さて、2011年の始まりだ。大晦日の夜から元旦の朝は素敵な人と一緒に初詣に出かけたということにしておこう。そして、自分自身や私たちの健康と幸運、すべての美しいものを愛する人たちの幸福を祈った。
今年もいくつか新しいことをやっていたいと思う。その第一弾が1/23(日)にStudioK'sで開催されるFirefaceコンサートで、今回は岩井喬氏をお招きしてアニメソングをきくという内容だ。
この企画は僕の発案だ。僕自身がアニメソングの大ファンということはないけど、オーディオ愛好者というと、クラシックだジャズだ古いロックだってのが主流で、他は音楽じゃないみたいな考え方はどうも好きになれない。
この10数年、秋葉原を歩くとフィギアを売っている店が沢山出来て、やたらと目が大きい少女アニメのポスターが貼ってある。少女なのにやけに胸が大きくて妙にエロチックだから、大人というかジジイにはかなり抵抗がある。「今時の若いモンはこんなの見て興奮してるのか? こんな女の子現実にいるわけないだろ、なんと不健全」などと思うわけだ。でも、それってオヤジやジジイの一方的な言い分かも知れないと思って、僕はこのあたりのことを、もう10年間近くずっと考えてきている。そして、最近ある結論に達した。
先入観や偏見のない公平な立場で考えてみよう。アニメ的萌え系ポスターやイラストがいけなくて、カイリー・ミノーグや、古くはマドンナなどがセクシーに踊るのはいいのか? そんなのおかしいじゃないか。
さらに古い話をすれば、あの妖精のようなオードリー・ヘプバーンは確かに素敵だけど、現実にはあんな人どこにもいないわけで、映画の中だけの作り物だと思えば、アニメも同じでしょ。
まあ、こんな感じです。ほらね、あなたの頑迷さが試されてますよ。
「若者に迎合するつもりはない。でも、こちらが嫌いだと思っていたら、相手は心を開いてはくれないだろう。僕は今のところ、アニメ、アニメソングを特別好きってわけじゃないけど、毛嫌いする理由はどこにもないから、受けいれたいと思う」と、先日打合せで岩井喬さんと話をしたとき、僕はハッキリとこう伝えた。僕は新しいもの、新しい表現、そういうものが好きだ。考えてみれば、ストラヴィンスキーの「春の祭典」だって僕の大好きな「ばらの騎士」だって、初演は非難ごうごうだった。
そう、もしかすると好きになるかも知れないのだ。例えばクラシックで多くの人が支持しているものでも、「僕はイマイチ好きになれないな」と思うタイプの音楽もある。ジャズでもポップスでもロックでもそうだ。アニメソングも同様で、好きになるものもあるだろうし、そうでないものもあるんじゃないか。僕自身はどちらかと言えば偏見を持たれやすいタイプだから、自分の側はなるべく偏見を持たないでいたいと考えている。これを新年のごあいさつにしましょう。 2011.1.1
いつも書いているけど、僕は死ぬまで現役のプレーヤーでありたい。文章を書くことでしか伝えられないこともあるので文を書けば、有償無償を問わずライターだし、ギャラは随分安くなったけど写真を撮るのはいまだに比較的換金効率の良い仕事だし、それとは別に、この時代にしか撮れない写真作品も作りたい。「そうか、こうやって作ればこんなに簡単においしいものが食べられるんだ」って喜んでもらえるから、料理を教えるのはすごく楽しいし、自分が作ったものを色んな人に食べてもらうのも面白い。そういう中で出会った心をゆさぶる音楽、心に残る音楽を紹介していたいし、録音されたものはなるべく良い音で再生したい。年齢と共に枯れてゆくのは否めないけれど、ずっと素敵な現象にも素敵な人にも恋をしていたい。そういう何かをやっている奴であり続けたい。
打合せの時に、岩井喬さんがヘッドホンが流行る理由として、「アニメソングを大音量できくのをちょっと恥ずかしいと思っている人もいるみたいですし」と言う。「ええ? そうなんですか」と僕は言った。何も恥ずかしがることなんかないのに、負けちゃダメだよ。
僕らが若い頃、「エレキギターを弾く奴は不良で、単なるアメリカの学生が普通に着ているファッション= IVYも不良で、髪の毛を3cm伸ばしただけで ”お前は女か?”などと言われて」ああいう大人にはなりたくないと思っていた。1965年から1970年ぐらいのことだ。
1985年頃、何年間か金沢八景にある某大学の入学案内の撮影を依頼された。事務系の担当者(ほぼ同年代)がキャンパス内を同行して、「ちょっと長髪で、普通の服装(つまりボタンダウンのシャツにスニーカーみたいな?)で、真面目そうな男子学生と、適度にお嬢様っぽい女子学生ならOK」と言う。だけど、ちょうどその頃って、男の頭は刈り上げるのが流行っていて、「刈り上げはダメ、サンダル履いているからダメ」と言う。これならOKという学生モデルを見つけるのに一苦労で、OKの学生ってのが何とも大人しい。ちょうどバブル期にさしかかっていた頃だから、ワンレンボディコンみたいな女子学生なら沢山いるんだけど、「あんなホステスみたいなのはダメ」ってわけで、僕は大人って勝手だよなと思って笑ってしまった。だって、僕らの時代には不良だったスタイルが10年後ぐらいに普通になっていて、20年も経てば、もはやそのスタンダードな学生ってやつを見つけることが困難になっていた。
スタンダードはいつでも流動的だし、人と違うことをやったり目立ったりすれば、若者も年配者も関係なく常識的な人は疑ってかかり、叩いてくるものだ。それで凹めばおしまい。若い人には、彼ら彼女たちが社会の一員として存在してゆくことと共に育ってゆく同時代的な文化がある。その中にはもちろん音楽もあるわけだから、それを一緒に楽しもうと思っている。これから僕がやろうとしているのはただそれだけのことなんだけど、それは僕にとって、難しいパソコンオーディオのリクツや仕組みを考えるよりちょっとばかり重要なことに思える。
さて、今夜の夜行バスで金沢へ行く、これも今年から始めた新しいことだ。バスは往復ともインターネットで予約して、以前はプリントアウトしろって書いてあったけど、今は乗車の際にそのメールを見せればOKみたい。便利な時代になったものだ。北陸地方は大雪が降っているみたいだから、暖かい服装で行ってきます。MacBookAirを持って行くので、金沢のどこかでLANに接続できれば、スタジオにあるMacProを画面共有して、このサイトの更新もできるはずだ。iPhoneでテザリングが出来ればいいんだけど、残念ながらそれは出来ない。 2011.1.2
ああ、面白かった。無事に金沢から戻った。往復とも四列シートの夜行高速バスだったからあまり眠ってないし、午前中は自由行動にしてもらって、1/3、1/4両日とも午前中は3時間歩いていたし、午後はオーディオ愛好家宅を4軒訪問したので、これはこれで楽しすぎて疲れた。でも、行って良かった。そして金沢はとても素敵な街だった。まあこの話は数日かけて書いてゆきましょう。
すべてリコーCX4で撮影 すこぶる使い心地の良いコンパクトデジカメだ
今、明日が締め切りという原稿を書いていて、金沢訪問記がなかなかすすまないけれど、少しずつ、書いていこうと思う。数年前から正月にどこかへ行きたいと思っていた。戯れる会の会員が僕に来てくれとは言いにくいところもあるわけだから、自分から行ってしまおうと考えていた。何年かかけて、あちこち行ってみたいと思っていた。
1月2日の夜行バスで金沢に行き、3日の朝8時半に金沢駅に到着し、金沢駅構内の「DONQ」でパンを食べてから、金沢港に向けて歩いた。雪が残っていたので、ちょっと足下が悪くもあったが、往復3時間歩いて金沢駅に戻った。途中で左の股関節が少し痛くなってきたけど、天気はとても良くコートが不要なぐらい暖かく、最高の散歩だった。 2011.1.5
一昨日は夜の10時に金沢を出発したバスが早朝6時半に秋葉原に着き、そのままスタジオに来て、このサイトを更新したり原稿書いたり、「自分の音は大丈夫だろうね」と確認したり、でも、ヘンに寒くてたまらなかった。今日までに書かなければいけない原稿の目処がたつ所まで書いたので、昨夜はさっさと就寝した。おかげさまで、今日は少し回復したみたいだ。まあ、少しは無理もしなければ何も始まらないものだ。
さて、1月3日だが、金沢に住む戯れる会会員のHさんが駅までクルマで迎えに来てくれて、午後はまず金沢カレーを食べてお腹がいっぱいになった。金沢ではカツカレーをフォークでたべるのだった。
東京に家があるけど、今は仕事の関係で実家に居候というHさんのお部屋はこんな感じだった。
すごく素直な感じの音だった。HさんはFirefaceUCを購入したことをキッカケに割と最近戯れる会に入会した方なのだが、TotalMixの使い方その他、入会以後すごく色々なことがスッキリと解決したんじゃないかな。このあたりのことは金で買えないと思うし、どこに行ったら教えてくれるというものでもない。
年末からリコーのCX4をEye-Fi Connectと一緒に使っている。もちろん金沢にも持って行ったし、これからのお出かけにはこの組み合わせが一緒になる。CX4は22350円かあ、安いなあ、Eye-Fiカードと合わせても3万円以下ならすごく便利で、撮影もデータ移行も共にストレスがなく、極めて快適だ。この分だとCX4は第二のオリンパス3030状態になりそう。コンパクトデジカメは、上着のポケットにいれた場合、重さや大きさで上着のシルエットがくずれないことが条件だと思う。
1月3日は夜遅くまであれこれ話をして、Hさん宅に泊めていただいた。翌4日、Hさんは仕事に行き、僕は朝9時過ぎにHさん宅を出て香林坊方面へと歩いた。Hさんの話では歩くと40分ぐらいかかるとか、少し雪が降っていたし寄り道しながら歩いて行くにはちょうど良い距離だろう。金沢の「パン屋たね」にも行ってみたかったしね。
2009年の1月に自分でバゲットを焼いてみたいと考えたもののうまくいかず、10ヶ月ほど随分苦しんだ。もちろん本を読んだし、Webでも調べたのだが、たまたま見つけた金沢のパン屋TANEさんのページに出会ってから割とうまくいくようになった。だから、僕は勝手に「たねさんの弟子」みたいな気分になっていて、正月で休みなのが残念だったけど、そういう問題でもなくて、店の前まで行って写真でも撮ってこようと思ったのだ。だけど、初めての場所だしちゃんと見つけられるかなあ、、。
どっちがどっちだかもわからず歩いたので、有松の交差点まで行ってからけっこう戻って、ちょっと手間取ったけど何とか「パン屋たね」を見つけてiPhoneで写真を撮った。
「ピンポーン」とチャイムが鳴るので、スタジオの玄関を開けると、男の人が立っていて、「何かご用ですか?」ときくと、「いや、別に。ちょっと来てみたかっただけです」なんてことに遭遇することがあるのだが、僕も似たような感じで「パン屋たね」の前に立ち、iPhoneで写真を撮った。
Eye-Fi Connectにはおまけがついていて、iPhone用のアプリをダウンロードという特典がある。これをiPhoneにインストールすると、iPhoneのカメラで撮った画像データを無線でPCやMacの指定したホルダに送ることができる。この正月からは、こちらも便利に使い始めている。
それからまた香林坊の方へ向かって歩き、ちょっと遠回りをして「金沢21世紀美術館」の前に出たので、中に入ってみた。中では「ホンマタカシ展」をやっていたが、時間がないので見ることはできず、カフェで30分ほどお茶をしてから待ち合わせの場所に行った。だから1/4も2時間半以上散歩をした。バスに乗ってばかりだし、あとはクルマに乗せてもらっての移動だから、この程度の運動はちょうど良いだろう。 2011.1.6
1月4日の昼頃、仕事を早退したHさんと待ち合わせ、そこに金沢のオーディオ愛好家であるNさんとSさんが自動車で迎えに来てくれた。同じ金沢にいるが、HさんはNさんやSさんと会うのは初めてだった。戯れる会に入会したHさんのお宅を僕が訪問すると書いたので、このサイトの読者であるNさんが「せっかく金沢まで来るのなら、仲間も紹介できるし、寄ってくれませんか」というメールをくれたというわけだ。だから、今回僕が金沢に行ったことにより、僕だけじゃなくて、Hさんも金沢のオーディオ愛好家と知り合うことが出来た。このあたりがとても面白いと思う。
そして1/4の最初はSさん宅で、音をきいたHさんがものすごく驚いていたのが印象的だった。そうですよね、想像を絶するものかも知れませんね、この世界は。いやはや、レベルが高い。Sさん宅にはいつか取材で行きたい。
二軒目はこのようなすごいシステムのお宅だったけど、ある意味一番真っ当という感じもした。この大きなスピーカーを小型スピーカーのように鳴らそうと格闘しているらしく、ちょっと苦労しているけど、オーディオってのはそれがまた楽しいのだろう。LINNのAKURATE DSをお使いで、ネットワークのプロというDさんは、スピーカーをマルチアンプで鳴らしているので、LINNのDSで決めるのは良い判断だと思う。アンプ以前の部分で音がコロコロ変わられるのは困る。ElectroVoiceのジョージアンIIbとは長い付き合いで、別れることができないらしい。僕は思わずレナード・コーエンの「I Tried To Leave You」の歌詞を思い浮かべていた。 2011.1.7
四列シートの夜行バスに僕みたいにやや大きめの男が一人で8時間以上乗るのは、ちょっと辛かった。4時間ぐらいまでなら、何度も乗ったことがあってどうってことないし、同伴者がいてそれが女性ならこれも大丈夫、普通の女性は僕みたいに肩幅が広くないから僕が少しはみ出しても横幅が狭いと感じたことはない。今回の金沢行きと似たような条件で次回どこかに行くときは三列シートにしよう。いろいろ勉強になります。
長時間同じカッコばかりしていて身体が疲れるので、たくさん散歩したり、東京に戻ってから毎日Wiifitをやり、よく寝たので今日あたりから体調は戻った。まあ、そんなこんなもやれるだけ楽しいってやつだ。遊んでくれる人もいなくなってはお終いなわけで、とにかく今回の金沢訪問は皆さんのおかげで最高の展開だったと思う。
金沢最後のお宅は、僕が金沢に行きますとここに書いた時に「それなら、我が家にも来て欲しい」というメールをくれたNさん宅で、こんな感じだった。
Nさんは34才で、今回お会いした中で一番若いのだが、スピーカーを見る限りちょっと古めかしいかも。そしてディヌ・リパッティのCDが見えたりするから、好みもクラシックだったりするけど、よく見るとキーボードを演奏する女の子のフィギアが置いてあったりするところが若者だ。こんな女の子がね、30年経つとラピュタのドーラに変身するんですよ。
CD、iPod+ONKYO、LPと一通りきかせてもらったところで、何故かCDの音が不当に痩せていると感じたのでそれを伝えた。その後どうなっただろう。Nさんが、よっしーさんやDIATONEのみゆきさんと知り合いだったのは驚いた。ヘアスタイルが近いので、よっしーさんの弟だと言ったらみんな信じるかも。
実は今日も、午前中は原稿書きをして、昼からあるお宅に遊びに行く。スタジオに来てもらいもするが、出かけもする。今年からはそういうことにしよう。
ああ、楽しかった。Perfumeを絶賛するご主人と、素敵な奥様を交えて、リスニングルームに引きこもるんじゃなくて、あれこれ話をしてたのだが、その会話がすごく楽しかった。 2011.1.8
そういうわけで、Perfumeの振りなど見る。そして初音ミクもちゃんときいてみるつもり。 2011.1.9
今日はもう一つの原稿を仕上げつつ、若い世代の音楽をききながら、おいしいものを作って食べた。しかし、今年の冬は寒いなあ。
よっしーさんからメールが来て、 >よっしーさんの弟だと言ったらみんな信じるかも。 …というくだりには爆笑してしまいました(笑) とのことだった。 2011.1.10
まったくほんとうにいつも素晴らしい石井ゆかりさんの年間空模様。石井ゆかりさんには、何故僕のことがわかるのだろう? 大盤振る舞いってのはこのことで、無料の星占いだけでも十分なのだが、多分きわめて能力が高く、有料の部分はさらにさらに納得できるのだろう。このサイトや自分のやっていることもそうありたいと思う。
今日のバゲットはなんとなくうまくできそうな予感だなあ、、、。
今夜は久しぶりの音楽喫茶なので、チーズのシフォンケーキを作る予定です。寒いけど、どうぞお出かけ下さい。お待ちしています。
焼きたてのバゲットを丸かじりしてみて、ついでに南南東を向く。「丸かぶりBaguette」はいかが? 2011.1.11
このところよくきいているDVDオーディオのソフト、Crosby&Nashです。11曲目「Triad」は何なんでしょう? 三角関係なんでしょうかね。わからないけど、とてもインパクトのある歌と演奏で音も最高に良い。アコースティックギターがお好きな方、アメリカのマウンテンミュージックっぽいフォークソングがお好きな方にはおすすめです。1曲目があの「Dejavu」だしね。
2011年は最悪の危機的状況がまずあって、これを何とかしなければならない。しかも、自分のやりたいことをさらに展開していくことによってこの危機を乗り越えなければ意味がないので、あれこれ必死に考えているし、実行にも移している。ものごとは自分の思い通りには進まず、成果がすぐに出ることもあれば、3年5年かかって花開くこともあるので、長期的な展望が必要だと思うけれど、あまり長期的過ぎても手遅れって場合もあり、難しい。
25年ぐらい前、僕が好きな写真作家は杉本博司だった。でも、もはや杉本博司はすごく有名で、東京国際フォーラムの部屋にも「SeaScapes」が飾ってあるし、U2のボノが作品を使わせてくれなんて言ってきて、作品の使用権をバーターしていたりするほどだからいいとして、好きな写真作家というともう一人「やなぎみわ」がいて、「やなぎみわ」にはちょっと嫉妬してるかも。彼女の作品の中では「MyGrandmothers」が好きだな。第一回の横浜トリエンナーレであの作品を見た時は、けっこうショックだった。
作品を作るのって、やり始めてもやりきれなくなっちゃうことが多い。だから、やっぱり気持がすごく重要だ。まあそれはこういうサイトの運営や更新、Blogなども同じだと思うけれど、やっぱり「どうしてもやりたい」という強い心がなければ続かない。
おかしいなあ、レコードをかけると、ステレオだけ妙なノイズが出る。フォノイコライザーは同一で、モノラルは外付けのヘッドアンプを使っていて、ステレオは内蔵のヘッドアンプを通っている。ということは内蔵のヘッドアンプが不調ということかも知れない。ステレオカートリッジがついているアームからのケーブルを内蔵ヘッドアンプから外付けに挿し替えてみて妙なブツブツというノイズが出なければ、そしてモノラルからブツブツノイズが出れば、内蔵ヘッドアンプの故障だろう。
このところLPの音はかなり安定していたので、あまりいじりたくないのだが、仕方がない、いくつかのことを確認しなければならないかな。それとも静電気やカートリッジの問題だろうか? 微妙なところなのでよくわからない。
そういうわけで、「故障だったらどうしよう」と少々あせってあれこれやってみた。ケーブルをつなぎ替えたりカートリッジを交換してみたり、SK-EXにLPを入れてみたりした結果、どうやら静電気によるノイズのようだ。ああ、助かった。LP3枚ほど同じようなノイズが出たので故障かと思った。
そんなわけで、このところDVDオーディオばかりきいていたので、今夜はレコードでワーグナーの「クラリネットと弦楽五重奏のためのアダージョ」をきいている。そして温かいものを食べたら少し心がなごんだ。 2011.1.12
昨日の午後、まだ買っていなかったレナード・コーエンのCDが一枚届き、それをきいていたら、なんか突然憂鬱な気分におそわれてしまった。「やばいぞ」と思ったんだけどすでに遅く、どんどん気分が悪くなる。
きいていたのはこれなんだけど、多分このCDが悪いってわけじゃなくて、寒さとか僕の心の状態によるものだと思う。近所のスーパーマーケット三軒行って探しても「キャラウェイシード」が見つからんしさ。
それで、LPをかけたらブツブツ・ブツブツとノイズが出て、「あれれ」と思って3枚かけると、全部似たようなノイズが出て、「こりゃ、フォノイコライザーが故障か」と思ったわけだが、どうやら故障ではなかったらしい。欲求不満がたまっていたり、恋人に去られたりした後なんか、こういう微妙できわどいところで物や人を信じられなくなる場合ってのもありますよね。
だから、今日はこれをポチして楽しいことを考えることにした。そういうもんでしょ? 音楽ってのは。
ふーん、けいおん! 琴吹紬 は6400円なのか。なるほど。
近所のスーパーじゃキャラウェイシードがなかなか見つからないもんだからザワークラウトが作れない。しょうがないからWebで検索をかけるとAmazonで売っている。100g(多い!)300円だけど送料が525円で合計825円。売ってるのはアメ横の何とか商店だから、アメ横まで買いに行けばいいんだけど、寒いし面倒だからポチしちゃった。で、「そうだ、中国料理を一緒に習っているおばさまはきっとキャラウェイシードを欲しいって言うな」と思って電話したら、「OK、喜んで半分引き取るわ」とのお返事をいただいたが、携帯に電話したので、電話代が200円ぐらいだった。お好み焼きやのゆうちゃんから5000円借りてきて、全部パチンコで負けてもうたから、乾物屋の中西に8000円借りた。そやから ゆうちゃんに3000円返して2000円だけ競馬をやったら19000円勝ってしもた みたいなもんか?
やっぱり今日一番の出来事は、17時35分頃、国際宇宙ステーションの通過を聖橋の上から目視したことだな。iPhoneで北西を確かめたらピッタリの方向から出てきて、月の横を通って行った。 2011.1.14
さて、去年の夏にベイシーに行ってから、ずっとカートリッジは「音のエジソン」製の「Studio」というものだったのだが、一昨日からオルトフォンのSPU、外見はGOLDだけど中身はREFERENCEというものにしてきいてみた。この二つはとても音が似ている。太くて暖かい音だ。かつて、僕の装置ではSPU系が良く鳴ったためしはなかったのだが、この数年は良い感じで鳴る。カートリッジは同じなのだから、こちら側の問題なわけで、僕や僕の装置が育ったらしい。実にいい具合だ。
そこで、久しぶりに今日はカートリッジをZYXの最高級機種4Dに戻してみようと思う。僕は割と中庸な路線を外さないようにしているので、もちろんZYXのカートリッジを使えば、あの繊細で空間感のあるサウンドになるはずだ。
このところ、高級コンパクトデジカメはキヤノンのS95的な「レンズが明るくて、平坦でちょっとツルンとしたボディ」の物が流行っているみたい。新しいオリンパスのXZ-1もそんな感じで確かに開放f値が1.8〜2.5ってのは魅力かもね。でも、僕はリコーのCX4でどこまでやれるのかを試してみようと考えている。価格.comの書き込みとかを見ていると、「APS-CではA4までのプリントしか耐えない」なんて書いてあって、まあそういうことを言いたい気持はわからなくもないが、カセットテープなのにすごくいい音で録音されたものをきいたこともあるからさ。あれは桜井卓さんがバリオホールにいたときに録音したものだった。音だけ良くて演奏内容がつまらない録音なんて山ほどある。
コンパクトデジカメのズームって,望遠側35mmで広角側28mm望遠側100mmぐらいまであればOKという人にはキヤノンのPowerShotS95とかオリンパスが2月に出すXZ-1なら最高だろうと思う。新藤さんが「これで仕事できちゃう」って言っていたけど、確かにそうかも。最近の僕はちょっと欲張りになっていて、望遠側をもう少し頑張って35mm換算200mmぐらいまでいけるといいなあと思っている。ニコンのちょっとごついやつが28mm〜200mmだったかな。あのぐらいだとなかなか魅力的だ。カメラとしてのランクが違うんだけど、近頃使い始めたリコーのCX4は35mm換算28mm〜300mmで、ボタンを横に倒すとすぐに1cm(広角側)の接写が出来て、ボタンを押すと露出補正ができて、とても使いやすい。心憎いほどの操作感だ。接写や露出補正をするのにメニューボタンを押して項目選んで階層を降りてってOKして、戻すにはまた逆の操作をするカメラなんて二度と使いたくない。そんな面倒な操作をするぐらいなら一眼レフを使った方がマシだ。
これはCX4の300mm相当で撮った。
明日は戯れる会例会で楽しみ。やっぱり集まってあれこれきいたりするのが楽しい。 2011.1.14
今日の戯れる会例会は盛り沢山で面白かった。参加してくれた7人の人たちも、いろいろな成果を持ち帰ることができたと思う。カレーも食べて満腹だ。
DVDオーディオのマルチCh再生から始まって、CD、ジミ・ヘンのシングル盤、モノラルLP、もちろんステレオのLP、そしてDACの試聴、初登場のmpd+ALIX3D2ボードってやつ、ルビジウムのクロックケーブル3種類試聴、ルームチューン材の試聴などなど、とにかくやることが多かったし、しかも音の変化が手にとるようにわかるしで、大変面白かった。でも、すごく疲れた。明日はお菓子作りとデジカメの会でクルミのタルトを作る予定で、夜は皮から手作りの餃子と焼売パーティだ。おいしそうだなあ。 2011.1.16
今日はクルミのタルトを作って、それはこんなもの。この写真はCX4で撮って、MacOSについているプレビューというjpgだのpdfを見るためのソフトで色調を補正(自動)してリサイズをした(OS10.6からこれができるようになった)ものなので、PhotoShopを使っていない。そして、夜は皮から手作りの餃子と焼売を作って食べた。とってもヘルシーだけど、ちょっと風邪気味って感じの人もいたので、あぶないからジンジャーシロップ飲んで早く寝よう。みんなが帰ってから一人で音楽をきいているが、音はとても良い。1/23はアニメソングでFirefaceコンサート、そして今年から毎月月末はRockDayをやることにしたのだけれど、とにかく音は絶好調だから、みなさんどうぞ楽しみにしていて下さい。 2011.1.16
Macのプレビューは、色調補正やシャープに加えて、切り抜き(トリミング)とリサイズが出来るようになり、文字も入れられるようになったので、これに加えてPhotoshopの「スタンプツール」と「自由変形」が装備されれば、プレビューでほとんどのことが出来ると思う。おせっかいなPhotoshopElementsよりストレスが少ないかも。自動レベル調整を両方でやってみると、Photoshopよりプレビューの方が気が利いた色にしてくれたりする。もちろん、Picasaでも十分だ。GIMPはもっと高性能で、なまじPhotoshopに近い機能なのでかえって不満が出たりするところが面白い。
「ダンカン22才年下の女性と一緒のところを写真に撮られる」か、芸能人は大変ですね。ダンカン氏は二年ほど前にたけし軍団の若い人と一緒にStudioK'sに来て皿まわしを教えたことがある。
さて、そろそろAudioBasic誌の取材が始まる。仕事をいっぱいやりたい。
スティングの来日公演があるためか、J-WAVEでよく「Englishman In NewYork」がかかる。ポリスじゃなくて、ソロになってからのスティングとして一番有名なこの曲の訳詞と解説はこちらがよいと思う、興味のある人は読んでみても悪くないんじゃないかな。
上のサイトの記事を全部読んだわけではないのだが、まあとにかくとても詳しい人がいるもんだと思う。今のところ僕が一番好きなのはジョン・レノンの「Love」のところだ。
先日、偶然ある所で、故富樫雅彦の弟さんという方(定年退職後ジャズ歌手をやっている)と話をした。彼は、電車の中での若者二人の会話「お前、日本がアメリカと戦争したって知ってる?」「まじっすか?」をきいて、本当に驚いたと言っていた。僕はその時に真面目に考えてみた。1952年生まれの僕にとって明治維新は物語の中のことで、27才年上の父にとっても多分明治維新は遠い出来事だろうと思う。まあ、それ=明治維新(内戦)より大きな外国との戦争をしたわけだから、そちらの方が重く強い記憶なのは当然だとは思うが。明治維新は1867年で、100年後の1967年の段階で「明治は遠くなりにけり」だったわけだ。太平洋戦争における日本の敗戦は1945年8月で、もうすでに65年経っているから、あと15年もすればやはり太平洋戦争における敗戦は遠い昔の出来事になっているのだろう。
ほんの少しだけ風邪っぽいので、今夜は早く寝ることにしよう。明日の夜は音楽喫茶やってます。 2011.1.17
土曜日の戯れる会で風邪をいただいたような気もする、二日ほどの潜伏期間を経て、少しだけ頭が重い。まあ、よく寝るようにしているし、ジンジャーシロップ飲んで楽しいことをやっていれば何とかなりそうだ。
年末に愛用のAKG K143から音が途切れるようになったので、ダイナミックオーディオ5555から修理に出し、ちょうど正月の金沢行きがあったので仕方なく、千葉のサウンドハウスで送料込み7000円弱で新品を買った。そして線が切れた方の修理が上がってきたので、ほぼ同じヘッドフォンが二つになった。まあ、よくあることです。
千葉のサウンドハウスから送られてきた新品のK143をきいてみると「ひどく硬い音だな」と思った。それでiPhoneにつなげてiPodから最大音量にしてエンドレスでPLACEBOやらなにやら、ロックを二日間ほどかけっぱなしにしておいた。
今夜は音楽喫茶なので、オレンジシフォンケーキを作って今オーブンに入れたところ。寒いけどお出で下さいませ。
smpeinkd君、Blogのつぶやきにばっちいもののことを書くのはやめにしませんか、僕は時々気分が悪くなるので、もう見ないことにしようかと思っています。
おお、ついにCX4はAmazonで21300円だ。The BeatlesのUSBメモリとどっちがいいだろう? そんなもん比較にならないってか、そりゃそうだ。 2011.1.18
新品のヘッドフォンAKG K143の音が硬いので、僕は「あの故障したやつが早く修理上がって戻ってこないかな」と思っていた。そうそう、修理代金は2940円で納得のいくものだった。それで、ダイナミックオーディオ5555の一階で受け取って、その場で開けてiPhoneできいてみたのだが、音は同じように硬かった。「????」って感じ。
「おかしいなあ、新品で買ったK143より音が硬いぞ」と思った。音の硬さは、音を出している部分の問題よりも、あの細いケーブルのエージング不足の方が大きいのかも知れない。両方を交互に使うことにしよう。
今後AppleはMacBookProから光学ドライブを外してくるのかな。ホームシェアリングを使うと(5台までは)iTunesの中にリッピングした曲をとても簡単にコピーできるようにしたし、これまでDVDやCD-ROMで販売していたアプリケーションをダウロードでバラバラに販売し始めたApp Storeを見ていると、そんな気がする。13インチのMacBookProでも2kg、15インチだと2.5kgだから、持ち歩くには少々重い。光学ドライブを無くしたら、どれだけ軽くなるのかわからないけど、不要な装置は外して軽くなるに越したことはない。まあ、僕は旧型のAirを使える限り使うからいいけどさ。
オリンパスのXZ-1は良さそうだなあ。あれで超接写ができたら欲しくなっちゃうけど、そうはいかない。画質の良いコンパクトデジカメが沢山出て売れてくれるといいなと思う。
CX4の設定はついにISO200を上限ってことになった。手ぶれ補正機能が付いているから、これで頑張ってみようかなと思っている。
最近のパソコンにはさまざまな自動機能が付加されていて、ひどく誰かを罵ったりすると、サーバーがダウンしたり文字化けが起きるのだろうか。僕も気をつけようっと。
今日は相変わらずの軽い風邪で、昼間は横浜の先で撮影&取材だった。今日も早く寝よう。 2011.1.19
今日は1月20日。3年前の今日、どんな気持で3年後の今日をむかえるのだろうと思っていた。なるほど、こんな気持かと思っているところ。なんと、風邪で喉と頭が痛いのだった。こういう時は逆療法でガンガン身体を動かすのが良さそうだから、午前中にWiifitをたっぷりやってやろう。日射しがとても明るくて、風邪をひいているけど心は元気だ。
一ヶ月近く使ってみて、Eye-Fi Connectはとても便利でやめられない。CX4はイメージャーが小さいのでISO200を上限にしておくと、かなり満足かな。まあ、このあたりは人それぞれだろう。2万円ちょっとで買えるコンパクトデジカメとして、CX4はなかなか良いと思う。パート31の写真はオルトフォンのSPUの写真と、「パン屋たね」外観の写真を除いて、すべてCX4で撮っているのだが、徐々に慣れてきていて、弱点をさらけ出さないような使い方をつかみつつあるかも知れない。
風邪で頭と喉が痛いというのに、Wiifitをやったらヘディング上級三回連続パーフェクトだった。過去に5回だったか連続パーフェクトという記録があるのだが、3回やってやめておいた。ホントに風邪ひいているのかね。さて、今日は原稿書きと画像処理、音楽は何をきこうかな。だんだんPERFUMEが好きになってきたので、あと何枚かCDを買おうかなと思っている。
「浅川マキの世界」「少年」「紀伊国屋ホールのライブ」「ブルー・スピリット・ブルース」「裏窓」「山下洋輔トリオとのライブであるMAKI IVI」ここまでが僕のおすすめで、僕はずっとLPできいているけど、LPをきかない人にはこちらの紙ジャケがいいかも。とりあえず、ライブの二枚を紹介しておきますね。浅川マキって、ジャズとブルースとフォークとロックと歌謡曲のすべてに属していた、すごく希有な存在だったのだと思う。
StudioK'sのあるここら一帯は、東京医科歯科大の建物による電波障害の補償で、東京ケーブルTVから無料で地上波TVとFM、AMが配給されている。でも、スカイツリーが出来上がると、東京タワーとは方向が違うので電波障害の補償は受けられなくなるそうだ。さて、どうしたらいいんだろう。大家さんから分配してもらうしかないのかな。 2011.1.20
ビスコティというお菓子を初めて食べたのはいつだろう? スタジオでモノクロームの写真展をやった時に、誰かがスターバックスのビスコティを持ってきてくれたのだと思う。「何これ?」って言ったら、誰かが「コーヒーに浸して食べたりするのだ」と教えてくれた。あれは確か10年近く前のことだ。4年か5年前にキッシュの台を作りたくてWebで検索をかけた時に見つけたサイトにビスコティの作り方が出ていて、自分で作ってみたのが自作ビスコティの始まりだった。
あの頃はデロンギオーブンしか持ってなかったから、当然デロンギオーブンで作ってみると割とうまく出来た。デロンギオーブンは10年ほどよく使ったから、良さも限界も十分理解しているつもりだ。2006年の大改装の時に大きな北欧製のガスオーブン(ASKO)を入れたので、これでデロンギオーブンでの不満はすべて解決かと思ったがそうでもなかった。よく、オーブンはクセがあるという言い方をするけど、本当に全然違う。リンナイのコンベクションオーブンも使ってみたが、これは色々不満があり手放した。でも、リンナイだとビスコティはとてもうまく大量に焼くことが出来た。でも今はないから、この一年ばかりビスコティはうまく焼けなくなってしまった。「くそー、せめてデロンギオーブンがあればなあ」と何度も思った。でも、デロンギオーブンはこれまで二台買って、「もう必要ない」と考えて二台とも友人にプレゼントしているので三台目を買うのはためらわれた。仕方がないので、今あるオーブンでビスコティをイメージ通りに焼く方法を半年ほど考えてみていた。
オーディオでもよくそういうことがある。「ここであのアンプがあればなあ」とか思う。部屋とお金と情熱がある人の場合だと、何セットもの部屋を持ったりする。有名な横須賀の三上さんのお宅なんか本当にすごい。そして見事なぐらいどの部屋も一貫して色っぽい音がする。
仮に財力があったとしても、僕はメインのオーディオ装置を一つでいくタイプだと思う。自宅用や厨房用のサブシステムなどは別に持つにしても、メインの装置は一つで、クラシックもロックも弦も声もピアノもモノラルもマルチも、やさしい音も激しい音も一台で表現したい。財力は別にして、三上さんやグリーンノートの杉岡さんみたいな才能を持ち合わせていない。
オーディオは、そんなわけでメインの装置一系統でやっている。だけど、扉がついていて中に熱源があって食材を入れて焼く道具を、僕は今3台持っていて、時々もう1台欲しくなったりする。もし目の前に200V仕様で、上下に熱源があって、スチームが出るオーブンの中古激安なんてもんがあったら、ムラムラしちゃうと思う。バカだねまったく。いやまあ、僕のバゲット作りもその段階まできたってことなんですけどね。
この前ビスコティを焼いたのは去年の8月1日にベイシーに行った前日だったから、89101112、約半年間頭の中であれこれ想定して、対策を考えて、昨日久しぶりにパナソニックの「三つ星ビストロ」で焼いてみたら、かなりうまくいった。あともう一歩でほぼOKのところに入った。こんな風に、写真もオーディオも料理も、あれこれ頭を使って考えてイメージ通りの状態にもっていくことを楽しんでいるのは確かだ。
そんなこんなで、多分デロンギオーブン三台目はポチしないで済みそう。 2011.1.21
さて、今日はマルチフォーカス・チューニングの取材、そして明日はFirefaceコンサートだから、今日中にシフォンケーキも4個作らなくちゃいけなくて、けっこうタイトなスケジュールだ。
PCオーディオfanWebに連載中の「PCオーディオを巡る冒険の第三回」がアップされました。読んでみて下さい。
そういうわけで、夜7時にスタジオに戻り、明日のために残り二個シフォンケーキの一個目をオーブンに入れて、やれやれと思いながらコーヒーを飲む。まだ少しだけ喉が痛いけれど、コーヒーを美味しく感じるので体調は戻ってきていると思う。音楽もそうで、体調が悪いときは楽しく音楽をきくことが出来ない。この一時間はスタジオの厨房にいたのだが、iPhone+AKGでマイケル・ジャクソンをきいていた。そろそろアンプも温まってきたから、スピーカーから音を出そうかな。
明日はFirefaceコンサートで、初めてRMEのBabyfaceという小型のオーディオインターフェースの試聴会だ。そして、初の試みとしてアニメソングのみで試聴をする。これは僕にとって大きな一歩だと考えているので、明日は今後にとってとても重要な日だ。今夜、あと約一時間後、本日四個目のシフォンケーキをオーブンに入れた頃、シンタックスジャパンの若い人が明日の下準備のためにスタジオに来ることになっている。そんなわけで、今日はよく働く日だ。仕事をするのは楽しいし、もっとたくさん仕事をしたい。 2011.1.22
Firefaceコンサートのために、朝からスタジオ内を片付けている。日頃やろうと思っていながらやれていないことも多いので、良い機会だと思ってアチコチ片付けたり、掃除をしたりするので、隔月ぐらいでイベントが入っていると良い。今日のFirefaceコンサートは午後2時からだが、11時には全員集合なので、あと2時間しかない。それまでにあれこれやっておくことがある。
昨日わかったこと、Perfumeに曲を提供している中田ヤスタカは、代官山のAIRというクラブでDJをやっているそうだ。この一年ほどご無沙汰しているけど、AIRの社長は何度もStudioK'sに来たことがあって、ある時期は毎月何回も会っていた。今度遊びにいこうかな。禁煙のクラブがあればなあ、って思う。僕はものすごく小規模なクラブをやりたいと思っている。そして、それは音楽だったりダンスだったり、写真だったり、料理だったり、ただそれだけなのだ。13年以上かかって、まだぜんぜんうまくいってないけど。
アニメソングによるRME Babyfaceの試聴会は盛況だった。ものすごい熱気ってやつかな。けっこう良い曲があって、「なかなかいいね」と思ったし、何度もきいた曲のメロディが頭の中で鳴っている。こんな風にして、好きになればきっと気に入る曲や歌手にも出会えるに違いない。そのうち「アニメソング音楽喫茶」とまではいかないにしても、戯れる会の例会や火曜日夜の音楽喫茶では気に入ったアニメソングをきいていそうだ。
みんなが帰り、一人スタジオに残るこんな夜は、弦楽器のレコードをかける。そして、とても安らかな気分になる。
でもとにかく疲れたので、夜更かしはせず早く寝よう。この二日間は極めて充実していた。そして、とにかく今年は新しい展開になるように意識して行動し始めている。今週はちょいと風邪をひいちまって、治りかけではあるが、基本的に健康でいて、そして健康な心でいて、去る者は追わず、好奇心と能動性と、自らの感覚を信じてやってゆく、それしかできない。 2011.1.23
少し配合を変えたのだが、一昨日作って昨日のFirefaceコンサートで皆さんに食べてもらったシフォンケーキは良い感じに出来ていた。しばらくこれでいってみよう。配合というのは、玉子(特に白身の量)、砂糖、サラダオイル、粉の量、そして水分で、あとはメレンゲの立て方、焼成時間と温度、これらの組み合わせなのだが、無限と言えば無限だ。
ジンジャーシロップ作りも随分苦労したが、鈴木式電動ジューサーを手に入れて、1kgの生姜から850ccの水分を取ることが出来るようになった。最初は675ccだったから、ものすごい改善だと思う。春のマーマレード作りも一番効率の良いポイントを見つけつつあるので、何年かの期間を要したけれど、僕が作っている三つの食品はそろそろ安定期に入りつつある。 2011.1.24
夕方、上野に出かけたので久しぶりに「ウエスタン」でコーヒーを飲む。濃く、そして深く、味がある。でも強烈なので、当分(明日まで)コーヒーは飲まなくても良さそう。夜は音楽喫茶なので、スタジオに戻ってパワーアンプのスイッチを入れたところ。
うーむ、これからどうなっていくのだろう、コンパクトデジカメと携帯電話。
その都度ここに書いたりはしないけど、2008年2009年は予想もしなかったひどいことが沢山起きた。でも2010年は「禍福はあざなえる縄のごとし」という感じの展開も見えてきて、良い事と悪いことが交互に起きたり、すでに起きた悪いことのおかげで良い事が始まるというような年でもあった。2011年がどうなっていくのかはまるでわからないが、とにかく今年はさらに新しいことをやり、さらに活動的にしようと思っている。それでか、おかげさまで1月は予想以上に動きのある月になっている。ほとんど草の根運動みたいなことをやっている気もするけど、しぶとくやり続けないとね。
火曜日夜の音楽喫茶を終えて、アジアカップ日本韓国戦を見ている。 2011.1.25
そりゃないだろう、残り30秒。勝利を掴むのは厳しい。川島えらい!!
PerfumeのCDは二枚になった。ちゃんときくものをいっぺんに全部買ったりはしない。
「チョコレート・ビスコ」だと思って、「こいつはいいや、仲良しの好物だ」と思ったら、「チョコレイト・ディスコ」だった。
最近の戯れる会では、ALIX 3D2 Voyage MPDというものが流行始めているらしい。これって最先端なんでしょうかね。僕はよくわからないので、一人おいていかれて乗り切れずにいる。まあ、それもいいじゃないですか。会員の皆さんのところであまりに結果が良ければそれはそれ、落ち着いたところで考えることにしましょう。
どうして日本は太平洋戦争をやり、敗戦後に僕らは生まれ、その時代にとって当たり前の教育を受けて今に至り、これから世界や日本はどうなっていくのだろうと、こんなことを最近考えている。ここに政治的なことを書くつもりは毛頭無いが、とにかく誰も政治家を尊敬していないもんなあ。
次にどこか遠くに出かけるなら、小樽に行ってみたいなと思い始めている。こういう風に書くとけっこう実現するもんだよね。 2011.1.26
今日と明日とも、午後は取材で出かける。
とにかく、僕にはやりたいことがある。だから、ちゃんと説明して、何回でも同じ事を繰り返し繰り返し説明して、協力してくれる人、参加してくれる人、楽しんでくれる人、そういう人たちを増やすための努力だけは惜しまないことにしよう。
去年の夏の暑さは耐え難いものだったけど、今年冬は寒い。若い頃は夏が好きで冬が大嫌いだったが、今は夏の暑さの方が嫌いになっている。さてさて、取材から戻ったので、食事の支度をしつつ原稿書きをやり、音楽は何をきこうかな。同じ物ばかりきく傾向があるので、たまには目をつぶってレコードを取り出したりしてみようか。
僕が使っているL-65というスピーカーの特徴なのか、僕の使い方や部屋との関係すべてによるものなのかわからないが、音がスピーカーにへばりつくことはなく、高いところからきこえてくるし、ソフトによっては高さ方向と横方向に広がりのあるとても大きな画面のような鳴り方をする。初めてこれを体験した人は皆さん「スピーカーとは無関係の高いところからきこえてきますね」と不思議がったりする。でも希にそうきこえない人もいるらしいので面白いなあと思う。多分そういう耳なのだろう。
なるほどなるほど、PerfumeのCDをiTunesでリッピングして、そのデータをfoober2000で再生してみるとfoober2000の方が断然良い。なにしろ声が可愛いくきこえるからね。CUBECEだともっと美音になるのだろうか? これは明日の課題にしよう。こいつはおもしろいま・ま・ま・まかろに。 2011.1.27
またCUBACEでCDが回らなくなった。こういう時はどうやって直すんだったかな。二年か三年前のこのページに直し方を書いてあるヤマハのURLがあるので、それを見て修復しなくちゃ。あ、そうそう、これこれ。例えばですが、最低これぐらいのことをやる気がないと言う人はPCオーディオには向かない。「でもハイレゾ音源はききたい」そういう方にはLINN DSがおすすめです。
http://steinbergverup.yamaha.co.jp/product/faq03.html#176
明日はRockDay、ジミヘン特集だけど、ジミヘンのLPって生きてる時は4枚しかなかったそうで、その後未発表テープ発見みたいな感じで沢山のアルバムが出た。紙ジャケ探検隊のトップページを見て下さい。すごいでしょう? こんなのをきかせてもらえるなんて、僕らは良い時代に生きている。でも、さすがに5時間ぶっ通しでジミヘンってのも辛いから、少し箸休め的音源もかけてもらえるらしい。紙ジャケ探検隊の新着にそう書いてあった。 2011.1.28
ジミ・ヘンドリックスの音楽喫茶、TheWho以来の爆音で、ちょっとやばいかも。こんなすごい音でジミヘンをきいたことある人はいないだろうなあ。でもお客さんあまり沢山はいないのでとてももったいない。何とか毎回30人ぐらいは来て欲しい。
iTunesでかけているんだけど、DJのS氏がイコライザを調整して、歪み具合やラウドネスがRock度満点の音になっていて、自分の装置を惚れ直している。とにかくLPもデータも最高の音だ。こりゃすごいわ。
いやはや、やっぱりジミヘンはすごいねえ。久々にRockDayって感じの一日でした。火曜日夜の音楽喫茶も来て下さいね。 2011.1.29
紙ジャケ探検隊のサイトに昨日のことがアップされていて、ウエイトレスのお嬢さんの写真(部分)もアップロードされている。いや、ホントに,何度も書くがすごい午後で、これをききたくてもきけなかったオーディオ愛好家がいたらかわいそうでしたね。
紙ジャケのSさん宅では、この日のためにずっと長い間ジミヘンがかかっていたみたいで、ご家族の皆さんもさぞかしご迷惑だったことだろうと考えて、売れ残ったシフォンケーキを1個丸ごとお持ち帰りいただいた。それで、Sさんからこんなメールが届いた。そうですね、4年間でシフォンケーキを何個作ったんでしょうね。数えてないからわからないけど、500個ぐらいかなあ。それでやっと近頃安定してきたというところでしょうか。
「シフォンケーキありがとうございました 家族はたいへん喜んでおり、家内(どうやら10年くらいお菓子作りをならっているそうです・・知らんかったよ)によると、こんな完璧なシフォンケーキ、信じられないと申しておりました。シフォンケーキって作るのたいへんだったんですね・・」
自分一人の秘密にしておいても意味はないので、希望があればそのうちシフォンケーキ作り講習会もやります。ただ、習ってもすぐに上手には作れないんじゃないかな。でも、「僕はこういうものを作りたくて、こんなレシピで、こんな風に工夫して4年かけて、やっとこんな物になりました」ということは伝えられると思う。 2011.1.30
今日で2011年の1月も終わりだ。なんか、いろいろな事があった一ヶ月だったなと思う。
世の中はこれ以上ないという感じの不況で、明るい話題は少ないし、StudioK'sは相変わらずヒーヒー言っている。でも、今年からはちょっと考えを変えて、新しい展開を試みることにした。そういう1月だった。これまでだって常に新しいことを沢山やってきたつもりだけど、さらに新しいことをさらに能動的にやるってことかな。
その最初の行為が金沢行きで、片道8時間半の夜行バスはちょっと辛かったけど、とても新鮮で楽しいものだったし、このサイトを読んでくれている色々な人にも出会えて良かった。うまく時間が取れれば5月か夏ぐらいにまた、どこか遠くへ行きたいと思っている。
それから、アニメソングによるBabyfaceの試聴会も良かった。そんなこんなでこのところ僕の頭の中では、あの時のアニメソングやPerfumeの歌が鳴っていて、レナード・コーエンをあっちに追いやってしまった。ごめんねレナード、全員とステディな関係にはなれないもので、それはあなたの方がよくご存じでしょう。アニメソングとPerfumeが僕の頭からレナード・コーエンを押し出しの一月場所ですね。 「チョコレイトディスコ」
この無関係の二人バージョンが一番いい感じかもね こんなことが出来るってのはWebならではのおもしろさです。
こちらもかなり楽しいのです。「ウエストサイドストーリー」「コーラスライン」「マイケル・マドンナ」などのアメリカ的なダンスだけではないってことかな。
映画「スラムドッグ$ミリオネア」のラストシーンのダンスとも共通する、インド独特のダンス。
時間のある方はこちらも是非ご覧下さいい。。そして、凶暴なジミ・ヘンドリックスのRockDayには、これまた初めての試みでかわいいウエイトレス嬢がいた(みちよはギターの上に乗ってないだろうね)。「もうこれからは、素敵なウエイトレス嬢と一緒じゃないとDJなんかやってられない、コーヒー代2000円だって安い」と、DJ担当のノイさんと紙ジャケ探検隊のSさんが僕を脅すので、「OK、OK、じゃあ四捨五入したら30才のウエイトレスを毎回呼びます」と答え、これからずっと月替わりでウエイトレス嬢がいる予定です。楽しい人たちだねえまったく。確かにそりゃそうだ、北京五輪の時も美女コンパニオンがごってりいたもんね。
危機的状況は何かを産む、いつもそう思う。なりふりかまわず何かをやってみたり、必死で考えたり、吹っ切れた発想の転換が出来るかどうか、そういうのはものすごく追い詰められた時にこそ辿り着く。そんな中から小さな芽が出てきたりもするし、ほんの少し何かをすくいとれたりして、後で考えるとその小さく少しの何かが元で将来につながったことに気付くことがよくある。 2011.1.31
昨日は床屋に行って、その帰りにラクーアの成城石井に寄ってきた。「スピニングコースター舞姫」の転落事故で遊園地の営業を停止していたから、さすがに人は少なかった。体重130kgで安全バーも固定されていなければやっぱりまずいよね。
中田ヤスタカは石川県金沢市出身ですか、男の書く恋の歌は繊細で初々しくていいね。そしてCUBASEを使っているのもいいね。
今夜の音楽喫茶のためにオレンジシフォンケーキを作り、もうこれでオレンジピールが無くなったので、春になってまた次の無農薬夏みかんがやってくるまでオレンジシフォンケーキは作ることができない。僕が作っているオレンジマーマレードがものすごくジューシーなのは、シフォンケーキその他のためにオレンジピールが必要で、実が余るから、例えば10個分の夏みかんに対して15個分の実が入れてあるという理由によるものだ。
リコーはGXRのライカMマウント用カメラユニットを出すらしい。僕はMマウントのレンズを持っていないからなあ。撮ってて楽しいカメラって、あれこれ欲しいよね。EOS7Dはとても良いカメラで満足しているけれど、いつか余裕ができたらフルサイズに戻りたいと思っている。なんでかな。 2011.2.1
2/26の音楽喫茶は、リン・ジャパンのサイトでも紹介されているイベントなのです。念のため。
今日は朝からジンジャーシロップを4kg分作って、午後一番に会計事務所のおじさんが来て帳簿付けを指導してもらって(会計ソフトがバージョンアップして、使い勝手が変化した)、夕方からはiTunesで音楽をききながら原稿を書くという一日だ。余裕がなくなると、iTunesの出番が多くなるところが面白いなと思う。パソコンいじりはお好みじゃなくて、お金のある人はLINN DSにしてひたすら音楽を楽しむといいですよ。ホントです。DSでradikoがきけたら文句なしだわ。
まあ、そういうこともあって、今月26日(土)のLINN AKURATE DS/KによるRockDayはソフトハード両面で実に楽しみです。ああ、今日は疲れたなあ。帳簿付けに追われてあまり原稿書けなかった。 2011.2.2
この冬は久しぶりに寒い冬だけど、そろそろ少し気温も上がるのかな。久しぶりにEOS KissDXを使ってみたら、困ったことに、7Dの感覚に慣れてしまっていてピントが合やしない。7Dって本当に思ったところにピントを合わせられるカメラで、これまで使った歴代のオートフォーカスカメラの中で一番気が利いている。カメラ総体で一番隙がないのが7Dだと思うけど、ちょっと重いし、昔と違って同じカメラを二台買う気にはなれない。9点クロスAFの60Dはどんな感じなんだろう。7Dと60Dはバッテリーが共通なので、仕事で二台持って行く時など、これに予備のバッテリーを1個持っていれば、ほぼ安心だと思う。そして、60DはSDカードだからEye-fiカードが使えるのも日常的に使うには便利そう。
ただ、Eye-fiカードの無線が届く距離は思ったよりも短くて、スタジオの中だと届くけど、厨房からは届かない。まあそれでもカメラをMacProの横に置くだけで画像が転送され、カードを本体に戻さなくて済むのは助かる。Macはアイコンをゴミ箱に入れなくちゃいけないしね。
ただ、キヤノンはパンケーキレンズみたいな遊びの単焦点レンズがなくて、そのあたりがつまらないから、マイクロ4/3機も楽しそうだななんて思ってしまう。
先日もジミヘンでスピーカーも部屋もいたぶったし、オーディオは絶好調。すごくいい音だ。
このところキヤノンのピクチャースタイルに関して少し思うところがあって、少なくとも趣味で撮る写真に関してはずっと使ってきている「スタンダード」をやめて、「ニュートラル」あたりでいこうかと思い始めている。スタンダードを崩すのって、けっこう気合いが必要なものだよね。ニュートラルってのはこんな感じの色なんだけどね。
そんなわけで、今日はMacBookAirを前に原稿のことを考えて、横に置いたLenovoで帳簿付けをやって、バゲットを焼いて、「丸二年かかったけど、やっとこんな気泡が入るようになったなあ」などと考えつつ写真を撮って、EOSのピクチャースタイルのことも考えながら、PLACEBOとPerfumeをきいている。両方とも頭文字がPだからiTunesだと並ぶのがとても好ましい。そして、一つ二つオーディオの実験もやっている。 2011.2.3
アコリバのバナナプラグを使うだけでかなり音が大きく変化するので、ずっと、これをどう使うと一番良いのかを考えていた。試しにスピーカーのL-65側じゃなくて、パワーアンプのQUAD405に使ってみると、どうやらこれが最も良さそうだった。
QUAD405のスピーカー端子はものすごく接近しているので、ちょっとでも太いケーブルだとバナナプラグを使うしかなくて、僕はずっとオーディオテクニカ製の物をつかっていた。これをアコリバ製にすると、たかがバナナプラグ一つでこんなに音が変わるかと思うほどの大きな変化があり、下手に使うとやりすぎ、いきすぎ状態になる。スパイクを立てた時の効果みたいな高解像度系の方向になるので、音がぼんやりしている事に不満がある方は、アコースティックリヴァイブ製バナナプラグがおすすめです。
もしこのバナナプラグをパワーアンプ側とスピーカー側の両方に使えるなら、パワーアンプ側を優先した方が良さそうだ。音は上流から決めてゆくべきということかも知れない。
4月にジョニ・ミッチェルの紙ジャケが出るんですか。いっそのことUSBメモリでハイレゾ音源も売ってくれないかなと思う。もしHDtracksが「BLUE」と「ミンガス」の配信をしてくれたら、当然、即ダウンロードだけど、残念ながらそういう話はまだない。
今の20代の人たちがが将来1950年代のJazzなんかをきくようになるとは思えないから、ブルーノートのハイレゾ音源なんて、あと10年以内に出さなければ、欲しいと思っている人の1/4ぐらいがあの世へ行ってしまいますぜ。と、レコード会社に言ってあげましょう。
丸一日きき続けて、LPからの音もきいてみて、QUAD405とアコリバのバナナは実に具合が良いので、QUAD側の端子をアルコールでクリーニングして使うことにした。
そして今日の夕方届いたものはこちら。BeatSound誌の最新号とPerfumeの「トライアングル」。BeatSoundではこの号から2ページの連載「一期一音」を書かせてもらうことになった。タイトルは編集長の武田さんがつけてくれたもので、実は今日BeatSound誌が届いて初めてこのタイトルを知り、いいタイトルだと思って嬉しくなった。僕が書いた原稿を読んだ武田さんがタイトルをつけてくれたのだが、このタイトルを知ったことにより僕の中で「今後、ああいうことを書こう、こういうことも書けるな」とイメージが広がった。コラボレーションというのはそういうものだと思う。僕という人間に秀でたものがあるとすれば、誰かと一緒に楽しんだり協力してもらったり、他人に影響を受けてグングン自分が変化していったりというあたりなんじゃないかなと思う。それはともかく、この写真に写っている二つの物が2011年始めの僕をよく表現している気がする。
そして、このBeatSoundでは僕と一緒に「紙ジャケのS」さんもデビューしている。どうやら僕たちはそういう関係らしい。
今日は午前中にMyAudioLifeの取材だった。すごくいい感じの音で良かった。スタジオに戻ってでかい音でPerfumeの「トライアングル」をきく。というわけで、頭の中がテクノになっている。徐々に感情や大人の部分を織り交ぜてきているところが良い。そんなわけで、だんだん好きになる 気になる 好きになる Kiss&Music。色々な音楽を大好きになれるのって最高に幸せだと思う。幅広い年齢、幅広い職業の人たちと色んなことを一緒に楽しめるのって最高だと思う。God-zillaさーん、次はPerfumeですよ。
さて、撮影してきた画像をさっさとMacProのHDDにコピーして、そして書きかけの原稿をさっさと書き上げよう。このあたりから一気に加速しなきゃね。 2011.2.5
近頃、白湯を飲んでいる。もちろんコーヒーもジンジャーエードホットも飲んでるけど、そうですね、コーヒーを一杯減らして、白湯を二杯飲むって感じかな。その方が身体には良いみたい。そんな風にして健康を維持しつつ原稿書きにいそしむ日曜日だ。
昨日お台場に行ったら、レンタルバイクショップがあった。若い頃からある年齢まで(StudioK'sをつくった1997年には250ccのバイクを持っていた)、10台以上のバイクに乗ってきていたから、時々二輪車に乗りたいなと思う。スピード違反で捕まる心配なしに北海道や九州をツーリングできたら楽しそう。スキーとかバイクはロジェ・カイヨワの「遊びと人間」の中では「目眩の遊び」に分類されるのではないかと、「なんで山登るねん」の高田直樹が書いていた。そう、スピードは麻薬的に楽しい。子供が手を広げてクルクル回ってフラフラして遊ぶみたいな、幻覚的な楽しさだ。スキーは空気がきれいで景色がきれいで風の音がきこえるのが最高に楽しい。あの感覚はある種の音楽の楽しみとも共通していると思う。
だから、僕は下手だけどバイクとスキーが大好き。でも今はバイクを持ってないし、今年は雪が多そうなのにスキーにも行けないから、春になったら東京ドームじゃない場所のジェットコースターに乗りに行ってやろう。そんなことを夢みてシコシコとJEDTで頭の中にある何かを文字に変換してゆく。
あ、そうかMusicTO GO !の佐々木さんもBeatSound誌デビューですね、じゃあ佐々木さんと紙ジャケ探検隊のSさんと僕はそういう関係なんですね。ってどういう関係だ? 2011.2.6
明日の夜は音楽喫茶です。そして、こんなレコードをきこうかなと思っている。当然ながら国内盤ではない。4年間数百個作り何十個も失敗した成果で、このところシフォンケーキも良い感じでできるようなっていて、自分で食べてみてもおいしいと思うところに入ってきていますので、どうぞお越し下さい。
ゲイリー・ムーアが亡くなったのですか。僕はゲイリー・ムーアって名前は知ってたけど、演奏はまったくきいたことがなくて、戯れる会の例会でGod-zillaさんに教えてもらって、すごく良かったのであれからCD5枚ぐらい買いました。僕たちはそういう関係だったのね。
ゲイリー・ムーアは58才、誕生日は僕と一ヶ月しか違わない、3月生まれと4月生まれで日本だったら学年が違うけど、ほぼ同い年だ。やっぱりやりたいことは後に回さず先にやろう。それはともかく、最初に教えてもらったCDをきいているのだが、「I Had A Dream」のギターは本当にカッコいい。あれは落語家の話芸みたいなギターだと思う。
このところiPhoneの同期がうまくいかなくて、どうしたものかなと思って調べたら、ボイスメモに問題があるエラーらしかった。仕方なくボイスメモをいくつか削除したらうまく同期した。MacProのバックアップも何だかヘンで、仕方なくバックアップ用HDDを全部消去してみたがそれでもダメなので、アプリケーションのバックアップを除外して、最初はそれでもダメだったのだが、何かの拍子にバックアップが始まった。どうもコンピュータはよくわからない。とにかく原稿書いて寝る。 2011.2.7
どうも原稿書きの季節は寝るのが遅くなる。いかんなと思うけどしょうがない。なるべくさっさとやろうと思っているが、ひっかかり始めるとそうもいかない。僕はオーディオ雑誌に書く以前から時々文を書く仕事をしてきているが、雑誌の原稿料ってのはあまり高くなくて、しかも20年ぐらい同じ金額だと思う。だから、一つ一つマジメに書くとものすごく効率の悪い仕事で、どうしてもスペックとか会社の概要みたいなことばかり書いてある記事が多くなるわけだ。でも、今はWebで調べられるから、カタログみたいな記事は意味がない。それで、僕は素人だからという理由で、スペックその他を書くことを出来るだけ避けている。あまりよくわからないことを、わかったように書いても意味はないと思うのだ。それはそれとして、そんなわけで、ますますライター稼業は辛くなってるんじゃないかな。写真撮影業もライターも似たようなことが起きている。
近頃EF50mmf1.8(9000円ぐらいで買えるレンズです)が好きになっている。ズームで手ぶれ補正付きレンズは便利だけど、そういうのは仕事用でいいやみたいな気分でしょうか。やっぱり単焦点レンズはいいなあと思う。f2.8でいいから適当な大きさの単焦点レンズがあるといいんだが、キヤノンには意外にそれがない。あるんだけどUSMじゃないので、それがちょっとねって感じ。50mm以外でf1.4だの1.8で定価が10数万ってのは高い重いで現実的じゃない。
突然エスプレッソが飲みたくなって、午前中にエスプレッソを飲んでいる。マシンは二台買ったが、今は二台ともなくて、マキネッタ(直接火にかけるヤカンみたいなやつ)を使っている。マキネッタもアルミ製にステンレス製などなど、デザインに凝ったものやらあれこれホントに色々、全部で8種類ぐらい買って使ったけど、右側の一番ポピュラーな八角形のやつが最も使いやすいのだった。まあ、よくある話です。
クレマ(泡)はマシンじゃないと出ないので、クレマが欲しい人はマシンを使うしかないんだけど、イタリアの家庭ではマキネッタの方が多いんじゃないかなあ。どうなんだろう。エスプレッソは濃いのだが、このところ白湯を飲んでるから薄まって良いかもと思う。 2011.2.8
大相撲八百長疑惑、わがオーディオ界はどうなんでしょうね。
いつも書いているけど、オーディオって勝ち負けのない世界だから、(応援団はいても)八百長はない。ただ、何かで勝ち負けにこだわるような状況になると、そんなこともあり得るかも知れないのだが、もはや体力がなくて金なんて使えなくなってるんじゃないかな。
戯れる会では今「Voyage MPD」ってやつでちょっとした盛り上がりを見せている。僕自身は静観を決め込んでいて、例会であれこれ比較してみてからでもいいやみたいに思っている。かつての「ノイボックス」同様、これだって商品化して売り出して、宣伝費用や保証、小売店の利潤やらなにやらを入れれば、当然ながら純粋な原価の5倍以上のものになるだろう。
たまたまそういうことになっているから、戯れる会の会員はほとんど部品代+アルファみたいな値段で手に入れて、いち早く自分のところできくことができる。まあそれは戯れる会の特典ってやつだからしょうがない。僕はタレントをかかえたマネージメントみたいな役割で、場所だの情報だのと共に人間関係のシステムを提供していて、その代わり会費を頂戴している。だから、そのシステムをうまく使ってくれる人が増えてくれれば嬉しい。というわけで、今度の土曜日は戯れる会例会で、非会員の参加もOKですから、ご興味のある方はどうぞ申し込んでご参加下さい。
スカイツリーが出来上がると厨房のFMチューナーでJ-WAVEをきけなくなる。この問題を解決するため、今からあれこれやってみている。1)Lenovoや余っているLet's noteでradikoを使う 2)iPhoneでradikokを受信してAirMacExpressに送る 3)東京ケーブルTVに加入する 4)FMはきかない とりあえず、1)を試してみた。LenovoもLet's noteも無線LANカードが入っているので、今日の昼頃まずLet's noteCF-Y2を使って無線でradikoを受信?してJ-WAVEをきいてみた。音が出てしばらくするといきなり「チョコレイト・ディスコ」がかかり「おお、そろそろバレンタインデーだもんな」などと思いながら、こいつは春から縁起が良いと思ったのもつかの間、曲の途中でバタッと音が止まった。「そりゃないだろう」一緒に歌っていたのにどうしてくれるんだ。ロケット打ち上げ失敗みたいな気分だった。Let's noteの画面を見ると何やらアラート画面が出ている。クソッタレのWindowsめ、Macならこんなこと絶対にないのになと思いつつ、今度はLenovoで受信してみると、Let's noteよりは長時間音を出していたが、やはり1時間弱で音が出なくなる。有線のLANケーブルを引っ張っていくわけにもいかないし、ここは無線しか方法がない。しょうがないから次はiPhoneで試してみるか。iPhone+ヘッドフォンでradikoをきいててもいいんだけど、宅急便屋さんが来た時なんかに、チャイムがきこえなかったり、ケーブルを引っかけたりするので、スピーカーから音を出したいわけ。 2011.2.9
ふーん、ニコンも広角側の開放f値1.8のコンパクトデジカメ発表ですか、24mm〜100mm相当ね。やっぱりツルンとした感じのデザインで、このタイプがキヤノン オリンパス ニコンの三社から出てきた。でもニコンのはイメージャーが小さいのかな。今はこういう明るいレンズでツルンで高級なのが流行り始めているらしい。それもいいよね。ニコンのカメラはもちろん使ったことあるけど(銀塩時代)、自分で所有したことは一度もない。
これはAETが新しく開発した制振用チップで、二種類あって材質が違うらしい。機器やケーブルに貼ったりするもので、僕はそういうのを貼るのがあまり好きじゃないから使っていないけど、細かい音にこだわる人はどうぞって感じかな。明後日の戯れる会例会では、こんな物も含めていくつか音に関する実験をやりたいと思っている。最先端らしい「Voyage MPD」ってのもやって来るらしい。僕はとりあえずLet's noteCF-T5でいいよと言っているけど、あまりにすごければ乗り換えるかも知れない。オーディオ機器との関係は恋愛関係に似ているけど、乗り換えたところで機器が怒って音を出さなくなったりナイフで刺すなんてことはないし、よりを戻すのも自由だから、まあ好きにやればいいんじゃないですかね。
今日は撮影で出かけて目からウロコというか、認識不足でしたと頭を下げてきた。まあ、ここに詳しくは書けませんがブツは「レーザーターンテーブル」です。 2011.2.10
今日は東京も雪だ。昨日は原稿を一つ送ったし、写真も撮ったしで、今日はちょっとお休み。Perfumeの東京ドームDVD鑑賞。 2011.2.11
今日は戯れる会例会、やることはあれこれあって、楽しみ。そして、明日スタジオで行われるイベントのためにシフォンケーキを最低三個作らなければならないので、午前中に玉子を買ってきて、そして、今日のどの時間に作ればいいんだろう? 昼までに一個焼き、そして例会の第一部が終わったら一個焼き、例会の第二部が終わってからまた一個焼くというような隙間のない次回配分になりそう。
うーん、さすがに疲れたなあ。そして、いつもながら戯れる会例会の内容は濃く、本気で真剣だった。ゲイリー・ムーアのソフトもCD&LPきいたし、ケーブルの試聴もしたし、「Voyage MPD」もきいたし、ルームチューニングの実験もやったし、ヘッドフォンアンプもきいた。今は夜の11時半で、三個目のシフォンケーキをオーブンに入れたところなので、これが焼き上がるのは63分後だ。仕事をするのはとても好きだから、きついとは思うけど嫌だなんてことはまったくない。
20人ぐらいの人が集まって、ティパーティなんかをするのにスタジオK'sを使ってもらえたらなと思う。禁煙で、貸し切りです。あるいは、小規模な生ギターの演奏会などで借りてくれる人がいたらいいなと思う。そんな企画があればご相談下さい。 2011.1.1
今日は、スタジオで調律師の皆さんのイベントがあって、音楽も沢山きいたし、話もあれこれした。またまた、知り合いの話が出てビックリだった。世間は狭い。ちょっと疲れたので何とか今日中に寝たい。明日からまた原稿書きだなあ。 2011.2.13
一昨日の戯れる会例会で、ルームチューンの実験をした時、最後にスクリーン奥の天井に取り付けてあった吸音材を発泡スチロールの反射板に交換してみると、これがけっこう音が変化する。単に変化したから良いと思ったのかも知れないけど、そういうのは長い時間をかけて検証するしかない。とりあえずこの状態でいくことにした。
「Voyage MPD」はこれで二回音をきいて、十分に可能性を感じている。僕の場合はとにかくマルチCh再生をやりたいので、いまのところ乗り換えることが出来ない。もし、FirefaceUCを使ってマルチCh再生が出来るようになったら移行しても良いかも。つまり、僕にとっては 1)「Voyage MPD」でFirefaceが動くかどうか、2)「Voyage MPD」でマルチChの再生が出来るか、という二つの問題が横たわっている。それが出来ないのなら、しょうがないなあと思いつつfoober2000の「right left center LEF surround right surround left」を一日数回やることになる。これが面倒だから、CUBESEでマルチを再生した方が良さそうって感じもあるのだが、CUBASEには別の問題があって、サンプリングレートを合わせなければならないのが面倒なので、やってられないってわけです。どっちもどっちで困ったものだ。
今日は僕の周囲1.5m以内にWindowsのノートPCが3台と、MacProとMacBookAir、合計5台が起動していて、全部使っている。単に起動させているだけじゃなくて、全部使っているというのが何とも笑える。
そして、何故かわからないのだが、先日バージョンアップをしたらインストールが完了しないままになっていたLenovoのiTunesが今日は動くようになった。なんなんだろうねえ、これは。これで、このLenovoの無線LANでradikoがちゃんときければ言うことなしなんだけどなあ。明日の夜は7時から音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。
わお! 東京はけっこうな雪だ。雪のバレンタインデーなんて経験したことあったかな。多分ないと思う。 2011.2.14
「こんな寒い日の夜に音楽喫茶なんかやっても多分誰も来てくれないだろうなあ」と思いつつ、サッカー通りの小さなスーパーマーケット「加賀屋」に行って玉子を買い、さて、オレンジピールはなくなってしまったからオレンジは作れないし、ちょうど良く熟したバナナもないし、久しぶりに「抹茶シフォン」にでもしようかなどと考えている。
やっぱりシグマの17-70mmが欲しいなあと思い始めている今日この頃ってやつです。キヤノンの15-85mmは望遠側で右側の角がケラれたみたいに暗くなるので、85mmの意味がない。でかい重いはまあ仕方がないとして、ISとUSMは良いし描写そのものもいいんだけどね。
今日の昼間は久しぶりにMacProをWindowsXPで立ち上げてあれこれやっていたので、このサイトの更新が出来ずにいた。この寒い中、夜の喫茶に来てくれたお客さんがいたので、ちょっとだけサービスしたかもね。 2011.2.15
四年制の大学への進学率が50%を超えているわけだけど、何だかバカバカしい気がする。勉強は結局一生やるものだし、もはや大学卒業したからより良い条件で就職できるなんてことはないわけで、本当に勉強したい人間だけが大学に行けばいいのにね。僕は学校の勉強があまり好きじゃなかったから、特にそう思うのだろうか。わからないのだが、でも、やっぱり今の日本はどこかが何か間違っていると思う。
楽しみがたくさんあって幸せで充実していて、親や親戚以外の誰かにも自分を必要とされ、日々色んな人と会話して暮らすことが出来れば、医者でも靴屋さんでも建築業でも農業でも何でもいいと思う。子供に無限の可能性なんかあるわけないのに、どうして世の親(特に女親)は勉強だの習い事ばかりさせるのだろう。原宿でスカウトされてAKBに入ることを夢みて化粧してるいる女子高生と、その親が大差ないって感じだ。
今日は午前中に打合せがあって出かけ、午後戻ってMacProに音楽編集アプリケーションをインストールし、動作を確認してから残りの原稿を書く。明日はジンジャーシロップを作らなくちゃ、1kgぐらい余裕があるから欲しい人がいたら注文してもらえれば送ります。
この前の土曜日、面白い実験をやった。アコースティックリヴァイブの二股に分かれたUSBケーブルと同じ線材で作った自作二股USBケーブルと、純正のアコースティックリヴァイブ製を比較試聴したのだが、居合わせた人が全員アッと驚くほど正反対の音だった。あれはおかしかったなあ。いやホントにああいうのを体験できるってのは最高です。僕もちゃんときき比べたのは初めてだったしね。
同じ線材なのに、手作りのケーブルはやさしい音で、純正はキリッと音が立つのだった。オーディオアクセサリー会社による音ってのは確かにあって、なんでもやわらかくして、ききやすい方向にもっていく音作りの会社もある。近頃やっとアコースティックリヴァイブ社の音がだんだん見えてきた。下品にならずに高解像度でエッジの立つ音にする何かを持っているらしい。今までの経験で一番印象に残っているアコースティックリヴァイブ製品は小型スピーカー用のスタンドで、林正義さんがテスターで僕は写真を撮っていた。あのスタンドは一番高価で最後に試聴したのだが、ダントツの高音質だった。
昨日、都内で研修会があったため久々に夜おじゃましました。PerfumeとLeonard Cohenをいっぺんに堪能、、Leonard Cohen、実はDVD持っていないので映像初めてみました。ああゆうことだったんですね、いくつかの謎が解けました。Perfumeが村上春樹という(山本説)のは納得です。なるほど確かに、、、Perfume、、ゲームもやらずアニメも見ない全然Cool Japaneseじゃないわたしにはあまり縁のない世界ではありますが、、
だがしかし、朝からチョコレイト・ディスコが頭の中でヘビーローテーションしてますね。やばいわ、こりゃ。今日1日でボディーブローのように効いてきてます、いやマジに。
CD買います。縁のない世界だと思ったのですが、前言撤回です。
YouTubeも見ちゃってます。おお、楽しんでますね。Perfumeは近い将来村上春樹並みに外国でも評価されると思いますよ。とても多面的な魅力をもっているのです。 2011.2.16
今日は朝から高知県産大生姜を買い出しに行って、玉子も買いに行き、10時からは製造業をやっている。シフォンケーキを二個作りつつジンジャーシロップを4kg作る予定で、身体は製造業だが頭の中は残りの原稿のことを考えている。買い出し=散歩、製造業=立って手を動かす、ところどころにこういう時間が必要みたいだ。
それで、今日はiPhone+ヘッドフォンで音楽をききながら手を動かしていて、今日はGeniusなども使わず、曲名で一曲選んで再生している。こうすると例えばアイウエオ順だったりアルファベット順だったりしてメチャクチャな曲順で再生されるので、やけに新鮮だ。今のところ、PUFFY、TheWho、パティ・スミス、ロバート・ワイアット、山崎まさよし、マリーザ・モンチ、カエターノ・ヴェローゾ、ウイリー・ネルソン、ガル・コスタ、TheBeatlesなどが出てきた。あ、あと、とつぜんビーバーのヴァイオリンソナタが出てきて、これはあまりの唐突さが最高だったなあ。
さて、そろそろ16時、朝9時からずっとやってそろそろ今日の製造業が終わりつつある。あとは発送だ。17時半からは1ページ分の試聴があってお客さんが見えるので、それまでに全てを終わらせておかねばならない。そんなわけで、朝からトースト一枚とバゲット一本(これは合間に電気オーブンで焼いたものなので贅沢ではあるが)だけ、野菜はミニトマト3個しか食べてない。ちょっとバランス悪いなあ。夜はちゃんとしたものを食べよう。食材を買ってはあるのだが、今日は落ち着いて作って食べる時間がない。
長芋とポアロ(リーキ)のスープを作って食べたのは夜の11時ぐらいかな。たまにはそういうこともあります。 2011.2.17
2/26はLINNのAKURATE DS/Kによる音楽喫茶RockDayで、ハイレゾ音源を中心に色々なRockを楽しんでいただこうというものです。そういうこともあって、僕は去年の12月にQNAPと1GBのHDDを買った。もしLINNのDSがやってくればLANケーブルを接続するだけで音が出るし、「VoyageMPD」にも使えるし、もちろんMacやWindowsで音楽をきく際にNASからデータを引っ張ってくることが可能だ。おかげで、Let's noteCF-T5のHDDは60GB程度でも十分ってことになった。
NASにはもっぱらハイレゾのデータをため込み、iTunesのデータはMacやWindowsの内臓HDDに保存している。このやり方にしてそろそろ二ヶ月になるが、これで当分いけると思う。
僕は、自分のやりたいことや興味のあることが同時に「もしかすると他の音楽愛好家やオーディオ愛好家も興味が あるかも知れない」と考えて、戯れる会や音楽喫茶、その他のイベントをやり続けている。文字で書いて終わるのは簡単だけど、それと共にリアルな状態や関係を楽しんだ方が良いと思う。ネットを利用していれば5000円の物を3700円で買うことは出来る。僕もしょっちゅうそんなことをやっているけど、それ以上の何かは生まれない。トラブルはネット上でも沢山あって、かえって対面で話していた方がトラブらないこともある。リアルな交流からは単なる知識やちょっと物が安く買えるなんてことに止まらない、大きく強い絆や友情、愛情、もしかしたらビジネスも生まれる可能性を持っている。音楽喫茶にしても戯れる会にしても、僕が勝手に仕切っているわけではなく、話し合って徐々に変化してきているし、参加者の応援が得られなければ、やめるしかない。
だから、例えば戯れる会に参加している人の中には、StudioK'sを自分の場所だと思っている人がいる。その度合いは人それぞれだけど、僕だけのものじゃないのは確かだ。
今年からは第四土曜日を(基本的に)RockDayにしたので、どうぞお出かけ下さい。より良い音源、貴重な音源を用意してくれるDJ、そしてウエイトレスと共にお待ちしています。 2011.2.18
フェーズテックからDDコンバーターの基盤がネット販売されるそうで、受付&頒布が始まっている。欲しい人はフェーズテックのサイトから購入が出来るそうです。これは、とある場所からfonを使ってMacBookAirでスタジオにあるMacProを画面共有してアップロードしている。fonを導入してもう3年以上で、他人には沢山僕のネット環境を利用してもらっているが、自分が利用したのは初めてだ。
音の良いDDコンバーターって一個持っていてもいいよね。 2011.2.19
今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、何を作ってもいいんだけど、しばらくの間、薄くてパリパリ・サクサクしているものを作りたいと考えている。つまり折りたたみパイとかクロワッサンとか、ミルフィーユとかの類です。夜はみんなで食事をするのだが、珍しく参加者少なめだけど、ポトフを作るつもり。そんなわけで、オーディオと音楽は休憩の一日だ。
そしてはからずもWiifitを1時間やってしまった。くそー。 2011.2.20
今日の午後は「VoyageMPD」ほかの試聴。今後のPCオーディオはどうなっていくのかな。夜は自家製ヨーグルト酵母+ごく少量のドライイースト+含水率69%のバゲット焼いてみる予定。
明日は火曜日なので夜は19時から音楽喫茶です。またまた抹茶シフォンケーキにしようかな。抹茶ってけっこう分量がシビアなので、1g単位でいろいろ作ってみて、何グラムがちょうど良いのかを確かめているところ。シフォンケーキそのものは、ここのところものすごく良い感じになってきているので、やれやれ一安心ってところだ。 2011.2.21
風邪ではないのに少し頭が重いのは、花粉のせいかもしれないなあ。
PureMusicPlayerのintegerモード版ってのは、そそられますね。すごいのかも。そうなると本当にMacの逆襲なのかな?
radikoをきく時に、フェーズテックのHD-7Aを使って、K2インターフェースをONにすると、radikoののっぺりした音が良い感じになる。「K2インターフェースというのはそういう技術なんですよ」とのこと、なるほど確かにその通りだ。
午前中に夜の喫茶用シフォンケーキを作り、午後はあと最後の5ページ分の原稿書きをやっている。すでに3/4ほどは書いてあるのだが、あと一息書き加えて調整をする必要がある。もう少しだ。こういう時は、CDかけたりLPかけたりをやっていられなくて、iTunesとかFM放送が一番なのです。
あと一週間か十日ぐらいでそろそろ暖かくなるのかな。さて、これから、PDFを見て、Wiifitもやって、そして音楽喫茶は誰か来てくれるのかな。お客さん来てくれるといいなあ。今は久しぶりにヤエル・ナイムのアルバムをきいている。僕はこのアルバムをきくと、2009年から2010年のある気分になる。
QNAPのターボNASがやっと少し安くなった。以前のパイオニア製DVDドライブと同じで、このあたりから安くなり、そして無くなると、また値段が上がったりするのかも知れない。わからないけどね。
2月はちょっとだけ忙しかったので、原稿書きが一段落したら、リコーのCX4を持って、またどこかオーディオ愛好家のお宅を訪問しようかなと考えている。 2011.2.22
昨夜は細谷信二氏のお通夜だったみたい。いつだったか、StudioK'sのモノクローム写真展に細谷さんからものすごく巨大なシャンパン(モエ)が送られてきたことがあって、驚いたっけなあ。AudioBasic誌の編集部にいたツルが写真展に参加していたので贈ってきたのだった。もう随分前に電車の中で「(あなたのような)素人がオーディオ誌に文を書くのは困る」と言われたこともあった。すみませんね、僕はそれほどたくさん書いていませんから見逃してやってください。
素人か、、、10年やっても僕は多分素人ですね。まあ、この話はいずれまた。などと、書きつつ少し展開できるのがWebの特性ってやつでしょう。
よく「ホームページから出てきた人」みたいに言われた記憶がある。これはつまり、無料の原稿を書いているってことで、敬意というよりは、素人的という意味だったと思う。紙の権威はまだまだあるものの、近頃じゃ紙とWebが共存の時代になってきて、逆に言うと「紙からやってきた人」みたいな見方もされたりするのかも。今はBlogをやっていた人がオーディオ誌に原稿を書き始めたりっていうケースも多いけど、僕はWebからオーディオ誌に書き始めた第一号であることは確かだろう。コンピュータのことにそれほど明るくなくてもいいと思うけど、やっぱりファイル形式という言葉やリッピングという言葉も知らない、やったことがない人にPC関連のオーディオのことは頼めないよなあ。
今オーディオ雑誌に文を書いている人で、オーディオ雑誌以外の分野で物書きとして通用する人が何人いるんだろうかと思う。
僕はこのサイトの更新を仕事としてやっている。だから、日々訪れてくれる人がすごく嫌な気分になるような罵詈雑言は書かない。店の玄関で店主が怒鳴ったりケンカしている飲食店には誰も入らないもんね。プロレスみたいにショウとしての余裕がある罵詈雑言は持ち味とも言えるけど、本気でやってるのはチト困る。まあ、それはそれで野次馬的に面白くもあるが、かつてのRUBYさんにしても、結局やめちゃえばそこで終わりだ。読んでもらって、「なるほどためになった」とか、「またこんなバカなことやってるな」とか、「ニヤリ」としたり、何でもいいけど、とにかく死ぬまで続ける覚悟が必要だ。頭に来たときだけガーッと書いても、そいつは夫婦げんかして皿を割ってるのと大して変わらないし、そんなもん誰も読みたくないんじゃないかな。
去年PCオーディオfanのWebサイトが始まって、僕もいくつか原稿を書いているわけだが、先日Web担当者が「どのタイミングでどう掲載するのかが問題だ」と言い始めた。そりゃそうだ、僕はその時「僕は自分のサイトでそのことを10年やってきているんです」と言った。彼は基本的に雑誌の編集者だから、「出来る限り目一杯の情報を満載して発行日に印刷して売る」ことが当たり前だった。だが、Webってのは無料だからそれをしてもお金は入ってこないし、読むのは一瞬だから一ヶ月ももたないし、日々のアクセス数が上がらなければ広告も取れないのだ。Webの管理・掲載は五月雨的にやることが必要で、極端な話、一日三回見たら三回とも変化していてしかも小出しにしているわけではないのなら、それはなかなかのサイトだろう。仕事としてやってもそれはとても難しいことなのだ。
今日はアナログレコードに針を落として、それを何度Let's noteCF-T5で録音したかな。そしてあれこれ調べたりしながらMacBookAirで文字を書く、そういう仕事をやっていた。あーでもないこーでもないとあれこれやった一日だったので、さすがに飽きたからWiifitでもやって終わりにしよう。 2011.2.23
心身共に疲労気味で、誰かがAIFFとWAVの解説をしている夢を見た。WAVはアートワークが出ないし、非圧縮ならAIFFかな。
FLACはちょっと甘い音がして好きじゃないと言ったオーディオ評論家がいた(そんなこと言える人って彼しかいないんだけど)、彼は多分WAV派だろう。角田さんもWAV派なのかな? 和田博巳さんは多分「なんでもいいよ」派じゃないかな。僕もどっちかというと「なんでもいい」派で、圧縮はAAC(要するにiTunesのデフォルト)派で、iPhoneやiPodに非圧縮ファイルなんてストイックなことはしていない。
3月2日に発表されると言われているiPad2はどんな物になるのだろう。僕はiPhoneとMacBookAirでいいんだけど、一応興味あり。
多少の無理をしても「粋」を追求したいと思うのだが、こんなご時世じゃそれも難しいものですね。
粋かどうかは意見が分かれるかも知れないけど、オリンパスの「マクロアームライト・MAL-1」これには驚きましたね。「チョウチンアンコウ」みたいじゃないか。ちょっと滑稽な気もするのだが、でも楽しそうでしょう? レストランで料理とかを撮るのも良さそう。ただし最新型のカメラじゃないと使えないみたいです。
僕はパナソニックだと手が大きくてうまく持てないのだが、オリンパスは大丈夫なので、E-PL2もなかなか面白そう。しかし各社ともレンズキットってやつは、なんでこんなに安いんだろうって感じだ。近頃は、高性能な物が安く手に入る幸せが当たり前になり過ぎて、幸せ感も減少気味、それでもって人間関係は面倒だから没交渉なんて随分つまらないこった。 2011.2.24
MacBookProが新しくなった。Thunderboltと名付けられた新しいI/0は定着するんだろうか。しかし、高性能で安くなったなあ。5年前の半額で性能は4倍ぐらいだろうか。でも、僕は今あるやつでいいや。とりあえず何も困ってないもん。将来Thunderbolt接続のオーディオインターフェースが出てきたりするんだろうか? Windows機がThunderboltを採用すればそういう物も出てきそう。ThunderboltはインテルとAppleの共同開発だからそんな可能性もあるのかな。まだわからない。そういうことでAppleはUSB3.0を採用しないってことか。ブルーレイディスクのドライブも採用せず、次のMacBookProあたりは光学ドライブを無くすってことか。どっちみちほとんど使わないからそれでもいいけどね。
ここまで性能が上がれば、MacBookProはすごくいいかも。
明日はRockDay、LINNの新製品AKURATE DS/Kはどんな音がするんだろう。楽しみだなあ。
昨日今日は暖かい。そろそろ春が来るなあ。あれこれ片付けをやりつつ、今日はシフォンケーキを作り、ジンジャーシロップを作り、明日のためにまたシフォンケーキを作っている。
それで、厨房奥に置いてあるLenovoの位置を移動して、置く角度を90度変更して無線でradikoを受信してみている。どうも、こちらの方が良さそうで、今のところ途切れずに音が出ているのでしばらく様子をみて、OKならFMチューナーを使わなくても良くなる予定だ。Lenovoがヤマト運輸の伝票出しと会計ソフトと厨房の音楽(RadioとiTunes)をこなしてくれれば、大いに助かる。そしてどこかでSoundSticksの旧タイプを手に入れて、サテライトスピーカーの代わりにLINNのDISKREETを使うと、サブウーハーが加わるので音は最強になる。
夜はLINNジャパンの小泉さんがAKURATE DS/Kを持ってきて、音を出しチェックをした。これで準備は万端整った。いろいろきいてみたい音楽がある。 2011.2.25
昨夜までは万全だったのに マズイ!! 音楽喫茶開始一時間前にKinskyDesktopをインストールしてあるLet's noteCF-T5の液晶画面が突然消えて操作不能になった。CF-Y2を出してきてダウンロード中。
楽しいハイレゾ音源のRockDayだった。来てくれたお客さんは皆さん満足してくれたと思う。火曜日夜の音楽喫茶と毎月第四土曜日はStudioK'sへお出かけ下さい。きっと良いことがあります。 2011.2.26
やっぱり仕事ってのは二重三重のバックアップが必要だ。バックライトが切れているわけではなく、起動して数秒はちゃんと明るいのに数秒すると画面が暗くなってしまう。昨夜まで快調だったのに困ったもんだ。秋葉原にあるパナソニックの修理センターに出して数千円で直ってくれればいいのだが、1万円もかかったりするとちょっと嫌になるな。だって、このタイプはオークションで15000円ぐらいで買えるからね。
LINNのAKURATE DS/kはなかなか良い音だった。一晩通電しておいて、ガンガン鳴らしたので、どんどん良い音になっていったし、ちょっと濃い目の音はRockにもよく合っていた。ちなみに電源ケーブルとインターコネクトはAETのエビデンスでドーピングだった。LINN DSはなにしろ使い勝手が良い。CDフォーマットだろうが24/96だろうが24/192だろうが関係ない。CUBASEではこれが出来ないし、foober2000だとしょっちゅう音が出なくなるので、時々「やってられん」と思ってしまう。LINNのDSシリーズは(そういう面倒なことはしないで)音楽を楽しむための装置なのだ。
最後の1時間半ほどは、僕もウエイトレスの「悠さん」も中に入ってきいていたのだが、それにしても、人が集まってる時の音はすごい。一人の時とは違う鳴り方をするのがとても興味深い。クリムゾンも良かったし、ピーター・ガブリエルの「My Body Is A Cage」をあんな音量できいたことはなかったのだが(もちろんハイレゾ)、すごく良くてDJって必要というか、DJの個性とか能力って重要だなと再認識した。もう随分前に代官山Airの田野邊さんともDJというものについて話をしたことがあって、まあとにかくここ数年のテーマであることは確かだ。僕はあそこでピーター・ガブリエルのMy Body Is A Cage(あのアルバムの中で最も印象に残っていた曲だ)があのボリュームでかかった時に、ちょっとした感動を覚えたわけで、やはり紙ジャケのSさんとノイさんはStudioK'sRockDayにおける不動のDJ二枚看板でしょう。
そうか、DJ募集して火曜日の夜もDJ方式にすればいいのかな? でも、「俺がStudioK'sでDJやるからききに来い」って言ってお客さん5〜6人は呼べないとダメですよ。
今日の夕方はヨガのレッスンを受けた。一昨日昨日はそれぞれ50分ずつ自転車に乗って、両日とも割と目一杯走ったので太ももが疲れていたから、ここでヨガを1時間半やるのはかなり効果的だったと思う。夜は里芋のグラタンと、菜の花のパスタを作って出し、おいしいと好評だった。 2011.2.27
画面が暗くなってしまうCF-T5を修理に出す前に、一応バッテリーから起動してみると、何の問題もない。おかしいなあ、なんでだろう? ずっと快調だったのに、一昨日のRockDayの時だけ画面が暗くなり同じ状態でCF-Y2では大丈夫だった。わからん。
T-5がおかしくなったので、LINN AKURATE DS/Kの操作はCF-Y2でKinskyDesktopを使ったのだが、Y2はちょっと古い機種のため、グラフィックボードの性能が劣り、描画速度やドラッグドロップしたときの反応が遅い。感覚的には10秒以上待たされるので、「アレッ」って思ってもう一度同じ操作を行い、その結果ますます遅くなりしかもPlayListには二重に反映されるなんてことがよく起きた。
そういうわけで、Let's noteCF-Y2は愛用してきているが、DSの操作でもギリギリってところみたい、まあ僕が中古で買ってから、もうすでに3年以上経っているから仕方がありませんね。十分役に立ってくれたと思う。
僕の身体は1952年製だから随分古くなってきてはいるけど、体型維持のため腕立て伏せと腹筋をやっている。頭や感覚の方はどうでしょうね。
うーん、わからん。AC電源でLet's noteCF-T5を起動してみたらちゃんと起動する。一昨日は何かの祟りだったのだろうか? まあ、そういうこともあるよね、わざとやったわけじゃないし、何故RockDay当日だけあんなことになったんだろう? でも、Y2で何とかこなしたし、とにかく故障じゃなければ助かった。さらに万全のバックアップを考えておこう。
明日の夜は音楽喫茶をやってます。RockDayはもちろんいいけど、火曜日夜の音楽喫茶も別の面ですごくいいと思うけどね。シフォンケーキ用のちょうど良く熟れたバナナを買えたので、明日はバナナシフォンケーキを作ろう。「奇跡の絶品シフォンケーキと書け」と言われてもねえ、あちこちで食べてみてもらえば、わかる人にはわかってもらえるでしょう。明日から3月かあ。 2011.2.28
この二年間、感覚的には二日に一回ぐらいのペースでバゲットを焼いてきた。まあ、少なめに見て実際は三日に一度にしても、一年で120回、二年で240回、一度に2本焼いているので480本、で、5つのクープを入れているので、オーブンに入れる前のパン生地に刃物で切れ目を入れることすでに2400回になるわけだ。そこまでやって、最近やっとクープの入れ方について、ある法則性とコツがわかってきた。その前に行う成形も、近頃やっとやり方が安定して、そこそこ思うようなカタチの物が出来るようになってきた。粉と塩と水とイーストを捏ねて焼くだけだから、単純と言えば単純なものだ、複雑な回路もOSも入ってない。それはシフォンケーキ作りも似たようなもので、単純ながら微妙なのはスピーカーセッティングに近いかも知れない。昨日焼いたバゲットの出来上がりを見てそう思った。
当社比でいうと、これがやっとたどり着いた3年目突入の出来上がりなのです。そんなこと言われてもわかりませんよね。僕はこの二年間に本を二冊とオーブンを三台買って、あれこれあれこれやってみてここまできた。どこかのパン教室に習いに行っていれば、もっと楽だったと思う。もちろん僕のところに習いにきても、この程度のもので良ければ数回で出来るようになるだろう。若い頃からパンが大好きで、これまでも店で色々なパンを買って食べてきたから、おいしいパンのことはよく知っている。音楽喫茶やRockDayで僕の音をきいて、「ふーん、こんなものか」と思うのは店でパンを買ってるようなものでしょう。でも、自分で作るのは、本を読んでも機器をあれこれいじっても、ちょっと苦労するかも知れない。そんな場合、習ったり仲間がいたりすると早いと思う。それが戯れる会かな。
午後秋葉原まで散歩したついでに、新しいMacBookProを見てきた。僕はもう2.5kgの15インチをものすごく重たいと感じるようになっていた。かつては3.2kgの17インチPowerBookを使っていたのにね。とにかく、新型のMacBookProは超高性能で、多分これさえあればもう何でも出来ちゃうって感じだった。元々PowerBookがそういう機種だった。
こんな風に冷たい雨が降る夜はさすがに音楽喫茶なんて言っても誰も来てくれないだろうなあ。まあいいや、「長いものグラタン」でも作って食べて温まろう。 2011.3.1
今日は夕方から仕事なので、それまでにあれこれやることを済ませてしまおう。
これまでずっと、取材の時に会話を録音したことがなかった。基本的に記憶に頼り、わからなくなってしまったことは、あとで電話なりメールで確認するという方法で10年やってきた。書く仕事はそれ以前からやっているので、もっと長い間テープをとったことがなかったのだが、試しにiPhoneで録音してみると、なかなか具合が良いので使う事にした。
HDtracks今度はローリング・ストーンズですか。そういう時代だけど、まだまだ序の口でこれからって感じ。
午後、郵便局と銀行二カ所、神田まで歩いて行って、帰りに小川町のオリンパスギャラリーで話題のカメラを見て触ってきた。それで、珍しくカタログをもらってきた。
近頃「シークレットシークレット」がかかると、顔が左を向いたり腕が上下に動いたり交差したりするようになってしまった。おかしいなあ。
やっぱり、3/26のRockDayはハイレゾのローリング・ストーンズききたいよね。
中田ヤスタカの出身地は金沢で、今年は正月に金沢を訪問した。次はPerfumeの出身地である広島に行ってみることにしよう。よし、決めた。日程はまだ決まってないけどよろしくお願いします。って、誰に言ってるんだ? 広島方面の方に言っているんですね。 2011.3.2
そんなわけで、今年は本当にあちこちのお宅を訪問する予定だ。それは関東近県・遠方・戯れる会の会員・非会員を問わずで、今度の土曜日は戯れる会の人と一緒に狛江の種さんちに行くつもりで、これが僕の財産だ。
オリンパスでXZ-1を使ってみた感想の一番はオートフォーカスが速いことだった。CX4は「ちょっと待ってね」って感じでピントを合わせ直すんだけど、XZ-1は問答無用って感じでシャッターが切れている。拡大してみてないので、本当にピントが合っているかどうかは確かめてないが、値段が2.5倍だけど2.5倍以上速いなあれは。「もうちょっと考えてもいいんじゃない?」って心配するぐらい速かった。
紙ジャケの新着情報、「唇」に反応して吹き出しました。無断で転載しますが、興味のある方は、紙ジャケ探検隊のサイトをブックマークして下さいね。
「しかし、この間ハイレゾ特集をやってみて思ったのですが、 今まではCDとオリジナルLP対決で負けたことはなかったLP側が さすがにハイレゾだと優劣をつけがたいところまで来ています。 もちろん、何をもっていい音とするか、といった点や、 どんなところを重視して聴いているかは 個人によって違いますのでなんともいえませんが、 CDの時に、真空管アンプを通したり、オーバーサンプリングを施したりして なんとか倍音を増やして聴いていたのはなんだったのかと・・・ 上記の方法ではトータルの2chに対して倍音付加のようになってしまうので 鳴っているそれぞれの楽器、例えばギターならギター特有の倍音付加、 シンバルならシンバル特有の倍音を付加を行うことができませんでした。 個人的には、この点がオリジナルLPが優位だった点のひとつではないかと 思ってはいるのです。
で、ハイレゾも同じ感じで、楽器固有の倍音成分が豊かなので、楽器ひとつ ひとつの良さが際立って聞こえ、奥行きがあり、簡単に立体的な感じで 聞こえてきます。 そしてさわやかです。オリジナル盤も初期に近づけば近づくほど、さわやか、 というか、爽快な感じがするのですが・・・ 今回、24bit/176.4khz版で「サティスファクション」を聴いてビックリしたのは その爽快さ。そして、バックから完全に分離して宙空にスックとたちあがる ミックの唇、じゃないやヴォーカルでした」本当にそうなのです。PCオーディオを始めてから、並みのLPは不要になり、ハイレゾ音源をきき始めてからはオリジナル盤と比較しても優劣じゃなくて、「これはこれ」という気分になれるところがデータ再生の特徴です。LINNジャパンの人の話によると、「東北地方ではDSがまるで相手にされない」そうで、面白いなあと思う。ひと言で言うと、ショップがわかってないのだ。勉強不足というより見えてないって感じかな、見えないから勉強する気にもならない。僕は「まだまだこれから売れるってことじゃないですか」と言った。
今日は一日寒いひな祭りでしたね。おやすみなさい。 2011.3.3
このところ、少し書く仕事が増えつつあり、ちょっとだけど広がりつつある感じがする。
そんなわけで、今日は朝から録音した物をきいてザッとそれを文字にすることから始まり、途中でシフォンケーキを1個焼き、どこかで最低30分はWiifitをやり、夕方はお客さんがあって今後の打合せ、そんな予定。夜は秘密。
などとアホなことを書いていたら、午後突然気分が悪くなりスタジオの床に5分ほど横たわる。血糖値が下がったみたい。もう直ったけど、こういう時はモーツアルトに限ると思って、クラリネット協奏曲と五重奏をかけて癒されている。すごくいい。それからバッハのブランデンブルグ協奏曲をきく。これも最高に良い。5番のチェンバロ独奏の部分はいつきいてもヨーロッパを感じる。
買ってこれを見てロールケーキを作ってみるとわかるけど、この本は最高です。
なにしろ「全卵193g 卵黄23g グラニュー糖102g メイプルシュガー18g 薄力粉65g 生クリーム18g メイプルシュガー7g」ですからね。 2011.3.5
今日の午後は狛江の種さんちを戯れる会のみんなで訪問した。
知り合いでイーグルスのライブに行った人も数人いたけど、狛江のジャズハウスも楽しいものでした。「音が出るかどうかわからない」とか「ききに来るだけ時間と交通費の無駄」などと謙遜していた種さんですが、訪問した4人全員満足の午後でありました。ホーンの音はスカッとしてていいですね。あのガツンとした音が欲しい。種さんのお部屋には測定機器が沢山あって、よくわからないけどすごいのです。僕一人だけいただいた庭でなったデコポンのジュースは最高においしてくて、あれはまた飲みたくなるものでした。というわけで、色々ありがとうございました。またみんなであちこち行きましょう。楽しみ。 2011.3.5
KENWOODのL-07Dは初めて音をきいた。売っていた当時から、剛性高すぎ、やりすぎと賛否両論あったプレーヤーだったが、種さんのところでは、とてもSNが高くてその良い面が出ているようだった。07Dというプレーヤーは本当に精密さの極致なのでほれぼれする。あのような物を今作ったらいくらになるかわからないと思う。測定器集めにしてもそうだが、種さんは精密なものが好きみたいだった。さすがに5Way真空管マルチを毎日何時間も鳴らすのは大変そうだったけど、まあ、それが趣味だからしょうがない。
さて、今日は遅ればせながらHDtracksから「BigHits」と「ThroughThePastDarkly」の24/176をダウンロード中です。さすがに24/176だと遅い。
オーディオ機器の評価で「このスピーカーでヘビメタをきく気にはならない」と書いたりする人がいるんだけど、多分その評論家氏はヘビメタをちゃんときいてないと思う。メタルがとっても好きだけどその気にはならないという意味じゃなくて、「とっても上品で艶やかな音質の機器だから、ヘビメタみたいな(激しいというよりは下品な)音楽は合わない」ということで、その中にはなんとなく(きいたこともほとんどない)ヘビメタを下に見ている感じがする。まあいいんですけどね。
実は僕も戯れる会例会やRockDayでメタリカなどをきくにつれ、「嫌いなんてことはないけど、ちゃんときいていないなあ」と思うので、そのうち絶対にやりますよ、「RockDayメタル特集」。もちろん「日本のRock大全」とかもやりたいと思っている。みんなで集まって、「あーだこうだ」と言いながら音楽きくのは楽しいし、音楽のこともオーディオのこともいろいろ広がっていくと思う。
新しいMac用のPlayerを試したり、なんてことをやりながら、原稿を書いたり、今後のことを考えたりしている。PCオーディオというものがどうなっていくのか、皆目見当がつかないけど、MacProのユーザーを一つ英語表示にしてみようかなと思ったりしている。今はLet's noteを使っていて、マルチチャンネル再生はfoober2000が必要で、これはSACDプレーヤーみたいなもので当分捨てられない。CUBACEも音はいいけど、いちいちサンプリング周波数変更の度に立ち上げ直すのはちょっとねって感じで、日常音楽再生の決定版はない。決定版はないのだが、NASを作ったので、ハイレゾの音楽データはNASから引っ張ってくればいいやということで割と気楽になっているかも。そういう意味でNASを作るというのは重要だと思う。
しかし、TheRollingStones 24/176のダウンロードは時間がかかるなあ、Bフレッツなのにまだ終わらない。残り一曲半。
やっと10時過ぎに(I Can't Get No) Satisfaction が鳴る。やけにきれいな音。As Tears Go By とかTell Me 懐かしい。 2011.3.6
今日の東京はけっこう雪が降っている。天気予報では暖かくなるんじゃなかったかな。雪も雨も嵐も酷暑もあってこそ、あたたかな春の陽光が嬉しいのだろう。このところずっと一日500ccぐらいの白湯を飲んでいて、この方が身体には良さそうだ。
Appleがintegerモード採用の超高音質iTunesを作ってくれればいいんだけど、まあそれはないだろう。大多数のユーザーは現状のiTunesの音に不満を持っていないはずで、今後ますますあれもできるこれもできるという便利な方向になっていくはずだから、不便だけど高音質なんていう路線を望むのは無理だろう。
iPhone3Gで僕のヘッドフォン生活が復活し、iPhone4になってから音が力強くなったので、このところよくヘッドフォンで音楽をきいている。去年の昨日と一昨日はPLACEBOのライブだった。ブライアンの体調はどうなんだろう。また来日しないかなあ。 2011.3.7
今日は火曜日、午前中にシフォンケーキ作ってジンジャーシロップ作って、午後は取材があって、夜は7時から音楽喫茶です。どうぞお出で下さい。火曜日の夜に数回来ると多分いいことがあると思います。
朝、AudioBasic誌58号が届いたので、明るい窓際で読む。
今日の昼間は割と忙しく、いろいろなことを話し合い、ある程度理解してもらえたし、充実していた。
夜の音楽喫茶はお客さんがたくさん来てくれて有り難かった。面白い会話もたくさんできて楽しかった。やっぱりリアルな関係は楽しく、ここには書けないことだらけなのだ。そういう点では戯れる会例会も似た感じで、オーディオと音楽に関して文章では書ききれない楽しいやりとりをたくさんしてきてる。 2011.3.8
土曜日は戯れる会例会だし、日曜と月曜は金沢方面に出張なので、何とか今日中に書き上げてしまいたい原稿があり、今日はそれをやり切るのが目標だ。うまく、前倒しの状態にもっていければと考えている。
今日もアッと言う間に一日が終わってしまった。でもまあ、とりあえず床屋にも成城石井にも行けたし、WiifitもやってアスレチックMeも一回で上級をクリアしたし原稿も書いて送ったので、前倒し計画はうまくいったみたい。そんなわけで音楽は戯れる会の人が送ってくれたMR.BIGのCDしかきいていない。正直まだよくわからないのでしばらくかけてみます。 2011.3.9
武道館のライブ映像を見て、とりあえず「バラバラな服装でハンドドリルを使って演奏するバンドだ」ということを理解したところ。Mr.Bigのソフトはあのケン・ケスラーも試聴に使っているそうなので、日本のヤマモトも試聴に使うかも。日本盤のボーナストラックが「Kill Me With a Kiss」かあ、いいね。
「マカロニ」をギターで弾きがたりするのなら1カポで演奏するのが楽で、コード進行は歌い出しのところが Em-F♯m7-Bm7 の繰り返しで 「やわらかいよねー」のところは最後の「ねー」がメジャーになって Em-F♯m7-B 「これぐらいのかんじでたぶんちょうどいいよね」 からは Bm7-(G♯m7)-GM7-(F♯m7)-Em-A-D の繰り返し、サビの部分「最後の時がもしもくるならば−」は Gm7-F-B♭-Dm7(僕はFです) 「それまでずっときみをまもりたーい」はGm7-F-B♭-C-D こんな感じかな。
アカデミー賞を取った映画「英国王のスピーチ」有楽町のシネマズ・シャンテでは10:00 11:45 12:40 13:30 14:25 15:25 16:15 17:05 18:10 19:45 20:45という上映時間だ。118分なのになんで? そうか、お客がたくさん来るので二カ所で時間をずらして同時に上映しているってわけか。
今日の午前中は、かつて「サウンドボーイ」というオーディオ雑誌のデザインをやっていたという女性からの依頼で、撮影をした。マチコさんは「鳩よ」とか、「セサミ」のデザインもやっていた人で、僕は「BE SHURE」というインテリア雑誌の撮影で知り合った。スコーンがあるといいかなと言うので、「じゃ僕がスコーンを作りましょう」ということになった。これ、昨日の夕方床屋さんで頭を刈ってもらいながら、iPhoneにかかってきた電話で突然依頼されて、「じゃあ明日ね」って感じで決まったのだった。
何しろデジタルなもんで、その場で撮影結果がわかるから、OKになればまだ温かさが残っている焼きたてのスコーンは食べてもらった。フィルムだとこうはいかなくて、現像が上がってから片付けることになるわけだ。で、「このスコーンはとてもおいしい」と言って、「三人集めたら、スコーンの作り方講習会やってくれる?」って言うから「いいですよ」と答えた。この3年ほどスコーンもけっこうちゃんと作ったから、少しは芸が身を助けてくれるているかな。 2011.3.10
もう一週間以上前に原稿を送ったので、「PCオーディオを巡る冒険」の4回目がもう少ししたら掲載されると思うんですけどね。
ずっと長い間大きなモニタが欲しいと思っていた。できれば30インチぐらいにしたいと思っていたのだが、高価なので買えずにいた。だが、どうも最近24インチのモニタが見えにくくなってきている。面白いものだなあ。こんな風にして徐々に煩悩もなくなってくるのだろうか。
まだ揺れている。東京はこんなもんだが、岩手県宮城県福島県はひどいことになっているみたいだから、心配。
地震が起きた時は秋葉原のソフマップ(元のヤマギワ)の二階にいたのだが、スタジオに帰るとサーロジックのパネルが倒れていた。
四年半前の大改改装で、内側に部屋を建てたわけだから、この二階自体は内側から補強を入れている状態で、きわめて強固なものになっているはずだ。でも、サーロジックのパネルが倒れていたのを見て、偶然ではあるが出かけていて、スタジオにいないで良かったかも知れないと思った。 2011.3.12
今日の午後は戯れる会例会で、スタジオは鉄骨(ヘーベルハウス)なので比較的軽量なため、揺れは大きいものの激しい損傷はなく、電気もガスも水道もちゃんと使えるので、来てくれる人がいるのなら例会をやってもいいと思っている。こちらはOKだけど、もちろん「とてもじゃないが参加出来る状況ではない」という人もいることだろう。だから、まあ今日は今日でやるとして、来週3/19も例会をやろうかと思っている。ただ、どうも朝から音楽をきく気になれないでいる。
埼玉と福島ではレコードプレーヤーが落下したそうだし、狛江ではホーン・ツィーターが落下したそうだ。
地震が発生してから一日+10時間ぐらい経ったが、まだ時々揺れている。東京でもこうだから、東北地方はもっと不安だろうなあ。そろそろ収束して欲しい。原発も何とか大事に至らないでくれればと思う。テレビの映像を見る度に、あんなにたくさんの人が一瞬にして家やクルマを失ってしまうのかと愕然とさせられる。あと2分ほどで僕は一才年をとるのだが、何という誕生日なんだろう。何もできないしてあげられない。でも、とにかく自分の仕事をがんばろう。 2011.3.12
昨日の朝から取材で金沢に行って、先ほど戻ってきた。戻ってきてシリアルを食べたところ。今回再訪して、金沢は素敵な街だと再確認した。ああ、そう言えば今日はホワイトデーなんだね。
明日の夜は停電になっていなければ、音楽喫茶をやります。 2011.3.14
とりあえず3月いっぱい、3/26のRockdyまで、音楽喫茶の売上げは全部大地震の救援義援金として寄付することにしよう。仕事での試聴などは別にして、そうでもなけりゃどうにも音楽をきく気になれない。だから、3/26のアラサーウエイトレスはノーギャラでやってくれるという人にお願いしよう。
そうか、平和であることを前提にした原発だから、もしも戦争が起きて原発を狙ってミサイルでも発射されたら日本はイチコロってわけだ。それなりの防衛力を持つか、丸腰なら丸腰なりの暮らし方を考えなければいけないのだな。やっぱりあんなに缶ジュースの自動販売機なんかをあふれさせてはいけないのだ。
床暖房が一番電気を使うので、暖房はつけず厚着をしてフリースの膝掛けを使っている。
こんなBlogを見つけた。事実はどうなのだろう?
コンビニにも加賀屋にもパンがまったくなくなっているので驚く。粉は先日7.5kg買ったところだったので、塩と水と電気かガスが使えれば、バゲットなら50食分以上焼くことができる。 2011.3.15
もしも東京駅に大型バスがいて「今から被災地に片付けを手伝いに行く」と言われれば、飛び乗って、出来ることを何かしてあげたいと思う。多分みんな同じ気持だろう。
昨夜はけっこう大きな揺れがあり、今度の震源は静岡だというし、どうなっているんだ? いろいろな歪みがたまっていて、一気に跳ね返っているのだろうか。
自らは音楽をきく気になれないのだが、今日久しぶりにradikoをきいてみると、ものすごく気を使った選曲をしている。そんなわけで、少しずつ何かが戻ってきてはいるのだが、とにかく収束に向かって欲しい。
また千葉北東部で震度5だ。続くなあ。
今、たくさんの原稿書きを依頼されていて、このところずっとMacBookAirのキーボードに向かっている。あまり外にも出ないのでちょうど良いかも知れない。昼間は暖房を入れずにいるが、夜はさすがに寒いので夜7時ぐらいから2時間ほど暖房をつけて、あとは切っている。
先週の土曜日は戯れる会例会の予定だったが、大地震が起きたのでほとんど流会となった。実はかなり内容が濃いものになる筈だったのだが、残念ながらそれは実現しなかった。一応今週末も集まれれば例会をやろうと思っているが、どうかな。電車がちゃんと動いてくれないと、落ち着いてみんなでカレーも食べられない。 2011.3.16
昨日はやや体調が良くなくて、早めに寝た。多分、疲れと軽い花粉症と、ごく軽い風邪が混ざっているようなものだろうと思う。大して寒くもないのにものすごく寒くて、不安な気分になった。
本当にまったく見事にパンとか粉とか米とか玉子とか豆腐とかがスーパーから消えているので驚く。我欲は捨てた方がいいよ、本当に。
StudioK'sを作って以来、一番ショッキングな映像は9.11だったのだが、3.11も同じかそれ以上だ。何かを見直すことが求められているのだろう。
何人かの人に「部屋はどう?」ときいている。地域にもよるが、CDはかなり散乱しているらしい。スタンドに乗せたスピーカーやプレーヤーはかなり落ちているようだ。僕はゴム足派なのだが、スパイクはひっくり返るし滑るから危ないかも。
そうか、当分の間アイロンがけが不要なものを着た方がいいんだな。日本の夏はこのところメチャクチャ暑くなってるからさ、それをまたクーラーなんかで冷やしてちゃいけないんだ。そんなことって、みんなわかってるんだけどやめられないんだよね。
今日はますます電気が不足しているようなので、床暖はまったく使わず、音楽もきかず、MacProもこのサイトを更新する時以外はスリープにしている。暖房をつけないと、とても寒いので厚手のセーター着て、その上からドテラみたいな物を着ている。あと二週間もすれば、桜が咲く季節なんだから、寒いのはそれまでの辛抱のはずだ。
もう一週間近くまともに音楽をきいていないから、そろそろ音楽をききたくなってきた。火曜日の音楽喫茶はお客さんが一人来てくれたが、音楽はかけずに話をしていたのだ。今度の土曜日、戯れる会の例会にみんなが集まってくれたら、みんなで一緒に音楽をきこう。今はベートーヴェンの交響曲第7番をききたいと思うけど、それは土曜日にしよう。 2011.3.17
昨日あたりでそろそろ地震の方はおさまるのかなと思っていたら、昨夜もまた二度ほど強く揺れた。どうなるんだろう。暖房をつけていないので、寒くて肩に力を入れているらしく、肩が凝る。
そんなわけで、昨日一昨日と外出はせず、原稿を書いていたので、完成にはほど遠いが原稿は少しすすんだ。今はまだそれどころじゃないかも知れないけど、早くみんなが安心して音楽を楽しめる状態になって欲しい。
そして、今日は取材で関内まで出かけた。休日ダイヤだけどまあ何とか京浜東北線も動いているので有り難い。風は冷たいが晴れているし、昨日よりは暖かくなっているのでこれも助かる。
僕が一人スタジオK'sの中にいてあれこれ報道を見て心配していても、事態は何も変わらなくて、気が重い奴が一人存在するだけだ。そう思うとますます気が重くなってしまい、これが重なると自分自身が病気になりそうだ。外に出て仕事をしてくると、興味のある内容に接することができ「なるほどそうだったのか、おもしろい」ということも多々あって、「こういうことを紹介するのも自分の役目かもな」などと思ったりする。だから、やっぱり仕事があるのは良い事だ。はやく、みんなが安心して自分の仕事を目一杯やれるようになるといいよね。
照明は小まめに消しているし、夏もなるべくエアコンをつけないでいるし、僕はどちらかと言えば普段から省エネな生活をしている方だと思う。でも、こんな時期だから、さらに節電を試みる。そんなわけで、暖房便座もスイッチを切ることになる。で、座ってみるとお尻が冷っこい。「はー、こんなに冷たいもんか」と思う。しょうがないから、使う時だけスイッチONにしたらどうなるんだろうと思って試してみたら、出る頃に温まってくるので「なるほど」と思う。便座が温まるのに5分もかかったりはしないのね。昔は寒いトイレで脳卒中なんてケースも多かったわけだけど、今じゃ自動的にフタが開いて、温水で洗って乾かしてもくれたりするわけで、僕はあれってやりすぎなんじゃないかなと思って、改装した時も暖房便座しか付けなかったのだった。全自動トイレってのは妙に平穏・平和・泰平だ。あと五年ほどして落ち着き、StudioK'sがそこまでやっていられたらウオッシュレットを付けることにしよう。
なんてことを、みんながやってる時に、ドームでナイターはダメでしょう。屋外のディゲームで雨が降ったら中止すりゃいいんじゃないかね。それが常識ってもんだろう。 2011.3.19
今日は暖かいので助かった。午後は戯れる会例会で久しぶりに音楽をきこう。
もうあれこれあれこれ中身が濃すぎて書ききれない戯れる会例会だった。アナログレコードあり、ハイレゾあり、ドイツ盤に英国盤、自作DACにIntegerモードにVoyageMPDにルビジウム付きDPAT0037Continuum、ベートーヴェンに惑星にPerfumeなどが入り乱れた凄まじい例会だった。すごいわ。こんなのをまとめて試聴なんて雑誌でもショップの試聴会でも絶対あり得ない。
連日の地震と原発報道で僕らも少し疲れているし、そろそろ音楽をききたくなった。例会の途中も地震があり、みんなして「おっと」って感じだったけど、とにかくみんなで集まって音楽の話やオーディオの話をしたくなった。そんな感じだった。やっぱり仲間がいるのは最高だ。 2011.3.19
石原都知事の「天罰発言」は曲解されていると思う。まあ、この時期、亡くなった人も多くいる状態で誤解を招く物言いだとは思うが。結局、つけが回ってきているというか、日本という国に対して自然からしっぺ返しを受けているのだと思う。だからと言って全員が修道僧になれってことじゃない。贅沢は楽しくて素敵でオシャレも最高だ。でも、そういうのはハレの日の楽しみにして、普段は質素に暮らすのさ。いつだったか、mixiか何かに「バスタオルを毎日洗濯するかどうか」ってことが書いてあって、そんなことが話題になること自体に驚き、実際に一回使って洗濯すると答えた人の多さに驚いた。バスタオルを一回しか使わないで洗濯なんてしてはいけないに決まってる。そんでもって、それをまた乾燥機で乾かすの? 毎回洗いたい人は普通の大きさのタオルで身体を拭けばいいんだと思う。
昨日もみんなで色々話したのだが、僕が中学生の頃、本当に地下鉄日比谷線のホームは夏とても涼しかったのだ。井戸水が冷たいのと同じで地下は夏涼しく冬は暖かかったのだが、それがいつの頃からか夏の地下鉄のホームは暑くてたまらなくなった。あれはみんながエアコンを使い始めてからああなった。それで地下鉄のホームには強力なエアコンが付けられた。こうなってくるともう手が付けられない。
大学受験も同じなんだけど、こういうのは全員でいっせいに「せーの」でやめるより他はないのだが、多分それは無理だろう。クルマには三角窓がなくなっちゃったし、建物の造りもエアコンがあることを前提にしたものになっているし、今から1960年代の生活に戻れと言われても困る。こういう時こそ政治の力が必要なのだが、選ぶ側が意識を変えないといけないってことかもね。
毎日揺れるのにも慣れてしまいつつあるが、とにかく今日は地震が起きませんように!
と書いてアップロードしたら一時間後ぐらいにまた揺れていた。しかし、本当に広範囲でしつこい地震だ。
昨日の戯れる会例会はなかなか盛況で、内容は本当にすごかった。Music TO GO!の佐々木さんが今日書いているiPadから24/96の音楽再生なんてのもさっさとやって、 しかもみんなで試聴してるんだからすごいもんだし、VoyageMPDもだし、DPAT0037Continuumも揺るぎない再生音で驚きだった。これを普通の人がみんなで集まっていっぺんにまとめて試聴して、「これが好きだ」とか、「ワオ!すごいね」なんて言いながら、同時にLPも含めて好きな音楽をきいているってところが面白いわけで、一人で試聴して何かがわかっても大して面白くはないと思う。
今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、折りたたみパイってのを作って、まあまあうまくいったと思うので、来月から「ガレット・デロワ」を目指してより一層の研鑽を積む予定だ。 2011.3.20
VoyageMPDもなかなか良いんだけど、LINNのDSシリーズと同じで自分で音を出せる人ばかりじゃないと思う。また、手に入れることも出来ない。そういう人は戯れる会に入ってあれこれ教えてもらったりしながらやれば、どうってこともないんだと思う。
昨日福島の友人と電話で話をした。「いろいろ困っちゃうよね」と僕が言うと「いや、とにかくもう復興に向けて動き始めています。やるしかありませんから」という返事で、「そうだよな」と思った。
心配するぐらいで、僕には何もできないし、いくらになるかわからないけど、とにかく三月いっぱいの「StudioK's音楽喫茶」売上げは義援金として寄付することにしたので、明日3/22夜、3/26のRockDay、3/29夜の音楽喫茶には、皆さん来て下さい。やっと玉子も買えるようになってシフォンケーキも作れるようになりつつあります。 2011.3.22
昨日とても久しぶりに「ロード・オブ・ザ・リング」の「1」を見た。この映画は僕が自分のスタジオにプロジェクターを設置した頃(2004年3月)に話題になっていたもので、「1」はその段階で通して一度見ただけだったから(なにしろ2も3もあるし)7年ぶりに見た。
地震や原発問題などが起き、それ以外にも色々な事があったこの数年間を重ね合わせての「指輪物語」になっているので、DVDを持っていて良かったなと思った。2のDVDは持っているけど、3は映画館で見た。で、映画館版はどうも一つ説明不足だと思って(白い魔法使いの最期が描かれていない)、昔やっていた「土曜日に料理を作って映画を見る会」の時に完全版のDVDを持ってきてもらって「なるほど」と納得したのだった。
もはやDVDはすごく安くて、先日Sofmapの中古DVD売り場で、この完全版が900円で売られていて、安さに驚いた。でも、HDDがさらにもっと安くなってるから、こういうのが大量に出回るってわけだ。
NASAが撮った、「地球の夜景」アメリカも明るいけど日本もかなり明るいね。
去年あたりは、PCオーディオも一段落かなという気分だったのだが、ここへきて少し変化がある。やはり、Macからの再生音がめざましく良くなってきていることが一番の驚きかな。
上、フェーズテックのプリアンプ「CA-3II」、下同じく「CA-3改」。理由はよくわからないのであるが、上の物が先日やってきた。下は僕の物だけど、上は僕の物じゃない。
一昨年かなり力をいれてIIを作っていたから、さすがに上の方が音は良いと思う。懐の深い音だ(そういうのを高級って言うんだよね)。下も電源を強化しているので、まあそこそこいい勝負をするので、オリジナルのCA-3よりはかなり良いのだが、改造車だから馬力が強い感じ、「峠じゃ俺の方が速いぜ」とか言いそう。CA-3はボリュームノブを回したときにプチプチいう。回さなければノイズは出ないから音楽きくのには関係なくて、音量を変える時だけプチっていう。CA-3IIの良いところは、このプチプチノイズがほとんどない(これもまた高級になった)。でも、デザインは下の方が好きだ。
仮に、改造CA-3を定価の半額弱ぐらいで引き取ってくれると言う奇特な方が存在すれば、僕はIIに乗り換えてもいいのだが、そうでもなければ、しばらく逗留後お引き取り願うことになると思う。
CA-3もCA-3IIも、基本的に大変気が利いているというか、使いやすいプリアンプだ。プリの出力がRCAとXLRの二系統あるのでサーロジックのサブウーハーを接続できるし(これがMarantz7を使えない最大の理由)、ボリュームノブを押せばミュートがかかるし(Marantz7の場合はTAPEのレバーを下げればOK)、入力は5系統で1)DAC HD-7A 2)Phono(ZYX製) 3)Fireface400 4)FirefaceUC 5)AVアンプからのプリアウトを入れる で合計5系統、僕の要求にピッタリだ(Marantz7はもっとある)。そして、EXT.Pという端子があるので昔のREC OUTのようにも使えてこれもまた助かっている。最近LPの音をデータ化するという原稿をよく書いているから、最近のREC OUTなしのプリだととても面倒だ。
ああ、また揺れている。今日は弱いけど何度目の揺れかな。 2011.3.23
ノイさんのサイトで紹介しているように、3/26はRockDayをやります。震災後は本当に音楽をきく気にもなれず、「こんなことやってていいんだろうか」と自分のやっている仕事にさえ疑問を感じた。それは多分、日本中の人がそうだったはずだ。僕は日本という国で生まれ、そして出来ることなら「いろいろ苦労もあったけど、やりたいことはみんなやったし、いい人生だった」と思って死にたい。もしかしたら、これから東京を直撃する地震がくるのかも知れなくて、先の事はわからない。生まれる場所は選べず、死ぬも生きるも運命がついてまわり100%自由にはならない。
先日福島の友人と電話で話をして、「やっぱり彼らは強いなあ」と思った。僕はいろいろな事をやっているけど、オーディオ関係の仕事で唯一僕だけがやれるのは「音楽をきく場所を公開して提供すること」これに尽きる。まだまだ思い通りにはいかなくて、DJ担当が何十年もかけて集めてくれた音源に対してお客さんが少なくて申し訳ないと思うのだが、10年かかってもやり続けようと思う。僕一人では何も出来ず、お客さんというカタチで助けてくれる人、DJやってくれる人、ウエイトレス、まわりの人たちに助けてもらいながら、とにかくやり続ける。それしかできない。
先週の土曜日に行われた戯れる会例会では、相変わらずものすごく沢山の試聴をした。VoyageMPDはすでに3回目だったし、初登場のDPATもあり、もちろんクロックのありなしなどもあり、大変興味深い内容だった。でも、あれから4日経った今、僕はCA-3IIの方に驚いている。先週の土曜日もみんなでCA-3改とCA-3IIの比較試聴はしたけれど、あの時は僕も含めてあまり差が認められなかった。でも、昨日あたりから音が変化してきて、今日はさらに良くなった。原稿書きをしながらiTunesできいていてこれだから、ちょっとした驚きだ。CA-3IIは去年あたりも数度ここできいているのだが、僕の記憶の中にある音より、今鳴っている音の方が良くなっている。なんでだろう? 僕の側の他の条件も少し変化しているのかな。
以前からずっと書いているが、僕はプリアンプ必要派で、プリアンプとは恋人みたいな関係だ。プリアンプを使っていない人にはこの感じがわかってもらえないかもね。 2011.3.23
一週間前の水曜日木曜日あたりは、ものすごく気持が落ち込んだ。街は暗く、あれは昭和天皇が崩御した時以来の暗さだった。今の僕は家族がいないし、とても暗く不安な気分だった。もちろん今も状況は似たようなものなのだが、今週になって少し考えが変わってきたと言うか戻ってきた。もちろん節電はするし、物を買い占めたりはしないけど、ききたいCDや見たいDVDぐらい買おう。あと一週間もすれば暖かくなるから、きれいな色のシャツを買って着よう。やっとそう思えるようになった。
MacProに入れたAudirvanaがバージョンアップしたので最新の物にしたが、integerモードはプチプチノイズでダメ、僕のMacProはメモリがDDR3じゃないからかなと思って、MacBookAirで試してみるとこちらは大丈夫だった。音は今検証中ですが、良い音なんだけど、時々ブーとか言う。しかしどこもかしこもままならないものだね。
一人暮らしの快適さ=パッシブアッテネーター 家庭持ち=プリアンプ
最近考えているのは、ハイレゾのデータをすべて96kHzに変換して統一してしまおうかなということ。
あらら、Audirvana使ってたら、Airが気絶してしまって書きかけの原稿の一部が消えた。いかんなあこれは。昔の爆弾マークとほぼ同じとは楽しませてくれますね。これじゃ、foober2000の方がまともかもね。
今日は三月の東京としてはけっこう寒いのだが、夕方まで暖房をいれずにいる。寒いからWiifitでもやって身体をあたためよう でも、それってエネルギー使うよな 腹減るぞ でもパンは買えないし牛乳なんてまるでない 一ヶ月ぐらいはもつとしても このままこんな状態が続いたらまずいよな 仕事もなくなっちゃうかも
と、まあ、こんな風に気分が落ち込むのだった。何故だかわからないが金を使うのは気分が良い。貯めて喜んでいる人もいるとは思うが、1000円でも2000円でも金は使う方が絶対に楽しい。死ぬときはきれいさっぱりプラマイゼロみたいな状態が好ましいと思う。だから、こんな時だけど、というかこんな時だから、買い物でもしよう、好きな人がいたらプレゼントもしよう。それがいい。
うーん、原稿書きがあと少しだなあ。まだ1/3ぐらいしか終わっていない。明日の午後は撮影業だから、その合間に原稿書いて、夜は明後日のためのシフォンケーキも作らなくちゃいけない。皆さん土曜日のRockDayは集まって下さいね。よろしくお願いします。 2011.3.24
撮影は順調だったが午後1時から6時までかかり、それからシフォンケーキを二個焼きつつ、原稿を一つ半仕上げた(昨日はけっこう頑張った)。明日はお客さん来てくれるかなと、ちょっと心配している。
そんなわけでヘッドフォンでしか音楽をきいていない。
しかし、このところ同じメーカの機器しか出てこないなあ。偶然なんですけどね。 2011.3.25
さて、大震災から二週間が過ぎた。地球というとても大きな生物に動物や植物が寄生し、人間もその一部なのだが、時々この大きな生物が寝返りでもうつように動くと、僕らは振り落とされてしまう。
今日は午後一時から六時までRockDay。明後日火曜日の音楽喫茶も含めて総売上げが2万円を超えるといいなあ。どうだろう。わからない。 2011.3.26
昨日の音楽喫茶RockDayに来て下さった皆さんありがとうございました。袋に入れてある売上げは今のところ15000円ぐらいで、明後日の夜にお客さんが3人来てくれてシフォンケーキも食べてくれたら2万円近くまで到達するんだけどなあと思っているところ。日頃は僕が皆さんに義援されていますから、こんな時はせめてDJもウエイトレス嬢も僕もノーギャラで働いて、少額ではあるけれど、被災地にお金を送るのが良いと思う。それで、明後日の火曜日もお客さんが来てくれたらなと考えています。
直接の被害はほとんどなかったとは言え、半導体工場が稼働しなくなったとか、紙やインクがなくて印刷もままならないというような現状もあり、僕らも多分将来的には仕事の面で打撃を受けると思う。そんな不安のある毎日だ。だけど、せめて「大震災が起きたあとは、どうもレコードをきけない」なんて話は普段LPをきいている人じゃないと「そうなんだよね、わかるわかる」とも言ってもらえないから、月に一度でも週に一度でも集まって、そんなことを言い合う場があるのも悪くないんじゃないかなと思う。そんなこともあるので、RockDayは開催するし、喫茶もやっていようと思う。
今日は一ヶ月ぶりのヨガ。メンバーの一人が、話題の格納容器を作った会社に勤めているので、しばし、地震と原発の話をしてからのヨガになった。本当にどうなっちゃうんだろう? 誰にもわからない。
そういうわけで、ヨガのレッスンが終わってからみんなで一緒に食事をして、途中で暖房も切って、ヘッドフォンで音楽でもきこうかというところです。ヘッドフォンの世界もなかなか楽しい。
この二週間は、なにしろこの二週間だったから、せっかくきき始めたMr.Bigもそのままになってしまっている。少しずつきいてゆきましょう。
PCオーディfanのWebサイトにハイレゾデータの出現と、LINN DSのことを書いた原稿がアップされたので,皆さん読んで下さいね。 2011.3.27
昨夜、狛江の種さんと電話で話をした。あの一週間後に大震災が起きたから、思えば3/5の種さん宅訪問は実にのどかで平和な午後だった。あのタイミングで行っていなければ、一生訪問できなかったかも知れない。
今日は仕事でLPをきく必要があったので、午後はそのまま久しぶりにレコードをかけてきいている。シューベルトの「アルペジョーネソナタ」とシューマンの「アダージョとアレグロ」、アンドレ・ナヴァラが演奏するカリオペのLPをきいてみると、音は確実に良くなっている。理由? ルームアコースティックもずっと調整してきているし、RockDayその他で強力に鳴らしてきていることもあるけど、最後のところはプリアンプのCA-3IIによるものかな。やはりプリアンプはオーディオの要なのだ。
さて、明日火曜日の夜は音楽喫茶をやってます。音はとても良い感じだし、少し暖かくもなってきているので、一緒に音楽をききながら放射能の心配でもしましょう。子供の頃ソビエトの核実験後の放射能雨にあたったことがあるのだが、あの時と今回はどの程度の違いなんだろう、同じぐらい? 2011.3.28
節電したり、派手に浮かれたようなことなど、いろいろなことを自粛するのは大切で尊いことだけれど、経済が動かなくなるのは良くない。だから、最低線の食料備蓄や防災用品の購入が終わったら、あとは欲しい物を買った方がいいと思う。食べたい物、着る物、オーディオ製品にデジタルカメラ、死んでしまえば楽しめないのだから、せいぜい楽しもう。これは義援金を送ったり、野球のナイトゲーム自粛とは別問題だ。
四年ほど前に「食器自動洗い機」を買ったのだが、3年間使ってみてどうも効率が良くないので、去年これを処分して以来、ずっと食器は手で洗っていて不便は感じない。だけど洗濯機や脱水機をやめるのは無理だ。ガスストーブも二つあるけど、停電すると使えない。石油ストーブも効率の良い最近の物は電気がないと使えない。昔使っていたアラジンの石油ストーブなんてもうない。夏は扇風機で過ごすと言っても、停電すると扇風機も使えないから、お祭りで使うような巨大なうちわみたいなものが必要かも知れない。
QNAPターボNASの値段が上がり始めた。さすがにそろそろなくなってきたのかな? と、思ったらまた安くなっている。こういうことを繰り返して、最後には手に入らなくなるって感じかな。
Perfumeの曲を作っている中田ヤスタカのユニットcapsuleの新譜は発売が延期になったらしい。もちろん偶然なのだが、タイトルがいけないのだろう。印刷もしてあっただろうに、破棄して新たなタイトルをつけるのかな。とんでもないところにまで影響があるものだ。
ここへきてまたいくつかのことがわかってきたから、パン焼きは確実に進化していると思う。ここまで二年三ヶ月かかった。 2011.3.29
昨夜の音楽喫茶はお客さんが二人来てくれて、しばしの間話をして、それからTheRollingStonesのハイレゾ音源をヘッドフォンできいてもらった。色々な気持を口に出す相手がいて、「そうだよね」って言ってもらうことってすごく大切なのだ。家や財産がなくなったり家族が死んだりはしていないから、それに比べれば圧倒的に軽度だとは思うけど、例えば僕がスタジオを借りているビルも今回の地震であちこち壁にヒビが入った。僕らの心にも同程度のヒビが入っていて、不安になったり買い占めたり、少し調子を狂わせられていて、外国から見れば被災者の一部なのだろう。
まあ、それでも自分でパンを焼いて食べていられることに感謝をしよう。そして、昨日で音楽喫茶の売上げは合計で18000円になった。来てくれたお客さん、ありがとうございました。少額ではあるけれど、どこにどう寄付をするのかを検討中です。
僕が初めて福島県に行ったのは、20年以上前で、男二人女二人でダイハツシャレードに乗って、日光から北上し会津田島を通って猪苗代湖へ行き、全員が「すごくいい場所だ」ということで意見が一致した。それから数年後、トーソー出版が出していた「BE SHRE」というインテリア雑誌の取材で、会津若松や喜多方へ行って撮影をし、野口英世のことなどをきき、原稿を書いた。
そんなこともあって、StudioK'sをつくる前からずっと、毎年一度裏磐梯小野川湖でカヌーや自転車に乗り、キャンプをしていたし、オーディオのことでも関係が深かったから、東京生まれで故郷のない僕にとって福島は故郷みたいな場所だ。
だから、今年は無理かもしれないけど、来年は福島に行きたい。檜原湖畔にある僕の秘密のお店は無事だろうか? 2011.3.30
今日は朝から撮影で出かける。機材を持って混雑した電車に乗るのはちょっと辛いかも。
タカジアスターゼの発明とアドレナリンの抽出で知られる、高峰譲吉を描いた映画「さくら、さくら-サムライ化学者高峰譲吉の生涯-」は、銀座シネパトス(ってあの東銀座の地下の映画館だと思う)でやっているのだが、地震のおかげで見に行かれずにいるうちに、上映終了がせまっている。4/8までだ。それまでに見に行かなくちゃ。
今日で3月も終わり。明日から4月だから、パート32に移行します。
四月のRockDayは日にちをずらして 5/1(日)です。 13時〜18時 RockDay 5.1はアナログ4チャンネルの日 きいて納得、2011年現在、考えられる最高の音質でアナログの4chを体験できるのはStudioK'sの音楽喫茶だけです。世界規模で考えてもそれは変わらない
Perfumeの魅力はTVでちょっと見では「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD二枚を見ることが必須だ。もちろん東京ドームや武道館のライブもすごく良い。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。
☆色々かけたい音楽があるし、さまざまな交流もはかりたいので、火曜日の夜7時〜10時は音楽喫茶をやっています。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。通常夜9時半から10時までの30分間はお話タイムです。都合で休む時はこのページでお知らせします。コーヒー紅茶飲み放題 1000円 シフォンケーキ 500円です。
現段階でNASを作るならQNAP TS-119と相場が決まっているのだが、悪いこと言わないから、買いたい人は即ポチした方がいいですよ。このファンレスタイプは生産完了で近い将来買えなくなります。
TheBeatlesUSBは、21000円台が最安になっている。ここを見ていて、安いのが出たら速攻でポチするのが正解かも。CD16枚分、しかも未だかつてきいたことのない24bit音源だ。
「ジャズ喫茶ベイシーにV-15タイプIIIの針を献呈する」プロジェクト
僕のところにもシュアーV-15タイプIIIの針(MRだけど)が一本ある。僕は使わないからベイシーに献呈しようと思う。どうせ使わないんだから、菅原さんに使ってもらった方が良い。どなたか、ベイシーに行く予定のある人が火曜日夜の音楽喫茶にでも来てくれて「ベイシーに行きます」と言ってくれたら、その方に託します。全国の皆さん、古いV-15タイプIIIの針、オークションに出せば1万円ぐらいになるのかも知れませんが、ここはベイシーに献呈しましょう。直接送ってもいいと思うし、ご自分で持って行ってもいいし、行くことが出来なければ、火曜日夜の音楽喫茶の時にStudioK'sに持ってきてくれれば、僕が一旦預かって、誰かがベイシーに行くときに持って行ってもらうことにします。30本でも50本でも集まったらすごいことだ。
送る場合の住所はこちら ジャズ喫茶ベイシー 岩手県一関市地主町7-17(TEL 0191-23-7331)
僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1 1997年〜2000年まで僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月〜3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月〜12月