パート32
オーディオと映像、がんばろう日本人 パート32

JR御茶の水駅の改札口を歩くと、蛍光灯が消えていてちょっと暗いと感じるのだが、実はこれが普通で、昼間からこうこうと電気がついている方がおかしいと思う。千代田線の長いエスカレーターは4本のうち2本が止まっている。これもラッシュ時以外は止めた方がいい。そういうのを全国でやった方が良い。多分、お客も文句を言わないことだろうし。この状態をデフォルトというか、基準にして、もう少し電気を使えるようになったら少し戻す程度で良いのだろう。

でも、必要な物はどんどん買おう。見たい映画は見に行って、ポップコーンはどっちでもいいけどカフェでお茶ぐらい飲んで帰ろう。旅行にも出かけよう。そろそろ桜も咲く。

先日の戯れる会例会の時、僕はMacPro+Audirvana これの非Integerモード+Fireface400で再生した音が良いと思うと言ってみんなにもきいてもらったのだが、ほとんど理解されなかった。まあ、たまたま比較したのがDPATで、あちらはギリシャ彫刻みたいなサウンドで、みんなそっちにぶったまげてたって感じかな。僕はDPATの音は「なるほど凄い」と思いつつ、MacPro+Audirvana+Fireface400の音をけっこう気に入っているので、今も試しにこの組み合わせでMr.Bigをきいてみて、やっぱりこれだよなと思ったりしている。音がどんどんクリアになっていく路線を説明するのはわかってもらいやすいが、もっと太くて解像度は低いのだが良い(好みだ)ってのは非常に理解されにくいのかも。ただ、これもNASから24/96の音源を引っ張ってくると、時々ブチッとかノイズが出ることがある。ってなわけで、PCオーディオも当分の間決定版がないみたい。落ち着くのにあと数年かかるのかもね。

秋葉原の某オーディオショップ合計20の最上階で高価なスピーカーが倒れたとか、ピアノ倉庫じゃガシガシぶつかったとか、いろいろな噂をきく。三浦孝仁さんのクレルは「もうダメだと思って外に出たが、部屋に戻ると倒れてなくてセーフだった。でも使っていないプレーヤーが落ちた」って言ってたし、浦安のYGは上が落ちたらしいとか、どこかでAVALONのうんと背の高いやつが倒れたとか、それぞれ皆さん危ない目にあっているらしい。  2011.3.31

さて、今日から4月だ。まだ2011年の1/4が終わったところだというのに、今年の10大ニュースというか、一大事が決定してしまった。

一昨日、ちょっと薄着で撮影に出て、多摩川学園駅で待ち合わせをしたのだが、何と屋外で50分間も待たされて身体が冷えてしまい、昨夜は軽い風邪の症状が出たので早く寝た。まあ、昨日の午後でヘッドフォンの原稿も半分近く書けたし、無理はしないのが正解だろう。

カズのゴールが八百長だと思う人はいないわけだけど、慈善試合だから100%本気じゃないのはわかっている、でも、やっぱりあそこにいなきゃゴールも決められなくて、いいシーンを見せてくれればワッと盛り上がって日本全国満足する。だから、サッカーはみんなでいい仕事をした。こういう時こそ大相撲なんだが、こちらはちょいと残念な状況かも。

やっぱり、再生プレーヤーって、WAV、AIFF、FLAC、AAC、MP3、アップルロスレス、このぐらいは再生して欲しいと思うのだが、全部対応しているプレーヤーって意外に少ない。何度も書くが、そういう点でもLINN DSシリーズは偉い。

用事があって午前中に荒川区西尾久まで行ったので、そこから歩いて田端と西日暮里の中間にあるアマンダスポーツに寄って、無事を確かめてきた。その後、平方電気に行って、これまた無事を確認し、ダイナの厚木さんのところも寄ってきた。厚木さんのところではJBLの4365が倒れたそうで、並べて置いてあった4344は倒れなかったそうだ。4344の方が倒れそうだけど,4365は共振モードが合ってしまったらしい。

厚木さんの話では「ベイシーの菅原さんは無事だけど、二ヶ月ほど営業を休むと言ってるみたいだ」ということだった。建物やスピーカーは多分大丈夫だろうけど、店内を片付けるのが大変なのかな。菅原さんは「純喫茶でもやろうかと思っている」と言っているとか、まあ、冗談だろうと思うけどね。またベイシーにも行きたい。来年は福島仙台一関ツアーに行けるといいなあ。  2011.4.1

今日は暖かい。風邪で熱が出たのかと思ったら、そうではなくて気温が高いのだった。この暖かさを東北地方に分けてあげたいと思う人も多いことだろう。春は確実にやってくる。

今年は原稿書きが増えていて、例えば去年の1月から3月までと今年の同時期を比較すると、1.5倍よりは多くて2倍近い感じだ。偶然かも知れないし、このまままも知れないけど、とにかくこのところよく文を書いている。でも、フリーというのはしがない立場だから、先のことはわからなくて、与えられた仕事をやり切るしかない。面白いとか参考になるという人が多ければ、さらに増えるのかも知れないし、逆もあり得る。

どうも、近頃新しい料理をやる気がしないのは、地震の影響かなと思ったりする。

花見を自粛しろという石原都知事&東京都、そりゃ違う。都民は常識があるから、浮かれて大騒ぎする人はいない。花見ったって、静かに集まって、「桜きれいだね」って言ってちょっとしんみり酒でも飲んで帰るだけだよ。自由を奪うのはいけないと思う。あなたを選んだ都民を信じなされ。  2011.4.2

今日は寒い。うーん、春はまだ来ないなあ。

MacProとAudirvanaでの再生でいいなあと思うのは、システム環境設定で選択した音声とAudirvanaが出力するオーディオデバイスが別々に設定できることだ。これって、Apple純正ではDVDプレーヤーというアプリでは同じ事が出来る。つまり、radikoの音はSoundSticksで出しながら、Audirvanaの再生音はRME FirefaceやフェーズテックHD-7Aを選んで出せるってことなんだけど、面倒がなくて良いから気に入っている。

そして今日はTheRollingStonesを繰り返しきいている。この前、3月のRockDayの時もつい言ってしまったのだが、今、あらたらめきくと「至極まっとうで、かわいい不良」なのだ。

TheRollingStonesと言えば、確か2年以上前に戯れる会例会で「LET IT BLEED」のオリジナル盤と国内盤をきかせてもらったことがあって、あれは暖かくてやさしい歌声が実に衝撃的だった。それで、HDtracksからまた新たにハイレゾ版がダウンロード可能になったので、一応24/176.4版を落としてきいている。今度、4/9午後の戯れる会例会で、再び国内盤LPvsオリジナルDecca盤vsハイレゾ音源の比較試聴が出来るかも知れないので期待している。確かSACDもあるよなあ、このアルバムは。僕はLP集めはギブアップしているので、もっぱらハイレゾ音源でいこうと思っている。

いや、しかし、2曲目「Love In Vain」の冒頭のギターと、ドラムの1発目には参りますね。これはダウンロードして良かった。音がぶ厚いのはMacProからの再生だからかな? Let's noteCF-T5からもちょいと再生してみて確かめてみよう。きけない人には申し訳ないのだが、やっぱり、素晴らしい音源、ききたい音源が手に入るとオーディオはグッと進む。

カンターテ・ドミノの正真正銘オリジナル盤ですか、4月にクリスマスソングってのも何ですが、これもきいてみたいもんですね。

CECが199500円のCDトランスポートを発売している。僕はCECの愛用者だったから、ついあれこれ考えたり書いたりしちゃうんだけど、このCDトランスポートにUSB出力を付けて光学ドライブとして使えるようにでもしとけばいいのになと思う。でも、そういう考えはないみたいだ。  早く暖かくなれ 2011.4.3

マルチチャンネル再生はとても楽しい。でも、一般家庭でどこまでやるかってのは何とも言えない。地震の後、DVDで「ロード・オブ・ザ・リング」を見ているのだが、映画のサラウンドもやっぱりすごい。好きな時に好きな映画を楽しみたいって事になるとホームシアターが必要だけど、今やってる映画は映画館で楽しめば良い。同じように、ピュアオーディオのマルチチャンネル再生も自宅ではやらないで、「StudioK'sの戯れる会や音楽喫茶で楽しめばいいや」と思っている人が数人いるみたいだ。僕自身も毎日マルチチャンネル再生をしているわけでもなし、素晴らしいマルチチャンネルのソフトって100タイトルもないから、それだけのためにマルチの環境を整えるかどうかは、人それぞれだなと思う。だから、5月1日は是非、アナログレコードの4chってのを楽しみに来て下さい。もしStudioK'sがなくなったら、こんなのみんなできける場所はない。

東京は桜が咲いているが、かなり寒い。明日は暖かくなりそうかな。明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。  2011.4.4

Audirvanaは怒濤のアップデートで、0.8a。ん? まだVer.1になってないってことか。非Integerモードでも音は良い。

元々ヘンな夢を見ることが多いのだが、大震災以来それがさらに顕著で、毎日わけがわからない夢を見るようになった。

さて、昨夜一つ仕事を終えたので、今日は新しい仕事に取りかかりつつ夜の喫茶のために抹茶シフォンケーキを1個焼き、二点ほど撮影をしつつ、先週やった撮影の画像処理をしてデータ便で送ることにしよう。けっこう働いていると思うのだけれど、我が暮らしはまるでまるで楽にならず、じっと手を見る。好きな人や、集まってきてくれる信頼できる仲間や、質素だけどおいしい物や、大好きな音楽や映画があるんだからしょうがないね。

1970年代から80年代みたいに、放っておいてもオーディオ機器が売れたような時代じゃなくなって久しいし、リーマンショックに大地震だから、以前から書いているけど、このままだとオーディオ業界ってダメになる一方だろう。ショップは受け身だし、これまでのやり方しか出来ないから、あまり期待できない。雑誌は少し気がついているけど、色々あって踏み切れない。メーカーや輸入商社は、とりあえず自分のところが潰れなければいいやって考えてる。オーディオって本当に楽しいんだけどね。何とかこの楽しさを伝えてゆくには、超党派で大同団結的な行動をやっていかないと乗り切れないと思う。

そんなことも色々考えて、今回の地震でスピーカーが倒れた人やアナログプレーヤーが落下した人からは来年度の戯れる会の年会費を頂戴しないことにした。

ピピエコさんの  こういう時には、心のなかで「呪文」を唱えているっていうか唱えることにしている。「うるっせなぁ〜〜、俺にジャズとロック語ってみろよ!!百倍返ししてやる!」と・・・・・。ジャズは、ちょいと大袈裟かな?(笑。ロックは語れないだろうな、きっと。  っていうのは面白かった。僕もよく似たようなこと考えてますよ。なにしろ僕には権威ってもんがありませんから、今はちょっと減って年に一回か二回ぐらいになったけど、「そりゃないだろう」っていうような目に遭わされることがあって、そういう時は「お前なんかかわいい彼女いないだろ」みたいに思ったりする。「こっちはPerfumeと友達だもんね」とか言えるといいんだけど、まあ、「お前の母ちゃん出べそ」的なもんでしょうか。やっぱ、Rockはいいよね。って、何が何だかわからない話になってきた。

さて、昨日送った原稿と今朝撮った写真も無事におさまったみたいだし、次の仕事をやることにしよう。

午後3時を過ぎたし、そろそろアンプのスイッチを入れてもいいかな。

まだまだ続く原稿書き。そんなわけでちっとも画像を掲載することができない。そんでもって、毎日パン捏ね。バゲットを気に入ってるのは、バターやマーガリンなどの油脂が入らず、粉と塩と酵母と水だけで作るところだな。シンプルで難しいものは楽しい。  2011.4.5

今、使ってみたいデジタルカメラはオリンパスのE-PL2だ。しかし、レンズキットってなんであんなに安いんだろう。と、先日新藤修一さんと電話で話した。彼の所にはリコーのGXRがやってくるかな。GXRは良いカメラだと思うのだが、ちょっと割高なんだよな。ボディと28mm相当と、50mm相当のマクロであの値段だと遊びに使うにはけっこうキビシイところだ。

なるほど、QNAPのターボNASは時々27970円になるんだな。いつまで続くのだろう。なくなるまでだな、きっと。

Rockは最高ですが、ベートーヴェンも最高で、僕はあまりシンフォニーってものをきかないのだが、ベートーヴェンのシンフォニーだったらやっぱり7番と第九だな。ブルックナーは好きだけどマーラーは長くてねって、言うとブルックナーだって長いだろと言われるんだけど、ブルックナーは不器用でマンモスがノシノシ歩いてるような音楽だからいいの。宇宙そのものだし。星空や海に行って波を見ていたり、森の中を歩いているような感じだ。

マーラーの話になると、プログレは好かんみたいな話にも展開しそうなので、ここらでやめよう。まったく同じ理由でベートーヴェンとブルックナーが嫌いという人がいてもそれはいいのだ。DigiFiの編集長と電話で話していて「プログレ好きですか?」って質問したら「かなり好き」と言ってたから、「がはは」と笑って、ノイさんとはお友達だねと思った。

このところずっとMacPro+Audirvana+RME Fireface400で音楽をきいてみている。ちょっと離れたところで原稿を書いているので、iPhoneのRemoteを使って操作している。もちろん、Let's noteCF-T5でも同じ事はできるけど、僕はMacからの再生だとAudirvanaの音を好んでいるみたいだ。それとは別に、マルチチャンネル再生のためにfoober2000が必要だから、Windowsをやめることはできない。

東日本大震災で道路が無くなってしまったところに新しく道路を造るのなら、自転車専用道路を造ると良いと思う。将来はそこで自転車のレースやマラソン大会を開催して町おこしをする。

都市では徐々に始まっているけど、パリでやってるみたいな、貸し自転車のシステムを充実させて欲しい。月額いくらかの会員になって、そのカードがあれば駐輪してある自転車を使えて、行った先の駐輪装置に乗り捨てられる。そういうシステムがもう表参道あたりで始まっているけど、これをもっと全国で拡大充実させよう。

車道を走る自転車に対して、クルマが「そこの自転車邪魔だ」とばかりにクラクションを鳴らしたら2点減点にしよう。どうせ次の信号で引っかかるんだから、そんなに急いだってしょうがないのだ。ちょっと駐車してりゃすぐに持っていかれちゃうし、日本はクルマをいっぱい作っているけど、自動車後進国だと思う。ヨーロッパはみんな夜間路上駐車しててOKだもんな。何か発想が違うみたいだ。まあ、その代わり被災しても暴動や略奪が起きないからおあいこってやつですかね。

さて、そろそろ午後5時だから、パワーアンプのスイッチでも入れよう。今日は久しぶりにボッケリーニをきくんだ。それからこれまた久しぶりにラム・チョップがかかって、それからレナード・コーエンをきいている。

わお! Audirvanaが暴走だ。しかし、音が良いだけに笑えるよなあ。アンプとかもそうなんだけど、壊れるタイプは音が良い。3年保証とかが付いていて壊れないメーカーの製品は音がイマイチだったりする。さて、今日は難しい原稿の分量的には2/3ぐらい、内容的には1/3ぐらいまで漕ぎ着けたから疲れた。肩が凝っている。Audirvanaも疲れて機嫌が悪いんだろう。じゃあ、また明日のお楽しみにするか。明日中に何とか決めたいなあ。  2011.4.6

今朝も一瞬グラッと揺れた。あと四日で一ヶ月だっていうのに、まだこれだから、東北地方ではずっと大きな生き物が動くみたいに揺れているんだろうな。

あちこちのBlogなどで、桜の写真を見かけるけど、やっぱり僕もこういう気分の4月です。今日プリンタのインクがなくなって、秋葉原へ行き、元ヤマギワのSofmapに行って、なにやら複雑な気持になった。

ああ、歌を歌いたいなあ。最近カラオケに付き合ってくれる人がいないからなあ。どうしたものか。

このところのテーマは、原稿書きのスピードアップで、当社比ではそこそこ達成しているつもり。この1ヶ月ちょっと、これまでになくたくさんの原稿を書いた。そして、まだあるので、僕のライター稼業は以前と少し違う段階に入っているのかも知れない。

おい、勘弁してくれよ。なんだかさっきからユラユラしていたと思ったら、今のはでかい。まだ揺らし足らないのか。くそー。  2011.4.7

大地震が起きた後、一ヶ月後ぐらいにもう一度大きな余震がくるときいたことがあるけど、昨夜のがそれかな。ここらでお終いにして欲しい。

Wiifitはやっているのだが、このところ原稿書きで座っていることが多かったので、少し腰が痛い。やはり散歩をしないといけないな。散歩を心がけよう。  2011.4.8

昨日は銀座シネパトスで、「さくら、さくら-サムライ化学者高峰譲吉の生涯-」を見る。上映最終日だった。夏木陽介に萩尾みどりが主人公の両親役だったのだが、この二人は1974年にやっていたTBSのポーラテレビ小説「わたしは (字がない)」で夫婦になってなかったかなあ。

今日の午後は戯れる会例会だ。Let It Bleed のオリジナルDecca盤 SACD ハイレゾデータのきき比べは楽しそうだなあ。カンターテドミノの正真正銘オリジナル盤ってのも持ち込まれるらしいし、楽しみだな。サキソフォン・コロッサスもHDtracksからダウンロードできるようになったし、ポール・サイモンにワルツ・フォー・デビーですか、すごいですね。もし「僕のコダクローム」とか「American Tune」をハイレゾできけるなら、やっぱりダウンロードしちゃよな。だってこの歌は、同時に日本の歌でもあるでしょ。

しかし、今日の戯れる会例会は面白かった。最高に面白かったは、ソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」で、HDtracksのハイレゾ音源をきいた後、オリジナル盤をかけたのだが、1分以内にみんなで大爆笑。参加者全員汗かいて大笑いだった。本当にまったくアナログレコードときたら、暴力的な音で、あれにはかなわないなあ。本当にあの違いはみんなにきかせてあげたかった。

モノラルのジャズに関しては、アナログレコードをかけて、それをFirefaceで録音した方が断然×100良いと思う。  2011.4.9

大震災以降、3月末日までのStudioK's音楽喫茶売上げ総額は18000円で、これをどこに寄付しようかと考えた。赤十字や新聞社などに託してもよいのだが、そちらはそちらである程度集まっているだろう。できれば知り合いや、知り合いの知り合いに直接送りたいと思い、福島の友人に相談してみた。すると、「福島にJBLのハーツフィールドを使っている、感じの良い店があって、被害を受けている」とのことだったので、僕が2000円足して、合計2万円にしてそのお店に送り、何かの足しにしてもらうことにした。お客さんで来て下さった皆さんありがとうございました。来年でも再来年でも、落ち着いたらみんなで福島ツアーをしよう、その時そのお店に行く楽しみができると思う。

QNAPはちょっと安くなって安定しているのかな。お金があれば、もう1台買っておきたいところだが、そんな余裕はないので1台で我慢です。

昨日の戯れる会例会はアート・ペッパーの一番有名なLPのサンプル盤ってのがやってきて、これがまたすごい音で、カンターテ・ドミノの白いジャケットのもなかなかすごい音だった。喫茶の時とかRockDayの時はそれほど比較試聴には時間を使えないので、比較しつつたっぷりきくのはやっぱり戯れる会例会が一番だ。僕はそういう貴重なソフトを自分で持たなくてもいいやといつも思う。喫茶の時は厨房にいてきけない時もあるけど、お客さんが一段落したら自分も中に入ってるから、それでいい。

昨日は、LANケーブルを持ってきてくれた人がいて、なんだったかな、普通のカテゴリー7のと、カテゴリー6のと、オーグラインという1mで10万円以上の三種類で、この順番に音をきいてゆくと、この順番で音が良くなるので、「あーあ、お次はLANケーブルとNASの電源かよ」と思っているところ。しょうがないね。オーディオに飽きたり行き詰まったら、Perfumeの映像を見て、「あれー、あんなことやってるよ」とか、「あそこは手話だな、MIKIKO先生は手話を知ってそう」なんて思いながら楽しもう。  2011.4.10

今日で大震災発生からちょうど一ヶ月。東京は今朝も揺れたから、北関東から東北地方はさらに揺れたことだろう。こんな地震は初めてだ。そして、原発問題だ。

石原都知事が、パチンコと自動販売機を問題にしている。パチンコがどれだけの電力を使っているのかは知らないが、自動販売機はずっと前から「おかしい」とか「缶やペットボトルに入っている飲み物をあまり買わないようにしている」と、ここで書いてきた。高速道路のサービスエリアや、バスの発着点などに自動販売機がおいてあるのは良いと思うけれど、民家の軒下に大量の自動販売機が置かれている東京は異様だし、あんなに無駄に冷やしたり暖めたりしちゃいけない。

Audirvanaが今日またアップデートがあるって言ってくるからダウンロードして再起動したけど、音が出なくなった。へんなの。しょうがないから、今日はiPhoneからAirPlay+FirefaceUCで音楽をきいている。これがけっこう良い音なんで、これでいいやと思っちゃう。

また地震だ。夕方は電車が動かず45分ほど歩いた。まあ、そんなもんで済んでるからいいけどね。そろそろ終わってくれないかな。

地震のことを書いてアップロードしたら、また地震だ。ああ。

明日は火曜日、夜は音楽喫茶をやっていますから、どうぞお出で下さい。  2011.4.11

どうやら、地震はまだまだおさまりそうにない。今朝もけっこう強く揺れた。

AudirvanaはアップデートOKしたら音が出なくなってしまったので、次のアップデートを待っている。まだAudirvanaでNirvanaをきいていないのに、涅槃にいかれちゃっても困るんよ。

チェルノブイリが日本でも起きたのか。ひどいな、わかっていたんだよね。選挙前から。

僕は東京で生まれたし、東京が好きだから最後の最後まで東京にいたい。それはきっと東北に住む人たちも同じだろう。

全部であと何字かなあ。多分、あと6000字ぐらい原稿を書く。24時間MacBookAirの前に座っていれば書けるというものでもないから、ちょっと買い物に出たり、シフォンケーキを作ったり、誰かと話しをしたり、なんてことを交えて進めるのは意外に良い。  2011.4.13

おー、朝一でAudirvanaのアップデートを確認したら早速出てるので、インストールしたらちゃんと動くようになった。多分、「動かないぞー」っていう声が殺到したんでしょう。Ver.0.8cになってますが、なかなか楽しませてくれますね。

多分AppleがそろそろiTunesの中身を変えてくるとは思うけど、それほど高音質になるとも思えないので、やっぱりAudirvanaみたいなソフトには頑張ってもらわないといけない。PureMusicが近い将来どんな音になるかなというのも興味がある。ハイレゾの音って基本的にふんわりした音だったりもするから、PureMusicの濃くて熱い音には期待している。要するに僕はインテリでヤクザな音が欲しいのよね。清楚なだけの音じゃ満足できないと、ミック・ジャガーも言っている。言ってないけどさ、バカなふりも出来て、しかもカッコ良くなくちゃダメでしょう。ああ、また揺れている、東京は横揺れで震度2強ってところだから、震源地近くは4〜5かな。

いつもBlogを見ている、田中希美男さんの写真展が小川町のオリンパスギャラリーで開かれていて、今日が最終日だったので、散歩がてら行ってきた。「いつもBlogを見てます」と挨拶して、僕が「今、カメラはヘンに安くなりすぎている」と言ったら、田中さんも「そうなんです。このままだとカメラメーカーはおかしなことになって、やっていけなくなります」という会話をした。物が安く買えるのは悪いことじゃないけど、有難味がなくなるのは良くない。憧れのカメラやオーディオ機器があり、それを手に入れて、じっくり二年でも三年でも使って楽しむのが良い。あまり短いサイクルで新製品を出したって、良いことなんか一つもない。それで数ヶ月で数万円単位で値段が下がるのでは、マクドナルドの39セットと同じだ。

「僕はオーディオのことをWebや雑誌に書いているのですが、田中さんは自由に色々書けて羨ましい」と言ったら「クルマ業界はとても自由だったけど、カメラ関係はそうでもない」「でも、オーディオ界よりはだいぶマシかも」なんて話をした。

幻聴日記を読んだらリンクしてあったので、ちょっと長かったけど全部見た。なるほど。最悪の最悪のまた最悪の事態も覚悟しておいた方が良いのかも知れない。

1960年代ぐらいまでの生活に戻せればいいんだろうけどね。自分自身も含めて、物質的な面だけはメチャクチャ豊かになってしまっているからどうかな。  2011.4.13

そろそろ伊豆の夏みかんの出荷が始まっている。身体は一つなので、原稿を書き上げたら今年もマーマレード作りを始めよう。去年から「春になったらマーマレードを送って」と、予約ももらっているので、何とか作ることができそうなので良かった。というわけで、マーマレードが欲しい方は注文して下さい。6月初旬頃まで作っているので、最初と最後に買ってもらって、最後のは小分けして冷凍しておけば2012年になって解凍してもそれほど味は落ちません。1kg 3.000円+送料です。

自転車こいで発電する機械ってのが、やっぱりあるのですね。400ドルか、安いとは思うけど今は買えないなあ。100v用の装置も必要みたいだし。

東京電力管内の1日の最大使用電力目安。パチンコ店84万kw。飲料自動販売機19万kw。都営&メトロ36万kw。東京ドーム試合日5〜6万kw。ディズニーランド&シー57万kw。東京都庁14万kw。福島第一1号機の出力は46万kw。なるほど、このデータが正しいとすると、確かにパチンコの消費電力は多いし、やはり自動販売機はよろしくない。省エネタイプのパチンコ台を作りゃいいってもんでもなさそうな気がするけど、どうでしょう。

囲碁将棋数独や百人一首をやって遊んでいればいいんでしょうけどね。手回し蓄音機はダイレクトカッティングでしかもアンプ不要だけど、今更そういうわけにもいかないから、やっぱり省エネで音楽きくにはヘッドフォンが有利か。で、大きな音でききたくなったらStudioK'sの音楽喫茶に来るってのでどうでしょう。

Audirvanaはすごく良い音なんだけど、+をクリックして音楽データを読み込むと曲順がバラバラになるのはなんでだろう? 今、ショパンのプレリュードきいているんだが、順番バラバラでいきなり終わられてもね、調子が狂う。iTunes_Sync_Audirvanaを使うと暴走するし、困ったもんだ。あと、サンプリング周波数が違うデータを再生するときはAudirvanaを再起動しないとダメみたい。

しょうがないんで、今夜からWinampで音楽をきき始めた。これも音は良いんだけど、使いやすいソフトではない。使いやすさという点ではやっぱりiTunesが不動の一番で、こればかりはどうしようもない。  2011.4.14

菅政権のことをあれこれ言ってるけど、原発を作ったのは電力会社と自民党だし、自民党を選んだのは日本国民なわけだ。そこはまちがっちゃいけない。それはともかく、とにかく原発問題さえ収拾に向かってくれればなあというのが、今の日本人全員の気持だ。後手後手に回ったのは菅政権の問題だろうけど、じゃあコロコロ変わっていたここ数年の首相の中で、誰だったら最高の対応が出来たのだろう? 

今日は午前中にジンジャーシロップを2kg作った。乾燥肌の人が飲んで身体の痒みが止まったと言って注文をくれている。僕もこれのおかげで、ここ数年重い風邪をひかないし、冬の間に起きていた膝から下とか脇腹の痒みはほとんど消えた。ここ三年ほど自分の身体でいろいろ試してみた結果、冬はもちろんだが、一年中飲んでいた方が良いみたいだ。もちろん春から秋は飲む頻度を減らしてるけどね。

午後は自分の原稿書きと、校正、それから別の筆者が書いたものの編集をやる。

HDtracks、今度は大人気の「ワルツ・フォー・デビー」ですか、これは売れるだろうなあ。

壁がミシッとかいうと、「地震か」って感じで身構えるようになって一ヶ月だ。実際地震のことも多いのだが。風で物音がしても、建物の上階からの足音も、みんな「また地震だ」と思ってしまう。だから、東京あたりでも不安と緊張が続き、少し疲れている。仕事が一段落したら、肩と首をまわそう。  2011.4.15

おだやかな春の日だ。今のところ地震もない。午前中は文字とにらめっこをして、午後は靴を探しに出かけることにしよう。僕は今、黒いフォーマルな靴を持っていなくて、多分今度買ったらそれは一生履くことになるので、気に入った物を手に入れたいと思っている。もちろん、それほど高価な物である必要はない。

若い頃、ゆるくてカカトの浮く靴が嫌いで、いつもほんの少し小さめの靴を履き続けていたために軽い纏足状態だったらしく、30代後半からなるべくゆるい靴を履くようにしたら、40代は徐々に足が大きくなった。その結果、10年ぐらい前に持っていた靴が全部履けなくなった。サラリーマンではないから、黒い靴を履く機会が非常に少ないこともあって、ヒモのついたプレーントゥとかストレートチップといった最も基本的な靴がない。それで、ずっと「これはまずい」と思っていた。

40才ぐらいまでは、まだ時々手話を教えに行ったりもしていたから、スーツを着ることが今より多かったのだが、近頃は粉まみれの生活をしているからなあ。毎日は無理だけど、週に一回程度ならネクタイをしめているのも楽しいと思う。その程度ならアイロンかけるのも楽しい。僕は30数年間の結婚生活の中で配偶者にアイロンをかけてもらったことが一度もなかった。ついでだから書いちゃうと、育児の中で紙おむつを使ったこともほとんどない。でも、自分の老後は紙おむつになるのかも知れない。あーあ。

おい、おい、今日は地震もないなんて書いていたらまた地震だ。しかも縦にガタガタと揺れる土曜日の午前11時20分だ。茨城県南部で震度5強か。茨城も辛いね。頭が痛くなってきた。   2011.4.16

昨日今日は、よくわからないことが起きてやや体調不良。軽い食あたりかな。2009年の9月に一度まったく同じ症状になったことがあるのだが、あの時も原因は不明だった。そして今回も、原因がよくわからない。「そういうこともある」と現実を受け入れるしかないって感じ。  2011.4.17

今日は夏みかんが届くかな。

靴は新宿伊勢丹で、「スコッチグレイン」というメーカーの物を購入した。当たるところはないが、右側がちょっと締め付けられるので、ストレッチャーで調整中。それが解決して、しばらく履き込めば良い感じになりそうだ。男の靴は男の世界がある。そして女物の靴にはこれまたその世界がある。着る物の楽しみは女性の方が多いから、うらやましいと思うことがある。

どうも、このページへのリンクが出来ないのだが、 ジャズ・ファンの連帯で三陸沿岸を支援する で検索をかけていただいて、賛同していただける方は、支援のほどよろしくお願いします。

MIR.BIGは来日して、東北でもライブを行うらしい。そういうことが出来るのってカッコいい。

しかし、IKEAの通販は無責任だなあ。大きな鏡をポチしたら、翌日在庫がないというメールがきた。仕方なく別のサイズに変更したら今日4/18に届く予定との連絡がきた。大きな物だからと思って朝から待っていれば、今日になって「在庫がありません」などというメールがきた。ホントに最悪。

このところちょっと忙しくて床屋にも行けなかったのだが、今日はやっと行けた。他にも色々とやりたいことがたまっているので、原稿書きが一段落したところでで今日はやっと少しそんなことをやっているが、夏みかんが届くと今度はマーマレード作りだ。でも、まだ届かない。注文はしてあるのだが、収穫したら送ってくれるので、いつやってくるのかわからない。明日あたりくるのかなあ。明日の夜は音楽喫茶をやっているので、お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。  2011.4.18

MacOSには、画面を仮想的に広げるSpacesという機能があるのだが、最初に使ってみた時に、何か不具合があって使わなくなっていた。でも、MacBookAirは13インチなので、2画面にすると便利かもと思い、AirではSpacesを使い始めてみている。Docの中にあるJeditのアイコンをクリックすると別の画面に切り替わるようにしたので、いつでも書きかけの原稿がある現状だとこれは良いかも。

Amarraは、スタートラボの扱いではなくなったのか。

そうそう、書き忘れましたが、ここにはベイシーの菅原さんの名前がありましたね。 ジャズ・ファンの連帯で三陸沿岸を支援する で、検索をかけてみて下さい。同じページからベイシーの再開予定を見ることもできます。

前号のAudioBasic誌で試聴記事を書いたVivLabの製作者が、昨夜「近くまできたので、ちょっと見て欲しい」と言って、僕の提案に添って何点か改良をほどこしたトーンアームを持ってきた。水準器が本体に落とし込んで付けてあり、無骨な感じが薄れたし、ウエイトが3種類の厚さに分割されて金色になっていて製品っぽさが増した。それで、机の上でSPU(僕のは指かけが金色)を付けてみるとなかなか良い感じだった。一月に10本ぐらい売れるならアドバイス料をもらえるところだが、現状じゃそれも出来ない。だが、昨日も何カ所か「ここをこうした方がカッコイイ」という提案をして、「そうですね」ということになったので、近い将来反映されるかも知れない。彼はターンテーブルも作りたいと言っていた。

今僕が使っているのは507だけど、ダイナベクターDV-505はこんな風な構造だったとか、グラハムのアームはこんな方式だったなどあれこれ説明をして、それが何にどうつながるのかわからないが、そんな風にして、少しはオーディオ製品に僕の体験や知識が反映されるなら、それは嬉しい。この10数年、僕は沢山の新旧レコードプレーヤーやトーンアーム、カートリッジなどを自分で実際に使ってきた。一般のオーディオマニアの中にはもっと凄い人がいるけど、オーディオ雑誌に書いている人で、この10数年間僕よりも沢山のアナログ機器を(自宅で)使っている人はいないと思う。

それで、僕は結局ガラード401とダイナベクターDV-507とオーディオクラフトを残した。1台にしぼるとガラード+アーム2本になった。アームを2本付けると音が悪くなるという説もあるけど、厳密にきけば悪くなってもいいから、モノラルカートリッジでモノラルレコードかけた方が断然豊かなオーディオ生活を送ることができると思う。だって、モノラルレコードはハイレゾ音源と比べても比較にならず、1分以内にみんなで大爆笑なのだ。

何度も書いているけど、もしアナログプレーヤーを三台持てるなら、1)ガラード 2)トーレンスTD124 3)SNの良いベルトドライブかGOLDMUND STUDIETTO で、僕はあまり大きなレコードプレーヤーを好んでいない。大柄な女性もそれほど好きってわけじゃない。

かつて1年間ほど勤務した写真スタジオのボスは身長160cmぐらいの人で、奥さんはすごく大きな人だった。僕はあれ以来ずっと、小柄な人の中には大柄な女性や、大きなオーディオ機器を好む人が存在すると考えているのだが、どうでしょうね。

やっと夏みかんが届いたので、明日の午後はマーマレード作りだ。そして、オレンジピールを作っておけば、またオレンジシフォンケーキを作ることができる。でも、その前に包丁を研いでおかねばならない。

その他にも色々やることが山積していて、必死で片付けている。

昼間スタジオに「今夜は音楽喫茶をやりますか」という電話がきたので、「やりますよ」と答えて、夜7時過ぎに待っていると、その方が見えた。名刺をいただいてびっくり、元プロ自転車選手、今はオリンピックナショナルコーチの斑目さんだった。僕が中学生の頃から活躍していた方が、オーディオのことで僕のところに来てくれるなんて、とても不思議な気がした。本郷三丁目にある土屋製作所のおばあちゃんのことを知っている奴なんてあまりいないから、それは斑目さんも驚いたかも知れない。まあ、僕は土屋製作所にカンパニョーロのバーエンドコントローラのワイヤーを買いに行っただけなんだけどね。土屋製作所には梶原さんという日本のフレームビルダーの草分けがいて、彼はある時期色々な人を集めてスポーツ自転車のフレーム作りワークショップをやっていた。アマンダの千葉さんに言わせれば、「今、日本でフレーム作りをやっている人は、直接の関係がなくても、多かれ少なかれ、どこかで梶原氏の恩恵を受けている」そうだ。まあ、僕はそれほど偉くないのだが、ずっとこのサイトをやっていたり、音楽喫茶や戯れる会をやっているのは、そういうことと共通した思いなのだろうと思う。  2011.4.19

やっぱりQNAPでNASを作って良かった。昨年の12月から約4ヶ月使ってみてそう思う。LINN DSがやってきても他のネットワークプレーヤーがやってきても対応できるし、普段はLet's noteやMacProでの音楽再生に使える。そして、画像やその他のデータのやりとりも、例えばMac同士やMacとWindowsでファイル共有の手続きなしにQNAPのPublicホルダに放り込めばOKだ。NASを別の場所に置ける人や、改装前のStudioK'sみたいに、スピーカーの向こう側にオーディオ機器を置いているならファン付きでも大丈夫だと思うが、近くにNASを置く人はファンレスの方が良いでしょうね。

さて、今日の午後は今年初めてのマーマレード作りだ。でもその前にいろいろやることがあって、厨房を片付けたり、巨大なお釜を出したり、煮詰めるときに果汁がはねてガスレンジにこびり付く(焼き付け塗装状態)のでアルミホイルでレンジに養生をしたり、容器を沢山買いに行ったり、まずそういう段取りをしなければならない。

ミカン星人なう

今日は今季初めてのマーマレード作りだったので、「どういう手順だったかな」と思いつつ思いつつ、マーマレードを6.5kgほど作って6kg送った。無理すると最大8.5kgぐらい出来るのだが、これをやると量が多すぎてかえって効率が悪いことがわかった。7.5kgぐらいにとどめておくと何とかなる。明日の午後は校正で出かけるので、次は残ったミカンで明後日作る予定だ。

そして、夜は、ものすごく久しぶりにこのCDをきいている。CDの存在を忘れていたほど久しぶりだったが、何度きいても最高に音の良いCDだ。

でもやっぱり僕はこのあたりのピアノ協奏曲なら、ラベルの方が好きだな。第二楽章だけでいいんですけどね。この第二楽章は本当に美しくて夢見心地になる。というわけで、ショパンをきいた後ラベルに移行した。第二楽章だけ二回繰り返してきいてしまった。(しつこい)

僕はこのCDしか持ってなくて、まあ多分他にも良い演奏があるんでしょうが、これ一枚で良い。これがあれば、いつでも心地よくなれる。ピアニストは同じで同じグラモフォンだけど、こちらのラベルの音と上のショパンでは随分音の傾向が違っていて、どちらも高音質だけど、僕はラベルの録音の方が柔らかな響きで好きです。  2011.4.20

なつかしいと思う人にはなつかしいNiftyの画面。NiftyのIDは今でも覚えているけれど、パスワードは何だったかなあ。enterキー押せばはいれますけどね。++なんとかとか入れてたっけかな。

初めて自分でパソコン通信をやったのは1991年のことで、さほど早くもないとは思うけど、僕はパソコンおたくではないから、一般から見れば早い方かも知れない。そして、この年の春アキュフェーズのDP-70VというCDプレーヤーを買っている。定価48万円でほとんど値引きなし、高かったなあ。その数年後にCECのTL-2を買い、そして96年にGOLDMUNDのmm10へと移行した。mm10みたいな高級DACを、中古とは言えDP-70Vの値段とほぼ同等で手に入れられたのは(しかも自宅試聴して)、SISのおかげだった。

ガラードのターンテーブルだのJBLのプリアンプなどはもう作っていないから中古でしか買えない。まあ一般的に考えて、オーディオ機器は中古で買ってもさほど大きな問題はないと思う。やや大きめで新品のスピーカーなんて深窓の令嬢みたいなもんで、その上性格が悪かったりしたら相手はしていられないんだけど、僕の場合は部屋に対してやや小さめのスピーカーを目一杯鳴らすスタイルだから、中古も新品もあったもんじゃないって感じかな。

震災以降3月の音楽喫茶の総売上+僕からの気持を、須賀川の悠遊空間「セピア・バード」にカンパしました。お客さんで来てくれたみなさんありがとうございました。お店は無事だったけど、アンプやハーツフィールドにキズがつき、マスターのご自宅は土蔵がつぶれてしまったそうです。地震と原発が一段落したら、いつかみんなでこちらの素敵なお店にも行きましょう。

なかなかこういう風な感じのクープは開かなくて、今回が初めてこうなった。これは昨日の夕方捏ねたものを、今夜焼いたので、24時間以上かけて作った。さらに等間隔でクープを入れるにはどうしたらよいのだろう。ここから先は成形の技術も関係してくるみたいだ。  2011.4.21

えー!元キャンディーズのスーちゃんが亡くなったの? 55才。何年か前に撮影で会ったことがある。デジカメで撮っていたからせいぜい5年か6年ぐらい前だろう。ちょっと話をしたけど、やさしそうな感じで素敵だった。

今日は今季二回目のマーマレード作りをしている。洗って、四つに切って、皮を剥いて、包丁で皮をきざんで、袋の中から種を取り除きながら実を出して、皮と実に砂糖を加えて煮る。至極当たり前の物の筈だが、売ってる物はまるで違う味がする。なんでだろうと思う。バゲットは2年半近くやってきて、最近やっとまともなパン屋さんのものに近づいてきた。でも、近所のスーパーで売っているバゲットというかフランスパンってやつは全然違うものだから、多分世の中に出回っているマーマレードはあのフランスパンと同じなんだろう。

そして、毎年少しずつだけど、やり方を改善して徐々に効率良くやれるようになっている。去年と一昨年BGMはPLACEBOで、その前は何だっただろう。今年はCapsule、MR.BIG、Perfumeというところでしょうか。PLACEBOよりはだいぶ健康的かも。

さて、6時間かけて約7.5kgのマーマレードが出来上がったので、あとは発送だ。それから包丁を研いでおかなくちゃ。  2011.4.22

一時間45分ほどあるのだが、遅ればせながら孫正義氏の記者会見を見る。とても興味深かった。「孫正義 覚悟」で検索をかければ出てくると思う。

本当は、たまった帳簿付けをやらなければいけないのだが、今日は雨も降っていてちょっと怠惰でいたい気分。フリーランスには完全なオフってものがないのも同然で、ヒマだと妙に不安になる。やりたいことを生業にすることと生活してゆくことのバランスはとても難しい。

そりゃあ、今の段階で国民投票をやれば、90%以上の人が原発はやめるべきだと考えていることだろう。  2011.4.23

MusicTOGO!の佐々木さんはすごいねえ。NetAudio、DigiFi、PCオーディオfanの三誌に執筆している。他にはいないかも。

日比谷シネマズシャンテで「私を離さないで」という映画を見た。夕方は月に一度のヨガで、夜の食事を5人分作るので午前11時からの上映で見た。カズオ・イシグロのことはまったく知らなくて、昨日、戯れる会の人が「山本さんは好きかも知れない」とメールで教えてくれた。その中に「ごく最近映画化された」とあり、それを読んだとき「もしかすると、アカデミー賞のKing's speechを見に行ったときに予告編をやっていたシャーロット・ランプリングが先生役で出ている映画ではないか」と思った。そのことを確かめてみると僕の勘は当たっていて、まさにその映画だったので、昨日教わり、今日見てきた。

重い内容の映画だったが、色々なことを考えさせられ、近い将来原作やカズオ・イシグロの他の小説も読むことになるだろう。昨日のメールをもらわなければ、まるで知らずに過ごしていたはずなので、僕のことをよく知っている人に「おすすめかも」と言ってもらえることはとても有り難い。

シャーロット・ランプリングの一番有名な映画は「愛の嵐」だと思うが、僕はあのサワリの部分しか見ていない。だから、もっと年をとってオゾン監督のフランス映画「まぼろし」とか「スイミング・プール」に出てくるシャーロット・ランプリングしか知らないが、左目の存在感がすごいといつも思う。

ちょっとシャーロット・ランプリングに似た知人がいて、その人に会うと僕はいつもシャーロット・ランプリングを思い浮かべていた。ただ、その人は数年前に自らこの世からいなくなってしまった。その数日前に電話で話をして、彼女が「思うように身体が動かないのでこの世とお別れしようと思う」と言うので、僕は「そんなのやめた方がいいですよ」と言った。でも、彼女は「自分の役目はすでに終わったし、寝たきりになって生きるのは嫌だ」と言う。「僕自身は寝たきりになっても、覚醒した意識があって何かが出来るなら生きていようとする」と言ったが、数日後本当に決行した。その人は一人暮らしで、僕は家族の連絡先も知らなかった。今でもあの数日間の重苦しい気分を思い出す。

介護疲れによる心中や、介護を終えて看取った側が数年後には介護される立場になるなんてこともあるし、さっさといってしまったあの人の行為がどうだったのか、僕にはよくわからない。ある面で遺族は最高に楽だったわけだが、「そんな風に自分勝手に旅立たないで欲しい」とも思ったに違いない。大震災があって、原発問題も起きて、僕は何度かあの自殺してしまった人のことを思い出した。うまく言いあらわせないけれど、こんなことが現実に起きて、僕らはいろいろな不安や動揺を感じて生きている、遅かれ早かれいつかは死ぬのだし、それなら僕は生きていて色々なことを見定めたい。若い頃100%だと思っていた価値観がある年齢になって逆転することもあるし、変化してゆく、あるいは変化しない自分自身も見定めたいと考えている。音楽もアートも、文を書いたりおいしい物を作り出したり、誰かを愛することもみんな、そういう中でのことなんじゃないかと思う。

今日、マーマレードの注文が5kg分ぐらいきたので、また夏みかんを注文することにした。多分今週中に一度作ることになるので、欲しい方はお知らせ下さい。  2011.4.24

久しぶりにこちらのページを見たら、「サイモン&ガーファンクルの明日に架ける橋」だった。ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの関係というのは何なんでしょう。色々考えさせられるものがあるのだが、とにかく難しいものですね。

さて、夏みかんも注文したし、いつ届くかな。本来自分のために作っていたわけだが、今は在庫ゼロgで、自分の分もない。

明日の夜は音楽喫茶をやります。夏みかんがやってきてオレンジピールを作ることが出来たので、明日は久しぶりにオレンジシフォンケーキを作ってお待ちしています。もちろんオーディオは絶好調で、多分LRも間違っていないと思う。  2011.4.25

今日は雑用でものすごく忙しかった。銀行二カ所に100円ショップにお茶屋さん、速歩で1時間だったから良い運動だったかも。そして夜は音楽喫茶です。お客さんいっぱいきてくれるといいな。

このところ、コーヒーは一日三杯ってことにしている。しばらく続けるつもり。

500cc入るポット三杯だったりなんかして。うそうそ、小さめのカップに三杯です。

今夜の喫茶にはお客さんが4人も来てくれて、マーマレードの注文もいただけて嬉しかった。そして、オリンパスに勤めている方にお願いしてオリンパスPEN Lite E-PL2を貸してもらったので、上の写真などを撮ってみた。

今はEOS7Dをメインに使っているのだが、どうしてもEOS7Dでなければダメという撮影ばかりではない。じゃあ、リコーのCX4でもいいかというと、それはそうもいかない。コンパクトデジカメは上着のポケットに何の無理もなく入って、持ち歩きに苦労せず取り出して撮るというものだからそれなりの限界がある。仕事というか、仕事じゃないにしても、意図通りに撮影が出来て(外部ストロボ取付可能かどうかとかかな)、一番小型軽量なのはどこらへんだろうと考えた時、僕はこのオリンパスPEN Lite E-PL2かなと考えている。AFの速度だの何だのかんだのあれこれあれこれ言えばEOS Kissの方が上であることはわかっている。だけど、EOSKissはもう二回り大きいし重いしレンズが大きくて不格好になるし、その路線は7DがあるからOKとして、もっと小型軽量なギリギリのところを確かめたい。

それでリコーのGXRがいいかなと思って何度も何度も触ったり撮ったりした。GXRは35mm換算で28mmのレンズと50mm相当のマクロで、レンズではなくレンズユニットそれぞれに受光体が付いている。GXRは良く出来たモデルガンみたいに質感も良く、なかなか魅力的だがとにかく高価だ。GXRのボディとレンズユニット二つ買ったら、オリンパスPEN Lite E-PL2のダブルレンズキットが2セット買えておつりがくるのだ。あっちが高くてこっちは安すぎなんだよなこれは。そして、Webの写真用だったらAPS-Cはとてつもなくオーバークオリティだ。500ピクセルからせいぜい800ピクセル程度の画像なら、4/3でもこれまたオーバークオリティだ。

上の写真をもしどこかで見かけたら、僕が今夜オリンパスのPEN Lite E-PL2+Zuiko14-42mm(つまり標準ズームってやつ)で撮ったものだと思って下さい。  2011.4.27

久しぶりのオレンジシフォンケーキはおいしい。一日三杯のコーヒーはおいしい。

音楽もそうで、のべつまくなし音楽をかけていると楽しくなくなる。渇望して得る状態は楽しい。音楽とオーディオが好きでオーディオ評論家になったけど、音楽をきくことが苦痛になったりしたら不幸だ。そこいらへんのバランスって難しい。フルマラソンで4時間とか5時間を切るのが目標という人は正にファンランで、苦しくも楽しいのだが、最初から2時間台で走ってる人はけっこう辛いものだし、ギリギリまで身体を追い込むから、スポーツの選手は思いのほか健康ではなかったりする。

ああ、人は死ぬ。フィービ・スノウが亡くなった。58才。今、God-zillaさんのBlogで知った。

20代の頃、かなり無理をしてヤマハのプリアンプC-2を買った(それ以来ずっとオーディオでは無理をし続けている)。秋葉原のテレオンで買ってバイクの後ろにしばりつけて帰って。家で接続して、当時だから通電もなにもなくて、フィービ・スノウの「サンフランシコベイ・ブルース」のA面1曲目をかけた。あの時の出たギターの音は今でも忘れられない。いつぞやもオペラ「ポーギーとベス」の中の「ニューヨーク行きの船が出る」のことで書いたが、フィービ・スノウの一枚目と二枚目のLPは今でもきいていて、本当に信じられないようなバックミュージシャンの面々なのだ。HDtracksがハイレゾ音源出してくれたらポチポチすると思う。

昨日Amazonで買ったカズオ・イシグロの「日の名残り」が届いたので、まだ夏みかんは届かないことだし(多分明日の昼頃なので明日はまだ着手出来ないミカン星人)、これを読み始める。久しぶりの読書だ。日頃たくさんの本を読んでいるとは言えない生活なので、とても貴重な時間かも知れない。文学はトリップだと思うのだが、数ページ読んだだけで質の良いトリップが始まった感触がある。  2011.4.27

iPad2が発売になり、iPhoneの白も出たが、もうiPhone5がいつ出るかという話になっているので白iPhoneは今更ちょっとねって感じ。

 

右のEOS7DとEF15-85mmはこんな感じでKissや60Dより大きいのでEOS5Dに近く、E-PL2はかつて使っていたC-3030に近い大きさだ。お菓子や料理などのテーブルフォトでWeb用なら大差ないと思うけど、子供の運動会だと7Dが本領を発揮する。あと、うんと暗い場所で感度を上げての撮影だと7Dが少し有利かも知れないけど、下の図の通り、APS-Cは昔のハーフサイズより小さいので、4/3がそれほど小さいってわけでもない。しかし、35mmフルサイズって大きいのね。

7Dについているのは15-85mmで35mm換算24-135mmで、オリンパスのレンズは35mm換算28-84mmのズームではあるが、実測で約1kgの違いがある。このお気楽さがE-PL2のいいところで、キヤノンにはこのタイプが存在せず、Kissの下はPowerShotGシリーズになり、マイクロ4/3は、ちょうどその隙間の製品ってことになる。標準ズームに加えてZuiko9-18mmと40-150mmを持って、35mm換算18mmから300mmまでを全部埋めたとしても、EOS7D+15-85mmの重さと大差ないってことになる。このセットを持って行って仕事をすると、有難味には欠けるから依頼主から嫌がられるかも知れないけどね。

オーディオマニアのお宅で撮影をすると、よくフルサイズのデジカメを見かける。横須賀の三上さんはEOS1DsMk2か3を使っていて、僕はあの時EOS40Dで撮影をしてきた。EOS5Dを使っていた三浦さんは「もう重たくてダメ」と言って買い替えたんじゃなかったかな。海外のショウに持って行って撮影しても、それほど拡大して印刷なんてありえないから、僕ならマイクロ4/3にしちゃうだろうと思う。

写真を撮る人は増えているけれど、ほとんどの人はモニタで見ているみたいなので、そう考えるとマイクロ4/3はかなり高級って感じがする。

夏みかんを送ったという連絡は入っているが、まだ届かないので、いってみました、ドラマチックトーンの三連発。つけまつげみたいな写真だけど、好きな人は好きかも。

うーん、ホリエモンと東電社長はどのように良い事をして、そして、どのように悪か。常識的に見ればホリエモンの方が断然うさんくさく、東電社長の方がまともってことになると思うが、僕にはよくわからない。大人物の条件は1大病2離婚3入牢かあ。うーむ、際どくあと一歩だがこの3つを満たしたから=大人物ってわけではない。  2011.4.28

今日と明日中で、ジンジャーシロップ3kg分、マーマレードを夏みかん10kg分、シフォンケーキ2個を作らなければならない。そして、日曜日の5/1はみんなで年に一度アナログ4chをきく日だ。このイベントは掛け値なしに日本で唯一だと思うので、毎年やり続けるつもりだ。

昨日、そのアナログマルチCh音楽喫茶に来たいという方から電話をいただき、「喫茶店形式ですから、予約は不要だし、1時から6時までなら、何時に来て何時に帰ってもOKです」という説明をした。「+ウエイトレス嬢と書いてありますが、女性が行っても大丈夫ですよね」という質問もあり、「DJが、喫茶店にはウエイトレスがつきものだから、ウエイトレスがいなくちゃね」「そうかなあ」「ウエイトレス嬢がいればシフォンケーキの売上げは倍になります」「わかりました、じゃあそうしましょう」という話し合いがなされ、月に一度のRockDayにはウエイトレス嬢をお願いすることになったという説明をした。いかがわしいものではありませんので、ご安心下さい。  2011.4.29

昨夜はお誘いを受けて、六本木のブルーマン・シアターでブルーマングループのショウを見た。前から二番目のポンチョ席で、ポンチョが役に立った。

世の中には色々な種類の楽しみがある。やっぱり、オーディオだけやってるのってつまらない。パソコンにやたら詳しかろうが、回路に詳しかろうが、それは楽しむこととは無関係だと思う。

今日はオレンジマーマレードを作って2kgずつ3カ所に送った。今年から段ボールの箱を買って、2kgまでは60サイズで入る。1kgだとAmazonでCDを買った時みたいな感じになるのだが、その方が運送もスムーズだと思ってそういうことにした。まあ、何年もやっていると、徐々にですが改善されてゆきます。

今日はさらに夕方からジンジャーシロップを3kg作って、それから明日のためのシフォンケーキ作りで、けっこうギリギリいっぱいって感じかな。まあでも、僕が作り出している、戯れる会というシステム、原稿、画像、食品、喫茶という空間、それらのものを楽しんでくれる人がいるのだから、これ以上に幸せなことはない。

「PCオーディオを巡る冒険第6回」がアップされました。

さて、夜は昼に焼いたバゲット食べて、残りの仕事をやっつけよう。

そういうわけで、今夜の11時頃なのだが、ずっと夜なべ仕事をやっていて、もう少しかかりそう。で、珍しく夜もずっとJ-WAVEをきいていたら、土曜日夜のJ-WAVEってのがなかなか面白かった。小曽根真が実はプログレ好きでJazzの番組でプログレをかけ始めていたのも良かったが、その後の「ライフネット生命副社長の岩瀬大輔」という人の話が最高に面白かった。

最後に「60才になった時に、30才の人と一緒にベンチャービジネスをやりたい」と言う言葉には実に興味深ったなあ。年齢は関係あるけどないと思う。若くても同年代でも話が通じない人の方が多い。上にしても下にしても、年齢が離れているから友達になれないとか、話が合わないと決めつけることはしないでおこう。

オーディオや音楽にまつわる事に限らず、僕にはもう少しやりたいことがある。そして、理解と賛同、あらゆるかたちの協力をしてくれる人を求めている。それは音楽喫茶に来てくれることでもいいし、戯れる会例会に来てくれることでもいい。マーマレードを買ってくれることでもいいし、オーディオ雑誌を買ってくれることや、有用な情報をもらえることでもいい。とにかく僕はこうして踊り続けている。それはもしかすると皆さんの期待通りではない意外な方向かも知れないけれど、とにかく懸命に踊っている。その結果、何がどうなっていくのか、それは僕にもわからないけど、きっと素敵なことに違いない。  2011.4.30

アナログ4ch音楽喫茶はこんな風だった。

持ち込まれたとてつもなくレアな機器群、そしてセッティング。

お客さんは満足してくれているかな?

フィービ・スノウの二枚目のアルバムにも4ch盤があるなんて知らなかった。天国でも歌って下さい。

持ち込まれた4chレコードです。そして圧巻、ピンクフロイドの「狂気」。毎年一度はStudioK'sの音楽喫茶でこれをきこう。だって、本当にSACDマルチよりもDVDオーディオよりも、当然ハイレゾ音源よりも。押しの強いアナログサウンドに驚く。僕は今回で3年連続きいたが、今回も「やっぱりすごい」と驚いたから、これは太鼓判ってやつです。レコード盤を針でこすって、4ch分の音を拾い上げるようなんて、本当にやってしまったところが凄いと思う。そしてちゃんと音が出るにとどまらず、ちゃんときかせるものを持っているところに敬服する。

アメリカにはけっこう沢山QUADRAPHONICのレコードがころがっているらしく、「なんじゃこりゃ? これをきいてみよう」と考えてアナログ4chの再生を始める若者が存在するそうだ。おもしろいね。  2011.5.1

朝10時から撮影だったが、思ったより早く終わり、夕方からカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を読み始める。やはり、原作を読んでいて映画を見ると不満を感じるだろうなあ。ところが、映画を見てしまっているので、結末を知っていることのつまらなさもある。本だけ読んでいたなら、何が何だかわからなくて、徐々に「なるほど、そういうことか」とわかってくる驚きの度合いがもっと高いはずで、難しいですねこれは。「わたしを離さないで」に関しては本だけ読むのが良いかも知れない。

明日、5/3(火)の夜も音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さいませ。  2011.5.2

マーマレードの注文が6kg分きているのだが、夏みかんが届くのは連休明けらしい、そんなわけで、僕は相変わらず自分の分がなかったりしている。おかしいなあ。5月6日ぐらいに収穫して送ってくれるといいんだけどなあ。なにしろ、天候その他先方の都合なのでわからない。そして、ジンジャーシロップも同じだけど、今日の昼間まで、生姜そのもの、夏みかんそのものだった物を、加工して次の日に届くというものだから、お店で売っているいつ作ったのかわからないものとはまるで違う物です。LPで言えばダイレクトカッティングとコピーした孫世代のテープからカッティングしたレコードぐらいの違いがあるのは当然だろう。

2007年6月から音楽喫茶をやってきて、「オーディオマニアの特性みたいなもの」を感じている。どうやら、何度も何度も繰り返し来てくれるオーディオマニアは少ないみたいだ。RockDayにしても、頻繁に来てくれるのは音楽愛好家が多く、オーディオマニアであっても、音楽愛好家的側面が強い人たちが集まってきてくれている。僕としては、両方に来て欲しいと思っているのだが、極端に書いてしまうと、オーディオだけが好きな人は一回あるいは二〜三回しか来ないという感じがする。あくまで、なんとなくそんな感じということですが、まあ、皆さん来たくはあるんだけどお忙しいんでしょう。そう広くはない部屋なので、あと30人来られても困るのだが、せめてあと10人か15人ぐらい増えてくれたらなあと思っている。とにかく、しぶとくやり続けるしかありませんね。  2011.5.3

今日はスタジオで映画鑑賞と料理の1日。ラタトゥユとキッシュを作り、DVDで「ミレニアム」と「ワンダフルライフ」の二本立てだった。「ミレニアム」は2と3があるのだが、この世界は1だけで満腹状態かな。「ワンダフルライフ」は実に味わいのある映画で、邦画もなかなかやるなと思わせられた。「人生で一番大切な思い出」かあ、何だろう? 「永遠にとどまっていたいと思う瞬間、このまま時間が止まってくれたらいいのに」って思うことが、確かにある。

「ワンダフルライフ」は1999年の作品で、1999年に亡くなった由利徹も出てくるし、谷啓も出演している。是枝裕和監督は1962年生まれ、海外での評価が高いという噂をきいたことがあったが、今日初めて作品を見て「なるほど、こういう映画を作る人だったのか」と、遅ればせながら認識した。音楽は大好きだけど、映画も楽しい。  2011.5.4

今日は「マルチフォーカス・チューニング」の取材で出かける。白楽で食すラーメンもこれが一区切りとなりそうだ。夜、帰ってから焼こうと思って、昨夜バゲット用の粉を捏ねて、冷蔵庫でゆっくりと発酵させている。

この半年ほど、ヨーグルトから起こした酵母とセミドライイーストの両方を混ぜてバゲットを焼いている。先日久しぶりにセミドライイーストだけで焼いたものを作って食べてみたら、これがひどく味気ないものに感じられた。ちょっと前までセミドライイーストだけで焼いたバゲットをあんなにおいしいと思っていたのに、知ってしまうともう元には戻れないことを実感した。セミドライイーストはCDみたいな音で、天然酵母を使ったものはレコードの音みたいな感じで、このあたりはオーディオとよく似ている。

iMacがどんどん速くて安くなっている。場所もとらないし、僕はiMacも良さそうだなと思うのだが、いくつかの問題があって、それには踏み切れない。一番はWiifitの画面を表示するために今使っているモニタが必要だってことかな。iMacもminiDisplayポートからなら外部モニタとして使える筈なのだが、なかなか全てを満たす状態にはならない。まあ、そういうこともあって、僕のMacProは何年? 満四年で、五年目に入っている。あと3年ほど使えたらすごいことだと思う。

白楽から戻り、今日もいい音だったなあと思いつつバゲットを焼き、シフォンケーキを1個作る。

PCオーディオってやつをずっとやってきてはいるものの、どうも僕は、全てのCDをリッピングするという気になれないようだ。

だが、いつかはプレクスターも故障するだろうから、どこかの段階でリッピングをしなければいけないとは思っている。そして、ジャケット写真も自分で撮ろうかなと思ったりする。なんか、それを考えるとちょっと面倒になり、そのままになっている。  2011.5.5

原発事故の補償をするために、電気代が値上がりするってのは何だかおかしな図式だ。「だけど、あなたたち結局電気なかったら困るでしょ? じゃあしょうがないじゃない。オーディオもやれないし、Wiifitも出来なくなりますよ」って言われているような、足下を見られている感じがする。これは、阿片戦争だ。僕らは便利や快適というアヘンを吸わされて、結局のところ健康や環境も失うのではないか。

今日はこのようなお宅へ行って、とても楽しい午後だった。

ピンクのソファは3年ぶりぐらいかな、音は確かに進歩していた。特にLPの音が印象的だった。SNの良さ、そして音場、前回よりかなり良い。スピーカーの色が濃くなっていて、同じぐらい音も濃い方向にシフトしていて、こういう高級スピーカーは長く使ってお互いに年をとっていくような付き合いをするのがいいなあと思った。そして、とても楽しい会話だった。オーディオの話じゃなくて、二人の息子さんの話なんですけどね。

こちらでの音も、この連休が最後ということなので、今日きかせてもらえて良かったと思う。新居はもう少し広くなるみたいだし、広い部屋で広く音を出すのも楽しく、やりがいがあると思う。僕も改装してから「何とかなりそう」と思うのに3年以上かかった。  2011.5.6

分量、捏ね、発酵、成形、クープの入れ方、すべてにわたってものすごく時間をかけ、考えられる限りのベストを尽くし、丁寧に作ってみた本日のバゲット。まあまあかなあ。

今日は朝から雨だけど、多分ヘッドフォン祭はすごい熱気だろう。でも、僕は別のところへお出かけ

これはこれだな。2011.5.7のところ。

ぱにぽぽさんのマカロンは1個200円なんだけど、本当においしいのです。マカロンはクール宅急便で送ってもらうことが出来るけど、ケーキは無理なので、つくば近辺に住む人がうらやましい。

5/28(土)の音楽喫茶はクイーン&ケイト・ブッシュ特集という説が浮上中です。

新作のHD-7A192とルビジウムのクロックで、アゴが外れるドギャーなハイレゾRock特集ということでどうでしょう? ケイト・ブッシュはわからないけど、クイーンは何とかなりそうですね。そうねえ、Doorsもいいし、ジミヘンもかけたいし、いろいろあります。まあ、とにかく5/28は内容満載のRockDayにしましょう。

よし、じゃあ、HD-7A192+ルビジウムできく、ハイレゾRockDay(Feat.Queen)ってことにしましょう。という内容のことを、DJのお二人とメールで相談している。  2011.5.8

一昨日、スタジオで「沈まぬ太陽」という映画をみた。DVD2枚、途中で休憩つきという長い映画で、国民航空123便の墜落事故を題材にした内容だった。

2009年に初上映の映画で、2009年には見ていないから今見ているわけだ。未曾有の航空機事故であることは確かなのだが、どうも、2011年5月の今、この映画に接すると、未曾有の大地震と原発事故がダブってしまう。

さて、今日は送ってもらったDigiFiとPCオーディオfanを読んで勉強しようっと。難しいことたくさん書いてあるんだもん。

例えば、あるレコードを探していて、「しょうがないなあ、ちょっと高めだけどまあいいか」なんて思って買うと、すぐに同じ物がすごく安く見つかったりする。で、よせばいいのにその安い方も買ってしまったりすることがある。

先日、あるリサイクルショップで、デロンギオーブンを見かけ、6800円でほとんど新品だったから買いそうになった。だって、僕はほとんど同じのこの一つ前のタイプを2万円以上で買ったのだから、自分で使わなくても誰かにプレゼントしちゃえばいい、なんて考えたけど、何とか「そんなバカなことはやめよう」と思いとどまった。

「わたしを離さないで」の原作の中に何カ所かルバーブ畑のことが出てくる。5月も半ばを過ぎるとそろそろルバーブの季節だな。今年も一回ぐらい買ってルバーブジャムを作り、電気を使えることに感謝して、パナソニックの三つ星ビストロでタルトを焼こう。ルバーブのことはぱにぽぽさんのブログで知ったのだが、去年までルバーブなんて食べたことなかったから、「わたしを離さないで」を読んでルバーブ畑がでてきても、わからなかったと思う。

さて、そろそろ夕方だから、アンプのスイッチを入れようかな。「わたしを離さないで」の残りもあと1/4程度で、「日の名残り」の時とは逆に、読み終わるのが淋しいような気分だ。「日の名残り」は、早く結末にたどり着きたい一心で読んでしまったが、「わたしを離さないで」は映画を見てあらすじを知っているので、過程を楽しんでいるらしい。

時間のある時に、大きな段ボールに線を引いて切って佐藤さんの発泡スチロール製ディフューザーを貼り付けようと思っている。

御茶の水のレモンとか銀座のITOYAで大きな段ボールを買うとけっこう高いし、運ばなければいけない。それで、この度スタジオに導入した大きな鏡(90cm×180cm)が届いたら、その梱包に使われていた段ボールを流用しようともくろんでいた。だけど、IKEAの通販は信じ難い販売体制で、注文してから何通も「在庫切れ」だの「いついつ配達予定」だのという連絡がきて、結局4週間以上経っても届かないので、仕方なくキャンセルした。

IKEAの通販がどうしようもないので、楽天で買ったのだが、多分こちらの方が良かったと思う。値段も何千円か安かったしね。ただ、楽天経由で鏡を買った時にメルマガのチェックを外し忘れたので、またまた楽天からのメールが増えるなきっと。配信停止してもしても来るから迷惑メールにしちゃったら、今度は必要なメールも引っかかっていた。困ったモンだ。

今度の7月3日の午後、津田ホールで井出よし江さんがリサイタルを行うという連絡がきた。バッハ=リスト プレリュードとフーガ、ベートーヴェンOP:110、ブラームスのOP:119、シューマンのフモレスケだ。この演目だとアンコールは何を弾くかなと予想を立ててみる。あの絶品のブラームス116-4をききたい。シューマン「フモレスケ」を初めてきいたのは今から20年ぐらい前で、「なかなか終わらない曲だなあ」と思った。そしてアンコールで弾いた幻想即興曲をきいてすごくたまげて、それから数年後、彼女の演奏会を二回企画してCDを一枚作り、その中には「フモレスケ」が入っている。僕はシューマンのピアノ曲では「子供の情景」と「フモレスケ」の二曲を好んでいて、「クライスレリアーナ」がいまだにダメかも。

明日の夜は、音楽喫茶をやっていますので、どうぞお越し下さい。  2011.5.9

昨夜遅く「わたしを離さないで」を読み終えた。僕らの人生も自由なようで100%の自由などなく、色々なことに翻弄されている。

色々考えたり、自分のところ以外の場所でも試聴した結果、VoyageMPDを使ってみようと思っている。戯れる会内部では、そろそろVoyageMPDの配布が始まりそうで、随分沢山の人たちがVoyageMPDの音をきき始めることだろう。LINNも中身はMPDのはずだし、VoyageMPDって手作りLINN DSみたいなものですかね。だから、以前のノイボックス並みかそれ以上だと思うけど、そういうことはなかなかわかってもらえない。

今のところ2011年度戯れる会の会員は50人ぐらいで、何とか100人になったらと思っているが、音楽とオーディオを愛していて、なおかつ、僕がやっていることに会員というカタチで集まってくれる人はこれぐらいらしい。戯れる会はもちろんいつでも会員募集中で、今度の土曜日5/14は戯れる会例会ですが、5月に限り非会員の例会参加OKです。午後1時から6時までの昼の部は参加費2500円、夜の部1000円です。studio.k@mac.comまで、メールで申し込んで下さい。僕はハイエンドショウの撮影を断っているので、戯れる会例会を無料でやることは出来ないのです。その代わり、僕がやると言った戯れる会例会を勝手に休んだことは一度もない。そういう点はご理解下さい。

VoyageMPDは電池でも動くし、電圧もある幅で稼働するので、今後、どの程度が良いのかなんてことを確かめたい。こういうことは、オーディオ雑誌の記事にもなりにくいし、会員というかたちで集まってくれた人たちで共有するしかないと思う。

うーん、そろそろだと思うのだが、なかなか夏みかんが来ないなあ。今年のマーマレード目標生産高は60kgぐらいなんだけど、今のところ注文をもらっている分でトータル35kgぐらいかな。将来的には100kgぐらいまで到達できればと思うが、今のところ50kgぐらいだ。戯れる会の会員数でも似たような数字を書いていた?

夏みかんを届けてくれる佐川急便のお兄さんが、何ですかこれ?と言うので、「この新鮮な夏みかんでマーマレードを作っているのだ」と説明したら1kg買ってくれた。数日後、どうでした?と聞いたら、「市販の物とはまったく違うので、またお願いします」とのことだったから、徐々に100kgには向かっていると思うけど、どうかな。

今年になってから色々な人に話をしていて、先日も川崎さんに伝えたのだが、僕はやっぱり「将来Perfumeは外国で評価されるだろう」と思っている。理由はいくつかあるが、ダンスと言ってもダンサーのダンスではなく(つまりマイケルとかマドンナのバックのダンサーとは別種目)、素人が真似できること(その割にはかなり複雑で難しいのではまる)、音楽が良いこと、などかな。YouTubeを見ると、英語のコメントがたくさんついているので、あと5年もしたら、世界的スターになって全米ツアーとかやるのかなと思う。それで、僕はPerfumeって村上春樹的だと言ってるんですね。  2011.5.10

今日は朝9時からシフォンケーキを1個作り、焼きながらマーマレードを作り、またシフォンケーキを1個焼きつつマーマレード作りをしている。カエターノ・ヴェローゾの古いライブがBGMです。

うーん、さすがに疲れたなあ。朝からシフォンケーキを2個とマーマレードを7kg作って、送るところには送り、受取に来てくれた人に手渡した。また夏みかんを注文して、多分来週作ることになるので、欲しい方はどうぞお知らせ下さい。

夜9時を過ぎて、QUAD405IIのスイッチを入れヤナーチェクのピアノ曲をきいている。   2011.5.11

今日は午後から取材でカメラ二台と三脚&スタンドを持って出かけるので、その前にあれこれ細かな用事を済ませている。

このところWiifitもやれずにいるので、復活させよう。

連休以降の東京では身体に感じる地震がほとんどなくなっているので、地震に関してはこのまま終わってくれればと願うばかりだ。でも、原発問題はどうなっていくのだろう。何かわからないけど危ないことが隠されているような気がする。

今日は午後からずっと取材で出かけていて、スタジオには夜の10時過ぎに戻った。とにかくHDDにコピーして処理は明日まとめて行うことにしよう。さて、残りの今日は何をきこうかな。VoyageMPDだとWAVがダメなので、やっぱりAIFFかなあと思っているところです。  2011.5.12

もう戯れる会例会では何度もVoyageMPDを試聴してきているのだが、そろそろ自分のものとしてVoyageMPDと接することになるのかも知れない。VoyageMPDは自家製LINN DSみたいなものなので、CDを回しての再生は出来ない。僕の場合誰かがCDを持ってきてくれてそれを再生することも多いので、いちいちそれをリッピングするのは好ましくない。違法合法という問題は抜きにしても、好んできかない音楽データが自分のHDDに入っていること自体が嫌なので、やっぱりCDを回しての再生はやめられない。

まあ、CDを回しての再生はLet's note+外付けプレクスター+CUBESEあたりが一番美音で好ましいから、それはこの組み合わせで対処すればいいかなと思う。ああ、あとDVDマルチを再生するにはLet's noteとfoober2000が必要ですね。で、普段音楽を再生するのはVoyageMPDにしようかなと思う。さらにもっと気楽に再生したいときは、iPhoneやiPadからAirPlayでOKです。

ってなわけで、今度の土曜日は戯れる会例会があって、そこらへんも一歩進むかなと考えている。VoyageMPDだとコアオーディオもASIOもわさぴもうぶんとぅも関係ないわけで、とってもスッキリなのかも知れない。だが、音はまだよくわからないので、これからみんなで検証しましょうってのが、僕と戯れる会の課題です。まあ、もちろんそれだけじゃなくて、LPもたくさんきいていますけどね。

さてさて、今夜は20年ぶりぐらいでミュージックステーションってやつを見ようかな。Perfumeの「ポリリズム」がディズニー映画「カーズ2」の中に挿入歌として採用されて、世界中できかれることになる。

本当に日本はおかしいと思う。NTTなんて、「何十年も前に何万円も払わされた電話債券」全部巻き上げて返さないんだぜ。あれはどう考えても詐欺で、一般の人間や会社がやったら犯罪だ。メルトダウンもわかっていてずっと隠していたのだ。

僕はマーマレード作ったりシフォンケーキを作ったりしているけど、仮に沢山注文がきても、自分の責任でやれる範囲にしておくと思う。量の増加が質の低下にならない範囲でやっていたい。だから僕はこの大宅映子さんの意見に賛成です。

この写真もオリンパスのE-PL2で撮った。小さくてもいいから外付けの専用ストロボがあると、もう一味違う写真が撮れるんだけどね。曇りの日の室内、被写体もカメラも手持ちで撮ってるのですから、こんなところかな。

「わたしを離さないで」の映画と小説は随分違うものだった。映画はクローンと臓器移植がメインテーマという感じだけど、そういったものをベースにした上で、小説は主人公の心がよく描かれているのだった。映画はやはりビジュアルが中心だからまあしょうがないというか、映画と小説の関係はそんなものだろうと思う。  2011.5.13

今日の午後は戯れる会例会で、10人ほどの人が集まる。音の良さそうなLPなども持ち込まれそうだし、VoyageMPDの受け渡しなどもあり、みんなで楽しくやる予定だ。Voyageは製品化して売ったらそこそこの値段になるだろうし、LINN DSよりも接続が困難であることも確かだ。でも、一旦動いてしまえば、あとはいじりようがないのでCDプレーヤー並みに安定しているのはLINNと同じだ、そこのところがLAN接続最大のメリットでもあり、一つのハードルでもある。

いくら音質が良くてもあまりに不便だったり不安定ではやってられないから(希にそういうのがお好みって人もいるみたいだが)、問題は音質と使い勝手だと思う。これから、それを確かめるつもりだ。これまで使ってきたFirefaceやフェーズテックHD-7AもDACとして使うので、その点でも丸ごとのLINNより経済的かと思う。

だから、LINN DSの良いところはあの操作性かも。KinskyDesktopでVoyageが動いたりするとどうなるのだろう。まずい、これ以上は書けない。

樹木希林の記者会見は一貫していて相変わらずカッコいいですね。

今年の戯れる会は会員数52人だったかな。毎年5月はちょっと減る。今年は大地震でスピーカーが倒れたりアナログプレーヤーが転落した人からは年会費をもらわなかった。もう少し会員が増えてくれるとさらに楽しいので、戯れる会はいつでも会員募集中です。オーディオと音楽が好きな人にはメリットが多い集まりだと思うけど、まだ100%理解してもらうところには到達していない。先日川崎さんが言っていた、「個人の自由の相互承認」が社会の究極の原理、ってことで、もちろん僕は戯れる会でそういうことを目指している。  2011.5.14

昨日から、僕のスタジオでVoyageMPDが稼働し始め、そのコントロールにはiPadを用いている。当分の間火曜日夜の音楽喫茶はVoyageMPDで音を出すつもりなので、どんなものかをきいてみたい方はどうぞお出で下さい。なかなかいい音ですよ。

今日の午後みんなで試しに作った「チーズ味のうなぎパイ」みたいなもの。こういう物になる予定じゃなかったのだが、大変おいしい。

お菓子作りの人たちが帰った後、一人で今夜はピアノをきいていて、久しぶりにショスタコーヴィチのプレリュードとフーガをきいている。あの自殺しちゃった人が好きな曲だったので、どうもあれ以来このCDをきけずにいたのだが、まあ、時間と共に少し自分の中で色々なことが薄まってきている。HDtracksからキース・ジャレットのハイレゾ版が出てきたらダウンロードしちゃうだろうなきっと。長いことかかっているが、ジワジワと確実に音は良くなってきていると思う。そうなると、次はLANケーブルでしょうかね。あまり高いのは嫌だなあ。カテゴリー7のLANケーブルを使ったFirewireケーブルってのがあったけど、カテゴリー7のLANケーブルそのものはどんな音なんでしょう。って事になりますよね。

ほとんどiTunesのAACをVoyageMPD+フェーズテックHD-7Aで再生しているのだが、まあいろいろあって、そろそろ非圧縮でリッピングをやり直そうかななどと考えたりもしている。  2011.5.15

まあそんなわけで、「PCオーディオfanVol.4」の田村智理という人の記事を参考に、一日2枚ずつリッピングをしようかと考えている。この号ではあの記事が僕の一番おすすめだな。

僕がリッピングしたいCDって、多目に見積もっても500枚ぐらいなので、年内にリッピング完了を目指す程度でいいや。

それでですね。僕はアートワーク(つまりCDやLPのジャケット写真)を自分で撮影して埋め込むことにした。そんな面倒なことはやりたくないのだけれど、僕は音質に加えて、アートワークがとても重要なのです。

ジャケット写真の撮影を借り物のオリンパスE-PL2でやってみると、ジャケットの顔もちゃんと顔認識するしで、なかなか具合が良い。昼間は自然光で撮影し、夜は天井についているタングステンのライトで撮影している。写真撮影に詳しい人は多分複写のライティングでやっていると思うが、僕はプロなので出来る限りの簡易的方法で撮影をしているのが面白いかも。でも、一枚一枚色調を整え、キズやゴミを修正して仕上げている。そしてこんな時、Eye-fi Connectが最高に便利なのです。Eye-fi Connectは新製品が出て、近い将来値段が下がるんじゃなかったかな。

今日は午前中から夕方にかけて取材で、戻ってからずっとジャケット写真を撮って何枚かリッピングをした。今はカエターノ・ヴェローゾの山ですね。

明日は火曜日、原稿書いて、シフォンケーキ作って、夜は音楽喫茶をやってます。今日やっとわかったんだけど、確かにVoyageMPDはこれまでとまた違う音がしている。  2011.5.16

下の二枚は、撮影の時だけ天井についているスポットライトをONという照明で、CDのジャケットをお気楽に撮影したものです。

これとか、あとはこんな感じ

いずれもオリンパスE-PL2で、もちろん手持ち撮影。

フラットベッドスキャナがあれば、スキャンするのが良いと思う。そう言えば僕はキヤノンの複合プリンタを持っているのだった。でも、あのプリンタは厨房奥のLenovoとの組み合わせで宅急便の伝票をプリントするのに使っているから、僕にとっては複写した方が手っ取り早い。

計画停電って「間違いや失敗を認めたくない、原発やめたくないがためのやらせ」だったのでしょうか? もしそれが本当だとしたら、どこまで迷惑をかけりゃ気が済むんだってことになる。たとえば、食品会社や飲料会社が食中毒や毒物が入った製品を売ってしまって何万人もの人の生活を奪ったり、海を汚染などさせたら、その会社って倒産に近い責任を取って当然だと思うのだが、少なくとも東電にはそんなつもりはなさそうだ。

やっと、今日夏みかんを送ったという連絡がきたので、明後日はマーマレード作りですが、2kgから3kg余裕があるので、欲しい方はメールを下さい。studio.k@mac.comです。

VoyageMPDで音出し三日目、「これはなかなか良い」と感じる音になってきた。1)いちいち起動しなくてよい 2)MacProからでも、MacBookAirからでも、iPadからでも操作可能 僕はもっぱらiPadを使っている 3)でも、アルバムの曲順がバラバラになったりするのは何故かな? など いろいろありますが、とにかく音の感じはつかめてきた、割と誇張感のない音で鳴っているのはVoyageMPD+フェーズテックHD-7Aの組み合わせだからかな。あ、そうそう、今はフェーズテック製の外部クロック(ルビジウム)が入っている状態なのだった。

撮影のために見せていますが、下から二番目RME Fireface400の上に乗っているのがVoyageMPDがインストールされている小さなPCで、まあLINNのDSみたいなものでしょうか。今は安いLANケーブル(緑色)だし、USBケーブルはトランスペアレント製で、これをアコースティックリヴァイブ製二股に替えたりすると、さらなる音質向上があるかも知れない。そういうことを一人でやるともったいないから、戯れる会例会で一緒にやってみんなの財産にしているというわけです。今後が楽しみってところですね。

そして、5/28(土)のRockDayは上の装置+HD-7A192で音楽喫茶をやりますので、皆さんどうぞききに来て下さい。  2011.5/17

先日の戯れる会例会の後でカレーを食べながらみんなで話をしたのだが、原子力に代わる代替エネルギーは、本気でやれば5年か10年で絶対に開発できると思う。自動車の排気ガス規制だって、最初は自動車メーカーいじめみたいな感じだったけど、今じゃクリアして当たり前だもんね。そして、なるべく電気を使わないようにすりゃいいんですよ。夜中まで看板の電気つけてることはないし、街も駅も、今の都心ぐらいで何も問題ない。

VoyageMPDできくこと4日目、ハイレゾのデータだけじゃなくて、iTunesのAACも再生しているのだが、どれもけっこう良くて、今日はレナード・コーエンの圧縮音源をきいて「へー、なるほど」って思ったりしている。iPad+MPaDでの操作とMacBookAir+Thereminでの操作、どっちもどっちって感じですが、老眼の人にはiPadかな。

VoyageMPDは手作りのLINN DSみたいなもので、DACは入っていないから、商品化して売ってもそれほど高価なものにはならないけれど、やっぱり一人じゃ音を出せない人の方が多いだろう。僕もそのうちの一人だ。戯れる会に入っている人は、会員同士で教え合ったりも出来るけど、そういうコミュニティを持たない人、持ちたくない人、必要がない人、ある程度完成された物が欲しい人にはLINN DSがおすすめです。音はどうでしょうね、VoyageMPDはLINNと違ってDACを選べるから、あれこれ遊べるのは確かだ。

さあ、サッサと原稿を書かないとまずいぞ。手元で操作して音楽かけつつがんばろうっと。

そういうわけで、緑茶を4杯飲んで、夜なべ仕事で原稿書いている。  2011.5.18

そんなわけで、Pogoplugを買いに行くことも出来ないし、LANケーブルを買いに出ることも出来ずにいる。

僕が日常的に一番よく使ったデジカメはオリンパスのC-3030ZOOMだったということは、以前にも書いた。2000年の3月発売で、2000年の末に本体+32MBのスマートメディア+電池+充電器で67900円で買っているのだった。。そして、iPhotoの中に入っている画像のExifを見ると、2004年の初め頃までC-3030Zを使っているから、ほらね、けっこう長く愛用していた。記憶の中ではコンパクトデジカメなのだが、実はけっこう大きかったのではないかと思って調べてみると、横幅が109.5mm 高さが76.4mm 奥行きが66.4mmで重量は300gだけど単三電池4本だから、やはり今貸し出してもらって試用しているE-PL2とそれほど変わらない。

そうか、10年ってのはすごいなあ。あの頃は32MBとか64MBのスマートメディアを数千円から1万円で買っていたのだが、今じゃ下のBONZでサンディスクの4GBが980円だし、Eye-FiConnectなら放っておけばデータが転送される。そういうわけで、10年経つとデジカメ本体も似たような大きさでm4/3マイクロフォーサーズになり、レンズ交換が可能、値段も似たようなものだ。なるほどー。すごい進歩だ。

同じくオリンパスのE-10は2000年10月の発売で、これも2000年の末に買っている。E-10は仕事に初めて使ったデジカメで、EF17-40mmが出てキヤノンの一眼レフにするまでこれも大変よく使った。よく覚えていないけど、E-10は(ワイドコンバーターも必要だったし)17万か18万円ぐらいで買った記憶があるので、今使っているEOS7Dと15-85mmのセットがこれに近い値段で、C-3030ZがE-PL2の値段に近いというわけだ。なるほどね。これが10年だ。しかし、よく買ったなあ。今の方が貧乏だわ。

戯れる会を作ったのは2002年の5月だから、来年の4月は10周年になる。ちょっとずれているけれど、僕がデジカメで仕事をし始めたのとほぼ一致している。

4/3=フォーサーズという規格、個人的な感覚で言うと、「最初すごく期待して、次に中途半端だと思って、今は意外に良いサイズだ」と思うようになった。特にマイクロフォーサーズになってからが良い。逆に言うと、いくら性能が良くてもE-5はそこそこ高価だから、マイクロじゃないフォーサーズ機は販売面ではちょっと苦しいかもね。レンズを良くして画質ではAPS-Cに負けないようにすると、またレンズが高くなっちゃうから、真面目にやればやるほどきびしい、みたいな感じかな。

そういうわけで、僕は連休前からE-PL2を使わせてもらって、気楽に撮れて、ある程度コントロールがきいて、まあまあ思ったところにピントがきてくれて、必要十分な画質で、あまり大きくも重くもないという点でかなり気に入っている。ファインダーを覗くカメラは遊びにならないから楽しくない。だからやっぱりEOS的なカメラとリコーCX4みたいなコンパクト機と、その中間の三種類あると楽しい写真生活になる。もしiPhone内蔵のカメラが35mm換算30mmから60mmぐらいのズームになったらCX4は要らない。

おいおい、この話は本当かね?

ゲンズブールの伝記映画を見に行かなくちゃね。

ずっと自分の分のマーマレードがなくて困っていたのだが、ついに来年の分がストックできそう。  2011.5.19

4つある原稿書きのうち2つが終わった。残りもあと数日で終わらせなくてはいけない。まあ、MacBookAirに向かっているから書けるというものでもないからなあ。

うーん、やっぱり来年分のマーマレードは残らなかった。と、なれば次のロットだな。次のロットはまだ注文が入っていないのだが、どうなるかな。そろそろ5月も下旬だから、マーマレード作りも終盤戦に入ってきた。

コンパクトデジカメでもiPhoneでも写真は撮れる。そしてもちろんミラー付きの一眼レフでも写真が撮れるわけだが、どこが違うのだろうと考えてみる。これはオーディオと大いに共通する。

大きいのから小さいのから、それなりにあれこれ使ってきてみて思うのだが、コンパクトデジカメでは撮れない写真がある。それは一般的には背景をぼかした写真ということになっていて、それは正しいのだが、ほんの少し違った表現をすると、背景のボケというより、やわらかな写真が撮りにくいことが僕のコンパクトデジカメに対する最大の不満だ。ちゃんと撮れているんだけど、余裕がない感じとでも表現したらよいのかな。

それはちょうどハイレゾデータによる音楽再生の空気感みたいなものなのだが、では、そのやわらかでやさしい表現はどのあたりから得られるのだろうと考えるた時、巷に今出まわっているデジタルカメラの受光体のサイズで言うとフォーサーズぐらいから上の大きさのものが必要だと思う。

たとえば女性のポートレートを撮影するときに、モータードライブ付きの一眼レフで連写という方法もあって、プロのモデル相手なんて場合ならそれはそれでいいんだけど、もっと普通の写真を撮るのが好きだから、わざと古いスプリングカメラや二眼レフを使ったりしてきた。それに近い写真を撮ろうと思ったとき、あるいはちょっと気楽に作った料理を撮ったりする時に、一時期は中途半場でダメだと思ったフォーサーズ、それもマイクロフォーサーズになってからの、パナソニックやオリンパスのデジカメはちょうどよい。被写体に威圧感を与えないので、やわらかな雰囲気の写真が撮れる。  2011.5.20

今日で一週間何枚かのCDをリッピングし直して、VoyageMPD+フェーズテックHD-7Aできいてみている。これはなかなか心地よい音で徐々に好きになってきた。こちらも、仰々しくない点が良い。

一方で仰々しい方の代表としてMacPro+Audirvana+Fireface400ってのを久しぶりに試してみる。バージョンが上がってVer.0.9.1になったら、Fireface400でもIntegerが使えるみたいで、24bit192kHzのデータを再生すると時々CPUオーバーの赤マークが出るが、以前のような断続ノイズは出ない。僕のMacProは初代なのでメモリが対応していないのだが、きわどく音が出るようになっている。このあたり、まだよくわかりませんね。

それでもって、もう一度VoyageMPDに戻ってみると、なるほど、しなやかな音でこちらもなかなか良い。PCオーディオは面白くなってきたなあ。  2011.5.21

土曜日の夜は藤沢でフルートとハープとチェンバロの演奏会、日曜日の午後はヨガのレッスンで、それが終わった後、江戸川区総合文化センターでバレエの発表会を見た。大ホールだから割と沢山の出演者がある大きな発表会だが、一人だけほんまもんのプロが混ざっていて(男)、たった数分間、彼の動きを見るだけでも価値がある。それで、戻ってからVoyageMPDで音楽をききつつ原稿書きをする。  2011.5.22

今朝、ある方から震災時の写真が送られてきた。オーディオルームは大地震に遭うとこんな風になるのか、アンプが落ちる、CDが散乱する、言葉と頭ではわかっているけれど、写真を見て絶句した。

津波に襲われた地域では、一瞬にして全てを失っているので、それに比べればマシと思うしかないのかも知れないのだが、それにしてもひどい。僕がいる東京でも高層ビルの上の方だと揺れが激しく、建物は壊れないがオーディオ機器はかなり被害があったようだ。他人の不幸を見て喜ぶなんて事ではなくて、何かの参考にするために、もし、提供していただける画像があれば、お送り下さい。写真の上手下手などは問いません。よろしくお願いします。

出かけることが多くて、ちょっと遅れてしまったのだが、やっと今日の午前中にPogoplugとUSBメモリ、そして少し高級そうなカテゴリー7のLANケーブルというやつを買ってきた。NAS用に50cm、VoyageMPD用に2mの二種類を買った。二本合計で3000円台だった。一般のLANケーブルとしてはとても高価だけど、オーディオ用としては安い。やってみないとわかりませんが、多分音は変わるんじゃないかなと思う。

明日の火曜日夜は音楽喫茶をやっています。先週からVoyageMPDで音楽をきいているので、ご興味のある方はどうぞ。

今日LANケーブルを二本取り替えて、一日中鳴らしていたので、音はちょっと良くなったかもね。クッキリハッキリした音になりました。良いことです。  2011.5.23

BeatSound&DigiFi編集長の武田さんがBlogで5/28のRockDayを紹介してくれている。ありがとうございます。PCオーディオfanにもDigiFiにも紹介されている内容をそのまま体験できるのは、StudioK'sの音楽喫茶だけだと思う。そして、そんなのって昔だったらあり得ない。

昨日はLANケーブルでちょっと音が変化したことに合わせて、ルームアコースティックの調整を変更した。

そして、最後の決め手はこれだ!  2011.5.24

今日もCDのジャケット写真を撮りながらリッピングをしつつ、きわどく最後の原稿を書いている。昨日僕がどのようにジャケットの写真を撮って後処理をしているのかをオリンパスのお二人に見ていただいた。フラットベッドスキャナを使えば矩形で切り抜くのがやりやすいし、均一に光が当たるので、普通はフラットベッドスキャナを使った方が良いと思う。ただ、ゴミやキズの処理が必要なのは同じですね。離れたところに置いてあるスキャナから、スキャンしたデータを無線でMacProに送ってくれれば最高だが、僕が持っている複合プリンタにそういう機能は付いていないので、デジカメで複写という方法を採用している。

複合プリンタをMacProがある場所に移動すると、一緒にLenovoもやってくるので、厨房での音楽再生に少し支障がある。

けっこう必死でジャケット写真を撮って、NASにリッピングを繰り返したが、VoyageMPDはアートワークを表示しない。しょうがないよね、ほとんどタダみたいなもんですから、しょうがない。

同じデータをAudirvanaで再生すると、こちらはバッチリ埋め込んだジャケット写真が表示される。まあ、しょうがない。VoyageMPDにしてもAudirvanaにしても、きける音はちゃんときけているから、きけないものがあったり、画像が出なくても怒らないことにしましょうね。  2011.5.25

VoyageMPDは製品がなくて売ってはいないし、仮に将来どこかが作って販売したとしても、接続がちょっと面倒だからそこのところも含めての製品とサポートってことになるとLINN DSになってしまう。だからVoyageMPDが今後どうなっていくのには、とても興味がある。戯れる会は集団だから、すでに頒布が始まって全国で何十人かが手に入れている。それで、あれこれ教えてもらったりもし始めていて、さて音が出るかどうかってのが、現状です。

僕が持っているフェーズテックHD-7AはUSB入力だと24/96までの対応なので、VoyageMPD+HD-7A旧型では96kHz以上のデータだとノイズが出る。だが、新型HD-7Aは192対応なので全部すんなり再生OKになる。VoyageMPD+DDコンバーターで、SPDIF出力して接続した場合にノイズが出るかどうかはやってみていないのでわからない。これがOKならVoyageMPD+DDコンバーター+HD-7AとかFirefaceシリーズで192kHzまで再生OKになるのだが、どうだろう。

Audirvanaは僕が使っているMacProだとメモリの世代が古いのでintergerモードにはならないし、重いデータだと時々ノイズが出る。まったくねえ、ちゃんと音を出すにはあっちもこっちも買い替えを要求してくるので、やだね。foober2000+Firefaceで再生していれば24/192はOKですが、foober君は例のごとくあそこがしょっちゅう外れるから日常的には使いにくいし、ってことでこれもやだねの三重苦なのだが、こういう事を楽しめないとPCオーディオはやってられない。

相変わらずこの方の洋楽雑記帳は素晴らしいのです。RockDayにご招待したい。来てくれるかな。

震災の写真を送っていただき、ありがとうございました。編集部に渡したら、担当の小池さんが息を飲んでいました。

オリンパスのE-PL2でもストロボを使って写真を撮りたいと思うわけです。で、僕が持っているキヤノンの580EXを付けるとこんな風で、ストロボが電池込みで477gだから頭でっかちで大変×4ぐらい持ちにくい。ガイドナンバー25ぐらいでいいからマイクロフォーサーズ用の、小型軽量でしかも自由に首を振るタイプの外部ストロボが欲しいところだ。キヤノンも多分似たような理由で、つい最近ガイドナンバー27と32のタイプを出している。

ただ、これをやって面白いなあと思ったことがある。オリンパスにキヤノンのストロボだと、自動調光はまるできかないのでフルマニュアルになる。つまりカメラ側は適当なシャッター速度と絞りにして、ストロボはマニュアル発光で1/16とか1/32とかで調節するわけだ。不便と言えば不便だけど、テーブルフォトなんかの場合、この撮り方ってものすごく気分が良い。ほんの少し明るかったりしたら、感度で調節でもOKです。感度だと1/3ステップだし、ストロボの倍々、つまり1/2ステップきざみより細かな調整がきく。自動調光のストロボ撮影は向けた角度などによって露出がバラつくから、あらためてマニュアル制御の利点を感じた。オートってのは便利で不便なんだ。

なんて書けるのも、その場で撮影結果がわかるデジタルカメラならではの話だ。そして、カメラ背面の液晶はとても重要で色調とピントの確認が出来ないことにはお話にならない。

VoyageMPDできいて、今のところ最も衝撃を受けているCDがこれです。10年近くこのCDをかけてきているけれど、こんな音はきいたことがなかった。これにはまいった。しかし、CD一枚新品で2万ですか。これにも驚いた。

そんなわけで、NASは絶対に作っておいた方が良いと思う。いくらなんでも、もうそろそろQNAPのTS-119もなくなるんじゃないかな。  2011.5.26

今日の昼頃、伊豆からの夏みかんが届く予定だ。その届く時間によって、オレンジマーマーマレードの出来上がり時間が変わるので、今日中に作って発送までいけるか、それとも明日の発送になるかというところだ。

そろそろ5月も終わり、マーマレード作りも夏みかんが収穫できなくなる6月初め頃までだ。そういうわけで最終ロットが近づいてきているので、冷凍保存用に欲しい方はお知らせ下さい。どっちみち作ってもあと二回か三回ぐらいだと思います。

この10ヶ月ぐらいで1.2kgほど体重が増加したので、これをまた元に戻そうと思っている。そして、生まれて初めて本気でリッピングという行為をやっている。僕がリッピングしたいCDって500枚以下だと思う。一枚平均500MBとして約250GBか。まあいいんじゃないでしょうか。

いつの世もこういう構造がある。

そして、こういう人たちもいる。

明日はハイレゾRockDay、皆さんどうぞお出かけ下さい。  2011.5.27

ただいま、RockDay中。雨にもかかわらず、15人ほどのお客さんが来てくれていて、何故かルビジウムのクロックありなしの試聴をしている。

今日は梅雨入りだというのに沢山の人がきてくれて、ありがとうございました。今はちょっとホッとして一人でRockじゃない音楽をきいている。  2011.5.28

関東は5月だというのに梅雨入りして、昨日も今日も雨だ。このところずっと慢性的な睡眠不足だったので、今日の午後は昼寝をして、少し解消した。

あーあ、ちゃんと動いていたのに、QNAPのNASを再起動したらVoyageMPDのデータが消えてしまい、何をどうやっても一部分しかライブラリに入らなくなった。QNAPの中は何も変わっていないのにおかしいなあ。何でだろう? まあ、こういうこともあるさと思わないとやってられない。LINNのDSなら、今はもうこんなこともないだろう。だから、そういうことで苦労したくない人はLINNがおすすめなわけです。

TheBeatlesの24bit版はちゃんと認識されているので、もう一度24bit版を全部きいてやるか。ちなみに、AudirvanaからはNASの中のファイルすべてが再生可能です。うーむ、わからん。Sさん、昨日のRockDayで僕のNASに何かした? と書いてみる。

AudirvanaのintergerモードのためにMacProを買い替えるってのもねえ、あれですよね。バカってやつです。それなら13インチのMacBookPro買った方がいいと思ったりするけれど、そんなことするとAirを使いたくなくなる。そういうことから逃れるためのVoyageMPDという面は確かにありますね。  2011.5.29

この四年半で何個のシフォンケーキを作ってきたのだろうと思って、簡単に調べてみた。失敗したり実験的に作ったものは含めず、買ってもらったもの、見本で作って人様に提供したもの、プレゼントしたもの、音楽喫茶用に作ったものなどの総数を調べてみると、もちろん正確にはわからないのだが、約900個ぐらいだった。近頃やっと出来上がりが安定してきたのだが、この数を作ってやっとここにたどり着いた。

自分で撮影したジャケット写真を埋め込んだ音楽データファイルを、試しにWINAMPで再生してみると、アルバムアートは表示されないのだった。ふーん、なるほどね。音質さえ文句を言わなければiTunesは最高なのだが、完璧なものはないなあ。

慣れというものはおそろしいもので、日常的にMacBookAir(その前はMacBookPro)を使っていると、ノートの方がキーボードを打ちやすくなる(微妙な手の角度の問題ね)し、スクロールもトラックパッドの二本指の方が快適になってきている。Photoshopなんかで細かい作業をするにはマウス必須だが、それ以外はトラックパッドの方が便利になってきているかも知れない。

井上陽水がライブで「闇夜の国から」を歌ったとか。なるほど。そういう歌だったんだ。明日の夜、音楽喫茶で陽水のレコードをかけようかな。

確かにAudirvanaとMacProの組み合わせってのは良くて、Audirvanaのちょっと大げさな音とMacProのズシッと下に下がった低音の支えの合わせ技はなかなか魅力的で、これまでMacProを4年間使ってきた中で最も良いプレーヤーだと思う。

やはり、日本はこんなことをしてきてる。どう考えるかは自由だけど、一応これは読んでおいた方がいいと思う。もう10年以上前にこんなことを書いている人がいた。

TalkingHeadsはRock、NeilYongもRock、RyCooderは? 悩む。

先日の日曜日が「ハイレゾ音源のRockDay」だったから、僕は「今度は圧縮音源RockDayってのをやりたい」って提案したんだけど、DJのお二人は「それじゃ誰もお客さんが来ない」と言って相手にしてくれないのです。僕は本当に圧縮音源でも良いと思うんだ。iPadからのAirPlay音楽喫茶なんて最高じゃないっすか。「Rockはそんなに高尚なもんかい」と言うつもりもないけど(半分ぐらい言ってるが)、いや、ホントに真面目な話、iPadからのAirPlayってものすごく気分が良くてやめられないし、僕はあまり不満を感じないのです。だから、明日の夜の音楽喫茶はiPadのAirPlayでいきたい。半分はオーディオマニアなんだけど、半分はそうでもないのが僕のスタンスかも知れない。

つまり、ハイレゾじゃなくちゃダメってのは、フルサイズのデジカメじゃないとダメって言ってるようなもんだと思うわけですよ。僕はコンパクトなリコーのCX4も好きだし、オリンパスのE-PL2も好きなのです。「音をきくな、音楽をきけ」なんてことを言うつもりはない。音にこだわっている人が音楽をきいていないなんて言うつもりもまったくない。画質や音質は良い方が良い。でも、E-PL2はもちろん、CX4でも作品は作れるし写真を楽しむ事はできるはずだ。もちろん携帯のカメラでも然り。再生音そのものが作品であるとすれば、それはハイレゾ音源でもなくPCオーディオでもルビジウムでもなく、一番重要なのは全体のバランスやどう鳴らしたいかだと思うのだ。  2011.5.30

先日の日曜日「ハイレゾ音源のRockDay」が終わった後、関係者の皆さんとあれこれ話をしていて、Perfumeの話になり、探検隊のSさんが「山本さんそんなにPerfumeが好きなら、今度一緒にライブに行きましょう」と誘ってくれた。僕が「もちろんそのつもりだが、去年の東京ドーム以来、関東ではライブの予定がないし、チケットは大変取りにくい状況だけど、ファンクラブに入っている、、」まで口にしたら、DJのお二人が「えー!山本さんファンクラブ入ってるの?」って声を上げて、半分呆れた。僕は「ファンクラブに入っている親しい人がいるから、大丈夫」と言った。でもですね、「えー!」の気持はわかりますが、でもですね、たとえば僕は「R・シュトラウス協会」の会員だったことがあります。ルチア・ポップと一緒に記念写真撮ろうと思えば撮れました(その一年か二年後に若くして亡くなった)。紺のブレザーコートを着たクルト・モルの歌もきいたことがありますが、それは驚かなくて、「Perfumeのファンクラブ」って言っただけで、「えー!入ってるの?」って驚くのは、差別と偏見じゃろう(と、広島弁っぽくなる)。

差別と偏見っていうのは、たとえば「R・シュトラウス協会とPerfumeファンクラブは違う」という意味も少しあるけど、そうじゃなくて、「おじさんはファンクラブに入るほどPerfumeを好きにならないもの」というような意味かな。僕は自分が気に入ったもの、好きになったものは徹底的に好きです。そうでなければ、こんな事を毎日やってはいられない。実年齢はともかく、僕の頭は20代から進歩してなくて、今の30才ぐらいの人は意外に保守的だったりするから、若者は皆さん僕より大人かも知れない。  2011.5.31

☆そろそろ5月も終わり、マーマレード作りもそろそろあと一週間か10日ぐらいで終わりますので、欲しい方はお知らせ下さい。

総理大臣ってのはアメリカの大統領と同じように、国民投票で選ぶべきだ。もうそういう時代でしょう。本当にみんなが強くそう思えば、きっとそうなる。だってさ、サミット行ったって何したって、早ければ数ヶ月で交代してしまう人間の言うことなんか、誰も本気できいてくれないでしょう。一国の代表ってのはメッセンジャーではない。

今日は会計事務所のおじさんが来てくれて、帰った後はLenovoで会計ソフトを使って帳簿付けの午後。相変わらずMacProでリッピングをしつつ、音楽ききながらやっている。  20116.1

昨日伊豆に「夏みかん送って下さい」と注文をだして送金したら、何と「昨日収穫した物があるから、今日送りました」という返事が来て、今朝夏みかんが届いた。ずっと、5日から一週間ぐらいかかっていたのに珍しい。そんなわけで、今日の午後はマーマレード作りということになり、基本的には注文生産なのだが、今回は少し在庫をかかえるかも知れない。欲しい方はメールでお知らせ下さい。studio.k@mac.com です。

よほどのことがない限り、今年のマーマレード作りは今日と、あと一回で終わると思う。

ヨウジ・ヤマモトにフランスの芸術文化勲章(最高位)か、すごいね。サイズがちょうど良いものがあって、10年ぐらい前のを今でもけっこう沢山着続けている。

自分でジャケット写真を撮影しつつ、リッピング作業をしつつ、未完成人じゃなくてミカン星人をやっている。ジャケットの複写は窓辺でレフ板を立てて、借り物のオリンパスE-PL2にEye-FiConnectを入れて行うと、撮影しただけで、MacProのEye-Fiというホルダの中に今日の日付のホルダが出来ていて、MacProの前に座った時には転送が済んでいるので最高だ。そして、次の撮影に入るときにカードを戻す必要もないので、一度この快適さを知ってしまうとやめられない。

今日ぐらいの曇りでISO400だとf5.6(つまり望遠側の開放)でシャッター速が1/13secから1/5secぐらいかな。でも手ぶれ補正がきいて、もちろんシャッターはそっと押す注意が必要だけど、手持ちでOK、と軽く書いているが、色々な意味で実はこのあたりがけっこう際どい臨界点だ。E-PL2についている背面の液晶は解像度が高いからピントが合っているかどうかの確認が出来る。僕は動かない被写体なら背面液晶を見ながらの撮影を好んでいる。そして、画質は必要十分を超えているし、Eye-FiConnectも含めて最高の使い勝手だ。日々気楽に使うカメラはこうでなければいけない。この条件でのCDのジャケ写(つまり被写体の面積が小さく、しかも平面)だったらリコーのCX4でも多分そこそこいけると思う。でも、ちょっと条件が悪くなって暗くなったりするとストロボで撮りたい時もある、そうすると外部ストロボが装着出来ないコンパクトデジカメでは、また明日ってことになってしまう。

まあ、そういうわけで紫色の字で、こんなジャケット写真はいかが? デスクトップにドラッグ&ドロップしてiTunesの画像にしていいですよ。

一時期名前をマークにしちゃったこの人のアルバムではこれが好みで、今回もリッピングの対象になっていますが、このCDを買って以来多分20年ぐらい、ずっとジャケットのエグさが持続しているところがすごい。中身はすごくクールだと思う。

それから、ソニーのIさん、このジャケットもアートワーク取得では出てきませんのでお使い下さい。

ラムチョップなんてもんをきいている人はあまりいませんよね。でも、このCDは(LPも持ってるが)僕の愛聴盤ベスト200には入るな。きっと。

このところはずっとiPadのiPodからAirPlayでAirMacExpress経由FirefaceUCできいているんだけど、けっこう満足していて、別にこれでもいいやと思ってしまう。最高音質の状態ってのもいいんだけど、そればかり追求するとキリがない。ヨウジ・ヤマモトも好きだけど、ユニクロやGAPも好きなのと同じかな。

色々なタイプのカッコつけ方があるわけだから、個人差があって当然ですが、僕の中の粋、不粋ということで言わせてもらうと、確かに高音質な方が良いしそれを追求するのも楽しいと思うのだが、高音質な物だけでかためるのって粋な感じがしない。良い物は知っておくべきだと思うのだけれど、それだけで固めるのは、遊びや余裕が感じられない。話してても汗と唾が飛んできそうで疲れる。

送られてくる夏みかんの中にはこういう皮の汚い物もあって、そういうのは使っていないし、直径1mmぐらいの黒い部分を包丁で取り除いているなんてことは、出来上がりからは多分わからないだろうし、だから味がどう変わるわけでもないのかも知れない。それは単なる僕のこだわりで、見た目がきれいな方がいいなと思っているだけだから、再びこのことを書く気はない。見た目で言えば、もっとカッコいいきれいなガラスの容器に入れて売ったら1kg5000円で売れるとアドバイスしてくれる人もいる。

でも、マーマレードは食べちゃうとなくなる物だから、オーディオ機器のデザインとは違って、中身が問題なのだと思う。わかるってくれる人はちゃんとわかってくれて、徐々に徐々にだけど毎年注文してくれる人が増えている。どうってことない密封容器に入って送られてくるやつが、素敵なパッケージで高いのと比べようがないほどおいしいのってカッコいいと思うんだ。

だから、ルビジウムにしても、その他の機器にしても、きれいなガラスの容器と同じで、ありゃあったでいいし、なければないでもいい。ルビジウムのクロックは良いから買いたい人は買えばいい、無駄だと言う気はない。必要だと思う人が買うことに反対はしない。でも、オーディオってのはそれだけじゃないと思う。

ああダメだ。ここまで書いて、夜遅くだっていうのに突然、柿ピーが食べたくなった。コンビニに行って、普通のとわさび味のと買って、ムシャムシャ食べたくなった。身体に悪そうだなあ、でも食べたい。  2011.6.2

世の中には徹底的にやりまくったオーディオシステムってのが時々存在する。家屋の電源ケーブルからやりまくって、極端な場合は家の前に電柱を立てたり、自家発電まで考えて、一分の隙もないシステムを作る人がいる。そういうことが出来ないこちら側の妬みからくるものかもしれないけれど、隙がない状態は息が詰まる。長い間地下室には憧れたが、あの完全密閉の閉塞感は嫌だ。半地下や、昼間一部外光が入る地下室はすごく良い。

最高の機器と最高の音楽データもいいんだけど、最高の機器を使ってるなら圧縮音源でもそこそこ良い音するかも知れないじゃない? 逆に最高の音楽データを手に入れたら、それなりの機器でも良い音がきけて楽しめたりする筈だから、まずはそれを十分味わっててもいいんじゃないか。って思うのだ。

今夜は素敵な人にお誘いを受けて「シルク・ドゥ・ソレイユ クーザ」を見に行く。名前は知ってたけど、初めてなので楽しみだなあ。  2011.6.3

しつこく、先日からの話を繰り返しますけどね。僕のMacProだとどうやってもAudirvanaはintergerモードにならないわけです。でもけっこう音は良い。MacBookAirからだと一応intergerモードになるのですが、では、MacProの非intergerモードとMacBookAirのintergerモードではどっちが音が良いと思います? そんなの比べてみなけりゃわかりませんよね。じゃあ、そこにケーブルやらクロックやらもからんできたらどうなるのか。答えは100通りになるかも知れない。だから、全体のバランスやら何やらが重要で、まあ、そんなあれこれを、集まったみんなで寄ってたかって試してみて「おお、なるほど」とか「がはは、まいったねこりゃ」なんて言って楽しんでいるのが「StudioK'sで音と戯れる会」ってわけです。

子供の頃、木下大サーカスを見たことがあって、サーカスはそれ以来だったが、シルク・ドゥ・ソレイユ「クーザ」は無条件に楽しかった。笑って、ハラハラして、驚いて、拍手した二時間半だった。人間ってすごいんだなと思う。生演奏が入っているんだけど、それもすごく良かったし、まともな音響だった。

色々な出し物があったけど、グルングルン回るやつがすごかったなあ。あんなのやれたらさぞかし気分が良かろうと思う。あと、一輪車の男女が妙にエロチックだった。

レナード・コーエンがスペインの『アストゥリアス皇太子賞(The Prince of Asturias Awards、スペイン皇太子賞)』の文学部門を受賞したそうです。いいね。スペインもなかなかやるね。

シルク・ドゥ・ソレイユを見て、ピナ・バウシュの舞台を見たくなった。去年は心に余裕がなくて公演を見逃してしまったのだが、今年はやらないのかな。

被災地における写真の複写ボランティアというのがあることは知っていた。その様子がカメラマンの新藤さんとこのBlogに掲載されている。食事はともかく、クルマで連れて行ってくれれば協力したいところなのだが。うーむ。陸前高田というところに行ってみたい。  2011.6.4

今週の土曜日は戯れる会例会ですが、非会員の方で参加してみたい方もどうぞ、6/11(土)13時から8時 参加費2500円で途中にコーヒーが出ます。

そろそろ、今季最後のマーマレード作りになりそうな夏みかんを発注した。欲しい方はどうぞお知らせ下さい。studio.k@mac.com  です。  2011.6.5

あのpanipopoさんがお菓子作りの本を出した。買ってみようっと。

僕は2008年の秋からフェーズテックのCA-3というプリアンプを使ってきた。そして先日、現行機種であるCAー3IIが持ち込まれ、使っていた。僕のCA-3は電源を強化してあったので、音は現行版ともいい勝負をするのだが、CA-3(改)とCA-3IIを比較するとCA-3IIの方がちょっと中低域が厚い音だ。有り難いことにCA-3(改)を引き取ってくれるという方が見つかったので、僕はこの5月から正式にCA-3IIを使う事になった。

いつも書いているけれど、プリアンプはスピーカーの次にサウンドの鍵をにぎっている機器だ。僕の出している音が、以前より少し暖色系の音にシフトしていたら、それはプリアンプの違いによるものだと思って下さい

明日の夜は音楽喫茶をやりますので、どうぞお出で下さい。こちらは、喫茶なのでいつも通りお茶代は1000円ですし、シフォンケーキは500円です。  2011.6.6

昨日から突然暑くなった。暑くなるとMacProはちょっと辛い。音は堂々としてていいんだけどね。それで、サイトの更新や画像の処理が終わったらさっさとスリープさせて、iPadからAirPlayでいいかなんて思ったりする。

写真を撮る仕事をしてきているので、長い間、Macのモニタは金をかけてきた。でも、どうやら最近じゃDELLの24インチ38000円で買えるモニタがかなり良いらしい。Webはおのおののモニタで見られるわけだし、iPadやiPhoneやAndroid携帯やタブレットのモニタできれいに見えればOKなんじゃないだろうかと、そう考え始めている。

予定通り、Macの新OS Lion と、iOS5、そしてiCloudが発表になりましたね。

何と、新OSは7月からMacAppStoreのみでの販売、ってことはダウンロードのみってことらしい。

この数年、Appleは徐々にPhotoshopの機能をOSに標準装備のiPhotoやビューアーに盛り込んできているのだが、iCloudと組み合わせたEvernote的な機能を付けてくるんだろうなと思う。

それと、iTunesMatchがすごく意外というか、こんな手があったのかと思った。つまり、年間24.99ドル払うと、たとえ違法にリッピングした楽曲でもiTunesStoreに同じものがあれば、アップロードせずにクラウドからきくことが出来るというサービスだ。で、しかもそれでレーベルにも金が落ちるということが実現すれば、評判のよろしくないJASRACよりだいぶまともなんじゃないかね。あ、もちろんクラウドからきけるのは(無線のサービスだし)256Kbpsのデータです。

いくつか作ってみたいと思うお菓子があるので、今度のお菓子作りとデジカメの会の時に、みんなで相談しよう。

興味のある人には興味があるかも知れないのだけれど、上の写真って何もしていないと思うでしょう? でも、撮ったままの画像って下のこんなものですね。上の写真を見て、何もしていないと思ってもらえたら僕としては最高です。すべてと言ってもよいぐらい、似たような処理をしてアップロードしていて、これは音楽におけるマスタリングに近い行為かも知れない。

今日のバナナシフォンケーキは実にうまく焼けて、味見をしてみると、やはりなかなかおいしいものだった。そしてMacPro+Audirvana+FF400でマリーザ・モンチのAmor I Love You をきいてみると、これがまた最高記録更新って感じの良い音なのだが、お客さんはゼロに等しかった。まあ、世の中そんなもんですかね。

このところ2日がかりで不要品を捨てたり片付けをして、キヤノンの複合プリンタとLenovoを厨房の奥からMacProの近くに移動し、それでCDのジャケットをスキャンしてみている。

iPadやiPhoneがこれまでと違ってPCやMac経由不要で使えるのは良いことで、今後スマートフォンやタブレットはさらに増加してゆくことだろう。

僕はつい写真のクセがぬけなくて、デジカメで動画を撮る時に縦位置で撮ってしまうことがあるのだが、次期MacOSに入っているQuickTimePlayerは画像を回転できるみたいで、いつも、「なんで動画は横位置だけなのだろう?」と思っていた身にとってはこんなところが嬉しかったりして、また最新OSにしちゃうわけです。  2011.6.7

一昨日、本郷三丁目のコーヒー屋さんにドリップ用のペーパーフィルターを買いに行って、その時に近くの眼鏡屋さんに寄って眼鏡の洗浄をしてもらった。眼鏡屋さんのご主人とももう5年ぐらいの付き合いで、徐々に僕が何をしている奴かがわかってきていて、「最近は何をしているのか」と聞かれたので、「もちろん、オーディオ関係の原稿書きなどはあるが、4月から6月の初めまではマーマレード作りがある」と言ったら、食べたいと言うので、200gほど届けてあげた。

今朝iPhoneが鳴って、「もう家に買ってあった外国製のものは食べる気がしない」と言っていた。そういう点ではシフォンケーキも同じなんだけど、マーマレードは少しずつ食べていると長期間楽しめるし、冷凍もしやすいこともあって徐々に注文が増え、今年は最高記録更新中で、あと2kgの注文がきたら70kgというところまできた。1シーズン100kg買ってもらうのが目標で、それ以上になると一人では作ることが出来なくなるかも知れない。あるいは腱鞘炎になってしまうかも。

昨日からキヤノンの複合プリンタでCDのジャケットをスキャンしてみている。一番お手軽な設定でやると、色が浅くてまるでダメなので、「そりゃないだろう」と思い、ドライバを起動ってのを選んで、あれこれ細かな設定をしてみた。結果はかなり良い。

まあ僕の場合、そういう設定をしてあれこれやるよりも、デジカメで撮影しちゃった方が早いという面もあるのだが、スキャナもちゃんと使えるようになっておきたいと思ってやってみている。もちろん一般的にはスキャナのメリットの方が大きいと思う。

微妙に切り抜いたり変形をかけたりキズやゴミを修正したりってところはスキャナもデジカメの撮影も同じだから、僕はどっちでもいいんだが、A4のスキャナではLPのジャケットはスキャンできないから(位置を変えて4回スキャンしてあとで合成する?)、デジカメでの撮影も出来た方が良い。そろそろLPもデータできく時代になってくるかも知れませんしね。

こういうジャケットはスキャンが有利だけど、これにしても実はスキャン後の後処理がけっこう大変だった。やってて、「我ながらバカだなあ」と思った。隅っこの方に処理しきれていない部分が少し残っている。

ブラームスのピアノソナタは、これとLPでアラウが弾いているものを持っていて、どちらも良いからこの二枚でほぼ満足している。いつも書くけど、第二楽章が最高にロマンチックな曲です。Amazonで売ってるのかなあ。

有名な「弦楽六重奏の主題と変奏」が一緒だし、中身はこれのはずだけど、同じジャケットのCDはもう売ってないみたいだ。

これをリッピングして、今夜はAudirvanaできいてみようっと。  2011.6.8

わー! 今日明日作る分で最終回だと思っていたが、昨夜11時過ぎにマーマレードの注文が二件入り、まだ送ってないけど、2011年は総生産量71kgが達成された。そんなわけで、そろそろ収穫が終わりそうな夏みかんをまた新たに注文し、これは来週届く予定で、またまた数キロの余裕ができたので、欲しい方はお知らせ下さい。僕はこれまでに自分の分を1kg冷凍したのだが、できればもう1kgぐらいは冷凍しておきたいなあ。

そんなわけで、夜中にジャパンネット銀行で送金して「来週にでも夏みかん送って下さい」というメールを出したら、「今日送ります」という返事がきた。5月頃は一週間ぐらいかかっていたのにおかしいなあ、まあ、先方にも色々な都合があるのだろう。そういうわけで、目の前に夏みかんが15kgあって、これを今日明日で加工し、あとは来週と思ったのだが、こうなったら今日と明日で材料25kg分の中から目一杯作って発送しよう。

僕はFMで音楽をききながら作業をするのが大好きで、こういうことを6時間なり7時間やるのは全然苦にならない。ヤクルト飲んでがんばろう。そんなわけで、来週になると返事した皆さんにも今日明日の分から送ることになりそうです。

地震や津波でこういうことが出来なくなってしまっている人たちが沢山いるわけだから、去年同様というか、去年以上にこうして仕事ができることを有り難いと思う。

ブレンデルとサイモン・ラトルのベートーヴェンピアノコンチェルト集CD3枚をリッピングしつつ、夏みかんの皮を包丁で刻む。刻み終わったところは下の写真のような感じですが、残念ながらフードプロセッサーや鰹節削り器のようなものでスライスすると、あまり美しくないものになる。ミカンの皮って元が球形だし、白いフワフワした部分があるから、手じゃないとこんな風な均一なものにはならない。

まあ、切る方向が違うしね。

昼間は目一杯労働をしたので、夜は久しぶりにトンカツでも食べに行こうかと思ったが、それは明日にでもして、自分で作って食べ、夜はまたまたバージョンアップしたAudirvanaでレナード・コーエンをきく。若いレナード・コーエンもいいけど、70才を過ぎたロンドンのライブがすごく良い。カエターノ・ヴェローゾにしろレナード・コーエンにしろ、到底同じところには行かれないけれど、「あんな風になれたらいいあ」と思う対象が存在することはとても良いと思う。  2011.6.9

先日眼鏡屋さんに行った帰りに本郷三丁目の本屋に寄ると、入口付近には原発関連の本が平積みになっていた。大震災以来、日本国民は原発のことをものすごく勉強している。この際だから、政治や政治家に対して怒ることも身につけよう。でも、給食費はちゃんと払おう。

確かに元の議員を選んだのは私たちだが、どうも、今の首相ってのは「伝言ゲームでどんどん元の話が変化していった結果」みたいな感じだ。もう一度書く、首相は国民投票で直接選ばなくちゃダメだ。

先日スタジオK'sに来たどなたかが、「多少金儲けに走ってもいい、女好きでもいい、そういうのはみんな許すから、とにかくちゃんとしたリーダーシップを示すことができる人物ってのはいないのかね」と言った。まったくその通りです。確かめてはいないが、フルトヴェングラーだって、指揮が終わった後は必ず女性とベッドを共にしたという話もある。

自殺者13年連続3万人超えだそうです。

さて、昼に伊豆から夏みかんが届いたので、これからまたミカン星人をやる。午前中に包丁も研いだし(毎回研いでる)楽しんでやろう。あと一週間ぐらいは夏みかんがあるようなので、注文があればもう一回ぐらい作れそうだし、なければ今日で終わる。

厨房でJ-WAVEをききながら作業をする時、以前は午後2時とか3時以後はiTunesに切り替えていたのだが、最近はピストン西沢にはまってしまい、ついJ-WAVEをきき続けてしまう。ピストン西沢のトークって、最初は妙に芝居がかっていて「なんじゃ?こりゃ」って感じであまり好きじゃなかったのだが、あるところで突然好きになってしまった。あれは多分ピストン西沢がダミ声風に「ポポポポーン」と言ったのをきいて、思わず吹いた瞬間からだろうと思う。何て言うんだろう、「ポポポポーン」をバカにしつつ、肯定しつつ、流行ってるならやってやるよ、みたいなものすごく複雑なものが約0.5秒に凝縮されていた。お下劣ってやつなんだけど、世の中には愛すべき下劣ってのがあって、ニヤニヤしちゃうわけです。

貧乏な僕が一万円近い投資をしてPogoplugを導入したっていうのに、iCloudは5GB無料かよ、ひどいぜ。僕の場合、容量は5GBで十分だし、Pogoplugの方が優位なこと、便利なことって何だろう? 研究せねば。

明日の午後は戯れる会例会だ、みんなで集まってあれこれ持ち寄ってきくのは楽しいな。  2011.6.10

真面目に考えているんだが、50過ぎの優秀な男性にもう一回子供を作らせるプロジェクトをやった方が、日本のために良いのかも知れない。

今日の戯れる会例会は参ったなあ。ナグラのオープンリールって、こんなに良い音だったのかと、参加者全員の頭の中でテープがグルグルと回っている。そのうちきっとやります、RockDayじゃなくてOpenReelTapeDay。乞うご期待。

こればかりは実際にきいてみないとわからない。しかし、驚いたな。なんでこんな音がするのだろう?   2011.6.11

とりあえずCDのリッピングはどれぐらいになっただろう。100枚以上は済ませたと思う。ああ、そうかジャケット写真を数えてみれば良いのだな。と思って数えてみたら、102枚の画像があるから、二枚組とか三枚組のものもあるので、多分109枚ぐらいだろう。あともう150枚ぐらいはリッピングしそう。  2011.6.13

このところ、NASから音楽データを引っ張ってくる方式で再生するプレーヤーが便利だったり高音質だったりするので、「じゃあしょうがないから本気でリッピングをしようか」ということになった。

ここ数年Windowsには多少慣れたが、どうにもWindowsXPで文字を打つ気にはなれない(.などの表示があまりに窮屈)ので、リッピングはMacProからXLDで行っている。ほとんどがAIFFで一部FLACで取り込み、全て自分で作った800ピクセルの画像を埋め込んでいる。

画像を埋め込むにしても、やり方が決まってしまえばリッピングそのものは単純作業だ。一番悩むのは音楽データをどのようなジャンルに分け、どうわかりやすい階層を作るかだ。これまで本気でリッピングをせずにきた理由は、1)CDを回していた方が音が良かった 2)ジャンル分けなどの分類を考えるのが面倒 3)AIFFで取り込み、自分で画像を埋め込む覚悟が出来ていなかった この三点だ。

ただ、戯れる会例会などではCDも持ち込まれたりするから、それをリッピングして再生というわけにもいかない。だから、やはりCDを回しての音楽再生システムは確保しておく必要があり、それはもっぱら、Let's noteCF-T5+外付けプレクスター+FirefaceUCが担当している。この場合はCUBACE ESSENTIAL4でのCD再生になる。CUBASEは独特の美音で、僕はこの音をとても好んでいる。もちろん、Let's noteのCUBACEでNASから音楽データを取り込んで再生することも可能だが、CUBACEは音楽再生が目的のアプリケーションではないから、これはちょっと面倒かな。

リッピングしてCDを売ってしまうなんてことはしない(もはや売ってもたかが知れてるし)、そして「このCDはいつもこの 曲しかきかない」ということが決まっているものは、その曲のみのリッピングを行っている。再生しないものをリッピングしたところで無意味だし、元のCDがあるのだから、丸ごとききたいときはCDから再生すれば良い。しかし、困ったなあ「バーバーのアダージョ集」っていう、バーバーのアダージョばかりを弦楽四重奏だのオーケストラだのオルガンだので演奏したCDはどこに分類すりゃいいんだろうね。クラシックであることは確かだけど、その次が問題だ。逆オムニバス? ライ・クーダーの「チキン・スキン・ミュージック」はワールドっぽいし、「Jazz」もジャズか?、「分類不能ホルダ」を作るのもくやしいしなあ。リッピングなんてヤダヤダ。

明日は火曜日だから、夜は音楽喫茶をやってます。

ずっと考えてきたのですが、RockDayに関しては最初の時から音楽喫茶とは呼べないものだった気がするのです。モアさんがやってくれたJazz喫茶はちょっと違うものでした。何か違うかと言うとお客さんが入れ替わっていた。モアさんのJazz喫茶の時は最初から最後までいた人って一人しかいなかったんだけど、RockDayは5時間滞在率が極めて高い。どう考えてもこれは「音楽をきく会」なので、6月からは喫茶という名称をやめ、RockDay(もあるけれど)もやめて、あれこれテーマに沿って音楽をきく会ということで、参加費は2.000円ってことにさせていただきます。コーヒーや紅茶はアイスもホットもお好きなだけ飲んでいただいてかまいません。戯れる会例会は同じ時間でコーヒー1杯しか出なくて2500円ですし、入会金や年会費もいりますから、「音楽をきく会」の方が断然安いのです。そのあたりをご理解下さい。

これから第四土曜日または最終土曜日の午後は、ジャンルにしばられることなく、音楽をきく会にしたい。クラシックの日でもいいし、オペラの日でもいいし、Jazzの日ももちろん、昭和歌謡史でもOK、日本のフォークソングOK、ワールドミュージックOK、まぜこぜもOK、モノラル特集、オープンリールテープの日、何でもありってことにしましょう。じゃあまた明日。  2011.6.13

例年なら6月は4回合計720分ほど某美大にデジタル一眼レフの使い方を教えに行くのだが、大震災の影響で大学の授業そのものが約一ヶ月遅れで始まったため、僕の受け持ち授業も一ヶ月ずれて来月教えに行くことになった。デジタル一眼レフはどんどん変化しているので、面白いと言えば面白いし、こちらもあれこれ情報を得たり、多少は勉強をしたり、新しいカメラを試したりしていないと他人に教えることができない。

一昨年の今頃P・F・ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」という本を読んで、自分のやっていることや、世の中との関わりがとてもよく理解出来た。あの本にはたくさんのためになることが書いてあったが、一番心に残っている言葉は「何をもって記憶されたいか」だった。当たり前のことなんだけど、あれにはまいったな。

僕のやっていることを言葉にすると、「楽しい生活をおくるにはどうしたら良いのか」を提案している。これに尽きる。音楽だったり、映画だったり、おいしいものを作ったり、そのための包丁研ぎだったり、写真を撮ったり、身体を動かしたり、椅子選びだったり、そんなこんなで色んな人に集まってもらって一緒に楽しんだり、何でもいいわけじゃないけど、範囲は広い。ちょっとした意識の転換やそれほど無理のない投資で楽しく快適な生活を手に入れるヒントや事例の提示、それは金だけ使っても到達出来ない得られない何かで、情報や人間関係や物や、いろいろなものや事の提供、そういうことをやり続けて一生を終えられればOKだ。

「レザボア・ドッグス」と「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を映画音楽っていう分野に入れようか、それともPopsとRockに入れようか、例えば、サウンドトラック盤を多く持っている人なら、それなりの分類方があるだろうし、そのあたりは人それぞれなんだろう。

まあ、そんなこんなではありますが、少しずつ音楽生活も変化していて、おかげさまでVoyageMPDも復帰してまともな音を出している。VoyageMPDは十分な可能性を持っているが、まだ至らないところが多々あるので、あと数年かかるかも知れない。好き嫌いや音のことは置いといて、とにかくLINNとAppleはえらいよ。

原稿を書かなければいけないのだが、全体をちゃんと考えて書くタイミングなので、少し時間がかかっている。うーん、どうしようかなと、シフォンケーキの材料をまぜまぜしながら考えている。今日はオレンジシフォンケーキです。

原発を全部やめると、一般家庭では一ヶ月に約1000円ほど電気代が上がるという話がある。一ヶ月1000円で安心が買えるのなら安いじゃん。10万円のガイガーカウンターを買った友人がいるんだが、この代金で値上がりの8年分だ。8年かけて代替エネルギーの開発や、涼しくすごす工夫をしよう。大阪の橋下知事をはじめとする関西の主要知事は15%節電に一斉反発ね。怒るエネルギーは下らないことに使わないで、困ったり悲しい目に遭っている元凶に対して向けよう。

今日の音楽喫茶はVoyageMPDでやる。先々週あたりよりリッピングがすすんでいるので、再生出来る範囲が広がったので、色々な音源をかけてみているが、音はとても良い。VoyageMPD+旧フェーズテックHD-7Aの組み合わせなので176.4とか192のデータは再生出来ない。  2011.6.14

大きな地震が起きた後、一ヶ月後とか三ヶ月後に再び大地震が起きるというデータがあって、確かに一ヶ月後はかなり大きいのがきた。で、そろそろ三ヶ月後なのだが、どうかな、このまま終わってくれれば良いのだが。

今後の選挙は「原発推進もしくは保持派議員による政党」vs「原発廃止派議員による政党」ということを明確にした上でやってもらいましょう。

今度の日曜日はお菓子作りとデジカメの会なので、それに合わせて土曜日に届くようルバーブを発注した。ルバーブとの付き合いは去年からだけど、「わたしを離さないで」の原作の中にルバーブ畑が何回か出てきていたので、ちょっと関係が深くなった気がする。ルバーブの酸味とカスタードクリームはとてもよく合うので、カスタードクリーム&ルバーブの入った折りたたみパイを作ろうと思っている。カタチや仕上がりはともかく、これを手作りして焼きたてを食べるってことだけでおいしそうでしょ?

この数日は、午前中から午後三時ぐらいまで、プレクスターでゆっくりとNASへのリッピングをしている。今は1日7枚から多くて10枚ぐらいかな。AIFFとFLACのちゃんぽん。それが終わるまではJ-WAVEをきいていて、夕方から夜にかけてはリッピングしたものを再生してみている。20年以上持っているCDもあるし、StudioK'sを作った頃によくきいていたものもある、そんなこんなはききなじんでいるから、それらをAudirvanaやVoyageMPDで再生してみている。音はどちらも大変魅力的で良い時代になったものだと思う。

うーん、これにはまいった。脱帽です。こんな人がいたのか。本当に行ってる。

以下はあまりに納得した結果、無断転載してますが、どうぞ是非是非本家のページを見て下さい。

時々読者の方から「海外で墓巡礼する際、言葉はどうされているのですか?」「旅にTOEFLはどれくらい必要ですか?」という質問を頂きます。正直に告白しますが、僕の英語能力は中学一年生の二学期レベルです(爆)。っていうか、英語圏以外の国に行く事が多いので、英語はあまり意味がないんです。お墓は観光地と離れた場所にあるので、スペイン、フランス、イタリアといった欧州でも英語が通じないことが多い。辞典片手に単語をたくさん覚えても、とっさに出て来なければ実用的じゃないので、基本の「はい」「いいえ」の他に、以下の1ダース(12個)の単語=「こんにちは」「ありがとう」「さよなら」「良い」「美しい」「優しい」「美味しい」「非常に」「お願いします」「どこ?」「なに?」「いくら?」、それだけを覚えてます。ぶっちゃけこれを組み合わせると相当コミュニケーションがとれます!(断言!)

具体的に説明すると、国境を越えたら英語を話せそうな学生や駅の案内係を捉まえて、最低限の挨拶言葉「こんにちは」「ありがとう」「さよなら」を聞き、そして(これが非常に大切なのですが)最大限に威力を持つ“5大お世辞言葉”=「良い(英語でいうグッド)」「美しい(ビューティフル)」「素晴らしい(ワンダフル)」「優しい(カインド)」「美味しい(デリシャス)」を必ず教えてもらう!ただの観光ならガイドブックがあればできるけど、異国の巡礼は現地の人のサポートがなければ絶対に不可能なので、この5個のマジカル・ワードを駆使できるか否かに旅の成否がかかっています(マジで!)。聞き方は手帳に「good=?beautiful=?」と書いたのをみせて、相手に書いてもらうのが一番。そうすれば、スペルも発音も分かるしね。覚える単語で超重要なのが「非常に(ベリィ)」「お願いします(プリーズ)」の2つ。単純にグッドやデリシャスというよりも、ことあるごとに「非常に」を繰り返して付けることが肝心。「デリシャス」より「ベリ・ベリ・ベリ・ベリィ・デリシャス!」と言った方がこちらの感情が伝わるし、食堂の親父さんは「よし!じゃあ、これも食え、あれも食え、お代わりもサービスだ」ってなる(笑)。何かに感動したり美しいものを見た時に「ベリ・ベリ(略)ワンダフル!」を連発してると、田舎のタクシー運転手が「あの景色はこっちから見た方がさらにいいぜ」と“メーターを切って”連れて行ってくれたり、美術館でも「そんなに気に入ったなら、本当はダメだけど特別に」と作品のすぐ近くまで連れて行ってもらえたりする。

「プリーズ」は伝家の宝刀。買い物で値切る時や問題が起きた時に「プリーズ」を10回繰り返すと事態が好転するケースが多々ある。「コーヒーor紅茶」と問われて「ティー」と答えるよりも「ティー・プリーズ」の方が好感度アップするしね。「優しい」も相手の警戒心が消えて効果バツグン。道を案内されて「ありがとう」だけでなく「あなた優しい」とつければ、いきなり異国の地にベストフレンド誕生!あとは毎日必ず使う「どこ?」「なに?」「いくら?」を覚えれば完璧。どの言語圏であろうと全世界共通。現地の言葉で「はい・いいえ&単語1ダース」を覚えるだけで、素晴らしい旅ができます〜♪
※ロックTシャツを着てると、タクシーの兄ちゃんの好きなミュージシャンだった場合、「ジミヘン割引」「ボブ・マーリィ割引」というように「お前はそのTシャツを着てるのでオマケしてやる」という冗談みたいなことが時々ある。

このところまたずっと、夕方から夜はVoyageMPDで音楽をきいている。いろいろな面で操作性は今ひとつだが、音はとても良い。すごく見通しの良いスッキリした音だと思う。Let's noteCF-T5を起動する必要もないし、iPadでもiPhoneでもMacBookAirからでも選曲や再生停止など操作が可能なので、とても横着ができる。ちょっと使い勝手は悪いけど、ほとんどLINN DS状態だ。当分の間、火曜日夜のデジタル再生はやっぱりVoyageMPDかな。  2011.6.15

5月の連休明けからベイシーが営業を再開している。去年の夏同様の弾丸ツアーでもいいから、またベイシーに行きたいなあ。

OK、ピピエコさんはひどい目に遭ってるから節電なんかしなくていいですよ。不安はあるものの、普通に暮らせている僕らは節電しましょう。何時間も客待ちして並んでいるタクシーがエンジンかけっぱなしなんて、ドイツだったら罰金なのだ。あの寒そうなヨーロッパでそうなのだ。

ナグラのテープデッキを買いそうになっている人がいるなあ。でも、確かにあの音は格別だった。レコードの作った音でもなく、デジタルの冷たい音でもない。独特のやわらかであたたかく、それでいて芯のある音だったので、あれを体験できたのはすごいことだった。こういうのって、やっぱり寄り合うことでしか成り立たないと思う。

今日は何とか原稿を書き上げて、写真もあれこれ用意して送った。そんなこんなをやりつつ昼間はリッピングをして、夜はVoyageMPDで音楽をきいている。今日はオペラのハイライト盤を二枚きいてルチア・ポップとアグネス・バルツァとの親交を深め、「ああそうだ、セヴィリアの理髪師のCDをリッピングしなくちゃ」と思ったら頭の中でピッコロが鳴りまくりだった。明日一番にやってやるさ。で、今はポール・サイモンの邦題「ひとりごと」という「僕のコダクローム」が入っているアルバムをきいていると、立て続けに携帯が鳴り、なかなか全部きけないのだが、このアルバムをVoyageMPDできくと大変音が良くてけっこう感動した。ルビジウムはないけど、ちゃんと感動した。まあ、いつか将来、生活苦がなくなったらルビジウムのクロックも買えるかも。最近はどっちでもいいような気もする。

もしも他の誰かが首相だったら、この三ヶ月がどうなっていたのかはわからない。もっとひどいことになっていたのかも知れないし、似たようなものなんじゃないかという気もする。ここ数年でコロコロ変わっていた数人の首相の誰だったら最善の判断が出来たのかなんてわからない。でも、もし菅直人という人が任期中に原発YESかNOかという国民投票を実施したら、それは評価されるだろう。

その後で、ジミー・スコットのアルバムをきいてみると、これもまた良いのでした。そういうわけで、とても楽しい音楽生活です。  2011.6.16

えー。ピピエコさんマーマレード注文ですかあ、「冷凍したやつでもいいから」と言われてもね、今の時期に冷凍したのを買ってもらうわけにもいかないし、冷蔵庫に先週買った夏みかんの残りがほんの少しあるにはあるんだけど、ちょっと追熟してるし、ごく少量作ると違うものになってしまう。まだギリギリ夏みかん買えるのかなあ、もし買えたとしたら、ついでにどなたか最後の注文してくれたらすごく嬉しいなあ。だってピピエコさんの注文は74kg目で、この際だから75kgを超えたいじゃない。77kgもなんとなく良い感じの数字だけどね。まあとにかく、まだ夏みかんが買えるかどうかメールを出してきいてみましょう。

と、書いてアップロードして、「まだ夏みかんが買えるのなら、7kg送って下さい」とメールをしていたら、「仕事で八丁堀に来たから」と福島からYさんが寄ってくれた。そして、原発問題でいかに国が本当のことを公表していないかについての話をした。彼は農業をしているので、「昔通りの農作物が作れるようにならなければ、自分たちだって安心して食べられない」から(そりゃ当然だ)、除洗の方法や、食品の検査をする機械の導入などを調べているそうだ。そこで「まだ買えるのならマーマレードが欲しい」という話になり、注文は75kg分まできたが、問題は材料だ。というわけで、もし夏みかんが手に入れば、あと一回マーマレード作りをやることになる。どうかなあ。

今日はシフォンケーキを1個作り、リッピングもしながら、これから次の原稿の事を考えつつジンジャーシロップを作る。こんな季節の時は体調も不安定になるので、毎日じゃなくてもいいから、完全手作りのジンジャーエールを飲んでいると風邪もひかず体調を保つことができる。健康には、必要以上にストレスをためないこと、まともな食物、適度な運動が必要で、そういう状態が確保された上での音楽生活(アート)だろう。

福島のYさんが言うには、「チェルノブイリでは、周辺の家を壊して強制的に避難させたが、事故後3年から4年ぐらいでもっと遠い場所でガンになる子供が大量発生した」そうで、とにかく注意深く暮らした方がよいらしい。皆さんもご存じの通り、国の発表やテレビ・新聞の報道にはものすごい規制がかかっているみたいだ。

明治維新(1867年)、78年後の太平洋戦争の敗戦(1945年)、そしてさらに65年半後に起きた今回の大震災と原発事故(2011年)、これが近代日本史の大きな区切りになると思う。

理由は不明だが、VoyageMPDは時々接続が切れる。Thereminから接続という操作を繰り返しても無反応になるので、乱暴だとは思うが電源を引っこ抜いて再起動すると認識する。このあたりがちょっとねとは思うが、とりあえず、これで新たにリッピングした音楽データも再読み込み可能になる。  2011.6.18

昼頃スタジオに来たら、佐川急便とヤマト便の不在配達表が入っていた、ヤマトはルバーブで、佐川便はどうやら夏みかんらしい、昨日「まだ夏みかんの注文は可能ですか?」というメールを出しただけで、代金も振り込んでいないのに、送ってきたのかな。まあ、毎年何回も何回も注文していて、いつもジャパンネット銀行からさっさと振り込んでいることだし、たまたま収穫した夏みかんがあって先に送ってくれたのだろうか? もしそうだとすると、もう一度マーマレードを作ることになる。そうだとするなら、容器を買いに行かなくちゃ。そして、何と今年は総生産高80kgにせまるところまできていて、これはすごく嬉しい。ここまでくれば、本当に来年は100kgが目標ということになる。

100kgになったら次は1トン目指して、それで一年分の家賃を出そうって考えるのが仕事熱心な人の発想だと思うけど、それはないだろう。二ヶ月で100kgぐらいなら楽しんでやれるけど、200kgになったら本当に腱鞘炎になっちゃうから、一人じゃ出来ない。

そういうわけで、今日の午後やってきたルバーブと夏みかん。じゃあ、今夜はゆっくりと夏みかんの皮でもきざむことにしようかな。

  2011.6.18

省エネがどうのなんて意味じゃなくて、僕は扇風機が好きだから、ずっと以前から扇風機を使っている。冷房を否定するものではなく、必要に応じて使い分けたり併用している。冷房よりは扇風機が好きなんだけど、ファンの音は嫌いなので、ゆっくり静かに回るものが好ましい。普通はだいたい直径30cmなのだが、40cmぐらいの卓上型で今使っているものと同じように立体的に、つまり∞横八の字に首を振ってくれる扇風機が欲しい。dysonは面白いけど音がうるさくてダメだった。リビナヤマギワに行って、外国製のものなども含めてあれこれ探したけれど、大きな羽根のタイプは見つかってもまったく首を振らなかったりで、扇風機選びも難しい。

さて、昨夜のうちに夏みかんの皮をきざんでおいたので、これからミカンの中身を取り出して、砂糖を加えて煮詰めることにしよう。皮はきざんんであるので、10時始めれば13時半過ぎから14時には終わるんじゃないかな。袋から種を取り除きつつ実を出すのがちょっと面倒なので、この部分を手伝ってくれる人がいれば少し増産体制も可能だけど、1日2回転はどうかな。そこまでやらなくてもいいやと思う。真面目な話、いつも違うことを書こうとしているためにウダウダ考えているので、原稿書きが一番効率の悪い仕事だと思う。

うーん、VLCはまたまたアップデートしているぞ。ハイレゾ音源が出ても、CDに比べたらまだ1%にも満たなくて0.1%にも満たなくて、そのまた1万分の1ぐらいかも知れないのと同じように、ブルーレイディスクもソフトの絶対量からすると多分まだ1%未満だろう。そんなわけでまだまだDVDを見ることの方が多いのでVLCには助けられている。なにしろサラウンドをデコードしてくれて、Macから6ch分の音声出力がFirefaceに入ってしまうから偉い。MacOSに付いているDVDプレーヤーだと光の出力をAVアンプに入れてサラウンドのデコードをして、そのプリアウトをフェーズテックのプリアンプに入れることになるので、VLCからダイレクトにFirefaceに入れた方が音の鮮度はかなり高い。でも、DVDに入っている映画の音って例のごとく暴力的な低音のドシャメシャな音だったりもするし、意識が映像に引っ張られるので、音の鮮度なんてどうでもいいって感じになるのも事実だ。だがとにかく、比べるとVLC+Firefaceの方が明らかに音は良い。まあ、状況に応じて選べばいいんじゃないかな。僕は最近、MacのDVDプレーヤーでは出来なくて、VLCならできる機能を発見してしまい、そのことが重要なので、このところはVLCを使っている。

今日は、午前中からマーマレードを作って、午後はお菓子作りとデジカメの会があって、みんなでルバーブのパイを作り、夜は食事会もあって、ちょっと疲れたなあ。でも、おかげさまでマーマレード作りは80kgに到達した。これは快挙だ。とても嬉しい。そして、今年は面白い現象が起きていて、飲食店を経営している人や、食品製造業の人が5人ほど僕のマーマレードを気に入ってくれている。なんかとても不思議な気分だ。  2011.6.19

一昨日ちゃんとMacやiPadがVoyageMPDを認識していたが、昨日やはり認識せず、電源を抜いて再起動させると認識する。で、そのまま放置して今朝もう一度確認するとやはり認識しなくなっている。Thereminを再起動してもダメ、何なんでしょうねこれは。それで、VoyageMPDの電源を抜いて再度挿すとちゃんと認識する。どうもそういうことらしい。まあ、音が良くてそれほどお金もかかっていないから許すことにしよう。

昨日はものすごく効率が良くマーマレードが出来て、最後に7kg+送られてきた夏みかんと冷蔵庫に残っていた夏みかんが約2kgちょっと、皮のきれいなものをきざみ、皮が汚いものは実だけ入れて煮詰めるとちょうどピッタリ9kg+200gが出来上がった。9kgの夏みかんしかないのに、そして汚い皮は捨てているのになぜ9kg出来上がるのか? それは砂糖が50〜55%程度入っているから計算が合う。砂糖はいくら煮詰めても重さが変わらないから、市販品のように常温で置いておいても腐らないジャムってのは砂糖が100%ぐらい、つまり苺だったら苺1kgに対して1kgぐらいの砂糖が入っている。だから安く売ってるものは砂糖を食べているようなものなのだと思う。それはそれで甘くておいしいけど、まあCDの音に近いかな。

そんなわけで、またちょっと余分にできてしまったので、今冷蔵庫を見たら佐川急便のお兄さんの分を除いても、あと1kg余っていた。欲しい方があれば、先着1名様在庫あります。連絡もらえれば明日夜の音楽喫茶での受け渡しもOKです。

昨日はなかなかハードだったけど、今日は少しゆっくりできて、一ヶ月分の帳簿付けができた。でもルバーブのジャムはまだ作ることが出来ず、これは明日だな。夕方は散歩がてら床屋に行って、ラクーアに行き、観覧車は回っているけどジェットコースターはまだ営業していないなあと思いつつ、スタジオに戻った。

今日も何枚かリッピングをした。その中からラフマニノフのチェロソナタ第二楽章とか、ダイアー・ストレイツなどをきいている。

大家さんのおじいちゃんが先週亡くなったので、この数日でお別れ会をやるらしい。多分90才ぐらいだろうと思う。とてもいいおじいちゃんで、去年亡くなった美人のおばあちゃんと一緒に撮った若い頃の写真を見せてもらったことがあるけど、すごく良い雰囲気だった。悪いことをかけらも考えたことがないような顔のおじいちゃんで、僕はずっとそういう清廉なものに囲まれてこのスタジオをやってきている。  2011.6.20

ナグラのオープンリールの前は、富田勲のSACD版「惑星」とDVDオーディオのきき比べもやった。とにかくDVDオーディオ版は中古しかなく、メチャクチャな値段になっているので、リメイクしたSACD版が2940円で買えるならそれも良いと思う。「イトカワとはやぶさ」も入っている。SACDの方はスケール感が大きく、低音もズドンと出てオーディオ的にはビックリ度の高いものになっている。新旧で好みは分かれるかも知れないが、とにかくDVDオーディオの旧版は手に入らないし、新しい方には新しいなりの魅力もある。とにかく、このSACDで「惑星のマルチCh再生」を楽しんでもらえたらなと思う。

☆やっとTVがもんじゅのことを報道していた。やっぱりそうとう危ないみたい。

紙ジャケ探検隊のページにキャンディーズ特集の写真が掲載されていますので、こちらも是非ご覧下さい。ウエイトレス嬢のすのうちゃんは紙ジャケのS氏と音楽の話が合ってましたね。

二階は音楽喫茶、三階はおじいちゃんのお葬式。今、焼香してきたけど、何と94才。去年の秋まで外を歩いていた。遺体は顔を出してあって、生きているみたいにきれいな顔だった。こういうのも巡り合わせというやつで、いろいろ苦労はしているけど、僕はやっぱりこの場所を貸してもらえて良かったと思う。遺影は僕が14年前の9月にこのスタジオで撮ったものが使われていた。あの時すでに80才だったのか。そういうわけで今夜の音楽喫茶はホルショフスキーのカザルスホールで始めている。  2011.6.21

今日は昼前から取材で出かけて、これは夜までかかり、戻ってからパソコン雑誌の編集長氏がスタジオに来てPCオーディオを体験する予定だ。そういう時代ですね。

今度の土曜日みたいな、日本の音楽をみんなできくというテーマは希望が多いのかな? オーディオというとクラシックだジャズだってのも狭いと思うのでRockDayとかブラジル音楽の日なんてのもやってきてるのですが、今度の土曜日にどれだけお客さんが集まってくれるのかで、今後が決まると思う。毎回ってわけにはいかないが、年に二回ぐらい日本の音楽をきく方がバランスが取れると思う。たとえば、日本のRockもありだし、日本のフォークソングもありだし、そういう内容もやれたらとは思うけど、お客さん10人以下だったらこの形態(つまり予約なしの喫茶に近い形態)ではできないということになる。  2011.6.22

昨日は暑かった。真夏みたいに暑かった。7月8月9月、ここから三ヶ月は暑い季節だな。なるべく身体を動かして乗り切ろう。頭の中は原稿書きのことを考えつつ、ジャケット写真を撮りながらリッピングもやりつつ(今のところ枚数にして170枚ぐらい済んだ)、今日と明日と明後日でシフォンケーキを7個作る。

Wiifitは2日に1回ぐらいやり続けていて、ヘディング、フラフープ(10分)ヨガ4種をやるのが最低の1セットで、約25分ほどだ。まあ1日おきでも25分ぐらいは身体のあちこちを動かした方が良いだろう。このところフラフープは「極めてゆっくり、しかも落とさずにまわす」というのをやっていて、これが速く回数を多くまわすより断然難しく、実は筋力も使う、たとえれば太極拳みたいなもんです。機械はそういうことをわからないので「燃焼不足級」なんて評価をしてくれる。これが「年商不足級」なんて出たら驚くだろうなあ。

昨日は昼間取材から戻った後、夜はPC雑誌の編集長氏が見えたので、数日ぶりにLet's note+FirefaceUCの音をきいていた。これもいい。WINAMPのインターフェースがデフォルトでもう少しわかりやすいといいんだけどなといつも思う。

佐川急便のお兄さんの分にマーマレードを1kg確保しておいたのだが、彼の都合でなかなか取りに来ることができず、数日間冷蔵庫に入っていた分があった。昨日、別の人がどうしても欲しいと言うので仕方なく確保してあった分を送ってしまった。今年は気温が低かったせいか、例年より長く夏みかんが買えるみたいで、連絡してまた夏みかんを送ってもらうことになった。これで最後これで最後と言いながらまだ作っているのかと言われそうだけど、もう一回作ることになった。包丁研がなくちゃね。

なんて書いていたら、今メールが来て、「昨日採った分送りました! 箱に入るだけ入れたので宜しくお願いいたします!」って、僕は7kgお願いしたんだけど、最後だからサービスで箱いっぱい10kgもやってくるのだろうか? わからないけどまいったな。もうすでに買ってもらった分が80kgを超えているのだが、とにかくあと数キロは作ることになったので、欲しい方はお知らせ下さい。1kg 3000円+送料です。メールアドレスはこちらです。studio.k@mac.com

ダメだ、暑くて真面目に音楽をきく気になれない。  2011.6.23

それにしてもMacProの近くは暑い。MacProは好きだけど嫌い。ナナオの24インチモニタもけっこう熱くなってるから、両方だな。いっそのことMacBookProにしたら、この暑さは解消するか? 多分するな。

しかし、近い将来本当にこんな時代が来て、ピント合わせが不要になるのだろうか? オートフォーカスというかフォーカシングそのものが不要になる?

いやはや、暑い。こういきなり暑くなられても身体がついていかないし、7月8月が思いやられる暑さだ。でも、何となくこれからちょっと良いことや楽しいことががありそうな、そんな予感がするパート32の終盤だ。

3.11の直後に菅首相が福島原発に行かず、現場の判断に任せていれば、あの水素爆発も起きなかったという説もあり、もしそうなのだとしたら、菅首相にはどうやって責任をとってもらうかということになるわけだが(単に辞任なんてことじゃなくて、刑事事件として)、やめさせようとしている人間たちも同次元だから国民はみんな呆れている。

別に3.11以降の節電ってわけでもなく、元々一人だったらなるべくエアコンはかけずに汗をかいて過ごしていた。さすがに昨日今日の暑さは今年一番で、風の通り道である入口のドア付近にMacBookAirを持って行ってあれこれ作業をしている。けっこう風は入ってきてエアコンの冷たい風に当たっているよりは快適なのだが、今日は東からの風でずっとカレーの臭いがして、これがちょっと辛い。ニンニクと玉ねぎとカレーの混ざった臭いだ。そろそろ15時過ぎなので、散歩がてら近所に買い物にでかけよう。御茶の水のレモンでA1の大きさの段ボールも買いたいし。

厨房の壁に埋め込んであるLINNのDISKREETは、現在古い英国製アンプで鳴らしていて、ほとんどはFMチューナーでJ-WAVEをきいていて、時々Let's noteCF-Y2から安いオーディオインターフェースを介してiTunesを使っている。音はいいけど、ほんの少し低音が不足気味でSoundSticksのサブウーハーを使っていた頃の音になったらなと思ったりもする。

じゃあ、SoundSticksをもう1個買って使えばいいじゃないかとも思うのだが、それをするとFMがきけなくなる(Let's noteCF-Y2の無線はちょっと遅いのかradikoだと音が途切れる)。厨房の奥に一本LANケーブルを仕込んでおけば良かったのだが、無線でOKと思っていたので、そうもいかない。それでずっと、本当にずっと長い間考えていて、「そうか! NuforceのiConを使えばいいのだ」ということに気がついた。iConならUSB DACも入っているし、RCAの入力もあるし、  そして、ここが問題なのだが プリアウトがあってサブウーハーが使えるじゃないか。全部純正でしかも現行機種でいくと散財路線だが、旧型のiConと何か適当なサブウーハーを組み合わせればそんなにひどくお金はかからないだろう。とりあえずiCon単体できいていて、そのうち安いサブウーハーを見つけて追加すればいい。やっとそこまで考えついた。

Nuforceの輸入元は、数年前まで歩いて20秒のところにあったので、その頃なら「ちょっと貸してよ」「いいですよ」って感じだったけど、今は銀座に行っちゃったし、iConも2になってパワーアップして24/96までOKになっているのだが、僕は多分オリジナルのやつで十分だ。それで、戯れる会の人に「どなたかiCon持ってて余ってる人いませんか?」ってきいたら、15分ぐらいで「貸してあげる」と言ってくれる人がいて、近い将来LINNのDISKREETをiConで鳴らしてみることが出来そう。いや、本当に助かります。

まあ、色々あって、DISKREETも今はこんな風なあまり美しいとは言えない取り付け方になっているのですが、僕は厨房であれこれ作業をやりながら音楽をきいているのがすごく好きなのです。radikoはすごく便利で良いしMacProでは使っているけど、FMチューナーでちゃんと受信した音は捨てがたいのだ。

と、書いていたらピンポンとチャイムが鳴り、佐川急便のお兄さんが立っていた。「ごめん、なかなか来ないから取っておいた分はよそに行ってしまった。でも、今日届いた夏みかんがあるから、これを作って1kgまわします」と言って、「OK、わかりました」「出来たら携帯に電話するね」って事になった。今日届いた夏みかんの重さを計ってみると、7kg分の代金を払ったのだが、全部で10kg入っていた。ということは、皮の汚いものを3.5kg分ほど捨てて、実は全部入れて作ったとして、また7から8kg出来そうだ。今のところ最後の分は4kg行き先が決まっているので、3kgぐらいは余分が出そうです。  2011.6.24

僕は最後のキャンディーズだけきいたが、キャンディーズのシングル盤の音はなかなか良かった。予想以上に良い音で、さすがに45回転のシングル盤って感じだった。でもお客さんは極めて少なかったので、こりゃどうしたもんか。7月8月もしかすると9月も省エネに協力して秋までお休みってのはどうかなと考えている。先は細く長い。  2011.6.25

このところの暑さで、シフォンケーキの出来上がりに少し変調があった。三日間で7個作り、そのうちの3個のふくらみが少し悪かった。ふくらみが悪いと言っても微妙な話で7mm程度だから、型から外して重力がかかってつぶれてしまえば、僕にしかわからないだろうと思う。

冬の間、そしてそこそこ涼しい期間に最適の泡立てと、30度を超えた時の泡立ては少し変化をつけなければいけない。それはずっとわかっていたのだが、具体的にどの程度調整するかは経験則でしかはかれない。そして微妙に泡立て方を変えた結果、残りの4個は逆に5mmほどよく膨らむようになった。メレンゲを立てるという行為は包丁研ぎと似たようなところがあって、慣れている人ほど立てすぎ研ぎ過ぎる傾向があるようで、4年間で900個買ってもらい、失敗や実験も含めると1000個作ってきて、やっとそんなことが身についてきた。僕はそんなことを楽しんで暮らしている。

僕は今日の午前中、僕がこのスタジオを始めた頃から継続してたある関係に終止符を打った。そしてヨガのレッスンは正午から行うことにして、午後は全く別の新しいイベントをやり始めた。今日は朝から夜まででシフォンケーキ3切れと、コーヒー3杯、そしてグレープフルーツジュースと乳酸菌飲料しかお腹に入れることができなかったけど、とても充実していて、かつエキサイティングで楽しかった。時代は変わっている。  2011.6.26

やっとまともな気温に戻って、今日はまともな食事をして、仕事に励む。このところ落ち着いて音楽をきくことが出来なかったから、そろそろじっくり音楽をきこう。また暑くなるとそれどころじゃなくなるしね。

もうずいぶん長い間、大きなモニタを愛用してきていて、できれば30インチぐらいのモニタを使いたいけど、高いから24インチでいいやみたいに思っていたのだが、近頃目が悪くなって大きなモニタが苦痛に感じられるようになった。それから、遠近両用眼鏡の関係で、モニタの位置をうんと低くしたいので、iMacだと少し高めで、相対的にモニタを低くするためには椅子を高くしたくなるかも知れない。そんな風に変化してきているので、今はノートの方が使いやすいとさえ感じるようになった。

今18:44で、ついに今年のマーマレード作りを完了した。いっぱい作って、いっぱい買ってもらって楽しかったなあ。ほんの少し前、佐川急便のお兄さんに1kg渡したけど、まだ2kgほど余っているので、もし欲しい方は明日の音楽喫茶に来ていただければお分けすることができます。それで来年までなしです。

それで今はやれやれとホッとしてコーヒーを飲んでるところ、厨房の調理台の上ではバゲットの元を二次発酵中で、あと一時間後ぐらいには食べられるかな。作りたてのマーマレードの余った分と、一週間以上前に作った物を食べ比べてみようかな。

夜は頼まれている原稿を書きながら、音楽をきこう。今夜はモーツアルトのピアノコンチェルト第20番の気分だ。この曲で一番良い演奏は誰のかなあ、良い曲だと思うけど、毎日かけるタイプの曲でもないため、あまり追求していないのでよくわからない。演奏も録音も良いというCDがあったら教えて欲しいな。今度の戯れる会例会ではモーツアルトのピアノコンチェルトをみんなで持ち寄ってきくっていう時間をつくりたいぐらいだ。

まあそれにしても何にしても、今日はちょっと一段落なので、音楽もちがってきこえそう。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。ああ、玉子買ってこなくちゃ

夜遅くなってから一人で音楽をきく。今はたまたまLet's noteCF-T5を起動したので、WINAMPとFirefaceUCでジョニ・ミッチェルをきいているが、とても満足な感じ。結局、マーマレードは今夜で88kg買ってもらい、あと1kg余っている。今年こんなに買ってもらえるとは思っていなかったので、とても嬉しい。ここまでくれば、来年の目標は100kgということになる。とにかく、皆さんありがとうございました。  2011.6.27

Appleは50インチぐらいの液晶TVを売る気なのだろうか? もしそうだとするなら、独自規格の入力やHDMIに加えて、S端子も付けておいてくれないと買わないよ。Wiifitができないからね。

そして、僕が最近気に入っているm4/3のカメラが、なにやら怪しいというか激しく動きそうなので、2011年の後半はこのあたりが楽しみだな。重箱の隅をつつくようなオーディオの話はどうも好きになれなくて、僕はとにかくのびやかに楽しく鳴っている状態が好きだ。そういうわけで、今夜も楽しく音楽喫茶です。

冷蔵庫の野菜室を見たら、ほうれん草が一袋丸ごと残っていて少し傷んでいた、そして残ったルバーブがそのままになっていた。このところ植物をきざんで鍋に入れで砂糖で煮る行為をいっぱいやっていたから、ついついルバーブが後回しになってしまっていた。人間というか、僕はそんなに完璧にやれないから、あっちが忙しくなればこっちが手薄になるわけで、まあしょうがない。

なんか、また、あせもができるぐらい暑い。やだなあ。  2011.6.29

今日中にある程度カタチにしなければならない原稿があるので、今日はひたすらの原稿書き。とにかくやることをサッサとやろう。

ドクター中松の 「手の平サイズエアコン」 本当だろうね。

いろいろ、あれこれ、ずっと考えてきて、やっぱり僕には高級な10数万のモニタを買う意義が見いだせなくなった。以前も書いたけど、Webは何を基準にしたら良いのかと考えれば、やはりiPadだろう、iPhoneやAndoroidだと言っても良い。音楽制作者が一応ラジカセできいてみるという話よりも、現在、撮った写真の多くはiPadやiPhoneで見られているということの方がもっと説得力があると思う。

そして、PCオーディオっていうのはそろそろ行き着いている感じがする。こんなこと(つまりPCオーディオの流儀その他)で論争をしたり誰かと仲たがいをするような人がいたら、そういう人は別の分野でもきっと論争し闘うのだろう。

厨房のLINN DISKREETをNuforceのiConで鳴らしてみると、ちょっとハッキリクッキリ目の良い音だった、理由はわからないが、メインの機器がある場所でiConを使いながらガスコンロの火を点火すると(あのパチパチパチっていう火花を出すと)音が途切れるのだが、もっと近い厨房奥ではそのような現象は起きなかった。LINN DISKREETとiConの組み合わせはなかなか良いので、誰か余っている人がいて僕に安く譲ってくれると嬉しい。シルバーが第一希望と一応書いておこう。でも赤は赤でいいし、贅沢は言わない。

東京の今日は気温35度だって。まいっちゃうね。今年も猛暑になるのかな。エアコン使っていないから汗だくです。暑い時はいっぱい汗をかいた方が健康的だという説もある。

iConできくピストン西沢の声はやけにハッキリしていて別人みたいな感じなのだが、まあこれはこれで良さそう。すぐに慣れるし、iConは小さくて使いやすいのがいいよね。暑いPCやMacも少々嫌気がさしてきている。

ここ数日ほったらかしていたVoyageMPD、久しぶりにThereminを起動してみるとちゃんと動く。おかしいなあ、以前は一日経つと動かなくなって電源抜いて再起動していたのにね。よくわからん。でも、とにかくこれ、VoyageMPDとMacのAudirvanaの出現で、PCオーディオってやつに対する思いが「まあこんなところかな」というものになった感じがする。

これだけいろいろ揃っているのだから、あとは好きなのを選んで楽しんでくれればそれでOKです。少々お高いとは思うけど使い勝手はLINNが一番だし、VoyageMPDが欲しければ、戯れる会に入ってくれてもいいし、Webで調べて自分でインストールしてもいい。もちろん、Let's noteのXPだって情けないほど音が悪いなんて事はなくて録音にも再生にも現役バリバリ、というわけで、よりどりみどりになってきた。  2011.6.29

だから、あとはどう楽しむかだと思うのだ。

今朝、富澤商店からベーキングパウダーが届いた。僕が使っているベーキングパウダーは「ノンアルミ」のもので、普通のやつよりも高価だ。でも、ノンアルミの方がいいんじゃないかなと思って、こちらを買っている。あんまり暑いので、ベビーパウダーの代わりに使いたくなる。

暑い時は身体を動かしたくなくなるから、せめてWiifitの30分ぐらいはやろうと思って、実際やっている。機械も身体も頭も、適当に負荷をかけてやるのが一番良い。

オリンパスから新しいカメラが三種類発表された。14-22mm3.5-5.6IIRって書いてあるけど、レンズがまた新しくなった?

午後はU子さんが娘のあやめと一緒にきて、ラコッタチーズをマーマレードと一緒に食べ、焼きたてのバゲットを食べた。あれこれ話をして、途中映画の話になり、僕は彼女が良いという映画をまったく見ていないことがわかった。「友だちのいえはどこ?」と「シベールの日曜日」はツタヤディスカスにないみたいで、あと「世界最速のインディアン」「アストロノーツファーマー」というような題名が出てきた。今度見てみよう。親しい友人というのは有り難いものです。

でもって、その後はすごく安いデジタルアンプの試聴をやっていて、「なるほどなあ」と感心する。何故僕らはこれで満足できないのだろう?  20116.30

ああ、2011年も半分終わってしまった。やはり大震災と原発事故の2011年前半ということになるだろう。なんだかへんだよね。政治と東電に対してもっと怒ろう。

とても複雑な思いで、パート33に移行します。


AudioBasic誌第59号が発売されている。マルチフォーカス・チューニングの結末はどうなったでしょう。送っていただいた被災の写真も掲載されています。ご協力ありがとうございました。あと、「オーディオ小僧の食い残し」には笑った。

Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD二枚を見ることが必須だ。もちろん東京ドームや武道館のライブもすごく良い。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。

☆色々かけたい音楽があるし、さまざまな交流もはかりたいので、火曜日の夜7時〜10時は音楽喫茶をやっています。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。通常夜9時半から10時までの30分間はお話タイムです。都合で休む時はこのページでお知らせします。コーヒー紅茶飲み放題 1000円 シフォンケーキ 500円です。

現段階でNASを作るならQNAP TS-119と相場が決まっているのだが、悪いこと言わないから、買いたい人は即ポチした方がいいですよ。このファンレスタイプは生産完了で近い将来買えなくなります。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月〜12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月〜3月

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