さて、2010年もすでに半分が終わって今日から7月だ。蒸し暑く、サッカー観戦による睡眠不足でちょっと疲れているが、気合いを入れて何か良い事が起きそうな2010年の後半戦を楽しもう。
今週の土曜日の午後はFirefaceコンサートで、行方洋一氏をおむかえして、秘蔵日本のポップスハイレゾデータをきかせていただく予定だ。僕らがTVとかラジオできいていた元の音が実はこんなにすごいものだったのかと驚かされるに違いない。
我ながら、もう長いことこのHPをやってきていると思う。Dejavuのフィルさんは今もオーディオをやっているのかな。極悪人と呼んでいた皆さんはどうしているのだろう。色々な人たちによる色々なオーディオがあるけど、僕らが生きている間、アナログは不滅だし、そしてPCやMacを使った音楽再生はこれからもっともっと普通になって、音楽をきくのはイコールPCやMacやiPadみたいなもので再生するのが当たり前という時代になるだろう。 2010.7.1
一般論だけど、オーディオって、特別無理をしなくても、目玉が飛び出るほど高価な機器を使わずとも、かなり高いクオリティのサウンドが得られる。オーディオ=ファッションだから、色々な格好良さがある。高価なブランド品で固めた感じとか、フーテンの寅さんみたなスタイルとか、とにかく色々です。そして、音は生き物で、オーナーの個性や好みが反映され、変化し育ってゆく。PCオーディオの現段階は多少未完成で状況が動いているところが楽しいと思う。どんな機器でどう再生するかは個人個人異なるが、今やっている人だけがこの動いている状況を楽しんでいる。そして、僕が使っているのは下の写真のような機器だ。
プリアンプ以前のデジタル機器の詳しい解説をしてみよう。写真左下「ソニーのSACDプレーヤーSCD-XA777ES」、これがユニバーサルプレーヤーという人もいるだろう。VLCというアプリケーションを使えば、DVD(映像)の再生はMacでもWindowsでも音声をFirefaceシリーズで再生可能だ(もちろん5.1chで)。DVDオーディオはWindows限定だがfoober2000を使って2chもマルチchも再生可能だ。だけどSACDだけはどうにもならない。この感じは何に例えたらいいんだろう。孤高? Appleもちょっと共通しいているけど、Macはやっと理解されてきて絶対数が増えているからそのあたりが違うかも。SACDのデータがPCやMacで再生可能になれば、SACDプレーヤーもユニバーサルプレーヤーも不要になり、さらにブルーレイディスクもPCやMacがサポートすれことになれば物は減る。
今日は夕方から明日のFirefaceコンサートのためにシフォンケーキを四個焼いているので、その合間に少しずつ原稿を書いたり、このあたりの文を書いてはアップロードしている。今は夜の九時で最後の1個を焼成中だ。
ソニーのSACDプレーヤーの上にあるのは10MHzのルビジウムクロック(中身はスタンフォード製の試作品)で、やたら熱くなって音も熱い、その上の黒いのはプレクスターのプレミアム2で、その左にはパイオニアの外付けDVDドライブがある。僕のシステムは裏表が少ない、つまり「これは良いですよ」と勧めている物は自分で愛用してる。もちろん、ここに書けない事は沢山ある。世の中そうそう本当の事は発表出来なかったりもするので、そのような内容を知りたければ戯れる会にでも入っていただいて直接体験してもらうしかない。ただ、戯れる会も大人の社会だから誰かが愛用している機器をボロクソに言ったりもしないわけで、あとは個人的な信頼関係やその人個人の感覚や価値観で判断してもらうしかない。でも、こっちでダメな物があっちでは最高ってこともあるから、機器の評価は自分自身の装置と耳で行った方が良いと思う。そのために、戯れる会では自宅巡回試聴というシステムがあり、今もフェーズテックのDACとaetの電源ケーブルが巡回中だ。 2010.7.2
今日は久しぶりのFirefaceコンサートなので、午前中から準備をしている。今回はちょっと参加申し込みが増えているし、どんな音楽がきけるのかどんな人たちが集まってくれるのか、とても楽しみ。
今日の第六回FirefacePCオーディオコンサートはとても盛況だった。
iPhoneで撮影
セットリスト 九重佑三子 プリーズ・ミスター・ベースマン 坂本九 明日があるさ ジェリー藤尾 遠くにゆきたい 弘田三枝子 ビーマイベイピー バケーション 尾藤イサオ 悲しき願い 和泉雅子&山内賢 2人の銀座 奥村チヨ 北国の恋 欧陽菲菲 雨の御堂筋 渚ゆう子 京都慕情 などなど。などなど。
「自分のオーディオ装置はこんなに良い音だったのか」と思うほどいい音の32bit48kHz音源だった。 2010.7.4
昨日集まってくれたお客さんは全部で38人か39人ぐらいだった。顔見知りの人もいるけれど、2/3ぐらいの人が初参加って感じだった。どう考えても僕がこれまで会ったことある方は半分以下だった。これが何を意味するのかと考えている。 これからマルチフォーカスの取材で出かけるので、帰ったらまた後で。すみません。
僕らはもう何年も前からUSB DACやオーディオインターフェースを使ってあれこれやってきている。本格的なオーディオはPCオーディオから始めているなんていう人ももちろん存在するのだが、例えばフェーズテックのHD-7Aの26万を「内容の割には安い」と思えて、Firefaceシリーズを「こんなにアレコレできて、音も良くてこの値段はタダみたいだ」と思えるような層においては、PCオーディオってのはまだまだこれからなのだ。
そして、先月の角田郁雄氏&フェーズテック社&ロッキーインターナショナル社のイベントにしても、昨日のイベントにしても参加申し込みは確実に増えている。
だから、僕はあまり先走らないでいたいと思う。もちろん、怠惰にやってて良いという意味ではない。 2010.7.4
FireFaceコンサートが始まるのは13時からだから、12時半を過ぎると人が並び、12時45分ぐらいには開場となる。ということは、スタッフの集合は11時で、まず音出しから始めるわけだ。
プリアンプより前段に問題があって音が出なかった場合に一番汗をかくのは、(株)シンタックスジャパンの人だろう。プリアンプより後段なら僕があわてることになる。とりあえず音は出たとしよう。その出た音がやや思わしくなかった場合は誰の責任かというと、これは僕の責任だと思う。だから、僕は椅子を並べるより先に音質のことをちゃんとしておきたいと考える。
行方さんは、もちろん音のことはよくわかっている方だが、StudioK'sだけじゃなくて色々な場所でデモを行っている。大手量販店からお呼びがかかってデモをするかも知れないし、Appleストアかも知れない。そこで出た音が良くても悪くてもきわどくイマイチでも、まあ極端なことを言えば関係ない。何故なら、彼が持っているご自身が録音した音源のデータは素晴らしいもので,不変で、そして自信があるからだ。どんな風に再生したってAMラジオできいていた坂本九よりは絶対に良い音で鳴るし、仮に100%の出音じゃなくても、それは装置が悪いわけだ。
人が20人以上入って,椅子に座ると音は良くなる。床の響きが減るということはもちろんだが、それに加えて何かもう一つ音を良くする理由があると思う。それは「集まってくれたみんなの期待」みたいなもので、よくわからないけどでも確実にある。それらを加味しても、11時半の段階で「本来の音じゃないな」と思うことがあって、それは僕にしかわからないのかも知れない。「行方さんのあの素晴らしい音源がこんな音のわけないだろう」と思ったりする。
その時は、長さが足らないためにごく普通のUSBケーブルで音を出していたのだが、僕はこれをなんとか「ワイヤーワールドの赤」にしたいと思った。僕の赤は(一応融通性を考えて)2mの物を買ってあったのだが2mじゃ届かない。1mぐらい足らない。仕方がないのでプリアンプを左に10cm移動し、プリへの入力端子を上からみて一番近いところに差し替えてさらに10cmという具合に必死で寄せてゆくがまだ届かない。「行方さんがお使いのノートPCのUSB端子が逆側に付いていればなあ」みたいなあと70cmぐらいのところだった。それで仕方なく「申し訳ありません。どうしてもこのケーブルを使ってみたいので、ノートPCを置く位置を移動していただけませんか」とお願いした。
上のiPhoneで撮った写真をもう一度見て欲しい。最初は行方さんの正面にノートPCを置いていた。当然正面の方が使いやすい。その場所を移動して、斜めに身体をひねらなければ操作できない場所に移動してもらい、それでやっとケーブルが届いた。で、MacならUSBケーブル抜いて挿せばOKだけど、Windowsじゃそうはいかない。音出し確認してOKな状態から「WaveLab」を終了して、システムも再起動してだから、こういうお願いをするのは勇気がいる。
僕もこの一年間何度か行方さんのお話をきいきて、「そうか、こういう仕事をしてきた、こんなにすごい人だったのか」ということを遅ればせながら理解した。行方さんは、録音界の大スターなのだ。だから、僕が「ノートPCの置き場を変えて、USBケーブルをこっちにして欲しい」なんて言うのは、吉永小百合に眉の描き方をこういう風にしてくれなんて注文しているようなものかも知れない。
年齢は関係ないかも知れないけど、行方さんは僕より10才ぐらい上で、これが32才と22才の関係だったら「生意気な奴だ、後でシメてやろう」ってなことになるかも知れないのだが、まあ、そういうお年頃はとっくに過ぎているのではあるが、「今、一番評判の良いケーブルですから」「巷の評判がいくら良いったって、ケーブル一本で左右されるほど録音現場は甘くない」みたいな会話にもなるわけですよ。
「まあ、お願いしますから、ちょっときいてみて下さいよ」「確かに僕も興味がないわけではないから、やってみるのはいいけどね」ってな感じで音を出してみると、けっこう派手な音になり、「あれれ?」と思っていると、「確かに良いが、ちょっと高域にキャラクターが乗る」と、さすがに鋭い指摘が来る。「なんでかなあ」と思っていた直後、WaveLabの出力設定がちょっと違っていた事が判明し、通常にして音を出すと良い感じになり、「OK、これでいこう」ということになった。 とりあえず 2010.7.6
この一年間に行方洋一氏のお話を何回かきいた。ほとんどの場合、僕は一日に二回きいてきた。加えて、打合せや食事などでも話をきいてきた。そして、作品も体験して、やっと「なるほど、そういう方だったのか」と理解した。抜群のセンスとアイデア、愛される人柄、そして今も現役でいること。僕はもっぱらオーディオ雑誌で行方さんを見てきただけなので、単なる「有名な録音エンジニア」だったのだが、今は僕の中にもう少し違った行方洋一像みたいなものが出来つつある。写真家で一番近いのは誰かなあ。
僕は男なので残念ながら試すことが出来ませんが、アディダスと山本耀司が作ったハイヒールの履き心地はどうなんでしょうね。
10月24日ブリティッシュ・アンセムズのヘッドライナーとしてPLACEBOが出演。どうしよう、単独じゃないからなあ。秋には新しいCDが出るらしい。おお、楽しみな秋。その前に夏の仕事をやっつけよう。
ダイナミックオーディオ サウンドハウスのエレベーターに乗ると「PCオーディオ/フェスタ」と書いてあったのでiPhoneで撮った。そうですか、秋葉原のサウンドハウスもPCオーディオですか。
この垂れ幕に「PCオーディオ」と書かれる時代がくれば本物だろう。
この本はとてもおすすめです。僕の誕生日のところなんて読んだら、みんな「なるほど〜」と大笑いだった。かなり当たっていて面白いので、一冊持っていても良いと思います。
そういうわけで、StudioK'sに来る人来る人に誕生日をきいている。まるで当たってないことも書いてあるが、そいつは無視して、「どうしてこんなに当たってるんだろう」って思うことがかなりある。
音楽再生用としてFirefaceを使い倒すとこうなる。とっても便利でやめられない。この状態の解説はAudioBasic誌で連載しているので、そちらを読んで下さい。 2010.7.8
昨夜遅く、食器洗い乾燥機が不調になったので、あれやこれやで夜中になってしまった。ゴミに出そうかと思ったが、一応修理した上で考えることにした。エアコンだけは壊れないで欲しい。ああ眠い。
このところちょっと煮詰まっているから、どこかに出かけるとか、何かを買うとか、何か楽しいことをやりたい。でも天気が悪いしなあ。まあいいや、音楽をききながら好きなことをやれれば文句なしだから、いくつか極めたいものを作ってやろう。この夏から秋はキッシュとオムライスを重点的に作る予定で、これは火曜日夕方の料理教室でもやろうと考えている。
Let's note+フェーズテックHD-7A、あるいはFirefaceで音楽をきいているのだが、どちらも実に良い音だと思う。iTunesで楽しんでいて、foober2000にしたり、CUBESEにしたりってこともあるけど、比較さえしなければiTunesで全然問題なしだ。このところ音は確実に良くなっている。それはQUAD405の裏にあるボリュームで、この位置によってけっこう音が変化するので、いいところを探した方が良い。フルじゃなくて、その手前なんだけど、これは微妙なポイントで、グッと力が出て良い感じになるところがある。
さて、外は大雨だから、ベンチャーズと加山雄三でもきいてやろうか。と書きながらフォーレのヴァイオリンソナタをきいている。暑い暑いと言って何もしなければ、それで終わってしまうから、梅雨が明けたら夏を楽しむことにしよう。大した才能もないし、もちろん財力もないし、カッコつけたいとは思うけど、大して格好いいわけでもない、あるのはちょっとお馬鹿な妄想癖ぐらいだ。なかなか思い通りにはいかないのが人生だけど、あと最低一回はメジャーな場所で写真展をやりたいし、料理やお菓子作りももう少し極めたい。 2010.7.9
この数年登山をやっているにしだやさんからの情報によると、最近は「山ガール」ってのがいるそうだ。ま、30年前の「ヨセミテ派(男)」みたいなもんでしょうかね。オシャレな「山女」のことを「山ガール」と呼ぶらしい。この15年ほどカメラは女子だらけなんだけど、「音ガール」はまだいませんかね。
昨日は久しぶりに自分の作品を10枚ほどA4でプリントした。インクジェットプリントって色が落ち着くのに丸一日ぐらいかかるので、スタジオの床に干しておきたいところだが、朝になるとルンバに走られるので、窓際のベンチに置いてある。一日経ってから見てみるとプリントしたての時とは評価が変わる。音なんぞは逃げないから、一方では瞬間的に判断しつつ、実のところはジワジワやった方が絶対に良いと思う。
おかしいなあ。今日は6月分の帳簿をつけるためにLenovoを使っていて、「もしや」と思ってiTunesをインストールしてみると、iTunesはインストールが出来た。これまであらゆる努力をしてもダメだったのだが、わけがわからない。ということはLet's noteCF-Y2も同じ症状だったから、これもインストールできるってことか? QuickTimeは途中でエラーになったが、LenovoでQuickTimeを使うことはないので、iTunesさえ動いてくれればOKだ。そうなると、厨房の音楽再生システムにまた変更があるかも知れない。radikoも始まったことだしね。しかし、Windowsには翻弄されるなあ。いや、Macも似たようなもんか。
自分の撮った写真を見ると(もちろんベストを尽くし、良いと思っているものだ)ウンザリすることがある。自分で文を書きながら、自分の言葉やスタイルに辟易することがある。こういうのはやっている人じゃないとわからないだろうなあ。ちょっとどっかに書いて印刷されたとか、趣味で撮った写真が何かに採用されたというぐらいだと楽しめる範囲だけど、そこから先は辛い。そういうことと闘いながら、自分にイヤになりながら、才能のなさを呪いながら、それでもやっぱりこれをやりたい書きたい、撮りたいと思って何十年もやり続けた結果、それが仕事なのだと思う。
「誕生日大全」を知ったのはもう随分前で、僕は占いに頼るなんてことはないのだが、ずっと面白い本だなと思っていた。一昨日スタジオに来た友人によると、今星占いで一番人気の石井ゆかりさんはご自身が魚座なので、彼女の占いには魚座のことがやや詳し目に書いてあるらしい。これから12年間は魚座の期間だそうで、魚座の僕はホントかなあと半信半疑で期待している。 「石井ゆかり筋トレ」 で検索すれば、すぐに見つけられると思いますが、彼女はとても魅力的な文を書く人で、占いもさることながら、言葉の気持良さでコロッといきます。 2010.7.11
ルイ・ヴィトンのバッグを持っているより、MacやiPadやiPhone4を持ってる方がオシャレだってことがやっと定着しつつある2010年らしい。でかくて大げさなオーディオ装置はもういい。でもこのSP、LP、CD、SACD、DVDAudio、データまで、何でもきける時代だから全部楽しみたい。それにはどうしたら良いのかということを追求しているのが、このサイトだと思う。
ジンジャーシロップ作りも三シーズンやってきて、ここのところでやっと「これが最高」という道具を見つけて手に入れた。だが、音楽再生用のMacやPCはどれが良いのかまだわからない。オーディオメーカーから一体型のPCオーディオ的なプレーヤーが出てきていて、確かに良いところもあるが、僕はMacやPC+オーディオインターフェースまたはUSB DACという再生方式をやめる気はない。理由? それは音質です。
StudioK'sから最も近くて、ある程度樹木がある場所はどこかと考える。やっぱり湯島聖堂かなあ、そんなわけで夏は湯島聖堂に行くと安らぐ。午後は湯島聖堂に行き、学問には縁がないけどそういう空気を吸って、それから秋葉原を散歩してきた。SoundSticksの初期型(USB接続のタイプ)を探しているのだが、なかなかない。ジャンク品を5000円で見つけたけど、ジャンクじゃね。どっかに7000円ぐらいで転がっているもんなんだが、探すとない。
今夜はLPで大好きなフィービ・スノウをきいている。僕のは国内盤のLPだけど、すごく良い音だと思う。戯れる会の例会でオリジナル盤をきいてみたいようなみたくないような複雑な気分。明後日の音楽喫茶ではこのLPをかけようっと。この国内盤LPあたりとPCオーディオとどっちがいいんだろう。24/96のSecondChildhoodをきいてみたいものだ。
バックのミュージシャンがJAZZのそうそうたるメンバーなんだよね。ファーストアルバムも好きだけど、このセカンドアルバムも負けず劣らず良くて30年きいている。JAZZっぽいというか、JAZZそのものの格好良さではこちらの方が上でしょう。533円ですか、タダみたいだ。僕がまだ20代前半の頃、毎月一枚LPを買おうと心に決めて(カメラも欲しかったし、月に一枚がやっとだった)二年間ほどそれを続けた、その時に買った中にこのLPがあった。そして、B面の最後の曲を最高に格好いいと思った。それは「ニューヨーク行きの船が出る」という曲で、僕は10数年後、ガーシュインのオペラ「ポーギーとベス」のCDをきいて、やっとつながったのだった。オペラの中では男性が歌っていてすごくヘンな気がした。いやまあ、そりゃあ話が逆なんですけど。 2010.7.11
今度の戯れる会例会では、もう一度USBケーブルの比較試聴をやるつもりだ。先月は平方電気製カテゴリー7USBケーブルも届いたばかりだったし、あれから一月近く使ってきてるから正しい評価はこれからだろう。先月の印象ではワイヤーワールドの赤と同等って感じだった。USBケーブルは今のところ一万円台なので、そこそこ健全な世界だと思う。
それから、米国産DIY電源ケーブルが二種類あるので、これも今通電中だ。
Let's noteって、USB端子が2個付いている。で、PCカードスロットをUSBにすると端子が一つ二つ増える。まあ最低3個にはなる。それで、例えばUSB/DACとCDドライブあるいはDVDドライブを接続して、残りの1個はCUBACEのドングルで3箇所が埋まる。Macminiはどうかというと、旧型はUSB端子が5個で、現行の新型は4個になった。Macminiはデスクトップ機で、キーボードやトラックパッドがないからここが問題だ。もちろんBluetoothのキーボードとマウスを使えば解決だが、多分それは音質に影響するだろう。通信なんかに頭を使わせて音が良くなるわけはない。そうなると有線のマウスを使う事になり、結局USB端子は旧型で4個、新型だと3個になってしまい、Let's noteとさほど変わらない。Macは抜き差し自由のプラグ&プレイだからあまり問題はないけれど、Windowsはそうもいかない。そして何よりLet's noteはファンレスだ。というあたりが僕にLet's noteを使い続けさせている。
WiifitはWiifitPlusになって、今も続けている。平均すると月に18回から22回ぐらいかな。ヘディングはPlusになってから得点の表示が変わった。以前は10回パーフェクトを出せば655点が10位まで並んだが、Plusは100回パーフェクトを出しても、一位が655点のままだ。仕方がないので一位から十位までを600点以上で埋めてやろうと思っている。つまりほとんどパーフェクトでいって、どこかで一回だけミスをすると609点とかが出るので、それを狙っているのだが、これはパーフェクトを出すより難しい。
Plusになってからの種目ではパタパタ飛行という腕をパタパタさせて空を飛んで行くゲームがあって、今はこれの超上級をやっているが、ゴールにたどり着けたりつけなかったりを繰り返している。Wiifitは下半身を動かすものが多いので、ボクシングとかパタパタ飛行のように上半身を重点的に動かすゲームは少ない。フラフープのおかげか、腰痛はかなり軽減している。とにかく、元気じゃないと何も出来ない。自ら誰かにケンカを売るなんてことはないけど、売られたケンカを買うにも体力と気力がいるし、誰かに優しくしようにも自分が健康でなけりゃそれもおぼつかない。「IKEDA、今度は近くで転べよ」助けに行ってやるからな。
この一週間ほど蒸し暑さのせいかひどい不眠で、まだ本格的な夏になってもいないのに「早く秋がこないかな」と思っている。でも秋は秋で体調が悪くなるし、結局一年中どっかしら不調だったり不満だったりする。生きてくってのはそんなもんだよ。だから、やりたいことは、後でやろうなんて思わず、やれるうちにサッサとやるに限る。
明日の朝は杏を3kg買いに行って、それから夜の喫茶用にシフォンケーキを1個作る。夕方には料理を習いに若い人が来てビシソワーズ タプナード ペペロンチーノなどを作り(けっこう中身濃いかも)、夜7時からは音楽喫茶です。お時間のある方はどうぞお出で下さい。 20107.12
つかこうへいの遺書、「友人知人の皆様、つかこうへいでございます。思えば恥の多い人生でございました。先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています。私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうと思っておりません。通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させて頂きます。しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。今までの過分なる御厚意、本当にありがとうございます」
僕もほとんど同じ、宗教なし、墓は不要、葬式も不要だ。聖橋から神田川に散骨でOK。これはそっとやっちまってくれと誰かに頼んでおかなくちゃ。ただ、これまでも何度か書いているけれど、僕が死んだってことを知った夜はリヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」をきいて欲しい。ばらの献呈のところと最後の三重唱。まあもう少し詳しい人は「歌手」の歌とか、元帥夫人のモノローグあたりをきいてもらえたらなと思う。そして翌日は同じくシュトラウスの「四つの最後の歌」をきいて欲しい。そんな程度だ。R・シュトラウスを持っていなかったら、カエターノやPLACEBOをきいてもらってもいい。それもなかったら、ベートーヴェンのピアノソナタ最後の三曲でもいい。無理にと言ってもしょうがないから、覚えていてくれたらでいい。
相変わらずの不眠で,夜中の1時から3時ぐらいが眠れない。身体的疲労が足らないのかなと思って、昨日はWiifitをいつもより多めにやり、午後は岩波ホールに映画を見に行ったのだが、当然ながらスタジオから歩いて行き、10階まで階段を上って下りて、それからラクーアに行って買い物をし、Doitに寄って、買った荷物も持って本郷三丁目まわりでスタジオに戻り、夜も近所を少し散歩するなどしたが、まるで効果なしだった。岩波ホールで見た映画がリアルで救いのない映画だったため、映画による刺激が肉体的疲労を上回ったらしい。
iPhoneにしてから、僕は外出時にヘッドフォンで音楽をきくようになった。昨日はアイコンモバイルの電池が途中で切れて、そこから先はアイコンモバイルなし、iPhoneに直接ヘッドフォンを接続してきいていた。比べると「音悪いなあ」と思うのだが、すぐに慣れてしまう。で、充電しておいて今朝、杏を3kg買いに行く時にアイコンモバイルを使うと、「やっぱり全然違う」と思う。この、なんとか持ち運びに耐えられる大きさと音質と価格は絶妙だ。
下のリンクを見ると、プレクスターのプレミアム2は24800円になってしまった。でも、もしかすると24800円でも手に入らないよりはマシということになるのかも知れない。 2010.7/13
昨夜、料理を習いに来る人がいて、最後にペペロンチーノを作った。フライパンを二つ用意して、片方は彼女、片方は僕、同じ火加減ができるレンジを使って「はい、こうやります」と言いながら同時に同じ材料で同じ物を作った。単純だよね、ペペロンチーノ。スライスしたニンニクを軽くオイルで炒めておいて、そこへパスタを投入し、バターと鷹の爪と塩コショウ、最後にオリーブオイルを少しかけて混ぜる。手順はこれだけだ。で、1/3ぐらい食べてから、僕が作った物を少し食べさせてあげると「違う、わたしのよりずっとおいしい」と言っていた。そうかも知れないが、この部分はレシピじゃ表せない。
料理関連の人気Blogは細かくレシピが掲載されていて、その通り作ればうまくいく、あるいはうまく出来そうな気にさせてくれるBlogらしい。とにかく、インターネットのおかげで作り方や材料などはいくらでも知ることができる。でも、出来る物は違う。ペペロンチーノみたいに単純なものでも違う。さらに言えば、同じ材料を使って同時に作っても違う。「もし、僕が作ったものの方がおいしいと思うのなら、この味や感じやバランスを覚えておいて(いつも言ってるイメージってこと)、そうなるように自分で作ってみればいいよ」と伝えた。
写真を撮ること、料理をすること、オーディオ、文を書くことなど、いくつかのことで僕は自分が現役プレーヤーでありたいと考えている。二流でもいいから現役がいい。よく知っているけど現役じゃない人=評論家にはなりたくない。僕のスタジオに来る人の中に、能書きを言うのが大好きな人がいて、色々なことをよう知っているのだが、「あんなのはダメだとかこんなのはどうしようもない」とかばかり言うので、会話が楽しくない。誰かが持ってきたワインをけなして、僕に文句がきたりする。「自分でワイン作れよ」と言いたくなる。それで仕方なく僕は数年前彼に「きてもいいけど二時間限定」を言い渡した。こっちも10年我慢してきたわけで、あれはどうしようもない。彼が二時間でもいいからやって来るか、来なくなるかは自分で考えて欲しいと思った。そんな人はそろそろ13年になるStudioK'sの歴史の中で一人だけだ。
5.6インチとか7インチのiPadは出るのかな。僕はとりあえずiPhone4で、3Gは元々少し遅くてストレスがあるのだが、iOS4は便利だけどiPhone3Gで使うとさらに遅くなってしまったので、白いiPhone4が発表された段階で予約しようかと考え始めている。僕はほぼ二年前からiPhoneを使っていて本体代を4万数千円払っていて、しかも2年間の年季が明ける以前に機種変更をしたら、さらに高い物になるわけだ。それが今じゃ本体代実質0円になってしまった。そう考えると、iPadも将来は本体代実質0円になったりするのかもね。少なくとも今より性能は上がっても値段が高くなることはないだろう。これほどあからさまではないにせよ、クルマにしろHDDにしろ、大量に売れるってのはそういうことなんだ。南アルプスは人が少なくていい場所だけど山小屋その他は最悪で、北アルプスはどこに行ってもすごくマトモなのだ。
ノルウエーの森の主題歌は元祖ノルウエーの森か。映画の「ノルウエーの森」見るのかなあ。僕の中で村上春樹の「ノルウエーの森」は、柴田翔の「されどわれらが日々」や「贈る言葉」にも似た、少し(かなりか)古風なものになっている。
ずっとMacProが熱いんだと思っていたのだが、熱いのはMacProより、ルビジウムのクロックだということに一月ほど前やっと気付いた。これからの季節この熱さはたまらないので、今度の土曜日に調整してもらえたら嬉しい。
今日で2010年度美大講師が終わった。楽しいけど、何十人を相手に教えたり説明したりは疲れる。まあでも終わったのでホッとしてるところ。 2010.7.15
比較的早い段階でiOSのバージョンアップがあるんじゃないかな。それで妙なところで考え込まなくなると助かる。人間の頭脳や性格も一年に一回ぐらいアップデートされるといいんだが、それはできそうでできないみたい。
スタジオの回りには猫が沢山いる。多すぎて困ってこのあたりには猫よけの音を出す装置をつけている家もあることは以前書いた。夜中にマスクをしてやってきて猫にエサをやりに来るオバサンがいて、猫は栄養満点で季節になると子作りに励み、どんどん増える。ラーメン屋のご主人は通勤に使うバイクの上にオシッコをされて困ったと言っていた。自宅に何十匹も猫を飼っている人も近隣とのトラブルが起きたりするが、毎晩あちこちにエサをやって歩くあのオバサンはちょっとまずいよなあ。
このところLPをよくきいている。さすがに長年やってきているから、レコードをきくのはすごく当たり前の行為で、プレーヤーやカートリッジも含めて、最低限の装置みたいなところで安定している。長い期間あれこれやった結果のガラード401とダイナベクターDV507とオーディオクラフト3000MCだ。ステレオカートリッジはZYXを中心にいくつか使っているが、モノラルカートリッジは「音のエジソン」製に出会って以来、他は使わなくなった。
もしもある朝、僕のアナログ再生装置一式が跡形もなく消えていたら、さしあたっては何でもいいやとか言って,適当な装置で楽しむと思うが、最終的には今使っている装置と似たようなものに戻ってゆくことと思う。
ああ、このマイルスはポーギーとベスですね。「ニューヨーク行きの船が出る」も入っている。みんなできかせていただきます。
とか書いているけど、実はこの一週間、相変わらずのTheVirginsしかきいてなかったりなんかして。あの、ちょっと舌足らずな感じの声をきくと妙に気持良くなるので抵抗できない。あ、念のため、TheVirginsは男4人のバンドです。サイドギターのお兄さんは昔の映像では普通だったが、2006年の段階では化粧してすごく女性的な容姿の男になって、とてもきれいです。去年のフジロックに来ていたのなら行けば良かったと思うけど、そうもいかない。昨年はサマソニ=PLACEBOだったからね。
やっぱりリコーのGXRは面白そうで、心引かれるものがある。ではあるが、コンパクトなタイプは持ち歩くためのカメラだ。仕事じゃないにしても、厨房で作った食べ物なんかを撮ってるのはEOSの方が断然良い。だから、外に出歩く状況が多発するとコンパクトデジカメが欲しくなる。例えば、山に行くとか、頻繁にデートしてしかも写真を撮りたくなるような相手ができるとか、そういうことかな。
今度の土曜日戯れる会例会においてみんなで試聴予定の米国製DIY電源ケーブルは、僕の装置の中で妙にかわいらしい音を出す。aetのEVIDENCEは強力で聡明、カートリッジで言うとライラのTITANみたいなタイプの音で、それに慣れているからちょっと不思議な感じ。でもなかなか魅力的だ。二本あるのでプリ&パワー両方に使った方が良さが出るみたいだ。色々あるなあ。 2010.7.16
はいはい、書いてるそばからiOSが4.01にアップデートですね。今、ダウンロードしてインストール中。ヘンに考え込まなくなってくれるといいんですが、どうかな。
今日はMyAudioLifeの取材で出かける。すごく楽しみだ。
iPhoneの動きはかなりスムーズになった。これなら昨日までのひどいストレスは感じない。最初からこれで出せばいいのにと思うけど、きっと作ってる方は必死でやっているんだろうな。
そろそろ梅雨明けかな。連休のせいか東京駅はものすごく混雑していた。僕の連休も楽しくて、戯れる会例会とお菓子作りとデジカメの会と軽い宴会とあとは秘密の一日。何がきっかけなのかわからないのだが、このところ料理関係の創作意欲が沸いてくる。とても良い傾向です。
明日は戯れる会例会なので、久しぶりにL-65のサランネットを外し、アッテネーター二箇所左右合計4箇所をグリグリと一箇所30回ぐらい回してやった。それで、ほんの少しアッテネーターの位置も変更してみたのだが、どうかな。
今夜はLet's noteCF-Y2で音楽をきいている。Lenovoがうまくいったので、もしやと思ってもう一度iTunesをダウンロードしてインストールすると、何のこともなくスンナリとインストールに成功した。わからん。本当にわけがわからない。これはどう考えてもApple側の問題だろうと思う。夜の10時、明日のためにシフォンケーキを1個焼きながら、今日撮影した写真の画像処理を行う。こういうのは全然イヤだと思わないし、混乱もない。長時間モニタを見続けるは辛いから、一方で手を動かして全然別のことをやるのは双方のために良い。オーブンに入れてから焼き上がるまでの56分間、モニタの前に戻ってこれを書き、そしてまた画像処理をやる。だから、こんな時はiTunesがいい。 2010.7.16
このところ、戯れる会の中で音はMacProよりG5の方が良いという話が出ている。僕は正直なところMacProだってやめたいと思っているのだから、今更G5はやだよと思うのだが、音がどうかということは確かめておきたい。もはや、低スペックなタイプのG5は3万円で買えるそうで、結果が良ければ「やりたい人はどうぞ」ってことになる。それで、午後はG5が持ち込まれて、MacProとの一騎打ちだ。電源ケーブルも同じ物を使って再生する予定です。確かにこのでかい筺体のMacは音が良い。スケール感が違うと思う。それはわかっているが、やっぱり音楽専用ならG4Cubeぐらいが限度だ。G4CubeのUSBが2.0ならなあなんて今でも思う。
僕はできることならメインのMacを27インチのiMacか新型Mac miniにしたい(仕事用)のだが、iMacにすると、プロジェクターとWiifitをどうするかという、まったく別の問題が発生する。音楽用はLet's noteでいいと思うし、色々考えたんだけど、音楽用にMacを使うのなら、旧型のMac miniの方が良いのかもねと考えている。
Mac miniよりは、佐々木さんに指導してもらって、インナーイヤー型のヘッドフォンが欲しいなあと思っていたりもする。
iPhone4はバンパー無料配布ですか。7月末に白いiPhone4が出るそうなので、じゃあ8月になったらいっちゃおうかな。
昨日のアッテネーターグリグリ120回は確実にきいていると思う。レベルの微調整もきいていると思う。
ああ、今日も楽しく充実の戯れる会例会だった。G5の音ってけっこう繊細できれいなのだった。でも、英語表示にすると音が豹変するから面白いよなあ。LPも沢山きいたし、参加してくれた皆さんありがとうございました。またいろいろ認識が深まりました。確かにG5が4万円か5万円で買えるのなら、そしてグッと下に下がったスケールの大きな音が好きで、置いておける場所があるなら、いいんじゃないでしょうか。電源ケーブルは形状が違っていて同じ物を使うことができなかったけれど、今回比較した感じではMacProの方がやや大味な感じの音だったかも。 2010.7.17
行動する、集まってきくというのはすごいことで、理論でああだこうだ、こうに決まっていると言ってても解決しないことが一瞬でわかったりする。そして、複数の人が集まっていると「なんと、そんなことが出来るのか」という場面がいくつかある。特にコンピューターの扱いはそうだ。今回、暑い中大きくて重いG5を持ち込んだ方の苦労は多大だったが、参加した人も含めて、得たものも多大だったのではないかと思う。僕も「なるほどそうだったのか」と思うことがあった。やっぱり8人9人いて、平等に参加意識を持っている(つまり思ったことや、やっていることをその場で言える)状態は素晴らしい。
こんな風に、ここに書いているのはMacやPC関連のことが多いのだが、昨日にしてもかなり長時間LPをきいていた。ステレオありモノラルあり、オリジナル盤もリマスター盤もありだ。だから、もしもPCオーディオのことばかりやっているからと例会から足が遠のいている人がいたら、それはちょっと損をしているかも知れないなと思う。
ルビジウムの10MHzクロックだが、あまりに熱をもつので、内部の配線を変え、電圧を落としてもらった。温度を測ってみると、4度かそこらなのだが、「ものすごく熱い=暑くてたまらない」から「まあまあこんなもの=我慢できる」の違いが出る。 2010.7.19
田中希美男さんがBlogでここ数回リコーのGXRについて書いていて、あれは僕がGXRにひかれる気持そのものだ。新しいこと、夢をカタチにすること、そういうものを及ばずながら応援してあげたいと思う。「4万円かあ、買えないなあ」と思って価格.comで見ているとあれよあれよと言う間に何千円か安くなって、今一番安く売っているショップはStudioK'sの真下なのだった。 2010.7.20
目標、今月中にすべての原稿を仕上げる。
連休で昨日は月曜日だったから、今日は火曜日で、夜は音楽喫茶なのだった。暑いけど、どうぞお出かけ下さい。お待ちしています。
いやはや、暑い。めちゃくちゃ暑い。今年の夏は暑くなるのかな。またまた睡眠不足なので、大したことも出来ずに夜になってしまった。まあしょうがない、音楽でもきいて楽しもう。と言ってもTheVirgins? そろそろ他に移行しよう。 2010.7.20
これから1ヶ月半ほどは暑い日が続くのだろう。東京というか日本の大都市の夏は異常なことになっている。
昨日、メガネのレンズを注文した。遠近両用のレンズなのだが、去年5月に作ったメガネの度が合わなくなってしまった。ここ数年、毎年レンズを入れ替えている。メガネ店の社長さんによると「あと二年ぐらいで落ち着くはず」との事だが、どうなるかな。
結局のところ、LPにしてもCDにしても、「オリジナル盤を越える再発盤はない」ということらしい。集めてきき比べるとよくわかる。重量盤だから音が良いなんてこともなくて、すごく薄くてグニャグニャのレコードから最高の音がきけたりする。
午前中に35度を超えたそうだ。こういう時はジョギングがいい。夜、少し涼しくなったら2kmか3kmでいいからゆっくり走るのが一番良い。僕の場合秋から冬は走ると喘息の発作を誘発するので、9月の半ばすぎになると走ることが出来なくなるのだが、今年はそれまでの間、身体を涼しくさせるために走ろうかな。そういうことをやっていないと、原稿なんて書いてられない。目や肩の疲れはそれ以外の部分を疲れさせるのが一番良い。
暑いのだが、昼間はエアコンを入れないで過ごしている。去年から、MacProはAirで画面共有をして、僕は一番風が通る場所に座ってこれを書き、アップロードしている。具体的に言うとスタジオに入るドアの近く、ガラスのテーブルの角のあたりに座っている。窓を開けているので、スピーカーから大きな音を出すわけにもいかないので、iPhone+アイコンモバイル+AKGのヘッドフォンで音楽を楽しんでいる。実を言うと僕はヘッドフォンが大好きなのだ。一人できいているのならヘッドフォンでもいいなと思う。
ヘッドフォンでいいんだけど、やっぱりスピーカーでもききたいし、あれこれ音のことも知りたい。みんなで一緒にきくには普通の家庭では無理があるし、だから、意外にこれからは音楽喫茶みたいなものの需要があるのではないかと僕は考えている。
戯れる会の例会でもRockDayでもさんざんきいてきて、オリジナル盤に勝る再発盤はないというのが結論なのだが、24/96などのハイレゾデータは別物で、これはきくべきものがある。味でいうとLPはなかなかおいしいので、物によってはLPがダントツだったりするけれど、そういうケースを除けばハイレゾデータはすごいものです。
ああ、今日は暑くて沢山お茶だの水だのを飲んだ一日だった。暑いけど心身ともに健康な2010年の夏だ。そして、まだ生きているがR・シュトラウスの「四つの最後の歌」をきいている。やっぱりG・ヤノヴィッツが最高です。今日はLet's noteからiTunesできいているけど、ずっと長いこと使ってきたCDプレーヤーからの再生音を軽く凌駕しているのは確かだ。 2010.7.21
あまりに暑いので、もう何も考えず、ひたすら1ヶ月半が過ぎるのをやり過ごすしかないって感じだな。Wiifitをやって体重を計ると71kgぐらいになって、目標を達成してしまった。多分、暑さのせいだろう。あれこれやりつつ原稿を書き、またあれこれやっては原稿を書くということを繰り返している。明日はジンジャーシロップを作る。夏はアイスが良い。炭酸で割って氷を浮かべてレモンを加えると、最高にまっとうなジンジャーエールです。
iTunesは新しいバージョンになってかなり安定したし、音も良くなっているようだ。ホームシェアリングが以前はどうもつながったり外れたりしていたけど、今はとてもまともに機能している。MacやPCを使ったオーディオって、やっぱりiTunesが基本だ。これは変わらない。
しかし、先日の戯れる会例会できいた「ハイレゾのメタリカ」は良かったなあ。もっとききたかった。 2010.7.22
暑いわあ、朝、高知産大生姜を4kg買いに行ってスタジオに来ただけで汗ダラダラだ。でも、お客さんが来なければエアコンは使わない。その方が体調が良いと思う。午前中から昼過ぎまではMacProのradikoでJ-Waveをきき、そして夕方から夜になってからアンプのスイッチを入れ、窓を閉めてエアコンを入れて音楽をきく。スタジオにいる時はこんな生活だ。
このところ戯れる会ではMacのG5がブームみたい。SnowLeopardはインストール出来ないので、OSはLeopardまでだが、3万円ぐらいで買えるらしく。あの筺体と電源付きで3万円ぐらいなら確かに安い。大きささえOKならMacminiより安い。BigMac=G5。自作というのは意外にお金がかかるから、Let's noteの強化電源を作ってもすぐ3万円ぐらいにはなる。ズシッと重心の下がった音は共通しているが、MacProの音よりG5の方が良いと感じる人も多いようだ。でも僕自身は今から買い換えたり増やしたりする気はない。
明日か明後日か両日か、午前中に自転車で皇居を二周ぐらいしてこよう。暑いときは汗をかくに限る。ロードレーサーはタイヤを交換しなければいけないし、クロスバイクの方でいいや。 2010.7.23
2chのIn&Out USBオーディオインターフェース。
そうですか、iPhone4のホワイトは発売再延期ですか。じゃあ、そろそろ黒の予約を入れに行こう。黒も未だに予約待ちみたいだから、届いたところから切り替えればればいいや。8月末で満二年だし、ちょうどその頃には届くかも知れない。
相変わらず貧乏だが体調が良いからよしとしよう。今日も自転車で皇居を一周して、ラクーアとオリンピックに行って買い物をしてきた。このクソ暑い時にそんなことをしに行く気になるところが元気だと思う。約10kmの自転車こぎと買い物から帰ると、一階のショップ「BONZ」のオーナーがワゴン車から自転車を降ろしていた。荒川の河川敷を50km走ってきたそうで、それぐらいなら僕もお付き合い出来るかも。明日も自転車に乗ろうかな。そろそろロードレーサーのタイヤを貼り替えておかねば。
これだけ暑い日が続くと、そろそろきますかね、ゲリラ豪雨。しかし、ひどい天気だ。
先日キヤノンサロンに行ったとき、西やんが、「Stop Making Senseのブルーレイディスクが出ている」と言っていたので、検索をかけてみると、おお、出てますねえ。そうか、今年はブルーレイディスクの商業ソフトが沢山でてきている。やはり、そろそろジワジワとブルーレイディスクの時代だな。僕が使っているソニーのAVアンプはHDMI端子が付いているけど、古いので音声には対応していないから、色々面倒だ。Macがブルーレイディスクを標準でサポートしてくれればなあ。三菱のプロジェクター(DLP)に不満はないけど、まあいつか将来余裕ができたらフルハイビジョン対応のものにしたい。ただ、去年から僕は映画館通いをしているので、スタジオではあまり映像を見ていない。サッカーワールドカップ以来一度もプロジェクターを使っていない。そういう調子だ。
レーザーディスクの時代から、僕はこの映像を一体何度見たのだろう。カエターノ・ヴェローゾのDVDより多く見ていると思う。このように、量が出ればブルーレイディスクも3000円ぐらいで買えるようになる。正反対なのが高音質音楽ソフトで、SACDやDVDAudioのソフトは無茶苦茶な高騰状態だ。ここはひとつ、ハイレゾデータで巻き返して欲しいものです。DSDのデータを売って、DSDを再生出来るアプリケーションソフトがあれば、SACDのあの上品な音が好きな人も喜ぶだろう。 2010.7.24
この二日間できいたCDの一部、東京銘曲堂(左下)はライブとは思えない音質だった。
この二日間できいたCDの残り、何かをやりながらBGM的な場面でCDをきくということは、つまりリッピングしていないということと近いかな。
何度かきいてみているのだが、「CADILLAC RECORDS」は映像と一緒の方がいいみたい。ARCHIE BRONSON OUTFITのジャケットはいい感じでしょ? 音質は普通以下ですが、いい曲入ってます。日本に来たらライブに行きたいと思う。ロック裏番長ってのがおかしい。
彼らの映像は僕もかなり長いこと探していて、近頃やっと数多く見ることができるようになった。同じ曲だけど、こっちもいいっす。何とも色っぽいと思う、PLACEBOも色気があるけど、違うエロさなのです。ARCHIE BRONSON OUTFITは、まるで東海林太郎のように直立して歌ってるのにエロチックな何かがあるから不思議だ。
今日は夕方からヨガを習う。ヨガ終了後はみんなが食事をしてゆくので、午後はその準備をしながらiPodで「StopMakingSense」をきいていた。今夜の献立は、冬瓜のスープ、マリネ、(できちゃった婚的)白瓜とナスのぬか漬け(陰謀だあ)、オムライス、ブランマンジェ(でも今日のは寒天でいってみたからブランマンジェじゃないかも)、そんなところ。
そのオムライスを食べた後で、面白いことがわかった。ヨガには参加出来なかったけど食事にだけしにきたバレエダンサーのクマちゃん(女)と、三倍トライアスロン完走の田辺絹子さんが自転車の話をしていて、クマちゃんが「私のイトコがツール・ド・フランスだったかを完走したことがあるんです」と言ったので、絹子さんが「山本さん、ツールを完走した日本人って去年の二人だけですよね」「うん、別府と新城。あとはツールじゃないけど、1990年ぐらいにさかのぼって、ジロ・デ・イタリアの市川雅敏の三人しかヨーロッパの二大ステージレースは完走してない」と言ったら、何と、市川選手はクマちゃんのイトコで、バレエの発表会の時に荷物を運んでもらっているとか。うーむ、世の中は狭い。僕はアマンダスポーツで二回ぐらい会ったことがある。スタジオにあるヤカンに入れている麦飯石は市川さんのお父さん(亡くなったそうだ)に教えていただいたものだ。
本郷三丁目のメガネ屋さんに新しいレンズが入った古いフレームを取りに行き、午後は秋葉原のSofmapでiPhone4の予約をした。多分、手に入るのはお盆の頃になるんじゃないかな、最悪は一ヶ月以上かな。今使っている3Gを契約した時はまだ人気がなかったからその場でお持ち帰りOKだったが、毎月のパケット代が6000円近くかかったし、16GBモデルで毎月1900円近く払ってきている。今は4410円+32GBモデルで480円になった。高いときは待たなくても良くて、安くなると待つってわけだ。しょうがないね。
今日はメガネのフレームを替えたせいか、頭が重い。いや、半分は睡眠不足のせいだろう。 2010.7.26
プレクスターのプレミアム2はもう無くなってしまったのかなあ。FirefaceUCは一番安かった値段で出ているが、これも久しぶりだ。
今夜も音楽喫茶をやります。オレンジシフォンケーキを作っています。シフォンケーキは今年になってからレシピを微妙に変更して、ずっと良い感じで作り続けいている。昨日少し雨が降ったので今日はちょっと涼しいかな。でもまたどんどん気温は上がってますが、どうぞ、お出で下さい。
何とかあと四日間で原稿のほとんどを書き上げたいと思っているが、相変わらずでなかなかはかどらなくて、今夜の音楽喫茶ではなにをかけようかなと考えているところ。久しぶりに使った眼鏡のフレームにまだ身体が慣れなくて、(実はフィットしすぎで)ものすごく違和感がある。
iMacはそろそろCorei5とかi7になるんじゃないのかな。
もう長いこと、OS7だの8だのの時代から、モニタのキャリブレーションをどうするかなんてことを考えてきていて、ずっとそこそこ高性能だとされているモニタを使ったりしているのだが、今後紙への印刷が衰退してゆき、例えばiPadみたいなものが書籍の代わりになっていくのなら、iPadで正しい階調や色調がえられればOKってことになる。僕が今使っているナナオのモニタとMacBookAirは随分色味が違っていて、そりゃ当然ナナオのモニタ方が品が良くて渋い表現だ。でも、印刷されればその通りの色にはならないし、Webだと世の中のほとんどの人はかなり違う色で見ていたりもする。そんな比較で言えばMacBookAirなんてかなりマシなわけで、それならiMacのモニタでもいいじゃないかという気もしてくる。うーむ、わからん。
一般的な傾向として写真は撮ってもプリントをしなくなっていると思う。銀塩時代はネガカラーだととにかくプリントしなくちゃわからなかったから、みんな同時プリントに出していた。その結果、なんだかんだで銀塩時代の写真の方が小さなアルバムになっていたりして楽しい。
みんなもっとプリントをしようぜ、と僕は言いたい。写真はやっぱりプリントして鑑賞した方が楽しい。だから、とりあえず、自分のモニタの色味とプリントした場合の色味がほぼ揃ってくれれば、MacBookでもDELLでもiMacでも何でもいいんじゃないかなと思う。 2010.7.28
昨夜の音楽喫茶でSACDマルチを3枚ほどきいて、やっぱりトータルでの音質は向上していると思った。理由はわからない、微妙なセッティングかそれともクソ暑さでこちらの感覚が呆けているのか、わからないけど少しずつ音は良くなっていると感じた。やっぱり、オーディオって長距離レースだと思う。スピードがあるとは思えない選手が優勝することもある。そういうわけで、僕は相変わらずLet's note路線でいっている。金がないだけ? ああ、そうかも知れませんね。でも、世の中って何がどう影響してどんな結果が出るかはわからない。クロード・ルルーシュの「男と女」だって、最後の海辺のシーンなんて予算に限りがあったために仕方なくロングショットを多用して、あのような映像になったみたいだし、最速の尖った路線で突き進めばいいってもんでもないと思う。何かを得れば何かを失うのは必定で、AよりBが良い、BよりCが良いと比較してZまでいって、最後にZとAを比較するとけっこうAも良かったりすることがある。そんなもんですよ、オーディオって。
ああ、やっぱり新型iMac(Corei3だった)が出て、MacProも新しくなった。新しい27インチのLEDシネマディスプレーは999ドルですか。初代の22インチシネマが48万だったっけなあ。僕がやっと買った23インチも25万ぐらいだったっけ。今は27インチがサブウーファーまで内蔵で10万ちょっとまできた。これと新型Mac miniだったらスッキリするだろうなあ。でもナナオのモニタをやめるとWiifitが出来なくなるんだよね。それが困る。
実際、僕はLet's noteを良いと思っていて、このサイトにもAB誌にもそう書いていて、それは本当にそうだから、もう少しLet's noteの可能性を追求したいと考えている。昔の状態と違って今は機器がリスニングポジションの近くにあるので、僕にとってファンレスに勝るものはない。
iPhone4の予約はしたが、やはり最悪一ヶ月待ちらしい。多分そう言っておいてもう少し早いんじゃないかなと思うけど、仮に一ヶ月待つことになってもOKさ。
ギターも上手には弾けないんだけど、弾かないでいるとさらに下手になるので、一日15分でもいいから触ることにしている。多分、写真や料理や文章書きも、毎日やっているから何とかやれているのだろう。音も出してないとね。ダメです。
今日は少し涼しいせいか、元々元気なのに加えてさらにやる気が出て、原稿書きもはかどった。よしよしこれでかなり先が見えたぞ。 2010.7.28
今日の東京は久しぶりの雨。なんだかホッとする。まだ8月にもなっていないのにあの暑さだったから、街全体がスチームオーブンになって、僕らは調理されてしまいそうだった。
これは実験的に作りはじめたマンゴーの皮酵母。腐敗と発酵は違うのですが、うまく発酵してくれるといいなあ。ダメならまた別のものでやるまでだが、結果がわからないことをやるのはとても楽しい。
上の写真はEOS 7D EF-S15-85mm ISO800 f5.6 手持ち。デジタル写真をやめられないのは高感度が使えるようになったからだと思う。それと手ぶれ補正レンズかな。右側の上下の角が暗くなるのはレンズのせいで、この写真は少しトリミングしているので実際はもっと暗い部分が多い。
午後、USB DACを二機種試聴して、三時過ぎには撮影で出かける。明日中に原稿を二本書き終えて、八月にそなえる予定だ。
山本さま、 ご無沙汰しております。 テネシーの古川です。 StudioKのWebにCADILLAC RECORDSの事が書いてあったので筆を取ってみました。 実はCADILLAC RECORDSで使われていた機材の殆どが僕の知り合いのNYの爺さんが貸し出した物なのです。去年暮れから大阪のJ氏のギアドライブの手配をお手伝いしていましたが、同じ爺さんです。 マイクスタンドなど、撮影に使われた物が爺さんの事務所に無造作に置いて有りました。 基本的にすべて売り物だそうです。 気になる物が有れば、ご連絡ください。 古川 追伸 今週末は第一回目のCalifornia Audio Showが有るのでSan Fransiscoでオーディオ三昧です!
このところ色々な物を処分している。使わないカメラ、使わない電気製品、着ない洋服、こういう物をどんどん処分している。使わなくなった物がなくなってゆくのはとても爽快だ。ああそうだ、あと1台カメラとレンズがあった。マミヤのC330の最終型と、C3に付いていた標準レンズ(すごくソフトで良い)、僕のスタジオにかざってあるヌード写真はこのレンズで撮った。それに55mmの交換レンズがある。これらはどうしたものかなあ。持っていても多分もう使うことはない。 2010.7.29
雨は助かるなあ。
僕が一番良く使ったコンパクトデジカメはオリンパスの3030だった。買ったのはいつだったかな、2001年か2002年頃だろうか。パート2の頃のことだから、遙か昔って感じだが、とにかくよく持ち歩いて、撮るのが楽しかった。MacのiPhotoに残っている画像を見るとわかるのだが、この頃の画像が沢山ある。キヤノンからデジタル一眼レフのボディが出たけど、APS-Cで広角はどうすんだよと思っていた頃だ。
その後何台かコンパクトデジカメを買って、どれもそれなりに気に入っていたけど、あの3030ほどは使わなかった。近頃は、iPhoneのカメラでいいやってことになっている。だって、iPhoneは出かける時にいつでも持っているから、それが強みだ。iPhone4がきたら、これで写真や動画を撮ってみて、やっぱりコンパクトデジカメが欲しいと思ったら、リコーのGXRを考えることにしよう。無理しちゃいるが300mm相当は楽しそう。
いつぞやAB誌のMyAudioLifeでもちょっと書いたことがあるのだが、3年前に買ったものの、何度も捨てちゃおうかと思った英国製のサドルオックスフォードシューズ。初めて履いた時は階段から落ちそうだったし、雨の日に地下鉄の駅を歩いて滑って転びそうになったこと10数回。硬く固く、重く、滑る。しかも白い部分がけっこう白いので、履けるのは春から夏まで限定、せいぜい履いて9月の半ばまでで、それ以降の季節はちょっと浮くので履く機会が少なく、なかなか足になじまない。さすがに英国製、タンノイの大型スピーカーみたいな靴だ。さっさと捨てるか一生物か、どちらかだ。
去年の夏あたりと今年の春以降、少し意識して履いてみた。雨の日を選んで履いたりもして少し痛めつけてやると、徐々になじんできた。右足親指の付け根付近にはマメができたが。それと引き換えにシワもよって、足のカタチになり、キズもついてきて、白さに少し翳りが加わり「何とかなるかも知れない」と思い始めたのは今年の6月頃からだった。状況や服装を選ばないとピエロみたいになっちゃうし、ホントに大変なのだが、良い面もある。底の硬い靴って、力が逃げないから、慣れてくるとけっこう歩行感が良い。一歩につき5mmほど多く進んでいる感じがする(でも、すぐ足が痛くなるけど)。買ったその日から、まったく痛みもなにもなく履けるティンバーランドの靴とどっちが良いのだろう。わからない。
明後日は東北方面に行く予定なのだが、この靴を履いて行こうかなと思っている。
今夜は外で毎年恒例の町内会焼き肉パーティをやっている。ビールも飲み放題、肉も食べ放題。酒池肉林の湯島一丁目10番なんてことはないけど、天気も良く盛況で、大家さんがマイクで何か話しているのがきこえてくる。大人も子供も老人もいて、100人はいないかも知れないが、絶対に50人以上はいる。いつも「食べにおいで」と誘われるのだが、どうも僕は苦手で、「すいません」って感じで遠慮している。僕は自分でご飯を炊いてキュウリのぬか漬けを食べているので、焼き肉だけ欲しいと思うけど、そういうわけにもいかないもんね。そういうわけで、外は大騒ぎって感じです。
お、いきなり静かになって片付ける音がする。じゃあ、窓でも閉めてパワーアンプのスイッチでも入れるとするか。 2010.7.30
今日で7月が終わる。StudioK'sは8月から始めたので、満13年が過ぎたことになり、明日からは14年目となる。やり始めた時は3年持つんだろうかと不安だった。せめて3年から5年維持できればその先は何とかなるだろうと考えたが、どうやら13年経っても安定はないみたいだ。フリーランスに定年はないので、僕はずっと働き続ける。身体が動かなくなったり入院したり、そういう事態が発生するまで働き続けるだろう。自分のやりたいことがあって、それを理解して乗ってくれる人がいれば、内容は問わない。でもやっぱり自分がやるのでも誰かのお手伝いをすることでも良いから、何か表現すること、広義でアートに関連することをやっていたい。
さて、宝くじでも買って息子が勤めている銀行に寄付でもするか。ところで、あいつまだあそこに勤めているんだろうな。僕はよく知らないのだ。無責任? なわけないでしょ。あと3年で30才になる人間のやることに親が口だししたら、その方がおかしい。
などと、へらず口をたたいて終わる13年の365日目の夜だ。今夜はMacPro+Fireface400で音楽をききながら(これもズシーンって感じですごくいい音なのだ)ガスパチョと手打ちパスタを作って食べ、ビスコティ(ビスコのぬいぐるみじゃないぞ)を作っている。あれこれやりたいことはあっても、全然思い通りにはいかないけど、心と身体はとても元気だから、それだけが救いかも知れないね。とにかく、一人じゃ何もできないから、皆様の13年のご愛顧にお礼申し上げます。 2010.7.31
さて、8月だ。今日は早起きして(というか相変わらずの不眠)一関ベイシーまで遠出する予定。
「はるばるみんなで行ったものの休み、なんてことはないだろうねえ」と心配しつつだったが、行って良かった、きけて良かった、最高だった。クルマで往復12時間以上だったけど、誰も文句言わない。「すごいねえ」「さすがだねえ」「参っちゃうねえ」アッと言う間の滞在時間二時間だった。リクツなんかどうでもいい、僕も自分の場所と装置で、やれるところまで目一杯がんばろう。2003年に行った時以来の7年ぶりで、あの時も感動したけど、今回の方が穏やかで、噛んで含めるような音になっていた。齢を重ねてゆくジョアン・ジルベルトと同じ変化か。及ばずながら、ああなりたい。StudioK's設立14年目の初日を最高の体験でスタートすることができた。同行してくれた皆さんありがとう。
一人で東京から一関を自動車で往復するのはかなり辛い。一回だけならともかく、何度もやる気にはなれない。一人なら絶対に新幹線だろう。4人で新幹線往復の場合交通費が10万円だ。昨日は、東京(神奈川)から福島まで行き、そこで福島在住の戯れる会会員のお宅に寄って、食事をしつつ乗り換えて一関に向かった。帰りはその逆、日曜日は高速料金が安いし、4人〜5人いればなかなか良い方法だと思う。こんな風にして戯れる会のネットワークを使えるのって最高だ。
ベイシーの音は、きくことができるうちに行っておいた方が良い。奇跡とも言うべき存在だ。同行した若い女性が、「音の溝を針でこすってあの音が出てるの?」と驚いていた。
そして夜になり、エアコンを入れて、ほぼ同時にアンプのスイッチを入れた。自分の音をきくのがちょっと恐い。そんなわけで、ホーザ・パッソスの優しい歌声にした。 2010.8.2
とにかく「四つの最後の歌」はカラヤン+ヤノヴィッツにとどめをさす。声楽でこの世界を表現してるのは極めて希有で、これ以上のものはない。「メタモルフォーゼン」も素晴らしい。
下にも書いていますが、古くからのオーディオ愛好者はシュアーV-15タイプIIIをけっこう持っている。でも、もうアナログ再生自体をやらなくなったり、もっぱらMCカートリッジを使っていたりで死蔵しているケースも多いと思う。あるいは予備にと何本か持っている人もいるだろう。そういうタイプIIIの針はベイシーの菅原さんにプレゼントして使ってもらおう。送ってあげたら喜んで使ってくれるだろうし、持参すればきっと笑顔を見ることが出来るだろう。それもまた良いと思う。
さて、今日は火曜日だから、夜は音楽喫茶だ。シフォンケーキ作ってがんばろう。
何故か、明日の夜も料理を習いに来る人がいる。まあ、そういうこともありまする。 2010.8.3
今朝は曇りだったが晴れてきた。ここらで一雨欲しいところだ。昼間はスクリーンショットを10点近く作成して、キャプションを書いている。夜は何を作ろうかな。昨夜作ったオムライス。
2010.8.4
多分45年以上前に父が近所の釣り道具屋で買って使っていた「中通しの竿」。僕もこれでハゼを釣っていた。ハゼを釣っていてカレイが釣れたりすると、一発で竿が折れる。塩水が付着したまま保管していたしで長い間の経年劣化もあり、でも捨てるのも勿体ないしでちょっと困っていた。去年AudioBasic誌のMyAudioLifeに出ていただいた、サッカー通りのお米屋さんが釣り好きで竿の修理もやる方で、五本か六本あった竿から、この三本にして塗り直してくれた。ニコイチじゃなくて、こういうのは何て言うんでしょうね。
竹の竿って、今買おうとすると超高級品しかないみたいだが、今回修理してもらった物は超高級品なんかじゃない、昔はこれしかなかったのだ。2A3の真空管アンプみたいなもんでしょう。これから、自分でこの竿に釣り糸を通して、この夏は一回ハゼ釣りに連れて行ってもらうことになっている。一緒に行くのはお米屋さんと、スタジオの近所にある高級レストランの料理長さんなのだが、ハゼの天ぷら食べたいなあ。
時々、所有物を猛烈に処分したくなる。今はその時期で、捨てたり売ったりあげたりして物を減らした。この夏は僕の中で再構築が始まっているから、音のことも少し変化があるかも知れない。そしてそれは表面的にはおだやかで、でも深いところでは劇的なものになればと考えている。これといったそのためのアイデアはない。もう、機器がどうのとかOSがどうのとかいうファクターが占める割合は小さく、それらは最後の決め手みたいな感じかな。その最後に至るまでに必要なのは、頭じゃない、力業でもない、イメージとしぶとさみたいなものなのだが、ベイシーで僕が得たものはその二つの再確認だった。
この8月はバッハ。一昨日の夜音楽喫茶でかけた若い頃のアンドラーシュ・シフの弾くバッハのインベンションがすごく良くて、またきいている。このLPはいつどこで手に入れたものだったか、まるで覚えていない。輸入盤なので、広木さんに譲ってもらったものかも知れないな。
そして今はベートーヴェンの「告別」をきいている。このあたり、「テンペスト」「告別」「熱情」などはもっぱらエミル・ギレリスの演奏を好んでいて、これさえあれば他はいらない。久しぶりにきいたギレリスの「告別」はすごく良かった。これからはやっぱりLPを沢山かけることにしようと思っている。
一番左、1973年「プラハの春」音楽祭でのライブ録音 このLPはすごく良い。CDは出ているのかどうかわからない。 2010.8.3
SIMロックフリー版を手に入れれば、ドコモ回線でiPadやiPhoneが使用可能ですか。
StudioK'sを作って以来、ここで数え切れないほどご飯を炊いた。この13年間に二台か三台の電気炊飯器をもらって使ってみたが、僕は「要らない」と判断して、みんな誰かにあげてしまい、鍋やお釜でご飯を炊いてきた。
一ヶ月ちょっと前、僕は自ら電気炊飯器を購入し、置く場所がないので、食器自動洗い乾燥機とおさらばすることにした。食器自動洗い乾燥機も多少便利だったが、約3年充分使ってみて、僕の料理生活には不要だし、結果(かかる時間と洗い上がり)に不満を多く感じた。あれは4人家族とかで使うといいんじゃないかな。僕は一人だったり、いきなり大人数だったりするから、メリットを感じないのだった。自動掃除ロボット「ルンバ」の方が比較にならないぐらい僕の身体や心の負担を軽くしてくれる。
話を戻そう。電気釜だ。電気釜とかデジタルカメラとか自動車ってのは、日本の頭脳の粋を集めて開発されている商品だと思う。もちろん使っている人たち(世界中に利用者がいるし)の期待も大きいので、性能はどんどん上がり値段も安くなるというオーディオとは正反対の世界だ。僕がやってきた「鍋や釜を使ってガスでご飯を炊く」がアナログなら、今の電気釜つまりIHと圧力という方式はハイレゾデジタルデータからの音楽再生にも似た世界で家電各社が競い合っている。
一ヶ月間電気釜を使ってみた結果、僕はこれを使い続けることにした。買ったのは「象印の極め炊き」というもので、Amazonで12000円ぐらいだった。1/2カップでもおいしく炊くことができるのがすごい。これは最大3合までだが、もっと大きいのも買ってみようかと思ったりする。
お釜や鍋を使ってガスで炊いたご飯とは違うものが出来るので、味に関してはどちらが絶対ということはない。そのあたりがLPとデジタルデータからの音の違いによく共通していてとても興味深い。
本当にまったく、オーディオであれこれやるのと同じように、写真のような陶器の物のさらに大きい物も持っていたし、僕はあらゆる鍋や釜でご飯を炊いてきているのです。そして、この陶器のお釜で炊いたご飯を僕はあまり好んでいない。
炊飯器と同様に、15年ぐらい使ってきた普段乗り自転車のペダルも見直しをして、考えた結果、普通の物にしようと決めた。
それから、これもウダウダと考え続けた結果、旧型のMac mini最終型2.53GHz メモリ4GB HDD320GBを手に入れることにした。
今使っているMacProはWindows7がインストール出来ないし、64bitの起動も出来ない。Let's noteはかわいいけど、DVDAudioの再生だけが出来ない。というわけで、とりあえず旧型Mac miniでいってみようかというところかな。さて夕方だ、またLPでもきこうっと。 2010.8.6
ベイシーに行ってから約一週間、CDはかけず、ひたすらLPをかけ続けている。PLACEBOのLPもあるしBADPLUSのLPもあるけど、そういうものじゃなくて、70年80年代のLPを内外問わずかけている。
絵を描くのが好きな人に、仕事しなくていいから毎日10時間絵を描いてていいよと言っても、普通は多分一年続けられないだろう。裸の女性(色々なタイプの美女厳選)を毎日撮影しなさいと言われて、ウハウハと一年間で240回撮影するにはかなりの才能がいる。BlogやHPに好きなことを毎日毎日書くのもけっこう大変なんじゃないかな。
それと同じで、音楽をきくのも飽きるから楽しくなくなる。感動しなくなる。そういう時は、原点に戻って、本当に好きな音楽だけを選んできくことしかない。それで、昨日はこんなLPをきいていた。ナツメロでしょうか。
ずっとZYXのカートリッジを使っていたのだが、そうだ、これを使ってみようと思って「音のエジソン」製ステレオカートリッジをつけてみると、これがなかなか個性的というか、強力な音で、はまるやつはやけにはまる。打楽器なんか惚れ惚れするような音になる。これの上位機種もあって、上位機種の方はもっと普通のバランスだと思うが、ちょっと確かめてみようかな。
J-WAVEをきいていたら、クレモンティーヌの声で「バカボン」と歌っていた。「ん? バカボン? バガボンド?」と思ったが、「やっぱりバカボンで、これはクレモンティーヌの声だよなあ、一体何だこりゃ?」と、大変不思議な気分になった。調べてみると、クレモンティーヌが日本のアニメソング「踊るポンポコリン」とか「サザエさん」とか「ドラエモン」とか「ドラゴンボール」とか「はじめてのチュー」(この歌は名作だと思う)などを歌うCDがでているのだった。みんなボサノヴァ調で、笑えると言うか楽しめるというのか、日本のアニメって今は世界中で人気なんだよな。まあ、こういうCDはすぐにどうこうってもんでもないから、半年か一年ほったらかしといて、1200円ぐらいになってから買うのが良い。
ドラエモンと言えば、今日はカエターノ・ヴェローゾの誕生日だそうですが、のび太君の誕生日も8/7らしい。 2010.8/7
いやはや昨日は苦労した。
修理してもらった竿は、中通しで、長い道糸が竹の竿の中を通っているから、深い場所で釣る場合に糸の長さを調節出来て便利だ。リールを使って釣っても同じだし、竹の竿の外に糸を通しても機能としては変わらない。見た目で言うと昔風の風情がある竿ってことになるのだが、竹の竿の方が、釣れた時のガツガツッって感じのダイレクトな感触が良い。ハゼは釣れて当たり前の魚だから、釣れりゃいいってもんじゃない。結局のところ、そういう感触とか気持良さが重要なのだ。高級なカメラはシャッターを押した感じがものすごく良くて、シャッターを切る度に気持良いんだけど、あの感じと似ている。ハゼがエサのゴカイをバクッっと食べて、竿がガタガタして、すかさず合わせると糸の先にかかったハゼの動きみたいなものが伝わるのだが、こればかりは何ともね、これ以上説明のしようがない。
修理のために古い糸は抜いて捨ててしまったので、上の写真のような細長い縫い針のような物を使って竿の中に糸を通す。「道具は用意しましたから、ご自分でおやりなさい」ということになり、昨日やってみた。結果から言うと三本のうち一本は楽勝だったが、二本はものすごく苦労して、二時間半ぐらいかかった。途中で「こりゃもうダメ、時間の無駄だ」と何度も思った。どちらかと言えば、僕はこういう作業を得意としている方だと思うけど、とにかくものすごく手こずった。あれこれ考え、押してもダメなら引くじゃないけど、方向を変えたり、様々な力のかけかたをしてやっと三本とも竿の中に糸が通った。
ハゼは天ぷらにして食べるとおいしいけど、釣りとしてのテクニックは全然要らない。それでもこの竿でハゼが釣れたら嬉しいだろうな。
さて今夜もLPをきこう。ステレオカートリッジも音のエジソンの上位機種(Stuidoといいうもの)にしてみたら、これがなかなか良いので当分これを使うつもり。
大好きなヴィヴァルディのLPをかけて、Wiifitの体重計みたいなやつを枕にしてスタジオの床に横になっていたら、片面全部眠ってしまった。仕方がないのでそのLPをひっくり返して、裏面をきいたのだがまた眠ってしまった。丸々一枚分寝てしまうとは、よほどいい音が出ているらしい。
そして、8/1のベイシー以来初めてJAZZをきいてみると、僕が思っていたよりも良い感じの音だった。しょうがないよな、氏素性を変えられるわけでもなし、BMIを保つぐらいならともかく、顔や声を変えられるわけじゃないから、自分のやれるところでやってくしかない。そいつはともかく、毎日最低1〜2時間ほどLPをかけ続けた方が音は良くなるみたいだ。僕の相棒はJBL L-65しかいないから、君に頑張ってもらうしかない。明日はMac miniが来るからMacProの代わりに仕事で使えるかどうかから試してみよう。多分大丈夫だと思うので、新型Mac miniならグラフィックの性能が上がっているからさらに問題ないはずだ。 2010.8/8
自転車のペダルを普通のものにしようという事を考えて、数日前、スタジオの近所、蔵前橋通り沿いにあるサイクルショップ「まいろーど」に寄った。ここのご主人とはずーっと前にアマンダスポーツでお会いしたことがある。まだ昭和通り沿いに店があった頃だ。
「修理をやる自転車店がほとんどないので、ママチャリも含めて、みんなうちに持ち込まれるので、お盆明けにならないとやってあげられない」とご主人が言う。「最近自転車ブームで自転車を売る店は増えたけど、売りっぱなしで修理をしないんです」ということをきいた。僕が「公道をブレーキなしのピストなんかに乗ってるのは自殺行為ですよね」と言うと、「売り屋が悪いんですよ。なにしろ売ってるだけですから。荒川にしろ多摩川にしろ自転車は10倍ぐらい増えたのですが、とにかくどこを走ってもマナーもなにもあったもんじゃない。歩道で歩行者のそばをすごいスピードですり抜けるわ、私は一日10回ぐらい怒鳴っているので、そのうち刺されるかも知れない」と言っていた。彼が大阪の歩道を歩いたら怒るだろうなあ、、。
昨日、午前中に中国料理を習いに茗荷谷近くまで行くために、春日通り(車道)伝通院の坂を自転車で上っていると、正面から自転車が下ってくる。日曜日で自動車が少なかったから僕の右側をよけていった。帰りに東京ガーデンパレスの50mほど手前「MJ編集部前」の歩道を走っていると、後ろからきて追い抜いていった自転車が歩道から本郷通りに入り(右側ってこと)そのまま聖橋の方まで走っていった。何十年も自転車に乗っているがこんなことは初めてだった。すでに問題になっているけれど、都市でこのままこんな風に左側通行を守らない自転車が増え続けると、そのうちさらに大きな問題になるのかも知れない。
あれこれ悩んだ末、新品で買うことができるタイムリミットって感じの時期にやってきたMac mini、G4Cubeを小さくしたみたいな感じだ。新型のminiはもっと平たくてちょっと大きくなり電源内蔵になった。そして、HDMI端子が付き、SDカードのスロットが付き、USB端子は一つ減って4つになった。僕が仕事用に使うのなら新型の方が良さそうだ。
3年ちょっと前、G5からMacProにしたとき、一番の変化はWindowsが使えることと、音の静かさだった。G4Cubeの時代からHDDは7200回転だったし、MacProになってスピードが劇的に速くなったとは思えなかった。起動を速くするなら、爆速のSSDにでもするしかないだろう。MacBookAirはさすがにちょっと遅いけど、初代のMacBookProでPhotoshopを使っていて、「遅い!」と罵ったことは一度もなかった。MacProはメモリを6GBにしてある(二年以上前だからけっこう高かった)けど、それで特別スピードが上がったということはなかった。MacProやG5の堅牢性は大いに認めるけれど、僕がやっている程度の仕事なら、Mac miniやiMacでOKなんじゃないかなと思うので、とりあえず、この旧型のMac mini最終型2.53GHz メモリ4GB HDD320GBというものを手に入れた。仕事用にも音楽用にも使ってみて、それから徐々に縮小できるものは縮小していければと考えている。
ただまあ、今使っているMacProはG5の時代から5年ぐらいかけて、AV機器(AVアンプとかプロジェクター)との兼ね合いなども含めて使ってきているので、もしかするとMac miniやiMacではそのままスンナリとは代用できないのかも知れない。
上の写真は左から、miniDVI-DVI変換 MiniDisplay端子-VGA変換 DVI-VGA変換 一番右は特別参加で、USB-LAN変換コネクタ(MacBookAirにはLAN端子がない)となる。これだけあるのにまだ足らなくて、この他に今後MiniDisplay端子-DVI変換コネクタなんて物も買わなくてはいけなくなりそうで、ホントにバカバカしいことおびただしい。昔はADC端子というグラフィックカード経由でモニタに電源を供給する端子もあった。カッコよくてスッキリするけど、Appleって迷惑と言えばかなり迷惑なことを沢山やってくれる会社だ。
Macのことは愛しているから、悪口がいっぱい言える。
あれこれ考えたのだが、Mac miniは音楽専用で使い始めた。とりあえずMacProに入っているiTunesのデータをLAN経由でコピーして音を出してみている。音は予想より良く、とにかくなんだかわからないけど気分が良い。この気分の良さは何なんだろう。 2010.8.9
Mac miniには最初だけモニタを接続し、MacProからキーボードとマウスを借用していくつかの設定を行った。でも、一旦設定が終わってしまえば、モニタ撤去、キーボード&マウスはMacProに返した状態で、MacBookAirの画面、MacProの画面、iPhone、このどれからでも操作が可能だ。そしてMac miniの電源は入れっぱなし(一時間でスリープの設定)だ。多分この状態がものすごく快適なのだと思う。パワーアンプのスイッチを入れれば、いつでも音が出せる。これってずっと使ってきたCDプレーヤーの感覚に最も近い。やってみてわかったのだが、どうやら気分が良いかどうかを分ける問題は、モニタとキーボードとマウスがあるかないかということらしい。
だが、このMac miniにWindowsをインストールして、ダブルブートにしようなどと考えると、キーボードやモニタが必要なので、そこでこの快適さは失われる。そうか、僕の場合、Mac miniはこのままの状態で使うのが良いらしい。ちょっと心配したのだが、幸いなことに音はある水準を超えているし、ファンのノイズもそれほど大きくない。じゃあ次はafplayかAmarraかPureMusicかってことなんでしょうけど。iTunesのままでもけっこう良い感じだから、当分このままでもいいかな。比べなければいいのだ。待てばバグもフィックスされるだろうし、ゆっくりやりましょう。
えーと、FirefaceUCって64bitで起動するとドライバーはそのままでいいんだったかな。 2010.8.10
ベイシーに行ってきてから10日経った。菅原さんはいつもと同じ、ベイシーもいつもと同じだったと思うけど、僕が勝手に「なるほど」と思って。自分の音を省みた。機器はステレオカートリッジをZYXから音のエジソンにしたのと、Mac miniがやってきたけど、この二つはそれに依存しているわけではないので、それほど大した変化ではない。セッティングはそのまま、アンプやスピーカーは1mmも動かしていないし何かを挟んだりもしていない。でも音はけっこう変わったと思う。モノラルのLPをかけてみてそう思う。それで、昨夜L-65のアッテネーター(ちょっと前にグリグリした時、4箇所とも少々右に回した)をホンの少しだけ元に戻す方向にいじった。さらにもう少し戻しても良いのかも知れない。
じゃあ、なんで音が変わったかって? この10日間やっていたことと言えば、心から愛しているLPを可能な限り長時間出来るだけ大音量でひたすらかけ続けた。これだけだ。プリアンプの重要性を認めない人とはお友達になれないし、好き嫌いにかかわらず、LP再生が装置に与える影響を認めない人ともお友達になれないと思う。 2010.8.12
秋はまたRockDayをやりたい。RockだけじゃなくてClassicDayもやりたいし、モアさん、またJAZZかけまくりましょうね。ある程度音量が出せて音が破綻しない環境、そして良いソフトと、それを楽しみにして集まってくれる人たち、全部がそろわないとやり続けられない。PCオーディオでもいいし、モノラルLPでもいいのだ。それらを出来る限り良く鳴るようにしておくのが僕の仕事だ。
iOS4.02が出たけど、少しは遅さが解消されるのかな? iPhone4は予約して2週間を過ぎたので、どうだろうお盆明けぐらには入荷するのかな。それとも運が悪くて月末ぐらいなのかな。月末になればピッタリ2年使ったことになるし、それはそれでいいやと思うし、早ければそれも嬉しい。
今年見た映画の中で、一番涙腺にきたのが、この映画「インビクタス」だった。
映画館で見た方が断然迫力があると思うけど、見逃した方はこちらで見ていただくのが良いと思う。ブルーレイディスクとDVDのセットでこの値段ならいいんじゃないでしょうか。しかし、沢山売れると良い物が安く手に入るよなあ。昔、レーザーディスクを1タイトル2万円も出して買っていたことがあった。あの頃はなんであんなに高いお金を出して家で映画を見たいと思ったんだろう? まあ、おかげでアマデウスも随分沢山見たし、アマデウスを見たことをキッカケに僕はオペラに興味を持ったのだった。
Mac miniの音はまあまあ良くて、なにしろ単独で動いているのでスッキリ度は最高だ。Mac miniとプロジェクターを接続して、DVDを再生してみようと思っているのだが、スクリーン左右に垂らしているロールスクリーン(左側)のスプリングが壊れてしまったので、こいつを何とかしなければならない。
4年前の改装後、壁が近くになりしかも白くなったため、もろに反射して、プロジェクターからの画質が著しく落ちた。それで、プロジェクターを使う時は、スクリーンの左右に黒いロールスクリーンを垂らしている、だが、黒でちょうど良いサイズのロールスクリーンが手に入らないので、適当な色のを買って墨汁で黒くして垂らしている。ああ、墨汁を買ってこなくちゃいけないなあ。
これがないと本当に画質が落ちる。と言うか黒がしまらないのです。効果は一目瞭然。
今日と明日は午後からエアコン(設定温度30度)かけて、音楽をききながら原稿書きをする。アコリバのUSBケーブルをエージング中。J-WAVEをきいていると、「お盆ですねえ」という話題でまたクレモンティーヌが「ボンボンバカボン」と歌っていて、アホらしいとは思いつつやっぱり買っちゃおうかなとか思ったりする。
これなんですけどね。
幻聴日記氏のiPhone4による写真。すごいもんですね、言わなきゃいつものデジタル一眼レフで撮ったものだと思うだろう。結局Web上の写真表現って、オーディオで言えばヘッドフォンみたいなもんなんじゃないかな。普通は横幅1200ピクセルとかで見ることはなくて、もっと小さいわけだ。とにかくフィルムの常識とかプリントにおける常識みたいなものが通用しない、あるいは、不要なのだ。それで、僕もとりあえずiPhone4のカメラを使ってみて、その上でどうしても不満があればGXRにしようと考えている。明るいところだとiPhone3Gのカメラでもまあまあ良く撮れるので、けっこう使っていた。3Gはピントが固定だったけど、3GSと4はAFがついてタッチしたところにピントが合うし、やや広角気味の35mm換算32mm程度というのも普段使いにはいいところだ。いつかまた、ベイシーの前で記念写真を撮ることがあったら、iPhone4を使ってみよう。 2010.8.12昔のミノックスみたいなもので、(多分もう誰かがやっていると思うけど)iPhoneのカメラによる写真展とかコンテストみたいなものもおもしろいなと思う。
うーん、この二〜三日どうもRadikoは音がよく途切れるなあ。どうしてだろ。バッファが足らないんだろうか。 2010.8.13
今日の午後は戯れる会例会。Macminiもあるし、その他も色々で、自作PC用電源あれこれの試聴とか、USBケーブル各種試聴とか、色々出し物が豊富ですが、僕としてはこの二週間、心を入れ替えて装置と接した成果をききとってもらえたらと思っている。午後が楽しみだ。
なんだかんだでUSBケーブルはものすごく沢山集まった。きき比べが楽しみです。ウッシッシ。こんなの一人でやってたんじゃつまらないつーか、暗い。
いやはや、今日も実に中身の多い戯れる会例会だった。ケーブル、クロック、DAC、特性電源、最後はアナログ。楽しかった。いろんなことがわかった。 2010.8.14
今日の午前中にiPhone4が届くらしい。
昨日の戯れる会例会では、いろいろなことがあったのだが、音以外のことで一番驚いたのは「SoundHound」というiPhone iPodTouch&iPad用アプリケーションだった。かかっている音楽や口ずさんだメロディから元の音源を表示するだけにとどまらず、歌詞は出るし、Youtubeの画像も出るし、そのアーティストの公演スケジュールまで検索してくれるので、居合わせた全員が驚嘆した。僕はiPadよりiPhone4の方が必要で、それはその通りだが、このアプリを見た時初めて「なるほどiPadの大きさもいいなあ」と思った。そして、このアプリは一ヶ月5回までなら無料で使えるけど、買っても600円なのだ! 本当にすごい時代が始まっている。だから人生は楽しい。
今日も10人以上の人が集まるのだが、人が集まると髪の毛だけでもものすごく落ちている。でも、ルンバが毎朝8時過ぎに出動して床を掃除してくれる。スタジオの床はフローリングと言ってもマンションなどのフワフワしているタイプじゃなくて、厚さ20mmの松材なんだけど、回転するブラシでホコリやゴミを取るので,毎朝ブラッシングしていることになり、このところ床がピカピカしてきている。
11時過ぎに秋葉原のソフマップに行って、iPhone4を受け取る。店頭で受け取った段階で電話機能は4でOKなのだが、これだけだと何の愛着もわかない。必要なアプリその他のデータが入って初めて「自分のiPhone4」になる。というわけで、スタジオに来てMacに接続してデータ移行をする。
無事に音楽やアプリの移行が済んだ状態で使ってみる。いやはや「ちょっぱや」超速い。これでまた二年ほど快適に使えたら最高だ。年季が明ける前に機種変更をしているので、少しお金がかかって、その差額を計算すると約6000円ぐらいかな。でもどうせ古い3Gはソフマップに買い取ってもらえるし、6000円程度なら快適になった方が良いと判断した。 2010.8.15
ハゼ釣りに連れて行ってもらったのだが、なにしろ朝早くと言うより夜中の二時半出発だったので、眠くてたまらない。今年のハゼはまるで食欲がないらしく、五人で決して大きいとは言えないものが20匹ぐらい釣れたかなあ、僕はゲストだったのでそれを全部いただいたので、今夜は天ぷらにして食べる。
色々考えた結果、Mac miniできくiTunesのデータを全部消して、もう一度WAVでリッピングし直そうかな。
先日の戯れる会例会で個人的に一番面白かったのは、持ち込まれた香港ルビジウムクロックの音がRockにピッタリ、Rockを最高によくきかせる音質で、「こりゃ、いいや」と僕は思わずAC/DCだのヤング・マーブル・ジャイアンツだのをかけて、大受けだったことかな。ただ、それを持ってきた人は確実にクラシックファンで、このこともまた大受けで、楽しいことおびただしかった。
今年はあまり蝉が鳴かない。多分、暑すぎるせいだと思う。
2010.8.16
今日はお盆があけて世の中が動き始めている。僕はこの感じが好きだ。正月は休みがもっと長いので、正月明けはもっと好きかも知れない。
シフォンケーキを二個作りながらちょっと長めの原稿を書いている。最初の部分がうまく書けなくて、やっと何とかクリアしつつあるかなあ。文を書くのは効率が悪い。
さて、今日は週に一度の音楽喫茶だからシフォンケーキを作って皆さんのお出でをお待ちしています。
今夜の音楽喫茶はお客さん三人だった。平均三人来てくれたら嬉しいの心。 2010.8.17
このところずっとステレオカートリッジは「音のエジソン」製を使っていて、なかなか良いと思う。どっしりとしていて、オールラウンドなサウンドだ。今度オルトフォンSPUと比較してみよう。僕が使っているのは一番高いやつで定価18万円ぐらいなのだが、戯れる会の会員には僕から頼めば少し値引きしてくれるんじゃないかな。
でも、オーディオってのはおもしろくて、じゃあずっと愛用してきたZYXがダメなのかというと、違うんだなあ。しばらくエジソンで別の刺激を与え続けて、それからZYXに戻すとまた新たな魅力を発見する。PCオーディオもそうで、Mac miniがきてからずっとMac+iTunesとかafplayで再生しているわけだけど、久しぶりにLet's note+CUBACEで再生したりするとどうなるかってことだ。
そう思って、久しぶりにLet's noteでCDを再生してみると、やっぱり良くなっている。アナログはモノラルとステレオ、そしてパソコンはMac miniとLet's note、4人の子供を育てているような状態かも知れない。MacProはちょっと偉そうにしている親戚のおじさんかな。 2010.8.19
今日の午後はAudioBasic誌最後の取材。今はその準備をしながらキッシュを焼いている。
レナード・コーエンの「Bird on a wire」を突然ききたくなった。そういう気分、自由を欲する気分らしい。ところが、僕はよく考えるとレナード・コーエンが歌ってる「Bird on a wire」のCDを持っていないことに気付いた。ジェニファー・ウォーンズとかウイリー・ネルソンとかThe Lirac Timeが歌ってるやつは持っているのだが、御本家が歌ってるCDがない。まあ、あの声とあの歌い方なのはわかっているのだが、どうしてもレナード・コーエンが歌う「Bird on a wire」をききたくなった。昨日からの僕はあの歌を必要としているのだ。
それで例のごとくAmazonで検索をかけると、二枚組のライブがメチャ安だったので、これを注文した。でも、国内盤じゃないから、きけるのは一週間後かもね。
このCDを買おうと思ったのだが、注文確定寸前に、DVDが出ていることを知り、CDの注文を削除してDVDを買うことにした。そして、日本語字幕付きが欲しかったので国内盤にした。でも、5449円、ひゃー! ブルーレイディスクDVD付きが2000円台で買えるってのに、DVDの値段が二倍かいと思ったのだが、英語がするするとわかるわけではなし、レナード・コーエンのライブ映像なんてものが手に入るだけでも有り難いと思おう。しかし、レナード・コーエンが鬱病だったとは知らなかった。美女と楽しく暮らしているもんだとばかり思っていたのだが、そうでもないのか。 2010.8.19
昨日で取材が終わり、今日は何カットか撮影がある。でも、昨日も取材以外はずっと別の雑誌のための原稿書きをやっていて、これが僕の能力を少し超えているので難航していた。何回も何回も縦書きでプリントアウトして自己添削を繰り返し、今朝やっと95%ぐらいのところまでたどりついた。このあたりが片付かないと、Mac miniへのリッピングやマルチchデータの作成なんかは手がつけられないし、レナード・コーエンのDVDも見ることが出来ない。レナード・コーエンのライブってどんなんだろう? 楽しみだなあ。
レナード・コーエンのDVD、すごく良かった。全部良かった。ミュージシャンも最高、コーラスも最高、「A thousand kisses deep」の朗読も最高。日本語字幕盤を買って正解だった。「Bird on a wire」はこれまできいてきた中でレナード・コーエンの演奏が一番良かった。まいったなあ。歌もいいし、とにかく演奏がすごくいい。愛が溢れている。そんなわけで、続けてほぼ二回見てしまった。 2010.8.20
YouTubeを見てみたら、レナード・コーエンのライブ映像はかなり上がっていた。日本語字幕が不要な方はDVDを買う必要はなくて、こちらで良いんじゃないでしょうか。
DVDには入っていない、「Famous blue raincoat 」を歌っている画像の中でかなりまともに音楽をきけるのはこちらでしょうか。謎めいた歌なので、色々な解釈ができる。
このDVDはかなり強い刺激で、頭がグルグルして夢に見てしまった。
今夜は早く寝よう。徐々にだがMac miniのiTunesにWAVでリッピングをし始めている。プレミアム2でやってるのでちょっと時間がかかる。しかし、プレクスターのプレミアム2アッと言う間にプレミアムがついて51000円ですか。驚きますね。 2010.8.21
今朝はAudioBasic誌56号のための多分最後の画像処理をして、午後、画像データや試聴したケーブル&機器の返却もかねて編集部に届ける予定だ。8月も残りが1/3を切った。ひどい暑さで蝉もなかないし蚊も少な目だ。少し一段落なので、机の上を片付けつつ、音楽ききつつやっていこう。死ぬほど好きな音楽がなければ、オーディオなんて無意味で、数年かそこらなら一生懸命にもなれるだろうけど、それ以上は無理だ。
もちろん波があるんだけど、そこは色々なものや人に助けらてもらってやっている。
アドビが、iOS用の画像処理ソフト「Photoshop Express」を公開か。iPadでPhotoshopが使えるのは良い事だ。出来ればエレメンツ程度の値段にして欲しい。でも、エレメンツのお節介な感じじゃないのがいいなあ。
このところ、ひたすら「持っているけどあまりあるいはほとんど使わない物」を処分したので、ずいぶんスッキリしてきた。あともう少しだ。色々なことをやっているので、放っておけば物は増えてゆく一方だから、時々思い切って整理しないと収拾がつかなくなる。
iPhone4がきてからiPhone3Gはいじる気がしなかったので、すでに3Gはソフマップに買い取ってもらった。あちこちヒビが入っているそうで、7200円だった。もう使わない物なので、値段については全然問題なしだ。
そんなわけで直接比較をしていないのだが、iPhoneをiPodとして使った際の音質がちょっと違う。iPhone4の方が明瞭な音だと思うのだが、「そう思いたいだけ」なのかな。 2010.8.22
そうか、レナード・コーエンのライブに出ている「ロスコ・ベック」というベーシストはジェニファー・ウォーンズのCDにも参加してるのか。レナード・コーエンの曲ってすごく不思議だと思う。みんなとても自然な感じの曲で、僕は昔、例のジェニファー・ウォーンズのCDを買ってきて初めてきいた時のことをよく覚えている。CD一枚丸ごと何の違和感もなく入ってきて終わった(曲の話です)。キャロル・キングの時代のアメリカンポップスみたいなメロディだ。でも何かのパクリってわけでもない。そして、ところどころものすごく惹きつけられるメロディやコード進行があるのが魅力だ。それは20年以上経った今でも変わらない。あれは何なんだろうなあ。そういうことが再確認できて、とにかくこのDVDを見ることが出来たのは良かった。
レナード・コーエンの歌詞は、カエターノ・ヴェローゾの100倍わかりやすく、エロさも100倍かな。逆に言えばカエターノは歌唱が10000倍多彩だから、Charのギターと鮎川誠のギターを比較するようなもんだわ。そいつはともかく、レナード・コーエンの歌には、80才になっても女性をエスコートしたいと願う感覚があり、同時に「Everybody knows」や「 Who by fire」などの社会性・体制にこびない姿勢、このあたりはカエターノで言うと「ハイチ」ですかね。
「まずいよなあ」と、いつも思う。まだ何もやれていないのに、だんだん残りが少なくなってきた。現在使用している250GBのハードディスクなら残りが20GBを切ったあたりで容量の大きなものに買い換えればOKだが、人生はそういうわけにもいかない。30才ぐらいからずっとフリーランスでやってきて、興味があること、やりたいことを優先してきた。金はないが、自由な時間は多かった。だから定年はなくて、ずっと働き続けるしかない。僕にリタイアがあるとすれば、体力気力共に衰えて何も出来なくなった時で、そこまでは何かしら仕事をし続けるのだが、このままではイヤだなと思う。どこでどうなるのかはわからないが、あと二つぐらいピークが欲しい。
久しぶりにきいているが、今日のradikoはあまり音が途切れない。先週あたりの状態は何だったんだろう、あちらが何か実験していたのかな。それともこちら側の問題だったのだろうか。
ほとんどの原稿は書いたが、まだ細かな部分の説明文などを考えつつ書いたりしている。これがけっこう大変で、どうしたらちゃんと伝わるかをあれこれ考えている。
そういわけで、午後はMac miniのiTunesでずっと音楽をききながら、説明図やPCオーディオの原稿を書く。
明日の夜は音楽喫茶なので、昼間シフォンケーキを1個作って、原稿書いて、夕方4時半からラザニア作りを習いに来る人がいる。料理教室に参加したい人もお時間があればどうぞ。というところ。ああ、明後日中には楽になるなきっと。まだ何も決まっていないけど、9月からはまたRockDayとかのイベントをやりたいと思っている。自宅で大音量を出せない人は、時々StudioK'sに来てでかい音をきいているのってまあいいんじゃないでしょうかね。 2010.8.23
まあ、めげそうになることも多いのだが、やっぱり前向きにやるしかない。そういうわけで、シフォンケーキ作ってジンジャーシロップも作って、原稿書いて料理教えて、夜は喫茶で音楽を楽しんでもらう。今日はそんな一日だ。お時間のある方はどうぞ、夜7時から10時までです。
昨日、一昨日と外に出たときにiPhone4+ヘッドフォンで音をきいて歩いているのだが、やっぱりiPhone4のiPodは音が良いと思う。バッテリーが強くなったんだろうか? とにかくiPhone3Gのあのモヤモヤした感じがない。iPhoneのドックから出すケーブルが断線してしまい修理中なので、わからないのだが、アイコンモバイルがなくても大丈夫かも知れない。でも多分、音が良くなったiPhone4でアイコンモバイルを使えば、さらに良くなるのだろうと思う。ただ、iPhone単体でもけっこういけるのは確かだ。これまでもその時々で使い分けてきたけど、iPhone4単体での使用が増えることは予想できる。誰かに同じソフトを同じ条件でリッピングしてもらって、iPodtouchあたりと比較してみようかな。
今夜の音楽喫茶はお客さん3人、有り難いことです。わからないけど、あと二〜三週間して少し涼しくなったらもう少しお客さんが増えたりするのかな。 2010.8.24
僕はレナード・コーエンのDVDを毎日見ている。ずっと毎日見ていても全然飽きない。YouTubeでも見ることはできるけど、通しで見ることができるし、日本語字幕も出るので、このDVDを買って本当に良かったと思う。アーキラウドという12弦ギターみたいな楽器の演奏もすごく良いし、キーボードもギターも吹奏楽の専門家も、もちろんベースもみんな一流だ。バックコーラスをやっている黒人女性のシャロン・ロビンソンを「コラボレーター」と紹介している。竪琴を弾いたり、DVDに映像はないが二人で側転もするらしい美女姉妹=このライブツアー終了後STINGにスカウトされたという美形のコーラス姉妹も素敵だ。で、毎日見て、ついつい全部見ちゃう。
あのレナード・コーエンも74才(現在は76才)の爺さんで、シワがよってるしシミもある、でもカッコいい。昔からそうだが、歌も上手くはない。でもすごい味がある。ああなるにはどうすりゃいいんだろうと考える。
今日は原稿書きが終わったので、どうしようかな。スッキリした気分でレコードでもきこうかな。やっぱりLPはすごいと思う。何がって、スピーカーに対して教育的指導をするところがLPの凄さだと思う。
今日初めて知ったこと。僕らが「ウィーンアコースティック」と呼んでいたスピーカーは、輸入代理店が変わり、世界標準の「ヴィエナ・アコースティック」という呼び方をすることになった。そして、スピーカーの名称も、「ベートーヴェン」とか「ハイドン」「モーツアルト」というような本来のものになっていたのだった。全然しらなかった。 2010.8.25
みんなで雨乞いの歌でも歌おう。
時間ができたので、Mac miniのiTunesにWAVでCDを取り込む作業をしている。まだ50GBぐらいってところ。
それで、今日もレナード・コーエンのDVDを見ているわけだが、この音声をFirefaceからダイレクトに出すと全然音が違う、そりゃMacのDVDプレーヤーからTOSリンクでAVアンプに入れてそのプリアウトをフェーズテックのプリに入れて出てきた音と、VLCからFireWireでFirefaceそしてプリアンプというものでは音がまるで違う。これからは、PCオーディオに加えて、PCAVだろうなあと思っている。
そんなわけで、今日はMac miniを10回ぐらい再起動した。何をやってるでしょうね、まったく。PCAVです。いや、MacAVか、それは昔からそうだな。僕はDVDプレーヤーとかユニバーサルプレーヤーを買ったことがなくて、ずっとDVDはMacで見てきたから、ここでもPCオーディオみたいなことをやっていて、そんなの元々当たり前だと思っているわけだ。 2010.8.26
Mac miniにプロジェクターを接続してDVDを見てみると、10分に一度ぐらい、息つぎをするみたいな感じで画像が一瞬止まることがある。それほど頻繁ではないのでたまらなく不快というほどではないが、G5やMacProではこのようなことが起きない。新型Mac miniはMacBookPro並みのグラフィック性能という話なので、映像用にも使うのなら新型miniの方が良いかも知れない。
それでやっぱり映像はMacProから見ることにして、ということはSACDのダウンミックスをFirefaceUCじゃなくてFireface400でやればいいってことになるので、SACDからのアナログアウトをUCから400にズボズボと差し替えている。
EOS 60Dってああいう路線できたのか、EOS Kiss 6Xみたいな感じかも。そしてキヤノンの一眼レフも徐々に下の方からSDカードに移行してゆくのかな? 今となってはコンパクトフラッシュも微妙なものになってきている。MacBookProとかiMacだとSDカードのスロットがついているから、SDカードだとスッキリなんだよな。そうそう新型Mac miniにも裏側で使いにくそうだけどSDカードのスロットがついている。うーむ、新型Mac miniの方が良かったかなあ。両方買って音と映像を比較できればいいんだが、そうもいかない。なんとなく音は旧型の方が良さそうなんだよな。別電源もつけやすいしさ。ってなことをウダウダと考えていて、旧型は手に入りにくくなっているわけだから、旧型の方を買ったってわけです。
そして、今日まで考えた結果、Mac miniはこの場所に置くことにした。割とスッキリとして収まりの良い場所かも知れない。
2010.8.28
この二日間でMacProのモニタの前を片付けなければと思っている。なにしろ、この机の上にオーディオ用USBケーブルが7本ぐらい乗っている。他にもヘッドフォンとか、USBメモリ、DVDのソフト、ギターのTAB、当然ながら筆記具やハサミ、カッターなどの文具類、なんでこんな事になってしまっているのかというと、ルンバ導入の影響なんだと思う。毎朝のルンバ出動から避難して、細かいものがあれこれ机の上に集まってしまう。これを何とかしなくてはというのが、今日と明日の課題だ。
というようなことをやりつつ、一昨日あたりからMac miniにひたすらリッピングを行っている。
僕がMac miniにリッピングをしている理由の一つがこのCDかも知れない。
これはロバート・ワイアットのEP集のBOXで、5枚のCDが素敵なデザインの紙袋に入っている。でも、サイズがピッタリすぎてCDを取り出すことがとても困難だ。最近出たどっかのSACDと同じぐらいきつい。
CDがきわめて取り出しにくい上に、一枚に5曲ぐらいしか入っていない、では結局手が伸びず、10年近く持っていながら10回もきいていないってことになる。こういうCDはリッピングしておけばもっときくと思う。 2010.8.28
そんなわけで、先日紹介したロバート・ワイアット自身による「Shipbuilding」とか「Round about midnight」などを久しぶりにきいた。カッコいいんだよこれが。そしていつでも手軽に再生OKになった。それとシュリープというアルバムに入っている「Free will and testament」のリミックス版も収録されているので、本来もっと再生するはずのCDだったのだ。
今日の午後はヨガのレッスンを受ける。身体が元手なので、こういうことはコンスタントに続けるに限る。このところ暑くてWiifitはさぼりがちだったが、午前中にやってみたらBMIは22.1になっていて、体重は70kgちょっとまで落ちていた。なんでかな。暑くてあまり食欲がないせいだろうか。それとも単にトシをとっているのだろうか。わからない。
午後はジンジャーシロップを2.5kg作り、夜、ヨガが終わったあとで食べるキッシュの準備をする。
月に一度のヨガは効く。俄然食事がおいしくなった。 2010.8.29
僕の最近始めたMac miniによる音楽再生が意味するところは、日常的にきいている音楽の音質底上げと操作性の進化だろう。iTunesで便利に再生しつつ、その状態で全体的音質を向上させる。そして小型。モニタもキーボードも使わない状態でとても快適だ。LINNが考えていることに近い状態だと思う。しばらくの間、音楽喫茶はこの状態で再生しようかなと思う。Mac mini&LPってことです。 2010.8.31
今はエアコンをかけたり一日中扇風機を回しているので、Mac miniのファンの音はまったく気にならない。床暖房なので秋冬春は無音になるので、もしかしたら深夜などはMac miniのファンがちょっと気になるなどと言い始めるのかも知れない。
8月最後の日の今日も残暑が厳しいけれど、もしお時間があれば音楽喫茶へどうぞ。今日はクリームチーズのシフォンケーキを作る予定です。
おかげさまで、少し心の余裕ができて、机の上も片付きつつある。でも、この余裕を得るとまたまた貧乏になるのがわかっている。困ったもんだ。
年に何回か「火曜日夜の音楽喫茶って、会員じゃなくても行っていいんですか?」というメールをいただく。看板は出していないので、通行人がお客さんとして入ることはないけど、一応営業許可もとっていて喫茶店ですから、コーヒー紅茶飲み放題の1000円を払っていただければ、どなたさんでもOKです。そしてシフォンケーキ(1/8ピースなので巷の2倍ぐらいの大きさ)は500円です。戯れる会は会員制ですが、喫茶は会員制ではありません。
喫茶で音のことをやり始めるとキリがないので、オーディオのことは戯れる会例会でやっていて、喫茶はある程度ちゃんと音楽を楽しんでもらうことに主眼を置いているので、LPを片面全部かけたり、ベートーヴェンのピアノソナタを第一楽章から第三楽章までかけたりしている。時間は夜7時から10時までだが、9時半からの30分ほどは話をしていることが多い(まあ、その時によりけりですが)。
Mac miniからの再生音は、当初僕が予想していたより良いと思うので、音楽喫茶のデジタル系は当分Mac mini+フェーズテックHD-7AまたはRME FirefaceUCで再生するつもりだ。iTunesで再生しているが、いい感じで鳴っている。フェーズテックとRMEを比較するとか、クロックのON OFFをするとか、USBケーブルを交換するとか、電源ケーブルをどうのとかをやり始めると、深夜までやっても結論が出ない。だから、そういうことは戯れる会例会で充分やりましょう。これはこれで実に楽しい。
Mac miniとは別にLet's noteからの再生も捨てる気はまるでなく、これはこれで徐々にこちらの方向で極めたいと考えている。 2010.8.31
昨夜の音楽喫茶では、なぜかマーラーの5番を全曲通しできいた。久しぶりだったが、なかなか良かった。
暑いまま今日から9月だ。クソ暑いのもあと二週間ってところかなあ。バランス良く食べて、寝て、運動もして、音楽も楽しんで暮らすしかない。
これまでで、もっとも記憶に残る暑い夏は1994年だった。7月の10日頃から体験したことのない猛暑が続き、ちょうど厄年だった僕は体調を崩した。仕事が忙しかった時期で、あの頃は平均一年間に1万キロ程度クルマに乗っていたのだが、94年の夏は特別で、6〜9月の4ヶ月で7000キロ乗った。
暑くて眠れず、しかも猛暑の中を撮影であちこち行って、放っておけば70度ぐらいになるクルマの中でエアコンをかけて高速道路を走っていた。山中湖の近くに住む陶芸家のお宅に行く途中、高速道路上で気分が悪くなり藤野のあたりでクルマを路肩に寄せて休んだ。あんなことは生涯で一度きりだ。
翌年の4月まで車検が残っていて、そこで買い替える予定だったコロナは、あの夏だけで7000キロも乗ったので、アッと言う間に10万5千キロになり、パワステのオイルは漏れ、注文したUSアコードワゴンがやってくる一週間前に巣鴨の路上でタイミングベルトが切れ、僕はあの時初めて牽引される経験をした。グワーン・ビヨヨーンって感じだった。
クルマもそんな具合だったが、身体もかなりひどくて、「死ぬかも知れない」とマジに考えて、生命保険の契約をし直した。それが1994年、あの冷夏だった93年の翌年だ。94年が暑かったのは僕個人の感覚的な問題ではない、東京における熱帯夜の最多記録は94年で47日だった。でも、2010年はその記録を塗り替えて48日となり、記録更新中だ。さて、どこまでいくんだろうね。
うーん、「オトメン」ねえ。世の中いろいろあるんですねえ。僕は一般的な主婦がやってることのうち、子供を産むことと、男と寝ること以外は何でも自分でやっていて、家事を女性に依存していない。権力志向は特にないと思うし、権威的なものが嫌いなところはゲイの人とも共通するけどゲイではない。タックスノットのTAQさんは僕のことを「ストレートにしておくには惜しい」と言うけど、幸か不幸か男の身体は自分のだけで充分だ。でも、「オトメン」というものでもない。若くないしイケメンでもないしね。単に料理やアイロンかけを楽しんでやっているだけなんだろう。
同性愛は関係が平等だと思う。「女だから家事をやるもの」とか、「男は金を稼いで偉くなってこそ男」みたいなことが同性同士だと成り立たない。対等だから、その代わり関係も持続しにくいかも知れない。最近のアラフォー女性はオシャレできれいだけど、主張が強く、中身はけっこう男性的だから、そりゃ男との関係も持続しにくいってもんです。
今日はオーディオを休んだ日だった。買い物に出かけた時にiPhone+ヘッドフォンでカエターノ・ヴェローゾのエストランジェイロをきいたぐらいであとは音楽をきかない一日だった。夜は料理を習いに来た親子がいたしね。 2010.9.1
高音質なのでプレクスターのプレミアム2というCDドライブを使っている人が多い。だが、ここへきて非常に手に入りにくくなっているようだ。正式にはWindowsしかサポートしていないけれど、Macでもちゃんと動作する。同梱されている「PlexTool Professional」はWindows版しかないが、これを使うと、低速回転(4倍速)やトレーの開閉速度などの設定が出来る。内部のフラッシュメモリに書き込まれるので、一度WindowsのPCから設定してやれば、Macで使っても設定は保持される。Macのみで使っている人はこの事を知らない人が多いみたいだ。
CUBESEでCDを再生するときは、CUBACE側に4倍速という設定があるけど、普通の再生アプリケーションはそんな機能を持っていないので、プレクスター側の設定を低速にしておけば動作音が静かだし、振動も抑えられて気分が良い。
iOS 4.2には新機能「AirPlay」も搭載される。これは今まで「AirTunes」と呼ばれていた機能の拡張版で、AirPlayに対応したスピーカーDockやアンプ、iTunes 10をインストールしたMacやPCに、Wi-FiやEthernet経由で音楽、映像、写真をストリーミング配信できる機能だ。
これってiPhoneやiPadから無線LANでAirMacExpressに音楽信号を飛ばせるってことなのかな。
少し時間ができたので、いくつか試したいこととか確かめたいことをやってみている。いや、そう大したことではない。ああ、TheBeatlesのUSB音源もMac miniに読み込ませなくちゃいけない。この秋から、例えば何か勉強したり、また新しいことをやり始めよう。 2010.9.2
これはジョニ・ミッチェルのベスト盤の2なんだけど、スタジオK'sを作った頃買った。いい歌が沢山あってアルバムできくよりこっちできくことの方が多いぐらいだ。
もう一枚のベスト盤である「hits」は普通のプラスチックケースなのだが、この「misses」は紙ジャケでもなくデジパックでもなく、中はこんな感じで直にCDが入っている。
で、普通にきいていると、それほど手荒に扱わずとも、相手が紙だからこんな風にCDにキズがつく。
ずっとイヤだなあと思っていたので、iTunesで音楽をきくようになってからは、リッピングしたものをきいている。最もリッピングしたかったCDかも知れない。
ジョニ・ミッチェルのアルバムはけっこう沢山あるので、きいたことのない人はこのベスト盤2枚で済ますというのも良い選択かも知れない。しかし、CDって安いよなあ。有難味がないぐらい安い。でも、僕は「California」という曲のさりげなく絶妙なドラムをきいただけで、気持良くなってしまうのだ。他の曲もみんないいけどね。
そして何日かぶりで、またまたレナード・コーエンのライブDVDを見る。やっぱりいい。DVDを見て、ハレルヤを歌いながらMac miniにリッピングを繰り返す。今は、カーデガンズとかロン・セクサミスをリッピングしているところ。 2010.9.3
昨日は良い事があった。かつて僕の暗室でモノクロームのプリントをやっていた「よしこちゃん」は、3年半前にアメリカへ行き、鍼灸師の試験を受けていた。どっちかというと日本では暮らしにくいタイプだから、アメリカに行くときいた時は大賛成だったのだが、昨日、試験に合格したという連絡がきた。良かったあ。オリンピックの選手になりたいなんて思うわけでもなし、自分がやりたいと強く思って実行すれば、願いは必ず叶うものだと思う。
いつだったか、すごく体調の悪い「よしこちゃん」がスタジオにやって来て、しょうがないから僕は和室で彼女に指圧をしてあげたことがある。「指圧師に指圧をする」という貴重な経験だったが、最後は背中を足の踵で押すのが最も「良く効くぅ」と言っていた。いろんなことがあります。
昨日Wiifitのヘディング上級をやったら一発でパーフェクトが出たので、もう一回やったらまたパーフェクトだった、で、もう一回やったらまたパーフェクト、結局4回連続でパーフェクトという記録になった。これはなかなか破れないかもなあ。
映画「ノルウェイの森」は12月公開か。ベトナム人(と言うよりフランス人)の監督の作品は「青いパパイヤの香り」を見たことがある。しっとりとした、とてもきれいな映像を作る監督なので、多分美しい映画だろう。でも、どうしよう。元々「ノルウェイの森」という小説をそれほど好きってわけでもないからなあ。1見ない 2一人で見る 3誰かと見る このどれかなんだが、どうしようかと考えているところ。
「プジョーRCZ」カッコいい。東京じゃクルマは要らないし、400万円もするクルマは買えませんが、自宅に駐車場があって、誰かがくれるって言ったら、プジョーRCZに乗ってみたい。クルマに対してはもう、ほどんどそんなことを思わないんだけど、このプジョーは妙に心引かれるスタイルだ。
Joni MitchellのHitsをMac miniにリッピングして、久しぶりに頭のUrge For Going から最後のBoth Sides Now まで通してきいた。このCDはちょうどStudioK'sを作った13年前の今頃買ったもので、例のKEF105 3sで最初にかけていたCDだから、久しぶりにちゃんときいて、「自分の音も、よくぞ、ここまで育ったなあ」と思った。育ったもの、求めたもの、失ったもの、充分楽しんだもの、余儀なくされたもの、その結果の今。 2010.9.4
iTunes10をダウンロードしてインストールした。アイコンが変わってる。表示も変わっている。
iTunes10の新しいアイコンはついにCDを捨てたってことらしい。 2010.9.5
僕の場合、iPhone4はMacBookAirのiTunesで管理していて、4になって容量が増えたとは言えiPhoneは32GBだから、圧縮音源が良いと思う。音楽専用に新調したMac miniはHDDが320GBなので、これは非圧縮音源でいくことにした。
MacにしろWindowsにしろ、iTunesでリッピングした音源は長いこと圧縮音源をきいてきたので、さすがに非圧縮データにすると音は良い。毎日食べてるお米の味が2ランク上がったみたいな感じで嬉しい。もちろんさらに音が良くなるらしい再生アプリなどもあるけれど、そう急がなくてもいいじゃない。半年ぐらいこの非圧縮状態を楽しんで、それから考えようかなと思っている。
僕は頭の中身ときたら小学生みたいなもんなんだが、問題は肉体の方で、今の状態をどこまで維持できるか、これは課題だ。そして、2010年の夏は確実に新しい何かが始まっていて、仮にあと20年生きるとするならば、その20年のスタートは今年になりそうだ。だけど、新たにこんな仕事をやるとか、こんな活動を始めるというような具体的なものはまだなくて、どうなっていくのかなと考えているところ。
まあそんなわけで、夜はレコードをきく。相変わらずステレオカートリッジは「音のエジソン Studio」ってやつで、実に濃密なサウンドが嬉しい。そして、この色気と存在感はやはりアナログの独壇場だ。参るなあ。明日夜も音楽喫茶ではこのあたりをきいていただきましょう。 2010.9.6
iPhone4の音質について気になっていたので確かめてみた。
これは(株)タイムロードが扱っているiPodやiPhone用のドックから直接音楽信号を取り出すケーブルで、これを使うとiPodやiPhoneのボリュームを通らない信号が得られる。これは一番安いタイプで数千円の物だが、アイコンモバイルと併用してみると、アイコンモバイルでの音質向上と同等かそれ以上の音質改善がある。アイコンモバイル4:ケーブル6ぐらいの感じさえあって驚く。ケーブルというかボリュームを通らないことのメリットなのだろう。
iPhone3Gの時は、本体から直接だと甘くてモヤモヤした音が、アイコンモバイルを使うことでしっかりした音になり、アイコンモバイル必須って感じだった。だが、iPhone4は本体直でもけっこうメリハリのきいた音で、アイコンモバイルを使うとそれがさらに高品位になるという感じだ。もちろん比較すればアイコンモバイルを使った方が断然良いのだが、歩きながら音楽をきく場合、Rockを選ぶ事が多いので、iPhone4になってからは本体直でもいけるかなってところ。 2010.9.7
雨音がこんなに嬉しいものだなんて知らなかった。
昨夜の音楽喫茶では、Mac miniのiTunesで、カエターノやジョニ・ミッチェルをきいていた。二人とも僕より10才ぐらい上だと思う。レナード・コーエンはそれよりさらに8才ほど上だ。カエターノは常に右肩上がりの人で、年齢が上がるにつれやってることは若くなっていくタイプ。レナード・コーエンは元々があんな風だから基本的には変わらず、渋さや深みを増してゆく感じ。ジョニ・ミッチェルは年齢と共に貫禄がついてきていると思う。
僕は男の年寄りの方が有利かもと思っている。
おいおい、今度は Buffalo daughter というバンドをきくことになるんかいな。水牛の娘 。こんなバンド知りませんよね。でも、今日届いたAudioBasic誌を見たら、渡辺亨さんがトップで紹介していた。「渡辺さんはさすがにやるなあ」って、そいつは逆ですかね。
今日の東京は雨がザーザー降っている。時折パラパラになったりザーザーになったり、なんて懐かしい音なんだろう。これからやろうとしている事に対する僕の中のおだやかな狂気を確かめつつ、今日は一日雨音を楽しんでいる。 2010.9.8
CDというかデジタルデータからの音が良くなったなあと思って、またさらにデジタルの音が良くなって、そしてLPをかけるとLPはもっともっと良くなっているということをこれまでずっと何度も繰り返してきた。そして、今またその状態だ。LPの音は本当にすごい。これは言葉では絶対にわかってもらえない。8月1日、僕がベイシーからもらったものによる変化も、戯れる会の例会に参加している人や、日頃音楽喫茶に来てくれている人ならわかってくれることだろう。
久しぶりにTheBeatlesのUSBメモリ版が25000円以下になっている。プレクスターのプレミアム2は48000円か。18000円で買えた人は幸せですね。
iOS4.1が配布されているのだが、iPhone4に関しては何も不満がないので、どうでもいいって感じだ。11月に発表予定のiOS4.2は、これまで僕がずっと「何故これが出来ないのか」とAppleの人にも伝え、PCオーディオfanのVol.1にも書いた機能がつく筈なので、とても楽しみにしている。これはiPhoneやiPadから無線でAirMacExpress(その他)に直接音楽(映像)信号を送る機能で、無線で多少音が甘くなろうがそんなことを言うのはオーディオマニアだけで、普通に音楽を手軽に楽しむために、素晴らしく便利な機能だ。
あらら、TheBeatlesUSBはまた値段が下がった。株価を見ているみたいで面白い。 2010.9.9
LPがなかなか良いので、昨日から日本のフォークソングのレコードをきいている。まあ、青春時代の愛聴盤は一年に一回程度一通りききたくなる。40年近く前のレコードが、最高に良い音で楽しめるのだから、オーディオはやめられない。
iPhone4のOSを一応iOS4.1に上げた。これで写真のダイナミックレンジを向上させる「HDR(High Dynamic Range) Photo」機能が使える。HDRは、3つの異なる露出で写真を連続撮影し、それらを合成することでダイナミックレンジを向上させることができる。だから、激しく動く被写体には向かない。
しかし、色んな事をする人がいるもんですよねえ。僕はこんな大げさなもんじゃなくて、iPhone4のカメラが、ちょっとだけ望遠になってくれないかなと思っている。そうですね、35mm換算で60mmぐらいでいい。つまりノーマルが32mmだから、二倍で64mmぐらいかな。途中の焦点距離は要らない
いまのとろiPhone4で使っているアプリ一覧。計算機はそのものになるのでメチャ便利。Skypeはワイヤレス電話の子機になるし、産経新聞を読んで思想は右翼になるし、和英和は115円で英語の辞書が手に入るし、地図は持たなくなり、目覚まし時計もタイマーもストップウオッチもあって、ライトセーバーでスターウオーズごっこをやり、radikoでラジオをきき、ちゃんと書けない漢字はDekanjiで大きく表示し、ギターのチューナーにもなり、VNCで画面共有をし、DSR RemoteはEOS7DをUSBケーブルでMacにつなげておけば、iPhoneでライブビューしながらシャッターを切ることができる。ぼうずめくりはあったけど、百人一首を読み上げてくれるアプリもあるのかな。
標準で付いている「メモ」というアプリは、動作が遅くてiPhone3Gの時はまるで使い物にならなかったが、iPhone4では非常に快適になったので、近所に買い物に行くときのメモなどに活用できるようになった。
多分、僕はあまり沢山iPhoneのアプリを入れてない方だと思うけど、どうでしょう。とにかく、iPhoneのすごいところは、これらの機能がすべて、常にポケットの中に入っているってことなのだ。
僕は筋金入りのレナード・コーエンファンってわけではなかったからCDも数枚しか持っていないのだが、徐々にスジが入ってきていて、出ているCDは全部買ってきこうと思い始めている。こんなに安くCDが買えるなんてほんとに良い時代だ。今オーディオをやらないでどうするんだろうって感じがする。
わお、TheBeatles記録更新、19000円台。こないだまで28000円だったのにね。ヘンな時代だなあ。 2010.9.10
TV局の人が来て、僕に、ある特殊な条件で皿まわしをやれと言う。そんなのやったことないからあまりやりたくない。困ったもんだ。よほどうまく条件が揃わないと無理な話なので、ダメだろうなあと思っている。
日本のオーディオメーカーからLAN接続のネットワークオーディオプレーヤーが発表されている。僕は自社開発の再生ソフトを使わず、LINNの「KINSKY Desktop」を使えばいいのにと思う。ネットワークオーディオプレーヤーの再生ソフトとして、LINNの「KINSKY」はすでに数年の歴史(この業界の数年は歴史です)があるし、使いやすい。「自分たちでも作ることが出来る」かどうかの問題じゃなくて、再生ソフトの一本化というのはユーザーに対するサービスなんだと思う。
そういうのって、色んな事情があって、多分ダメなんだろうな。で、結局VHSとベータ問題とかになるわけです。
夕方になって少し涼しくなったら散歩に出る。そして戻って、夜は音楽をきく。昨日から復活させたバゲットも焼かなくちゃ。今日のはうまく焼けるかなあ。
「ガチョーン!」 そして9.11だ。 2010.9.11
午前中は中国料理を習いに行き、午後はスタジオに来た。このところあまりに暑くて自転車にも乗っていなかったので、帰りは壱岐坂を上ったあと、神田明神の前を下って蔵前橋通りに出て再び清水坂を上り返すと汗だくになった。そろそろ秋が来ていて、暑いけど鼻水が出る。秋は涼しくて楽になるけど、喘息の発作を起こさないように注意が必要だ。
iPhone4の無償ケースがAppleから届き、付けてみるとアンテナの立ち方が多くなっていた。3Gの時代からケースなしで使っているので、出来れば生がいいんだけど、しょうがないからこのケースを使うか。この状態に慣れるしかない。
まだ手元にはないが、USBケーブルはワイヤーワールドの赤を押しのけて、アコースティックリヴァイブ製になる予定だ。端子が一つの方も良いし、二つの方も良くて、別次元って感じ。平方電気で作ってくれるベルデンのケーブルを使った端子二つタイプも良いが、端子二つタイプばかり使うとUSB端子が二倍必要なので、そこが辛いところだ。
何とかバッハのギター曲を3曲ほど弾けるようになりたいというのがかねてからの願望で、今やっと2曲目に取りかかったところ。1分半ぐらいの曲でも、自分で弾くってのはけっこう大変で、2曲で5年ぐらいかかりそうな感じだ。しつこく毎日やるしかない。 2010.9.12
オーディオ用のUSBケーブルもワイヤーワールドの紫が1mで1万2千円ぐらい、赤で1万8千円ぐらいと、マアマア平和なところを保っていたが、アコースティックリヴァイブでそれが二倍ぐらいになった。でも、出てくる音が明かに良いから仕方がない。
レナード・コーエンの高音域バックコーラスをやっていたのは、ウェブ・シスターズという姉妹なのだが、Webb Sisters で検索をかければ、サイトもあるし、YouTubeでの動画も出てくる。とにかく「If it be your will」は絶品です。まあちょっとカマトトしてる気もしなくはないんだけど、ここはひとつ、額面通り受け止めておきましょう。
AudioBasic誌56号で面白いのは「マルチフォーカス・チューニング」と「オーディオ小僧の食い残し」ですかね。ただ、マルチフォーカスは自分で書いているので、中身を知っているから、やっぱり僕にとって面白かったのは「オーディオ小僧の食い残し」の方で、あの感じはすごくよくわかる。
アコースティックリヴァイブのUSBケーブルは使い始めて一週間ほど音が変化する。最初は良い音ではあるが、ちょっと尖った感じがするけど、それは徐々に消える。とにかくこのUSBケーブルが現時点で一押しであることは間違いない。 2010.9.13
天気予報は曇りと雨、明日も曇りと雨。気温はどうかな、そろそろやっと過ごしやすくなってくるのだろうか。今日はバナナのシフォンケーキを作って夜の音楽喫茶にそなえる。その前に最低30分間Wiifitをやらなくちゃ。足腰を維持しないと音楽喫茶にも影響すると思うのだ。定番のシフォンケーキはバナナとオレンジとクリームチーズ、あとレモンと抹茶かな。林檎とかカラメル味なども作ってみているが、次に試してみるのは薔薇になりそう。まあ、今日は普通にバナナシフォンですが、どうぞお出かけ下さい。デジタルもアナログもきわめて快調です。
フォトブックで検索をかけると、印刷製本したものからプリントのものまで、けっこう沢山のページがヒットするんだけど、すごいもんだなあと思う。例えばこちら40ページの写真集が一冊から4000円以下で出来ちゃう。宅録してCD-Rに焼くなんてことも昔じゃ考えられなかったわけだから、似たようなもんだけど、すごいわ。4000円なら色校がわりに一冊注文して、OKならある程度の量を注文することも出来る。問題は作品があるかどうかだ。BeeBooksはポジやプリントからでも印刷してくれるわけだから、値段が違うのは当然なんだが、デジタルはダイレクトさがメリット、ってことなのかな?
お、TheBeatles USB またまた19000円台復帰だ。38000円でも安いと思うのに19000円台は安いよね。しかも音が最高だからこたえられない。って書いていたら、すぐに23800円に戻った。おもしろい。そしてまた19000円台になった。なるほど。
相変わらずの不況だし、今後何がどうなるかは不透明極まりないのだが、この秋はそろそろ何か良いことが始まりそうな気がしている。写真、オーディオ、料理、ずっとあれこれやってきて、やってみたいことは全部やってみたおかげか、この二年半ぐらいで気が済んだことがいくつかある。だから、これからは仕事をいっぱいやりたいなあと思うし、いくつかもくろんでいることが実現したらいいなと思う。ダメならダメで修正していくしかない。思い通りにいくこともあり、いかないこともあり、だから人生は楽しいのだ。95%ぐらいは地べたに這いつくばっていて、ところどころは浮上して「あいつめ、実はこんなことをやっていたのか」と思ってもらえるようなことがあれば、してやったりってものだが、さあ、どうかな。好きな音楽は沢山あるし、自分の好きな音で再生出来るし、音楽生活はとても満足している。
これは本当にジョブズが正しい。関西国際空港の役人はバカで、何を防止するために検査しているのかがわからないのだ。
今夜の雨で東京はずいぶん涼しくなった。秋が来る。RockDayもやりたい。 2010.9.14
スタジオ改装以後の四年間で、フードプロセッサーを5台(残した物2台)、オーブンを4台(残した物2台)買って使ってみた。そんなことを続けているので、このあたりの興味は随分満足した。同じ期間にカメラは二台買っているし、レンズも買い替えているから、いくらデジタル一眼レフが安くなったとは言え、絶対額ではカメラ関係の方がずっと高価だ。そして、例えば今あらためてオーディオベーシック誌のバックナンバーを見ると、銀塩カメラの写真に比べて、今デジタルで撮ったものの方が断然きれいになっている。まあ、紙も変わっているけど、EOSで言うと20Dを使い始めたあたりから、変化してきていると思う。
これは、印刷会社がデジタルカメラからのデータ印刷に慣れたということもあると思う。
昔、CDが出始めの頃、レコードは認めるけどCDじゃ音楽をきけないという人たちがいた。今はPCやMacからの音楽再生は認めたくないという人もいるらしい。CDやSACDがOKでPCやMacからの再生はダメというがよくわからない。そういうのって広い心で音楽を楽しむ資質に欠けているんでしょうかね?
銀塩写真はOKだけどデジカメはダメっていうのと、LPはOK、CDはNOっていうのは等しい思うが、これはまあ理解できる。でも、CD、SACD、DVDオーディオがOKで、MacやPCからのデータ再生がダメってのは、どういう図式なんだろう。お手軽に流れるのはいかんってことか? それだったら、CDになった時点で世の中全体の再生音楽の方式がお手軽になったと思うし、僕はやだけどPCやMacから求道的に音を出している人もいる。なんとなく、生ギターはOKだけどエレキギターはダメって言ってる昔の音楽ファンみたいな気もするのだが、皆さんはどう思います?
あるいは、音楽をきく際にディスクなどのメディアがないと受け付けない(きいた気にならない)とか、しっかりした筺体を持ったオーディオ機器でかためないと落ち着かないということだろうか。これはわからなくもない。儀式とまでは言わないが、僕もトーンアームの描く円弧が大好きだ。でも、最終的な問題は出てくる音だろう。どう考えても、デジタル音楽に関してはデータからの再生の方が可能性が高いし多い。
もう、いわゆるハイエンドオーディオってのは崩壊しているのだ。何百万もするスピーカーやアンプが沢山売れた時代は終わった。つまり、作り手や売り手が認める価値や価格を、一般の音楽ファン、オーディオ愛好者が認めなくなっているということだ。高価なオーディオ機器に対して、わけのわからない夢や憧れを持つ人は激減している。そういう人たちは元々さほど多くはなかったわけだが、激減したからどんどんゼロに近づいているのが現状だ。
音楽をきくのは楽しいし、良い音、魅力的な再生音ってのも確かにある。でも、上に書いた事を認めたところからじゃないと、これから先をどうするかは始まらないだろう。 2010.9.15
いやしかし、嬉しいですね、この雨。音楽きく気になりますね。アンプの熱が心地よいですね。来年以降の夏が心配ですね。それはともかく、身体を動かす気になる。仕事をする気になる。食欲の秋です、恋の秋です、オシャレの秋です、一ヶ月後は第二回1Coin喫茶展です。
フランス・パリ郊外のヴェルサイユ宮殿にて村上隆の個展か、とても複雑な気分だ。PCオーディオにしてもそうなんだけど、こういうのって時代や時間が証明してくれるのだと思う。非難ごうごうブーイングの嵐がスタンダードになっていく様を見るのがアートの醍醐味だ。
午後はスタジオでちょっと大変な撮影だったので疲れた。久しぶりにトンカツでも食べに行こうかな。そして戻ってからゆっくり機材を片付けながら音楽をきく。仕事をするのは楽しい。
トンカツ屋に行ったらやってなかったので、ご飯が炊き上がるのを待ちつつ、今夜はマイルスをきいている。 2010.9.16
安売り競争や安く買い競争が激化して、みんながネット販売に走り、製品の情報を得るためにだけ路面店を利用すると、結局リアルなショップはやっていけなくなる。そうなると、銀座の高級ブランドショップみたいに、ドアマンがいて冷やかしのお客は入れないようなオーディオショップにするしかないのだろう。実際、秋葉原から銀座に移ったショップもある。
映画館に行く習慣ができたのは去年からなので、僕は「前売り券」というものを買ったことがない。「ノルウェイの森」の前売りが始まっているので、前売り券購入初体験をしてみようか。ノルウェイの森って、ものすごく沢山売れた(つまり支持された)本なんだけど、妙に純愛で、妙にエロチックで、僕には今ひとつ、いや三つぐらいピンとこない小説なのだ。だから、多分映画を観て失望することはないので、絶対に観ないでおこうと言う気もしない。
僕が一番好きな「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は非常に映画化しにくい小説なので、将来映画化されることはないと思うが、どうかな。村上春樹の小説の中には好きなシーンやフレーズがいくつもある。1)稼いだ金をみんなで分けるところ 2)耳を出すと世界が変わってしまうところ 3)雪かき。などなど。
3)はずっとやってきている。1)はRockDayや1Coin喫茶展で似たようなことをやっている。2)はごく最近これと似た体験をした。
今日の午後は取材であざみ野に行ってきた。最高に楽しい取材で、アッと言う間に3時間半ぐらい経っていた。やる気と勇気の出た一日だった。自分が強く信じたことを、強い心でやり切るしかない。 2010.9.17
いやあ、これはむちゃくちゃかわいい。
今日の午後は戯れる会例会。ちょっと人数が少ないけど、それもまた良い。火曜日夜の音楽喫茶やRockDayもそうだけど、人数が多い時もあるし少ない時もある。とにかく続けることが重要だ。 2010.9.18
昨日の戯れる会例会は人数が少なかったので、ゆったり濃密だった。FirefaceUCに対して外部クロックありなしによる音の違いとかMacminiでafplayとか、さらにLet's note+CUBASEでの音、そしてLet's noteの特製超強力電源の比較試聴などが前半で、後半はLPをきき、そしてマルチChの再生を行った。
8/1のベイシー訪問以来、僕の音は太く濃密なものに変化している。スピーカーの位置は同じだし、機器はほとんど同じ、元々インシュレーターなどのアクセサリーはほとんど使っていないから、そういう面での変化もないが、音は随分変わっていると思う。僕がベイシーに行って、LP3枚目ぐらいで「ああそうか」と勝手に教育された結果だ。菅原さんとは話などしていないから、僕自身の音に対するイメージや要求が変化したわけで、それしかない。触媒みたいなものだと思う。
今日は、もう何十年もの間撮影しているピアノと声楽の発表会だった。この手の撮影って、なにしろフィルム1本で36枚しか撮れないから、銀塩の時代は辛かった。デジタルカメラになってからは何枚でも撮れるので、結果的に上がりは良くなった。
うう、ダメだ今日は疲れたから音楽などきかずに寝よう。明日もお菓子作りとデジカメの会&みんなで料理を作って食べる夜で、けっこう密度が高そう。そんなわけで、楽しすぎる連休だ。 2010.9.19
12月には自宅でデコレーションケーキを作ってみようぜということで、今月からその元になるスポンジケーキを焼いてみている。だが、本に書いてある通りに作ったんだけど全然うまくいかない。なんでかな、と考えて、「シフォンケーキと大して変わらないんだから、シフォンケーキのレシピから割り出して作れば良いのではないか」と思い始めている。さて、次はうまくいくかなあ。楽しみ。
インターネットや本を頼りにしているけど、結局は自分流を見つけられるかどうかだと思う。
いい感じの高さで焼けたんだけど、高いがゆえに火の通りが悪く、切ったら中から汁がこぼれてきた。まあ、焼く時間を10分ほど延長すればこれも次回はOKでしょう。デロンギオーブンならこんなことはないんだがなあ。 2010.9.20
一昨日の例会で片面全部きいた。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第一番1976年の演奏です。。この曲に関してはこのLPさえあれば他は何も要らない。純粋で無垢、音楽そのもの、最高の室内楽だと思う。これは広木さんに教えてもらった。オリジナル盤は「エテルナ」だけど、かなり高価だし、僕が持っているのは国内盤だが、中身があまりに素晴らしいのでこれで充分だ。CDは出ているのかな、Amazonで探してみて、もし見つかったら紹介します。
スズケじゃなくてズスケの筈で、CDは多分これだと思うのだが、もし中古LPなど見つけたら、迷わず買って下さい。
今日も暑い。だけど、今日明日が今年最後の暑い日になりそうだ。普通9月20日過ぎにこれほど気温が上がることはないから、やはり今年は異常だ。まあでも、多分これで終わりだろうから暑さを楽しんでやろう。そして、今日は非常に忙しい。朝からシフォンケーキを三個作って13時、13時半に打合せで人が来て、16時半から19時までは料理を習いに来る人がいて、夜はそのまま音楽喫茶という予定だ。うーん、どう考えても金は儲からないなあ。でも楽しいからいいや。
今夜は音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はどうぞ。 2010.9.21
明日から天気が崩れ、週末はガクッと気温が下がるという天気予報で、それが当たれば今日のこの暑さがこの夏最後の腹立たしいほどの暑さとなる。だから昨日同様、2010年夏との別れを楽しもう。暑苦しいほど仕事をやり続け、周囲を巻き込み鬱陶しさ満点の同僚がやっと転職してくれるというので、その送別会をやってるみたいな感覚だろうか。しばらくすると、別のタイプの奴が入社してきて「どっちもどっち、あいつの方がまだマシだったかも」なんて思ったりする。世の中ってのはそんなもんですよね。
気温が突然10度も下がると、身体がついていかなくて体調を崩すので、季節の変わり目にはちょっと弱い。
オーディオ関係の仕事はそろそろ取材その他が始まっている。角田郁雄さん曰く「もしPCオーディオのことがなかったら、この二〜三年のオーディオ界は何もなかったことになる」というわけで、本当にまったくその通りです。
昨夜の音楽喫茶はLet's noteでCDを回して再生したのだが、やっぱりLet's noteの音は良いと思うので、Let's note(あるいはこの路線を)やめる気はない。音源としてはこれで十分で、この部分だけをどんなにチューニングしようが何をしようが、全体的なバランスを取れなければ、それは強烈なスイングの空振りになる。
今日はPLACEBOの新しいCDの発売日だ、予約してあるので午後には届く予定。あの渡辺亨さんもAudioBasic誌で紹介していた 「Buffalo daughter」という日本のバンドがコラボをしているはずで、さあどんなもんかなと楽しみにしている。 2010.9.22
昨日は銀座テアトルシネマに行き、「トイレット」という映画を観た。「かもめ食堂」の監督の作品だ。一般の映画が非常にドラマチックなので、そのようなドラマチックさのない映画だけど、いい映画だった。フィルムの映像がとても心地よい。銀座テアトルシネマはさほど広くなく、上映中の館内が非常に暗くなるので作品の世界にひたりやすい。ハーベスのサウンドを思い出すようないい感じの音で、とても好ましい映画館だった。
映画を見終わって外に出ると大雨で、ジャケットを着ていても寒い、涼しいを通り越していきなり寒い。久しぶりに寒いという感覚を味わい、秋が来るんだなあと思った。秋はたくさん仕事をして、たくさん音楽をきこう。そして映画もみてやろう。
プリンタのインクと用紙を買いにSofmapに行ったら、中古のDVDが並んでいて、安い物は500円で、高くても980円だった。500円ならもう一度見てもいいなと思う映画もある。もはやVHSやレーザーディスクの画質音質には耐えられないが、DVDはそれほど不満がない。ハイビジョンに比べてはいけないわけで、DVDの画質は多分音楽におけるCDのポジションなのだろう。大量に出回っていて安くて超高音質画質じゃないけど、イライラするほど低音質低画質なんてことはない。DVDドライブ付きのパソコンがあれば、専用プレーヤーがなくても再生可能だ。
ブルーレイディスクのソフトも安くなってきてるけど、プレーヤーを買う必要があるのでどうしたものかと思う。DVDみたいに、VLCでブルーレイディスクを再生出来るようになれば助かるのだが、AppleはMac用のブルーレイディスク再生プレーヤーを作る気はなく、VODでやろうとしているのかな。わからない。 2010.9.25
いやはや、突然気温が10度も下がるもんだから身体が驚いている。氷なんて見たくもないし、風呂はシャワーじゃ済まないし、クシャミや鼻水はたれるし、これが待ちに待った秋か。
数日前、ずっと貸してもらっていた10Mのクロックを返却したので、これからは10Mのクロックなしの音になります。無ければ無いで特に困るということもない。もちろん毎日きいているが、それは多分自分でもわからない。でも、入れて比較すると、これはもう絶対にあった方が良いということになる。まあいいじゃないですか、仕事をやって、お金ができたらいつか買いましょう。
今日は午後一で、浅草橋にある知人の音楽家がやっているスタジオのオープニングパーティに行き、戻ってからスタジオK'sでPCオーディオfanVol.3の割と大がかりな取材がある。そんなわけで午前中に届く荷物を待っていて、今届いたところ。
USB DAC内蔵のアンプも色々な物が出てきてるんだなと実感した。安くてそこそこ楽しめる時代だ。 2010.9.25
今日の夕方はヨガのレッスンを受ける。また一ヶ月経った。あと数日で今年も残りが三ヶ月となるのか、早いなあ。気温が下がったので、バゲット焼きを再開していて、そんなことをしつつ、原稿を書き、画像の処理をする。ああ、トットと原稿書かなくちゃなあ。
その、始まりつつある次の段階で僕というかStudioK'sが何ををするか、表面的には何も変わらないから、わからない人にはまったくわからないだろう。でも、長い夜が明けて空が白み始めるように、確実にいくつかのことが変化してきてる。
石井ゆかりさんの占いによれば、「過去5、6年魚座で起きていたのは、ある種の解体作業で、人間関係も解体される。そして、今年から2012年ぐらいまでは新しい組み立ての時期で、中でも2010年の夏は厚い雲の切れ目から鋭い日の光が差し込むような、いかにも劇的な時間で、解体作業から向こう側に足を踏み入れるタイミングだ」ということになり、そういえばと思い当たることが沢山ある。
このとてつもなく暑かった2010年の夏に起きたことを忘れることはないだろう。そういうことが起きている。
もう一年半以上、僕が毎日読んでいるBlogをやっている人が(つまり、僕と同じように毎日更新している)、つくば市の方でレストランを開業することになり、今、店を作っている。去年は韓国にいたのだが、今年の前半はフランスにいて、ご主人が職探しをしていた。有能な三つ星級シェフは何年かごとに転職を繰り返して徐々にランクを上げてゆくものらしい。でも、最終的にフランス人シェフのご主人は奥さんの故郷である日本に来て、店を持つことになった。それで、10月10日にオープン予定なのだが、まあ、オープン当初はお客も殺到すことだろうし、しばらくして落ち着いた頃に行ってみたいと思っている。お菓子作りのBlogをやっているのは奥さんの方で、僕が唯一お菓子作りの先生として弟子入りしたいと思う人だ。数多あるお菓子作りBlogの中でダントツのベスト1だと断言する。何度かメールのやりとりをしたことがあって、質問してみると、写真のことは何もわかっていないらしいのだが、お菓子の写真はプロより美しい写真を撮る。それも、かなり余裕をもって撮っているから、「元々のセンスとか才能がまるで違う」って感じかな。ずっとBlogを読んでいてわかったのだが、若い頃は水彩画を描いていて、個展を開くと作品は全部売れてしまう、描けば描いただけ売れてしまったそうで、僕は「やっぱりね」と思った。興味のある人は ぱにぽぽ で検索をかければ出てきます。 2010.9.26
何枚かレナード・コーエンのCDを注文した。多分バラバラとやってくるので、届いた物から楽しむつもり。いい時代だなあ。
おかしいなあ、今日のradikoは妙に音が良い。
キーの代わりにiPhoneセットすると個人認証して、メーターもiPhoneに表示されるという、パリモーターショウに出ている、ダイムラーの電動バイクいいですね。
2010.9.27注文があったので、昨日はジンジャーシロップを生姜4kg分作った。作りたてのジンジャーシロップはなかなか強力で、飲んだ直後に身体が熱くなる。生姜による体温を上げる効果は長時間持続するらしく、カップ一杯を午後飲んだだけで夜足が暖かい。また、冬になっても夜中に身体が痒くならない。もちろん風邪の防止にもなるので、この数年、僕は重い風邪をひいていない。そんなわけで徐々に注文が増えている。
雨降ってますが、今日はレモンのシフォンケーキを作っていて、これは夜の音楽喫茶用です。今夜は何をかけようかなあ。
色々あってPLACEBOの新譜はまだ届かない。Tシャツ付きでちょっとトラブルが起きているせいかな。今日はWiifitも35分やったしシフォンケーキも焼いたことだし、夜の音楽喫茶まで音楽をききながら午後は原稿書きをやろう。
そうだ、来月の15〜17(金土日)は第二回の1Coin喫茶展だから、そろそろ僕も自分が展示する作品をプリントしなければいけない。ちょと先の話ですが、皆さん500円持って見に来て下さいね。お茶とお菓子付きでとっても好評です。 2010.9.28
何て気持の良い朝だろう。夏が終わってから一番の天気だ。暑くもなく寒くもなく、明るい日射し、昨夜スタジオの雨戸風扉を開けておいてよかった。光の粒子と音楽が室内で混ざりあってとてもいい気分だから、今日は腹立たしいことやうまくいかないこと、みんな許してあげよう。みんな自分が至らないのだ。
撮影にしろ原稿書きにしろ、ものづくりにしろ、今日やることがある、仕事を頼まれたり、遊びに来てくれる人がいたり、電話やメールをくれる人がいる。そういうことに感謝して、とりあえずまだ600字ぐらいしか書いていない原稿書きをやろう。よく計算してみたら残り1万字ぐらいかなあ。ああ、しまった。これ書いたらちょっと、一瞬だけ心が翳った。 2010.9.29
今日は朝から銀座で取材。そして午後はスタジオに戻って原稿書きをやる。
昨日は皿まわしのことでTV局の人が相談にきたが、多分出演はないと思う。今月はこんな話が二つあった。
色々と関係がある福島県天栄村では昨日から直下型地震が起きていて、役場の人たちは緊急体制だそうで、「地鳴りがすごくて、一睡もしていない」らしい。僕は、なにしろTVをみないもので、まるでわかっていませんでした。このまま、無事に収まってくれることを祈ります。
相変わらず、徐々に届いているレナード・コーエンのCDをきき、PLACEBOの新譜は届かないのでどうしたものかと思っている。しょうがないから昔のCDをきいているが、やっぱりPLACEBOはいいなあ。最高だ。10月はまた来日するので今年はPLACEBOの年だった。あとはカエターノ・ヴェローゾがそろそろ来日してくれないかなと願っている。 2010.9.30
本当は今日からパート30なのだが、忙しくてその作業ができないでいる。
何と! ブライアン・モルコが体調不良で10月のスケジュールはすべてキャンセルという情報が入ってきた。もし本当ならガッカリ。ブライアンには元気でいてもらわないと困る。
この数日取材を繰り返して思ったことがある。僕らがやっているUSB DACとかオーディオインターフェースを使ったデジタル再生ではなく、ネットワークからの再生なら、結局一番最初からやっているLINNが最も進んでいて、なおかつ優れているということだ。ただ、その分割高だとは思う。それは仕方のないことで、LINNじゃなくちゃデータ再生が出来ないってわけではないから、イヤなら買わなきゃいい。
昔はCDプレーヤーを買ったらあとは性能が落ちていって、修理して元に戻してというものだったが、例えば再生ソフトやリッピングソフトの改良で、LINNはこれからさらに高音質になり使い勝手も良くなってゆく可能性がある。もちろんそれはUSB DACを使っていてもFirefaceを使っていても同じだけど、LINNはそれを一まとめのパックにした状態を提供しているわけだから、それに見合った対価を払わなければいけない。それでショップも利潤を上げられるわけだから当然だろう。
今夜は例のロバート・ワイアットのシングル集を頭から終わりまできく、リッピングしてから三回目ぐらいかな。涼しくなってからきくワイアットはなかなか良い。 2010.10.1
この三年ほどの動きを見ていて、「LINNはDSの開発を本気で全社をあげて取り組んでいるな」と思う。最初は再生出来るファイルも極めて限定されていたが、今はほとんどの音楽ファイルに対応してきてるし、高いだけのことはある。それに結局NASは残るのだから、予算に限りがある場合は一番安い機種を買ってやり始めて、せっせとNASにデータをため込んで、将来DS本体を買い替えてステップアップという方法がとれるわけだから、リッピングが無駄にならないので、この路線で乗ってしまうのは悪くない気がする。
だから、「うちでもやってみよう」的に始めてきている(例えば日本の)後追いメーカーが、3年後にどれほど便利でどれほど高音質でどれほどユーザーに喜びを与えているのか。これは疑問だ。
だから先日も書いたが、ソフトウエア部分はLINNにライセンス料を払って丸ごと使わせてもらい、ハードウエアの音質部分で違いを出してもらった方がユーザーとしては混乱がなく楽しめると思う。ただ、Macにしてもこれまで互換機が出て成功したためしはないから、口で言う、勝手に書くのとは違って、色々な問題があるんでしょうけどね。そこへいくとWindowsってすべて互換機なわけだからマイクロソフトってやっぱりすごいのね。
相変わらず、Mac miniであれこれきいているのだが、明日は早朝8時15分に羽田を発って取材なので、今夜は早く寝ます。 2010.10.2
今、九州の取材から戻ってパワーアンプのスイッチを入れた。昨夜は現地泊だったので、iPhone+Evernoteで原稿を書いた。空港へ向かうバスの中でも書いていた。多分この状態ですでに2000字近く書いていると思う。そういうわけで、iPhoneと予備の電池さえあれば、取材はOKになった。
やっと今日届いたPLACEBOのCDをきいてみる。で、夜は二週間ほど前に撮った写真を届けに行くので、MacBookAirにリッピングしてiPhoneに入れて、ヘッドフォンでききながら行く。そんなわけでちょっと忙しくしているが、明日の夜は音楽喫茶をやりますので、どうぞお出で下さい。 2010.10.4
あと二年か三年すると、今までみたいに自由にオーディオ機器を試聴できるショップってなくなっちゃうのかも知れないなあと思う。そんな気がする。しょうがないよなあ。
今朝は新しい味のシフォンケーキを作っている。作るのが二回目のカラメル味だ。今日は前回より苦めのカラメルを作ってみた。さて、どうかな。そして今日は、これからWiifitを40分やって、原稿をいくつか仕上げて送ろう。
そうだ、今夜の音楽喫茶は「キース・ジャレットをきく」ことにしよう。
今日は超スピードで原稿を仕上げて、6000字分ぐらい送った。カラメル味のシフォンケーキはちょっと味見してみたがけっこうおいしいと思う。で、今はレナード・コーエンとPLACEBOの新譜をききながらMacProで画像処理、サムネイル作ってCD-Rに焼いて送るのだが、あと1時間ぐらいかかりそう。 2010.10.5
またまた暑いので昨夜は久しぶりに冷房を入れた。今日明日で残りの原稿と付き合いつつ、歯医者さんに行き、夜は料理を習いに来る人がいるので、その合間にWiifitをやりこのサイトとBlogを更新している。そうだ、喫茶展のプリントもしなくちゃいけない。今年はモノクロームの写真を展示しようと思っているのだ。
新藤さんのBlogでキヤノンのPowershot S95と1D4の画質比較をしている。ふーん、S95って低感度で使っていればなかなかの画質なのね。すごいわ。
今夜は料理を習いに来る人がいて、厨房のAirMacExpressに音楽データを飛ばして、LINNのDISKREETで音楽をききながら料理を教えている。 2010.10.6
10/23の午後は久しぶりにRockDayをやろうと計画中です。とりあえず10月11月12月と、月1のペースでRockDayをやっていこうかなと思っている。内容はまだ未定だけど、キングクリムゾンの新譜(DVDオーディオ もちろんマルチChのトラックもあり)が出るそうなので、10月はこれをかけることになりそうです。
ああ、ブライアン・モルコが体調不良でヘッドライナーであるPLACEBOが参加出来ないため、10/24のライブ「BRITISH ANTHEMS」そのものが中止になってしまった。残念。しょうがないからmixiの皆さんと相談してPLACEBOをきく集まりでもやるか。どうしようかな。それにしても、ブライアン大丈夫かな。この二年間、僕はPLACEBOと言うかブライアンが書く歌詞にとても助けられてきた。心を代弁してもらってきた。「どうして、ブライアンは僕のことがわかるのだろう?」そういう感じだった。それは、浜崎あゆみのファンが浜崎あゆみに対して思っていることと多分同等なのだろうと思う。
なんだか暑い一日だったなあ。でも、午後はとても充実していた。USB/DACやオーディオインタフェースは今のまま残り、ネットワークオーディオプレーヤーはLINNが勝ち抜くと予想する。そして僕はレナード・コーエンをきく。 2010.10.7
iPhone版radikoがマルチタスク対応になったので、朝iPhoneでJ-WAVEをききながらiPhoneでメールをチェックすることができるようになった。
MacBookAirはモデルチェンジの噂があって、さらに小型になるのかな。11.4インチになるらしいのだが、まあ別に今のAirで不満はないのでどうでもいいや。iPadも小型版7インチが出るのでしょうかね。それよりはMac miniとMacProの中間にあたるデスクトップ機がほしいと思うけど、Appleはそういう場合はiMacをどうぞと思っているらしい。
うーん、疲れたあ。ずっとあれこれ考えて、ずっと文を書き、レコードをかけたりしてはまた文を書きしている。それ以外はiTunesだなあ、やっぱり。僕の場合、iTunes的機能がない再生プレーヤーではお話にならない。KINSKY DESKTOP は、iTunesと機能がほぼ同等で、アップルロスレスもOK、そして元々FLACを直接再生出来るし、そして192kHzまで対応している点で優れている。LINN DSには最初からAmarraが入っているんだと考えればいいのかもね。そういうことなんだと思う。多分明日いっぱい、あと少しで原稿書きが終わる。色んな事を確かめながらなので時間がかかる。 2010.10.9
8/1のベイシー以外、この夏はあの暑さで結局どこにも行くことが出来なかった。その代わりってわけじゃないけど、年内に一度ジェットコースターに乗りたいと思っている。今年5月の晴れた日にラクーアのジェットコースターに乗ったのが初めての体験で、ラクーアのは短いからアッと言う間に終わってしまった。もっと巨大で長いのに何回も乗りたい。今年は奈良にも行ってみたいと思っていたが、これも結局ダメそうだ。でも、いつか奈良には行きたい。
ジョン・レノンが生きていれば今日で70才か。没後30年。ジョン・レノンのCDでもきいてあと一息、仕事をやっつけてしまおう。
誕生日大全で10/9を見てみると、ショーン・レノン、ジャクソン・ブラウン、水前寺清子、内田あかり、という人たちが同じ誕生日だった。僕の誕生日はは恋人や友人の中に入っていたけど、関係ないね。
冬に右肩を痛めて、だいぶ良くなってきたのだが、そのリハビリの意味もあってWiifitでパタパタ飛行をよくやっていた。それに加えてダーツの動きが良さそうだったので、このところダーツを一日15分ぐらいやっていたら、料理を習いに来る大学院生の女の子が「私、彼氏の影響でマイダーツを持ってます」と言う。それじゃあということで次回からは料理教室は1時間早く初めて「クリケット」を2回やることにした。彼女はまだ数回しかやってないので、二倍ぐらいのハンデをつけても僕が勝ってしまう。いくら僕が下手でも、そりゃそういうものだ。何とかクリケットを3:5ぐらいのハンデでいい勝負ができるようになると面白いねと言っている。
ダーツの良い面は、入る外れるがハッキリしていることだ。勝ち負けがハッキリしていること。これがオーディオと正反対かな。
多い時期はスタジオにほとんど毎日のように荷物が届く。ほぼ同じ時間に不在通知が入っていたとして、ヤマト運輸だったら担当者の携帯電話に電話して、「いるから再配達よろしくね」で電話が通じれば5秒でOKだ。でも、これがゆうパックだったら本当に大変で、下手をすると5分ぐらいかかる。今日は問い合わせ番号を4回言わされた。珍しく忙しい状態なのでうんざり。
昼にバゲットを2本焼いて、チーズをはさんで食べた。
夜は残り1本のバゲットにチーズをはさんで食べた。いったいどういう食生活なんだ!
仕事にする、お金をいただくというのはすごいことで、こんな僕でもやっぱり書いたものが印刷されて残ると思うと、あれこれ調べる。それによって何となくおぼろげにわかっていたものが、よりしっかりと強く正しく認識されたりもする。この一週間ほどの仕事で、勘違いを沢山発見したし、なるほどといくつかわかったことがあって、それはやっぱり自分の力になっていくと思う。だから、料理をやることもままならなくてバゲットとチーズだけしか食べられず、唸りながら頭をかきむしるので、床が髪の毛だらけでも仕方ないのだ。明日の朝にはルンバが出動して床を掃除してくれるし。 2010.10.9
例年、年末から正月(年始の十日間ぐらいまで)は仕事もないし、すごくヒマになるので、バスにでも乗ってどこか遠くに行きたいななどと考えたりする。でも、宿を決めて予約して行ったりすると観光旅行みたいで、どうも抵抗がある。戯れる会の会員になってくれていても、なかなか東京でやってる例会に参加も出来なかったりするから、こういう時にバス旅行などして、いや、もちろん飛行機でも電車でもいいんだが、色々な人の音をきかせてもらいながら一宿の恩義にあずかるなんてのをやってみたいなあと、以前から考えている、さてさて、果たして実現するでしょうか。これを繰り返して、何年間かにわたって、北陸とか山陰とか瀬戸内海の方とかに行けたらいいなと思ったりする。 2010.10.10
どうもこの秋の気温が下がるアレルギーは鼻炎と目のかゆみにきているらしい。いつまでも暑かったが、このところ気温が下がってきているので風邪みたいな花粉症みたいな症状が出る。本格的な冬になってしまえばおさまるのだが、どうにもならない。
今日はとても良い天気だ。こんな日は散歩にでも出かけたい。誰かと二人、適当な場所で会って、知らないところ行きのバスに乗る。着いた知らない場所のまわりを歩き回って、疲れたらまたバスや電車に乗る。基本的に地図は見ない。裏路地や有名なビルや神社仏閣などがあればそれを楽しみながらでたらめに歩いて、写真撮ったりお茶飲んだりして、夜はラーメンでも食べて、一日の予算は一人2500円ぐらいで戻ってくる。なんでもいい、途中でプールに入ったっていいし、博物館やギャラリーに入っても良い。もっと郊外だったら河川敷でコスモスを見たり、こんな遊びは都市ならではなんだけど、年に何回かこんなことをしていたい。
でも、今日は楽しい散歩を夢みながら、三時には昨日作って冷蔵庫に冷やしてある「梨のコンポート」を食べようなどと思いつつ、原稿書き。大きいのの最後を今日中に決めて、それにともなう画像を考えてスクリーンショットを撮って送らなくちゃ。そうそう、他にもまだ何十枚もスクリーンショットがあるんだった。
仕事で3カットほどの撮影をやったので、ついでに撮った「梨のコンポート」。作り方は簡単、梨の皮をむいてボウルに砂糖水をいれて電子レンジで何回かに分けて加熱し、最後にレモン汁を加え、荒熱がとれた頃を忘れずにさっと冷蔵庫に入れて数時間後に食べる。一晩置くと翌日はさらにシロップが濃厚になる。
僕はこの「梨のコンポート」を中国料理の教室で習ったのだが、先生は蒸して作っていた。僕は、こりゃ電子レンジの方が面倒がなくていいかもと思って、電子レンジでやっている。問題は梨をこのようにして食べるとおいしいということを教わったということで、作り方はどうでも良い。電子レンジがない場所で食べたくなったら蒸して作る。ああ、今日は良い天気だったな、外に出かけたら気持良かっただろうなあ。そろそろ夕方だけど、15分ほど外を歩いて明日のシフォンケーキ用の玉子でも買ってきておこう。
またTheBeatlesUSBが安くなっている。ジョン・レノンBOXも24bit版USBを出してくれれば欲しくなるんだがなあ。年末ぐらいに出てこないかな。 2010.10.11
一昨日の午前中、iPhone4で撮影。もし「愛される宅急便フォトコンテスト」ってのがあれば、佳作ぐらいには入るかもね。
PCオーディオfanVol.3はけっこう沢山の原稿を書いていて、キャプションはまだ少し残っているが、本文の方は今日で終わる目処がついた。今週の金曜日からは「第二回1Coin喫茶展」で、木曜日の夜が搬入だから、それまでに作品を仕上げなければいけない。今回はモノクロームでいこうと決めていた。それで、原稿の目処がついたと思ったら突然プリントをやりたくなった。
プリンタはキヤノンのPro9000Mk2で半切にプリントだが、時間を計ると用紙をセットするところからだと一枚約20分かかる。そんなわけで5枚ほどプリントすると夜中の2時半を過ぎてしまった。久しぶりに「やめられない止まらない」状態だった。
この13年間を思い出すと、オーディオのことをやり始めてやめられなくなって徹夜したことが何度もある。誰にも迷惑はかけていないのでかわいいものだが、やはりそういう半ば狂気みたいなものにも支えられてここまで来た。普通にやっていたのでは踏み込めない世界は確実にあって、だから、自分勝手で周囲に迷惑をかけまくる芸術家の奇行みたいなものもある程度理解できる。強く愛さなければ何も出来ないし、優しくもなれない。まあ、自分勝手に強く愛しただけじゃしょうがない気もするけどね。
ちょっとこのところ余裕がなかったので、包丁を研ごうと思って砥石を水に浸けてあるのにもかかわらず研ぐ事が出来ず、放ってあった。今日は全部片付けよう。今日は火曜日、久しぶりにバナナシフォンケーキを焼いている。夜7時からは音楽喫茶やってますからどうぞ、来て下さい。
店をオープンするのってものすごく大変だから、大丈夫かなと思っていたけど、ぱにぽぽさんのお店も何とかオープンしたみたいだ。つくば市の近所の方は行ってあげて下さい。行けない距離ではないけど、ちょっと遠いので僕はいつ行けるかな。 2010.10.12
1Coin喫茶展の搬入が明日の夜なので、モノクロームで半切を9枚プリントしたのだが、どうしようかな、やはり額に入れて4点の展示にしようかと思っている。
このところ田中さんが書いていることはまったくその通りだと思う。ただ、例えばKissあたりでもキヤノンのオートフォーカスって速いから、それで7Dとかにするともっと正確で速いから、そういうのと比べてしまうと、「遅い!」と思ってしまうんだよな。リコーGXRを貸してもらって、50mm相当のマクロで撮影すると、やっぱりピントが行ったり来たりするから、小型軽量であることは置いといて不満に感じたりする。持ちやすくて、小型軽量でマクロがきいて、スルッとピントが合ってくれる、そういう日常持ち歩けるカメラが欲しいわけですね。
明後日から三日間StudioK'sで開催する喫茶展に僕が展示する半切のプリントのうち2枚は、かなり昔撮った写真で、一枚はオリンパスの3030、もう一枚(僕が思う一番力のある写真)もそう新しいものではなくて、やはりオリンパスのE-10で撮ったものだ。3030って300万画素だったかなと思う。E-10もどのぐらいだろう?キヤノン10Dが確か600万画素だったので、E-10がそれ以上ってことはないから、画素数はiPhone4の方が同じぐらいか多いってことになる。まあ、画素数なんてオーディオメーカーが発表しているSN比みたいなもんで、だからなんだっていうものだと思う。
へえ、ついにアキュフェーズもUSBボードでPC音源に対応ですか。さあ、これからどうなっていくのかな。ここまでくれば、さすがにもうやるしかないでしょう。と言ってもアンプ以前のことだ。レコードプレーヤーとCDプレーヤーだったのが、レコードプレーヤーとPC&Mac、またはネットワークオーディオプレーヤーになってゆくだけで、アンプやスピーカー、ケーブルなどはこれまでと何も変わらない。
さーて、仕事に絡んでエアーのQB9で192kHzの音をきいてみるか。MacだとminiじゃないAmarraが必要だな。
チリの落盤事故、70日ぶりの生還か、すごいなあ。
いやはや、192kHzの音もいいし、Amarraの音もすごく良いので驚きますね。Mac miniを音楽専用にしたので、以前より音の差が良く出るようになった。まあ、先は見えたからゆっくりやりましょう。全部買ってしまったらやることなくなっちゃう。多分誰もが思っている事だと思うが、Amarraってもう少し安ければいいのになあ。 2010.10.13
明日から「1Coin喫茶展」なので今日はちょっと大変だ。夜の6時から搬入なので、それまでにやることが沢山ある。昨日撮影したオーディオ機器を梱包して発送し、自分の作品を額に入れる、スタジオ内を片付ける、床屋に行きつつ成城石井に行って明日から作るお菓子の材料を大量に仕入れ、これは手で持って歩ける量ではないのでタクシーでスタジオに戻る。大まかに書くとこんなところだが、他にもあれこれある。いろいろ大変なんだけど、僕としてはこれをかつてのモノクローム写真展のように年に二回やれるようになったらなと思っている。
そんなわけで、今日はもうL-65からの音は楽しめない。昨日192kHzのすごい音きいたからいいや。
下のAmazonのリンクを見ると「PCオーディオfan2」が、ほぼ定価の二倍の3143円になっている。Vol.1に続いてVol.2も売り切れてしまってプレミアムがついているのだろうか。この雑誌が売れない時代に、珍しい現象だ。Vol.2は割と辞書的な内容が多かったので、そういう需要はあるのかも知れない。
10/20にAppleの「Back to the Mac」というSpecialイベントがあるそうなので、何か新製品が発表されるのかな。噂の新型MacBookAirだろうか。7インチのiPadだろうか。
けっこうハードな一日だった。展示が終わり明日から三日間は喫茶展だ。あとは細かい僕の私物をもう少し片付けなければいけない。暑いんだか涼しいんだかよくわからない天気で、ちょっと動くとけっこう汗をかいたりする。今日は疲れたから、今夜は早く寝る。 2010.10.14
ルンバ対策の状態。
初日ながら、まあまあの来客でフルーツグラタン作りが忙しい。
カメラのノイズがどうのとか解像度がどうのと言ってるより、年に一度でも作品発表をしていた方が断然楽しいと思うのだ。目標があると日々の張り合いが違う。
普通の写真展と違って、お茶とお菓子を出しているので、夜はかなり疲れる。去年もそうだったけど、金曜日と土曜日の夜はパーティなどやらずに解散する。最終日は18時までなので撤収が終わった後は打ち上げだ。
音楽はMacPro+SoundSticks+GeniusMixできいている。そして、iTunesの右下の設定を「複数のスピーカー」にして、同時にAirMacExpressに無線で音楽信号を飛ばして厨房のLINN DISKREETから同じ音楽をきくことが出来る。これは実に具合が良い。
もうだめ、今日も早く寝るです。 2010.10.15
昨夜は12時過ぎに寝て、でも朝6時頃目が覚めてしまった。そしてPLACEBOの夢を見た。
今、日本でPLACEBOのCDを販売しているソリタリーマンレコーズの人とメールのやりとりをしていて、昨日もらったメールにこう書いてあった。「前回の日本での公演直後にブライアン自身がえらく日本の観客に感動していて、そこから「ワールドツアーの最終は東京で」という話になりました。 あの時の彼の熱意あふれる表情を思い出すと、今回の体調不良でのキャンセルはさぞ無念だったろうと簡単に想像出来てしまうので、かなり複雑な気分になります。残念でしたが、また次回に向けて前向きに色々と企画していきたいと思っています」ということだった。
日本のPLACEBOファンはまだ数が少ないけど、それだけにきっと一人一人の好きの度合いが強くて、それはPLACEBOに届いているのだろう。甘美でありながら毒があり、ノリの良さと共に陰影がある、そういう相反する面を同時に表現をしているところが僕にとってPLACEBOの魅力だ。
体調が戻ったら、また日本に来てくれることだろう。
さて、今日も1Con喫茶展だ、昨日は金曜日だというのにとても沢山の人が来てくれて、フルーツグラタンは大好評で、「これを食べに次回も来る」という人が続出だった。しめしめ、そうこなくちゃね。
喫茶展は夜の8時までで、あれこれ片付けて9時かな、それから送られてきたpdfを見て校正してFAXなどする。あと他の人の書いたものを読んであれこれやる仕事があって、喫茶展の途中の厨房の中や、終わってからも夜中までMacBookAirで文章を読んだり書いたりしている。 2010.10.16
そんなわけで、午前中は他の人書いた文を読んであれこれ考えている。これはこれで大変だ。編集者って大変だよな。
スピーカーから音が出せないし、SoundSticksの音もきき飽きたので、iPhone+ヘッドホンで音楽をききながら、他人の原稿を読んでは書く。朝からもう2時間ぐらいやったから少しカタチになってきた。よし、30分ほどiPhoneのボリュームを上げてでかい音でPLACEBOのをきくぞ、まずMonsterTruckからだな。もう今日の分の買い物はしてきたし、これで今日の喫茶展最終日もなんとか無事に終わるだろう。お客さんは一昨日が37人、昨日が32人、もし今日42人来てくれたら、111人で僕はピタリ賞。さて、どうなるでしょう。
最終日はお客さんが50人来てくれて、三日間合計で120人になった。第一回目の去年は77人だったから、順調な伸びなのかな、わからないけど、今年の120人というのは出来すぎという感じもある。でも、さらに来年はもっと増えて150人とかになったらすごいことだと思う。ちなみに、これまで何度も似たような写真展をやってきたけど、モノクロームの写真展における来客最高記録は、2000年のパラダイス展における200人だ。
明日はスタジオを元に戻さなくちゃ。そしてまだ原稿のことを考えなくてはならない。そして週末はRockDayだ。 2010.10.17
明日の夜は音楽喫茶だが、今朝はまだこんな状態なので、今日中にセッティングをし直さなければいけない。完全に元に戻すのも良いが、ちょっと違う状態にしてみるのも楽しいかなと思っている。ダメならダメでそこをクリアすることを楽しむのがオーディオという趣味だ。
Music To Go で紹介されていた、Mac用のオーディオファイル向け再生ソフトも試してみなくちゃね。
いや、その前にトップページの更新をして、何とか今日中にこのパート29を30に移行しなければいけない。
そういうわけで、とにかく午後はスピーカーを元に戻すことにした。一応一人で持ち上げられるのでL-65は良い。以前使っていたKEF1053s(欲しい人募集中5万円+送料らしい)も、持ちやすくて良かったけどね。
いくつか試したいことがあるので、まず左右のスピーカーを入れ替えて置き、とりあえずサーロジックのパネルは喫茶展の時と同じ状態で、L−65は内ぶりなしのセッティングできき始めることにした。
ふーん、これは、これまできいたことのない音だ。明日の夜の音楽喫茶に来ると、サーロジックのパネルが少ししか入っていない音を体験できるかも。明るくてJBLらしい音だ。ただちょっと耳につくところもある。そうか、喫茶展以前の音もなかなか良い音だったが、僕が思っているよりも強く矯正している音だったんだな。さて、やっとのことでパート30に移行します。
10月23日(土) 久しぶりのRockDay 13時〜18時 キングクリムゾンの新譜(DVDオーディオ)などもマルチでかける予定です
「ジャズ喫茶ベイシーにV-15タイプIIIの針を献呈する」プロジェクト
僕のところにもシュアーV-15タイプIIIの針(MRだけど)が一本ある。僕は使わないからベイシーに献呈しようと思う。どうせ使わないんだから、菅原さんに使ってもらった方が良い。どなたか、ベイシーに行く予定のある人が火曜日夜の音楽喫茶にでも来てくれて「ベイシーに行きます」と言ってくれたら、その方に託します。全国の皆さん、古いV-15タイプIIIの針、オークションに出せば1万円ぐらいになるのかも知れませんが、ここはベイシーに献呈しましょう。直接送ってもいいと思うし、ご自分で持って行ってもいいし、行くことが出来なければ、火曜日夜の音楽喫茶の時にStudioK'sに持ってきてくれれば、僕が一旦預かって、誰かがベイシーに行くときに持って行ってもらうことにします。30本でも50本でも集まったらすごいことだ。
送る場合の住所はこちら ジャズ喫茶ベイシー 岩手県一関市地主町7-17(TEL 0191-23-7331)
☆色々かけたい音楽があるので、やはり火曜日の夜7時〜10時は音楽喫茶をやり続けることにしました。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。通常夜9時半から10時までの30分間はお話タイムです。ドリンクバー形式のソフトドリンク1000円 シフォンケーキ(他)500円です。
TheBeatlesUSBは、21000円台が最安になっている。ここを見ていて、安いのが出たら速攻でポチするのが正解かも。CD16枚分、しかも未だかつてきいたことのない24bit音源だ。
僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月〜3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月