パート43
オーディオと映像を楽しむにはますます最高の時代 パート43

東京の元旦はいつもおだやかで、これは子供の頃からずっとそうだ。オーディオ的に書くと雪の日に次いでSNが良いので、音楽を楽しむにはもってこいだ。だからというわけではないが、今年はたまたま元旦が水曜日ということもあって音楽喫茶をやることにした。お客さんが来てくれれば「こんな日によくぞ来てくれました」ってことになるし、誰も来なければ一人で事務作業などをこなしつつ音楽をかけて過ごせば良い。

年賀状が入っている郵便受けの中に宅急便の不在配達票があって、2014年の初荷はコーヒーの生豆が2kgだった。そういうわけで、元旦から仕事をしているヤマト運輸とコーヒー豆を送ってくれたヴォアラコーヒーに感謝した。初荷がコーヒーだから2014年もコーヒーと深く関わる年になりそうだ。

レナード・コーエンのグッと来る歌をききながら、元旦の午後が始まった。一昨日の音楽喫茶で、レナード・コーエンはノーベル賞「女たらし部門」があれば授賞決定とNさんが言い、紙ジャケ探検隊のS氏と僕が異議なしと同意した。女をたらしこんだり、たらしこまれたりもせずに何の人生なんだろうかと思う。  2014.1.1

マランツのAVアンプは「マルチchイン」という7.1chの外部入力への切替をボタン一つ、あるいはリモコン一発で行うことが出来ず、その都度モニタ画面から深い階層に下りて行わなければいけないのが一番面倒だ。しかも、やっとわかったのだが、セレクタがFMなどHDMI以外の接続のところにあると「マルチchイン」の切替画面にたどり着けない。これがずっとわからなくて、いつも袋小路に入って迷子になっていた。僕はマルチch再生のためにAVアンプを使ってもいるので、「マルチchイン」の切替が面倒だとマルチch再生のやる気がかなりスポイルされる。まあ、最近やっと複雑な操作を理解したので、何とか付き合っていくかというところだ。大晦日もTVチューナーからの光デジタル接続した音声が出ず、映像は出てるのにサカナクションの音が出なくて「なんで?」と思ったのだが、これも「マルチchイン」から戻れなかったことが原因だった。

昔使っていたソニーのAVアンプは正面のパネルの中に「マルチchイン」のボタンがあって、そこを押せば液晶のディスプレーにもそう表示されるので、設定するのも解除するのもスムーズに行うことができた。ただ、もしかするとなのだが、実はマランツのAVアンプも他の面では良いところがあって「マルチchイン」の使いやすさを求めて他社製に買い替えたりすると、逆に「えー!マランツにはこの機能が当たり前だったのに、どうしてできないの?」みたいなことにもなりかねない。本当にまったくAVアンプとの付き合いは大変複雑で、ほとんど人間関係並みです。

忌野清志郎も加藤和彦も亡くなって、大瀧詠一もだ。僕にとってのはっぴいえんどは「春よ来い」が一番印象的で、あれから45年経った今もほとんど同じような気分でいる。「さらばシベリア鉄道」からもう30年以上経っているのか。多羅尾伴内名義で、クレージーキャッツの作曲・編曲をしていた萩原哲晶(この人も58才で亡くなった)を高く評価して紹介していたっけなあ。

多分、こんな風に思いだしている人がたくさん存在するんだろう。  2014.1.2

ゼンマイ駆動のレコードプレーヤーって知ってますか?

年末にJ-WAVEでの生演奏を耳にして以来、「コトリンゴ」が歌うEPOのカバー版「う、ふ、ふ、ふ」が気に入ってしまった。この曲はとても軽やかで元々好きだったのだ。とりあえずAmazonで一曲ダウンロードして毎日2回きいている。歌詞も曲もアレンジも声も最高です。このアルバムの中に入っているのだが、僕は一曲200円のダウンロード版を買った。こういうのが出来るのってすごく良い。

ゼンマイを100回巻いてレコードきいたらどんな音がするんだろう? 見当がつかない。いい音なのだろうか?

大晦日までは稼働していたのだが、新年から二台あるガス瞬間湯沸かし器うちの古い方が不調で、こいつは買い替えかなあと思っている。一年半ぐらい前から何だかヘンで、だましだまし使ってきていたが、ついに交換の時期かも知れない。なにしろスタジオを作った時に付いていた物だから、もう17年ぐらい使っているんだわ。よくもった方だろう。でも、ここでまた出費かと思うとため息が出るのだった。

年末年始はローストビーフを3つ、合計3kg焼き、大変好評だった。というわけで、去年に続いて、新年の写真はまたまたローストビーフです。ローストビーフは作るのが簡単で、その割に受けが良くていいな。どうしてもマニアックなものに偏向しがちなわけだけど、一般に好評なのはわかりやすいものなんだろう。  2014.1.4

今年は5日が日曜日なので、世の中が動き始めるのは1/6からだ。だから僕の仕事もそこまでは動きようがない。何か画期的に新しいことをやれないかなと考えている。

おおお、定期的に百人一首をやっている会を見つけた。早速参加じゃー。僕は自分のスタジオで百人一首を楽しむ会をやりたいと思っていたぐらいだからなあ。よーし、こうなりゃ、電車に乗ったらいつも本気でiPhoneの百人一首アプリを使ってリハビリしなくちゃね。

1/6になったら、これをスタジオに持って来て試聴させて欲しいという交渉をしようかと考えている。OKになったら、1月の例会で実現するかも知れない。1月2月3月は戯れる会非会員の方のお試し参加OKにしますので、興味のある方は非会員の方もどうぞ申し込んで下さい。午後の例会参加費は2500円、夜の参加費は1000円です。  2014.1.4

昨日は、ものすごく久しぶりの丸の内ピカデリーで「武士の献立」を見て、スタジオに戻り「鍵泥棒のメソッド」をブルーレイディスクで見るという邦画二本立ての日だった。どちらも面白かった。鍵泥棒のメソッドは携帯の着信音やら何やら至る所にクラシックが使われていて、最後の一番良いシーンがベートーヴェンのピアノソナタOP:110だった。

録画してそのままにしてあった去年NHKで放送したPerfumeのライブを大画面で見てみた。まあ、たいそう面白いのだが、MCの際に何度かイヤモニを外していて、「うーん、あのイヤモニは確かに須山歯研のMH334だわ」と思ったりしていた。

ダメだ、百人一首の下の句をみて上の句がパッと思い浮かぶものが半分ぐらいしかない。

石井ゆかりさんの星占い2014年年報が出たので読んだ。どうして彼女には僕のことがわかるのだろう「そうなんだ、僕はいつだってそういうことをやっているんだ」と、毎年そう感じる。全般的には追い風だが、それとは別に時として胆力が求められるそうだ。年報を読んで「今年も一年頑張ろう」と心に決めた。  2014.1.5

「愛しのフリーダ」見に行こうかなあ。。。

で、そろそろまたジンジャーシロップ作りをやることになりそうなので、風邪防止にジンジャーシロップが欲しい方はお知らせ下さい。

カートリッジの修理って、いろいろなタイプがあるけど、こんなサービスもありますね。僕は連絡先わかってないけど、横須賀の知る人ぞ知る工房でもやっているんじゃなかったかな。

昼前にゴムべらが3本届いた。こんなにいっぱいあるのに良いのがない(探せば多分あと3本ぐらい持ってる)。この中で一番気が利いているのは右下にある黄色っぽいlecの「****スクレイパー」という物で、この二つは本当に使いやすい。このしなやかさを保ちつつもう少し大きいものが欲しいと思うのだが、これがなくて困っている。重くてゴロンとしてるタイプ(右側にある柄が黒いやつ二本)はどうもイマイチだし、合羽橋で探してもいいのがない。そんなわけで、しょうがないからあれこれ買って試している。今回の3本はどうかなあ。とにかく実際に使ってみないことには判断がつかない。

さてさて、今年の対外的仕事始めの今日は、あれこれ電話で話をしたり連絡を取ったり、Wiifitを42分やったりして始まった。なんだかんだで、今年も厳しくなりそうだと思う。今年は9年ぶりの良い運気という年だが、楽して良い事が起きるなんてことはまったくなくて、いつものごとく必死こいてギリギリ際どく目一杯やって、「後で考えるとあそこが転機だったなということになる」、多分そういう年になるんじゃないかな。

そろそろ20時だから、QUAD405のスイッチを切ってパルティータP21に切り替えよう。

ゼンマイを100回巻いてLPを一枚再生出来るレコードプレーヤーは今週の金曜日夜にやってくることになったので、土曜日の戯れる会例会の時には体験できる予定です。さて、どんな音がするのだろう。  2014.1.6

全然スタイリッシュじゃないんだけど、厨房のiPad2は最近ここが定位置になった。それで、iPad2で再生したミュージック(つまりiTunesね)やradikoや8Player(NASからの音源を再生可能)やAccuRadioなんかをAirPlayでAirMacExpressに飛ばして、LINNのDISKREETから再生することができる。iPhoneは電話をかけたりかかってきたりもするので、複数を役割分担させて使うとなかなか快適だ。

この状態での音は、オーディオ的に言うと大した音ではないのだが、耳につくキンキンした音ではなく丸くてききやすい音なのでまあいいかって感じだ。FMチューナーを使った音はもっとシャッキリとしていて、アンテナもつなげてあるのでFMはチューナーを使うけど、どっちみちBGMで床屋さんやタクシーの運ちゃんがラジオをかけてるようなもんだから、何もなければAirPlayで十分って気もする。そういう場合にはこれが良さそうだ。TOPPINGはアナログ入力を持っているからその点はTOPPINGに分があるんだけど、デザインでは断然GRFFIN Twenty ですね。

しばらくの間ずっと原稿書きの日々が続くので、明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

うわー、パナソニックのすごく小さなフォーサーズデジタルカメラはレンズキット付きでAmazonでも6万円ぐらいになってしまった。ふーん、いいなあ。上の写真左側に写っているガス瞬間湯沸かし器も故障で交換だから今の僕には買えないけど、これからの写真生活は楽しくなりそうだね。

だがしかし、カメラだけあってもしょうがないわけで、どっか行って風景を撮るとか、かわいい彼女でもみつけてポートレートを撮るとか、なにかしら被写体を見つけないとつまらない。問題は何を撮るかなのだが、これは本気で考えてもなかなか見つからない。そんなわけで犬も歩けば棒に当たる風にカメラを携行していると何かに出くわすこともあったりする。だから、小型軽量でそこそこ高性能なカメラってのは常に気になるというわけだ。  2014.1.7

この三日四日ほど、iPhoneで一日15分ほど百人一首の練習をやっている。平均、一枚につき1秒ちょっとで取っているので、50枚やっても1分半ぐらいで終わるから、まあ一日10回ぐらいかな。まあほとんど機械みたいな感じで音に反応して指を動かしているわけだが、実際に人間対人間だとまたちょっと感じが違う。

このスクリーンショットのように昨夜は50枚のうち31枚を取っていて、取れなかった19枚のうち10枚ぐらいはこちらも反応しているが、取れなかった札だ。つまり、iPhone側も1秒ちょっとで取ってくるからきわどく取られている札で、残りの9枚ぐらいはまるで反応できていない。そんなこんなでコンスタントに40枚は取れるようになるのが目標だ。実戦では源平なので相手の持ち札は逆さまに置いてあるし物理的な距離がもっと長いから、指先ではなく全身の瞬発力や反射神経みたいなものを要求されるのがiPhoneで練習しているのとは違うかな。それにしても、もう少しリハビリが必要だ。

さて、今夜の音楽喫茶のためにシフォンケーキを一個作ろう。新しくやってきたゴムべらはどんな具合だろう。

明日か明後日今年初のジンジャーシロップ作りをやる予定です。欲しい方はお知らせ下さい。そして、金曜日の夕方に運んでもらって土曜日の戯れる会例会ではゼンマイ式レコードプレーヤーの音を体験する予定です。電気式のモーターを使ってないから音が良いはず」というのが期待する人達の希望的意見ですが、本当のところはどうなんだろう。まるでわからない。いちいち100回もゼンマイを巻くなんて面倒でやってられないのかも知れないし、それほどでもないのかも知れない。

秋葉原の平方電気にはお世話になった人も多いと思うが、平方電気の中村さんが、神田明神下に「サウンズ ナカムラ」をやり始めた。千代田区外神田2-8-12 電話は03-3253-7520です。中村さんが個人で仕事を始めてくれれば、むしろ色々なことをお願いしやすくて良いかも知れない。

去年の8月に平方電気を退職するというので挨拶に行った時に、「多分近所で再開する」という話をきいたので、「絶対に連絡して下さいね」「もちろんですよ」というやりとりをした。フォノケーブルとかQUADのDIN-PINケーブルを作ってもらったり、XLR-PINの変換プラグを作ってもらったりと、僕たちは中村さんがいてくれないと困ることがけっこうあるんです。

今日作ったシフォンケーキはなかなかの出来だった。寒い時期は少し様子が変わるので、こう思えたのは数ヶ月ぶりのことだ。去年の11月12月はデコレーションケーキ作りのためにあれこれやっていたのだが、その中で得たノウハウを今年になってシフォンケーキにも流用してみたら、これが正解だったようだ。オーディオもまったく同じことをやっていて、似たようなプロセスを経て今の音があり、現状をとても気に入っている。  2014.1.8

ラジオをききながら2ヶ月分たまった帳簿付けをやっつけ、原稿のことを考える。

行ってみたいところややりたいことはまだまだあるけど、物はそれほど欲しくない。カメラはあるし、靴や洋服や調理器具なんかは必要に応じて買うけど、大したことない。10年ほど前に買った15インチのPowerBookは40万円だったしフルサイズのデジカメは90万円だったが、今は1/3でもっと高性能だ。だからきっと、ちゃんと仕事をやっていられさえすれば良い状況=昔から見れば夢のようなのだろうと思う。

カメラは安いし、フィルム代や現像代はゼロだ。ちょっと前まで、36枚撮りのポジ一本で1500円ぐらいかかっていたし、ブロニー6×710枚撮って1000円、確認のためのポラ(フォトラマ)が一枚いくらかかったんだろう?4×5のフォトラマが一枚400円ぐらいだった。こういうのが今はゼロ円になって、金もかからないが仕事も激減で写真撮影業はほとんど成り立たなくなっている。ところが、撮影する機材や条件はものすごく良くなった。だって、ISO感度3200で撮影できるなんて夢のようだ。だから、趣味でもライフワークでも何でもいいから、撮りたい写真を撮って、せめてあと一回ぐらいは写真展をやりたい。まあ、そう思うのなら実現に向けて動かなければどうにもならないわけで、どこかやらせてくれる場所を探さなくちゃね。

今書いているのは、 And in the end the love you take Is equal to tha love you make というようなことにまつわることです。これはずっと、機会があればどこかに書きたいと思っていた内容だ。

うーん、これが2灯送受信機もセットで300ドル、しかも送料込み。なんという時代だ。信じられないぞ。

今日の再生、1発目は板おこしをしたVIVALDIだったが、ちょっと録音レベルが高かったのか音が歪みっぽい。これはやり直さなくちゃいけんなあ。録音レベル調整はFirefaceUCXと付属のリモコン(Babyfaceみたいなカタチのやつ)を使って、レベル調整をリモコンのダイヤルに割り当てて使うのがやりやすそうだ。

レナード・コーエンの板おこしの方はまあOKかな。これらは24/96なので、これもPCオーディオのハイレゾデータ再生なわけで、アナログレコードをデジタルデータ化しての再生は、僕にとってのPCオーディオの中で割と重要な位置を占めている。

明後日1月11日の午後は戯れる会の例会なのだが、昼に「サウンズ ナカムラ」に行って、神田明神に初詣をして、オーディオのいい音祈願や商売道具や縁結び、安産などを祈願してから例会ってのもいいなあと思っている。自分が死ぬときに誰にも迷惑をかけず、コロッと逝かせてくれる神様ってのはどこかにいないのだろうか。

でもって、2014年初めてのカエターノを再生する。やっぱりカエターノはいいなあ。僕がカエターノを知ったのは確か2001年のことだったから、なんだかんだで10数年カエターノを愛好している。カエターノ・ヴェローゾは当時50才になろうとしていた僕の希望の星になったのだった。また日本に来てくれないかな。来ないならこっちから行くぞとか言いたいところだが、ブラジルは遠いもんなあ。

そんなわけで、カエターノのCDにききいってしまう1月9日の21時だ。  2014.1.9

NASは外付けHDDとMinimServer(この語句で検索してみてね)の組み合わせで構築しよう。HDD代以外は無料だし、Linux、Windows、Mac全てに対応している。そんな方法で僕はもう何ヶ月間もアイオーデータ製2TBのHDDをNASにしているが、何も問題なく使えている。

MinimServerは無料、TwonkyManagerはいくらだったかな3000円ぐらいでしょうか。動画にも対応するなどTwonkyManagerの方が断然多機能なので、僕は両方使ってます。と言うか、先にTwonkyを購入して使っていた後にMinimServerを入れてみたのでした。MinimServerはDSDのデータにも対応しているんじゃなかったかな。とにかく、QNAPに代表される独立したNASは無くてもネットワークオーディオはOKです。去年の春以降AVアンプでも8Playerでも試してきているが、全然問題なく使える。ただし、僕はMac miniとUSB接続のHDDですが、Mac miniがスリープしている状態だとNASを認識してくれないので、マウスをいじってスリープから起こすとか画面共有をするなど何らかの方法でNASにしているMacのスリープを解除する必要がある。

日経のPCオーディオ本などにも書いたのだが、余っている古いLet's noteに外付けHDDを付けたり、カードリーダーを使って余っているコンパクトフラッシュを挿せばその分容量がアップする。そうすれば、ほとんど出費なしにNASを作る事ができる。

昨日高知県産大生姜を4kg買ってきたので、今日は久しぶりにジンジャーシロップ作りをやっている。今日の東京はけっこう寒くなっているが、おかげさまで僕の体調はだいぶ良くなってきている。去年の11月から12月は珍しく軽い風邪が続いてイマイチな体調だったが、このぐらい寒くなりきった方がかえって体調が良くなる。ジンジャーシロップの効果は大きくて、風邪が治るし、それに加えて冬になっても身体が痒くならないのが一番助かっている。

これがゼンマイ駆動のレコードプレーヤーです。お店とかで使って、お客さんにゼンマイを巻いてもらったら楽しそうですね。VIV Labのトーンアームを乗せたら良さそう。

ああ、今日はちょっと忙しくて百人一首の練習ができなかった。たかがiPhoneのアプリとは言え、本気でやるもんだから、夜中の0時過ぎにあれをやると緊張と軽い興奮で目がさえて眠れなくなるから、明日にしましょ。ではおやすみなさい。  2014.1.10

さて、今日は2014年になって初めての戯れる会例会だ。注目のゼンマイ駆動レコードプレーヤーは一体どんな音なんでしょうね。

ストロボスコープで見てもちゃんと止まって見えるから、回転速度はけっこう正確だと思う。たとえば、ボーンボーンって鳴る昔のゼンマイ式柱時計にしても腕時計にしても、ちゃんと正確に時を刻んでいたわけだから、あの方式はとても賢いのだと思う。昔はゼンマイ式のムービーカメラだってあった。だから、回転精度に関しては問題ないと思う。

ゼンマイ駆動プレーヤーは、使いこなすのになかなか手強い面を持っていたが、カートリッジはシュアーのV-15、ガラードのターンテーブルシートを乗せて、最終的にはなかなかのサウンドをきかせてくたので、参加した人はみんな楽しかったみたい。水平出したり、即席のインシュレーターをかましたりと、いいオトナが8人、合計400何歳かが3時間4時間あれこれ遊べて面白かった。

ブルーノートのオリジナル盤もかけたし、長岡鉄男A級セレクションや菅野録音もかけてみた。でも一番はイブ・モンタンでしたね。こればっかりは言葉じゃどうにも説明不能で、参加して実際に音をきいてもらわないと理解できないと思う。ゼンマイ式プレーヤーは明日手で持って返却しに行く。  2014.1.11

ゼンマイ式プレーヤーを返却し、今後さらに音質をよくするために使ってみた感想を伝えてきた。

午後は、DVDでディカプリオ版の「グレート・ギャツビー」を見た。どちらかを取れと言われれば僕は1974年に制作されたロバート・レッドフォード版の方が謎めいた感じがしてシックリくるんだが、ディカプリオ版もなかなか楽しめた。

ロバート・レッドフォード版のラストシーン、老いた父親が昔の日記と言うかスケジュールを読むところはけっこう悲しくてグッときましたからねえ。  2014.1.12

「ふりそでーしょん」の日です。鶏の唐揚げ食べてきゃりーぱみゅぱみゅききます。

でもそれから後はバッハの日で、ずっとバッハ。バッハの旋律をきいて過ごした1月13日だった。そろそろ何かが動き始めてくれるといいなあ。  2014.1.13

そうそう、ゼンマイ式レコードプレーヤーにご興味のある方はこちらをご覧下さい

友人が吉祥寺にSEASONSというアウトドアスポーツ用の靴下屋さんを始めていて、先日「これはとても良いので是非履いてみてくれ」というおすすめの靴下を送ってくれた。

彼と知り合ったのはもう20年以上前で、シーカヤック関係の集まりで出会った。その頃は銀座の好日山荘に勤めていて、その後、パタゴニア、モンベルを経て何年か前に自分で店を開いたのが、吉祥寺の「SEASONS」だ。

彼が送ってくれた靴下は、このような物で、大変優れたものらしい。「らしい」というのは、僕は足裏に汗をほとんどかかないので、この優れた性能の靴下の良さが良くわからないのだ。「ユニクロの靴下でも、綿でも化学繊維でもあまり違いがわからない足なのだ」と伝えると「まったくなあ、プレゼントした相手を間違えたかもなあ」と言う。そういうわけで、僕には豚に真珠の高性能靴下をどなたか試してやって下さい。ランニング・ジョギングにも良いそうで、足がむくむ人にも効果があるそうです。

明日は水曜日なので、夜は音楽喫茶をやっています。寒いけどお時間のある方はどうぞお越し下さい。ああ、原稿難航中、今夜と明日は頑張ろう。  2014.1.14

先日のゼンマイ式プレーヤーはなかなか面白かった。一台しかない実機をStudioK'sに貸し出してもらい、戯れる会例会に集まってくれた人達で試聴したのだが、冬で室温が低かったせいかグリスなどの影響もあり、動かし始めは動作にやや不安定なところがあったので、みんなでアイディアを出し合ってあれこれ試した。

いただいた年賀状を挟んで水平を出したり(送ってくれた皆さんすみません、でも役に立ちました)、ゴム足の下にインシュレーターとしてメラミンスポンジを入れてハウリングやSN低下を防止したり、カートリッジを交換したり、多分最初に出た音とはだいぶ違う良さを引き出せたと思う。

新旧の組み合わせが楽しいから、僕はやっぱりゼンマイ式プレーヤーにはVIVLabのトーンアームが良いと思う。

ブルー・ノートのオリジナル盤も良かったけど、その前にかかったイブ・モンタンが絶品だった。あれで一気に評価が変化したと思うから、やはり機器とソフトの組み合わせは重要だ。ライブなんかでも、たとえばシャウト一発とかそんな何かをキッカケにそれまで散漫だった空気が変化することがある。みんなの意識があのレコード一枚でグッと集中した、そんな感じの体験だった。オーディオは面白い。

今日の東京は寒くて、3度だ。そういうこともあるよね。温かいコーヒーを飲んで、J-WAVEきいて、今日はロールケーキを作りつつ原稿を書こう。

明日は「包丁研ぎ講座」と「ミルク缶コーヒー焙煎講座」で再び福島に行く。こんな講座があちこちで開催されるといいよね。どちらもやる気があればそれほど難しいものではない。プロになるわけじゃなし、目標の80点をクリアすれば、普通の感覚なら「とてつもなく良く切れる包丁」になるし、「どこのカフェよりおいしいコーヒーを安く手に入れること」が出来るようになる。砥石は荒砥と普通のと合わせても5000円ぐらい、ミルク缶焙煎講座も5000円、これで一生OKです。

日時を合わせてスタジオに習いに来てくれればそれでもいいし、人数をまとめて招いてくれれば教えに行きます。

ヘッドフォンブックの仕事で、色んなヘッドフォンが届き始めている。

この冬一番の寒さになったこんな日の夜にわざわざ音楽をききに来てくれるような酔狂な人はいないよなあと思いつつ、原稿を書きながらお客さんが来てもOKな状態にしてある。お客さんゼロならそれも良し、少し原稿が進むかも知れない。だれか来てくれればそれもよし、なんて考えて、今夜はAudirvanaPlusでクラシックを再生しながら音楽や愛のことを書いている。

ほえー、マッキントッシュからもヘッドフォンアンプとヘッドフォンが登場ですか。そういう時代ですねえ。

対戦型ではなく、タイムアタックを行うと一首平均3秒台で取っていて、こちらはコンスタントに名人級ってことになった。何とか3秒を切るあたりまでもっていくことができるのだろうか。わからないがこれからの課題だ。まあいいや、明日は朝が早いので、ではみなさんおやすみなさい。  2014.1.15

うーむ、朝早く目が覚めてしまって、もう眠れそうにない。よし、今日は気合いを入れて行くぞ。朝から原稿を書き、65%の仕上がりを70%にして、新幹線乗って、オーディオと包丁研ぎとコーヒー焙煎と、それからオーディオと、翌日またオーディオをやる。うーん、何とも充実した二日間になりそうだ。武者ぶるいはしないけど気温が低いのでふるえている。  2014.1.16

今、福島から戻った。今日は16時から僕が提案した広告(タイアップ)の打ち合わせがあり、夜はこれから結婚するという27才女子が料理を習いに来る予定だ。これはおまけなんだけど、二人でガドガドサラダのソースを何種類か試作しようと思っている。そんなわけで、荷物の片付け中だ。

これ見に行きたいなあ。

福島県の天栄村須賀川市鏡石町合同で行われた「包丁研ぎ講座」と「ミルク缶によるコーヒー焙煎講座」は、それぞれ午後3時からと6時からの開催で、準備やスタッフとの打ち合わせのため14時集合だったが、僕は朝8時16分発の新幹線に乗って新白河へ向かい、9時50分すぎに到着した。

そして、斑目秀雄さんのお宅に行った。斑目さんは有名人で、スターだから伏せ字などにはせず本名で書かせてもらうことにしましょう。  2014.1.17

斑目さんのことは中学生の頃から知っていた。東京オリンピックの自転車競技に出場したことで知ったのかなと思う。中学生の僕は何と読むのかがわからなくて、父親に「まだらめ」と読むのだと教えてもらった。中学の同級生で自転車業界に入った奴がいて、彼に「まだらめ」と読むのだと言ったら「違う」というので言い合いになった、だからあれが中学生の時のことなのは確かだ。

横須賀の三上さんのHP「趣味の獄道」を見ていたら斑目秀雄さんが来たと書いてあって、珍しい苗字だし「自転車の斑目さんかな」と思った。あれは僕が取材で三上さんのお宅に行った頃だったから多分4年か5年ぐらい前のことだ。そして二年ほど前、毎週水曜日夜の音楽喫茶に斑目さんがお客さんで来てくれて、「ああ、やっぱりそうでしたか」ということになった。そういうこともあるから、僕はお客さんがゼロでも一人でも毎週音楽喫茶をやることにしている。

今回は包丁研ぎ講座とコーヒー焙煎講座という仕事で福島に行くことになり、斑目さんのお宅を訪問することになったのだが、アバンギャルドのスピーカーって、何となく鳴らすのが難しそうだし、自分じゃ使わないタイプのものだから、こちらも正直「内心ドキドキ」するわけで、電話で「音きいて、ひどいこと言うかも知れませんよ」などと言って、「ああ、いいですよ」なんて会話を交わしていた。だから、斑目さんも「内心ドキドキ」していたのかも知れない。使っているオーディオ機器がどんなに高価なものでも、名機でも、ひどい音で鳴らしている人だらけなのがオーディオの現実だ。

駅まで迎えにきてもらったクルマの中で、「どのような音を目指しているのでしょうか?」あるいは「これまであちこち色々なお宅に行った中ではどこのお宅の音が好きか」というようなことを質問した。答えは「自分の音が一番好きだ」という、実にまっとうででも意外にそう言い切れない返事が返ってきて、そして「山本さんのスタジオの音とも共通していて、サウンドステージが出る」という答えもあって、心の中で「アバンギャルドのスピーカーって、そんな風に鳴るのか???」と思った。

オーディオって部屋と才能と機器とやる気とイメージが足し算引き算掛け算的に混ざり合っている世界だから、本当に音はきいてみなければわからないのだ。そして、徐々に変化もするから、僕にしても3年前とは違う音になっていると思う。まあ、そういうことはなどなどはともかく、斑目さんのお宅に着いて美味しいコーヒーをご馳走になり、美人の奥様も交えてしばし歓談の後、2階に上がり音をきかせていただいた。

斑目さんはジャズがお好きで、この日再生したCDはすべてジャズだった。「山本さんがいつも試聴に使っているソフトを持って来てくれ」という話もあったが、とりあえずそういうものは不要で(と言うかそういうものを持ってない)、出ている音をきかせてもらえれば、どんな状態で何を目指していてどういう音が嫌いなのかという判断はつく。

斑目さんのアバンギャルドから想像とはまったく違う現代的な音と立体的な音場が出ているので、「なるほど、これは僕の音とも共通しているという斑目さんの言葉は本当だ」と思った。歯切れが良くて気持の良い音だ。そして、目の前にほぼ等身大の歌手が登場して歌ってくれたりする。

サーロジックのパネルも入っていて、100%(村田さん的な)完璧じゃないにしても、ある程度のルームチューンはほどこされている。ただ、ちょっと中高音で耳につくところがある。これを解決するには二通りのアプローチがあって、その合わせ技が最も効果的だ。

あの中高域のトゲをなくすには、1)部屋に少し吸音対策をほどこす 2)もう少し低音が出るようにする。この二つを行うと、相乗効果でさらに音量を上げてもうるさくなくなって、うるさくない爆音が得られる。それはまったくその通り伝えた。「低音は元々ある程度ゆるくて、ボワッと広がって当然なのです」と言ったら、「そうかな」と言って、アバンギャルドの後ろに回って低音のレベルを1目盛り上げてくれたので、ちょっと良い感じになった。アバンギャルドのウーハーはアンプ内蔵でアクティブなのだ。(いいなあ)

「近所のおいしいラーメン屋さんが混んでしまうから」ということで、そのあたりで一旦オーディオは中止してお昼をご馳走になった。

土日には何十人ものお客が並ぶという「とら屋」のおいしいチャーシューワンタン麺を食べて戻り、まだもう少し時間があるからということで、再び二階に上がって音をきいてビックリした。午前中とは全然違う鳴りっぷりなのだ。「あれー、さっきより断然良いですね。これなら、誰にきかせても大丈夫って感じの音ですよ」ということになり、午前中にかけたCDも含めて時間の許す限り楽しんだ。どうやら、食事行って帰ってその後お茶を飲んでいた1時間か1時間半ぐらいでパワーアンプが暖まって本領を発揮し始めたらしい。マーク・レビンソンのNo20.5を2セットブリッジで使っているのだが、アンプが暖まったところに低音も1目盛り上がっていて「適切なギヤ比」になったらしく、素晴らしい再生だった。

だから、昨日東京に戻った僕は「自分の音は大丈夫だろうな」と考えて、スタジオに入るなりパワーアンプのスイッチを入れて昨日も今日もジャズを中心にかなり大きな音で再生をしている。僕は、こいういう関係っていいよなあと思うのだ。  2014.1.18

余談ですが、今回の写真は三枚ともiPhoneで撮りました。そんなこととも関係して、斑目さんのお宅の装置について「自分ならこうする」という事を一つだけ書かせてもらいましょう。僕なら、パワーアンプを一台にする。本来の音になるのに5時間かかるのはちょっと辛いし、モノラルアンプ4台はスペース的にも厳しいと思う。リスニングポジションの左側にトーレンスのアナログプレーヤーが用意されていて、見せていただくとLPも所有されているのだが、現状だとプレーヤーを置くスペースがない。だから、僕ならば、ほぼ同じ音が出て1筐体で済むパワーアンプを探す。せめて2筐体のパワーアンプに出来ればアナログプレーヤーやフォノイコライザーを置く場所ができて、もっと楽しめると思うのだがどうだろうか。今は、iPhoneでこんな写真が撮れる時代なのだから、探せば、もっと省スペース省電力でしかも音も良いというパワーアンプが見つかるのではないかなと思う。

そして、アナログレコードをかけると音は多分もっと良くなると思う。これは本当にそうで、LPの再生はスピーカーに対して違う鍛えかたをする。だから、是非アナログの再生をやって欲しいと思う。

ああ、やっとのことでDigiFiのエッセイ4000字を書き上げた。今回は(も?)けっこう苦労したなあ。4000字ちょっと書くのに10日以上かかっているから効率の悪さは半端じゃない。まあ、ずっとその事をやっていたわけではないが、でも、この原稿を書き終わらないと次の原稿に着手できなくて、真面目な話自分でもどうなることかと不安になった。でも、そのぐらいきわどく追い詰めた結果じゃないと多分良い物は出来ない。僕はけっこう沢山の原稿を書いてきているが、このエッセイは徐々に特別なものになりつつあります。

そして、この原稿を書く中でわかったことがある。それはスピーカーで音楽を楽しむのとイヤフォンやヘッドフォンで音楽を楽しむことの相違点なのだが、このことが自分の中でスッキリしたので、この原稿を書いて良かったと思う。  2014.1.18

今日は午後から二時間ほど打ち合わせでメーカーの人が二人来る予定で、それから沢山届いたイヤフォンの試聴をする。中には10万円以上するイヤフォンもあって、それらはもちろん良いのだが、僕は2万円ぐらいまでのイヤフォンで良い物を見つけることが楽しみです。ヘッドフォンなら3万円台で、まあ最高に高くても実売5万円ぐらいが限度でしょう。このあたりはオーディオ用のケーブルについて感じていることとまったく同じ感覚だ。

そういうわけで、午後3時からはひたすらイヤフォンの試聴に入った。イヤフォン関係でも何かイベントをやりたいと思っているが、まだ実現していない。今年は何か出来るといいな。

いろいろ困難な状況は続いている。あっちの仕事が増えればこっちはなくなるし、やりたいことをやって暮らしていくのは大変だ。でも、そんな中で色んな人と会って話をして、なるべくいろんなところに出かけてアンテナ張って面白そうなことをキャッチして際どくギリギリでいいからやっていければと思う。明日からヘッドフォンブックの原稿を書こう。  2014.1.20

何も買えないんだけど、ヤフオクをウオッチする日々が続いている。

で、頭の中では原稿のことを考えつつ、午後は大工さんの真似事をしていた。

この場所はすごく良い収納スペースに作り替える予定なのだが、原稿書きをやりつつ、今日何時間かずつ分割して大工仕事ってのはいいかもなあ。よーし。

明日は水曜日なので、夜は音楽喫茶をやってます。あの人とあの人が同時に来てくれたら、途中まで見た映画の残りを見たいなあと思っている。  2014.1.21

うーん、イヤフォンによっては10分ほど音を出すとかなり変化するやつがある。こっちの耳が慣れたのかそれとも本領を発揮し始めたのか、多分その両方なのだろうが、でも音も確実に変化している。最初の音だったら「これ、あげるって言われても使わないよなあ」と思ったけど、10分動かすとかなり良くなってくる。多分新品だったんだなこれ。今度から火曜日の夜はヘッドフォン・イヤフォン喫茶にしようかしらん。

今日はまず、夜の喫茶のためにシフォンケーキを一個作って、それから書ける原稿から書いていって、頭が疲れたら一日5mmずつ厨房の柱をノコギリで切る。そういうことにしよう。夜はこのところよく作っている焼きたてのベーグルにしよう。そして今日は久しぶりにオレンジシフォンケーキを作りたいなあ。やっぱり水曜日夜の音楽喫茶は食事付きがお得です。

仕事がつまってくると、サボりたくなる心理ってのがあって、トットと原稿書きをやならければいけないのはわかっているが、そういう状況だと他のことをやりたくなったりする。そういうわけで、厨房はここまできた。これは良い感じだなあ。ここまでくればあと少しだ。

この柱除去作業の途中でバカなことをしてしまった。材木と材木の間に硬い物を突っ込んでグリグリと隙間を広げたかったのだが、ちょうど良い道具がなかったので、困ったなと思い出刃包丁でやったら、思惑通り目的は見事に達成できたのだが、ちょっと先端を引っかけてポリッと出刃包丁の先が折れてしまったのだ。あーあ。

それで20分ぐらい荒砥石でこすってここまで来た。

さらにもう20分ぐらいかかって、ここまで整えた。ああ、やれやれ。あとは普通の砥石で研げばOKだ。こんなことをしているものだから仕事が進まないのだ。バカだなまったく。明日と明後日はしっかり仕事をして過ごすぞ。

  2014.1.22

イヤフォンの試聴って直接的だからけっこう疲れる。真面目に大音量で2時間やると頭がおかしくなる。だから、僕は割と時間をかけてやっている。そんなわけで、時として他の筆者と違う観点、独自の評価みたいなものが出る場合もあったりする。うーん、それにしても硬くてテーパーがついている長い棒があれば一発で済む仕事なんだが、それがなくて難航している。また出刃包丁を使うと今度は真ん中からボッキリいきそうだしね。どうしたもんだろうか。

昨夜の音楽喫茶に持ち込まれたCDその2。これはなかなか良い演奏だと思います。僕が夜中に仕事や人間関係で疲れたときなどにこのCDをかけることになりそう。

一週間以内にジンジャーシロップ作りを行いますので、欲しい方はお知らせ下さい。

SISにLINNのアキュレートDSKの中古が入荷したそうで、シルバーで40万円以下らしい。LINN DSの中古ってあまりないから、興味のある方は問い合わせると良いかも。03−3824−1139です。

昨日やってきたヘッドフォンが二機種あって、それらを試聴して音を記憶にとどめて5機種返却し、まあいろいろあってサカナクションきいて、その後割と高価なイヤフォンが5機種やってきてこれも割と丁寧に試聴してみている。いくつか新しい発見もあって認識を改めつつ、原稿を一つ送って、料理をやったり片付けたりする余裕がなくなってきているので外に出たついでにラーメン屋でラーメンを食べて、またイヤフォンで音楽をきいている。うーん、今日明日が勝負だなあ。と、毎日同じことを書いている。  2014.1.23

ヘッドフォンよりもイヤフォンの試聴の方が疲れる。何年か前、三浦孝仁さんは「ヘッドフォンはいいけど、カナル型のイヤフォンの仕事は耳を悪くするのでやらない」と言っていた。僕はそんなことも言ってられずやってますね。イヤフォン好きだしね。でも、とにかく疲れ方が激しいので長時間はやりたくないのだが、ちょっとあれこれ詰まってきていて昨夜は集中して試聴してしまった。イヤチップ一つでかなり音が変わるので、楽しいゲームだとも言えるのだが、まあここ数年、1万円ぐらいからかなり良いイヤフォンがあるので楽しめる時代だ。

とにかくそんな状況だから、一日に何時間かは大工仕事やペンキ塗りが必要なのです。

ついにここまできたので厨房の大工仕事にも先が見えた。思い切って、たった12cm×12cmの壁を除去しただけでいろいろな動作がスムーズになるし、機能が増す。スタジオの大改装は2006年の夏だったから、7年半かかって徐々に使いやすい厨房になってきている。さて、あと4機種ほどイヤフォンを試聴して夕方までに発送しなくてはならない。イヤフォンもいいけど、スピーカーで音楽を再生するのは身体にやさしいなあと思う。

まだ原稿は書き終わってないのだが、物がなくなったので少し気が楽になってきた。今晩は久しぶりにバゲットを焼いている。そして、CD12で何かCDをかけよう、それともアナログレコードにしようかな。やっとそういう気分になってきた。明日は明後日のために食材をあれこれ買いに行くので、そんなことをしながらヘッドフォンブックの原稿を仕上げよう。

そういうわけで、今夜は渡邊孝演奏のゴールドベルク変奏曲がかかっている。なかなか良い演奏です。  2014.1.24

福島に嫁いだJBL L-65はあと2年後ぐらいに開花するかなあ。それとも1年以内かな。あれこれ楽しんで、やればやっただけ音がグングン良くなるってのはいいよね。

おー、まずい、ジンジャーシロップがあとわずかだ。どうしよう、月曜日には作らなくちゃいけないな。多分4kg分作るので、欲しい方はお知らせ下さい。

僕のコーヒー焙煎は約1年3ヶ月を経過して、初期のあれこれやってみる段階が終わりつつある。で、今のままもけっこう良くてさほど問題はないんだけど、もしも自分独自の方法が見いだせたらそこに行きたいと考えている。でも、まだ見いだせないので当分は今のままだな。ミルク缶焙煎はとても単純でなかなか優れた方法なので味に不満はないのだが、自作のアンプみたいなもので、作る度に音が違う的な面がある。だから、僕にとってコーヒー焙煎における次の課題は再現性と微調整なのです。

最近になって、オーディオに関して「やっぱりそういうことだよな」と思うことがいくつかあった。徹底的にやりまくるのもよし、そこそこでやめるのもよし、ある時期は徹底的にやりまくって飽きたら適当にやるのもよし、死ぬまで徹底的にやりまくるのもよし、ってことかな。でも、一人でやっていると徹底的にやるのにも限界がある。

だから結局は徹底的にやってるところと、いい加減にやることの合わせ技になってくるんじゃないかな。一人でやってると、自分がどれだけ徹底的なのかもわからないし、どれだけいい加減なのかもわからない。そんな気がする。

今日はジンジャーシロップとブツブツ交換をしているコーヒー生豆が鹿児島から2kg届き、両方とも焙煎してみたら割とうまくいったので、徹底的に手で焙煎しつつ再現性と微調整を可能にするというのも出来なくはないのかもなという気もしていて、悩み中ですね。

今日の東京は割と暖かくて、昼間は暖房をつけなくてもOKなぐらいだった。

冷房も暖房も不要な季節にスタジオK'sに集まって、オーディオ合宿ってのをやれたらいいかもなあってのが戯れる会のお題に出ているんだが、果たして実現するんだろうか。合宿ってなにやるんだ? 何をやるのかから考えるってのもいいかもね。スタジオの床で雑魚寝ですが、人が集まってくれりゃローストビーフもチャーシューも焼きますよ。風呂は夜中にみんなで「江戸遊」に行く、ですね。まったくホントに学生気分ですねこりゃ。楽しいかも知れないな。会員非会員元会員これから会員、みんなで集まるってのはどうだろう。  2014.1.26

今日は朝から「だいじょばない動画撮影のための練習会」をやっていて、音はとりあえずアクリルのスケルトンスピーカーで出して、で、途中でプロジェクターも使ってスピーカーがL-65になる。そして、昼はおいしいサンドイッチなのだ。それが終わったら1時間かけて食器その他を洗って片付けて、15時からは作って食べる会でこちらは「究極の手作りあんみつ」とのり巻きパーティで、空いた時間はみんなで音楽をきいたりサカナクションのライブ映像(サラウンドライブ)を見たりす。そういう充実した日です。今は一回が何とか軌道に乗りつつあるところなのだが、こういうの(つまりスタジオも厨房も僕自身もフル稼働のイベント)を月に二回やれたらいいんだけどなと思っている。

うーん、さすがに疲れたなあ、夜はヒップホップダンスを目の前で見たのがなかなか新鮮だった。  2014.1.26

ヤフオクに出ていたオーディオ・デバイスのアンプは終了間際に入札が入り、何件かの入札があって終了した。あのアンプはいつか機会があったら自分の装置で音をきいてみたい。多分25年かそれ以上前に作られた物だが、本物は一度も見たことがない。まあ、今後どこかを巡り巡っていつか僕のところにもやって来るなんてこともあるのかも知れない。ないのかも知れないけど、こればかりは縁というやつでどうすることもできない。

おー、そうですか。そうだよね。

朝一で高知県産大生姜を買ってスタジオに着くと10時半だった。今日はジンジャーシロップ作りをやって発送する予定だ。僕は子供の頃、週に3回ぐらい病院通いの生活だったのだが、今はおかげさまで薬を飲まなくなったし病院にも行かなくなった。スタジオを作った1997年からの事を思い出してみても、歯医者さん以外はほとんど医者に行ってないし、薬もほとんど飲んでいなくて、近頃はジンジャーシロップのおかげで風邪をひいたときのルルすら飲まなくなった。そういう10年とか15年ってのはその次の10年15年にとって重要だと思う。

さて、発送も依頼したし、ちょっと出かけて来よう。

今年のグラミー賞は、なんってったってDAFT PUNKだったりポール・マッカートニーとリンゴ・スターの共演だったりするわけですが、日本のレコード大賞に比べるとまともだなあと思う。日本のレコード大賞もあるところまではまともだった筈なんだが、近頃(この15年ほどでしょうか)は妙なことになってしまい、まともな音楽ファンからは完全に見放されている。そりゃ、商売ですから、政治的なものもあるだろうし金も動いていて良いのだが、限度ってものがある。

まあいいやって感じで、数日ぶりに渡邊孝のバッハをCD12から取りだして、今夜はラベルのピアノコンチェルトを最初からきいている。この曲の第二楽章は本当に夢のようだ。

深夜WOWOWで「戦場のメリークリスマス」のドキュメンタリーを見ている。一つの映画に4年もかかって、すでに大成功をおさめている人達が不安で眠れなかったという。もう、本当にメチャクチャ苦労している。いいなあ、バカじゃないとやれないなあ。人間、夢をなくしちゃ終わりだよ。大島渚の言葉によると、「テーマは異文化の衝突ということになっているけど、今思うと違うんじゃないか、『人は人に惹かれうる』というところにあるのだと思う」とのことだった。そのあたりはよくわからないけどね、オーディオのことにしろ、写真にしろ料理のことにしろ、あれこれやりたいことがまだあるんだから、思い切りやるしかない。  2014.1.27

昨日はちょっと気温が低かったが、今日は10度以上になるらしい。そろそろ1月も終わりなので寒いけど春っぽい陽射しになってきている東京だ。この数ヶ月試していたコーヒーの焙煎方法にある結論を出しつつあって、それはつまり、僕がミルク缶を使って焙煎をする際の標準的方法を決めることだ。だが、やり方も定まらないことに加えて、たまたまの体調にも影響を受けるし、味に飽きたりということも関係してくるのでなかなかうまく決まらず、一年ほどがアッと言う間に過ぎてしまった。最高級の生豆しか使っていないし、ミルク缶焙煎という方法も200gぐらいまでなら割とうまくいくので、どんな風にやってもストライクなのだが、それはそれとして、ど真ん中なのか、内角低めギリギリなのかというような際どいコースをどこにするのかということです。本当にオーディオそっくり。興味ない人にはどうでもいいことだし、「高めでも低めでもみんなおいしいよ」という人もいると思う。

セブンイレブンの100円コーヒーは良いと思う。あれによって一番あおりをくらうのは、似たようなコーヒーを一杯200円とか280円でテイクアウトをしてきたコーヒーショップなのかな。

紅茶のロンドンでも数年前からコーヒーの人気が高まって、すでにピークに達していると、J-WAVEの番組でロンドン在住の人が語っていた。おいしいコーヒー、良い音楽、それに合う食べ物、アート、そして楽しい人たちとの会話、これが僕の求めているものです。

日曜日にみんなで「完全手作りあんみつ」ってのを作った。求肥=ぎゅうひ も「なるほど」って感じだったが、余ったこし餡をスプーン一杯食べてみると、本当に豆の味がする。こういう感じでスピーカーから音楽を楽しみたいものです。明日の夜は最近すごく良い感じになっているシフォンケーキを用意して音楽喫茶をやっていますから、どうぞお越し下さい。  2014.1.28

今年はこないなあとおもっていたら、昨日あたりからちょっとやってきた。花粉じゃないんだけど、1月の末から2月の初め頃だけ妙に頭が重たくなる。

今夜は音楽喫茶、シフォンケーキは試しに作ってみたら意外?に評判の良い「ヤクルト400シフォンケーキ」を作った。そういう感じで準備して、今夜は音楽をきいたりちょっと映像を見たりする予定です。さて、その前に原稿を書かなくてはいけない。

ちょっと前に誰かがTwitterで写真を紹介していたオリンパスの新しいパンケーキ型のズームレンズ(14-42mm)は、どの程度普通の写りかなと思う、普通以下の写りは困るけど、無理をすることはなくて普通で良い。余談だけど、パナソニックのレンズはちょっと無理をしている感じがする。それはともかく、薄型の標準ズームと、パナソニックのGM1みたいなボディのカメラがあると、出かけるのが楽しいだろうな。レンズ交換が出来るフォーサーズがあそこまで小さければコンパクトデジカメが不要だし、仕事のサブカメラにもなる。今年はちょっと楽しみかも。まあ、今のOM-Dで特に困ってはいないんですけどね。

あまりに有名と言えば有名すぎる映画「アマデウス」は1984年の映画なんですね。30年経ったのですか。何度も見たのだが、ブルーレイディスク(すごく安い)で鑑賞すると本当に美しくて、いつかウィーンやプラハに行ってみたくなった。  2014.1.29

オリンパスのE-M10はエントリーモデルということだが、基本性能はM5より上がっていたりもして純粋なM5の後継機ってのは無くなってしまうのかな。近頃僕はあまりファインダーをのぞかないで撮影しているので、内蔵の電子ビューファインダーの出来にはさほど興味がないみたい。PenシリーズにしてもOM-Dのシリーズにしても、オリンパスのカメラって割と真面目で正統的な感じで、それはそれで良いと思うのだが、遊びっぽいタイプも望んだりするのは間違いなのかな。でも、今年あたり何か楽しいカメラが出てくれないかなと期待している。

軽めのカメラを持ってあちこちに行ってみたくなった。国内、外国、カフェ、里山、オーディオ愛好者のお宅、などなどいろいろ。純粋な遊びもいいし、仕事でももちろんいいし、半分半分でもいい。時々は遠くに出かけたい。知らないところに行ってみたい。などとジェリー藤尾みたいなことを思っている。

「アマデウス」はレーザーディスクを持っていたので、DVDを飛ばしてブルーレイディスクになったのだが、映像もさることながら音がとても良かった。モーツアルトという作曲家そのもののハイライト版としても映画で使われている音楽は最高に良いわけだが、できればサラウンドで、そして良いオーディオ環境で楽しんで欲しい。僕のプロジェクターは何年か前のモデルで3D対応じゃないから、中古で10万円ぐらいだったが、ほとんど無調整でとてもきれいな映像を出してくれる。これを楽しまないなんて勿体ない。だって、ソフトが1400円で買えるんですよ。信じられないぐらい安い。そして、ブルーレイディスクに入っているメイキング映像が最高だった。

多分、他にも素晴らしいソフトが沢山あるのだと思う。偶然でも何でもそんなものに出会ったらまた紹介させてもらいましょう。

僕はしょっちゅう「もうダメだ」と思っているのだが、そう思ってしまうとそこで終わりになってしまうのでなるべくそう思わないようにしている。確かにダメなんだけど、ダメにしないためにはどうしたら良いのかを考えつつ、「やっぱりダメだなこりゃ」と80%ぐらい考えていることがよくある。そんなこんなで、残りの5%みたいなところで引っかかって、首の皮一枚が残ってセーフなんてこともあったりするから、人生は面白いと思う。

人生が面白いと言えば、今日はすごく驚いたことがあった。ヘッドフォンブック&CDジャーナル編集部のSB田さんと話していてわかったのだが、彼は僕が20年ぐらい前から10年以上年に一回必ず参加していたスキーのグループの創立メンバーで、ちょうど彼が来なくなった頃から僕が参加していたのだった。知ってる人の名前を10人以上出して「おお、懐かしい。すごい奇遇だ」ということになった。僕もそのことにはかなり驚いて、その後で当時のメンバーの一人に電話して「春になったらみんなで集まろう」ということになった。

明日で1月も終わる。それで、秋葉原に出たついでに神田明神に寄り、僕としてはちょっとだけ奮発したお賽銭をあげて「StudioK'sが何とかやっていけますように」と「無病息災」を祈ってきた。それと、スタジオに集まってきてくれる人達の幸福もね。苦しいときの神頼みってやつですかね。  2014.1.30

今日で1月も終わりだから、ちょっとやる気を出してヘッドフォンの試聴にいそしむ。そんなわけで、スタジオの床がまたこんな状態になった。少しは鳴らしこんでからと思うので、Mac mini+AudirvanaPlus+マランツのAVアンプをHDMI経由で再生してヘッドフォン端子を使う、それから、iPhone直挿し、MacBookAir直挿しで、最低1時間2時間ぐらいは音を出しておいて、ヘッドフォンなのを良いことにあちこち適当に試聴して大ざっぱな音質傾向をつかみ、しばらく鳴らしてからちゃんときくという方法を取っている。

それにしても、みんななかなか良い音なので楽しめる。見かけによらず赤いど派手なやつも魅力的な音だ。

マランツのAVアンプをHDMIDACとして使う。つまり、再生はMac miniのAudirvanaで行い、DACはHDMI接続のAVアンプを選んでやると、マランツのAVアンプのヘッドフォン端子を使うことができる。それなりに電源も強いから2〜3万のポータブルヘッドフォンアンプあたりと比較してどうでしょうね。直接対決はさせてないからわからないけど、機種によってFireface400との比較ではマランツのAVアンプの方が良かったりする。だから、僕はAVアンプを巨大なヘッドフォンアンプだと考えていて、あれこれ使えるので助かっている。

今のところ僕が要求している機能を満たすAVアンプはない。ネットワークオーディオ再生部分がAIFFに非対応だったり、インターネットラジオがきけると言ってもradikoは入っていなかったり、マルチchイン機能がなかったりと各社各様だ。もしかすると、パイオニアの実売20数万するタイプがOKだったかも知れない。

さて、今日は晦日だから大家さんに家賃と電気代を払いに行って、やれやれ今年も1月が終わるぞと思いつつ、苦いコーヒーを作ってミルクを混ぜて飲み、まだ店頭には並んでいないAKGのヘッドフォン(いくらだかもわからない最高級機)をアナログLPから録音したデータ3枚分でブリブリと鳴らしこんで放っておき、小川町にでかけて新しいOM-D=E-M10を見に行って来た。

右側のズームは沈胴式だから、沈み込ませるとギザギザのローレットのところまで引っ込むけど、左側のレンズはこのままなので、かなりの違いがある。まあ、左側は12-50mmで右は14-42mmですからね、違うと言えばかなり違う。そして、左側はマクロレンズにもなるので、細長いけど万能、これ一本あると普通の撮影ならレンズ交換不要なので、気が付くとこればっかり使ってるってことになる。

左側の液晶は有機ELだから、ちょっとグリーンがかっていて、きれいすぎて?露出がよくわからないところがあり、調整ではどうにもならない。

CDは繰り返し繰り返し再生するけど、映画は一度見たらほとんどの場合二度は見ない。だから、DVDなどはほとんど処分してしまって、手元に残っているのは数タイトルだけだ。「アマデウス」のブルーレイディスクは新品買っても1400円だから売る意味なんてないし、ブルーレイの画質は多分あと10年後に見ても満足できるだろうと思う。そんなわけで、「アマデウス」はめでたく僕の残している数本の映画の殿堂に入ることになった。  2014.1.31

午前中、窓からとても良い光が入ったので、ヘッドフォン4機種の撮影をした。この写真を見た人は多分自然光で撮ったなんて思いもしないだろうって感じのもので、でも、上がりを見ながら何枚か撮り直したので撮影が40分、画像処理はちょっと大変で一枚仕上げるのにこちらもやはり40分ほどかかった。こういうのって、デジタル&スタジオというスペースがあればこそだ。

そして、今夜は人が集まるのでシフォンケーキを2個焼いている。もちろん一緒にコーヒーや紅茶を出す。それで、ちょっとコーヒーが足らないかもなと思って、昨夜200gを二回合計400gほどの生豆を焙煎しておいた。こんな風に「明日使うから今日焙煎しておこう」なんてことが出来るようになったのも、実に素晴らしいことだ。

今日は一日充実していて疲れたなあ。とにかくいっぱい人が来て楽しんでくれたので良かった。  2014.2.1

ちょっとのんびりとした気分で、新しいこれまで作ったことのないお菓子などを試作し、DVDを見て過ごしている。

2月の「StudioK'sで音と戯れる会」例会は2月8日(土)の午後だ。2月3月は非会員の方もお試し参加OKですので、ご興味のあるはお知らせ下さい。参加費2500円です。申し込みはstudio.k@mac.comまで。  2014.2.2

このところ、ミルク缶によるコーヒー焙煎は自分なりの良いポイントを見つけたようで、ここからはあまりぶれないと思う。自分のための自分の味だから、自分が良ければOKで、30秒ぐらいで行きすぎたりしてかなり際どいところだが、ひたすらあるポイントを目指している。気温や湿度、豆の状態などで多少のブレはあるわけで、焙煎機を使えばブレの幅がもっと小さいところで押さえられるのだと思う。だから、僕はミルク缶焙煎をやっている間、自分が機械のように正確に動くように鍛えている。

シフォンケーキのためには8個分の卵白を泡立てるのだが、これはキッチンエイドのスタンドミキサーを使って、最初ゆっくり15秒、その後高速で1分半、そしてゆっくり1分でやっていて、これでOKなのだが、何も手本にするものも参考書もなかったから、ここに到達するのにはけっこう時間がかかった。Webで調べてもどこにも書いてなかったから、自分であれこれあれこれ試してみてこのやり方になった。イメージした結果が得られれば、低速で4分だろうが高速で2分だろうが何でも良い。最初はハンドミキサーで始めて、それよりはスタンドミキサーの方が再現性が高いと思ってスタンドミキサーを使ってみたが、最初は何度も失敗して玉子8個分を無駄にしてその都度めげそうになったけど、乗り越えてここまできた。焙煎もちょっと似ているところがあって、もちろんオーディオもよく似ている。

何でもいいから新しいことをやっていないとつまらない。そして、よくわからないことや、うまくいかないことってのが最高に面白い。

床屋に行くために歩いていたら、偶然、誠文堂新光社の桂川さんに会った。近所だからこういうことも年に何回かある。で、ちょっと立ち話をして、「近くなんだし、なんか仕事しましょうよ」という話をした。

それでもって、頭をスッキリさせて戻り、今夜は「ペルゴレージのスターバトマーテル」をかけている。いいよねペルゴレージ。

iPhone5で撮影

なかなかおいしいサンドイッチ用の食パンってのが手に入らなくて、人が集まる時に例えば5斤とか必要になると困っていた。それで、めんどくさいから自分で焼いてやろうかと考えて、試しに作ってみた。四角いやつは難しいけど、山型なら上部がなりゆきまかせなのでそれほど難しくはない。まあ、普通は自分で焼いた方がめんどくさいんだろうけど、僕は普通じゃないから、自分で焼いた方が楽だったりする。出来上がりは、食べ過ぎに注意しなければいけないほどおいしかった。そりゃそうだよな、ちゃんとしたバターを使っているし、粉と水とイーストと塩と砂糖とバターだけでその他の物は何も入ってない。コンビニで売っている食パンは何日経っても柔らかいしカビが生えないし、何かヘンなんだ。

3年か4年前、「このままだとオーディオ業界って衰退の一途だから、業界も愛好者もみんなで協力しなければいけないのだ」という話をメーカーや雑誌関係の人に話していたのだが、大した協力もできないまま今に至っている。このままじゃダメです。どうやったら面白くなるのかをみんなで考えて団結しないと、本当にオーディオはアウトです。

ペルゴレージの後は「Archie Bronson Outfit」のCDをきく。ヘッドフォンやイヤフォンもいいけどね、僕はスピーカーから思う存分でかい音でクラシックやロックを楽しみたいのだ。

今夜は、買って持っているんだけど普段手に取らないようなCDを中心に再生することにした。そういうのがけっこういっぱいある。その中で良かったものを明後日の音楽喫茶でかけることにしようかな。  2014.2.3

今日の東京は雨になって気温が低いのだが、僕の気分は明るい。やりたいことがあれこれあるからワクワクして夜眠れない。

適度な責任と独自性、そして最低線の収入、これらがあるかどうか夢を見ていられるかどうか、単純に言い表すとこれに尽きる。こういう奴のことを世間ではバカとも言う。

世の中は利口な人や利口になりたい人が多いので、こちらとしてはバカを炸裂させたいものです。水曜日の夜は音楽喫茶で、明日の夜も喫茶をやっていますが、そこでバカを蓄えるということはないと思いますので、どうぞ明晩もおいで下さい。良いことがあると思います。

壊れたガス湯沸かし器の交換と厨房にガスソケットを1個増設したらけっこうな金額になって、あと少し足したらLUMIX GM1が買えそうなのだった。コンパクトなカメラがあるといいなあ、iPhoneのレンズがズームあるいは二焦点になってくれればそれでもいいのだが、魚眼レンズアダプタとか接写や望遠アダプタはあるけど、iPhoneのカメラが標準レンズになるようなアクセサリーはみたことがない。探せばあるのだろうか。広角側はパノラマにしてつないでもいいわけだし、35mm換算30mmと60mmぐらいのレンズがあれば、よっぽどのことがない限り大体の撮影はできるわけで、あとはどう撮るかだと思うんだけどなあ。

だから、新藤さんは低画素で高品位なコンパクトデジカメを出して欲しいと言う。画素数ってのは400万画素もあれば普通はOKで、無理をしない方が良いのは何でも同じだ。ただ、LUMIX GM1が5万円ぐらいになったとしたら僕はLUMIXの方が断然いいと思う。2万円から3万円で買えるコンパクトデジカメの二倍の値段だけど20万と50万じゃないからね。ホットシューがなくてもボディ内手ブレ補正がなくても、イザとなればレンズ交換ができるってのは心強いと思う。

今夜はカエターノの弾き語りアルバムをきいている。というと、あれかあれだな。あっちです。それからDjavanのCD、録音もいいし若い頃のDjavanものびやかで良いね。ってわけでブラジル音楽ナイト。

フォーサーズという規格はフルサイズの約1/4の大きさだ。で、OM-DとかPenは約1600万画素だから、フルサイズにしたら6400万画素なわけで、まあちょっと頑張ってるわけだ。無理をしていると言っても良い。フォーサーズのまた1/4ぐらいしかないコンパクトデジカメが1000万画素を超えているってのはかなりというかとてつもなく無理をしているわけだから、400万画素ぐらいにとどめておけば、無理のない高品位な画像を得る事ができる。最大値を欲張らなければフォーサーズ並みのカメラだって作れそう。

それはそうなんだけど、そういうのは売れないから「値段が5万円でもいいですか」みたいな話になっちゃうわけで、それならGM1の方がいいじゃないか。PENTAXのQ7と同じぐらいの大きさで、交換レンズだっていっぱいある。ひっそり生産完了になってしまったリコーのGXRも良かったけど、あんなにマニアックにならずにあれこれ遊べそうな気がする。

OM-D=E-M5の世代で二年前にフォーサーズはブレークスルーしたと思うのだが、あと5年ぐらいの間にさらにもう一発突き抜けるんじゃないか、僕はそう思っていて、それまではE-M5を使っていてもいいかもなと思ったりしている。今までで一番長く使ったデジタル一眼レフはキヤノンのEOS40Dで、これは4年使った。背面の液晶がもう少し解像度が高くて色がまともだったらもっと使っていたかったし、7Dよりも40Dの方が良いと言っていたプロカメラマンも沢山いた。

などと、カメラのことをあれこれ書いてみたが、今夜は妙に寒い。こういう夜は早く寝るしかない。うー、外は寒そうだ。  2014.2.4

夜は音楽喫茶だから、午前中に紅茶のシフォンケーキを1個焼いて、午後一で銀座の「音響ハウス」に行き、ピンクボンゴの録音風景を見に行った。

行った時は歌を収録していた。その後、曲の録音があったのでそれをきいてきた。新しく入った若いドラマーも良かったが、大儀見元という人気のパーカッショニストが参加していたので、その演奏を目の前で体験できたのが良かった。

夕方はかなり冷たい風が吹き体感温度がかなり低い中、コートの襟を立ててスタジオに戻り、暖房をつけて部屋を暖めたりとあれこれ音楽喫茶の準備をしつつ、原稿を書いているところ。あと二日ぐらい待っててね。と、ここに書いてもしょうがないか。

今夜の音楽喫茶にはこんなプレーヤーが持ち込まれた。売り物だそうですが、何年か前に知る人ぞ知る千葉県でフルレストア(それだけで15〜16万円かかるはず)してもらっている物なのでそれほど安くはないけど、欲しい方はお知らせ下さい。古いオーディオ機器は程度の良い物を探そうとすると意外に少ない。

トーレンスのTD124は何年ぶりだろう。昔の恋人に再会したような気分でレコードをかけている。何度も書いているけど、もしもアナログプレーヤーを3台所有できるなら、一台はガラードで、もう一台はトーレンスのTD124だ。残りの一台はDDでもいいしベルトドライブでもいいし、別のタイプってことになる。古い物なので少しキズはありますが、動作はOKですね。ご興味のある方は、今度の土曜日、戯れる会例会でガラード401とのききくらべを行うつもりなので、そちらにでも参加していただければと思う。

僕のガラードに付いているアームは二本ともトーレンスTD124用のアームボードに取り付けてあるので、やろうと思えばガラードに付けてあるダイナベクターのアームをトーレンスにつけ替えて音の違いを確かめることも可能だ。そういうことって、どこの雑誌でもショップでもやってくれたりはしないわけで、それを体験できるのは戯れる会例会ぐらいなものだろうと思う。

僕は大型の機器を好んでいない。だからスピーカーもあまり大きい物は使っていないし、プレーヤーもそうで、TD124は本当に小型で素敵なのだ。一台だけ残すことにしたので僕はガラードを使っているが、ガラードとトーレンスTD124から僕はレコードプレーヤーについて多くを学んだ。  2014.2.5

この一週間ほどの東京は寒そうだ。そして空気中に何かが飛んでいて、いきなり鼻がムズムズしてクシャミが出たりする。3月4月は何ともないのでスギ花粉じゃないと思う。黄砂という説もあるが、毎年この時期、短期間だけなる。

こんな寒い時はコーヒーもいいけど、やっぱりジンジャーシロップです。二〜三日中にまたジンジャーシロップを作る予定があるので、欲しい方はお知らせ下さい。  2014.2.7

昨日はちょっと集中してヘッドフォンイヤフォンの原稿を書き上げて送った。あと一つ広告がらみの原稿があるが、文字数がよくわからないので連絡待ちだ。

そういうわけで、今日はジンジャーシロップ作りだ。こんな時期だし、明日の戯れる会例会ではジンジャーシロップを飲んでもらうことにしようかな。

明日は大雪の戯れる会例会になるのだろうか?それとも開催不能なのだろうか? 雪の日はSNがいいんだけどね。はからずも、スタジオで合宿なんてのも楽しそうですけどねー。  2014.2.7

今日の東京は年に一度あるかないかの大雪で、偶然戯れる会例会とぶつかった。順延にしようか決行しようかと考えたが、非会員の人の参加もあるので、とにかく集まる事が出来る人だけでも集まって開催することにした。電車がなければ、寝具はないけどお泊まりもOKです。

トーレンスのTD124とガラード401の比較(アームはダイナベクターDV507がネジ3本で取り付けられる)は興味がある人もいるだろうし、要望があれば、来週の土曜日に「もう一度臨時戯れる会例会をやる」のも良いなと考えつつ、今、スタジオに来て室内を暖め中です。

今日は13年ぶりの大雪になったが、7人の人がスタジオに来てくれて戯れる会例会をやった。内容はかなり濃くて、もちろん同一アーム同一カートリッジ同一フォノイコライザーによるガラードとトーレンスTD124の比較試聴も行った。今回僕のところに持ち込まれたTD124はさすがにフルレストアがなされた物で、状態が良かった。そういう物なのであまり安くはない(ショップだと40万円以上だろう)のだが、欲しい人はご相談下さい。  2014.2.8

一昨日ジンジャーシロップを作って2kg分の在庫を持っていたのだが、昨日行く先が決まってしまい、さらに戯れる会例会の第2部でみんなに飲んでもらったら、自分の分が非常に残り少なくなってしまった。そういうわけで、今週中にまた作ることになりそうなので、欲しい方はお知らせ下されば一緒に作ります。

それにしても、東京でこんなに雪が降り続けて積もったのは久しぶりのことで、昨日戯れる会例会に集まってくれた皆さんお疲れさまでした。相変わらずの豊富な内容で楽しかったけど、雪で来られなかった人や帰るのに苦労した人がいた例会になった。昨日の最後にやったサーロジックのパネルと和心のありなし効果の実験も面白かったな。

都民のほとんどは、「なんだかわからないけど、迷惑な都知事選だなあ」って思ってるんじゃないだろうか。

今日は良い天気だったので、ずいぶん雪は溶けたけど、もちろん細い路地などには沢山残っていて、ここから一週間ぐらいは冷たい風が吹きそうだ。でも、冬だからしょうがないね。

ふーん、オリンパスE-M1のセンサーってソニー製じゃなくてパナソニック製だったのか。E-M10もパナソニック製? まあいいや、僕のカメラは当分今のままだ。  2014.2.9

試しに普段スピーカー横に配置しているサーロジックのパネルを戻さずに音を出してみている。よーく音をきいてみて、無しでもOKなものなら置きたくないのだが、しばらく様子を見ないことにはわからない。

うーむ、カメラの世界はすごいですねえ。これだもんなあ。よくこんな大胆なカッコのカメラを出すよなあ、それだけでシグマは偉い。歴史に残る名機となるか愚作なのか、まるでわからない。性能が良ければ名機になると思う。

そのうちきっと新藤さんが貸してもらってレポートしてくれるんじゃないかな。そこまで必要かどうかわからないぐらい画質は良いだろう。レンズ交換は出来ないカメラなので、35mm換算、20mm付き(ないけど)と28mm付きと75mm付きなんてのを3機種使っていたら楽しいかも。  2014.2.10

東京はまた雪っぽい天気で千葉はけっこう雪が降っているらしい。寒い日だ。昨日でやっと原稿書きが一段落したので、今日はWiifitをやって、新しい味で新しい作り方のバナナブレッドをオーブンに入れて、ブルーレイディスクの「るろうに剣心」を見てという日だ。多分おいしく出来る筈なので明日の喫茶はバナナブレッドを出そうかな。

そういうわけで、明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。TD124にはダイナベクターのアームを付けっぱなしで、あれこれきいている。

せめてこの程度には水平の調整をして、きちんと針圧計を使って針圧を2.1gにして音を出す。  2014.2.11

色々なトーンアームを使ってみたかったのだ。StudioK'sを作ったばかりの頃はアナログをやっていなかったんだけど、1999年4月にアナログを再開してから、とても沢山のトーンアームとお付き合いした。パッと思いつくものをざっと数えても20本ぐらいある。KENWOODのKP1100をスケルトンにしたのは色々なアームをサッと試したかったからで、それ以外の理由はない。おかげで僕はとても沢山のトーンアームの使い心地を体験し、そして今使っている二本、ダイナベクターのDV507とオーディオクラフトのAC-3000MCを残した。

ところが、トーンアームよりもカートリッジよりも、ターンテーブルの音が実は問題なのだった。それを教えてくれたのがTD124だった。しかし、こうして久しぶりに使ってみると、やっぱりTD124はいい音だなあ。音の存在感みたいなものが強い。

いつもいつも、ずっと書き続けているが、僕は大型の機器やとてつもなく高価な機器があまり好きじゃない。スピーカーは一人で持てる物と決めているし、スピーカーがそんな風だから、他の機器は当然一人で持つことができるものばかりだ。そして、普通の収入では何百万もする機器は買えなくて当然だ。だから、使っている機器はほとんど中古で、しかも大した値段じゃない。今使っている機器の中ではLINNのCD12だけちょっと高かったから、これは仕方なく60回払いだ。

でも、そういう中でアッと驚くような機器に出会うことがある。そこがオーディオの一番楽しいところだ。トーレンスTD124はそのアッと驚いた機器だなと思う。自分で書いた「パート5」を読み返すとあの時の驚きがよみがえってくる。あれは2003年の年末だったから、もう10年も経ってしまったがTD124との出会いは大きかった。

先週作ったジンジャーシロップは全部よそのお宅に行ってしまい、自分の分がなくなってしまった。これはまずいなよあ、やはり今週中に作らねば。作るとすると明日か明後日だな。生姜を仕入れてこなければいけない。

音楽喫茶が始まるのは19時からなので、それまでに予約が入っている食事の支度をしたり、デザートを作ったり、近頃格闘している食パン焼きなどをやりつつ、17時にはパワーアンプのスイッチを入れてレコードをかけるとこれが実に良い音で、涙ものなのです。バキューム式のレコードウオッシャーを使うと目が覚めるような音が出たりしてビックリです。

TD124で再生して、それをFireface400の24/96で録音し、AudirvanaPlusで再生してみると、これがけっこう音が違って面白い。24/96をAudirvanaPlusで再生した方がちょっと明るめで広がり感のある音になるのだが、これはこれで良さそう。いつもは非圧縮なのだが、今回は試みにflacで保存したからかな?  2014.2.12

この前、銀座の音響スタジオに行ってピンクボンゴの録音風景を眺めてきたのだが、その時、音のチェックをしていたのがヤマハのNS-10M STUDIOという小型のモニタースピーカーで、あの音は凄かった。あまりに良く鳴っているのでアンプは何だろうと思って見てみると古めのCHORDだった。NS-10M=通称テンモニの音は何度もきいたことがあるし、自分でも使ってみたことがあるのだが、あんな風には鳴らなかった。「STUDIO」が付いたProバージョンは違うのだろうか。とにかく、あれを体験して「あんな風にブリブリ鳴るものなんだと」ちょっと考えが変わった。ヤフオクには出品されているのだろうかと検索をかけたり、もし、秋葉原を歩いている時に2万円で売っていたら買いそうになる。それぐらいすごい音だった。

秋葉原を歩いていてもNS-10M STUDIOは売ってないが、Zライトを安く売っていたので衝動買いしてしまった。4万1千何百円だかの定価が何と驚きの8000円。2011年製のLEDです。

e-イヤフォンの近く、秋葉原駅を背にして元日通があったビルの先の細い道を左に曲がって右側、ニッピンまでは行かない手前で売っていた。わかる人はこの説明でわかると思う。LEDの色が白すぎるので、僕はフィルターをかけて電球色に近い色味にしている。これでこのあたりでの作業がやりやすくなると嬉しい。

NS-10M STUDIOはこんな風に調整卓の上に置かれていて、写真だとよくわからないと思うが、奥のガラスとの距離は1m以上あってほとんど部屋の真ん中に置いてるっていうセッティングなのだが、ベースなんかブリブリで実に爽快な音だった。なんであんな音が出るんだろう。

昼間は、レンズを貸してもらいに行ったり、売り込みに行ったりして、夜はまたTD124でレコードをかけている。いろいろ思うようにはいかないことや辛いことは沢山あるのだが、そういう時こそ音楽だ。そして、とにかく新しいことを始めるのだ。今年はそういう年で、オーディオのことにしてもその他のことにしても、まだやりたいことがある。だから、心ある人は力を貸して欲しい。  2014.2.13

昨夜はキース・ジャレットの「ステアケース」をかけていた。2枚組のLPで、全部で11のパートがあるのだが、このうち特に気に入っているパートが一つある。パリで突然録音したというレコードだったかな。CDは出ているのかなと思って見てみると、まあ当然ながらCDもあった。ケルン・コンサートの次に買ったLPだったが、気に入っているパートは宗教音楽みたいな響きで、このあたりから僕はクラシックを好きになってきていたのだと思う。

僕はアナログつまりLPの再生をやめる気はまったくないけど、CD化されているものはCDでいいと思う。LPをデジタルデータ化してそれを再生するのも良いと思う。でも、レコードプレーヤーをゼロにする気はない。写真はデジタルカメラしか使う気はないけど、レコードやレコードプレーヤーを処分する気はない。ただ、レコードプレーヤーを二台三台持つには物理的な無理があって、一台残すなら今使っているガラード401にアームが二本、もし二台ならそこにTD124が加わるという気持はまったく変わりがない。どちらも甲乙つけ難いターンテーブルだ。

東京はまた雪だ。しばらく寒い日が続くのかも知れない。

そう言えば今日は2月14日、バレンタインデーってやつだった。チョコレイトディスコをききながら、生姜を買いに行く。

オリンパスのE-M1と一緒に発表された12-40mmf2.8という評判が良く明るいズームレンズがあって、この組み合わせでE-M1を持つと、重ためだけど非常に持ちやすくてEOSを持っているような気分になる。M1じゃなくてM5の方はもっと昔のカメラ風で持ちやすくはない。でも、性能云々じゃなくて良く言えばある種「洒脱な感じ」を僕は好んでいる。音質や画質などの性能を最優先にはしないところが、オーディオとも共通しているってことかな。

それで、カメラ本体はそろそろ2年になるE-M5をもう少し使い続けようと思っているのだが、この度E-M5と明るいズームレンズを組み合わせたレンズキットが発売されて、「あ、そうか、E-M1と同時に出たので一緒こたにしていたけど、あのズームレンズとE-M5の組み合わせもありか」と考えた。それで、12-40mmf2.8のことを調べてみると、なかなか良さそうだったので、試しに使ってみたくなって昨日借りてきた。

E-M5との組み合わせはこんな感じで、悪くない。この写真はiPhoneで撮った。それはともかく、M.ZUIKO ED12-40mm f2.8は価格.comで見ると8万円弱のレンズだから、まあ高い方のレンズと言えるだろう。でも、12mm、14mm、17mm、25mm、30mm、40mmあたりのレンズを5本6本分常に付けているのだと思えば、安くて軽いのかも知れない。開放f2.8通しだしね。

フィルムのEOS時代から何度か試しに使ってみたのだが、大きくて重たい標準ズームはどうも苦手で、初代ISのEF28-135mmなど安くて暗い標準ズームを何本も使ってきた。ここ数年で最も使い心地が良かったのはシグマの17-70mm(f3.5〜5.6ぐらいだったかな)で、マクロレンズかというぐらい寄れるので随分便利に使った。で、M.ZUIKO ED12-40mm f2.8なんだけど、このズームは明るいから重いと言ってもシグマの17-70mmぐらいなものだし、そしてズーム全域で近接撮影が可能なレンズなのだった。

去年使ってみたパナソニックの20mmf1.7なんかも良いレンズなんだけど、「あとほんの数センチ寄れればなあ」というあたりがけっこうストレスだった。そういう使い方をすると、このM.ZUIKO ED12-40mm f2.8は実に快適なレンズだ。ただ、ある程度は大きいので、手ブレは起きやすいからボディは5軸の手ブレ補正が入っているE-M1とE-M5と組み合わせた方が良さそうだ。まあ、何と組み合わせちゃいけないって法律はないから、パナソニックのGM1でこのレンズを使ってもいいんですけどね。

しかし、今日は寒いなあ。滑って転んで骨折などしないよう気をつけねば。

おー、Perfumeの「LEVEL3」アナログ盤発売だそうです。若い人もレコードをかけられるようになりましょう。

12-40mmf2.8で撮影してみました。そう、ズーム全域でこれぐらい寄れると助かるんです。そして、赤の表現は印刷でもWebでもものすごく難しい(妙にベタッとしてつぶれやすい)のだが、かなり良い線なんじゃないでしょうか。   2014.2.14

昨夜はたった3時間ぐらいでこのぐらい積もったので驚きましたね。スタジオの前の道です。

そして今日は雨なので、雪が溶けているのだが、排水溝が雪で詰まって道路のあちこちに水たまりができている。

まあ、何はなくともコーヒーです。最近焙煎が安定してきたと思う。やっぱりこういう単純(熱をかけて焼くだけ)で微妙な行為は、しつこくやり続けなければわからない。

雪でいろんなことが中止になってる。CP+2014も今日は中止、依頼されていた僕の動画撮影も中止、こういうときは何をやろうかなあ。

珍しく今日はちょっと気が滅入る日で、あまりやる気が出ない。  2014.2.15

今日はジンジャーシロップ作り6kg。

4kgを発送予定だったが、雪のため集荷停止になっていて明日の発送になった。あちこちで配達が滞り、首都高の入口閉鎖みたいなことになっているらしい。集荷時間に間に合わせようと思って昼間頑張って作ったのだが、夕方それをきいてガックリきた。そういうわけで、1kg在庫がありますので、欲しい方はお知らせ下さい。雪のために色々予定が変更になり困らせられているが、多分僕なんかはまだ良い方で、もっとひどい目に遭っている人が沢山いるのだと思う。友人が富士五湖のあたりに住んでいるのだが、かなりひどい状態らしい。  2014.2.16

すごく良いんだけどダメなところが沢山あって、発色にクセがある、遅い、電池がもたいない。というシグマのカメラを僕はまだ使ったことがなくて、そういう実感がまったくない。良いところもダメダメなところもよくわかってない。でも、そういうタイプのものって、育ってくると魅力的になることが多いのでシグマのFoveonには期待している。面白そうだな。山木社長の話も熱がこもっていて実に面白い。長いプレゼンですが、最後の方の「可逆圧縮みたいなもの」って話はなるほどって感じでしたね。

僕は一方で「もはや今あるカメラで画質は十分だよ」と思っている。ただ、シグマのFoveonで撮った写真はアナログレコードの音に良く似ていて、二次元なのに奥行き感があって、立体的に見える。あれはフィルムのカメラからデジタルになった時に失ったもので、Foveonではそのアナログっぽい感じが出るのが不思議だ。モノクロームのプリントに例えるとRCペーパーとバライタ紙の違いみたいなものですね。深みのある画像です。

デジタル音楽は、CDもいいしPCオーディオもいい、LinuxでもVoyageでも、それぞれがしっくりくる好きな方式で楽しめば良いと思う。でも、妙にリアルな音が楽しめるから、アナログもやってた方がいいと思う。昨夜も80年代に録音されたLPを再生したんだけど、これが何ともいい音なのだ。三上寛のベストアルバム(アレンジャー井上鑑)と、小林克也とナンバーワンバンドのLPなんだけど、80年代に入ってからの、つまりLP最後期のLPはすごくいい音だ。日本のLPはこれがオリジナル盤なわけだし、アナログ録音の集大成みたいなところで内容はすごく良いのだろう。

ただ、当時はこちらのオーディオがまだ追いついていなかった。あれからずっとレコードを再生してきて、デジタル、アナログ、モノラル、ステレオ、マルチ、とにかく自分が出している音全体をレベルアップさせてきているから、今になってやっとあの頃のLPって音が良かったんだなってことがわかるようになったというわけだ。

そんなわけで、今夜もLPを数枚かけることにしよう。

三上寛の「このレコードを盗め」はCD化されているのだろうかと思って見てみると、あるんですね。アートディレクターが浅葉克巳で写真は坂田栄一郎ですぜ。でも、全然カッコ良くはなくて、だけど三上寛はすごくシュールでそしてやさしいと言うか愛に溢れているのだ。30年経っても40年経っても「ひびけ電気釜」は最高だわ。三上寛は「ねじ式」で知られるつげ義春ともよく共通すると思う。Webで三上寛と入れると、日本の元祖パンクだと言う人もいるが、小林克也の「うわさのカムトゥハワイ」が日本の元祖ラップだという方が正しいかなあ。

今夜もコーヒーがおいしい。音楽とオーディオは楽しく、写真もカメラも興味深い。活発に動いている状態は楽しく、停滞していて受け身なのは面白くも何ともない。  2014.2.17

東京の道にはあちこち雪がいっぱい残っている状態でちょっと寒いから、「春になったらどこか遠くに行きたいものだなあ」などと夢見ている。去年の11月末に行った釜山は最高に楽しかったけど、土日で行ったからちょっと忙しく月曜日に帰って来たので、できれば次はもう少しゆっくりした旅をしたい。そんな風に考えている。

先週作って送ったジンジャーシロップを飲んだオーディオ評論家の角田郁雄さんが「ありゃすごいなあ。強烈だわ」という電話をくれた。僕はとにかく新鮮な生姜を洗ってすり下ろして搾って砂糖を加えて少し煮詰めている。そして、保存するための添加物などは一切使わず、作りたてを送っている。それだけなんだが、世の中にそういうものが存在しないってことみたい。強烈だけど、ちゃんと生姜の味がすると思う。

明日は水曜日、夜は音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はどうぞおいで下さい。

今日の午後はファイナルオーディオデザイン社の3Dプリンタを使ったチタン合金イヤフォン(Web直販のみ16万円税込み)、全世界150セット(うち日本には30セット流通)という物の発表会に行って来た。僕は試作機を貸してもらってすでに音をきいていて、音質も大変良いのだが、そのアプローチは大変興味深く、今後の可能性を実感する内容だった。

夜は料理教室で、ちゃんとおいしいものを作って食べ、充実した一日だった。  2014.2.18

フィギア金メダルの羽生選手はイヤフォンマニアで、ファイナルオーディオデザインのHeavenVIなんかも使っているらしい。

シグマの山木社長のプレゼン動画を見て、すごく納得して気に入ってしまった。(山木社長のプレゼン動画を見てて僕はなんとなく似ているヤナセさんを思い出していた)。多分やってみてると思うけど、いつかFoveon搭載のフォーサーズ機を出してくれればいいなと思う。

さて、今夜の音楽喫茶のために久しぶりにクリームチーズ味のシフォンケーキを作ってオーブンに入れた。今年になってから少し作り方を変えてみた結果、シフォンケーキは非常に良い感じになってきている。でも、その状態でクリームチーズ味はまだ作っていなかったので、出来上がるのが楽しみだ。

東京はまだちょっと寒いけど、まああと二週間もすればきっと暖かくなってくるだろう。宇多田ヒカルのハイレゾ音源が出るそうで、このあたりも徐々にって感じかな。  2014.2.19

本当にまったく、人生は一進一退ってやつでうまくいかない。元々それほど才能があるわけでもないんだから、しょうがないんだけど。とにかく、色んな人と会って、いろんな話をして、頼めることは頼み、こちらがやれることは全てやり、協力してもらったり分かち合ったりしながらやっていくしかない。

たとえば、ダンスを覚えるにしてもすごく難しい。難しいから、あらゆる角度から考えて、観察してものすごく長い時間をかけて、よくできる他人から「そこがダメ」とか「もっとこうした方がいい」とかアドバイスをもらったりしてやることになる。

才能があればさほど苦労はせずに仕上がるのだろうと思うが、そうもいかないから、そのダンスを何とか覚えた頃には半分嫌いになっていたりする。

この二週間ほど、自分で山型の食パンを焼いていて、なかなか思い通りにいかないものだから、色々分量を変えたり捏ねた方を変えたり、別の粉を買ったりあれこれブレンドしたりと、そんなことを繰り返している。そんなわけで、毎日毎日食パンばかり食べることになって、半分ウンザリしているんだが、「これでOK」の会心作ができないとくやしいからやり続けている。御茶ノ水駅地下のリトル・マーメイドが日曜日の営業をやめてしまい、まともな食パンを5斤とか6斤手に入れるのが難しくなって、「面倒だから自分で焼いてやる」と思ったのがいけないのだ。

上手に焼けるようになることは本望なのだが、そんなわけで、みんなは多分僕が焼いたパンをおいしいと言ってくれると思うが、僕自身は食パンそのものをおいしいと思えなくなっている。おいしいと思えないのはずっとかも知れないし、当分の間かも知れないのだが、自分でやっていると、良いところは当たり前で欠点だけに目がいったりもする。コーヒー豆の焙煎も似た面があって、そういうことの繰り返しだ。

だけど、棚ぼた式の幸せなんてのはそう大して嬉しくもないから、パン焼きや音を良くしたいなんていう小さな願望でも、やっぱり幸せってのは努力したり傷ついたりしてつかみ取るものなのだろう。夢を実現させるのは楽じゃないのだが、夢や願望があるってことを良しとしよう。

このところずっと、スピーカーの横に置いていたサーロジックのパネルを無くしてみていて、昨夜からこんな感じにした。見た目がかなりスッキリするので音に破綻がなければこの路線でいきたくて、時折そこそこの音量にもしてみているが、音はまあOKみたいだ。

うーん、勝負の世界は厳しいなあ。と、思わずつぶやきたくなる明け方だった。

ちょっと考えを変えて、毎週水曜日の夜やっている音楽喫茶の時間を18時から22時に変更した。でも、食事は19時からでこれまで通りです。火曜日の夜も別形態の喫茶にしようかと考え中です。

このところ毎晩のようにTD124+ZYXのカートリッジでステレオのLPを楽しんだので、今夜はガラード401を回してモノラルLPをかけている。10数年前にモノラルカートリッジでかけてみて非常に驚いたLPを今も「いいなあ」と思いながら楽しんでいる。オーディオってのは良い趣味です。  2014.2.20

昨夜かけていたモノラルLPはこれ(これだけじゃないけど)。そう、「時代は変わる」んです。僕もそろそろ新しい時代に突入しているなと思う。このLPはもちろんオリジナル盤じゃないのだが、すごく音が良いので気に入っている。ギターもハモニカも、もちろん声も非常に生々しい。アナログは強しです。だから、僕は何かの都合でレコードをかけられなくなった時のために、このあたりは24/96でデータ化しておくことにした。CDはリッピングしてHDDから再生もできるけど、CDプレーヤーでの再生も別の意味で快適なんだけど、ハイレゾ音楽データの再生とアナログレコードをデータ化して再生すること、これこそが僕にとってのPCオーディオって気がする。

それで、またTD124に戻ってこちらで弦楽器のLPをかけると、なんかもうガラードと張り合うかのように良い音で鳴る。とにかく、TD124はめちゃくちゃ濃密な音なのだ。そう言えば、昨日プリアンプの電源ケーブルを別の物にしたのだった。去年、プリをARにして以来使っていたのがフルテックそのそれほど高くはない電源ケーブルだったのだが、同じ物の新製品(線や被服は同じでプラグが新型)をフルテック社から試聴で貸してもらったので水曜日の夜交換してみた。丸一日使ったし、これが本領を発揮し始めたのかも知れない。この電源ケーブルはAbsolutePowerPlusという新型で、確か2万円ぐらいの物だと思うが、けっこう良いので戯れる会の巡回試聴でみんなにもきいてもらおうと思っている。

浅田真央6位入賞すごいね。6位入賞をこんなに喜べるのは初めての経験かも知れない。色々言う奴はいるけど、言わせておけばいい。スポーツは人生の縮図だ。

夕方、塩その他の受け渡しで神保町まで歩いたのだが、今夜は寒い。冷たい風が吹いているのでやけに体感温度が低かった。あともう少しなんだがなあ。

なんか、スタジオを作る前も作ってからも、あの大改装をしてからもずっと、「あともう少しなんだがなあ」と思い続けてきたような気がする。  2014.2.21

今持っているジョニ・ミッチェルの「Blue」はSimplyVinyl盤だと思うのだが、どうもイマイチ音が気に入らない。CDはとてつもなく安いBOXセットがあって、あれでいいかなとも思うのだが、うーん、どうだろう。今度の戯れる会例会でBlue大会をやりませんか?

一昨日、AudioBasic、Gaudioの編集長だった金城さんと会ったのだが、その時に彼が「いろんな名盤(Blueもそうだ)のオリジナルやら国内盤やら重量盤リマスター盤などなどを集めて、山本さんのスタジオの装置できき比べる企画なんてのをやりたかったなあ」と言っていた。

僕は「戯れる会例会やRockDayなんかで似たようなことやってますよ」と言ったのだが、何回かのシリーズでいろんな名盤をまとめて集めてきいてみるってのをやれればやってみたいと思う。

今日は朝9時半から2時間ほど文京区水道でやっている「百人一首Cafe」に行ってきた。実際に札を並べて取るのは20年ぶりぐらいだったので、ものすごく違和感があった。どういうんだろう、フワフワしているような感じだった。

集まっていたのは10人ほどの女性で、バラと源平で二回やってきた。僕より圧倒的に強い人もいるし、ちょっと強い人もいるし弱い人もいて多分僕は中ぐらいかな。まあ、大まかな実力はすぐにわかるので、最初は初心者もいるグループでやっていたけど、そちらだと僕がみんな取ってしまうので、途中から上手なグループに移動して、そっちでは全然取れないって感じかな。どこに置いてあるかの記憶もゴチャゴチャになってしまうから、これはまあしょうがないかな。

終わってみんなでお茶をしたのだが、何と江戸川橋のあたりで朝9時半から始まる会に横浜とか青葉台とか大宮とかからやって来てるのだった。それをきいた時はちょっと驚いた。Perfumeのダンス練習会も朝10時からの会に2時間かけてやって来る人がいるのだが、我ながら、オーディオもPerfumeの振りコピも百人一首も似たような事をやっているなあって感じだった。  2014.2.22

理由はわからないのだが、今日は最悪の展開で、予想を大幅に下回る状態の一日だった。風邪にぎっくり腰に仕事の都合に親の都合etc、まあそういうこともあるんだよな。あの最初大雪が降った次の日からあれこれ予定が狂っていて、ここからV字回復したいものだが、どうなるのだろう。

今週はジンジャーシロップを沢山作る事になるかも知れない。製造マシーンと化してまとめて作りますから、欲しい方はお知らせ下さい。  2014.12.23

ちょっと寒い日が続いている今年の東京だが、今週は暖かくなりそうだ。そろそろ3月だもんなあ。などと考えつつ、今日はいくつかのことの下調べとか、ジンジャーシロップ用の容器購入とか、オーブンで焼く型の中に使うオーブンペーパーを立体に使うための型紙を作ったりと、割と地味な作業をやっている。

夜、近所の100円ショップに行って、密封容器を21個買って来た。ジンジャーシロップやマーマレードの発送法をあれこれ考えているが、今のところこの容器に入れてラップしてその上からテープを巻いて蓋が外れないようにするのが一番安全だ。また、4月になったらマーマレード作りが始まるので50個とか60個って感じで注文を出そう。ジンジャーシロップは通年で作ることが出来るけど、マーマレードは4月5月6月のみなので、またよろしくお願いします。

夕方からは新しく届いたADLのこれを試聴していた。ボディがカーボンなのでとても軽い。最初に試聴を始めたのは数日前だったのだが、大きめの音でちょっと鳴らしこんだ後、耳に合うイヤチップを選んで付けてみるとなかなか良い感じになってきた。1万円台後半ぐらいの値段かな。

この前から借りて使っている、オリンパスの12-40mmf2.8という明るいズームレンズは、そのまま何も付けずにこのぐらいの接写ができる。これってかなり使い心地が良いんですよね。で、レンズが明るくないと後ろにあるイヤフォンがこんな風にはボケてくれない。うーむ、そろそろ返却期限なのが辛いところです。  2014.2.24

昨夜も、TD124でレコードを再生した。本当に独特の美しい音だと思う。TD124で再生するとものすごく良い感じの音がするレコードが10数枚あるので、それらをFireface400でデータ化している。録音をしたからLPを売るなんてことはなくて、ガラードで再生したければガラードで再生もするし、TD124の音が良ければデータを再生するわけで、CDをリッピングして売ってしまうというような話ではない。ガラードとTD124の両方を持っていられるのなら、2台持てると良いのだが、それだとフォノイコライザーがもう一台ないとケーブルを挿し替えて使うことになる。マランツ7とZYXのフォノイコライザーを使っていた時は、最高4本のアームを接続できたので、複数のプレーヤーやアームを使うという面では最高だった。

でも今は、ガラード401一台にアーム二本(ステレオ&モノーラル)ってことにしたので、アームを二本分切替使用可能なZYXのフォノイコライザー一台でものすごく安定している。フォノイコライザーをもう1台ってことになるとプリアンプの入力が足らなくなり、これはこれでまた悩ましい。そんなこともあって、TD124がいくら良くても迎え入れることができない。でも、久しぶりの音色は懐かしく、そして心地よく酔わせてくれるので、TD124がスタジオに逗留している間はこうして毎日レコードを再生している。

風邪ってわけじゃないんだが、一昨日あたりからいきなり鼻炎になった。PM2.5ってやつかな?

キヤノンは2万円以下のコンパクトデジカメの製造をやめるそうで、理由はスマホのせいらしい。まあ、そうだよね。iPhoneのカメラがズームか2焦点になってくれれば、コンデジは要らない。デジカメとPCが優秀になったので、カメラマンやデザイナーが不要になった。そういうことなのだ。そして、製品写真(ブツ撮り)も予算が潤沢にある場合は実写ではなくCGで作ってしまう時代になっている。動画を撮って、その中から良い部分を静止画として使うなんてこともできる。そういう時代なのだ。

食パンを上手に焼けるようになりたくて、頻繁に焼いて毎日パンばかり食べてるから、今夜は「放射性物質不検出、国際コンクール総合部門五年連続金賞受賞」の天栄米を炊いて食べることにしよう。おいしい。

この袋はお試し用で450g400円だけど、5kgなら3500円+送料で日本で一番おいしい部類の米を手に入れることができる。問い合わせ先はこちら 天栄米販売促進協議会へ 0248-82-2117 

☆明日の夜は18時から音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

 ずっと19時からだったから、18時からってのを忘れそうで心配。  2014.2.25

昨日の午後、DigiFiの武田編集長と草野さんのお二人がスタジオに来てくれて、僕はいくつかの企画を提案した。そして、「どうなるかはわからないけれど、とにかく実現に向けて、動いてみましょう」という返事をもらった。そして、音もきいてもらいつつあれこれ話をした。今回の提案を僕は「DigiFi」一誌にだけしているわけではなく、面識のある雑誌社の方にはすべて同じことを伝えているので、何か連鎖的な企画になる可能性もあるが、絵に描いた餅かも知れない。いずれにしても、楽しいオーディオをさらにもっと楽しめるものにしたいと思っている。

今夜は音楽喫茶なので、まず、シフォンケーキを一個作り、そしてジンジャーシロップの注文が合計20kg分入っているので、これをどうやって作ろうかと考えている。20kgの生姜はまだ手に入れられず、昨日8kg買い、残りの12kgは明日以降じゃないと入荷しない。だから、とりあえず今日は先に発送する分の4kgをジンジャーシロップ化することになった。

今日はオーディオクラフトのアームにこんな珍しいカートリッジを付けてレコードをかけてみた。とても優しい音がする。

午後2時から5時半ぐらいで4kgのジンジャーシロップを作る事ができるのだが、早朝からジンジャーシロップ作りをやったら、一日最高何kgのジンジャーシロップを作る事ができるのだろうか。わからないのだが、多分16kgぐらいが限界なんじゃないかなと思う。とにかくやってみないとわからない。ほとんど休まずおにぎり食べてやるって感じかなあ。  2014.2.26

朝6時に生姜を買いに出発し12kgの生姜と6kgの砂糖を手に入れて、小雨が降ってくる中タクシーでスタジオに着き、7時過ぎにやり始める。iPhoneでradikoをかけてイヤフォンを二種類交換して比較試聴をする。仕事が充実してるのはいいね。

一日16kgのジンジャーシロップを作って発送する事は限界で、集荷受付終了4分前だった。ジンジャーシロップ作りで筋肉痛になるのは初めてかも知れない。

まあそういうわけで、今日は一日ずっと厨房でJ-WAVEをききながら手を動かしていた。途中、作家の名前をひとつボールペンでメモし、ブラジルの音楽家の名前も一つメモった。そのうちAmazonで検索をかけてみよう。夜はiPhoneの8PlayerでNASから無線で音源を引っ張ってきてイヤフォンで音楽を楽しんでいる。  2014.2.27

アッと言う間に2月も終わりだ。今日までは暖かいが、またいきなり寒さが戻ってくるらしい。大雪が降って、例年よりだいぶ大変というか、記憶に残りそうな2月だった。今日は晦日だからスタジオの家賃を払ったり、昨日の片付けをやったり、食材の買い出しなどをして過ごす。昨日は一日立ち仕事だったので、今日はWiifitもやならくちゃ。

珍しく「そいつは読んでみたいな」と思わせる本があったので、Amazonでポチした。読書ってある種のトリップだと思う。読んでみて本当に面白かったらお知らせします。

サーロジックの村田さんと電話で話をした。和心は、それだけに専念しても一台作るのに約50時間かかり、今の値段だとまるで採算が取れないそうだ。効果的だし、視覚的にも邪魔にならないし、手で持って簡単に移動できるからTVの前に置いて使うこともできるので、何とか値段と手間との折り合いがつくといいなあと思う。  2014.2.28

なるほどそうか、僕はぜんぜんわかっていなかったが、「ちはやふる」というコミックやアニメのおかげで百人一首人気が上昇していたのか。ふーん。いいんじゃないかね、楽しくやりましょう。

「アサヒカメラ」のヌード写真特集が売れてるって? ほんとかね。ヌード写真ってやっぱり撮りたいもんでしょうか。僕は仕事でいっぱいってほどじゃないけど、まあけっこう撮った方かも知れないな。と言っても少ない方の何十回ぐらいなもんですが。男はいくつになっても女の裸を写真に撮りたがる。若い女も男の裸の写真を撮ったりする時代になっている?

まどみちお死去、104歳。僕がもし100歳まで生きたら、きみは何歳になるの?

東京はいきなり10度ほど気温が下がり、またしばらく寒さが続くらしい。僕が生まれた3月っていうのはそういう月だ。

今日は、ポトフを作って、食パンを仕込んで(毎日焼いているのでかなり良い感じになった)、そして、AudirvanaにPlaceboホルダをドンとDrag&Dropして、アルバム7枚か8枚分(ベスト盤含む)連続再生する。こういうのってPCオーディオは得意だよね。あと百人一首のランダム再生も多分得意だと思う。

CDって99トラックまでしか再生できないので、百人一首のCDをランダム再生すると一部必ず連続する。競技かるたの場合、いきなり歌を詠まれるとタイミングが取れないので、前の歌の下の句を読んでからあるタイミングで次の歌を詠む、つまり「READY GO!」みたいなもんですが、最初の一首は序歌「難波津に 咲くやこの花冬籠り 今を春べと 咲くや木の花」を読んで始まる。そうすると、序歌を入れて101首の歌があって、最後の三首が99トラック目にまとまって入ってしまう。だから、この99トラック目をCUBESEみたいなアプリで読み込み、三つに切り分けて99、100、101トラックにして保存し、iTunesのランダム再生をすれば、多分非常に公平な詠みができると思う。麻雀の自動洗牌みたいなもんでしょうかね。DAWのアプリに読み込んで切り出すなんてのはPCオーディオをやった恩恵、なんて話を昨日ジンジャーシロップを受け取りに来たMI7の村井さんと話した。

夜の7時過ぎにやっと届くのを待っていた本を手にした。こんな表紙のやつだ。

いい表紙だ。すごくセンスがいい表紙だけど、腰巻きが台無しにしているな。だからこんな帯は丸めてポイがいいね。知ってる人には「今頃そんな本読んでいるのか、遅いよ」と言われるかも知れないけど、すごく直感的かつ衝動的に僕はこの本を読みたくなった。今日はコーヒーの焙煎をする予定だったが、まあ明日でいいや。おかげさまで食パンはかなりうまく焼けたし、ポトフも鍋いっぱい出来上がっていて徐々に味がしみこんでいる。Placeboは多分今5枚目ぐらいを再生していて、あとCD3枚分ぐらい残っているから、今夜はこれをBGMにして床やベンチに寝転がったり椅子に座ったりして、ものすごく久しぶりの読書をするのだ。  2014.3.1

もう焙煎済みのコーヒー豆があと一日分しかないので、今日は600gほど焙煎をしなくちゃいけない。いろいろ試してみたが、近頃は200gずつやっていて、僕にとってのミルク缶焙煎はこれが一番効率が良いみたいで、一回の量をこれ以上増やすと思いえがいた通りの焙煎が出来なくなるようだ。そんなことがわかってきたのが、この半年ほどだった。200g×3回ぐらいやっておけば一週間近くOKかな。

マーマレード作りにしろ、ジンジャーシロップ作りにしろ、誰にも教わっていないから、あれこれ自分で確かめている。僕が持っている鍋や釜で一回に出来る量は最大どのぐらいかとか、一日にできる量はどこまでかなんてことを確かめてみている。あまり目一杯を目指すとかえって効率が悪くなることはよくあって、その手前でとどめておく方が良い。多分これは僕のスタイルで、目一杯突き詰めるとデメリットが出てきたり、転けやすくなったりするし、転けた時のリカバーが出来なかったりもする。だから、85点から90点の間を知っておくことが重要だ。もちろん、勝負するときは話が別です。

下のgifアニメをずっと観察して、やっと「ああそうか、腕と足は逆にひねっていて、腕は1.2 1.2で上下を繰り返しつつ左右が前後に入れ替わるわけね」ということがわかった。最初から足と手を両方やろうとすると出来ないので、まずは意識しないでステップを踏めるようにして、それから手のことを考えるという風にしないと、たったこれだけのことが出来るようにならない。まったくね、これだけで二週間以上かかりそうだ。まあでも、この部分は「だいじょばない」という曲の核心部とも言えるので、他ができなくてもここを踊れれば「お、一応できるじゃない」ってことになる。僕のところに集まっている人達を観察すると、ずっとやっていると理屈じゃなく感覚的に出来るようになるみたいだ。

今日のコーヒー焙煎は、試みに200g、150g、150g、180gの4回4種類行った。今は150gから200gの間でさらにちょうど良いポイントを探っている。焙煎した豆を大量に買ってもらうことは考えてなくて、自分が使う分を週に一回、多くて二回ぐらいだから、僕にはミルク缶焙煎が一番合っているのかも知れない。先日瞬間ガス湯沸かし器の交換をしてもらった時のついでに、「もしももしも万が一、ガスを使う焙煎機がやってきた時に対応できるように」と考えて厨房にガスのソケットを増設したのだが、なにしろミルク缶は設備投資がゼロ円だし場所も取らないからなあ。  2014.3.2

ライブにはあんなに何万人もの集客があるわけだけど、その人たちは普段ヘッドフォンやイヤフォンで音楽を楽しんでいて、スピーカーから音は出さない。この先その状態がもっと進んでいくということなのだろうか。僕はヘッドフォンやイヤフォンも好きだけど、やっぱりスピーカーから音を出していたいと思う。

全然別のことでWeb検索をかけたら、若い頃の友人のBlogが引っかかり、ここに高校の同級生が亡くなりショックだったと書いてあった。亡くなったのは僕の同級生でもありとても驚いた。一昨年の秋同窓会で会った時彼女がずっと泣いていたのは、懐かしさに加えて体調がすぐれずそう長くは生きられないことを自覚していたからだったのか。まいったなあ。

アカデミー賞作品賞なら「それでも夜は明ける」を見にいかなくちゃいけませんね。

AET製のUSBケーブル1.5mというものがやってきた。そうメチャクチャに高いものではない。1.5mで定価が2万円弱だから、実売価格は普通1万6千円か1万7千円ぐらいでしょうか。割としなやかで細いから使いやすそうなUSBケーブルだ。ただ、僕のところにはUSB接続のDACってのが、、、、、、、あるんだけど、今はDigiFiの付録のDACアンプしかない。このDACアンプでもケーブルの差はわかると思うけど、でもこれだとパワーアンプも付いているわけだから、何と比較すりゃいいんだってことになる。二年三年ぐらい前にAETからこのケーブルが出ていれば、あれこれ比較ができて面白かったんだが、ちょっと出てくるのが遅かった。

何か音の違いが出る場所はないかなと考えてみている。真面目な話一週間ぐらい考えている。今度の土曜日は戯れる会の例会で、これには非会員の人も是非参加して欲しいのだが、そこでこのUSBケーブルやフルテックの電源ケーブルの新製品がきているから、これらの音を確かめてみたいと考えている。

StudioK'sで音と戯れる会は毎回楽しくオーディオと音楽で戯れていますので、参加してみたい方は是非どうぞおいで下さい。いつでも会員募集中です。連絡はstudio.k@mac.comまで。ジンジャーシロップが欲しい方もこちらへ連絡をお願いいたします。

あれこれ考えて、直接Mac miniからUSBDACへ的な使い方じゃないんだけど、1カ所良い場所を見つけた。Mac miniにはアイオーデータの2TBの外付けHDDを使っていて、リッピングしたデータやアナログレコードから取り込んだ音楽データはここに保存している。このHDDはUSB3.0で動作するのだが、AETのケーブルはUSB2.0なのでAETのケーブルを使うと下位互換のUSB2.0で動作する。でも、音はどうなのだろう。

スピードならUSB3.0の方が上だ。でもデータコピーの速度競争じゃないから、多分音質を考えるとUSB2.0のAETの方が良いんだろうなあと思いながらHDDの中に入っている音源をAudirvanaPlusで再生してみた。最初の5分ぐらいはあまりよくわからなくて、ちょっと良くなったって感じだった。

でも、10分経過以後はグングン音が良くなってこれには驚いた。USB3.0も転送速度は速いんだがなあ、音は問題にならない。  2014.3.3

太陽の光が暖かく感じられると、何か着る物を買いたくなる。そして、一昨日焙煎したコーヒーを飲んでみると非常においしく感じられる。そして、T5JAZZRecordsから発売される新しい中村善郎のアルバム「ボサノヴァの歴史」をきいている。CD規格のWavファイルだがえらく音が良くて、こんなに高音質なボサノヴァのアルバムはそうあるもんじゃない。そこで歌ってるみたい。

LAN上に置くQNAPのNASを何年間か使っていたが、アイオーデータの外付けHDDを買ってから外付けHDDで何も問題がないので僕は外付けHDDを採用して、何年間かお世話になったQNAPのターボNASが不要になった。QNAP TS119と音を比べてみるとそれほど変わらなかったし、USBで接続したアイオーデータの外付けHDDはさほど動作音が気にならないし、2TBが9800円で、僕は今のところ750GBぐらいしか使っていなくて、でも1TBのQNAPだとそろそろ不安になってくる頃だろう。何度も書いているけど、この外付けHDDをQNAPみたいなNASとして機能させるには、TwonkyManagerかMinimServerを使えばOKで、この場合は何らかの方法でMac miniを起動しないとNASにならない。

☆明日の夜は音楽喫茶をやっています。18時からになりました。食事は19時を目標にしていますが、少し遅れるかも知れません。

QNAPのNASだって、一応カテゴリー7などのLANケーブルを買って来て使ってみて、それなりに音は良かったのだが、アイオーデータの外付けHDD+付属のUSB3.0ケーブルで比較すると大差なしだったので、「QNAPと同等なら、これでいいや」と思ってアイオーデータの外付けHDDを使っていた。そんな状態だったから、特にアイオーデータの外付けHDDをUSB2.0のオーディオグレードケーブルで使うことは考えつかなかったのだ。  2014.3.4

アイオーデータの外付けHDDとMacMiniの接続をAETのUSBケーブルにしてみると、音は正に激変だったので、やっぱりQNAPをやめたのは正解だと思った。マジメな話「CD12なんか買ったのは間違いだったのか」とさえ思ったぐらいだ。でも、これまでこの部分をオーディオグレードのケーブルにはしていなかったわけだから、AETのUSBケーブルが良い音なのは確かだけど、他のUSBケーブルと交換してみれば、他の物もそれなりに良いのかも知れない。よし、今度の土曜日の午後、戯れる会例会でそのあたりを検証しよう。こういうのは一人でやってもつまらないからね。このあたりをみんなで確かめて「あーだ、こーだ」と言えるのが、ヘッドフォン・イヤフォンの試聴とは確実に異なる部分だ。

うーむ、注文があったので急遽明日またジンジャーシロップ作りをやることになった。欲しい方はお知らせ下さい。

外付けHDDのUSBケーブル一本でここまで音が良くなるとは想像していなかったので、今日もちょっと驚いている。音楽喫茶が終わって、温かな床に転がってこの数年愛聴している音源、たとえば今夜はヤエル・ナイムのCDからリッピングした(flacだ)データを再生していみると、「まいったねこりゃ」と思わせられる。楽器というのか、色んな音が混じって入っている曲がけっこうあるんだけど、そういう音がものすごくリアルなのだ。アナログレコード独特の押しの強い空気が動くようなリアルさとも違う、高級なデジタル再生による別のリアルさが展開されている。何によらず、長いことやっていると、時々神様がプレゼントをくれることがあるのだが、そんな感じがする。だから、外は寒いけどオーディオはジワッと熱い。  2014.3.5

Appleはクルマの中を自分のものにしようと思っているのか。なるほどな。何年かかるかな。「CarPlay」が一般化するのは7年から10年後ぐらいだろうか。

家もクルマもAppleだとつまらないから、StrawberryComputerってのもあればいいのにね。

今日はジンジャーシロップ作り4kgで、珍しく2kgが在庫となった。アテはないけど、多分一週間以内にどこかに引き取ってもらえると思う。

Siriは手を離しにくい自動車の中などではとても便利だ。Macはfnキーを2回押すと(ダブルクリックってことね)音声認識が開始され、現在のバージョンではどんどん文字が表示されるようになった。実はこの文章も音声認識で書いている。まぁまぁ正確で便利だから少しずつ使い始めている。

AETのUSBケーブル以来、外付けHDDからの音があまりに良くなったので、一通りあれこれきいてみている。とにかく、RockもPopsもクラシックもみんな、何を再生しても良い感じになっているので毎日発見がある。  2014.3.6

ジンジャーシロップ2kgの在庫は残り1kgになった。

NASやHDD、もちろんPCやMacの電源を専用のものにすれば音が良くなるのは、この数年戯れる会例会でもさんざん試してきた。それはわかっているのだが、全部に専用電源を作ってあてがうとエライことになる。普通のプリアンプぐらいの大きさの物一台で、良質な12Vから20Vぐらいを何段階か6系統ほど供給してくれる汎用電源があれば、スッキリしてカッコ良いんですけどね。なかなかそういう機器はないので、面倒だし、電源がゴロゴロして邪魔くさいことになる。

その点、USBケーブル一本、それも1万数千円程度による音質改善というのはかなり気が楽だ。もっと良い物が見つかったら交換すればOK、他のケーブルとの比較も容易だ。そして、僕の考えでは「この外付けHDDのケーブル一本でここまで音が良くなるのなら、今後の課題として外付けHDD用の電源1つぐらい用意してやってもいいか」などと考えている。でも、これまでの経験から予想するに、今回のUSBケーブル交換の方が効果は大きそうだなあと思う。

少しだけど雪が舞っている。今週のは東京はけっこう寒い。

明日の午後は戯れる会例会なのだが、久しぶりに参加者が少なそう。でも、これまで10数年の経験というか統計では、「えー!ホントかよ」っていうようなことが起きるのはいつも参加者が少ない時なのだった。でも、参加者が少ないからそういうことが起きるという保証はどこにもなく、淡々とした例会になるのかも知れない。まあわからないのだが、僕は内心、明日の例会はちょっと面白そうだなと思っている。だって、Mac mini+AudirvanaPlusの音はこれまでになく素晴らしい音で音楽を奏でている。これまであれこれやって来た中で一番音が良かったO氏製作のクロック内蔵DAC+CECのトランスポートの音を思い出しても、多分いい勝負かそれ以上って感じの音になっている。しかもハイレゾOK、PCMに変換とは言えDSD音源もOKだもんね。

フジフイルムのフォトブックを注文しようと思って、MacのSafariで操作するとどうしても15ページのものしか注文ができない。「おかしいなあ以前は自由にページを増やせたんだが」と思って試みにFirefoxでやってみてもダメだ。そんなこんなであれこれやってるとすぐに2時間や3時間経ってしまう。まともにいけばこんなのは1時間足らずで終わる予定だったがどうにもならず、困って仕方なく、WindowsXPのLenovoかLet's noteでやってみるかってことになった。だが、アプリのダウンロードから何からこれがまたイヤになるほど表示が遅く、たった一冊のフォトブックをレイアウトするのに多分もう合計で4時間ぐらい費やしている。で、しかもまだ注文が完了してないのでウンザリだ。フォトブックのMacアプリを作ってくれ。そうでなければWeb編集ソフトをまともに動くようにして欲しい。

こういう時になまじBGMの音質が良いと、「良い音だろきけ」って感じで一音一音が主張してくるから、妙にイライラするもんだなあ。

ああ、肩が凝った。何とかLet's noteCF-Y2でフォトブック注文。Windowsも使えて良かった。写真はやっぱりプリントすることが重要です。  2014.3.7

だけど、AudirvanaってRAMにデータを読み込んで再生しているんだから、USBケーブルの音の差なんて考えられないと思うのだ。でも、確かに音は違うから、そのあたりを今日の戯れる会例会では複数の人達で検証してみたい。「ケーブルが違うんだから音は変わって当然」じゃなくて、「メモリプレイなんだから、本来なら音は変わらないはず」という先入観で試聴をしてもらうことにしましょう。

チノンなつかしい、でもこりゃ本気だね。古いレンズを持っている人にはいいんかな? それともアナログっぽくてファッショナブル? デジタルの映像機器はいろいろあって良いと思う。僕は、今のままでも特に困ってないけど、カメラ関係に50万円ぐらい使ってもいいんなら 1)先日借りてたオリンパスの12-40mmf2.8という明るいズームレンズ 2)LUMIX GM1 3)シグマのボディ付きレンズDP1とDP3 28mm相当のと70mmのやつ(ホントは90から100mmでもいい)、20mmレンズタイプも欲しい(と書き続ける)。

20mmの画角が大好きなんだもん。残念ながらフォーサーズには20mmとか21mmのレンズが存在しない。しょうがないんで9-18mmのズームとか7-14mmのズームになるんだけど、7mmだの9mmなんて画角はぜんぜん使わなくて、僕は10mmから11mmぐらいの画角が欲しい。一番手薄なこのあたりのレンズが出てくればホントの充実期で、フィルムカメラの35mmみたいな状態になる。

わー、これ見たいなあ。DVDだけど昭和83年度版もある。両方見たいよー。

さて、楽しみな音と戯れる会例会がもうすぐ始まるので、みんながやってくるのを待っている。「すごいことが起きる時はいつも参加者が少ない」というジンクスやいかに。果たしてそれは、USBケーブルか、それともこれか。

参加者は少なめだったが、USBケーブルはいっぱい集まった。AETにオーグライン、自作、電池がついていて給電するタイプ二種類、雑誌の付録の短いやつ、あれこれ持って来てもらったUSBケーブルを挿し替えてAudirvanaPlusで再生してみると、それぞれ音が違う。メモリに読み込ませているというのに明らかに音が違う。今日みんなで確認したのはアイオーデータの外付けHDDに付いていたUSB3.0のケーブルはお話しにならないぐらい普通の音で、オーディオグレードのUSB2.0ケーブルだとかなり良いということだった。

僕のところではQNAPなどLAN接続のNASよりも外付けHDDの方が良いと思うので、Mac mini+アイオーデータの外付けHDDは不動で、AETのUSBケーブルはそれほど高価ではないし、とにかく柔らかいので取り扱いに不安がないことが好ましいので、僕はAETを使うことにした。

しかし、こんな場所のケーブル一本でこんなに音質が向上するとは思わなかったので、これは今後に対して大きな前進だった。プリアンプに関しては語りたくない。  2014.3.8

今日の午後は、北浦和の「トニーなるみや」というところで行われたレコードコンサートに行った。

毎月一回で今日が91回目だから、とても長く続いているイベントだ。つまり、StudioK'sのRockDayみたいなものでしょうか、似たようなことをやっているわけですね。オーディオ関係のオフ会というものじゃなくて、定期的にレコードコンサートを開催しているという人は他に知らないから、僕には何の力もないけれど、とにかく一度ご挨拶に行こうと思ったのだ。

主宰者であり「こだわりの写真屋」さんの成宮真一さんは、、アナログレコード検定2級ジャズ部門一位という方で、上のiPhoneで撮った写真の左側にアナログプレーヤーが3台置いてあり、モノラルもステレオも実に良い音で「さすが」っていう感じだった。どちらもカートリッジはオルトフォンだったが、あのSNの良さは学ぶべきものがあると思った。

「僕のところじゃこんな風に太くて密度のある低音は出ないなあ」と思いつつ、「自分で操作をしないのは楽でいいなあ」なんて考えながら大音量でジャズを楽しんだ。会はトランペットを中心にした音楽と成宮さんの話ですすめられ、途中でお茶タイムをはさんだ3時間半はアッと言う間だった。

レコードコンサートの情報はこちらをご覧下さい。また、写真教室もあるそうなので、興味のある方はこちらも是非参加してみて下さい。年配の男性が撮ったというグリーンのポチが写っているガラスの写真は実に美しかった。  2014.3.9

よそのお宅の音をきかせてもらうと、いろいろ刺激になる。僕はあちこちのお宅に行っている方だと思うけど、これは絶対に多い方が良い。顔が違うみたいに人の数だけいろんな音があって、それこそがオーディオなのだ。

やっぱり、radikoの音は確実に良くなっていると思う。最初の頃のradikoはもっと薄っぺらな音だった。でも、アナログの専用チューナーを持って来て比べたら多分アナログチューナーの音の方がグッとくる深みがあるんだろうな。B&0の有線電話の音の良さとiPhoneのFaceTimeオーディオの妙にリアルな音、どちらも良い音なんだけど、この図式は良く似ている気がする。

10枚組でこの値段だから、ジョニ・ミッチェルのBoxSetはメチャクチャ安い。この前戯れる会に持って来てくれた人がいたので、Blueの中の何曲かを再生してみると、音はちょっとやさしい感じでなかなか良いみたい。僕は半分以上LPやCDで持っているので買おうかどうしようかと悩む。この値段だから買うのはいいんだけど、どうもBoxSetを買うと「持ってるからいつでも再生OK」ってことになって、実はきかない。ってなことになるのと、BoxSetはCDが出しにくいから、リッピングしてしまい込むになりそうな気もする。TheBeatlesのUSBBoxも似た傾向がある。何なんだろうこれは。贅沢な悩みというものなんだろうか? で、悩んだ挙げ句、やっぱりこのジョニ・ミッチェルBoxSetをポチした。

この一年間は、随分機器が入れ替わった。プリアンプがARのLimited2になり、パワーアンプがオーディオカレントのパルティータP21になった。その前にCD12もやってきていたから、スピーカーとFireface400以外は全取っ替えだ。で、CD12やARのプリアンプとAETの電源ケーブルがもろにぶつかるらしく、あんなに強力な音を出してくれたAETのケーブルとCD12やARの音はどうやら似た強力さを持っていて、AETの電源ケーブルを使うとやけにきつい音になる。歯車の山と山がぶつかってかみ合わないみたいな音で耐えられない。で、これはどうしたものかと思って、Gaudio編集部の倉庫にあったフルテックの電源ケーブルを使ってみるとこれはピッタンコでちゃんとかみ合った。去年の夏のことだ。

そんなわけで、今はプリアンプにフルテックの定価2万円ぐらいの電源ケーブルを使っている。「こういうこともあるんだな」と思って、フルテックから試聴機を貸し出してもらって、最新型の電源ケーブル「AbsolutePower-18Plus」は戯れる会で巡回試聴を行う。これだけが良いと信じるのもいいし、あれこれ試してみるのもいい。それとは別にAETのUSBケーブルはなかなか良いので、これも巡回試聴を行う予定だ。やっぱり最低一週間ぐらいは自宅で試聴しないとわからないからね。

例えば着る物や靴はいっぱい持っていて、何も買わなくても多分これから先5年やそこらは困らない。でも、春になるときれいな色の春物を買ったりすると気分が変わって楽しい。オーディオってそれに似たようなところがあって、物を買う趣味なんじゃないかなと改めて考えている。高い物ばかり買う必要はないけど、あれこれバリエーションや気分に応じて出てくる音も変化させて楽しむ、そんな趣味のようだ。そんなこともあって、経済が許す範囲であれこれ買い替えてみたりしている。  2014.3.10

よそのお宅で、良い音をきかせてもらうとやる気がでる。良い音ってのは基準がないようであり、あるようでないものだから、要するに、「オーナーがイメージしている音が出ているかどうか」っていうことだ。だから例えば、このパート43に出てくる斑目さんのお宅と昨日の成宮さんのお宅は同じジャズ愛好家だけど、どっちが良い音かってのはわからない。僕の音も入れて三軒比べても数値でどれが一番は決められないと思う。本人はみんな「自分ちが一番」だと思っていて、それでかまわない。

機器も欲しくなって、ちっとは無理もして、許す限りは金も使い、頭も使って音を良くする。それがオーディオという趣味なのだと思う。何十万円もするケーブルよりも安いケーブルの方が良いことがあったり、置き方一つで音がガラリと変わったりする。でも、世の中にはとんでもない機器があって、そういう芸術作品みたいな機器に出会った時は清水の舞台から飛び降りて骨折もする。オーディオってのはそういう趣味です。僕は食品を自分で作っているから、自分で作った方がずっとおいしい物もあるんだけど、逆立ちしても自作できないものってのがある。そういう製品は、若い頃から修行して賞も取って、それでなおかつ毎日の生活を捧げてる人から生み出されるようなタイプのものです。

それはともかく、ニール・ヤングの「PonoPlayer」はどうしましょうね。これまでのハイレゾプレーヤーよりもオシャレなデザインなので、ちょっとそそられますね。まあ、出ればそのうちどこかで試聴ぐらいできるでしょう。

なんて、お気楽なことを書いていたら3/11になっていた。あの3/11は金曜日だった。2011年の3月11日、地震と原発事故によって、それ以降いろいろなことに対する意識が変化した。

このところ、ちょっと刺激を受けたのか、それともそういう年頃なのか、「もっと音を良くしたい」と普段より強く考えている。いろんな時があって、「どこまでなら簡略化しても音は悪くならないか」的なことをテーマにしているときもあるし、逆に「どこまで手をかけて考えられる対策をすべて施したらどれほど良く鳴るのか」をテーマにしているときもある。今は後者だ。

適度な出来上がりの食パンを2斤焼くなんていうのは、それほどの才能を必要としない。やる気があれば、必要な物はオーブンと型と、もしキッチンエイドのスタンドミキサーがあれば捏ねるところが楽になるけどこれは手でもできる。あとは考えながら何度かやってみればOK、材料費燃料費込み150円以下で600円相当の食パンが出来上がるから、食べ盛りの子供が二人もいる家庭で、おいしいパンを食べたいなんていう場合には家計を助けるかも知れない。でも、手間を考えると、近所においしいパン屋さんがあれば買った方が安いと思う。オーディオもまったく同じなんだが、僕がやってるのは普通の人が普通の家庭で出来るようなことだ。仕事にしているとは言え、シフォンケーキを一日10個焼くことは出来ないし、マーマレードやジンジャーシロップは朝早くからやっても一日16kgがホントに限度で、これ以上生産高を上げようとするとかなり巨大な装置や人力が必要になるし、もしかすると手作り感のない別の物になるかも知れない。

おいしいパン屋さんは沢山存在するので、パンを作りは自分のためで売る気はない。作り方を知りたければ、料理教室もやっているし、毎月一度みんなであれこれ作って食べる会を開催しているので、そこに参加してくれれば良いと思う。ミルク缶によるコーヒー焙煎も同じ考えで、自分でやれば手軽に安くて美味しいコーヒーを飲むことができるし、それが楽しくもある。でも、シフォンケーキ、マーマレード、ジンジャーシロップの三つは、同じ物を巷で買うことが出来ないし作るのが難しいので、僕が作ってそれを買ってもらっている。

☆明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお越し下さい。昨日から、なりふり構わず音を良くする状態にしているので、先週より音は良い。  2014.3.11

なまじ半分以上のアルバムをLPとかCDで持っているもんだから、どうもBoxSetは手を出しにくくて、どうしようかなと考えたわけだが、結局ジョニ・ミッチェルのBoxSetとレナード・コーエンのBoxSetを買うことにした。ジョニ・ミッチェルは昨日届き、古いものから昨日一日で5枚きいた。何と言うのか、才気を持てあますかのようなものがある。そして、音はかなり良いのでジョニ・ミッチェルのBoxSetはおすすめできると思う。レナード・コーエンのBoxセットはまだです。

今夜の音楽喫茶用シフォンケーキは何味にしようかなと考えて、久しぶりのバナナに決めた。オレンジはオレンジピールを入れてるから実はちょっと尖っているけど、バナナシフォンケーキはやさしい味がする。で、ほんの少し新しい試みをしてみたんだけど、うまくいくといいなあ。クラッシュまで15ccって感じの分量的にはかなりギリギリの際どいところを狙っているんだけど、季節的にはそろそろOKのはずだ。今夜のお客さんに食べてもらうのが楽しみ。

部屋の響きをコントロールして、機器の接点も磨いて、置き方もあれこれ試して、その上で時々は機器も買い替えたりなんかして、あれやこれや楽しめるところがオーディオの楽しさですね。このところまたオーディオ熱が上昇中です。  2014.3.12

この二日三日であれこれやってみたので、音は良くなった。USBケーブルのこともあるし、サーロジックのパネルもほぼ元に戻したし、ルームチューンで気になっていたことをいくつかやってみていて、それらはまあまあ効果があるみたいで展望が見えてきた。

ああ、今日はまたひとつ年を取る日なのだった。年齢が上がっていくのは、そんなに悪いことでもない。体力は衰えてくるから年齢と共にできなくなることも増えるけど、反面、出来ることも増えていたりして、こういうのはトシを取ってみないとわからないことかも知れない。若い頃好きだったものは今もかなり好きだし、もっと広がっているし、気持とか興味は若い頃とあまり変わらない。

書籍や雑誌が売れない時代になって久しいのだが、今後はどうなんだろう。もちろんバカ売れするなんてことはあり得ないのだが、やりようによっては書籍や雑誌はまだまだ何かをやれるんじゃないかと思う。もちろんオーディオの本や雑誌の話です。でもそれには、皆さんの協力が必要ですね。だって、大好きなオーディオという趣味がこのまま衰退していくのだとしたら、あまりに悔しい。出来るだけ良い音で音楽を楽しみたい、それは音楽好きとして当然だよね。

はい、また山本がバカなことをやっているぞと書きたくなるようなネタをプレゼントしましょう。

音を良くするためになりふりかまわずやるってのはこんなことも含まれます。この場所の音の反射をどうするかは長年頭を悩ませてきた。要らなくなったらハナでもかんで捨てちゃえばいいし、安いし重ねられるし昔流行った玉子のケースと違ってイザという時の備蓄にもなるからこれは画期的かも。

最高級のコーヒー生豆を使っているしミルク缶焙煎という方式は割と優れているので、どんなに下手に焙煎してもストライクゾーンに入って、実においしいコーヒーを飲むことができる。ただ、その中でど真ん中を狙うかそれとも内角ギリギリを狙うかってことになると色々なやり方を考える必要がある。ゆっくりやった方がおいしいと教える人もいるし、もっと短時間の方が良いという人もいる。だから僕も330gを25分かけて焙煎していた時もあるし、200gを20分でやっていた時もある。もちろん火の強さや攪拌の仕方も関係してくるのだが、近頃は150gを13分半ぐらいでやっていて、これが割と良い感じで僕のスタンダードになりつつある。焙煎の方式は直火が良いという人もいるし熱風が良いという人もいるしその中間の半熱風ってのもある。レコードプレーヤーもベルトドライブが良いのかDDが良いのかガラードみたいにアイドラーで回す方式が良いのか、トーレンスのTD124みたいにその中間のベルトアイドラードライブってのもあるから、このあたりはすごく良く似ている。SISの角さんが「オーディオマニアが自分の好きなプレーヤーのことを語ると戦争になる」って言っていたけど、本当にそうだよ。  2014.3.14

さて、昨日から一歳年をとって、また新たな一年が始まった。どうも去年今年あたりは節目の年になりそうな感じがする。自分一人でできることではないので一朝一夕には実現しないのだが、いろいろな人に会って話をして考えていることを理解してもらって、一緒にやってくれる人には協力をしてもらえたらと考えている。BentoAudioも展開しなくちゃね。それで、今日の午後はある方との面接に行くのだが、リクルートスーツは要らないんじゃないかな。

スタジオの窓際にあるベンチみたいなところは中が収納になっていて、オーディオ雑誌などをしまっている。写真撮影では関わっていたが、AudioBasic誌に原稿を書き始めたのは16号(2000年秋)からだ。写真が掲載された本や雑誌を全部残しておくと本当に部屋が半分ぐらい埋まってしまうので、ほぼ原稿を書いた号から残してある。そう考えると撮影は仕事で原稿書きは作品なのかも知れない。雑誌における写真撮影の仕事は極めて末端で、企画の段階では関われず撮影だけ依頼される=つまり、極端に言えば誰でもいいことが多い。だが、原稿を書くというのは企画の段階から関わるから誰でも良いってわけではない。特に僕は自分で独自の企画を立ててきたので、そんな風に原稿を書いた雑誌は思い入れが強いのだと思う。

AudioBasic誌は64号まで続きGaudioやその他のムックも入れると、13年ほど共同通信社の雑誌に原稿を書いてきた。で、その途中2009年7月に「PCオーディオfan」が出たのだった。たまたま、昨日この収納を開け「ああ、この60冊ほどが13年分だなあ」と思って眺めてしまった。学校の卒業アルバムを眺めるような気分ですかね。そして、オーディオにおいて僕にはもう少しやりたいことがあり、新しい段階が始まっている。考えていることがどこまで実現するかはまるでわからないが、やれるところまでやるつもりだ。

まあそれで、午後はプレゼンに行って戻りパワーアンプのスイッチを入れた。

そして今夜は料理を教えて、終わってからジョニ・ミッチェルのBoxSetの中から「Blue」をCD12でかけている。やはり「Blue」が最も名盤だと思う。  2014.3.14

伊勢丹CMのダンス動画はPerfumeの振り付けをやっているMIKIKOさんの振り付けだそうです。ほらね、そういう時代になってきてるでしょ。  2014.3.15

さすがに今日あたりは暖かくなってきて、春を感じる東京だ。昨日は「クール・ランニングス」というジャマイカンボブスレーチームのDVDを見てすごく面白かった。原色の服が似合ってカッコいい。目一杯やりたいことやって、オシャレしていた方がいい。

同じ高音質なCDをMac mini+AudirvanaPlus+Fireface400での再生とCD12での再生で比較すると、オーディオ的には前者の方が高音質だと思う。だから、僕もいわゆるPCオーディオを一生懸命やってきたというわけだ。CD12での再生が低音質だとは言わないけど、まあ確かめたかったら音楽喫茶にでも来てもらって「ちょっと比較させてもらえないか」と言ってくれれば「いいですよ」ってことになる。これはZYXやライラのカートリッジとオルトフォンのSPUの違いみたいな感じだ。音楽の違う断面を切り取っている気がするので、この2つを使っているのはちょっと贅沢かもね。

ちょっと暖かくなってきたから、春っぽい服装でもして出かけよう。東京には好きな場所がいっぱいある。六本木や表参道とか銀座渋谷みたいな大横綱的な場所はもちろんいいけど、もうちょっと近場で好ましいエリアってのがありそう。

そんなわけで、今日は駅2つの散歩から戻ってスタジオに来てCD12で音楽再生。やっぱりCD12は独特の濃い音だなあ。

Mac miniの内蔵HDDは1TBなのだが、ここに保存したデータと外付けHDDに保存したデータ(もちろん同じ音楽)をAudirvanaPlusに読み込んで再生すると音が違うっていうことか。さてどうなのだろう。これは次回戯れる会での試聴課題だな。  2014.3.16

やっと暖かくなってきた。だから、多分花粉が沢山飛んでいるんだろう、外を歩くと鼻がツーンとする。

今日も某出版社でプレゼンをしてきた。先日見た映画の中で、ジャマイカのボブスレーチームがスポンサーを求めて話をしに行って門前払いを食らったり笑われるシーンがあって、あれほどじゃないけど、似たような感じもある。ひどい時は「そりゃダメでしょう」「いやいや、ダメだと思ったら何も始まりませんから」と言うような会話だ。もしかするとうまくいくかも知れないが、今はまるでうまくいかないことをやるのは楽しい。そう思わないとやってられない。

これはスタジオK'sで、もう多分10年以上愛用しているデンマーク製の魔法瓶だ。簡単に分解することができるので、中に入り込んだ汚れなどを掃除することができるし、もし壊れた場合は補修パーツも用意されている。非常に良く考えられたデザインで、蓋をしたまま片手で持ってそのまま傾ければ注ぐことができて逆さまにしても蓋は落ちない。とにかくとても注ぎやすいのでおすすめです。これまで何種類もの魔法瓶を使ってきたが、値段はちょっと高めかも知れないけど、保温面での性能とデザインの良さ、両面において長い間満足して使えるので結局は安いと思う。

それから、最近知ったのだが、この魔法瓶とコーヒープレスを組み合わせたタイプもあって、コーヒーの粉を入れておいてお湯を注ぎ上からプレスして飲むという物だ。プレスが好きで、エアロプレスじゃ量が足らないっていう場合は良いのかも。1つ買ってみたくなるけど、色違いにしないと紛らわしい。

ヘドフォンブック2014が出た。この本はすごく売れていてAmazonでは一位だ。僕が使っている魔法瓶は「ステルトン」という物で、国産に比べると高価だがこれもAmazonで売っています。小さい方は色のバリエーションがないみたい。今は日本に輸入されていないだけで、デンマークに行けばカラーバリエーションがあるのかも知れない。

近々ジンジャーシロップを作ります。欲しい方はお知らせ下さい。

Mac miniの内蔵HDDと外付けHDDの音を比較してみているのだが、これが実に微妙でまだ何とも言えない。その前に音楽用として使っていたMacBookProの7200回転HDDがひどい音だったことのトラウマもあり、内蔵HDDは容量に不安があるので、音楽データ保存先としてはまったく考えておらず音質を比較したことがなかったのだ。だが、今日外付けから内蔵にデータをコピーして再生してみると、今使っているMac miniの内蔵HDDは割と音が良いのだった。なるほど、そうだったのか。でも、この内蔵HDDは全部で1TBで写真その他のデータも保存しているから、ここに音楽データを保存するわけにはいかない。だからやはり外付けHDDからの音を(多少音質の傾向が異なったとしても)より良いものにしていくしかない。だって、本体内蔵HDDだと、本体を買い替えたらまた音が変わってしまう。  2014.3.17

一体どこに絶対確実に成功する事業や仕事があるのだろう?それがわかれば、誰だってみんな成功者になる。わからないから「こうなったらいいなあ」と考えていることを信じて進むしかない。

PCオーディオは人によってさまざまは受け止め方があることだろう。好きな人嫌いな人、多少割高でもLINNなら受け入れる人、Windowsが好きな人、Linuxが好きな人、Mac+Audirvanaがいい人、ソフトはなくてもとにかくDSDだよねという人、いろいろだ。僕は、好きなのをやればいいし、やりたくない人はやらなければいい、そう思っている。向き不向きもあるし、押しつけるものでもない。

僕がAudioBasic誌にパソコンを使った音楽再生という記事を書いたのは2007年春のことで、商業誌では初めての試みだったはずだ。あれから7年経ち、CDプレーヤーを使わない音楽再生はこの7年間ですごく一般的なものになったし、僕もなかなか楽しい経験をさせてもらった。でも、そろそろ次のことを考えよう。

ジンジャーシロップを作るために生姜を買ってきた。明日は久しぶりに竣工写真を撮りに埼玉へ行くのだが、これは午前中に終わるので夜は音楽喫茶をやっていますから、どうぞおいで下さい。いろんな話をしましょう。

あ、そうそう、ヘッドフォンブック2014にもちょろっと書きましたが、火曜日の夜はヘッドフォンイヤフォン喫茶にしようかなと思ってます。+ダーツかな。

今年はまだ春一番という話題がないよなあと思っていたら、今日の南風が春一番だそうだ。今日はいきなり暖かい。明日の午前中の天気がどうかなあ。何とか明るい曇りぐらいになってくれると助かるのだがなあと空を見ている。一度だけだけど、天気に恵まれず、竣工写真の撮影で3回か4回ぐらい予定が流れたことがある。

それほど上手じゃないのだが、僕は百人一首やダーツが好きなので、あまり一方的じゃなく勝ったり負けたりのちょうど良い力量をもっている人と遊びたい。  2014.3.18

今日は撮影と、一応の画像処理と、食材買い出しと料理とで忙しくて更新ができず、ジンジャーシロップの発送も間に合わなかった。  2014.3.19

昨日はいろいろなことがあった。それにしても、竣工写真の撮影が今朝の天気じゃなくて昨日で本当にラッキーだった。今日の雨じゃ絶対に順延でいつになるかわからなくて、工事が終われば建物の中に物が入ったりもするから、完成した時にスルッと撮影できると最高だ。よくカメラマンにとって「天気運も実力のうち」などと言うけど、冗談じゃなくそういう面はある。

20年ほど前の4月に隅田川のほとり「桜橋のたもとで皿まわしをやってくれ」と頼まれて、朝の日本テレビで放送されたことがあった。でも、皿まわしが上手な仲間は男ばかりだったので、当時30才ぐらいだった美形の女性二人に「一枚まわせればOKだから」と声をかけて一緒に出てもらった。昨日その女性から突然電話があり、もう一人の美形が8年前に亡くなっていたことを知らされた。しかし、参るなあ。

何となく不調そうだったから亡くなった彼女のことは「大丈夫かな」とちょっと気になってはいたのだが、「そうだったのか」と思った。

オーディオのこと、写真や料理のこと、僕はもう少しやりたいことがあるから、Evernoteのより良い使い方でも研究してやっていこう。

うーむ、オトナも引きこもり傾向?それはあり得るなと思う。なんか、近頃ヘンなんだ。オトナも物を買わなくなっているし、ノリが悪いし、意見交換ができなくなっているし、全般的にやや閉じていて内向きな感じがする。なんでだろう。バカやってられないってことか? 僕はバカな方が好きだな。

コーネリアスの「Sensuous」がe-onkyoからハイレゾで出た。いつだったか、あのCDをメタルコニサーで再生したことがあって、メタルコニサーはすごい音でL-65から後光が射しているような別世界のものになったっけ。ハイレゾ音源だとどうなるのだろう。きいてみないとわからない。

わからないので、今夜はボブ・ディランのCDを3枚再生した。英語がスルッと理解できればなあ。。  2014.3.20

そんでもって、その次は「ジェファーソン・エアプレイン」のベスト盤で60年代気分になる。あの時代、つまり10代でこれらをきいて、あれほどアブナイ気持になったのは何故だろう?

撮影してきた建築写真をLightroomで現像したら、ほれぼれするような補正ができる。よくわからないLEDの照明で、自然光とのミックスだし大丈夫かなあと思いつつ撮影したが、なかなか良い感じなので「マウスの操作は肩が凝るぞ」と思いつつ、あまりに面白いので夜中までやってしまった。Lightroom操作はどうもいまだにシックリこないのだが、優秀なことは確かだ。この10数年、撮影そのものはかなり楽になったが、後処理が勝負だ。やっぱり写真はデジタルじゃないとやってられない。

森山良子のハイレゾ音源がクリプトンから24/192で発売される。そういう動きは良いことで、ハイレゾの時代になってきたらしくて、とにかくどんどん出して欲しい。できれば1タイトル1800円ぐらいでお願いしたい。

暖かいのかなと思ったが、今日は意外に寒くて、夜中まで現像が楽しくてたまらずLightroomをいじったことが影響して昼間をほぼ棒に振った。でも、興奮する事があると止まらない。仕事で何十年も建物や部屋の写真撮ってきていて、今もまだ現役で興奮できることがあるというのは良いことだ。

何十年もずっとあのカメラやこのカメラが欲しいと思ってきていて、それは今もそうだ。カメラやレンズのことでは色んな思い出がある。沢山ありすぎて書ききれないけど、銀一でトヨビュー45Gというカメラを買って、銀座から東京駅まで大きなアルミのケースを手で持って運んだことがあった。重たくて手が痛いしケースが大きくて膝にぶつかるので4回ぐらい休んだけど、なんかすごく幸福だった。その前に使っていた月刊「オートバイ」の編集者から売ってもらったジナーはどうしたんだろう。新橋カメラで買ってもらったんだったかなあ。

去年もパワーアンプを両手に持って秋葉原からスタジオまで休み休み運んだりしているから、いくつになっても似たようなことをやっている。そういう、バカとも言える情熱みたいなものがないとつまらない。そういうわけで、明日は百人一首だから楽しみだな。勝ち負けはどうでも良くて、詠んでもらって取り合う。それが楽しい。  2014.3.21

百人一首の会で一番強い女性がいて、今日は何故かその人と対戦することになり、双方20枚の札を持って、もちろん僕は負けるわけだが、相手が20枚取って勝負がついた段階で僕は10枚ぐらい取っていた。負けるにしても、ダブルスコアじゃちょっと悔しいから、あれをなんとか20枚対14枚15枚ぐらいまでにもっていきたいものだ。一応控え目に「次回はあと3枚取れるようにするね」と言っておいた。少しやる気向上中。でも、100%本気になると苦しいだけなのでそこそこにして楽しむのがオトナです。

家に古い百人一首があったけど、あれはまだあるのかな。僕のスタジオにも6セットぐらいあればと思うので、もし、これを読んでいる方のご家庭に、ご不要になった百人一首があれば、着払いで「113-0034 東京都文京区湯島1-10-13 木賀ビル2F StudioK's 山本耕司 03-5804-3651」こちらに送っていただけると嬉しいなと思っています。

最近コルンゴルトという作曲家に興味を持って、少しずつCDを買ってみている。いきなりオペラ「死の都」ってのもなと思って、室内楽的な作品からきいてみている。とりあえずこれです。

  2014.3.22

暖かいのか寒いのかよくわからないんだけど、それが僕の生まれた三月という月だ。

久しぶりに秋葉原のヨドバシカメラに行き、キヤノンのインクジェットプリント用紙を40枚とそれを入れるアルバムを買ってきた。ヨドバシカメラには人がいっぱいいて買い物をしていた。都市で生まれ育った割には、人がいっぱいいすぎる場所が好きじゃない。デジカメ売り場でいくつかのカメラを見て、来年は新しい状況になっていて何か新しいカメラを手に入れたりしているかなあと思った。ポケットに入れて持ち歩く用にはLUMIX GM1があるといいな。新しい写真的表現の追求にはやっぱりFoveonだ。シグマのDPシリーズは成功して欲しい。

競技を行う際の百人一首読み上げをPCやMacでできるのではないかと考えて、いろいろ調べてみると、あるんですねこれが、一首目はちゃんと必ず序歌から始まってあとはランダムに出てきて、しかも前の歌の下の句から読んでくれる。そう、こういうアプリを見つけられたので最高です。600円なんてタダ同然もいいとこころ、高機能版1700円と両方買っても2300円だ。CD買ったってもっと高いもんね。誰かにこういうアプリを作ってもらったら何万円もかかるなあと思っていたので、すでに作ってくれていた「石川県かるた協会」に感謝します。iPhoneアプリなのでスピーカーから音を出すにはやはりAirPlayですかね。まあ、練習試合ならAirPlay、本気の真剣勝負なら有線で接続でしょうか。いやはや、良い時代だなあ。  2014.3.23

そうか、マランツのAVアンプにはAirPlay機能がついているから、うまく使えば6スピーカーによるサラウンドでの読み上げもOKだ。すごい。

コルンゴルトのピアノとバイオリンのための作品全集はなかなか良くて、「持ってても良いCD」という判断をして、このところ一日一回丸ごと最初から最後まで再生している。今日はパイオニアのDVDドライブにディスクを入れてMacのデスクトップに出てきたCDのアイコンをAudirvanaにドラッグドロップしてストリーミングで再生している。どんな設定でもこれができればあまり問題はないのだが、条件によってこれができたりできなかったりするようで、よくわからない。

そういうわけで、今日からはPCオーディオでジョニ・ミッチェルのBoxSetを一枚ずつかけている。まあ、リッピングしちゃってもいいのだけれど、とりあえず再生して楽しんでいる状態だ。

コルンゴルトのバイオリンとピアノのための作品集は、CD12で再生するよりもMac mini+AudivanaPlusでの再生の方が断然良かった。ものすごく繊細な音がするCDで現代的な室内楽がお好きな方にはおすすです。それがわかったので、Amazonのバナーを貼っておきますから、ご興味のある方はお買い求め下さい。現代の作曲家ですが、とても美しい音楽でおすすめできます。CDを回してAudirvanaPlusで再生すると、一瞬引っかかるような状態になって「アレッ」って感じだが、それほど頻繁ではなく、CD1枚で1回か2回ぐらいそんなことがあったりする。それにしても、このCDはPCオーディオによる再生が非常に魅力的なので驚いた。

このCDは全部で13トラックあるのだが、6トラック目以降の後半がとても良い。

他のCDもAudirvanaでCDを回して再生してみているが、やはり1枚で2回か3回ほど「キャルキュル」って感じで一瞬、引きつれたような音が出る。それ以外はクリアで解像度が高く音のグラデーションもよくわかるなかなかの再生だが、あれは何なんだろう。  2014.3.24

今夜からだんだん徐々に火曜日の夜はヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェになります。明日の夜はいつもの通り音楽喫茶です。ご興味のある方はどうぞおいで下さい。

今日はA4のプリントを40枚ほどやっている。今、僕が使っているのはキヤノンのPro9000MkIIというプリンタだ。初めて使ったのはキヤノンのスタイルライターだっけ?そこから随分沢山、何台ものプリンタを使ってきた。一番思い出深いのは何と言ってもALPSのMD2000Sで二台持っていた、その後EPSONに移行して、EPSONを2台使った後、同じくEPSONの顔料インクのやつ4000PXだったかな、これにして、その後はキヤノンを2台使って今に至っている。一頃に比べるとこの数年はプリントをする機会が減った。  2014.3.25

本当は昨日やりたかったのだが、昨日はちょっと忙しかったから、今日は朝のうちにコーヒー焙煎約600g行う。近頃はものすごく安定している。

昨日やったプリントの色味が今ひとつなので、今日は別のプロファイルでやってみた。どうもこちらの方が良さそうなので20枚ほどプリントをし直している。だから、プリンタを動かして焙煎して一段落するとプリンタの前に行き、次を動かして、途中でこのMacBookAirのところでこんなことを書いて、また厨房に行くということを3回か4回繰り返している。

今のように流行する以前から、僕はかなりヘッドフォンが好きだった。それで、「ヘッドフォンブック」の仕事もやらせてもらっている。それまでやっていたオーディオ関係の雑誌との関わりも同じなのだが、僕が書いているのは読者目線の記事だ。読者目線というのは僕がそう言ってるのではなく、ヘッドフォンブック編集長の言葉だ。

オーディオにおける「StudioK'sで音と戯れる会」と同じような目的で火曜日の夜は「ヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェ」をやることにした。愛好者のために機材や情報交換、試聴が可能な場を考えている。

フジヤエービックやe-イヤフォンに行けばものすごく沢山のヘッドフォンやイヤフォンがあってもちろん気軽に試聴ができる。ヨドバシカメラやビックカメラでもOKだ。また、ヘッドフォン祭などでも試聴は可能だが、後ろに10人の並ばれた中での試聴はちょっと厳しい。僕としては、もっと落ち着いて心ゆくまで試聴ができる場を作りたい。ショップじゃないから販売はしないし、全機種置いてあるなんてことはなくて、僕が気に入った物とか、試作品とか色々です。

水曜日の音楽喫茶はどうなるかな。お客さんがゼロではないけれど、それほど沢山の人が来てくれてはいないので将来はそれほど明るくなさそう。百人一首喫茶とどっちがいいかな。

スタジオの近所、サッカーミュージアムがある通称サッカー通りの中程にある創業102年のスーパー加賀屋が閉店する。僕もこの10数年ここでよく買い物をした。確か東大は加賀藩の江戸屋敷跡だったと思うが、多分明治時代に石川県に関係する人が始めた店だったのだろう。加賀屋の近くには道をはさんで肉屋と魚屋があり、以前は魚屋の隣りに八百屋もあった。肉屋魚屋八百屋加賀屋みんなかなり高級な品揃えだ。何年か前に閉店した八百屋には、いつも驚くほど超高級な果物が置いてあったし、魚屋には一匹3000円の「釣りキンキ」が置いてある。この一角の商店は地元のやや裕福な住民に支えられ、高級品を扱うことで差別化をはかり生き延びてきた。

でも、ついにこの3月で加賀屋が閉店になった。加賀屋はスーパーマーケットだから、夜遅くてもここに行けば一通りの食料は手に入る。そんな店だったから、加賀屋がなくなると人の流れも変わって、もしかすると近い将来、残った肉屋魚屋も経営が困難になるのかも知れない。魚屋のおばさん、肉屋のおじさん、加賀屋がなくなるとこちら方面にも行かなくってしまうのだが、なるべく買い物に行くことにしよう。

今日はけっこう忙しくて、充実していた。夜は鮪の漬け丼でおいしかったなあ。  2014.3.26

DigiFi最新号はUSB DACアンプが付録だ。でも、僕には使う場所がないのでどうしたらいいかなと思っていた。それで、加賀屋に買い物に行った帰りに会った米屋のご主人に「付録のUSB DACいる?」ってきいたら、「何だかわからない」と言うので「かくかくしかじか、パワーアンプも付いていて、あなたの使っているダイヤトーンノ2S305は高能率だから、多分そこそこ鳴るはず」と説明したら「もらうもらう、わからなかったら教えてね」「もちろん、喜んで」という話になって、今週はオーディオの啓蒙活動ができるかも。みんなもこんなことをやってみて下さいね。じゃないと、10年後は非常に厳しいものになります。

昨日まではちょっと忙しかったのだが、今日は割とヒマでJ-WAVEをきく余裕がある。こんな日はまたあちこち片付けよう。オーディオのことで気になっていることも少しやって、CDを10枚ほどリッピングしておこう。

まあ、そんなわけで、夜、お米屋さんがUSBDACを取りに来て、少し使い方を説明することにした。使い方がわかっていれば物だけ渡せば良いのだが、一回音を出して見せた方がいいかなというわけだ。余っている付録のUSBケーブルもあるから、それもプレゼントしよう。

このところコルンゴルトにはまっているので、買ったCDを毎夜一回かけている。やっぱりトラック6以降がすごく良くて。妙に今の気分に合う。優しい緊張、楽しい貧乏か。  2014.3.27

ん−? The Bad Plusが春の祭典? こわいもの見たさできいてみたい気もするが、ウームと悩むのだった。JAZZっぽい春の祭典なんでしょうかね。誰かいってみて下さいな。

変化というのは穏やかに、時に急激に訪れる。2013年から2014年はStudioK'sにとって何度目かの節目になりそうだ。最初の節目はオーディオ関連のことを仕事にすると決めた2002年、次がスタジオを大改装した2006年、その次が去年から今年ということらしい。これはあくまで1997年にStudioK's設立以来の仕事における節目の話で、オーディオにおける節目はまた違うし、個人的な生活の節目はこれもまた別の流れがある。

StudioK'sを作ってから、僕はずっとオーディオをやってきていて、その中で理解したことがいくつかある。理解したことの一番は「新しいオーディオ機器が絶対に優れているなんていうことはない」ってことだった。今も、真空管のたかだか出力10w程度のプリメインアンプでL-65を鳴らしてみているのだが、これが実に良い音だ。たまたま出戻ってきた古い英国製のアンプなのだが、本当に心から良い音だと思うので、オーディオってのは一体何なんだろうと思ってしまう。本当かどうか証拠を見せろという方には、水曜日夜の音楽喫茶にでも来ていただければ、今なら体験OKです。ボリュームだけじゃなくて、トーンコントロール関係のノブ、その他どこをいじってもガリガリいうから、古い機器に慣れていない人は壊れていると思うかも知れない。また、入力の数も限られているから、僕がメインの装置としては使えないのだが、音質そのもので言うと何ら不満がない。

iPhone6は5.5インチ、それとも6インチですかね。そして9月でしょうか。早いもので、僕はiPhone345と使ってきているので、各々2年ずつでこの秋には6年になる。

来月から消費税が8%になるので、あれこれ買いだめしたり3月中に買い物をしてる人が多いみたいだけど、僕は何も買ってない。オリンパスの12-40mmf2.8はとても使い心地が良かったので欲しい物リストに入ったけど、今は買うことができない。  2014.3.28

それで、昨夜は次にNuforceのアイコンでL-65を鳴らしてみた。これも別に悪いってことはない。要求が低いってわけではなくて、何でも良く鳴る状態になっているとお考え下さい。ただ、アイコンは小型のデジタルアンプだから、軽くて明るい音だ。でも、面倒なこと言わなければこれでもいいやって感じで鳴っている。こんなに小さいんだから、これはこれで良いと思う。

こんなに大きさが違うのです。しかも下のAR Limited2はプリアンプなのでこの他にパワーアンプも必要だ。Nuforceもけっこう良く鳴るから、これこそがデジタルの恩恵でしょうか。写真で言うと4×5のカメラとコンパクトデジカメの違いみたいなものかな。もし僕が自宅で使うのなら、この中間的なアンプがいいなあと思う。ARのプリアンプぐらいの大きさで、プリ部=つまりセレクタと音量調整など、そしてできればUSBDACとパワーアンプが一体になっているアンプがあったらいいな。

僕は広い意味でのサービス業をやっている。具体的には情報や場の提供、教えることもあるし教わることもある。興味のあることを追求して楽しんでいる。火曜日の夜はヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェをやることに決めたのだが、集まって黙ってヘッドフォンやイヤフォンの試聴をやっているのもちょっとアレなので、ダーツをやることにした。手話を覚えればイヤフォンをしながらダーツもできるんですけどね。僕はかつて仕事で手話通訳者をしていたけど、30年も前の話だからちょっと錆びてはいますが、手話教室もやりましょうか。

今日は、海外青年協力隊の活動でモザンビークに行っていた人が帰国して、その報告会の会場としてスタジオを貸して欲しいという依頼があり、午後は若い人(20代)の男女が30人近く集まった。もちろん仕事として場所を貸したわけです。僕はずっとオーディオを中心に据えてやってきたのでどうしてもオーディオのことで使って欲しいという気持が強かったのだが、まあそれはそれとして、駅からも近くてアクセスは悪くない場所なので、こんな風にStudioK'sを使ってもらうのも文化活動の支援かも知れませんね。相場通りの料金だと商売で、安ければ支援になるってことだとすれば、とても感謝されたから多分支援になった。椅子は20脚あり、ベンチ風の椅子や窓際のベンチも入れると25人ぐらいは座ることが出来ます。

MacminiのOpenOfficeを使って、パワーポイントの画像をプロジェクターで投影したのだが、僕のMacBookAirを貸してあげて、画面共有して遠隔操作した。OpenOfficeだとデフォルトのフォントサイズが異なるのか、ちょっと文字の配置が崩れたりもしたけど、まあそれは勘弁して下さいって感じかな。  2014.3.29

朝から午後までPerfumeのダンス練習会があり、今日は動画を撮影して、それがけっこう大変だったし、終わってからはメロンパンとクラムチャウダーを作る会だったので、丸一日ものすごく忙しかった。充実していたけど、大変疲れた。まあ、こんな風に人が沢山来てくれて楽しんでくれるのは望むところってやつです。そういうわけで、明日はスタジオの中を片付けなければいけない。  2014.3.30

昨日の午前中から昼にかけては、Perfumeの「だいじょばない」を踊る人の動画を撮影した。19-18mmのレンズを使ったので、絞り開放でもf5.6ぐらいだから、ISO2000で撮影した。

ISO2000で撮って42インチのREGZAフル画面で見て全然問題なしなので、本当に良い時代になったと思う。しかも、フィルム代がかかるわけでもない。とにかく手軽に表現行為をやれるようになっているから最高です。その代わりそのあたりを代行していた職業=カメラマンは廃業の憂き目をみている。そういう時代だ。スタジオを作った1997年から数年は、近所に写真の同時プリントの店が何軒もあった。「写真屋さん45」とかそういうミニラボと呼ばれた店だ。今はきれいさっぱり一軒もなくて、最初の頃は自宅にプリンタを買っていたようだが、今はプリンタを持っていない人が多い。

ヨドバシカメラなどに行くと、SDカードなどのメディアを挿し、自分で操作してプリントをする機械がたくさん並んでいてそれなりに繁盛してようだから、ミニラボは要らなくなった。セルフサービスだし、あれはセブンイレブンのコーヒーみたいなものですね。

おだやかな春の日にはおだやかな音楽かなと思うが、どうもききたい音楽が見つからない。昨日はちょっとハードだったから疲れているんだな。

今日は晦日なので午後は銀行に行き、今日で閉店の加賀屋に寄って帰って来た。僕がこれまで加賀屋で何度も買っていた国産ささげが二袋売れ残っていたので買った。いつもやっている8月のパーティの時によく赤飯を作っていて、このササゲを使うのだが、なにしろ驚くほど高いからなあ。今日は在庫処分の半額セールなので、朝からドッとお客が押し寄せたそうだ。だから午後1時過ぎにノコノコ出かけても残っているのは1%ぐらいの物だった。半額セールだとこうなるのか、なるほど。僕はレジでお金を払う時に初めて「半額セール」ってことを知り、「じゃあ普段は買わない高いハチミツを買うね」と言って、これが加賀屋での買い物の最後となった。

こういう日はFMをきくのが一番だ。パリのバゲットの話や、来日するボブ・ディランの話をしている。さて、秋葉原に行ってオーディオの音質向上をもくろうちょっとした部品を買ってこよう。そろそろジンジャーシロップを作ろうっと。欲しい方はお知らせ下さい。マーマレードは夏みかんがまだ熟さないので(多分)もう少しお待ち下さい。

夜はクラシックのピアノ曲という気分で、アンドラーシュ・シフのシューベルトとブレンデルのハイドンをMac&Fireface400で楽しむ。外付けHDDの電源をACアダプタじゃなくてもっと強力なものにしてみたのだが、音はどうだろう。しばらく使ってみてから元に戻して比較してみようと思う。

秋葉原に行った帰りにオリオスペックに寄って、酒井さんとちょっと話をしてきた。オリオスペック製のオーディオ用汎用電源は12Vと19Vの2種類で、5万円だそうでけっこう売れているらしい。ACアダプタからこの電源にすると音が良くなるのだが、そのあたりはこの数年戯れる会の例会でイヤというほど確かめてきた。19Vの方はPC用で、Ritomoのために作ったものを販売しているという経緯らしい。ふんだんにお金があればねえ、Ritomoの筐体(削り出し)と同じ物をMac mini用に作ってもらって、Mac miniの中身を移植したりなんてこともやってみたいものだが、10台ぐらいまとまっても、どうでしょうね。Mac mini本体より高い値段になるかも知れない。  2014.3.31

今日から4月、そして火曜日なので夜はヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェです。この場所にこのようにスタジオK's常設のイヤフォンを置いておいて自由に試聴OKのカフェで、ダーツをやることもできます。酒を飲まずタバコも吸わず、1000円でお代わり自由のコーヒー飲んで、希望があれば自家製食パンのサンドイッチも出てきます。そういう場所ってどこにもないから来たい人はどうぞ。お待ちしています。

アッ! 4月ってパート44に移行しなくちゃいけなかったのか、あれこれ新しい企画を練っていたのでコロッと失念していた。

食パンの発酵を待っている間に何とかパート44に移行させましたので、以後こちらをご覧下さい。

このAETのUSBケーブルは買いだ。CD200枚足らずでリッピングに挫折した僕が「この音が出てくれるのならリッピングに精を出しても良いかも知れない」と思うぐらい良い。のびやかで、ちょっと肉厚な感じもあって声が優しいし、単なる解像度だけじゃない。太くはなくてしなやかだから扱いやすいし、DACに限らず、光学ドライブやHDDとの接続でUSBの機器を持ってる人は一本持ってていいと思う。調べてみるとAmazonで売ってるんですね、しかもこの値段だから、まあ買いやすいものです。



Perfumeのアナログ盤が出たら、若い人もレコードに興味を持ってくれるわけで、「買ったけど音が出せないとか、じゃあレコードの音をきいてみよう」なんてことにでもなれば、オーディオの普及にもなっていいのにね。なんて話していたら本当にアナログ盤が出た。クリア、ピンク、イエローの三色がある。僕は「GAME」もアナログ盤が欲しい。もちろん、「トライアングル」や「JPN」もね。そして、レナード・コーエンやPLACEBOは最高ですが、Perfumeも良いのでブルーレイのPV集もおすすめです。

このたった4拍×2の動きを真似してみてもらえると楽しいかも知れませんね。前に蹴りつつ少し後ろに跳んで、前に蹴った足は着地後に足首をひねってて、それに腕の動きがあるので、自分でやってみるとけっこう難しい。ここだけでも出来るようになると楽しいかも。


ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート40 2013年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート41 2013年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート42 2013年10月ー12月

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