パート28
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28

Skypeは一年間15000円ほど払うと、世界中どこの国へでも固定電話に対してかけ放題になる。去年までは一国内の固定電話には年間4600円ぐらいでかけ放題だったのだが、今年は7000円ぐらいに値上がりした。でも、もし3GでSkypeを使うことができるようになるのなら許しますね。

美しいものは後ろ姿も美しい。12畳ぐらいのオシャレなリビングにこんなスピーカーを置いて、普通に鳴らしたら心地よいだろうな。いつか、そんな生活をしてみたい。プリメインアンプとUSB DACでもいいし、AirMacExpressでもいい。あとはFMチューナーがあればそれでいい。

掃除ロボットの「ルンバ」を使い始めて一ヶ月をこえた。なにしろ毎朝9時になると自動的に掃除をしてくれるので、スタジオの床は実にきれいだ。そして、おもしろいもので、ルンバ導入によりいくつか意外な面で変化したことがある。

昨夜の音楽喫茶に来てくれたお客様の情報によると、僕が昨夜かけた「ROXY MUSIC AVALON」のSACDは廃盤で一枚数万円になっているとか。ひどいよなあ。本当にひどい。普通の値段3000円ぐらいで手に入ればもちろん買うけどね、アナログのオリジナル盤じゃあるまいし、何万円じゃどうしようもない。個人で楽しむのなら、SACDのアナログアウトをFirefaceに入れて5.1ch分録音してきくしかないじゃないか。そしたらSACDが24/96とか192のPCM音源になるわけだぜ。それって何かおかしいよな、バッカみたい。

真面目なハナシ、まともにマルチが再生できるSACD専用プレーヤーもほとんどないのが現状で、ソニーのSCD-XA777ESの上がEMMみたいなことになっている。あとはあの何筺体にも別れたエソテリックかな。だから、これまたひどくお寒い話で、10年後はその数万円もするSACDのソフトを買ったところで、プレーヤーに困るなんてことにもなりかねない。そんなわけで、不本意ながらデータ化して再生という話もけっこう現実的で、「あの時、プレーヤーがまともに動いているうちにデータ化しておけば良かった」なんて事になるのかも知れない。DVDAudioにしても、デジタルでコピーするのは違法かも知れないけど、アナログアウトからデータ化するのならLPからの板おこしと同じってことになる。笑えない冗談みたいだが、マルチch再生に関しては本当にそういう状態だ。デジタルのマルチも、あのポシャったアナログ4chも似たり寄ったりなんじゃないかな。だから、データで出てきて欲しい。  2010.4.1

何度も何度も書いているけど、うまく再生するとマルチchって本当にすごい。一昨日の音楽喫茶でかけたAVALONでも、フロントスピーカーの外側から、しかもある高さをともなって音が出る。これを体験すると、2chの音場感はかなり平面的で狭いものでしかないことがわかり、無理にサウンドステージを追い求めることがなくなった。モノラルもいいなあと思えるようになったのは、そんなこととも関係があるのだと思う。

先ほど依頼された原稿をメールで送り、これが一応最後なので少しホッとした。外は強風が吹いたかと思うと雨が降っている。こんな時はブラームスのインテルメッツオ集でもきこうかな。G・グールドの演奏の中で、僕が最も好んでいるアルバムだ。

僕はDACとかプリアンプの電源は切らないけど、パワーアンプは切っている。昨夜、QUAD405の電源を切り忘れたらしく、朝スタジオに入ると赤いパイロットランプが点灯していた。そのままきいているが、やはり電源は入れっぱなしの方が音は良い。重量感のある低音が出て驚く。

今日の午前中で仕事が一段落したので、夕方から丸の内ピカデリーで「NINE」をみる。ストーリーゼロって感じの映画だが、豪華キャストで、まあすごいもんです。古いアルファロメオの格好いいこと。ダニエル・デイ=ルイスはトシとっても相変わらずの色男だこと。細長くてカッコいいこと。妻がきれいだこと。銀座で軽く食事をして中央通りを歩いてスタジオまで帰ってきたからまあまあの散歩かな。  2010.4.2

そろそろ夏みかんの季節がやってくる。これから6月の初旬まではマーマレード作りかな。僕の手作りマーマレードは、すでに予約が10kgぐらい入っているのだが、今年は気温が低いのか、いつも買っている「ほとんど無農薬夏みかん」の出荷はまだ始まらない。欲しい方はお知らせ下さい。期間限定なので、最初と最後に買っていただいて、最後のものは冷凍保存して半年後ぐらいに解凍して食べるのがおすすめです。カラメルもだけど、僕は苦くて甘い物が好きみたい。

アメリカではiPadが発売になったのかな。時差があるから明日か。日本では今月末らしいが、現状のものだと僕の場合はどうかなと思う。普通のMacOSがインストールされたタイプが出てくれば、いくつかの使い途を見つけつつある。つまりiPhoneでは不可能で、MacBookAirならOKだけど、Airだとちょっと大げさというような場面ってことかな。SafariもiPhoneのものとは違うのだろうし、Appleの製品には結局押し切られるような事がよくあるので、現物が出てこないとわからないけど。とにかく無線は非常に快適で、嬉しくなるほどだ。

世の中は花見だ。天気も良いし、近所を散歩しよう。この時期は花粉が多くて、外出すると少し身体に影響があるのだが、マスクをするほどではない。

何とか少し机の上を片付けなくちゃ。床はきれいなんだけどなあ、、、。あともう少し机の上をスッキリさせたい。  2010.4.3

僕は普通というか、中庸な状態が好きだから、パソコンによる音楽再生のことは水平飛行にして、しばらくはLPでもきこうかと考え始めている。LPはさすがだと思うけど、PCオーディオのおかげで、本当の意味で別物と言うか、両方を楽しめるようになった。

平穏な心にも幅があって、その中で怒ったり悲しんだりしている。もちろんその平穏な中でだけど、多少はエキセントリックな部分は必要だし自分のそういう部分を好んでいたりもする。それはある幅の中でのことでもあり、あちこちのパートにも別れていて、それらの心を統合して過ごしている。何かが終わるとか、誰かと出会うとか、季節が変わるとか、諦めるとか、いくつかの理由があって、この二日間ほどで僕の心がとても平穏になった。そういうことと音楽生活は直結していて、今日はLPをききたい気分。このところずっと横にどかしてた感じのLPをまたききたいと思い始めている。

GodzillaさんのBlogにもコメントしたんだけど、このところやっと映画館で映画をみることを楽しめるようになった。僕は20代30代40代、ずっと映画そのものに対する拒否反応があって(好きだからこそだと思うが)、その期間に見た映画はとても限られているし映画館にはほとんど行かなかった。家でTVで放送されたものなんかは見ていたし、レーザーディスクプレーヤーはけっこう早い段階で持っていたから、30代の半ばからは家で少しだけ映画をみていた。「スター・ウオーズ」とか「アマデウス」とか「トップガン」とか「レイダース」とか「コーラスライン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などはレーザーディスクを持っていた。映画はあまり見なかったが、オペラのレーザーディスクはものすごく沢山見た。あの頃、レーザーディスクはまだ高く、確か1タイトル2万円もして、しかもレンタルはなかった。

30代から40代の前半までは子供がまだ小さくて、僕は子育てをキッチリ半分やったし、もちろん仕事もあったし演奏会もにもゆきたかったし、カヌーにも乗りたかったから、映画は興味から追いやられていたのだろう。

僕がDVDで映画を沢山見始めたのはパート6の頃、2004年になってからで、カゲトラさんがSACD・DVDプレーヤーを僕にくれたことがキッカケだった。あの年はDVDで一年に100本以上の映画を見た。こういう面ではDVDって便利だ。完全にとは言わないが、過去を取り戻すことができる。

で、ここ数年はDVDで映画をみていた。僕のスタジオは145インチほどのスクリーンがあるから、うんと小さい映画館に近いかも知れない。去年パティ・スミスのドキュメンタリー映画を見た渋谷の映画館はけっこう狭くて「ここは僕のところと大差ないな」と思った。それはともかく、「トーキング・ヘッズのストップ・メイキング・センス」とか、カエターノのライブとか、音楽物のDVDは繰り返し見るが、映画のDVDで二回以上見たいと思うものは極めて極めて希だった。見ないが、DVDを持っていたいと思う映画もほとんどないことがわかった。昔は所有することを贅沢だと考えていたのだと思う。本来なら映画館に行かなくては見ることが出来ないものを自宅で楽しめる=贅沢。だと思ったわけだ。でも、今は違う、所有しないことの方が贅沢なのだ。映画館に行ってちゃんと見ることの方が素敵で贅沢なのだということがやっとわかった。昔からずっと映画館で映画を楽しんできた人には「そんなの当たり前でしょ」と言われそうだが、色々経験してやっと映画館を楽しめるようになったらしい。まったく時間がかかる。もちろん、見ようと思えば自分のところでもそこそこ高画質・大画面でDVDやハイビジョンの放送を楽しめるわけだしね。

映画館に行く余裕みたいなものが生まれた理由を別の角度から考えてみると、例えばCDはAmazon、電気製品や食材もネット通販で買い、宅配便で届くことが増えているので、買い物に出かけなくなった。クラシックの演奏会にもほとんど行かなくなったし、極端な話、仕事がなければ、家から一歩も出なくても暮らそうと思えば暮らせる。だからこそ、ちっとはオシャレでもして映画館に出かけて行って大画面大音量で堪能し、ついでにウインドウショッピングぐらいしてきた方が良さそうだなと思っている。「ハート・ロッカー」もまだ見ていないし。  2010.4.4

色々考えた結果、カメラはEOS7Dを使うことにした。40Dあたりに比べると、出来ることが増えているので設定も面倒だし、理解して使いこなすのが難しそうだ。

そういうわけで、これからは写真で生きてゆこう。などと思ったりする。

SACDマルチもききたい、LPもききたい、フレンチポップスもききたい、おいしい「鰺の炊き込みご飯」も作って食べたい。そして写真も撮りたい。

EF-S15-85mmISエクステンションチューブEF12II 使用。ISO400 当然85mm側 f5.6 1/20sec ノーストロボ手持ち

一人でこのおいしいご飯を食べた後、四月とは思えないほど寒いので床暖房を入れ、SACDマルチで音楽をききつつ、床に横たわってEOS7Dのマニュアルを読んでいたら、コロッと眠ってしまい、ちょうどCDの演奏が終わった頃に目が覚めた。この一時間を何十年間かにリサイズしたものが僕の人生なのかも知れない。でも、眠りながら音楽もきいてて気持良かったからいいじゃない。  2010.4.5

EOS7Dはとても良い。今の僕が必要としている適度な高級さをそなえている。今はKissだってライブビューで動画機能付きになっているけど、発売直後に買った40Dの良さは何と言ってもライブビューに尽きる。4×5のカメラを使っていてピントグラスをルーペで覗いてピント合わせをしているような使い方が出来たことは本当に快適だった。そこからグーッと進化して、7DはAPS-C機の中では高級路線だから、良くできたカローラみたいな感じかなあ。僕は手が大きいので大きさや重さはほとんど気にならないし、これはけっこう重要なんだけど、(EF-S15-85mmISと共に)EOS7Dは気分良く写真を撮ることができそうなカメラだ。

今夜の音楽喫茶は、お客さん二人だった。今はゼロなので、昨夜眠りながらきいた、映画「めぐり逢う朝」のSACDをきいている。このところSACDをよくきいているし、LPもよくかけている。もちろんLPもSACDも機会ある毎にかけてはいたが、実はどちらもこの二年間ほど自分自身の中で少し低空飛行だった。それが、ここへきていくつかのことを契機にグッと上向いた。理由は、多分僕の中でPCオーディオのことが少しまとまってきたというか、デジタル音楽をきく手段として定着したからだと思う。  2010.4.6

5月から4月までが年度なので、4月は「StudioK'sで音と戯れる会」の更新時期だ。2002年5月に発足したので、また一年経ち8年が過ぎて5月からは9年目ってことかな。入会したけど、退会したいという人は自由に退会できる。入退会はすべて会員の意志によるもので、退会したいという人を引き止めるなんてことはない。せめて会費分ぐらい出るよう機器を少し安く斡旋することはあるけど、全員がこの機器を持っているとか、会員以外の人には通じない言葉でしゃべるなんてことはない。全員がPCオーディオをやっているわけでもない。やりたい人はやればいいし、やりたくない人にまで無理にすすめたりはしない。それはアナログの再生もそうだし、マルチch再生もそうだ。マルチchでききたいソフトはかなり限られているから、映画館と同じで、音楽喫茶の時にでも来て僕のところで楽しんだ方がいいんじゃないかと思う。ただ、やはり、こちらにも予定や心づもりがあるので、初めて来てソフトを出して「これをかけてくれ」と言うのは少し性急ってやつだ。おっと、戯れる会の話から音楽喫茶のことになってしまった。

使用機器 引っ越しで更地状態に・・・ スピーカー: なし アンプ:  なし CD: なし AD:  なし カートリッジ: なし  AD再生 かなり好き 主にきく音楽:クラシック、ポップス、ジャズ、ワールド 生まれた年(西暦) 1963 職業 会社員  引っ越しでオーディオがないも同然に・・ どなたかわたしを導いて救ってください!

会員の中にはこんな人もいるぐらいなのだ。でも、この人は僕の100倍ぐらい音楽の事に詳しくて、僕の1000倍ぐらいソフトを持っているかも知れないのです。

オーディオのことに関する実験や試聴はもっぱら戯れる会でやっているので、そういうことに興味がある方は戯れる会に入会していただくのが良いと思う。ソフトを持ち寄ってみんなできくのも戯れる会の例会ですから、そういう興味も満たせますのでどうぞ。

EF-s15-85mmにしたので、シグマの17-70mmが余った。それでカメラ店に持って行ったら、レンズに曇りがあるとかで、買取額3.000円だというので、少々アホらしくなって持ち帰った。順光で撮ってる分には何も問題なしのレンズだ。このHPの写真もここ数年ほとんどこのレンズで撮っていた。修理に出すと数千円かかるらしい。何年か前に新品を確か39500円で買ったのだと思うが、とてもよく使ったし、捨てちゃってもいいんだけど、もし誰か使いたい人がいたら、音楽喫茶のお客さんとして来てくれて「シグマ17-70mm欲しい」と一番最初に言った人に差しあげます。キヤノンマウントです。  2010.4.7

EOS7Dにしたので、EF50mmf1.8IIというレンズを買った。スタジオの下の「BONDZ」で9000円のレンズだ。USMじゃないからギーギーいうんだけど、昔から評判の良いレンズで(なにしろ安くてこの明るさだから文句を言うやつがいない)、僕も使ってみようかなと思ったわけです。まあ、かわいい遊びですね。標準レンズを買うのはFD50mmF1.4以来久しぶりだけど、APS-Cだから標準ってわけでもなくて、80mm相当にトリミングされる。

お、またTheBeatlesUSBが21000円台だ。3万円でも安いけど、この1万円の差は大きいと思う。  2010.4.8

四月とは思えないぐらい寒い日々が続く。暑いのも辛いけど、そろそろコートを着るのは終わりにしたい。こんなに寒いのに蚊が一匹いて、寝ていると時々飛んでくる。けっこう素早くて、しかもこっちは眠いもんだからやっつけることが出来なくて、2回ぐらい刺された。本当に迷惑きわまりない。

今日はAB誌の編集部に行って、校正をしたきた。僕の中ではPCオーディオが一段落しつつあるなというのが実感だ。もはや、やるやらないの段階じゃなくて、将来のことも含めてどう心地よく便利に使うかというものになってきている気がする。

明日も午後は銀座だ。僕は銀座が好きだな。  2010.4.9

4月24日にStudioK'sで行われる、FirefaceのTotalMixセミナーは申し込みが多数なので、当初午後のみの予定だったが、午前の部を増設して、朝10時〜と午後1時〜と午後4時〜の3回転になった。「午前の部を増やすことは可能ですか?」という相談を受けたので、僕は「そんなに参加希望をしてくれる人がいるなら、是非やりましょう」という気持で「ルンバが朝になると自動的に出動して掃除をしてくれるから、いいですよ」と返事をした。そうか、3回か、濃い一日になりそうだなあ。でも、すごいことです。これは、僕が「オーディオ愛好者にFirefaceの使い方をもっと正しく身近なものとして理解して活用してもらいたい。それにはあのMixer画面がネックだから、そこを乗り越えてもらえるセミナーをやって欲しい」とお願いして実現した企画だ。4月24日は都合が悪くて参加できないという方は、「是非、他の日にも開催して欲しい」という要望のメールを出してもらえれば、それも実現するかもしれない。もしそんなことになって、100人以上の人が参加してくれたらすごいことです。だって、Firefaceってあの値段で、あの音で、そして使いこなすと本当に便利な道具なのだから。僕は今年になってから「えー、そんなこともできるんですか! ほんとに?」と驚き、自分自身で恐る恐るあれこれ考えつつ使って、「なるほど」と思っているわけだが、僕だけ教えてもらって使えるようなったところで自分だけのことだ、戯れる会の中でやっても効率悪いし、やっぱり今回のような方法で一般公募してのセミナーを開いてもらうのがベストでしょう。  2010.4.10

昨日の夕方は日比谷みゆき座にてやっと「ハート・ロッカー」を見た。まあ、何と言うか、すさまじい映画だった。「イングリッシュ・ペイシェント」に出てくるインド人の工兵、確か名前は「キップ」だった。映画では描かれていなかったけど、原作を読むとキップが爆弾処理の訓練を受ける話がけっこう沢山書いてある。第二次世界大戦頃からずっと戦争には爆発物処理問題がつきまとっているのだな。そして、なるほど、確かに戦争の現場ではパナソニックのノートPCを使っていた。

そして、日比谷から御茶の水のStudioK'sまで歩いて戻った。今はまだ開発途上だけど、丸の内のあたりはあと20年か30年後には素敵な場所になりそうだなあと思う。東京は良い街になりつつある。

音楽をききたいと思わない時もあるもので、そういう日はほったらかすのが良い。きっと身体が音楽を必要としていないのだ。今日はそんな日らしいので、のんびりと簡単な料理をしたり、天気が良いので自転車に乗って近隣を10kmほど走ったりした。葉桜ではあるが、桜が見頃だった。

とてつもなく未完成の恋愛小説を書きつつあるのだが、なにしろ素人なもので、1/2ぐらいは実話になっちゃうわけで、こいつは発表できないよなあと思ってしまう。やっぱりダメだなこりゃ。  2010.4.11

戯れる会で、フェーズテックのUSB DAC(クロックジェネレーター付き)HD-7Aの巡回自宅試聴が始まった。aetのケーブル(あのEVIDENCE)も巡回中で、こういうことに興味があれば、戯れる会に入っている意味はあると思う。物によってはちょっと安く(と、書いているが、オーディオ機器って高いから、年会費分ぐらいは軽く越える)買うこともできるし。

ミニマアマトールの音をききたいという人がいるので、今日からミニマアマトールをセットして鳴らしている。これからAB誌編集部に行き、それから夕方は角田郁雄さん宅にちょっとした撮影で出かけるのだが、出かけている間も一応鳴らしっぱなしにしておく。というわけで、明日の音楽喫茶はミニマアマトールをきく予定です。

昨日のあたたかさとはうって変わって、今日は真冬のように寒い一日だった。夜8時半過ぎにスタジオに戻るとパワーアンプをつけっぱなしで音を出していたから、思ったより室内は暖かかったが、今年最後になるかも知れない床暖房のスイッチを入れた。

そして、撮ってきた写真を処理してデータ便で送りつつLPをきいている。このごろやっと昔のようにLPをきけるようになったのは、僕の中でPCオーディオってやつが一段落したことによるものだろう。

そしてどのぐらいだろう、2週間ぶりぐらいかな、ミニマアマトールの音をきいた。1台だけなら絶対にL-65しかないんだけど、贅沢を言わせてもらえるなら、時々ミニマアマトールで弦楽器のLPをききたいと思う。明日は特別に午後6時ぐらいから音楽喫茶をやる。それはイレギュラーな開店時間なので、僕はホンの短時間だけど、食事をしながらやっているかも知れない。  2010.4.12

今日はいきなり暖かく、暑いぐらいで、昨日との気温差は15度とか。なんなんだろうねこの激しさは。こんな風にして「良いお天気ですね」とか「お寒うございます」とかを繰り返しながら、ものすごくゆっくりとしたペースで色々なことが変化して、そんな中で、嬉しいことや悲しいこと、時には危機もあって、喜びのピークなんてほんわずか、一瞬で終わり、気がつくとトシを取っている。

うまくいくかどうかなどわからないが、オーディオに限らず僕にはやりたいことがもう少しある。そして、自分自身が75才ぐらいになった時のイメージはかなり明確にあって、そうなるためには、健康であること、好奇心を捨てず常に新しいことをやること、下らないことで怒らないこと、太らないこと、きわどく美しいものに接し続けること、などを心がけている。もちろん75才まで生きていられればの話で、一昨日もなにかの拍子に食べ物が気管に入り、死ぬかと思った。これからは、ゆっくりとよく噛んで食べることを習慣にしないと危ないようだ。

☆僕はマルチch再生推進委員会ですから。5月の連休中に全編マルチchをきく「RockDay++」をやりたいと思っている。久しぶりに昼間の音楽喫茶ということです。  2010.4.13

今日は朝から裏磐梯へ遊びに行った。寒くてものすごい風で吹き飛ばされそうだったけど楽しかった。

とにかくこのところ毎日きいているCD二枚。しかし、なんでこんなに値段がちがうんだろう? 

手元にクレモンティーヌのCDは5枚あって、小沢健二やゴンチチと一緒にやってるものもあったりするのだが、上の二枚が妙に気に入ってしまい、三週間ぐらい毎日きいている。左側の二曲目「On the cool side」と 「Pris walk」が気に入っているのだが、中古で3953円とはちょっと残念。右側は安いけどこちらもなかなかです。昨年末からのことを考えると、12月からはビートルズのUSBをきき狂って、3月にはPLACEBOのライブもあって、多分今はその反動がきているのだろうと思う。

今日は疲れたので早く寝ようっと。  2010.4.14

疲れていた割にはよく眠れなかった。ちょっと気になることや興奮することがあると、すぐに眠れなくなる。

iPadの日本発売が一ヶ月延期か。待ってる人には待ち遠しい一ヶ月ですね。そして、MacBookProにi5とかi7というCPUが搭載されはじめた。今後、ますます発熱が少ないタイプのCPUに進化してゆくことは、オーディオ用として望ましいことだろう。発熱が多いけど音は良いCPUなんてものもあるらしいのでわかりませんけど。まあ、オーディオってのは部屋も含めた全体のバランスやチューニングが問題なので、単に入力装置のところだけをみても(もちろん重要だと思うが)結局のところあまり意味はないはずだ。

先日FMで映画「NINE」の中で歌われていた「シネマ・イタリアーノ」をきいて、この歌と、あの美しいマリオン・コティヤールが歌う「My husband makes movies」をききたいなあと思った。CDがあるのかなと調べて、iTunesストアでも購入できることを確かめてからYoutubeで検索をかけると、出るわ出るわ、みんなタダだ。これじゃあCDは売れないよなあと思う。iPhoto版の産経新聞みたいに、有料だったものが無料になる。あるいはSkypeみたいに値段が極端に下がってゆく。それで、クリス・アンダーソンの「フリー」を読むことになる。  2010.4.16

今日も寒くて四月とは思えない日が続く。天候が悪くて夏みかんがなかなか届かなかったのだが、今日からオレンジマーマレードを作り始める。ストロベリージャムは幸せな味だけど、オレンジマーマレードはちょっと違うんだな。大げさに言えば人生の味でしょうか。でも、売ってるものは僕がイメージしているマーマレードではないので、自分で作っている。おいしいと言ってくれる人がいるので、適当だと思える値段をつけて買ってもらっていて、このところリピーター増加中だ。あっちこっちの高級マーマレードを買って食べてきた人が何人かいて、そういう人もお客さんです。夏みかんは6月の初旬までしかないので期間限定、多めに買って冷凍保存しておけば半年後でもそれほど味は変わらないので、シフォンケーキよりも長期間楽しめる。1kg3000円+送料、無理をすれば可能だけど一日10kgも作るとイヤになるから、僕は一日6kg程度にとどめている。

ジンジャーシロップ作りも同じなのだが、そんなことを一日やって、大儲けなど出来るわけないのだが、厨房で好きな音楽をききながらやれれば文句なしだ。この冬から厨房の再生装置も少し変化して、スピーカーは壁に埋め込んだLINNのDISKREETで同じだが、小さなプリメインアンプを使い、MacBookAirやMacProからAirMacExpressに無線で飛ばして音楽をきいている。

うー、さすがに疲れた。丸8時間半厨房に立ちっぱなしで、マーマレード6.5kgとジンジャーシロップ1.5kgを作った。それも、出来る限りの最高速で、あっちやりながらこっちをやり、こっちに気を使いつつこっちをやるみたいなきわどさだったが、なんとか失敗せず終えた。マーマレードの最後の方は2〜3分気を許すと全部パアになる。  2010.4.17

おいおい、四月のしかも中旬だってのに雪だぜ、驚いたな。

今日の午後は戯れる会例会で、ちょっと参加者が少なくて5人だ。実はこういう時に限って楽しいことが起きるのだが、今日はどうかな。PCオーディオもそろそろ安定期(つまりPCでもMacでもUbuntuでもなんでも良くて、特別でもなんでもないってこと)なのだが、Mac miniとLet's noteの音はどう違うのかなんてことを確かめられたら、今後の参考になりそう。

なるほど、Mac mini+英語版MacOSの音はこんな感じだったのか、Macでやりたい人にはかなりおすすめだと思う。僕はMacProの音って、良いんだけど凄すぎてそれほど好きじゃないから、音もカタチも軽快なMac miniはおすすめです。電源強化なんてことをやれば、さらに深みが出たりもするんだろけど、そういうのは個人の裁量でやれば良い。

Mac miniをきいた後でLet's noteで音を出してみると、やはり微妙に違う。それと、Let's noteはファンレスなのが僕にとってはかなり大きい。Mac miniもなかなか良く出来ていて、ほんのちょっと離れれば気にならないぐらい静かなんですけどね。  2010.4.17

3月15日からradikoが始まった。これはインターネットで、ニッポン放送、文化放送、TBSラジオ、FMTokyo、J-WAVE 他がきけるものだ。FMが大好きな僕としてはとても有り難く、待ちに待ったものだ。そして、何とiPhoneでもきける。iPhoneのアプリでradikoと入れて検索すれば「ラジ朗」というアプリが見つかるので、これをインストールすればOKだ。つまり、インターネットがあればFMチューナーもアンテナも不要ってことだ。ただし、radikoはそれらのラジオ放送を受信できる範囲に限定される。IPアドレスか何かで制限をかけているのかな? だから、関東近県以外の場所では聴取できないらしい。もったいないなあと思うけど、地元のFM局とかが潰れちゃうのかな。

こうして、FMチューナー不要の時代が来て、将来はTVだってインターネット配信になるのかも知れない。でも、演奏会や映画は残る。これから何がどう残るのだろう。衣類は多すぎてすでに流行を問わなければ、着きれないぐらい持っている。飲食業は残る。衣食住と考えればあと一つ、住環境はどうかな。

寝る場所はあるとして、なかなか大きい音できくことができない。でも、少しはでかい音も出したいよなと思うし、みんなで集まって音の実験ってのもそうそうやれないから、僕はStudioK'sを適当に使ってもらっていて、それが「戯れる会」だ。本当にそうなんだけど、StudioK'sをシェアしているのだと考えてもらうのが一番正しい。もちろんオーディオだけじゃなくて、コーヒー付きになったり、音楽付きコーヒーになったり、撮影付きになったり、小規模な演奏会になったり、セミナー会場であったり、隠れ家的なものだったり、焼きたてバゲット付きだったり、おいしい煮物を食べられる場所だったり、そういうことを習える場であったり、美術のギャラリーになったりする。こう考えてもらえると、僕のやっていること、やろうとしていることが理解してもらえるかも知れない。

だから、「戯れる会」ではオーディオのことをやっているけど、絶対にああしろとかこうしろということなどない。みんな、職場や家庭であれこれ面倒なことをやっているわけで、そういうことを忘れるために趣味のオーディオをやっている。だから多少デタラメでもいいから好きにやりたい。効率を求めるもよし、最先端を行くもよし、何もしないのもよし。趣味の世界でまで会社みたいになっちゃつまらない。だから、僕は場を提供するし、自分のできることはやるけど強制はしない。みんなが好きにやればいい。

やっとまともな気温になったが、夜はまだ寒い。そろそろ春がくるかなあ。

朝、iPhone+「ラジ朗」でFM J-WAVEをきいてみる、なるほどちゃんと聴取できるからすごい。でも、FMききながらiPhoneでメールをチェックしようと思うと、一旦「ラジ朗」を終了させてからメールを立ち上げなければならない。こういう時に「マルチスレッドならなあ」と感じる。iPhoneの中についている「iPod」というアプリだけはマルチスレッドなので音楽をききつつ他のアプリを使うことができる。  2010.4.18

マーマレードの第一ロット10数kg製造終了、今週中には第二次みかん星人になる予定なので、欲しい方はお知らせ下さい。

4月24日の「FirefaceTotalMixセミナー」は全部で50人近くの参加申し込みがあった。最初は応募多数の場合は抽選の予定だったが、あまりに申し込みが多数だったので、午前10時からの部を増設し、一日2回を3回に増やした。それで、何とか申し込んだ人全員に参加してもらえるようにした。ただ、午後一番13時〜の部への申し込みがとても多いので、10時〜に変更してもらえないかという調整をしている。13時〜で申し込んだけど、10時〜でもOKという方がいらっしゃいましたら、studio.k@mac.com へお知らせ下さい。

僕自身がFirefaceを使い始めて3年経ち、やっとここまでたどり着いた。再生音がどうのってのも楽しいけど、それだけじゃなくて、マルチchの再生&録音も含めて、デジタルの音楽データとどう付き合うかみたいなことが今後は重要なんじゃなかろうか。

僕にとって、この3年間というのはAB誌でPCオーディオの記事を企画し、そしてそれが連載になり、手探りで始めたPCやMacを使ったオーディオ再生が、徐々に浸透してきた時期だった。去年からは「FireFaceコンサート」もやって、関心のある人たちに集まってもらってきた。その上で、「僕自身も含めてオーディオ愛好者は、Firefaceを2chのDACとして考えているケースが多いけど、使い方や特徴を理解すれば、もっともっと便利で快適な状況を作ることができるので、是非、TotalMixのセミナーを開催して下さい」とお願いして、今回の運びになった。これだけの人たちが集まってくれるというのは、すごく良いタイミングなのだと思う。

この三日ほど、ごく軽い風邪らしい。季節外れのひどい寒さだったしね。それとは別に一週間ほど前から、朝食を抜いて身体に良い液体を飲んでいるので、少し体重が軽くなってきた。そして、今日はコーヒーを一杯だけ飲んだ。一日にコーヒーを一杯だけにすると、ものすごくおいしい。もし一ヶ月間コーヒーを飲まなければ、インスタントコーヒーでもおいしいと思うことだろう。  2010.4.19

今夜は音楽喫茶をやります。オレンジシフォンケーキの予定です。

下手でもいいから歌うようにしよう。歌う心、気持をこめて歌うことはとても大切だと思う。僕らはオーディオ機器やPCなどをいじったりして音楽を楽しんでいるわけだけど、少しは楽器をやったり歌ったりしていた方が、我に返るし、いいんじゃないかな。というわけで、MacProのiTunesからAirMacExpressを選び、(8m以上離れた)厨房のLINN DISKREETをドライブするプリメインアンプに接続したAirMacExpressで受けて音を出して、一緒に歌ったりしながらシフォンケーキを焼く。もちろん、選曲などはiPhoneのRemoteでOK。もちろん同じLAN上にあれば、Let's noteからでもMacBookAirからでもOK。AirFoilを使えばiTunes以外の音も飛ばして受けることができる。これはすごいよなあ。などと考えつつ、包丁を5本ほど研ぐ。  2010.4.20

もう何十年も包丁を研いできた。真ん中の小さい物は24才の時から10年以上使って現役を退いた。元の大きさはその右側と同じだったが、アマンダスポーツのグラインダーで小さくカタチを整えて、大きめのペティナイフにしてあった。そして今はバゲットのクープ用として週に何回か活躍している。

今、包丁を研ぐための砥石は二つある。自分用には一つあればOKだったが、二年ほど前、「包丁研ぎ講習会」をやったときに、二つあった方が効率も良かろうと思って一本増やしたのだ。その二本は違う物なので、僕が同じ力で同じように研いでも、切れ味が微妙に違う。切れ味が鈍っている状態と比べれば、どちらで研いでも切れ味が戻ることに変わりはない。でも、比較すると切れ味は確かに違う。多分毎日使っている僕にしかわからない微妙なものだが、後で買った砥石の方が良く切れるというか、カミソリ的な切れ味になる。まるでPCオーディオにおける基本OSによる音の違いみたいな感じだ。

さらに硬い仕上げ砥も併用すれば、ヒゲが剃れるほどの切れ味になるわけだが、僕はそこまで切れなくてもいいんじゃないかと思っている。

PCオーディオfanVol.2が発売になる。もちろん僕はこの雑誌に深く関わっているが、誌面にはあまり出てきていない。自分で写真を撮ることも微妙に関係して、顔写真なんて一枚もないんじゃないかな。それで良い。

今日明日は珍しく読書の予定だ。司馬遼太郎の街道をゆくシリーズ「本所深川散歩・神田界隈」という本で、最初に読んだのはもう10年以上前、今回は二度目だ。僕は東京生まれ、両親も東京で生まれた。実家は荒川区で、下町と呼ぶには少し田舎っぽい土地だ。親や生まれた場所を選ぶことはできないが、大人になれば居住地やどこで仕事をするかをある程度選ぶことができる。そして僕は45才の時に、ここ、御茶の水というか本郷の近くというか、町名で言うと湯島に自分のスタジオを得て、そのことを後悔したことは一度たりともない。

若い頃、酔っぱらって夜中に何度か川を見に行った。清流ではなく、かといってドブ川というほど汚くはない川の流れを、橋の上から眺めていた。今読んでいるのは、そんな行為とどこかでつながっていることが書いてある本なのだ。

チンプンカンプンというのは漢文のことで、要するによくわからないということだ。PCのコマンドのようなもので、わかる人もいる。明治時代は日本語の文章語がなく、三遊亭円朝による落語の語りが今日ここで書いているような文章語に大きく影響を与えたことなどが実に興味深い。その後出てくる、古今亭志ん生の息子である志ん朝の、「聴き手が古典鑑賞のようにムキになると閉口する」「テーマなんてえものは、なーんにもないんです、、、、。(落語ってのは)うっかりオナラをしちゃったようなもので」という話もすごくよくわかる。PCオーディオなんてうっかりオナラをしてしまったようなもので、こいつは面白いと適当に楽しんでいるところが粋なのだと、僕はそう思っている。

このHPを始めてオーディオのあれこれを書き始めた頃、今から10年以上前に、僕は例えばCECの定価180万円もするCDトランスポートを(あわよくば)手に入れて使いたいと本気で思っていた。それが今じゃ5万円もしないLet's noteだったり、仕事で使っているMacProが音楽用に兼用可能ということになった。オナラとは言わないが、おまけみたいなものだからいい勝負だ。しかもマルチch録再もOKときたもんだ。いつも書くが、良い音のオリンピックは存在しないから金メダルも世界記録もない。何にせよ自己満足の世界だから、それぞれがわかる範囲でうまく使って楽しめばOKなのだ。  2010.4.21

なんだよ青豆、自殺したんじゃなかったのかよ。

こういう物が売られている。書籍をデジタルデータとして自動的にスキャンする機械だ。本はあらかじめカッターなどでバラしておく。そういう時代なんだよなあ。だから、僕がFirefaceを使ってLPを録音すれば良いのだと言ってるのは、きわめて現代的と言うか2010年的なことなのだと思う。マウスでスクロールしたりクリックしたりじゃなくて、iPadでページをめくるように読むことができれば、それなりに快適だったりして、5年6年後は読書と言えばタブレットを持って読む時代になるのかも知れない。Amazonのマーケットプレイスで文庫本を1円で買って、送料340円なんてのも徐々に減ってくるのかも知れない。

レビューを読むと、この機械は何百ページもの紙を自動的に、なかなかのスピードでスキャンしてくれるらしい。時代は確実に変化している。  2010.4.22

この天気なので夏みかんの収穫ができないらしく、注文してから一週間経っても届かない。注文してくれた皆さんすみません。届き次第作って発送します。

P・F・ドラッカーによれば、この時代、製造業に従事する人口は激減しているそうだ。僕はジンジャーシロップだのマーマレードだのを作っているから製造業もやっているわけで、時代に逆行している? そんなことはないと思う。いつの時代だって物を作る仕事は重要で尊いし、こうしてインターネットや宅急便を最大限活用し、産地直送の材料を手に入れて製造しているわけだから、一方では包丁を使って手できざむ古さを守りつつ一方ではものすごく現代的な製造業をやっているのだと思う。

明日スタジオK'sで行う「FirefaceTotalMixセミナー」のため、今日は午後一番で準備と打合せだ。なにしろ朝10時からなので、朝来て準備というわけにもいかない。僕の機器は使わずパワードスピーカーを使っての講座になる。

明日のセミナーは三回同じ内容で、全部で50人近くの人が参加してくれる。今回は基礎編と5.1chから4chへのダウンミックスまでになる。まだ何も決まっていないが続編があって、それは今回のおさらいと録音(マイクではなくライン)になる筈だ。

僕は使い方がよくわかってないFirefaceユーザーの代表で、「似たようなことでわけがわからず困っている人たちがいる筈だ」と思って、今回のセミナー開催の運びとなった。うまく使いこなして、快適な音楽生活を構築してもらえたらと願っている。

午後4時間半かけて、明日のセッティングと内容のチェックをした。しかし、何と言う寒さだろう。四月の下旬とは思えない。

これが明日使う機材です。シャープの液晶TVにファンが付いているとは知らなかった。

音楽をきいて心地よくなったりするように、読むと心地よくなる文章というものがあると思う。目から脳に伝わって、何かをイメージする過程の、比較的早い段階で軽い快感を覚えるような文章を書けたらと思う。そして、オーディオに興味がない人が読んでも楽しんでもらえる内容を書けたらと思う。

10年もやっているとさまざまな時期があって、オーディオの事やそれにまつわる出来事が楽しくてたまらない時期があった。雑誌に書く量が少し増えて、こちらに書くことが見つけられず少し困った時期もあった。でも、このところは安定してきている。2006年のスタジオ改装以後、戯れる会以外にも、例えば音楽喫茶が出来るようになり明日のようにセミナーもやれるようになり、音のことは実際に体験してもらいやすくなったので、ここに「書く」ことの負うべきものが少し減った気がする。  2010.4.23

朝からずっと三回のセミナーだったので、とても充実していた。そして疲れた。でも、参加してくれた人はみんな喜んでくれたので最高だった。続編も開催予定ですから、次回も是非ご参加下さい。機能を理解して使うと、Firefaceは信じられないほど便利なものです。明日も早く起きなければいけないし、とにかく寝たい。  2010.4.24

今日は午前中、中国料理を習いに行き、帰りに成城石井で食材を買い、必死で夕食の下準備をして、皿まわしを教えてヨガを習ってからみんなで食事をした。そういうわけでまったく音楽をきくことができなかった。会社に勤めている皆さんは、毎日こんな感じで過ごしているのかも知れませんね。今、夜の9時15分だから、これからあと二時間ほど、本を読みながら音楽をきこうと思っている。こんな状態だとお気楽にきけるiTunesがいい。昨日も今日もけっこう忙しかったから、疲れを癒す音楽が必要だ。  2010.4.25

さて、今日と明日はマーマレードを作ってすごす。そして今夜は矢野顕子のライブに行く。矢野顕子はデビューした頃が一番好きで、LPを三枚持っているが実演は初めてなので楽しみだ。そういうわけで、夕刻までにすべてを終わらせている必要があるので、昼間はMacProからAirMacExpressに飛ばしたPLACEBOをききつつ、グワッと気合いを入れて夏みかんの山をやっつける予定。

土曜日のFireFaceTotalMixセミナーはとてもためになったと好評で、僕のところやシンタックスジャパン(株)宛にお礼のメールが何通も届いた。こちらも2日がかりで準備してやってるわけだし、Firefaceをうまく使いこなせるようになってもらって、喜んでもらえれば最高というやつです。

生まれて初めて矢野顕子のライブに行ってきた。面白かったけど、不思議で独特の世界だった。だってメロディ全然違うんだもん。無茶苦茶と言えば無茶苦茶だ。異能力士っていう言葉がありますが、異能歌手でしょうかね。もちろんしっかりした基礎があるので、他者との共演は出来るし、そういうことをやらせてもすごいのですが、、、うーむ。好きなのか嫌いなのか自分でもよくわからなくなった。

明日は朝からシフォンケーキを2個作りつつ、マーマレードを作れるだけ作る予定です。夜は音楽喫茶なので、その時に来てくれれば、マーマレード1kgぐらいは余分があるかも知れないので、欲しい方はどうぞ。  2010.4.26

明日は取材があり、午前中から出かけて戻るのは夜だし、この一週間はよく働いた。おかげさまで、マーマレードの出足は好調です。なにしろ10ヶ月ぶりの作業なので最初のうちは今ひとつスムーズに作れないが、すでに25kgぐらい作ったのでかなり慣れてきた。あと数kgを残して第二ロットが終わったので、もう少し依頼がこないと第三ロットに突入できない。注文お待ちしています。  2010.4.27

PCオーディオfanVol.2が出たと思ったら、6月売りのAB誌の取材が始まる。あと一ヶ月とちょっとしかないから、5月も少し忙しいかな。沢山仕事をしてMac miniとAmarraぐらい買えるといいんですが、これらを導入するとなんだかんだで10万円オーバーだからどうかなあ。そんなにコンピューターばかり買ってられないんですが、Let's noteCF-T5が不調になったのがいけないんだわ。一緒に買って、一緒にSSDに換装した人たちのLet's noteCF-T5は今のところ快調です。

あらら、AmazonでFirefaceUCが129.799円に値下がりしている。確か一昨日までは145000円だったから15000円も値下がりしている。シンタックスジャパンのサイトを見ると数量限定と書いてあるので、しばらくすると値段が上がるのかな。  2010.4.28

一応書いておきますが、プレクスターのプレミアム2はいつ生産完了になるかわからないので、必要な人は予備も含めて買っておいた方が良いと思います。僕は内蔵と外付け各1台ずつ持っているけれど、どうしよう、もう1台確保しておこうかどうかというところです。生産完了になってしまったら、プレミアム2にプレミアムがついてプレミアム3になるだろう。

今日は久しぶりに何もない休日で楽しい気分。バゲット焼いたり、パンプキンプリン作ったりしている。

近頃またモニタ画面が見にくくなってきた。この五月もまたメガネのレンズを交換しなければいけないのかなあ、一年しかもたないのは辛い。  2010.4.29

やっと春がきた。ちょっとひんやりとした春だけどすごく嬉しい。

これからのオーディオって、なるべくコンパクトでスッキリしていてオシャレなものが求められているのだと思う。LINNの根強い人気の理由はそこにあると思う。ただ、LINNの製品は高価なので、もっと普通の値段でさらに良い音を得ようとしているのが、僕の考えていることだ。

先日AudioBasic誌に連載している「マルチフォーカスチューニング」の取材に行った。あの取材は僕が音をクリニックするというものではなく、オーナーの意向を尊重しつつ、僕と編集長の金城さんが加わって相談し、より良いサウンドを目指すというものだ。そこで先日金城さんが行ったチューニングを僕も昨日やってみた。マルチフォーカスのお宅では本当にミリ単位の調整だったが、僕のところではセンチメートル単位の調整を行った結果、明日の「マルチチャンネル再生RockDay++」に向けてかなり良い感じの音になった。簡単にあきらめたり、これで良いと思ってはいけない。

どうも、皆さん写真の椅子(アリアスのハイフレームチェア)がお好きなようで、他の椅子が出ているのに、重ねてあるこの椅子を下ろして使う人もいる。そんなわけで、8脚あるハイフレームチェアをさらに2脚買い足して、合計10脚にした。スタック可能なので2脚増えてもスペースはあまり変わらない。この椅子はとても軽いので、試しに持ってみたが、写真のように5脚重ねてもまとめて持ち上げることが出来る。喫茶をやったりセミナーをやったり、これから開催されるかも知れないオーディオ関係のイベントなどに向けて、集まってくれる皆さんに出来るだけ快適に過ごしてもらうための設備投資です。そういえば去年の今頃も不要な椅子を5脚処分した。

その結果、このフランフランの青い椅子が余ったので、明日のRockDayとか5/4の音楽喫茶にお客さんとして来てくれて、「フランフランの椅子が欲しい」と一番最初に言った方に差し上げます。手で持って電車に乗っても多分文句は言われないと思いますので、当日お持ち帰りしてくれる方限定です。フランフランを可愛がって下さる方、よろしくお願いします。(紙ジャケのSさんもらってくれてありがとう)

4月はAmazonのアフィリエイトが過去最高の売上げだった。ありがとうございます。Amazonはものすごく良心的で、全然無関係な物を購入する場合でも、下のバナーを通過してAmazonに入ってくれるだけで、僕のところに紹介料が入る仕組みです。なにしろ一年中と言うか、13年間自転車操業のStudioK'sですから、とても助かります。

そうか、明日はRockDayだから、今夜のうちにシフォンケーキを1個作っておこう。お客さん沢山来て下さいね。  2010.4.30

さて、今日は久しぶりに昼間の音楽喫茶「マルチchRockDay++」だ。++の意味は、アナログ(つまりLPレコードの4ch)と一部富田勲の「惑星」をかけることによります。そんなわけで、午前中からパワーアンプのスイッチを入れてiTunesで軽く音楽を流している。掃除はOKなので、別の部分を片付けたり、準備することができる。

20Dとか40Dに比べるとEOS7Dはけっこう大きくて、一緒にきたEFs15-85mmもなかなか良い具合だけどこれも大きい。それで、普段持ち歩けるカメラが欲しいと思うのだが、なかなか良い物がない。そんな中で、まだ海のものとも山のものともつかぬ物ではあるが、リコーのGXRというカメラが気になる。で、絶対にこれというコンパクトカメラがないので、iPhoneのカメラでいいかなんて思っちゃうわけです。

今日の音楽喫茶「マルチchRockDay++」はお客さん10人、マルチを楽しむにはちょうど良い人数で、そして途中で誰も帰らず、終わりまで楽しんでくれた。すごく良いと思う。去年も同じことを感じたのだが、アナログ4chの「ピンクフロイド 狂気」が抜群だった。押しの強い存在感のある音に魅力を感じる。4chLPという40年前の(それも失敗に終わった)メディアをきいてSACDマルチよりも驚いているんだから、面白いことでしょう? これを体験できないのはオーディオ愛好者として実にもったいない。しかも、去年より音質がアップしているのだ。  2010.5.1

午後、知人がやっているバレエ研究所の発表会を見に行った。第70回記念ということで、とても盛況だった。プロアマ混成だが、もちろんみんな真剣で必死でやってるわけだから、すごく刺激を受けた。

柏餅が食べたいなあ。こし餡のやつ。  2010.5.2

ある方が、余っているLet's noteCF-T5を送ってくれたので、それで音を出してみた。もうなんだかんだで3年ぐらいになるので、Windowsにもだいぶ慣れたなあと思う。慣れたとは言え、音を出すにはあれこれドライバーをダウンロードしたり設定したり再起動したりで1時間ぐらいかかる。途中、つまらないことで音が出なかったりもするのでこういうことが面倒だと感じる人はPCを使わないPCオーディオをやった方が良いと思う。でも、例えば「OLIVE社の4HD」はPCがなくてもOKだが、PCやMacやLinuxのFirefoxから編集が可能なので、やはりコンピューターとは付き合えた方が何かと便利だ。今後こんな風な音楽データプレーヤーが増えてゆくような気がする。

これがQS4chの装置、上はFOSGATE RESEARCH 製で下は山水製、どちらも世界に1台しかないスペシャルバージョンです。マルチのレコードを普通のカートリッジ(僕はZYXです)で再生してマルチchの情報がデコードされる。

ヨウジヤマモトが19年ぶりに東京でコレクションを発表ですか。パリじゃもうできないだろうしね。僕は15年ぐらい前から数年前までヨウジ・ヤマモトやY'sの服をまあまあ沢山買ってきている。あまり着る機会もないけどスーツは今のところ全部そうだし(略礼服は除く)、コートも何着かあって、多分僕は75才になってもこれらを着ていると思う。流行に左右されないところがすごいと思うのだ。伝統的なデザインで流行に左右されないのはよくあるパターンだけど、その逆で、普通とちょっと違うから長持ちするらしい。

だから、体型は維持しなければならない。というわけで、遅ればせながらWiifitPlusを注文した。

さて、明日のためにシフォンケーキを1個焼こう。ずっとあれこれ考えて、去年の暮れからさらにレシピやメレンゲの立て方や焼き方をあれこれ変えて試してきているので、このところシフォンケーキは良い感じになった。ご希望があれば、シフォンケーキの作り方講習会も開催OKです。作り方を隠し通してあの世に行ってもしょうがないから、どんどん伝授した方が良いと思う。だから、ジンジャーシロップもシフォンケーキも講習会に来てくれれば作り方を公開しようと思っている。  2010.5.3

昨日リコーのGXRを初めて触った。持った感じはすごく良い。新しい発想もすごく良くて、出来れば応援してあげたいと思う。でも、カメラユニットが二種類じゃちょっとね。もっと色々種類が出てきてくれればなあと思う。GXRはおいといて、パンケーキレンズ付きのパナソニックよりはシグマのDP2sの方が潔くて良いんじゃないかと思っている。でも、DP1sは安いけどまだDP2sはちょっと高価ですね。というわけで、最近はコンパクトデジカメと言うか、サブカメラ選びが難しい時代になってきているのが面白い現象だ。

このところ1日おきに不眠という状態で今日はとても眠い日だった。色々気になることや困ったことや、逆にひどく嬉しいことなどがあると、すぐに眠れなくなる。妄想で生きているらしい。

今日の午後もDJをやってくれたノイさんが、下にAmazonのリンクを貼っているパイオニアの外付けDVDドライブとMacProに内蔵したDVDドライブの動作音を比べて「こんなに違うのか!!」と驚いていた。「だから、パイオニアの外付けDVDドライブは買いなんですよ、わかってくれた?」と僕。マジメな話、これももう1台確保しておきたいぐらい静かなのだ。「バグがすべて無くなった時は、そのシステムが不要になった時だ」というのはマーフィーの法則だけど、もはやブルーレイの時代、あるいはディスクの時代が終わる頃になって、このパイオニアのDVDドライブみたいに完成した製品が出てくるということらしい。こんなに静かなDVDドライブが6000円なのだから、使った人はきっと満足することだろう。

自作PCなどで光学ドライブベイが一基しかなく、そこにプレクスターのプレミアム2を入れると、DVDドライブがなくてシステムやCUBESEなどDVDからのインストールが出来なくて困る場合もあるし、ノートPCでDVDドライブはあるけどブンブン回ってうるさいなんていう時に、このDVDドライブは重宝すると思う。僕はMacProでDVDを見るときも、この外付けドライブを使おうかと思っている。  2010.5.4

パナソニックのLet's note旧機種CF-T5やY2で、ほとんどの音楽再生は可能だが、DVDAudioの再生だけプチプチとノイズが出る。メモリを1.5GBにしてもダメだ。わかってはいたが、最近やっとそれを自分の装置で確認した。同じマルチchの再生でも、例えばCUBASEでWAVのファイルを6ch分同時に再生するのは大丈夫で、これは実際に何度もやってみてOKだ。でもDVDAudioは圧縮を解凍しつつ再生を行うため、ある程度のマシンパワーを要求するらしく、Let's noteCF-T5とかY2に使われているペンティアムやセレロンだと処理が追いつかないらしい。もちろんMacProはOKだから(先日のRockDayで最初に出たプチノイズはインターネットの接続を切るとおさまる)、そうなると下限ギリギリはどこかに興味がある。多分、Core2あたりか、それともDuoかというところだと思う。ちなみにパナソニックのタフブックはCore2 Duoプロセッサー超低電圧版SU9300というCPUだが、DVDAudioの再生でノイズが出ることはないそうです。

以上はあくまでDVDAudioのファイルを再生する場合の話です。一旦、例えばMacProでDVDAudioを再生しつつ、それをCUBASEで録音して4chのWAVにして保存し、そのWAVを再生するのなら(それがマルチchでも)Let's noteCF-T5やY2でも再生可能だと思う。このあたり、色々な問題を含んでいるからちょっと際どくて、あくまで個人が楽しむ範囲に限定してのことですが、、。

今日、夏みかんが10kg届いた。数日のうちにマーマレードになる予定だが、2〜3kgほど余裕があるので欲しい方は連絡を下さい。  2010.5.5

ルンバが10日に一度ぐらいこの額を倒すので、額の場所を変更しないとダメだな。

StudioK'sは木賀ビルの二階で、三階より上は大家さんが住んでいる。二月におばあちゃんが亡くなったこともあって、三階四階を大改装している。そして今日から三階の改装が始まった。三階はスケルトンにして全面的に作り直すらしい。つまり以前僕がやった改装と同じということだ。今日から三階の内装を壊し始めているので、すごいことになっている。僕の和室と暗室はTV局の大道具さんが作ってくれたもので、見かけだけの物だったから、壊すのが簡単だったけど、三階はちゃんとした造りなので、そう簡単ではなさそうだ。水まわりも変更するそうだし、ドスン、ドスン、カンカンカン、ゴリゴリゴリみたいな状態だ。

それで、このところ大家さんとは会うたびに、「ご迷惑をおかけします」「はーい、気にせずガンガンやって下さい」と、まあこういう会話になる。StudioK'sの大改装は3週間だったが、三階は二ヶ月ぐらいかかるらしい。出来上がったら見せてもらえることになっている。

一週間前は暖房をいれていたというのに、ここ数日は冷房だ。午後はお客様が二人見えて、音をきいていただいたのだが、どうせガタンガタン、ドスンドスン、ガリガリガリガリという状態なので、こっちも負けじと最大ボリュームでした。今日の打合せが実り、またまた楽しいイベントになることを祈っている。決まれば当然このサイトでお知らせしますから、是非皆さんききに来て下さい。そんなこともあって、椅子も入れ替えているわけです。  2010.5.6

この一ヶ月ほどちょっと運動不足だったので、毎日40分ぐらいWiifitPlusをやっている。74kgに近づいたら、どんなことがあってもどんなことをしても72kg台に戻すことにしている。

明日はAudioBasic誌の取材で出かける、まだ原稿に着手していないので、今から二週間ほどは原稿書きになる予定だ。取材とは関係ないけど、いくつかきいてみたいアンプやスピーカーがあるので、今後展開しようとしているStudioK'sのイベントでみんなと一緒に試聴できたらいいなあと考えている。

2010年度の戯れる会は55人で始まった。更新の連絡は当然ながら五月雨的に届くわけで、ものすごく注意してやっているのだが、名簿作りは毎年何人かの人の分を入れ忘れたり、メールを出し忘れたりしてしまう。みんな僕のミスです、済みません。「おーい、掲示板のパスワードがこないぞ」というようなメールをいただいて、「おっとしまった」みたいなことになって、修正を繰り返し、そろそろ事務的処理も落ち着く頃かな。

このところの不況その他から考えて、カートリッジの価格は高くなりすぎたと思う。僕が今使っているZYXは定価365000円だったかな、エミネントやライラはもっと高い物がある。でも、1個30万とか40万のカートリッジを買う人は、多分もうみんな買ってしまったんじゃないかな。だから、ここらで各メーカー、思い切って定価を今の7がけぐらいに値下げして、実売で現在の定価の6がけぐらいにしてはどうか。僕はそう思い始めている。  2010.5.7

今日はAudioBasic誌の取材で1日出かけていた。クリニックっぽい内容で、ぐんぐん音が良くなったので自分でも驚いた。日本全国に出向いてこういうことをやりたいと思う。さーて、明日だけはこの連休唯一のレクリエーション日だから、うまく自分自身を再構築させて、明後日からは気合い入れて原稿書きだな。  2010.5.8

iPadはやっと5/28に発売ですか。僕にとって必要なものかどうかはまだわからない。誰かが買うだろうから、現物を手にして少しいじらせてもらえるだろう。この世界は今後どうなってゆくのかな。より便利により大容量になり安くなるのだろう。それと比べて、オーディオ機器、特にアナログ関連はどんどん高価になってるわけだから、売れないはずだ。

僕はマイナーな物を好んでいるので、やっぱりリコーGXR用カメラユニットが気になる。A12のカメラユニットで、28mm(未発売)と50mm(35mm換算)があればそれでもいいかなと思うんだけど、ちょっと割高だから遊び用としてだと僕には買えないなあ。趣味のカメラと割り切って、28mmと50mmのみ、ボディとカメラユニット2台、全部まとめて8万円ぐらいならね。シグマのDP1sとDP2sの2台を使うのとどっちがいいのだろう? GXRを気に入ったのはとにかく持った感じだ、GXRは手になじむ。でもカメラマンの新藤さんのBlogを見ると、パナソニックのG2がなかなかの使い勝手だそうで、いろんな機種がありますね。

ただ、仕事以外では一眼レフっぽいカタチのカメラを使いたくない。上着のポケットに入って、首から下げても重さを感じないことが趣味用カメラの条件だ。  2010.5.10

そうか、リコーCX3とほとんど同じ28〜300mmの裏面照射タイプのカメラユニット付きGXRはずいぶん割安で売るのか。なるほど、将来フルサイズに発展したりなんてことがあるとしたら、絶対にGXRは楽しいカメラだと思うのだが、わからない。一般には理解されず、他社の協力も得られずに転けるのかも知れない。

三階は工事をやっているので、昼間はあまり音楽をきく気になれない。原稿書きや、画像処理の邪魔にならない程度にSoundSticksできいたりしている。明日の音楽喫茶は夜だから大丈夫です。  2010.5.10

今日は雨、夜は上がるのかな。午前中に夜の音楽喫茶のためにシフォンケーキを1個焼いているところ、画像処理は昨日済ませたので、今日からは原稿を書く。500万円ぐらいあったら、やってみたいことや買ってきいてみたいオーディオ機器があるけど、まあしょうがない。今の音でもかなり良くなってきていると思うので、欲張るのはよそう。幸せすぎは不幸の元だから、少し不幸せで「クソー」とか思ってるぐらいがちょうど良いんじゃないかな。

誤って何枚も買ってしまったとかで、ノイさんが僕に「Scratch My Back」のCDをくれたので、このところよくきいている。じわじわと外堀を埋めてくるかのような大人の音楽で、ピーター・ゲイブリエルに埋められつつある。途中で「おお、すごい低音が入ってるぞ」とか思ってきいていると、三階でやってる工事の振動だったりする。

わー!ソニーのミラーレス一眼レフ、小さくて薄いなあ。6/3発売か、ボディが小型軽量すぎて、レンズがやけに大きい気もするけど、レンズのローレットなど、質感がすごくクールだ。マジにデザインしてるぞこれは。でかい一眼レフは4ナンバーの商用車みたいな感じで、もうどうでもいいけど、この一年で、オリンパス、パナソニック、リコー、シグマなどミラーレス一眼レフ、およびコンパクトタイプのデジカメがメチャクチャ面白くなってきたなあ。これはスポーツカー的な楽しさだ。新しい機器を手に入れるとやる気が出たり、よい被写体を見つけると撮る気になったりする点が、オーディオとカメラはすごく共通している。こういうのを三種類ぐらい持っていて、その日の気分や被写体によって使い分けできたらすばらしく楽しそうだ。

さて、そろそろ火曜日夜の音楽喫茶の始まりだ。シフォンケーキすごく美味く焼けたんだけど、こういう時に限ってお客さん少なかったり、滅多にないけどゼロだったりする。でもいいのだ、このところ昼間はまともに音楽きけないし、今夜は好きな音楽かけまくろう。というわけで、今はTalkingHeadsをかけている。

今夜は7時ちょっと過ぎから9時半まで、目一杯の大音量で、CD、SACDマルチ、24bitのデータなどをたっぷり、4人のお客さんにきいていただいた。ありがとうございました。また来週も来て下さい。新年度が始まった「StudioK'sで音と戯れる会」も随時会員募集していますので、興味のある方はどうぞ。  2010.5.11

オーディオの実験あれこれは戯れる会例会でやって、音楽喫茶は音楽をきくというのが基本路線だ。だから、昨夜も一曲ずつどんどんかけ替えることは避けて、ベートーヴェンのピアノソナタOP:111を頭から終わりまでかけたし、DVDAudioマルチの「惑星」を全部きいたこともある。3分ぐらいの曲ならアルバムの中から3曲とか4曲かけたいと思う。

ただ、せっかく来ていただいて「時間です。はいさようなら」というのも勿体ないので、9時半〜10時までの30分間は音楽をかけずに話をすることにした。機器のことやソフトのことや接続方法のことなど、質問してもらってもいいと思う。音楽喫茶がそんな風に機能していければと考えている。

毎日ずっと三階が工事ですごい音なんだけど、今日の音はなかなか辛いタイプの連続音だなあ。午前中は撮影で出かけていて、午後は戻って原稿書きをやるつもりだったけど、こりゃダメかも知れない。StudioK's大改装の時もきっといっぱい迷惑かけたんだろうなあ。お互いさまというやつです。ではありますが、原稿は夜書くことにして、辛いのでちょっと外に出よう。

さあ、そろそろ夕方の四時半だ。まあ5時か5時半には終わるだろうから、そろそろQUAD405のスイッチを入れて、届いたばかりのPopeyeの恋人と北欧製の試聴機を開梱して音をきいてみよう。多分大丈夫だと思うけど、とてつもなく音が良かったらどうしよう。  2010.5.12

イザという時は、MacProでの音楽再生が今のところ一番良いのだが、MacProはこのサイトの更新や画像処理などにも使っているので、音楽再生専用には出来ない。そこでLet's noteというわけで、これはかなり良い。良いのだけれど、もう少し別のことも試してみたくなっていて、そうなると、Mac miniしかないのかなと思ったりする。でも、ファンレスのLet's noteはやっぱり静かでいいから、なかなかに悩ましい。

それとは別に、一体型のデータ再生プレーヤーもいいなあと思う。MacにしろPCにしろ僕自身はそれらをいじるのが大好きなんだけど、そうでもない人もいるし、これからはそういう時代なんじゃないかな。

よーし、Eye-Fiカードが新型になって、転送速度が向上し、すべてのカードで動画も転送OKになり、なおかつ値段も下がったから、うまく機能してくれればこれは良さそうだな。OS9の時代から僕はいったい何個のUSBやFireWire接続のカードリーダーやPCスロット用のカードリーダーを買ってきたんだろう。8個ぐらいは買ってきた。だから、もうカードリーダーは買いたくない。

今日はAudioBasic誌に連載しているPCオーディオの試聴だったが、なにしろ上が工事中なので、時間を3時間ほどずらしてもらい、試聴は夕方からやった。なんだかんだで、僕のLet's noteとフェーズテックのDAC&Firefaceの音はかなりのものだなと思う。部屋やスピーカーその他のセッティングも徐々に決まってきているし、機器はこのままで十分だと思う。  2010.5.13

うーん、今日は忙しい。午前中撮影、そして画像処理して、午後も出張で撮影、夜はデート。音は過去最高になった。でも今日明日でまた元に戻る。まいったなあ。

ヨドバシカメラAkibaにUSBオーディオコーナーができたそうだ。すごいね。  2010.5.14

さて今日の午後は戯れる会例会だ。最初は参加者一人か二人かと思ったがあれよあれよと言う間に九人になって、またオーディオの実験をあれこれやる。もちろん音楽も楽しむ。今日はみんなでベートーヴェンをたくさんきく予定だ。若い頃の僕はベートーヴェンを好きで嫌いで好きで嫌いという風に抵抗していたのだが、40才を過ぎてからはとても好きになった。

今日も大変楽しい戯れる会例会だった。MacBookとMac miniが持ち込まれたし、ハイレゾコルトレーンとオリジナルLPコルトーレーンの比較なんて最高だった。レコードですごいんだよね。困ったもんです。すごく楽しかったから、ものすごく疲れた。明日がまた一日さらにハードスケジュールだし、明後日も朝から撮影が入っているので、頑張ろう。とにかく頑張ろう。スタジオに集まってくれたり、僕のことを必要としてくれて、仕事を依頼してくれることに感謝して、乗り切ろう。  2010.5.15

僕は近所にいるくせに行ってみてはいないのだが、ヨドバシカメラAkibaのUSBオーディオコーナーには「PCオーディオfanの1と2」が置いてあって、ボロボロになるまで読まれているという噂をきいた。有り難いなあ。そんな風だから、去年秋の音展の時もPCオーディオのイベントは大盛況だったのだな。あまりお金をかけずにすごく良い音を手に入れたいのなら、やっぱりPCかMac+USBDACかオーディオインターフェイスが一番良いと思う。

ちょっと多忙なので、あちこち出かけてスタジオに戻ると床に転がっている。原稿書きもそろそろきめなくちゃね。

しかし、人間関係ってのは面白いな。今夜撮影に行った先で偶然出会った人が、僕の知り合いの声楽家(ご主人がピアニストだった)の調律をやっている人で、5/27にその声楽家+弟子の皆さん方がStudioK'sに食事をしに来ることになっているのだが、スルスルと連絡がいって5/27は今夜会った調律師氏(僕は彼のお父さんを知っていた)も合流だそうだ。さて、何を作って出そうかな。楽しみだな。

今日は一日音楽をきく時間がまったくとれなかった。夜の11時半を過ぎて、15分ほどMacProについているSoundSticks+iTunesで音楽をかけている。30分でも好きな音楽をかけていると和む。  2010.5.16

今日もまた、僕の知人のことを知っている人がいた。「美篶堂=二月空」というラインで、二月空の片割れは何年間か僕の暗室でモノクロームのプリントをしていたという話をした。世間は狭いから悪いことは出来ない。周囲をイヤな気分にさせるほどヘンなことばかりやってたり、あちこちでトラブルを起こしていると、そういう場面で「あの人には気をつけた方がいいよ」なんて言われてしまう。

今日も出張撮影だったので、夜スタジオに戻りコーヒーなど飲んで一息入れ、9時過ぎになってから音楽をきき始めた。先週土曜日の戯れる会例会で、Let's noteの電源の設定をくずしてしまい、元に戻すのが面倒なので、こういう時はMacProからFireface400で音楽をきく。常時スイッチが入っているMac miniあたりを1台用意して、普段はそれを音楽用にするのが良さそうなんだけど、Let's noteもすごく良いのでどうしたものかなあと思う。これまた先日の戯れる会例会でLet's note専用の電源を作って持ってきた人がいて、これが素晴らしく良い。3秒で音の違いがわかるぐらい良い。部品を調達してもらい、ちゃんとお礼もして、作り方の指導を受けてお持ち帰り出来るLet's note用自作電源制作Dayなんてのをやりたい。あの電源は「恐れ入りました」って感じだった。あれこれ入れると4〜5万円になるのだが、それでも何でも音の良いLet's note用電源を作りたい人向けです。40万円近くするaetのケーブルEVIDENCE並みの音質改善効果があるから、10万円でも安いと思う。

戯れる会例会では機器の試聴も行うが、会員が持ち込むソフトがなかなか傑作で、JAZZのオリジナル盤あり、よくわからない世界の音楽もあり、とても参考になる。それらとそれを愛好する人のイメージが重なって実に楽しい。世の中には本当に色々な音楽があって、それを支持する人しない人、音も同じでそれぞれ好き嫌いもある。それでいいと思う。一色になるのは絶対に良くない。

それで、夜は原稿を書いている。  2010.5.17

あらららら、パイオニアの外付けDVDドライブ、6000円だったのに12980円になっちゃった。これはしばらくほっといて、安いのが出たら買うのが良いと思う。

今日は朝一番で買い物に行き、ジンジャーシロップを4kg作り、シフォンケーキを2個焼き、夜は音楽喫茶をやります。その合間に原稿を書く予定。昼間は落ち着いて音楽をきけないから、夜の音楽喫茶が自分でも楽しみだ。今日のシフォンケーキはオレンジで、今日から今年のオレンジピールを使っている。  2010.5.19

さあ、今日明日で原稿を書き上げて送ってしまおう。こういう状態だと新しい料理なんてまるでやる気が出ない。イメージがわかない。野菜を食べようと思っても、野菜炒めしか思いつかない。音楽も新しいものをきくことが出来ないので、こういう時はradikoだ。木村カエラは今どんな歌を歌っているのかとか、パッときいてレディガガの声だなとわかるかどうかとか、今年のサマソニにはスティービー・ワンダーやオリアンティが出るとか、まあそういうポピュラーな音楽界の常識みたいなものとは無縁のオーディオマニアの多いこと、話が通じないことが多い。僕はそういうのがイヤだなと思っているので、FM放送は貴重な情報源です。

レディガガはいいよね、この映像は笑った

仕事用のMacを27インチのiMacに出来ないかなとずっと考えている。液晶がちょっと不安だけど、どうなんだろう。で、MacProは音楽再生専用にする? 昨夜、誰も来ない音楽喫茶ではMacProをWindowsXPで立ち上げてフェーズテックのDACで再生していたのだが、やはり音はこれが一番良い。かなり静かで音も堂々としていていいけど、ちょっと大げさなのだ。なくなってしまうと「こんな時にMacProがあればなあ」なんて思ったりするのだろうか。

あるいは逆にiMacを音楽再生専用に使うのはどうなんだろう。Mac miniと音はどう違うのかななんて思ったりする。まあ、たわいない妄想の世界です。

なんて書いていたら、きこえてきました。レディガガの「ポーカーフェイス」。

野菜炒めというのはこういうもの。全部残り物で今日が賞味期限って感じの、シメジ、シイタケ、トマト、豚肉をオリーブオイルで炒めて、塩コショウしてレタスの上に乗せチーズを添え、オリーブオイルをかけた。

村上春樹の「1Q84」を読んで、登場人物の誰にシンパシーを感じるか。電話で話をしていたピピエコさんは「青豆」だそうで、僕は「タマルですね」と答えた。僕のまわりには青豆みたいな尖った女性が何人かいるもんで、いつも僕は「キリがない」と思っていて、そこらへんかな。  2010.5.19

例えば今目の前に8万円の余剰金があったとして、何を買うだろう。1 Mac mini 2 コンパクトなデジカメ 3 生姜を搾る電動ジューサー 4 何も買わず老後に備えて貯金。

1 Mac miniはそろそろ新しいCPUがのるのかな 2 ソニーのNEXとリコーGXRはどっちがいいかなあ。どうも、このあたりのカメラはバイクみたいだなと思う。ソニーは何ていったっけ?ヤマハの250ccの4サイクル4気筒で18000回転ぐらい回るやつ、FZ250 Phazer あんなイメージで、リコーのGXRはスズキっぽい名前だけど、内容から言えばやっぱりカワサキでしょう。そのうちソニーのNEXも手にしてみようっと。僕は安い方のNEX3でいいと思う。ただ、ソニーのNEXシリーズはクールで真っ当すぎる感じがする。そこがカワサキっぽいリコーのGXRに心ひかれるところだ。GXRっておバカだと思う。割高だし、AFの性能もそれほど良いとは思えない。多分ソニーの方が100倍売れて値段も安くなるに違いない。でも、趣味のカメラはバカなやつがいい。多分プリントはしなくて、ほとんどはモニタで見ているんだし、小さい方がいい。それなら同じリコーでもCX3の方が安くて小さくていいんだけどね、CX3は女性が持ってたらカッコいいカメラではあるけれど、おじさんはGXRですよ。と、朝からわけのわからない事を書いている。4本書いている原稿のうち、2本は昨日送ったことだし、まあ、いいじゃないですか。

そう言えば、8万円あったらiPadも買えるんだった。僕は去年の夏にMacBookAirにして非常に満足しているし、iPhoneもあるので、この中間のiPadは要らない。電子書籍なんてものがゴッテリ出てきたら、その閲覧用に欲しくなるのだろうか。わからない。本当に目の前に8万円の余剰金があるわけじゃないから、実際には何も買えないんですけどね。

それよりは、生姜をすり下ろして、水分を搾る道具を何とかしなければ、でも、大きくて重くて高価な機械は買いたくないので、あれこれ調べて検討中だ。これが意外に良いのがなくて苦労している。

荒川修作が亡くなった。「意味のメカニズム」の現物をどうしても見たくて、軽井沢の高輪美術館まで行ったのはもう20年以上前になる。クルマで行ったのだが、行きも帰りもずっと雨・曇りだったのに、何故か高輪美術館だけ晴れていたという不思議な思い出がある。  20105.20

パイオニアのDVDドライブは、Amazon経由だともう安いショップがなくなってしまったみたいだが、価格.comを見るとまだ6000円台で売っているところが何軒かあるので、安いショップで買って下さいね。The Beatles USBはこのところずっと21000円台で安定している。欲しい人はみんな買ってしまったのだろうか。確か限定3万個ぐらいの筈だから、オーディオ愛好者以外の皆さんは、この24bit音源のすごさを理解していないのだろうと思う。他の24bit音源が出てこないかなあ。いっぱいアルバム出している人、カエターノ・ヴェローゾとかジョニ・ミッチェルの24bitUSB版を発売して欲しい。

さて、今朝もWiifitを30分ほどやって残りの原稿を書いてしまおう。

昨夜の東京は夕立のような雨だった。そして今日は非常に暑い。そんなわけで、今日から僕はスタジオの中で一番風が通る場所に座ることにした。来たことのある人ならわかると思うけど、スタジオの入口あたり、ガラスのテーブルにMacBookAirを置いて、AirからMacProを起動して画面共有でこれをアップしている。無線LANは素晴らしい。さあ、これからまた暑い季節が来るなあ。今年も激しそうだ。今日明日で何とか原稿書きを終えて、日曜日は朝から建築写真を撮って、ヨガをやって、来週はまたマーマレード作りだな。夏みかんは6月の初旬までだから、2010年のマーマレード作りもそろそろ第三コーナーを回ったところだろうか。欲しい人は連絡を下さい。

カエターノは日本に来ないのかなあ。

行き詰まっているので、天気もいいしラクーアの成城石井までサイクリングに行こうかな。Wiifitのサイクリングじゃなくて、ほんまもんの自転車も徐々に乗っておきたい、サイクリングも行きたい、ここらでベイシーにも行くぞ。みんなで一緒に行こうぜ。   2010.5.21

今日も良い天気だ。明日は早朝から建築写真の撮影で埼玉に出かけるのだが、天気が問題だ。予報では雨なのだが、何とかもってくれたらなあと思う。明日が終われば少し落ち着くので、オーディオのことも少しやりつつ音楽を楽しむことが出来るようになりそうだ。

岩波ホールでやっている映画を見に行きたいなと考えている。生まれた場所だからという面もあるけど、やっぱりこういう点で東京は日本で最高の場所だと思う。それで離れられない。

この一年間、PLACEBOやカエターノ以外でよくきいたCDというと「ヤエル・ナイム」がある。

僕はTVを見ないので、この人の歌がMacBookAirのCMに使われたなんてことはまるでわかっておらず、多分J-WAVEできいた「NewSoul」で記憶していて、どちらかと言えば「NewSoul」以外の曲を好んできいてきた。クレモンティーヌもいいけど、ヤエル・ナイムもいいですよ。あのDVDを見てからアニエスbの服をよく着ているし、フランス的なものにはまっている?

で、Amazonで調べたら、何とフランス国立ジャズオーケストラがロバート・ワイアットの作品集というCDを出していて、ここにヤエル・ナイムも三曲参加してるじゃありませんか。なるほど、ちゃんと僕が好きな人同士はくっついてくれるわけですね。ってわけです。これもきいてみようっと。

ヤエル・ナイムのCDの中に「Lonely」という曲があるんだけど、僕はこの曲のピアノの音(アップライトっぽい)をきく度に独特の気分になる。なんとも渋くて暗くて、ちょっと安っぽくもあって、10年経ってもこの声とピアノをきくと同じように反応しそうだ。それは2008年2009年のやるせない気分の象徴らしい。このサイトに愚痴っぽいことは書かないけど、考えてみると僕の2008年と2009年はオーディオとは無関係の部分でかなりひどいことが起きた二年間で、それは今年の春ぐらいまでしつこく続き、近頃やっと光明が見えてきた感じがある。

今日は早起きして竣工写真を撮ってきた。室内の写真は雨ぐらいの方が光が良くまわってきれいだ。冬の晴れている日に建築写真を撮るのはなかなか厳しい。

そして、夕方からヨガを習う。  2010.5.23

原稿書きは残すところあと一つになったので、だいぶ気が楽になった。この10日間ほどはけっこうハードスケジュールだったのだが、今日からはマイペースだ。マイペースすぎると家賃が払えなかったりするので、この10日間みたいなことがあると有り難い。

それで、今はradikoをききながら、一昨日注文したロバート・ワイアット作品集が届くかなとか、新しい生姜搾り器が届くのを待っている。これまで使っていたジューサーは力をいれすぎたらしく、壊れてしまった。シフォンケーキもあれこれを乗り越えてきているが、生姜をすり下ろして搾るのもそう簡単ではなく、かなり苦労している。とにかく生姜は繊維が多く、そして固い。

音楽喫茶の時などは、MacProをXPで立ち上げてデジタル再生を行えば良いのだけれど、普段は画像処理をしたり、サイトの更新をするから、MacProはMacで使っていたい。

MacBookAirとAirMacExpressでお気楽にきくのもいいし、Let's noteも音質的な不満はまったくないし、充分安定している。でも、そのあたりはOKなのがわかったので、今後のPCオーディオ的課題は、MacOSからの高音質再生あたりで、まあさほど求道的でもなく普通の人が普通にやれるような路線です。そういうわけでMac miniかなと考えている。

つまり、常時通電(立ち上がっていて)で、いつでも音楽専用として使えて、しかもFirefaceとフェーズテックHD-7Aの両方が接続されていて、データだけじゃなくて、CDのディスクも、できればDVDも再生出来る状態が欲しいなと思っている。

EOS7DのRAWデータを現像するとMacProでも意外なほど時間がかかる(と言っても15秒か20秒ほど待つ程度)、画素数が多く14bitだからかな。だから、これがフルサイズになるともっとなんだなきっと。ということは、EOS5Dで動画なんか撮った日には、画像処理で日が暮れる。

WiifitPlusのサイクリングはけっこう面白いんだけど、島の地形を理解しないとすごく大変になる。確かDVDのケースに島の地図が出ていたから、あれをよく見てここはいきなり断崖とかいうことをおぼえないと走りすぎてヘロヘロになってしまうし、ちょっとイライラする。少し時間的余裕が出来たから、今日はあの地図を見ることができそう。

おいおい、冗談だろ?! 4/14に紹介したクレモンティーヌの「ParisWalk」が22974円だって。この前までの5000円以上でも充分高いと思っていたのに、CD一枚がそんな値段になるのか。信じられない。その横に紹介した390円の「Solita」の方が音は良いし、内容もいい勝負です。ちなみに僕の「ParisWalk」は、しばらくスタジオに置いてあった一枚200円というCDの箱に入っていたもので、中にあったクレモンティーヌのCD5枚を1000円で買った中の1枚だ。こんな値段になるCDがあるのか、タイマーズ並みってやつだ。

明日の夜は音楽喫茶をやってますので、皆さん来て下さい。

僕は「フランス国立ジャズオーケストラ」というものの存在すら知らなかったのだが、そうだよね、ロバート・ワイアットはジャンル分けすればロックの人ということになるけれど、いつもジャズとロックの両方にまたがっているようなところがあって、そしてもうJAZZに前衛はなくて、だからワイアットはロックの側から独自のおだやかな前衛を繰り広げてきた。

「アラウンド ロバート・ワイアット」は素敵な絵画や写真を買って壁にかけて楽しむみたいな、そんな気分にさせてくれる。そして「自分にしか出来ない表現をやり続けよう」という気持がジワジワとわき上がってくる、そんなCDだった。ジャケットの写真はちゃんと本物を手にするとけっこう笑える物でした。なるほど。  2010.5.24

久しぶりに天気が良い。やっぱり晴れると嬉しいなあ。やる気がでるもんね。毎日晴れてる場所に住んでるとこうはいかないんだろうね。思想や文化と天候や気温は密接に関係があるんだろうな。雨ばっかり降ってる国、霧の多い国、すごく寒い国、こういう国はオーディオ機器も一癖あるものになる。日本は四季があるから素質としてはいいものがあると思うのだが、どうだろう?

今夜は音楽喫茶なので、ガスオーブンでシフォンケーキを焼きつつ、電気オーブンでバゲットを同時に焼き、午後5時には料理を習いに若い女性が来るので(二回目)、その準備をしている。その合間にPDFで送られてくる次号AB誌のMyAudioLifeの校正などをする。しかし、いきなり暑い。

いくつかオーディオのことでやりたいと思っていることがあるのだが、時間と心の余裕がなくてやれずにいる。今週の木曜日の夜は10人のお客さんが来て午後5時ぐらいから夜の10時ぐらいまでを過ごす。お茶を出して、飲む人は少し酒を飲みつつ食事を出して、デザートとお茶・コーヒーで終わる。僕より年齢が上の人たちだから、お互いゆっくりやりましょうという、そんな仕事だ。年に一度ぐらいの割で、僕が作っている物を食べに来る。こんなグループが増えてくれると面白いかもなと思っている。それが終われば、少し時間がとれそうなので、金土日あたりは落ち着いて何か出来るかな。日曜日は先日の竣工写真の予備日だったのだが、雨だったけど一応終わったので時間が空いた。せっかくの休みだからこんな時にはどこかに出かけるのもいいかなと思うけど、どうしようかなあ。勤めている誰かと遊ぶなら土日だし、フリーの人と一緒かあるいは一人なら平日だ。

夕方から夜にかけてずっと人が来ていて、とても忙しかったのでした。  2010.5.26

次期音楽用MacまたはPC本体と電源のために、上の写真のような場所を確保した。場所を確保しただけで、中身はまだない。

先ほどルバーブっていうものが届いたので、これからジャムを作るのです。マーマレードも作らなくちゃいけないし、ジャムだらけになるかもね。ルバーブは病みつきになるおいしいさという説もありますから、楽しみだなあ。新しいことをやるのは楽しい。作ってみて、非常においしかったら、マーマレードのお得意さんにおすそわけしようかなと思っている。

このところ、JBL L-65がすごく良く鳴っていたのだが、久しぶりにミニマアマトールにしてみると、こちらも最高で、弦楽器のLPなんかかけたら気が変になるような音なのだった。今はまだダメだけど、いつかきっと、僕もこの時代のミニマやミニマアマトールを自分の物にして毎日ききたいと思う。

それでハイドンのチェロソナタをきいた。最高だねこりゃ。  2010.5.27

今日はちょっと忙しいので、音楽もきいていられない。朝から買い出し、そして準備、夜は10人のお客さんが楽しくおしゃべりをしてお茶を飲んで食事をして、デザートを食べてお茶飲んで帰る。ルバーブも使う予定で準備中。

一人なので、どう時間配分をして考えた内容をやりきるか。鍋が10個あるわけじゃないし、オーブンも複数あるとは言え、同時には使えなかったりもして、今日はそういうゲームをやっている一日かな。

そんなわけで、忙しくて昼食は「なんかヘンだな」と思いつつ近所のサンドイッチ屋さんでもらってきたパンの耳を焼いて食べている。これじゃ、賄い食にもならない。さて、これからルバーブを入れたタルトを焼く。さて、うまくいくでしょうか。

ああ、疲れた。でも、皆さんに喜んでもらえて良かった。先日偶然お会いした調律師のOさんは、今日集まったメンバーの息子さんをものすごくよく知っていることが発覚してまたまた驚きで、人のつながりってのはすごいもんだと思った。  2010.5.28

なんだかわからないけど、今日も超多忙。明日からはヒマになる。ああ、疲れたあ。

いかん、疲れたの二連発だ。どうも、僕はギリギリ・スレスレのことが好きみたいで、きわどく綱渡り的な計画を立て、それをやりきることを楽しんでいる。そんなわけで、自分で勝手に興奮しているのか、楽しみ過ぎているのか、仕事が終わると。疲れているのに夜眠れなくなったりする。若い頃からずっとそうだ。頭の中身は今でも二十代って感じかな。

「iPadを買ったら一番やりたいことは何ですか?」「見せびらかす」っていうあたりが凄いと思うのだ。僕は当面買うつもりはないから、見せびらかされる立場です。  2010.5.28

やっと時間が出来たので、ちょっとスタジオを片付けて、そして銀座に行ってiPadでも触ってみようかな。でも黒山の人かも知れないので、ほとぼりがさめてからの方がいいかも。

すでにiPhoneで産経新聞は読んでいる(おかげで僕の思想はちょっと右傾化しつつある?)が、将来は、iPadで各社の新聞を読む生活になるのだろうか? それはいつだろう。MacBookAirでは出来ない使い方が見つかれば導入なのだが、今のところ見つからない。

来月6月13日(日)はStudioK'sでオーディオ評論家の角田郁雄さんによる「初心者向けPCオーディオ導入セミナー」が開催される。参加は無料ですが申し込みが必要なので、フェーズテックで検索をかけて、申し込んで下さい。当日はJBL L-65ではないスピーカーを鳴らす予定です。フランス製かも。

やっぱり、なんだかんだでオーディオ業界は冷え込んでいると思う。そんな中で、独自のというか、喫茶にしろイベントにしろ、出来るところで何かやっていきたいと考えている。

iPadの電子書籍で個人出版も受付だそうで、やっぱりそういう時代が始まっているのだと思う。iPadとルンバだったら今のところルンバの方が役に立ってるんだが、まあiPadみたいな物は今後安くなることはあっても高くなるなんてありえないので、しばらく静観しましょう。  2010.5.29

いきなりまた気温が下がったので、ちょっと身体に影響が出ている。ヘンな天気だなあ。このところミニマ・アマトールでヤエル・ナイムやロバート・ワイアットをかけているのだが、なかなか良い。今日はシフォンケーキを1個作って発送し、実験でルバーブのタルトを焼き、午後はiPadを見せびらかされる予定 iPadの実物をいじると、画面が大きいのが気持良くて欲しくなったりするのかなあ。わからない。

昨日実家に行ったら、85才の父と母が「何とかという新しい機械が発売されて、これからはそれで本や新聞が読めるようになるのか」と言うので、「今だって産経新聞は読めるよ」と言ってiPhoneで見せた。「TVで見たけど、色々なことが出来るんだね。さっぱりわからないが、便利な時代になっている」と感心していた。実家には東京新聞があり、見せてもらうと山野井泰史さんが自分の登山のことを連載していて、僕は「ああ、これが読みたいな」と思いつつ、「親が生きている間にiPadでも持って行って、ほらねと見せてあげるのも親孝行かも知れん」などと考えていたのだった。

みんな同じ事を書いているけど、iPadは画面の大きさと、スクロールその他のスピードが快感だった。なるほど。

毎日一回アラウンド・ロバート・ワイアットをかけている。iTunesに取り込むと安心してきかなくなるので、CDを回してきいている。最初のころと印象が少しづつ変化して、きき慣れるにしたがい徐々に良くなってきている。  2010.5.30

新聞の料金っていくらだ? 朝日読売は3925円か。ネットで配信すれば、印刷しなくて済むし配達も不要になるのだから、思い切って一月1000円ぐらいにしてくれればいいのにね。

iPadはいじっていると快感がある。iPhoneの地図はかなりのストレスだが、iPadの地図はストレスがないどころか、脳と直結しているような快感がある。しかも平面的な地図だけではなく「ストリートビュー」も出てきてグルグル回り、それがストレスなしに動くので驚く。

地図一つとってもこんな風で、これがゲームもSafariもすべて似たようなキビキビした動きで、しかも机の上に置けばみんなで回覧することが出来る。やはり新しい時代が始まっている。

TVが普及し始めた時、もう映画はなくなると考えた人も多かったと思うが、映画はなくならなかった。映画は作り込んだ作品だし、大画面というTVとは別世界の価値があるのだが、書籍とiPad、新聞とiPadの関係はどうなるのだろう?

電子書籍の普及で新刊本は減るかも知れないが、「蟹工船」の例があるように、これまで出た書籍はさらに読まれる可能性もある。だが、新聞や雑誌は事情が違う。今後、電子配信が始まれば新聞社の印刷工場は縮小するだろうし、新聞配達も半減半減半減になってゆくことだろう。今の配達部数が1/4以下になったら、新聞の宅配は宅急便会社に業務委託した方が良さそうだ。当面、新聞の紙面と同じ内容がPDFのなどで配信されるのかも知れないが、PDFのような固定したものではなく、音が出たり動画が出てきたり、あちこちにリンクしたりというような形態の新聞になってゆくのかも知れない。その場合、現在のような新聞広告は成り立たなくなる。TVや雑誌同様、新聞も広告収入がなければ維持できないので、これからは新聞社にとって厳しい時代になる。さて、どうなっていくのだろう。まるでわからないのだが、とにかくiPadはいじっていると快感がある。iPhoneもつい指先でスクロールしたくなるのだが、iPadはスクロールするだけでその何倍も気持いい。浅草にある花屋敷の観覧車と横浜の観覧車ぐらいの差があるから困った代物だ。

そしてSkypeが3Gに対応した。2010年末までは無料で、その後は有料になるそうだが、多分リーズナブルな価格設定になると思う。3GでSkypeが使えれば凄いことです。Appleはずっと3GでSkypeを認めていなかったから、実はこれもiPad効果なんだよな。ずっと使ってきているが、一年前のバージョンに比べると、今のSkype for iPhoneは音質と使い勝手共に格段の向上で、ブラザーのFaxについている子機より音が良い。

「PCオーディオfan Vol.1」にも書いたのだが、iPhoneやiPadから無線LANで直接AirMacExpressに音楽を飛ばすことが出来れば便利なのに、何故Appleはその機能をつけないのだろう?

iPadってこんなこともできたのかあ。

忙しさも一段落したので、明日の音楽喫茶はミニマ・アマトールで優雅に音楽を楽しもうと思っている。明日はオレンジシフォンケーキです。もう六月なので、そろそろ夏みかんもあと2週間ぐらいで終わると思うので、オレンジマーマレードが欲しい方はお知らせ下さい。この2週間を逃すと来年まで作ることが出来ませんので、よろしくお願いします。  2010.5.31

昨日銀座のキヤノンサロンに行って帰ってきたら、何故かレンズキャップがキヤノンサロンの物になっていた。それはともかく、数寄屋橋阪急に行くと、四階だったかな、そのあたりが好日山荘になっていて、昔の好日山荘よりはるかにはるかに広い面積で登山用品を売っている。そう言えばこの10数年ほど水道橋の「さかいや」も妙に小ぎれいになった。昔と違って年齢の高い層が登山を楽しんでいるらしい。30代の女性が登山に行っているという噂もきいた。トレールランだっけ? 山を走っている人たちも増えたみたい。

あと10年も経つと体力が落ちて登山も出来なくなるからヒマな時は一人で山にでも行こうかな。道具は何でも持っているし、近県の山ならいくつも登ったことがあるし、コンパクトデジカメを買って、ゆっくり山にでも登ろうか。三つ峠や乾徳山、秩父から入ると長いけど雲取山も行きたい。雲取山の頂上は広くて頂上っぽくないけど、僕が初めて登山と言えるものをしたのは41年前の三峰口-雲取山だった。クルマがあれば日光白根山もいいし、笛吹川東沢はもう道が無くなっているなきっと。鳳凰三山や北岳ももう一度行きたい。

北岳は日本で二番目に高い山だ。一回目は20代でテントを担いで白根三山を夜行一泊二日で歩き、二回目は30代後半に広河原から大樺沢の標高差約1500mを3時間半ぐらいで登ってそのまま来た道を駆け下りて、四日間筋肉痛だった。そうだ、やっぱりこの夏は北岳に登ろう。そして出来ることならちゃんと歩ける間に雲ノ平と高天原には行きたい。この5年ほど水泳もやめてしまったし、ここはもう一踏ん張りして、体力を維持する生活にシフトさせよう。パソコンだの料理だのばっかりやってるのは良くない。体重もWiifitでちゃんと裸で計って72.5kgになったし、再び71kg台に戻そう。

今、僕がMacBookAirでやっていることは、文字を書くことが一番多い、そうなるとiPadの場合IMの問題がある。iPad版ATOKは出てくるのだろうか? でもどうせiPadのキーボードにはファンクションキーがないからなあ。そしてiPadにはフリック入力がない、せめてフリック入力が使えて、標準でついているIMの辞書機能(学習機能)がiPhone版より賢ければ割り切って使えるのだが、何とかならないものか。iPhoneのOSもバージョンが上がる度に使いやすくなって現在に至っているから、やはりiPadもこの先一年ぐらいは徐々に賢くなってゆくに違いない。僕の場合、iPhone二年縛りの年季が明けるのは11月だから、夏を過ぎたら考えることにしよう。いっそのこと13インチとか15インチのiPadも出てくれれば楽しそう。  2010.6.1

ミニマアマトールは嫁ぎ先が決まり、昨夜スタジオからいなくなった。ちょっと淋しい。

今日はスピーカーをJBL L-65に戻し、久しぶりにLet's noteCF-T5(SSDじゃないもの)のiTunesで音楽をきいている。同じiTunesでもMacとWindowsは音が違うんだよなこれが。音に関してはWindowsの方が繊細で好ましく、いろいろな再生ソフトがあるし、とにかくLet's noteは無音なのだ。そういうわけで、やっぱりLet's noteはいい音だしストレスを感じないなと思う。困ったもんだ、じゃなくて、幸せです。

絶対にソニーのNEXの方がお買い得だと思う。それはわかっているのだが、僕はリコーのGXRが欲しいなと思っている。バカですね。でもデジカメはすぐには買えないから、その前に山用の雨着でも手に入れようかな。一応ミクロテックスの雨着は持っているんだけど、20年ぐらい前に買った物で、あまりに古すぎる。これから梅雨だし、街着にもなるちゃんとしていてオシャレな雨着があるといいな。そしてこれが意外にない。

来週あたり、銀座の好日山荘に登山用のストックを修理に持って行って、リコーのショールームでGXRをいじってこようと思う。  2010.6.3

広告写真家の新藤修一さんと時々電話で話をする。僕から見たら、彼は理想的な写真家人生を歩んできていると思うのだが、それでもこの三年ほどはかなり厳しいらしい。僕らより15才ぐらい上の世代は、20代でカメラマンになって70代まで約50年間撮影業を営んで、カメラマンのまま引退というパターンがあり得た。だが、このところ仕事が無くなってやむなく廃業している人も多いし、「どうやら僕らの世代はゴールそのものがなくなってしまったみたいだね」と話す。かなり有能な人でもカメラマンとしてフィニッシュ出来ない時代かも知れない。まあ僕自身は二足も三足もワラジを履いているからそれはしょうがないとして、写真撮影業一筋の人たちがそんな感じなのだ。だから、もしかすると僕は、はからずも良い選択をしてきているのかも知れない。

考えてみると、オーディオショップの店員も似た状況だ。今50才ぐらいでキャリア30年ほどになる大手オーディオショップの店員氏は60才の定年まで勤め上げてフィニッシュできるのかどうか、近頃はあやうく怪しくなってきている。だって、PCオーディオときたら、客の方がよく知っているんだから、そして、ショップの店員さんはほとんど何もわかっていない上に、かなり若い人でも知識を得ようとさえしていない。世の中はもうすでに変化しているというのに、本気で試してみてもいないのだからどうしようもない。

さて、今週末か日曜日は2010年最後か最後から二回目のマーマレード作りかな。夏みかんは注文したので、届いたら作って発送しよう。今年の夏みかんは、こんな天候なのでちょっと苦みが強いようなので、いつもより多めにアク抜き作業を行っている。  2010.6.3

スタジオの改装をして、この夏で丸四年だ。2006年秋、テンダリーズのコンサートから始まって、モアさんのJAZZ喫茶、RockDay、DJをむかえての音楽喫茶、Firefaceコンサートやセミナー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、毎週火曜日夜の音楽喫茶 などなど、音楽とオーディオだけでもこの四年間色々なことを試みてきた。そして、多くの方に協力していただいた。でも、とんでもない不況にはなるし、そうそう僕が頭の中で思い描いている通りには進まない。いつぞやも書いた通り、色々な意味で去年一昨年は最悪だった。でももちろん、同じぐらい良かったことも沢山あるし、今年はそろそろ良い流れが始まりそうな気がする。

例えばマーマレード作りにしてもそうだ。販売を始めて今年で三年目なのだが、去年初めて買って気に入ってくれた人が今年も買ってくれて、メールをくれた。

山本様  なめらかで甘すぎず、ほろりと苦さ感じつつ、今朝、パンで美味しくいただきました。ブログで拝見した、バゲット&マーマレードの写真がとても美しかった!  巡る季節の中で、毎年続ける作業、ジャム作りもそのひとつなんですね。今年は、さわやかな夏みかんの香りを嗅ぎながら何度くらい繰り返すのだろうかと...思いました。

やっぱり、やり続けないとことにはわかってもらえない。だから、時間がかかる。

SACDプレーヤーと10MのクロックとフェーズテックのHD-7AとFireface、それと二台のディスクドライブをどのように置くかということを、もう一年間ぐらい考えているのだが、良いアイデアがない。どうしたものかなあ、、、。  2010.6.4

Fireface400やUCは1Uのハーフサイズなんだけど、オーディオ用に据置きで使うなら、Firefaceをマウントするラックがあればいいなと考えている。何かうまい方法はないのかな。

アラウンド・ロバート・ワイアットの中でヤエル・ナイムが歌っている、「Shipbuilding」という歌は、文字通り「造船」なんだけど、エルビス・コステロの曲でフォークランド紛争の時の反戦歌なのです。ロバート・ワイアットは悲しげな声なので、同じ曲でも違ってきこえるところが大変興味深い。

今日はこのあたりの掃除をしつつ、PCオーディオ用機器の置き方をあれこれ試し始めている。良い置き方が見つかると助かるのだが、意外に難しい。MacProをやめて、27インチのiMacにしちゃえば場所ができるのだがなあ。困ったもんだ。

SACDはSACDプレーヤーじゃないとかからないし、ブルーレイディスクプレーヤーも欲しいと言えば欲しいし、そんなのみんなMacやPCで再生出来そうなもんだけど、今のところそうもいかず面倒なことになっている。僕は本当にSACDマルチの音源をPCM化してWAVファイルで保存しようかと考えている。

この1〜2年、ラジオからきこえてくる山下達郎の歌が妙に演歌っぽいというか、リキが入っていると感じるのは僕だけだろうか? もう15年ぐらい前、中島みゆきの歌をきいて「軍歌みたいだなあ」と思った感じに近い。

そろそろ扇風機が欲しいなと思ったりする。僕はずっとナショナルの立体首振りの扇風機を愛用していたのだが、改装後「もう使わないかな」と思って、ちょうど修理したばかりの扇風機をある人にプレゼントした。これはとても喜んでくれたので、失敗したなどとは思っていない。でも、その後、やっぱり扇風機が欲しいと思って調べてみると、立体首振りの扇風機ってほとんど存在せず、何と今は立体首振り扇風機の新品は1機種もないのだった。

近頃は変わったデザインの扇風機がいくつか出ている。一番変わっているのはやっぱり羽根のないdysonだろう。あれで音が静かなら無理してでも買ってしまうところだが、スリットを通るので音がちょっと大きそう。そしてカッコいい扇風機は高価だ。僕が使っていた立体首振りナショナルも1994年に18000円もしたので、扇風機としては高価だと思うけど、あれは静かでしかも高性能だった。今売られている凝ったデザインの扇風機はその二倍ぐらいの値段で、「そういうのもイヤだしな」と思っているところ。

一時間半ほど汗をかき、掃除機を使い、上の写真のような状態になった。少しスッキリしたかな。  2010.6.5

すごくヒマだったので、夜の食事後久しぶりにTVを見てみてようと思って、iPhoneの産経新聞でTVの番組表を見たら、9時から「Sex And The City」をやっていた。近々「2」が公開みたいだしね。TV版は、かつてWOWOWに入っていたときによく見てたけど、映画は見てなかったのだった。そして普段は見ることのないTVで遅ればせながら見た。前にも書いたと思うけど、やたらと男と関係を持つ役の女性がマーク・レヴィンソンの元奥さんだ。映画版のストーリーは想像していたものよりマトモだった。そのあと、チャンネルを移動したら「上海バンスキング」をやっていたので、これも見た。そういうわけで昨夜から今日はTVの日ってことになった。僕はTVチューナーとAVアンプとプロジェクターでTVを見ているので、何ヶ月かに一回はちゃんと映ることを確認しておきたい。メインの音声はAVアンプのプリアウトをフェーズテックのCA-3に入れている。

この二〜三日なんか身体がダルくてヘンだなあと思っていたのだが、ごく軽い風邪らしい。この季節になってもまだ作っているジンジャーシロップでも飲んで、今日は早めに寝よう。明日はマーマレード作りの日だ。これが今年最後から二回目になる予定です。  2010.6.6

オーディオに興味をもって、もう40年ぐらいになる。。音楽にしてもオーディオにしても、自分の好みそのものがわからなかったから、最初のうちはわけがわからずやっていた。正に闇雲というやつだ。

「StudioK'sで音と戯れる会」は、こんな会があったらいいなあと思って作った。オーディオも音楽(ライブとかソフトとか)も年々複雑になってきていて、「これが絶対」というものがなくなっている。20年30年前に比べると、オーディオに対する要求が多岐にわたっているし、より高度なバランスを求められている。そんな感じだ。有名で高価な機器ならOKなんていう単純な図式ではやれなくなっている。だから、実はすごく楽しめるのだ。

僕の20代はCDがなかったし、MCカートリッジもまだこれからだった。そしてもちろん、普通の人は海外製アンプやスピーカーなんて買えなかった。音楽もものすごく限られたものを楽しんでいて、それで充分だった。わかりやすく書くと、サザエさん一家の時代だったのだ。お父さんは定時に会社から家に帰り、雨が降ると子供が傘を持って改札口で待っている。サザエさんは多分1960年代だと思うが、まだそういう時代の名残があるオーディオだった。

StudioK'sを始めてこの8月で13年だが、この13年間、オーディオに関して出来得る限りのことを試し、体験してきた。それでつくづく思うのは、「オーディオに絶対や完璧はない」ということだ。

そして今はものすごく多くの楽しみがある。きこうと思えばSPだってOKだし、魅力的なモノラル録音のLPもあるし、もちろん高音質なLPもあるし普通のLPもある、CDも配信音楽も、SACDもDVDAudioもあるし、ハイレゾのデータもボチボチ出始めている。今年も五月一日はアナログの4chをきかせてもらい、これだけあれこれ体験している人たちが、「アナログの4chってこんなに良い音だったのか」と驚いている。そんな状態って考えられないと思うのだ。でも、おかげさまでStudioK'sではこういうことが体験できる。PCオーディオもやっているが、それだけやっているわけじゃない。そしてもちろん音楽を楽しんでいる。

HMV渋谷が閉店だそうだ。つまり路面店ではCDが売れないってことですね。みんなで集まって音楽きくのも楽しいと思うけどね。  2010.6.7

MACって、PLACEBOのブライアン・モルコが愛用していて、スポンサーになってくれたら嬉しいって言っていた化粧品のメーカーじゃなかったかな。そのサイトにレディガガとテレンス・コーの映像があった。メッセージってところ見てね。好き嫌いはわかれるだろうなあ、でも僕はこういう表現がきらいじゃない。

8日の音楽喫茶はチーズシフォンケーキの予定です。みんなで一緒に音楽をきくのは楽しいと思うんだけど、そう思いませんか? 知らないソフトを教えてもらったり、モノラルのLPをきいたりと、戯れる会にしろ音楽喫茶にしろ時々でも来ていたら、きっと新しい何かに出会えると思う。

先々月、中国料理を習いに行ったら、先生が赤飯を作っていた。作り方は僕と同じで「蒸しおこわ」だが、そこで僕は思いがけない光景を見た。先生が途中でフタを開けてシャモジでかき回していたのだ。僕は何故かそういうことをしたことがなくて、赤飯は長時間水に浸すのでOKだが、中華風おこわを作る時には少しムラができる。そうか、途中でかきましちゃえばいいんだ。炊き込みご飯なんか、僕はよくかき回しているのに、蒸すときは何故かそれをやっていなかった。思い込みってのはまあそんなもんでして、他人のやり方を見るだけで参考になったり、ひらめいたりするものです。だから、一人でやっているのは限界があると思う。

料理教室で僕は何人かの人に料理を教えてきているのだが、例えば一昨年はフードプロセッサーを五台買って使ってみた。もちろん料理教室に来ていた人たちもあれこれ使ってみて、結局一番安いテスコム(Amazonで3800円ぐらい)が最も使いやすいことを確認し、彼らはテスコムを買った。僕は一番安いテスコムと一番高いAmwayを残して、他は全部処分した。Amwayのフードプロセッサーは一年に三回ほど活躍する。いつぞや、Genessis特集のRockDayで僕は焼きたてのスコーンを作って出したのだが、あの時はAmwayのフードプロセッサーが役立った。でも、普段はほとんどテスコムで間に合うので、テスコムは週に3〜5回ぐらい出番がある。あれはホントにおすすめです。

そういうわけで、今週はジンジャーシロップを作る際、固い生姜をおろす道具と搾る道具を各二種類合計四種類手に入れて対決させる予定だ。これって、オーディオマニアがアンプやカートリッジの比較試聴をしているのと何ら変わりがない。

なんて書いていたら、iPhone4が発表ですね。薄くなったのかあ、僕はこれまでのポッテリしたデザインが好みではないので、iPhone4は素直にいいなあと思う。16GBが199ドルね。こいつはやばい。6/24発売か、秋を待たずにいきたくなるぐらいやばい。そんなことしたら、大バカだねホントに。まあ、僕のiPhone3Gは二年前の8月末からだから、せめてキッカリ二年は使いましょう。

コンパクトデジカメを買うことが出来たら、僕はこのカードを買うつもりです。レビューを読んでみても絶対に便利だと思うのだがどうでしょう? コンパクトフラッシュでこの機能がついているものがあったらいいんだけどな。

コンパクトデジカメも欲しいし、iPhoneも新型が出たし、物欲への刺激はとどまるところを知りませんね。まずいなあ。すでにシフォンケーキも焼いて冷ましているし、3時間ほど空いたので銀座に出かけてこようかな。

銀座に行ってLEKIの伸縮ストックのパーツを買ってきた。山は四つ足で歩くことにしよう。  2010.6.8

田中希美男さんは今日のPhoto of the Day の中で、ソニーのNEX-3とNEX-5の第一印象について、3で充分、3の方がオーソドックスで良いと思ったと、僕と同じ感想を述べている。だが、実際に使ってみると5の方が断然良いと書いている。そうなのかなあ。そして、ソニーは「僕にはさっぱり予想のつかない展開を考えているようでーそれが実に気になる」と書いているのだが、ソニーはこのカメラでどんな展開をもくろんでいるというのだろう? 

こんな音は初めてって感じの、重量感のある音がする。憧れの845と300Bだ。

重量感があるっていうことは、つまり声なんかもね、実体感がある。このアンプだとL-65からこれまできいたことのない、イブニングドレスを着ているみたいな、すごくゴージャスな音で鳴る。濃い音なんだけど、シンバルだのギターのピッキングが甘いなんてことはなくて、エッジが立っていてチャリーンと良い感じで鳴る。Let's noteとiTunesなんだけどね、そんなの関係ないって感じ。音が良くなる要因ってのは沢山ある。例えば、iPodの音が大したことないとか言っても、アイコンモバイルを付けると音質が格段にアップするような感じと共通する。なるほどなあ。こいつは今度の日曜日のイベントが楽しみになってきたぞ。理屈はどうせわからないけど、音の違いや音の良さは、きけばわかってもらえると思う。オーディオは楽しいなあ。無料にせよ有料にせよ、実際に何十人かの人たちとこういう体験を共有出来るのはとても有益だと思う。  2010.6.9

これまで僕が試聴したUSBケーブルで気に入ったのは、ワイヤーワールドの赤と紫、それからトランスペアレント、この三種類だ。もちろん他にも音の良い物があるのだろうけど、僕は自分できいていないから、今のところおすすめはこの三種類だ。で、三種類を一本ずつ買ったので、今度の戯れる会例会ではこの三本と秋葉原の平方電気製(ベルデンだと思う)、合計4本の比較試聴をやろうかと思っている。ゾノトーンからも「四月になったら持ってくね」という電話をもらったが、それっきりになっているので残念ながらここには不参加だ。こういう比較試聴ってのは、料理教室でフードプロセッサーを使ってみているようなものです。

色々なアプリがあるiPhoneやiPod touch だけど、低周波治療器にしちゃうアプリはないよね。ヘッドフォン端子から線が延びてブルブルさせて腰痛や肩こりが治ったらすごいですね。オムロンが作って売ったらいいのにね。良いアイディアだと思いません?

一年ぶりぐらいでAkibaのヨドバシカメラに行ってみた。ソニーのNEXはすごく横に細長でレンズが大きかった。なるほどねえ。平日の昼間だというのに、カメラ売り場は人が沢山いて、説明する店員も沢山いた。リコーのGXRも触ってきた。GXRは最高に持ちやすい。リコーはものすごくオーソドックスで、ソニーはお節介な感じと言うか、写真の撮り方マニュアルみたいなものが出てくるのが鬱陶しかった。ソニーはそういうようなことをやろうとしているのかな?

そして,USBオーディオコーナーってのにも行ってみた。FirefaceもフェーズテックのHD-7Aも置いてあって、確かに「PCオーディオfan」の1と2があって自由に読めるようになっていた。

音楽をきくのにはこんなに良い時代なんだから、メーカー、販売店、愛好者、雑誌、みんなでいろいろ力を合わせて少しでも盛り上げてゆきたい。  2010.6.11

というわけで、今日は朝一番でフォーカルの「ディアブロ」というスピーカーがやってきた。なんかすごく良さそうでワクワクする。昔のように、CDプレーヤーにあまりお金をかけなくてもOKなんだから、余剰金はアンプやスピーカーにまわせるわけだ。

さて、これから二日間僕が鳴らして当日を迎えることになる。そのぐらい手をかけたイベントじゃなくちゃダメだよね。ちょっと音を出してみたところでは、さすがに高級スピーカーって感じの可能性を感じさせる。が、けっこう手強い、、、、。これはやばいかも。オーディオは闘いだなあ。

まあ、三階の大家さんちは今日も朝からガタガタ、ガリガリ、トントンとやっているから、この程度で苦情が来ることはないだろう。   汗。

いやしかし、ディアブロ君は上品なのになかなか音が強い。今、PLACEBOを大音量でかけているが、「まだまだ、どんとこい」みたいな感じだ、でも徐々に態度が変わってきている。しかし、今日はTwitterみたいだな。

そして、次はモノラルLPっていうのはどうかな? これは効くだろう。

やっぱりレディガガは最高です。エグイところはおいといて、途中、髪をオールバックにしたショットの美しいこと。あの美しさでやられちゃいます。マドンナも昔「VOGUE」のPVの中でアイスクリームのコーンみたいなブラジャーしてたけど、レディガガは機関銃だから笑ってしまいました。パクリ? パロディ? まあこうやって進歩、進化してゆくものさ。そして、最後のシーンの恐いこと。

カエターノ・ヴェローゾ五連発ぐらいでかなり良い子になってきて、かなり心を開いてきた感じ、明日一日あるから、さらに仲良くなれるだろう。楽しいけど辛い。こちらも、だんだん好きになってきつつある。  2010.6.11

秋には「これをきいたらあなたもRock通」みたいなイベントを展開したい。つまり、グラムロックと言えばこのあたり、パンクならこれが元祖、ハードロックならこれはきいておこうぜ、ヘビメタの代表と言えばこれ、みたいなことを出来る限り高音質&爆音で体験するという企画です。

昔はJBL対タンノイとか、マッキン対マランツとか、ビートルズ対ストーンズみたいな単純な図式があって、割と楽だった。今はもっと複雑だし、昔と違って全部好きも成り立つ時代かな。だからこそ、ちゃんと全部を俯瞰してきいてみようという企画をやりたいと考えている。

明け方ひどい夢を見た。信頼している相手にことごとく、これでもかこれでもかと意地悪をされ、夢の中で途方に暮れていた。まったく、夢でもあんな目にはあいたくない。

午前11時に歯医者へ行き、自転車で30分、戻って約一時間自転車に乗り、麻酔で一部痺れた口の中に流動食を流し込んだ後、スタジオの床に寝転がって音楽をきいた。フォーカルの「ディアブロ」できくヴァイオリンはなかなかのもので、JBL L-65ともミニマアマトールとも違う、もっと現代的な表現なのだが、実に魅力的だったので、今度はまともな夢を見ながら昼寝をした。昨日はどうなることかと思ったが、徐々に明日が楽しみになってきた。

きき慣れている、それこそ何十年も前からきき続けている音楽、例えばサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」のピアノなどで、「へえ、こんな音だったのか」と思ったりして、なかなか新鮮な体験をさせてもらっている。画像で言うと、ハイライトから中間調のディテールが細かい感じの音だと思うのだが、これを明日はPCオーディオと共に皆さんに体験していただきましょう。

そして仕上げは、モノーラルLPでどう? 来週の音楽喫茶でかける予定のLPです。さて、明日にそなえて(と言っても明日の僕は管理人で、特に出番はないのだが)今日は早めに寝ようっと。  2010.6.12

さて11時、スタッフがやってきて準備を始めている。

初心者向け「PCオーディオ導入セミナー」が終わった。とにかくすごい熱気だった。またやりましょう。フォーカルの「ディアブロ」もなかなか良く鳴ってくれたので良かった。やっぱり扇風機が必要だなと思った。

StereoSound誌の最新号を読んだ。とても面白かった。今日も一日あれこれ疲れたから早めに寝よう。  2010.6.13

これは13時〜第一部の様子で、参加者は20人だったが、写真に写っていない左側と後ろの方に、お客さん以外の(関係者&報道陣?)が僕を含めて10人以上という状態だった。こんなに暑かったのは去年の9月紙ジャケのビートルズリマスター盤イベントで46人集まった時以来だった。もちろん第二部もあったわけで、とても盛況で皆さんに喜んでもらえた。

今夜はiPhone+アイコンモバイル、AKGのヘッドフォンで音楽をきいている。この数日、今日の夕方まで目一杯スピーカーからの音を楽しんだ。そして、今日の昼間Amazonに注文していたCDが届いたので、これを早速リッピングしてiPhoneできいている。以前から買おうと思っていて、そのままになっていた「TheVirgins」のCDだ。もう何年も前から僕は「RichGirls」をきいていて、アルバムを買おうと思っていたのだった。きいてみると実にゴキゲンなアルバムで僕のおすすめです。僕にも好みはあるらしく、TheVirginsは好みの中に入ってくるバンドだ。去年のフジロックに来ていたんだなあ。知らなかった。

明日も夜は音楽喫茶で、バナナシフォンケーキの予定です。今年最後になるかも知れないマーマレードのために夏みかんを注文してすでに一週間ぐらい経っているのだが、まだ送られてこない。今日あたり届くかと思っていたのだが、何故かなあ。去年の記録を見ると、6月の20日頃に最後のマーマレードを作っているので、まあ、ことしもこれで最後か、もし注文があれば、あと二回になるかどうかというところだ。

やっぱりサッカー見ようっと。でも、このパワーアンプじゃもったいないからトランジスタアンプにしよう。   2010.6.14

いい試合だった。勝つのってすごく気分が良い。四年前の何となく浮ついた感じと違って明らかに進化している。そして、運も味方した。

やっぱり結果を出さないことにはどうしようもないってことだ。

Mac miniが新しくなった。これまでのとどっちがいいんだろう? i5とかになるのかと思ったらそうではなかった。メモリは正式に8GBまで対応になったがその他の変更はどうだろう。なんとなく旧型の方が良さそうな気もするのだが、わからない。  2010.6.15

今日から数週間、水曜日の夜、某美大にデジタル一眼レフレフカメラの使い方を教えに行く。もう何年目だろう。毎年状況が変化しているので、それに合わせて教える内容も変化するので、今年はどうしようかなと考えている。

先日行われた、フェーズテック社主催の「初心者向けPCオーディオ入門セミナー」で角田郁雄氏のお話をきいていて、「その通りです」と同意したのは、「急がずゆっくりやろう」ということだった。みんな真面目だから、AよりB、BよりCみたいな感じでどんどん進めようとするのだが、そういう方法で突き進むことを楽しめる人はどんどん行ってもらうとして、新しい方式で新しい音なんだしそこのところを充分堪能してもらった方が良い。僕だってここまで来るのに4年も5年もかかっている。「PCオーディオをやり始めてオーディオが嫌いになったりしないよう、ゆったりした気持で楽しんで欲しい」という心優しい説明があり、その通りだと思った。

いくら良い音でも、面倒だったり不安定だったりと使い手に負担を強いる方式は好ましくない。まあでも、岩壁登って頂上に立ちたい人もいるし、尾根道を歩きたい人もいるので何とも言えませんけどね。

アナログの再生もそうなんだけど、いきなり最初からガラード買ったり、リニアトラッキングのプレーヤーに最新高級カートリッジなんかで始めるのは、全然幸福じゃないでしょ。寿命があと1年というのならまた話は別だけど、若い人がこれから始めるのなら、MMカートリッジでもいいし、DL103でもいいし、そのあたりからごく普通のプレーヤーを誰かのお下がりかなんかで使って始めて、徐々に「おー、古いオルトフォンもいいね」とかAT-33MLあたりを安く買って使ってみたりしながら楽しんでいった方が、グーッと個人の裾野が広がると思う。そんな点から考えて、PCオーディオでもやっぱりiTunesが基本だと思う。

先日の845を使った真空管パワーアンプはフェーズテック社製でまだ未発表(推定価格ペアで500万円?)の物なんだけど、すごい音だった。出力は40Wなのだが、強力な支配力とでも言おうか、「JBL L-65がこんな風に鳴るのか!と驚く音質だった。音質だけじゃなくて、空間感も実に良かった。もちろん買うなんてことは出来ないのだが、確かな目標の一つになった。もっと小型で、僕にも何とか買える程度の値段で、消費電力も少ない、そして同じぐらい音の良いパワーアンプを探してみたい。そんな気になった。

デジカメの先生をやって帰ってきた。初日はちょっと疲れるけど、徐々に楽になっていって来月の今頃には終わる。  2010.6.16

携帯電話を使い始めて何年になるだろう。16年ぐらいだろうか。これまで使った携帯電話の中でiPhoneほど毎日毎日長時間、色々な用途に使った物はない。使い始めて二年弱だが、本当に朝から晩まで毎日一緒だった。携帯電話としての使用よりも、メールのチェックやWebのブラウジング、Skypeを使って普通の電話の子機として、iPodとして音楽再生、近頃はFMチューナーにもなってしまうし、辞書として地図として、計算機や文章書きなどでも本当によく使った。10徳ナイフなんてまともに使えたためしがないけれど、iPhoneは10徳携帯以上だ。だから、今となってはすごく高い本体の割賦料金を払い続けてきていて、それに対する不満もあるけど、使い倒しているし故障もしていないからいいやと思っている。

だから、僕としてはiPadよりもiPhone4に強く惹かれる。今使っているiPhone3Gでもそれほど不満はないけど、アプリの立ち上がりが遅かったり、反応が鈍いので誤操作をすることがよくある。GPSは付いているが、地磁気センサーが入っていないので、本当に知らない土地に行くと地図が役に立たないことがある。そんなあたりが不満と言えば不満かな。でも、それももうあと数ヶ月で解決だと思うと、古い3Gがかわいらしく感じられる。どこも壊れていないのに使わなくなるのも可愛そうだけど、iPhone4に買い換えるまでのあと数ヶ月、二年間ペットみたいに一緒だったiPhone3Gを「ごくろうさん」という気持で使おうかなと思っている。

最近気に入っているアプリはEvernoteかな。原稿の下書きに使えるし、思いついたことを音声で記録できるし、写真でのメモがとれ、位置情報も記録されるところが実に優秀だ。

今日は朝からシフォンケーキを二つ作りつつ今年最後のマーマレードを作っている。朝9時半からほとんど休みなしで多分全部終わるのは17時過ぎだろう。それまでに作らないと宅急便の発送に間に合わない。今も、焼きそばを食べながら5分間でこれをアップロードしている。そんなわけで、ずっと厨房でJ-Waveをきいているのだが、煮詰める作業が始まったらiTunesにしよう。TheVirginsをききながら最後のマーマレードを作る。

今度の戯れる会例会ではUSBケーブルの試聴をやろうと思っているのだが、ワイヤーワールド2種、トランスペアレント1種に加えて、手作りケーブル1種、平方電気製ベルデンの物と「無理矢理作ってみましたカテゴリー7のUSBケーブル」というのが急遽参加することになった。さて、どういった結果になるのだろう。楽しみだ。

今年最後のマーマレード作りが終わった。あとはまた来年ですね。今日は暑かったしハードだった。内容は何にせよ、働くってのは気持の良いことだと思う。いつまで続くのかわからないけど、僕の作った物を好んでくれて注文がきて、僕自身の身体が動く限りはやり続けようと思っている。さあ、これでガスコンロのまわりがきれいに片付くなあ。オーディオもカメラも調理器具もとにかくよく使っていると思う。

ジンジャーシロップを作るためのジューサーは「鈴木式電動ジューサー」でいくことにした。「鈴木式手動ジューサー」もあるのだが、両手が使えるので、普段は電動を使って、手動は予備に持っておくことにした。これらのおかげで、2kgの生姜から1.75kg以上の生姜絞り汁がとれるようになった。最初の頃は1.45kgぐらいだったから、なかなかの進歩だ。そして音も静かになった。生姜は固いからとても苦労したのだが、この一ヶ月ほどで、このあたりのことが解決したのは嬉しい。冬はもちろんだが、この暑かったり涼しかったりする季節もジョンジャーシロップは身体に良いと思う。

シフォンケーキも、なんだかんだで四年作ってきてやっとこのところ安定してきているし、マーマレードも毎年微妙に作り方を改善して、一昨年よりも去年の方がスムーズだったし、今年はもっと作り方が上手くなってきている。もちろんジンジャーシロップもそうだ。すべて最善を尽くしているわけだけど、色々な目にあってはあれこれ考えて、その都度より良い方向に進んでいる。そんなわけで、とにかく時間がかかる。今夜はエアコンをかけてパワーアンプのスイッチを入れてゆっくり音楽を楽しもう。

昼間は厨房でTheVirgins、そして「Velvet Goldmine」のサウンドトラックなどをきいていたのだが、夜はメインのシステムで音楽を楽しんでいる。毎年、夏日になると必ずききたくなるのがカエターノ・ヴェローゾの「Joia」だ。なんでかなあ。裸のジャケットだからってわけではないと思う。爽やかな感じのアルバムだからじゃないかな。


これはご近所にあるサッカーミュージアムの建物です。あの一勝で、サッカー協会の建物もいつも買い物に行ってる魚屋さんや肉屋やスーパー加賀屋があるサッカー通りも輝いて見えるから不思議だ。今朝スタジオに来る前に買い物をしに行ってiPhoneでこの写真を撮っていたら、歩いてきた男の人が僕の顔を見て「ニヤリ」と笑った。僕も心の中でニヤリとした。勝ちゃあいいってことじゃないんだけど、やっぱり勝たないとダメなんだ。

TheVirginsの映像はなかなか良いのがなくて、沢山あるにはあるので色々探したんだけどこれがまあまあかなあ。何ともローファイというのか、安っぽい感じがいいんだけど、実にキャッチーなベースでYoutubeでもベースのカバーを上げている人が多い曲です。ドラムのお兄さんもチャキチャキしてて、僕はけっこう長いことこの曲を愛聴しているのでした。  2010.6.17

昨日aetから新しい電源ケーブルが届いた。このところ一本40万円近くする電源ケーブルなんてのを出していたわけだから、25万2千円でも安いのを出したのかと思ったりするのであるが、そうではなく2万5千200円で「HHS AC EVD」というものだった。よし、今日明日と通電後、早速戯れる会で巡回試聴に出そう。

今日は久しぶりに少し時間があるので、昼はバゲットを四本焼いて、それを食べに来るお客さんが二人、男女二人合わせて一〇八才。僕を入れると一六六才。いいでしょう? 僕を除けば自分の力で何億円も生み出してきた人たちです。そういうわけで、昨日のうちにバゲットの元を捏ねておいて、朝一でパンチを入れ、11時半ぐらいから成形している。キャロットスープも作ったし、あとは焼くだけだ。

TheVirginsはヘッドフォンできくと最高に良い。ヘッドフォンだと笑いが止まらなくなるほど涙が出るほど良いのに、でも、スピーカーからだとこの感動はない。これが何とやらというやつなんでしょうかね。いいじゃん、ヘッドフォンでこんなに良い音ならヘッドフォンできけばいいんですよ。そういう文化なんでしょきっと。郷にいれば郷に従う余裕ってやつも必要です。僕はヘッドフォン大好きだしね。

でもそんな時、iTunesのイコライザでDanceあたりにするとヘッドフォンの感じに近づく。普段はイコライザを使おうとは思わないけれど、毒も薬もうまく使えば良いと思う。魅力的な安っぽい音を出すのもけっこう難しい。これは僕にとってけっこう重要で、ドレスアップは出来ても、上手なドレスダウンが出来ないのはカッコイイとは言えない。やっぱり不良な格好良さがなくちゃね。

明日は戯れる会例会で夜は第二部なんだけど、8時半からオランダ戦だからスタジオの145インチ画面で観戦かな。  2010.6.18

昨夜は神保町にいる弁護士の友人と一年ぶりのカラオケに行ったが、半分ぐらいは話をしていた。奴は「オランダ戦、一応勝ちにいって、最終的に1対1で引き分け、が理想」だという。そうだね、そこに持ち込めれば快挙だ。僕はサッカー観戦を嫌いじゃないのだが、TVで見るのはテニスが一番好きだという話をした。以前も書いたけどテニスはクールなのだ。国際式ボクシングもクールだと思う。もちろんそこがいいんだと思うけど、サッカーは格闘技っぽくてすごく人間くさい。陰でユニフォーム引っ張ってたりするし、足を引っかけられた振りして転倒してペナルティもらったりとか、いや、ホントにサッカーはそこがまた楽しいんですけどね。頑張れナダル。

新型MacminiはMacProの代わりに使えるかなあ。などと一応考えてみている。

いい試合だったと思うけど、残念でしたね、オランダ戦。戯れる会例会が終わった後6人で見た。大画面でみんなで見るのは楽しい。でも、次のデンマーク戦25日の午前3時半じゃみんなで集まって見るってわけにもいかない。  2010.6.19

昨日の戯れる会例会で比較試聴したUSBケーブルはこれらです。ワイヤーワールドの紫と赤、トランスペアレント、そして平方電気製が二種(ベルデンとカテゴリー7)、この他にもう一本「ワイヤーワールドの赤なんかメじゃない」と自称する自作USBケーブルが参加予定だったが、家に忘れてきたとかで不参加となった。

今年も納めたJASRAC。  2010.6.21

僕は毎日よくMacを使っているけれど、さほど重たい作業はやっていなくて、MacProである必要はないと思っている。この数年間はオーディオのことでいくつか確かめたいことがあって、確かにMacProが役に立った。でも、もういいんじゃないかなあ。そんなことを思い始めている。確かに堂々とした音ではあるが、音楽専用でMacProを使う気はないし、それなりに発熱も多く夏はけっこう暑いのでちょっと路線変更をしたい。

秋葉原の平方電気製「カテゴリー7 USBケーブル」は、元の線をバラして作ってあるのでそれほど硬くも太くもなかった。試作品なので値段はよくわからないが、音は高解像度系でワイヤーワールドの赤といい勝負ってところかな。問い合わせは (03) 3253 3054 まで。

銀座のリコーに行って、GXRのボディとA12 50mmマクロ相当とA1028-300mm相当のカメラユニットを貸してもらい、試しにあれこれ写してみた。使い慣れていないのでちょっととまどっているけど、印象は良い。ただまあA12はまあまあ大きくなるし、大きさってことで言うと、iPhoneのカメラにズームが付いてくれればそれが一番?

明日の夜は音楽喫茶をやりますので、暑いけど音楽をききに来て下さい。  2010.6.21

iPhoneのOSがiOS4になったので、早速アップデートする。僕のは3Gなのでマルチタスクは出来ないけど、以前も書いた辞書機能が向上しているそうなので、期待している。フリック入力を使い始めてから、僕はiPhoneですごく頻繁にすごく沢山文を書いているのです。電車に乗りながら文を書いていたり、ちょっと思いついた時に書きとめて、それをMacBookAirに送ったり、最近ではEvernoteで共有している。iPhoneとiPadやMacの関係というか連携はとてもよく出来ている。いずれにしてもiPhone4に移行するのだが、今使っている3GがOSのアップデートで使いやすくなり、そんなこんなで二ヶ月三ヶ月凌げるのかも知れない。

銀座のAppleストアに行くと、iPadで画面を滑らせている人が山のようにいた。その奥の方にひっそりと1台だけ置いてあった新型Macminiの前で店員さんに「これって64bitで起動しますか?」と聞いたら「する」と言う。「ホントにする?」「じゃあやってみよう」ということになり、キーボードの6と4を押して再起動し、かなり待たされた後起動した画面からシステムプロファイラを見ると、確かに64bit起動が「はい」になっていた。そういうこともあって将来(年内が目標)僕のメインMacはMacminiになると思う。それが実現すればMacProの大きさから逃れられるし、発熱からも逃れられる。僕にとってそれはとても好ましい。大げさな物は確かに頼りがいがあるし、堅牢さも魅力だけど、庶民なもんで、安くて小さいやつの方が好きだなあ。アンプはバイアンプが限度だし、レコードプレーヤーもでかいのはイヤだし、カメラはEOS7Dでもちょっと大きいなと思うぐらいだし、もっと爺さんになったらボーズレーサー風のクルマに乗りたいと思う。HONDAのCR-Zは先日始めて実物を見たけど、なんて言うんでしょう、未来的なカッコになっていた。写真より実物の方が良かったけど、僕は古いイタリア車的なスポーツカーのデザインが好きだから、HONDAだとデルソル的なスタイルが好きだった。あのデザインでもう一歩質感というか高級感があれば完璧なんだけどね。自動車って都市に住んでいると、毎日は必要ないので、料金が少しぐらい高くてもいいから、近所にそういうタイプのクルマのレンタルショップがあればなあと思う。ポルシェやフェラーリは要らないから、車両価格が300万程度の遊びクルマ、例えばスマートのオープンタイプのやつとか、CR-Zとか、ロードスターとか、そういうのを一日いくらで貸してくれれば一年に5回ぐらいは利用するんだけどね。

朝からiPhoneのOSをアップデートして、シフォンケーキを二個焼き、バゲットを二本焼き終わったので、今日はそろそろ落ち着いて音楽をきこうかと思っている。夜は音楽喫茶だけど、お客さん来てくれるかなあとちょっと心配気分。原稿書きもあるし、今季はなるべく早めに原稿を書き上げるパターンに持ち込みたい。

立体首振りでほとんど無音のファン。これはサンヨー製ですが、やはり何年か前に生産完了になっているので、余っている在庫か中古で探すしかない。ナショナルにしてもサンヨーにしても、性能は最高に良いのだが、多分こんな普通の家電的デザインの扇風機に2万円近く出す人はいないのだろう。だから売れなくて製造中止になってしまう。だけど、一方でdysonやグリーンファンは3万数千円もして一部の人たちにはそこそこ人気があるわけだ。このあたりが融合すればOKなのになと思う。つまり僕が買った中古のサンヨーがあと一歩デザイン的に優れていれば百点なんだけどね、家電デザインの底力が無いというか、ありきたりの物しか出せないのは上司の頭が固いんだろうきっと。

数人までなら、冷房の風量を最弱にして室温は28度ぐらいに設定して、この扇風機をゆっくり回しているのが一番快適だ。先日、フェーズテック社のイベントの時のように、大人が30数人集まると暑い。しかもあの時は消費電力500wのパワーアンプだったしね。人間一人は60w分の発熱と言われているが、20人くらいまでなら、ちゃんと涼しくなるから、エアコンが壊れているわけではない。室内の発熱の方が大きいのだ。建物の内側に作った壁には断熱材もたっぷり入っているから、ある段階を越えると目一杯エアコンを回しても追いつかなくなる。改装前はこんなに人が集まる事はなかったからなあ。今使っているエアコンは、13年前にStudioK'sを始めた時に設置した物で、60万円ぐらいかかった記憶がある。多分今はもっと安くなっていると思うけど、壊れてもいないのに買い換えるわけにもいかない。そういうわけで扇風機の必要性を感じたのでした。とりあえず、扇風機で凌いでみましょう。  2010.6.22

iPhoneのOSがiOS4になったので、早速インストールして使ってみると沢山のことが便利になっている。例えば、iPadのMapで住所を入れて検索すると、地図上に赤いピンが落ちてきて、その時に出てくる黒い枠の左側の赤い人間マークをタップすると画面がストリートビューになり、なかなかすごいなと思ったのだが、僕のiPhoneでもまったく同じ事ができるようになった。もちろん外国でも出てくる。と言うか、Apple本社から見れば、アジアでもアフリカでも(多分)表示されるが正しい。明らかに時代は変化している。だが、扇風機は立体首振りに限る。

今年で6年目になる某美大でのデジカメ講師、二回目が終わった。あと二回360分教えに行くのだが、二回終わるとすごく気が楽になる。そういうわけで、今夜は少しスッキリ、学生たちはみんな真面目で才能に溢れていてかわいい。

明日は朝からジンジャーシロップを作って、午後は打合せで出かけ、夜は岩波ホールで映画を見ようかなと思っている。  2010.6.23

今晩11時台にスタジオK'sに来てくれれば、夜中なのであまり大音量には出来ませんが、大画面でサッカー観戦が出来ます。突然ピンポーンより、一応メールなり電話をもらってからの方が有り難いのであります。オーディオのこともあれこれやりたいけど、まずはサッカーとテニスでしょう。それが終わってから考えよう。

あ、FirefaceUCが127.800円になっている。またしばらくすると高くなっちゃうのかな。しかし、この機能でこの値段ってのはとても安いと思う。

本田!!! すごい。

遠藤!!! えらい。 守り切れよ 。

決めた岡崎もえらいけど、その前の本田のプレイが良かった。

真夜中から朝だったが、見て良かった。今年はいいことがありそうだ。

スポーツやアートは僕たちに力と希望を与えてくれる。  2010.6.25 早朝

やっぱり今朝の試合は、僕がこれまで見たサッカーの試合でもっとも気分の良いものだったと思う。あれを生で全部見ることが出来て良かったなあ。勝つとブブゼラの音も心地よくなる。きっとデンマークの人はブブゼラの音をきくとイヤな気分になるに違いない。で、次は6/29で音楽喫茶が終わった後で試合開始なのかな? それならやはり喫茶延長で観戦でしょうかね。大画面で見るのはとても楽しい。音楽もなるべくでかい音でみんなできくと楽しい。

このところ、二〜三日はSACDのマルチじゃなくて2chのソフトをきき続けている。Firefaceのアナログ入力は全部ケーブルがつながっていて、あともう一系統LRの入力が欲しいぐらいだ。まあ、抜き差しするしかないな。  2010.6.26

おいおい、君たち、まさかヘンな関係じゃないだろうね。

こんな風にしてルンバが扇風機のスイッチをONにしちゃうんだ。

理由はよくわからないのだが、このところごく普通に音楽が楽しい。音質追求はあまり無理をしていない。本田のフリーキック「入るときは入るもんです」と同じで「「良くなる時は放って置いても良くなる」そんなもんだと思う。でも好機を逃してはならない。そこのポイントをおさえられるかどうかだ。  2010.6.26

そろそろ原稿書きが始まりつつある。取材も始まりつつある。まずは健康が第一なので、食事と適度な運動が基本です。そして今日は月に一度のヨガ教室、みんなでヨガを習っている。Wiifitでヨガをやるのも良いけど、月に一度ぐらいは直接習って、普段はWiifitで練習する方が良いと思う。そういう下地と共に音楽やオーディオをやっていたい。

これ、扇風機のリモコンなんだけど、デザインってものがないよね。最低必要な操作をでかい文字で書いてある老人向けの携帯電話みたい。

そろそろ6月も終わりで、2010年も半分終わりだ。このところいくつか、悪い意味で「いい加減」になっていることがあるので、後半は色々なことをちゃんとやろうと思う。よし、決めた。  2010.6.28

朝、スタジオに入るとブーンという音がするので何かと思ったら、扇風機が「強」で回っていた。ルンバの仕業だ。

今日、田中希美男さんのBlogを見たらレンズを保護するフィルターの事が書いてあった。当然だが彼はレンズ保護用のフィルター(UVとかスカイライトなど)を使わない。アマチュア時代はともかく、写真を仕事にして以来30年、僕も保護用フィルターなんて使ったことがない。これはiPhoneやiPadの保護に薄いケースを被せるのとは違う。レンズの性能だの描写だのにうるさい人がなんでレンズの前にさほど性能が良いとは思えない幕(フィルター)入れるんだ? 録音時に鮮度を落としちゃいけないわけで、これはiTunesでイコライザを使っているのとは違うと思う。

その前日の記事「広角レンズを使って、ちょと離れて撮ったら当たり前の写真にしかならない」これもまったくその通りです。広角レンズをつけたらグッと前に出て、さらに半歩前に出るってのが常識だ。それはTVCMで40年前に篠山紀信も言っていた。写真は,描かずとも勝手に色々な物が映る(入ってくる)ので、広角を使うと画角が広いので、その勝手に入ってくるものが増え、収拾がつかず散漫な写真になることが多い。それらをうまく扱える能力があれば、広角で離れて撮ってもOKなんだけどね。

会社に勤めていると、全体決定で否応なしにやるべき事が決まりメリハリもつく。限度はあるけれど、失敗しても多少はまわりがフォローしてくれるかも知れない。フリーランスはそういうものがなく、自由度が高いのでメリハリをなくそうと思えば限りなく平板な生活も可能だ。やはり時々、自ら何かを変化させたり、気合いを入れ直したりが必要だ。2010年の後半は全般的な見直しと初心に返るような気持の引き締めを実行しよう。オーディオは、今年の後半から年末にかけて、音楽用MacやPCを再構築したいと思っている。Let's noteをやめる気はない。理由はファンレスに尽きる。

蒸し暑いなあと思っていたら夕方になって雨が降り始めた。今夜は一人でちゃんと音楽をききたい気分だ。そういう時はベートーヴェンかな。

明日は19時から音楽喫茶をやります。23時からはサッカー観戦なので、横幅3.2mの大画面で見たい方はどうぞお出で下さい。みんなで見ましょう。マルチチャンネルのブブゼラを体験して下さい。なにしろ僕たち「にわかサッカーファン」だもんね。明日は抹茶のシフォンケーキを作る予定です。  2010.6.28

昨夜音楽をきいていると、時々「ブチッ、ブチッ」というノイズが出る。定期的に出る。PCオーディオではよくこんなノイズが発生するので、何でだろうと思ってあれこれ設定やらなにやらを調べたがノイズは消えない。しょうがないから再起動でもしてみるかと思ってLet's noteを再起動してもノイズは出る。と言うことはプリか?パワーか?みたいなことを考えていたら、原因がわかった。扇風機が首を振るときに音を出していたのだ。立体首振りなので角度によって中のコードが引っ張られるらしく音が出るのだった。

思い込みってのはおそろしい。こんな調子で人間のことも悪く受け止めて思い込んだりするとえらいことになります。

蒸し暑くて、ものすごい睡眠不足だ。身体は一年ごと確実に衰えているが、せめて心は衰えさせずにいたい。そのためには、とにかく新しいことをやって、音楽、ファッションなどなど世の中で何が流行しているかを知っておく。流行とは縁がないけど、靴と洋服を沢山買った一年間だったなあ。着る物はあともうちょっとかな。

やむにやまれぬ不良や革新的確信的不良が好きで、良識ある大人が眉をひそめるようなものが大好きで、PLACEBOにしろレディガガにしろ、そういうあたりで引っかかってきている。

さて、抹茶シフォンケーキも焼いて冷ましてあることだし、午後は音楽をききつつ原稿でも書こう。夜は喫茶とサッカーだしね。

ああ、残念でした。でも見応えのあるいい試合だった。  2010.6.29 26時

夢と勇気をありがとう、サッカー日本代表。やる気が出た。何を言われようが書かれようが、結果を出すしかない。それを強く再認識させてくれた。僕は色々なタイプの音楽が好きで好きで、アナログもデジタルもMacもPCもステレオもモノラルもマルチchもみんな愛している。そして、その素晴らしさを沢山の人たちにわかってもらいたいと考えている。それに加えて、写真や映画や文学や料理やそれにまつわる道具など、諸々のものが大好きだから、こうして毎日楽しいと思うことを書き続けている。もちろん、その裏には楽しくないことや頭に来ることがほぼ同じだけある。だけど、そんなこと書いてウサをはらしてもカッコ悪いだけで、読んだ人は誰も楽しくならない。だから、それはまとめて僕の心の中にとどめておいている。

今日で6月も終わる。沢山の人に見てもらっているのに、このところ今ひとつオーディオのことが書けずにいて申し訳ない。自由に使えるお金が200万円ぐらいあれば、もう少しあれこれやれるのは事実だが、資金不足はみんな同じ、それを言っちゃおしまいだ。そこを何とかして、明日からは、出来る限りこのページのオーディオ度増量が2010年後半の目標だ。

連休明けから続いていた、大家さん宅(三階)の改装工事が昨日で終わった。昨日家賃を払いに行った時、上がらせてもらい出来上がりを見た。当然ながら全然違う好みなんだけど、「家を建てるのって楽しいものですよね」「ほんとにまったく」という会話を交わした。まだ出来上がったばかりで何も物が入っていない状態の三階から戻ってみると、僕のスペースがひどく散らかって見えた。もう少し片付けよう。

乞うご期待のパート29に突入です。


オーディオベーシック誌の最新号が発売になった。毎号いろいろと感じるところがあります。


☆色々かけたい音楽があるので、やはり火曜日の夜7時〜10時は音楽喫茶をやり続けることにしました。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。通常夜9時半から10時までの30分間はお話タイムです。ドリンクバー形式のソフトドリンク1000円 シフォンケーキ(他)500円です。


TheBeatlesUSBは、21000円台が最安になっている。ここを見ていて、安いのが出たら速攻でポチするのが正解かも。CD16枚分、しかも未だかつてきいたことのない24bit音源だ。



僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月  

 ホームへ