パート34
オーディオと映像、新しい時代 パート34

ちょっと心に余裕がなくて、パート34への移行がなかなか進まなかったが何とか今夜から移行し、2011年も残りがあと三ヶ月になってしまった。ハードディスクはノートでも500GBが当たり前で、デスクトップ用なら1TB、2TBも数千円、メモリは4GBが標準で8GBが5000円に近い数千円となった。とりあえず今日食べる物には不自由していないが、これから日本がどうなっていくのかはまるでわからない。

日々文字を打つのならMacじゃないとやってられない。でも、音楽の再生はMacでは出来ないことがあるし、スッキリした音でもあるのでLet's noteを愛用していて、一昨日僕にとって四台目のLet's noteが届いた。これまで買った中で最も高性能(と言ってもCore2Deuo)で、最も安価(1万円ちょっと)だった。ファンレスだし、HDDだけど起動も30秒ぐらいだし、僕はこれで音楽をきいていてあまり不満を感じない。12インチのカラーディスプレーがついた汎用データプレーヤーだと思えば特に不満はない。

もし経済的な余裕があれば、オーディオもデジタルカメラ関係もいくつかやってみたいことはあるのだが、今は出来ずにいる。何とか日本経済が持ちこたえてくれて、あと15年間ほど、僕が漠然と考えていた状態を保ってくれればと願っている。そんな2011年の秋だ。  2011.10.8

昨日の戯れる会例会では、CDを回しての再生と、リッピングしたデータからの再生を比較してみた。結果は、「それほど変わらない」という感じだった。それよりは、Let's noteの内蔵HDDからの再生音とNASからの再生音の違いの方がまだ違いが大きいと思った。もちろん、これは必死できいての話だから、普通にきいていたらほとんど変わらないと思う。当然ながら数枚のCDを使って、再生ソフトもあれこれ条件を変えて比較した。その結果、リッピングした方がエラー補正をしているから良いということもなさそうだったし、CDからの再生が常に上回るということもなかった。以前はCDからの再生の方が良かったりもしたので、このあたりは少し変化しているとも言える。

それから、菅野録音のSACDなどもみんなできいた。SACDって独特のやわらかな空気感みたいなものがあって良いのです。最初からこれが出ていてデジタルのスタンダードになっていればなあって感じだけど、まあしょうがないですね。音楽はCD、映像はDVDが中心で、多分ほとんどの人はそれ以下の音質画質でも文句を言ったりしないのだ。

今週の金曜日10/14から三日間「第三回1Coin喫茶展」をやるので、僕は今年もA3ノビを4点展示する予定でそのためのプリントを始めた。今年の参加者は写真の展示が7人、指輪とかネックレスなどのアクセサリーが1人、手作りの鞄が1人の合計9人による展示即売で、コーヒー紅茶+メンバーによる手作りお菓子付きで500円です。去年は三日間で130人ぐらいのお客さんが来てくれたのだが、今年はどうだろう。金曜日はPCオーディオfanの取材をやって欲しいという依頼がきたが、喫茶展の初日とバッティングしているので、残念ながらその仕事を引き受けることはできなかった。まあ仕方がない、そういうこともある。

持っているSACDをあれこれきいてみようと思って、今夜はプリントをしつつ原稿を書き、2LのSACDなど何十枚かあるSACDのうち気に入っているものをかけている。確かにオープンリールのテープとSACDの音は近い。10年かかってやっと、小林吾朗さんの言っていたことがわかってきた。

吾朗さんはLPの音が好きじゃなくて、僕は好きだから、そこが違うのかなと思う。マランツ7の音もそうなのだが、演出された音なのだ。心地よい状態をねつ造しているようなところがあって、これはLPの心地よさとも共通している。  2011.10.9

プリンタのインクって、あんな少ししか入っていなくて一本1000円もしてしかも8色もある。で、純正インクを持ってSofmapのレジに行くと、店員に「詰め替えたタイプだともっと安いですよ」などと言われるものだから、つい「そうだよなあ」なんて思って安いのを買ったりしてみる。だが、これがどうも具合が悪い。かつても同じ経験をしたが、高いけど結局純正を使った方が良いというのが僕の結論だ。

昔のMacは「新年あけましておめでとうございます」とか、確か誕生日も何かメッセージがあったような気がするんだが、あれがなくなっちゃったのはつまらないね。あれがなくなったのははOS9からだったかな。

色々調べてみているが、やはり当分の間Lionにはできそうにない。iTunesの音はLionの方が良さそうなのだがしょうがないね。デザイナーが今でもOS8とかOS9を使っているように、SnowLeopardってのはしぶとく残るのかも知れない。どうしてもLionを使いたいのなら、今使っているMacに加えて、まったく新規にLionがインストールされたMacを使ってみるしかなさそう。  2011.10.11

どうもこの二日間は風邪だったらしい。元々季節の変わり目で鼻炎だし、頭も重いし、風邪だか何だかわからない状態なのだが、昼間「だるいからちょっと横になろう」なんて思うとそのちょっとが3時間とか4時間になる二日間で、かと言って夜眠れないかと思うとそうでもなく、夜も眠い。身体が睡眠を要求している状態らしい。こういう時に逆らったところで無意味だから、連休後半の二日間は大したことができずひたすら寝ていたため、1Coin喫茶展用のプリントを数枚やったのと、アップルパイを作ったことだけが創作活動だった。

午後は書籍の表紙のための撮影で金平糖の写真を撮る。そして夜はダンス練習会三人参加。

コルグのDSDレコーダーってどんな音なのかなと思っている。  2011.10.11

昨日久しぶりに「新次元」という言葉をきいた。長岡式バックロードホーンじゃありませんでしたっけ?

おかげさまで体調は戻りつつある。やはり一昨昨日と一昨日はちょっとヘンだった。体調が良くなってきたところで、たまりにたまった原稿書きをやりつつ、今後のオーディオをどうしたものかと考える。

明日の夕方から1Coin喫茶展の搬入なので、今日と明日中にやり終えなければならないことがいくつかある。そんなこともあるやなしやで今日はLPをきいている。時間があるようなないような、けっこう追われている。どうもこのところ、プリンタの色が思うように出ず、いくつかの仕事が滞っている。なんでだろう? わからない。  2011.10/12

2Lのプリントを数十枚終えるのに夜中までかかってしまった。今日は夕方までに明日からの喫茶展で出すための食材を買って来なくてはいけない。その前に床屋にも行きたいし、「原稿はまだか」と言われることを気にしつつ、あれこれ準備をしている。

奥多摩や世田谷区弦巻で高い放射線量とか。なんか、あやしくてあぶなそう。大正時代は明治と昭和にはさまれた少しゆるくて自由な時代だったのだが、僕らが生まれ育った戦後1945年から2011年までの約65年間ってのは第二の大正時代だったのかなと思ったりする。

iPhoneのOSをアップデート中。メジャーアップデート後は動作しなくなるアプリも出てきたりするんだけど、何とかちゃんと動いてくれよな。iPhoneが終わったら次はiPadもアップデートしなくちゃね。

MacBookAirが母艦なためか、アップデートはけっこう時間がかかった。iOS5以降はiCloudを使ってMacやPCとの接続なしにアップデート可能になるから、これが最後の接続になるのかな? iCloudはLionが必要なわけで、僕のMacでは使えない。でも、iPhoneやiPadはiOS5にすれば使える筈だ。アップデートにものすごく時間がかかっているのは、iCloudにこちらからの情報を送っているからなのかな。これから具体的にどうなっていくのかはまだよくわかっていない。

当分SnowLeopardは使うことになるので、多分あと何年間か今使っているMacBookAirを手元に残す事さざるを得ないので、Lion入りのMacにするなら新規で用意するしかない。G4のPowerBookはメモリを増設してAppleCareに入ったら40万円ぐらいだったし、Airも最初はものすごく高くて20万円以上だったから、それに比べると今は半額以下になっているから随分買いやすくなっているんだけどね。

アップデートが終わったiPhoneでAirPlayを試してみる。昨夜までクリアだった音が歪むのは何故だろう?

iPhoneがiPad的になっている。iPhoneにも「ビデオアプリ」がついたし、文字入力の予測表示がiPadっぽくなった。

iPadからもAirPlayは音が歪んでいる。おかしいなあ? iPadのiPod(ややこしい)の操作画面が変わって、プレイリストにジャケ写が三枚ちょっとずれて表示されるところがなかなか憎いんだが、なんで音が歪むかなあ。AirMacExpressのデジタルアウトをFirefaceUCに入れているのだが、そのあたりも関係しているのだろうか。

先日ポチしたダチョウのハタキは在庫がないそうで、もう一度こちらをポチしてみた。またダメかな? 僕は今ハタキが必要なのだ。

今、VoyageMPD+フェーズメーションHD-7Aで音を出してみている。これがもし歪んでいたら、AirPlayのせいではなく、アンプかスピーカーかFirefaceUCの方に問題があるってことになる。あるいは、AirMacExpressのデジタルアウトをHD-7Aに入れてきいてみればいいのか。ダメだ、今日は忙しくて落ち着いてあれこれやっていられない。

ラクーアの成城石井に行き、明日から三日間使う材料を1万数千円分買って、タクシーで運んだ。そして、まず、スタジオの壁にかけてある額を外し、裏ブタをはずし、今回展示する作品を入れなければならない。これがなかなか厄介なんだが、やはり額縁効果というものがあり、そのまま壁にピンで止めるより一段階ドレスアップした状態になるので、僕は額派です。

5時間かかって1Coin喫茶展の準備が終わった。疲れたなあ。でも楽しみ。僕は細かいところをもう少し片付けなければいけない。  2011.10.13

世の中もどうなっていくのかわからんし、もちろん景気が良いわけではないから、今は大きな買い物が出来ない。そういう時って靴が増えたりするかもなあ。しかし、もう10月の半ばだというのにけっこう蒸し暑い。もう少し涼しくなってくれるとちっとはカッコでもつけて外出などしようって気になるのだが、まだちょっと気温が高い。

そんなことを考えつつ、今日から三日間「第三回1Coin喫茶展」だ。一昨年のお客さんは約80人、去年はバレリーナのクマちゃんが参加したので門下生がドドッと来てくれて130人。オーディオなんて師弟関係すらないからまるで弱いが、とにかくバレエの師弟関係は強い。今朝、すでに生花が届いている。クマちゃんは今年も参加なので、僕の予想は156人なのだが、さあどうだろう。過去最高は2000年か2001年頃のパラダイス展の200人で、1Coin喫茶展がここまで育つかどうか。できればもう10回ぐらいはやっていたいのだが、とにかく先のことはわからない。

お菓子作りとデジカメの会メンバーが中心のグループ展だから、1Coin喫茶展の写真作品は「食」がテーマというしばりがある。そして、かつてのモノクロームプリント展である「カーニバル展」や「パラダイス展」同様、今回の写真も本当にまったく見事なぐらいバラバラな内容の作品が展示されていて、それこそが主宰者である僕の個性だと考えている。写真にしろオーディオにしろ自由にやれば良くて、みんなが同じじゃつまらないから、お互いを尊敬しつつ自由に言いたいことを言おう。これまでに何人か存在するが、そこをわきまえず逸脱した人はお引き取り願うしかない。第三回をむかえ、1Coin喫茶展も内容は年々充実してきていると思う。

うーん、さすがにバレエの師弟関係はすごい。平日の午後、美女のお母さんが(と言っても僕より10才以上若い)群れをなして来て華やか。

毎年出している、フルーツグラタンおいしいですよ。

中身はこんな感じ、アイスクリームとフルーツ、これに白ワインと卵黄と砂糖を泡立てたものをかけて、ブラウンシュガーをかけバーナーで焦がしたものが上の写真だ。

  2011.10.14

上の写真二枚はオリンパスのE-PL2で撮影した。

明け方、小雨まじり強風の中動画撮影などに行き、いろいろあって、とにかく疲労困憊だけど、1Coin喫茶展も二日目に突入。音楽? この四日間はそれどころじゃないって感じかな。

このところキヤノンのデジタル一眼レフは動きがない。そろそろ、キヤノンからもミラーレス一眼レフが出るんだとすると、レンズも新設計になるのかな。とにかくデジカメの激戦は当分続きそうだ。

1Coin喫茶展の準備その他でヘトヘトに疲れ、そして原稿書きで頭がいっぱいの中、睡眠時間3時間みたいな状態で、僕が撮影してきたのがこれです。関わりのある人たちのことは応援してあげたいと思うから、早朝、慣れない動画撮影に行ってきたので、見てやって下さい。EOS 7Dの動画機能を使ったのはこれが二回目だったが、何とかきれいに撮れたかな。やれやれ、こんなに疲れたのは久しぶりで、午前中は2時間ほどスタジオの床で倒れていた。でも、原稿も仕上げなくちゃいけないしで、やっと今日の夕方2本の原稿を送った。明日中にもう一つ書き上げなくちゃ。  2011.10.15

よし、明け方鼻炎で目が覚めたものの一晩まともに寝たので疲れはだいぶ回復した。アッという間に1Coin喫茶展の最終日だ。今日は厨房のLINN DISKREETで音楽でもききながら作業をし、お菓子作りやお茶だしの当番から解放されたら厨房の奥にかくれて原稿を仕上げよう。

今朝の秋葉原は蒸し暑く、長袖のTシャツでは汗をかいてしまった。何なんだろう、この天気は。

10月だってのに気温30度? 驚きますね。紅玉をたくさんもらったので、焼きリンゴを作ってみたら割と上手に出来たので、リンゴの芯抜きという道具を買うことになった。業務用ですたい。

1Coin喫茶展は130人のお客様に来ていただいた。作品展をやってみるとわかるけど、三日で130人というのはなかなかの来客数だと思う。この三日間はいろいろあって忙しく過ごしたのでアッと言う間だった。スピーカーもサブウーファーもサーロジックのパネルも片付けてしまったので、部屋はすっきりしてるけど、音楽はSoundSticksか厨房のDISKREETか、ヘッドフォンでしかきけない。セットする気力と体力が戻るまでこのままかな。  2011.10.16

そして、夜中と早朝にMacBookAirに向かい原稿を書いたり、手直しをして送ったりしている。それにしても充実した日々だなあ。楽しい生活というのは多分こういう状態を言うのだろう。つまり、能力限界ギリギリ際どくやっていけてる状態だ。世の中は腹立たしいことも多いし、自分自身にだって文句を言いたいけど、何とか少しは評価もしてもらい、人が集まってきてくれたり仕事を頼まれたりもする。なにしろ僕は自分のやりたいこと、好きな事をやって暮らしているのだから、これ以上幸せなことはない。贅沢は言わないことにしよう。

男三人だと今のところこちらが一番すごいかなあ。西千葉大は決勝に残るだろう、そして気合い入りまくりだけど、カルーアミルクも多分残るというのがもっぱらの評判だ。10/29の決勝が楽しみです。二次通過は400数十組から55組、三次通過は55組から10組ということで、この10組で決勝が行われる。最後の最後で僕も動画撮影で協力した「オレポロ」は決勝にいけるでしょうか。男三人とか女三人の部、一人の部、10人以上の部という基準で審査をすると思うんだけどね。どうだろう。

今日は早朝から原稿の補足を書いたり、画像を送ったりもして、僕のJBL L-65の片方はまだ物置に置いてあるので、SoundSticksでしか音楽をきくことが出来なかった。何とか明日は元に戻したい。まあいいや、今夜はiPadでエレクトロワールドの練習でもしよう。  2011.10.17

iPadでもフリック入力が出来ればいいのにと思っていたら、iOS5でそれが可能になった。でも、設定が4カ所ぐらいあってけっこう面倒で、フリック君はなかなか出てこないんだわ。で、こちらを見てやっとフリックが出た。フリック入力が出来るんなら、泊まりがけの出張などにはiPadを持って行きたくなるかも知れない。

ついでに書くと、昨日Safariのアップデートがあった。時々文字入力が出来なくなる不具合は直ったのだろうか。あれこれ便利になっていることも多いけど、切り捨てられて困ることもある、時々「もう一生このままでいい」と思う瞬間があるものの長続きしない。

写真などの展示をする時はなるべくスッキリした壁面が必要なので、サーロジックの細長いパネルは横たえておく。もしこのパネルがなかったら、人が20人も来てしゃべったりすると、ワンワンして非常に疲れる。近所のうどん屋さんが本当にひどくて、あのしゃべり声を想像しただけで食べに行くのをためらってしまう。話声がうるさいのは、人も場所も苦手だな。

こんなスッキリした状態で毎日を過ごすことができたら気持が良いのだけれど、いい音を出そうと思うとまるでダメなのです。オーディオをやめちゃえばこの状態で暮らせるんですけどね。

でもまあいい機会だし、今回は改装後5年以上経っていて音も落ち着いてきているので、少し物を片付けた状態から始めてみようかと思っている。ダメなら物はまた戻せばいいんだしね。こういうことを繰り返し繰り返しやっているのは確実に経験値を上げていると思う。  2011.10.18

さて、あと残りの3頁分の原稿を書こう。あ。もう一つあった。3頁分に加えて3000字ちょっとかな。

そして、スピーカーを元に戻し、昨夜遅くになってからやっと、数日ぶりにJBLで音楽をきいた。今回は壁からL-65の背面まで115cmでセットしてみた。ああ眠い。ダーツボードは元に戻したが、ダーツはどこにしまっちゃったんだろう。練習したいなあ。

サーロジックのサブウーハーD.Cubeも物置に移動してしまい、運んだ際にインプットアウトプットのつまみが動いてしまったから、これも新しいセッティングに合わせて朝から調整中をしている。こんなことやっていじってるのも楽しい。

今日見た映像でもっとも興味深かったのはこれです。何かに利用出来るかな。でも、冷やしていなくちゃいけないみたいですね。

これぐらいの状態だと、良く言えば溌剌としたクッキリハッキリした音で、悪く言うとちょっと荒れた音になるので、ここからあまり部屋の見た目が鬱陶しくならずにもう少し音を滑らかにしたいと思っている。

それで、同じものをこんな風に配置してみるとかなり音は大人しくなる。しかも、やわらかくなり過ぎってわけでもないから、良い感じだ。さっきからきいているグリュミオーの弾くブラームスのソナタがかなり良くなってきた。額の中身を入れ替えるにはまだ二〜三日かかるし、当面これでいこう。

それで、ベートーヴェンのピアノコンチェルト第1番と第2番をきいている。345番は有名ですけどね、原稿を書きながらきくにはこちらの方がいいかもなあ。

Coin喫茶展以前の状態に比べると、スピーカー横から後方に置いてある物を減らしたので、音はだいぶ変わった。そして当然ながら、今一番気に入っている音楽が一番良く鳴るように調整することになる。今、一番気に入っている音楽は何か? そりゃ、あれですよ。セラミックガールでしょうかね。明日の朝はひばりヶ丘で竣工写真を撮るので、今日は早く寝ようっと。  2011.10.19

音が違うのにはまだまだ理由があって、この部分が喫茶展以前とは違う状態だ。

喫茶展の時はこの大きな扉を閉めているのだが、普段はLPを取り出すことができないから開けっ放しになっている。このあたりが建築家的設計で、大きな扉だと閉めたときはツルンとして美しい。でも、縦に二枚になっていてくれた方が使いやすい。イザって言うときはすごくきれいになるけど、普段は開けっ放しがいいか、普段も開けたり閉めたりしやすいけどイザって時は縦に線が入るのと、どっちがいいかという選択だ。僕はここに関してはイザって時にうんとスッキリする路線でOKした。

ここを開けると当然ながら音は良くなる。

しかし、セラミックガールのライブハウスっぽい低音が出たのは初めてだなあ。楽しくてつい音量上げ気味。ズシンズシンドワーン。機器は同じだから、置き方とサブウーハーの調整、この二点だけが違う。Take me Take me のちょっと下品っぽい低音(これがヤスタカ氏のわかっているところなんだ)もこれまでで一番良く出てきている。楽しいねこれは。あとは中域のある部分で耳にくるところをなくせばOKなんだけど、これはおいしいところと隣り合わせだから難しい。しかし、いい音だなあ。

後ろの扉は開けることにした。あとは何をしてみようかな。そうそう、ここまではVoyageMPDとHD-7Aなので、そろそろFirefaceUCでも音を出してみようかな。とりあえず今日で原稿書きの山は越えたので、スッキリした。もう、一ヶ月ぐらい頭が痛かったからなあ。すごく解放された。  2011.10.20

おかげさまで、この一週間ほど目の痒みは解消した。あれは何だったんだろう?ブタクサの花粉だったのだろうか。不快な鼻炎は本格的に寒くなるまで、例年あと一ヶ月ほど続くようだ。それでもとにかく、冷房も暖房も入れなくて良い季節は音楽を楽しみ、少しは格好つけた洋服でも着て、新しい靴を履いて出かけたりしたい季節だ。

昨夜はやっと精神的な余裕ができて、深夜に先日コルグのMR2000Sで録音したアナログレコードの音をきいてみた。朝早く起きて、竣工写真を撮りに出かけて戻り、原稿を書きつつ画像処理をして送り、校正をしてFaxで送り、秋刀魚を焼いて食べ、速攻でキャプションを書き、その後でどうしてもあのDSDデータをきいてみたくなった。

でもMR2000Sは返却して、もうないので、DSDのファイルをNASにコピーし、Windows版のAudioGateをダウンロードして再生してFirefaceUCから音を出した。同じデータをMacProに入れたAudirvanaで再生することも出来る筈なので、やっぱりNASの導入は正解だった。NASがあることで本当に助かっている。まあ、NASの電源を強化したりってなことをするとまた音は良くなるらしいが、正直やってられませんから、僕はあり合わせ的なところで楽しんでいて、それが良いと思う。ヘッドフォンもいいし、ドックスピーカーもいい。喫茶展最終日にドッと数十人のお客さんが来てくれて、忙しく作業をしながら厨房のDISKREETで鳴らしたPLACEBOは最高だった。

細かいところをきいて楽しむオーディオってのもあるから、みんなそれぞれ好きにやればいい。僕はある物をおいしく食べる的なオーディオだな。

そういうわけで、コルグで録音したDSDデータをFirefaceUCや400で再生するってのも、なかなか良いのでした。NASとFirefaceとHD-7Aと、そして最後にコルグですかね。

新しいMacOSであるLionとiOS5、それに連携するiCloudはまだちゃんと動いていないみたいで、知り合いが「早まった」というメールをくれたりしてるので、どうやらまだ不具合があるみたいだ。最近このMacBookAirをメインにしているのだが、反応が遅くて待ちきれない時がある。でも「動作しないわけじゃないんだから、怒らないのが賢明」と考えている。新しいOS搭載のマシンを導入すると、ATOKも買ってユーザー辞書を読み込んだり、Photoshopのアクティベートもあるし、これはこれで大変でその上不具合まであれば「元のOSの方が良かった」なんてことにもなりかねない。まだ、「あれ?また腕時計だけどちゃんと動いているのかなAirは」なんて思っていた方が楽だったりもする。まあそうですね、無事に2011年を乗り切ることができたら考えることにしようかな。その頃にはあれこれ整備もされているだろうし。そういうわけで、また靴と着る物が増えそう。

部屋の中がほこりっぽいのは好きじゃないから、掃除機を買うのは好きな方だと思う。あのちょっとしたことでひっくり返ってしかもパイプが抜ける東芝製に始まって、dysonも何台か使った。ハンディなdysonも使ったが、現時点でこのスタジオだとルンバが最も良い。ハンディなdysonはアナログレコードプレーヤーの周りのホコリを吸い取ったりも出来るからいいかなと思ったのだが、一年ぐらいで電池がダメになって1分半ぐらいしか作動しなくなった。新しい電池にしてもまた一年かそこらで動かなくなるんじゃやってられないので、若い一人暮らしの編集者にプレゼントした。

ルンバ+ダチョウのハタキの組み合わせは最高かも知れない。それに加えて、エレクトロワールドじゃなくてエレクトロラックスのコードレス掃除機があるので、これで当分OKみたい。  2011.10.22

いくら掃除をしても、数日でこの程度のホコリはたまってしまう。

ダチョウのハタキで数回なでれば数秒でこの通り、キズもつけず、水も使わずホコリをはたき落とすことができる。ホコリは床に落ちるので、あとはルンバ君によろしくということになる。

柔らかい羽根はこんな隙間にも入るので最高です。アナログプレーヤーのアームの基部まわりなんかも一気にホコリがなくなってスッキリ。とっても気分が良い。

さーて、ぼちぼち次の原稿書きを始めつつ、夜はDVDで映画でも見ようかな。あー、その前に包丁を6本研がなくちゃな。

手前3本はハガネなので、こんな風に濡れたままにして5分ほど写真を撮っているだけで錆びてくる。僕のところで包丁研ぎを習った人たちは多分10人ぐらいいると思うけど、皆さん包丁研ぎは続けているのかな。普通に使って、半月から一ヶ月に一回ぐらい研いでいるとよく切れて調理が楽しい。

いろいろ考えた結果、900円でBento4にアップグレードした。僕は料理のレシピのために初代Bentoを買ったのだが、すぐにBento2が出たもののバージョンアップ版がなくて「そりゃ、ないでしょう。また4000円とか払うのはひどい」と思って、結経FileMakerProを買った。でもFileMakerProはあんなに高いのに一台のMacでしか使えなくて、iPad版とかiPhone版のFileMakerGOでさえも数千円とあまりと言えばあまりな値段なのだ。Photoshopみたいに毎日使ってるわけじゃなくて、週に一回ぐらいしか使わないアプリだからね。それで、Bento4が900円(今回は初代BentoからもバージョンアップOKだったので)なら、450円のiPad版を購入しても断然安いというわけで、AirとiPad、もしかするとiPhoneもBentoにして使おうかと考えている。

またオーディオに無関係のことを書いているなとお思いの方も沢山いらっしゃるでしょうが。僕にとってこのFileMakerProとBentoの関係はオーディオのあり方にも関係する重要なことなのです。  2011.10.22

あーあ、楽しかったなあ。朝は焼きリンゴとアイスクリーム乗せワッフル食べて、昼は昨日捏ねておいた自家製のクルミとレーズンと干しイチジク入りのパンとサラダを食べ、Perfumeのダンスを少し練習して(でも、けっこうややこしくてなかなか覚えられない)、それから「トスカーナの贋作」のDVDを見て「????」という気分になって、でもなかなか面白い映画だなと思い、夜は餃子の皮を作って餃子ライスを食べ、先週いただいたおいしい中国茶を飲んで、これからDSDで録音したチェット・ベイカーのLPをきいてみるところ。そんなわけで最高に楽しい日曜日だ。

キアロスタミ監督が日本を舞台に「THE END 」という作品を作るそうで、その資金カンパ(と言うか、前売り券の先売りかな)を募っていて、一応目標額の500万円には達したそうだが、引き続き援助を募集しているそうです。ご興味のある方はどうぞ。日本ではどんな映画を作るんだろう。資金援助ってったって3000円のことだし、二枚分のチケットはもらえるわけだから、僕は一緒に夢を見たいと思う。  2011.10.23

この3年間ほど、オーディオ界はPCオーディオ以外にはめぼしい話題がなかった。そして、この金曜日から開催されていた音展にしても先日のハイエンドショウにしても、各ブースでは当然のごとくPCやMacを使ってデモを行っている。だから、もうすでにPCオーディオ(なんて)ってものは当たり前で、もしやっていないとしたら「やってないんですか、それはもったいない」というようなものだ。

だから、もうPCオーディオということでは僕からの提案なんてほとんど何もないから、月末に出る「PCオーディオfan」は全部で7頁程度しか担当する記事がなかった。もちろんUSBDACの新製品なんかはイヤっていうほど出てきていて、そういう物の試聴記を書くのはそれを専門にしている方にお願いすればいいわけで、僕の出番じゃない。

でも、AudioBasic本誌は違うと思っている。DigiFiに書いている連載にしてもそうなのだが、オーディオという趣味そのものをどんな風に受け止め、自分なりにどう位置づけて楽しむかというようなことにはこれかからも関わっていたい。パソコンのことだけに限定してしまっては、とても狭いものになる。PCオーディオに関する雑誌というのは、「電子レンジが新しい調理器具として出現したから、その本を出しているようなもの」でしょう。

もちろん、オーブン機能を持った電子レンジとか、回転するやつとか、スチームオーブン付きとか、いろいろあって使いこなしもあれこれあるとは思うけど、単なる道具の一つでしかないし、今じゃあって当たり前だ。設定いじって音が良くなるのは確かだけど、それはあくまで当社比のしかもAB比較をしなければわからないような違いでしかない。それよりは、もっと全体的な機器と部屋と音楽との関わりを考えていたい。

電動式のレコードクリーナーがあるといいなあ。そして、もし目の前にレコードクリーナーがあったらいくつか確かめたいことがあるんだが、これは戯れる会のネタだな。戯れる会はいつでも会員募集をしていますから、ご興味のある方はこちらへ連絡してみて下さい。 studio.k@mac.com

今日はあれこれやりつつその合間にFileMakerProからBentoへデータを書き写す。残念ながら読み込む事は出来ないので、完全手動で書き写している。まあ、オリジナル非オリジナルも含めて、僕が普段使っているレシピのデータなんて100件ちょっとだからどうってことない。でも、そのどうってことないデータを必要な時にサッと引き出して使いたいのだ。

そういうわけで、今日は一ヶ月半ほどためてしまった帳簿つけなどをやっているので、目の前にMacが二台とWindowsが一台あって、交互に使っている。Macのものは使ったことがないのでわからないけど、会計ソフトなんかはまだまだWindowsの方が良くできているらしい。

雑誌にしろHPやBlogにしろ、書いている人が実はどんな音が好きなのかをわかっていなければ、読んで「ふーんなるほどすごい」って思ってもそれは大変単なる思い込みかも知れない。もしかすると三回生まれ変わっても相容れない好みを基準に、良くなったとか、こっちの方が好きとか書いているのかもしれない。そうだとしたらとてもアホらしい。出してる音のことも知っていて、一目置いている「この人がこういうなら間違いない」と信頼できるもんじゃないといけない。これまでずっとオーディオ評論家やライターと読者の関係って、アイドル歌手とファンみたいな関係だったと思う。  2011.10.24

MacBookProはまた少し安くなってしかも性能アップですか。一番安い13インチでも今使っているAirよりはだいぶ快適かも知れないなあ。遅いって言ってもほんの10秒ばかり待たされるだけのことなんですけどね。

原稿書きが一段落したんだけど、実はまだあって、今週中にあと3つ書くのだった。身体を動かしながら、気分転換をしながらがんばろう。

このところコルグのAudioGateで再生していることが多い。もう1台買ったLet's noteCF-T5のメモリを最大にしてあげなくちゃ、と言っても1.5GBが最大なんですけどね。こういうところで可愛らしく、でもけっこういい音を出すのって楽しい。

もはやPCオーディオというのは市民権を得た普通の音楽再生方法になっていると思うので、「こうやるとPCやMacから音が出ます」ということでは記事にならない。だから、さらに細かいところへ突っ込んでいくかどうかという事になるが、僕は細かいところへは踏み込まないことにした。何もしないという意味ではない。包丁なんてそれほどに高い物じゃないから何本も持っていて使い分けて、一ヶ月に一回か二回研ぐ程度で十分切れる。もちろん何本も持っているから実は数日に一回研いでいるに等しいのではあるが、研ぐことで必死になったりはしない。包丁の材質によって切れ味も違うし切れの持ちも違う、そんなことはわかっているけど、包丁作ってる人にインタビューをする気になんてならないし、すべての包丁を一番よく切れるものにする気もない。適当に鈍なものは気楽で良かったりもする。

もちろん、僕が適当に鈍だと思っている包丁を、料理を習いに来た人が使えば「わー、よく切れますね」ということになる。それはAirPlayやiTunesで音楽をきくのと同じで、僕は多分そういうお気楽な再生も愛しているンだと思う。

目一杯のところを確かめてみて、その少し手前の最大限楽しめるところでバランスをとって、状況が許せば時々は際どいところへも行ってみる、そんな感じがいいんじゃないかな。

3年前に作っていたシフォンケーキは、目一杯水分を多くしていて、それはそれでおいしかったのだが、やはり刃物で言えば鋭利すぎるものだったらしく、11月から3月ぐらいまではそのレシピだと全滅だった。あれこれ条件を変えて何十個も試してみたが、次の年もその次の年も同じ結果だった。それで、仕方なく水分を減らした物を作ると、ばさばさした物になってしまい極めて不本意なものになった。

そりゃそうだ。いろいろな条件の中で一つだけ変えてるんだから、その変化がもろに出てしまう。2年ぐらい前から全体的な分量や泡立て方、すべてを再検討した結果、やっといい具合のポイントを見つけることができて、最初期ほどのしっとり感はないけれど、多分今作っているシフォンケーキの方が断然完成度は高い。安定していて、でも市販のものとは違う。いくら音が良いからと言ってもあまり際どいことをやると壊れたり、ちょっと条件が変わったりすると動作しなかったりする。それと同じだろう。製品、あるいは仕事ってことになるとそれじゃ生き残れない。

もちろん、今だって昔のレシピは覚えているから、同じに作ることは出来る。でも、3年経った現在から見ると、意気込みみたいなものはわかるし良さもあるけど、昔のはちょっとベチャベチャしてて突っ張ってて未熟なものだし常に破綻と同居だから、もはや最初期のものに戻る気にはなれない。

最近はこんなパンを焼いていて、大変おいしい。バゲットはストイックだから、3年もやってりゃ疲れます。まあでも、バゲットで苦労した経験は、このふっくらもちもちしててレーズンとクルミとクランベリーが入っているちょっと甘いパンに十分いかされているのだと思う。さーて、今日は火曜日、今夜もダンス練習をしに来る人が二人いる。今度から、そういう人たちに時々音をきかせてあげようかなと思ったりしている。それはいいことでしょう?  2011.10.25

結局のところ、みんなそれぞれが満足すべきいい音で音楽を楽しみたいと思っているわけだけど、その人に与えられたもの、与えられた状況の範囲でやれば良いのだろうと思う。

来週あたりジンジャーシロップを作るんですが、どなたか欲しいっていう方はいらっしゃいますか?

昨夜スタジオにダンス練習にきた人に、秋刀魚のつみれ汁とご飯を食べさせてあげた。秋刀魚を買いに魚屋さんに行って話をしたら、最近は秋刀魚を焼いて食べる人が減っているそうだ。「えー!じゃあ焼いてはわらたなんて食べないわけね」と僕。「コレステロールのかたまりだそうです」と魚屋さんが言う。「はー、そういうもんですか、でも年間30本も食べるわけじゃなし、いいじゃないですか」なんて話をした。ナショナルのフィッシュロースターで秋刀魚を焼いて、大根おろしをたっぷり乗せて醤油をかけてあの苦いはらわたを食べるのが日本の秋だと僕は思っているのだが、世の中はそうでもないらしい。ラフランスもおいしいけどね、柿もおいしい。柿は色が秋だ。ああそうだ、そのうち火曜日の夜来る人にラフランスのタルトを作ってあげよう。って、何の話だ? いや、スタジオに来る人に何を食べさせてあげてるかって話です。

今日の田中希美男さんのBlogを読んで、へえ、あのNikonにはそんな機能が付き始めているのかと思った。デジカメはどんどんすごい時代になっているなあ。こんなにカメラが良くなっているのなら僕でもカメラマンになれるかも知れない。いや、そうじゃなくてさ、問題は何を撮るかなんだよ。そこが最も苦労している点だ。と言うのは作品作りの話で、一般の撮影はみんながカメラマンになれちゃうからどんどん仕事そのものが減っている。

天井のミニクリプトン球がよく切れるので、LEDの電球色3000Kっていうのを買ってみた。写真じゃわからないと思うけど、ダメだこりゃ。気分が悪くなってきた。どこが3000ケルビンじゃって感じね。よくわかりました。タングステン電球は部屋が暑くなるし、省エネなんてことを考えたけど、もうやめましょう。

LEDって懐中電灯ならいいけどね、部屋には向かない。これでいいっていう人とは多分暮らせないなあ。

1Coin喫茶展が終わってから、スタジオ内の物をかなり片付けたままにしているので、音はけっこう変わった。クラシックの弦の音がとても瑞々しくなったのでこのところは古楽をよくきいているし、チェンバロとかも以前よりそそる音がする。かといってRockがダメかというとそんなこともないので、みんな良くなって大変幸福だ。妙に暑かったりもするヘンな季候の東京だが、今日はちょっと涼しくなったので音楽をきくのが楽しい。昨日今日はプリントをやっていて、床にA4が10数枚、2Lが20数枚散乱している。その合間に原稿を書いて送ったが、あと二つあるので今夜がんばろう。  2011.10.26

ネーミングって重要だなと思う。キャッチフレーズを考えたりってのは得意じゃないので、こうして毎日ダラダラと書いているのだが、火曜日の夜のダンス練習は「火曜の夜はオトナの影練」というもので、これはマアマア良いみたい。僕にとっての火曜日の夜はとても重要で、20代30代はずっと手話のサークルに通っていて(途中からは会長だった)今思いだしてもあの会は恋愛してるみたいに楽しかった。日曜日に集まって都内近郊を散歩してたり、山登りもよく行ったし、会費が余るので年に一二度おいしい和菓子を買ってきて抹茶をたてて飲んだりしていた。手話のボランティアを要求するのなら、聴覚障害者もボランティアをしましょうと呼びかけたり、まあ、僕が考えそうなことをいっぱいやった。

僕にとって火曜日の夜というのはそういう大事な曜日で、とにかく良い事がある火曜日の夜なのだ。だから、うまくいくときはスルスルッといいところに入って行きそうな気がしている。

AudioBasic誌の次号企画について編集長と打合せをして、一つ新企画が決まった。PCオーディオの頁が終わったから、その代わりの企画なのですが、さあどうなっていくかな。PCオーディオみたいなことになっていくのだろうか。 

夜は久しぶりに、古いリンダ・ロンシュタットのCDからリッピングしたデータをAudioGateできく。いいですね、とても。その後はモレーノ・ヴェローゾの「モレーノ+2」をこれまた数ヶ月ぶりできく。2曲目がちょっと闊達な感じになっていて、当社比では新境地かも。音をよくするのは、色々なアプローチがあるのだと思う。

今日はバゲット一本とドライトマト入りのパンを焼いたので、明日の昼はクランベリーとレーズン入りにしよう、夜のうちにパンを捏ねておいて、冷蔵庫で一晩かけて発酵させ、明日の午前中にパンチを入れて昼過ぎに焼く。僕はアルコールよりも肉よりもパンが好きです。  2011.10.27

しかし、読売新聞の記者も、記者の言い分を掲載する読売新聞もメチャクチャだわ。

そして、僕は昨夜からスピーカーの正面にテーブルを移動させて原稿を書きながらR&Bかけてスピーカー位置の微調整中。やはりちょっと邪魔くさい場所に移動してくると音は良くなる。

先日の1Coin喫茶展で手作りの鞄を売っていた人がスタジオに来た。こちらです。ディパック他の修理を頼んでそれを持って来てくれたのだが、ちょっとまだ具合が良くないところがあるので、もう一度手を入れてもらう事になった。

その鞄作りをしている彼が、「PCオーディオってどうやるのかと奥さんにきかれて、わからなくて困った」と言うので、手元にあったAudioBasic誌やPCオーディオfanを数冊プレゼントした。

「今は何を使ってるんだっけ?」ときいたら、「Neimのネイト3のアンプ、CDプレーヤー、チューナーのセットにロジャースのLS3/5A」という、お見事な組み合わせだった。こういうところにPCオーディオを参加させるには何をすすめたらいいんだろうね。そういうところではまだまだPCオーディオfan的な雑誌の存在理由ってのもあるのだろう。それにしてもネイト3は黒くて薄いカタチだからなあと、そんなことを考えながら届いた「PCオーディオfanVol.5」を読む。

まいったな、本郷三丁目の喫茶店が閉店してしまった。僕はここ数年、ここでペーパードリップ用のペーパーを買い続けていて、これが一番良いのだ。一つ残っているパッケージを頼りに、調べてみて何とか手に入れなければいけない。

もう、40年近くも自分でコーヒーをいれていて、当然ながらあれこれやった。で、普通の紙よりちょっと高いのだが、ここ数年は「ライブコーヒー」という会社が出している紙を愛用していた。何がいいんだろうね、うまく言えないけど落ちるスピードが割と速くて性に合ってるみたい。自分の好きな豆の細かさとスピードがうまく合っている。

僕はコーヒーが好きで、なるべくおいしく飲みたいと思ってるけど、集まってくれる人に大量に出すってことも考えると、「十割蕎麦」みたいなわけにもいかなくて、普通においしいコーヒーをいれられるのがベストで、絶対的な基準で最高においしいコーヒーを出そうとはしていないのだと思う。何故かって、StudioK'sはコーヒー専門店じゃないからです。なんて書きながら、音楽はアングリーインチです。相変わらずヘドウィグは最高だね。

そして夜は原稿書きをしつつ、録音をしつつLPをかけている。  2011.10.28

なんでだかわからないのだが、アナログレコードをかけると音が良くなると思う。これはずっと変わらない。

ああ、「デュリュフレのレクイエム」はCUBASEに読み込んでの再生が心にしみるなあ。CUBASEの再生音はこういう美しい音楽にじつによく合うと思う。

今日は青山でヘッドフォン祭、そして品川のステラボールではPerfumeダンスコンテストの決勝が行われる日だ。ダンスコンテストはUstreamで実況中継される。あ、ヘッドフォン祭もUstreamで流れるのだった。どちらも熱い。

残念ながら、僕の関係しているチームは決勝に残ることができなかった。そして、決勝に残れなかった人たちが、今日品川ステラボールの前で自主的にダンスを披露するという噂もあって、こちらも大いに盛り上がっている。ステラボールの決勝戦応援席チケットの購入は抽選なので、中に入れない人も沢山いる。僕は運良く中に入ることができて、もはや全国数カ所で行われるアリーナツアーのチケット入手が困難になっている生Perfumeを、比較的小さな会場で見る事が出来るのかも知れない。  2011.10.30

昨日はPerfumeダンスコンテストの決勝戦を見に行った。1000人ぐらいの会場だったので、僕は真ん中後方のスタンディングだったけど、椅子席の後ろ一番前のすごく近くの真っ正面で全部を見た。

決勝戦に残った10組のダンスはどれもすばらしく、またPerfumeや振付師のMIKIKO先生は二階席にいて、パフォーマンスが終わった後は出演者に直接質問したり感想を述べたり、「あそこのところがすごく良かったので、もう一回やってみせて欲しい」なんて場面もあったし、少女時代の「Mr.Taxi」のサビ部分ををPerfumeが歌って出演者が踊るなんていう感じの、すごく楽しい内容だった。単なる芸能人とファンというものではなく、とても愛があふれていて、あの場に参加できて本当に良かった。

Perfumenという、何年も前からYouTubeに振りコピの動画をアップしている男子三人組に、Perfumeのメンバーが「ずっと動画をアップしてくれて、あなたたちが今回のコンテスト開催のきっかけを作った」と言ったら、舞台上の男子が泣き出してしまった時は、思わずもらい泣きでしたね。

今日は昼からヨガのレッスンで身体をいたわった後、午後3時から6時までがPerfumeのダンス練習会で、今日はちょっと少なめで12人の参加者だった。まあ11/3もあるからね。参加者が少ない時は、色々みっちり覚えられて良いかも知れない。やればやるだけ出来るようになるという実感が得られるのはとても楽しいことだ。今の僕は水泳も行ってないことだし、お茶やシフォンケーキを出したりしながら、ところどころ自分の知りたいところだけやってみているのだが、Perfumeの振りは身体というより頭が追いつかない。そして、あのダンスは激しく回転したり跳ねたり脚を上げたりがないので、高齢者向きだと思う。

あと一つだけ依頼されている原稿があるのだが、これがなかなか書けずにいる。他のはみんな終わったから、明日明後日ぐらいにはがんばってやっつけよう。

みんなが帰った後で、僕は一人レコードをきこうと思ったのだが、昨日届いたCDがあるのを思い出して、これをきくことにした。インターネットラジオで一曲だけ耳にして、「アルバムをきいてみたい」と直感的に思って注文したCDだ。全然知らないけど、こんなものです。僕の中で何かが引っかかったのだが、そういうことってありますよね。
  2011.10.30

新藤さんのところに「ミラーレス一眼レフ&似たようなカメラ」が何台か集まるそうなので、午後久しぶりに新藤組事務所に行ってこようかなと思っている。新しく買った靴も履き慣らしたいしね。フジのX10は先日ヨドバシカメラで触ってみたが、珍胴式のレンズをグイッと回すとスイッチオンという点はとても良いのだが、レンズの根本がくびれているのは、どうも違和感があった。選択肢だけは大いに増えたが、なかなか、これぞっていうカメラってのはないものだ。30年から40年ぐらい前だと、もう少しわかりやすかったような気がする。

NikonだったらF2とかニコマートからとかね。キヤノンだったらF-1があって、FTbとかがあってEFがあって、自動露出と連写が始まっていた頃で、AE-1が出てきたりしていた。オリンパスのOM-1とか2って人もいて、良い写真が撮れるかどうかは、その人の腕次第ってのがハッキリしていたんだけど、最近はそのあたりがもっと複雑になってきている。なんか、オーディオの状況とちょっと似ていたりしておもしろい。

午後二時から午後十時過ぎまで新藤事務所でカメラをいじったり、あれこれ話をしていた。うーん、さすがにあれだけ集めて撮り比べてみると色々なことがわかるのだが、それにしても、これぞっていうカメラはなかなかないもんだ。

先日キヤノンのEF50mmf1.8を椅子から落としたらパッカリと二つに割れてしまったのだが、あのレンズはもう一度買っておいてもいいかもなあと思った。  2011.10.31

今日から11月だ。11月って60才みたいな月で好きだな。

昨日新藤さんのとこで集まった人とあれこれ話をしていて、ある人が「カメラ好きのほとんどの人は、いいカメラを手に入れればいい写真が撮れると勘違いしている」と言っていた。そのあたりは多分カメラもオーディオも同じなんだ。勘違いもいいじゃないですか、楽しいよね。

近頃、TheBeatlesのUSBが2万円台になっているんだよな。3000円安いと大きいのは確かだ。

11月12日(土)は戯れる会例会なのですが、大震災などの影響もあって、今年は非会員のお試し参加をやれずにきたので、11月と12月はオープン参加ありにしたいと思っています。どちらかにはオープンリールなんかもやって来るかも知れない。13時から18時までが第1部で参加費は2500円、18時以降は第2部でこちらは参加費1000円です。参加を希望する方はstudio.k@mac.comまでメールで申し込んで下さい。ききたいCDやLPをもってきてもらえらばかけますし、調整や音出しに何時間もかかるなんてことがなくて30分程度で済むなら機器の持ち込みもOKです。ソフト、ハード、楽しいこと、興味のあることをいっぱいやりましょう。

昨日新藤さんのところであれこれ撮影してみた内容について、カメラを集めてくれた人から「メーカーからの借り物も含まれているし、ここでやってみたことだけが全てでもないので、皆さんのBlogなどであんまりバラしちゃダメよ」というお達しがあった。まあ、いずこもそういうことなんですよ。僕も書けないことが沢山ある。雑誌に書くべきこと、このサイトには書けること、例会などで直接会ってなら話せること、さらにさらに親しい人やよくわかっているとだけ話せること、絶対秘密、の5段階ぐらいになってしまう。

まあそんなわけで、集まった時にいた人限定、あるいは会員限定みたいな情報ってのも時々はある。

オリンパスのE-P3についていた14-42mmの標準ズーム(多分E-PL2についているのと基本設計は同じだと思うのだが)は、僕も含めた参加者の予想よりだいぶ良かった。木村拓哉がCMしているやつは期待が大きかった分ちょっとねって感じで、フジのX10は割と良かった。必要な時以外手ブレ補正は切った方が良さそう。あっちを良くするとそのことが影響して、こっちの何でもないところが悪くなったりするのはオーディオと一緒だ。そういうことが40年もやってやっとわかってきたところかな。

今夜は火曜日、筑前煮と栗ご飯とビスコティ作ってるけど、あれやりながらこれやって、ここを洗ってからこっちをやってって感じなので、自分で作るのはそれほど大変じゃない。教えるのはけっこう大変で時間は2.5倍ぐらいかかる。

栗ご飯はおいしいね。身体を動かして、おいしい物を食べる。それでまあ、難しいことも少しは考えつつ楽しいことを追求する、これが心と身体の健康に良さそう。さーて、みんなが帰ったあとは音楽でもきこうかな。  2011.11.1

さて、やっと少しヒマになったので、今日からまた徐々にリッピングを再開しようと思っている。

そんなわけで、今日は数日ぶりにWiifitをやることができて、午後は銀行に行ったり成城石井に買い出しに行ったりなので、昼間は歩きながらiPhone+ヘッドフォンで音楽をきいた。ヘッドフォンの解像度をそのままスピーカーからきこうとするとちょっと大変かもね。

福島第二原発は大丈夫か? 東京で鼻血が止まらない子供が増えているってのは本当?

あと一年後は250GBのSSDなんて標準搭載になってるのかも知れないなあ。起動15秒は当たり前でしょうか。

色々考えてみて、せっかくMacProでHDDドライブが沢山あるのだし、HDDも余っているのがあるから、とりあえずLionをクリーンインストールしてみている。BootCampでWindowsを立ち上げるような感覚でLionを使ってみよう。良い事もあるし、困ったこともありそうなのだが、2年も3年もSnowLeopardってわけにもいかないしねえ。LionじゃないとiCloudも使えんし、PhotoshopCS6が出るあたりを目処に徐々にやっていこうかなと思っているところ。

余っていた80GBのHDDをMacProにセットして、そこにLionをインストールして、AirからiTunesに音楽をコピーしたり、AudirvanaをダウンロードしてNASから音を出してみたりしている。音は確かに良い。ちょっと忙しかったし、できればMacProをやめたいと考えているのでしばらく放ってしまったが、こんなことならもっと早くやってみれば良かった。

Lionをインストールして、FirefaceのドライバーとAudirvanaとVLCしか入れてなくて、Safariは使っているけどMailも受信しない状態だから、ほとんど音楽専用状態だ。  2011.11.2

ライオンの操作はかなり大きく変わっていて、これまでの操作に慣れている人はとまどうことも多いので、使ってみておくのは悪くない。QuickTimePlayerは本当に縦位置や逆さまにも対応しているし、プレビューも細かな操作が加わっていてより使いやすくなっている。でも、とにかくデスクトップ上になるべくアイコンを見せない方針らしく、ウインドウを一つ開いておくと便利というOSXの鉄則がさらに鉄則になった。スクロールの方向が逆なのはすぐに慣れた(これは個人差があるらしい)。

それでとりあえず、音が良くなったと評判のLionでのiTunesで音楽をきいてみている。確かに良さそうで、いいことだなと思う。声がとてもリアルだ。

しかし、午後7時半頃いきなりグラッときたのは驚いた。

LionできくiTunesの音は、ちょっとメリハリがきいていて派手っぽい感じなのだが、まあ、いいんじゃない。  2011.11.3

しかしだ、LionのiCal、なんだこのデザイン!最悪だ。iCalってもともとあまり使いやすくもなく見やすくもないカレンダーソフトなのだが、iPhoneとの同期が取れるので仕方なく使っているんだけど、うーん、頭が痛くなった。アドレスブックもひどい、タブレットを意識しすぎ、タブレット風にしすぎだよ。良くなってることも沢山あるんだが、Lionへの移行は気が重いなあ。

今日の午後はインターナショナルオーディオショウの撮影で東京フォーラムへ行く。今年はどんな雰囲気なのかな。

仕事での撮影を終えて編集者や担当のライター長濱氏と別れたあと、僕はもう一度会場に戻った。撮影の仕事じゃなくて、個人的にもう一度見ておきたいものを見ようと思ったのだ。

音がどうだかはわからないし、多分値段もきっと高いんだろうと思うけど、久しぶりに「ハイエンドオーディオ機器ってのはこれだよな」と思ったのはアクシスのブースにあったこの二機種だった。これはポケットに入っていたiPhoneで撮影したのだが、iPhoneのカメラがせめて2倍ズームになってくれたら、僕はコンパクトデジカメを必要としないことだろうと思う。

それで帰ろうと思って、橋を渡っていると橋の真ん中あたりで川崎さんと富田さんに出会ったので少し話をした。同じ場所にいても出くわさない人もいるから、偶然出会うというのはきっと何かの思し召しなのだろう。もしかしたら、ここから何かが変わるのかも知れない。

それで、スタジオに戻ると玄関でこれを見つけたので捕獲した。知っている人は知っている、これだとおもう

今夜は原稿書きをしつつスピーカーのセッティングをつめる。ロッシーニの弦楽ソナタをききつつ右側のスピーカーを10cmから20cmぐらいの範囲で動かしてみて、最も良い位置をさがす。落ち着きの良い場所があるので、そこへもっていって、その後は2cmから5cmぐらいの調整をする。先月の半ば以来、物を片付けたし、まだまだセッティングは決まっていないがそろそろだろう。  2011.11.5

インターナショナルオーディオショウの各ブースは、音響パネル的なものを沢山設置していて、10年ぐらい前に比べて各段に音が良くなっている。それは毎年感じることだし、まあある程度想像がつく。ところが、どこがどうなっているのかわからないけど、あの広いアクシスのブースは音が良い。昨日もピアノの音をきいてちょっと驚かされた。Fazioliのピアノだったみたいだが、本物のピアノみたいな音なのだった。あれを自宅できける人はそうそういないと思うけど、あのブースはちょっと不思議を感じる。それにしても、オーディオ関連の催しは男だらけだ。女だらけもちょっとねって思うけど、3:7ぐらい、いや2:8でもいいから何とかならないものかなあ。

まだ印刷されていない原稿に間違った事を書いてしまったのだが、さしかえてもらってセーフだった。まさかの思い込みというやつだったが、世の中があれこれ変化しているのでよほど注意していてもあぶない。

横浜トリエンナーレが明日で最終日だったので、一応見に行った。全体的に人が多くて落ち着いて鑑賞することはできなかったが、とにかくあの「時計の作品」には驚きましたね。うまく説明できないけど、「横トリ2011 時計 映画」で検索すれば何か出てくると思う。今僕がオーディオについて考えていることとも関係していて、興味深かった。  2011.11.5

さあ、これからの人生をどうやって生きて行こうかと考えている。

今日の午後はDVDで映画を二本見た。LionでDVDを再生するとSnowLeopardとはちょっと違うことになって、「はて?なんでこうなるの?」という感じだった。SnowLeopardで完成していたものをあまりいじくらないで欲しい。  2011.11.6

今日は暑くもなく寒くもなく、とてもさわやかで気持の良い秋の日だ。延ばし延ばしにしている原稿書きが一つあって、これをこの2日ほどで何とかやらなければいけない。 

キヤノンから動画用のカメラ「シネマイオス」の本体(160万)とレンズが発表になった。これからの映画はこういうものでつくられていくことになる。

先日紹介したADELEは「Rolling In The Deep」という曲に興味を持ったのでした。どうして、オーディオ雑誌の試聴はレディ・ガガやADELEなどのソフトで行われないのだろう?すごくヘンだ。 オーディオ評論家やライターの音楽に対するセンスがものすごく時代遅れと言うか、かけ離れたものになってると思う。

こうして毎日更新を続けいると、とても張り切っているときや、自信が持てなくて落ち込んでいるときや、何だかわからないけど思い通りにはならない現実に対して「負けてたまるか」と思うことや、いろいろなときがある。今日は久しぶりに、「よーし、やってやるぞ」の気分だな。

気になっていながら僕の怠惰が元で読んでいない本を何冊か読もうと思って、図書館に行く。僕が考えている「いい文章」に出会うとすごく嬉しくなる。僕の思ういい感じてっていうのは何だろう。無駄がなくて、思いが伝わってきて、スルッと読めるんだけどちゃんと残るような文かな。それに加えて、ところどころニヤリとさせられたり皮肉っぽかったりするのも良い。   2011.11.7

昨夜、5年ぶり、いや、6年ぶりぐらいで富田さんがスタジオに来たので、少し僕のやっているものをきいてもらった。彼もPCオーディオをやっているとのことだったが、たとえばDVDオーディオのマルチchをfoober2000で再生出来ることなんかは知らなかったみたい。そして、その際にFirefaceやBabyfaceでセンターチャンネルやサブウーハーの音をダウンミックス可能だということを、僕はあちこちにさんざん書いてきているんだがなあと思った。

まあでも富田さんのオーディオに対する感覚は天才的だから、ちょっと理解すればきっとすごいことを始めるだろう。

僕は僕だけどぼくじゃないのです。このサイトとかオーディオ雑誌に書いていること話していることなどは、便宜上ヤマモトがまとめ、代表しているわけですが、ソフト、ハード、使いこなしなど、すべて複数の人のアイデアや経験が集約されている。戯れる会だったり、音楽喫茶だったり、メーカーや代理店からの情報だったりということだ。

僕らはスティーブ・ジョブズのような天才ではないから、どうやったって個人の力には限界がある。ジョブズだって、本当に彼一人だったら何も出来なかったはずだ。やむを得ず闘うこともあるけど、その場合も孤立したら終わりだ。

日本人のピークは男41才、女39才ですか。そうらしいけど、僕は晩成型なのでまるでピークが来ないなあ。予想では、多分、あと5年後ぐらいがもっとも自由にやりたいことを出来るようになるんじゃないかと思っていて、そこをピークにしたいのだが、どうだろう。

そういう来るべき日のために、Wiifitをやって腰痛を防ぎ、1分5秒分に2ヶ月近くかかる「エレクトロワールド」の振りを覚えて頭と身体を使い、諸般の事情で当分Macは買えそうにないので着る物を買って備えている。

今度の土曜日は戯れる会例会ですが、けっこう面白そうなので、非会員の参加もOKです。と、こんな風にお誘いするのもけっこうエネルギーが必要なもので、あれこれやっても大して反応無いしめんどくさいからやめちゃおうかという思いと、いやいやここでやめてはいけないという思いが交錯している。いくつになっても褒められれば嬉しいし、けなされりゃ悲しいし、人間ってのは弱いモンです。  2011.11.8

火曜日の夜に集まって来るアラサー男女の皆さんがそれぞれ「好きなバンドのCDやDVDを貸してくれる」と言うので、良い機会だからきいてみようかなと思っている。名前ぐらいは知ってるバンドもあるし、まるで知らないバンドもあるんだけど、楽しみだな。

今度の土曜日は戯れる会例会ですが、DSDの再生もやるみたい。DSDの音ってそんなにいいんでしょうかね。みんなで一緒にきいてみましょう。

今度の土曜日は戯れる会例会がありまして、またまたオープンリールのテープデッキも持ち込まれるのかな。オープンリールのテープデッキの音ってそんなにいいんでしょうかね。もしこれをデジタルデータ化したらもっと手軽に楽しめるんでしょうかね。

色々やってみてきたのだが、このところインターネットラジオは、iPhone-AirMacExpress-フェーズメーションHD-7Aという経路で楽しんでいる。すごく良い。  2011.11.9

今日は朝一で高知県産大生姜を買いに行き、昼に会計事務所のおじさんが来るので、それまでに生姜を洗って間に合えばジンジャーシロップを作ってしまおう。これを薄めて毎日飲んでいれば、これからの季節に肌の乾燥を防ぐことができる。どうもこのところJ-WAVEがシックリ来なくなってしまったので、どうしたもんかなあ。16時半のピストン西沢まではJ-WAVEをきく気がしないから、TBSラジオに乗り換えようかな。昔アスキーに勤めていたデザイナー氏がTBSはサブカルチャー的で面白いと言うのです。

それで、TBSをきいてみた。でも、iPhoneのradikoだから音が大したことないし音量も上がらない。ルンバを動かすと何もきこえないのでヘッドフォンでTBSをきく、これならかなり音は良い。モノラルのイヤフォンならあるが、AM放送をヘッドフォンできくなんてことは生まれて初めての経験だった。ノイズがないので、インターネットラジオはAMがおすすめです。でも、こんなことが日常になるならドックスピーカーが欲しくなる。TBSラジオ「JOKR」って言葉を久しぶりにきいた。

上 山形県に嫁いだひろみが送ってくれた干し柿、「まだ柔らかいのでもう少し干してみて」という連絡があったので、ちょっとぶら下げている。多分、もう一回ぐらい送ってもらえるはずで、僕はシフォンケーキを作って送るという良い関係です。これを吊したからといって音は変わらないんだけど視覚的に偏るので不思議な感じ。 下 製造再開のISODAエレクトリックのスピーカーケーブル。さっそくエージング中で明後日の戯れる会例会でこれまで使っていたAETの1m3000円ぐらいのものと比較してみましょう。僕は床を通しているので、片チャン10m以上必要だから、1m5万円なんていうようなケーブルは使えないのです。ジンジャーシロップを作りながらiTunesで音楽を鳴らしている状態ですが、音は良さそう。新しいスピーカーケーブルは何年かぶりなので、心がはなやぐの心。

んーむ、作りたてのジンジャーシロップはきくなあ。戯れる会例会に参加してくれた人たちに飲ませてあげよう。  2011.11.10

いかんなあ、また夜更かしをしてしまった。音が良くなっているので、原稿書きどころの騒ぎじゃないんですよね。待たせてゴメンねMさん、明日中には送りますから。

まあ、そういうわけで、11月12日の午後は戯れる会例会ですが、あれやこれや持ち込まれるみたいだし、僕の方もけっこう変化があって、みんなでやってみることがいっぱいあって楽しそうなんです。わくわくですね。

昨日今日は寒い。ちょっと前まで半袖一枚だったのだが、そうもいかなくなっている。そして、2011年11月11日午前11時11分11秒を体験というか、その瞬間を意識した。1999年9月9日午前9時9分9秒は九十九里浜で9枚の皿をまわしていたが、今日は君のことを思っている。

今日は暖房を入れたくなるほどの気温で、スリッパを履いていないと足が冷たい。これから冬が来るなあ。でも今日は音が良くなったからかなり気分が良い。

火曜日の夜は冷房をいれていたというのに、今日は夜になってあまりに寒いので暖房を入れた。寒いので3.11から二週間ほどのあの重苦しい気分がよみがえった。

しかし、Adobeの通達には驚きましたね。Photoshopのバージョンアップは1世代前からしか受け付けなくして(つまり毎回バージョンアップが必須)で、それ以外は、毎月5000円のAdobeCloudに入れというものだ。AdobeCloudは全てのAdobe製品が使えてサポートなども充実しているらしいのだが、なにしろ毎月5000円年間6万円で、それが未来永劫使う限り続くわけですからPhotoshopしか使ってない人間は考え込みます。周囲のカメラマンでも一回飛ばしぐらいでバージョンアップしてきた人が多くて、これだと一回2万数千円だから、一年半ぐらいで次のバージョンになってもまあ、一年に1万5千円程度って感じで、それでももう15年以上続けてきているのだが、それを許さない方針らしい。困ったものだ。

明日の戯れる会例会には、非会員のお試しも含めて10人ぐらいの参加があるらしい。内容はものすごく濃いものになりそうですね。楽しみで眠れないかも。  2011.11.11

OSのバージョンアップがオーディオ装置全体だとしたら、圧倒的シェアと言うもののPhotoshopなんてPCオーディオの一種みたいなもんだ。新バージョンはあれこれできるようになりましたって書いてあるけど、そう額面通りうまくいくわけでもなし、そんなバカなことやってるうちにMacOSについてるプレビューがちょっと進化してもう少し必要な機能を備えていったらPhotoshop離れが始まっちゃう。あるいはエレメンツでもいいやとか、他のアプリへの移行を考えるだろう。あるいはLight roomに対するApertureみたいにAppleがPhotoshop的なアプリを出してくるかも知れない。攻撃は最大の防御でもあるが、危険だ。サッカーだって攻めまくっているスキをつかれて点を取れられることが多い。

これからAdobeはどうなっていくかな。1)このまま押し進む 2)改心する 3)AdobeCloudの値下げをする 僕は1)をやった後3)かなと思う。自分の売上げから考えて、半額の2500円ぐらいならまあ許せる範囲で、サポートは要らない。あるいは年に5回までとかって決めればいいのだ。

この三日ほどで僕のオーディオはそろそろ次の段階に入ったようだ。申し訳ないが、富田さんには古いものをきかせてしまったなあ。

今日の戯れる会例会は風邪でお休みの人がいたので、参加者9人だった。僕が新しく採用することに決めたスピーカケーブルの音をきいてもらうことから始めて、とにかく機器が沢山持ち込まれて沢山の試聴をした。すでに何回か持ち込まれているDSDのDACも二種類あってそれぞれ完成度が高まっていたし、レコードもきいた。レコードと言えばあの超有名なシュタルケルのコダーイのオリジナル盤もすごい音だったなあ。

「ESS社のES9018DACチップ使用DACでPLLバンド幅設定の違いによる音の違い。SPDIFの伝送とI2S伝送の音の違い。同じくES9018(8チャンネル)をデュアルモノ化した、この比較をPhasemation HD-7D192経由で行う」というものもあって、これも見事なぐらい良い音だった。そういうわけで、とても内容の濃い戯れる会例会で、5時間がアッと言う間だった。  2011.11.12

ISODAエレクトリックのスピーカーケーブルは、少し明るめで響きが多く、気分が良い音なのでとても気に入った。理由はわからないのだが、僕はこの音をきくと妙に嬉しくなる。それで、戯れる会例会が終わった後、皆さんに手伝ってもらって床下のパイプの中を通した。これを一人でやるのはすごく大変なので助かった。おかげさまでルンバを使うことができるようになったので感謝して干し柿2個ずつ進呈したい気分です。

それほど睡眠不足ってわけではなかったのだが、昨日の例会でオープンリールのテープの音をきいていたら、気持よくなって眠りこけてしまった。しばらくウトウトして、ハッとして参加者を見ると、同じように眠っている人が何人かいた。

スピーカーケーブルは、まだ一週間も使っていないので、多分これから音がもう少し変化して落ち着くだろう。以前のAETが悪いなんてことはまったくないのだが、新しいISODAケーブルは音楽をきく気にさせてくれる。もう、まったく僕個人の問題です。オーディオって時々何か買ったり取り替えたりが必要なのだ。まあ、これから寒くなるんだけど、新しいコートを買ったら出かける気にもなるっていうのと同じかな。  2011.11.13

昨日はMyAudioLifeの取材だった。初対面の若い人(28才)だったが、とても楽しい取材だった。彼のような若者を増やさなければいけない。僕はもう10年以上、こうして一般のオーディオファイルのお宅を訪問して、数十万から2億円まで、あちこちのお宅で音をきかせてもらってきている。

僕の500タイトル選考中。

TheBeatlesUSBが19800円になっている。

ステラヴォックスジャパンがGOLDMUND製品の扱いを終了したそうだ。何と言えばいいんだろう。ハイエンドオーディオにおける一つの時代が終わった気がする。マーク・レビンソンの黒い時代、そして次がシルバーの時代で、その代表がGOLDMUNDだった。僕が使ったのは、パワーアンプのmm6、mm8、DAコンバーターのmm10、そしてレコードプレーヤーのSTUDIETTO、この4台だった。どれも愛着があったけど、やっぱり一番はSTUDIETTOかな。

そして今日はスピーカーを数センチ前に移動した。7cmぐらいかな。新型ISODAスピーカーケーブルは以前のISODAケーブルより中底域がよく出るようになっているので、男声女声ともに声がリアルだ。昨夜からカートリッジをSPUにしてきいているのだが、とても良い感じだ。

なにはともあれ、やる気が旺盛になるのは良いことで、そこからしか物事は始まらない。  2011.11.14

今売られているAudioBasic誌でレコードクリーナーの試聴して記事を書いたのだが、どうもあれ以来電動のレコードクリーナーがなしではレコードをきけなくなってしまった。もう随分前にVPIを買って使ったことがあって、あの時はさほど必要だとも思わず、数ヶ月使ってみた後オークションで売ってしまったのだった。

それ以来ずっと、「なにもしない」という方針でレコードをかけてきたのだが、今回の取材で電動のレコードクリーナーを使ってみると、これが実に良い。しかもクリーナーによってけっこう音が違う。

LPのノイズに対して、どうして昔は不満を感じなくて、今は不満になったのか? これを考えてみている。

この10年間で、僕のレコードの汚れが進んだ? 確かにこれもあるかも知れないのだが、一番は「昔はCDの音が今ほど良く再生出来ていなかったので、アナログの良い面が素晴らしくそして有り難かった。だけど、この五年ぐらいで、僕のCDというかデジタルデータの音は飛躍的に向上した。もちろんMacやPCを使っての再生によるものだ。僕は必要以上にパソコンをチューニングしてはいなくて、割とゆるくやっていると思うが、それでもこのところアナログレコードのアドバンテージが微妙に揺らぎ、薄れてきたらしい。「音はいいんだけど、なんとなくモヤモヤしている」これがレコードクリーナーのおかげで解消した。人間ってワガママで贅沢だから、長い間あれこれやってみないとわからないことってのがある。  2011.11.15

昨日は昼間シフォンケーキを2個作って送り、夜は5人の人がダンス練習にやってきたので、簡単な食事と洋なしのタルトを作って出した。毎週火曜日の夜、この3年4年ほどやってきた料理やお菓子を一つ一つ作っては食べてもらっている。もちろんすべて手作りでおいしいのだが、安定しているものもあれば、久しぶりに作って自分の記憶と比べて今一歩のこともある。でも、そうやって繰り返し繰り返し作って確かめることはとても重要だ。ここで確かめておけば、「もうちょっとこうした方がいい」とか、「しばらく作っていなかったから感覚が鈍っていた」ことがわかるけど、やらなければ、先送りになる。戯れる会もまったく同じことをやっているのだと思う。

毎年この季節になると、シフォンケーキを失敗しまくっていたが、この一年間半ほどは非常に安定している。そして、おもしろいことに、良いポイントを見つけてしまえば、夏の水っぽい玉子よりも今ぐらい寒くなった方がしっかりと泡立って、いい感じのメレンゲができる。「ざまあみろ」というところまでしぶとくやれるかどうか、これは実に大きな問題だ。そして、徐々にだが音はまた確実に良くなっているので、音楽をきくのが楽しい。

二年間続けた火曜日夜の音楽喫茶のために、毎週最低一個シフォンケーキを焼いていた。二年間、一週間ごとに100回続けたのはすごく良かった。もちろん火曜日の他に、RockDayやFirefaceコンサートのためにも焼いていたし、誰かから注文をもらえればその都度焼いてきた。まあ、おかげさまでシフォンケーキに関しては、不動のレシピと手順ができたらしい。注文をいただければ、焼いて送りますので、欲しい方はどうぞ。明日はジンジャーシロップを作る予定なので、こちらも欲しい方はお知らせ下さい。  2011.11.16

なんか、いきなり寒くなったなあ。今年も残りが一ヶ月半だ。

おかげさまで今日はジンジャーシロップを5.5kg分(0.5は自分の分)作る事になった。有り難いと感謝しつつ朝一で生姜を買いに行って、一人で洗ってすりおろして、搾って、砂糖を入れて煮詰める。単に作るだけじゃなくて5kgを密封容器に入れて梱包して発送するまでが仕事だから、なんだかんだで午後3時すぎぐらいまでかかるかもなあ。時間給2000円にはならないかも知れないけど、買いに行くことで30分の散歩ができて、好きな音楽をきいていられて、しかも僕の作り出した物を評価してくれて待っててくれる人がいるってことは最高だ。今日は厨房のLINN DISKREETとLet's noteCF-Y2とNuforce IconでADELEの21をきいてみよう。来週ならサカナクションをきいているかも知れない。iPhoneでインターネットラジオを受信?して、それをNuforce Iconにアナログ出力で入れて音を出してもいいと思うんだけど、ステレオミニ-ステレオミニのケーブルがないから買って来なくちゃ。

昨日から東京もちょっと気温が下がっている。生姜を買いに行く道は寒いぐらいだったが、なんだかんだで荷物を8kgぐらい手にぶら下げて歩き、スタジオに着くと身体は暖かくなっていた。さて、やるか。

オーディオのことは、まだまだ書きたいことが沢山ある。パソコンがどうとか、あの方式がどうとか、そういう細かいことは細かいことで大切だと思うけど、もっと違うところで言いたいことが沢山ある。だから、大好きな音楽をより良い音で楽しみたいと思っている皆さん、もっとバカになって、あれこれ自分でやって、あれこれ実際に確かめることをしよう。僕はこれまでもそうだったけど、これからはもっと、そういう人たちの役に立ちたいと思っている。  2011.11.18

Photoshopは今度のCS6でバージョンアップしようかと思っていたのだが、CS6からは一世代前のバージョンからしか受け付けないということなので、仕方なくPhotoshopCS5に上げておくことにして、注文をした。Amazonで2万円ちょっと、で、11月中だとキャッシュバックがあるらしい。徐々に使い勝手は良くなっているが、あれができますこれができますの新機能はそれほど必要としていない。

個人のカメラマンにとって、AdobeCloud毎月5000円は勘弁してくれって感じだろう。仮にこれまで通り、1年半から2年で次のバージョンが出てきてその都度2万数千円かかるのだと思えば、Photoshop限定で毎月1000円とか1500円払っているのは、まあいいんじゃないかと思う。リースと同じで、もしも病気をして何年か休業なんてことになったら止めてもらえばいいんだしね。でも、毎月5000円はないでしょう。Photoshop限定1000円、IllustratorとPhotoshopで2000円とかにしてくれないとね。

それとも、今回のように、来春CS6が出ることがわかっていて、売れ残り的なCS5を安くバージョンアップし続ける(その方がバグもなくなっているし)というお付き合いになるのだろうか。つまりCS7が出る直前に「しょうがないからCS6にするか」ということにもなる。わからない。

このところ、いくつか思いがけないことが起きて、それも割と良い事がうまくかみ合っているのでやる気増殖中。前向きな心が旺盛なのはいいことだ。僕の人生9年周期説でいくと、そろそろ上り坂が始まる時期なのだが、さてどうだろう。

ここへきて、僕のオーディオはまた別の次元に突入したので最新次元です。まあそれはこの機器をつかったから最新次元ということはなくて、人間関係も含めたとても全体的で総合的なことだ。そんなわけで、ひと言では語れないのでまあボチボチと展開して行こう。オーディオは楽しいな。  2011.11.19

今日の東京は、さほど寒くはないものの久しぶりに本格的な雨だ。室内にいてもつまらないなと思って渋谷にでかけたらずぶ濡れになった。そういうこともあるよね。おいしいご飯を炊いて鯖の味噌煮が食べたくなった。ジンジャーシロップを一さじ入れれば臭いも取れて大変おいしい。魚の身もおいしいけど、煮汁を白いご飯にかけて食べると「バゲット好きではあるが、私は日本人だ」と思う。

11月の雨の日の夜は、何をきこう。少しあたたかな音楽がいい。でもロバート・ワイアットもいいな。

なるべく先に延ばしたいのだが、色々な問題が複雑にからんでLionへの移行も考えなければいけなそう。普通に使っている分にはSnowLeopardとMobileMeで何も問題がないし、MobileMeに年間9800円払うのぐらい安いものだと思うのだが、時代がiCloudに移行している。あまり間際になってバタバタするのもイヤだし、少しずつ準備を始めておかないといけないみたい。

オーディオはやっぱりみんなで「あーだこーだ」言いながら、好きな音楽をかけて一緒にきくのが楽しい。ほとんどは一人で細かいことをウジャウジャやってる趣味だから、月に一回ぐらいはそんなことでもやっていないとすごく偏ったものになると思うし、ソフトハードを含めたさまざまな情報を交換出来る場を持った方が断然豊かな音楽生活を送ることができるはずだ。戯れる会はそういう場です。来月の例会は12/10(土)なので、興味のある方は例会に参加して下さい。また、実を言うと会員は地方在住の人がとても多いのです。どうしてでしょうね。ちょいと考えてみて下さい。  2011.11.19

昨日あたりからグッと音が良くってきている。理由を考えてみるが、一週間ほど経ってスピーカーケーブルの音がこなれたことしか思いつかない。温度感があって僕の好きな音だなこれは。

そういうわけで、嬉しくてカエターノのアルバムを全部きき直していて、一枚きく毎に「いいなあ」と思う。とても音楽的な音だ。あ、どんな再生装置かというと、VoyageMPD+フェーズメーションHD-7A外部クロックなしの組み合わせです。クロックもさんざん使ってみたけど、僕はどっちでもいい。ルビジウムも水晶も高いのも安いのも本当にあれこれ持ち込まれて使ってきた。あればあったでちゃんと効果はあるけど、ないとどうしようもないかって考えるとどうだろう? 効果は確かにあるので買える人は買ったらいいと思う。2011年の僕は買えないので使ってない。もし目の前にあれば使うかも知れない。

年内に一度オーディオ関係のイベントをやりたいと思っているのだが、どんな内容でどんな形態にするかを考え中だ。

今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、クグロフを作ってみた。あと一回か二回作ればもっと完成度の高いものになりそうな予感がする。

オリンパスE-PL2で撮影  2011.11.20

PCオーディオfanが定期刊行化されて以来、編集部が忙しくてAudioBasic本誌の取材そのものが下手をすると一ヶ月ぐらい遅れる。それで、ちょっと気を許すと12月9日には本が出るというのにもう11月の後半で、書くべき原稿が1万字はないけど9000字ぐらいあるっていうのにまだ1字も書いていなかったりする。

心の中で青大将の田中邦衛が「や、やばいぜぇ」と言ったが、書きたいことが決まっている時はそれを文章化して整える作業なので大丈夫だ。僕の方もそれなりにスピードがついてきている。それに、僕の原稿は99%自分が書いた通りに印刷されている、1%の直しはちょっとした補足などだから、あまり編集部に手間を取らせない原稿を書いている。それには、こうして毎日毎日このサイトを更新していることも、多分役に立っているんだと思う。原稿書きは中長距離走的で、Blogやサイトの更新はジョギングって感じかな。10年とは言わないけど毎日5年続けられたらかなりエラいことです。

そんなわけで、気合いを入れてこの数日を過ごすことになる。今日は2時にEye-FiConnectの社員が機能説明に来るし、明日は朝10時からスタジオで携帯電話他の撮影だし、夜もダンス練習会だしね。空いた時間は無駄なく過ごさなければいけない。だから、僕はダンスの練習を見ながらMacBookAirに向かっていよう。音は最新次元でかなり気分が良い。  2011.11.21

今日はスタジオで朝から撮影、やっと3/4ぐらい終わったところ。Eye-FiConnectをコンパクトフラッシュに変換してEOS 7Dに入れ、撮った写真を無線で転送しているのだが、実に快適だ。夜はダンス練習会の予定です。

今度、Eye-Fiカードをもう一枚買ってもいいな。LAN経由で画像の転送ができるけど、ダイレクトモードでカメラからiPadやiPhoneに直接転送も可能だ。つまり、どこかに出かけてEye-FiConnectが入っているデジカメとiPadを持っていれば、カメラからiPadに画像を転送してくれる。もちろん全ショット自動転送もできるし、選んだショットだけ転送もできる。そして、それらは後ほどEye-Fiカードのサーバーにも送られる。

あーあ、今日は朝からよく働いたなあ。Eye-FiConnectがうまく機能したことに加えて、夏前に買って、セットして以来あまり使っていなかったpogo Plugも役に立ったので良かった。さあ、明日で原稿のほとんどを決めよう。  2011.11。22

さて、今日は久しぶりに届いたLP3枚をきき、DVDで映画も一本見る予定だし、僕の知らないバンドのCDもきくが、数時間バシッと集中して原稿書きをやるつもり。この数年ここには書けない苦労がけっこうたくさんあったのだが、ここへきてやっといくつかの事が見えてきていて、おかげさまで写真も音楽も私生活もすべて充実している。  2011.11.24

立川談志が亡くなった。僕が子供の頃、両親がラジオで落語をきいていたので、有名な落語は知っている。鶯谷には先代の金馬の家があり、いつもその前を通っていたし、志ん生も確か近くに住んでいた。東京の下町、僕にとって落語的世界はとても身近で、そんな中で生きてきたせいか、それ以上の興味はない。もう20年以上前、北区の昭和町図書館にあった落語のテープを一本ずつ借りてきいてみたことがある。志ん生や圓生や小さんみたいな人たちを除くと、僕は立川談志の噺が好きだということがわかり、あれは軽いショックだった。そういうわけで、大変遅くに談志の天才を理解した。80代半ばを過ぎた父や母は今でも若手の落語をTVできいていて、「だいぶ上手くなった」とか「この落語家はこういう噺をやらせると上手だ」とか、色々言っている。僕はどうも、横綱だけを好んでいる奴らしく、天才の談志がしっくりくるので落語の本当の楽しみを知らないらしい。

昨日も今日も椅子に座っている時間が多いので、午前中に30分Wiifitをやっておこう。これは重要だ。だから、来年あたりAppleがTVを出してきても、Wiifitがやれないようなものだと「使えないなあ」と思ってしまう。40インチぐらいのTVは欲しいんだけど、黒いのばっかりなんだよね。白とは言わないが、せめてシルバーのTVが欲しい。TVと言って売るからにはTVチューナーとビデオなどの入力端子、それにLANと無線LAN、つまりAppleTVが組み込まれたようなものになるのだと思うが、どうなるのだろう。

今日は原稿書きをやっているため、iPhoneでキャッチしたAccuRadioをAirMacExpressでフェーズメーションのHD-7Aの光入力に送って、フレンチポップスをきいている。フレンチポップスと言えば、これ最高ですよね。CD買わなくちゃ。

これもカッコいいのです。参りますね。 ZAZ? カズー? なんちゃって。こういうのをきくと、オーディオなんてそこそこでいいよって感じかな。
   アナログもありました。  

うーん、頭をかきむしっているなあ。だがあと少し、数時間だ。でも、今書いている部分が最難関だ。

11/25と26の午後三時から六時まで、Perfumeのダンス練習会をやっているのですが、25日に人が寄ってしまって、26日は参加者が少ないため、このサイトをご覧になっている方で、やってみたいとい人があればどうぞ申し込んで下さい。お茶のお菓子付き、参加費2000円です。studio.k@mac.com

Perfumeのダンスは、クルクル回るわけでもなし、飛び跳ねることもなし、開脚も不要なのですが、覚えるのが難しいし、それなりの運動量があるので高齢者向きです。セクシーさを売り物にしていないので、男がやってもあまり恥ずかしくない。  2011.11.25

今日は朝9時にシフォンケーキを作り始め、9時半にはオーブンに入れた。これは青森に行く。午前中にもう二個焼き、こちらは広島と神奈川へ行く。午後は先日実機がなくて残ってしまった携帯電話の撮影をやり、夜は明日のためにまたシフォンケーキを2個焼く。その合間に、今後AudioBasic誌の新連載になるかも知れないページの写真をメールで送る。

あーでもないこーでもない、とウダウダ、どうしようかなあと考え続けた結果、全然儲かっちゃいないけど仕事だってこんなにやってるんだしまあいいかと思って、今日Mac miniを買った。i7だの大して速くもない2.5インチの7200回転のHDDにすると熱暴走するという話もきいているので、上位機種の816そのままにした。徒歩数分のPCボンバーで5万7千円弱だった。MacProはなにしろ4年半前の機種だから、HDDも250GBでパンパン。まあMacProはHDDが4個も入るから今もデータ用HDDは積んでいるが、スピードはともかくMac miniは500GBで今使ってるHDD2個分だ。

PhotoshopCS5がきたからさ、せっかくなら64bitで使ってみたいじゃない。そんなこともあってのMac miniは今データ移行中であと7時間と出ているから、多分あと4時間か5時間はかかるかなってところ。

こんな風で、オーディオもパソコンもホイホイとは買えず、苦労しているが、でも、考えてみると10年前より今の方が楽しい日々だ。もちろん10年前も楽しかったし、10年前も苦労をしていた。そして今も苦労と楽しさがあるわけだけど、やっぱり今の方が楽しいと思う。

ここ数日SPUでレコードをかけているのだが、今日あたりからとても良く鳴り始めた。今はダイアー・ストレイツの稲妻のジャケットのやつをきいている。ずっと以前に川崎さんがアメリカで買ってくれたLPなのだが、スケールが大きいというのかダイナミックというのか、とにかくこのLPの過去最高的再生であることは間違いない。そんなわけで、長いことかかってやっとSPUともお友達になれたらしい。なかなかうまくいかなくて時間がかかることは楽しい。

この半年ほど夜10時過ぎはカフェインを摂取していないのだが、原稿書きも終わったし、データ移行中だし、SPUも良く鳴っているから、今日だけ大目に見ることにしよう。  2011.11.25

久しぶりに図書館に行って関容子の「再会の手帳 また会いたい男たち」という本を見つけたので借りてきた。どうも本を読むのが遅くていけないのだが、とても面白い。あちこち片付けなければいけないのだが、ここはグワッと読み切ってしまうしかない。

本を読みながらデータ移行を待ち、結局あれこれダウンロードしたり再起動なんてことを繰り返えし、気が付くと朝の5時になってしまった。ファイルの移行はしたが、アプリケーションの移行は選択しなかった。なにしろMacProには数年分のあれこれがゴッテリ入っているから、できるだけクリーンインストールに近い状態でMac miniを稼働させたい。そんなわけで、まずATOK2011、Firefaceのドライバー、VLC、Audirvanaなどをダウンロードし、それから新しいiPhotoが何かをやっていたし、そういうのを待って、今朝iTunesで音楽をきいてみると、噂通りLionのiTunesはだいぶ音が良い。もやもやした感じが消えて、クッキリしているし、反面肉声感もでている。MacProにLionを入れてきいていたけど、MacProは独特の重い音だから、そっちに引っ張られてよくわからなかった。しばらく使ってMacProが不要ってことになれば大きい物が減って助かる。

HDMI-DVI変換ケーブルは付属していたけど、Thunderbolt-DVIというかミニディスプレーポート-DVI変換が出来ないので、これを買わなければいけない、ATOK2011もだし、キーボードとマウスかトラックパッドかが必要だし、そんなこんなで新しいシステムを構築しようとするとなんだかんだで本体以外に2万円ぐらいかかりそう。パイオニアの外付けDVDドライブを買っておいて良かった。  2011.11.26

現行のMac miniを使ってみると、十分MacProの代わりになりそうな感じだ。MacProは大きさと性能の割に静かで良いけど、今となってはMac miniでOKかも知れない。こうなったら乗りかかった船ってやつで、MacBookAirのSnowLeopardを丸ごとコピーしておいて、試しにAirもLionにしてみようか。

乗りかかった船に乗って、MacBookAirもLionになった。もう少しSnowLeopardを使っていようと思っていたのだが、Adobeの通達がきてPhotoshopをCS5にしたのでこうなった。まあそういうこともありますね。ATOK2011もMacJournalも購入したので、それではLionを使い倒すことにしよう。そういうわけで、これはLionAirからのアップロードだ。  2011.11.27

昨日は、スタジオの近所のレストランでランチを食べた。割と安くておいしい店で、これまでも年に何回か行ってるんだが、月に一回ぐらい行ってもいいかなと思う。そんなお店だ。

本当に値段も安いから文句言っちゃいけないんだけど、テーブルの間隔がちょいと狭いから隣のテーブルに座った人の会話がよくきこえるし、様子もよくわかる。僕から見て左隣は若いカップルで、会話のぎごちなさからするとどうやら初デートらしい。女性はごく普通の感じなのだが男が妙におどおどしている。今あせってきいたり確かめたりしてることなんかに必死にならずに、堂々と食事を楽しめばいいのになあ。後ろに立って、両手でバンッと肩を叩いて、「まず胸を張って落ち着いて、この料理はどう?おいしいねとか言いつつ、相手の出方に合わせてお話ししてみようね」って励ましたい感じだ。右隣ではおばさまが二人で「女は四年生の大学なんかいかずに短大でも入って、大学間交流かなんかで、いい旦那でも捕まえた方がいい」なんて話をしている。

僕と同伴者はあまり口もきかず、目で「うーむ」みたいな話をしていた。いいお店だから、そのうちまた行こうっと。

ま、そういうわけで、iPhoneにて撮影の「すずきのポワレ」大変おいしゅうございました。

夏に発表されたMacの新OSであるLionも、現在のバージョンは10.7.2になり、初期の不具合は修正されているようだ。そういう点では何ヶ月かSnowLeopardのまま使っていたのは正解だったかも知れない。Safariなどの全画面表示はSpacesと似ているが、より洗練されてきていて、ノートで使う場合、特に11インチのAirなどでは重宝する。/font>

趣味で撮った写真の管理はiPhotoでやっているのだが、かなり古いバージョンのiPhoto(多分2003年ぐらい)から引き継いできていて、ハードでいうとG4Cube、G5、MacPro、そしてMac miniの4台を引き継いでいるため、数年前から表示がおかしくなっていた。とにかくやたらと重複して表示されるので、今、サポートにきいてライブラリを作り直したが、ダメだなこれはひどことになっている。コピーを繰り返した結果、同じ写真を違う写真として認識しているらしい。

仕方がないので、いったん全て消去して、もう一度手動で読み込むことにしたのだが、iPhotoのライブラリ内に入るにはピクチャにあるiPhotoのアイコンを右クリックして「パッケージの内容を表示」なんていう操作をしなくちゃいけなくなっていた。こんなことで半日つぶされている。

そんなこんなで、今日はMac mini+Fireface400でiTunesから音楽をきいているのだが、確かにLionの方が音は良くなっている。miniはMacProより断然静かだし、そろそろMacProは放出かなと思う。MacProはこれまでとても役に立ってくれたけどね仕方がない。この大きな物体が消えてくれるのは良いことだ。外付けのCDドライブもあるし、DVDドライブもあるから、現行のMacminiであれこれ作業をやりながら音楽にも使うのは良い選択かも知れない。余ってるPCとか2万円3万円ぐらいの古いMacならいざ知らず、音楽専用に高価なPCやMacを使うのは辛い。

そろそろ「マキシムザホルモン」もやって来そうだし、音を確かめ終わったら、先に貸してもらった「サカナクション」をきこう。でも、ロッシーニの弦楽ソナタがすごくいい感じで鳴っているから、これもきいていたいし。今日はコーヒーもおいしいし、最高だ。

最初はスッキリ系の音かと思ったが、けっこう太い音も出て、なかなかいい感じのLionMac mini iTunesだ。僕の場合iTunesはデフォルトのAAC圧縮音源です。

今日はいろいろ進んだし、寒くなってきたからジンジャーシロップでも飲んでサッサと寝ることにしよう。  2011.11.28

この一年近く、なるべくMacProを使わずにMacBookAirでやってきていた。だが、Photoshopを立ち上げて、他のアプリも出したままで使うとややストレスを感じる。これをノートでストレスなくこなすならMacBookProってことになる。でも、Airは薄くてとてもタイピングがしやすい。だから、原稿書きはAirが一番良い。これまで使ったワープロ、Mac、Windows、すべての中でMacBookAirが一番文字を打つのにシックリくる。数年前からAppleが採用している割と浅いキータッチも気に入っている。ただし、ほとんどタッチタイピングなのでUSキーボードじゃないと微妙にずれていて打ち間違えが多い。JISキーボードだと、いつも少し左を向いているような感じになる。

MacのJISキーボードは無理矢理JIS配列にしているので、トラックパッドに右手親指の付け根が触ってしまい、ポインタが反応して困る。僕の右手親指付け根がちょっとこんもりしているせいかも知れないが、本来左ハンドル車に右ハンドルをつけたような感じがある。これは多分慣れの問題でUSキーボードの打ちやすさはこれに慣れている人しかわからないかもね。Let's noteとかLenovoは、トラックパッドの位置が最初からJIS配列用に設計されているので、ポインタがピョコピョコずれることはないけど、少し左に寄ってるのは同じだ。

これは、僕が最初に使ったMac用のキーボードがアスキー配列だったことによるのだが、今はUSキーボードを選べるようになったので助かっている。USキーボードの良さは、画面に正対して打てることの他に、returnキーが横長なので小指で押せることと、deleteキーがやはり横長で薬指で押せることかな。ただし、@アットマークキーがないので、shiftキーを押しながら数字の2を押さないと出ない。

なんて書いているけど、多分親指シフト派の人から見れば「親指シフトに勝るものはない」って感じかもね。人それぞれで、たまたま出会ったり受け入れた一番不満がない状態でやれば良いのだと思う。

一年ほど前からパンドーロというものを焼こうと考えていたが、ちょっと大きめのパンドーロ型が売り切れだった。クリスマスのお菓子ということで、秋から探していたのだがずっと買えずにいた。でも、今日なんとか数両限定で入荷し、注文した。レコードやCDと同じで長い間に型も増えますね。発送したっていうメールは届いているが「JPN」来ないなあ。

くそー、Lionにしたら新機能のAirDropが使えると思っていたが甘かったなあ、何と僕のAirは非対応なのだった。去年出た横から見ると楔型のAirじゃないと対応していないのか。こいつはちょっとアテが外れたぜ。しゃーないからMac miniで処理した画像はLAN経由でAirにコピーしよう。

そういうわけで、miniのPhotoshopCS5で画像処理した「JPN」の画像です。

午後3時過ぎにいきなりインターネットが不通になった。最初は自分の無線装置が悪いのかと思って再起動したり、Bフレッツのルーターの電源を落としてしばらく放置してから再起動したりということをやったが、まるでダメなので、iPhoneでスタジオの固定電話に電話すると鳴らない。そんなこんなで1時間ほど費やしてしまい、予定が色々狂ってしまった。

Perfumeの新しいアルバムはこちらです。

あのダンスコンテストの課題曲だったGLITTERは、さんざんさんざんきいてちょっと飽きていたんだけど、昨日届いた「JPN」でフルバージョンをきいてみると、これがカッコいい。一曲目のレーザービームから二曲目のGLITTERへのつなぎもカッコよくて、中田ヤスタカの才能ってのはやはりすごいもんです。「ナチュラルに恋して」なんかは特別アップテンポの曲ではないのだが、このノリの良さにはまいります。そして、これはヘッドフォンできくとさらに凄さがわかる。わかるひとにはわかる。  2011.11.29

昨日のインターネット不通は、NTTの故障だったらしい。そういう場合は町内放送で、「ただいま、Bフレッツ光は不通です」と放送でもしてくれればいいんだが、無駄にあれこれやってしまった。

来年2月に「ZAZ」が来日ですか、きいてみたいような気もする。  2011.11.30

ついに2011年も12月となり残すところあと一ヶ月となった。

何だかわからないけど、あれこれ整理みたいなことをやっていて落ち着いて音楽をきくことができない。毎年12月と1月はヒマなので、ここをどう過ごすがか問題だ。そして、来年もまた正月は何もやることがないから、今年の正月に金沢に行ったみたいにどこかに行きたいと思ってるいる。さて、どうしようかな。

Perfumeの「JPN」をヘッドフォンできく場合は、まずAKGのオーバーヘッドタイプK430で楽しんでいる。そして、しばらくしてから、須山歯研製FitEarMH334できくつもりだ。世界が異なるので二つ以上のヘッドフォンやイヤフォンを使い分けるのは楽しい。

もう85%ぐらいMac miniでOKなんだけど、まだ何かをやろうとすると「おっとこのドライバーが入ってなかった」とか、「このアプリをダウンロードしなくちゃ」ってことになって、ヒマなようで忙しい。一日一度ぐらいはMacProを起動してコピーしたりってなこともある。

とりあえずiTunesでの再生を楽しんでいる。それも、昼間はSoundSticksだったりする。だって気楽でいいんだもん。なんてったって、サフウーハー付きだから、たいがいのドックスピーカーよりもSoundSticksの方が音は良いと思う。でも、iPodとかiPhoneを挿して気楽に音が出る点はドックスピーカーが良い。これは、AKGのヘッドフォンでPerfumeのJPNを楽しんでいるのと同じだ。そういうのをすっ飛ばしてこれが一番みたいな状態に持っていくのもわかるけど、色んな良さがあるからね、国産のダイレクトドライブアナログプレーヤーにDENONのDL103とかオーディオテクニカのAT33MLをつけて国内盤のLPをきいたとしても、まだまだ発見はあるし楽しめる。

すごく長い間、たくさんの人に協力してもらったり教えてもらったりして、ハイエンドもヴィンテージもあれこれ体験し、きいてきたわけだけど、完璧なものはどこにもなかった。今度出るAudioBasic誌でそんなことを書き始めている。あと10日もすれば書店に並ぶので、読んで、是非編集部に感想を送ってもらえたらと思う。

XLDをダウンロードしたり、複合プリンタのドライバー数種をインストールしたりと、そんなわけで、けっこう忙しくてキャベツを丸ごと買ってあるのにザワークラウトを仕込むことも出来ず、納豆も買ってあるのに食べられずにいる。長野の友人がリンゴを一箱送ってくれたので、昨日一昨日とリンゴのタルトを作ってみていて、おいしいさに関してはOKなのだが、いくつか確かめたいことがあって、焼き具合やレシピの調整をやっているのがけっこう時間を食ったかも知れない。おかげさまでリンゴのタルトもだいぶわかってきた。今夜は焼き魚を食べながらサカナクションのライブDVDを楽しむ。

今日は寒かったなあ。外は本当に冬だった。12月って感じだね。このちょっとヒマになる12月と1月に何をやるか、どう過ごすかが重要だと毎年思う。こういう時に、普段出来ないことを仕込んでおいて、それが何ヶ月後とか何年か後に結実したりする。しなかったりもする。そういうことを繰り返している。  2011.12.1

HDtracksからのメールに、ジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾ、マリア・ベターニャ、ジルベルト・ジルの4人で作ったアルバム「Brasil」のハイレゾ24/192音源がダウンロード出来ると書いてあった。徐々に近づいてきているのは確かだ。

Lionを使っていて、いくつか不便だなと思うこともあるしものすごく快適なこともある。しょうがないんだよね。快適の一番は二本指でWebページの戻る進むができること。これはやめられないかも。

12月は時間があるので、miniでCDを毎日5枚ほどリッピングして、Airではレシピの整理や統合をやったり、冷蔵庫の掃除をしたり、年末的なことをやり始めている。

12月10日は戯れる会例会だ。普段きいているCDやLP、データなどを持ち寄ってみんなできく。あるいは試してみたい機器、アクセサリー、ケーブルなどの試聴もOKだ。意見が一致すれば気分がいいし、意見が分かれればそれもまた面白い。色んな人がいていい。それが楽しい。Mac mini+Fireface400もなかなかいい音だ。今日はAudirvanaで再生しているが、「さすが」って感じかな。

人生は短く、一年二年が経つのはアッと言う間だから、ある程度効率よくやらないと取り返しがつかないことになる。オーディオ愛好者は、多分日本全体で3万人ぐらいで、全部集まったってドームを埋められないから、Perfumeファンの方が断然多い。でも、熱い思いはどちらも同じでしょう。いい音で音楽をききたいのは音楽ファンとして当然のことで、自分たち自身が暗い趣味だなんて思っちゃいけない。そして、みんなが思っているほどバカみたいに金がかかる趣味でもない。やり方や考え方の問題だと思う。高価な機器はなくても楽しむことはできるし、音を良くする方法はたくさんある。

戯れる会はいつでも会員を募集しています。少しお金はかかるけれど、オーディオが好きならそれ以上の特典があるし、自分のこともよくわかるし、機器の情報だけじゃなくてソフトの情報も豊富で、こんな集団はどこにもない。つまらないことでトラブルを起こす人はいないオトナの会です。

12月10日、戯れる会に興味があって時間のある方は例会に参加してみて下さい。きっと良い事があります。連絡先はこちら studio.k@mac.com

MacProのメモリは6GBだ。4年ほど前に2GBのメモリを二枚買って増設したのだが、当時は高くて二枚で4万円ぐらいかかったように記憶している。Mac miniのメモリは4GBでこれは買ったままなのだが、今のところ特別遅いという感じはない。でも、しばらくしたら8GBにしてみようかなと考えている。8GB買っても6000円ぐらいだしね。とにかく、ある面では信じられないほど便利でしかもお金がかからなくなっている時代だ。レコードもCDも何でも手に入る。ライブにも行けるし、着る物だって食べるものだって困っているわけじゃない。外国に行くのも安い。でも、不幸せだとか、不満を感じている人は多い。多分昔よりも多い。なんでだろう?   2011.12.2

今日は朝から雨、「12月の雨」っていうのはそんな歌があったっけねえ? ユーミンだったか「はっぴいえんど」だったか、「8月の濡れた砂」ってのもあった、クラシックですが「11月の階段」ってのもありますね。

さーて、届いたパンドーロの型を使って、パンドーロを焼いてみたい気もしたのだが、その前に食パンの生地で試し焼きをしてみようと思って準備をした。僕が今使っている電気オーブンはデロンギオーブンより大きいので、パンドーロの型が2個入る。1個焼くのも2個焼くのも同じようなものなので、2個焼けば、まあ効率が良いのだけれど、パンドーロを2個焼いてもしょうがないし、パンドーロ型は5000円以上してすごく高いから、2個買うわけにもいかない。あれこれ考えて、パンドーロを焼くときは一緒に何かを焼けばいいんだということに気が付いた。よーし、やってみよう。データがないのでとりあえず180度で40分焼いてみましょう。新しい遊び道具みたいなもんで楽しい。その結果はこちらです

まだ印刷されるアテはないのだけれど、昨日から一つ原稿を書き始めた。うまくカタチになって書店に並び、多くの人に読んでもらえる事を願っているけれど、まだ現実は何も動いていない。考えてみれば、ずっとそんなことをやってきた。そして、やりたいと強く願ったことは、だいたい実現するものだと思う。恋愛は仕事より難しいかもなあ。オーディオは恋愛に近いから、裏切られたり、別れたりやっている。  2011.12.3

今日は久しぶりにいい天気の日曜日だ。太陽は有り難い。午後は、散歩がてら知人の写真展が最終日だからこれを見に行こう。自分の写真はそれとして、いろんな人の作品を見ていた方が良い。特に若い人の作品は見ておいた方が良いと思う。

iPhoneのSafariがブックマークを更新するタイミングってのはどうもよくわからないのだが、今日の昼頃からiCloudがちゃんと機能し始めた。うまく動いてくれればかなり便利だ。あとはローカルなバックアップをどうするかが課題で、今のところ、NASの1TB、Mac miniの500GB、Airの120GBなのだが、今度もっと増えそうだし、どうするのが良いのだろうかと考えている。

住所録やールアドレスなどはiCloudでOKなんだが、タイ洪水でHDDの値段が高騰してしまい、全体のバックアップもやりにくい。だが、そういう時に限って危ないので何とかしとかなくちゃ。

夜はサカナクション、そしてZAZをかけている。今度の土曜日は戯れる会例会なので、参加する皆さんには今年買ったお気に入り音源を持って来てもらって、みんなでききたいと考えている。僕は何十年も前からずっと、そういうことをやりたかったのだ。おかげさまで音の方は不満なしです。

ここ二日三日で最高気温が10度ぐらい違うというひどい気温の変化なので、こんな時は体調をくずしやすい。そういうわけで、この季節はジンジャーシロップが最高で、午後飲んでも夜足が温かいのです。明日か明後日また作ることになるので、ほしい方はメールでお知らせ下さい。  2011.12.13

昨日出かけたついでにユニクロでヒートテックってやつを買ってみた。本当に暖かいのだろうか? 

LionのiCalとアドレスブックのデザインがあんまりなので、アルミ調にするスクリプトを開発した人がいる。これですが、これのおかげで大変スッキリしました。それにしても、どちらも今ひとつ使い勝手が良くない。特にiCalはどこが何曜日かもよくわからなくて使いにくい、手軽にiPhoneとの同期が取れるので、仕方なく使っている。

生姜を買いに行く時に、須山歯研MH334を使って、PerfumeのJPNとZAZをきいてみた。JPN二曲目のGLITTERのアレンジはよくきくとラテン調なんだけど、でもねー、そんなことを考えながらきいてる奴は少ないだろうなあ。そして、ヘッドフォン向きの音楽であるPerfumeは割とヘッドフォンを選ばない感じがする。ところがZAZの邦題「モンマルトルからのラブレター」はFitEarMH334できくとギターの音とかパーカッションの切れが全然違うので、こちらを基準にすると他は全部眠い音に感じられるかも知れない。そういうわけで、僕は気分で使い分けている。

元々あまり使い勝手の良くないiCalは、Lionでいくつかの仕様変更があってさらにわかりにくくなっている。右クリックすると出てくるものがあったりして、良く言えば「Windowsの良さも取り入れた進化」ってことらしい。とにかく最近のMacは、わかりにくい操作が増えている。

ヒートテックを着てみたんだけど、今日は気温がそう低くないのか、発熱効果がよくわからない。でも暖かい感じもする。  2011.12.5

Appleが発売するであろうTVには「音声認識装置」がつくのだろうか。「スイッチオン」とか、「電源を切れ」とか、「NHK」とか言うとそれに反応して動く。iPhone4Sに付いた「Siri」はそういうものの第一段階なのだろう。そんな時代がもうすぐそこまで来ている。

声の波形を認識して、「この声には反応しないようにする機能」なんてのもつくのかな。

ちょっと興味深いので紹介しますね。「カーズ2」のDVDとかブルーレイディスクは何種類かのセットで売られていて、単なるDVD一枚の物は安いし、ブルーレイ版やカーズ1と2がセットになった物もある。で、このデジタルコピー付きってのは何だろうと思ったら、iPhoneやiPadに読み込ませるコピー用データ付きなのだった。HandBrake不要ならそれもいいなと思った。もうこういう世の中なんだから、DSDデータ付きSACDってのも出しておくれよ。

金沢のパン屋たねさんは相変わらずいいことを書いている。二年ほど前に出会ったこのBlogのおかげで、僕のバゲットはグググッと進んだのです。

MacProの箱、大きいねえ。近いうちにSofmap行きの準備ですが、欲しい人いますかね。この2007年モデルはWindows7がインストールできず、XPのみです。メモリは6GBになっていて、FireWire400の端子が二つと800が一つ付いてます。近い将来MacProが生産完了になって、このHDDが4個入り、PCIExpressカードであれこれ拡張出来るタイプがなくなると、意外や意外中古の値段が急上昇なんてことがMacの場合よくあるんですが、このMacProは初期のタイプなので、そうなるかどうかはわかりません。

今日の昼間は厨房奥の物置を片付けていて、MacProの大きな箱を出したら、15ゲームの最初の1個を抜くみたいにあれこれ動き始めて物置の中が片付く方向に進んだ。あと少しだ。

都市ガス13A用ガスストーブが一つ余っていて、古い物だけど二年前まで使っていたから多分ちゃんと使えるとは思うのだが、これを処分しなければいけない。誰かもらってくれて使ってくれれば一番良いのだが、やっぱり廃棄するしかないのかなあと思っているところだ。  2011.12.6

色んなことが変化してきているから、上の写真に写っているアイワンの音もきいてみよう。すごく良いのかも知れない。これも例会のネタだな。アイワンはもう一年以上使っていないけど、いまの状態だとどんな音なのだろう。

なるほど、半袖はよくわからなかったけど、長袖のヒートテックは不思議な暖かさがあるので、本格的な冬に備えてもう一枚買っておいてもいいかも知れない。

23才だったか24才の「みかちゃん」が、「ホントにききますかー?」って言いながら昨夜貸してくれた「マキシマム ザ ホルモン」のDVDとCD、なんか楽しそうな予感。日本のロックと言えば、原発なんかいらないと歌っていた忌野清志郎はマトモだったな。

今日はとてもいい音で鳴っているなあ。音が良いとすごく気分がいい。  2011.12.7

今日はこのようなお宅へ行ってきた。iPhoneで撮影。

午後1時過ぎにお邪魔して、音をきかせていただいたり、あれこれ話をしたり、楽しかったのでアッと言う間に6時半って感じだった。いろいろお世話になると思いますが、これからもよろしくお願いします。

来年は薄型のMacBookProが出るという噂があるけど、本当かな。確かにOSだってAppストアからダウンロードする時代になっているので、そろそろMacBookProも光学ドライブ不要、全機種HDDじゃなくてSSDって時代に突入かもね。MacBookProがもう少し軽量薄型になってくれて、今のAirぐらいの値段で出てきたら嬉しいから、楽しみだな。

夜もまだ8時台なので、爆音にて「マキシマム ザ ホルモン」を初体験。最後の「My girl」につり上げられて、さらに音量アップで頭から二回目をきく。サカナクションは賢そうでマジメだったなあ、次はサカナクションのCDをきこう。マキシマム ザ ホルモンも実は賢そう。  2011.7.13

このところ、少し膝が痛いので、鍼を打ってもらいに行こうかな。これから寒くなるし、身体中の筋や筋肉を柔らかくしておかないとバカもやれない。

そういうわけで、2日に一度はWiifitをやっている。

犬とネコととどちらが好きかときかれれば、僕はネコ派です。20年ほど前からネコっぽい性格の人にいろいろお世話になってきていて、StudioK's謹製シフォンケーキの箱に貼ってあるシールにも猫の絵が描いてある。モノクロームのプリントをやりに来ていた女性が「なんでネコが描いてあるんですか?」と質問した時は、「そりゃ君らのことだろう」と答えた。

今日の関東地方は初雪だそうで。冬だなあ。AudioBasic誌はやっぱり真ん中より後ろがおもしろいね。前半ももう少し面白い記事が作れないものかなと思う。「特選街」でオーディオ特集をやるとけっこう売れるそうで、普通にいい音で音楽を楽しみたい人は沢山いるんだと思う。そういう潜在的な層と、オーディオ業界や雑誌が大きく遊離している気がするんだけど、どうなんでしょうね。

明後日のレーザーターンテーブル試聴会ですが、お時間のあるかたはどうぞおいでください。もっとききたいってことになれば、いつかレーザーターンテーブルによるRockDayなんてものもやりたいと考えています。  2011.12.10

今日の午後は今年最後の戯れる会例会。なんだかんだで10人ぐらいの人が集まってくれることになった。楽しみだなあ。

とても楽しい戯れる会例会だった。

秋葉原のガンダムカフェで売っている「ガンダムの人形焼き」、そしてQueenのUSBもなかなかいい音だった。  2011.12.10

今日はレーザーターンテーブルを実際に体験する午後だ。とても楽しみです。

今年偶然ラジオで一曲きいて「アルバムが欲しい」と思ったのはこの二枚だった。誰かに「これがいいよとか、流行っているよ」と教えてもらったわけじゃなく、「何だろうこれは」と興味を持ったのだが、調べてみると世の中でも十分評価されているもので、ぜんぜん大発見じゃなくて、遅いぐらいですが、やっぱり声ってのは心をつかまえにくるものです。今度の戯れる会例会ではこの二枚をみんなと一緒にきこうと思っている。僕が知らなかっただけで、世界中で沢山売れているポピュラーな音楽です。そういうものを、その人が求める音質で鳴らすのがオーディオという趣味です。

AudioBasic誌第61号の「BentoAudioのすすめ」で、僕は新しいことを提唱しています。是非お読み下さい。これまでの、そして今後のオーディオのあり方を考えています。

BentoAudioのページは第61号で4ページもらったのだが、まだ連載というわけではない。読者からの反響によって連載になるかどうかが決まる。もし、AudioBasic誌を読んでいただいて趣旨に賛同していただけるようなら(あるいはその逆でも)、編集部に読者ハガキを送って下さい。僕は何十年もオーディオをやってきて、やっといくつかのことが見えてきた。これからそんなことを展開したいと考えている。

ELPのレーザーターンテーブル試聴会に来て下さった皆様、ありがとうございました。針式とは違う世界の音で、ほとんど置いただけであの音が出るのってすごいし、普通のターンテーブルでは不可能なことをほとんど可能にしている。最初に10数秒盤面をサーチして「溝の数を数え、演奏時間やトラック数を表示し」リピート再生や次の曲に送ったり戻ったりができる。

しかし、ヘンなことが起きるときは立て続けに起きるものだ。MacProをやめてMac miniにしようと思ってあれこれ移行作業をした。で、最後の仕上げって感じで、Mac miniをプロジェクターに接続したが、何故か映像が出ない。HDMI-DVI変換ダメ、Thunderbolt端子からミニディスプレーポート-DVI変換もダメ。液晶モニタならどちらもOK、二つ同時もOK入れ替えてもOKなのに、プロジェクターとは同期しない。

プロジェクターが壊れたのかと思ってMacProのグラフィックカードから出してみると、これはバッチリOK。MacBookAirミニディスプレーポートからもOK。なんで本命のMac miniだけダメなのだろう?

ところで、コンポーネント出力はちゃんと認識するんだろうなと思ってTVチューナーをつけてみたら今度はこれが認識しない。TVってこの前見たのはいつだろう? PerfumeがMステーションでレーザービームをやった時だから夏頃だろうか。それ以来TVって見た記憶がないのだが、まあとにかく何ヶ月か前まではちゃんと見る事ができた。んー。困るなあ。どうしよう。

MacProに1TBほどのHDDを入れて、もう一度SnowLeopardをクリーンインストールして、Mac miniをやめてMacProに戻る。どうもこれが一番正解みたいな気がしてきた。LionのDVDプレーヤーよりSnowLeopardのDVDプレーヤーの方が使い勝手が良いのだけれど、しかし、なんでMac miniでプロジェクターを認識しないかなあ。わからん。G4Cube、G4のPowerBook二台、G5、MacProで同じ三菱のプロジェクターを使ってきたが、こんな事は初めてだ。あーあ、Mac miniは静かでいいんだけどなあ。それともDVDプレーヤーとしてMacProを使えばいいってことか。

どうやって検証しようかと考えた結果、Wiifitの画面をS端子で出力して、ソニーのAVアンプに入れてみたらプロジェクターがコンポーネント出力を認識したので、これはTVチューナーの故障ということが断定できた。もちろんTVチューナーの出力をプロジェクターに入れてはみても映像が出なかったのだが、これだとどちらが故障しているかが断定できなかった。じゃあ、ソニーのDST-TX1という、いまなら42インチのTVが買えるほど高かったTVチューナーを修理にだすことにしよう。ああ、疲れた。それにしても、なんでMacminiの映像出力はプロジェクターで認識しないのかなあ。  映像機器不調のおかげで2011.12.12になってしまった。

人間なんて勝手なもので、ちょっと前まではプロジェクターでTVを見るのはOK、MacProでDVDもOKが当然で、でもMacProは大きいし、夏は暑いし、ということで、Mac miniでいこうと思ったわけだ。ところが、TVチューナーが故障し、miniからもDVDを見る事ができない状態になると、一ヶ月前はなんて幸福だったのだろうと考えたりする。

便利で心地よい状態になっていくのはいくらでも受け入れられて、すぐその状態が当たり前になり、不便でだったり音が出なかったり寒かったり、不快なことに対しては耐えられない。おいしいものはどんなにおいしくてもOKだけど、不味いものは一口で文句が出る。人間ってのはそんなもんです。

ELPのレーザーターンテーブルの試聴会をやっていた時は片付けていたが、その前も後も、実はこんな状態になっていたのだった。でもね、机の下の奥の方も何年かに一回は引っ張り出して、たまった綿ボコリみたいなものを掃除した方がいいから、今回のことはそういう ためにあったのだと前向きに受け止めることにしよう。TVチューナーの故障は初めてだけど、三菱のプロジェクターは2004年に買って二回修理に出した。だから、ついプロジェクターを疑ってしまうのだが、どれも性能的な不満はない。あと3年ぐらい使い続けて10年を超せば、次に壊れたら買い替えようかという気にもなるけれど、使える限りは使っていたい。


SnowLeopardのDVDプレーヤーはなかなか上手くできていて、液晶モニタとプロジェクター(液晶の大型TVでもいいが)のデュアルモニタで使っていて、映画の画面をプロジェクターに持っていってフルスクリーンにすると、自動的に操作をしている液晶画面が黒くなる。どうも僕が使ってみたかぎりでは、Lionに付属のDVDプレーヤーはこの機能が付いていないようで、あまり使いやすくない。せっかくの進化を捨てるなよと言いたい。VLCだとFirefaceで音を出すことが出来るけど(5.1chもOK)一部レンタルビデオなどはかからなかったりすることがあるので、MacOSについているDVDプレーヤーとVLCを併用している。

うーむ、よくわからないのだが、TVの映像が映るようになった。秋葉原のハナマサ向かいにあるソニーのサービスステーションにTVチューナーを持ち込んで確認してもらったら、ちゃんと映るので持ち帰ってチューナーから直接プロジェクターに接続してみたらOKだった。もちろん、昨日も一昨日も同じ事をやっていてダメだったのに、何故か今日はOKだった。わけがわからないけど、とにかくTVチューナーは壊れていないし、プロジェクターからもOKだ。ただ、今度はS端子で入れたWiifitの画面は出なくなった。おかしいのはAVアンプの方か?よくわからない。

須山歯研の須山さんがPMUのリセットを試してみたら?と知らせてくれたので、やってみると、下の写真の通り一瞬映像が出たので「やったぞ」と喜んで写真を撮ったのだが、数秒で同期が外れ、結局ダメだった。そして、それ以後ファンが全開で回り続けている(今のところ25分間ぐらいは回っている)。しかし、際どいところだなあ。

そう書いていたら、また須山さんからメールが届き、「SMC (システム管理コントローラ) のリセット」を行ったところ、ファンの全速回転も止まり、ついに液晶モニタとプロジェクターの両方に映像が出た。このままずっと4年間ぐらい安定していてくれると嬉しい。いあ、本当に助かりました。ありがとうございます。これで床に置いてあるMacProを箱にしまえると嬉しい。

そういうわけで、久しぶりにPLACEBOとレナード・コーエンのDVDを見た。どちらも最高だ。

  2011.12.12

昨夜は「Bird on a wire」だけききたいと思ったのだが、やっぱりレナード・コーエンの詩は何度きいてもすごくて、結局ロンドンのライブDVDを終わりまで見てしまった。PLACEBOもそうなんだけど、レナード・コーエンも僕の気持を代弁してくれている。そう感じる人が世界中に沢山存在するのだろう。

HDMIからもThunderboltからも二台ある液晶モニタにはちゃんと映像が出力されていたから、プロジェクターとだけ同期がとれないというのはプロジェクター側に問題があると思うわけだが、AirやMacProからならOKだからプロジェクターは壊れていない、それがPMUのリセットとSMCのリセットで解決するというのは、まるでわからなかった。とにかく、一段落。今日は少し片付けよう。

PLACEBOとレナード・コーエンのDVDをMac mini + プロジェクターで楽しんだ後、朝再起動してみると、プロジェクターはまた同期しなくなっていた。ああ、苦難は続く。昨夜は夢を見ていたのだろうか。

まあいいや、どこかが痛いわけでもなし、おいしいごはんを炊き、新バージョンのリンゴタルトでも作ることにしよう。こんなことばっかりじゃやってられない。  2011.12.13

この、一年で一番ヒマになる12月1月は重要だ。特に12月ときたら、ほぼ東向きのスタジオには午前11時すぎに25分ぐらいしか陽が入らず、ちょっと暗い気分にもなる。ジョン・レノンが「今年は何をやった?」と歌い、山下達郎に「きっときみはこない」と歌われると、「ああ、また一年が終わってしまった」と思うのだが、今年は違う。色々な意味で違っている。今年もできる限りいろいろなことをやってきた、そしてきみは必ずきてくれる。

大震災原発問題は色々なことを考えさせた。そして、最長あと20年ほど、自分が何をやるべきなのかが見えてきた。オーディオのこともそうだし、その他のこともだ。

それはそうなのだが、機械のやや不可解な不具合や故障は続いていて、何と昨夜は突然愛用してきたSoundSticksが認識されなくなった。G4Cubeの時代に買って、僕にMacで音楽を楽しむことができると教えてくれたSoundSticksだから、これが壊れるのは困る。修理がきけばいいんだけど、もう10年も経っているから断られても仕方がない。USB接続のSoundSticksはもう新品がないし、何か別のUSB接続スピーカーにしようか、いっそのことドックスピーカーでも導入するのが良いのか、どうしようかなあと考えている。

ケーブルが長いからいけないのかもという気もするので、念のためプロジェクターに(延長ケーブルを使わず)直接ケーブルをつないでみたけどだめだった。

まあそういうわけで、結局原因はわからず、この困った状況を楽しむモードに入ってきている。僕がお金持ちなら、同じMac miniをもう1台買って同じ症状が出るかどうかを試すことになるが、この年の瀬に6万円の物になるとそういうわけにもいかないから、似たような物を所有している人に力を貸してもらうしかないかなと思っている。今も、このMac miniで音楽をきいているが、音に対する不満はない。  2011.12.14

それにしても、機械が不調だったり壊れたりする2011年の暮れだ。先日ソニーのサービスステーションに行ってきいた話では、修理代は僕が考えているものよりも1.5倍ぐらい高い設定になっている。人件費が高いんだろうな。物はきわめて安くなっていて、5年6年使って壊れると修理がやや割高という図式になっているらしい。

不要品をオークションに出そうと思うのだが、アラートを入れているのか、僕が出品した物を全部知っている人がいて、そういうのってすごく気分が悪いので、別のIDが取れないものだろうかと考えてしまう。それともどうでもいい物を常に50個ぐらい出品していようか、なんてことをマジメに考えている。

TVの映像がプロジェクターに出なかった理由をあれこれ検証してみると、おかしいのはAVアンプの映像出力らしい。AVアンプってイヤになるぐらい多機能で、しかも最近はアサインなんて機能もついているから、わけがわからない。一発でデフォルトに戻す機能はあるのかないのか、よくわからない。Macからの光デジタルアウトを受けて、DVDのサラウンド音声をデコードできる装置があれば、あとはAVアンプである必要はなく、プリメインアンプでOKなんだけどね。単体のデコーダーってのが今じゃもう売ってない。2004年の段階でも新品はなかった。それで仕方なくAVアンプを使うことになるのだが、これが大きくて重くて、HDMIの規格があれこれ変化してきていて面倒な世界だ。うまくいけばケーブル一本でOKってやつなのだが、パソコンと同じで便利と不便は隣り合わせです。

最新のブルーレイディスクレコーダーと最新のAVアンプを使って、ゼロから映像機器を構築すればスッキリなんでしょうかね。何十万円もかかりますけどね。

しょうがないんで、Appleのサポートに電話して、30分ほど状態を確認しあって、Mac miniを修理で送ることになった。ここは文京区なので、3日か4日で帰ってくるらしい。

今のタイプのMac miniはメモリもいっぱい積めるし、僕が使ってきた最初期のMacProに近い性能だと思う。HDDの速度が遅いので大きなデータのコピーなどはちょっと待たされるけどね。そんなわけで、あれこれ片付かない日々が続いている。

AppleはiMacみたいなカタチの40インチとか50インチのTVを出すのだろうか? で、音声でのコントロールが可能になるのかな。黒い筺体のTVは出さないだろうから、やっぱりシルバーかな。なんて考えると黒いTVが買えないわけだけど、どういうものになるのだろうなあ。いっそのこと、MacOSもオーディオインターフェースもみんな内蔵のTVってのはどう?

2880×1800という解像度のMacBookProが出るっていう噂もあるので、ここらあたりも何か関係しているのでしょうかね。

夜は食パンみたいなものを焼きながら、今日はすごく久しぶりに「アビーロード」をきいている。もちろんNASに入れてある24bitのやつです。これまた久しぶりにLet's note+フェーズメーションHD-7Aの組み合わせ。音はとてもいいですよ。「アビーロード」の場合はギャップレス再生が出来ればもっといい。12/30は今年最後のオーディオイベントをやれるかなあ。なんて思っているけど、どうかな。本当はAudioBasic誌でやっているBentoAudioの内容を体験してもらう催しをやりたいと思っているんだけど、そういうのはどうだろう。

僕の場合はもっぱらDVDで映画とか音楽のライブを見ているんだけど、プロジェクターから画像が出ないっていうのは、パワーポイントでプレゼンやるのにデータプロジェクターから画像が出ないってなもんで、そんなことがあったら迷惑だし怒りますよね。そういう話であり、これまで、G4Cubeの時代からずっと自分のところでもOKだったし、美大の講師その他などでiBookやPowerBookやMacBookProやAirを持って行って色んなプロジェクターに接続してきたけど、画像が出なかったことなんてない。プロジェクターの解像度が低くて画像が悪かったり、色が悪かったりってことは多々あったが、画像が出ないっていう経験は初めてだ。

今はセヴィリアの理髪師をきいているんだけど、やっぱりこういう音楽には美しい音のCUBESEが最高だなあ。そんなわけで、機械に振り回されながら12月も半分が終わろうとしている。  2011.12.15

僕は昨夜オーディオのことについて、ある決心をした。その具体的な内容はともかく、まだまだやりたいことがあるし、伝えたいこともまだ沢山あるから、どんなことがあってもやめるわけにはいかない。そして、自分のスタイルを貫いていかなければならない。40年近くかかって、オーディオのことがやっとわかってきたところなのだ。

須山歯研の須山さんにいろいろアドバイスをいただいたものの、結局僕が買ったMac miniからプロジェクターへはまともに映像が出なかったので、お世話になりついでに、須山さんがお持ちの一世代前のMac miniを一瞬でいいから貸していただけないかとお願いしたら、宅急便で送ってくれた。で、ヤマト運輸のお兄さんが「夕方ってことでアップルさんの集荷もありますよね」と言うので、「あるある、今持ってってくれる?」って感じで、持って行ってくれた。相性問題とかじゃなくて、故障で直って帰ってきて欲しい。

それで、貸していただいた一世代前のMac miniにプロジェクターとモニタを接続して起動すると、当然ちゃんと映像が出る。「そりゃそうだよなあ映らない方がおかしいよなあ」と思いつつ、まだ見ていない「マキシマム ザ ホルモン」のDVDを見るという、なかなかな12月だ。だんだん好きになってきた、ホルモン。「実家の窓からBOWWOW」とつぶやいてみる。

ただただ酔っ払いたくて酒を飲むことってあると思うんだけど、バカがいっぱい集まってもっともっとバカが沸騰する、文句あるか、って感じのバンドなんだ。もちろん不良なんだが、不良というよりはバカなんだよな。それはDVDを見る前からわかっていたのだが、DVDの中で「こんなにいっぱいバカが集まってくれてありがとう」と言っていたので笑ってしまった。プロレスのノリだなあこれは。ドラムのお姉さんはかわいらしくて必要なキャラクターだと思いますが、もしもPLACEBOのスティーブがドラムだったらどんなにカッコいいだろう。

今日DVD見て気が付いたことがある。デュアルモニタのフルスクリーンにした時に、もう一つのモニタが暗くなる機能は、DVDプレーヤーの環境設定「フルスクリーン」の中で設定するのだった。だから、多分LionのDVDプレーヤーにもこの機能は付いているはずだ。機能が退化しているなどと疑ってゴメンLionのDVDプレーヤー。しかし、プロジェクターに映像が映ると気持いいなあ。

それで、気になっていたもう一度レナード・コーエンのDVDを見てみると、今日の方が画質が良い。先日偶然出た画像はちょっと横にスジが入っていたから、あれは絶対に本調子ではなかったと思う。

現行のMac miniは三種類あって、僕が買った物より少しCPUが遅いタイプがあるんだけど、これと現行のMac mini Serverはグラフィックカードが共通で、僕が買った物とは違うグラフィックカードだ。このServerを持ってる人が今度の日曜日に持って来てくれるので、プロジェクターに接続してみよう。普通はちゃんと映像が出て当たり前なのに、出ないものだから、自分がすごく無理なことを要求しているような気分になってしまうじゃないか。

まったく、たった一つの不具合のおかげで、MacProは出しっぱなし、机の上も片付かないという状態がずっと続いていてイヤになる。でも、いろいろ協力していいただいて少しずつ進展しているから、何とか年内に安定してほしい。

MacProからのデータ移行で何時間もかかり、さまざまなアプリケーションのインストールや設定で何日もかかっているから、これが全部チャラになってしまうのは大きな損失だ。でも、別の機種にしなければ望む状態にならないのであれば、仕方がなく再構築するしかない。三日か四日後に、HDDの中身も消されずスッキリ直って戻ってきてくれることを願っている。しかし、これもみんな元を正せばAdobeの通達のせいなので、もしカーネル・サンダースみたいなAdobe人形がいたら腹いせに跳び蹴りしたい気分かな。ま、Photoshopに助けられてることもあるからしょうがないけどね。

年内にこのMac問題やAV機器問題をスッキリさせて、来年はいっぱい仕事をしたいもんだと思う。今日はめんどくさいからLet's noteでiTunesです。  2011.12.16

ホルモンはともかく、レナード・コーエンは本当に良いので、これは是非見て楽しんで下さい。日本語字幕付きが良いです。

突然ですが、オーフラ・ハーノイという人は今も演奏をしているのだろうか?

今日から、MacBookAirのトラックパッドをLionデフォルトのナチュラルっていう動きに変更してみている。それにしても、このAirはちょっと遅くて、時々10数秒待たされる(感覚的な数値なので、もしかすると7秒ぐらいかも)けど、実に安定している。もうそろそろ二年半になるが、ちゃんと動いていることは有り難いもんだと思う。そして、2009年の夏、このMacBookAirにした頃から、僕の身辺には良いことが起き始めたのだった。

今日は寒かったなあ。夜「フィッシュ・ストーリー」という映画を見たのだが、なかなか面白いつくりの映画だった、でも、これは原作がそういう作りだったのかな。とにかく今年はこれまでになく邦画をよく見た一年で、「ワンダフルライフ」「運命じゃない人」など、僕の中に「邦画も捨てたもんじゃない」という認識ができつつある。  2011.12.17

今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、参加している人が現行のMac miniServerを持って来てくれたので、パンドーロとクグロフの種を捏ねて発酵させる待ち時間にプロジェクターから画像が出るかどうかを試した。そして、ナナオのモニタとプロジェクターに接続すると、プロジェクターからの画像は出なかった。HDMIとThunderboltの端子を入れ替えても出ない。なるほど。と思いつつ、一世代前のMac miniのミニディスプレーポートとHDMIを入れ替えてみると、これもプロジェクターからの映像は出ない。結局、すんなり映像が同期するのは、一世代前のDVDドライブが付いているMac miniでミニディスプレーポートを液晶モニタに接続し、HDMI出力をプロジェクターに接続した状態のみだということがわかった。

ということは、修理に出した僕のMacminiもダメなのかも知れないな。Lionの問題なのかもという気もするので、もしかすると、今は画像が出ている一世代前のMac miniも、OSをLionにするとダメだったりなんかするのかも知れない。現行のMac miniにSnowLeopardをインストールすることはできるのかな。わからないけど、もういい加減こんなことで振り回されるのはゴメンなので、画像が出ている一世代前のMac mini、そしてOSはSnowLeopardでいくしかないと思う。この事だけをやっていたわけではないが、もうずいぶんたくさんの時間をこのことに費やす結果になった。

それでもいろいろな人に協力してもらって、どうにかこうにか方針が出てきた。  2011.12.18

ただ、MacBookAirのミニディスプレーポート+三菱のプロジェクターLVP-2010にはちゃんと出力されるので、一概にLionが全部ダメってわけでもない。今度ノイさんがLion入りのMacBookProを持って来た時に接続させてもらおう。

AirでOKならAirを使えばいいじゃないかと考える人もいるだろうけど、それは無理です。僕のAirはUSBポートが一個しかないタイプで、DVDドライブもないしヘッドフォン端子から光ミニのデジタルアウトも取れないし、FireWaireの端子もないから、外付けDVDドライブを接続したら、音声はヘッドフォン端子からピンケーブルで出さなければいけない。だから、Airは非常手段として有効ではあるが、日常的使用には耐えない。そう考えると、一年ほど前に出たUSB端子が二個ついたタイプのAirはすごく良いので欲しいぐらいだ。まあでも、それならMacBookProの方が良いのだろうし、MacProならなんでも来いって感じになってゆくが、HDMI端子は付いてない。PCIExpressのHDMIカードなんてあるんだろうか?

なんとなく、今日の午後は楽しい事がありそうだなあ、、、。リコーのCX4を持って行こうっと。

お、ピンポンと玄関のチャイムが鳴って、AppleからMacminiが戻って来た。さてさて、結果やいかに。

午後はこんなお宅へ行ってきたのだが、実にいい音でしたね。初めてきいたけど、我が耳を疑うようなすごいスピーカーだ。CX4を持って行くのは忘れたので、iPhoneで撮った。

はい、上が戻ってきたminiですが、この予想通りの結果です。ロジックボード交換も無意味。

三菱の佐藤さーん。どうにかならないかなあ? と、書いてみる。

さて、寒いからこういう時はアイワンだね。アイワンは真空管と言ってもOTLだから、こってりした音にはならなくて、でもQUADと比べるとちょっとあたたかな音になる。



僕がWiifitでヨガの「立木のポーズ」をやる図。

  2011.12.19

このところ、僕のオーディオは静かに熱く燃えている。

ずっとQUAD405よりアイワンの方が良い感じで鳴っていた。オーディオって単純じゃなくて、ものすごく複雑な要素が有機的にからみあっている。毎日鳴らしているし、毎日考えているし、あれこれ試してきているし、そんな成果で、この一年半ほどQUAD405とアイワンの差がほとんどなくなっていた。

でも、ここへきて一段階上ったようだ。もうアイワンじゃなくても大丈夫だと、この一年半ほどそう思ってきたのだが、この一段階上がった状態でアイワンを試してみると、これがすごく良い。僕の音はやっぱりこれです。随分長い間休ませていたので、まだ本調子じゃないアイワンに電気を食べさせてあげれば、もっとよくなるだろう。よし、12月30日はやはり今年最後のオーディオイベントをやることにしよう。

そんなわけで、午前中にSDサウンドアイワンの接点を全部アルコールで清掃した。これで電気もよく流れて音はさらに良くなることだろう。このところ忘れていた艶やかな音だ。「プロジェクターから映像が出ない、どうしたもんか」なんて問題があるときは、そちらに時間や気を取られてしまい、余裕がなくて他のことがやれない。

とにかく現状だと僕が買ったMac miniではプロジェクターを使う事が出来ないということがわかった。どうやら世に言う相性ってやつにぶち当たったらしい。それがわかれば、諦めてちゃんと映像が出る機器で出すしかない。MacProならLionでなんのこともなくプロジェクターで映像が出るのだから、映像用にMacProを置いといてもいい。操作は画面共有でAirからでもminiからでも出来るのでモニタは不要、まったく便利だ。一世代前のMac miniを譲ってもらえるなら、これを音楽と映像用にしてもいい。ただ、僕が買ったプロジェクターから映像が出ないMac miniは残しておこうと考えている。その理由はいくつかある。

1)数日かけてデータ移行とアプリケーションのインストールが終了していていつでも仕事できる状態にしたので、これを再び行うのは極めて面倒だ。 2)このminiはThunderbolt付きなので、今後の規格として確保しておきたい。だいたいこんな理由だ。このmini一台ですべてまかなえれば良かったのだが、そうはならなかった。まあ、そんなもんですよ。他のMacでも手に入れたらそれはその時として、映像は出ないものの、現行のminiはPhotoshopの起動なんかすごく速いから、画像処理などはこれを使いたい。

須山さんから貸していただいていた一世代前のMac miniを格安で譲っていただいたので、これにとりあえずSnowLeopardをクリーンインストールしているのだが、むくむくとわく興味は「Lionにしてプロジェクターに接続したら絵が出るかどうか」だ。出なければ、もう一度SnowLeopardをクリーンインストールすることになる。まるでわからないのだが、皆さんはどう予想されますか? そうですねえ、もし映像が出たら、移行アシスタントを使って、現行miniのデータをそのまま移行して使ってみて、ストレスがほとんどなければ、こちらがメインになるってことになるかも知れない。うーん、前言撤回になるかも。

   2011.12.20

このところプロジェクター問題が滞っているために、机の上がまるで片付かないので大変気分が悪い。今年ももうあと10日で終わるから、年内にこのあたりをきれいにしたい。そうですね、12/30に集まってくれる人がいるならそれまでにスッキリさせておきたい。9月以降音楽喫茶や土日のイベントもほとんどやっていなかったのだが、来年はどうしたらいいかなと考えている。

LionからSnowLeopardへのデータ移行は手動なのでかなり面倒だが、双方のOSがLion同志なら移行アシスタントが使えるので、セット後は放っておけばOKだ。だから、旧miniにLionを入れてプロジェクターからの画像が出てくれれば、新miniは不要になる。

一世代前のMac miniにSnowLeopardをクリーンインストールして最終バージョンにアップデートするだけでかなりの時間を要し、その上でLionをダウンロードしてインストールし、プロジェクターの電源を入れて待っていると、映像が出た。でも、疑り深くなっているから、一度再起動してみて、またちゃんと映像が出ているので、二つのMac miniを無線ではなくLANケーブルで接続してデータ移行を行った。最初片方無線だったため移行時間17時間なんて表示が出たので、一回キャンセルして有線での移行にしたら5時間半ぐらいの表示がでた。これでmini一台ですべてOKならすごく嬉しい。

とりあえず3回再起動してもプロジェクターからの画像が出いているので、多分大丈夫だろう。たった一つの不具合でこんなに振り回され、苦労させられるとは思わなかった。

昨日一つ喜ばしい発見があった。故障かとガックリきていたSoundSticksは途中に介してあるハブの故障らしく、USBケーブルを延長して直接接続したら音が出た。というわけで、あれもこれも助かった。

とりあえず収束に向かっているが、まだ写真の通りひどい状態なので、ジンジャーシロップも作れない。 何とか今日中に終わらせて明日はジンジャーシロップを作る予定なので、もし欲しい方がいらっしゃいましたら、一緒に作りますのでお知らせ下さい。まだ不安だから、あとでもう一度プロジェクターから映像を出してみよう。このことでは本当に傷だらけだ。

体調は悪くないのだが、膝が痛かったり肩が痛かったりするので、近所の鍼治療院に行ってきた。すごく安くて、一回1000円。

先ほども一回Mac miniを再起動して、プロジェクターから映像が出るのを確認してみた。OK。ああ、この当たり前のことがなんて有り難いのだろう。TVもOK、音はアイワンのちょっとやさしい艶やかな音でいい感じ。Mac miniのメモリはいっそのこと16GBにしてやろうかとも思ったが、一世代前のタイプは上限が8GBなので8GBを注文した。今晩は寒いし、たまにはラーメンでも食べに行こうっと。

さすがにちょっと疲れたから、安定を見たなら、当分メインのMacはこのままでいきたい。いけるところまでいきたいと思う。でもおかげさまで、徐々に片付き始めている。2GBのメモリを積んだMacminiでの音も別に悪くはない。オーディオマニアの皆さんは音に厳しいから、色々追求して大変かも。僕は多分ちょっと違う観点と違うアプローチで音と遊んでいる。マジメに追求ってのとも違う観点とアプローチには、違う才能がいるのかもね。細かいことにはこだわらず、多少行きすぎてもいいからドバッと鳴らす、でも艶やかに鳴らす、そんな感じかな。さて、あれやこれやで時間を取られてしまい、今年もあと10日しかないから、やるべきことを全部やろう。僕の場合正月はないようなものだから、新年は原稿書きでもやることになりそうだ。  2011.12.21

今日はジンジャーシロップ作りの日になった。ドドドと注文がきたので、デデデと生姜8kg買ってきて7kg分を発送する。マーマレード同様、ジンジャーシロップも人気上昇中ですね。 こないだ買った分がなくなりました。風邪薬より全然聴きます。 という注文メールがきた、オーディオ愛好家にとってジンジャーシロップは耳にも効くのだろうか。自分の分は1kg確保したけれど、注文があれば年内にまた作りますが28日ぐらいまでです。今の時代、八百屋さんってものが存在しないので、1kg以上の生姜を手に入れるのは市場レベルのことになってしまう。

朝一で生姜を買ってきて、厨房のLINNで音楽をききながら洗って砕いて搾って煮詰める。漁師が魚を捕ったり、農家が畑を耕したりするのと同じ感じかな。

放出するのできいてみてくれ、欲しい人がいたら店で買うよりは安く譲りますということで、ナグラのプリアンプがスタジオにやってきている。StereoSound誌でしか見たことないけど、あのテープデッキみたいなデザインの小型でカッコいいプリアンプですね。フォノイコライザー付きで定価だと180万以上する真空管を使ったプリアンプだが、一体どんな音がするんだろう。僕は片付けやジンジャーシロップ作りが忙しくてまだ箱を開けてもいないし、なかなか試聴もできないから、12月30日のオーディオイベントで試聴できたらいいかなと思っている。一人できいてもつまらないし、その場で、僕が使っているフェーズテックのHD-7AIIと入れ替えてきいてみましょう。中古だから定価より100万円以上安いとは言え、買える人は限られているので、みんなでソフトでも持ち寄ってワイワイと、あーだこーだ言いながら過ごす年末ってもの面白いと思いませんか? そんな機会は滅多にないと思う。

写真とオーディオはとてもよく似ていて、携帯のカメラでだって作品は作れるし、画質を良くするテクニックもあると思うが、高級なカメラを使うとまたちょっと別世界になることは否めない。でも、大きく重く高価だったりと、過ぎたるは及ばざるがごとしでもあるし、自分にとって適切で安楽な範囲(Bento)を見定めて行うのが良い。それはそれとして、ルームチューンをはじめとするさまざま機器の使いこなしやソフト選びに加えて、時々は高級なアンプなんぞをきいてみることは、いろいろな世界を知ることができて楽しく、自分はこんなもんかなと決めた範囲を広げてくれたりもする。おいしい調理法と高級な食材、この両方を楽しんでこそオーディオの醍醐味というものだ。だから、12月30日の午後はそんなことを楽しむためにも、遊びに来ていただけたらと思う。  2011.12.22

さてさて、いくつかのことが一段落したので年末のお片付け進行中です。

この年末は仕事で試聴をする機器がいくつか送られてきているのだが、そんな中にこのような物もある。僕はヘッドフォン・イヤフォンもあれこれきいてみたいと思っていて、少しずつやらせてもらっている。DigiFi第二号にも書いたのだけれど、元々ヘッドフォンをかなり愛好しているから今は最高の時代だ。

これがナグラのプリアンプ、フォノイコライザー付きです。カッコいいですね。 電源ユニットを含めるとフェーズテックのCA-3IIと大きさはさほど変わらないってことかな。さあ、これまでも沢山のプリアンプがやってきたけど、これはいったいどんな音がするのだろう。楽しみだな。

またまた、色々ありつつも、何とかMac miniからプロジェクターで映像を出してDVDで「タイタニック」と「ナイン」を見る。どちらも面白かった。やはりLionのDVDプレーヤーはSnowLeopardのDVDプレーヤーに比べておかしなことになっていた。Macに液晶モニタとプロジェクター(HDMIの液晶TV)の二つを接続して、大きな画面であるプロジェクターをフルスクリーンにするためには、メニューバーをプロジェクターにもっていく必要がある。

SnowLeopardのDVDプレーヤーは外部の大きなモニタをサブにして、そちらをフルスクリーンにすることが出来て、しかもその場合は、メインのモニタは黒くなる。ところがLionの場合はメニューバーのある方でしかフルスクリーンにならず、しかも使わない方のモニタはグレーにしかならない。そんなわけで、DVDを見る時はなるべくVLCで再生している。Firefaceで音を出せるから音も良いしね。では、皆さま良いイブをお過ごし下さい。  2011.12.24

12/30はNAGRAのプリアンプに加えて総額300万円を超す超高級ケーブルもやってくるらしい。そういうのをとっかえひっかえしたら、どうなるんでしょうね。楽しみ。

今年一年で一番役に立ったオーディオ関係の道具はダントツで「ダチョウのハタキ」、これが一番です。

AudioBasic誌にも書いたのだが、秋にレコードクリーナーの試聴をして、電動式レコードクリーナーの効果を再確認した。それで、結局HanssAcousticsのレコードクリーナーRC-20を購入した。そしてこれは今、戯れる会の巡回希望者のお宅を巡回中で、しばらく戻ってこないので写真を撮れない。会員の自宅試聴は一週間ずつの巡回なので、その間に所有しているレコードを全部クリーニングするのもよし、購入するもよしって感じだ。年会費ももらってるんだし、そんなことでお返しできたら良いと思う。クリーニングと同時にレコードの内袋も新品に交換しておけば、当分その状態を保てると思うが、しばらくきいていたらまた汚れるだろうし、二年後ぐらいに再び巡回してもよい。しょっちゅう中古LPを買っている人なら一台持っていた方が良いと思うけど、それほどってわけでもなくて近所にオーディオ仲間がいるなら、何人かで共同購入して使うのもおすすめだ。  2011.12.25

何か物を買おうと考えた時は、当然ながら価格.comで値段を調べる。デジカメだの液晶TVだのの場合値段が毎日変動して、大体はどんどん安く(あるところまでは)なってゆく。物を安く買えるのは良いことだけれど、近頃ちょっとヘンだよなあといつも感じる。だって、発売されたばかりのデジカメの値段が3ヶ月で4万円も5万円も下がるんだから異常だ。100万円が97万とか、50万円が47万円になったというのならわからないでもないが、12万円で売られているものが8万円になってしまうのでは、最初の値段は何だったんだろうと考えたりする。情報に疎い人だけが高く買わされるってことか。

こういう状態をなくすにはどうしたら良いのだろうと考える。

情報と物流が整備されたこんな時代だから、メーカーがユーザーに直接販売するケースが増えてゆくのかも知れない。みんなが欲しくなるような良い物を作って、メーカーが考える値段で直接売るという単純な図式が成立する時代になってきたのだと思う。

もしも、小売店に頼らない商売が出来れば、メーカーとして不本意な値引きをされずに済むのだろう。

今日はこのプリアンプから音を出してみた。しかし、プリアンプってのは世界が変わるなあとつくづく感じる。「君、ずっといてもいいよ」なんて言ってみたりなんかして。良妻賢母的フェーズテックvs浮気心への刺激全開のNAGRA。なぐらでぐらぐらしますね。

28日か29日あたりに今年最後のジンジャーシロップを作ることになりましたので、欲しい方はお知らせ下さい。

NAGRAのプリアンプは、実に刺激的なサウンドだ。ハイエンドオーディオ的醍醐味があると言っても良い。だって、ものすごく疲れる音が出たりもする。でもこれは低級で疲れるってわけでもないんだ。まいったなあ。

思いがけないところで劇的体験があるから、オーディオは面白くてやめられない。今日の東京はメチャクチャ寒いんだけど、音楽はホットだ。

来年10月の1Coin喫茶展ではクレープを作りたいと思って、大きな円盤形鉄板を手に入れた。大きくて重くて、そう簡単には熱くならず冷めないから、一人で使うには効率が悪すぎる。そして、クレープもガレットもきれいに焼くのはなかなか難しい。焼きそば用になるなんてことはないと思うけど、ちょっと修練が必要だ。来年はあちこちの有名ガレット店やクレープ屋に行って、勉強してこよう。

NAGRAのプリアンプだとMac+iTunesの音がなかなか魅力的にきこえる。これは不思議だ。  2011.12.26

でも、ちょっと疲れる音なんだよな、NAGRAは。ここをどう乗りこなすかってところで技量を問われるというか、挑んでくる感じがハイエンドオーディオの世界だ。いたぶるかいたぶられるか。

午後は共同通信社の試聴室で取材だった。3時間で終わると考えていたが、5時間半ぐらいかかり、自分の機器じゃないこともあっていろいろ勉強になった。きいていたのはごく普通のいい音で、あれでいいんだと思う。

そんなわけで、夜9時近くなってスタジオに戻り、パスタを茹でて食べ、アンプのスイッチを入れた。秋からこっちオーディオが楽しくなった。そして、NAGRAのプリもそろそろ少し良い子にしてやろうと考えている。こういう格闘している状態は実に楽しい。

さて、明日はジンジャーシロップ4kg作るかな。欲しい人は今夜中にお知らせ下されば作って送るか、12/30にお渡し出来ます。  2011.12.27

昨夜、ジンジャーシロップの注文がドドッときて、今日も8kg作る事になった。肝心の高知県産大生姜が手に入らないと困るので枕元のiPhoneから夜中の3時40分に「近江生姜二箱合計8kg」の予約をいれ、朝一で買ってきた。ジンジャーシロップもマーマレード同様リピーターが増えている。飲んで5分もするとグッと体温が上がるし、それが数時間持続するので、午後飲んで夜中に布団の中で足が温かいからすごいと思う。12月から2月までの3ヶ月間で、総生産高100kgぐらいになると嬉しい。また少しサンプルを配って宣伝にはげもう。

生姜を買いに行く往復は徒歩で、多少は他の物も買うしで10kg近い荷物を持って歩くこともあり、なんだかんだで40分ぐらいかかる。「自転車ないの?」と言われるのだが、返事に困る。「自転車は2台持っているんだけど、どちらも荷物は積めないのです」と答える。ブレーキは付いているけどね。

いろいろ書きたいことはあるのですが、今日はあさから夕方までジンジャーシロップ作りで忙しかったのでなかなか書けないから、まあ、年末から新年にかけて報告していきましょう。

秋からISODAエレクトリックのスピーカーケーブルを使っているのだが、これによって音楽をきくのが楽しくなった。以前のAETがつまらなかったってわけじゃないんだけど、入口から出口までAETだったから、そこの最後にISODAエレクトリックのケーブルが入ることにより、ちょっと明るく広がる感じになって、より音楽をきこうとする気持になったので、これは大いなる効果だった。

壁塗りは難しい。素人の腕じゃこれが限界だ。明日になって乾いた状態でほとんどわからなくなっていてくれたらと思う。  2011.12.28

さて、今年も残りがあと三日になった。先週あたりまでMac miniに翻弄されていたことも影響して、今日はちょっと忙しい予定。出したいとは思っているのだが、年賀状も買えないでいる。

NAGRAのプリとQUAD405を組み合わせてみると、思ったより普通の音だった。このあたりは実際にきいてみてもらわないとわかりませんね。

これは何でしょう?

僕の左耳は少しヘンなカタチらしく、イヤフォンがポロポロと落ちる。大きいのにつけ替えたり,無理矢理ギューッと突っ込んでみたり、長い間あれこれ試してみてきているが、写真左上に置いてある普通のタイプだと右は何とかなるが、左はどうしようもない。そんな状態だから、音もよろしくない。秋のハイエンドショウでAKGの超高級イヤフォンを試聴したのだが、音の良さがよくわからないのだった。

それで、自分自身の耳型から起こしたインナーイヤータイプ用のイヤーチップを作ってもらった。こちらです。 なにしろピッタリなので、飛んでも跳ねても外れないし、音は確実に良い。  2011.12.29

昨日は一日でいろいろなことがうまく進んだので、すごく嬉しい気持だ。

というわけで、念願の液晶TVを壁面に設置した。

今日は実家でもちつきだったので、午前中に何臼か餅をついてからスタジオに来て、午後は今年最後のオーディオイベントだった。

今日スタジオに持ち込まれた定価だと300万円以上のケーブル類。これらとNAGRAのプリアンプを組み合わせ、みんなであれこれ試聴した。太いのとか固いのとか、金色のとかいろいろあり、それぞれ音が違うので面白かった。

とにかく今日はとても忙しくて疲れたので、もう寝ます。  2011.12.30

今日は大晦日、色々あった2011年が今日で終わる。そして、僕の中でオーディオはさらに面白くなってきている。

まだ少しスタジオの中が片付かないので、今日は昼過ぎまでそんなことをやって、午後は日本橋の「掘留屋」さんに連れて行ってもらって蕎麦を食べる。掘留屋さんのご主人が僕の作っているマーマレードをとても気に入ってくれて、お客さんにも食べさせてくれているそうなので、お礼かたがた今日はジンジャーシロップを1kg進呈する。

夜は、6月から始めたPerfumeダンス練習会のメンバーが「大画面で紅白を見たい」と言うので、アラサー以上の男女が10人ほど食べ物持ち寄りで集まって年越しのパーティをやった後、解散しつつ初詣に出かける。そんなこともあるから、プロジェクターから映像が出ないのは大問題なのです。42インチ液晶TVはプロジェクターのバックアップでもあるし、今後仮にPCオーディオなどのセミナーを開催するなんてことになった場合にも有効利用ができると思う。

だから、徐々に徐々にではあるが設備も充実し音もまとまってきている。2006年にスタジオを大改装して以来、さまざまなことをやってきたが、5年かかっていくつかの方針が見えてきた2011年の年末だ。この半年近く音楽喫茶やオーディオのイベントを休んでいたので、2012年は少しずつ再開したいと考えている。ではみなさん、良いお年を。

パート35はこちらです。

ダチョウのハタキは高い方が無くなってしまい、パート34の最初の方で紹介したが品切れだった安い方の物が再入荷しているらしい。




Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD4枚を見ることが必須だ。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。

オリオスペックでもかなり沢山かき集めたけどほとんど売れてしまったというファンレスのQNAP TS-119、しぶとく在庫があるみたいだが、さすがにそろそろ無くなるんじゃないかなあ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活  パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月〜12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月〜3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月〜6月
オーディオと映像、新しい時代 パート33 2011年4月〜6月

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