パート41
オーディオと映像を楽しむにはますます最高の時代 パート41

さあ、2013年も半分が終わり今日から後半戦に突入だ。暗雲が立ちこめている感じの展開だが、これから先どうなっていくのだろう。

昨日、Mac miniが届いたので、早速こちらに移行して使えるようにしている。iCloudのおかげで、住所録やメール、Safariのブックマークなどは自動的に新しいMac miniに同期されるので、ここは大変スムーズだ。ATOKをインストールして、Airで使っている辞書をコピーしたり、Firefaceのドライバーをインストールし、AppStoreで購入済みのアプリをダウンロードし、ホームシェアリングを使ってiTunesの音源をコピーし、VLCをダウンロードして、AudioMIDI設定でスピーカーをマルチチャンネルの設定にしたりという最初にやるべきことをやっている。

僕はこのところMacの移行アシスタントを使わないことにしている。これまで使ってきたCore2DuoのMac miniは約1年半ほどの間にあれやこれや、色々なアプリやらドライバーがインストールされてきた。例えば、先日仕事でキヤノンのパワーショットNを使ったのだが、このカメラにはWiFiでデータを転送する装置が付いているので、そのことを記事にするには、専用のアプリやら何やらをインストールすることになる。キヤノンに限らずデジカメに限らずすべてこうだから、一年半でかなり不要なものがたまっている。それらを移行アシスタントで全部丸ごとコピーするのはどうも気が進まない、ちゃんと動くけど動作が鈍い感じがする。新しいMac miniは可能な限りスッキリした状態で使いたいと考えている。いや、だけど考えてみればCore2DuoのMac miniだってMacProから同じようにゼロから移行したのだ。

そこで、僕も考えた。Core2DuoのMac miniは邪魔にならないから残して置いて、そういう色んなアプリをインストールするような場面ではこちらを使えば、新しい方のMac miniの純粋性を少しでも長く保つことができるのではないだろうか。MacProだと巨大なのでこうはいかない。よし、旧Mac miniは残す事にしよう。

新旧Mac miniは二台ともナナオのモニタに接続して切り替えて使う。そしてキーボードとマウスを二組にすると邪魔なので、旧miniはMacBookAirの画面共有で操作することにした。Windows7もインストールしたりと必要な準備をすすめ、新しいminiが本格的に稼働するのは最低でもあと数日かかりそうだ。

近頃サカナクションのライブは「ドルビーサラウンドを使った音響」を導入しているのだけれど、このライブを体験した人が自宅で同じ状態を再現できるのがマルチチャンネルのオーディオ装置で、僕のスタジオは当然これに対応しているわけだが、そういうことをしたくなる人はいないのかなあ。サカナクションやAKBが新譜をLPでも出してくれれば、「アナログレコードってカッコいい」みたいなことになると思うのだが、無理ですかね。

これまでのMacだとどうも非力だったり、メモリの規格が古くて対応していなかったりで、Audirvanaがイマイチ最大限の能力を発揮していなかった。DSDファイルの再生をするとプチプチノイズが出るなんてこともあった。そんなこんなで、古いMacProがダメ、Core2Duoのminiも今ひとつって感じで、ずっとAudirvanaとはうまく付き合えずにいたので、とりあえず最新のMac miniにしたいと思った。

で、やっと現行のMac miniが来たので、あれこれ試そうと思っていたら、午後、オーディオ評論家の角田郁雄さんがマーマレードの代金を払いに寄ってくれて、「Audirvanaでマルチch再生ができるんだよな」と言うので、「ああ、そう言えばPrefarenceの中に、Stereoモードオンリーのチェックボックスがありましたね、あれを入れないでデフォルトで使うとマルチに対応しているですね」という話になった。それで、「じゃあ試してみよう」って事になって、その場で手持ちのマルチchファイルをAudirvanaで再生してみると、見事にマルチch再生をした。「すごーい、角田さんありがとう」って感じで、思わずハグしたい気持になった。自分が気付かないことって沢山あるから、やっぱり一人でやってるとダメです。

そういうわけで、僕はマルチch再生のためにBootCampでWindows7をインストールしようと思っていたのだが、この瞬間で不要になった。現行Mac miniの上位機種MD388J/Aってやつ、Corei7 2.3GHz、メモリはまだ増設していないので買ったままの4GB、これで見事にMacからマルチch再生ができた。やった!暗雲立ちこめる2013年ではあるが、良いこともちゃんとある。ずっと書いてきたが、これだけがMacで出来なかったことなのだから、正に快挙です。Audirvanaはすごい。  2013.7.1

いやー、久しぶりにマルチch再生をやったんだけど、すごく良いので嬉しくなった。最高だわ。Audirvanaでマルチチャンネル再生ができるってことは知っていても、実際にやっている人はほとんどいないと思うんだけど、これはすごい。昨夜はSACDマルチの録音現場にいたという方にこれをきいていただいたが、「このソフトを録音した状態や配置を思い出した。なんで、こんな床に直置きで背の低いスピーカーから、高さをともなって部屋全体に広がる音が出るのかが不思議だ」との感想を頂戴した。そう、良く鳴っている状態ってスピーカーが消えるって言うけど、全然関係ない空間から音がきこえてくる。

Mac miniのメモリは何GB積んだらいいのかなと考えている。16GBか8GBしかないんだけど、どうしようかな。4GBでもちゃんと動いているから何としてでも16GB必要って感じもしないし、この際だから16GBを買ってしまえば後で悩むこともないって気もする。でも、純正のSamsun製16GBは2万円近くして、このところ散財状態だから悩むところだ。Amazonで見ると安いのは16GBで11000円ぐらいか。5年前にMacProのメモリ2GBに加えて4GB入れて4万円ぐらい使ったことを考えれば夢のように安い。しかも、あのMacPro用のメモリは、オリオの酒井さんに言わせれば「狂ったように発熱する」もので、ヒートシンクが付いていた。今じゃそんな必要もなく、弁当箱より小さいMac miniで以前のMacProを超える性能なのだから、Macでのオーディオもやった方が楽しいと思う。CDプレーヤーはCDプレーヤーの世界を持っているので、これもまた良さがある。オーディオは二股も浮気も重婚もOKなのだ。あまり禁欲的にやるのは身体に悪い。

FireWire800-400ケーブルなんてのも欲しいし(まだ買えてない)、メモリも欲しいし、そういうのを足してゆくとすぐにけっこうな金額になってしまうので、うーん、やっぱりメモリは8GBかなあ。

昨夜来てくれたS社の人に、「今こそテクニクスのSL-7みたいな小型プレーヤーがあればいいんですけどね」と言ったら、「それはかなり難しい」との返事だった。確かにCDプレーヤーだって売れなくなってきているわけだし、無理かもね。SL-7とか10の中古を1万円か2万円で探して使っていた方が良いのだろう。

LAN上に置いたNASと外付けHDDではどちらの音が良いのだろう? 僕は外付けHDDの方が良い音なんじゃないかなと予想しているのだが、試してみないことにはわからないので、これは次回の戯れる会お題にさせてもらいましょう。そうするとUSB3.0の高音質ケーブルなんていうのもまた出てくるわけですね。

明日の夜は、19時から音楽喫茶をやっています。Audirvanaでマルチch再生も体験できますので、どうぞききに来て下さい。  2013.7.2

さて、今夜は音楽喫茶なので、まずシフォンケーキを一個作っている。こうして、最低毎週一個でも失敗が許されない状態で作ることは重要だ。仕事でやっている原稿書きが増えてきているので、こうしてここを更新しているのは、準備体操みたいな意味もあってこれもまた重要だ。

戯れる会や喫茶もやっているし、マーマレードやジンジャーシロップも作っているわけだし、イベントもやっているわけだから、考えていることややっていることを(ところどころ写真も加えて)文章で伝えるという行為は、純粋な原稿依頼に応える仕事とはまた別の仕事なのだと思う。

このところJ-WAVEをきいていなかったので、今日からまたラジオ復活です。

イヤフォンの試聴をやっていると、シフォンケーキ焼成完了のタイマーがきこえないので神経を使う。まあ、スピーカーで大音量中もチャイムの音がきこえなかったりしていろいろ失礼してます。すいません。

いくつか新しいイヤフォンの使い方を考え、やってきた新しい調理器具を使ってみてあれこれ方法を試している。カメラ、オーディオ、僕の要求は、いつでも実際にやってみて使う側からの「こうなって欲しい」とか、こういう音を保ちたいというようなことだ。

今夜の音楽喫茶食事付きは、僕を含めて4人でこのようなものを食べた。おいしかったなあ。しらすは生と釜揚げがあって二人のお客さんが別々に持ち込んだもので、愛知県と静岡県の海でとれたもの、米は天栄米でした。コーヒーはブラジルとニカラグアだったから、すごいもんです。で、SL-7で音楽を楽しんだ後はAudirvanaでマルチch再生をして、さわりの部分をきいてもらった。いやはやこちらもすごいものです。こんな音はきいたことがないから3秒でわかる。単なるMac miniとAudirvanaとFireface400の組み合わせです。なんでこんなスピーカーと古いパワーアンプでこんな音が出るんだろう? 自分でも不思議だと思っている。

夜の10時過ぎにみんなが帰った後、一人静かなスタジオの中で「今日も一日が終わりつつあるなあ」と思いながらCD12にCDを入れて音楽をきく。手動のコーヒーミルでゆっくり一杯分の豆を挽いてコーヒーをいれて飲むみたいな感じに近いかな。この時間はとても重要だ。  2013.7.3

SL-7でレコードを再生するのもけっこう良い。音マニアはここで満足出来ないからいけないんだと思う。しょうがないんだけどね。でも、やっぱり日常的に使うのならオートリフトアップだよなあ。だから僕はKENWOODのKP1100とか9010の時が一番レコードをかけていたなと思う。今の方が音は良くなっているのだが、音が良くなるとそのことで満足しちゃうのかも知れない。

次の記事を書くためにあれこれやっているのだが、あれこれ検証するのはなかなか面倒だ。

昨夜マルチch再生をしたので、今夜は久しぶりにTheBeatlesの「LOVE」をかけてみている。「LOVE」は色物的側面はあるけど、僕は楽しめると思う。

どういう方法で音楽を再生したとしても、正しいとか間違いってもんじゃないから、各人各様、その時々で心地よい状態を見つけて好きにやりゃいいんですよ。  2013.7.4

100台あっても良いって人もいるんだろうけど、仕事で必要だと言うのならともかく、カメラを5台10台持っていても全部は使えない。僕はそういうタイプだ。今は基本一台になった(+借り物のサブカメラ)。レンズ交換ができるミラーレス一眼とポケットに入るコンパクトデジカメがあればOKだ。

新しくやってきたMac miniにAudirvanaPlusをインストールして音を出すと、なかなか凄い音がするから楽しめる。情緒が足らないと思ったらCD12で楽しむ。もっとお気楽に音を出したければiTunesってことでいいんじゃないかな。この春からの僕はこれらと等距離に付き合っている。

このところ調理器具が少し増えていて、あれこれ買って試してみている。新しい器具がやってくると、それ自体が刺激にもなるし、あれこれイメージが広がって面白い。結局以前から持っていた物の方が良かったなんてこともあるのだが、得手不得手などもあるから何かの橋渡しになったりもして、一概には言えないところがあって、それだけでは終わらなかったりもする。だから、あれこれ試すのは良いことだ。まあこれも年内を目標に最適な用途を見つけ出して処分するものは処分して整理しようと考えている。

デロンギ製のフードプロセッサーは実を言うとあまり期待していなかった。この6年間で大小高安5台ものフードプロセッサーを使ってきていて、切り混ぜるや大根おろし以外目新しい機能はないわけで、僕にとっては同時に買ったハンドブレンダーの方が断然目新しいものだった。

ところが、買ってきて一回使ってみただけで、僕はこの「デロンギ・クアッドブレード・ミニフードプロセッサー」を気に入った。最初からこれを使っていたら「こんなもんだろう」と思うはずだが、僕はあれこれ使ってみているからどこがどう良いのかがわかる。これは他社製品よりずっと使い勝手が良い。オーディオもだけど、国産の家電に接する度、「開発者は実際にちゃんと使っているのだろうか?」「他社製品、特に外国製との比較をしているのだろうか?」と思うことがよくある。それはケトルのバランスや水切れ一つとってもそう思う。

「なるほど、これは参ったな」というのが、正直な印象だ。フードプロセッサーと言えば、あの会社のものが有名なんだけど、全然使いやすくなかった。だから、安いのがいい人はテスコムがおすすめでAmazonで4000円ぐらい。1万円以上出しても良いのならデロンギです。蓋がセットしやすく掃除がしやすいので、使っていて非常にストレスが少ない。あらゆる点で実によくできている。

上の写真見ると、なんかヌメーっとしたデザインで「イタリア製なのに、カッコいいんだか悪いんだかわからないなあ」と思うでしょ? でもね、この部分は食材がこぼれて汚れるから、この形状はものすごく掃除がしやすい。

Perfumeロンドン公演のライブビューイングがあって、明日の朝4時からなのだ。生は朝4時からで、録画は夕方6時からもあるんだけど、そりゃあやっぱり朝4時の生でしょう。当然です。有楽町で逢いましょう。  2013.7.5

朝の4時前に日劇に行きPerfumeのロンドン公演を見て、6時過ぎに秋葉原から歩いてスタジオに来た。途中、神田明神に寄り、少し奮発したお賽銭を献上し、2013年も何とか無事に半年を過ごせたことを感謝し、後半も大過なきことをお願いした。いつもの通り、自分と自分が大切にしている人たちのこと、それから残念ながら別れてしまった人たちのことを祈った。

スタジオを維持できないのは困るけど、それさえできれば生活がギリギリなのは別にかまわない。とりあえず欲しいものはなくなったし、手に入れた環境や機器を使って何かを作り出したり表現したりができたらと思う。何をやるかは、大まかなイメージと具体的な目標を持てるかどうかが一番の問題で、どこまでやれるかもわからないが次の目標も見えてきつつある。このサイトのトップページに書いてある通り、「楽しく過ごし、まじめに遊ぶ」がStudioK'sの理念だから、そのようにやっていくしかない。

朝4時からのライブビューイングに行ってからスタジオに来たが、何とも眠いので昼過ぎまで床で寝た。そして何とか原稿書きを始めたが、今日はとにかく暑い。もう梅雨が空けちゃうの? またあの暑い夏か、イヤだなあ。どこかの高原で暮らしたいなあ。と思いつつ、ゆるく除湿程度にエアコンを入れて原稿書きをする。

久しぶりにカエターノの「アラス・アズール」をかけたら、何というかヘンな気分になった。でも、AudirvanaPlusで再生してみたら、これまで知らなかった世界が体験できた。

一応紹介しておきますね、レコードの時代に返品の山だったという作品ですが、今もLPは売ってるんですね。まあ、一般的にはおすすめできないアルバムです。

それで、次にマリア・ヒタのアルバムを再生してみると、これがまたスッキリ明快、過去最高の解像度なのだ。いわゆるPCオーディオではこんな感じを追求していた。だから、CDプレーヤーを使わない音楽再生はこれでいい。すごく贅沢な状態だ。そしてようやっとDaftPunkから脱しつつあるかなあ。

そして、次のエッセイを書くために「ばらの騎士」のハイライト盤を再生している。さて、コーヒーでも飲もうかな。本当は別口の原稿を書こうと思っていたのだが、長い方の構想がムラムラとわいてきて、長い方に着手している。このテーマだと8000字ぐらい書けそうなのだが、どうしたらいいだろう。ばらの騎士が終わって、今はアルマビーバ伯爵が歌っている。

結婚より離婚の方が難しいようなもんで、ケンカを始めるのは簡単だけど、うまくやめるのは難しい。オーディオそのものにしてもPCオーディオにしても、アナログにしても、どこまで追求して、どこでやめるかはとても重要な問題だ。ヒコーキで言えば角度をつけた急上昇は楽しいけど、ずっと急上昇は続けられないからどこかで水平飛行に移行しなければならない。それができないと、ずっと相手を殴り続けることになるから、相手を殴っているつもりが結局は自分を殴っているのと同じ結果になってしまう。そして、ある程度上昇してしまうと、「重い方が良い音になる」的な流儀が通用しないから、水平飛行は急上昇よりもセンスを問われる。さらに言うと、水平飛行のあり方は各人各様で、どんな状態が正しいというものでもないから、ここまでくると正しい正しくないの問題ではなくなってしまう。

新しくやってきたMac mini+Audirvana+Fireface400はとても良い音だと思うけど、これをもっと良くしようと考えると、クロックに電源にってことになる。それはわかっている、その方が良いんだけど、色々面倒なこともあるしケーブルも物も増えて際限のないループに入るので、僕にとっては今の状態がそこそこで良い。音質向上と言っても、同じ傾向で研ぎ澄まされてゆく話なので、厳密に比較してやっとわかる微妙な差のだ。今の状態はと言うと、Firefaceの電源は何年前に作ったものだし、さんざんやった結果外部クロックは外した。趣味性という面では、CD12のトレーを開閉して動きに見惚れて楽しんだりしながら、深夜一人でチェンバロのCDをきいていた方がなんか心地いいんだよな。  2013.7.6

やっぱり僕は「まじめに遊ぶ」なわけで、遊びっていうのは、ハンドルを動かしても右にも左にもいかない「ゆるゆるした部分」をまじめに追求しているってことなのだと思う。そういうこともあって、毎月一回二年続いたPerfumeのダンス練習会も「まじめに追求する傾向」が強くなってきたため、6月でやめることにした。戯れる会は大人の集まりだから、あらゆるオーディオ、あらゆる音楽、映画やコーヒーの話に靴の話、そういうことを楽しむ人達の会です。

ダンス練習会もやめちゃったことだし、月に一度か二度スタジオに集まって、何かをする会をやりたいと思っている。料理、ダンス、好きな音楽紹介、朗読、ダーツ、Wiifit、昼寝、などをやりたいんだけど、趣旨を理解して楽しんでくれる人を集めるのが至難の業って感じです。

つまり、オーディオマニアに集まってもらってオーディオの話をしているのは確かに楽しいんだけど、僕はオーディオに興味のない人に「オーディオって楽しいんだ。今は音楽と映像を楽しむには最高の時代なんだ」ってことをわかって欲しい。Perfumeの振りコピをやっている人には、好きな人同士でPerfumeの話をするだけじゃなく、振りコピをやったことのない人に「飛んだり跳ねたりクルクル回るわけでもないからかなり楽で、ちょっとでも真似て踊るとすごく楽しいんだ」ってことを説明して欲しいと思っている。

ちゃんとやればやるほど面白くなくなってしまう。突き詰めれば突き詰めるほど楽しさがスポイルされるってのは不思議ですね。でも、なんでも全部ほにゃららとやってるのも締まりがないから、やるとこはちゃんとやって、趣味の世界は適当に楽しくやる。でもその割にはそこそこいい線いくってのが僕の芸風かもしれませんね。  2013.7.7

関東は梅雨明けらしく30度だ。暑いのはイヤだな。目の前に書くべき原稿が三つあるので、昼間はなるべく外に出ずスタジオに引きこもって原稿書きをやってしまおう。

光学ドライブは、すべてを一台にするとどこかにしわ寄せがくるようなので、専用で揃えると、1)CD用 2)DVD用 3)SACD用 4)Blu-ray用 なんてことになり4台必要ですね。現実には 一般のPCやMacに接続可能な3)が存在しないので、SACDだけが困りものってことになる。もちろん、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、ブルーレイディスクプレーヤー、SACDプレーヤーの4台を持っていればいいんですけどね。さすが、「オーディオと映像を楽しむにはますます最高の時代」ってわけだ。

この時期、SACDを作った人が責任を取るのであれば、PCやMacに接続出来て、マルチch再生も可能なSACDドライブを出すべきなんだけど、仮にそんなドライブがあったとしても、マルチch対応のUSB接続DSDDACが存在しないから、やっぱりPCMに変換して再生かな。

あるいはDSDのデータファイルを売るしかないのだが、これもなさそうなので、現実の音楽再生ってやっぱりLPとCD、と言うかCDとあとは一部ハイレゾのデータ再生ってことになりそう。

もしも、こんな3Dプリンタが手元にあったら、作りたい物って何でしょうね。お茶を飲みながら、適当な料金を払うと使わせてもらえる「3Dプリンタカフェ」なんてものは存在しないのだろうか。誰か秋葉原に作ってよ。

今日の東京は気温が35度を超え、初? いや連日か? の猛暑日になった。

おー! 今日も夕立か? 昨日の夕立もそうだったけど、東京における最近の局地的豪雨ってすごいよね。シオサイトが出来て海からの風をさえぎったたせい? 「スカイツリー 豪雨 写真」で検索をかけてもらうと、ドヒャー! って感じの写真がいっぱい引っかかってきますね。

集中豪雨で警報が出ているもんなあ、そして竜巻も発生するらしい。

今、書店に並んでいるこの雑誌に、僕の写真と原稿が掲載されています。

毎日少しずつ原稿書きをやっている。積み重ねているというか、一定の面積を埋めていくような感じです。  2013.7.8

この数ヶ月ほど、僕のスタジオはSoftBankの電波が弱いらしく、電話をしていると突然雑音が入って切れるを繰り返していたので、SoftBankのサイトから「電波改善要望」を出したら改善されたみたいだ。ずっとそのようなことはなかったので、最初はiPhone本体が壊れたのかと思った。iPhoneが出る前、Talbyという携帯電話を使っていた時のauがひどくて、何度も電波が弱いと訴えたがまるで改善されなかったので、SoftBankに乗り換えた経緯がある。多分どこかに高い建物でも建って電波が入りにくくなっていたのだろう。

今はもう何年も経っているから、多分今はauの電波も改善されていると思うけど、とりあえず、SoftBank側が何かを調整したみたいで、電話は切れなくなった。サッと対応してくれたので、SoftBankには良い印象を持った。

今日知ったのだが、iPad版の「TRAKTOR DJ」1700円が期間限定で無料になっていた。いいねえ。すごい時代ですね。iPadからAirPlayでマランツのAVアンプに飛ばすとアクリルのスケルトンスピーカーから音が出る。よし、今度DJの専門家に来てもらってやり方を習おう。こういうのって知っていて損はない。

「しまった、こんなことになる前にあそこへもここへも行っておけば良かったな」暑くなるといつもこう思う。もう暑くなってしまったので「秋はみんなであちこちのお宅へ行きたいなあ」と、今はこう考えている。

今日の午後はコーヒー豆の焙煎を660gやり終わったところで、この際だからあと一回やろうかなと考え中。コーヒー豆焙煎は、この1ヶ月ほどまた微妙に変化してきていて、「カートリッジの適正針圧2.0gを2.1gから2.2gにしたほうがしっかりした音になっていいかもな」というようなことを確かめてみたけど、でもやっぱりちょっと重ったるい感じになるから、1.98gぐらいにしてみようかというあたりを探っている。モノマガジンのコーヒー特集の関係で何種類かの焙煎済み豆をもらって飲んだりもして、「なるほど」と思ったりしている。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

今夜の料理教室で作ったデザート。たいへんおいしかった。  2013.7.9

このところオーディオに関してはとても充実している。どこの音より良いとかそういうんじゃなくて、これまで自分が出してきた音と比べてとても良くて、それはMacでもCD12でも、アナログでもみんな良くて、心が安らかな感じだ。僕の音は戯れる会を作るもっと前から、もう10年以上ずっと他人の耳にさらされてきているわけで、ハイレゾやオリジナル盤やオープンリールテープのエキスもいただいて少しは学習もしているのだろう。

Mac miniもオリオスペックのRitomoみたいな筐体にいれてあげて、別電源にしたらもっと研ぎ澄まされた音になるんだろうなと思う。ただ、オーディオってのはもっと総合的なものなんじゃないかなと僕は考えている。機器とソフトと部屋とその人のハーモニーみたいなもののような気がする。これをああやるとこうなって、こうやるとああなって面白いなんていうのは戯れる会の例会でやってもらって、そういうものを取り入れたりあれこれした結果、「私の音はこれです」という状態を作ってきかせて欲しい。砂糖を増量すれば甘くなるし、塩を入れればしょっぱくなるわけなのだが、実はそういうこともこの15年ぐらいでやっとあれこれわかってきたことだ。だからそういうことが楽しいのはわかるんだけど、その次の段階が問題で、このバランスが私の表現だっていうものをたくさん知りたいと思う。

まだ7月10日だっていうのに、午前中に気温が30度だ。甲府じゃ39度超えたっていうし、近頃の夏は身を守るモードだ。

夜は音楽喫茶だから、シフォンケーキを作らねば。こいう暑い日とか、極端に寒い日とかに来てくれると、いいことがあるんですよね。多分。

新しいMac miniがちょっとおかしかったので、PMUのリセットを行ったところ改善したようだ。

これはスタジオの新しいルームチューン材として有効でしょうか?

おいおい、これがノキアのWindowsPhone搭載のカメラで撮った写真だって。信じられないけど、多分これからもっと良くなっていくに違いない。

今日は暑くてお客さんが少ないかゼロかだろうと考えて、ギリギリのレシピでプレーンなシフォンケーキを作ってみた。

2007年にシフォンケーキの販売を始めたのだが、最初の頃がこんな感じのものだった。よーく冷まさないと直立しない。自重でしわが寄る。通常では考えられないほど水分の多いフワフワレシピだった。そいしていつも、この写真のように大きく膨らんだ。理由はよくわからないのだが、このレシピだと寒い季節には空洞ができて失敗して、最初はメレンゲのたて方かと思って考えつく限りのことを試みたが、15連敗みたいなことになった。「なんてことを始めてしまったのだろう」と考えて試行錯誤の結果、今は、常にピッタリ型の大きさに出来上がるようなレシピと手順に行き着くことができた。おかげさまで夏も冬もOK失敗なしになったわけだが、この季節でもあるし、久しぶりにあやういスレスレのレシピで作ってみたらどうなるのだろうという思いがムラムラとわいてきた。

試しに1/8食べてみると、確かにこれ以上は無理っていうぐらいフワフワだけど、だから美味しいかというとそうでもなくて、ちょっともの足らない感じもするのだった。音が薄いハイエンドオーディオみたいな感じもあって、このあたりはどちらが良いのか、よくわからない。まあ、いずれにせよ11月の半ば過ぎからはドーナツ状の巨大な空洞が出来て落ちてしまうから、この分量だと仕事にならない。  2013.7.10

今日の午後は出張で試聴の仕事だ。Mac mini+LaCie BladeRunner4TB+MacBookAirを持って行く。持って行こうと思えばFireface400も持って行けるのだが、これはまた今度ってことにしよう。

誰か一緒にデロンギオーブン1490/Jを買う人いないかなあ。お友達募集中です。

大変な猛暑になった梅雨明けだ。僕のスタジオはほぼ東南に向いていて、昼までは外光が入り午後は太陽が厨房側にいってしまう。だから午前中に内側の引き戸を閉めておくとかなり日光を遮ることができて、冷房もよく効く。あんまりの暑さなのでこのところ午前中は外光が入らないようにしているのだが、この場合ちょっと暗い気分になるのが難点だ。

試聴の仕事は何とか無事に終わったので、スタジオに戻りQUADのスイッチを入れる。さて、何をきこうかな。原稿書きは何とか今月中に終わらせよう。全部で6種類あるのだが、読む人のためになったり、あるいは読み物として面白いものにしたい。  2013.7.11

昨日は試聴の仕事で出かけて、Mac miniと外付けHDDを外したので、今日はそれらを元に戻す。Mac mini+LaCie BladeRunner4TB+MacBookAir、これらをクランプラーのトートバッグに入れて電車で出かけたのだが、一式手で持って行けるってのがすごい。

フィリップ・スタルクのデザインによるLaCieのBladeRunnerというHDDは、けっこう前から買おうかどうしようかと迷っていた。2007年に購入したMacProはHDD容量が250GBだったので、それに対応するバックアップHDDを使っていたのだが、今じゃMac miniも1TBでまるで足らない。僕のNASはQNAPを使ってきたけどここには1TBのHDDが入っている。CDのリッピングは途中で挫折したので、1TBじゃ足らないってことはないけど十分でもないってところだ。まあそういう状態だから、4TBのHDDの半分をFAT32でフォーマットしてNASとして使い、半分をMac miniのバックアップ用に使えば5年ほどはOKかも知れないと考えた。生きてるかどうかもわからないから、それより先のことはその段階で考えよう。

そういうわけで、QNAPのファンレスターボNAS TS119が余り、放出されそうになっている。欲しいって人いるかなあ。音楽データ入りのHDDも一緒に売ったりすると犯罪なので、そういうことはありません。念のため。

そろそろ自分の分もなくなってきたし、注文もきているので来週あたりジンジャーシロップを作らなくちゃいけない。この暑さを乗り切るためにも、時々飲んでると良い。欲しい方はお知らせ下さい。

     

BladeRunnerは、ちょっとだけ動作音がきこえるので、箱の中に入ってもらいました。USB3.0の接続なのですが音はなかなか良さそうです。アイコンがかわいい。   2013.1.1

今日の午後は戯れる会の例会で、猛暑の中7人の人が来てくれた。僕を含めて8人で、マルチchのの再生から、理由はわからないけど音が良くなる不思議なグッズ、CPU、HDDなどに対して別電源のPC、僕が知る限りで最も高価な部類に入る超お宝のLPなどをみんなできき、夜はカレーを食べて終わった。そういうわけで、音も内容もソフトもみんなとても充実していた。

これは三時のお茶タイムにみんなで食べたムーミンカステラ。ムーミンベーカリーで売ってます。これを食べてディスクユニオンに行こう。  2013.7.13

昨日はアイスコーヒーを作ってみんなに飲んでもらった。アイスコーヒーも上手にいれるのはなかなか難しくて、あれこれやってみている。

機器はもう二年ぐらいほとんど変わっていない。昨日はCD12をほとんど使わずに、もっぱらMac miniとAudirvanaPlusとFireface400の音をきいていたのだが、音は非常に強力なものになっている。なんでかな。去年の12月に原本さんのお宅に行ってPerfumeのCDをきいた時に、「自分の装置より良く鳴るので、この感じを取り入れたいなあ」と思ったので、そうなるようにしたのは確かで、近頃徐々にそんな風になってきた感じがする。

注文をもらったのでジンジャーシロップを作るのだが、連休で生姜が手に入らないし水曜日は市場が休みだから、火曜日しかチャンスがないなあ。

シフォンケーキとマーマレードとジンジャーシロップは、僕が自分で「こういうものが欲しい」と考えて作り出した食品だ。作るのがちょっと大変なので僕が作って皆さんに買っていただいている。手間暇、完成度、材料費などを考慮すると買ってもらった方が効率が良いと思うけど、もし作り方を知りたい人がいれば、講習会を行って伝授するのはかまわない。僕があれこれやって知り得たことややり方を、機会がある毎に伝えておくのは良いことだと思う。

世の中は連休なのだが、僕は原稿書きの仕事をしている。夏に出る日経BP社のムックとDigiFi第11号の原稿で、DigiFiもなんだかんだで11号なんだなと思う。僕はずっとAudioBasic誌=Gaudio誌という場でオーディオに関して興味を持ったことや自分がやってることを発表してきたのだが、Gaudioは休刊になってしまった。僕にはもう少しやりたいことがあって、それを展開する「場」が必要だ。HPもずっとやってきているが、ここに書くのと雑誌に場を提供してもらうのは随分違う。自分の家で歌ってるのとそれなりに大きなライブハウスに出演しているぐらい違う。

次号のDigiFiはずっと書いてきているエッセイだけじゃなくて、他にもページをもらえたので、これは是非読んで欲しいと思う。そう願いつつ原稿を書いている。

商業的なWebサイトへの原稿書きという仕事も多少はやってきているのだが、僕はどちらかというと印刷されて書店に並ぶものの方がしっくりくる感じがする。なんでだろう? 商業的なWebサイトへの寄稿って読み捨ての新聞記事っぽい感じがする。もちろん新聞が悪いとか否定するわけではないのだが、じっくり読むというより、「ヘッドフォン祭2013リポート」とか「インターナショナルオーディオショウ速報」みたいな記事の方がピッタリする。どんどん流れていく感じで、消えて行くみたいなところがある。自分自身のBlogとかHPなら自分が管理しているからこれは全然違うわけで、僕はよく自分が書いた「パート5」とか15とかを見て「あれはあの時だったっけな」なんて確認に利用している。

平方電気が店じまいをするという噂をきいたので中村さんに会いに行ったら、「ヤマモトさんが亡くなったときいていたけど、雑誌に出ていたので勘違いをしていた」と言っていた。亡くなったのはAnalog誌なんかに記事を書いていたカメラマンのヤマモトさんで、僕じゃない。もう一人山本浩司さんという人もいるので、オーディオ雑誌に出てくるヤマモトは実にまぎらわしいのでした。

暑いせいか、体調を崩す人が多いらしく、何人もの人から「ジンジャーシロップを作って送ってくれ」というリクエストをいただいている。今日もまたそういうメールがきたので、火曜日は6kgほどの生姜を買ってきて、ジンジャーシロップ作りをやることになった。  2013.7.14

これ、亡くなったオーディオ評論家氏が使っていて、オーディオ誌の編集長が愛用していて、この度10数万円かけて「ボリュームユニットを交換し、やれていた部品を交換し、あちこちハンダ付けをやり直した」というARのプリアンプです。

この由緒正しいプリアンプの音は、どんなものなんだろうと試聴してみている。

とりあえず、日本的ではないデザインですね。シックな色がQUAD405とよく合う感じで見た目はいい感じだ。右側の大きいノブがボリューム調整用で左側の大きいノブが入力のセレクタだから、僕でも誤操作をすることはない。音が今のスタジオの状態に合えば居座ることになるかも知れない。

ARが居座れば、2年以上StudioK'sのプリアンプの座を守ったフェーズテックCA-3IIが去ることになるし、逆ならARがどこかに引き取られることになるので、プリアンプが欲しい方いかがでしょう、どちらかが出てきますので、ご検討くださいませ。

ARのプリアンプって多分僕がスタジオを作った1997年より昔の物だと思う。大量に売れたものではないから、音をきいたことがある人も少ないと思う。金城さんが使っていて、僕がパスラボのX−2にしたときに、X−2を送って比較してもらったら、「大差ないかARの方が良い」という話だったのが印象的だった。それから多分10年以上「ARを超える物がない」という感じだった。でも、「ボリュームにガリがある」とのことで、某所にAR用のボリュームが一個あり交換してもらった。おかげでボリュームのガリは今のところ出ていない。

オーディオって、あれこれやった結果40年とか50年前に作られたマランツ7やガラードがまだまだ現役だったりして、かと思うと最新のMac miniでやってたりもするわけだから楽しいよね。急がずあせらず、マイペースでやって、時々は我を忘れてバンジージャンプもして、どのみち世界王座決定戦はないのだから楽しくやろう。

ウーム、むむむ、ARのプリはけっこう健闘しているなあ。どっちがいいんだろう。一部パーツも交換していて昨日から通電したのでまだ音が変化していて、最初の少しよそよそしい感じがだんだん薄れてきているのは確かだ。音楽喫茶と戯れる会の例会でいろんな人にきいてもらって、相談してみましょうかね。ちなみにARのプリアンプの正式名称は「AR Limited2」というものです。  2013.7.15

昨日は一日中椅子に座って、音楽をききながら原稿を書いていた。その割には大してはかどらなかったけど、長いのが9割方完成しつつある。集中してがんばろう。

今日は猛暑も一段落で、「助かるなあ」と思いながら朝一で高知県産大生姜を買いに行ったが、お店にも2kgぐらいしかなくて生姜が手に入らなかった。「明日は市場が休みでしょ?」ときいたら、連休明けなので明日はやっているそうで、生姜を6kg予約してきた。仕方がない、ジンジャーシロップ作りは明日に延期して今日も原稿書きをやろう。夜は料理教室だしね。

ピンクフロイドのボックスセットです。HMVで14000円が3500円、ビー玉とマフラー付き。ヘンな物買ってしまったような気もするけど、まあ、いいんじゃないでしょうか。

そういうわけで、明日は昼間ジンジャーシロップ作りをやっていますので、夜は音楽喫茶です。どうぞおいで下さい。

戯れる会ってのは、いい人が集まってくれているなあと思う。

昼間はぜんぜん音楽をかけずに原稿を仕上げていた。そして夜10時過ぎて料理を習いに来ている彼女が帰ってからパワーアンプのスイッチを入れて、この時間帯はCD12の出番なんだけど、そろそろARのプリアンプLimited2も今夜あたりから本領発揮って感じがしてきている。明晩の音楽喫茶が楽しみですね。   2013.7.16

2LのベートーヴェンピアノソナタOP':111はすごいと思うんだけど、このソフトは自分がききたくなった時だけ一人できくことしよう。決めた。

僕は中級のオーディオ機器が好きだ。クルマもカメラもそうで、最高級の世界を知らないってわけじゃないけど、どうもしっくりこないし、スキあらば中級路線にいこうと模索している。だから、Mac miniがいいなあと思う。メモリは天から降ってくるらしく16GBになりそうだ。

さて、朝一で生姜を6kg買ってきて、これから夜の喫茶用シフォンケーキを一個作って、ジンジャーシロップを6kg分作って、途中ドカドカとヘッドフォンやイヤフォンが10個以上届く予定という一日だ。ARのプリアンプは、夜、喫茶に来たお客さんに鑑定していただくことにしましょう。どうなるかなあ。楽しみですね。

まあそういうわけで、昼ご飯も最短時間ですませて作業を続けるわけだが、好きなことはまるで苦にならない。

ミルク缶焙煎器のための缶を注文した。缶そのものは一個300円ぐらいで安いんだけど、送料が1500円する。1個でも200個でも1500円ってのが楽しいねえ。売る側としては、梱包する手間なんかを考えると1個でも100個でも同じなのだろう。HANDSに缶を探しに行っても、たまたま丁度良いのがなかったりすると送料1500円でも安いのかも知れない。まあしょうがないんで、僕は6個とか10個ずつ買っている。というわけで、7月21日(日)は焙煎講座です。

今日は朝からずっと忙しく過ごした。ヘッドフォンとイヤフォンがいっぱいやってきて、それを受け取りつつ、玄関は荷物だらけになる中、ジンジャーシロップを6kg作って送り、夜は音楽喫茶だった。その隙間をぬってARのプリアンプの端子を一部交換してもらったりもして、それでまた、喫茶に来てくれた人と一緒に試聴したり、あれこれやった。

ちょっとだが音量を上げてゆくとイライラする音が出るので、ARのプリアンプはあと少しだと思う。フェーズテックのプリアンプはそういう点が非常に大人っぽいタイプなのだが、ARは化けそうな感じもするので、そこを確かめたい気がしている。  2013.17.17

昔はマルチchの再生をするときに、自分で何度も再生して「このソフトの何曲目はフロントいくつ、リアいくつ」と音量をメモっておいて再生していて、「アンチョコがあるのか」と言われたことがある。

AudirvanaPlusによるマルチch再生は元気の良い子供みたいなところがあって、僕は「おいおい、いきなりこれかよ」みたいな感じで接している。とにかく初めて体験するサウンドが展開されている。そうですね、初めてPCオーディオやって「すごい!もうCDプレーヤーは要らないかも」と思った時みたいな感じに近いってところかな。そして、実はマルチchの再生って、ベストポジションが1カ所しかない。そこでリモコンを二つ持って全編きいてみて調整をしてアンチョコを作る、本当はそれぐらい微妙にフロントとリアの音量をバランスさせる必要がある。だが、そこまでやってしまうと、僕の中での新鮮さが薄れるのも事実で、とにかくすごいところの入口が見つかったから、みんなでその感動を分かち合うのもいいかなと考えた。

ずっとやってきているし、半数ぐらいの人はそのあたりの事は理解してくれている筈だから、その分は割り引いてもらって、とにかくたまげた世界に突入しているってことを理解してもらいたいって感じだった。

でもまあ、やっぱり僕にとっては多少新鮮さが薄れてしまっても、キッチリ破綻のない状態を作った上で、「本当にマルチch再生を楽しめるのは真ん中の人だけで、せいぜい縦に3人ですから、公平性を保つために、一曲毎に席を交代してくれ」というお決まりの説明をした方が良さそうだ。

僕も昔はそうだったからよくわかるんだけど、後ろから音が出ただけで拒否反応を示す人もいる。映画のサラウンドみたいに、潜水艦の中のシーンで後ろの遠くの方で機雷が爆発するとか、矢が飛んできて前から後ろにビューンっと音が移動するというようなものとも違うから、ピュアオーディオのマルチch再生って、やるにもきくにも慣れが必要だ。

もっと小型で、デザインが良くて、必要な機能だけが付いている気の利いたAVアンプが欲しい。

しかし、平年より気温が高いというのに涼しく感じるってのがおそろしい。まあ、アイスは週に2回ぐらいにとどめて、あとはホットコーヒーを飲んでいたいもんです。

売れっ子の野村ケンジさんは、用事を済ませてから僕のスタジオにやって来るそうで、13時から上限3万円のヘッドフォンと1万円台のイヤフォンを合計20機種ぐらい試聴する。ほとんどは編集部と野村さんが選んだものなので、僕がよく知らない機種も多く、楽しみです。

ARのプリアンプは、去年貸してもらってしばらくスタジオに逗留したAVALONのAVATARみたいな感じの音がする。ずっと前にちょっとだけやって来たナグラのPLPもこんな感じの音で、あれはSDサウンドのアイワンとの組み合わせが抜群だったから、もしかするとARとアイワンの組み合わせは良いのかも知れない。もちろん、僕の部屋でJBLのL-65を鳴らすという前提での話です。

僕は12機種のヘッドフォンを試聴したら、耳というか頭がメチャクチャ疲れてしまい、ギブアップだった。もうこれ以上はきいても判断不能って感じなので、イヤフォンの試聴は明日やることにした。

昨夜は妙に疲れた感じがしたのだが、軽ーい風邪だったみたいだ。この季節はエアコンなども使うので意外に風邪をひきやすい。そういうわけで、コーヒーを一杯減らしてジンジャーシロップをアイスで飲むことにした。

夜、明日のためにちょっと買い物に出るので、その時に、午後試聴したイヤフォンの中で1機種気になるものがあったので、それを持って出ることにする。存在は知っていたけど初めて現物を手にしたのだがこの音は意外だったなあ。V-MODAってやつです。すでに箱にしまってあったのだが、わざわざ空けて出してもう一度歩きながら20分間でもきいてみようって気にさせているわけだから、大したもんです。

でもやっぱり仕事はサッサとやってしまった方が気が楽だと思って、夜10時過ぎまでまたイヤフォンを5種類ぐらいきいてみたけど、もうダメ。疲れた。真剣に試聴すると耳と言うより頭が疲れる。イヤフォンはキャロットワンのTITTAが予想外に健闘している。  2013.7.18

ジンジャーシロップと梅シロップを混ぜたものをアイスで飲んでいる。疲れた耳に効くみたい。

モノマガジンのコーヒー特集です。僕も出てますから読んでやって下さい。よく見ると表紙から一枚めくった3頁の写真は僕が焙煎したコーヒーの写真が掲載されているぞ。モノマガ男は僕をモデルに使ったりしてるし、StudioK'sをものすごく良く利用してくれてますね。

ここ数年、コーヒーを飲む人が増えているらしい。僕が子供の頃からコーヒーは飲まれていたし、喫茶店もカフェもあった。とても一般的な飲み物だと思うけど、今のコーヒーブームというのはこれまでコーヒーを敬遠してきた人を取り込んでいるところが新しい。苦くて濃くてドロドロしているコーヒーもおいしいやつはおいしいし、薄くて苦くなくてもカタチだけ真似ているものは単に薄味なだけってことになる。やっぱり、香りがなくちゃね。人形は顔がイノチ、コーヒーは香りがイノチ、人形焼きは爆音がイノチです。できる限り良い物に接してその流儀なりのおいしいさを理解できたらそれが最高です。

今日はシフォンケーキを一個山形県に送り、午後は天から降ってきたMac mini用16GBのメモリを受け取り、スタジオに戻って早速装着した。

難なくスルッと増設が完了し、生まれて初めての16GBになった。あとはHDDをSSDに交換すれば速くなるんだろうけど、まあいいやって感じですね。音はこれまでのMacで一番良いと思うし、下手にいじることはせず、今の良い状態を楽しむが吉だ。メモリはちゃんと動いてるから安心してね−。いつかまたキヤノンのカメラも使うからね−。

先日作って送ったジンジャーシロップでジンジャーエールを作って飲んだという方からメールと画像が送られてきた。「キクーーーーーーーーーーーーーーーー」って感じだそうです。シフォンケーキやマーマレードも同じ感想をいただくのですが、「これまで飲んでいたもの(や食べていたもの)は何だったんだろう?」ということになります。そうなんですよね。コーヒーにしてもオーディオににしても、僕は同じことをやっている。

冬はもちろんだけど、真夏は意外に体調を崩しやすいので、この時期はジンジャーシロップの依頼が増える。来週は少しヒマになるので、また来週あたり作る事になるかなあと思っています。欲しい方はお知らせ下さい。  2013.7.19

ごってりあったヘッドフォンとイヤフォンのほとんどを返却した。スタジオから歩いて2分のところにあるヘッドフォンメーカーに宅急便で返却するかどうか、悩む私。歩いて10分ぐらいのところのも一応残してある。

Mac miniを起動して唯一AudirvanaPlusのみを起動して音楽を再生し、しばし再生した後放置するとスリープするのだが、その状態からだと下手をすると再起動も出来なくなっている事がある。困ったもんです。でも、音はいいんですよね。だから余計に困る。  2013.7.20

今日は選挙だ。投票に行こう。原発がこんなに沢山あったら、戦争やっても絶対にイチコロです。

ARのプリアンプはかなり良い音なんだけど、あと一息やさしい感じのパワーアンプならものすごく良くなるって感じだ。面白味ではAR、安定性ではフェーズテックCA-3IIで、QUAD405だとややフェーズテックに分があるかなって感じだ。

それで、今日、SDサウンドのアイワンが戻って来たから、久しぶりにアイワンで鳴らしてみようかななんて考えてみている。

音は多分AR+SDサウンドが良い筈なんだが、絶対的なパワーというような点で比較するとアイワンよりQUADの方が余裕があるので、どうかなと思う。

そういうわけで、早速今夜戻って来たSDサウンドアイワンとARを組み合わせて音を出してみた。やっぱり思った通りの魅力的なサウンドが提示され、弦楽器の再生で僕はとても気持よくなっている。しなやかで美しく心地よい音だ。  2013.7.21

音質ではAR+SDサウンド、フェーズテック+QUAD405の組み合わせが良い。前者はキリリとした中にしなやかさをもった艶っぽい音だし、後者はパワー的な余裕があるので、デモンストレーションを行うには後者の方が僕の自己満度が高い。なるほどねえ、完璧はないものだな。

ここ数年の僕はなるべく小さくてさりげない機器にしたいと思っているのだが、その点ではAR+SDサウンドだと逆行路線だ。でも、とにかくこの状態はこの状態で良い音だから、しばらくAR+SDサウンドで音を出していよう。猛暑も小休止みたいだしね。まずは弦楽器の再生音がすごく良いことにはまってブラームスのバイオリンソナタ、そんなあたりを堪能している。そういうわけで、AR+SDサウンドではまだ弦楽器以外のコンテンツをきくに至っていない。だって、ここのところがすごくいいんだもん。アンプが大きいのはイヤなんだけど、これはしばらく楽しめそうだなと思って、ちょっと困っている。

写真は撮ってないけど、このところ色々な物がスタジオ内に散乱していた。一昨日まではヘッドフォンとイヤフォンで、これらは今日最後の分を返却した。それから、ミルク缶焙煎器用の缶が10個あって、ついでなのでこれに穴をあける作業をしていたので、なかなか片付かなかった。缶そのものは安いけどやっぱり自分で作るのはけっこう大変だと思う。一個につき大小合わせて全部で38カ所の穴を空けている。

何とか今日は午前中に物を片付けて普段の状態に戻りつつあり、今はルンバが掃除中だ。午後は三つ依頼された日経BP社の原稿、最後の分を仕上げて送り、夜はまた音楽をきこう。楽しみだな。

アイワンのシャーシは何度ぐらいになっているのだろうと思って、計ってみると、こんな温度だった。真空管そのものは100度を超えている。

   

  昨日の珈琲焙煎講座でも使ったのだが、この非接触温度計は瞬間的に温度を計ることができて実に便利だ。安いし、料理用にも一個持っているととても便利です。

さて、今日は一つ原稿を送ったので、夜は音楽でもきこうかな。理由はよくわからないけど、今日はスリープさせてもAudirvanaPlusとBladeRunnerがちゃんと動いている。

SDサウンドのアイワンは色彩感のある音だなあと思う。これから夏が本番だっていうのにヘンなことになったもんだ。この感じは実際に音をきかないと絶対にわかってもらえない。一昨年の暮れにナグラのPLPが一瞬やってきた時がかなり近い状態で、ナグラのプリ+QUAD405だとちょっとギスギスした音だったので試しにアイワンを使ってみるとドンピシャだった。あれとそっくりな結果だ。  2013.7.22

今日は昼に優子さんが、ジンジャーシロップ1kgを受け取りに来るそうなので、パンを焼く。午後は原稿書きをして、夜は料理教室をやる。こんな風にして適当に人がきてくれて、色んな事を教えてあげたり教えてもらったり、アボカド食べたりチーズもらったりしながら暮らしていけたらと思う。次のジンジャーシロップは木曜日に作るつもりなので、欲しい方はお知らせ下さい。

「東京電力は汚染地下水が海に流出していることを認めた」選挙後ってところがセコいんだけど、福島原発は今後どうなっていくのだろう? 交通事故や火事とは違うから、隠しごとがまだまだ沢山ありそうだ。50年後の日本はどうなっているのだろう。

4000字のエッセイを書いていたら、今回は関連するテーマがふくらんで8000字になってしまい、二回分ってことで送った。この8000字は相変わらずバラバラな内容を書いていると思うけど、ちゃんとつながっていて、一つのまとまったものになっている。今はイヤフォンの原稿を書いていて、これも気が付いたら字数オーバーもいいところで、半分はまた次回ってことになりそうだ。イヤフォンの原稿書きはそろそろOKとして、自分で自分の耳の写真を撮るのがとても難しくて困ったなと思っているところ。来週早々一つ取材が入っていて、これは撮影&原稿なのでした。

そんなわけで、明日の夜はARのプリアンプLimited2+SDサウンドの真空管OTLアンプ「アイワン」での音楽喫茶で、シフォンケーキはバナナの予定です。どうぞおいで下さい。喫茶に来てもらって話でもしていると、いろいろ良い事もあると思います。

オーディオも長い間やっていると、大きな興奮があった場合などその反動で飽きたり疲れたりもするってことがわかってくる。そうそう大恋愛ばかりもやっていられないのだ。大画面TVや早いCPUと同じで、感動は二週間ぐらいで当たり前になり、二年か三年経つと別の状態が欲しくなったりする。あるいは感動を得たために失ったものが恋しくなったりする。

自分のことを考えてみると、この数年は少しオーディオに疲れていた感じがする。高音質を求める気持と、そんなのはどうでもいいと思う気持とが半々で、やり切るのは偉いと思いつつやり過ぎには抵抗があるというところで行ったり来たりしている。

モノマガジンを見たという人からコーヒー豆焙煎講座講座に参加したいというメールがきたので、近いうちにまた焙煎講座をやる予定です。参加したい方はお知らせ下さい。  2013.7.23

「明晩は音楽喫茶だしな」と思って、昨夜、微妙にスピーカーの位置を移動した。ずっと気になっていたのだが、左右合わせて5cmぐらいかな。もう2cmほど動かしても良いかも知れない。

雑誌の原稿書きのために厨房の奥に置いてあるLet's noteCF-Y2を持って来て使っていた。確か2007年頃にオークションで中古を5万円ぐらいで買ったと記憶しているのだが、このCF-Y2は本当に役に立っている。このCF-Y2を使って沢山の記事を書いてきたのだが、2013年になってもまだ引っ張り出してきて記事を書くとは思わなかった。

今回の記事も自分自身が興味を持ったことを面白がって作っているし、そんな風だから編集担当者にも喜んでもらえたし、こんな風に仕事をやれるのは嬉しい。自分が興味を持っていて、ちょっとだけ先をいってることと読者の興味が一致するかどうかが問題で、あまりマニアックだったりきわどかったりする内容は相手にされない。

一昨日、CF-Y2を使った記事の原稿や画像を全部送ったのだが、もちろん即OKで、すでにデザイナーにまわしたとのことだったから、CF-Y2は再び厨房奥に戻し、Nuforceアイコンに接続しておこう。厨房ではもっぱらFMチューナーで、アイコンにはAirMacExpressも付けてあるので、iPhoneからAirPlayで音楽をきくこともできるし、Let's noteを起動してiTunesで音楽をきくこともできる。iPhoneのRemoteを使えば、Let's noteのiTunes再生をiPhoneでの選曲や停止なども可能だ。だから僕は厨房が大好きで、季節が良い時は厨房にMacを持って行って原稿を書いたりもしている。

「もう十分使ったから自分としては満足だ」と思って、「とりあえず使ってないから譲ってもいい」と考えて、誰かに機器を貸し出すことがある。そのまま、「こりゃ素晴らしいから是非譲って欲しい」ってことになって、二度と戻って来ないケースも多くあるのだが、時々、何度他人のお宅へ行っても僕のところに戻ってくる機器がある。一旦売買が成立したり、あるいは譲渡寸前までいっても何故か事情が変わって戻って来たりする物がある。そういう機器に対する僕の態度は決まっている。「自分で使う」だ。

オーディオクラフトのトーンアーム「AC3000MC」と、今回のSDサウンド「アイワン」がそのケースにあたる。「そんなに僕のところが好きならずっといなさい」って感じだな。

グラハムエンジニアリングのトーンアームを使っていたことがあって、結局やめたんだけど、グラハムのアームがあると一番気に入っているカートリッジをグラハムに付けることになる。そうすると、グラハムVSダイナベクターって図式になる。で、主役をグラハムに持って行かれると、ダイナベクターにモノラルのカートリッジを付けることになり、これはイマイチ相性が良くないのだった。モノラルのカートリッジと最も相性が良かったのはマイクロのMA505で、MA505は二本持っていたけど二本とも誰かに進呈してしまっていた。でもグラハム+SPUなんて組み合わせはあり得ないから、これはこれで困ったことになる。

やっぱり、主役と脇役ってのはいるもので、グラハムとダイナベクターだとどちらも主役級になる。日本人はグラハムのアームを有り難がるかも知れないが、外国だったらグラハムとダイナベクターはいい勝負だろう。独創性ではダイナベクターの方が上かも知れない。

まあそういうわけで、僕はメインのアームにダイナベクターを選び、グラハムのアームをやめて、ちょうど戻って来たオーディオクラフトの3000MCをモノラル専用にしてみると、これはなかなか良い塩梅だった。だから、このところ何年かはずっとダイナベクターDV507が主役で手前にあって、クラフトのアームがサブで奥にあってモノラルカートリッジを付けている。

そんな感じでSDサウンドが戻って来たし、ARのプリアンプとの組み合わせがなかなか良いので、ARと共にSDサウンドのパワーアンプ「アイワン」を再び使おうかなと思い始めている。ちょっと時代に逆行している感もあって、ある種の割り切りが必要なのだが、音は非常に良い。そういうわけで、フェーズテックのプリアンプCA-3IIは「ご苦労さん」になる予定だ。オリジナルのCA-3と現行のCA-3II合計で5年使ったから、フェーズテックのプリアンプはよく働いてくれた。とにかく、マランツ7からCA-3に交換したとき、僕はものすごい安堵感を覚えたのを思い出す。

マランツ7は最高のプリアンプだが、往年の大女優みたいな感じで、毒もあるし麻薬的でもある。長いことオーディオをやってきてはいたが、それでも僕はマランツ7から「オーディオにおける音楽再生とはこういうものだ」という何かを学んだ。マランツ7は表現者だから、嫌いな人は嫌いだろう。それでいい。万人受けすれば良いというものではないから、好きな人がその表現を楽しめば良いのだ。でも楽しい反面少し疲れてもいた。スリルとスピードのないジェットコースターはあり得ないし、楽しくて興奮するから疲れもする。

この五年間の安堵はフェーズテックのプリアンプによるものだった。マランツ7の時は何かあると、一番にマランツを疑った(古いから)。でも、本当にマランツ7のせいだったのは3回か4回に1回ぐらいで、あとはだいたい濡れ衣だった。僕は、マランツ7を疑ってしまう自分がイヤだなと思っていた。家庭で普通に音楽を楽しんでいるのなら、全然問題ないのだが、RockDayに音楽喫茶にFirefaceコンサートにってことになると、不安材料が少ない機器は実に有り難い。ボリューム位置にしたって、マランツときたら11時半から12時半か13時ぐらいしか調整範囲がなく、機器の試聴時における音量の再現には苦労した。そんなことも含めて、この5年間フェーズテックのプリアンプは安定した状態を提供してくれたので、本当に助かった。

スピーカーや部屋を変えるのはまた別問題だが、オーディオって多分、時々コロッと変化させたくなるのだろう。どうやら2013年の僕はそういう年頃らしい。  2013.7.24

まあそういうわけで、昨夜の音楽喫茶では、お客さんに古くて新しい状態を楽しんでいただいたのだが、音は良くなっていると思う。

朝一で生姜を買ってスタジオに着くと汗だくだった。気温は大したことないのだが、とにかく湿度が高く、木の床がパンパンで少し盛り上がっている。この床を作ったのは2006年の7月から8月だったから、あの改装からもう7年経った。改装工事はえらく大変で3kgも痩せたけど、希望に燃えていたなあ。さて、今日も希望に燃えてジンジャーシロップ作りをして送ろう。

動かなくなってしまった複合プリンタを処分して場所をつくり、稼働中のプリンタをREGZAの下に移動し、空いた場所をAVアンプ置き場にしようかなと検討中。そうでなければ、今Mac miniを二台置いている場所にAVアンプを置くかしない。そうでもしないと非常に使いにくい。もっと小型でカッコいいAVアンプならMac miniの場所に置いてもいいんだけど、なにしろAVアンプって黒くてこんもりしているからなあ。どうしたもんだろうかと悩み中です。

このところ、やはりCDを引っ張り出してCDをかけて音楽をきくことが増えている。まあ、昔からずっとリッピング派ではなかったので同じと言えば同じなんだけど、CDプレーヤーかCDトランスポートを一台持っていて、それをUSB DACやFirefaceに接続して再生すると、PCオーディオもできるし良いと思う。

それで、ここ数年割とよくきいているジョーン・バエズのCDをかけている。偶然見つけたんだけど、僕はこのライブをかなり気に入っている。こちらもそれなりにおじさんになってきているから、若いジョーン・バエズが自分自身の美声に酔っているような状態を感じとってしまって少し複雑な気持になる。つまり、僕自身が若い頃ならもっと素直に「美しい声だなあ」と素直に感動できたのに、「年取ると余計なことを考えていかん」と思ったりする。でも、あの時代にジョーン・バエズを体験した人にならすごくいいCDで、おすすめです。こういうテープが残っていて、何十年も経ってからCD化されるのって良いことだ。1963年から1965年のニューポートフォークフェスティバルのライブで、PPMのピーター・ヤローやマリーとデュエットしていたり、ボブ・ディランも出てきて一緒に歌ったりしている。

そんでもって、次はやっぱり気になるんだけど「うーむ」って感じのJames Blakeをかける。まあ、暑苦しい音楽ではなくて、ひんやりしているけど重たいタイプかなあ。アイワンだと声がものすごく良い。  2013.7.25

ボブ・ディランはあの冬の道を腕組んで一緒に歩いている女性(一昨年亡くなったみたい)と別れてジョーン・バエズと付き合ったんだろうな。で、まあその数年後にはジョーン・バエズとも別れたのだろう。

しかし、「金があるときゃ暇がない、ヒマがあるときゃ金がない」とはよく言ったもので、暇がないほど働いた時ってきっと反動で無駄遣いをしちゃうんだろうね。で、庶民ってのは元々の稼ぎが大したもんじゃないから、ヒマになるとアッと言う間にビンボーになっちゃうわけですね。とかくこの世はママならぬ。あの青島幸男作詞で坂本九が歌っていた歌はなんだったかなあ。九ちゃん音頭だろうか?マーフィー音頭でありますが、愚痴はよそうぜ歌でも歌おう、それが浮き世というものさ。

まあ、ちょっと音が良いだの悪いだの言ったって、エジソンになれるわけでもなし、ポール・マッカートニーになれるわけでもなし、イヤならやめりゃいいわけです。雑誌が休刊になっても(つまり趣味じゃなくて仕事でもってこと)、サイトをやめても世の中が変わるわけじゃない。そんな中、それでもやりたい人間は踊り続けるしかない。

ってなわけで、これがOCHANOMiiiiiiiiiiZ!!!!!の「ポリリズム」です。僕は照明と動画撮影と動画編集の監修(ちょっと口を出しただけ=間延びせず飽きずに見続けられる時間ってのがある)をやりました。

オリンパスのE-P5はデザインもなかなか洗練されてきていて、ある部分ではOM-D E-M5を超えていて、なかなか良い。僕はあまりファインダーを使わないので、OM-D E-M5である必要はほとんどなさそうだ。その代わり、背面の液晶に何も表示されないモードが欲しいと思う。構図をちゃんと見るために、絵柄が100%でそれ以外は何も表示せず、EOSの親指ピント合焦ボタンみたいなのを押したらその時だけ合焦位置と露出その他の情報が表示されて離すと消えるモードが欲しい。あとは、画質モードやフラッシュ撮影のプラスマイナス補正などを一発で呼び出せるようにして欲しい(もちろんカスタマイズでOK)。あと、マイセット(僕だったらRAWでISO感度最低あたり)みたいなものをセットしても現状だと呼び出しにくいので、そこを何とかして欲しい。以上OM-D E-M5を一年ちょっと使ってみた上での、O社への要望でしたが、僕がよく使いこなしていないのかも知れない。

馬力や最高速と同じで、絶対的な画質は高い方が良いのだが、5年後ぐらいのフォーサーズはどうなっているのだろうと思う。あとは単焦点の10mm(35mm換算20mm)と14mmのレンズだな。10mm単焦点は存在しないし、14mmはパナソニックのパンケーキだから小型でいいけどワクワク度が少ない。「このレンズ付けたらドンと来い、うまく撮れなきゃあんたの腕が悪い」みたいな気分にさせるレンズが欲しい。

なんだか急に「MaidenVoyage」が頭の中をグルグルし始めたので、AR+SDサウドの組み合わせでアナログ再生第一号はハービー・ハンコックってことになった。とっても一般的で、ぜんぜん凝ったものではないと思うけど、このLPは僕にとって青春っぽい音楽なのです。

バキューム式のウオッシャーで洗って再生してみるとすごく良い。しかし、何故このLPが僕のところにあるのかがよくわからない。あまりにLPを沢山持っている誰かが、時々僕のレコード棚に滑り込ませていってるみたいなのだ。もし間違って僕のところに入ってしまってるのなら、お返ししなければいけない。

レコード再生時のハムをなくすために、もう一本突っ張り棒が必要らしい。んーむ。しかし、暑いので耐えられずレコード二枚きいてパワーアンプのスイッチを切った。  2013.7.26

夏が辛くなった。まああと二ヶ月ほどはとにかく耐えるしかないので、体調を崩さないよう気をつけてジッとしていよう。サイモン&ガーファンクルのDVDもまだ見ていないし、先日買ったピンク・フロイドのBOXセットも何か映像が入っているんだろうか。ちょっと調べてみよう。

使っていない複合プリンタを処分することにして移動して、場所を作りMac miniで使っているナナオのモニタの下あたりにAVアンプを置くことにしようと思っている。そうすれば、アクリルのスケルトンスピーカーへのスピーカーケーブルも左右均等になってスッキリするわけだ。そして、やっぱりQNAPのファンレスターボNAS TS119は欲しい人に譲ってあげることにしよう。どなたか欲しい方がいらっしゃればお知らせ下さい。元箱も全部あります。

近頃僕はよくCDを再生しているわけだが、気まぐれでこうなったわけではない。この数年でハイレゾのデータ体験し、「ハイレゾはすごいな、さすがだな」と思うと同時にLPとは全然違うものだということも確認し、じゃあCDはどうなんだろうと思ったら、CDはCDで良い物はすごく良いのだった。じゃあ、アナログプレーヤーとCDプレーヤーとPCオーディオ、この三つとは均等、対等、等距離でお付き合いしよう、こう決めたってことだ。

「CDはCDプレーヤーで再生すべきだ」なんてことはまったくなくて、CDをリッピングしたものをAudirvanaPlusやiTunesで再生もするし、同様にアナログレコードを録音してデジタルデータ化したものを再生してもいる。「なんでもあり」で、ハイレゾだから有り難いなんていう段階ではなくて、ハイレゾも含めて何でもOKになったのが、この数年の成果だと思う。その都度一番心地よかったりストレスがない方法で音楽を再生しているのだと、そういう風に理解してもらえるとありがたい。

だから、僕の装置では常に、1)モノラルLP 2)ステレオLP 3)CD 4)DVDオーディオ 5)Mac miniからAudirvanaPlus(CDをリッピングしたもの、ハイレゾデータ、アナログレコードから録音した24/96またはDSDのデータ、 これらが再生できるという状態です。SACDがかかるプレーヤーがないので、SACDだけかけられない。以前使っていたSACDプレーヤーは某オーディオメーカーの会長さんのお宅に行っていて、今は僕のところにないのです。

数日かけてスピーカーの位置を微調整中。徐々に良くなってきている。密度感が上がって、なおかつ瑞々しい。

左右のスピーカーを1cmほど内側に移動して、少し内ぶりにし、和心と額を右に1.5cmほど移動した。

AVアンプの場所を移動するのは良いが、サラウンド用スピーカーのケーブルはどうだろう、もしかすると届かないかも知れない。そうか、そうだとするとやっぱり今Mac miniを置いている場所にAVアンプを置くしかないのかな。あるいは一部スピーカーケーブルを延長するしかない。本当はAVアンプ一台でL-65も鳴らせばいいんだが、そうもいかないから困る。今度、AVアンプでL-65がどう鳴るのかをやってみたい気もしてきた。そこそこ鳴るとは思うが、でも、いくら何でもそれは無理だよなあ。デビアレぐらいカッコ良ければそれはまた別の話だと思うが。

隅田川の花火大会は突然の雨で途中で中止になってしまった。浴衣の男女がかわいそう。  2013.7.27

フジロックも突然の雨だったのかな。なんか、すごいことですね。

僕はスタジオでサイモン&ガーファンクルのライブDVDを鑑賞する。リージョンコードの関係で、パナソニックのブルーレイディスクプレーヤーでは再生出来ず、Mac+DVDドライブ+VLCで再生した。

このセントラルパークのライブって、フリーコンサートとは言え、53万人も集まったのか。すごいことですね。この時のポール・サイモンはとてもいい顔をしていると思う。10代の頃からききなじんだサイモン&ガーファンクルの曲は、良い歌思い出深い歌がいっぱいあるけど、大人になってから好きになったのは「ブック・エンド」だ。  20137.29

今日は昼からスピーカー関係の取材で出かけ、今週前半は原稿を三つ仕上げる。頭の中では出来ているのだが、言葉にして、筋書きをつけなければいけない。

AVアンプに不具合があって修理に出したので、この一週間ほど気楽に音楽をきけなくなってしまった。また、映像を出すのがえらく面倒で苦労しているので、なくなってみると、今の僕にとってAVアンプがとても重要だということがよくわかった。僕は何かしらAVアンプが必要なのだ。

正しく言うと、AVアンプというよりは、サラウンドデコーダー+映像機器セレクターがあれば良くて、あとはプリアンプとパワーアンプが必要なだけあればOKなのだ。まあ、現実には、それらが一体化しているのがAVアンプってことになるんですけどね。一体化しているから電源ケーブルは一本で済むし、棚も一つで済む、ネットワークオーディオプレーヤーにもなるし、AirPlayもOKだし、FMチューナーも付いているってのがメリットで、デメリットはいくつか自由がきかない点があることかな。そのデメリットが解消されれば、僕は心からAVアンプ愛好者になるんだけどな。

今日は撮影と取材で、多分大きくても横幅20cmか25cm程度に印刷されるわけで、それが一枚あったら、あとはせいぜい長辺が10cmぐらいのところだから、PENTAXのQ7で撮っても何とかなりそうかな。でも、撮影料を頂戴するとなるとそういうわけにもいかないから、OM-D E-M5はいいところです。25000円ぐらいで買える45mmf1.8というレンズは8割9割ぐらいは絞り開放で使われているのだが、絞り開放のみ「アパチャーレスレンズ」なんていう潔いレンズを作っても売れないよね。

というわけで、画像処理をしたら、サッと送って、あとは原稿書きでちょっと忙しい。すみませんが、そういうわけでちょっと忙しくしていて、いただいたメールに返事を出せずにいます。

夜の10時近くになって、やっとパワーアンプのスイッチを入れた。7月の初めにいきなり暑くなった頃から少し体調がおかしかったけど、そろそろ回復してきたかなと思っている。なにしろまるでWiifitやる気になれなかったのだ。でも、今日はWiifitも復活させ、これからは毎日やろうと思いつつ、久しぶりにZAZのCDをかけている。すごく良い。早くAVアンプが直ってこないかなあ。

戯れる会では久しぶりの巡回試聴として、CECのTL3NというCDトランスポートを何人かの人に巡回で送って試聴してもらった。CDを回して再生したいのなら、CECのTL3Nは良いと思う。僕のところではFireface400との組み合わせがとても良かったので、おすすめです。

たまたま、会員の中にCECのTL3Nを購入した人がいたので、僕が無理矢理頼んで(もちろん何か事故で故障などが起きたら、僕が責任を取るということを約束して)みんなに貸し出してもらい、先週で巡回試聴が終わった。音質に関してはそれなりに好評だが、今のところ、誰かがCECのトランスポートを購入したという話はない。だけど、「購入してもいいし、しなくてもいい」っていうのはすごく良いと思う。ショップから借りると、あまり何度も試聴だけさせてもらって買わないってわけにもいかない。  2013.7.29

2013年の避暑地で楽しみたい10枚のCD 1)カエターノ・ヴェローゾ ジョイア(夏絶対本命) 2)ダフト・パンク ランダム・アクセス・メモリーズ(しょうがないよこれは)アッ! だが24bitのデータを買ったのでCDがなかった 3)グレン・グールド ブラームス インテルメッツオ集 4)ユーロ・トラッド・エッセンス 5)ショスタコーヴィチ 24の前奏曲とフーガ キース・ジャレット(二枚組) 6)ポール・サイモンのポール・サイモン 「母と子の絆」が入ってるやつ 7)クレージー・キャッツベストセレクション 8)ブルース・コバーン High Winds White Sky 9)モンテヴェルディ マドリガル集 コンソート・オブ・ミュージック10)ゲイリー・バートンとチック・コリアのデュエット

僕にとっての夏の音楽は何と言ってもカエターノの「ジョイア」なので、明日夜の音楽喫茶では「ジョイア」を通してかけましょう。明日も夜は音楽喫茶なので皆さんのおいでをお待ちしています。

料理でも洋服でもいい、あるいは何かの道具を作るでもいいんだけど、仕事にしろ趣味にしろ、とにかく物を作るのは良いことだと思う。売れるものなら売ればいいし、作り方を教えて欲しい人がいれば教えられるものは教えてあげればいい。必要なもの、便利な物、美味しい物、そういうものを作り出すのって楽しい。

そういうわけで、今日は原稿書き、Wiifit、撮影、仕上げて送る。そして、今からコーヒー豆焙煎1.5kgやって、近所に買い出しに行き、夜は音楽をききながら原稿書きという一日です。原稿があと二つある。

原稿は苦労しているが、焙煎はなんだかんだで1.9kgやってたくさん汗をかいた。まあ、こういうのってある程度はグワッとやってみて初めてわかることもあるから、いいんじゃないでしょうか。

巷で流行っているソフトダーツと、僕が昔からやっているハードダーツは微妙に的の大きさや投げる距離が異なる。最近ソフトダーツ用のブリッスルボードってのが出てきているので、試しに買ってやってみている。的はソフトの方がかなり大きく、そして投げる距離はソフトが7cm遠い。

この7cmの距離がけっこうくせ者で、ハードの感覚で投げると遠い分下に落ちるので、ちょっと上に投げ飛ばさないとうまくいかない。それでも的の直径が2インチ大きいから、各々のエリアもそれなりに大きいので、慣れればハードよりはよく入る。

ソフトのボードを入れたのでそのうち誰か遊んでくれるとは思うが、今のところ誰も相手をしてくれないので、PCのダーツソフト「nScore」(WindowsのみなのでLenovo)でクリケットをやっていて、6段階のレベル3で勝ったり負けたりを繰り返している。アベレージが2.5以下の混戦になると僕が勝ち、3.0以上だとPCが勝つみたい。うーん、もう少しミスを少なくしないとダメだな。501やカウントアップはやっていない。  2013.7.30

今日の夜は音楽喫茶なので、午前中にシフォンケーキを一個作る。よく熟したバナナがあったので、先週に引き続き今日もバナナです。昨日焙煎したコーヒーも夜なら丸一日経過しているから少し味が落ち着いていると思う。おいしいコーヒーが飲めるようになって本当に良かったと思う。これはまったく鹿児島のヴォアラコーヒーと言うか戯れる会の井ノ上さんのおかげです。

結局、音源が少ないのはダメというかどうしようもないから、僕はDSDのDACを買う気にはなれず、PCMに変換しての再生でいいやと思っている。スタジオの装置にはモノラルLP用にアームを一本用意して、専用のカートリッジがいつでも使えるんだけど、今のところ、どうしてもききたいDSDのデータってのはモノラルLPよりはるかに少ないんじゃないかな。それはハイレゾも似たようなもので、結局はLPとCDだと思う。コンビニでブルーレイディスクを1500円ぐらいで売るようになったら、ブルーレイディスクの時代かも知れないけど、映像はなんだかんだでまだまだDVDでしょうかね。でも、映像の方がわかりやすいので、こちらの方が可能性は高そう。

だから、ハイレゾもDSDも一部の音質にこだわる人向けで、たとえばLPがCDに入れ替わったとか、VHSがDVDになったとか、HDDレコーダーになったとか、そういう変化は起きていない。比べりゃいいのはわかるけど、そこまで要らないってことでしょうかね。

僕は音が悪くてもかまわないとは思っていないのだが、やたらと機器が増えたり面倒だったりノイズが出たりはご免だ。オーディオ業界では「DSDだ」を売りにして話題にもなっているみたいだけど、売れに売れて席巻するなんてことはないんじゃないかな。やりたい人はやればいいと思うけど、DSD再生が主流になるとは思えない。確かにLPやテープをDSDのデータにしておくのは良いのだが、まあそう一気にやらず5年ぐらいかけてどうしてもDSD再生が可能なDACが必要なら買えばいいんじゃないかなと思う。

明日はStudioK'sの誕生日だから、今夜の音楽喫茶はスタジオの誕生パーティってことにさせてもらいましょう。  2013.7.31

今日から8月だ。16年前の8月にこのスタジオを始めたので、StudioK'sは今日で満16才になった。

「これだけの広さがあれば何でもできる」と思って希望に燃えてやり始めたが、一方では「3年ももたずに撤退するかも」と、ものすごく不安だった。でも、色んなことがあったけど、何とか16年間やってきた。StudioK'sの歴史はイコールオーディオの歴史でもあって、こちらも16年間飽きずにずっとやってきている。そして、昨夜の音楽喫茶の時も良い感じの音だったが、1人になってからウイントン・マルサリスのCDをかけると、これが抜群にいい感じで鳴ったので嬉しくなった。これはスタジオを始めた時に家から持って来た何百枚かのCDのうちの一枚だ。

16年間やってくることができたので、最近は「あともう16年このスタジオを続けることができたらどんなにいいだろう」と考えている。もし、それができたら32年間続けることになる。最初の9年で改装をして、それから7年経って今が16年、ここを折返し地点にして、楽しい事をあと16年やれたら本望だ。地震に原発事故、もし何かとんでもないことが起きたとしても、僕はこのスタジオを離れては何もできない。

そういうわけで、これからも楽しくおいしいStudioK'sを皆さんの力で支えてやって下さい。よろしくお願いいたします。

今日と明日はひたすらの原稿書きですが、相変わらず量産はできず、ものすごく丁寧に非効率的な原稿書きをやっている。でも、それが自分のスタイルだから仕方がない。まあとにかく、コーヒー飲みつつ、Wiifitやりつつ、考えては書き思いついては書きを繰り返してまとめるしかない。まあそれでも、このところかなり散らかり気味のスタジオ内を片付けつつ追い込みに入っている。

あーあ、疲れたなあ。ちょっと買い物に行って来よう。スイカ食べたいなあ。

夜になってエアコンとパワーアンプのスイッチを入れてCDをかけているが、すごくいい。このところ、心を落ち着かせるために毎日一定時間ダーツをやっている。平常心を保って、ひたすら同じように投げる。思ったように入れば嬉しいし入らなければ情けないけど、でも焦らず、身体全体の感覚と心を鍛える。  2013.8.1

書く仕事が増えると、全部が全部「勝負」ってわけでもなく、三振はまずいけど、フォアボールでもデッドボールでもとにかく出塁すればOKみたいな場面も増えてくる。でも、そんな中で時たま「この原稿書をうまく書くと、今後の数年に影響があるかもなあ」と思う場面がある。

実は昨日からそのタイプの原稿書きに着手している。もちろん頭の中には構想が出来上がっている。でも、頭の中をみなさんに見てもらうわけにはいかないから(そんなもん見られたら困る−)、言葉を使ってそれを伝えることになる。それが原稿書きってことなんだと思っている。

コーヒーを飲むとものすごくおいしくて「もう一杯飲みたい」と思うことがよくある。でも、そこでやめておくことが、次にまたおいしくコーヒーを飲むために重要なのかも知れない。とか書いていて、実は500ccのビアマグで飲んでたりなんかして。もちろんそんなことはありません、せいぜいその半分です。

うーん、あとちょっとなんだがなあ。  2013.8.2

このところ少し涼しかった東京だが、今日あたりからまた暑くなるらしい。僕は今日一日が原稿書きの勝負で、ジワジワと自分の陣地を確保しているような状態だ。

ちょっと原稿書きにも行き詰まっていたので、秋葉原のオリオスペックに行って、3Dプリンタのデモを見た。69800円。そろそろそういう時代になってきている。

僕のところでコーヒー豆焙煎を習った人はそれぞれ皆さん家でやっているようで、家族や同居人にも好評らしい。手軽においしいコーヒーが飲めるのはとてもいいことだなと思う。そんなわけで、これからも珈琲焙煎講座をやりますので、ご希望の方はどうぞお知らせ下さい。おいしくて、しかも安くて新鮮だから最高です。

今夜はまずカエターノ・ヴェローゾの「リーブロ」。リーブロは昨日もかけていて、すごく良い感じなのでまたきいてしまった。それから、これも床に出ていた「ノイチス・ド・ノルチ」をかけてみると、これもまたすごく濃密なのだった。それでまたウイントン・マルサリスをかけてしまう。だって、すごく良い音で、こんな音これまできいたことがなかったんだもん。しょうがない。でも、残念ながらこのCDはAmazonでも売っていないのだった。

僕は何歳になっても考えていることが若いらしい。今書いている原稿も、夢みたいなことを書いていて、自分で楽しくなったり自分で落ち込んだりしている。若者は賢くて少し白けていて、大人は疲れているらしい。でも、夢みたいなことを考えて、他人と違うことをやったいた方が楽しいと思う。とにかく、つまらない大人になるのはやめよう。  2013.8.3

原稿を仕上げて送った。最後の分は5000字近くあったかも知れない。締め切りが控えている状態だと、音楽をきいてはいるが落ち着いて楽しめないけど、とりあえず依頼された仕事は全部終わらせたので、あとはちょっと図を書くぐらいだ。写真は撮れるんだが、絵を描くのが下手なので困ったもんだ。

そういうわけで、文を書いている時は落ち着いて読むことが出来ないので、今日からはちょっと読書もしようかと思っている。でも、その前にコーヒー飲んでWiifitをやってからね。

でもまあ、今日はとにかくボーッとしているなあ。さて、食料でも仕入れに行こうかな。

どうもボーッとしているなあと思ったら、軽い風邪みたいだ。原稿も書いて送ったことだし。こういうときはちゃんと食べてよく眠るしかない。

ARのプリアンプLimited2とSDサウンドアイワンの組み合わせは実に良くて、絶対的なパワーではフェーズテックCA-3II+QUAD405に及ばないものの、それ以外ではこれまで長い間きき馴染んできたCDからものすごく新鮮な表現を引き出してくれている。でも、真空管12本+のパワーアンプは少々暑いので、今は夜の8時から11時ぐらいの間だけ「今夜はこれを」とかけるソフトを選んで楽しんでいる。ちゃんと音楽をきくのって本来そういうものなのかも知れない。

コーヒーは相変わらず大変おいしい。まあまあ食欲もある。喉の痛みや咳はない。ただ、頭がガーンとしていて少し集中力に欠ける。ウダウダ・ゴロゴロしていて、湯島の路上にいるネコ的な、そんな一日だった。  2013.8.4

昨夜は最後に、避暑地に持って行くCDにもあげたブラームスの「インテルメッツォ集」をきいた。ちょっとわかりにくいんだけど、これは「さりげなくオシャレな音楽」ではなくて、そこのところが理解出来ないと表面的なものになってしまう。まあ、それでも別にいいんですけどね。

このところ毎日ダーツをやっている。距離が7cm遠いのでちょっと感覚は異なるものの、的が微妙に大きい分15.5インチのソフトダーツの方が命中率は上がる。でも、まあやってることは同じなんだよな。もちろんダーツのプロもいて公式戦もあるわけだけど、僕は試合に出たいわけではなく、自分の楽しみでやっている。ある程度は狙ったところに命中させられるわけだから、技術と心の問題だ。PCと対戦していても「ここで一発狙った場所に入れられれば勝ち」なんて場面ではだいたい動揺して外すので、勝とうとせずに淡々と投げてその結果勝てたらそれはそれで良かったと思えれば良い筈だが、生身の人間なもんでそうカッコ良くもできない。「よっしゃ、入れたるぞ」と思いつつ、でも慌てず平常心で下手なりに理想のダーツができるかどうか。ここが問題だ。

グールドのこのCDは持っていても良いものです。内省的な音楽ですね。曲が曲なので、「わかりやすいあのグールドっぽさ」はない。そこがまたよい。「ワルツ・フォー・デビー」もいいけれど、僕はどちらか一方を取れという究極の選択を迫られたらこのブラームスかな。

さて、そろそろ散らかったスタジオ内の片付けをしよう。昨夜は瀬川冬樹著作集を読んで、良い音と良いスピーカーについての勉強をした。これです。

ヒマになったので、平日の昼間、どこかの低山を登りに行こうかな。新橋の愛宕山とかそういうんじゃなくて、せめて三つ峠ぐらいのちゃんとした山です。まあでもすごく久しぶりだから、まずは標高差800mぐらいのところにしておこうかな。

8月の一ヶ月間を涼しい高原で過ごすことができたら、身体がどんなに楽だろう。若い頃は別荘に憧れたり、山の中で暮らしたいと思っていたけど、どうやらそれは無理みたい。今はダメだけど、あと何年かしたら少し違う夏の過ごし方を考えよう。

明後日も、多分夜は音楽喫茶をやっています。8月いっぱい食事の常連さんが来られないそうなので、どんな雰囲気になるのかなと思っているところです。

僕は多機能なAVアンプのある部分をとてもよく使っているらしい。ところが、僕の要求ってのはそこそこ特殊なのか、メーカーによって僕が必要とする機能「Multi ch in」は30万円クラスじゃないと付いていなかったりして、なかなか難しい。先日購入したマランツのAVアンプはかなり気に入っているのだが、Multi ch inを使うのがものすごく面倒だし、使うと戻すのが同じぐらい面倒なので、戻し忘れることが多い。だから、使った後、別の音が出なくなっていてすごく使いにくい。「その機能を持っている」っていうのと、「スムーズに使える」っていうのは違うので、ちょっとウンザリしてきている。いちいちTVつけてリモコンでメニュー画面を追っていって設定するのはやってられない。以前使っていたソニーのAVアンプなら、ボタン一発でその状態になり、ボタン一発で通常状態に戻ったし、表示も出るからとてもわかりやすかった。そういうわけで、AVアンプはとても良いものなのだが、迷路のように複雑怪奇でかなり苦労させられている。

今夜もAR+アイワンでCDをかける。時々、「そそるような音」が出るのでとても嬉しくてその気になる。ちょっとスレスレの際どい感じがあって良いのです。AR+QUAD405だと、これが行きすぎてイライラした感じの音になるのだが、アイワンだと丁度良くふっくらする。今夜は久しぶりにジョニ・ミッチェルの「ミンガス」頭から全部再生した。PCオーディオなどのファイル再生だと丸ごと一枚をやらなくなっていて、それはそれで便利だと思うけど、丸ごと再生には丸ごとの情緒がある。  2013.8.5

自分の部屋の壁にダーツボードを設置して練習をしたとして。誰か同じぐらいの人が来てゲームをやってくれればいいんだけど、そういう人はいないから、PCを相手にやっている。練習だけしていても上達はなくて、多少戦略みたいなものもあるから、ゲームをやった方が良い。それは、自分の音を誰かにきいてもらう行為に似ているかもね。

他人の家にあるダーツボードだと入るものも入らなかったりするし、さらに試合でプレッシャーがかかったりするとなおさら思うようにはいかない。まあでも、ダーツは入る入らない、勝ち負けがハッキリしているとことろが良い。オーディオには勝ち負けがない。

あーあ、上手に絵を描く才能があればなあ。かつて属していた手話関係のサークルには絵が上手な人が二人いて、いつも彼女たちに絵を描いてもらっていた。手書きの原稿から印刷をするというアナログな楽しい時代だった。

スタジオ内は徐々に片付きつつあって、今週来週でかなりのところまでいくと思う。今も何とかルンバが稼働することはできるのだが、ちょっと物で溢れているので、これを解消したい。自分しかいない音楽カプセルみたいな部屋があれば、それはそれで魅力的だけど(これも欲しい)、人を招く部屋はスッキリが良い。その上で、出したい音を言葉にすると「ある程度の強力さや激しさと陰影をもったしかも色気のある音」が理想で、方式は何でもかまわない。と言うか、アナログもデジタルもPCからでもCDプレーヤーでもみんなそれぞれの特徴を発揮しつつ、「ある程度の強力さや激しさと陰影をもったしかも色気のある音」になるようにしたい。

今は、かなりそんな感じになってきていると思う。

そろそろ、また「MacAudio」の仕事が来るのかな。今年はどんなテーマなんだろう。

今晩の料理教室で作った鶏肉のマスタード焼き二種類。片方は通常の塩焼きで、片方は塩麹をつけた焼いたもの。どちらもおいしい。

さて、一人になったので、SDサウンドのスイッチを入れよう。今夜は何をかけようかな。この状態で再生したいものが沢山ある。

これはフォカッチャ。おいしく出来たので、そのうち音楽喫茶の食事としても作って出そう。  2013.8.7

「ねじれ国会」のねじれが直ったのかどうか知らないが、僕から見ると「ねじれオーディオ界」です。

さて、今夜は音楽喫茶なので、午前中にシフォンケーキを一個作る。抹茶味にしようかな。で、それが終わったらコーヒー豆を1.5kgほど焙煎して、友人二人に送る。僕はどれぐらいやっているかな。なんだかんだで、このところは毎月4kgぐらいだろうか。今は、きわどい30秒から1分のところの見極めがテーマになってきている。ガスオーブンを使いつつ、焙煎をやるとメチャクチャ暑いけど、厨房でJ-WAVEききながらの作業は楽しい。

今日は暑い−。シフォンケーキ焼いてるオーブンの前で焙煎やってたらものすごく汗をかいた。でも、一ヶ月前の暑さよりは少し身体が慣れてきている感じがする。やっぱり、ああいきなり暑くなられると身体も対応できない。さて、あともう一回焙煎をやっておこう。

やるべきことが一段落して、陽も沈んで少し涼しくなったら喫茶に備えて窓を閉めエアコンを入れて、午前中に届いたヘッドフォンとイヤフォンの試聴をしよう。

ヘッドフォンとイヤフォンの試聴をするために、Mac miniのAudirvanaを立ち上げたら、新しいバージョンが出ていたので早速インストールした。DSDをPCMに変換する際に+6dbまでブーストできるらしいので、+3dbにしてみた。アイワンはQUAD405に比べて絶対的なパワーが約半分なのでこれは助かるかも。

今度の土曜日の午後は戯れる会の例会ですが、もし参加してみたい方があれば、非会員の方もどうぞおいで下さい。参加希望の方はメールで申し込んで下さい。ほんの一ヶ月の間で音はかなり変化しているので、多分面白いと思います。studio.k@mac.comです。  2013.8.7

全部がそうってわけでもないのだが、ARのプリアンプ+SDサウンドアイワンの音は情緒的な音で、これがCD12と組み合わさると、ソフトによってはさらに情緒豊かな音になる。同じソフトを非圧縮でリッピングしたものをAudirvanaPlusで再生すると解像度は高いもののちょっとドライな感じにきこえたりする。このあたりは大変興味深いところだ。

KEFのヘッドフォンが出たら、やっぱり自分のところで好きな音楽を心ゆくまで再生してみなくちゃね。なんってったってKEFですもの。

昨夜、何時間かFireface400のヘッドフォン端子に接続して慣らしっぱなしにしておいてから試聴してみると。とても良かった。イヤフォンもあるが、イヤフォンよりヘッドフォンが僕の好みだった。デザインがいいし、これはいけます。

まあそういうわけで、KEF M500は今日の午後返却なので、それまでの間あれこれ試聴してみている。他の高性能ヘッドフォンやイヤフォンだとイマイチうまく鳴らないタイプの音楽を心地よくきかせてくれるので、捨てがたい存在かも知れない。それほど期待はしていなかったのだが、これはヒットだった。去年の意外はソニーのオープンエアータイプで、今年になってからの意外はV-MODAとこのKEFだ。ただ、KEFはちょっとやり過ぎの感じもあるから、好き嫌いは分かれると思う。

今日は読書の日で、知人が書いた本を読んでいる。

夜は久しぶりに落ち着いてアナログレコードをかけてみると、これがまた情緒的な音なのだった。音楽が心にしみる音だ。

この感じの音は久しぶりだなあ。トーレンスのTD124でしかきいたことがなかった音だ。求めていたような音で大好きな音楽が鳴ってくれると実に楽しいなあ。  2013.8.8

なんてったって、僕のところでは良く鳴ったためしがなかったSPUでこの音だから、僕のオーディオも地道に進化したもんです。

滝を眺めたい。それがかなわなければ噴水でもいいけど。

ちょっとした縁があって、著者からこの本が送られてきたので2/3ほど読んだ。すごく面白い内容だったので、9月に会ったら質問攻めにしちゃうだろうなきっと。いろんなことを考えされられる。

本の途中でナグラのテープデッキの話が出てくる。

それで、昼間電話をして本の感想を述べ、「僕が持ってるわけじゃないけど、好きな人がいてナグラのデッキをStudioK'sに持ち込んで音楽をきいているのです」と言ったら、ちょっと驚いていた。彼女にとっては仕事の道具だったわけだから、そういうものを一般家庭で音楽鑑賞用に使っているってことが信じられないって感じの反応だった。なんでも、今年の3月には最後の南米ツアーということでブラジルにも行ってきたそうで、「とにかくバイーアというところに行ってみたかったので行ってきた」そうだ。

さて夜だ。熱いけどパワーアンプのスイッチを入れよう。何をかけようかな、うっしっしって感じ。

AudirvanaPlusでゲッツ&ジルベルトのハイレゾ版を再生すると驚くほど良い音で、これはたまげたな。これもまたこんなの初めて出たって感じ。なるほど、Mac miniで再生してすごく結果が良いソフトと、CD12の方が良いものがあるので使い分ければ良いってことなんだな。暑いけど、とにかく音楽を再生するのがこれまでになく楽しくなってきた。

そういうわけで、マイルスなんかも再生して大満足です。去年出たMacAudioにはMac miniが一番音が悪いと書いてあって、そりゃ確かにこの場に去年型のiMacを持って来て比べればiMacの方が良いのかも知れないけど、今、目の前で出ているMac miniからの音もなかなか良くて、僕はこれで十分満足だ。それで今夜の最後は「ばらの騎士」でいくことにした。  2013.8.9

今日の午後は戯れる会の例会だが、手元のiPhoneで天気予報を見ると、

最高気温37度っていうのがこわいなあ。今すでに34度まで上がっているらしい。

こんな日に戯れる会例会で集まってくれるのだから大いに感謝して、氷を買ってきておいしいアイスコーヒーを作って出そう。ここ数年、氷は買ったものを使っている。同じ氷なのに、一般家庭の冷蔵庫で作った氷はすぐに溶けてしまって、僕がイメージしているアイスコーヒーやアイスティを作ることが出来ない。

同じ氷なのに、なんであんなに違うのだろう。売ってる氷は「プラスチックか?」と思うぐらい溶けにくい。

さて、昼前にシフォンケーキを一個作ろう。

おー、ついに36.8度だそうです。スタジオ内をよく冷やしておいて、枕も用意しておき、木の床で寝るサービスをしようかと思ってしまうほど暑い。

37度の猛暑の中、今日は6人の人が集まってくれての例会だった。紙ジャケS氏のABBA研究とか、ナグラのテープデッキも持ち込まれて、和気あいあい、アイスコーヒーにはミルク付きでとてもおいしくて、CDもレコードもいっぱいきいて話をして楽しい5時間だった。

で、夜は久しぶりでスタジオにカレーを運び、ビールその他を飲み、オーディオに限らずいろんな話をして、とても良い時間を過ごした。だから、こういうことをやり続けるために、僕は自分と彼らのためにもこのスタジオをできるだけ居心地が良く、やりたいことがやれる場所にしておこうと思う。  2013.8.10

先日紹介した「KULA」という本に書いてあることは本当に興味深くて、僕は自分のある部分をさらに強化することにした。

僕は有料で戯れる会を運営しているので、誤解している人もいると思うが、僕が考えていることは、いただいた会費以上のものを提供したいということだ。

うーむ、今日の驚きは、「イングリッシュ・ペーシェント」のキャサリンと、「砂漠でサーモンフィッシング」の広報官が同じ女優だったことだ。    悩む。

ちょっと仕事が途切れて時間が出来た時はあれこれ新しい試みや準備をする。やってみたかったこと試してみたかったこと、オーディオ、写真、料理、それから気になっていたことを調べたり、不要品を片付けたり、打ち合わせをしたり、少しは営業をしたり、そんなことをあれこれやる。時間がかかるから、忙しい時はできないから、そういうものがとても重要だ。僕にはお盆休みがなくて、寝ている時もあれこれ考えていてそれが仕事なので、完全な休みがない。  2013.8.12

なんか、原発事故のその後はどうも怪しい。

若い頃は、ある年齢になったら世の中のこともだいたいわかって、あれこれ勉強したり新しい事を理解するために調べたりなんてことは不要になるんだと思っていた。ところが、自分がある年齢になってみるとそうでもなくて、パソコンの新しいアプリを最低線使えるようになるだけで二日三日費やすことはザラで、死ぬまで勉強なんてしたかないのにそれを余儀なくされている。

「KULA」の著者である市岡康子さんと電話で話した時に「僕は最近コーヒー焙煎をやっている」って話になり、「海外の色々な場所に行って、原住民がコーヒーを飲む場面を見たでしょう?」って質問したら「トタンみたいな薄い鉄板の上で煎って飲んでいた」とのことで、「袋には入ってないよね」って言って笑った。

食べる物なんかは、地元の食材を使って伝統的な作り方で調理してその場で食べるのが一番美味しい。それを「何とかこのままどこか別の場所まで運んで、欲しい人に提供したい」と考えるのが商売なんだが、うまくいったりいかなかったり、伝言ゲームみたいなもので、徐々に変質して違う物になってしまうことが多くある。

そんなわけで、ソバつゆとマヨネーズとザワークラウトとラスクは自分で作って食べている。多分、よく考えれば他にも「そうか、実はこういうものだったのか」ってものがもっと沢山あると思う。

こう暑いとやたらと急激に発酵してしまい、真夏のザワークラウトは味が今ひとつだ。しょうがないのでパン種は冷蔵庫に避難させ、ザワークラウトはエアコンのきいているスタジオに持って来て発酵させている。ああ、そうだった。物置に常温で放置していたから忘れていたけど、この春は生まれて初めて味噌を作ってみたのだった。あれはどんなことになっているのだろう。  2013.8.12

近所のスーパーマーケットで耳栓を見つけたので、これを使ってイヤフォンを落ちなくするものができないかなと思って買ってきた。まあまあ良さそう。

お盆なので、街が静かだ。僕はこれからどうやって生き延びてゆくかを考えている。この16年間で「えー!そんなあ、困る」という目に何度か遭遇したけど、今年もその何度かのうちの1回だし、多分今後も何度かはそういうことが起きるのだろう。

味噌は仕込んでから一年おいておくらしいのだが、半年ちょっとで開けてみると気温が高いこともあってか、味噌になっていたので、今日の昼はみそ汁、もろきゅう、みそおにぎりを食べる予定だ。自分で作って食べちゃうのは楽しいね。

フジの新しいミラーレス一眼もかなり性能は良さそうだなあと思うけど、なにしろレンズが少ない。多分こういうのって、一社だけでやっていると出しても出してもポシャる。その機種がドーンとバカみたいに大量に売れればともかく、もうそんなことは起きないから、バラバラバラバラやると結局良い状態にはならない。

コンパクトカセットみたいに、「好きに使っていいよ」って規格を開放して各社が乗ったみたいにでもして、超広角、広角、標準、長焦点、望遠、それにズーム、明るいの暗いの、安いの高いの、最低20本ぐらいのレンズから選べないとね。それから僕の場合はストロボのシステムが問題だな。

AVレシーバーもそうで、サラウンドのデコーダーとプリ部とパワーアンプがフロント用とリア用で4ch分(これは各々音量調整がきくようにして欲しい)あればOK。で、プリアウトはフロントLRがあればOKで、マルチチャンネルインの端子が付いていればそれでOK、それだけなんだけど、そういう気の利いたAVアンプが存在しない。

スピーカーユニットの梱包をやって汗をかいた。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、お立ち寄り下さい。

おー、第2回Perfumeダンスコンテストが開催されるぞ。しかし、よりによって課題曲が一番ややこしい「Spending All My Time」とはハードルが高い設定だなあ。  2013.8.13

今夜は音楽喫茶だったので、夜はレコードやCDをかけた。暑い暑いお盆だというのにお客さんが4人も来てくれて感謝です。  2013.8.14

昨夜来てくれたお客さんに「音楽喫茶は水曜日夜しかやらないんですか?」と質問された。そう言えば日曜日にときどき「ゆるい音楽喫茶」っていうのをやっていたっけなあ。じゃあ、久しぶりに今度の日曜日の午後は「ゆるい音楽喫茶」でもやろうかなと思う。でも、僕はお盆だからと言って遠出はしないからいつも通り自分一人で音楽きいていても良いのだが、こんなに暑いのに来てくれる人がいるんだろうか。

それから、「戯れる会は敷居が高い」んだそうだ。こちらとしては目一杯敷居を下げているつもりなのだが、主宰する側と参加する側では随分感じ方が違うらしい。だって、これ以上どうやったら敷居を下げることができるのだろう? 入会しても掲示板に書き込めない人とかもいるみたいですが、僕は保育士じゃないからどうしようもない。

このページを読んでいれば、「この人はこんなことをやっているんだな」ってことはわかると思う。イベントなど、何かの折にスタジオK'sにきて音をきけば、「だいたいこんな感じの音なんだな」ってこともわかってもらえると思う。でも、こちらも流動的にやっているし、変化も進化も退化もしているから、時々音楽喫茶にでも来てもらえば、その時に応じて出ている音はわかると思う。でも、戯れる会の例会に参加してもらうと、みっちり長時間オーディオのことをやるので、これはまた違う。ただ、戯れる会っていうのは僕がやっていることを知る場というより、自分のことがよくわかる場だと思う。

こう暑いと食欲も減退する。やっぱり冷やし中華かなあ、それともカレーかな、と思いつつ冷たいゼリーなんかを食べたくなってしまう。白クマアイスだな。

夕方になって少し涼しくなったら、梱包用の段ボールを求めて秋葉原界隈を散歩しに行かなくちゃいけないなあ。

そして今日は、練り消しと耳栓を使って、イヤフォンのことを考えている。いろいろわかってきつつある。

まあしかし、本当に自分の考えや価値観だけがすべてじゃないと思う。僕にとっては無価値でゴミにして捨てるしかないと思う物でも、必要としている人はいるんだなあ。うーむ、丁度良いしっかりした段ボール箱を探さねば。

カメラマンの新藤さんの息子さんが作った「請求書ソフト」を僕も使わせてもらうことになったのだが、最初うまく動かない。「なんで?」って電話すると「ここをこうするとこうなる、ちょっとだけわかりにくいかも知れないけどね」「おおなるほど」って感じで、多分僕はこの請求書ソフトをずっと使う事になると思う。ファイルメーカーみたいな物は不要で、Macに付いている「メモ」を請求書に特化したようなもので、MacOS10.6以降で動作する。

有料無料、ソフトもハードも、結局毎日使って、こっちも譲歩したり慣れたりしながら使い倒さないと、本当のところはわからないのかも知れない。  2013.8.15

毎日暑いけど、週に5回から6回はWiifitをやって腰痛を予防しジンジャーシロップを薄めて飲んで風邪を治し、そんな風に体調を整えている。8月も半ばだから、強烈に暑いのもあと一ヶ月かな。

打ち合わせで新御茶ノ水から千代田線で国会議事堂前に行き、打ち合わせが終わって、新橋まで歩いて山手線に乗り、秋葉原のネジ屋さんでワッシャーを100個買い、御茶ノ水駅聖橋口のディスクユニオンでLPを60枚入れる黒い箱を買った。サイズをよーく測って考えたり、見に行って調べた結果、どうも、目の前にあるスピーカーユニットを送る際にはこの箱を使って梱包するのが良さそうだってことに気が付いたのだ。今日の昼間はそんな2時間半ほどの行動だったが、もう汗だくで戻った。これでも今日は33度ぐらいだから、この前の37度はもっともっと暑かったんだよな。そんな時に戯れる会の例会に来てくれるんだから有り難いことです。来月の戯れる会例会ぐらいには少し涼しくなっていてくれるといいんだがなあ。

で、また、荷物を二つばかり発送するために梱包作業をして汗をかき、コーヒーを飲む。ホットもアイスもやっぱりコーヒーは自分でいれたものが一番だなと思う。

試聴のために貸し出してもらった機器やケーブルの返却発送が済んだ。我ながらこういうことをよくやっているなあと思う。僕も含めて、このところあまり機器を買わなくなっているかも知れなくて、それはもしかすると少しつまらないことかも知れない。だからってわけでもないが、今年の僕はまあまあオーディオ機器を入れ替えた。スピーカーを買い替えるのは別問題として、オーディオって適当に変化させてるのが楽しい。飽きたら替える、音が良くなってそれが手に届く範囲の値段なら買い替える。限度もあるけど、そこが楽しい趣味なのだと思う。

明日の午後1時からミルク缶によるコーヒー焙煎講座を開催することになった。二時間ぐらいです。やってみたい方はどうぞご参加下さい。メールはこちらですstudio.k@mac.com  2013.8.16

今日のミルク缶コーヒー豆焙煎講座はモノマガジンを読んできてくれた人たちなので、僕が想像していたよりだいぶ若い人だった。なるほどなあ。とても喜んでもらえたので良かった。

さてと、片付けてから何をしよ。

昨夜は映画館で見逃した「アルゴ」をブルーレイディスクで見た。15年ほど前、上野公園に沢山いたイラン人は今もいるのだろうか。

8月も半ばを過ぎると、暗くなるのが少しずつ早くなってくる。これがヨーロッパみたいに、季節によっては夜の9時ぐらいになっても明るかったりすると、色んなことに影響があるよね。そんなことを考えつつ今夜もパワーアンプのスイッチを入れ、古内東子のCDをきいている。

それから、久しぶりに「ヘドウィグアンドアングリーインチ」のCDをかける。エグさの奥にある純粋さが最高です。プロジェクターが新しくなったからまたDVDで「ヘドウィグ」の映画も見たい。舞台はないのかな。

明日の午後1時から6時までは、スタジオにいて「ゆるい音楽喫茶」をやっていますので、もしお時間がある方はどうぞおいで下さい。  2013.8.17

今日かける予定のCD。

「KULA 貝の首飾りをさがして南海をゆく」をもう一度最初から読んでみている。男たちは、どうして、何のために貝の首飾りを手に入れたくて7mほどのカヌーで海をわたって出かけるんだろう。9月末に著者と会うので、その時にあれこれ質問して教えてもらおう。僕はロマンなんだと思う。

静かな日曜日だから、午後はずっと音楽をきいて過ごす。アイスもホットも、コーヒーも紅茶も、飲み物はいつでも飲む事ができる。誰も遊びに来ないかも知れないし、誰かが来てくれるかも知れない。それはお客さんの都合だから僕にはどうしようもない。今日はちょっと試してみたいことがあって、シフォンケーキじゃなくて、ものすごく手の込んだロールケーキを作った。それから、新しい料理を見つけたので、そのための材料を買ってきたから後でやってみるつもり。

いまはホセ・カレーラスのカラフが歌っている。これまたロマンです。

夕方、AudirvanaPlusのアップデートをかけて再生してみると、また音が良くなっていた。AudirvanaPlusはDSDデータやマルチchの再生もできるので、NASに保存してある音楽データからの再生はもっぱらMac mini+AudirvanaPlusで行って、CDはCD12で再生というのがこのところのデジタル再生パターンとして落ち着きつつある。

さばの水煮を食べると痩せるって? TV番組でそんなこと言ってたのかな? さばの水煮缶詰が品薄らしい。

あ、そうか。Audirvanaのアップデートを行って音が良くなったと思ったのは、街全体がお盆休みだったからなのかも知れないなあ。  2013.8.18

ひょえー! 10cm×10cm単位でつないでいくんかあ。なるほど。接着して削ってパテで埋める!

foobar2000でマルチchの再生をするとよく音が出なくなって、あれには閉口させられた。イベントでデモをやっている時にもいきなり音が出なくなって、「おっと」って感じで5秒で直したりしていたことがある。イベント中に1分音が出なかったら本当に白けますから、その点ではAudirvanaPlusの方がかなり良い。多少ブチブチいっても、それは他所のお宅でも同じことが起きてるわけで、「ここでもですか、やっぱりね」みたいな感じで済む。今やると犯罪になるのだが、foobar2000にはDVDオーディオのマルチchディスクをリッピングしてWAVのファイルにする機能がある。僕がどうしてもそのファイルを作りたかったソフトは一枚しかなくて、なにしろソフトが売ってないんだからどうしようもない。いつぞやも書いたけど、PCなりMacでSACDがかかってくれれば、それで再生したいのだが、本当に困ったものです。SACDマルチがかかるプレーヤーがもうほとんどないから、みんな10年以上前に作られたプレーヤーを使っている状態だ。

CDプレーヤーは星の数ほど存在するから、好きなのを選べばいい。CDプレーヤーを使わず、リッピングしても犯罪にはならないし=これもおかしいんだが。じゃあ、DATについていた孫コピーができない機能とかは何だったんだろうね。

もうこのコーナーの状況は最悪ですね。どうしたらいいんだろうと毎日考えている。

ここにあるのは、TVチューナー、HDDレコーダー、ブルーレイディスクプレーヤーだ。TVチューナーは、サッカーのワールドカップとかオリンピックとか紅白歌合戦の時ぐらいしか稼働しないので月に一度も使っていない。TVはあまり見ないので、REGZAにしてもWiifitで使われることが圧倒的に多い。いずれにしても、このあたりはもう少し考えて片付けて、再構築をしなければいけない。

マランツのAVアンプは修理に出したっきり戻って来ないので、ちょっと困ってしまい。AVアンプなしにサラウンドシステムを構築することを考え始めている。

サラウンドデコーダーという製品が存在すれば、それを買ってプリメインアンプなどを使えば良いのだが、そういう製品がないからAVアンプを買うことになる。僕はAVアンプってすごく良くて本当にタダ同然ってぐらいお買得だと思うんだけど、いくつかイマイチだと思う点もある。

それで、今日は思い立ってアクリルのスケルトンスピーカーにQUAD405をつないで音を出してみると、これは素晴らしく良い音でちょっと感動するほどだった。FireFace400のアナログ出力がLR1系統余っていたのでこれをつないでやればOK、ARのプリの音量をしぼらないとL-65の奥でD.Cubeがドスドスいうけどね。

これはいける。さば水煮缶を使ったご飯。近い将来音楽喫茶で食事をする人にはこれが出てくるかもね。  2013.8.19

それでもって、次はこんなアンプでアクリルのスケルトンスピーカーを鳴らすと、これがまた実に良い。L-65での再生もいいんだけど、僕はアクリルスケルトンスピーカーから今出ている音がかなり好みなのだ。なんでだろう?

このアンプも数奇な運命で、あるところに行って壊れて戻って来て、僕が修理に出して別のところに行ったもののまた戻って来て、僕がしばらく厨房で使っていたが、厨房のLINN DISKREETは能率が低くてイマイチだったので厨房のアンプはNuforceのアイコンにした。それでしばらくお休み状態だったが、あれこれ考えた結果、出してきて昨日アクリルのスケルトンスピーカーと組み合わせて使ってみるとなかなか良かったのだった。

昨日はあれこれオーディオのことをやりだして止まらなかった。スタジオを作った頃はそういうことが度々あったものだが、近頃は一年に一度か二度だなあ。朝までかかって壁にフェルトを貼ったり、手に入れたトーンアームを取り付けたり、カートリッジを試したりして「気がつくと朝」なんてことがよくあった。昨日は久しぶりにそんな感じだった。楽しくて止まらないのだ。

しかし、なんでこんなにいっぱい電線が出てくるんだろうねえ。でも、今日からはかなりスッキリさ。

radikoの音はイマイチだなあとずっと思っていてたので、AVレシーバー(FMチューナー付きってこと)はなかなか嬉しかった。ところが、そのAVレシーバーがなかなか修理から戻って来ないので、仕方がなくMac miniでradikoを受信して、Fireface400の余っているアナログ出力を古い英国製プリメインアンプに入れてアクリルのスケルトンスピーカーを鳴らしてみたら、これが実に良い音なのだった。ちょっと驚くぐらい音が良いのは何故だろう。radikoの音質が上がっている、FireFaceが良い、古い英国製プリメインアンプが良い味を出している。どうやら全部らしい。

僕が今使っているブルーレイディスクプレーヤーは、割と高級なタイプでちゃんとアナログの5.1ch出力が付いているので、このHDMI出力をプロジェクターに入れて映像を出し、アナログ音声6ch分ををFireFaceに入れてフロントの音声はTotalMixでダウンミックスしてメインの装置に入れ、サラウンド音声をFireFaceから出力すればサラウンド用のアンプはQUAD405でもOKだ(ブルーレイディスクプレーヤーのアナログサラウンド音声を直接QUADに入れても良いが、それをするとPCオーディオ的なマルチch再生をしたときに挿し替えなければいけなくなるので面倒、わかってもらえるかなあ)。これだとすごく高級なサラウンド状態になる。そりゃそうだ、値段の問題じゃなくて、AVアンプのサラウンド部よりQUAD405の方が音は良いだろう。

それは確かにそうで、ピュアオーディオのマルチch再生なんかをやるにはリア用にQUAD405を使う方が断然音は良い筈だ。

そんなこんなで、今夜は料理教室で生徒募集中で、明日は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。  2013.8.20

昨夜、料理教室が終わった後、いそいそとサラウンドスピーカーをQUAD405に接続してマルチch再生をしてみたが、なんだかへんなことが起きていて、Fireface400の挙動がおかしい。フロントから出るべき音とリアから出るべき音が入れ替わっているし、ヘンなノイズがきこえるしで、「なんでこんなことが起きるのだろう」と考えてあれこれやっているうちに、ついに認識しなくなった。新旧Macminiどちらも認識しないので、「こいつは6年目にしてついに故障か」と思ったが、念のため今はダーツの相手をしてくれているLet's noteのPCスロットにFireWireアダプタを挿してみたらちゃんと認識する。

ということは、多分FireWire400と800のアダプタあたりで何かが起きているのだろうと判断した。同じケーブルを使っていてLet's noteではOKなので、そこしかない。しょうがないから、ちょっと安め(と言っても9000円ぐらい)のケーブルを注文した。AudioQuestの6pin9pinケーブルで、14000円ほどの0.75mと9000円ほどの1.5mのどちらにしようかと10分間考えた結果長くて安い方にした。長くて高いのは値段が二倍なのだ。もちろんもっと高いのもあるけど、それは論外ってやつです。

しょうがないんで、今日からFireWireケーブルが届くまではLet's noteでradikoを聴取することになった。本当にウソ偽りなく心から、WindowsXPは偉大です。こういう場面で何度もこのLet's noteに助けられ、僕はこのLet's noteCF-Y2を使って仕事をこなしてきた。今使っているMac miniは大好きですが、ダーツの相手はしてくれないし、PCスロットもついてない。売ったところで5000円にもならないところがいいんだなきっと。もしもLenovoが故障したときは、Let's noteがLenovoの役目を果たすことになるだろう。そういうわけでこの二台は取ってあってちゃんと役割を果たしている。

ってなわけで、今朝はこんな感じでJ-WAVE、レディ・ガガの「アプローズ」をきいている。だいぶ片付いたし、操作もしやくなった感じでしょう。このLet's noteCF-Y2とLenovoは共に6年前に買って、Lenovoは会計ソフトとヤマト運輸の伝票出し専用でよく使っているし、CF-Y2も非力だけどLenovoよりは速く、ファンレスなので時々厨房から出てきて今回みたいに音楽用で使うことになる。radiko側の音量設定をフルにすると歪みっぽい音になるようで、ここを2/3から3/4ぐらいのところに調節してやるとビビらなくなるみたいだ。

久しぶりにWindowsXPで音を出しているので、「MusicBee」をダウンロードして使ってみようかなと思っている。

今夜は音楽喫茶ですが、たまにはシフォンケーキ以外のものにしようかなと思っている。

ああ、疲れた。二台手で運んだので明日は筋肉痛になるかもね。途中4回ぐらい休んで運んだ。予想通りというか、予想よりも重たく、疲れて汗をかいた。

オーディオは根性ですよ。バカとも言うが。

この20年ほどさまざまなアンプを自分で使ったり試聴してきたけど、「いつか自分のところで試聴してみたい」とずっと思い続けていたが叶わなかったアンプがこれだ。売れた台数が極めて少なかったのだろう。中古でもあまり見たことがない。

このアンプを取りに行く前に神田明神に寄って、今日は少し奮発したお賽銭をあげていくつかのことを祈った。それからダイナミックオーディオに行って、オーディオカレント、パルティータP21を貸してもらってきた。厚木さんなら買う買わないなんて関係なく、「ちょっと貸して」って言えば翌日届いちゃうんだけど、糸井さんからはほとんど物を買ったことがないから、彼は僕のところにも来たことがない。そんなわけで、面倒だから自分の手で運ぶことにした。ここでこのアンプを試聴する機会を逃せば次は10年後かも知れないし、もう二度と出会わないかも知れない、そんなタイプのアンプなのだ。でもやっぱり重たかった。  2013.8.21

昨夜は久しぶりに音楽喫茶はお客さんがゼロだったが、僕のオーディオは大変充実していた。午後3時前にパワーアンプのスイッチを入れ、まずはとにかく適当に鳴らしておき、ちょうど喫茶が始まる午後7時ぐらいには電気も通ってだいぶ音が良くなってきたので、スピーカーのセッティングを見直した。セッティングの見直しっていうのは、最初から見直そうと思っていたわけではない。出た音をきいてみて、「こりゃ今の状態じゃどうしようもない」と思ったのだ。

理屈もセオリーもない。そこで出ている音に合わせて、一番良く鳴るように、スピーカーを移動し、最後のプリアンプ電源ケーブルを別の物にしたらものすごく良い感じになった。アイワンでの音も良かったけど、パルティータP21はセッティングに数時間を要したが、こちらもなかなか良いところに入った。こいつは凄い。いろんなことに対するやる気が出てくるぐらい凄い。

スピーカーのセッティングとか音をまとめるのって、ものすごく感覚的なものだ。出ている音に対して「もっとこうしたい」とか思わない場合もあるから、そういう時はなにもやることがない。昨夜は、ああしたいとかこうしたいとか、あれこれ強烈に思った。それはつまり可能性と不満を同時に感じているということで、そういう時は音が見えるみたいにイメージが沸く。

SDサウンドのアイワンで出ていた音も美しい音だったが、約10時間ほど通電後のオーディオカレントはもっと美しい音で、これには驚いた。「こんな音があったんだ」って感じがしている。何週間か躊躇してたのだが、思い切って頼んで貸してもらって良かった。やっぱりオーディオは楽しいなあ。

でも、今朝は昨日の荷物運びが影響して肩から背中の筋肉が疲労していてパンパンだ。

昨日の写真で見ると、GOLDMUNDのSRシリーズみたいな小さめの物を想像している方が多いと思うけど、AudioCurrentPartitaP21ってけっこう大きい。パワーアンプだから電源もそれなりに重たいので、15分かそこらとは言え、歩いて手で運ぼうなどと考える人はあまりいないと思う。

Let's noteで使ってみたらちゃんと音が出たので、この前いきなりヘンな事になったのは変換コネクタの問題だと判断して、FireWireケーブルを逆向きにして変換コネクタを挿したらちゃんと認識したので、今日はやっとフロントはPartitaP21、リアはQUAD405直結でMac miniのAudirvanaPlusからマルチch再生をしてみている。これはなかなかすごいのでまいったなって感じ。やっと楽しめるようになった。6pinー9pinのFireWireケーブルは多分今週末か来週早々届くので、これも楽しみだ。僕のオーディオはまだ上昇を続けている。

と、書いていたら、藤沢市の「オーディオ専門店でんき堂スクェア」からケーブルを発送したというメールが届いた。明日届くなきっと。

ジャストミートという言葉があるけど、昨夜からはパワーアンプがスピーカーの一番良く鳴るところをグワシとつかまえて目一杯鳴らしている感じがする。中間の音量でそう思うし、デジタルでもアナログでもそういう感じで鳴っていて、こんな音は初めてきいた。いつだったか、フェーズテック社のイベントで、845を使った超弩級のモノラルパワーアンプでL-65を鳴らした時に「へー、パワーアンプでこんな風になるのか」と思ったことがあった。あれは低音の馬力みたいなもので、今回のはもちろん違う音なのだが、あれ以来の出来事だ。小音量でもなく大音量でもないところでの艶や密度感、鳴りの良さがすごい。iTunesで再生してもそこがすごいと思う。なるほど。面白い。   2013.8.22

僕はこのスタジオを始めた時、AudioCurrentのPartitaC1というプリアンプを使っていた。2000年の3月にパスラボのX2に買い替えたのだが、今でもPartitaC1が好きだ。適当な大きさで嫌みのないデザインだからすごく気に入っていた。手放してしまったけど、機会があれば今の状態でもう一度使ってみたいと思い続けている。僕にとってオーディオ機器は恋人みたいなんだ。

ダイナベクターのトーンアームと、CECのCDトランスポートと、オーディオカレントのアンプは国産のオーディオ機器の中で異色だと思っていて、僕はそういうタイプの機器を愛している。マランツ7とパルティータC1のどちらが好きかなんてきかれたら、こういうのはとても困る。両方好きだ。

僕が買った一番高いパワーアンプって何だろう? 定価はともかく中古でしか買ってないからGOLDMUNDのmm8あたりが30数万円で最高額かなあ。オーディオカレントのパワーアンプは新品じゃ買えない金額だったから僕はC1にGOLDMUNDのmm6とか8とかのパワーアンプを組み合わせて、その後は真空管OTLの時代になってフッターマンとSDサウンド、そしてここのところはQUAD405だった。QUAD405は5万円ぐらいだから最高だ。どこかで一台手に入れておくと良いパワーアンプだけど、スピーカーや部屋が違えばまた違う結果になると思うが、僕の現状だとARのプリとの相性はイマイチだった。

BOXセットだらけになっちゃうよね。42枚組に82枚組っすか。なにしろ一枚200円から300円なので買っても損はないと思うし、数量が限定されていると将来値が上がるのかも知れないけど、でもやっぱり「うーむ」って感じです。

福島県天栄村が、大震災そして原発事故以来取り組んできた、「放射能ゼロのおいしい米作り」のドキュメンタリー映画が東京で上映されますのでお時間のある方は見に行って下さい。上映日程を見ていただければわかりますが、8月23日(金)が駿河台下のYWCAと、8月24日(土)表参道の東京ウィメンズプラザホールです。

そうだね、マランツ7はアメリカ映画の大女優みたいなプリアンプだもんなあ。誰も文句がつけられないぐらい憧れの対象だけど、オーディオカレントのアンプは知る人ぞ知る知るタイプで、昔、極悪人のO氏は僕に「オーディオカレントのプリなんてまるでダメだから、やめろ」とよく言った。本当に極悪人だよまったく。僕はそんなことないと思う。音も良いし、国産のプリアンプでは最高に良いデザインだ。ただしデザインは絶対にノブがピカピカしてないC1ね。とってつけたようなピカピカのノブはいただけない。C2だったかC21だったかの後継機の方が音は良くなったのかも知れないけど、設計者の意図がもっとも強く反映されているのはC1だと思う。

昼間はアクリルのスケルトンスピーカーを古い英国製のプリメインアンプで鳴らしていて、これもまたすごく良い音だ。オーディオっていうんじゃなくて、普通に音楽を楽しむ装置として大変心地よいと思う。

そして、AudioQuestのFireWireケーブル「Cinnamon」が届いた。AudioQuestの6pin9pinケーブルは、この上のタイプ「Carbon」の音が良かったけど、値段が二倍なので二倍良いかどうかがわからないので、こっちを買ってみた。こっち方がおいしそうな名前だしね。いつか同じ条件でどれほど違うか比較してみたいと思うが、不安定な変換コネクタを使っているより断然良いだろう。

僕が使っているQUAD405は改造されていて、RCAの端子と電源スイッチが付いている。それを知っていて買った。ノーマルはDIN端子で電源スイッチは付いていない。これはQUADのプリアンプと組み合わせて使うことが前提だからそういう仕様なのだろう。スイッチを入れるとボツッとものすごいノイズが出るので、高級でひ弱なツィーターを使っている人向きじゃない。でも、とにかくQUAD405は中古で10万円以下だし、それほど大きくもないから一台買って遊んでみると良い。いろんなことがわかる。

QUAD405を使うためにDINーPinのケーブルを作ってもらいに平方電気へ行った人も多く存在することだろう。先日行ってみたら、ガード下の平方電気は内装が全部取り壊されて、中村さんが最後の片付けをしていた。多分、何ヶ月か後にどこかで仕事を再開すると思うけど、「中村さんが仕事をやめちゃうとみんな困るから、どこかで仕事を始めたら知らせて下さいね」と伝えてきた。

夜は福島県で美味しい米を作っている吉成さんたちの記録映画を見てきた。明日もやっていますので、是非見に行ってみて下さい。

とにかくアナログレコードの音がいまだかつてきいたことのないものになったので、毎日LPをかけている。こんなことはここ何年もなかったことだ。鮮烈な音ってわけじゃなくて、密度感が独特で鳴りっぷりが良い。それで、今はダニール・シャフランというチェリストが弾いている「ラフマニノフのチェロソナタ」1979年に録音されたLPをかけている。

第4管区海上保安本部三河海上保安署(愛知県豊橋市)は19日、基準値を超える汚染水を海に流したとして水質汚濁防止法違反の疑いで、水あめを製造している「フタムラ化学田原開発センター」(同県田原市)のセンター長(57)と公害防止担当者の係長(57)を書類送検した。三河海上保安署によると、2人は昨年12月中旬、計10日間にわたり、水の汚れを示す化学的酸素要求量(COD)が最大で基準値の3倍以上の汚染水を三河港に流した疑い。容疑を認めている。

水あめ会社が犯罪なら、もっとひどいものを大量に海に流し続けている会社の社長を捕まえろよな。  2013.8.23

今日の午後は、スタジオに集まってみんなで料理作って食べる会をやる。これはStudioK'sの新企画、午後から集まって夕食を作って食べるので、家族持ちには向かない集まりかも知れない。あ、でも戯れる会の例会も午後から夜ですね。そうか、戯れる会の会員諸氏は家族を大切にした上で例会に参加してくれているに違いない。

パルティータP21をスタジオに迎え入れることになると思う。これまで体験したことのない、おだやかで密度と張りがある音だ。ジョアン・ジルベルトの「声とギター」はさんざんきいたCDなのだが、かけてみると不思議な存在感があって昨日と今日で何度も再生してしまった。心が安らかになる波長が充満するような音なのだが、決してトロい音ではなく、訴えかけるものが大変強い。  2013.8.24

まあそういうわけで毎日CDとLPとデータで音楽をきいている。この半年ほどはこれらと等距離に付き合うことにした。しかし、到底JBLのスピーカーから出ている音だとは思えないのだが、どれも最高です。甲乙つけがたいのでみんな好き。真夏でこうだから、秋はさらに音楽をきこう。

ダフト・パンクはLPも出しているのかあ。DJやってるんだからそりゃそうだよな。どんな音なんだろう、きいてみたい気がする。これも初期盤の方が良い音なのだろうか?

確かにハードディスクによって音は変わると思う。去年使っていたMacBookPro15インチの7200回転HDDは本当にひどい音で呆れた。これは論外って感じで、これほどひどくはなくても微妙に違うことは確かだ。でも、僕はそこを追求する気がない。いずれにせよ決定的な法則性はないので出たとこ勝負なのだ。買って使ってみてそれほど悪くなければそれでOK。それ以上のことは考えないことにした。ハイレゾはPCオーディオじゃないと再生できないからそこではPCオーディオでやるとして、CDがあるものはCDプレーヤーで再生してもいいと思う。もちろんリッピングしたものを再生しても良いと思う。自由だ。

僕はCDを回して再生する派だから、プレクスターもいいけれど、使い心地が良くてPCオーディオとは違う世界を持ったCDプレーヤーかトランスポートが必要で、それでCD12になった。昔の値段じゃ到底買えないけど、おかげさまで、中古のCD12はそこそこ値段がこなれてきた。エソテリックが好きな人はそれもいいし、メトロノームもいいし、CECもいい。みんなある時期よりグッと安くなった。

他の何がどう良かろうと、ギレリスのベートーヴェンが良い音で鳴ってくれなくては僕の装置としては価値ゼロだ。暑さも一休みの午後ギレリスのCDをかけてみると、実に良い。パルティータP21の音は、同じ音源なのに性急さがなく落ち着いて音楽を堪能できるところが良い。

今週前半にジンジャーシロップ作りをすることになったので、欲しい方はお知らせ下さい。  2013.8.25

今年は仕事を失った。これは事実だからどうしようもないし、僕のせいで雑誌が休刊になったわけではない。何とかやりくりしたり、新たな仕事を作ったりして、きわどくスレスレでも何でも乗り切っていくしかない。ところが面白いことに、オーディオ関係の仕事は減ったけど僕自身の音は良くなってきている。多分RockDayなどをやっても数年前のように人は集まってくれないと思うけど、音は良くなっている。なんだか変だなとは思うが、世の中ってのはそうそう自分の思い通りにいかないし、皮肉なことなども起きたりするので、さてこれからどうなっていくのだろうと思う。

この前見た映画「天に栄える村」では、過去の映像が出てくる。素人が記録のために撮った映像じゃないし、でも、地震、原発事故のことがなければこの映画は作られなかったわけだし、過去の映像は演技してもらって再現したのだろうか?と思った。

その点を吉成さんに確認すると、「おいしいお米を作り始めた時に、たまたま、別の場所メインの取材で来ていた撮影隊が、天栄村の試みを撮った」ので、しっかりした映像記録があった。もちろんその時は原発事故が起きるなどとは思っていなかったのだが、その後「放射能ゼロの米作り」が始まったので、過去の映像を活かすことができたそうで、あの前半部分は偶然その映像があったことで成立したとのことだった。

なるほど、と思う。世の中には「何だかわからないけど、ヘンな事になってしまう」事が多々ある。人間関係なんか特にそうだ。タイミングが悪かったり誤解があったり私利私欲がからんだりするともうダメだ。でも、偶然色んな事がうまくまわってある到達点に達することもまれに起きる。あの映画はそれらの集合らしい。

DigiFi11号が届いた。表紙になっているKEFのヘッドフォンはなかなか良い音です。同時に出たイヤフォンは普通だったけど、こちらのヘッドフォンはそこそこ小型だし、自分で使いたいぐらい良かった。3万数千円なので気楽には買えない値段ですけどね。

パルティータP21のヒートシンク部分の温度を計ってみると、こんなものだった。やはりアイワンのシャーシ65度よりはだいぶ低い。ついでに「ARのプリもけっこう熱いよな」と思いながら計ってみると38.2度だった。

  2013.8.26

ああ、また月末がやってきた。なんて早いんだろう。

割とゆったりした感じで、しかも密度の高い音になっているので、とても満足している。

このところの東京はあの猛烈な暑さではなくなって、だいぶ身体が楽だ。そうなれば色々と創作意欲もわいてくるので、あれこれ次にやりたいことのアイディアが浮かんでくる。今日の午後は打ち合わせが二件入っているので、まず午前中にジンジャーシロップ作りを4kgやって、そして夜は料理教室だ。料理を習いに来ている彼女はデロンギオーブンを買ったそうなので、徐々にオーブンでの料理やお菓子作りを教えてあげる計画だ。

厨房の装置は、壁に埋め込んだLINNのDISKREETというスピーカー+NuforceのアイコンがUSBDAC付きのアンプで、古いテクニクスのチューナーと、ちょっと前まではLet's noteCF-Y2、そしてAirMacExpressがつながっている。AirMacExpressがあるのでAirPlayを使えば、iPhoneやiPadの中の音楽を再生する事もできるし、radikoをAirPlayで再生する事もできる。でも、FMはチューナーで再生した方が安定しているし音も良いので、チューナーを使っている。チューナー+アイコンだと、音を出すのに必要なアクションは二つだ。チューナーのスイッチとアイコンのボリューム(兼主電源なので)カッチンってスイッチを入れつつ回せば音が出る。この手軽さはとても需要だと思う。

CF-Y2はダーツの相手をしてくれているので今はL-65の左側の上に乗せてあるため、iTunesからの再生はiPhone又はiPadからのAirPlayになり、元々それほど音質は求めていないし、厨房ではFMが主なのでこれで十分だ。

ああ、今日は一日よく働いたなあ。ジンジャーシロップ4kg作って(そこにあと2kgの注文が入ったので週末ぐらいにまた作ることになった)、午後は撮影の打ち合わせがあり、空いた時間で350gのコーヒー豆焙煎をやっていたら、ネコとブラジル音楽愛好する男性がやってきて、その後でオーディオ製品輸入代理店の営業マンがやってきてイヤフォンを3個試聴し夜は料理教室で、終わったところでパワーアンプのスイッチを入れて音楽をきいている。ああ、いい音楽だなあ。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。  2013.8.27

AudioQuestのFireWireケーブルもこなれてきたのか、より良い感じの音になったので満足している。Fireface400の出力は6つあって、LR3系統なわけで、一つがARのプリにいっていて、一つはリアのサラウンド用でQUAD405にいっていて、残りの一つは古い英国製のプリメインアンプに入っている。こういう使い方をするとFirefaceはものすごく便利だ。外部クロックは使っていないから、使った状態に比べれば音は落ちるのだろうと思う。でも、僕は知らず知らずのうちにピッチの違う音をきかされるのがイヤだから、この状態で良いとすることにした。

結局音質追求ってのはキリがないから、どこで手を打つかという問題なのだろう。

will.I.amは物作りを応援しているらしい。いいですね。僕も物作りが好きです。料理でもいいし、あると便利な物やソフトウエアや組織などのシステムも含めて、新しい何かを創造することが好きです。ミュージシャンや俳優やスポーツ選手に憧れるように、物作りをする人に憧れて欲しい。

そういうこともあって、DigiFi11号で僕は「スマートアンプ構想」を2ページ展開しています。夢物語だと言ってしまえばそこで終わる話だから、実現のため会社にも技術者にも読者にも応援して欲しい。

KICKSTARTERの日本版であるCAMPFIRE、手数料が20%と書いてある。「おいおい、それじゃあキャッシングの金利より高いじゃないか」と思うのは僕だけじゃないよね。まあ、お金を出してくれればいいってもんじゃなくて、賛同者を募ることが目的ではありますが、本家を調べてみると10%以下ってことで、「そりゃあやっぱり、その程度が妥当だよなあ」と思う。そう思いませんか?

オリンパスの新型カメラが出るらしい。OM-D E-M5は良いカメラなので新型が出るときいても、わりと冷静かな。まだ1年半だしね。AFの速度が上がってくれて、いくつか使い勝手の点で改善がなされて、絶対的な画質が向上してくれるといいなと思う。デジタルカメラの5年先ぐらいってどうなっているのだろう。

今夜は音楽喫茶だ。僕が15年以上「機会があれば試聴したい」と思い続けていた、オーディオカレント・パルティータP21の音を初めて体験するのはどなたさんでしょう。  2013.8.28

ここへきて、オーディオのことが随分進み、当面の方針が決まった。スピーカーは当然L-65のままでOK、プリはAR Limited2、そしてパワーアンプはパルティータP21、CDはLINNのCD12、そして、Mac miniとFireface400、リア用のアンプはQUAD405を使う。マランツのAVアンプが修理から戻って来ないのでどうしようもないのだが、このまま戻って来なくてもいいやって感じで、アクリルのスケルトンスピーカーは古い英国製プリメインアンプで鳴らし、ブルーレイディスクプレーヤーとプロジェクターを直接HDMIケーブルで接続して、DVDとブルーレイディスクの再生にはブルーレイディスクプレーヤーを使って、この場合の音声はアナログで出してセンターchとサブウーハーchをFirefaceでフロントLRにダウンミックスする。

どうしてもMacとプロジェクターを接続する場合はHDMIケーブルを挿し替えることにしよう。面倒と言えば面倒だが、これはこれで良い点もある。AVアンプを使うと映像のセレクタになって便利だが、常にAVアンプのスイッチを入れる必要があるわけで、どっちもどっちって感じだ。このあたりはAVアンプが戻って来たら考えることにしよう。

AVアンプでもいいけど、適当なプリアンプとパワーアンプと、映像のセレクタを兼ねたサラウンドデコーダーがあって、別々にスイッチのオンオフが出来れば完璧なんだけどねえ。

注文があったので、今日明日にもまたジンジャーシロップを作ることになりました。欲しい方はお知らせ下さい。軽い風邪などはこれで治ることがあるし、風邪の防止にもなる。若い頃はともかく、ある年齢以上になってくると、一年に3回寝込むほどの風邪をひくのと1回で済むのとでは、そこから先の体調全般にも関係してきそうな気がする。

このサイトは音楽とオーディオと映像のことを中心に書いているわけだけど、そういうものを楽しむには心と身体が健康でなければどうしようもない。病弱じゃ不良もできない。

この一週間で、買ってもいいかなと思ったCDはこちらです。アクリルスケルトンスピーカーとの相性が良かったのかな。やけにいい感じだった。

オーディオってタイミングや偶然性がかなり左右すると思う。そして、いつも手探りだ。「これでOK」と思っていても、もっと違う世界があったりする。パルティータP21はタイミング良く偶然驚くほどうまくはまった。どうやら、僕の2013年は色々なことが起きる年らしい。

僕のところでは、LPもCDもハイレゾもみんなそれぞれ良く鳴っている。だから、「****じゃなくちゃダメ」ってことはないと思う。そこのところをわかって楽しんでもらえたら、このサイトのタイトル通り、今は「オーディオと映像を楽しむにはますます最高の時代」なのだ。だから、幅広く、柔軟に楽しんだが勝ちなのだと思う。

そう思って、ポール・マッカートニーの新曲「New」じゃなくて、去年出たお尻にキスするやつをiTunesで再生してみると、これがなかなか良いのだった。まあこれは、じっちゃんになったポール・マッカートニーなんだろうと思う。そう思って気楽に楽しむことにした。  2013.8.29

最初の頃よりradikoの音は良くなっていると思うけど、メインの装置でよりも、サブのアクリルのスケルトンスピーカーできいていた方が10倍ぐらい楽しめる。サブシステムだと「すごくいい音だなあ」って思えるんだけど、メインのシステムだと「つまらない音だなあ」って思うから、楽しめる方で楽しんだ方が良い。メインの装置はradikoを良く鳴らす能力がないと言うのか、とにかくもの足らない感じになる。小さいカメラで撮った写真を大きく引き伸ばしてアラが目立つような感じだな。

僕はデフォルトの圧縮でリッピングしているけど、iTunesの音はメインの装置で再生しても全然問題なくて、すごくいい音だ。同じ音源をAudirvanaPlusで再生して比べたりしなければ、何も不満は感じない。

AudirvanaPlusはいい音だけど、時々ブツブツいったりするし、何度かスリープさせたり、その間に他のアプリケーションを使ったりするのがいけないのか、option+command+escでの強制終了もきかず再起動もできなくなって、電源ボタンでMacそのものを強制的に終了させての再起動を余儀なくされることがよくある。当然ながらiTunesだとそういうことは起きないし、音もダメダメってわけじゃないから、近頃はiTunesでの再生も増えてきた。

僕は2002年、まだOS9の時代から10年以上iTunesを使っているのだが、Macを買い替えて音楽データをコピーするとどこかに消えてしまったりするので、アートワーク(ジャケット写真)を何度自分で入れたかわからないなあと思う。プレイリストも何度作り直したかわからない。アートワークを引っ張ってくる能力はどう考えてもiTunesよりdBpowerampの方が上だと思う。仕方がないので、自分で作った画像を手動で貼り付けたりしているのだが、iTunesはコンピレーションアルバムでバラバラになってしまっているものを一つにまとめるがまた面倒で、これもまたあちこちのMacで何度もやっていて、「ちゃんとNASを作れば機器を買い替えてもちゃんとジャケ写が出るLINNのDSシリーズは確かに良く出来てるよな」と思ったりする。まあ、LINNはそこに賭けているところもあるからなあ。

LINNのDSシリーズやWeissのMAN301はそういう点で良く出来ていると思う。ただ、どちらも割高なので誰にでもはすすめられない。MacやPC+Firefaceシリーズだったら20万円程度だし、パソコンとしても使えるから、あまりお金をかけたくない僕などはやっぱりこちらになる。音については「直接比較試聴してみて納得のいく方を選べばいい」と思う。戯れる会ではそういうことをずっとやってきている。

結局オーディオも料理もカメラも愛情なんだと思う。あるいは「関係」とか「付き合い方」と言い換えても良い。信じて使うのが一番で、僕がやっていることを参考にしてもらえるなら、それは信じて愛せる機器を見つける手伝いをしているってことかな。ただ、愛しても愛してもふられちゃうってこともあるわけで、それはしょうがない。愛するのも愛されるのも才能がいる。

愛してもらえるかどうかはともかく、好きになったり愛したり夢中になったりできる対象があるってのは最高だ。オーディオは恋愛と共通しているけど、人間じゃないから買って売って買い戻しても後ろ指はさされないところが良い。僕は自分のスペースに愛人10人のハーレム状態を保つ能力はないので、ここでは厨房とスタジオにメインとサブだ。成り行きでこうなっているけど、厨房はラジカセ的な物でOKだ。たまたまLINNのDISKREETが手に入ったから使っているけど、今から構築するなら厨房はドックスピーカーで良い。いや、ホントに、LINNのDISKREETが欲しいって人がいたらお譲りしますよ。スタジオのサブスピーカーはREGZAを導入したのでそれに見合ったものにしたってところで、24インチのモニタならSoundSticksで十分だった。いや、AVアンプを導入したのに、もっぱらサラウンドスピーカーを鳴らすために使っているので、フロント用のスピーカー用意して鳴らそうと思ったってことかな。

でも、アクリルのスケルトンスピーカーとAVアンプを組み合わせると一つ問題があって、AVアンプのプリアウトでL-65を鳴らし、サラウンドスピーカーをAVアンプで鳴らすという時にアクリルのスケルトンスピーカーも一緒に鳴ってしまうのだった。こんな欲張りで複雑な使い方をしている人はあまりいないから、わかってもらえないだろうなあ。

今日の東京は最高気温が36度ぐらいで、なかなかの暑さだ。でも、太陽の角度がそろそろ秋のものになってきているから、暑いのもあと10日から2週間ぐらいだろう。いろいろ思い通りにいかないことや情けないことも沢山起きているが、予想外に良いことってのもあるもので、オーディオは自分史上最高の大躍進で楽しくてしょうがない。どうにも安定して映像が出ないので仕方なく、春にプロジェクターを買い替えたので、AもVもかなり良い状態でとても楽しめる。  2013.8.30

そんなわけで、やることがなくなってしまい、珍しく少しだけ鬱な気分みたいだ。自分の音だけ気に入るようになってもつまんない。

DVDで「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」という映画を見た後、ブルーレイディスクでピンクフロイドの5.1ch音声を再生してみて、それからこの際だからと思って、「ノスタルジア」とかビヨークのPV集とかPLACEBOのPV集とか、いくつかの映像を見た。その結果、この前買い替えたプロジェクターの映像で一つ至らないことを発見してしまった。いかん。音もそうなんだが、こういうのって気付かなければ満足しているんだけど、一回気付いてしまうと気になる。ああ、まあそんなもんさな。ダメなところはわかっていても目をつぶり、見ないことにしよう。

でも気を取り直して、久しぶりにマルチchの再生をして楽しんでいる。今日はちゃんとアルバム一枚を初めから終わりまで再生した。  2013.8.31

ああ、今日からもう9月だ。今年も2/3が終わり、残りがあと4ヶ月になった。このところまた暑い東京だが陽射しは確実に弱くなっていて、このひどい暑さもあと二週間ほどかと思えば、暑さを楽しんでやろうという気になったりする。

今日は昼にジンジャーシロップを4kg作った。2kg発送1kg直接引き取り分、1kgは自分の分だった。

それが終わってから、Perfumeのダンスコンテストに応募するための動画撮影ででかけた。結局3時間ぐらいかけて結局25テイク撮った。まずは一次審査が通るかどうかで、もし二次にいけて二次審査を突破すれば決勝ということになるのだが、どうなるだろう。わからない。  2013.9.1

昨日撮影したダンスコンテストは、Perfumeの「SpendingAllMyTime」という課題曲に合わせて約30秒踊った動画をYouTubeにアップロードして、そのURLをコンテスト主催者に送り一次審査が行われる。コンテストは部門が二つあって、「極 きわみ」部門と「創 そう」部門で、極みは本家と同じに踊り、創は自分たちで考えた振り付けで踊る。

知らない方のために説明すると、「SpendingAllMyTime」の振りは、細かくて覚えにくくややこしく間違えやすいので、本家だってよく間違えているというようなものだ。だから、他の曲は踊ることができても「SpendingAllMyTimeだけはちょっとね」という人が半分ぐらいいる。だから、「極」と「創」の二部門になった。

昨日僕が付き合った動画撮影は「創」部門にエントリーするためのものだ。

今日はコーヒー豆の焙煎を1050g行った。

自分で焙煎を始めてそろそろ11ヶ月になる。この間、さまざまな豆をさまざまな度合いで焙煎して飲んできた。多少失敗しようがやり過ぎようが、全部あるレベルを超えておいしいのでもう元に戻ることは出来ない。

それはそうなのだが、そのおいしい中で、どの豆をどのように焙煎した状態が最も好みかというような細かい話になるとまた話は別で、体調一つで評価が変わったりもする。そんな中、近頃やっと焙煎も落ち着き、かつ味にも慣れてきて、自分は特にこの豆を好んでいるらしいというようなものがわかってきた。

このあたりが、オーディオとよく共通しているなあと思う。だから、オーディオ愛好者にはコーヒー好きが多いのだろう。明後日の音楽喫茶では今日焙煎したコーヒーも出せるなと思っていて、今日焙煎したのは、モカ・イルガチェフェ、ニカラグア、ホンジュラスのまろやか、などで、先週焙煎したブラジルとインドネシアがあるのでホットコーヒーは5種類、これにアイスコーヒー用を用意している。  2013.9.2

CDやLPと違ってというか、音楽と違って映画はそれほど何度も見たりしない。でも、まあ「これだけは持っていて、見たい時すぐに見られるようにしておきたい」という映画やライブ映像ってのもある。あまり数は多くないんだけど、そういう映像はブルーレイ版があるのなら、ブルーレイで持っていてもいいかなっていう気になってきた。

そう考えると、ブルーレイ、SACD、DVD、CD、2chにマルチ、みんなOKというこのoppoあたりが一台あるといいのかなと思う。とにかく国産ではこのタイプの製品がないので、他に選択肢が見つからず、oppoの独壇場って感じだ。

多分、かなり良いと思うのだが、音や映像はどんなんだろう。一度自分のところで使ってみたい。StudioK'sで試聴会をやってみたい候補一番がこのoppo105だ。

今回のPerfumeダンスコンテストで、僕が一番深く関わったのが、このグループの作品です。OM-D E-M5+9-18mmの10mmと11mmの中間ぐらい、ISO1000、顔認識なんて機能を使うとピントが動いて気持悪いので、マニュアルフォーカスで撮影です。前回、別のグループのために二次審査用の撮影をしたときはEOS7Dだった。

二年前の第一回は応募が500組ぐらいあって、一次で1/10ぐらいにしぼられた。Perfumeのダンス人口そのものは増えていると思うのだが、今回はちょっとハードルが高いからどうだろう。一次の締め切りまで数日あり、まだ完全には出そろっていないのでわからない。

オーディオはどうしても受け身的な趣味だし、予選突破も決勝進出もない。ダーツなら1mmずれても入ったか入らないかの違いが出るわけだけど、オーディオにはそれがなくて、そこが良いと言えば良いのだけれど、基準すらなくなってしまうのはどうかなと思う。それと、高校野球的ではありますが、一緒にやって楽しむ仲間がいるかどうかは大きな問題だ。

午後は打ち合わせの予定だったが、突然先方の予定がつかず明日にしてくれということになった。昼食後コーヒーを飲みたかったのだが、打ち合わせにお客さんが来るのならその時に飲もうと思って我慢していたので、これから一杯コーヒーを飲み、そしてレンタカー屋に行って来よう。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はどうぞおいで下さい。カートリッジもアームもターンテーブルもケーブルもみんな同じなのに、LPがこれまできいたことのない音になっている。パワーアンプでここまで表現が変わるのは驚くべき体験だ。  2013.9.3

朝、長く揺れる地震があった。東京は震度3だったが、久しぶりに焦った。

このところずっと、カートリッジはOrtofonのSPUで、外観はGOLDだが断線で音が出なくなり中身はREFERENCEに交換済みというものだ。

今の状態だったら、ZYXの4Dにしたら間違いなく違う何かが出現すると思う。それはわかっているが、とにかくSPUが良く鳴っているのでひたすらSPUを楽しんでいる。ひたすら楽しむと言っても、昔みたいに音楽再生の手段がLPしかないってわけじゃないから、せいぜい一日にLPを片面ずつ3枚から5枚程度なので、針が擦り減って困るというほどではない。

僕はアースもとってないし、電源関係の特別なことをほとんど行っていなくて、壁のコンセントから取ったタコ足の電源BOXでやっている。一応隣のお宅と木賀ビルの間に入ってひたすら穴を掘り深くさせる限り深く挿した銅の棒から大地アースは引いてあって、これをつないでみたりもしているが、僕の耳でわかるほどの効果がないので特にどの機器にも接続されていない。

アイソレーショントランスは入れると確かに効果があると思うけど、ゴロゴロするのがイヤなので、僕は見た目を取ってトランス類をほとんど使っていない。

Fireface用に作ってもらった強力な電源はラックの下にある箱に入れてあって、外からは見えなくしてある。とにかく物が増えるのはイヤなので、ある範囲の中でやっていたい。

複合プリンタやら何やらを廃棄処分し、少しスタジオ内が片付いた。とにかく使わない物はできる限り処分して、あともう少しだな。

持ってるLPを全部きき直すって感じで毎日何枚かずつLP再生をしている。「あらー、本当はこんなだったのか」と思ったりするので、機器を替えるってのは、こういうところが楽しい。

さて、音楽喫茶が終わった。今夜はお客さんが二人だったけど、音に驚き、かつ音楽をとても楽しんでくれたようで良かった。長くやっているとオーディオも面白いことがある。個人個人のイメージ、そして部屋、機器、これらがうまくかみ合うと作品みたいなものになるのだと思う。とても楽しい。  2013.9.4

昨夜遅く、「そうだ、MMカートリッジがどのように鳴るのかを確かめてみたい」と思った。それで、MMカートリッジの代名詞シュアーのV-15タイプIIIをつけてみるとこれがまた良い。しばらく使ってみよう。そうだ、オルトフォンの古いカートリッジなんかも持っているんだよな。これらもみんなきっと素敵な音楽を奏でてくれるに違いない。

しかし、竜巻に雷雨、関東地方もひどい天気だなあ。

上が5台目のデロンギオーブン1490/Jです。ガスオーブンや他の電気オーブンを買ったので「もう要らない」と思ってその都度友人にプレゼントしたのが2台。僕は機器を愛しているがコレクターではないから、使っていない物が目の前にあることがイヤで、良い物であれば誰かに使ってもらいたくなる。で、少し経つと「デロンギオーブンがあればなあ」と思うことが多々あって、去年オークションで安いのを買ったのだが、前の持ち主もそこそこ使っていたらしく、数ヶ月で故障して修理不能で廃棄になった。中を見て構造がわかる人なら代替部品を使えば何とかなると思うのだが、まあ、普通に使っていれば僕の使い方でも数年は故障しないので、この度現行機種を買った(大バカ?)。下にあるのは米国仕様のデロンギオーブンで、117Vに昇圧して使っているが、庫内がやや広いためイマイチ弱い感じがして、それが不満で日本仕様を買う事になった。

日本仕様の1490/Jを買って使ってみると、米国仕様よりは強いけど僕が考えている強さではなかった。

ここで「なんでだろう?」と考えてみた。僕は95FLというデロンギオーブンを使ってきていてそれが基準になっているのだが、95FLはStudioK'sを始める前から売られている物で、20年も前の設計だ。小型でパンチがある、ロクサンの安いアナログプレーヤーみたいな感じでしょうか。

デロンギの95FLというオーブンは、クルマで言えば昔のminiみたいな物だったらしい。小型でパンチがあって、少々暴れるので焼きムラも出るから、使いこなしにコツがいる。僕はそこを楽しんでいたし愛してきた。そして、僕はこの古い95FLの特性を一昨日まで基準にしたいた。

20年も経てば何度かモデルチェンジをしていて、数年前に現行の1490/Jになっていたのだが、それはBMWのminiぐらい進化していたってことらしい。やってきた日に95FLでピッタリの焼成時間でロールケーキを焼いてみると、焼きムラは出ず少し生焼けだった。95FLのピーキーな特性ではなく、下に合わせて平均化したってことらしい。

オーディオ機器でも似たようなことがよくあるけど、製品は進化し、高級になり洗練されてゆく。すごく良いとも思う反面、バカが懐かしく可愛いとも思う。

壊れて修理不能だった95FLはこれとまったく同じ症状だったから、ちょっと電気関係の知識があれば自分で修理して使い続けることはできるのだろう。もちろん、やる時は自己責任でね。   2013.9.5

この時期にもミカンがある。

この夏はどこへも出かけていなかったので、それほど遠くない場所でいいから一泊ぐらいで出かけたいと思って、マーマレードを作る時にいつも夏みかんを送ってもらっている人のところへ行った。それで、翌日の朝、畑に案内してもらって夏みかんの木に対面してきた。

伊豆には何千坪ものミカン畑があり、市場に出荷している農家はひたすら、何度も農薬を散布して見かけのきれいな夏みかんを作っているそうだが、こちらでは農薬を一回だけ散布という夏みかんを作っている。外側の皮はどうせ食べないから少しぐらい見かけが悪くたって良さそうなもんだが、やっぱり外側の美形が好まれる。それもあまり自然ではない美形だ。完全無農薬をうたっているものもあるが、これは目の玉が飛び出るほど高価で、しかも売れないからあまり新鮮じゃなかったりする。農薬散布は必要悪みたいなもので、完全無農薬にすると手間暇がかかりすぎて、採算がとれなくなる。

ミカンの皮を剥いて包丁でスライスした後、そのまま煮るわけじゃなくて、何度も水を取り替えて「えぐみや苦み」を取る行程があるので、水に溶ける成分ならここでかなりの農薬は除去されるはずだ。

そうではあるが、やはりマーマレードは皮が問題だからなるべく農薬を使っていないものが望ましく、何年か前からずっと毎年こちらから「ほとんど無農薬夏みかん」を数10kgとか、今年の場合は約100kgも買っている。だからずっと、「こんな奴が毎年必ず時期になると、夏みかん送って下さい」とメールを出して代金を振り込んでいるんですよということをわかってもらった方が良いと思っていた。

こちらはこちらで、あのミカンはどんなところで採れるのかという興味があったので、挨拶に行って来た。

それで、「来年もまたよろしくお願いします」と言ってきた。まあ、そういうわけで、皆さん来年もマーマレードをよろしくお願いします。  2013.9.6

だから来年からの僕は、「あそこの山のミカンの木」や収穫して送ってくれる人の顔を思い浮かべながらマーマレードを作ることになる。逆に彼らはミカンを送る際、僕の事を思い出しつつ「おっ。また文京区湯島に10kgだぞ」と言って送ってくれるのかも知れない。もちろん、僕にマーマレードの注文をくれる人も似たような感じだろう。よく知っている人もいるし、まだ会ったことはなくて、マーマレードやジンジャーシロップだけの関係の人もいる。いつか、どこかで直接会って「いつも、ありがとうございます」なんて言って挨拶をしておくと良いと思う。

良い人間関係、良い仲間づくりが重要だし、僕が目指しているのはそういうものだ。ショップとの関係も含めて、それは音楽やオーディオとも関係してくると思う。

パルティータP21のスイッチを入れてJBL L65で音楽を再生することもできるのだが、昼間はアクリルのスケルトンスピーカーでJ-WAVEをきいていることが多い。こっちの方が気楽で良いのだ。マランツのAVアンプは修理に出してもう一月半ぐらい経つが戻って来ない。修理依頼のしかたが悪かったのだろうか。症状を書いて、もちろん連絡先も書いてサービスセンターに送ったのだが、「直せない」でもなく「有料になります」でもなく、「こんなことされちゃ困る」でもなく、それっきりだ。最初は一週間ぐらいで戻って来るかなと思っていたので待っていたが、一ヶ月近く音沙汰なしだったので仕方なくFirefaceの出力を古い英国製のプリメインアンプに入れアクリルのスケルトンスピーカーに接続して音を出し始めた。するとこれは実に音が良かった(とても人間的で情緒的な良い音)ので、マランツのAVアンプの現代的ないい音がどうでもよくなってきた。マランツに限らず、今のアンプは便利で多機能でいい音だけど、今出ているような音はしない。それは音源がradikoでもそう思う。シマノのスルスルヌルヌルスムーズに変速する感じと、古いカンパニョーロの変速機のゴリゴリとギアを乗り越えて脱線させてチェーンをかけ替えているみたいな違いだなと思う。

だから、まあどっちでもいいんだけど、さてさて、あのアンプはどうなるんだろう。このまま返ってこないのかなあ。それならそれでもいいやなんて思い始めてる。  2013.9.7

おお!東京オリンピックだ。やった。

1964年の東京オリンピックとは違って手放しには喜べないのだけれど、僕は東京でのオリンピック開催決定が嬉しい。素晴らしい何かを見たりたくさんの人が集まって莫大な金が動いたり、時にはお祭りが必要なのだ。マイナス面に関しては、「浮かれず、悪を注意深く監視する」しかない。

ただ、できれば10月に開催して欲しいと思う。8月じゃサマソニもフジロックも霞んじゃうし、見る方もやる方も辛い。

昨日は日比谷で「風立ちぬ」を見て、今日はスタジオで「スター・ウォーズIV」を見た。チーズケーキも作ったしパンも焼いたので、音楽はあまり再生していない。  2013.9.8

今日は朝の9時半からスタジオで撮影があるので、一時間前から必死で片付けを始めた。こういう時はラジオをききながらやるに限る。

撮影は朝9時半から夜の11時過ぎまでかかり、夜の食事は出来ず、終わってから残ったチーズケーキとミニトマトの食べ放題ということになった一日だった。まあ。たまにはこんなこともあります。11時半近くなって、パルティータP21のスイッチを入れて、iTunesでピアソラをきいている。ハッキリ言って、こういうときは音質なんてどうでもいいっす。カーステレオでOKだ。

明日か明後日ジンジャーシロップ作りをやることになったので、欲しい方はお知らせ下さい。  2013.9.9

昨日の撮影があまりに大変だったので、ものすごく疲れているのに眠れず、今日は使い物にならない。まあ、いつも使い物にならないから同じか。朝一で生姜を買いに行ってスタジオに着き、J-WAVEでスピッツをきいている。スタジオ内が片付いていないのでルンバも出動できない。

明日の夜は音楽喫茶をやりますからどうぞおいで下さい。

OM-D E-M5がまったく新しいセンサーになったら欲しくなるかもね。最近のデジタルカメラは操作が難しいというか、色々な設定が必要だったり自分用にカスタマイズができるので、一年以上かかってやっと馴染んできたボディを新しいものにするのはかなり面倒だ。

一日で三日分ぐらいの撮影をして、全部画像処理をして渡したので、今日はどうしようもない。肩こり、足腰の疲れ、眼、そして神経的疲労がひどいので、今日はスタジオを片付けた後は「ジンジャーシロップ作り2kgがやっと」って感じだ。

ああ、夕方パワーアンプのスイッチをいれて、癒やし系の音楽をかけたらそのままスリープしてしまい、音楽が終わってもまだスリープが終わらず気が付くと1時間半経ち、夜になっていた。トマトのフォカッチャ食べたら明日の体調は何とか元に戻るかなあ。

iPhone5sとc、iPadminiの新型は出るのか?ゴミ箱MacProはいくらなんだ?どれも買わないけど気になる。

この14年間日本の自殺者数は年間3万人、アメリカの二倍欧米の三倍なのか。近年、40代の自殺は減少傾向で若年の自殺が増加傾向らしい。

「ナリワイをつくる」という本を出した人がJ-WAVEに出ていて話をしている。この人は34才だけど僕と同じことを考えてやっている。うん、同じだね、ものすごく似ている。僕の方がずっと年齢が上であることが、僕の特異性かも知れない。

「自分がやりたいことをやって生きていたい」それだけなのだが、向き不向きはあるかも知れない。でも、やってやれないことはないと思う。
  2013.9.10

スタジオ第一期のモノクローム暗室の集まりや、第二期の料理教室やお菓子作りとデジカメの会と似たようなものなのだが、先月から、休日の午後みんなで集まってお菓子と料理を作って食べる会(名称未定)を始めた。HPはこちらです。

年齢性別は問わず、基本的には酒を飲まない集まりで、昼間から集まるから夜はそれほど遅くない時間に片付けて解散する。飲みたい人は解散後行ってもらえばいいし、ちょっと遠くに住んでいる人も参加しやすいものにした。平均10人ぐらいが目標で、ある程度の人数がそろった方が楽しい料理を作りたいと考えている。

食べる物を仕込んで余った時間は音楽もきいたりするからオーディオの啓蒙にもなるし、ゲームもやるし、ダーツをやるかも知れない。オーディオ愛好者は愛好者同士で楽しむことに加えて、普通の音楽愛好者にさりげなく「いい音で再生するとすごく楽しいのだ」ということを体験してもらうべきだと思う。

この前、伊豆に行った時は熱海まで電車で行って、熱海でレンタカーを借りた。借りた車はホンダFitで4500kmぐらいしか走っていないほぼ新車だった。走行性能にはまったく不満がなく、乗り心地も悪くないしもちろん燃費も良い。5人乗っていくのはちょっと辛いかも知れないが、この車に二人乗って九州まで行けと言われれば、さほど苦痛は感じずに行って帰ってくると思う。

フォーサーズのカメラって、こんな感じなんだな。新しいE-M1はレンズに合わせて色収差を除去してくれるのか。いつもPhotoshopやLightroomで除去しているので、それはいいな。あと、僕は手が大きいので操作性に関してはE-M1の方が格段に良さそうだ。ただ、僕はあまりファインダーを覗かずに撮影しているので、E-P5の方が潔いぐらいだし、表示がものすごく邪魔なので、液晶画面に何も表示されないモードが欲しい。で、AEL/AFLボタンを押したときのみ露出などが表示されて、シャッターを切る時は画面が100%見える状態にしてもらいたい。ボディが15万円ってのはキヤノンのフルサイズが買えるのに近い値段だから、E-M1は値段からしても高級機だと言える。いいなと思うけど、でも、今年は散財に次ぐ散財状態だから。当分の間10万円以上の物を買う事はできない。僕の場合、仕事を失ったときやイマイチ流れが良くないときは、無理をしてでも物を買ったり設備投資をしてやってきているのだが、このあたりの発想は少し普通じゃないかも知れない。結局はどこで辻褄を合わせるかなのだと思う。

噂通りdocomoもiPhoneを扱うことになった。指紋認証と新しいiOS、そして廉価版iPhoneが出る。

今夜は音楽喫茶。シフォンケーキはチーズ味だった。また来週お待ちしています。  2013.9.11

このところ、今更ながらLPを再生するのが楽しくて、持っているLPを一枚一枚きいている。実に楽しく、充実している。

それで、毎日あれこれカートリッジを取り替えて楽しんでいる。これまでだってカートリッジを交換すればそれぞれの音にはなったのだが、今は何かが違う。とにかくものすごく魅力的な音になったので、どのカートリッジでも引き込まれてしまう。

CDはCDで良いし、デジタルもアナログも大変満足している。あれこれ細かいこと考えて音を良くするのもいいけど、僕の場合面倒なのはやだな。

近いうちにまたジンジャーシロップ作りを行いますが、どなたか欲しい方はいらっしゃいますか?

投手は正々堂々と勝負しようね。セコイのは嫌いだ。この際だからバレンティンには60本ぐらいの新記録を打ち立ててもらいましょう。

今度の土曜日は戯れる会の例会だ。久しぶりに色んなカートリッジの比較試聴なんてのをやってみたいと思っている。今の状態だったらかなり楽しそう。

映画はそれほど度々は見ない。CDは何度も何度も再生する。映像の場合、僕のスタジオは約150インチで見ていることもあって、DVDとハイビジョンの差は一目瞭然だ。だから、本当に欲しい映画は、もしブルーレイディスクがあるのなら高画質な方がいいなあと思う。レンタルで借りるにしても、DVDとブルーレイディスクが選べるならブルーレイになる。物語に引き込まれると画質なんかどうでも良くなるという面もあるけどね。

映像と違ってきき流したりもするし、音楽はそれほどじゃないかも知れない。ハイレゾもいいけど、CDの音がもの足らなくてどうしようもないってわけでもない。何でもいいやって気分になってきた。

マランツのAVアンプは部品待ちで、今月いっぱいぐらいかかるらしい。なんか、もうなくて当たり前になってしまったから、戻って来たらどうしようかなあって感じだ。結果的には、今の使い方だったらマランツの前に使っていたソニーの古いAVアンプでも良かったってことか? そうとも言えるが、マランツのAVアンプを使ってみてあれこれ確かめたことで、記事もずいぶん書いたから、マランツのAVアンプがまるで役に立たなかったなんてことはない。

AVアンプは各社似たような機能を付けているものの、僕のようにあの機能とこの機能が絶対に必要で、しかも出来るだけ小型で値段も安い方が良く、なおかつ使いやすくという場合は、意外に機器選びが難しいって事がわかった。マランツに不満を感じて他社製を買うと、別の面ではマランツの方が良かったなんてことも十分あり得るみたいだ。それはそうなのだが、Mac miniとAVアンプの相性は良いと思う。

夜は撮影の打ち合わせで出かけたが、戻ってまたレコードをかけている。音質がどうのってことでもなくて、なんかレコードをききたい気分なのだ。  2013.9.12

とは書いたけど、やっぱり全体的に音が良くなっているのは確かで、このところあまりレコードをかけてなかったから、レコードに手が伸びているってことらしい。

ヤマハの新しいAVプリアンプ、26万円定価はもちろん買えないしもちろん11.2chも不要だけど、(大きくてデザインってものがないことを除けば)現行機種の中で僕の使い方に最も合っているのはこういうものかも知れない。以前のセパレートタイプとの比較では26万円でも安くなったってことで、10万円ぐらいの「AVプリ」ってのは中途半端で成立しないんだろう。ネットワークオーディオプレーヤーがWAVとFLACにしか対応していないのを何とかして欲しい。ネットワークオーディオプレーヤー機能付きだが、WAVとFLACのみ再生可能というAVアンプはけっこう多くて、AIFFに対応は今のところパイオニアの新型のみだったかな。でもやっぱりこんなに大きいのはイヤだよなあ。

僕はDigiFi11号に書いたような、新しい規格のアンプがあったらなあと思う。オーディオ業界やAV業界はこのままだと、ダメになるとは言いませんがそれほど浮上することもなさそうだ。できる限り良い音で音楽を楽しむのは素敵なことだし、長く楽しめる趣味だし、賢くやればそれほどバカみたいにお金はかからないってことを伝えたり広めたりしていかないといけませんね。

HDMI出力は2系統同時に出来た方がいいけど、HDMI入力は8系統も要らなくて、せいぜい使っても最大4系統でしょう。AVアンプのPhono入力にレコードプレーヤーを接続してレコードをきいている人って日本に何人いるんだろう? そしてサラウンドは5.1ch、本当は4chでOKだけど、5.1chはそれなりに市民権を得ているので5.1ch、ここをくずさないで欲しい。でも、AVはどんどん進化してサラウンドchが増え続け、パワーアンプが沢山必要で、その割には誰もやってなくて、下手をすると風呂屋で音楽を再生しているみたいなものになって、各社似たような顔をしていて、モニタのセレクタとして使いたいだけなのにあらゆる部分に電気が入る。こういうものになってしまった。

docomoがiPhoneを扱うことで、これからは利用料金を安くする争いになるのだろうか。今はちょっと高めだからそうなれば助かる。

これは、深煎りと、ちょっと深煎りと、僕の標準的やや浅煎りの三種類を混ぜていれたアイスコーヒーです。ちょっと苦くて少し酸味もあるという不思議な味になった。

そろそろアイスコーヒーも終わりだ。今年は暑かったけどあまりアイスコーヒーを飲まなかった。理由はホットコーヒーがおいしかったからだと思う。明日は戯れる会例会なので、氷を2.2kg買ってきてアイスコーヒーを出そうかなと思っている。カレーを食べた後はちょっと苦めのアイスコーヒーもいい。  2013.9.13

「心臓移植したマウスにオペラをきかせると延命する」イグ・ノーベル賞日本人7年連続受賞。みんな、長生きしたかったらオペラをきこう。

さて、今日はパワーアンプがオーディオカレントのパルティータP21になって初めての戯れる会例会だ。

二十代女子二人を含む8人が参加の戯れる会例会が終わり、今日は不要なCDやLPその他を持ち寄って100円で売ったり買ったりもした。

この一カ月ほど僕が体験している「パワーアンプ交換で音が良くなった」ことは、参加してくれた皆さんに十分伝わったと思う。CDもアナログも良くなっているが、アナログはカートリッジ交換でまた表情が変化するし、今日はステレオのみの再生だったが、モノラルありステレオありで楽しめる。

例会第1部終了後はカレー屋に行ってカレーを食べ、スタジオに戻ってあれこれ雑談をして、楽しく濃い9時間だった。僕も、LPを何枚か手に入れたので、明日かけてみようと思っている。そんなわけで、オーディオは最高に楽しい。  2013.9.14

台風がやってきて、東京は大雨が降っている。昨日までの一週間はかなり暑かったが、これで2013年の夏が終わる。

今日は戯れる会のメンバー同士でどこかのお宅に行くらしい。知り合って音をきかせ合ったり、必要に応じて重たい機器を動かすのを手伝ってもらったりするのっていいよね。

僕は1997年の8月からこのスタジオを借りているのだが、8月はスタジオの中に何もなく、あの和室やら暗室やらが完成して稼働し始めたのは9月の半ば過ぎだった。ちょうどそれは今日みたいな台風がやってきて雨が降って涼しくなる頃だったので、実質のスタートは9月の半ば過ぎだった。まだ45才だったし、スタジオを借りたもののやっていけるかどうかもわからず、ものすごく不安だったから、今日みたいな日はちょっとサウダージっぽい気分なる。暗室を使えるようになったのはそれからさらに2ヶ月ぐらいかかった。

しかし、AVの11.2chなんてのは常軌を逸している。なんでこんなことになってしまうのだろう。専用のAVルームでも建てない限り9.2chでも現実性は薄いと思う。サラウンドとかマルチch再生って、基本的には4chで良いのだ。メインのLRをピュアオーディオレベルできちんと調整すればフロントはLRでOK。サラウンドも2chあればだいたいOKだけど、包み込まれるような感じとか自然なサラウンドを得ようとすると、小型のサラウンドスピーカー2本だと限界があるので、僕の場合は同じ小型スピーカーをもう2本足して、’後方の高い場所に左右対称で1ペアと、サイドの低い場所に1ペア使っているのだが、普通はそんなもんだろう。これ以上スピーカーを増やすことはできない。どんどん増やしていけばキリがない。11.2ch分のスピーカーケーブルやピンケーブルをどう処理しろというのだ。

AVは一度原点を見直した方が賢明だ。

おー、バレンティン57号。いいねえ。記録は破られるためにある。

今週中に一度ジンジャーシロップ作りをやることになりました。欲しい方はお知らせ下さい。  2013.9.15

昼間、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが二人でドンパチやる映画を見て、やっぱりサラウンドはいいなあと思った。昔は2chでいいと思っていたのだが、映画は小型スピーカーを家具の上に置くでもいいから、絶対にサラウンド再生の方が楽しめると思う。臨場感がまるで違う。今は、ブルーレイディスクプレーヤーでDVDを再生して、映像出力は直接プロジェクターにつなげているのだが、AVアンプを通して再生していた時の方が少し画質が良かった気がするので、マランツのAVアンプが戻って来たら、4Kのスケーラー効果がどの程度のものかを確かめてみようと思っている。

ヨーヨー・マとエマニュエル・アックスによるベートーヴェンのチェロソナタをきいて、「ロストロポーヴィッチ&リヒテルの演奏は三年に一回で満足だけど、こちらはBGM的にもきけるかなあ」と思ったりしている。

台風が去り、夜の東京は非常に気温が下がって半袖では寒いぐらいになった。やっと秋だなあ。オーディオは楽しく普通にやれればいいやと思う。  2013.9.16

オリンパスの新しいミラーレス一眼カメラ「E-M1」は、まだ実機をいじってないのだが、田中希美男さんのツィートによると「1.レンズ情報を取り入れて回折ボケを補正する機能、2.レンズごとに最適なシャープネスとコントラストを自動調整する機能、3.撮影者のピント合わせスタイルをおぼえてAF動作を記憶学習する機能」が入っているそうで、このような方法で画質低下を防ぎつつ、将来さらにセンサーの性能が向上していった時に、どこまでの絶対的な画質と操作性の良さが得られるのだろうと楽しみにしている。

僕はフィルム時代には4×5も使っていたわけで、今は持っていないけど、目の前に4×5のカメラとレンズとフィルムホルダーとフィルムを用意してくれれば、使って撮ることができる。乗ってはいないけど、750ccの二輪車に乗って楽しく走ることができるようなものだ。ただ、僕は一番すごいタイプをあまり好んでなくてクルマは普通の乗用車が好きだ。G5やMacProも使っていたし、MacBookProも使ってきたけど、G4Cubeが好きだし、今はMac miniとAirでいい。

パワーアンプはこのところずっと数万円で買った出力100wのQUAD405だったし、ちょっと前から「運命的出会い」って感じで使い始めたオーディオカレントパルティータP21は出力55wで、弩級超弩級は僕の好みではない。この前の戯れる会例会でもみんなと話して笑ったんだけど、僕の使ってるオーディオ機器ってほとんどが中古品で10万円台で買った物やもらい物でやっている。CD12だけちょっと高価だったので、60回払いってわけだ。

話がそれたけど、そういうわけで、フォーサーズの画質や性能は今でもだいたいOKだし、将来はさらに可能性があると思っていて、ちょっと早めにその可能性に賭けたって感じかなと思う。

今日は「京都大丈夫かなあ」と思いつつ、戯れる会の例会でまわってきた「ABBA」のベスト盤をきいてみている。

この数年、原稿を書いたりこのページを更新する操作を行うMacをMacBookProやAirにした。それは多分2008年の初め頃手に入れた初代MacBookProあたりからだと思う。おかげで、僕はナナオの24インチモニタの前に座る必要がなくなった。だから今は、JBL L-65の中心線上でプリアンプ近くに小型のテーブルを持って行く時もあるし、Airを厨房に持って行くことあるけど、ここ数年の定位置はLPが入っている棚の前だ。

そんなこともあって、アクリルのスケルトンスピーカーはなかなか具合が良くて、もっぱら右耳できいているのだが、声の部分がよくきき取れるし疲れないので、Mac miniでradiko+Fireface400+英国製古いプリメインアンプ+アクリルのスケルトンスピーカー+サブウーファーの稼働率はなかなか高い。音質に対してそれほど期待をしていないため、いい音がでたりすると「おーいいいね」と思ったりして、実に平和な路線だ。求めすぎると不幸になる。

この数年はおかしいんだよなあ。不特定多数に対する告知がしにくくなっている。

インターネットによって情報は氾濫しているわけだが、その割には個人的な関係しか求めていない人が多くなっている。有名アーティストのライブとか、TVやラジオなどで紹介された権威のあるものやしっかりしたブランド性の高いものには人が群がるけれど、それ以外には無関心って感じなのだ。

ブランド性の低いStudioK's音楽喫茶は明晩も開店で、バナナシフォンケーキを作る予定です。ご来店ご予約お待ちしています。  2013.9.17

7年後の東京オリンピックのために首都高を改修するのなら、日本橋をスッキリさせて欲しい。

先週土曜日の戯れる会例会でカートリッジは再びオルトフォンのSPUに戻り、ZYXはまだ登場していない。ZYX4Dにすればすごく良さそうなのは予想しているが、他が楽しいので他を楽しめるだけ楽しんでいるというところだろうか。どれが一番でもなくて、とにかく浸透力のあるおだやかなのに深く強い音なので、こちらも静かに激しく驚ろき楽しんでいる。

iPhone5sは予約ができなくて、欲しい人は並ぶしかないとか。お客の便宜をはかってはかって倒産する会社もありますからね。並んだ光景がTVなどに出れば宣伝にもなるし、いいんじゃないでしょうか。

なんて書いているこの季節は、アレルギー性鼻炎でくしゃみが止まらない。

将来、普通の撮影はPENTAXのQ7でOK、今のフルサイズを使う感覚でフォーサーズのミラーレス一眼を使う。そんな時代になったら楽しいなあと思っている。Firefaceシリーズなんて正にその状態が実現しているってことだから、絵空事ってわけでもない。iPhoneのカメラでもすごく良く撮れるわけだから、すでに半分ぐらいは実現している。

やった! 「ナッティやすおと巫女ふゅーむ」が一次審査を通過したぞ。

ブランド力もコネもないところからやっていくには、やっぱりコンペ出場が一番なんだよね。と言ってもプロを目指しているわけではないから、「もし二次審査を通過したらPerfumeに会える」とか「見てもらえる」という、そういう割と純粋な行為ですね。

10/5の23:59が二次審査の応募締め切りだから、それまでにあと41秒間の創作ダンスを加えて、一次のダンス31秒と合体させて合計71秒間の動画を作らなければならない。燃えるな。  2013.9.18

昨夜の音楽喫茶は3人のお客様が来てくれて、食事をしたり音楽をきいたりして楽しい時間だった。

頭に来てることは書かないので、色んな人から「楽しそうにやってるじゃない」とよく言われる。確かにその通りだけど、音のことも写真のこともみんな、料理もダンスも全然思うようには進まなくて、「なんでこんな風だかなあ」としょっちゅうくじけそうになったりイヤになったりしているが、その度にああでもないこうでもないと考えながら、粘り強くやっている。

昨日、すごく久しぶりにカートリッジをZYXの4Dにした。予想通りバランスが良く高解像度でしかも破綻のない音だ。SPUもダイナベクターのXV-1もそれぞれの特徴が出て良く鳴るので、適当にローテーションさせていてもいいなと思う。

iPhoneをiOS7.0にアップデートした。すごくスッキリした感じでものすごく違和感があるけど、多分すぐに慣れるのだろう。

この際だから、トットとiPad2もアップデートしてこちらもスッキリ。

新しいOSは楽しい。多少の危険があっても何でもとにかく楽しいので、OS Xになって以来、OSはサッサと最新にすることにしている。仕事にしている人はあまりそういうことをしないんだけど、僕は新しくするのが好きだな。Lionの時にPowerPCのアプリが使えないってことで何ヶ月かアップデートせずにいたけど、あれはけっこうなストレスで、動かないアプリがあることよりも古いことがストレスだった。そういうバカです。

最近思うのだが、オーディオは適当にあれこれ変えているのが楽しいみたいで、こちらは最新である必要はなくて、古ーい機器でも真空管でもいいんだけど、あまり固定化するとつまらない。

やっぱりradikoはけっこう音が良くなってきていて、時々音が途切れることを除けばほぼ満足だ。以前はFMに関してはチューナーが良くて、AMならradikoだと思っていたのだが、近頃のradikoは何らかの改善がなされているようだ。バリコンチューナーで音を出してみたい気もする。

今日は頭が重くてダメだなあ。気温が下がると楽になるんだけど辛い。

明日の昼間は撮影だし、夜なべ仕事でジンジャーシロップ作りをやろう。

iOS7.0にアップデートして動かなかったアプリが一つあったんだけど、午後アップデートがかかって使えるようになった。やれやれ、OKOK。今日は一日本当に不調だったなあ。とにかくこの突然涼しくなる時期は辛い。明日は撮影が入っているので、緊張してれば大丈夫だから、こういう時は誰かと一緒に仕事をしたりという方がやり過ごせて良い。  2013.9.19

iOS7.0のカレンダーはStudioK'sのサイトみたいにそのまま縦にスクロールできるのだった。で、2052年3月13日に100才と書き込んでおいた。

まったくね、こんなに美しい朝だっていうのに、秋は僕にとって辛い季節だ。それでも、昨日の朝に比べたら今日はだいぶ楽になった。この暑いんだか涼しいんだかわからない季節はどうも身体が対応できないらしく、毎年慣れるまでに時間がかかる。真夏に高原に行くのは問題なしなので、単に気温だけの問題ではなく、気圧なども関係しているのだろうか。よくわからない。

昨夜ジンジャーシロップ作りを行ったので、今日はコーヒー豆の焙煎をやろう。やってみるとわかるけど、逆の順番はあまり良くないのです。午後は撮影の仕事なので、その前にやってしまおう。夜は新しいイヤフォンがやって来るみたいだしね。

iOS7.0は最初のうちこそ違和感があるけど、割と短期間で慣れてしまい、例えば半年後に旧iOSが搭載されたiPhoneを使ったりすると妙に古くさく感じたりする。不便にもなっているが、それを上回る便利さや機能があるので仕方がない。納得させられるというのか押し切られることが多い。Apple製品ではずっとこういう体験をしてきた。

決して大きくはないiPhoneの画面をいかに広く使うかというような点でも、いくつか細かい部分で「なるほどな」と感心させられたりしている。

iPhone5sはけっこう手に入るみたいですね。僕は5の年季が明けないので、来年のiPhone6待ちです。

今日やってきたイヤフォン二機種。一緒にやってきたわけではなく、別々に届いた。

白いイヤーチップを付けた方は、ごく最近発表になったファイナルオーディオデザインのHeaven2で7980円ほどで売られるらしい。実にリーズナブルです。そして、もう一つの見慣れないカタチをしているのはAUDIOFLYのAF87で、これにはちょっと驚いた。Heaven2は1万円以下のベスト1、AUDIOFLYのAF78は2万円ぐらいなんだけど、今年試聴したイヤフォンのベスト1だ。

そういうわけで今日は素敵な出会いもあり、なかなか良い日だった。明日の午後は20代から30代の色んな男女が集まってくれて、お菓子や食事を作り、合間には音楽やゲームや会話や色んな事を楽しむイベントで多分10人近くでワイワイやることになる。これは先月から始めた僕の新しい試みで、こんな感じの延長で時にはオーディオや楽器の演奏会やダンスの披露などをやれたらなあと思っている。音楽もオーディオも楽しむべきことの一部なのだ。それが出来ない人は一人でやるのが良い。  2013.9.20

ワテラスのオリンピックとソラシティの成城石井に寄って食材を買ってスタジオに着くと12時過ぎだった。ワテラスとソラシティはエスカレーター(屋外)があるので、淡路町で下車して買い物をしつつスタジオに来ると、秋葉原から神田明神の坂を上らなくて済むことになるので楽だ。

ここはワテラス。なつかしい椅子があるなあ。

午後はフルーツタルト二種類と、餃子パーティだった。餃子は皮から作ったのでちょっと忙しかったけど、とてもおいしくてとても楽しかった。来月はのり巻きパーティをやる予定だ。今日はかなり盛りだくさんだったので、もう少し楽な内容の方があれこれ遊べて楽しいかも知れない。

明日は昼から、もう30年も頼まれているピアノと声楽の発表会の撮影で、明後日はオーディオ関係のムックの取材で日帰りの秋田取材と、ひたすら仕事をやっている連休だ。  2013.9.21

ものすごくゆっくりとしたスピードで、僕のオーディオは良い方向に変化している。なにがどうのとか、どこが特別というものでもなく、非常に沢山の要因が有機的につながっていって今の状態を形成している。最後の決め手がパルティータP21ではあったが、もし何年か前にパルティータP21がやってきていたら今と同じ状態になったかというと、それは多分(絶対に)ない。6年前に改装をして以来、あーでもないこーでもないとやってきたことが多分重要で、そういった蓄積や、RockDayやオープンリールのテープやいろんなことがあった上で、たまたまプリアンプとパワーアンプを交換したというわけだ。運も実力のうちと言うが、どこでどうどんな機器と出会うかも、その人が持っている運のようなものだと思う。

もう戯れる会も10年以上やってきていて、最初の頃によく例会に参加してくれていた人たちは会員ではあり続けていても、何年も例会に不参加だったりする。純度や精度を上げて音を良くするとか、そぎ落として音を良くする方法はわかりやすいけど、機器を重たくして制震すれば良いというようなことに似ていて、オーディオはそれほど単純でもなさそうだ。今の僕は、ケーブルも以前のものと変わってきているし、外部クロックは使わなくなっているし、この二年三年のジワジワとした変化は多分話しても通じなくなっていると思う。でも、彼らは彼らできっと、彼らの自宅で似たようなことを行っていて、とても良く鳴っているのだろう。だから、無理に例会においでと言うつもりもない。

明日は日帰りで秋田取材だから、カメラのバッテリーを充電して(もちろん予備の方)、6時起きにそなえなければいけない。そういうわけで、自分のオーディオでいくつかやってみたいことはあるのだが、着手できずにいる。  2013.9.22

朝6時台にスタジオを出て、秋田の取材から戻ってコーヒーをいれると夜の11時だった。ちょっと疲れたけど、これから撮影データをMac miniにコピーしておかなくちゃね。  2013.9.23

日帰り秋田はちょっと辛かったが、なかなか良い取材だった。オーディオは楽しいんだよな。そして映像も楽しい。

今日は、午前中にチーズシフォンケーキを焼きつつこの数日で撮影したデータを整理して、昨日は一日ずっと座っていたからWiifitもやって腰痛を予防し、画像に必要な処理を加える。プリントその他が全部終わるには二日か三日かかりそうだ。そして、夜は料理教室なので食材を用意しなければならない。

でも、まずJ-WAVEをききながらコーヒーを飲む。この三日間はちょっと忙しかったから、ちょっとホッとしている。

喜歌劇「メリーウィドゥ」の「ヴィリアの歌」がききたくなって、CDはあるのかなと調べてみている。

今日は意外に忙しい一日だった。荷物を発送するために使う丁度良い段ボールがなくなってしまい、秋葉原を歩いて適当な物を拾いに行ったのがちょいと大変だったかも。まあでも、何とか無事に北海道向けの荷を発送したので、届いたらとにかく焙煎をやってみて下さい。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

今日はそんなわけで、もっぱらサブシステムで音楽を楽しんでいた。明日は自分で自分を取材し、僕の装置の写真を撮る仕事があるらしい。  2013.9.24

疲れているのにあまりよく眠ることができず、ちょっと辛い。創作的だったり、複数の人の意見を取り入れたり調整する仕事は神経が疲れる。それでも、少し涼しくなってきているので、ますますホットコーヒーがおいしいと感じられる。

なんだか天気も良くないし、今日はお客さんゼロかも知れないなあとは思うけど、午後の取材が始まる前に夜の音楽喫茶のためにシフォンケーキを一個作ろう。久しぶりにオレンジにしようかな。

一昨年ぐらいから僕が愛用しているHanssAcousticsのRC-20というバキューム式のレコードクリーナーは、円安の関係で118000円になってしまった。おかげさまで、僕や戯れる会の数人はだいぶ安く購入できて、あれは正解だったなあ。全然効果がないなんて場合もあるけど、この前の例会で持ち込まれたLPはものすごくスッキリした音になった。

オペレッタなんてものもお好みなら、このCDは良いと思う。ピアノ&ヴォーカルのCDで、僕が大好きな「ヴィリアの歌」だけでも価値はあるのでした。ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス、理由はわからないけど僕はただただソプラノが好き。

仕事って、来はじめるとドカドカとやってきて、しかも原稿書きだから例のごとく量産がきかない。よくわかってためになる気の利いたことを速やかに書かねば。  2013.9.25

9/22に行った撮影で81才の女性が「ヴィリアの歌」を歌っていた。僕がこの曲を知ったのは多分30年ぐらい前で、この81才の女性の師匠にあたる人が歌ったのをきいた。場所は新宿の「モーツアルトサロン」で、客席に座っていた出演者が一緒にコーラスをして、プロとかアマチュアとかセミプロとかそういう問題は関係なく感動した。

その時歌った人は50才ぐらいだったが、30年経ったので81才になり、81才の先生が81才の生徒に「ヴィリアの歌」を教え、この前の9/22に生徒が発表会で歌ったのをきいて、僕はまた感動して涙が出そうになった。歌でもダンスでも写真でも何でもいいんだけど、やっぱり目一杯やって発表していたい。うまく出来る人が羨ましいし、辛いし苦労だし、もしかすると誰もわかってくれないかも知れないのだが、発表したり、何かを作っていたい。

iPhoneのiOS7.0にもだんだん慣れてきている。カレンダーの使い勝手はかなり変わり、リスト表示がなくなった。虫眼鏡をタップして検索をかけるとリスト状に表示はしてくれるけどね。僕はリストをほとんど使っていなかったし、月末と月初がつながってくれるので新しいカレンダーを好んでいる。

オーディオにしても料理にしてもコーヒー焙煎にしても遅々たる歩みなのだが、本当に何十年もかかって色々なことが進み、この一年は自分の中で成果が出始めている。これをどうやってカタチにするかが問題で、それが今後5年ぐらいの課題だ。本を出したいけど本が売れない時代だからなあ。でも、例えば「料理をやってます」って言った場合、「本を出した」という実績はかなり大きいんだよな。紙と電子書籍の両方を出せればなあと思うけど、電子書籍って今ひとつ盛り上がっていない。まあでも、何とかカタチにしないといけませんね。

全ての再生信号をDSD128(5.6MHz DSD)に変換して再生を行うハイレゾHDDオーディオプレーヤー、ソニー「HAP-Z1ES」。価格は220,500円(税込)。機能とか音質に興味がいくわけですが、本当にこのタイプの機器をちゃんと売ろうとするなら、同じぐらい操作性を磨き上げないと長期間の使用には耐えない。いい音が出るっていうのと、日々使う気にさせる操作性っていうのは別の問題で、国産のネットワークオーディオプレーヤーのほとんどは操作性がよろしくないので、ソニー「HAP-Z1ES」はそのあたりをぬかりなくやっていのだろうか?どうだろうと思う。  2013.9.26

8月から9月の20日ぐらいまではけっこうヒマだっただが、秋はドカドカと原稿依頼がやってきている。頼んでもらえるものは有り難くやらせてもらうわけだが、僕の生産量には問題があるので、とにかくやれるところから書いていくことにする。そんなわけで、今日の午後はビッグサイトで三日間開催されている「スペシャルティコーヒーイベント」の最終日に行くのだが、途中のバスの中ではiPhone+Evernoteで原稿書きでもやろうかなと思っている。バスの中は意外に文章書きが進む。

スペシャルティコーヒーイベントには一昨年から行っていて、一昨年はよくわからず、エアロプレスのデモを見て「こりゃ良さそうだ」と思って帰ってきた。だが去年はヴォアラコーヒーの井ノ上さんに1時間ちょっと案内してもらって説明を受け、この10数年で起きていることについてよく理解した。何と、僕が待ち望んでいた状態になっていたのだった。僕は昔からずっと、「香りが高く、苦みが薄く、適度さ酸味をもつコーヒー」が好きだったのだが、やっとそれが一般化してきている。正に昔風のJBL&タンノイに対する1990年ぐらいからのハイエンドオーディオの図式とピッタリ一致するのだった。

  

そういわけで、3回目の「スペシャルティコーヒーイベント」に行ってきた。やはり去年をきっかけに「そういうことか」と納得し、自分でもコーヒーの焙煎を始めたので、今年はやたらと焙煎機に目がいく。さしあたり僕が焙煎機を購入することはないのだが、妙に気になる。多分、あれこれ使ってみたいってことなのだろうと思う。つまり、色んなスピーカーとかアンプとかレコードプレーヤーを使ってみて、それで僕は今の装置を選んでいるわけだ。カメラにしても同じで、何十年もあれこれ自分で使ってきて、それで今はオリンパスのOM-D E-M5を使っていて、95%ぐらい満足している。

ミルク缶による焙煎はかなり優れていて、今日のイベントでもらった見本のコーヒー豆を飲んでみたが、ほぼ同等だと思う。僕はミルク缶を使って330gの生豆を焙煎していて、全手動で丸一年、合計すると50kg近く焙煎しているので、まあそこそこ安定してきている。毎日レコードをかけていると、シェルの指かけを持った感じで針圧3.5gと2.1gがわかるようなものだろう。ただ、女性や腕の力が弱い人だと150gから200gぐらいが丁度良いかも知れない。最大どれぐらい出来るのだろうと思って500g近い生豆を焙煎したことがあるけど、今は330gで落ち着いている。飲む量とのバランスもあり、1kgを3回に分けて焙煎するのが、良いようだ。

でも、僕は上の写真みたいな焙煎機を使ったことがないから、ちょっと体験してみたいなと思っている。単純にそういう興味ってことらしい。

ミルク缶を使って焙煎をすると、1kg1800円程度の生豆代で自分好みのおいしいコーヒーを飲むことができるので、自家焙煎は大変おすすめで、これからさらに自家焙煎人口は増えると思う。近々ミルク缶による焙煎講座をやって欲しいというリクエストがあるので、覚えたい人募集中です。  2013.9.27

NASにリッピングした音楽データやハイレゾの音源(僕の場合は1TB未満ですが)、これを別のHDDにコピーして、さらにまた別のHDDにコピーしようと思ったのだが、エラーコード-36なんてもんが出たため難航してやっとコピーが始まった。まったく、えらいことです。

今日明日でPerfumeダンスコンテスト第二次審査のための動画を撮影する。全員が100%の努力をして頭を使い身体を使って一つの作品を創り上げるのって楽しい。学生時代ならともかく、社会人になってから仕事以外のことではなかなかそういう体験ってできないからいいよね。みんなにも話したんだけど、僕は写真その他でこれまで何十回も色んなコンペに応募して、8勝80敗ぐらいだと思う。落ちて当然、金も使ったし時間も使ったし、めげたりもしてきた。でも、時々は賞金をもらったりする。もうこの際だから、生きている限りそんなことをやってやろう。

やる気とか根性の問題ではない。やる気や根性は当たり前で、1勝でもするにはセンスと才能と運と、大体の場合はまともな人間関係が必要だ。宝くじと同じで何もやらなければ負けもないが勝ちもないから、負け続けても何でも「これ」と思ったところでやるしかない。

そういうわけで、このところオーディオは頭の中でやっている。そして、アクリルのスケルトンスピーカーがすごく良く鳴っている。それでも実はいくつか試したいことがあって、FirefaceUCXを貸してもらった。音源のコピーに10時間以上かかっているので、コピーが終わるのを待っている間UCXを通電している。

今朝の夢は妙な夢で、高いカーリッジの針を折る夢だった。やだやだ。少し清楚な音楽をききたいと思って、新しいUSB3.0のHDD(2TB)にコピーしたCD音源の中からエンヤの「WaterMark」を再生している。  2013.9.28

今朝のスタジオはこんな状態です。スピーカーがないととても広い。

昨日と今日、のべ15時間以上かけて、動画撮影が終わった。疲れたなあ。決勝にいけるかどうかは10月の半ばまでわからない。それで、L-65をほぼ元に戻したので、もう一度セッティングをし直さなければいけない。こういうことをキッカケにちょっと変わったりもして、まあいいんじゃないでしょうか。  2013.9.29

さて、今日からはひたすら原稿を書こう。PLACEBOの新しいアルバムやPerfumeアルバムもそろそろ届くので、これらを楽しみつつ、コーヒー飲みつつ、料理やお菓子作りもやりつつ、MacBookAirのキーボードと画面が相手の日々だ。

自分が演じるわけではないのだが、創作活動は疲労する。今日は晦日なので午後家賃を払いに行って少しホッとして、3時すぎにロッシーニに弦楽ソナタをきき始めたところでいきない眠くなり、Wiifitを枕にして床に横たわったらCD一枚分眠ってしまっていた。サラリーマンが昼休みに机に突っ伏して寝ているみたいなもんですかね。

僕のスタジオで4人の踊り手の動画を撮影するのに、パナソニックの20mm(35mm換算40mm)で撮影できることがわかったのは収穫だった。

今日のアクリルスケルトンスピーカーがやけに音が良いのはなんでだろう? LaCie のBladeRunnerよりもアイオーデータの2TBHDDの方が音が良い? LaCie のBladeRunnerはカッコ良いので気に入ってるけど、どうも動作に不安定なところがあって、これとAudirvanaPlusの組み合わせが悪くてMac miniがシャットダウン出来なくなったりしてるのではないかと考えて、アイオーデータの2TBHDDを買ってみたのだった。新しいHDDで不安定なところがなく、しかも音が良いのであれば、悩んだ末に無理して買ったBladeRunnerが要らなくなってしまう。まったく本当におバカってやつです。

バカと言えば、結局今のところ、AVアンプを使わずに映像を出しているわけだから、結論から書くと、一番最後に導入したプロジェクターを一番最初に買い替えていればそれでOKだったとも言える。まあでも、あれこれやったおかげで理解したことも沢山あるのでいいんですけどね。

そういう状態なので、疲れから復帰してきたことだし貸してもらったFirefaceUCXを使って音を出してみようかな。

でもその前に、コーヒーを一杯飲んでからにしよう。たまには深煎りのコーヒーもおいしいね。実は深煎りのコーヒーもぬかりなく研究中であります。僕は基本的に浅煎りのコーヒーを好んでいるけど、深煎りのコーヒーのおいしさを理解していないわけではなくて、紙ジャケ探検隊のS氏には苦いコーヒーをお出ししています。

けっこうすごい量の原稿依頼がきているので、そろそろ限界かも知れないなと思う。今週は撮影の仕事も三つ入っていて、貧乏だけど繁忙期です。  2013.9.30

まずいなあ、Fireface400とFirefaceUCX、当然同じ傾向だしほとんど同じ音なのだが、今の状態で同一条件で比較試聴してみるとUCXの方がいい音だと思う。最初は力感があると思ったのだが、それだけでなく艶っぽさみたいなもの、つまりトータルでの表現力でUCXが勝ると思う。なるほど。いつか経済的な余裕ができたら手に入れることにしよう。しかし、10万円台前半の金額で、こんなに良い音で再生ができて録音もできてしかもダウンミックスもできて、メインの装置とアクリルのスケルトンスピーカーの二つの装置に出力できて、サラウンドの出力も出来るってのは、本当にすごいことです。

そして、LaCieのBladeRunnerではなくアイオーデータの2TBHDDにコピーした音源を再生してみると、AudirvanaPlusはとても良い子に安定しているし音も良い。やっぱりカッコ良いやつはダメなのかもね。LaCieManagerってのが悪さをしているのかも知れなくて、初期化して普通のHDDとして動作させればOKなのかも知れない。とにかく、AudirvanaPlusを一日に南海も強制終了させ、再起動するのも電源切ってたので、最初はMac miniが壊れているのかと思った。

何人かの人にきいてみると、「近頃のAudirvanaPlusはきわめて安定している」とのことだったので、こりゃ自分のところでだけ起きている問題だという判断をした。やはり、似たようなことをやっている人からの情報は重要だ。

福の神のパートナーは貧乏神だそうで、良いことと悪いことはいつもセットでやってくる。9年周期の運気は来年と再来年がピークをむかえる。18年前の1995年96年97年あたりは本当に「こうなるといいな」と思ったことが全部実現した。バブルが崩壊して仕事が減ったので何年かかけて撮った作品で念願だった写真展を開催し、写真新世紀展の表紙にもなり、97年は運良くこの場所に出会いスタジオK'sをやり始めた。「世の中こんなもんだろう」と思ったらそうでもなく、スタジオの維持は昔も今も苦労している。それでも何とか9年もったので2006年に大改装をした。あれができたのも良い運気に乗ってのことだろう。ずっと、いろいろな人に助けてもらった。

改装後の7年間はどうだっただろう。オーディオはもっと早く衰退すると予測していたが、PCオーディオとハイレゾで4年ほど延命した。これにはオーディオ界も雑誌も大いに助けられた。そして、PCやMacでの音楽再生は当たり前になった。

僕とオーディオの関わりはそれほど変化していない。アナログもデジタルも、2chもマルチもなるべくいい音で音楽を楽しみたい。そのために僕がやっていることを面白がってくれる人が沢山存在すれば仕事になるし、不要になれば仕事は依頼されなくなるし戯れる会も解散ってことになる。

そういう中、自分の力ではどうしようもないことがある。実力や正しさも必要だが、偶然とか運みたいなものが確かにある。5位に滑り込むか6位で終わるか、たまたま前日にラジオできいて知ってたから話を合わせることができて気にいってもらい、後で必死で勉強するとか、世の中や人生ってのはそんなところがある。

毎日良いことだらけなんてわけはなくて、人知れず積み重ねていたことがある時から評価されたり、妙に願い事が叶う時期があったりするもので、そろそろそういう時期の筈なんだがなあと思っている。こんなこと書いていると気まぐれな運気はどこかに逃げてしまうのかもね。だから、この話はここでおしまい。

さて、今日届いたPerfumeの「LEVEL3」をきいてみよう。  2013.10.1

昨日は一日コクのあるコーヒーを飲んで、十分堪能した。それもあって、いつものコーヒーがおいしいと感じる。

ちょっと忙しかったのでお知らせするのを忘れていましたが、今夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。長野県からおいしい葡萄を沢山いただいたので、今日はシフォンケーキじゃなくて、巨峰とマスカットがデザートです。

それから、ミルク缶で焙煎をやり始めたお客さんには、先だっての「スペシャルティコーヒーイベント」でもらってきた焙煎済みのサンプル30g入りがあるので、それを一袋ずつ差し上げます。自分で焙煎した豆と比べてみて「遜色ない」と思えればよし、「ここがイマイチ」と思えばまた新たな目標ができることだろう。

先日いただいた、コーヒー豆のサンプル。小さい袋は30g入りの焙煎済みのもの。そして、大きな銀色の袋に入っているものは、1ポンド(約450g)350ドルという世界一高価な「ゲイシャ」で、これも頂戴してきた。ゲイシャは生豆なので、今はちょっと忙しいから落ち着いたら心して焙煎して飲んでみることにしよう。どんな味なんだろう。楽しみだな。焙煎したら、音楽喫茶で出しますね。  2013.10.2

この前の土日、StudioK'sを片付けて、僕も含めてみんなでアイディアを出し合って完成させた、第2回Perfumeダンスコンテスト第二次審査用の「ナッティやすおと巫女ふゅ〜む」の動画を全体公開しました。何百チームから30組が選ばれて、決勝にいけるのは何組だろう?第1回の場合は全部で10組ほどだったが、今回は極部門と創部門に分かれているので多分5組ぐらいだろうと思う。どうなるかな。落ちて元々、通って決勝にいったらラッキーってわけで楽しみだ。

この涼しくなる時期は毎年体調が思わしくなく、頭がガーンとしている。そこに原稿依頼と撮影依頼がドドッときているので、多分10月半ば過ぎまではフルスロットル状態だろう。こういう時こそよく寝なければいけない。ここを乗り切らないと年が越せない。明日は秋葉原に行って2Lのプリント用紙とキヤノンのプリンタ用インクを買ってこなければいけない。インクの色数が多いとインクを交換するのが大変だ。しかし、最近は写真をプリントすることが減ったなあ。

最近僕なりに気付いたことがあって、昨日は編集長と「読者のためになる情報ってのは何なんだろうか」と話し合った。

PerfumeのLEVEL3が届いたので、一日に二回ぐらいずつきいている。相変わらずヘッドフォンやイヤフォンできくと最高に良いサウンドで、ソニーのMDR-MA900で再生してみたりする。MDR-MA900はiPhoneでもそれなりに鳴るけれど、ユニットの口径も大きいしiPhoneよりFirefaceのヘッドフォン端子から再生した方がかなり良い。MASーKoboのヘッドフォンアンプmodel370は20万円以上するんだけど、あの音は良かったなあ。

確かにMASーKoboのヘッドフォンアンプは素晴らしい音質なのだが、今はFirefaceのアナログ出力6系統を使い切っているので、仮にヘッドフォンアンプがやってきても挿し替えるのが面倒だ。でも、記憶に残るあの音をFirefaceUCXのTotalMixFXのEQを使って再現できるんじゃないかと考えたりもして、それでUCXを貸し出してもらって使ってみている。かなりいい線まで追い込めそうな感じがする。まあ、あれこれ考えてやってみるもんです。音質というのは単に帯域的な問題ってわけでもないんですけどね。帯域も重要な要素だ。

オリオスペックに取材に行って話をしていたら、酒井さんが10月は毎週土日がイベントだと言っていた。そうですねえ、オーディオ業界はすごく変で、ハイエンドショウ、ヘッドフォン祭、音展、インターナショナルオーディオショウなどなど、小さい会社の人なんて毎週土日出勤だからかわいそう。まとめて開催すればいいのにね。そうすれば、日頃ヘッドフォンで楽しんでいる人が「たまにはスピーカーからの音もきいてみようか」なんて考えたりするだろうし、逆もあり得る。とにかくバラバラなことは確かだ。そろそろ考え時ではないだろうか。

それで、秋葉原のソフマップに行き、散歩ついでに小川町経由でスタジオに戻り、オリンパスサロンで新しいカメラを見て来た。僕は手が大きいので、予想通りE-M1の方が持ちやすいし操作もしやすい。

E-M1はあらゆる点でカメラ的進歩をしていた。合焦のポイントも増えているし、ボタンが増えて使いやすくなっていたし、二つのダイヤルもOM-D E-M5よりわかりやすい。OM-D E-M5も一応前後になっているのだが、あれは完全に親指で操作と人差し指での操作に分かれていた方が誤操作が少ないと思う。でもマイモードを設定した時にボタンを押してる間だけマイモードになるなんてのは止めて欲しい。それはそれで使うかも知れないけどね。あと、何度でも書くけど、背面の液晶に何も表示させずキッチリ構図を見ることができるモードが欲しい。それから、一発で画質を選択できるボタン(割り当てでOK)が欲しい。あと、スーパーコンパネという色々な設定をまとめて呼び出せる表示は便利なんだけど、一度OKボタンを押さないとアクティブにならないのが面倒だ。いつも、呼び出すータッチする−反応しない−アッそうだ、OKボタン押すんだった。となってめんどくさい。あれは不用意に触って設定が変わるのを防止しているってことなのだろうか? OM-D E-M5は小型過ぎてスーパーコンパネを呼び出すボタンがペンタ部の横にあって押しにくいが、E-M1は背面にあってわかりやすい。

OM-D E-M5でいいんだけど、E-M1だとさらに快適に撮影ができそうな感じがする。

Fireface400とUCXの関係と、OM-D E-M5とE-M1の関係ってのがすごくよく似ている。んーむ。Fireface400とOM-D E-M5があるから新しい物がなくても困りはしないが、もし新しいものにすればさらに快適で上質ってやつなのだ。

夜は集中して原稿を書くため、iTunesでランダムプレイにして音楽を再生してみたが、クラシックとポップスだと音量差が大きかったりして、思考が乱れる。しょうがないので、「GeniusMix」を使うと具合が良い。便利だなあiTunesは。  2013.10.3

それでも何とか、一昨日と昨日は2000字と4500字ぐらいをメールで送って、今朝は取材でカメラを持って9時前に小田急に乗り、夕方は別件の撮影で出かけるという忙しい貧乏人をやっている。明日は一日スタジオで試聴があるので、これらの原稿書きをやるので、土日はひたすら仕事だな。ってわけでまだ、世界一高価なコーヒー豆の焙煎に着手できないのだが、何とか月曜日ぐらいにはやりたいなあ。

うー、一日に二軒午前と夕方と取材で出かけるってのはなかなかの充実ぶりだが、多分またすぐにヒマになることだろう。残り物の具を使ってパスタを食す。おいしい。

今夜の東京は上着が必要なほど気温が下がり、そして雨だ。秋の雨は寂しい気分を増幅させる。  2013.10.5

やっと取材が終わった。なんだかんだで11時間近くかかってしまった。そして、僕のシステムをあちこち外してしまったので、これを元に戻すのに1時間ぐらいかかるかも知れないな。

まだ夕食を食べておらず、友人が送ってくれた葡萄が一房あったので、これを編集担当者と2人で半分ずつわけて食べた。まあ、とにかく仕事があるのはいいことです。

さて、落ち着いてよく考えて、順番や構成も考えて、明日からMacBookAirに向かおう。AVアンプはすごく良い部分を沢山もっているのだが、もう少しこうなればなあと思う部分もまだまだ沢山ある。まあ、まずは、夜よく眠らないことには何も出来ない。  2013.10.5

うーん、さすがに疲れているなあ。物の移動をしたので、ちょっと身体がだるい。そして、こんな風になっちまったこの部分を元に戻さなければまったく音が出ない。仕事だからしょうがないね。こんな風にしてしょっちゅうつなぎ替えたりすることで、新しい発見もあるし失敗もある。つなぎ間違えたり、ショートさせたりも多いので気をつけなければいけない。

まあそれでも、昨日で、出かけたりスタジオを使っての取材は一段落したので、今日からは落ち着いてバゲットでも焼きながら原稿書きをしよう。「この時間までにここまでやってしまおう」とか、掃除したり片付けなければと思うので、音楽喫茶や料理教室で人が来てくれるのはとても助かる。時間が無限にあってもまとまらないもので、締め切りは必要なのだ。

とにかくFirefaceとアンプをセットしてアクリルのスケルトンスピーカーから音が出るようにしよう。

オリンパスのE-M1は良いカメラだと思うのだが、E-M1を持つとEOSを持っているのと同じ気分になる。で、あの高性能な明るい12-40mmのズームを付けたりすると、まったくもってカメラなのだ。カメラが欲しい人はE-M1がいいね。あとマイクロじゃないフォーサーズのレンズを持っている人には良いと思う。

かつて僕はスポーツの写真を撮っていたことがある。4×5でインテリアや建物の写真を撮るのも好きだったけど、「カメラマンは動いているものを撮れなくちゃイカンだろう」と思っていた。「ブツ撮り専門です」みたい事を言う人が好きじゃなかったんだなきっと。音楽はクラシックとジャズだけみたいなのが苦手なのだ。だからEOSが大好きだったんだけど、その頃の僕なら黙ってE-M1にいくことだろう。でも、今は動く被写体を撮ることも気が済んだようなのだ。

僕はどうやらOM-D E-M5の超高級じゃないところを好んでいるらしい。でも、Penの女子っぽいものとはまた違うというなかなか絶妙なポジションだ。今のOM-D E-M5でもほぼ満足だけど、もう少し絶対的な画質は上がって欲しいし、さらに使いやすくなって欲しい。少しぐらいなら大きくなってもいいけど、E-M1ほど現代のカメラっぽくなくていい。昔のレンジファインダーみたいな雰囲気、趣味のカメラ的な雰囲気を使って写真を撮るのが気に入っているみたいだ。

よく理由がわからないのだけれど、アイオーデータのHDDのランプが青く光るようになったので、調べてみるとUSB3.0で接続している時は青く点灯することがわかった。で、昨日アクリルのスケルトンスピーカー関係の接続を全部外したので、接点復活材も使ってあちこちを磨いてからケーブル類を接続して音を出すと、これが素晴らしい。目が覚めるほどクリアな音質になっていた。やっぱり接点磨きは重要だ。これでますますサブシステムの音が良くなったので、すごく嬉しい。

それで、ものは試しとQUAD405でアクリルスケルトンスピーカーを鳴らしてみると、すごくオーディオになる。スポーツマン的に均整がとれて引き締まっちゃうもんね。やっぱりアンプの力ってのも大きいもんだと実感するが、柔らかな音の古いプリメインアンプとどっちがいいんだろう? わからん。

このところずっとフォカッチャだの水菜とチーズのパンなんてのを焼いていたのだが、気温も下がってきたので昨日から久しぶりにバゲットを焼くことにした。水分を65%から68%の間で調節して、どこが自分の求めるような状態で焼きあがるのかを調べてみよう。  2013.10.6

QUAD405でアクリルスケルトンスピーカーを鳴らすとすごくいい音なので、BGMになりにくい。音が良いこと、これが一番困ることだ。深みがあってグーッと心に染みこんでくるような音なので気が散る。しょうがないから、ちょっと音量を絞るしかないみたいで、音が良くなるのもいいことと困ることがある。

プリアンプは使っていないので、QUADの背面にあるアッテネータをフルにして、Firefaceのアウトプットを0dbにすると、フルボリュームになってとんでもなく大きい音が出るわけだから、QUADのアッテネータは6割か7割のところにしておいて、Fireface側で音量調節をするのが一番音は良くなる。この状態で使っていてもいいのかもなあ。サラウンドスピーカーはプリメインアンプで鳴らしてもいいし。

壁の中にもう一本プロジェクター用のHDMIケーブルを通すことができればいいのだが、これはやってみないとわからない。

第2回Perfumeダンスコンテストの二次審査用動画が出そろったので、あれこれ見てみる。ダンスの切れみたいなものとか訴求力の強いものとか、みんなそれぞれの持ち味があって、二回目ともなるともちろん頭も使い身体も使い、さすがになかなかの強豪揃いだった。

本家のPerfumeよりもダンスが上手な人達も応募しているわけで(Perfumeはダンサーではない)、僕は「素人枠みたいなものもあるかもな」と思っているところ。とにかく、コンテストやオーディションは厳しい。厳しいって言うのは通るのが厳しいという意味じゃなくて、ナーバスになったりやる気が出たり、参加するそれぞれが精神的な強さを要求される。まあでも、Perfumeや振り付けのMIKIKOさんに自分たちが作った動画を見てもらえるのは確実だから、それだけでもいいんじゃないでしょうか。絶対に入るダーツとか、やれば役満の麻雀なんて面白くもなんともない。なんて、考えたり書いちゃうところが厳しいってわけです。

ちょうど一年ほど前に僕はコーヒーの焙煎をやり始めた。この、下に長く書いてゆくスタイルは一部の人に不評だけど、上に重ねていくBlog形式にすると過去のことを調べる際に流れがギクシャクしてとても困る。上から下に書いているので、過去の経緯が調べやすく「あれは2005年か2006年のことだったかな」などと考えながら自分自身でもよく確認している。

先日ビッグサイトで行われた「スペシャルティコーヒーイベント」に行った時に、ヴォアラコーヒーの井ノ上さんがサザコーヒーの専務取締役の鈴木さんを紹介してくれて、「山本さんは焙煎をやっている人だから、生豆プレゼントしてあげて」と言ったら、「いいですよ」ってことになって、「世界一高価なゲイシャ」を200gほどいただいた。

このところ動画撮影とかロケとか取材とかで忙しかったから、なかなか落ち着いて焙煎ができなくて、今日やっとやった。

今日の昼前に焙煎したので、この豆でいれたコーヒーは明後日の音楽喫茶で出そうと思っている。ゲイシャはちょっと細長い独特の形をしていると思う。そしてこの豆は何ともふっくらしている。生豆の200g強だから焙煎すると少し軽くなるので180gぐらいあるだろうか、飲みたい方は話のタネに明後日の夜おいで下さいませ。

確か、小林悟朗さんが亡くなったのは去年の今頃だった。もう少しちゃんと付き合えれば良かったと思うのだが、そうもいかなかったので残念だったから、彼にも心の中で僕のコーヒーを飲ませてあげることにしよう。

そうか、もう自分でコーヒーを焙煎するようになってから一年経ったのか。早いなあ。ミルク缶方式はもちろんのこと、昨日今日は自分で考えた焙煎方法でまあそこそこおいしいものができているし、おかげさまでとても充実したコーヒー生活の一年だった。オーディオと同じで色んな好みがあっていいのだと思う。僕は真面目でいい加減、神経質でいい加減なタイプだから、あまり細かくは突き詰めずにやっている方かも知れない。近いうちに一度ミルク缶焙煎講座をやりたいのだが、あと一人か二人参加してくれれば開催するんですけどね。おいしくてお得な自家焙煎をやりましょう。あと、一度焙煎講座をうけて実践している人を対象に、次の講座もやれたらなあと考えたりしている。僕はそれなりにいっぱいやってますから、最初の一回だけじゃ教えきれないこともあるのです。  2013.1.0.7

今日明日が原稿書きの第一の山場って感じで、ない頭をひねって感じたことや、漠然としたとりとめのない音のこと、それから流動的な今的オーディオの状況についてを文にしている。

やってくると集中するのが難点なんだけど、この10月は「原稿を書いてくれないか」という連絡がよくくる。「僕は専門的で難しいことは書けませんけど、いいんでしょうか?」「読者目線でOKです」みたいな会話を何度か交わした。

今朝スタジオに来ると、こんな状態だった。なかなかきれいなJBLのL-65が1ペア置いてあるのだった。

アルニコのスコーカーユニット付きで18万円(送料込み)で買ってくれる人はいませんかということで、買い手を探している。僕のL-65とは少し違っていて、バスレフのダクトが上の方にあってJUBALと書いてあるタイプだけど、ユニットも同じだし音はほとんど同じだろう。

僕も、スコーカーを二種類持っているのだが、L-65ってオリジナルはスコーカーだけがフェライトだ。フェライトの方がシャキッとした音になるので、小音量派にはオリジナルのフェライトが良く、ある程度音量を出せるならアルニコの方が良い。僕は比較してみて深みのある音のアルニコスコーカーを選び、交換した。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、ゲイシャを飲みながら売り物のL-65を見に来ていただければと思います。

取り付けると見えなくなってしまうところがまた奥ゆかしいというか、下着にや裏地に凝るような世界だが、写真のようにLE5-2は美しいカタチをしたアルニコのスコーカーユニットだ。古いものなので中古で2万円から3万円ぐらいで売られているけど、こんなの今作ったらいくらになるかわからない。フェライトのユニットはLE5-5でコーンの部分からはぜんぜんわからないけど、アルニコのLE5-2はまったく違う高級ユニットです。

というわけで、L-65を使いたいという方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。正真正銘僕が一番気に入っているスピーカーです。

今日は早く寝よう。その方が結局効率が良い。じゃあ、おやすみなさい。また明日。  2013.10.8

僕は長い間トールボーイと呼ばれるタイプのスピーカーを好んできた。ブックシェルフは置く本棚がないし、スタンドが必要なので効率が悪いなと思っていた。それから、大口径のウーハーはちょっと古めかしい感じがした。トールボーイは新幹線で、大口径ウーハーは蒸気機関車みたいに思っていた。

いつだったか、AudioBasic誌の試聴に撮影で立ち会った時、B&Wのノーチラス801と802を鳴らしたことがあって、あれは良い経験だった。僕は自分一人で持ち運べるスピーカーしか使う気がないから、どちらも重くて曲面が多く大変持ちにくいわけで、自分が使おうという気がないから思い入れや肩入れはまったくなかった。でも、「まあ801のずんぐりしたカタチもちょっとねえ」という程度の思いで音をきいていて驚いた。

巨大で大口径ウーハーのノーチラス801の方が、低音が膨らまず小型スピーカーのように鳴るのだ。あれには参った。もちろんイザという時は大口径ウーハーがドッカンと鳴る。そんな経験をして以来ちょっと考えが変わった。

ただ、僕のスタジオは鉄骨で建物がそれほど強くはないから、38cmウーハーだと割と簡単に部屋が破綻して壁というか建物自体が震える。そして、38cmウーハーがついたスピーカーはそれなりに巨大になるので、一人で持ち上げるのは辛い。先日の動画撮影みたいな時に、ホイッと運べるという点で今使っているJBL L-65は最高だ。ハカマが付いているからフロアタイプってことでスタンドに乗せようって気にもならないし、背は低いけど音は上の方に定位する。クラシック愛好者に音が良いと褒められたことはあっても、「弦の音がイマイチ」などと言われた事は一度もない。それでいてジャズやロックも良く鳴る。L-65は実に不思議なスピーカーだ。

L-65を正面から見て縦に二つに割って、上下に重ねたらトールボーイになると思うのだが、スクリーンの邪魔をするし、背が低いスピーカーに慣れてしまったので僕はL-65をずっと使うつもりだ。そのことでオーディオ関係の仕事が来なくなるのならそれでいい。二年三年でスピーカーをコロコロ変えるのはイヤだな。

この10日間ほど、「なんでこんなに疲れるのだろう」と思っていたが、ごく軽い風邪だったみたいで、やっとそれが治ってきた。秋は体調がイマイチなので、風邪なのか急激に気温が下がることによって起きる不調なのかごちゃ混ぜでよくわからない。

昨日も今日も10月とは思えないほどの暑さだが体調はだいぶ良くて、休んでいたWiifitをやり、紅茶のシフォンケーキを作り、7時間後に食べるとおいしいおかずを作って夜の喫茶に備え、それ以外の時間で原稿書きをやる一日だ。そういうわけでかなり充実している。

しかし、暑いなあ。やることやって、そして原稿書きです。

iOSとMacOSが接近してきてるので、いっそのこと統合してもらって、iPadにUSBポートをつけMacOSが使えればいいのねー。

イヤフォンの試聴をしながら、料理をやりつつ、プリンタは2Lの写真プリントを60枚ぐらい行い。時々用紙を補給しインクタンクを交換しつつ原稿を書いている。イヤフォンできいているのはTowerOfPowerで、これは40年ぐらい前の曲じゃないかなあ。今夜の音楽喫茶でかけてみよう。

さてさて、先着180g分のお客様だけが体験できる世界一高価なコーヒーとは一体どんな味なのだろう。楽しみですねー。

今夜は5人のお客様が来てくれて、僕も入れて6人で「ゲイシャ」を飲んでみた。とても上品な味だと思う。ゲイシャは今週土曜日の戯れる会例会でみんなに飲んでもらっておしまいかな。戯れる会例会に参加してゲイシャを飲もう。  2013.10.9

夜の11時を過ぎた頃、一人で静かにこれらをCD12で再生すると妙に良い。もちろん、音量は控え目というか普通より少し落とし気味のあたりだ。密度があって、なんとも心地よい。粘り気があってふくよかな甘みがあるおいしいお米みたいな音なのだ。

世の中を捨ててしまう自由や幸せもあると思う。つまり、ホームレスになるみたいなことだ。一昔前のプロテストソング風に言えばホーボーかも知れない。逆に考えて、家庭を持ち、ものすごく達観してある部分では自分を捨てて生きていれば、それはそれで自由で幸せなのかも知れない。だけど、そんな風に達観できず、少しは好きなこともやりたいなんて考えるとこれがなかなか難しい。世の中も捨てず、自分も捨てず、でも自由にやるのは意外に難しい。

暑い。ちょっと勘弁して欲しいくらい暑い。なんで10月になって30度近くの気温になるんだ。

今日は昼に銀座のサウンドクリエイトレガートに行ってちょっとだけ撮影をしてきたのだが、いやはや、暑かった。

戻って来て、ちょっと休んでまたまた原稿書きで、インタビューの録音をイヤフォンで再生してききながら4ページ分の約6000字をやっと書き上げつつある。明日の昼までに完成させてメールで送ろう。新しいイヤフォンは両方ともいい音で耳の穴が四つ欲しい気分です。  2013.1.0.10

しまった。本来なら10月からパート42に移行しなければならないのを、コロリと失念していた。ボケが入ってきているのだろうか。

9月29日と30日でダンスコンテストの動画撮影をやっていて、これがかなり大変で、しかも10/1から10/5までずっと毎日取材と撮影が入っていたので、珍しいことにまったく気付かなかったのだった。

こういうのはやってしまうしかないから、気付いたらとにかくやってしまおう。パート42に移行します。

DigiFi11号では、けっこうたくさんのページを書かせてもらいました。当然?ながら僕の記事は後半部分に集中していて、楽しんでもらえる内容だと思いますので、是非お買い求め下さい。



ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート40 2013年4月ー6月

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