パート37
オーディオと映像、新しい時代 パート37

この5月は原稿書きでものすごく忙しかったのだが、6月は少し時間ができて精神的にゆっくりさせてもらった。そんな風に終わった2012年の前半、そして今日から7月、あと2週間もするとあの暑い夏がやってくる。

なるべく色んな人のお宅を訪問したいと考えていて、それを関東近県だけじゃなくて全国で展開したいと思っている。いつ、どこには、何も決まっていないけれど、うまくタイミングが合えばよろしくお願いします。

オーディオ雑誌の訪問記事だと仕事だから、交通費&原稿料も出る。そんな条件でも(つまり仕事)色々なお宅の音をきいているオーディオ評論家やライターってほとんど存在しない。面白いよね。まあオーディオ業界ってのはそういうものなのだが、僕は違うことをやっている。だから、自腹を切ってでも、年に何回かはオーディオをやってる人のお宅へ行ってみたい。例えば北海道に旅行をするにしても九州に行くにしても、一軒か二軒か三軒かわからないけど、どこかのお宅を訪問できたら楽しそうだなと思っている。

知らなかったんだけど、Ortofonの現行最高級カートリッジって定価556500円なのね。で、その下も42万円なのだった。絶句。まあ、そうだよね、アームが80万とかの時代だものね。でも多分、感覚的には1980年代にDENONが出したDL1000とかOrtofonのMC30、10万円の方が高かった気がする。

今日あそびに行ったお宅はこんな感じで、おいしい水出しのアイスコーヒーと水出しじゃないアイスコーヒーを飲ませていただきました。

Deccaのカートリッジの音が印象的だったなあ。僕も似たようなことをやっていたんだけど、こちらのお宅ではDeccaの世界に合わせこんであるので、Deccaの良さを満喫させてもらいました。  2012.7.1

昨夜、すごく久しぶりにピーター・ガブリエルのハイレゾアルバムを再生してみると、これが実にいい音だったので堪能した。

OM-D用のマクロレンズは年内発売ということなので、しょうがないから45mmf1.8用にクローズアップレンズを一枚注文した。しばらくこれで凌ぐことにしよう。

それにしても、スペインの一点目はすごいねえ。あそこからああいって、あの角度で入るのか。あれをイメージできるかどうかが問題で、いろいろな事と共通していると思う。

じゃあ、僕も水出しのアイスコーヒーってのを作ってみようかなと思って、こんなのを買ってみた。大型の1000ccタイプもあるけど、冷蔵庫のドアポケットに入らないので、600ccの方にした。ストレーナーだけも売ってるので、最初はストレーナーだけ買おうかと思ったのだが、200円しか違わないので、ガラスポット付きにした。抽出には8時間かかるそうなので、この夏はこの器具で前の晩、あるいは朝から水出しアイスコーヒーを作って水曜日の夜の喫茶で出そう。
 

うーむ、暑くなってきたなあ。しょうがないからいつもの場所から風の通る場所に移動して原稿書きをやることにしよう。

水出しコーヒーと言えば、昔ちょっと凝った喫茶店には、ガラス管がクルクルしていて、ポタポタしている水出しの装置があったもんだが、あれはみんな廃棄されてしまったのだろうか。  2012.7.2

そろそろ気合いを入れて原稿書きをやりはじめよう。がんばるのだ。この7月が終わるとStudioK'sは15周年になる。

その前に、何はなくともコーヒーだ。

写真撮っていたらちょっと薄まってしまった。左手でグラスを揺らしながら撮っていて、液体だけ微妙に動いている状態をつくっているのだが、一発じゃ決まらずに何回もやってちょっと時間がかかったってわけですね。

午前中はちょっとした地震があり、そして午後はいきなり空が曇ってきた。奥まった定位置から、そろそろ風の通る場所に移動しよう。この季節はまだ何とか風が入ってきて涼しいから助かる。

今日は原稿書き、四つぐらい同時にすすめているので、もう1台の旧MacBookAirも使おうかと思う。途中で打合せが入って、割と面白いことが始まりそうな予感だった。エアコンの見積もりを見て暗い気分になっていたが、少し気持が明るくなった。まったくね。

明晩は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。  2012.7.3

昨日は足の指の上にまな板を落として、骨折したかと思うほど痛かったり、試みにデロンギオーブンで作ってみたスフレチーズケーキが大失敗で、おいしく半熟だったりしたが、夜は気を取り直し、OrtofonのMC30Superを出してオワゾリールのLPだのなんだのをかけてみた。実にそそる音なんだよねえ、これが。やっぱり一番好きなカートリッジはMC30Superだな。

ちなみに、トーレンスのTD124(初期鉄プラッター)を使うと、どんなカートリッジもみんなMC30Super的な音になりますので、この手の音をお好みの方にはTD124がおすすめです。

一年ほど前に買ったもののあまり使っていなかったPogoplugだが、昨夜というか、今朝は役に立ったかな。うまくデータをダウンロードしてもらえるといいのだが、どうだろう。

昨日はまな板が落ちてきて足指を直撃したし、スフレチーズケーキは大失敗だったが、良い事もあって、なかなか面白そうな展開を予感させる兆しがいくつかあった。

そんなわけで、夜はOrtofonのMC30Superも出てきて楽しいLP再生だった。

昨日も今日も明日も人と会ってあれこれ打合せをしている。オーディオ関係、ジンジャーシロップをお店で売ることの相談などなど。ジンジャーシロップは僕が一人で作って買ってもらうのもいいけど、もっと広い範囲で色んな風にアレンジされて飲まれてゆくはずなので、人気が出るといいなあ。これを飲んでいると、本当に体調が良いのです。

上の物は僕の音質改善用品です。この二本で2000円ちょっとの突っ張り棒で長年の悩みが解決するだろうか。今度の戯れる会例会でやってみようかな。  2012.7.4

昨日は、二つの原稿をほぼ仕上げて送り、どちらもOKだったので、あとは写真を用意したりスクリーンショットをとったりだ。そんなわけで、次の原稿に着手できそう。エアコンもいくなら仕事をいっぱいやらなければね。

14年と12ヶ月目のこの7月は目一杯仕事をやって、8月を迎えたいものです。一昨年の弾丸ツアーでいいからまたベイシーにも行きたい。昨夜の喫茶で教えてもらったのだが、VWの7速オートマチックはそんなに良い出来なのか。知らなかった。一関までひとっ走りってのはどう?

さーて、しょうがないから宝くじでも買うか。何億円もはいらなくて、1000万ぐらい当たるとすごく嬉しいんだが、多分そんなことは一生に一度もないんだろう。そういうわけで、写真を撮ったり原稿書いたりしてきわどく食いつないでいる。

夕方から夜にかけては、ワイヤレスの再生で音楽をきいている。比べりゃ少し音質は落ちるけど便利この上ない。世の中はこんな風になっていくのかも知れない。でもVWの7速オートマチックみたいなものも出てくるわけだから、すべてが悪いってわけでもないんだろうと思う。

ああ、気が付いたらもう夜の10時近い。今日はちょっと疲れたなあ。疲れを癒すには何が良いだろう。食べ物、酒、音楽、マッサージ、かわいい声、テルマエ。今夜はあと1時間LPを再生する。ロッシーニの序曲集、それからアルルの女。ロッシーニはある意味憧れの人です。と、書きつつ実は「BABYMETAL」をきいているのだった。  2012.7.5

僕は音楽の話とオーディオの話、両方ができる場をつくりたいと思っている。音楽の好みは人それぞれ、音の好みだってやっぱり人それぞれだから、そういうことをみんなで持ち寄って情報交換する場が欲しかった。それが「StudioK'sで音と戯れる会」で、アナログレコードを沢山きいてた時期もあるし、真空管アンプをきいてる時もあったし、マランツ7が主役の時もあったし、PCオーディオが話題だった時期もある。

オーディオのこともやってきたけど、モアさんにJAZZのオリジナル盤をきかせてもらったり、渡辺亨さんに来てもらって話をきいたり、広木さんにバロック音楽のことを教えてもらったり、リン古さんに現代音楽の話をきかせてもらったりもしてきた。初めてモアさんにJAZZのオリジナル盤をきかせてもらった時は強烈だったなあ。まな板落として足の指を痛くしても、レコードを傷つけちゃいけないわけで、あの時は緊張した。

音楽とオーディオのことに加えて、古くは自分で焼いたパンの食べ比べをやったり、コーヒーに一家言ある人がそれぞれの器具を持ち込んで、その場でコーヒーをいれてみんなで飲んでみたりもしていた。そういう会です。

うーん、DigiFiのエッセイはあと400字ぐらいまできたなあ。4000字ってのはけっこう長いのです。Wiifitやりやりがんばろう。有楽町にも行ってきてがんばろう。あー、つまり、身体は最低線鍛えて体型を維持し、色んな刺激も受けつつ頑張ろうってことですね。最近坂道や階段を上った時の感じが変わった=衰えているので、Wiifit30分+踏み台昇降5分にした。今回のエッセイにはそんなことから始まっている。

夕方から、ヒューマントラストシネマ有楽町ってところに行って、「きっとここが帰る場所」という映画を見た。トーキング・ヘッズの「This must be the place」というききなじんだ曲が映画のタイトルで、デヴィッド・バーンもデヴィッド・バーンとして出てくるのだった。まあ、一般的な評価は高くないタイプの映画だね。でも、けっこう良くて、なかなか深い映画だった。ショーン・ペンって2009年に見た映画「ミルク」のハーヴェイ・ミルクを演じていた人だな。

二年ぐらい前に書いた、白黒のサドルオックスフォードシューズは、最近歩きやすくなってきた。買って6年ぐらい経つのだが、これまで何回かゴミ置き場に持って行きそうになった代物だ。白い部分が真っ白なので、6月からせいぜい9月ぐらいまでしか履けなくて、しかも履きにくいもんだから、なかなか足に合ってこなかった。だが、今年はちょっといい感じになってきた。靴も深い。格好つけるのも大変だけど、そこを楽しまないといけない。

大飯原発再稼働抗議デモが行われている。  2012.7.6

ここ数日でいくつか原稿を書き上げて送った。明後日の月曜日に取材が入っていて、その後は月曜日に取材した原稿を書くことになるのだが、この土日はエアポケット的に時間ができた。天気も思わしくないし、こういう時は音楽きいたり、スフレチーズケーキ作りのリベンジをしたり、レンタルで借りた「宇宙人ポール」(ブルーレイディスク)などを見るのが良い。

いやー、しかし、今日の東京はジャブジャブの雨降り七夕です。梅雨だわ。近所のスーパーまで買い物に出るのも億劫になる感じだ。でも、涼しいので助かっている。

もう、使ってみたい調理器具ってのがほとんどなくて、ホームベーカーリーなんて物を見てみるが、やっぱり山食はムーミン・ベーカリーで買うのがいいなと思う。散歩にもなるしね。  2012.7.7

「宇宙人ポール」は、なかなか面白かった。アメリカにもコミケみたいなものがあるのですね。ブルーレイディスクで画像が美しかったけど、高画質ってすぐに慣れて、当たり前になってしまう。

秋葉原のダイナミックオーディオ5555の一階とeイヤフォンに行く。片や1階、片や5階、でも5階の方は毎月ものすごい売上げなんだそうですが、一体どこか違うのか、何が違うのかをを見てみた方がいいですよね。

そして、夕方はブルーレイ版の「天空の城ラピュタ」を見た。ジブリのアニメの中で一番好きなのはやはり「天空の城ラピュタ」です。この次は「パルプ・フィクション」と「レザボア・ドッグス」を見たい。どちらもブルーレイディスクが出ているのだった。   2012.7.8

昨日e☆イヤフォンに行ったら、イヤフォン・ヘッドフォンのフリーペーパーが置いてあったのでもらって来て読んでいる。音元出版はこういうところがさすがだ。とにかく広告を取る力があるから何でもできる。

今日の午後は、取材で2社から人が3人来る。そんなわけで、午前中はあれこれ片付けて、ダチョウのハタキでホコリを払い、ルンバに掃除をしてもらった。

僕がおねだりしたので、鹿児島のVoilaCoffeeから、二種類の水出し用コーヒー豆が送られてきた。でも、これは僕が一人で飲むわけじゃなくて、戯れる会の例会で飲むためのサンプルです。でも、自分でも飲めるから嬉しい。去年の例会で飲んだ大きくて立派な豆もおいしかったなあ。

VoilaCoffeeは、ソラマチでも飲む事ができます。スカイツリー見学に行ってコーヒーが飲みたくなったら、是非寄ってみて下さい。

さーて、取材もうまくいって、あとは文章化するだけだ。今度オーディオユニオンの新宿店に話をしに行くのだが、新宿店の店長はスタジオを作る前から顔を知っている人で(今日わかった)、先方も楽しみにしているらしい。  2012.7.10

昨日は沢山の人と会って沢山話をした。いろんなことを教えてもらい、それをまた教え、意見を交換している。まあ、このあたりは数ヶ月後にカタチになる。恋愛と同じで無理矢理どうこうできるものでもないのだが、戯れる会や音楽喫茶に来ていると、何か良い出会いや体験やそのたもろもろ、楽しいことがあると思う。僕は戯れる会や音楽喫茶をやっていてドアは開けているから、入ってきたい人は入ってきて下さい。雲をつかむようにあいまいこの上ないオーディオに関するさまざまなことは、確実に見えてきている。雲の輪郭ぐらいはわかってきた。

6月は少しゆっくりさせてもらったので、7月は仕事月間だ。でも、5月ほどの忙しさではないので、いろいろなことをやりながらすすめている。ってなわけで、今はデロンギオーブンで3回目のスフレ・チーズケーキを作る準備をしつつ原稿書いたり、写真を撮ったりしている。

7月末に新しいiMacが出るのかな。もうナナオのモニタも古くなっているし、僕はいつか、デスクトップ機はiMacにしようと考えている。あれこれ考えてみるが、どうもそれが一番スッキリするみたいなのだ。明日の夜は音楽喫茶をやってます。  2012.7.10

そろそろ梅雨もあけるのかな。朝から強い陽射しの東京だ。今日はWiifitをやって床屋に行って、AudioBasic誌の取材で出かけて、戻って音楽喫茶という充実した一日になる。2008年の7月11日は、iPhone3Gが出た日だ。最初はどうしようかと思ったが、一ヶ月半悩んだ結果僕はiPhoneを手にした。その前からSoftBankだったのだが、その携帯の年季も明けていなかったから、最初はiPhoneに毎月1万2千円ぐらい払っていた。それが徐々に安くなっていって、今じゃ半額ぐらいだから助かる。そして、iPhone以来ヘッドフォンが再び僕の音楽生活に加わった。それまでの携帯でも音楽の再生はできたが一切使わなかったし、計算機機能もカレンダー機能も付いていたがそれらも一切使っていなかった。

でも、iPhoneにしてからは全てが変化し、あまりアプリは入れてない方だと思うが、iPhoneの機能は目一杯使っている。おかげで、3年前からはMacBookAirとiPhoneで9割方OKになった。iPhoneにしてからは、取材にMacBookProとかAirを持って行かなくなり、泊まりの取材先でヒマな時はiPhoneのフリック入力で原稿を書き、EverNoteで送って、スタジオに戻ってAirで続きを書いている。

そういうわけで、僕のiPhone生活はそろそろ4年、今使っているiPhone4はSiriが使えないぐらいで特に不満はないけど、iPhone5が出たらそこで当然交代になる。動きの遅い3GはSofmapに売ってしまったが、今使っている4は残してリモコン代わりに使ったりAirPlayで音楽を再生してもいいなと思う。

11月に行われるレナード・コーエンのチケットを入手したと、アメリカに住んでいる元指圧師、今は鍼灸師のヨシコちゃんから連絡がきた。ちょっと前に「来ればきけそうですよ」って言ってたけど、今年の11月にレナード・コーエンのライブのためにアメリカへ行くのは無理だよなあ。DVDで我慢。

今日はけっこう忙しかったなあ。取材帰りの電車がドア故障で10数分遅れたため、喫茶を始めるのがその分遅れてしまい、申し訳ありませんでした。今夜の喫茶はLPをかけていた。OrtofonのMC30Superだが、アームの高さを微妙に調整したら音がクリアになった。なるほど、アナログは面白い。  2012.7.11

iPad用のBento4というアプリを入れて、また450円寄付した。これまでのiPad用Bentoアプリはすごく使いにくかったのだが、それは少し改善されているようだ。やっぱり僕は単純な使い方しかしないので、ファイルメーカーProよりBentoの方が良さそうだ。

LionのアドレスブックとかiCalのデザインなど、iOS風のヘンに装飾されたデザインはどうも好きになれないな。

どうもこの暑いんだか涼しいんだかわからない季節は体調をくずしやすく、毎年風邪をひく。どうやら今年も軽い風邪みたいで、昨日から喉がヘンだ。寝込むことはないし、薬を飲むほどでもないので、やっぱりここはジンジャーシロップを飲むことになる。そんなわけで、明日はジンジャーシロップ作りをすることになった。欲しい人はお知らせ下さい。一緒に作ります。

上の写真は昼休み中です。あと1時間かそこらで終わるらしい。

午後2時前に工事完了。これまでの2馬力から3馬力の物にしたので、静かでとても強力だ。人が40人以上集まるイベントをやって、能力を試してみたい気がする。なんて書いていたら、ズンって感じで地震がきた。地震はイヤだなあ。

この新しいエアコンが、昼間29度ぐらいの設定で極めて極めて弱く、しかも安定した状態で(つまりムラなく)部屋全体の温度を下げてくれるのなら、とても助かる。そして、もしかすると電気の使用量もこれまでと大差ないか、かえって安いのかも知れない。そのあたりは試してみないとわからないので、とにかくどんな風だかやってみよう。

2馬力から3馬力にアップさせたのに、室外機の大きさが2/3程度だったのはとても驚いた。

このところ、アナログレコードをFireface400で録音しているのだが、徐々に慣れてきて、それなりに良い状態で録音ができるようになってきた。まあね、それでOrtofonのMC30Superが出てきているってわけです。  2012.7.12

外部の騒音が静かになる夜に室温29度設定でエアコンをかけてみると、非常に静かでしかも部屋全体に冷気が行き渡る。これは多分戯れる会例会や、その他のイベントでもみんなに喜んでもらえそうな感じなので、無理をしてでも交換して良かった。今回設置しに来たエアコン屋さんの話によると、僕のような条件で使っている場合、適当にフィルターの掃除をしていれば、エアコンのクリーニングはほとんど必要ないそうだ。

スピーカーとの関係で、天井のこの位置にこういうガタガタしたものがあるのは、(このことだけで特別良くなるとも思わないけど)単なる平坦な石膏ボードの天井よりはマシなんじゃないかな。音を出してみると実際良くなっている。

昨夜はE・ギレリスのベートーヴェンをきいたのだが、すごく良くて、この20年前の演奏に敬意をはらい、くじけそうになる心をいつも支えてくれているこのCDに感謝をした。

今日は少し風があるけど、そろそろ30度超えの毎日になるな。ここから9月の半ばまでの約2ヶ月は辛いから、滑り込みで昨日新しいエアコンになったのは良かった。15年前に設置したエアコンは60万円ぐらいだった記憶があるので、この数年は「突然壊れたらどうしよう」と不安だったから、先手を打ってその不安から逃れられたのが良かった。そして、15年経ったおかげで、能力は1.5倍なのに静かさは1/3、値段は半分強程度になっていた。6年前の改装に加えてこの度のエアコンと、StudioK'sの環境はとても良くなったので、あとはがんばって仕事をするしかない。これからも、よろしくお願いします。

明日の午後は戯れる会例会なので、夜はいくつかのことを確認しながら音楽をきいている。今夜はナスとオクラとシイタケと長ネギとハムのパスタ。シンプルな塩味です。それに大きめの完熟トマトを半分。昨日は軽い風邪だったようで、残っていたジンジャーシロップを飲んでしまったから、今日は朝一で高知県産大生姜を買ってきて、また1kg分作った。夕方だったけど、作りたてを飲んだからきっと明日は体調も戻ることだろう。自営業は病気ができないのだ。  2012.7.13

今日の午後は戯れる会の例会だから、先日いただいた豆で、昨夜からアイスコーヒーを沢山作っておいた。参加の皆さんにはお土産に水出し用の豆を持ち帰ってもらおう。

僕はもう5年以上前から、Fireface400でアナログレコードやカセットを録音するということに興味があり、機会がある度にこれをやってみていて、そんな記事をけっこう沢山書いてきた。どうやら、最近はそんなことをやり始めようとしている人も出てきたらしく、LPのデジタルデータ化について話してくれという依頼がきたりする。でも、戯れる会ではそのあたりにあまり興味を持つ人がいないみたいだ。まあ、いいんですけどね。

紙ジャケのSさんやノイさんみたいにアナログレコードの蒐集家の場合、「なんでデータ化が必要なのだ?LP買ってLPきけばいいじゃないか」ということになり、それもよくわかる。

僕自身も「レコードを全部データ化してレコードプレーヤーをやめる」なんて、そんな気はない。でも、レコードを一旦ピカピカにして、静電気も除去して、カートリッジの針先もきれいに掃除して、アームの高さも調整した状態で、Fireface側の入力感度調整もキッチリやってデータ化しておくと、これがけっこういい音だったりする。そして、劣化しない。これけっこう重要。

「PCオーディオfan」の第2号だったか3号で、「何か企画があるか」と言われたので、「FirefaceでLPをデータ化し、代表的なカートリッジ(SPUとか、シュアーとか、ライラとかZYXとか)の音を録音して楽しむ。というのを提案したら「マニアすぎてダメ」だということでボツになった。僕が「そうかいそうかい、わかったよ。じゃあ頼まれてもやってあげないもんね」と思ったかどうかはともかく、近頃は世の中がそろそろそういう段階に入っているのかもね。

カートリッジってしばらく使っていないといい音が出ないから、絶好調の時にデータ化しておくのは良い事なのだ。どうも、このところパン焼きが今ひとつ不調で、「なんでかなあ」と思っている。気温が高いせいかも知れないのだが、同じ事をやっているのに出来がイマイチだ。だから、偶然にせよ良い状態をつかまえて冷凍保存するみたいなことも必要なんじゃないかな。ライラの針圧なんて、適正が1.67gで、これを1.63gにするとものすごく音が変わったりするのだ。「今はもう持っていないあのアームとこのカートリッジの組み合わせは、何故かハムも出ず、音も最高だった」なんてこともある。

さて、これから戯れる会の例会だ。今日はどんなことが起きるかな。楽しみだ。

今日の例会は8人参加で、みんながもっとも驚いたのは、サーロジックのセンターパネル「WASIN 和心」の効果だった。ありとなしではまるで違うって感じ。実は僕自身もなしの状態に戻したのは今日が初めてで、「なしの音はあんなに散漫だったのか」と、かなり驚いた。和心は最後の総仕上げってところかな。置けるなら文句なしにおすすめです。  2012.7.14

僕自身の音のことで、昨日の例会でもう一つ確かめることがあった。一人で良くなったとか、改善されたとか書いてても想像の域を出ないから、やっぱりありなしを何度も繰り返し比較してちゃんと確認するとか、使用前使用後を体験してもらわないといけない。戯れる会例会はそういう場だ。

WASINは参加した人に「このものはいくらだ? 8万数千円か、この効果が得られるなら安いかも」と思ってもらったようだ。他にもあれこれ試聴したけど、スタジオ側の変化、第二弾はこれだった。天井の内側ですね。

新設したエアコンの吹き出し口、スピーカーに向かって右側あたりが、低音のある帯域で共振していることは1999年からわかっていて、下から写真用の突っ張って立てるるポールで押さえると共振が止まることは確認していた。

10年以上「困ったな、何か解決策はないものだろうか」と考え続け、やっと思いついたのが、上の写真のように天井の内側に家具転倒防止用の突っ張り棒で押さえつけて共振を止めることだった。StudioK'sの天井は3階の床から「巨大な餅焼き網」みたいなものがぶら下がっていて、写真左側の茶色い棒が上部の鉄骨に溶接してあり、餅焼き網を吊っている。その餅焼き網に天井の虫食いボードがネジ止めされているわけだ。

天井の共振に気が付いたのは1999年にアナログレコードをきき始めた頃だった。CDでは感じなかったが、例えば「PopPop」のアナログ盤をかけるとベースで天井のあたりがビビる。最初は蛍光灯の器具が共振しているのかと思ったが、そうではなく、旧エアコンと新エアコンの間あたりの天井がピリつくのだった。それで、今回エアコンの工事をしたときに、背の高い脚立に乗った工事屋さんにお願いして、突っ張り棒を2本設置してもらった。何ヶ月か前の戯れる会例会で、天井が共振するのがよくわかる曲をみんなにきいておいてもらって、今回内側から突っ張った状態で同じ曲をかけて効果を確かめた。これもまた、僕は昨日初めてみんなと一緒に突っ張り棒の効果を確かめたのだ。

土曜日の戯れる会例会で確かめると、天井のビビり音はかなり解消していたので、「やれやれ」という感じで安堵した。多分、その帯域だけじゃなくて他の帯域でも多少は共振していて、音を汚していたに違いない。だから、この一ヶ月ほどで僕の音は確実に向上していると思う。  2012.7.16

一昨日の戯れる会例会はけっこう面白い出し物があった。勝新太郎のCDとか、クラシックの優秀録音オリジナル盤とかエタ・ジェイムスのレコードとかボニー・レイットとか、そんなこんなを再生してオーディオを語る人たちって貴重だと思う。

僕の足は26.5cmでそれほど大きくはない。上の写真は「サイズが合わない」ということで、戯れる会の人から頂戴した靴で、僕の足にほぼピッタリだった。しばらく履いているうちにもっと合ってくるんじゃないかな。良い革靴をあと三足ほど買って、履きつぶしては捨ての消耗品とも言えるスニーカー以外はそれらをずっと履くのが理想だ。底が減ったら張り替えてもらって、ずっと長い間気に入ったものを履き続けるのが良いと思う。やっと最近そんな考えに落ち着いた。  2012.7.16

一昨日の夜は「パルプ・フィクション」、昨夜は「レザボア・ドッグス」をハイビジョンで見た。レザボア・ドッグスは10年ぐらい前にレンタルビデオを借りて、13インチのTVで見たけど、今回は僕のところの横幅3.2mのスクリーンでしかもブルーレイディスクだから、随分印象が違う。

この前の戯れる会例会の第2部では、残った人たちと一緒に「キャデラック・レコード」を見たのだが、これもすごく良かった。僕は、閉館した恵比寿のガーデン・シネマで見たのだが、二度見るとけっこう印象が違うものだと思った。ブルース愛好者にはおすすめの映画です。

戯れる会はPCオーディオの会じゃない。アナログな人、PCの人、Macの人、Windowsの人、MacでもWindowsでもない人、いい加減にやりたい人、完璧にしたい人、楽をしたい人、頑張る人、みんなOKです。オーディオと音楽にまつわる情報交換をして楽しく暮らしたい人のための会です。そして、生活の中で音楽を楽しむわけだから、映画はもちろん、コーヒーやクルマやカメラや靴の話題も出たりする。でも、中心は音楽とオーディオです。

サーロジックでは、今、新製品の「WASIN=和心」が期間限定で5000円引きです。戯れる会の会員が購入する場合はさらに5000円引きなんてことはありませんが、限定の期間が過ぎても、「現在、戯れる会の会員だ」と伝えれば、5000円引きにしてくれる。もちろん、「この方は戯れる会の会員と言ってますが、会員の方ですか?」と、僕のところに確認が来ます。

僕は「運命じゃない人」を先に見て、後で「パルプ・フィクション」を見たので、僕の中で「運命じゃない人」の評価がやたらと高かったのだが、今は両方見たので「時間軸がずれていて、あとでつながっていくという手法はパルプ・フィクションが先だったのか」と思っている。「運命じゃない人」はストーリー重視で緻密だし、派手に拳銃をぶっぱなしたりはしない映画で、あれはあれでとても楽しめたからいいんですけどね。どっちを先に見るのがいいのかなと考えたりする。

今日は雨も降らなそうだったし、先日いただいた靴を履いて、新橋銀座に出かけた。徐々に僕の足になじんできてる感じだから、一年も履いて歩き回っていれば完全に僕のものになりそうです。

靴は今持っているものに加えて、ローファーと、チャッカーブーツと、サイドゴアブーツの良いのがあれば、一生文句なしかな。

さて、夜は原稿を書きながら、音楽をきこう。新しいエアコンはすごく静かで、しかも強力なので夏でも音楽をきく気になる。感覚的な話だけど、MacProとWindowsの静音PCの両方を起動させた状態より、新しいエアコンの「弱」の方が静かだと思う。離れているので気になり具合が低い。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますから、暑いけど、どうぞおいで下さい。CDもLPもきけます。  2012.7.17

僕は近頃、リッピングしたデータからの再生だけでなく、CDを回してききたいなと思っている。誤解しないで欲しいのだが、別にリッピングがいけないなんてことはなくて、両方ともいいのだが、どっちかだけに決めなくてもいいんじゃないかと考えている。

しかし、次はああいう血がドバドバ出る映画じゃなくて、もう少し落ち着いた感じの映画を見たい。タランティーノはこれでやっと3作見た。「イングロリアス・バスターズ」は映画館の女性がオシャレできれいだったなあ。「Paris」という映画では軽い学生役だったけど、女優が成長したのかそれとも演じているのか、両方か。とにかく、虚構を楽しむのが映画だと思う。「Paris」は渋谷のル・シネマで見たのだが、いつかパリに行くことがあれば、その前にもう一度見てもいい映画だ。

東京を舞台にした映画を作ったらおもしろそう? デジタル一眼レフには動画機能が付いているから、画質的には商業映画と変わらない映像を得る事ができる。音も、多分OKだからショートフィルムぐらい制作できそう。うーん、なんて平等な時代なんだろう。不平等なのは才能だけだな。

そうだよな。生まれた時から当たり前のようにあった平和や明るい未来は、偶然たまたま僕らがそういう時期に生まれただけなんだろう。

第二次世界大戦以降、2011年3月11日までの期間は、大正時代みたいなものだったのかも知れない。原発はやめようと思ってもそう簡単にやめられないところが問題だなんて、みんな去年知ったのだ。毎週金曜日の首相官邸デモは10万人規模になったらしい。

新しいエアコンは快適だけど、涼しくしすぎると体調が悪くなるから、一人の時は夜のみエアコンを使うのはこれまで通りだ。REGZAを買っても毎日TVを見たりはしないのと同じだ。サラリーマンじゃないから、一人でスタジオであれこれやっている時にエアコンを使わず、汗をかいていても誰にも迷惑はかけないから、昼間はこれまで通り扇風機で過ごしている。お客さんが来る時は、30分ぐらい前にエアコンを入れるのもこれまで通りだ。

夜は音楽をききたいので、窓を閉め、さらに内側の雨戸みたいな物も閉めて29度の設定でエアコンを使う。この状態でこれまでの電気代は8月で8000円ぐらい(200v動力の、エアコンのみの電気代)、冬の床暖房も一番使う1月が同じぐらいだ。エアコンは新しくなったけど、無理のない範囲でこれまで通りの使い方をしよう。エアコンを新しくすると電気代が安くなるっていう話が本当かどうかもわかるだろう。

AVアンプって消費電力600wぐらいだから、それにプロジェクターと、僕の場合はメインのプリ&パワーアンプ+プレーヤーなので、暗くして映画を見るのは1Kwぐらいいってて、真空管アンプの比じゃない。だから、プロジェクターを使って大画面で映画を見るのは、よほどのことがない限り最低二人で見る。面白い映画なら、5人でも10人でも、みんなで集まって見るのがいい。オーディオも映画もそういう時代が始まっている気がする。

例えば、僕が必死であれこれやってすごい音を出したところで、参考にはなっても同じにはならない。どっかの誰かが、僕とは正反対の、まるで空気の粒子が見えるかのような素晴らしい音を出したとしても、それはその人の作品であって誰もが同じようにはやれない。

さて、今夜は音楽喫茶だから、実は軽くない軽食を用意して待っている。久しぶりに不二子でヨーヨー・マのバッハを再生してみると、これが過去最高って感じの深みのある音になっているので、感動している。そんなわけで今夜はクラシックの夜、エマ・カークビーが歌っている。やっぱりいい感じだ。  2012.7.18

3.11以降、高級オーディオがそこそこ売れたらしい。「津波で持って行かれるぐらいなら、貯金なんかしても意味は無いから楽しんでしまおう」と考えた人が一定数存在したらしい。だから、中古もそれに連動してかなり動きがあったそうな。知らなかった。

そうか、あらためて「オーディオってそういう(何かに背中押されてエイヤーってキヨブタの)趣味なんだな」と思った。僕の場合、オーディオ機器で欲しい物は特になくて、もし、あと一年で死んじまうのなら、靴を一足買えばいいかもね。

都心は35.1度の猛暑日、昼間はいっぱい水を飲んでいっぱい汗をかき、ベランダのビニールプールで水浴びでもして、夕方の5時を過ぎたからエアコンを入れて音楽をききながら原稿を書こう。と、思ったけどやっぱりピストン西沢のグルーブラインゼットかな。

なかなかうまくはいかないんだけど、新しくて楽しそうなことを考えている。やりたいことがなくなったらそこで終わりだ。

来月、8/11とか12、19あたりにStudioK's設立15周年パーティを計画中だ。ただ、一気に50人になるとエアコンの能力測定日になってしまうから、適当にダラダラ、緩く、分散して色んな人に来てもらえたらいいんだがと考えている。  2012.7.19

シグマの新DPシリーズは、35mm換算28mmタイプに加えて、20mm付きと、24mmレンズ付きを出してくれたら欲しい。3台欲しくなっちゃう。デジカメの進歩ってのは多分まだまだ続くんだろうと思う。がしかし、ほとんどの人が大判プリントをしなくなっている点が、オーディオとよく似ている。やっぱりさ、ヘッドフォンやイヤフォンできいてるのも楽しいけど、本当にそこで演奏してるみたいにドッカンと大きな音を出してるのをきかなくちゃね。

さてさて、今日は猛暑も一休み。仕事を頑張ろう。

明日の午後はオーディオユニオンの新宿店に行って話をするので、その準備をしなくちゃいけない。

今年はStudioK'sも15周年で、これは本当にまわりの皆さんに助けてもらってやってきているわけですから、「遮音」じゃなくて「謝恩パーティ」をやりたいと思う。で、かつてはベルギービール飲み放題ってのをやっていてとても好評だった。ベルギービールの生は本当においしくて、普段酒を一切飲まない僕がけっこう飲んでしまうほどだ。

以前飲んでいたのは「ヒューガルテン生」とか「レフ ブロンド生」だったが、今は輸入元が大手メーカーになり、僕なんかには売ってくれない。いや、僕が買ってる会社だって、ベルギービールが一般に流行る前からの付き合いだから買えるけど、普通は口座での取引がない相手には売ってくれないものなのだ。卸しだから素人には売ってくれないのだ。そんなわけで、今年は国産の生ビールにしようかなと思っていた。でも、おそらく以前買っていた会社が同じぐらいおいしい別銘柄のベルギービールを輸入しているんじゃないかと思って電話してみた。するとやはり思った通り「ベレット」っていう銘柄を扱うようになっていた、もちろん生が入っている。

それがわかった瞬間、僕は「よかった、またお願いしたいので、とりあえず60リットル予約します」と言った。輸入元の人もすごく喜んでくれたが、この何年間かは頼むことが出来なかったから本当につまらなかった。8月11日(土)の午後は戯れる会の例会だから、昼間は楽しくオーディオのことをやって、夜はパーティをやろう。夜は参加費もビールも無料だから、戯れる会に入っていない人も来て下さい。食べる物も少しは用意しますが、足らないと思うので、何か持って来てくれれば有り難いし、手ぶらでもかまわないから、ビール飲みに来て下さい。

そうか、僕のページを見てみると、ベルギービール無料飲み放題パーティは「パート21、2008年の夏」が最後だったんだな。任三郎さんがいっぱい飲んで土曜日の10時半に30リットルなくなったと書いてある。あの年はスタジオにGodーzillaさんとShowG君が料理を習いにきていて、土曜日はくそ暑い厨房で茄子を焼いてもらったんだ。そうか、思い出したぞ、忘れていたけど、金曜日の夜もパーティをやっていたのだった。そうか、そうしようかなあ。その方がいいな。予定を変更して、8月10日(金)の夜と、8月11日(土)でやろう。そうすれば、会社帰りに寄ることもできて、わざわざ日曜日に出てくる必要がないもんね。ただ、乾き物ぐらいなら用意出来るとしても、一人で何十人分もの食べ物までを作ることはできない。

ここ数日、お出かけ用イヤフォンはFitEar334を使っている。TOGOじゃなくてカスタムの334で、僕はTOGOの方が低音が多く出てくれるので比較するとTOGOの音が好みだ。比べれば値段もかなり安いから、10万円出せるなら334TOGOはおすすめだ。ただ、僕はTOGOだと自分の耳型から作ってもらったイヤーチップを使う必要があり、このイヤーチップをよく道に落とすので、そんな心配をするぐらいならカスタムの334を使った方が気が楽になった。334TOGOの音でカスタム334を作ってくれればいいんだがなあと思う。

そうか、ベルギービールの生が以前のように買えるのなら、ビールを飲む人が20人ぐらい集まるイベントの時はベルギービールを用意してもいいな。「レフ ブロンド」は30リットルだったから、RockDayとかのために買っても余ってしまって採算が取れなかったけど、20リットルなら何とかなるかも知れない。1Coin喫茶展で出すとかね。

明日の午後はオーディオユニオンの新宿店でデモをやるので、どんなLPがいいかなと思って、そういう観点できいてみて持って行くLP選びをしている。と言っても、ごく普通のものばかりで、特別な高音質盤とかオリジナル盤なんてことはない。元々そんなの大して持ってないしね。  2012.7.20

今日のデモは14時からなんだけど、新宿のオーディオユニオン前で11時半に集合して打合せしつつ軽く食事して、昨日すでに音出しOKになっている状態からさらに2時間近くかけて、その他のチェックをして臨む手はずだ。だから11時にはスタジオを出なければいけない。自分の場所でのデモやセミナーなら大丈夫だけど、他所では何が起きるかわからないからね。今日をスムーズにこなせば次につながるけど、不手際があるとそこで終わる。

自分の場所以外のところでイベントをやるのは、勝手が違うので色々なことが起きる。うまくいったことは当然として、今ひとつ思い通りにいかなかったことや、失敗したことをどれだけ次にいかせるかが問題だ。まあ、それはともかく、久しぶりに会えた人もいて、良かったなあ。

仕事をしてくると、コーヒーもおいしいよね。そんなわけで、スタジオに戻ってLPをきいている。どうもここ数年、ホッとしたときはビバルディと決まっていて、それもLPだ。久しぶりに今日は涼しいし、ホットコーヒーを飲みながら針を落としてチェロソナタをきいている。  2012.7.21

昨日も感じたのだが、まだまだオーディオに関してわかって欲しいことややりたいことがある。オーディオ以外でもそうだ。だから、やれる限りやれるところまではやって、いろんなことを発信していこう。

もちろん、僕自身もまだよくわかっていなかったり、至らなかったりすることもいっぱいある。だから、これからも常に鍛え、磨いていなくてはいけない。

昨夜、自分のスピーカー、JBL L-65を左右とも2cmずつ右に移動させた。そして、今日は久しぶりに接点を磨く。

今日は若者向け新イベントを思いついた。でも、単独でできることでもないので、仮にすべてがうまくいって最速で実現してたとしても年内だなあ。

昨日、オルトフォンジャパンの人と話をしたのだが、彼は「若い人にもっとLPをきいてもらわないと、私の生活は将来成り立たなくなる」と言う。そりゃ確かにそうだ。でも、若い人はレコードをかけたことがないんだと思う。ちょっとは興味を持っても、扱い方がわからないから手が出せないんじゃないかな。僕らの世代とは違うのだ。デジカメしか使ったことがない世代はすでに存在していて、彼らはフィルムを入れるってことそのものがわからないのだが、それと同じらしい。

だから、例えば実家に使っていないレコードプレーヤーがあっても使えないわけだ。そうだとすると、「レコードのかけかたセミナー」をやった方がいいのだろう。僕はそう思い始めている。レコードをかけることでしか音楽をきけなかった時代なら、いやおうなしにレコードのかけ方ぐらい覚えたものだが、昔とは状況が違うのだ。  2012.7.22

あーあ、たまにはクルマやバイクに乗りたくなった。フェアレディZはマニュアルで勝手にヒール&トウをやってくれるって話をきいたからかな。でも、今の生活だと、クルマを所有する意味はないから、必要な時はレンタカーやカーシェアリングでOKです。

StudioK'sを作ったのは1997年の8月で、その五年後の2003年に僕は「StudioK'sで音と戯れる会」をつくった。10周年の2007年はPCオーディオの連載が始まった年で、今年は15周年なのだがどうなのだろう。僕はLPもCDもPCオーディオもネットワークオーディオもみんな好きで、ドックスピーカーやヘッドフォンも好きで、今年は本気でJ-POPをきこうかと考えている。

デモに行く気はないが、やめられるのなら原発はやめた方が良いと思うし、デモもやらないと「なんでもOK」ってことになってしまうので、原発に対する拒否や政治に対する不信感を表明しておくことは重要だ。坂本龍一がどういう人であるかは関係ないし、橋下知事が不倫をしようがしまいが、そんなことはどうでもいい。昔から節電はしているが、当然ながら電気がなければ暮らせない。食べ物がなければ死んでしまうのと同じで、食料は必要だが、でも、食べられれば何でも良いってことじゃない。どういう作られ方をしたものかは大きな問題だ。狭い日本に50カ所以上の原発があるのはどう考えても異常で危険だ。

EOSのミラーレス「EOS M」が出ましたね。OM-D買っちゃたし、明るくて小型の専用レンズもないから、温かく見守る私です。

いきなりゼロか100かって話じゃなくて、50年でも60年でも100年でもかけて徐々に原発を停止させて、その間に本気で代替エネルギーを開発するってのはできないものなのでしょうか。普通はそう考えるもんなんじゃじゃないかなあ。

今、J-WAVEでピストン西沢が曲のMixをしていて、そのやり方を説明している。以前はまったく興味がなかったのだが、近頃このあたりのことにものすごく親しんだ。去年の秋もDJのやり方について教わりつつ取材をしたり、代官山のクラブに行って取材をしたり、思い出してみると、なんだかんだで一年半ぐらいかかっているのだが、近頃曲と曲をつなげてゆくことにものすごく慣れ親しんできている。

秋のPerfumeはアジアツアーですか。

今日は何故か、頭痛がする。なんでだろう?  2012.7.24

明日はMountainLionが発表なのかな。僕はトットと移行する主義です。

今年の3月にエアロプレスを購入して以来、よく使っている。味が濃いし、ペーパーは洗って熱湯をかけていれば破れるまで使えるし、抽出し終わったコーヒーの粉は固まっているので寒天風に押し出してポンって感じでまあまあ捨てやすいから、手軽で本格的な味が楽しめてかつ経済的でもある。エアロプレスは最大でも一回に200ccぐらいしか作れないのだけど、いっぺんに3杯とか5杯分をいれるのでなければ、ほとんどエアロプレスを使うようになった。

同じ味の路線でもっと大量にコーヒーをいれたいってことになると、ボダムになる。いろんな大きさがあるけど、このタイプだといっぺんに1リットルいれられるし、紙も不要でエアロプレスよりもさらにコーヒーの油分を取らないかな。でも、僕は500ccとか1000ccの場合はステルトンの魔法瓶にペーパーフィルターで落としている。

そんなわけで、近頃はペーパーフィルターを使うことが少なくなったのだが、時々ペーパーフィルターでいれたコーヒーを飲むと、これが妙においしかったりする。そんなもんです。

さて、昼間一つ原稿書きの目処がついたので、今夜はエアコン入れて3時間ほどアナログレコードをききまくることにする。しかし、LPってのはいい音だなあ。いい音ってのがどういうものかって言うと。メリハリがあって訴求力がある音です。

明日の夜は音楽喫茶をやってますので、どうぞおいで下さい。昼間のうちにキッシュを作る予定。  2012.7.24

ほぼ40年前に買った大好きなレコードがあって、これを一年に二回ぐらいききたいと思う。だが、困ったことにガラードのセンタースピンドルとの相性が悪い。スピンドルの径がちょっと太いのか、LPの穴が少し小さいのか、両方か、どちらのせいかはわからないのだが、やたらときつくて、盤を外すのが厄介でちょっとウンザリする。ちなみにキングレコードのオリジナル盤(当たり前か)です。それで色々考えた結果、僕はこのLPをFireface400でデータ化してきくことにした。

僕のレコード再生人生のすべてをかけるぐらいのつもりで、レコードをきれいにして、針先も掃除し、アームの高さを決めて録音した。こういうレコードが何枚かある。

だから、実は近頃アナログレコードの音はかなり良い。自分でも驚くほど良くなった。やっぱりオーディオは楽しい。そしてベルギービールはおいしい。

コーヒーもおいしい。

エアコン設置の関係で天井につけていた照明をやめてしまったので、照明が蛍光灯かスポットかになり、新たにLEDのスポットライトを一個買ってみた。それが右側で、2700ケルビンってやつだ。左側も電球色ってことで買ったのだが、これはまるでダメで、新しく買った右側はまあまあ耐えられる色味だ。ただ、一個3000円ぐらいするので、困ったな。1Coin喫茶展なんかの時に使うことを考えると、最低あと6個、できればあと7個ぐらい必要だ。これまで10年以上使ってきたから、一個75wとか65wのハロゲンランプは廃棄してもいいと思うし、今後15年使うなら一個4wのLED照明にした方が良さそうだ。だけど、1個3000円だから7個買うとなると、このところ散財を続けている僕にはちょっと辛い金額だな。  2012.7.25

昨夜はVoyageMPDで音楽をきいた。暑いしさ、まあね、楽をするのもいいんじゃないかな。LINNのKinskyDeskTopぐらいちゃんとアートワークが出てくれればなあ、もう少し使う気になるのだが、なかなかそこが辛いところだ。LINNの優位性はそこにある。

さて、マウンテン・ライオンはどんなもんでしょうね。まず旧MacBookAirにインストールして使ってみている。

ずっと、「なんでできないんだろう」と思っていたのだが、マウンテン・ライオンは、画面共有からファイルのコピー&ペーストが可能になったのか、これはえらいな。

でも、音声認識を使ってみると、これが何ともままならず、自分の日本語に対して自信を失う。

昼前にこれが届いて、1000字の原稿を書くのだが、昼間はエアコンを使ってなくて暑いから試聴する気になれず、夜、エアコンを入れてから試聴しよう。

海外進出も関係してか、Perfumeのベスト盤ですね。初回限定盤は特別映像が入っているので、ファンは喜んで買っちゃう。CD初回分がが売り切れたりするのって、近頃じゃこの分野しかないのかもです。

Parrotっていうメーカーは、こういうものの方が有名らしい。iPadで操縦ができるし、カメラが標準装備されているので、飛ばして撮影ができる。こんな値段で買えて本当に飛ぶんだから欲しくなっちゃいますよね。 こんな風に飛ぶ。そして空中から動画を撮影する。
   こちらの方がオシャレな映像ですね。

MountainLionにしたら、Safariでフォントの指定が出来なくなった。おかしいなあと思ってあれこれ探したけどわからないので、調べてみたら、AppleはSafariからフォント設定機能をなくしてしまったらしい。だから、mixiもyahooもこのサイトもいきなり明朝で、すごく違和感がある。  2012.7.26

扇風機は窓際に置いてあるので、昨日から机と共にREGZAの前あたりに移動してきた。旧MacBookAirにMountainLionをインストールして一日使ってみて、特に問題はなさそうだったので、昨夜、新Airにもインストールした。

とにかく一番調子が狂うのはSafariで、これまで右上にあったGoogleのウインドがなくなった。これは直接URLが表示されるウインドに語句を書き込めばOKなのだが、再読み込みのためにポインタを移動させる距離が長くなったのがちょっと面倒かも。いくつか新しい機能を使ってみているが、今のところ「おお!素晴らしい!」と感動するほどのものはない。インストールにはけっこう時間がかかるので、MacminiとMacBookProもやってしまおう。

MountainLionは、あれこれ勝手に表示する機能が満載なので、音には悪いのかも知れませんね。どうせ遊びなんだから、まあいいじゃないですか。僕はメールが届いたときに画面右上にチョロッと内容が垂れてきて表示されるのはいいなと思う。誰からきたメールなのかと書き出しがわかるから、「また楽天か、後で見りゃいいや」とか、「お、大事な人からのメールだぞ、ウシウシ」とかの判断がつく。今のところMountainLionで一番気が利いていると思ったのはこの機能です。

あと、「Mail」の表記が「メール」になり、これまでと違い、受信返信受信返信と繰り返すと、受信返信受信返信の内容が表示されるようになった。慣れるとこれも便利で、やめられなくなるのかも。

MacBookProにもMountainLionをインストールしようかと思ったが、Mac miniにインストールした段階で一つ不具合を見つけたので、インストールをやめることにした。メニューバーにデュアルディスプレーの表示が出ないので、いちいちシステム環境設定を開かなければいけないし、デュアルディスプレーやミラーリングの状態がちょっとおかしい。なんの都合で、これまでまともに動いているものを使えなくするのかが僕には理解できない。

今日はいっぱい原稿書いたし撮影もやったから、蕎麦でも茹でて食べることにしよう。そろそろ外の焼き肉パーティと花火大会も終わったから、アンプのスイッチを入れて、音楽をきこう。今夜は30度の設定でエアコンをかけているのだが、これぐらいが丁度良い。

7月はヘンな喉風邪をひいてしまったのだが、寝込んだりすることはなくて、風邪薬は飲まず、医者にも行かず、ジンジャーシロップで作ったジンジャーエードを飲んでいたら何とか治ったみたい。

夏は意外にジンジャーシロップの需要があるらしく、昨日今日で3kgの注文をもらったので、来週早々作る予定なので、欲しい方があればお知らせ下さい。一緒に作ります。

今夜の一枚は「ブラームスのピアノ四重奏曲」。リッピングしたデータからVoyageMPDで再生したが、すごく良かった。このところ音は確実に良くなっている。理由は、天井裏、和心、ルビジウムクロックこのあたりかな。VoyageMPDの電源ケーブルはAETの緑色のやつだしね。そうか、あの突っ張り棒はもう2本買って左側も補強してやれば良かったのかも知れない。

あーあ、今日はよく原稿を書いたなあ。僕としては珍しく大量生産の一日で5000字ぐらい書いたから、よく仕事をした一日だったと思う。ヘッドフォンでも音楽をたくさんきいた。明後日はPerfumeのダンス練習会だし、月曜日はジンジャーシロップ作りをやる予定なので、頑張って明日仕上げよう。  2012.7.28

うー、東京は朝から30度だ。今日もWiifitやって健康を保とう。

先日やっと、5年がかりでフラフープ左右合計で3500回を超えた。フラフープの場合、夏の間しか記録更新がありえない。理由は、素足でやっているから滑らないのですね。

MountainLionになってから、Safariのリロードボタンが遠くなってやりにくいので、「Command+R」で行うことにした。ポインタをたった10cmちょっと長く動かすだけなのに面倒に感じるんだから、人間って面白いなあと思う。逆に、快適だったり便利になることはすぐに当たり前になる。  2012.7.28

今日は朝10時からPerfumeのダンス練習会で、10時13時と、15時18時の二回で合計25人ぐらいの人が集まってくれて、練習会をやっている。僕はスタジオを片付けて、水やお茶やシフォンケーキを出す。参加費は2000円なんだけど、みんなすごく楽しみにしてくれていて、キャンセル待ちになったりする。

これまでのエアコンだと23度に設定しても暑かったが、今日は26度でちゃんと26度になっているみたい。しかも天井から四方に冷気が出るのでとても具合が良い。外の気温は30度を超えているが、25度にすれば25度にもなりそうな気配なので良かった。設備を充実させて、来てくれる人たちが少しでも快適に過ごしてもらえたら嬉しい。もちろん、8月4日(土)のTotalMixセミナーもこれまでよりずっと静かで部屋全体に冷気がいきわたって気持よく行えると思うので、エアコン交換は正解だったと思う。

午前午後二回のダンス練習会、僕は一緒にやってるわけでもなく、ちょっと眺めていたり、お茶いれて出したり、片付けたり、厨房で原稿を仕上げたり、最後の30分はみんなで踊るために音出し係だったりする。今日は片付けてから渋谷の台湾料理店に行き、戯れる会の人たちの暑気払いに合流した。電源の伊藤さんは元気かなあとみんなが言っていた。  2012.7.29

昨日いただいた、アデルとZAZのLP。僕はiTunesに入れてiPhoneで再生したかったから、CDを買ったけど、LPの音はどうなんだろう。今度の例会でCDと比べてみたい。

日本では、新譜のLPってのはほとんどないのだが、欧米ではそんなことがなくて、LPをかけることをカッコいいと思っている若者が日本より多いらしい。だから、もちろんオトナもLPを買う人が一定数存在して、LPを買うとCDがおまけで入っていたりする。これは多分、僕のようにiPodとかiPhoneでの再生のためにくっついているんだろう。「カーズ2」のDVDでデータ版付きがあるのと同じことみたいだ。

さて、今日は生姜も砂糖も買ってきたことだし、ジンジャーシロップ約6kgを作りましょう。

昼間はあれこれやっていて忙しかったが、夜はスピーカーを元の位置に戻して音楽をきく。

そんでもってこれをポチした。この新曲をちょっときいたところでは、PerfumeというよりCapsuleで「えー、なんじゃこりゃ」と思わせられるんだけど、中田ヤスタカはいい意味で裏切ってくれる数少ない人だから、馴染んでいくと「なるほど、こりゃいい」ということになるのかも知れない。この一年間ほどで考えてみても、「レーザー・ビーム」は中国風メロディとアレンジで、最初すごく違和感があったけど、今はいい曲だと思っているし、「時の針」なんて、初めてきいた時はバカにされたような気分で笑ってしまったが、ライブでの人形みたいな振りを見せられて、「なるほどこりゃパフォーマンス」だと納得して、人形っぽい仕草をして遊んでいたりする。だから、今回の「Spending All My Time」は、自分やみんなの中でどうなっていくのだろうかと、楽しみにしている。最初「?????」って思って、きき馴染むうちに「大好き」になる曲って、若い頃にはずいぶん体験したのだが、近頃ほとんどなかったので、Perfume(+中田ヤスタカ+MIKIKO)はとても面白くて、目が離せない。

明日はけっこう長い原稿を仕上げて送らなくちゃいけない。もう9割方できているので細かいところを点検して、それからスクリーンショットなどの画像を用意して送る。それと、もう一つヘッドフォンの原稿も99%仕上げてあるので、最後の点検をして送ろう。  2012.7.30

今日も暑い。扇風機を窓際のベンチ風の場所に置いているので、最近はIKEAの白いテーブルをREGZAの前に移動して、ここが定位置になった。

ハービン・ハンコック「MAIDEN VOYAGE」のオリジナル盤ってのはきいたことがないのだが、どんなもんなんだろう。CD、ハイレゾデータ、国内盤LP東芝、国内盤LPキング、USオリジナル盤を同じ条件できき比べてみたいものだ。涼しくなったら、そういうのを試聴する会なんてのをやりたいものです。

今日は原稿を5000字ちょっと送った。まだあといくつか原稿書きがあるなあ。まあ、あと二週間ぐらいで終わるので、8月の半ば過ぎはきっとヒマを持てあますことになるだろう。

明日の夜は19時より音楽喫茶をやっています。暑いけど、どうぞおいで下さい。  2012.7.31

今日から8月。昨日でStudioK'sを作って満15年経った。例の和室や暗室などを作ってもらったのが8月の半ば過ぎだったから、実際の稼働は9月に入ってからだったが、この物件を借りたのは8月1日からなので、今日がStudioK'sの誕生日だ。

MacProの中に入れてあったSnowLeopardのHDD(4個入るからコピーじゃなくてそのもの)を持っているんだけど、これとMac miniをUSBで接続してoptionキーを押しながら起動すると、MacProのHDDでminiを起動できる。旧AirのHDDから「復元」を使ってコピーしたバックアップ用HDD(OSはSnowLeopard)からもMac miniを使って起動ができる。古いアプリケーションを動かす必要があって、年に何回かこういうことをやるんだが、とりあえず、復元でバックアップをとったAirのHDDとMac miniがあれば大丈夫みたい。

同じ事をMacBookProとでやってみると、AirのHDDはOK、ProのHDはダメだった。でもとにかく、miniとMacBookProがあればSnowLeopardでの起動はOKって事を確認したので、旧AirはSofmapに持って行ってTimeCapsulと交換してこようかな。今、バックアップを取ってないから、非常に危ない状態なのだ。

今日の喫茶はチーズシフォンケーキ、この一年ほどシフォンケーキは絶好調です。それと、自家製チャーシューを焼くこうと思っているのだが、久しぶりなのでうまくいくかどうか自信がない。これもデロンギオーブンですごくいい感じに焼ける筈、やっぱりね、自分で作って食べることが好きな人にとってデロンギオーブンは最高です。

いやはや、今夜の音楽喫茶は面白かった。また来週。  2012.8.1

QNAPのファンレスターボNASは生産完了後、しぶとく在庫が残っていたが、ついにすべて売り切れたらしい。それで、オリオスペックが独自でQNAPに発注して、ファンレスタイプを作ってもらうらしい。それがそろそろ出来るんじゃなかったかな。ご興味のあるかたは、オリオスペックの酒井さんに電話してきいてみて下さい。 03 3526 5777 です。

日曜日にスピーカーを大きく移動したので、昨日は大体の位置に戻しただけだった。それで、昨夜は音楽喫茶のお客さんに「今はすごくいい加減な状態なので、好きな位置に置いていいですよ」と言って、移動してもらった。割と大きく内ぶりにしていたので、しばらくその状態を楽しませてもらおうと思っていたら、僕が厨房で何かをやっている間にその状態を崩してしまった。いいところもある音だったのに、なーんだつまらないの。下着の歴史は詳しいのにセッティングは自信がない?

しょうがないので、それから5分ほどかけて、自分でセッティングを決め、その後で「和心」のありなしを体験してもらった。これは本当にすごくて、やる度に驚いてしまう。和心があるとグッとピントが合う感じなのだ。目障りじゃないし、音は明らかに良くなって、マイナス面が感じられない。

僕のところはスピーカーの周りにサーロジックのパネルが置いてある。それで音を整えていて、でも最後の決めてって感じで「和心」が有効だっていうところがすごいと思う。何もなければ、クッション三個でも効果がある。だけど、最強のパネルをある程度効果のある場所に置いた上でスピーカーの中央後方に「和心」を立てるのと立てないので、こうも音が変わるのかと思う。和心ありの音に慣れてしまうと、なしには戻れない。

今日は午後文京区役所に行ったのだが、暑かったなあ。8月はいろいろある月です。歩いて行って、帰りは例のごとくラクーアの成城石井に寄り、また歩いて戻って来た。でも、このぐらい運動した方が身体には良さそうだ。だからしょうがないね。  2012.8.2

オーディオ愛好者向け15周年パーティは8月11日(土)の夜です。昼間は戯れる会例会をやっていて、夜がパーティです。来たことない人も、元戯れる会の会員の人も、皆さんどうぞ。

撮影のためAUDYSSEYが送られてきたので、写真を撮りつつ音をきく。音をきくと欲しくなるので、Amazonでいくらするんだろうと思って調べてみる。

うーん、この値段か。安いなあ。次期iPhoneはドックの形状が変わるようなので、そのあたりがどうかとも思うのだが、仮に僕がこれを使うとすると、新しいiPhoneではなく今使っているiPhone4を挿すことになるので、かえって丁度良い。ステレオ感なしがまた良くて、低音がすごく気持いいので僕はAUDYSSEYが大好きだ。J-WAVEでピストン西沢のグルーブラインZをきくにはどう考えてもAUDYSSEYが一番だ。

一方でまったく不満のないオーディオ装置をもっていながらAUDYSSEYが欲しいなんて、そんな贅沢なことをしていいんだろうか? こう考えて、いつもポチするのをこらえている。撮影は終わったけど、今週いっぱいぐらい借りてきいていたい。このところものすごい散財状態で、8/10にはエアコン代も払わなくちゃいけないのでポチできないけど、秋あたりいきそうな気がする。

最後に裏磐梯でキャンプをしたのは2006年のことだった。僕はあれ以来キャンプに行ってない。若い頃から登山やキャンプをやってきているから、それなりのこだわりみたいなものもあって、その上またみんなで遊ぼうとするから、他人の分まで荷物を持っていったりして、自転車も持ってったりもすると、考え尽くした装備はコンパクトながら、けっこう大がかりになってしまう。ああいうことをすべてやめて、テント1シュラフ1コンロ1クーラー1鍋その他最低線の食器やコンロ、コーヒーを入れる道具、着替え、こんな程度でキャンプが出来ればいいんだけどなあ。たき火で秋刀魚を焼いて食べたい。毎日暑いので、涼しい高原に行くことを夢見ている。

先日いただいた革靴を出かける度に履いている。右足拇指球の横が痛くてマメが出来ているが徐々に自分の足に慣れてきている。なんでこんな場所にマメができるのかが疑問ではあるが、もう少しだなこれは。スタジオを15年やり続けたご褒美ってのがあるとしたら、これまで買ったことがないようなちょっと高級な靴が欲しいと思っていたが、超散財状態なのでダメですね。それよりはベルギービールだと思う。来週の今頃は、みんなであのおいしいベルギービールだ。  2012.8.3

さて、今日は午後からRME TotalMixのセミナーだ。2時間程度説明を受ければ、だいたいわかってもらえるはずだ。

セミナーは午後1時からだけど、スタッフは準備があるので余裕をもって午前11時に集合だ。僕はその前に来てルンバを稼働させている。

TotalMixセミナーが終わった。疲れたなあ。密度が濃かったしね。

セッティングの関係で、自分のFirefaceを外してしまったから、また元に戻さなければならない。  2012.8.4

昼間外に出ると、ものすごい暑さだった。8月からは16年目に突入、色んな人に助けてもらって、よく15年も続いたものだと思う。そんなわけで、今週末はせめておいしいビールぐらいは用意してパーティをやります。場所にも限りがあるので、一気に50人もになるとエアコンフル稼働ですが、うまいことばらけて遊びに来てもらえたらと思う。8月10日(金)の夜から深夜と、8月11日(土)の夕方から深夜、8月19日(日)の午後3時から遅くない夜まで、三回やっているので、どうぞおいで下さい。オーディオがお好きな方は8月11日(土)の午後が戯れる会例会なので、11日の夜にでもどうぞ。

最初は漠然と「3年ぐらい持ちこたえればその後は何とかなるかも」と考えていた。でも、全然そんなことはなくずっと大変で、それは今でも変わらない。15年前はまだ紙に印刷したものが沢山売れていたし、写真撮影はフィルムだった。リーマンショックも地震も原発事故も起きていなかった。

僕は自分の好きなことを仕事にしてきているし、誰もやってないことをやっているので、ある程度の苦労は仕方がない。現状を考えてみて、人生の敗者だとは思わないけど、とてもじゃないが勝者とは言えない感じだ。せめて引き分けに持ち込んで、ジワジワと優勢勝ちぐらいにならないかなと思っている。

フェンシング団体準決勝、残り1秒で追いついて逆転。こんなことがあるので、僕もそろそろ追いつきたいものです。スタジオを大改装して6年経ったのだが、この6年間はけっこう色々なことがあった。そして、今年は新しい段階に入っているようだ。あの和室があったスタジオで9年間やり、今の状態にしてすでに6年なので、あと3年経ったら9年9年で第一期と第二期が並ぶことになる。  2012.8.5

昨日は、Fireface400を接続し直して、「ディナーラッシュ」と「セントラル・ステーション」をDVDで見た。どちらも見るのは二度目で、けっこう内容を忘れているものだと思った。映画の音をFirefaceで再生するととても良い。

今日は久しぶりに雨が降っている。今週は少し涼しいようなので助かる。涼しい間に書くべき原稿を書いてしまおう。

頭の半分は原稿書きで、残りの半分は厨房の片付けを考えている。6年の間にいろいろなことがあって、現状で落ち着いているわけだが、別の観点から見直して物の置き方を再構築している。使う頻度の少ない物が良い場所を占拠しているのは良くないので、リストラを行っている。買ったんだけど使わない物とか、何かを買った時にくっついてきて、捨てるのが勿体ないから取ってある物とか、もらった物とかいろいろあって、いくつかの道具や食器が余ってきている。捨てるのは簡単で、ゴミに出せば夜の間に誰かが持って行ってくれるんだけど、その前に誰か必要な人にもらってもらえたらなと思っている。

先日のセミナーでRMEという社名の由来を知った。RとMは人の名前でEはエレクトロニクスって感じで、TMレボリューションみたいなものなのだった。

今夜はマルチchの再生をしている。今はFirefaceで再生ができるのでなかなか良い具合だ。そして、天井裏の突っ張り棒はかなり効いている感じがする。やはり部屋の問題は大きい。

先日のTotalMixセミナーの様子。日頃スタジオに重ねてある椅子を全部並べて丁度で、二回合計で30人の人が参加してくれたので良かった。キャンセルした人が、四捨五入すると10人ぐらい出たのだが、多分その方たちは本当は参加したくて申し込んだのだが「泣く泣く」キャンセルしているのだと思うと、オリオスペックの酒井さんが言っていた。

REGZAがちゃんと役に立っているし、僕自身も、「ああそうだったのか、なるほど」と思ったことがいくつかあったので良かった。  2012.8.6

つり輪の種目別は最後の演技を行ったブラジルの選手が初の金メダルだった。すごい筋肉の腕だったなあ。

昨夜はあれから、先日OrtofonのMC30Super+Fireface400で録音した音楽データを再生した。今はガラードに付けているカートリッジをZYXにしているので、この音ではきけないから、こんな風にデータ化しておくと楽しめる。ちなみに僕は24bit/96kHz派です。あ、アナログレコードをデータ化する場合の話です。

OSがLionからMountainLionになって、iCalがカレンダーになり、Mailはメールになった、あと、アドレスブックも連絡先になった。iOSに習っているらしいのだが、iTunesをミュージックにはしないんかい?

なでしこの最後はヒヤヒヤだったけど、よく守りきったなー。

先日のTotalMixセミナーに参加した人から、「電話器の下にある機械は何の装置ですか?」ときかれた。

「電話器の下にあるのはMac miniです」

僕は頻繁にケーブルの抜き差しを行うし、SDカードのスロットもよく使っているので、Mac miniはこの場所にこの向きで置くと一番具合が良い。カッコつけすぎるとかえってカッコ悪くなったりするってことかもね。LINNのクライマックスコントロールは良いプリアンプだけど、「なるべくケーブルの抜き差しはしてくれるな」という思想のアンプだから、僕みたいにしょっちゅうケーブルの抜き差しを行うタイプにとっては使いにくいことおびただしい。AppleとLINNはそんなところでも共通している。

メインマシンはMacBookAir(MountainLion)で、音楽とDVD再生用が15インチで2010年製のMacBookPro(Lion&Windows7のダブルブート)、Mac mini(MountainLion)はナナオのモニタとの組み合わせで画像処理用、REGZAとの組み合わせでプロジェクターを使わない場合の動画鑑賞用。こんな風に使い分けていて、Air、Pro、mini、いろいろなことがあって、結果的にどれも中古で買ったので三台合計で20万円ちょっとだったから、Macも安くなったものだと感心する。

それから、やはりセミナーの参加者から「和心はどうですか?」ときかれたので、「すごく良いですよ」と答えた。「ほらね、こんな効果です」とやってみせてあげたいところだが、TotalMixセミナーでワサワサしてるので、とてもじゃないがやってあげられない。戯れる会例会とか喫茶に来てもらえれば、そういったこともやれるのだが、簡単に言葉でしか説明ができなかった。

というわけで、明日の夜は19時から音楽喫茶をやってますので、暑いけどどうぞおいで下さい。  2012.8.7

一昨日の夜、Windows7+foobar2000で再生した曲を、昨夜はMac+AudirvanaPlusで再生してみた。もちろんちょっと音は違うけど、どちらも僕の基準だとけっこういい音で文句なし。不安定さもいい勝負か。

先日買ったLEDスポットライトは、時々チラチラする。どういう条件でチラつくのかという法則性はわからない。まあまあの色味と照射角度なので出来ればあと6個か7個欲しいと思ったのだが、仮に6個点灯して3個チラチラされたらかなわないので、どうしたもんか。調光機との相性という説もあるが、本当の原因はよくわからない。省エネも大変だ。7月8月の電気代(動力)の請求がきたけど、一ヶ月丸々使ったわけではないので新しいエアコンにしてどうなのかは、まだよくわからない。来月再来月が楽しみ。

僕にベルギービールを教えてくれた友人、早坂優子さんの名前で検索をかけると、彼女が作った本がいくつかAmazonで売られている。実は100冊以上作っているのだが、上位の方にこんなものがあった。ここ数年は絵本を作っていて、NHKのTVにも出ているんだったかな。同姓同名のAV女優がいるみたいなんだけど、それは別の人です。

全部見ているわけでもないんだけど、一応オリンピック観戦はしている。REGZAがあるので、面倒なく見る事ができる。女子バレーボールの中国戦はすごい試合だったなあ。体操とかサッカーとか、試合や演技が終わった後、選手同士が話をしているのがとても印象的だ。

今日はデロンギオーブンでビスコティを焼いている。冷凍のオレンジピールが少しだけ残っていて、これを使い切るためだ。これをやらないと、冷凍庫で氷を作る量がその分減って、生ビールを冷やす氷が足らなくなる。まあ、どうしても足らない分はコンビニで買ってくればいいんですけどね。電気式と氷を使う原始的な冷却装置があって、生ビールのサーバーを両方使ってみた感じでは、僕は氷を使うタイプの方が好きみたい。

まずいぞ、今日わかったのだが、塩が足らない。カンホアの塩の取引をしなくちゃいけん。これはDSD再生より重要かも。  2012.8.8

言葉にして、口に出すことによって叶う夢は確かにある。僕もずっとそのようにしてきた。でも、すべてがそうとも限らないのではないか? 夢の種類や内容によっては、言葉に出したとたん消えてしまう、あるいはスルリと逃げるように姿を消して、実現不能になったりする。だから、こうなったらいいなと夢見ていることや願い事を何でもかんでも闇雲に口に出せば良いというものでもない。そのあたりの兼ね合いというか、口に出して実現させる夢と、密かに強く思い続けることで実現する夢、この判断は意外に難しいのだと思う。

今日も厨房の片付けをやりつつ、原稿書きをする。ベルギービールは明日の午前中に届く予定で、明日の夜6時半か7時ぐらいから深夜までが、パーティパート1です。

明後日の土曜日は午後が戯れる会例会なので、それが終わってからパーティパート2です。戯れる会例会に参加したい人は非会員の参加もOKですし、時間があれば夜寄ってもらえればみんなでビール飲んでますので、どうぞ来て下さい。食べる物は多分それほど沢山ないので、おいしいものの持ち込みは大歓迎です。あの巨大ゼリーは場合によってちょっと迷惑なんだよなあ。

僕はオーディオが好きだし、カメラが好きだし、料理が好きだしPerfumeが好きだし、キャンプも好きです。うんと好きな人は同じぐらいうんと好きな人同士で集団になってそのうんと好きな内容をグワーっと3時間でも4時間でも話している。

その気持はわかるんだけど、そこでちょっと余裕をかましてもらって、オーディオの楽しみを知らない人に「オーディオってすごく楽しいんです」とか、音楽をきくのが大好きな人に「Perfumeの振りコピは最高に楽しいんです」と語ってくれたらいいなあと、僕は考えている。

まあでも、このサイトはオーディオが最重要なテーマだし、僕もオーディオ愛好者同士の場を作りたいとも思っているわけです。だから、明後日の土曜日はもっぱらオーディオ愛好者の集まりに設定したので、オーディオ仲間と交流をしたい人は、8月11日(土)に心ゆくまでオーディオの話を楽しんで下さい。ということです。

明日の夜は色々な人が来るので、もしかするとオーディオ業界の人かも知れないし、写真関係かも知れないし、手話の関係者かも知れない。それで良ければ明日の夜でもいいし、あと8月19日(日)の午後から夜もパーティはやっていますので、どうぞおいで下さい。ただ、僕は一人しかいないし、誰がいつどんな状態で集まってくれるのかはわからないので、食べ物が足らないかも知れないし、誰もお客さんが来なくて食べ物が余っていることもある。と、そんな感じかな。  2012.8.9

今朝来た。VEDETT。

「レフ ブロンド生」もその名の通りちょっと濃い色のおいしいビールだったが、30リットルだったから、僕の集客力ではかなり無理があった。だが、20リットルだとかなり助かる。月に一度ぐらいの割で注文するなら、器具常設なんだけどね、生ビールは飲みきらないといけないからそこまではどうかな。飲みたい人が多ければ、オーディオイベントその他で用意してもいいんだけど、20リットルで350ccずつ、約60杯ぐらいを飲み切れるならOKです。

お祝いにおいしそうな桃が送られてきた。産地直送完熟でおいしそうだなあ。よーし、夜が楽しみだ。みんなで楽しく飲みましょう。

そういうわけで今日はあれこれ準備をしている。集まってくれた人にあまりひもじい思いをさせるのは申し訳ないし、かと言って、どんな状態になるのかがわからないから、やりようがない部分もある。まあ、その開けてみないとわからない部分が楽しいんだけど、何となく、今夜はとても沢山の人が集まってくれるみたいで、椅子とテーブルじゃなくて、床に座ってもらうことになりそう。ベルギービール(生)の魅力恐るべし、かも。

そんなわけで、食料の買い出しに行ってこなくちゃ。

さて、二回食料を買い出しに行ってきた。そろそろ作る物を作り始めるかな。

久しぶりの周年パーティってこともあって今日はとても沢山の人が集まってくれた。何人きいくれたのだろう、数年ぶりに会う懐かしい人もいたし、先週会った人もいた。生ビールがあ20リットル空いて、酒が一升空き、ワインが空いた。多少は異業種交流会も行われたりして、みんなで楽しく飲んで良い時間を過ごした。食べ物がものすごく沢山集まって余っているので、明日はこれを食べなくちゃいけないので、明日の夜はまた食事係になりそうな気配だ。はい、喜んでやらせてもらいます。

でもその前に食器その他を一人で片付けなければいけない。今夜は25人もの人が集まってくれたんだし、これも、喜んでやります。  2012.8.10

そして今日は午後が戯れる会の例会で、夜がパーティです。VEDETTホワイトは確かにヒューガルテンほど甘くなる、ちょっとドライな感じで、やはりこれもおいしいビールだった。今日はオーディオ愛好者が集う日なので、来てみたい人はどうぞ気楽においで下さい。パーティは7時ちょっと前ぐらいからやってます。

昨夜はなかなか楽しい状態だったなあ。なにしろ色んな人がいた。オーディオ関係(これはほとんど業界の人)、出版関係、Perfume関係、写真関係などなど。パーティは楽しい。

モノクロームの暗室があった頃は、モノクロプリントをやりにきている人たちと年に二回写真展をやって、夜はみんなでパーティをやっていた。僕はいつもみんなが帰った後、片付けたり、ゴミを捨てたりしていた。昨夜はあの感じを久しぶりに思い出した。普段は皆さんに参加費を払ってもらっているので、8月の周年パーティは無料だ。みんなが集まってくれて、わいわいやっているのを見ているのは楽しい。僕は写真もオーディオも原稿書きも料理もみんな仕事にしているが、アマチュア的な成り立ちで、色々な人に助けてもらったり教えてもらったりしながらやってきている。だから、年に一度ぐらい感謝の意味も込めてこんなことをやっていたい。ただ、2009年2010年2011年の3年間はそういう気になれずにいた。

去年は3月に大震災と原発事故だったし、パーティの気分じゃなかった。でも、今年はちょっと何かが変化しているので、パーティを復活させた。そんなわけで、今日の午後は戯れる会例会があり10人以上の人が集まり、楽しい雰囲気であれこれ試聴をして、夜はさらに人が増えてみんなでビールを飲んだ。楽しかったなあ。

戯れる会例会の参加費は2500円なんだけど、20代の人には割引制度を作ろうと思っている。  2012.8.11

金曜土曜のパーティで今日はさすがに疲れた。そんなわけで、片付け終わって倒れている日曜日です。夕方は夕涼みで外出したいなあ。

とは思いつつ、ちょっと疲労していたため、浴衣を着てみるにどとまった。  2012.8.12

世の中はお盆休みなので、この数日間は静かで都内の交通量も少ない。今日は僕もかなりおだやかでコーヒーがおいしい。

一昨日の土曜日は戯れる会例会で、例会に10人以上の人が集まり、夜のパーティだけ参加の人が数人いて、午後も夜もすごく楽しかった。

僕はだいぶ前から、PCオーディオを音楽再生のものすごく当たり前な一手段としてとらえて始めていて、その思いは最近ますます強くなっている。

夜のパーティに来てくれた川崎さんとも久しぶりに話をしたのだが、どっちが良いかの話じゃなくて、どう楽しむかとか、自分にフィットする方式を見つけることに尽きるのだと思う。ものすごくお金持ちが超高価なオーディオ装置をあれこれ取り替えたり買い戻したり、これもいいと思う。やや高収入な人が高価な機器を買って長い間満足して使い続ければ結局(安くないが)高くはない。これもわかる。10万円の靴を買って、底を張り替えながら15年20年満足して履き続けるのに似ている。いや、「装置よりソフトだ」これも確かにそうだし、「私はPCで世界最高を目指す」でもいい、みんな自分のやりたいようにやっていて、それぞれの言い分や根拠がある。

ずっと、そういうこと自体がわからなかった。だが、この10年ちょっとでやっとわかってきた。そしてオーディオとの関わりは人それぞれだから、その人の流儀でやればいいだけのことなのだ。押しつけるものでもないし押しつけられるものでもない。友達をつくったり、自分をさがしたり、互いに認め合ったり、戯れる会はそういうことをやっている。

一昨日もビールを飲みながらみんなであれこれ話をしている中、「敷居が高いと感じた戯れる会に、思い切って入ったらやめられなくなった」という意見があった。僕にはそんな気はないけど、敷居が高いという面はあるかも知れない。でも、初心者やよくわかってない人をバカにするなんてことは絶対にない。何十年やっていてもわかってないことは沢山あるし、100%完璧な神様みたいな人はいない。

StudioK'sでは一ヶ月に一回Perfumeの振りコピ練習会をやっていて、この一年以上毎回平均15人以上の申し込みがあるので、先月から一日2回(3時間ずつ)にした。もちろん初心者にもやさしい集まりをうたっていて、良く出来る人を基準にはしていない。でも、サッと覚えて良く出来る人もいれば、覚えが悪くて何度も何度も自宅で練習してやっと覚えられる人もいるわけだけど、良く出来て先生役をやってくれる人が偉いってこともない。

振りそのものは正しく踊れるが、表現としては今ひとつ魅力に欠ける人もいるし、ちょっといい加減だけど雰囲気良く楽しくやってる人もいるし、「ニコニコ動画やYouTubeに動画をアップしていてこんなに良く出来る人が、なんで毎回やって来て一緒に踊ってるんだろう」って人もいる。いずれにしても、初心者大歓迎だけど、少しは自分でやってきて流れに乗れる人じゃないとつまらない。講習会で先生の教えるとおり生徒が習うだけというパターンではなくて、その都度その曲によって先生役も交代するから、そういう点では戯れる会もよく似ている。場所を貸して飲みもやシフォンケーキを作って出していて、内容についても多少考えてはいるけど、主宰者は別にいて、僕は「オトナのPerfumeダンス練習会」の主宰者ではない。でもおもしろいことに、この二つの集まりは傾向が似ている。

戯れる会もダンス練習会も、敷居は高くないと思うけど、そこで行われていることを楽しめる能力は必要だし、自分の主義主張だけが正しいと言い張る人とか、自分が良いと思う機器を例会に持ち込んで「これが最高に良いからこれにしろ」と言う人がいたとしたら会員としては続かないと思う。そういう人は自分で会を立ち上げてやってもらうしかない。

いただき物のハードルが高いソックス。よっぽどカッコいいローファーでも履いていたら、こんな靴下もはえるかも知れないなあ。と、靴を買う理由にむすびつける奴。良いカートリッジをもらったから、その魅力を発揮できるようレコードプレーヤーも買い替えたくなっちゃう。みたいなもんでしょうか。  2012.8.13

このところ暑いので、外出時は須山歯研製MH334カスタムを使っている。この一年、色々なタイプを使い続けてきたので、だんだんMH334の音にも慣れてきた。

今夜は何人かの男女がダンス練習にやってくることになったので、先週もらった桃を沢山食べさせてあげよう。

この何年間か、戯れる会例会でハイレゾとLPのオリジナル盤をきき比べてきていて、どちもそれぞれ良いのだが、一時ほどハイレゾデータが欲しいとも思わなくなった。TheBeatlesは24bitのUSBでOKだし、ケルン・コンサートもハイレゾが良いんだけど、それ以外はどうかなあ、どれでもいいやみたいな感じかな。

この前のパーティに川崎さんが来てくれて、「dCSでSACDの再生をしているが、CDをどうしようかと考えて、昔手放したパーセルでやっていた24bit/176.4kHzのアップサンプリングの音が忘れられず、パーセルを借りてDSD変換と比較して試したところ、やっぱり24/176.4は良いことが確認できたので、パーセルを再購入してしまった」と言っていた。僕は「今ならパーセルも安くなってるし、それはいいかもね」と言った。  2012.8.14

今夜はいつも通り音楽喫茶をやっていますので、暑いけどどうぞおいで下さい。

昼にキヤノンサロンの西田さんがスタジオに来てくれて、アイスコーヒーを飲みながらあれこれ話をした。西田さんには、銀塩時代から始まってデジタルに移行する段階でずいぶん色々なことを教えてもらってきている。ただ、近頃はデジタル写真も一段落だと思う。つまり、僕が言ってる「PCオーディオは音楽再生の一手段として当たり前になった」ということと同じように、デジタル写真が写真撮影のスタンダードになり、やり方すらわからず、機械を買ってあーでもないこーでもないとやっては情報交換をする状況でもなくなっている。ただ、西田さんはLINNのネットワークオーディオプレーヤーを購入したそうなので、オーディオと写真の両方をからめて会話ができる数少ない人かもね。

昨夜「バーレスク」という映画をDVDで見た。けっこう画質が良くて「別にDVDだから画質が不満ということはないなあ」と思って見ていた。でも、もしブルーレイディスクがあったとして、比較すれば違うんだろうなと思う。それはプロジェクターもそうで、2004年に買ったプロジェクターと現行のプロジェクターはずいぶんな差がある。エアコンは色々な人から「静かだし、自然な冷え方でとても快適」と言ってもらえているが、プロジェクターを買い替えてもエアコンほど違いはわかってもらえないんじゃないかなと思う。

さーて、今夜は忘れ物のCD、ドクター・ジョンからいくか。その次はいただきものの「処女航海」かねえ。忘れ物とといただき物でやってる音楽喫茶です。   2012.8.16

今日は燃えないゴミの日で、あれこれ捨てた。長いこと使わない道具や食器を引き取ってくれる人に差し上げて、それでも残った物は捨てた。大改装して6年経ち、この秋StudioK'sは新しい段階に入る。大物をあといくつか処分すればかなりスッキリするのでがんばろう。

これがPerfumeの世界進出第一弾らしい。寄宿舎で超能力を学ぶ女子学生みたいな不思議なPVに仕上がっている。いい色の映像だな。ここ数年流行っている女子的カメラの世界はもっと白っぽくなるんだけど、このPVの色は落ち着いていていい色味だ。ずっとそうなんだけど、最初にきいた時の「アレッ!?」っていう裏切られた感じが、何度かきくうちに少しずついい感じに変化してゆく、これこそが中田ヤスタカのすごいところだ。

不要品から外したネジや釘類やわけのわからない小物類は絶対に捨てず、保管しておく。何かをやろうと思った時に必ず役に立つ。

  2012.8.16

昨日は上のネジその他を使って、一番暑い時間帯に工作を行い4時間ほど費やした結果、厨房のある部分がなかなか良い感じになった。そして、夕方から夜がスピーカーセッティングとBentoAudioの取材で、片付けを入れると深夜までかかった。そんなわけで、今日はちょっと足腰が疲れている。スポーツはあまり得意じゃないのだが、やっぱり多少は身体を動かしていた方が良い。だから、三日に二日、30分程度でもWiifitをやり続けることは重要だ。

先日戯れる会には初の女性会員が誕生した。すごく若いんだけど彼女は本当にオーディオが好きみたいです。

AETのこれを、戯れる会で巡回して何軒かのお宅で試してもらっている。今のところ僕のところも含めて2/3ぐらいの確率で「効果あり、良い」という評価だ。残り1/3は音に耐えられずに断念という結果です。そういうわけで、そこそこの音量で数時間鳴らし続けられればそれなりの効果があるようだ。僕のところでは割とスッキリした音になった。ご興味のある方は試してみて下さい。

アッと言う間に8月も半ばを過ぎた。そして、明後日の日曜日は午後3時から15周年パーティのパート3だ。どんな人たちが集まってきてくれるのかなと楽しみにしている。

いつも行く床屋のマスターが「お客さんが銀座の補聴器屋さんでイヤフォンをオーダーした」と言うので、僕は「いつだったか、持って来てきかせてあげた黒いやつ(334TOGO)と同じタイプじゃないかな」と言った。床屋のマスターは「なんか、あの時ちょっと試させてもらったイヤフォンは、音楽が脳に直接はたらきかけるみたいな音だった」と言う。僕は「そうね、MH334はスポーツカーみたいな音ですね」と言った。

どうも、ここ何年間かずっとドロー系のアプリに困っていた。昔はIllustratorかFreeHandかってところで、僕は確か5万円も出してFreeHandを購入して使っていた。OS9の時代だ。まあ慣れの問題でしかないのだが、Illustratorの操作はどうも苦手で、それでも仕方なくしばらく使っていたが、絵を描くわけでもなく、矢印を引っ張ったりせいぜい簡単な見取り図を描いたりする程度の目的だから、Photoshopのように絶対必要なものではない。

Macにはクラリスワークスとかアップルワークスというものが付いていたが、今じゃこれもないし、フローチャートみたいなものを作るのならKeyNoteでも買った方がいいのかなと思いつつ、AppStoreで検索をかけると、「EazyDraw」というアプリが1300円だったので、これを買ってみた。これが1300円は安いよなあと思う。こんな感じで簡単な図形+文字とか部屋の見取り図みたいなものを描くことが出来ればいいんだが、しばらく使ってみることにしよう。

さて、明日のパーティに備えて少し食料を買い出しに行こう。明日のパーティは午後3時から夜の多分8時か9時ぐらいまでです。ビールはあと20リットルあるので、来たい人はどうぞ、おいで下さい。先週のパーティとはまた別の状態になっている筈です。

スタジオに中には物置があって、使ってないテーブルや椅子、Macの箱、自転車とギターなどが置いてある。ここをもう少し片付けたいなあと思っていて、そうなると対象になるのは自転車(カーボンフレームのロードレーサー)とエレキギターなんだよなと思っている。でも、愛着のある物は処分するのが難しい。

EazyDrawを4時間ぐらい使ってみた。何とか使えると思うが、まだ使い慣れていいないのでけっこう苦労しているがまあ、何とかなるかな。

「とにかく、ま、DP2 Merrillはどんなカメラなのかと四捨五入していうと、Foveon X3センサーという、ヘンテコだけどとても優秀な撮像センサーを使った単焦点レンズ内蔵の、とびっきり良く写る「コンパクトデジタルカメラ」である、ってこと。それだけ知っておけばイイかな。写りは、アタればほんとに目の覚めるほどに良い、これはほんと」と、田中希美男さんが今日のBlogに書いている。そうなんだよな、妙に立体的と言うのか奥行き感がある作例をよく見かける。色味はデジカメ版コダクローム25みたいな感じでしょうか。  2012.8.18

昨日あれからまたあれこれいじくってみると、EazyDrawはお手軽だけど、使えるアプリケーションだということがわかってきた。これが1300円ならタダみたいだ。参るなあ。よし、これでもうドローのアプリは決まりだな。

EazyDrawをさらに色々と試してみると、最初はわからなかった隠された機能がボコボコ出てきた。すごいすごい、本当にまったくあれも出来るこれも出来るって感じだ。こういう時代なんだなあと妙に感心した。

本当にこのところ一年に何回か、どうしたもんかと困っていたから、EazyDrawには助かった。

さて、今日の午後と夜は15周年パーティパート3だ。そういうわけで、午前中はラタトゥイユと中華風おこわを作っている。夜、食べる物が足らない場合はガレットでも作ることになるかなあ。あと、昼過ぎにお菓子作りとデジカメの会の人が冷たいお菓子を作りに来る。そして、今日で最後のベルギービール生20リットルを飲みきることになる。

普段まるで酒を飲まない僕が、ベルギービールだけは1リットルぐらい飲んでしまうから不思議だ。味はもちろん良いのだが、普通のビールに比べて急激な酔いが来ないと思う。

まあそういうわけで、今日は分刻みとは言わないけど、30分単位ぐらいであれこれ準備したり、食べる物を作ったり材料を買いに行ったりしている。しかし、暑いなあ。  2012.8.20

15周年パーティのパート3が終わった。昨日は約20人の人が来てくれて、楽しい宴会だった。来て下さった方、ありがとうございました。多分また来年もやると思います。そして、ベルギービールが復活したので、今回のように無料飲み放題ではありませんが、今後いろいろなイベントでベルギービールが登場することになると思います。

今日は午前中に区役所へ行き、そして午後はビールサーバーの引き取りがある。

15周年パーティは三日間で60人ぐらいの人が来てくれて、用意した60リットルのベルギービール生がなくなった。今回のVEDETTもおいしいが、ちょっと高価でもいいから違うタイプも飲んでみたいと思う。でも一人二人で20リットルは飲みきらないので、やっぱり15人から20人集まってくれないとね。また、何かやりますからその時はよろしくお願いします。

なんだかわからないけど、8月はちょっとバタバタした日々を過ごしている。いろいろやることがあって楽しいんですけどね。一週間か10日ぐらい、どこかに行って何もしない。なんてのに憧れたりする。でも、そうもいかないので、ピストン西沢のグルーブラインZをきいている。あーあ、厨房の換気扇もちょっと前に回らなくなって、こいつも買い替えかなあ。アナログレコードプレーヤーなんてほとんど壊れないんだけどねえ。大して回してもいないのになんでこんなもんが6年ぐらいで壊れるんだろう?モーターが壊れたとも思えないので、多分スイッチの故障なんだよねこれは。うーむ、どうしたもんじゃろう。とりあえず外してみよう。

しょうがないんで秋葉原に行って換気扇を買ってきた。そんな具合なので、オリンパスの60mmマクロは買えませんね当分。

今夜はパイナップルの輪切りを食べながらでかい音でソニック・ユースをきいてやろう。理由はわからないが、今週はRockをききたい気分だ。  2012.8.20

でも、何枚かRockのCDをきいたら少し気が変わり、昨夜は突然ドビュッシーに手が伸びて「映像第一集」「第二集」「版画」などをかけた。ひんやりした音楽だから、夏の夜には良いかも知れない。このあたりは30才ぐらいの頃最高に好きだったなあ。不二子+フェーズメーションHD-7AとルビジウムのセットでCDをかけたのだが、実に良い音だ。

15年前の今頃は、スタジオの内装工事中で、あの和室や暗室を作ってもらっていた。和室は早坂さんに「今度仕事場を借りる事になったんだけど、だだっ広いからどうしよう」って言ったら、「和室を作るのはどう?」って言うので、「おー、茶室みたいでいいね、小あがりにして、その下は収納にすればいい」ってことで、あの和室を作る事になったのだった。

それにしても15年前の今頃、内装工事が終わって、家からオーディオ装置を運んできて初めて音を出した時の音の悪さには驚いたなあ。絶望的な気分とはまさにあのことだった。

家は、三回建ててやっと思い通りのものが建つと言われているのだが、オーディオルームと機器の関係も似たような傾向があって、広いの狭いの木造鉄筋カーペットフローリング、違う条件で三カ所ぐらい経験した方が良い。それでも三回結婚するよりはだいぶ平和でしょう。

明日の夜は音楽喫茶をやってます。よく冷えたスイカが出ます。  2012.8.21

昨日は原稿書きと、イヤフォンの試聴と、打合せと、久しぶりのガレット作りだった。

15年前、この物件を見つけ、区役所の経済課を通じて銀行から融資を受けたのだが、物件が見つからないことには融資を受ける申請もできなくて、1997年の7月はうまくいくのかどうかという前に、まず、スタジオをやり始めることが出来るかどうかがきわどくて、しんどい思いをした。融資が決定するまでは大家さんに本契約を待ってもらわなくてはならなかった。しょうがないから、あの二週間ほどは夜になると家の周りを走っていた。僕は秋になると走ることができなくなるのだが、一年中ジョギングができる人がうらやましい。

やりたくてやっているのだから文句や不満を言う気はないのだけれど、でもいろいろ思い返してみると、スタジオを始める前も不安だったが、やり始めたら現実はもっと大変だった。それは今も変わらない。

だいたいの場合、楽しいことは(裏で)楽しくないことに支えられているもので、この8月はすごく楽しいこととそうでもないことが両方起きていて、ちょっと複雑な時らしく、僕の場合こういう時の音楽は、Rockか宗教曲になるようで、昨日など約10年ぶりに「Pie Jesu」をきいてしまった。このCDはまだ売っているのだろうか? そう思ってAmazonで検索をかけると、やはりまだ売っていた。アダージョ集なんかもそうだけど、半分ぐらいきくと飽きるのがこの手のCDの特徴だ。

このCDは最初のトラックと最後のトラックが同じ曲で、僕の大好きな「デュリュフレのレクイエム」の中の「ピエ・イエス」だ。

今夜は音楽喫茶で、JAZZと声楽をきく。その後、一人でジョアン・ジルベルトとカエターノをかけた。  2012.8.22

なるほど、今日のこちらは参考になったなあ。これはオーディオととても良く共通していると思う。ひらおさん、流石です。

何年か前から、やっと、かつて小林悟朗さんが僕に言ったことを理解し始めている。しばらくそのことを書こうと思う。上の写真も関係する。

スタジオK'sを作って、このホームページのパート1を書き始めたのは1999年の4月だった。一応仕事場を作ったわけだし、「そこでLPをきくのもちょっと趣味的すぎるよね」っていう気持もあって、僕はCECのTL-2とゴールドムンドのmm10というDACでCDのみを再生していた。具体的な期間を書くと、1997年の8月からスタジオを借りて、98年と99年の冬まではCDだけを再生していた。だが、LPの音をDATで録音したものをきいてみると、これが大変魅力的でやっぱりレコードプレーヤーを買おうってことになった。

それが99年の春で、パート1に書いてあるように、LINNのLP12を買った。  2012.8.23

このページのパート1からパート9、2005年の7月にガラード401を買うまでの6年間、僕はとても沢山のアナログプレーヤーを買ったり借りたりして使っていた。LINNのLP12に始まって、ウエルテンパード2台、ガラード301、ケンウッドKP1100、9010(中身は同じだけど)、後でスケルトンにしてないものも使ってみた。GOLDMUND STUDIETTO、ジャイロデック、マイクロBL-91、DDX1000、トーレンスTD-124×2、Reference、TD150、などなど。書き忘れているものもあるかも知れない。

アームも何本使ってみたかわからない。LINN LVII、ウエルテンパードのアーム、FR-64s、マイクロMA-505、同s、マグネパンのユニトラック、型番忘れたけどオーディオテクニカ2本AT1010と1100だったかな、SAEC WE−506、オルトフォンの古いやつ、ダイナベクターDV507、オーディオクラフトAC3000、グラハム、他にも何かあったと思う。

こんな風だから、カートリッジもまた沢山使ってきた。試作品から旧製品、多分、何十種類も使ったと思う。

つまり、僕はアナログレコードの音がとても好きだ。アナログだから暖かい音なんて単純な話じゃなくて、レコードの音は、やさしいし激しいし、ノイズがあって少々扱いにくくて音が歪んだりして、独特のクセがあるにせよ、心に届く音だ。

僕はアナログだけが好きってわけじゃなくて、CDの音もSACDの音も好きだし、よく楽しんでいる。ピンク・レディーとPerfumeならね、そりゃあ〜ちゃんでしょう。

来週前半にジンジャーシロップを作る予定あり。欲しい方は一緒に作りますのでお知らせ下さい。  2012.8.24

生まれて初めて浅草サンバカーニバルってものに行ってきた。人がいっぱいいて暑くて大変だった。久しぶりにサンバをきいた。浅草のサンバカーニバルは、出演者と観客って感じに分かれているんだけど、多分、本場のカーニバルはもっと全体で熱狂しているんじゃないかなと思う。

いつか機会があれば、リオのカーニバルに行ってみたい。

そんなわけで夜はカエターノのライブDVD「Prenda Minha ao vivo」を全編見た。一番格好つけてる頃のカエターノだ。  2012.8.25

今日は午前10時からと15時からの二回、Perfumeダンス練習会で20人ぐらいの人が集まる。30才ぐらいの人がほとんどで、もう少し若い人もいるしそうでない人もいる。みんな楽しそうに練習して踊れるようになっていくのはいいことだ。

この8月で大改装してから6年経ち、StudioK'sは第三期に入ったのだと思っている。最初の9年間が第一期、改装後が第二期、そしてこれからが第三期だ。大改装をした際に正式に飲食店営業の許可を取り、第二期ではJAZZ喫茶とかRockDayとか音楽喫茶とか、この6年間でさまざまなことを行ってきた。

片手間にやっているわけではないのだが、それだけをやっているわけでもないし、パーティと同じで一気に100人の人に来られても困るし、少なければ少ないで困るって状態で、なかなか丁度良い具合にはならないのが現実だ。

撮影、オーディオ、音楽、ダンス、お菓子作りとデジカメ、単なる飲食、何でもいいんだけど、何かを依頼してくれたり集まってくれる人たちの満足感と、こちら側の手間や報酬や満足のバランスが取れる状態が最ものぞましいわけなのだが、実際これは意外に難しいものだ。

さて、小林悟朗さんとの話に戻そう。

すでに書いたように、僕はLPの音がかなり好きだ。でもCDの音も好きだ。で、LPを楽しんだりCDを楽しんだりしていた。LPでしかきけないものもあるし、CDでしかきけないものもあるしで、しょうがない、それは今も変わらない。CDとLP両方出ているものは「どう違うんだろう」とか「どっちがいいのかな」と思って比較したものもあるし、「どうでもいいや」と思って比較もしないものもある。いずれにしても若い頃は音楽をきくってのは=LPの再生だったし、その後はCDが出てきてCDとLPの両方をきいたいて、どちらも慣れ親しんだ音だ。

小林悟朗さんはLPの音が好きじゃないということで、僕は「こんなにいい音なのに、なんで?」って感じだった。彼に言わせると「LPをきかなくても済むようになり、プリアンプからフォノイコライザーってものが不要になった時はたとえようのないほどの開放感だった」と言っていた。僕なんか好きこのんでフォノイコライザーだけでも、ベンツマイクロのPP1、リンのLINTO、パスラボのAlephono、コニサー2、ブルメスターにZYX、他にもあれこれと使っているわけだから、「なんで?」って感じだった。  2012.8.26

いつだったか、アナログレコードの音が嫌いってのは一応わかった、そういうことにして、CDはいいの?ときいたら、「アナログレコードがくさやの干物なら、CDはくさいチーズみたいなもの」という返事で、これもその当時はあまりよく理解できない話だったのだが、今は「それは確かにそうかも知れない、なるほどな」という気がしている。

20代前半の頃、原付に乗っていて交差点付近で白バイに止められて「今のは違反だ」と言われた。僕が「えー、だってこうなんだからOKじゃないっすか」と言うと、「いや、そうじゃないんだ。君がやったのはこういうことで、この段階で違反行為となる」「はー、なるほど。じゃあ、似たような行為でも、こうやってこうすれば違反じゃないわけですね」と言った。すると、白バイの警官が「そういうことそういうこと、わかった?」「よくわかりました」「わかったら行っていい」ってことで無罪放免になった。わかり合うってことはとても重要だ。

小林悟朗さんとくさやの干物の話を交わしたのは多分2001年とか2002年ぐらいのことで、その頃は雑誌の付録にUSBDAC+パワーアンプが付いてくるなんて時代が来るとは想像もできなかった。雑誌込み2980円で、DigiFiもついに第7号で、僕は創刊号からずっとオーディオと音楽+αに関するエッセイを書いていて、もちろん今回も掲載されているのだが、そんなことも2002年頃は想像できなかった。

マスターテープの音っていうのは、多分、わかりやすく言うと、先日紹介した「ひらおさんのBlogの写真作例の元画像」みたいなものなのだろう。どうでしょうかね? 色調をいじった方がLPの音で元画像はマスタリングをしていないマスターテープの音みたいなもんでしょうか。

くさやの干物って話は別の言い方をすれば、LPという器に入れるところで、そうとうケバい化粧を施した音になっているということなのだが、僕らはそんなもんだと思っているから、それを「わー、きれいだな、カッコいいな」と思って楽しんできているわけで、幸せって言えば幸せなんでしょう。テクニックを凝らして焼き込んだモノクローム写真のプリントなら、僕は自分がそれをやってきているからあれこれいじってるのが見えるのだが、そういうことを知らなければ何も感じないってことだろう。

ついでだから書くけど、僕はモノクロームのプリントをものすごくよくやってきたから、当然ながら焼き込んだり覆い焼きをしたりは日常茶飯事で作品を仕上げてきた。でも、一見何もせずストレートに焼いたと思ってもらえるような写真を好んでいる。  2012.8.27

さっさとPCオーディオをやってきて良かったなあと思う。かなり早い段階からハイレゾの音源を楽しむことができたから、おかげでこの数年は楽しみが広がった。ハイレゾってのはPCMだから、DVDオーディオみたいなものなのだが、この数年であれこれ楽しめるようになったし、いろいろなことが見えてきてなるほどなあと思う。SACDなどと同じで、いい物はすごく良い。

戯れる会の例会で初めてナグラのオープンリールの音をきかせてもらった時は、すごいなあと思った。2011年6月のことだったが、ナグラのデッキから出た音は衝撃的だった。戯れる会例会に参加していた人みんなでたまげた。二回目にきいた時はみんなでコロッと眠りこけましたけどね。ハイレゾ音源とも共通するのだが、多少テープヒスはあるものの強調感のない自然な音で「なるほど、悟朗さんはこのことを言っていたのか」と思った。オープンリールの音という面もあるけど、あれは「ナグラの凄さ」みたいな気もして、僕から言わせてもらえるなら「ナグラ味」だとも思うんだが、僕はLPのくさやもCDのチーズも愛しているから、ナグラの味も大好きなのだろう。ここらでやっとわかってきた。

悟朗さんがLPの音が嫌いってのもよくわかったつもりだ。CDが臭いチーズだっていうのもわかった。確かに強力にアンシャープマスクをかけた画像みたいな音だ。理解して納得すること、これは重要だ。LP、CD、SACD(DVDオーディオ)、ハイレゾ、オープンリールテープと体験してきてやっとわかってきた。ただ、僕の場合は「その中でこれとこれが好きでこれは嫌い」ってことがなくて、みんな楽しんでいるってことかな。どっちがいいとか正しいってものでもない。

今日か明日でジンジャーシロップを作るつもり、今のところ3kg分は行く先が決まっていて、生姜の箱は4kg入りなのであと1kg注文があると嬉しいなというところです。

昨日と今日はDigiFiの付録で付いてきたUSBDACパワーアンプでJBL L-65を鳴らしてみている。もの足らないと言えばもの足らないし、これでもいいやと思ってしまえばこれでもいい。雑誌つき2980円ならいいんじゃないでしょうか。

明日は水曜日なので夜7時からは音楽喫茶です。まだまだ暑い日が続きますが、どうぞおいで下さい。  2012.8.28

この8月はパーティと仕事以外にもいくつか懸案の事項があって、先週から今週がその山場だ。それらがみんな、何とかギリギリでもいいからクリアできたらなあと思っている。自分一人の力ではどうにもならず、何人かの人に助けてもらった。アクリルの加工やそれの運搬もあったし、もちろん電話やメールのやりとりもあった。

僕みたいな、大した力もない、権威もない、金もないっていう人間が好きなことをやって生きて行くには、やはり人間関係を大切にしていないとね、やっていけない。まだ暑いのでなかなかオーディオにも熱が入らないのだが、9月はスッキリと新しい段階に入ったStudioK'sをやり始めていたい。

今日もDigiFi付録で音を出している。楽曲などによりけっこう良い音が出たりすると、なんとも複雑な気持になる。  2012.8.29

沢山のことがあったこの二年間ほどの戯れる会例会を振り返ってみて、一番衝撃の度合いが大きかったのはオープンリールテープの音だった。

オープンリールテープそのものの音が素晴らしいのかナグラのデッキが素晴らしいのか、両方か、よくわからないのだが、とにかくあれは良い音だった。それはもちろん昔の人もわかっていた。でも、いくらテープの音が良くても、テープをコピーして売るのは時間がかかりすぎで、100万本は作れない。レコードなら型からパカパカと大量生産がきくし、かける方だってディスクの方が便利だ。だから音楽再生メディアの主流はディスクで、ミュージックテープという物も存在するが、そういうわけでとても数が少ない。

レコードが社員ならオープンリールのテープは社長か重役って感じで、僕からするとレコードってのは愛すべき存在だ。社員もさまざまで、出来の良いのや、生え抜きや、威勢の良いのや、すぐやめちゃうのやズタボロのやいろいろいる。

シグマのメリルを使っている新藤さんに電話したら、「A3ノビのプリントでは小さくてメリルの凄さはわからない」と言う。「だからさ、葉書大ぐらいの印刷ならiPhoneで撮った写真でもOKなわけよ、そうすると、メリルの画質を十分に楽しむには相当巨大なプリントで展示して初めて価値があるわけだから、写真展やらないとわかってもらえないよね」って僕が言った。すると「そりゃそうだ、よし、シグマの人に写真展を企画しようってメールを出す」と言っていた。それが実現したら面白いかもね。シグマって自社のギャラリーがないんだよな多分。  2012.8.30

オープンリールの音、特に2トラックの音はすごい。4トラックと2トラックの音は16bitと24bitの違いぐらいかも知れない。とは言うものの4トラックもギスギスしたところがなく余裕があって、全員オープンリールテープの音には「恐れ入りました」って感じだった。だから、ここにもずっと「いつかやる」と書いてきたけど、初めてきいた時からずっと、StudioK'sでオープンリールテープの音を体験する会をやりたいと考えていた。

明日、AVALONのスピーカーがスタジオに届くらしい。どんな音がするんだろう。  2012.9.1

さあ、今日から9月だ。まだまだ暑い日が続くけどあと二週間もすれば涼しくなって、僕にはちょっと辛い季節が始まる。でも、今年はずっと鍼治療に通っているので、鍼の先生に「いきなり気温が下がると、喘息っぽくなったりアレルギー性鼻炎がでます」と相談してみよう。

あーあ、iPhone5が待ち遠しいぞ。

うまいこと、僕がスタジオにいるときにAVALONのAVATARが届くといいんだがな。AVATARもDigiFiの付録で鳴らしてみる?

比較的広い部屋であまり大きくないスピーカーを鳴らすのが僕のスタイルだから、ECLIPSEかAVATARぐらいが好みだ。それにしてもAVALONってどういう音がするんだろう。多分もうすぐ近くまで来ている筈だよな。

スタジオを作る前だから多分16年か17年ぐらい前、SISでよく中古のAVATARを見かけた。多分3年ぐらい使った中古で42万円ぐらいだったと思う。漠然とだけどそれぐらいなら買えるかなと思っていた。そして、AVALONのデザインはすごくカッコいいと思っていた。設計者は多分現行の下部をカットしたデザインの方が音質的に有利だと考えているのだろうと思うが、僕は下がカットされていない初期のカタチを好んでいる。

何となくだけど、画期的に良い音が出そうな予感がよぎる。

AVATARが届く前にアンプ側の接点や電源ケーブルのプラグをすべてアルコールで清掃しておき、三日ぶりかな?でDigiFiのUSBDACアンプを外し、フェーズテックCA-3II+QUAD405で音を出した。午後は撮影の打合せで3時間ほど出かけたので、その間中ずっとiTunesで音を出しておいた。

打合せから戻って音をきいてみると、やはり予想通りだいぶ低音が出るようになっていた。9/8の戯れる会例会はこの状態でやれるかな。もう少し冷たい音が出るのかなと心配したけど、そんなことはなくて予想よりずっと肉感的な表現のあるスピーカーだ。

また出かけるのだが、Audirvanaはスリープして音が止まってしまうから、またまたiTunesで鳴らしっぱなしにするだな。久しぶりに楽しいオーディオ。  2012.9.1

そうだ、あのAETのヴォイシングCDをリピートさせればいいんだな。よしよし。

昼頃スタジオに来て、一晩ヴォイシングCDをかけた後の音を確かめると、なかなかの効果が認められた。音がしなやかになっている。暑いからやる気がしないけど、パワーアンプをSDサウンドのアイワンにすればさらにしなやかな音になりそうだ。

ただ、AVATARは能率が低いので、僕のところでは出力100wのQUADの方がいいかも知れない。丸一日鳴らし続けてだいぶこなれてきたので、今はサーロジックのD.Cubeのスイッチを切ってAVATAR単体で鳴らしてみている。さすがに密閉だけあって重低音は思ったより出ていて、もう少し置く場所を工夫すると良いみたいだ。

9/9に発売される最後のAudioBasic誌の中にも書いているが、このあたりはセオリー通りにやるしかない。スピーカーセッティングはとにかく鳴らして鳴らしてユニットを動かして、そして場所もあちこち移動して、一番低音が出る場所を知っておくことが重要だ。それをせずにサブウーファーを使ったりしてもうまくいかない。

そういうわけで、セックス・マシンガンズが「みかんのうた」を歌っていて、次は「ファミレス・ボンバー」だ。

AVATARは「山本さんのところで鳴らしてもらって、欲しい人がいたら譲ります」ということで持ち主から預かっているので、欲しい方にお譲りします。多少の汚れや小さなキズはありますが、大きなキズはなく、定価の1/3以下の値段です。こういう物はオークションに出したくないと思うのですね。ちゃんと鳴らしているところを確認して手に入れたい物です。スタジオに来ることができれば、音楽喫茶の時にでも見に来てみて下さい。元箱ではありませんが、箱はあるので発送することもできますし、自動車で取りに来てくれる場合は1万円安くします。  2012.9.2

AVATARだとこんな感じだから、部屋がものすごくスッキリする。カッコ良すぎて自分の場所じゃないみたい。JBL L-65はもっと前に置いた方がいいんだけど、AVATARは少し奥に置いた方が良いので、AVATARだと部屋が広く使える。こういうのは実際にやってみないとわからないのでとても面白い。

これはルンバ激突ガードなんだけど、このまま音を出したらどうなのだろう? 奥の白い扉、下部の黒いスジはルンバによるものだから、人様の物を傷つけるわけにはいかないのでルンバ稼働時は養生が必要だ。

僕は矢沢永吉をそれほど好きじゃないんですけどね。今日の最後の方は笑った。

今わかったこと、Perfumeに関してはJBL L-65よりもAVALONのAVATARの方が断然良い。ガーン。ショックだー。

AVATARの方が音がカラフルだ。ずっとヘッドフォンできいた方が良いと思っていたが、それはヤスタカサウンドとL-65との相性だったのかも知れない。そうか、L-65をもう少し明るく、解像度の高い音で鳴らした方が良いのかも知れないな。これは新たな課題だ。  2012.9.3

あと、AVATARだとこれ「アラウンド・ロバート・ワイアット」もすごく良い。こういう新しいタイプの音作りをしているCDはL-65とずいぶん違う表現になるので、ちょっと驚いている。ヘッドフォンやイヤフォンが好きな人はL-65よりもAVATARの表現を好むかも知れない。

AVATARについてだんだんわかってきたことがある。夜11時過ぎぐらいに音量を落として再生していると(と言っても多分普通の家庭の通常音量ぐらい)、すごく良い。ただし、そのまま音量を上げていくとちょっとうるさくなる。JBL L-65はAVATARが良く鳴る程度の音量だと平凡な音だけど、音量を上げると二段ロケットみたいにある段階から変身する。だから、普通の音量で使うならAVATARの方が楽しめる。このことは、実際に使ってみて初めて理解した。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。AVALONです。  2012.9.4

昨日はちょっと大変な撮影だった。長時間にわたってライティングを考えたり、Photoshopをいじったりしていた。デジカメになってから感度200が標準なので、ちょっと大きいストロボを近くで使用すると絞りきれなくなるので、新藤さんが良いって言ってるモノブロック「Einstein640」があればなあと思う。6年前に大改装した際に写真機材を断捨離しすぎて、普段はいいんだけど、年に二回ぐらい、例えばセットを二つ組んだりすると「ポールが一本足らない」と思うことがある。まあ将来余裕ができたらもう一度考えよう。

今日はオレンジシフォンケーキを一個オーブンに入れたので、焼いている間にスタジオの中の写真機材を片付けよう。

AVALONの音を自分の場所できけたのはすごく良い体験だった。やっぱりね、色んな人と付き合ってみないと今目の前にいる相手の良さもわからない。

9/12はiPhone5での発表だね、多分。ちょうど年季もあけたことだし、10月ぐらいにはiPhone5が手に入るかな。

今日は音楽喫茶だ。僕は6年前からこの場所で正式に飲食店営業の許可を取っている。そして、この8月は更新のため検査があった。  2012.9.5

社会の中で自分のやりたいことをやるのは簡単ではない。僕が生きているのは日本で、とても清潔な国だから、衛生面の基準を満たさないと飲食物を提供したり買ってもらったりの営業許可はおりない。だから、6年前の改装時には基準に合った厨房の設備を整え、トイレの場所も移動し、手洗いも設置して許可を取った。営業許可は普通5年か6年で、StudioK'sには6年の許可が下りていたので、今年の8月が更新だった。新規にしろ更新にしろ、保健所に手数料を払い、職員が検査に来る。何にせよ検査というのは受ける側にとっては楽しい事ではないから、知り合いにきいても「毎回緊張する」と言う。

この8月はそういうことがあって、さらに6年間の許可が出た。これがないと、音楽喫茶もシフォンケーキの販売もヤミ営業ってことになる。まあそういうわけで、いろいろ体験していて、勉強になります。


朝から晩まで缶詰にされて原稿を書くなんてのはまるでダメで、他のことをやりながらの方が良いから、僕にとってシフォンケーキ作りとかマーマレード作りなどはすごく大切だ。シフォンケーキは一個焼くのに一時間、冷ますのに2時間ぐらいかかるから、朝からやっても一日10個作って10個送ることは出来ない。朝9時からやって、がんばっても6個がいいところだ。オーブンを2台にすればいいけど、同じオーブンじゃないと同じ物が出来ない。JBLとB&Wの音が違うように、同じ素材で同じように作っても違う物が出来る。そんなわけで、シフォンケーキは一日3個ぐらい焼いているのが気分的には楽だ。ただ、シフォンケーキの場合、焼いている間は35分から40分ほど手が空くのでその間にサイトの更新をしたり原稿を書くことができる。

マーマレードは4月下旬から始まって5月6月初旬までの期間限定なので、ドッとやるしかないのだが、ジンジャーシロップとシフォンケーキは適度な量の注文が来ると嬉しいな。まあそういうわけで、菓子製造業の許可書ももらってきてやる気も充実しているので、皆様からのご注文お待ちしています。

8月分の電気代がわかった。去年の8月はちょっと頑張って節電して4200円ぐらいだったのだが、今年はその昨年よりさらに1000円ちょっと安くなっている。元々冷房はあまりつけていないし、動力だからまるで使わなくても基本料金が2000円ぐらいだし、絶対額が大したことないからこんなもんだと思うが、部屋が均一かつ迅速強力に涼しくなって快適さがまるで違うので、エアコン交換はやはり正解だったと思う。  2012.9.7

「AudioBasic」と「PCオーディオfan」が合体し、次号からは「Gaudio=ガウディオ」になるので、最終号となるAudioBasic誌が届いた。雑誌は紙に印刷するのでWebと違ってものすごく金がかかるし、売れなければ返本の山になる。大量に広告が取れれば、広告収入がたんまり入って本は一冊も売れずとも成り立つわけで、フリーペーパーなんかはそういうことだ。だけど、普通はある程度以上の部数が売れなければ採算が取れず廃刊に追い込まれる。

僕がスタジオでやっているイベントもまったく同じで、誰かがスタジオの使用料を出してくれれば参加費は無料になる。実際そういうイベントを何度もやってきた。でも、今回の「オープンリールテープの音を堪能する会」や「RockDay」などはスポンサーがないので、参加者に負担していただくしかない。先日のRME 「TotalMixセミナー」は参加費2000円だったが30人ぐらいの参加があった。元々の機器がBabyfaceなんて69800円なのだ、自分でマニュアル読んでわからないままいじるより、2000円払って教えてもらった方が断然幸せになれる。

ナグラのデッキは、クルマに例えれば「トヨタの2000GT」みたいなもんだ。何十年もかかって集めたソフトや機器、メンテにも金がかかる。そういう物を体験できるなんて普通はありえない機会だと、僕はそう思う。

この数年ハイレゾの音楽データをきいてきていて、そこで昨年の6月にナグラのデッキで2トラ38の音をきいて、やっと「ああそうか、小林悟朗さんが言ってたのはこういうことか」と実感した。ただ、僕は完璧なものってないと思っていて、ハイレゾにはハイレゾの良さがあるし、CDにはCDの良さがあると思っている。もちろんLPもそうだ。でも、中にはLPだけでいいって人もいるだろうし、SACDが最高で大好きって人もいるだろう。そういう個人の好き嫌いの話じゃなくて、「なるほど、こういうものか」と全体を理解することも重要だ。

まあ、10月6日の「音と戯れる会例会増刊号 オープンリールテープの音を堪能する会」は、そういった理屈を越えて、ナグラのサウンドってのをきいて欲しい。自分自身も堪能したいと考えての催しです。これまでやってきたRockDayにしても全部そうですが、こんなことをやっている場所はないと思う。  2012.9.7

今日の午後は戯れる会例会で、今月も10人ぐらいの人が参加してくれることになった。みんなでAVALONのAVATARをきく。まずはDigiFiの付録で付いてきたUSBDAC+10wパワーアンプで鳴らしてみようかなと思っている。AVATARだとさすがに能率が低いからちょっと厳しいんだけど、L-65だとかなり鳴る。おそろしやデジタル、おそろしやPCオーディオです。

「張っ付くパンツか 引っ付くパンツか くっつくパンツか ムカつくパンツか」  これを早口で言う練習をしよう。流行のヴォイスパーカッションになります。

「踏んづけちゃったか、潰しちゃったか、汚れちゃったか、はみ出しちゃったか」=山本作のパーカッションフレーズです。今朝買ったイチジクを足で潰してしまった。

とにかく、いつものことながらメチャクチャ濃くて、アッと言う間に5時間が経った戯れる会例会だった。個人的には、L-65とAVATARの両方でやった、プリアンプ三機種「フェーズメーションCA-3II」「マランツ7」「是枝プリ」のきき比べがとても面白かった。どれもみんな個性があって魅力的な音だった。あと、USBケーブル4種類の比較試聴も面白かった。オーグラインがなかなか良かったんだけど、実際に音をきいてもらわないと実感はないかもね。  2012.9.8

今日の戯れる会例会は面白かったなあ。でも、疲れたなあ。

昨日の戯れる会例会でAVARONをあれこれ鳴らし、その後JBLのL-65に戻したのだが、その際に、下に敷いているTAOCのボードの「ありとなし」をみんなできいてみた。このボードはかなり影響があって、入れると音が明瞭になることが確認されたので、使い続けることにした。

ブルーレイディスクで「戦火の馬」という映画を見た。なかなか良かった。見に行こうと思っていて見逃したので助かった。「ヘルタースケルター」なんかも映画館で見るほどではないかって感じだったし、レンタルで見ればいいかと思っている。  2012.9.9

徐々に10/6の予約が入ってきている。今後はRockDayもこの予約方式を採用したいので、何とか20人ぐらいの人が集まってくれれば次につながるが、もし今回が10人ぐらいだったら、このようなイベントはやめにした方がいいってことなんだろうという判断をするしかない。そうなったら、戯れる会の中でのみやることにしよう。

今回のオープンリールテープにしても、RockDayにしても、アナログ4chをきく会にしても、選りすぐったものばかりで、こんなことをやり続けている場所ってのは日本のどこにもないし、世界規模で考えてもないと思う。単独でならあるかも知れないが、同一の場所で、マルチch(アナログ、デジタル)がきけて、オープンリールのテープがやってきて、JAZZだけじゃなくてRockやPopsのオリジナル盤がやってくる場所、そして一年に何回か公開され、申し込めば誰でもそこに参加出来るなんてものはないと思う。時間をかけて調整してきているオーディオ装置と部屋、ソフトを集める人たちの情熱、そしてそれをききたいという人たち、この三つ全部がうまくかみ合わなければ、やっていけない。

毎月最終日曜日に開催している、「オトナのためのPerfumeダンス練習会」は2000円で3時間、定員15人+が数日で予約満員になる。それで、一日にこれを二回やっているのだが、合計で30人近くになったりして、それが毎月続いていて、みんなに喜んでもらっている。今のところダンス練習会を増やすつもりはないが、将来のことはわからない。

喜びとか楽しみとかおいしいものとか必要とされている何かを提供して、それに見合った対価をいただいている。僕がやっているのは単純にそれだけで、会社員でもパン屋さんでもそれは同じだと思う。

ソニーがフルサイズのコンデジですか。これからデジタルカメラの画質や性能はどこどうなっていくのだろう。AudioBasic誌最終号「MyAudioLife」に掲載されているスカイツリーの写真はポケットからiPhoneを出して撮ったもので、あれが二倍の大きさでも、多分三倍でもあまり問題なくきれいに印刷されるだろう。

そしてほとんどの人は液晶画面で写真を見ているだけでプリントをしなくなっているし、A4程度のプリントでは4/3もAPS-Cもフルサイズもほとんど差が出ない。となると、高性能ってのはほとんどの場合自己満足か? カメラの世界もオーディオみたいになっていくのだろうか?

戯れる会の例会の時に、LINNの古川さんや、モアさん、広木さん、渡辺亨さんなど、ソフト関係に詳しい人をお招きして色々教えてもらうというのは、割と昔からやってきた。だから、RockDayにしてもオープンリールテープにしても、例会の中でノイさんや紙ジャケのSさんに「2時間、あるいは3時間あげますから、やってください」ってお願いすれば、多分可能だ。でも、それだと会員しかきけないわけだから、それじゃあ勿体ないので、「増刊号」とするのがふさわしいと考え始めているわけです。2006年の秋に「テンダリーズ」のライブをやったようなものです。

自分の場所でAVALONのAVATARを鳴らしてみることができたのは、いい体験だったなあ。  2012.9.10

AVATARはサブウーファーなしでかなりの重低音が出る。さすが密閉型でしかも剛性の高いエンクロージャーって感じだ。QUAD405との組み合わせで床や壁がけっこうブルブルするぐらいの低音が出る。

一応必要なだけのルームチューンは施している部屋で鳴らしているわけだが、AVATARは中高域が少し張り出していて音量を上げるとかなりうるさいというか、神経質で耳障りな音だ。フォーカルのディアブロなんかも正にこんな感じだった。だから良い気分できいていられるのは中ぐらいの音量までだ。でも、それはここのスタジオでの中音量であって、一般の集合住宅でならそこそこ大音量だ。

そんな風に十分な音量を出してある程度鳴らしこんだ上で、AVATARみたいな感じのスピーカーをうまく鳴らすにはいくつかの方法が考えられる。

例会に出席していたノイさんは「アンプのパワーが不足しているんですよ。こういうスピーカーは200wぐらいのパワーがないとダメです」と言う。それは確かにそうかも知れない。ショップの店員もそう言ってオーディオマニアに強力なパワーアンプを買わせてきた。

SISの大野さん曰く、「AVATARは大きさの割には重たいけど、絶対的な質量が大きくはないため、ハイパワーなアンプで無理矢理鳴らしてゆくと、最後は箱鳴りする」とのことだった。アポジーのスピーカーを超強力なパワーアンプで鳴らしてリボンが溶けたという話があるけど、それに近い状態になるのだろう。だから、強力なパワーアンプでウーハーを揺さぶるのも手だが、限度ってものがある。

明日の夜は音楽喫茶をやりますが、軽食希望の方にはナショナルのフィッシュロースターで焼いた最高においしい焼き秋刀魚定食(デザート付き)を出す予定です。19時に合わせてお釜でご飯を炊いているし、これってすごくお得ですよね。  2012.9.11

やばいなあ、昨夜ご近所の出版社に行って7種類ほどヘッドフォンの試聴をしたのだが、「何これ?」って感じで一番期待していなかったやつを気に入ってしまい、欲しくなってしまった。悩むほど高価な物でもないのだが、あれはちょっと驚きだったなあ。どうしよう。

ヘッドフォンの仕事は増えているけど、僕はAKGのK430以来オーバーヘッドのヘッドフォンを買ってない。今年に入ってからも沢山のヘッドフォンやイヤフォンを試聴していて、総額で言えば何百万円分かを自分のところで試聴したけど、高いヘッドフォンはみんな重たくてケーブルが太くてね、第一高くて買えんし。あれこれ試聴してるけど、どうしても買う必要があるなら1万円台で買えるSCOSCHEでOKって感じだった。

昨夜試聴して心ひかれたのはソニーのフルオープンタイプ「MDR-MA900」というもので、僕の一般的好みから言うと正反対の音質傾向だし、好き嫌いが分かれる音だ。でも、僕にはこのヘッドフォンで楽しみたい音楽が沢山ある。だから、これを買うことにした。定価は3万円ぐらいだと思うけど、Amazonではこんな値段のものです。個性的な音のヘッドフォンだけど、これであの気分になれるのなら安い。そんなわけで、僕はポチしましたが、真似して買って気に入らなくても知りませんよ。

午後魚屋さんに行ったら一尾350円で丸々太った秋刀魚があった。その下は210円でこれもスーパーだったら特大の秋刀魚だが、やっぱり巨大なやつが豪勢でいいねと考えて350円の方を買ってきた。これを焼いて食べたら美味しいよね。今夜は楽しみな音楽喫茶だ。ソニーがフルサイズのコンパクトデジカメを出した。ホントに出すらしいと思ったけど、ホントに出た。これからどうなっていくのだろう。そして、明日にはiPhoneの新型やらiMacやらなんかわからないけど、色々出るんだけど、とにかく今夜は巨大な秋刀魚が楽しみ。大根おろしと、ナメコのみそ汁と、おいしいご飯、そしてパンプキンプリンにお茶。

いろいろ考えて、あれこれやってみたんだけど、僕はこういう普通の食事をゆっくりちゃんと食べる場を提供したいと思っている。そういうことなのだ。オーディオも多分似たような感じで、普通のまともな食事みたいなオーディオを好んでいる。何百万円もする機器は使えないし、そんなに追求しなくてもいいと思う。350円の秋刀魚は多分普通に最高級だし、ナショナルのフィッシュロースターで焼いて、お釜を使ってガスで炊いたご飯を食べるのも非常に贅沢だ。でも出来ることなら一人じゃなくて、最低二人で食べたらかなり効率が良くて勿体なくもない、そういう家庭料理的なものでいい。

オーディオも一人じゃなくて、複数でやっていた方が面白いし、僕のスタジオはセカンドシステムだと思ってもらっていいと思う。  2012.9.12

iPhone5は予想通りって感じの内容で出た。明日から予約開始とのことなので、明日予約しに行くつもりだ。初代の3Gからもう4年以上経ってしまったのか、この4年間も色々なことがあったなあ。3Gでほぼ2年(悲愴)、4でまた2年(運命)、今度のiPhone5を2年使った時の僕は何をやっているのだろう。「歓喜」だといいなあ。

この10年近く、取材に白いiBookとかPowerBookとかMacBookProを持って行った。17インチのPowerBookを持って行ってた時期もある。おかげさまで、この3年ほどはそこそこ軽いMacBookAirになったが、iPhoneにしてからはiPhoneのみになった。iPhoneで会話の録音もできるし、EverNoteで原稿を書いて、スタジオに戻ったらAirでダウンロードして続きを書いたりしている。

携帯にだって計算機やカレンダー機能は付いていたが、iPhoneの計算機やカレンダー機能とは比べものにならない。その他すべての点において「従来の携帯電話の方が良かった」と思ったことは一度もない。

でも、それに加えて音楽関係で大きな変化があり、iPhone以降ヘッドフォン&イヤフォンリスニングが復活した。元々ヘッドフォン好きだったから、iPodは初代のFireWire接続の物から使っていたが、携帯と二つ持ち歩くのがイヤだった。かと言って携帯で音楽を再生する気にもならなかった。でも、iPhoneだとどうせ持っているわけだし、iTunesに入れている楽曲がそのまま同期するし、動画だって再生できるし、そういうわけで、僕は初めて手にした時からずっとiPhoneをすごくよく使っていて、最初の数ヶ月でiPhoneのない生活は考えられない状態になった。

使ってみてはいるが、どうも僕はiPadがそれほど好きじゃないみたいで、iPhoneとMacBookAirの二本立てが良いらしい。iPadは「料理やお菓子作りをする時にみんなでレシピを見る」というような使い方をするのに便利だと思う。あとVoyageMPDの操作はiPadが良い。

バッテリーが強力なせいか、同じ音源でも音はiPhoneよりiPadの方が力強い音だと思うけど、そのためにiPadを持ち歩くのはやってられない。iPhone3GはNuforceのアイコンモバイルでかなりの音質向上がみられたが、4にはさほど効果がなかった。だから、僕のヘッドフォンリスニングはもっぱらiPhoneに直挿しだ。

早くソニーのヘッドフォンが届かないかなあ。

フルサイズのデジカメはどの程度売れるのだろう。ソニー、ニコンと新型が出て、キヤノンは廉価版フルサイズを出してくるのかな。何年か後にはフルサイズのボディが10万円ぐらいで買えるようになるのだろうか。こういう風に変化している状況は実に楽しいのだけれど、問題は何を撮って、どう楽しむかだ。  2012.9.13

CDトランスポートの中にELPが残っていたので、今日はそれをきいている。

あ、そうか、いつもiPhoneで文字を書いていて(もっぱらフリック入力ですが)、もう少し画面、つまり入力部分じゃなくて文字が書かれる画面が広いと嬉しいと思っていたのだが、iPhone5は画面が縦に延びたのでその不満が少しやわらぐのかもね。これはちょっと期待だな。今日の午後4時から受付が開始されるのか。今回は白にしようかな。

DENONのイヤフォン、一番上位機種(AH-C400)はなかなか良いバランスの音だな。

午前中にソニーのヘッドフォンが届いた。今年になってから最も心待ちにしたオーディオ機器かも知れない。早速箱から出して、MacBookPro+AudirvanaPlus+Fireface400で音をきいてみて、「やはり自分の判断は正しかった」と確認した。

ソニーの「MDR-MA900」はこんなカタチで、何の変哲もない度満点だ。195gと大変軽い上にこの普通なカタチなので5000円だと言ったら信じる人が沢山いることだろう。僕だって知らなければ多分そう思う。でも音は大変魅力的だ。ソニーもやるじゃないって感じ。そういうわけで、僕にとって20年前のMDR-CD5000に次いで二発目のソニー製「大当たり大正解ヘッドフォン」がこのMDR-MA900だ。

眼鏡をかけていても痛くならないし、繊細さがあって軽やかでとても素敵な音だ。これが2万円以下で手に入るなんて、幸せだなと思う。フルオープンなので音漏れするから家の中でしか使えないけど、まあでもそれはゼンハイザーだって同じだ。

LTEで1000円ぐらい上がって、さらに64GBだと今より合計で毎月1500円ぐらい高い。そしてauと違ってテザリングもできないんだけど、iPhone5はソフトバンクのオンライン予約をした。だから、多分そのうちやってくると思う。

今使っているiPhone4でも特別困っているわけではないので、待ち遠しくてたまらないってこともない。今月中ぐらいに届けばいいって思っておこう。

今週は大して仕事もしないで終わったけど、あれこれ仕込みをしていた。それらはきっと、秋から冬に展開される。  2012.9.14

この夏に日経BP社から出たPCオーディオのムックはけっこう沢山売れているらしい。読者の母数が違うから、オーディオ雑誌の関係者からすれば「えーっ!そんなに沢山!」って言うぐらい売れているみたいだ。共同通信社から「PCオーディオfan」が出たのは2009年7月だったが、あの頃「パソコン雑誌がPCオーディオの記事を掲載してくれればなあ」とよく考えていた。まあ、あれから3年やって何とかここまできた。時間はかかっているけど、信じた道を歩み続けているし、そして確実に進んでいると思う。

AudioBasic誌最終号です。

もうPCオーディオってのは当たり前のことになった現在、オーディオマニアはどうすればいいのだ? そりゃやっぱりレコードをきくことと、そしてオープンリールテープのサウンドを体験することでしょう。  2012.9.15

今日は昼から夜まで、カメラ2台使って撮影の仕事。明日はお菓子作りとデジカメの会。  2012.9.16

ちょっと忙しくて、更新ができませんです。あれこれ音楽はきいていて、いくつかやろうとしていることもあるんだけど、ここに書けないことばかりです。世の中には、なごむ音楽や、素敵な音楽やカッコいい音楽が沢山あって、そういうものをなるべく良い音でききたい、僕らはそういう当たり前のことをやってるだけなんだと思う。

フルサイズのEOS6Dが発表された。選択肢が広がるのはいいね。

僕がこのところ4/3を使っているのは、焦点距離が×1.6とかじゃなくて×2だからわかりやすいこと、頭が悪くてパッと換算ができないのだ。そして、特に高価でもなく小型でいい感じの明るいレンズがあって、性能もAPS-Cと比べて大差ないからかな。だから、絶対的な画質を求めるのならフルサイズか、あるいはシグマのメリルになる。そういう物が必要になったら考えるし、不要ならこのままでもいい。

しかし、今年のお菓子作りは失敗し続けるなあ。笑っちゃうぐらい予想が外れる。こういうことも珍しい。  2012.9.17

なにもせず、普通にiTunesとFireface400で音楽をきいているのだが、今日はやけに良い音だと思う。なんでだろう。わからない。

そして昨夜作って食べたこれも美味しかった。

いつも食べる物をあれこれ作っている。そしてこの15年間(もちろんその前もだけど)、有料無料、さまざまな状態で色んな人に食べてもらってきた。結局僕が最もやりたいと思っているのは、たとえば上の写真みたいな、割と手軽に作る事が出来て、まともなものをそれほど高くない料金で提供したいと思ってるということらしい。

MacのMountain Lionについている音声認識装置を使って今これを書いている。使い方はファンクションキーを2回押すと、マイクのようなアイコンが出てきます。それで話をしてもう一回ファンクションキーを2回押すと文字が現れます。これに慣れるとキーボード打つのが下手になるかもしれない。

よし、これから原稿も音声認識で書いてみよう。おー!すごいねー、ちゃんと変換されている。しかし、MacBook Airに向かって話をしているこの状態を知らない人が見たら頭がおかしくなったのかと思うね、きっと。もともとおかしいって? そう言わないでくださいよ。

明日は水曜日なので夜7時からは音楽喫茶をやっています。どうぞおいでください。なるほど、いいぞ、正しく変換されている。まあ、この程度の言葉を認識出来ないと、Siriなんか使い物にならない。

オリンパスから新しいデジカメやマクロレンズが発表されたが、一番「わお!」って思ったのは何てったってあれですよね。レンズ付きボディキャップ定価6500円ってやつでした。ただ、これはiPhoneのカメラと焦点距離がほとんど同じなのだ。それが残念。もう少し広角か、あるいは標準レンズに近いと良かったんだけどね。  2012.9.18

さすがに9月も後半になると涼しくなってくるが、まだ暑くて汗をかいている。1960年代の東京の夏ってのは、縁台を出して夕涼みなんかしてやり過ごせたので、せいぜい8月の一番暑い時でも2012年の9月半ばぐらいの暑さだったのだと思う。僕が10代の頃、梅雨時に寒くてウールのセーターを着た記憶があるので、6月とか9月10月あたりも気温は上がっていると思う。冬の都心で氷がはるのを見ることがなくなって久しい。

ずっと長い間、良い音で音楽を楽しみたいと思っていて、このサイトや雑誌に書いてきている。オーディオ機器の値段って、「13万5000円かあ、それなら何とか買えるかも」と思ってよく見たら135万円だったりってことがよくあって、下手をすると1350万だったりもする。笑い話じゃなく、本当にそうなんだ。

高価なものは欲しい人が買うとして、僕らでも何とかなる範囲の中にキラリと光る製品ややり方を見つけられたらと考えている。だから、PCオーディオもそうだったし、先日購入したソニーのヘッドフォンみたいな物を見つけると嬉しくなる。

高級な物は大好きだし、高級な物には価値がある。これは本当にそうで、スポーツの写真とか舞台の写真などを撮っているとわかるんだけど、あるレベル以下のカメラだと思ったタイミングでうまくシャッターが切れなくて、すごく調子が狂うのだ。そういうのはどうしようもないのだが、逆に100円ショップの包丁を研いで使っているのはすごく快適だ。絶対的な切れ味は比較にならないぐらい鋼の包丁が切れるんだけど、使ったららすぐに洗って拭いてを繰り返さないと30分で錆びて、よく切れる分気も使う。そういう中で丁度良いものを見つけたりするのが、僕のやっている事なんだろう。

そんな観点から、これから出る「Gaudio」にも記事を書きたいと思っている。例えば「oppo」のプレーヤーなども試聴、いや、「視聴か」したいなあと思ったりしている。

そろそろ半年近く使ってきているので、オリンパスOM-Dのマニュアルをもう一度読んでいる。EOSもそうだったけど、キヤノン・オリンパスに限らず、デジタル一眼レフは各社とも年々いろいろな機能が増えていて、便利な反面勘違いしていることも多く、機能を熟知してフルに使いこなすのはなかなか難しい。

おー、 新藤さんが吠えてます。 確かにね、タイミングって重要だ。キヤノンが殿様商売だとまでは言わないけど、5DMk3を出して買う人には買ってもらって、その上で6Dだから、もうちょっと早め&安めで出してくれればいいのにねって気がする。カメラって、もうどうしてもフルサイズじゃなくちゃダメなんてことはないだと思う。ちゃんと稼げれば何だって買うけど、残念ながらそういう時代でもなくなってきている。スマホのカメラがもう少し高性能(画素数じゃなくて例えば二焦点とか)になったら誰もコンパクトデジカメを買わなくなる。そうなると、どうなる? 趣味性が高いカメラは生き残ると思うけど、どうでもいいやつは残りようがない。  2012.9.19

ソフトバンクもテザリングOKですか。いいね。

おかげさまで、10月6日の「オープンリールテープの音を堪能する会」の予約が半分ぐらいまできました。仮に座席が全部埋まったとしても、床に座るで良ければ当日参加もOKです。

今日はいい天気だ。でも、天気予報の最高気温が20度台になると少しホッとする。

昨夜きいた話 「家族4人全員分のiPhone5を予約することになりました」「そうなると、やっぱり16GBですよね」「いや、全部64GBです」「えー!僕も子供にしてくれー」

これ、僕がずっと考えてきていることを書いたので、是非読んで下さい。もう、一年以上前から考えていてい、このことをまとめるのはけっこう苦労しました。何回かに分けて掲載されますので、この後も続きます。

旧MacBookAirはソフマップで買い取ってもらった。トラックパッドの形状が違うので、両方使うと誤操作が多くてものすごいストレスだった。ソフマップの買取担当のお兄さんにそう言ったら「そうなんですよ。あれには困って私も古いのを使えなくなりました」と言っていた。予想よりずっと高く買ってもらえたので嬉しかった。まだそれだけの魅力があって、そこに儲けを乗せても買う人がいるってことだと思うが、Macってのは面白い。

しかし、iOS6のApple製マップはひどそうだなあ、、、。大丈夫なんだろうか?

僕が今使っているMacBookAirは現行モデルの一つ前のタイプ、SSDが128GBメモリが4GBというもので、Appleの整備品なら新品が8万円ぐらいで買える物だ。SSDなので起動は15秒か20秒ぐらいだし、4GBのメモリはなかなかで、Safari、メール、J-Edit、Photoshop、EazyDraw、Fetch、Openofficeなどを立ち上げっぱなしで使っているが、ほとんどストレスを感じたことがなく、一週間以上シャットダウンはせずスリープを繰り返して使っているが、挙動がおかしくなることはない。そういうわけで、このMacBookAirが僕のメインマシンで、これ以上のスピードは要求していないし、壊れないでいてくれさえすれば、多分あと3年かそれ以上使えそうだ。このAirが来てからは、Mac miniを使うと(HDDが遅いので)ストレスを感じるようになった。  2012.9.20

PCオーディオfanWebで「音と戯れる会例会増刊号 オープンリールテープの音を堪能する会」のことを紹介していただきました。 どうも、僕は言葉が足らなくて、こちらを読んでいただいた方が正しく今回の貴重さを理解していただけると思います。

「オーディオ評論家の**さんがオープンリールデッキやテープを持っていて、自宅で再生しているそうだ」なんて話はよく耳にする。それはすごいな、きいてみたいなと思っても、きかせてはもらえない。「2500円払うからきかせて下さいよ」と言ってもね、そりゃ無理というものです。

今日はiPhone5の発売日です。一応予約開始日に予約はしたけど、どうでしょうね。いつ来るのでしょう。ファイナルオーディオデザインの新しいイヤフォンを送ったという連絡がきているので、今日はそれを試聴できる。この冬に僕がすごく驚いた「HeavenIV」(定価15000円ぐらい)のクロム銅削り出し版で、値段が3倍ぐらい高いバージョンなんだけど、音はどうなんだろう。

僕のiPhone5は23日の午前中に来るらしい。

今日は何だかわけがわからないうちに夜になってしまった。ボブ・ディランの本を読んだり、アイドルのことを調べたり、ファイナルオーディオデザインのHeavenVIを試聴したり、あれこれメールを出したり、ご近所の出版社に行ってたら突然連絡をくれたノイさんと話をしたり、そんなことをしていたら夜になってしまった。

良い音で良い音楽をきくみたいに、おいしいコーヒーが飲みたいなあと思う。  2012.9.21

今日は半袖で外を歩くと涼しい。さすがにしぶとい暑さも終わるんだろう。涼しくなると音楽をきく気にもなるし、Tシャツにジーンズじゃコーディネイトも何もあったもんじゃないんだが、ちっとはオシャレして外出でもしようかって気になる。

今日はプリンタが一日中稼働していて2Lのプリントを数十枚やりつつ、いくつかイヤフォンの試聴をしている。この一年ほどかなり沢山のヘッドフォンとイヤフォンの試聴をやってきているので、自分の好みや色んな会社の音作りなどについて徐々に理解しつつある。そんな中で雑誌にものを書くということの意味みたいなものを見つけつつある。ファイナルオーディオデザインのHeaven6は良く出来た製品だが、これ単体で試聴しても特徴が判断できないので、メーカーの人にお願いしてHeaven4を送ってもらった。Heaven4は販売前に試聴したことがあるけど、なにしろ半年以上前に一日使ってみた時の記憶しかないから、二つを直接比較しないと違いはわからない。そうなると、送ってもらった新品を最低でも丸一日鳴らしっぱなしにしておいて、それから試聴してみるってことになる。そういうわけで、近頃はヘッドフォンイヤフォンがあれこれやってきて、またまた「動物園の飼育係状態」になっている。

そんな中で良い物を見つけて「これはこういうところが良い」と書いて、好みの合う人がそれを参考にして信じて買う人がいる。買わないまでも、候補に入れてくれる。そういう単純なことだが、それがそのまま通らないオーディオ界だったりする。でも、ヘッドフォン&イヤフォンの世界はそのあたりが割とストレートだ。機器のセッティングやルームチューンなんてものがほとんど不要で、書いていることを読者が追体験出来るため、「使いこなしが悪いんだろう」という言い逃れは出来ないから、ライターや評論家の好みや態度が如実に出ることになる。いいことですね。みなさんの好みと僕の好み、ガチンコでいこう。

iPhone5を出荷したというメールが届いた。ネットで予約して、ネットで本契約をして受け取るのは宅配便だから、まったく出かけず並ばずなので二日遅れってことらしい。二年以上使ってホームボタンがヤレてきているが、iPhone4もちゃんと使えるので、待ち遠しくはあるが二日ぐらいならいいやって感じかな。

うう、もう今日はイヤフォンの音をきき過ぎたから、もうダメ。プリントも半分以上終わったことだし、夜は炊き込みご飯を作って食べてスピーカーに切り替えよう。10月6日の予約は徐々に埋まってきているのだが、オープンリールテープの音って本当にすごいので、すごく楽しみだ。もしも用意した席が予約で埋まった場合、「参加費は同じ2500円で床に座る」でも良ければ、入場はOKです。ちなみに床はフローリングです。  2012.9.22

午前中にiPhone5が届き、iTunesでiPhone4のバックアップを取り、その「バックアップデータから復元」にして無事にデータ移行が完了した。非常に薄くて軽く、スピードも速いので快速快適だ。画面の色温度がやや低く、僕が普段Mac miniやAirで見ている画面の色に近くなった。音がいいと助かるな。

明日は少し気温が上がるようだけど、今日はとても涼しい。身体は楽になるが、ちょっと頭がガーンとしていて鼻炎がき始めている。

去年の12月以来ずっと週に一回鍼治療を受けているのだが、鍼で秋のアレルギー性鼻炎が軽く済むといいなあと思っている。

今日かけた音楽は、BUCK-TICKとPerfumeのリミックス版「チョコレイトディスコ」などと、PLACEBOだった。BUCK-TICKの新しいCDに付いていたDVDで映像を初めて見たのだが、意外だったのはモヒカンのドラマーがすごく真面目な感じのドラムを叩くことと、ベーシストがニコニコしていることだった。この際だからビジュアル系バンドもアニソンもJ-Popもみんなきいてやろうと思っている。どんな世界にもいいものは必ずあるから、あまり偏見は持たないように心がけているつもり。  2012.9.23

今日はいい天気だ。朝10時に六本木で撮影があるので、9時半前にスタジオを出る。ストロボも持って行くし、仮にストロボを使わなくても、手ブレ補正が強力なので、三脚やスタンドも持って行かない。OM-Dにしてから出かけての撮影が楽になった。良いことです。

今年一月にヘッドフォンアンプの試聴会があって、青山で19機種を試聴しての記事を書いたのだが、撮影も依頼され、あの時はEOS7Dと予備にKissを持って行って、ヘッドフォンを首から下げて、カメラもあって、例のごとく超満員で試聴するには列に並ばなくてはいけないという状態で、しかも扱いはモノクロームときたもんだ。コンパクトデジカメでも画質的な苦情はこないはずで、ズシッとくるカメラを持って撮影しつつ試聴もするのはとても理不尽というか、正直言って限界だった。あの時、「もう、重たいカメラは使っていられない」という判断をした。

さてと、そろそろ原稿書きの季節が始まっているのだが、1/3ぐらいは音声認識装置でいけるだろうか?

今、スタジオK'sにはいくつかのヘッドフォンやイヤフォンがあるので、音楽喫茶や戯れる会例会などの時に「試聴したい」と言ってくれれば試聴OKです。一番高い物が須山歯研製「MH334TOGO」で105000円かな。あと、ファイナルオーディオデザイン製の真鍮削りだしのが70000円だったかな、 この二つはイヤフォンです。あとはそれほど高い物はなくて、ソニーのオープンエアが定価3万円ぐらいだけどこれは実売2万円弱だし、他にもいくつかあるので、静かなところで試聴してみれば多少は参考になると思う。  2012.9.24

いきなり涼しくなったので、楽にもなったが、秋の花粉か温度差によるものか、頭が少しガーンとしていて鼻炎が始まっている。

昨日の取材は六本木のB&Oショップだった。何度見ても触ってもあのコントローラーはカッコいい。BEOSOUND5っていうんだけど、たとえばLINNと比較してそれほど高価でもない。

これがファイナルオーディオデザインのHeaven4(白)とHeaven6(茶)。BA一発とは思えない低音で、今年の1月に4の試作機を試聴したときはものすごく驚いた。白のHeaven4は価格.comで調べると12600円で、eイヤフォンでは色違いが中古が9500円だったので思わず買いそうになった。この価格帯だったら僕はこれがおすすめだな。4は色が黒白紫と三色あって白と紫がきれいだ。

茶色がHeven6で、こちらはクロム銅削り出しなので値段は3倍ぐらい、色は他にもあるのかな、わからないけど、同じくBA一発だが音はけっこう違っていて、比較するとHeaven6は適度なシャープネスがかかっているような感じの音になる。あくまで僕個人の好みではありますが、こういうシンプルでスッキリしたデザインはいいなと思う。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますのでどうぞお越し下さい。また秋刀魚を焼いて食べようかな。

さて、昼間は打合せやあれこれ習って忙しかったから、これからひたすら原稿書きをやろう。  2012.9.25

涼しくなって、ちょっと前までの寝苦しさはなくなったはずなのだが、このところ睡眠不足で、ヘンな時間に猛烈に眠くなる。夜、ちゃんと眠ることができればいいんだけど、夜中はなにしろヘンな夢ばかり見ているからなあ。まあでも、この妄想が僕の原動力だったりもするからしょうがないんですけどね。

iPhoneを作っている中国の工場で2000人規模の暴動があったのか。なんかヘンだよなあ。反日ではなく、実は政府に対する不満が充満しているということか。下手に反応すると思うつぼだから、過激ではなく、周囲を巻き込んで味方につけるような、粘り強くてしたたかな外交が必要なようだ。

昨日から何故か日本の古い歌がききたい気分になった。まあ古いって言っても東海林太郎とか淡谷のり子じゃなくて、ディランIIとかせいぜい大滝詠一のあたり。

僕はiPhone3Gを二年間使って、一回落とした。写真を撮っていたらツルッと手が滑ったのだが、3Gはケースを付けていなかったので黒いプラスチックの部分にヒビが入った。iPhone4は二回落としたがクリアケースが割れてくれた。そういうわけで、iPhone5にもケースを付けることにした。5のWiFiの速さには驚くが、LTEの恩恵はまだ感じていない。汎用リモコンにするための装置が手に入りそうもないし、ドックスピーカーも持ってないし、iPhone4はサッサとソフマップに買い取ってもらうことにしようかな。5をリモコンに出来ないってわけでもないしね。

午前中に夜の喫茶のためチーズシフォンケーキを作って冷まし中。で、Wiifitを30分やって、足腰を鍛えるというより最低線の運動を行う。午後は「Macオーディオ」の原稿を書こう。Gaudioの仕事もけっこう沢山あるのだが、取材はまだ始まっていない。でも発進しているからそろそろセカンドギアに入れよう。実は8速だったりして。

前回の戯れる会例会で、AVALONのAVATARからJBLのL-65に戻した際の場所がけっこういい感じで、そこから動かしていない。今夜あたりちょっと調整して、テープか何かで印をつけておこうかなと思っている。L-65にしてから何年も経っているのに今更そんな話かと思う人もいるだろう。でもそれは違うと思う。一番わかりやすいことを書くと、サーロジックの「和心」がきてからはかなりの変化が起きているので、それに応じた位置があるのだ。具体的に書くと、和心が来てからは、左右のスピーカーを少し左側に寄せてもOKになった。つまり、部屋を広く使えるようになったのだが、多分これはスピーカーに向かって左側に斜めの壁面(中は収納)があって、このことと関係していると思う。壁面の角度が違うとフラッターエコーは出ないのだが、当然左右の反射が違うのできこえ方には影響があるわけで、スピーカーの位置が微妙に関係してくる。

いつもながらカッコいい、Appleのイヤフォン。新型なので一応音もきいてみようかなと思うのだが、開けて使うのが勿体ない気もするぐらいきれいなパッケージだ。

和心があると真ん中からきこえるべき音がちゃんと真ん中からきこえてくる。オーディオのセッティングにおいてそのことはとても重要だ。「そんなことはわかっている」よね、そう、頭じゃわかっているんだが、オーディオって知識じゃないから現実は意外にうまくいかないもので、僕もあれこれやってみている。このあたりって、文章で書きようがなくて、実際に音をきいてもらわないとわからない。それで僕は戯れる会や色々なオーディオイベントをやっているのだと思う。機械も時々替わっているけど、セッティングも微妙に変わっているから、総合的な音はけっこう変化していると思う。

色々な都合があって、夜9時半になってから近所のスーパーに玉子を買いに行ってシフォンケーキを一個作作ることになり、焼成中だ。厨房に戻したLet's noteCF-Y2とNuforceのアイコンをウィーンからやってきた10数cmのUSBケーブルで接続してみたので、今夜はチューナーじゃなくiTunesでチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーの「ミズーリの空高く」をききながら作業をした。

僕は本当にこの厨房の音が好きで、ここでラジオやiTunesでの音楽をききながら何かをやっているのが好きだ。自分の作っているものを好んでくれて注文がきて、自分にとって心地よい場所で仕事をする。全然儲かりはしないんだけど、何て幸せなのだろうと思う。

長い間興味を持ってあれこれやってきたし、あちこちの音もきかせてもらったり、自分の音や他人の音が変化してゆく様も非常に多く体験させてもらっているから、オーディオのことはある程度わかるんだが、僕はあまりオーディオマニア的じゃないと思う。イヤな帯域の音ってのがあって、それは頭が痺れるように疲れるから、いくら高価でもカッコ良くてもイヤな音の装置はゴメンだ。でもそういうことがなくて、それに+アルファーの何かがあれば大体OKみたいだ。ヘッドフォンやイヤフォンでもいいんだけど、配達が来てチャイムを鳴らしてても気が付かなかったり、ヒモを引っかけたり邪魔だったりするから、やはりスピーカーが良い。何もなければドックスピーカーを導入すると思うけど、DISKREETは壁に埋め込んじゃってあるからね、外すのも面倒だし、厨房はLINNのDISKREETとLet's noteとNuforceのアイコン+強化電源、それにパナソニックのチューナー、これをすごく愛している。今はDakotaSuiteの「SignalHill」がかかっていて、このアルバムも長いこと愛聴しているなあと思う。こういう気持で作ると、シフォンケーキもすごくいい感じに焼けるから、厨房の音楽再生装置は気心の知れた裏方みたいな感じだ。あ、「デーモン&ナオミ」になった。  2012.9.26

昨夜は水曜日の音楽喫茶だったのだが、食事をしたいというお客様が二人あったので、僕も含めて三人で焼き秋刀魚を食べた。大変おいしいのだが、喫茶と言うより焼き魚定食屋って感じでものすごい臭いだった。そういうわけで、音楽喫茶として来ていただいたお客様にはちょっと異様な光景だったかも知れません。秋はそういうこともあります。この場合、定食の方に乗っていただいた方が、浅草のサンバカーニバルでサンバを踊っている人になれのるかも。

夜7時20分ぐらいに合わせてご飯をお釜で炊き、秋刀魚の焼きたてを食べているわけだから、やはり通常はあり得ない定食屋だと思いますけどね。そういうものを求めている方はどうぞおいで下さい。毎週水曜日夜7時からで、なるべく開店できるように仕事を調整していますが、どうにも仕事が重なった場合はお休みします。食事は前日の19時以降要予約ですが、2000円で食事+お茶+お菓子(シフォンケーキのことが多い)付きです。お茶のみは1000円、シフォンケーキは500円です。

僕はあまりオーディオマニア的じゃないんだけど、本当はオーディオマニアの人こそ、時々音楽喫茶や各種イベントに来てもらったら、その時その時の変化などがわかって面白いと思う。

アップルのマップが使い物になるのにあと何年かかるかな? 資金力にものを言わせて使いやすくて正確な地図を作ってくれ。

iPhone5のクリアケースがあまりに使いにくいので、矢印のあたりを削った結果、だいぶ使いやすくなった。撮影した後、左側をもう少し削ってさらにスッキリ、とても使いやすくなった。

さて、夜になったから内側の引き戸を閉めてQUAD405のスイッチを入れて、今夜は何をきこうかな。冷房も暖房も不要な季節が始まったから、音楽をきくには最高だ。そして、今、リンダ・ロン・シュタットの「What's New」ハイレゾをきいている。LPでCDでさんざんかけたアルバムだが、今夜はかつてない再生音だ。  2012.9.27

どーも、毎年この季節は頭が重たくなり、鼻水が垂れたり鼻がつまったりして辛い。でも、喘息の発作が出るよりはマシなので文句は言わない。昨年末から毎週鍼治療に通っていて、肩が痛かったり腰が痛かったりしてはそれに対する治療をしてもらっているが、秋は鼻炎に効くツボに鍼を打ってもらっているので今年は少し軽く済むかも知れない。

鍼の先生に、「この10数年間で歯の治療以外で医者にかかったのは、数年前に一度インフルエンザでタミフルをもらっただけ」と言ったら、驚かれた。この、健康なんだか不健康なんだかよくわからないけど、結局は健康という感じは僕をよく現しているのかも知れない。鍼の先生に「ジンジャーシロップを作って飲み始めてから、軽い風邪はこれで治るし、冬になっても皮膚が乾燥しないので身体が痒くならなくなった」と言ったら、今度試してみたいということになった。来週あたり作ろうかな。

午後は、去年に引き続きビッグサイトで行われている「スペシャルティコーヒーイベント」に行ってきた。

長い間飲んできているコーヒーに対して今年はいくつかの興味もわいていたので、今日は主宰者側の専門家に案内してもらい、コンテストで入賞したコーヒーなどを中心に試飲してみた。去年は何もわからずボーッと回ってきたのだが、今年は色々説明していただいたので、「なるほど、そうだったのか」って感じで理解した。とにかく、現在日本におけるコーヒーの最も最先端であることは確かで、世界大会も行われているから、日本だけじゃなくて世界的な傾向を知ることができてとても参考になった。言葉じゃ伝わらないのはオーディオにおける音の話と同じだ。すごく意外だったのは、僕がかつて大好きだった、浅煎りのコーヒーが上位で、エスプレッソはまるで苦みがなくて酸味が非常に強く、フルーツみたいな味なのだった。僕は酸味にあるコーヒーが好きだけど、あれはちょっとやり過ぎかもなあって感じさえする。そういう味を競っているらしい。

テイスティングのやり方を教えてもらって、途中からは飲まずに味見だけしたけど、空きっ腹にエスプレッソを3杯飲み、その他にもあれこれいただいたので、何か食べなくちゃ胃が荒れそうって感じだった。来年は何か食べる物を持って行こうかな。うーむ、しかし、それにしても、予想を超えて勉強になった今年の「スペシャルティコーヒーイベント」だった。一階ではオンワードのバーゲンをやっていて、聞くと僕の知り合いは来ていたようだが、今年は呼び出してくれなかったので会うことはできなかった。自宅の住所は知っているのだが、携帯電話の番号は知らないのだ。

驚いたなあ。30年ほど前に自分でコーヒーの豆を焙煎していた人がいたなあと思って、彼の名前「八柳尚樹」をWebで検索したら訃報が出ていて、何と二年半ほど前に亡くなっていた。肺がんかあ、62才だって。多摩美を出た彫刻家で水を使った作品が有名だけど、仏像も彫っていた。家が近所だったので僕が30才ぐらいの頃よく遊びに行って色々なことを教えてもらった。  2012.9.28

今日は朝からスタジオで撮影だった。葡萄だのiPhoneだのを撮って、夕方までかかった。疲れたなあ。明日は朝からPerfumeのダンス練習会なので、トットと片付けてお菓子作りをしなければならない。でも疲れたから、ちょっと床に転がって一休み。

プリンのためにカラメルシロップを作っていたら、煙報知器が鳴った。やっぱりね、ちょっと置く場所が近すぎたな。  2012.9.30

朝の10時からPerfumeのダンス練習会が始まっている。プロのダンサーってわけじゃないのだが、ものすごく進んでコピーをしているという意味では、毎月最終日曜日に行われてるこの会は、かなり先端であることは確かだ。何人も集まって持ち寄っているしね。

僕は傍観者なのだが、先日のコーヒーイベントでも感じた「ちょっとやりすぎかもなあ」という思いと、「なるほど、さすがだ」という思いが僕の中で交錯している。オーディオも写真もまったく同じで、極めようとして止まらなくなったり、ちょっと疲れてしまったり、何かをキッカケに頑張ってみたり、そういうことを繰り返している。

今日の東京は妙に暑いのだが、台風がきていて東京は夕方から雨になった。暑くて湿度が高いので久しぶりにエアコンを入れているが、そろそろ冷房も使いおさめかな。  2012.9.30

台風一過で今日の東京は天気が良くメチャクチャ暑い。

10月6日(土)の戯れる会例会増刊号は予約済みが15席まできた。まあ、全席予約で埋まってしまっても、床に座るで良ければ当日来ていただければ、音はきけると思います。

10月になったので、こちらパート38に移行します。

ふーん、こんなLP(リマスター版)が出ているのか。僕はUSBBoxでOKですが、やっぱりアナログが気になる人は買ってしまいますよね。


来月10月6日の午後、「オープンリールテープの音を堪能する会」を開催します。予約のページを作りましたので、こちらから事前に連絡をいただければ 席の予約OKなので、いつぞやのRockDayの時のように1時間も前から並ぶ必要がありません。戯れる会例会の参加と同じ方式で、予約の場合は参加費を振り込んでいただくことになります。




ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。

Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD4枚を見ることが必須だ。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。

オリオスペックでもかなり沢山かき集めたけどほとんど売れてしまったというファンレスのQNAP TS-119、しぶとく在庫があるみたいだが、さすがにそろそろ無くなるんじゃないかなあ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年?2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月

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