高さ20cmほどの造形が成功するかどうか、今日は3Dプリンタによるものづくりにおける勝負の日になるかもなあ。うまくいくといいなあ。

こういう日の音楽はJ-WAVEとかiTunesに限りますね。

今日は8月15日、終戦記念日だ。アジアで唯一欧米に歯向かったんだから日本偉いよな。中国は日本にどうこう言うんならイギリスにも文句言うべきだよ。

東京はもう「明治以来の戦没者の碑や墓など」が大きなビルなどに隠されて目立たないんだけど、地方に行くとそんなことはなくて、四国でも明治以来の戦没者の碑や墓などによく出会った。それは多分、九州も山陰山陽も東北もみんな同じだろう。そして、それは旧ロシアも中国もヨーロッパもアメリカもみんな同じだ。

その都度「ああ、こんなに沢山の人が戦争で亡くなったのか」と思う。音楽きいたりあれこれ作ったり温泉行ったりしながら平和に暮らしたい。

4日で1000万回の再生を超えたという米津玄師自身が歌う「パプリカ」のMV、 こんな暮らしが日本人的平和なんだろうと思う。このパプリカをきいて、米津玄師は日本的ソウルシンガーだということを理解した。サザンの桑田とかがパロディっぽくやる部分を地でいっている。

それなりの支持を得て国会議員になった人間が、一タレントの意見に激怒して文句を言いに行くのって、頭悪いというか幼稚園児みたいだ。批判なんて言わせときゃいいし、そんなことをするあたりをキモチワルイって言ってるんだと思うが、どんなもんでしょうね。国会議員になったけど、まだ何も成果はないわけで、この抗議行動やアホみたいなシュウマイ不買運動がなすべき仕事なんてことはないはずだろうし。

今日行った2つのモノづくりは、点数をつけると75点って感じだけど失敗ではない。改良の余地は大いにあるのでもう少しあがいてみるつもり。とりあえず希望があるし、つながったので良かったなと思いつつ、ミニマで音楽をきく夜です。  2019.8.15

ファンキーフライデー!!

昨日のモノづくりは大きな方の3Dプリンタが復活が証明されたのでそれが良かった。中国のサイトから購入した4000円ぐらいのサードパーティ製ヒーターとノズルですが、これには助かった。

大きな方の3Dプリンタは理由がわからず1年以上不調で、あれこれやっていたらヒーターを壊してしまったのだった。小さい方が快調だったから、それほど困らなかったけど一つだけ大きい方じゃないと造れないものがあって、どうしたものかと困っていた。

14000円の純正ヒーターとノズルを買ったからと言って絶対に快調になる保証もなかったので、例のAliexxpressでサードパーティ製のヒーターとノズルを見つけたので買って付けてみた。これも多少調整が必要だったが、偶然にしろ何にしろノズル高の調整などが良いところに収まったらしく、昨日は高さ20cmを超える造形ができるようになった。ホントにまったく、やれやれ×20の気分だ。

昨日やっていたこととも関係して、浴衣をたたむ。今年は数回たたむようです。しかし、和服のたたみ方っていうのは賢いというか、「なるほどねえ」と思う。イッセイミヤケはこのあたりにヒントを得た作品を作っていて、平面と立体の組み合わせがすごく面白かった。

僕としては、NaimのNaitとかこのArmstrong521で音楽を楽しみたいと考えている。古い部品を新しい物に交換してもらったので、だいぶ現代的な音になってきている。NaitからArmstrong521にするとやけに薄い音にきこえるのだが、3時間も使っているとこちらの音に慣れてしまい、これはこれで良いと思う。まことによろしい性格ってやつです。  2019.8.16

Armstrong521はけっこう音が変わった。解像度が増し、中高域が強い音になったが少し低域が後退したので、ピンケーブルを別の物にしてみようかななんて考えている。

HomePodはどうなんでしょうね。8月23日発売です。

今日の午後は知り合いの女性から「洋服販売業を始めるために買い込んだ品々を一気に売りたいからスタジを貸してくれないか」という依頼があったので、初めての洋服即売会をやる。スタジオ使用料金は1時間3000円で4時間だから12000円だ。

初めての試みゆえ、洋服販売の売上でちゃんとスタジオ代を払えるかどうかがわからない。そんなわけで、その場合の対策としてシフォンケーキ&コーヒーのセットを1500円で提供することにした。十分な売上が確保できて、スタジオ使用料を払った上できちんと利潤が出て、かつ僕はコーヒー&シフォンケーキのセットを10人ぐらいの人に堪能してもらえたら、仕事としては成立するが、さて、どうなることでしょう。何事もやってみなくてはわからない。

なんだかんだで片付けにも時間がかかり、今日のイベントが終わったのは、夜の8時過ぎだった。色んな人に会えて楽しかったし、次につながりそうなぐらいある程度の売上もあって良かった。  2019.8.17

昨日のイベントのためにこんな状態にしたので、このまま音を出してみている。

昨日はお客さんが沢山来たのでエアコンの温度設定を24度にしていて実際これが必要だった、その中にずっといたのであまり汗はかかなかったが、どうも今日は体調がイマイチだ。しょうがないから最後から2杯目のジンジャーエールを飲むことにしよう。今週半ば過ぎにはジンジャーシロップを作る予定です。

サマソニのライブ中継をYouTubeで見る。いいよね。楽しめます。フジロックの中継もやってたしね。しかし、のっちは美女だね。

Perfumeの振りコピをやる人のためにゼンハイザーのSKM5200というマイクのダミーを作ったのですが、現物がないのでサイズがわからず苦労しました。それと、大きいので3Dプリンタでの出力に6時間ほどかかるのでした。本物はすでに製造中止ですが、定価60万円ぐらいのはずです。特徴のある形状なのでレプリカを欲しいと思う人は多くて、ネットで検索すると作った記録がいくつか見つかるものの、それらはほとんど参考にならなかった。

大きい方の3Dプリンタが不調なこともあったし、サイズもわからないしで、作ろうと決めてから1年半ぐらいかかった。そして、PLAのゴミもいっぱい作って廃棄した。でも、このマイク作りはずっと頭の中に引っかかっていたのでかなりスッキリした。

ミニマは一日に5cmぐらいずつ前に出してみようかな。  2019.8.18

今日は午前中が包丁研ぎ講座です。このところ一ヶ月平均8人ぐらいに刃物研ぎを教えている。とにかく、うまくいかなかったことが出来るようになり、疑問が解決したと喜んでもらえることが嬉しい。

今日の午後はBromptonに乗って15分ほどの場所で打ち合わせ、夜は料理を習いに来る人がいる。暑くて食欲も減退するからサッパリしていて美味しいものを作らせてあげることにしよう。明日の午後も取材で今日行った場所のすぐ近くに行くなあ。またBromptonに乗っていこうっと。

明日の夜は久しぶりにスパイスからカレーを作って食べたいなあ。  2019.8.19

Armstrong521は時折発生するボツっていうノイズを出なくなるようにしてもらったら、だいぶ音が変わってしまい、悪く言うと国産のプリメインアンプみたいな音になった。音というのはなかなか難しいもんです。それでどうしたもんかと考えて、Armstrongのテープモニターの出力はトーンコントロールをパスするようなので、カウンターポイントSA3.1をプリにして、プリのアウトをArmstrong521のTAPEに入れて、モニターをオンにすることで、パワーアンプ的に使って音を出してみている。

カウンターポイントのSA3.1をプリに入れて、Armstrong521と組み合わせると、カウンターポイントが支配するのでなかなか高品位な音になって、低音がどうの中高域がどうのというのを超えた別世界が展開される。肌触りが違うって感じの実にきき心地が良い魅力的なものだ。だけどこれは僕の目論見とはちょっと違うんだよなあ、、、、それをやるなら香港QUADやオリジナルのQUAD405との組み合わせの方がスッキリしていていいじゃないかって思っちゃう。  2019.8.20

今日は朝からちょっと忙しい。

多分太ったりはしないと思うけど、一時的にストレス性の過食症になっている。

まあちょっと腹が減ってるだけかな。コンビニで買ったパンを3個食べたから、夜はマキシマムザホルモンの「予襲復讐」でもかけよう。

それでもって、RCサクセションの「スローバラード」を歌う。

しかし、昨夜は左側の肩が痛むし、足はつるわで参ったなあ。

Armstrong521を40時間ぐらい連続で通電しておいて音を出してみている。少しこなれてきてる感じがするのだが、気のせいだろうか。わからない。  2019.8.21

今年の夏はそこそこ暑かったが短めで終わるのかな。

ガクンと気温が下がると体調が悪くなるので憂鬱なんだけど、とにかくこういう時は仕事をやるのが一番だ。意識を不調に向かわせないことってことかな。まあ、その程度の不調だろって言われればそれまでですが。

メタリカ、ルーマニアの小児がん専門病院建設に3000万円寄付、いいね。

日々少しずつミニマを前方に移動している。見た目的に言うと自転車は1台がいい。3台にするつもりはなかったんだけど、行きがかり上3台になってしまった。やはりBromptonはちょっと重たくて、ホイールベースがそこそこ長いので階段を上って2階に持ち上げるのが少し大変かな。その点プジョーコリブリだと楽です。

長いこと27インチの自転車しか乗ったことがなくて、小径車はBromptonが初めてだったから、Bromptonってどんな自転車なのかな(乗り味みたいなものね)ってことを知りたくて、プジョーコリブリを買って乗ってみた。

やはり、時速19kmぐらいである程度長い距離を乗るならBromptonは快適だ。都市みたいには信号が多くない場所を平均時速15kmぐらいで8時間走ったら120kmだもんね、Bromptonはそれができそう。四国を歩いていた時は朝6時半から夜の6時半ぐらいまでは行動していたから、Bromptonで同じことをやれば、寺での納経などを入れて野宿だったとしても、つまり荷物を12kgほど持ったとしても、人力で一日100km以上の移動はそれほど大変じゃないと思う。いつかそのうち、そのあたりを確かめてみたい。

失礼ながら、まったく期待していなかったのだが、今日の午後の取材できかせてもらった音はなかなかのものでちょっと驚いた。なるほどねえ。あそこにもっていけるのは才能だよなあと思う。良い体験をした。

韓国は日本との軍事協定を破棄ですか。いくら何でもそういうことをするのはまずいっていうか、トチ狂ってないかい?  2019.8.22

ファンキーフライデー!!

来年、オリンピックの前に「マイオーディオライフ2020」という本を出す予定で、基本的にはこれまでの「マイオーディオライフ」および「マイオーディオライフ2018」同様オーディオ愛好者訪問の本です。それで近い場所から訪問取材を始めている。北海道にはいつ行こうかな、そろそろ考えましょう。四国行もそろそろ考えましょう。

今度出るiPhoneProはカメラが3つになるのかな。どこまでいくのだ、スマホのカメラ。僕は5Gになったら買い換えを考えますが、それまでは初代iPhoneXでいこうと思ってます。僕のiPhoneXもそろそろ2年なのであともう2年ぐらい使えたら最高です。  2019.8.23

いろいろあって、眠れなかったので眠い。心が弱いなあまったく。

そして、2006年のパート11あたりを読んでいた。  2019.8.24

まだまだ暑いのですが、今日はとても気持の良い天気です。これからきっといいことが起きそうな感じがしますね。

しかし、一昨々日わかったのですが、天井から水が落ちてくるのには驚かされました。長い間には色々なことがある。

今日は浴衣を着て、若い男女と共に「谷根千」という僕の庭みたいなところを散歩してきた。日暮里駅から夕焼けだんだん、夜店通り、そして根津神社、東京芸大の裏には僕が卒業した高校がある。途中の台湾スィーツ屋で「オーギョーチー」を食べ、上野駅まで散歩して帰った。

たとえば京都や金沢のスィーツはもちろん大したものなのだが、台湾も別傾向でなかなか大したものなので、一回は行ってみたい。  2019.8.25

天井からの漏水はまだ止まらないので、雨水によるものではなく配管の老朽化によるものらしい。しかし、いろんなことがあるものだ。

まあでも、雨が漏って進んだ話もあるので、世の中悪いことばかりではない。

昨日、谷中から根津神社経由で上野駅まで散歩したら、Bromptonを3台目撃しました。売れているよなあ。

うーん、待ってるんだけど、設備屋さんが来ないね。どのみち3階で起きていることだから、実際の修理は3階から行うんだけど、どのあたりから漏っているかを見定めないといけないので、2階の天井を外して覗いてみるらしい。

明日の午前中は包丁研ぎ講座に3人の美男美女が来るそうです。いいね。なんと言いましょうか、芸に見を助けられて際どく潰れずにやっています。

おお、下から水が落ちてくるだいたいの位置を見定めて、上の階の洗濯機の防水パンあたりを開けて見ているらしき音がするなあ。スルッと直るといいんだが。

専門家が3階の床を一部開けて見たが、どこも濡れてないそうで、漏水の原因がわかない。謎だ。  2019.8.26

こんな風に水が垂れてきて止まらない。

水が落ちてくるあたりの天井の虫食いボードを外して、頭を突っ込んで懐中電灯で照らして中を覗くと、3階の床から水ポタポタと落ちているのが見える。でも、水道のメーターを見ても漏水はしていないし、3階の床の一部を開けて床下を見てもどこも濡れていないそうな。謎だーー。

しかし、ここで雨水彫刻をやる羽目になるとは思わなかったぞ。

南側の壁面から雨水でも入ったのだろうか? こんなところも中で水がたれて天井のボードが茶色くなっている。こちらは今の所室内にポタポタきてはいないのでギリギリセーフだった。そういうわけで、おちおちオーディオもやってられない。

午前中は包丁研ぎ講座で、8月も全部で10人に教えた。このところコンスタントに一ヶ月10人だなあ。何十年もやっていた刃物研ぎですが、去年からさらに調べて試して勉強して考えて身につけて3段階ぐらい自分を高めたので、これは良かった。習いにきてくれる人がいて、スッキリわかって実際に出来るようになって喜んでもらえるので、すごいことです。  2019.8.27

今日は水曜日なので、夜は「夜カフェ」をやっています。

雨も降ってきているしで、天井からの水漏れは止まらず、長期戦になりそうな気配だ。とは言うものの、際どくオーディオ機器やMac miniの上に水がしたたったりはしていないから、悪運が強いというのかいろいろラッキーだと思う。物置の中には、モノクローム写真のプリントなども保管してあって、漏れがあと1mほどずれていたらこれらが全部やられていたはずだ。

それにしても雨漏りってのは、何とも気が滅入るものだ。ビートルズの歌みたいだなあ。

そんな中で徐々に、次のことに向けてあれこれあれこれ複雑きわまりないジグソーパズルみたいなことが、僕の頭の中で組み立てられ始めている。楽しいことと辛いことはだいたいいつも一緒にやってきて、多分辛いことの方が多いのだが、ありがたいことに人間には辛いことを忘れる機能がついている。だからまた夢を見て新しいことを始めることができる。ある人はそれを、つまり僕のことを「ロックな人生」だと言うし、別のある人は「ギャンブラー」だと言う。確かにオーソドックスじゃないし、クラシックでもないのは十分自覚している。だけど、もし心の中に強くやりたいことがあるのなら、それをやらずしてどこに生きる価値があるのかと思うのだが、さてどうなるのだろう。  2019.8.28

いやはや、鳥人間コンテストはいきなり余裕で60kmか、すごいわ。驚いた。もう機体の設計と精度が大学生の手作りとはまるで違う次元って感じだな。あの機体なら100kmでもいけるのかも知れない。

恐ろしいふるやのもりを後に、今日から取材で出張です。  2019.9.29

とてもとても濃い取材が終わり、東北から御茶ノ水に戻ってきた。不在中東京は雨が降ったようで、見ると2日でバケツに2/3ぐらいの水が溜まっていた。

で、今から外壁の塗装屋さんが雨漏り状況を見にくることになった。まあ、なかなかエライことになっています。落ち着くまで半月ぐらいはかかるのかな。どうだろうか。わからない。時間が経つにつれあちこち広がっているから、早いところ解決してくれないかなあ。集中豪雨で家中泥水だらけになってしまったお宅に比べれば大したことないとは思うけど、雨漏りってのはとにかく気が滅入る。そして、なすすべがない。  2019.8.31

昨日も今日も晴れているが雨漏りは止まらず、場所も微妙に移動している。天井というか上の階のスラブ裏の水分吸収が飽和しているのだろう。とにかく普通じゃないので、困ったものです。

夜「ロケットマン」を見に行った。ノリの良いド派手な現代のロックンローラーって感じの認識で、特別エルトン・ジョンのファンってわけでもないんだけど、とにかく面白かった。超絶に才能があって、人気もあって金持ちになった人は大変だなあと思う。

一時止まっていた物置の中もますます漏水がひどくなってきていて、仕方がないので、全紙の額も、買ってあった浄水器も夏用のシュラフもみんな階段の踊り場に出した。しかし、本当に雨水なんだろうか。わからない。  2019.9.1

どうにも気が重いのだが、どうしようもないのでコーヒー飲んでJ-WAVEをききながら原稿書きをやろう。

この二日間晴れているが、天井からの水漏れは続いている。原因はわからない。エアコンのドレンは外に出してあるらしいし、三階のスラブを見ると濡れていないので水道ではなく外壁からの雨水侵入を疑っているが、でも、天気が良くなってもまるで減らないので「本当に雨水の侵入なのだろうか?」という気もしてきた。すでに、発見から10日ぐらいだ。出ていこうにもそう簡単には出ていけないし、新しい場所も見つからないし、仕事場を借りるのって婚姻関係に似ている。エルトン・ジョンの父親みたいに手で荷物を持って出ていければいいんだけどね。

まあそれでもコーヒーは美味しい。コーヒーを飲んでラジオをきくと「明るく考えるしかない」という気になる。

とにかく、なるようにしかならんのではありますが、水漏りの状態は専門家にもう4回見せている。その都度立ち会うわけだし、さすがにちょっとウンザリだよなあ。物置の中なんて、変なものがいっぱいあるわけだし、病気で医者に行って、ちょっと恥ずかしいところを見せなくちゃいけないみたいな気分かな。健康で普通の生活はありがたい。

どうしようもないので、買い物の帰りに神だのみをしてきました。お賽銭は過去最高額です。

日本を嫌いでもいいけど、だからと言って韓国が北朝鮮や中国と組んだりしたら国全体が香港になるってことぐらいわかるよね。  2019.9.2

そろそろ涼しくなってきたので頭がガーンとしてきている。水漏れで気分は上がらず、涼しくなってて頭がガーン、しょうがないね。なにもかも全部受け入れるしかない。でも、コーヒーは美味しい。

このところ巨大なスピーカーの中古がものすごく安くなっているので、ちょっと地方で鳴らせる環境があれば安く手に入れて爆音で鳴らせるのになあ。ある程度思い切り鳴らす経験があるのとないのとでは、使う側の経験値に大きな違いが出る。

水漏れはずっと続いていて、雨水なのか漏水なのかはまだわからない。コンスタントに水が垂れているので僕は漏水なんじゃないかと思っているが、とりあえず専門家の見立てでは雨水説が有力なので、外壁の補修工事を行うことになっている。この工事が完了して水漏れが止まれば雨水だったってことになるし、止まらなければどこかしらが漏水しているということになる。そういうどうしようもないと言うか、古いアンプが発生するノイズを解消することにも似た状況だ。

まあそれでも昨夜あたりからやっと気を取り直して音楽をききはじめた。今日はMac mini+FireFace802でAppleMusicを再生して、カウンターポイントSA3.1に入れてArmstrong521という接続だ。こんな小さいスピーカーとは思えないような、なかなかの低音が出ていて満足です。ホントにね、この音をきくと死ぬまでこの部屋で音楽をきいていたいと思う。

で、とにかく今週は原稿書きをやっている。やらないと終わらないからなあ。書けるところからひたすら書いている。わからないけどこれから書く文字量は全部で7万字ぐらいでしょうか、マジ卍。  2019.9.3

今週は昼間原稿書きをやっていまして、今日は水曜日なので夜は「夜カフェ」をやっています。お時間のある方はどうぞおでかけ下さい。まさか部屋中雨漏りで水没なんてことはないと思いますが、いつまでこのスタジオがあるかはわかりませんので、ご興味のある方はスタジオが存在するうちにおいでください。

涼しくなったので頭が重たくなっている。でも、今年は割となだらかに気温が下がったおかげか少し楽みたい。さて、今日はコーヒーの焙煎もやろう。

先週、プロの麹屋さんから、甘酒の作り方と塩麹の作り方のヒントをもらったのでそれを試してみたいのだが、僕は麹を自分で作っているので、まず麹を作らなくちゃいけない。麹を作るためには麹用の米を買ってきて、丸一日水に浸す必要があるので、麹が出来上がるのは早くても三日後ってことですね。

水漏れはまったく止まらず、ついにスタジオの方もちょっと影響が出始めている。ウンザリとかいう気分の問題を超えて、棚の中の物が濡れてしまう恐れが出てきた。困ったな。  2019.9.4

ついにサラウンドスピーカーの上からも水がたれてきたので、夜の10時だったが大家さんに見てもらった。落ちてくる水の量が徐々に増えているので、僕は水道管の漏水なんじゃないかなと思う。あああ、くそー。金が1000万ぐらいあればなあ。

いい人でいられる限界を越え始めるところまできてしまった。まだアンプまではきていないが、プロジェクターはちょっと危ない。

それどころか、一晩で黒い3Dプリンタの上まで漏るようになってきたので、そろそろオーディオ機器を避難させないとまずい。困った。

あまりの惨状で説明不能。

発狂はしないけど、かなりの精神的ダメージで、やる気が出ないけど何とかあれこれやってる。誰かが来てくれたり、話してくれると気がまぎれて助かる。日に何度かため息をつくというか、深呼吸をして心を保っている。  2019.9.5

状況は写真や動画で撮影しているけど、そろそろ限界に近いかも知れない。このままいってこじれたら裁判沙汰になりそうなほどの悲惨な状況なのでつくづく参った。

今朝、雨は降っていないのにもかかわらずにひどい漏れになっていたので、強く要望してもう一度水道の元栓を2重に止めてもらい天井からの水漏れは止まった。あまりにアホらしくて力が抜けた。僕はずっと「水道だと思う」と言ってたのだが、「こういうのは雨水の場合の方が多い」という思い込みと、「3階の床下が濡れていないから水道ではない」という判断と、水道栓の緩さがこの事態をまねいたのだと思う。最初からちゃんと止めてくれていれば30分でわかったのに、「雨水だろう」という判断をして、2週間も出てくる水をどう貯めて捨てるかしか考えないからこんなことになった。あれは設備屋が悪い。今朝は「こんなことがずっと続いたら裁判沙汰になる」と強く言って、水道の水を止めてくれと強く言って、設備屋がやっとちゃんと止めた。

水漏れは止まったが、これから原因究明のために水栓を開ければまた漏れるわけだから、元通りに片付けることはできない。トットと水栓を完全に閉めてみてくれていればオリジナル盤のレコードも水に濡れずに済んだのになあ。レコードの棚は一晩で一気にきたので、防げなかった。悲しい。  2019.9.6

水漏れが止まったとは言え、スタジオ内はこんな状態、そして厨房奥の物置もかなりひどい状態だが、すぐに片付けることができないので、今の所どうしようもないって感じだ。

出来る限り身軽にならなければいけないので、不用品を処分しよう。漠然とした話ですが、「夜カフェ」などで相談してもらってもかまいません。

この2週間よりも、今のほうが呆然としている。別の意味で被害が実感される。地震とか大雨の災害に比べれば軽いとは思うけど、かなりひどい状況だ。

アホな設備屋が建物が外壁をガリガリやり始めた。僕は最初から「そういう可能性もある」って言ってるのに、言うことをきかないからものすごい損害になった。

何と、給水管の修繕は今日一日で終わり。水栓開けてもまるで水漏れなし。バカみたいというか、バカな話だ。この2週間の苦労心労は何だったのか、雨水のせいなどにせず最初からキチンと水を止めていればいいのに。設備屋の判断が最低だった。力が抜けて倒れそうです。

先週の金曜日の朝、「ずっと晴れているのに漏れが増えるのは絶対におかしい、このまま来週から外壁の防水をやっても止まらないなんてことになったら、今月いっぱいかかっても漏れ続けるわけだから、もう一度水栓を止めてみて欲しい」と強く言って、そこでやっとちゃんと元栓を止めた。あそこでそのままにしていたら今もまだ漏れ続けていたことになる。

そして、僕が2階でひたすら出てくる水を鍋釜ボウルなどを使って溜めては捨てていたから、1階までは到達しなかったということだ。StudioK'sが普通の会社で9時から19時勤務で、水を受けるものがなかったら多分1階も漏っていたと思う。

とにかく疲れた。眠い。  2019.9.7

最初は専門家に任せればすぐに解決するだろうと思っていたが、2週間も痛み止めを打つみたいなことしかしていないし、途中からは「どうなっちゃうんだろう」と、絶望的な気分になった。「実家に荷物を運び込むことになるのか」とか、あれこれ考えてしまった。

水漏れ問題は解決したけど、スタジオ内はゴチャゴチャだ。気を取り直して今日から少しずつ片付けることにする。

2週間も天井から水が漏っていたものですから、厨房もスタジオも湿気た地下室みたいな臭いがするので、換気扇を回しエアコンをかけている。そんな時に厨房で香ばしい香りを出すと少し緩和されるので、今の段階でとても嬉しいのは焙煎したコーヒー豆を買ってもらうことです。豆おまかせで100g500円+送料200円で600gぐらいまでなら全国に送ることが出来ます。

コーヒー豆600gまではこの箱に入れてクリックポストでの発送が可能だ。送料は185円だけど箱や封筒の代金もあるので、キリの良いところで200円ってことにしている。クリックポストは、送る側は郵便ポストだし、受け取る側は郵便受けに届くので面倒がなくて良い。そして、代金を振り込むのは手間もかかるし振込手数料も必要なので、ある程度の金額までは将来もPayPayがおすすめです。PayPay払いの場合はStudioK'sのQRコードをメールで送って、それをスマホのカメラで読み込んでの支払いになり、何%かのポイントが戻ってくるのでお得です。  2019.9.8

今日は注文をもらったコーヒーを焙煎して送りつつ、徐々に片付けをやっている。床の上が片付かないので、棚の中に入っていたCDや書類や本などを元に戻したいのだが、壁の中のグラスウールや棚がかなり水を吸ったのでエアコンをかけつつ、「少し隙間をあけて戻したらいいのかな」などと考えている。そんなわけで当分収納棚の扉を閉めることはできない。愛聴しているCDはほとんどリッピングしちゃったから、ディスクはなくてもいいんですけどね。どうしたもんだろうか。

そんなわけで、まだミニマから音は出せない。この際だから、2mぐらいのスピーカーケーブルでミニマの間にアンプを置いて音を出してみようかななんて考えてたりしている。

「昨夜から今朝の台風で雨漏りはしていないか?」ということで、午前中に大家さんが見えた。あれだけの強い風雨で特に水漏れはしていないので、依頼してあって今週末から始まる予定だった外壁の防水工事は取りやめになった。これをやったら大家さんとしたら100万円だから、通常の二年後に行うのと今行うのでは大きな違いが出る。そう考えると、さらにもっと悪いことになっていたかも知れないわけで、考え得る最悪の事態を基準に考えればギリギリセーフだったとも言える。それはともかく、全然片付かないなあ。まあ徐々にボチボチやります。明後日、水曜日の「夜カフェ」までには音が出るようにしたいなあ。

コーヒー豆の注文をくださった皆様ありがとうございます。香りのこともあるし、売上げにもなりますし、気が紛れることもあるし、感謝です。

仕事に趣味に色々なことをやっているので、物が沢山ある。コレクターではないので、割とよく処分してるつもりだけど、やはり物が多いのでさらに減らして身軽になりたいと考えている。そんなこともあって、昨日、不要な撮影機材や持っていた撮影用小物を新進のカメラマンにプレゼントした。役立ててもらえると嬉しい。

そろそろ、音楽をききたくなったので、今日はMac miniとAUDYSSEYで音を出した。明日はFireFace802を戻すのがテーマです。  2019.9.9

昨夜の料理教室で、習いに来てる人と一緒に自家製コーラを作った。それっぽい味だけど、自家製はなんかすごく複雑な味で多分こちらの方が美味しいんだろうと思う。似てるけどすごく違う。こちらに慣れたらコカ・コーラやペプシコーラは飲めなくなるんじゃないかって気がする。

まだこんな状態なんだけど、水をかぶったプロジェクターを元に戻したらちゃんと映ったので止まらなくなり、音も大丈夫かなということも確かめたくなって、プライムビデオで「言の葉の庭」を見た。 「iPad AppleTV AVアンプ FireFace802 NaimのNait ミニマ」 こんな接続で問題なく楽しめた。「言の葉の庭」は、君の名は。 秒速五センチメートル 天気の子よりもドキドキした。知り合いで味覚障害になった人を知っているし、ハイヒール好きだからな。

以前から「言の葉の庭」っていうアニメのタイトルは知っていた、「秒速5センチメートル」も知っていたけど、見たのはどちらも今年になってからだ。「言の葉の庭」は作った人をちょっと羨ましいと思った、と言うかあれは軽い嫉妬みたいな感覚を覚えた。何でだろう。「よく、こんなとこ突いてくるな」って感じ。

こんなことになっているので、今日から違うオーディオをやってみようと考えている。固定的な考えは捨ててダメ元でやってみよう。

生まれ変わる時に、もしも神様が「来世で好きな職業にさせてあげるけど、何がいい」って言ったら、僕は「ロックのミュージシャン」って答える予定だ。でも現世では無理なので、現世では69才になった時にロックな人生を展開していたいと思う。僕のやりたいことってのはつまりそういうことです。

サラウンドスピーカーの上に水が垂れてきたので、慌てて下ろして避難させたウィーンアコースティックのV1だけど、せっかく下ろしたんだからミニマの台の上において音を出してみようじゃないか。わざわざやるのは大変だもんね。転んでもタダでは起きないってやつか。まだまるで片付かないが、やっとそんな風にオーディオを楽しむ気分になってきた。

あれ以来設備屋は来ない。スタジオも厨房もずっとエアコンをかけているので、天井の中を覗いてみるとかなり中が乾いてきている。壁や収納棚も表面は乾いてきているが、内部はまだかなり湿っていることと思う。だが、やはり天井が開いていると落ち着かない。それで今日、4ヶ所外した天井の石膏ボードのうち、1枚を自分で元に戻した。3か所分空いてればさらに乾くだろう。こんなことで小一時間なんてもんじゃなくて、二時間ぐらいかかる。  2019.9.10

あれこれ片付かないのであるが、今日の午前中は包丁研ぎ講座でして、それぐらいはできる。午後はまた少しスタジオ内の片付けをやろう。避難させるのは走って逃げる感じだけど、元にもどすのは考えながら歩いてるような感じで時間がかかる。

今朝、新しいiPhoneやiPadやAppleWatchが発表されたけど、何も欲しい物がない。5Gに対応すれば考えるけど、そこまではいいやというアップル製品に関して極めて平和な状況です。さすがに2012年製のMac miniは遅いなあと思うけど、不満はそれぐらいで、それとてMacBook Proを使えばいいんだしってことで、iPhoneは最低でもあと1年もしくは2年使うことになりそうです。iPhoneを4年使えたらいいな。

午後はまず、もう一回自家製コーラを作ってみて、それからウイーンアコースティックV1を天井に近いサラウンド定位置に戻そう。

サラウンドスピーカーを元に戻し、ミニマをどかしてシェーンベルクを復活させた。ミニマがきてからずっと使っていなかったけど、僕はシェーンベルクの音も好きだな。けっこう良いので、オーディオ的な楽しみみたいなものは少し後退するが、なにしろ気楽に音楽を楽しむことができるので、このままにするかも知れない。

シェーンベルク+NaimのNaitの組み合わせは奇跡的って感じの中庸、黄金の中庸だ。これを認めないオーディオマニアってのもいると思うが、それはちょっとアレです。

ジョアン・ジルベルトイントーキョーがアナログレコード化ね。欲しい人は買うといいよ。

神仏に頼るつもりはないのですが、長引いた水漏れは終わって片付ける段階に入っているので、買い物の帰りに神田明神に行って過去最高タイ記録のお賽銭をあげて手を合わせてきた。そして、僕自身のこれからのことやこのサイトを読んでくれている皆さんのことなどを祈った。千葉県の台風被害もひどいし、そう言えば今日は9.11だな。今回僕はかなりひどい目にあったと思うけど、良いことと悪いことは同時にやってくるので、きっと良いことも近くにいるんだと思う。  2019.9.11

今日はアンプ類が置いてあった場所上の棚に、少しずつ物を戻し始めている。この際だから、古いネガやポジも捨てようかなと思ったりするが、悩むところだ。

北浦和に「トニーなるみや」という写真屋さんがあって、そこのご主人の成宮真一さんが毎月自宅の音楽室でレコード鑑賞会をやっていた。「トニーなるみや」は9/18に閉店で、最後のレコード鑑賞会が行われるそうだ。そして、レイオーディオのスピーカーもJDFのアンプもパルティータC2もレコードコレクションもカメラもみんな手放すのかな。何とも寂しい限りです。

ニューサイクリング誌の写真を撮っていた「薛 せつ」さんは鴨川にいるはずなんだが、無事かな。

水漏れから避難させたブツを戻すにあたり、少しでも物を減らすことにした。撮影や文で関わった雑誌類は99%捨てているんだけど、何冊か捨てられずにとってあったものをこの際だから、一冊まるごと取っておくのはやめてそのページだけを切り取ってデジタルデータ化することにした。

これは「Number ナンバー」252号、EOS1を2台もって小笠原に行ったんだけど、なかなか大変な仕事でした。クジラが現れてくれるかどうかなんてわからんもんね。これは平成2年のことで、オーディオのことを書く前からこんな風にけっこう雑誌に原稿を書く仕事をしていた。

焙煎済みコーヒー豆を買っていただき、ありがとうございます。とても助かっています。気に入っていただけたら、またよろしくお願いします。

明日はゴミの日なので、長いこと保管してあったモノクロームのネガとかコンタクトプリントとか、不要なものを選び出して捨てている。ポジフィルムどうするかなあ。すでに何冊かの本になったから捨ててもいいんだけどな。明後日の午後はオーディオの集まりがあるので、何とか明日中に床が見えるようにしたい。そして、「ミニマを使うならお好きな場所でどうぞ」と言うつもり。  2019.9.12

この際だからってことで、ずっと取って置いた多少思い入れのある印刷物(自分が関わった演奏会のパンフレットとか)なども思い切って捨てた。新しいことをやるには過去を捨てなければいけない。だから、もういいやと割り切ることにした。大事にしていたレコードが何十枚か濡れてひどいことになったのも仕方がない。新しいことをやれってことなのだと思うしかない。僕が最も愛していたジャケットのレコードが濡れて乾いてベリっと剥がれてパアになった。でも、しょうがない、現実だから受け入れるしかない。

発想を変えようじゃないか、ファンキーフライデー!!

これはサイクルスポーツ誌に掲載された、曽根裕の「19番目の彼女の足」の記事ですが、こちらも雑誌本体から切り離して、本体は捨てた。

今日中にスタジオの床を見えるようにして、ロボット掃除機を稼働させるのだ。数台のルンバを連結させたらどうだろう?

まだまだ片付かないけど、とにかく次の段階に入って一週間が経過したのでようやく「歌でも歌うか」という気分になってきた。今度カラオケに行ったら松田聖子の歌を歌おう。

十分楽しんだからもういいやと思えるLPやCDは箱に入れるなり床に出しておくなどして、欲しい人になるべく安く譲ることにした。「夜カフェ」にでも来ていただいて、もし欲しい物があればその時にお譲りします。

今日も一日あれこれ片付けて、まだまだ濡れたLPを干してるような状態だが棚に戻すものは戻し、床に出ている物の70%はCDとDVDだけというところまできた。

このところ毎年大雨や台風で大きな被害が出ていると思う。そういう気象になってしまい、日本人の生活というか家屋などの状況が耐えない・追いつかないってことなのだろうか?  2019.9.13

表面は乾いているが、グラスウールが詰めてある棚の裏の壁の内部はまだ乾いていないと思うので、もしかすると今もまだかなりの量の水分が含まれているのかも知れない。だから、あれこれ棚に戻したけどなるべく押し込まず奥に少し空間をつくったまま、扉は開けっ放しにしてエアコンをかけている。どこで完全に乾いたという確証はないわけですが、9月いっぱいぐらいはこんな風にしているつもりです。まったくね、えらいことです。

今日の午後はオーディオ関係の集まりで貸しスタジオ業だから、DELAとRMEのADI-2Proを定位置にセットしよう。でも、その前にまず腹筋を鍛えて、コーヒー焙煎をやって、そしてもう少しスタジオの中を整理するのだ。あと数時間ある。

際どく水難をのがれたレコードやCDを買ってもらっている。LP1000円、CD500円、この組み合わせはなかなか楽しいですね。母と娘だ。水曜日の「夜カフェ」の時にでも来てもらえればゆっくり選んでもらえます。自転車も青い方は手放してもいいかなと思っていますので、欲しい方はご相談下さい。この前ハンドル部分を修理したので、そう簡単には壊れないと思います。

今日に合わせて何とかここまで片付けたので、夜は久しぶりに落ち着いて原稿書きをやっている。トンカツ食べたいなあ。

しかし、何度も書きますが、数年前からこのサイトのすべての写真をiPhoneで撮っているわけで、本当に良く撮れる。こんな風だから、写真もカメラももう限界というか、行きついていてスマホのカメラはこれから先もっともっと便利で手軽できれいになっていくだろう。そして撮影の仕事はさらに減るっていうか、昔の体験がある僕らからするとやってられないぐらいギャラが安くなることだろう。  2019.9.14

このところ色々な方に焙煎済みコーヒー豆を買っていただき、本当に感謝です。スペシャルティコーヒーにありがちな超浅煎りということはなくて、もう少し深めですが十分に酸味が感じられる程度の焙煎度合いが基本です。ご用命がありましたらお知らせ下さい。クリックポストで送ります。

というわけで、今日もコーヒー焙煎をやります。何とか下の写真ぐらいまで片付きました。箱に入っているLPは一枚1000円、床のCDは500円、SACDはどうしようかな、いくらならいいだろう。ひどく濡れたものは入っていませんので、水曜日夜の「夜カフェ」にでも買いに来ていただければと思います。

僕は割と広いジャンルにわたって色々な音楽を楽しんできているわけだけど、気に入った特定の同じものを何回も何千回も繰り返しきいているような気がする。あと、自分でギターを弾いたり歌を歌ったりすると、その分ガクッと音楽をきく時間が減る。

僕はこのスタジオが大好きでほとんど恋人みたいなものなんだけど、御茶ノ水のStudioK'sだとどうにもやれないことってのがあって、何年か前から「新しくやりたいこと、人生の最後にやっておきたいこと」にシフトしたいと考えている。  2019.9.15

これは、プリアウトがないプリメインアンプのボリュームから配線して、ボリュームに連動するプリアウト端子を増設する装置なのだが、今回の水漏れで、直接ジャブジャブ冠水したわけではないが、入れいた紙袋に水がかかってしまった。どのみち使わないので必要な方がいらっしゃいましたら差し上げます。回路についてはわかりませんので、わかって使える方じゃないと無理です。希望がなければゴミに出します。送る場合は送料を負担して下さい。

この装置このセッティングでAppleMusicを再生してみたが、素晴らしい音だ。眠ってしまうぐらいいい音で参ったな。こんな風にスピーカーをセットしたのって、23年目にして初めてだ。最初で最後ってやつかも知れん。

やはり色からして、ミニマには木枠のプリメインアンプがお似合いだろう。音が良ければなお良い。スピーカーケーブルが短いことも幸いしてか、想像以上に良い音で一般的な家庭におけるオーディオってのはこういうものだろうと思わせられる。

シェーンベルクが置いてある方と違って、こちら側のMac miniが置いてあるスペースは天井に何枚か吸音材が付けてある程度で周囲はあれこれ物が置いてあるだけだ。音にはこれで十分で、この置き方のミニマはかなり良い音で自分でも驚くほどだった。多分いろいろな風にバランスしているんだろう。この状態で「夜カフェ」に来たら楽しめるだろうなあ。と思う。

そしてこちら側はこのようなことになった。サーロジックのパネルが全てなくなって、すごくスッキリしてものすごく広く感じる。でも音は多分。。。。  いいじゃないか、Mac miniの方に置いたミニマがすごくいい音で鳴っていて、Perfumeきいてビックリしてる。明後日発売のベスト盤はリマスタリングされているそうなので、買ってこれまでのものと音を比較してみようじゃないか。どんなことになったって、生きていれば楽しみはちゃんとある。

御茶ノ水のスタジオをやめて、阿佐ヶ谷でカフェみたいなことをやりたいと思っている。でも、僕に家を貸してくれる人がいるだろうか。それこそが一番の大問題だ。そんな奇特な人がいるかどうか。資金と物件、とにかく最後の運だめしってことらしい。何か情報があればお知らせ下さい。そういうわけで、StudioK'sがいつまで存在するのかはまるでわかりません。  2019.9.16

「こういうことをやりたい」とか「こうなりたい」と思わなければ何も始まらないわけで、とにかく僕は阿佐ヶ谷という街をとても気に入った。惚れたという表現が一番ピッタリする。僕は自分で作ったStudioK'sという空間に恋をしていたわけだけど、それを捨ててもいいと思わせたのが阿佐ヶ谷という街だった。

ルイジ・コラーニが亡くなったそうです。ルイジ・コラーニと言えば、僕にとっては何と言ってもキヤノンのT−90で、2台買って愛用していました。シャッター速度を半段で調節できたので、絞りを変えずに段階露光ができてとても重宝しました。単3電池4本でそこそこの連写もできました。オートフォーカスになる前、FDレンズの時代ですね。あとはアダム&イブのコーヒーカップだな。飲みにくかったけど。

今日は爽やかないい天気だな。まあそういうわけでして、全部を背負って移動させるわけにもいかないので、取捨選択を迫られた結果、レコードやCD、レコードプレーヤー関係などは放出することになりました。欲しい方は水曜日夜の「夜カフェ」の時にでも見に来ていただければと思います。

この秋AETから発売されるらしい謎の装置を使っています。

御茶ノ水では近隣の人とまるで無関係の22年間だった。でかい音も出したりしてるわけでして、近隣の人の目が怖かったんだな、そう思う。意識して関わりたくなかった気がする。「あなたは何をやってるのか?どんな仕事?」はこのサイトを20年読んでくれてる人だってうまく説明できないだろう。それは僕も同じで、自分のことを一言で簡単に説明ができないのだ。これは多分僕にしかわからないストレスでもあって、いっそのことやってることを徹底的に丸ごと人目にさらしてしまったらどうなるのか、さぞかしスッキリしそうだ。こういうのって、ワガママでないものねだりってやつだろうか。

「阿・吽」の第10巻は10月11日発売なんですね。   2019.9.17

今日は水曜日なので、「夜カフェ」をやっています。レコードとかCDとか余ってるオーディオ機器とか欲しい方は、コーヒーを飲みついでにどうぞ見に来て下さい。

AppleMusicでPerfumeの楽曲がすべてきけるようになっていた。シングル盤もそれからMVも全部AppleMusicで再生できる。そして、何と今回のベスト盤も入っていた。ついにそういう時代なんだなあ。つまり、ストリーミングが主流ってことです。

さらにAmazonMusicHDの無料体験を体験してみると、あららこれはいい音なんだわ。参ったなあ、AppleMusicやめてAmazonMusicHDにしようかな。音の余裕がかなり違うんだ。この音の良さになら毎月1780円払ってもいいかも。AppleMusicは僕が自分でリッピングしたCDを勝手に違うバージョンに置き換えたりするのが本当に腹立たしいのだ。ジョニ・ミッチェルのベスト盤を再生していていきなり最後にオーケストラバックの再録音「青春の光と影」が流れたり、ジルベルト・ジルのアンプラグドで一曲目に同じ曲だけど違う(と言うかオリジナルの方)バージョンが再生されるのだが、あれはAppleMusicの最も許し難い悪行だ。(と思ったが、AmazonMusicで再生しても同じ青春の光と影が出てくるのでジョニ・ミッチェルに関しては濡れ衣でした)

ルチア・ポップは本当に可愛らしい声なんだけど、オクタヴィアンがどうかなあとか思っちゃうわけですが(特に銀のバラ持って登場の時)、このハイレゾストリーミングはなかなかいい音です。よし決めた、AppleMusicは今月でおしまいにしようっと。

しかし、Amazonが一番にハイレゾとか非圧縮のストリーミングをやるとは思わなかった。ジルベルト・ジルのアルバムをきいて声に感動してる。やはり時代が変わっている。

J-POPのサブスクリプション再生解禁とAmazonMusicHDが昨夜の大事件で、これは2019年始まって以来の衝撃的事件だ。でも、再生側で設定をしないとハイレゾの再生はできないのでご注意。iPhoneなどスマホのアプリは最新のものにして、PC用のアプリもハイレゾ対応に設定したら一回アプリを立ち上げ直す必要があります。とにかくとにかくこれは別世界です。

Perfumeのベスト盤は、全曲中田ヤスタカ本人によるリマスターがなされているが、AppleMusicで再生すると「どこが?」って感じだった。ところが同じストリーミングでもAmazonMusicHDできくと、これが大違いなのだった。

さっきピピエコさんから電話がきて、「AmazonMusicHDの音には参った。仕事を早退して家で音楽ききたい」って言っていた。ホントにそういう感じなんだ。1780円なんてタダみたいじゃないの、だってハイレゾのデータを買わなくて良くてリッピングもしなくて良いんですよ。TIDALには多分こんなにJ-POPがないし、第一日本では正式にサービスをしていないから裏技を使わなくちゃいけない。AmazonMusicHDはそういう問題がない。

僕は東京で生まれて東京で育った。と言っても荒川区だから、下町というよりは田舎っぽい地域だ。でも荒川区って舗装率とか下水率は100%だったから、中学高校時代の数年間足立区に引っ越した時はちょっとたまげた。その後再び荒川区に戻り、「文京区っていいな」と思って22年前にStudioK'sをやり始めた。文京区は、なんてったって文で京だからいい街ですが、古いというかちょっと終わってる感がある。別の言い方をすると活気がない街とも言える。これはあくまで都内での比較です。

3年か4年ぐらい前、かなり本気で真面目に地方移住を考えていた。東京と違って家賃が安そうだし、空気も良さそうだし大きな音も出せそうだし、晴れた日には洗濯物を外で干せそうだし、海の近くなら地元にしか出回らない魚が安く手にはいりそうだ。そんなことも考えつつ、四国を歩いて一周した。本当に気に入った場所があったら移住しようと思っていたのだが、そこでわかったのは、街から5分かそこら歩くと誰もいないってことだった。終わってると言っても湯島とは比較にならない。四国を一周して最も心に残ったのは香川県の「宇多津」という街で、宇多津はとてもいい感じの町並みだった、要するに建物の話ですね(その程度の理由です)。

今だって、誰かがある環境を用意してくれたらそこに移住しちゃうかも知れないと思う。ただ、シフォンケーキを焼くにはオーブンの関係で都市ガスが望ましく、高知市とか宇多津とか徳島あたりは都市ガスなんじゃないかな。一応そんなことまで調べる程度はその気があるわけです。宇多津町から「古民家カフェを用意するから、来てシフォンケーキを焼いてコーヒーを焙煎して、生姜もあるし春は無農薬夏みかんでオレンジマーマレードを作りませんか」って誘われたらマジで行くと思う。

僕のやっていることを理解して楽しんでくれる人ってのはおそらく1000人に1人ぐらいの割合で、もしかするとそれ以下だ。だから、人口1万人の街だったら理解者は10人以下、10万人いて100人、そう考えると人がいっぱい住んでいる場所で何かを展開しないことにはやっていけそうにない。そんなことをずっと考えていた。そういう点で、御茶ノ水というか湯島は住んでいる人が少なく、表通りから一本入った静かな場所で(それが希望だった)、そして二階のStudioK'sは、仮に一階に看板を出しておいても誰も入っては来ない空間、正に隠れ家そのものだ。もちろん僕はずっと、基本は隠れ家的でありつつ時々イベント会場にもなるStudioK'sが大好きだった。落ち着いて話ができる。

モアさんと一緒にやったジャズのオリジナル盤を楽しむジャズ喫茶、ヴァイオリンとギターのテンダリーズの演奏会、ヴィオラダガンバ奏者をむかえて録音会だってやったし、ノイさんやピピエコさん紙ジャケ探検隊のS氏によるRockDay、金城さんや原本さんやリンの古川さんをDJとして迎えての音楽喫茶、アナログマルチch再生のイベント、スコーンを作って紅茶をいれたジェネシスファンのイベント、FireFaceコンサートにトータルミックス講座、PLACEBOファンの集まり、ベルギービール飲み放題の周年パーティ、毎週水曜日夜の音楽喫茶、Perfumeのダンス練習会に百人一首、みんなに来てもらってとても楽しかった。

ただ、近年はそれが成り立たちにくくなってきた。中心としてやってきたオーディオは下火で雑誌はみんな廃刊だし、愛好者が減ることはあっても増えることはない。そして、僕自身もオーディオのことは十分にやったから思い残すことがなくなった。オーディオ関係の本も出せたからその意味でも思い残すことはない。そして僕はその時々の状況に応じたオーディオの楽しみ方を身につけた。  2019.9.18

土地や建物を所有していれば、それを貸すことで家賃収入があるから生活には困らないだろうし、十分な年金が入ればそれで生活できるわけだが、僕には何もない。とにかく働かなければ生活が成り立たないけど、働くのは楽しい。マーマレードを買ってもらえたらとても嬉しいし、コーヒー豆の注文がきたら感謝しながら焙煎して送る。包丁研ぎ講座も料理を教えるのも楽しい。僕の作品や技術や感覚や体験ややり方を誰かに提供して喜んでもらえたらこちらも最高に嬉しい。土地も資産も年金もないけど、幸いなことに何かを作って売ったり教えたりはできる。でもそれはこの御茶ノ水のスタジオだと少し展開しにくくて、できれば一階で道路に面していて外から見えるところにスペースが欲しい。もう少し住んでる人がいっぱいいる場所に、「店」でもあり「イベント会場」でもあり「カルチャー教室」でもあり「工房」でもあるような、そういう場所があったらいいなと思う。

なんで阿佐ヶ谷なのか? もちろんずっと以前にも阿佐ヶ谷に行ったことはあるけど、そんな僕が3年ほど前に阿佐ヶ谷の街を歩き「へー、こんないい街に育っていたのか」と思った。あの心が動く感じはほとんど恋と言って良い。とても感覚的なもので、「街の雰囲気が好き」としか言いようがない。僕は東京生まれだから都内の色々な街に接してきていて、都内ならいい23区ならどこでもいいなんてことはない。具体的な理由をあげれば、パン屋がいっぱいあって、自分でも入りたくなるようなカフェがあって、商店街があって食材が買いやすくて、神田明神以上に澄んだ空気を感じる神社もある、そういう住みやすい街に身を置いて最後の仕事をしてみたい。そういうことだと思う。先だっても書いたようにStudioK'sは隠れ家で、ちょっとわかってもらいにくいことをしているから、身を隠しつつ「わかってくれる人だけきてくれればいい」って路線だった。でも、ある時期から僕はもっとオープンなことをやりたくなった。そのオープンなことをやりたいという獏な思いが阿佐ヶ谷の街と出会った時初めて具体的なイメージを持ち始めた。

しかし、軽減税率制度って都立高校の学校群制度と同じぐらい頭悪すぎだと思う。その上キャッシュレスで割引だからますます混乱する。

宇多津の建物はこんな感じでけっこう特徴的でした。

宇多津町だと魚の値段はこんな風なので驚く。さすがの瀬戸内海、いいなあ。東京って便利で華やかで何でもあるけど、実は貧しいのかも知れんと思う。

ヴィヴァルディのOP:2、「ヴァイオリンとコンティヌオのための12のソナタ」という曲がとても好きで、AmazonMusicHDで検索をかけるとあれこれ出てくるのだが、なかなか「これぞ」っていうのがない。やっぱりアッカルドのLPから板起こししたデータが一番かなあ。

面倒だからそんなことしませんけど、AmazonMusicHDでハイレゾ再生してループバックしちゃえばいいのか。そいつはやばいなあ。まあ、それはともかく、いつもAppleMusicで楽しんでいたアルバムをAmazonMusicHDで見つけて再生してみるとかなりの違いに驚かされる。立体感みたいなものが随分違う。申しわけないが、ここらでハイレゾのダウンロード販売をする商売は終わりなのかも知れない。しかも次は5Gなんだから、データ転送で困ることはなくなるはずだし、やはりハイレゾもストリーミングで楽しむ時代でしょう。

涼しくなったので、どうにも頭が重い。身体がダルい、眠い。  2019.9.19

ファンキーフライデー!!!

iOS13にしてる。WatchOS6にもしなくちゃ。iPadOSはまだだけど、数日後を楽しみに待ってる。

新しいiPhoneのカメラはどんどん進化しているので、どこまでいくのか楽しみです。すでに、仕事以外は全部iPhoneで撮ってる。

AppleMusicはハイレゾ化するんだろうか?こんなのは早くやった方が勝ちなのに。やる気がないみたい。まあ、ほとんどのユーザーはそれほどの高音質は求めていないということで、Appleは最大公約数的なところでやっているんだろう。

でもSasakiさんのこういう意見 もある。どうなるのかな。

麹町のMusicBirdに用事があったので、ブロンプトンで行って、帰りに神保町の「未来食堂」を探して行ってみた。ただ、15時頃だったのでまったくお腹が空いていなかったので店主小林せかいさんの顔を見てきた。

とても興味深いお店です。

未来食堂にはとても大きな影響をうけた。

この二日間考えてみて、やはり音楽再生は新しい段階に入っていると思う。NASに入れるのは特殊な手に入りにくいアルバム、およびLPをデータ化した音源などで良いのかなと思う。

YounSunNahの「SameGirl」ってULTRA HD(つまりハイレゾ)版があったのね。知りませんでした。パンケーキとかアイスクリームとかキュウリとか歌ってる曲のドラムってこんなだったのか。その他探せばあれこれ見つかる見つかる。ジョニ・ミッチェルの「Blue」のハイレゾがあることは知っていたが、何と、ベスト盤である「Hits」と「Misses」もハイレゾがあったのだった。知らなかった。

2014年に出た、ヘドウィグ&アングリーインチのハイレゾ版ってのも見つけて、これがなかなか良いので、毎日再生している。オリジナルではカントリーっぽかった「シュガダディ」がロックっぽくなっているので最高っす。

ワールドカップが始まったので、ミーハー的にわかラグビーファンになって、YouTubeで超簡単ルール解説など見て、観戦をする。サッカーも面白いけど、あの何ともムズムズ・イライラする感じがラグビーにはなくて、ドーンと真正面からあるいは後方から、手で身体で邪魔をするっていうか阻止する感じが何ともスッキリ。

ラグビー選手はファッションも独特で、ヘアスタイル然り、日本代表がタットゥーとかいれていて超新鮮なのだった。結局強いとカッコいい、速いとカッコいい、勝つとカッコいいってことなんだよな。  2019.9.20

2011年6月から僕のスタジオでほぼ毎月Perfumeのダンス練習会をやってきている。だから、都内近郊でPerfumeの振りコピをやっている人同志なら「御茶ノ水の練習会」といえばどこかでつながる筈だ。最初はmixiで募集をして毎月20人以上集まっていたが、mixiが急落したのでその後はTwitterで募集をかけるようになって一昨年ぐらいまでは毎月15人ぐらい集まっていた。でも去年あたりから翳りがでてきて、人が集まらないので今年は毎月の開催がおぼつかなくなった。

年に一度Perfumeのダンス発表会をやると去年でも45人ぐらいの参加があって、これは2009年にビートルズのリマスターCDができた時に、オリジナル盤のLPをかけますってことで集まった人数に匹敵する記録だ。僕としては毎月20人の方が楽でいいんだけど、まあそのぐらいのものになっている。毎月の練習会に人が集まらなくなった理由はいくつかあって、他にも練習会が複数できたし、みんな良く踊れるようになったってことかな。でも、人が集まらない一番の理由はダンスの中身が高度になっていて、とにかく緻密で難しくなっていることだ。元々Perfumeのダンスは簡単そうに見えて難しいと言われている(だから世界中の人が踊ってみた動画をYouTubeにアップしている)のだが、それがますます難しくなっているので、ついて行けなくなっているらしい。つまり、何が言いたいのかというと、先のことは読めないというか、常に状況は変化するってことだと思う。今年が何とかなっても来年はまるでわからない。

僕は2020年の東京オリンピック開催が決定した時にすぐさま「開会式にはPerfumeが出るだろう」と予想したんだけど、どうでしょうね。多分出ると思いますが。  2019.9.21

ミニマに対してミニマの専用スタンドはちょっとゴツい気がして、見た目がイマイチだなと思うんだけど、音は良いみたいだ。他のスタンドと比べたわけじゃないけど、しっかりした重たい音がする。

今日は午前中にコーヒー焙煎を2回やって送る。少し深めに焙煎すると煙が出て水漏れの臭いが緩和されるのでいい具合かな。

涼しくなったので頭が重い。左の耳が少しヘンだ。

ヨーヨー・マのバッハはしばらく前に新録音が出ていて、僕はこれをAppleMusicで再生していたのだが、24/96版があったのですね。で、それを昨夜からきいてみている。ハイレゾだから良いなんてことはないんだけど、いつでも手軽に試せるのって良いですよね。

オルトフォンのMC30を付けてきいてみている。出力が小さいけどまあ確かにアナログはそそる音っていうのかな、いい音がする。ノイズもあるけど響きが深くてしかもメリハリがあるから、こういう音だけをきいていたければアナログオンリーという路線もあり得る。しかしこりゃ久しぶりにガタガタの画像だなあ。

続いてやはりオルトフォンの古いSL15ですね。いい音です。これもピントがイマイチですいません。

どっちがいいかな?予想以上にAmazonMusicHDの音が健闘していて、どっこいどっこいってやつです。いいな。シンバルのカツンカツンいうところなんかはアナログ独特のエッジの立った音でデジタルはかなわないんだけど、金管なんか全然負けてなくて実に熱い音楽が展開されるので、僕のお気に入りだったこのアルバムは即「マイミュージック」に登録しました。そしてEQの設定を少し見直したので、今はアナログとも勝負できるかも。しかしミニマはやるなあ、このアルバムをきいてまたまた惚れ直したぞ。  2019.9.22

まだ少しヘンだけど、おかげさまで左耳の状態は元に戻りつつあります。多分軽い風邪だったんだと思う。そういうわけで、昨夜からこんなセッティングにしてみました。オーディオって空気の振動だから、きこえ方はトレペ(アートレ)一枚で変化します。完全に左右対称にするなんて実際の生活の中では不可能だし、やっても意味はないんだけど、仮に横幅4mぐらいの部屋だったらこんな感じになるはずで、視覚的な意味も含めてやってみる価値はあるし、実際大きく変化する。この紙一枚で真ん中からきこえてくるようになる。

上の写真をちゃんとよく見ると、カウンターポイントのSA3.1がセットしてあって電源も入っているわけですが、この状態=つまりArmstrong521をパワーアンプとして使うと、中途半端にオーディオ度が高まる。カウンターポイントのプリを使うなら、最低でも香港QUAD405ぐらいは組み合わせた方が完璧にそっちの世界にいけそう。まあ、やってみないとわかりませんが。ってなわけで、けっこうオーディオやってますが、僕はミニマ+Armstrong521みたいなシンプルな組み合わせが良いと思うので、とりあえずカウンターポイントの接続は外した。

今月中にオリンパスのE-M5MarkIIIがどのようなものかが明らかになるはずだ。今使っているE-M5MarkIIのハイレゾショット約5000万画素のデータからA4見開きに印刷して、15年前の6×7から印刷したものより鮮明ですから、僕は現行のE-M5MarkIIで不満なしだけど、新型に上位機種の機能がどれだけ投入されるかが気になるところだ。かつてはフォーサーズってとても中途半端なサイズだと思ったのだが、この10年で全体にものすごく進化したから、もうフォーサーズで全然問題ない。スポーツは撮らないしカワセミも撮らないから、レンズも含めて小型軽量な方が良い。センサーサイズが約1/4なので、レンズの焦点距離を35mmに換算する際2倍にすればOKなのもわかりやすくて良い。主要なズームレンズが高性能で、マクロレンズ並に寄れることも良い。

買ったものの、存在を忘れている洋服は時々ある。でもカメラや調理器具ではほとんどない。オーディオ機器やパソコンやスマホは毎日全部使っているが、細かいアクセサリーやケーブルなどはちょっとあぶない。CDやLPはどこでどう手に入れたものかがわからないものがかなり沢山あるし、中には「買っていたのか」と思うものもあったりする。僕みたいにソフトの枚数が少なくてもそんなもんだから、コレクターともなると多分すごいことになりますね。

まあそういうわけで、大音量でAC/DCをききながら身辺整理中。やってることや興味が多いのでとにかく物が多いから、出来る限り少なくシンプルにする。

散歩がてらユニオンにCDを売りに行くのが面白い。100円ならばOK売る、でもそれ以下は返却って言ってる。そういうわけで、「夜カフェ」その他に一枚100円のCDがあります。僕に言わせれば「演奏良し音も良し、これが100円以下はないでしょう」って気がするCDだらけなのだが、ユニオンはユニオンの基準や都合で査定するので、それをどうのと言う気はない。  2019.9.23

CDはもしかするとVHSのテープみたいなことになってしまうのかなと思う。僕の場合よくきくCDは大した数がなくて、せいぜい300枚か400枚程度だと思うのだが、それらはすでにリッピングしてるからほとんどCDを回さなくなっている。そこへきてのサブスクリプションだからリッピングしたデータさえも再生しなくなりそうなのだ。そうなるとますますCDはきかないので、邪魔だから売れるCDは売ることにした。水漏れさわぎでCDを床に避難させるとあんなに床を占領するわけだから、今はとにかく物を減らしたい。

僕はそれほど多くのCDやLPを持っていないので、一枚一枚に対する思い入れが割と強い方だと思う。「もう要らないから100円でもいいから売ってしまおう」と決めて、トートバッグに入れる時にジャケットを見ると買った時のことを思い出す。そして、そのCDを手に入れた頃の嗜好というか、意識や興味の流れみたいなものがよみがえる。CDでさえこうだから、自分で建てた家や僕のスタジオのような部屋は建てた人の強力な思いが複雑にからんでいるのだろう。

レンタルCDを借りてリッピングして売るとか図書館でCDを借りてきてリッピングするというようことはほとんどしていないので、やっぱり期待して買ってそれなりに気に入って楽しんだものばかりなわけだ。昔、iTunesで取り込んでいたのは、ディスクのかけかえが不要だし、プレイリストを使ってのランダムプレイやリピート再生が可能だったので音質というよりは利便性のためだった。ちゃんと再生する時はCDを回していた。

今でも比較をすればデータ再生よりもCDを回して再生した方が音は良い。さらに言うと、それがたとえプレクスターであっても、USB接続のCDドライブで再生するよりも、ある程度物量を投入したCDトランスポートによる再生の方が音質は上だ。それはそうなんだけど、今回の水漏れもあって「まあいいか」って気分になってきた。CDを死ぬまで全部持ってるわけにもいかないし、新しいことをやるには身軽にならなければいけない。

四国歩きに行きたいけど、そうもいきませんね。YouTubeの遍路関連動画はもう見飽きちゃったんだけど、でもまだ時々見ては、山の中や長い長い海岸線の国道や野宿可能な公園の東屋や長いトンネル、色んな場所にいる自分を夢想している。

CDを売ると安いのはわかっているのですが、一枚100円以下のCDは持って帰るって言うとこんな感じで、12枚売って4500円で、ここだけみるとなかなかの成績ですが、50円とか20円なんてのもありますから笑えます。何故か宮本大路「ラストピクチャー」が一枚950円なのでした。よくわかりませんが、面白いものですね。100円未満は持ち帰るってことにすると、30枚で6500円ぐらいだから、一枚平均200円ちょっとだったりするが、その場合は1/3ぐらい戻ってくる。

ショップは店舗の維持費や人件費を出さなければいけないわけだから、買い取った金額の何倍かの値段で店頭に並ぶことになる。それは当然のことで、店がいくらで売ろうがどれだけ儲けようが文句をつける気はない。袋も必要なわけだし在庫をかかえるわけですから、例えば200円300円で買い取ったCDを1000円で売ってたとしても当然、そんなもんかなと思う。

買取りの値段は需要と供給の問題だということはわかっているんだけど、それでもついつい「こんな名演奏・名盤がなんで100円にもならないのだろう?」と思ってしまう。まあね、それはあくまでもディスクユニオンでの買取評価なわけです。参考になるし、タダでもいいから物を減らしたいなくしたいという立場で考えれば、買い取ってもらえるのは感謝すべきことだ。  2019.9.24

何故かAppleMusicにはアンドラーシュ・シフが弾く最新版のシューベルトのアルバムが1枚しかなくて、多分その前に出た「楽興の時」とか「即興曲作品142」とか「最後のピアノソナタ」が収められたアルバムはなかった。で、AmazonMusicHDで検索をかけるとこちらにはちゃんとあって、しかも24/96のハイレゾデータだったので、昨日今日と2回きいた。1997年に僕が自主制作したCDがあって、そのピアニスト井出よし江さんが弾く「楽興の時」とアンドラーシュ・シフが弾く「楽興の時」ものすごくよく似ているのでこれはちょっと驚いた。

今日は水曜日なので、18時から22時までは「夜カフェ」をやっています。19時からは料理を作っている人が来るので、予約してもらえれば20時頃にスパイスから作ったカレーを注文することもできます。

さて、iPadOSはどうなるのだろう? さすがに時間がかかりそうだけどとても楽しみだ。

と、思ったが、iPhoneのiOS13.1もiPadOSも割と短時間でスンナリとアップデートが終わった。一年間毎日MacBookを使わずにiPadを使ってみた経験から言うと、iPadのソフトウエアキーボードがもう少し使いやすく改善されてくれればなあと思う。それと次期macOSではiPadを外付けモニタにできるはずなので、それを期待している。

昨日だったか、カメラマンの新藤さんが「Amazonのタイムセールで安く売ってるよ」と紹介していたドイツ製の包丁を買ってみた。笑っちゃう安さで3250円が送料込みで1375円だったからタダみたいなものです。 普段使っている包丁は18cmで、刃渡り20cmっていうのを持っていないから、こちらを日々愛用することになるかも知れない。このあたりは微妙で、22cmになると長すぎて用途が限られる。重さは約190gほどだけど、重たいのはハンドル部分らしく、持った感じは軽い。僕にとって包丁はカメラマンにとってのレンズみたいなものというか、手の延長というか、クリエイティビティに大きく関わるものです。だから、物は少なくしてる最中ですがそれとこれとは無関係ってやつです。ただ、あまり高価なものを使うのはつまらないなと思っていて、2000円以下でよく切れて、かつしっくりくるものを見つけると「ウッシッシ」と喜びます。ちょっと刃の部分のアールがつきすぎているのは半年ぐらいかけて研ぎながら修正しよう。この包丁は片刃っぽく育てようかななんて思っている。  2019.9.25

オリンパスのE-M5MarkIIIは10/17に発売が噂されていて、ついにリーク画像が出始めたが、さあ、中身はどんなものになるのかな。iPhoneのカメラも一枚の写真に対して複数のシャッターを切ってその画像を合成して、より高精細でノイズの少ない画像を作るなんてことをやっているのだが、オリンパスのハイレゾショットも似たようなもので、E-M1Xの手持ハイレゾはそれの進化形なんだけど、E-M5MarkIIIには上位機種からどんな機能が下ろされているのか楽しみだ。でも、多分バッテリーは新しいものになるだろうなあ。純正のバッテリーは一個6000円ぐらいなので、2台持つ身にとってはバッテリー問題って大きい。二種類持つのは避けたいし、動画撮影なんてやり始めると4個は欲しくなるわけです。

以前も書いたけど、長く使ったデジタルカメラはキヤノンのEOS40DとオリンパスのE-M5MarkIIで、40Dは4年ぐらい使い、E-M5MarkIIは来年の2月で5年だからすごい。デジタルになってフィルムや現像代がかからないからやたらと撮りまくる人もいて、その気持はよくわかるけど、僕は逆でデジタルになってからの方がショット数は減っている。ピントや露出の確認がすぐにできるから、そんなにあれこれ何枚も撮らなくて良くなったんだと思う。

DELA+ADI-2Proで再生していると、時々音が出なかったりノイズが出たりする。それから、AmazonMusicHDも時々ボツボツって感じのノイズが出たりする。そういう意味ではMacでAudirvanaPlusが一番安定しているけど、CDプレーヤーでCD回しての安定性にはかなわない。それはどうしようもないんだけど、コンピュータと付き合うのはそういもの、時々は再起動しながら使うものだと割り切ることにした。物を減らしたいので多少の不具合やノイズは気にしないことにした。レコードは魅力的な音だけど面倒だしノイズも出るわけで、完璧なものはない。

そろそろジンジャーシロップを作りますので、欲しい方はお知らせ下さい。

いろいろ、うまくいかないことだらけですが、やりたいことがあるんだから実現に向けてチャレンジするしかない。ダメならダメでその時考えよう。  2019.9.26

いい天気だな。今日は午前中にコーヒーの焙煎をして、午後はスタジオで10カットぐらい撮影がある。ブツ撮りってやつです。

そんなこんなで忘れていたけど、ファンキーフライデー!!

月に2回ぐらいコーヒーの豆を600gずつ買ってくれる人がいて、いつもスタジオに取りにきていたんだけど、「PayPayで払ってクリックポストで送る方が断然楽ですよ」って言い続けて半年、ついにこの方式になった。クリックポストって188円で1kgまで送ることができるので、ボール紙の箱の重さも入れて中身は600gがちょうどピッタリなのです。

包丁は多分今年だけで100本近く見て研いでもいる。その中に自分が使ってるものが10本ぐらいあるのだが、先日1375円で買った刃渡り20cmの包丁が今後メインで使う第一包丁になりそうだ。そのまた前、3ヶ月ほど前に買ったVG-10という材質の包丁があって、これはひどく厚みがあって使いにくいので、のべ4時間(3回に分けて)ほどかけて刃じゃない側面を荒砥でおろした結果だいぶ使いやすくなったので、これを第二包丁に認定しようかなと思っている。ミニマを鳴らすアンプ選手権みたいなもので、300円の包丁でももっと高いのでもどれでもちゃんと使えるけど、僕が使って日々気持良く楽しく料理ができる一位と二位ってことですね。

午後の撮影終了、いい感じの写真が撮れて喜んでもらったし楽しかった。さて、夜は何を食べようかな。Lchのミニマを元の位置に戻して音楽をきいている。

せっかくワールドカップをやっているのだから、明日の夕方は大画面でラグビーを見ようかなと思っている。一緒に見たい人はいるかな?

DELA+ADI-2ProAEの音をきいてみたいなと思うのだが、2mのピンケーブルは1本しかないので、ADI-2ProAEの出力をFireFace802のアナログ入力に突っ込んで音を出している。これをやるとADI-2ProAEのEQとFireFaceのEQが二重にかかってしまうので、よいやつはやたら良いがアルバムによってはボコボコの音になってしまうのでADI-2ProAEのEQはフラットに戻している。

ミニマだと、Armstrong521でもADI-2ProAEの音はとても魅力的だ。やっぱりミニマは小型だけどスポーツカーで、きき心地は良いけれどダルなセダンじゃない。  2019.9.27

E-M5MarkIIIに手持ハイレゾショットが搭載されるって? 本当かな。そうだとしたらかなり訴求力のあるものかも知れない。でも、僕はハイレゾショットをやるような撮影は三脚を使っているから、要らないっちゃ要らないんだが。。。それよりはあの邪魔くさい背面モニタの情報表示を消す機能がついてくれた方が嬉しいのだが、多分あのままだろうな。あれは構図・作画ってものを無視している使いにくさだ。

おいおい、そんなことになっていたのかい。知らなかった。ヤノヴィッツの「4つの最後の歌」って、音質なんか無関係の神々しい表現なんだけど、まあハイレゾ版が出てると知ればきいてみたくなる。ハイレゾでだいたい一つのタイトルが150MBぐらいに可逆圧縮されているらしい。だから、iPhoneなどで再生するならあらかじめWi-Fiでダウンロードしておいてオフライン再生をした方が良い。

当然ながらシューベルトの歌曲集もあるので、午後きいてみよう。

明日はPerfumeのダンス練習会で10人ちょっとの人が集まってくれて、その時にシフォンケーキとコーヒーを出すし、また送って欲しいという注文ももらったので、午前中にコーヒーの焙煎をしている。今日焙煎して今日送りますから、とても新鮮です。PayPayでの支払いが圧倒的に便利で手数料もかかりません。

色んな音楽を教えてもらってお世話になりましたが、今日AppleMusicを解約しました。

このパート65もそろそろ終わりだが、65の最初に出てくる「阿・吽」をもう一度読んでいる。CDもLPもすべて手放すつもりだし、40巻ほどある「ちはやふる」は誰かにあげちゃってもいいけど「阿・吽」は手放せない。

ルールも大してよくわからず、ラグビーを見ているのだが、アイルランド戦勝利に感動しました。髭面・マッチョでかつ頭脳明晰男がモテるといいな。

iOS13の3本指ピンチとかスワイプ、4回タップで全選択を覚えて使いこなすとすごく便利だ。   2019.9.28

今日は午後からPerfumeのダンス練習会なので、午前中はスタジオを片付けなくちゃ。ミニマもどかさなくちゃいけない。3日前までは7人だと思っていたが、昨日ドカドカと参加申込があって何と17人になった。

こんな感じなもので、東京でしかもそこそこアクセスの良い場所でも、人に集まってもらうのはなかなか難しい。包丁研ぎ講座も9月は何故か少なかったので「もう誰も習いに来ないのかな」と思ったが、10月はしょっぱなから3人申し込みが入ってるのでまた月に10人になるのかも知れず、これまたよくわからない。包丁研ぎ講座は、「おじさんばかりだろう」という僕の予想を裏切って女性が多いし、それもけっこう若い(30代?)人が習いに来るので静かなブームであることは確かだ。

僕を含めて18人がスタジオ内でシフォンケーキを食べつつコーヒーを飲んで一時間ほどなごやかに楽しく話をした。でも、かつてより話し声がうるさい、耳につく、よくきこえない。だから声が大きくなってますます話しにくいので部屋全体の音にEQをかけたくなる。8年間一緒にやっている主催者に「今日は話し声がうるさくないかい?」と言うと「確かに以前よりずっとうるさい」と言う。僕は「サーロジックのパネルが全部なくなったからね」と言った。これで天井につけてある吸音材を外すと、ものすごくイライラする音になって、耐えられないほどになる。

いいじゃないですか、僕のスタジオの音が悪くなった分あのパネルが入ったお宅は音が良くなっているに違いないのだから。

ミニマをセットしているMac miniが置いてある方の側は壁面が適度にガタガタしているので、ミニマの音はかなり良い。そういうわけで、僕は僕で大音量でAC/DCのハイレゾをきいて楽しんでいる。  2019.9.29

やってきた2本めのドイツ製包丁は、同じものかと思ったら少し長いもので重くて長いのは許せるのだが、グリップが違う。何とも握った感じがシックリこないものだったので、のべ2時間半ほど手でヤスリをかけて握りやすいものにした。バカだなあ。

今日の午後は取材だった。そして、料理を習いに来る人がいるので19時前までに食材を買って戻った。そういうわけでちょっと忙しい。

いつまでも暑いなあと思う。思い出してみると、1970年ぐらいまでの夏って今日ぐらいの暑さだったと思う。

取材先で教えてもらったソプラノ歌手の歌をミニマできいてみている。Julia Lezhneva ユリア・レージネヴァという人ですが、AmazonMusicHDに何枚もアルバムを見つけたので色々きいてる。まずはペルゴレージのスターバト・マーテルかな。これは愛聴盤になりそう。

あ、そうだ、今日で9月が終わるから明日からはパート66に移行しなくちゃ いけないんだった。  2019.9.30

例の香港QUAD405ですが、現在「K工房」で生まれ変わりつつあるようです。それで、10月12日の午後に「香港QUADの逆襲」と題してリベンジ戦を行いたいと考えています。つまり、8月同様のオープン参加OKの戯れる会例会的オーディオイベントをやろうと企画中です。いかがでしょう。オリジナルQUAD405のあの渋い音にどこまで迫れるのか、気になるところです。オリジナルのQUAD405を持参して参加してくださる方も募集中です。10/12(土) 13時から18時 参加費2500円 おかわり自由の自家焙煎コーヒー&高知のソウルフードとも言われている「ミレービスケット」付き


毎週水曜日の夜は「夜カフェ」をやります。18時から22時まで、オーディオあり音楽ありブロンプトンありコーヒーあり政治の話題あり。つまり「音楽喫茶」じゃありませんが、高級なイヤフォンの試聴ができたりします。コーヒー+エスプレッソで1000円です。お時間のある方はどうぞお出かけください。取材などで不在の時はお休みしますが、その場合はこちらでお知らせします。


「マイオーディオライフ」はオーディオ・ベーシックでの連載とムック、そして音楽出版社「スピーカーブック」での訪問記事の総集編です。是非お買い求め下さい。
僕の初めての本「マイオーディオルーム」は、単にAudioBasic誌に連載していた記事をまとめただけでなく再訪問しているし、「高島誠の遺産」も掲載されています。マルチフォーカスチューニングという記事は本当に丁寧な取材をした記事だった。このような内容の本は他に類を見ないし、10年20年後に読んでも役に立つはずだ。

ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート40 2013年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート41 2013年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート42 2013年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート43 2014年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート44 2014年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート45 2014年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート46 2014年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート47 2015年1月ー4月8日
オーディオと映像、新しい時代パート48 2015年5月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート49 2015年7月ー10月
オーディオと映像、新しい時代パート50 2015年11月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート51 2016年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート52 2016年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート53 2016年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート54 2016年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート55 2017年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート56 2017年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート57 2017年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート58 2017年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート59 2018年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート60 2018年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート61 2018年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート62 2018年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート63 2019年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート64 2019年4月ー6月

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