さて、10月だ。今年も残りがあと3ヶ月となった。
今週の土曜日10/6は、StudioK'sで音と戯れる会例会増刊号ということで、「オープンリールテープの音を堪能する会」を開催する。レコードに比べるとオープンリールのミュージックテープは極めて希少だし、テープデッキの整備も必要だから、そうそうきけるものではない。LPやCD、そしてVDオーディオやSACDも再生し、さらにPCオーディオによるハイレゾ音源も再生できるようなった今、オーディオ愛好者がオープンリールテープサウンドを体験するとさまざまなことの辻褄が合う。僕はそうだった。まだ未定だが、当日はこの中から厳選して再生が行われるらしい。ビリー・ジョエルやサイモンとガーファンクルのミュージックテープなんてものがあったのか。知らなかった。
先日行ったコーヒーのイベントで上位入賞者のコーヒーを試飲してみて、初めて「なるほど、今のコーヒー界はこういうことを目指しているのか」と理解した。それはまるでハイエンドオーディオの世界で、ドトールとかスターバックスの味とはまるで違うものだった。
この15年ほど苦いコーヒーを飲むようになったんだけど、その前はずっと苦いコーヒーは好きになれずにいた。軽くて、でもちゃんと味があって少し酸味があるコーヒーが僕の理想だったから、「おいしいコーヒー180円」ということでドトールが街に増殖したので初めて飲んでみた印象は「わー、苦い」というものだった。
だからずっと、本郷三丁目にある「和田珈琲店」とか、荒川区西尾久の「サンコーヒー」がお気に入りだった。
それで、ちょうどコーヒーの豆もなくなったことだし、すごく久しぶりにスタジオの近所にあるドトールで普通のブレンドを200g買って飲んでみている。自分でていねいにいれて飲むと、これはこれでおいしいと思う。手頃な生豆を手に入れて100gぐらいずつ自分で焙煎して飲んでいたらとてもおいしいのかもね。 2012.10.1
色々考えて調べてみたんだけど、自分で手焙煎するなら、これが一番手軽で良さそうだ。うーむ、だがしかし、ミルク缶なんてどこにあるんだ?
今年のノーベル賞はどうなるのだろうか? 楽しみですね。
最近子育てをやっている友人にミルク缶を送ってくれーと頼んだが、「母乳です」との返事だった。どっかにこんな大きさの缶があったような気がしてよく考えてみると、そうだ確かシフォンケーキやスコーンを作る時に使っているベーキングパウダーの缶があったなと思いついた。今使っているベーキングパウダーも残りがわずかだったはずだから、この缶がタイミング良く空くかも知れない。でも、大きさはどうだろうか。
僕はこのようなノンアルミのベーキングパウダーを使っています。
オーディオ関係ではShuksさんとにしだやさんが、数年前から自分でコーヒー豆を焙煎していて、「手でやっていると均一に浅煎りは極めて難しく、どうしても深めの焙煎になる。そして、煙とゴミ(チャフ)が出る」という話をきいていたので、「興味はあるが、とりあえずやらない」ことにしていたのがコーヒー豆の自家焙煎だった。
4Kになると裸眼で3D映像が見られるようになるってことなのか。
「持って来てくれていいよ」というメールが届いていたし、実際オリンパスOM-Dのファームアップはちょっと面倒そうだったので小川町に持って行ってやってもらい、ついでにストロボがRCモードでうまく発光しない対策を教えてもらってきた。さらに60mmのマクロもちょっといじってきた。75mmf1.8もいいけど寄れないからやっぱり60mmかな。仕事を沢山やったら買えるかもね。
さて、今日中に「Macオーディオ」の原稿一発目を仕上げて送ろう。これが終わらないと次にいかれない。
明日の夜は音楽喫茶をやっています。夕食はおいしいお米が届いたのでご飯を食べたいと思っていますが、肉じゃがにしようか、皮から手作りの餃子にしようかと考え中です。 2012.10.2
未発売のヘッドフォンが2機種やってきて、安い方から試聴をしてみたらこれがけっこう良い。白いのと黒いで、黒の方が高級バージョンらしい。これは予想外に良かったので、ちょっと楽しい気分になりつつ、今朝はJ-WAVEをきいている。この10月にナビゲーターが交代したのでどうかなと思っている。ここのところ僕としては調子が狂っていたので、落ち着いてJ-WAVEを聴取できるようになると嬉しい。昼のサッシャはさすがで、ものすごい安定感だ。
昨日突然、スティングのライブをききたくなった。ポリスを解散した後に出したJAZZっぽい二枚組のライブだ。あれと、ブルース・スプリングスティーンのライブ(横向いてギター持ってるジャケットのやつで、三枚組だったかな)も時々ききたくなるのだった。これらのアルバムはちょうどCDが出始めた頃で、ブルース・スプリングスティーンのライブはLPだと5枚組だったはずで、一年ほど前ユニオンでLPを見かけたが買わなかった。
この季節はちょいと不調だ。濃い香りなどに出会うといきなりクシャミが止まらなくなったりする。香水とかオーデコロン、強い香料の入ったヘアリンスなどだ。それでも今年は少し軽いかも知れない。
まあでもね、今はクシャミ鼻水なんだけど、これが16才までは喘息の発作だったのだ。けっこう重たい喘息だったから、あの頃は何も信じることができなかった。18才ぐらいでウソのように発作が起きなくなるということがわかっていれば、もう少し真面目に勉強でもしたんだが、なにしろ本当に死にそうだったのだ。でも、人生はいろいろあるから面白いのだと思う。信じていたものに裏切られたり、自分じゃどうしようもない何かに翻弄されたり、下手をすれば命を落としたり。生まれてくることも選べないし、生まれる時代や場所も選べない。容姿も家柄も才能も選べない。そんな中で好きな音楽をきいたり、人に集まってもらってイベントをやったり、写真撮ったり料理をしたりしている。コーヒーの味も音のことも、言葉で伝えられることには限界があるから、僕はこのスタジオでいろんなことをやっている。
「ひっどい音だなあ」って思うスピーカーがあって、「くれるって言われてもお断りするよな」って思うものがあるんだけど、ある人が「あれ、アンプがうまく合うとすごく良い音なんですよ」と言う。なるほど、わかってはいてるつもりだがやっぱりそうなんだな。AVATARもマランツ7とか是枝式プリだと違う表情を見せるから、まず惚れたスピーカーがあって、それをうまく鳴らすためにあれこれやってみるのが楽しいんだ。それがオーディオっていう趣味だ。
AVATARはスタジオに置いてあるのだが、そろそろどこかのショップに買いとられてゆきそうだなあ、、、。誰か引き取り手が現れてくれないものか。
さて、あと40分で音楽喫茶開店だから、そろそろアンプのスイッチを入れようかな。 2012.10.3
10/6の予約は16席まできた。あと6席で予約は終わる。オープンリールテープの音は素晴らしいので、本当に体験してみて欲しいと思う。やれても、多分年に二回かそこらだから、チャンスは限られている。
「小林悟朗さんの名前を間違っているよ」と川崎さんに指摘された。これで二回目か三回目だ。いつも間違えるので今回は手元にあったステレオサウンド誌を見て確認したのにまた間違えた。ハッキリ言って、我ながらバカです。
誤字脱字はできる限り避けたい。Webサイトはスピードが命でもあるから、とりあえずアップロードしてあとで訂正も可能だ。そこが紙と少し違う。そういうことはともかく、書きっぱなしはいけないし、誤字脱字は恥ずかしい。
これは昨夜の音楽喫茶で食べた「肉じゃが」です。やっぱり最低4時間ぐらい前に作らないと、薄味でしかも味がしみこんでいるものができないから、自炊する忙しい人にとって「肉じゃが」はとても贅沢なのです。彼女に作ってほしい料理のベスト3は「オムライス」「肉じゃが」と、あと何だったかな。僕は「料理は女子がやるべき」とは全然思っていないから逆でもいいんだけど、パソコンや携帯の操作がまるで出来ないと生きにくいのと同じで、エクセルやパワーポイントをこなせる程度には料理にも慣れておいた方がいいと思う。
こんなことはやらなくて良いと思うけどね。
記念すべき、初めて自分で焙煎してみた40g。おいしいかどうか飲んでみよう。
コーヒー豆の焙煎ってのを初めてやった割にはうまくいって、長いこと好きだった「味があって軽いコーヒー」そのものだった。多分、VoilaCoffeeの生豆そのものも新鮮で良い豆なのだろう。良い感じのスタートだったので、次は40gじゃなくて200gでいってみようかなと思っている。穴を空けたベーキングパウダーの缶で煎るのはなかなか具合が良いけど、200gになるとゴミがいっぱい出そうだな。
毎月何キロのコーヒー豆を消費しているのだろうと考えてみる。自分一人じゃ一日50gも使わないので、多分一ヶ月に3kg程度だと思うがよくわからない。イベントなどが続くとグッと消費量が増える。苦いコーヒーを好む人も多いので、これからどうしていくのかはわからないけど、まあこういうのはなるようになっていくのさ。
かなり長いんだけど、こちらのカフェ・ド・ランブルのコーヒーミルに対する話は面白かったなあ。僕がかつてGOLDMUNDのアナログプレーヤーに接していたような話なのだ。最終的においしいと思えればそれで良いという話もオーディオと非常によく共通している。僕も戯れる会例会などで似たような事を言っている。「これしか認めない」っていうのはとても簡単で、カメラで言えば画質優先ならフルサイズ>APS-C>4/3ってことになる。でも問題はそういいうことじゃなくて、その人にとって必要な画質やボケが確保されれば良いってことです。
僕も家庭用だけどコーヒーミルを7台ほど使ってきているので、ミルでコーヒーの味が変わるってのはわかる。いつか将来経済的な余裕があったら、ランブルミルなんてものも買えたら楽しそうですね。故障しちゃ困るけど、コーヒーミルもほぼ毎日使っているものだから、58000円、ケーブル買うよりは安いのかもねえ。一般論だけど、故障しないオーディオ機器は音が悪いものだから、このミルもそういう部類なのかも知れない。 2012.10.4
6年前の改装は、ものすごく色々な内容を含む変化だった。単純に平面図として考えても、和室をなくしてスタジオ部分を広くしたし、広い暗室をなくして厨房にして、飲食店営業の許可を取るために、トイレの場所も移動して手洗いを設けた。当分オーディオの音は悪いだろうから、とにかく最低一年間はそのままほったらかして鳴らし続けることにしたので、2006年から2007年、2008年ぐらいまでにおける僕の興味はもっぱら料理に向いていた。
覚えているかな? あの頃、スピーカーはJBLのサブリンだったのだ。和田博巳さんが「マランツ7にJBLのサブリン、山本さんはビンテージ路線か」と言ったけど、それはちょっと違う。マランツ7は今でも使いたいぐらいだけど、サブリンは僕が買ってしばらくスタジオに置いておいて、みんなで体験することが目的だった。
KEF105のエッジが切れてしまい、あの時期は僕が「これでいくぞ」と思えるスピーカーがなかった、そういう時期でもあった。だから、LINNのアイソバリック、RogersのStudio1a、JR150、そしてJBLサブリンなどがあって、みんなできいていたのだ。誰かが買って自宅できいたところで、それは普通のことだ。StudioK'sは有料だけど、その都度公開しているので買わなくても買ったような状態になる。あれこれ試せるし、ショップでの試聴とはかなり違う。
だから、明日にせまった「オープンリールテープの音を堪能する会」もまったく同じ目的だ。毎月オープンリールテープの音を堪能する会を開催することはできないから、次にやるのは多分やれたとしても半年後、もう多分JBLサブリンの音をきくことが出来ないのと同じように、もしかしたらやれないのかも知れない。それは本当にそういう会です。
料理をやったりお菓子を作ったり、おいしいお茶をいれるのは僕の重要なテーマだから、自分の好きにできてある程度の広さをもった厨房が欲しかった。それは長い間の夢だった。 2012.10.5
今日は音と戯れる会例会増刊号「オープンリールテープの音を堪能する会」です、予約していない方も、来ていただければ参加はOKです。ただ、床に座っていただくことになるかも知れません。
さて、いくつかの意味で初めての試みとなるStudioK'sで音と戯れる会例会増刊号、「オープンリールテープの音を堪能する会」の日なので、朝から準備中だ。おー、外で何となく音がしているので、NAGRAがやってきたみたいだの午前11時過ぎ。
セッティングが終わって、音出しチェックをして、椅子を並べて食事に出る12時過ぎ。
一巻目のテープが回り始めた13時5分過ぎ。
「オープンリールテープの音を堪能する会」には約20人の人が参加してくれた。音に関しては素晴らしすぎてちょっとイヤになるぐらいのものだった。これまで何度か戯れる会の例会でもきいてきたが、今回はさすがに増刊号でかなり休みをとりながらの進行だったが、「LPやCD、そしてSACDでさえも、あれは一体なんだったのだろう」というぐらい素晴らしい音質だった。ナグラのでデッキは一年後ぐらいに堪能させてもらいましょう。今後、今回と同じ予約方式でRockDayや4chアナログレコードをみんなで楽しみたいと考えている。とにかく、今日はもう言葉がない。 2012.10.6
やはり、昨日みたいなサウンドを知っているのと知らないのは大きいと思う。ハイレゾもPCオーディオもかすむって感じだった。こういうものも知らずに、オーディオマニアってのは、一体何をやってきたんだろうって感じもあるんだが、まあ、ほとぼりが冷めたら気を取り直してやるしかありませんね。総合的な意味での良い音ってのは音源だけ良ければそれでバッチリOKってわけでもなくて、部屋の状態だってあるわけだし、僕の部屋だったからこその昨日の音だったってことにしておこう。まあ、またいつかきかせてもらおうってことになったので、機会があればその時はおきき逃しなく。 2012.10.7
そんなわけで、遅ればせながら僕らはLPの音のことやCDの音のことやハイレゾやオープンリールテープの音のことなどを理解してきている。小林悟朗さんとも、これで少しはわかりあえるよなと思いつつ、今日はPerfumeの「SeventhHeaven」をきいている。
まあ、こんな風なことにして、オシャレでカッコイイ路線を追求するのもいいよね。昨日思いついたイヤフォン関連のオシャレなアイディアも実現しそうだし、ちょっと楽しみです。
まるで魔法のようにやってきた「カフェ・ド・ランブル」のコーヒーミル。58000円ってのは、電動のバキューム式レコードクリーナーが80000円するのと同じだろう。さっと何万台も売れる物なら値段は1/4ぐらいになる筈で、それはありえないからこんな値段になる。どうも僕らはそういう物に縁があるらしい。このミルは、このミルで挽いたコーヒーの粉に合わせた抽出法を要求している。ある種の高級オーディオ機器のような奴なのだった。 2012.10.8
ParrotZikmuはとても良い。僕はヘッドフォンもParrotを高く評価しているんだけれど、自宅用にはParrotZikmuがいいなあ。ドックの形状が変わったという問題はあるけれど、こんな値段で買えるんですよ。水曜日までは置いてあるので、ききたければ明日の音楽喫茶へどうぞ。僕はすごく好きだなあこの音、そして素敵な色とデザインもね。
昨夜はiPhone4に入れてあった、シューベルトのピアノソナタをParrotのZikmuで再生した。あの、悩んだ末にバイバイって感じの曲です。悟朗さんは天国で素敵な恋をしてね。
うーん、余計なお世話ってやつだけど、よっしーさん要らぬ苦労をしているなあ。まあ、自分であれこれやるのが楽しいのですけどね。
そして僕は「ボブ・ディラン読本」を読んでいる。そして、秋に出る「Macオーディオ」の原稿書きをやっている。
郵便受けを見たら、友人の奥さんがガンで亡くなったという葉書が届いていた。ここらあたりからは、バラバラと友人たちがいなくなる。だから、僕はやりたいことや、やらせてもらえる仕事を全部やる。
ParrotのZikmuは、多分皆さんが想像しているより良いと思う。二日か三日後には返却してしまうが、明日の夜まではスタジオにあるので、ご興味のある方は音楽喫茶にどうぞ。 2012.10.9
スタジオを改装した2006年からの2年から3年間は料理やお菓子作りに対する意識が高かった。だって、長い間の夢だった「自分の自由にできて、そこそこ広い厨房」が手に入ったから、ガスオーブンだの電気オーブンだの何台ものフードプロセッサーなど調理器具もあれこれ買って試した。結局僕は自動織機洗い機を処分したし、フードプロセッサーは4000円から4万円の物まで数種類買って試した結果一番安いテスコムと一番高い物を残し、実際は99%テスコムを使っていて、「他の物があればな」と思うことはない。
オーディオもそうなんだけど、「この物があれば知らない世界を与えてくれるかも知れない」というのはファンタジーなのだ。
やりたいだけやればアイディアも尽きるから、この2年か3年は料理とお菓子作りが少し低空飛行だった。もちろんそれでもいっぱい料理はやっているけど、何て言うんだろう、シフォンケーキやジンジャーシロップの作り方が劇的に変わるわけじゃないし、完成度を上げるような作業が続いていた。
でも、どうやらこの秋は僕のなかで料理&お菓子作りが復活してきている。波みたいなものがあるからオフは必要で、新しいカメラやレンズを買ったから写真を撮りたくなったりもするものだし、コーヒーのこと一つにしても、いろいろなことが複合的に作用している。
先週作った紅茶のシフォンケーキがこのあたりのことをよく感じさせるのだが、「あの大きなシフォンケーキの中に一円玉ほどの体積の生焼け部分」が3箇所ほどあった。こんなギリギリの状態を自分で発見したのは初めてだったのでとても驚いた。それで、1年ほどかけて徐々に短くしてきていた焼成時間を1分長くすることにしたのだが、シフォンケーキに関しては6年かけてここまできた。
さて、さて、ParrotZikmuで音楽をききつつ、秋刀魚の炊き込みご飯を作っている。とりあえず土鍋で炊くことにしようかな。
Lightning-30ピンアダプタ出荷開始か、2800円なんだけど多分何百万個も売れるからこれだけでとてつもない売上げだ。ないと不便でしょうがないもんね。やはり一つすごい物を作ると関連の影響が膨大だ。
一旦焼いてから炊き込むので普通に焼いて食べるより一手間多くかかるのだが、秋刀魚の炊き込みご飯はとても美味しかった。でも、やっぱりご飯は最低二合ぐらい炊かないとね、おいしさがちょっと足らない。来週あたりもう一度作りたいなあ。
ParrotZikmuは「ほう!」っていう感じの低音が出る。すごく賢い造りとデザインだ。この音でOK出来ないのがオーディオマニアなのだとしたら、まあしょうがないね。 2012.10.10
いろいろやるべきことがあって、どれからやろうかよりどりみどり。来週スタジオでやる1Coin喫茶展のためのプリント、「Macオーディオ」で撮影した写真の画像処理、ParrotoZikmuの返却、ベーキングパウダーの缶焙煎器にハンドルを取り付ける。ヘッドフォンやイアフォンその他の原稿書きなどなど。でも、まずはおいしいコーヒーを飲まなくちゃね、何も始まらない。
オープンリールテープの音を堪能する会の翌日、キアロスタミの新作映画を見に渋谷のユーロスペースに行ってきた。ハッキリ言って全然面白くない映画だった。あれが恋か?違うだろ。でも全編言い表しようのない微妙な不安に満ちているので、ある種のホラー映画なのだと言えなくもない。いずれにしてもよくわからんって感じかな。これでもかこれでもかと楽しませようとする映画ってのもウンザリだけど、その正反対のタイプでした。
「村上春樹はノーベル文学賞を取るかも知れない」と30才ぐらいの僕は本気で思っていた。今は昔ほど村上春樹に夢中じゃないからどうでもいいんだけど、まあそれでも、もし受賞したらすごいなと思う。何度も書いているけど、僕が一番好きなのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で、あとは「パン屋再襲撃」をはじめとするいくつかの短編が好きだ。「ノルウェイの森」あたりから微妙に離れ始めて、離れ具合は徐々に広がっている。でも、受賞したらホントにすごいね。
今日はParrotを返却して、来週の喫茶展のためにプリントをやり始めた。今回は割と大量にプリントして展示する予定だ。
来週末にやる喫茶展のために、LEDのスポットランプを探していた。3個買ってみたのだが、なかなか良い物がなくて、色味で言えばウシオが一番良いのだけれど、1個5000円で調光不可だったりする。最低でも7個ぐらいは必要だし、面倒なので買わないことに決めた。ハロゲンのスポットランプなら10個以上持っているのだから、写真展の時はこれを使えば良いという判断をした。年に数回だけだし、その時は多少電気を食おうが暑かろうが、ある物を使った方が賢明だと思う。
何万円も出してLEDのスポットランプを買うぐらいなら、OM-D用の60mmマクロでも買った方が良い。コーヒーの焙煎機もいろいろ調べたが、1ヶ月に3kg程度なら高価な機械を買うこともないと思うので、当分の間、もしかするとずっと、僕はミルク缶式で焙煎をすることにした。何分煎ったらこんな感じってのが直接ハッキリ見えてとても良い。直火はいいでしょう、真空管だってダイレクトヒートが好きって人が多いもんね。とか言って、僕はEL34の音がけっこう好きだったりしますけどね。
村上春樹は残念でした。でもここまで来てるから、良い作品を書いていれば多分そのうち受賞すると思う。
流しが、コーヒーのシルバースキン(チャフってやつ)だらけになるので、丁度良い大きさの穴が空いた金網のザルが欲しい。これさえあれば、ほぼ完璧って感じ。まあいいや、そのうちどこかで見つけるさ。さて、今夜はJBLに戻して何をきこうかな。
ショスタコーヴィチの24のプレリュードとフーガをききつつ、ミルク缶焙煎器のハンドルを仕上げた。多分これでかなり使いやすくなるはずだ。コーヒーの生豆は3種類1kgずつ手に入れて、三種類を交代で焙煎して飲んでみている。ABCとあって、どれもおいしいけど、僕はストレートだったら絶対にAだな、ものすごくバランスが良い。で、Bはちょっと特徴が強くて、Cはやや弱い感じなので、BとCは適当に混ぜて飲むと良いかも知れないなと思う。ちなみに、Aブラジル産、Bインドネシア産、Cエチオピア産です。面白い。 2012.10.11
今日はマルチフォーカスチューニングの取材で朝から出かけていて、夜の8時前にスタジオに着いた。どうなることかとお互いに緊張していたが、とても面白い結果だった。詳しくはGaudio創刊号を読んで下さい。
総工費80円(長い方のネジ代、しかも一本余っている)しかかかっていない手動焙煎器。見てくれは悪いけど、本当にとてもまともに焙煎できるのですごく気に入っている。僕は基本200gでやっているけど、確かに200gだとちょっと時間もかかるため、途中で腕や手が疲れてくる。だから150gぐらいの方が楽かも。それでも、木のハンドルを取り付けたし、ワッシャーをかまして強度を上げたので、操作性はかなり改善された。
明日は戯れる会例会なんだけど、ちょっと参加者が少ないので(先週の会があったからね)、明日はこの焙煎器で焙煎をしてコーヒーを飲もうかな。それぐらいの時間はあるかもね。参加してみたい方があればどうぞ、戯れる会はいつでも会員募集中です。
うーん、ちょっと違うんだな、よっしーさん。ちょっとハードルが高いんですけど、ソフトはプレソナスのStudioOneを使うのがいいですよ。Windows版もMac版もあって、どちらも無料です。で、下で紹介している日経BP社から出ているムック「これ一冊で完全理解PCオーディオ」を読んでやってみて下さい。僕が書いた記事の通りにやればちゃんと録音できます。僕なんかはCubeseに対して59800円も出してたわけですが、同等かそれ以上の機能性能を持つDAWのソフトが無料ですから、これを使わない手はありません。ただし、CDを回して音を出す機能と、CDなどをリッピングしたデータを一つのトラックに自動で読み込む機能はありません。あれはCubeseだけの機能です。とにかく無料で高音質ですから、StudioOneFreeで検索をかけてダウンロードしてやってみて下さい。僕は24/96でいいと思いますが、24bit192kHzにも対応しています。 2012.10.12
スペシャルティコーヒーのスペシャルティと、ハイエンドオーディオのハイエンドはものすごく似ている。だから、今日の戯れる会例会はコーヒー談義をやろう。話をしてても始まらないので、実践実験実演付きです。僕だってもう何だかんだで40年間コーヒーを自分でいれているし、当然ながらミルもいっぱい使ったし、いれ方もペーパードリップ、ネル、サイホン、CHEMEX、エアロプレスなどを試してきた。そして、コーヒーに対して自分の好みはハッキリとある。今日参加する人も皆さん有名珈琲店のコーヒーを体験している人ばかりだから話が早そうだし、多分よく通じる。戯れる会ってのはそういう会です。
戯れる会をやり始めた頃も一度みんなでコーヒーをいれたことがあって、あの時はShuks氏が「酸味のあるコーヒーは大嫌いだ」と言ってた。今の流れはその逆のようですね。僕はどっちも好きですが、スターバックスのコーヒーは苦い一方でまさに苦手ですから、やり過ぎてない方がいいかもね。まあ、5時間もあって、いつもは休憩30分ですが、1時間半ぐらいはそんなことをやってもいいんじゃないでしょうか。Westのリーフパイもありますし、クリームをご希望の方には生クリームも用意してあります。そうそう、イヤフォンヘッドフォンもいくつかあるので、これもみんなできいてみましょう。
僕はビートルズの新しいLPを買う気にはならない。USBだってそう毎日きいてるわけじゃないし、僕はコレクターではない。カエターノの全アルバム40数枚がUSBメモリに入って、この際だからDVDもみんな入れてくれて5万円ぐらいだったら買ってもいいかなあと思うけど、なにしろほとんど持ってるから、これでも考えちゃうところだ。
不買運動をするなんて事じゃなくて、ビートルズにはみんなそれなりに散財してきているわけだから、リマスターLPをどうしても持っていたい人には買っていただくとして、それを戯れる会例会とかRockDayとかでどんなもんだかきかせてもらって、「こりゃやっぱり欲しい」ってことになったら買えばいいし、要らなきゃ買わないってので良いと思う。だってねえ、もう置いとく場所がありませんよ。
今日の戯れる会例会は、参加者が5人で僕を入れて6人だったので、いつもと違い本当にコーヒーを生豆から焙煎して、カフェ・ド・ランブルのミルで挽いていれたものと僕がもう10数年使っているカリタのナイスカットミルで挽いたものを飲み比べたり、ドトールのブレンドを飲んだりした。もちろん、オーディオのこともやった。
夜は3人でカレーを食べて、何故か日本と中国の古代史の話になり、「出雲大社には一度行って来た方がいいですよ」といういうことになった。昨日は京都に行って、「東京の神社仏閣とはぜんぜん規模や、何て言うんだろう、風格が違うなあ」と思ってきたのだが、近い将来生活に余裕が出来たら出雲大社ってところにも行ってみたいものだと思い始めている。
身体が動かなくなってしまったら、金がいくらあってもどこへも行けないから、行ける間にあちこち行って来ようと思う。 2012.01.13
涼しくなったので、これからは音楽も映画もダンスも楽しる。でも、ちょっと仕事が忙しかったりもして、しかも仕事で音楽をきいたりもするものだから、このところ複雑なことになっている。
今年はずっと週に一度鍼を打ってもらっているおかげか、これでも例年より鼻炎は軽いみたいだ。でも鼻炎が軽いせいか、やたらと目が痒い。あと一ヶ月かもう少し経って本格的に寒くなるまでこの状態が続いて、やれやれ楽になったと思うとすぐに12月でまた一年が終わってしまう。2012年が終わる前にもう一仕事あるので、何とかそれを乗り切らなければいけない。
オープンリールテープの音を堪能する会は、まだ未定ですが、来年になったら別の機種でやれるかも知れない。小林悟朗さんは放送局の人だから当然テープ派で、あの世界から見たらディスクの世界はメリハリつけ過ぎ、化粧しすぎなのだろう。でも、僕らはそれしか知らないわけだからそのあたりはなかなか理解しにくかった。オーディオ界ってのはLPとCDの再生で成立してきたわけだから、そこを否定すると成り立たなくなってしまう。
音楽の内容じゃなくて、音質だけを比較した場合、カメラで言えばコンパクトデジカメと一眼レフの違い、あるいはもっと大きなデジタルの撮影装置みたいな関係になって、今だってフィルムの4×5は画質が良いわけだから、あれはテープの2トラ38みたいな世界だ。
悟朗さんの家に遊びに行くと、テープの音もきかせてくれるんだけど、なにしろ彼の音はフラットでこれ見よがしのところがない音だから、僕にはテープの凄さもよくわからなかった。その上、「LPの音は嫌いだ」っていう話から始まるからますますかみ合わなくなった。
悟朗さんは「じゃあ、山本さんのところにテープデッキ持ってくから、自分できいてみなよ」というほどアクティブではなかったし、もちろん、オープンリールデッキを買ったところでカエターノのテープがあるわけでもなし、そこからの進展はなかった。そして彼はSACDの音が素晴らしいと言っていたし、悟朗さんのマルチチャンネル再生はセンタースピーカーを使う派で、ここでもセンタースピーカーなし4ch派の僕とは話が合わないときた。
マルチchのことはさておき、「悟朗さんが言ってるのはどういうことなんだろう」という思いはずっと心に引っかかっていて、それが「ああ、なるほど」と思えたのは、やはりPCオーディオでハイレゾの音とCDの音とLPの音を経験したあたりからだった。また、戯れる会には例会にオープンリールデッキを持ち込んでくれるような会員がいたおかげで、そのあたりで(やっと)さらに理解が進んだ。
悟朗さんとは他にも一つや二つじゃない色々な事件があり、それをここに書く気はないけど、とにかくわかり合えずに終わってしまった。でも、僕は自分なりにオープンリールテープの音については納得し、興味のある人がいれば、一年に二回ぐらいは「オープンリールテープの音を堪能する会」をやって「うーむ、なるほどね、LPとかCDって、この膨大な情報の受け皿としては小さかったから、あのような音作りになって、でも、僕らはその味をけっこう好きだったりしたんだね」とみんなで言えたらと考えている。まあそんなわけで、100%とは言わないがこのあたりは僕が悟朗さんの意志を受け継いでるとも言える。
今週の金曜日からやる、第三回1Coin喫茶展のお知らせです。今日受け取ってきたOM-D用60mmマクロ(あ、もちろん別のm4/3カメラでも使えますが)を使って、クリップオンストロボ2台を同調させて撮影してみました。ストロボを2台ともカメラから離した状態で無線で同調させるのは、条件によって意外に難しくて、ちょっとコツがいるのだが、徐々に慣れてきつつある。シンクロコードを付けてくれればその方が早いと思うこともあるが、まあね、そこに戻ると終わりなので無線での制御に慣れておくことにしよう。
ストロボの制御はヘンにオートである必要はなくて、マニュアル発光の方が良かったりもする。OM-Dはこれをカメラ本体でコントロールできるので、あれこれやってみている。キヤノンの新しいストロボとワイヤレスのユニットも良く出来てるようだけど、専用ストロボ二台とコマンダーを買うとけっこういい値段になっちゃうし、新しい操作を覚えなければならないのは同じかな。
2012.10.16
観光旅行でいいから、奈良京都と出雲とヨーロッパには行っておきたいなあと思っている。
小さな昆虫や宝石の撮影とは特に縁がないので、マクロレンズを手に入れると、「身の回りに何か魅力的な小さい物はなかったかなあ」と考えるのだが、それほどはない。でも、食べ物なんかを撮影していて、「あと少し寄りたいのに、近すぎてピントが合わないや」と思うことは頻繁にあるので、マクロレンズは必要だ。オーディオ関係だと、カートリッジはそこそこ小さい。あとはイヤフォンぐらいかな。
うーん、ここ数日は毎日原稿を送っている。原稿書きってのは憧れの職業だったんだけど、やってみるとけっこう大変でしたね。でもまあ、自分のやりたい企画がけっこう通っているので僕なんかまだいい方かも知れない。ここ二〜三日は原稿書きの山場で、今がこの秋一発目の山で、多分月末あたりに二発目の山がある。そう言えば去年とか一昨年も1Coin喫茶展をやりながら原稿を書いていたっけ。
仕事で煮詰まってくると物を買いたくなるのは僕だけじゃありませんよね。買い物っては最高のカタルシスなんだけど、玉ねぎだのトイレットペーパーを買うんじゃダメで、やっぱりあってもなくてもいいような物じゃないとカタルシスにはなり得ない。
カタルシスを追求する場合、オーディオだの靴だのはかなりいい路線で、カメラやマクロレンズは設備投資的側面が8割ぐらいなので満足感はあるけどちょっと違うかなと思う。自己満足の度合いが高い物にお金を払うと、「バカだなと思いつつ、気分がいい」ってことになる。この秋買ってみたいと思い始めているのは高価な鍋かなあ。まあ、重くて高いけど、鍋の三個ぐらい買ったとしてもかわいいもんです。
明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、食事(食事&シフォンケーキ+お茶飲み放題 2000円要予約)をしたい人も、僕が焙煎したコーヒーを飲みたい人(コーヒー紅茶1000円お代わり自由 飲み放題、シフォンケーキ500円)もどうぞおいで下さい。
近所のファミマに行ったら、BRUTUSが目に入った。で、引き寄せられるように見てみてると、「おいしいコーヒーの進化論」と書いてあるではないか。それで、とてもとても久しぶりに買ってみた。で、読んでみて、「へえそうか、本当にコーヒーはいつの間にか僕の好きな味の時代になってきていたのか」と思った。おもしろいなあ。
ご興味があれば、読んでみて下さい。これもストロボ二つ適当に使って撮った。60mmなのでこういう構図になる。 2012.10.16
この画像はアーロンチェアに座ったキティちゃん。3万円以内で味わえて、しかも大きさ重さでは存分に満足。 ストレスの多いときにしがみつくのに最適です。これもカタルシスのひとつでしょうか。 (人間2人分くらいの吸音材ですが) 匿名希望
僕もそろそろほしいな買い物カタルシス。
カエターノの「粋な男ライブ」、カエターノのライブCDはどれもみんなすごく良いのだけれど、中でもこのアルバムが一番好きかも知れない。はじめから終わりまで全編良いけど、特に弾き語りの部分が良くて、10年きいてても、まだきく度にウットリしてしまう。そんなCDってのも珍しい。Amazonのリンクをはっておきますので、だまされたと思って買ってきいてみて下さい。中古だとこの値段かあ、安い−。
今日は午前中にイチジクのシフォンケーキを一個作り(二度目のチャレンジで、今のところ一敗)、原稿書きをやりつつWiifitを30分やって、午後3時からモノマガジンのモノマガ男と一緒に銀座のソニーに行って取材をして、戻ってから食事の支度をして夜は音楽喫茶をやる予定です。遊びに来て下さい。 2012.10.17
明日から三日間、スタジオK'sでは「1Coin喫茶展」で、今日の夜はスタジオの中を片付けて写真やアクセサリーの展示をする。僕はA4のプリントを50枚以上やってあるので、これをドッと展示する。8年ぐらいにわたっている写真なので、それなりのものはあるかなと自分じゃ思っているんですが、500円玉持って来て下さい。おいしいお茶とクレープを用意してお待ちしています。
iPad miniは出るのかな。あったらいいことあるかな。どうだろう? あと一週間ぐらいですね。
昨夜から今日にかけて、書いた分の原稿を送っている。あとは、喫茶展をやりつつ仕上げて、この山場を乗り切ることにしよう。でもその前に買い物によるカタルシスを求めたのでした。黄色い22cmとグレーの16cmの鍋二個でこの秋を楽しく過ごすのだ。使ってみて具合が良ければ巨大な楕円のもいってみよう。
第四回1Coin喫茶展の準備が終わった。明日から三日間です、500円で手作りクレープとお茶と写真&アクセサリーの展示が楽しめます。皆さん見に来て下さい。 2012.10.18
今日はいい天気だなあ。展示の準備は終わったが、スタジオ内のゴチャゴチャしたものがまるで片付いていないので、午前中にこれらを何とかしなくちゃいけない。写真展にしろ各種イベントにしろ大変なんだけど、その状況に合わせて最低線はカッコをつけなくちゃいけないと思う。写真展だから、日頃かざってある写真なんかはどこかにしまっておかなくちゃいけないし、ボロ隠しも必要です。
でもやっぱり、最低年に一度、自分の写真をそこそこ大きくプリントしてみんなに見てもらうのって必要だと思う。だから写真展は楽しい。撮りためた写真の中から選んで、プリントして、展示する方法はあれこれあって、額装すれば「寄せて上げる」みたいなもので作品の見栄えも3割アップだ。それをまたどんな風に並べて展示するのかを考えるのも楽しい作業だ。いろいろ大変なんだけど、でも、こういうことをやりやすくするためにずっと長い間「白い壁面」が欲しかった。おかげさまで今はそれが手に入っているので最高です。
写真展をやるから片付けるっていうのは、例えばサーロジックパネルをどうするかとか、外したダーツボードや和心をどうするかみたいな話で、ほとんどパズルみたいな世界になってくる。でもまあ、なんとかして、物をどかして、裏にたまったホコリは掃除機で掃除して、そろそろルンバも出動できるかも。あとはREGZAのある机の上をどうするかだ。イヤフォンがいっぱいある。
静かな午後だ。何人かのお客さんがきてくれたけど、平日の午後だから1Coin喫茶展初日は夜までヒマだ。あと一時間は多分誰も来ないから原稿を書いている。喫茶店に行って原稿書いている気分。
さて、1Coin喫茶展の一日目が終わった。クレープは割と好評です。コーヒーは何も言われなければ普通のコーヒーを飲んでもらっている。「山本さんが焙煎したコーヒーを飲みたい」と言ってくれればそっちが出てくる。「エアロプレスでよろしく」と言ってもらえれば、エアロプレスですが、BRUTUSの記事にもあるように、自家焙煎のものはかなり酸味のあるコーヒーです。 2012.10.19
軽い風邪らしい。こういう時はジンジャーシロップを飲んで内側から身体を温め、そして早寝するのが1番だ。
そういうわけで、割と早起きをしている。
いい天気だなあ。この涼しさはどうも体調がイマイチなのだが、外を歩くと気持がいい。そして、昼には喫茶展のスタッフが来るから、その前にちょっと原稿書きをする。6割5分ぐらい出来ているのであと少しだ。
来場者の皆さんに、この道具でクレープを焼いて食べてもらっている。
簡単でおいしいと評判だ。今度クレープパーティをやりたい。 2012.10.20
昨日は喫茶展スタッフに、ミルク缶焙煎をしてもらった。200gずつ3回、合計600g焙煎したからこれで当分もつだろう。焙煎したては、どこかよそよそしい粉っぽい感じの味だが、丸一日経つとかなり味が落ち着く。
そんな風で、アッと言う間にStudioK'sは自家焙煎のコーヒーを提供する場所になった。個人の自家焙煎は全世界的に見ても流行し始めているらしいし、情報と詳しい先達とに恵まれたことによって、僕がここでやり始められたのはラッキーだった。
三日半にわたる1Coin喫茶展が終わった。見に来て、食べて、飲んで下さった皆さんありがとうございました。また来年同じ時期にやりたいと思っていますのでよろしくお願いします。オーディオも楽しいし、写真を撮るのも楽しい。工夫をすること、イメージをカタチにすること、見てもらったり味わってもらうこと、みんな楽しい。 2012.10.21
とにかく身辺に風邪をひいている人が多く、僕も軽い風邪みたいだが、寝込むほどはないし薬も飲んでいない。そしてだいぶ気温が下がってきて、そろそろ皮膚が乾いて痒くなったりするので、今週はジンジャーシロップを作ろう。そろそろそんな季節が始まっている。ジンジャーシロップ欲しいって方はお知らせ下さい、一緒に作って送ります。
ザワークラウト制作中。OM-D+60mmマクロ、このところマクロレンズをつけっぱなし。12-50mmでも似たような写真は撮れるけど、開放f値に限界があるのでバックがぼかしにくい。
久しぶりに標準ズームにした。スタジオ内はまだこんな状態。でも、試聴の仕事が入ったので、スピーカーやサーロジックのパネルをセットしなければいけない。
そういうわけで、午後3時ぐらいにはほとんど元の状態に戻したのだが、いくつか元通りにはしなかったところがある。なにしろ和心の効果はすごい。あー、しまった、写真その他の展示に使ったスポットライトを外すのを忘れた。
木曜日からL-65で音楽をきいていなかったので、今日は久しぶりにちゃんと音を出した。しかも、いろいろあってMacPlatformってやつを使って、Mac miniから音を出したのだが、これが意外に良くて、面白いもんだなと思った。
やっと今日ずっとウダウダと書いていた原稿を仕上げて送ったので、明日は床屋に行こう。しかし、今夜は音がいいなあ。どうしてだろう。
以前からの状態に和心を入れてすごく良かったから、そのままにしていたのだが、今日は和心を中心にしてできる限りシンプルなルームチューンにしてみた。これが成功しているのかも知れない。こんな感じの音は初めてだ。いいねえ。
Macminiの音、けっこういいじゃないかと思ったのだが、実は部屋の状況が変わっているのかも知れないと思って、FirefaceをつなぎかえてMacbookProで音を出し始めた。 2012.10.22
昨夜は一部原稿の直しが入って、それを書いていたら1時半になってしまった。まあ年に数回はそういうこともある。本当に原稿書きが一段落したので、今日は一日休むことにして、純粋に好きな事だけやって過ごすことにしよう。明日の昼間は撮影の仕事で夜は音楽喫茶だし、金曜日は取材が入っている。
久しぶりにMacmini+Fireface400の音をきいてみると、これが意外に良くて、もしかするとMacBookProより良いかも知れない。何でだろう。MacminiはMountainLionで、MacBookProはLionのままにしてある。完全に同じ条件にはなり得ないので、正直なところよくわからないのだが、明日の夜の音楽喫茶に誰かきたらきいてみてもらうといいのかも知れない。誰か来てくれるといいな。
おおお、しゃかしゃかのお友達ができました。たまたま僕の方が先にやり始めましたが、こちらさんは僕が参考にしたフレーバーコーヒーのお客さんですから、直系です。
近所スーパーや成城石井では瓶入りのザワークラウトを売っていて、これがけっこう高価だ。ザワークラウトは白菜の漬け物みたいなもんだから、余ったキャベツをきざんでキャベツ1kgに対して、塩を24gと水200cc入れ、ちょっと重しをして放っておけば、今ぐらいの気温なら三日か四日でできる。キャラウエィシードと鷹の爪を入れているのだが、キャラウエィシードはそれほど大量に使わないので、一回買ったら5年ぐらいもちそうだ。
こういう物は自分で作った方が安くておいしいと思う。コーヒー豆も自分で焙煎した方が安くておいしい。そして、お腹の中に入れてしまえば無くなってくれる。昔と違って、アンプやDACやスピーカーを自作するのは、安上がりにはならないことが多く、物が残るので飽きたりもっと良い物ができたりすると処分に困ることも多い。
Macminiの音がけっこう良かったので、もう一度Macminiに戻してみている。まるで期待せずminiに下に入れた「MacPlatform」のせいだろうか? わからない。
今日はすごく久しぶりに開放された気分の一日なので、厨房を片付けて、新しく手に入れた二つの鍋「Staub」の22cmと16cmの置き場を考えたりしている。今のところ「鯛飯」とザワークラウトの重しにしか使ってないが、Staubはこの秋の遊び道具だから、あれこれ使ってみようと思っている。Staubは取っ手や蓋のつまみが木やプラスチックじゃないから、ガスはもちろん、そのままオーブンに入れることができるし、無水調理などもこなす。電子レンジ以外はOKだ。
何故か今日はTheBeatlesがききたくなって、TheBeatles特集。もちろん24bit版をAudirvanaで再生中。CD1とCD2。さて、17時を過ぎたから内側の扉を閉めよう。自分が撮って展示した写真を見て「この中で何を作りたいかなあ」と考えて、カボチャを煮ることにした。小さい方のStaubで無水調理ってのをやってみているところ。
新しいことをやるのは楽しい。失敗したらなお楽しい。
そしてPLACEBOの古いアルバムをきく。若いっていい。勢いがあるもんなあ。
明日は朝10時からWindows8に関係する本の表紙撮影ですが、夕方までには終わるので夜は音楽喫茶をやっています。どうぞおいで下さい。 2012.10.23
ちょっと大変だったんだけど、昨夜遅く、自分のためもあってジンジャーシロップを4kg分作った。自分に1kg、欲しいと言う人が二人で2kg、1kg余分があるので、欲しい方はお知らせ下さい。すぐに送る事ができます。余ったら、鍼の先生に「そのうち1kg進呈しますね」って言ってあるのでそちらにゆきます。
しかし、作りたてのジンジャーシロップは強力だ。飲むとグワッと体温が上がる。これを飲んで数日間早寝をすれば、軽い風邪なら治るはずだ。
あまりに予想通りって感じのMacminiですね。斜め横から見たiMacが薄くなったのはやっぱり光学ドライブをなくしたおかげでしょうか。とりあえず欲しい物がないのです。もし目の前に7インチのiPadがあったら使うかなあ。わからない。
お金があったら買い替えたいのは、AVアンプとプロジェクターかな。まあ、あと2年ぐらいはこのまま使いましょう。ちゃんと映っているし、音も出ていて不満ってわけでもない。プロジェクターを買ったのは2004年のことで、よく映画も見てるし、いろんな場面で使ってきたから、10年使えば買い替えてもいいでしょう。だからあと2年、2年も経てばきっと4Kももっと安くなっていると思う。AVってどんどん古くなってしまうからなあ。
宅急便の伝票ソフトはWindows版しかなくて、これがなかなか難しい。最近、3年ほど使ったキヤノンの複合プリンタが使えなくなり、どうやら直すより買い替えた方が安いので、仕方なくPro9000IIでプリントをしようと思ったのだが、この設定に1時間以上かかってしまった。スキルが無いって言えばスキルがないんだけどね。Windowsの問題か、ヤマト運輸のB2っていうソフトの問題か、僕の方の問題か、多分全部合わさっている。6つから7つあった障壁を一つ一つ解決して設定を行って、一旦動いてしまえば大丈夫なんだが、そこまでがけっこう大変でした。まあでも何とか動くようになったので良かった。
似たようなことはカメラでも、おそらくオーディオでも起きる。今日はストロボを二灯とアンブレラとトレーシングペーパーとレフ板を使って物撮りをしたのだが、オリンパスのクリップオンストロボを大小1台ずつ使ってワイヤレスで発光させて撮影した。前回同じ事をやろうとしたが何故かうまく作動しなくて、サンスターの1200wで撮影したのだが、今回はうまくいった。
フィルムの時代はとにかく少しでも多くの光量が必要だった。ISO感度は基本的に100で、室内のスポーツ撮影以外では400だの800なんてフィルムは使わなかったし、一枚の写真でストロボを4回発光させるなんてザラだった。ところが近頃のデジカメはISOは200からだ。それだけで、1200wのストロボが2400wになり、逆にストロボは使いたいが絞りたくないって時にはスタジオ用の大型ストロボだと光量を落としきれなくて不便になった。そんなこともあって、クリップオンストロボをうまく使って撮れると良い具合だから、キヤノンの場合も580EXとワイヤレスの発光装置を使ってきた。
ISO感度200から800ぐらいが画質的にOKで、ストロボ2灯から3灯の光量を『カメラの位置から光量設定はマニュアルで』1/1から1/128まで自由にコントロール出来ればだいたいの撮影はOKだ。なまじオートで光量を制御なんかしてくれない方が良い場合は多い。
OM-Dと純正のストロボを組み合わせればそれが可能なはずなのだが、前回はどうもうまく発光しなかった。こういうのって「絶対にできる、大丈夫」と信じてやらないとダメで、先ほどのプリンタ設定と同じなのだ。「Macならこんなことはないのに」とか思ってはいけないのだ。ちょっと苦労もするし、頭の整理をしつつだったが、今日は何とか両方とも機能したので良かった。
ただ、オリンパスのストロボシステムについていくつか感じること、言いたいこと、こうなればもっと使いやすいのにと思うことはある。「できる」っていうのと、「迷わずスムーズにできる」は違うのだ。そのあたりに耳を傾けてくれたら、OM-Dはもっともっと良いカメラになっていくと思う。
ご飯もうまく炊けるので、なかなかかわいい奴だと思う。
今日も夜はずっとMacminiで音楽をきいていたのだが、やはりMacBookProよりMacminiの方が良い音だと思う。なんでかなあ。
そうなると、FusionDriveのMac miniは良いかも。そこそこ速そうだしね。
ジンジャーシロップは今朝まで確かに1kg分余っていたのだが、昼間「欲しい」という連絡があり、そちらに送った。そして夜になって「余っているなら欲しい」という方が現れた。でも、1kgだけ作るのはあまりに効率が悪い、まあ、鍼の先生にプレゼントする分と合わせて2kgなんだけど、明日鍼に行くので作るのが間に合わない。週末は仕事その他で忙しく、来週の月曜日か火曜日あたりなら作る事ができると思う。もし、欲しいという方があれば、連絡をいただければその時一緒に作って送ります。studio.k@mac.comです。1kg1500円で売られている高知県産大生姜を使っていて、それを3500円で買ってもらっていますが、砂糖、光熱費、容器代その他もありますから、そう無茶苦茶な値段ではないと思います。 2012.10.24
今日はちょっと時間があるので、もう一度OM-Dのマニュアルを読むことにした。あれが出来たら良いのにとか、こんな風にカスタマイズ出来ないのかなと思うことがいくつかあるのだが、実は出来るのかも知れないしね。それとは別に、OM-Dと同じ画質で、もう少しお気楽に使えて小型軽量安価なカメラが欲しい。
午後、鍼治療から戻ると電話があり、iPhone4と5の比較写真とかLightningコネクタの写真を撮ってくれと依頼されたので、午後から夕方は急遽撮影になり、それほど大きな画像ではなかったのでメールに添付して送った。またまたストロボ2灯で撮影は快調です。
MountainLionにしたら、外部ディスプレーとのミラーリングをするのに、いちいちシステム環境設定を開かなければならなくなった。つまりファインダーのメニューバーからディスプレーが表示されなくなったのだが、何回かのアップデートの結果ファインダーからミラーリングが出来るようになった。もしかすると、Macminiからプロジェクターにも映像が出るようになっているのかも知れない。試してみますかね。これが安定してOKならMacBookProは不要なのだ。
そう思って試してみると、この状態になった。
REGZAとプロジェクターでどちらも画面が出ている。以前は出なかったりしたのに、よくわかりませんね。それでまあ、考えをまとめてみようと思いつつ、サカナクションの「クレー」をきいている。
手前のAirは画面共有ですが、以前のAirに比べるとCPUのパワーも上がっているし、RAMも二倍だし、操作したときの反応が断然スムーズになっている。うーむ。なるほどー。そして、新しいiMacときたらFireWire800の端子もなくなしてしまったし、薄くてカッコ良いけどね、SDカードのスロットがあるって言っても裏側ときたもんだ。どうやって挿すんだ。音楽再生に使うのなら旧型のiMacを買っといた方が良いのかも知れん。
ジンジャーシロップ早速飲みました。 かーーーーー全然違う! おいしーーー からいーーー!!!!! 2012.10.25
今日は朝からいい天気だ。取材で出かける日がいい天気だとやる気がでる。カメラマンにとっては天気運も実力のうちだったりする。
そして、コーヒーもおいしい。
今日はとても良い取材ができたと思う。乞うご期待。そして取材から戻ってコーヒーを飲む。とてもおいしい。
明日と明後日のヘッドフォン祭、仕事を依頼されたのだが、明日は何十年かぶりのクラス会があり、そして明後日は朝10時からPerfumeのダンス練習会なので、残念ながらヘッドフォン祭の仕事には行かれないのだった。
今日は取材、そして画像を処理して送って、ちょっと原稿も書いた。さっさと寝なくちゃ。 2012.10.26
何十年かぶりのクラス会でなつかしくはあるのだが、元々あまり接点はなくて、トシをとるにつれて距離は広がりに広がっているような気もする。写真撮ってて、原稿書いてて、ジンジャーシロップやシフォンケーキやマーマレード作ってて、毎日料理やってて、オペラが好きで、カエターノが好きでPLACEBOが好きでPerfumeが好きだって言っても、僕と同い年の彼らは、男も女もみんなほとんど理解してくれないのだ。そいつはどうにもならない。
一人、会いたい奴がいて、彼と会って「俺たちは最高にいい時代を過ごしたよな、まったく」と言いたい。
そしてそう言ってなつかしい顔ぶれと、なつかしい数時間を過ごした。 2012.10.27
ご無沙汰しています。 急に寒くなりましたが風邪などひいていませんか? うちではストーブを焚き始めました。 さて、栗を送りました。明日午前中には届くと思います。虫食いがあるかもしれませんのでよく見てお使い下さい。 ps.柿も赤くなりはじめました。
山形からまたあのおいしい干し柿がやって来る。楽しみだなあ。
今朝は、10時からPerfumeのダンス練習会の一回目、二時間練習してお茶して、最後にみんなで踊る。同じ感じで15時からの回もある。今日はシフォンケーキじゃなくて、玉子15個と牛乳1.6リットルの巨大プリンを作った。デロンギオーブンで最大どこまで大きな焼きプリンを作ることができるか挑戦中。
朝10時から18時までダンス練習会で、その後、「PARIS」という映画を見て、パスタを食べてとても満足した一日だった。 2012.10.28
Staubの鍋は厚いから、ガラスの耐熱容器と似た感じかなと思ったが、いくら厚くてもホーロー質のコーティングがされていても、ガラスよりも熱伝導率が高いということが昨日わかった。微妙に焼成時間のデータ修正が必要だが、改良の余地があるってのは楽しめる。
山形から栗が届いたので、今度の水曜日は栗ご飯にしよう。こんなに沢山ある。どうも栗は栗ご飯しか思いつかない。渋皮煮?ちょっと面倒、どうしよう。皮を剥いて冷凍かな。悩むほど送ってもらえるってのは幸せだな。
このスピーカーセッティングで音が良ければ最高なのだが、ちょっと無理があるかな。
左右に目一杯広げて、後ろの壁からL-65の後端までの距離が103cm、もっとも邪魔にならない場所に置いてみた。しばらくこの状態できいてみよう。それほど悪くないセッティングなのだ。でも、この場所でOKってことになると、もう一度穴を開け直さなくちゃいけない。やだなあ。 2012.10.30
こんな風にスピーカーの間隔を広げたセッティングをしてみようと思うのも、そして、その結果がさほど悪くないのも、中央奥にある「和心」のおかげだと思う。でも、少しずつ徐々に、スピーカーを中央に寄せてみようかな。
吉祥寺の駅近くで「SEASONS」という、スマートウールの靴下店を始めた友人がスタジオに来た。初めて会った時は銀座の好日山荘に勤めていて、それからパタゴニアとかモンベルに勤めていた人なのだが、一年ぐらい前に自分の店を持った。Webでの通販用に、自分のカメラで自分のところで写真を撮って掲載したいらしい。昔ならともかく、今はフィルム代もかからないし、カメラも安いし、MacやPCで画像処理も出来るわけだから、「だいたいこんなことに注意して、こんな風かこんな状態にして撮影すればいいんじゃないかな」とアドバイスをした。
そのこともだけど、さらに、この一年間で僕が買った靴下を見せてあげたら、「こんなものがあったのか」とすごく驚いていた。今日は靴下屋さんに靴下のことをアドバイスするという私でした。
Amazonでも売ってます。メチャクチャ高価でもなく、いろんな柄があって楽しいよね。
明日の夜は栗ご飯で音楽喫茶です。音楽を楽しみつつ栗ご飯食べたい人は要予約、受付中。
原稿書き体勢の位置に机を移動した。 2012.10.31
200gずつ12、13回も焙煎を行って、その都度微妙に豆の種類と焙煎の度合いを変えてみると、さすがにいろいろわかってくる。ミルク缶焙煎機はなかなか優れているので、無駄な段階を踏むことなく一月足らずで一気にある段階まできている感じがする。
和心のおかげもあって、横に広げたスピーカーでもかなじいい感じで鳴っている。この位置でOKだと助かるなあ。
そんな筈はないと思っていたのだが、どうきいても、15インチのMacBookProよりMacminiの方が音が良いので、困ったなと思っている。うーん、そうなるとAVアンプが欲しくなるよなあ。
一つ気になるのは、MacminiはMountainLionでMacBookProはLionなのだった。同じMac同士の比較が出来ないのでwからないのだが、MountainLionの方がいい音なんだろうか? 今夜の音楽喫茶ではMacBookProをMountainLionに上げてみようかなあ。
「この生豆をこの程度の焙煎にするとこんな味になって、さらに深く煎るとこうなるのか」みたいなことが少しずつ身体に入ってきていて、それが面白いなあと思う。どんな状態にしても、鮮度が高いからそれなりのおいしさがあり、そしてもちろん微妙に自分好みだったりそうでもなかったり、その時の体調などによっても味は変化するので、とても楽しいコーヒー生活になってきている。何十年も自分でコーヒーをいれて飲んできていたのだが、2012年の秋は一気に自分のスタイルを持つところへ突入した。
三つの条件が揃ったことが、僕のコーヒー焙煎を支えている。1生豆のクオリティが高いこと、2ミルク缶の焙煎機が手軽で優れていること、3自分の好みがハッキリしていること。つまり、オーディオとまったく同じ。
ヨーグルト味のシフォンケーキって作る事ができるのだろうか? 仮に可能だとして、どんな分量にしたら良いのだろう?
きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」のPVを見て、それからサカナクションの「夜の踊り子」を見る。サカナクションの方がインパクト強し。
これを見ると、きゃりーぱみゅぱみゅのイヤ−モニターは須山歯研製MH334らしい。Perfumeも同じMH334らしい。僕もMH334を愛用しています。 2012.10.31
近頃は、AudirvanaPlusをiTunesインテグレーテッドモードにして、CDを回してきいたりリッピングデータを再生したりが多い。
僕はNASを作ってある程度リッピングをしたのだが、挫折してしまい、上のようなCDは名盤だと思いますが、NASには入っていないので、CDを回してきいている。だから、LINNで言えばクライマックスDSよりCD12が欲しいと思ったりする。
今日から11月、そうだ久しぶりに武満徹でもきこう。11月だもんね。それにしても、東京はいきなり寒くなって、大げさに言えば木枯らしみたな感じの風が吹いている。僕は一日おきに栗ご飯を食べている。
これは昨夜の音楽喫茶で出した、炊きたての栗ご飯。こんなに豪勢な栗ご飯もないでしょう? 音楽きいてご飯食べられて最高なのに、相変わらずお客さんは少ない。まあ、宣伝もしてないからしょうがないし、15人来られても困るから難しいところですけどね。この一ヶ月でコーヒーの味も随分変化したし、いろんな意味で面白いことになっていると思う。
なんてったって、栗の皮むきを30個以上やるってのはこういうことですから、えらいことなのです。指の力、根気、食べたいという欲求、これが出来なくなったら僕の料理も終わりだなと思う。まだ栗がいっぱいあるので、皮をむいて冷凍しておけばと思うのだが、実に面倒な作業なので、半分は「茹でて食べちゃおうかな」と思ったりもする。
雑誌に「こんなことをやりましょうよ」と提案している企画が三つ四つあって、そのうちの二つ半ぐらいがOKになったので、少しやる気になっている。なかなかね、仕事にするには時間がかかるもんです。企画書書いて出したことなど一度もなく、あれこれ実現しているから、多分僕は恵まれていて、よく自分の企画が採用されている方かなと思う。
今日はスピーカーの間隔を少し狭くしてみている、つまり、以前の状態よりも20cm以上後ろに下げて、スピーカーの幅を45cmほど広げているのだが、これがけっこう良いので、スピーカーの位置は当分この近辺でやっていこうかと考えている。今日の音楽模様は、ジャズのCD数枚、一時キング・クリムゾンというもの。すごくいい音なので気分が良い。
比較すると、Macminiの方が良い音なので、そりゃないだろうと思い、MacBookPro15インチのOSをMountainLionにしてみた。
そして「ノヴェンバー・ステップス」をかけたのだが、これは何年ぶりだろう。亡くなった高島誠さんのお宅で、先日亡くなった小林悟朗さんにあの装置を調整してもらって、一緒にこのCDをかけてきいた。MacBookProで再生してみると、どうやらLionよりMountainLionの方が強力な音みたいだ。
今日からインターナショナルオーディオショウだ。今年は写真撮影がないので、報道ではなく一般で入場して純粋に見て回る。荷物もないし、これはこれで気楽でいいかも。
iOSからやってきた、「連絡先」や「カレンダー」の茶色い革的デザインが元のスッキリしたものに戻ってくれたら嬉しいなあ。
行ってきました、東京国際フォーラム。スキャンテックの部屋がトライオードになっていた。一年に一回色んな人に会えて面白い。まあ、何というか、全般的に上品で穏やかな感じです。
さて今夜も栗ご飯かな。山形に嫁いだ友人のおかげで、あと三回ぐらい栗ご飯を食べることができそうです。 2012.11.2
午後、DVDで「ヒューゴの不思議な発明」という映画を見た。映画館で見てもいいなあと思いつつ見逃したので、DVDで見ることができるのは助かる。割と良い映画だった。
先週見た「PARIS」でも「ヒューゴの不思議な発明」でも、エリック・サティのグノシエンヌ第1番が使われていて、7日間に二回この曲を映画の中できくことになった。名曲ですよね。
暑い季節はパンを焼くのが辛いからしばらく休んでいたが、そろそろ再開をしようと思った。だが、自家製酵母を使った味を知ってしまうと、ドライイーストで発酵させたパンがちょいともの足らない味に感じられる。それで夏から何回か自家製の酵母を起こしていたのだが、3回ほど失敗に終わった。うまくいかないものだから最後にちょっと頭に来て、ザワークラウトの発酵した液を小麦粉と混ぜておいたら、これがうまいこと発酵してくれたので、今日は久しぶりに自家製酵母を使ったパンを焼いてみている。まあでも、キャベツの味はしないと思うけどね。
僕は多分料理に限らず、写真もオーディオも、仕事の営業も、自分であれこれ考えたりやってみたりすることを楽しんでいるんだと思う。
スピーカーのセッティングは広げて壁に近づけた状態でけっこういい感じなので、そのままになっている。
オーディオは快調だが、原稿書きは一難去ってまた一難。今日は夕方からずっと、コーヒー飲んでけっこううまく焼けた久しぶりの自家製パン(クルミ・クランベリー・レーズン入り)を食べ、パンプキンプリンを食べてジンジャーシロップ飲んで、原稿を書いているが、けっこう行き詰まっている。才能ないなあと、ため息が出る。
短かい原稿を一つ書き上げて送った。長いのがあと二つあるなあ。 2012.11.3
比べないとわからないんだけど、デジタルカメラからのプリントはとても平板で、銀塩写真のプリントとは違う。いつか将来デジタルカメラから銀塩写真のようなプリントが得られるようになるのかも知れない。ただ、撮る側も鑑賞する側も含めて、そういうものを求めている人がいるのかどうか、僕にはよくわからない。
どのみち手が出ないので使ってみる気にもならないのだが、ライカのモノクローム専用デジタルカメラは90万円もして、でも、すごく銀塩写真的に撮れるらしい。シグマのカメラはカラーでも妙に立体的な感じに撮れるし、モニタで見ても二次元なのに奥行き感がある。このあたりが、これからの課題なのかなと思ったりする。まあ、今のデジタルカメラがまるでダメなんてことはなくて、ほとんど不満はなくて、CDの再生音みたいなもんです。
たとえ10万円以下だったとしても、今はカメラをホイホイと気楽には買えない状況なのだが、もし数年後この状況に変化があって、しかもそんな新しいタイプのデジタルカメラがさらに安くなっていたら、あれこれ率先して試してみたいと思う。
Macやモニタは飛躍的に性能が上がって、しかもものすごく安くなっていると思う。最近発売されたナナオのカラーマネジメント液晶23インチモニタが59800円になっている。これなんかも、ちょっと前なら10万円以上、15年前なら50万以上に相当するものだから、沢山売れている物は安く手に入るようになっている。
今日は代々木八幡に行った。あれ何て言うのかな、毎月やっている手作り市みたいなものを見に行って、僕は500円である物を買ってなんか嬉しかったな。明日にでも写真をアップしましょう。まあ、大したもんじゃありませんけど。
代々木八幡からNHKの方へ歩いて行って「フグレントウキョウ」を目指した。それにしてもiPhone5の地図はひどいもので、小田急線が表示されないもんだからどこを歩いているのかまるでわからなかった。
エアロプレスによるケニア産はこんな色味のコーヒーだった iPhone5で撮影
「フグレントウキョウ」では、同行者が普通のコーヒー、僕はエアロプレスでいれたコーヒーを注文して両方飲んでみた。どちらも、この一ヶ月ほど僕が自分で焙煎していれているコーヒーのような味だった。Shuksさんなら「大嫌い」と言うであろうタイプの味だ。 2012.11.4
昨夜は、フグレンに行った後、原宿から表参道あたりを散歩してから湯島まで千代田線に乗ってスタジオに来た。途中、秋刀魚を買ってきて、これを使ってパスタを作り、その後で「Always三丁目の夕日」をDVDで見た。世界長の靴とか懐かしいものがたくさん写っていたなあ。
スピーカーのセッティングを変更した結果、低音の感じがすごく変わったと思う。
初めて作ってみた秋刀魚のパスタ。なかなかおいしかった。
なんだか今年はいつまでも暑い日が続き、そしていきなり寒くなったなあと思う。今年はちょっと調子が狂っていて、何を着ようかと迷うことが多い。
先日のインターナショナルオーディオショウは、10年ぐらい前に比べるとどの部屋も全般的に音は良くなってきていると思うのだが、上品でまったりした音に多く出会った感じだった。僕は「もう少しシャキーンとした音」を目指している。
昨日、代々木八幡から富ヶ谷の「フグレントウキョウ」、原宿、表参道と散歩してみて、カフェの新しい流れを感じた。パリのカフェとも違う、もちろんドトールやスターバックスとも違うものだ。僕のスタジオは週に一度喫茶をやっていて、まあ外に看板を出してはいないのでここを読んでくれている人しかお客さんは来ないのだが、でもそんな流行と少し歩調を合わせたものになりつつある。
これは昨日代々木八幡で買ったもの。すごく小さいのでマクロレンズじゃないと撮れない。
今夜は溝口肇の「Espace」というCDをきいている。最近のセッティングだとこのタイプのCDが割と厚みをもって鳴る。わりとわかりやすい癒やし系の音楽なんだけど、そう緊張感の高い音楽ばかりもきいていられないから、いいんじゃないでしょうか。カフェラテみたいな音楽です。
今日届いた3種類3kgのコーヒー生豆の中に新しいものが一種類入っていたので、夜100gほど焙煎してみた。新しいケーブルが届いたのですぐに使ってみているような感じですかね。とりあえずペーパードリップで2杯分いれて飲んでみましたが、ハニーもなかなか美味です。自分がおいしいと思って飲んでいることとは別に、このタイプのコーヒーを愛好する人をどれだけ見つけられるかが今後の課題ですね。 2012.11.5
またまた新しい原稿依頼がいくつかきているので、今書いてるやつをさっさと仕上げなくちゃいけない。でも、なんかものすごく時間がかかっている。頭の中には確かにイメージがあるけど、断片的でしかもまるで関係のないものだったりするので、それをうまくつないで一つの流れをつくるのはとても難しい。
まったくね、店ってのはお客さんがいっぱい来てくれると一人じゃどうしようもなくて、人件費だの人間関係のもつれだの色々あって大変で、一人だと気楽でいいけどてんてこまいの時もあって、じゃなかったらひたすらお客さんゼロ路線になる。僕の場合は限りなくお客さんゼロに近いゼロ街道まっしぐらですね。だから、最高です。僕がお客だったら、StudioK'sみたいな音楽喫茶は大好きだな。だって、一昨日のフグレントウキョウでの滞在時間は20分弱だったけど、3時間いていいんだもんね、そんなところはどこにもない。
いまのところ、雑誌への原稿書きは、きわどくこなせるぐらい依頼されているって感じかなあ。あんまり書いてばかりいるとネタがすっからかんになってしまうから、新しいことをやったり、あれこれ体験したりが必要だと思う。まあ、まだ大丈夫だけど、今年書いている量はすでに一昨年あたりの二倍ぐらいになっているので、さらに二倍もは書けない。
なんだか、すごい雨降りの東京だ。今日の午後は撮影で代々木公園近くのホールに行く。と、いうことは編集部の千尋さんと一緒にまたまた「フグレントウキョウ」ででお茶でしょうかね。
新藤さんがブラザーの複合プリンタを5980円で買ったと書いているなあ。僕の複合機も不調だからどうしたもんかなと思うけど、まあいいや、当分はPro9000IIで宅急便伝票の印字をしよう。コピーが必要な時は、不調なプリンタのスキャナ部分を使ってスキャンしてPro9000IIでプリントしよう。
僕は東京都の手話通訳者だったから、聴覚障害者との通信用にものすごく早い段階でFaxの導入をした。ミニファックスの時代で確か毎月何千円も払っていた記憶がある。それからファクスを何台買ったことだろう。最初に買ったファックスは20万円ぐらいしたはずだ。Macを買って、14400のモデムでMacComCenterを使ってFaxを出した時は嬉しかったなあ。
StudioK'sを始めてからは、僕もブラザーの小型Faxで、これは今も使っているが、ここ10年ぐらいはFaxが届くことは一年に数えるぐらいだし、出すのも一年に数回になった。留守番電話ってのも早くから導入していたが、今は携帯とかスマホがあるので留守番電話が不要になった。様変わりってやつです。
おー、久しぶりにTheBeatlesのUSBが2万円ちょっとになっている。
今週中に一度ジンジャーシロップを作りたいんだけど、誰か欲しいって方はいらっしゃいませんか?
今日こういうを送ってもらった。
それで、ここに入れた。
この縦長のパネルの高さはものすごく重要で、今回の椅子は約32cmなのだが、これを床に直置きしたのと、15cmぐらいと33cmとを比較すると33cmが圧倒的に良い。今日の夕方は白寿ホールというところで撮影をしてきたのだが、あの音を思い出すような、自分の部屋がそんな感じの音になる。今日は音が良くなって幸せな気分。昨夜かけていた溝口肇のCDをきいてみてるが、たったこれだけのことでかなり音が良くなっていることがわかる。オーディオは部屋の響きが重要で、そして微妙だなあ。 2012.11.6
データ再生のことについて、ずっと考えていることをまとめてみました。ご興味のある方は是非こちらをお読み下さい。やはり完全完璧なものはないのだと思う。
午後は試聴の仕事だけど、今夜は音楽喫茶をやる予定です。
今日は水曜日で青果市場が休みのため、ジンジャーシロップは明日作ることになりそうです。一緒に作りますから欲しい方はお知らせ下さい。
DigiFiで連載している4000字のエッセイをずっと書いている。これが終わらないと次にいけないのだが、毎度のことながらちょっと苦労している。ものすごく断片的なことをあれこれつなげてゆく作業なので、とにかく時間がかかる。休み休み、ソニーの新しいAVアンプの音をききながら、野菜スープを作って食べながら、レナード・コーエンをききながら徐々に仕上げている。 2012.11.7
朝一番で、と言っても9時ぐらいに生姜を買いに行き、それを持って歩いてスタジオに着くと少し汗ばんでいた。天気の良い11月の初旬ってのはこんなもんで、先週はやけに寒かったと思う。
一昨日、ミルク缶での焙煎を二回やって、二回目は試しに「ミルク缶で最大どれだけの量を焙煎できるのか」と考えて360gほどをやってみた。まあ何とかなるのだが、さすがに重たくなるし200g程度より時間もかかるので、16〜7分振っていると腕が疲れる。と言っても筋肉痛が出るほどじゃなかったのだが、昨日鍼治療に行ったら鍼の先生が僕の肩を触って「今日はいつもより肩がこわばっている」と言う。
思い当たるのはミルク缶焙煎しかないので、「それは多分、僕の新しい遊びのせいでしょう」と言った。
さて、そういうわけで今日は頭の中は原稿書きだけど、手はジンジャーシロップ作りの日で、J-WAVEをききながら作業をする。ラジオをかけて手を動かすのは楽しい。よくわかってないんだけど、ローリング・ストーンズの新曲が出たのかな?
よーし、DigiFiの原稿は99%ぐらいまできたからあとほんの少しだ。そして今日はジンジャーシロップを2kg発送した。なんか今夜はラーメンかトンカツを食べに行きたい気分だけど、昼前にパン捏ねをやってあるから、やっぱりこれを焼いて食べることにしよう。とにかく発送が終わったのでコーヒーを一杯飲むことにする。
原稿を書き終えて一段落したら「シルク・ドゥ・ソレイユ」の3D映画を見に行きたいと思う。うーん、原稿書きは今日4000字を送ったので、あと2600字と1200字ぐらいかな、明日が勝負だ。僕の考えた企画のことがGaudioの表紙に出ていたなあ、まあたまにはそういうこともある。でも、それが終わると次はモノマガジンだ。
今日の日本時間14時頃、アメリカに住んでる美子ちゃんが「レナード・コーエンなう」と書いていた。いいなあ、生レナード・コーエン。 2012.11.9
昨日は朝から生姜を買いに行き、原稿も書いてジンジャーシロップも作って、パンも焼いて、それからクソッタレなAVアンプと格闘して何とか音を出し、それからマンガを読んでまた原稿を書いて終わった。おかげで、原稿書きはあと一つになった。今日が勝負だ、トットとやるのだ。
明日は戯れる会の例会で、参加者少ないのかなと思っていたら、何だかんだでけっこう沢山の人たちが参加してくれることになった。もちろんオーディオ関係の試聴もあるけど、みんなで音楽をきいたりDVDを見たりする予定なので楽しみだ。
今やっているコーヒーのことについて、僕自身がもう少し知りたいので、そういう企画をやりたいと二つの雑誌の編集部に伝えたら、来年には両方とも実現しそうな気配だ。こういう企画が通るかどうかは「一般性があって、編集部も興味があって、適度に新しい」というようなものがあるかどうかだろう。しかし、あの実の種を煎ってお湯かけて飲むなんて誰が思いついたんだろう。
まあそういうわけで、明日の戯れる会例会は先月から一ヶ月分進んだ僕のコーヒーを飲んでいただくことになります。三時になったら黙って僕が三種類のコーヒーをいれて、それをみんなで飲んでみるってのはいかがか? 戯れる会ってオーディオの会だけど、それだけじゃないもんね。 2012.11.10
今日はいい天気。でもそろそろ肌が乾いてきているから、ジンジャーシロップをお湯で割ってレモンを入れて飲む。多分これで治ると思う。
なんとかジワジワと寄せてきて原稿書きもあと一歩で一段落なので、まずはWiifitをやる。身体が資本ですから。そして、午後からは戯れる会の例会だから、ルンバに掃除をしてもらおう。今日は新作のプリアンプもやってくるのかな。
いろいろ面白かったんだけど、今日の戯れる会例会で一番の驚きは、9800円のCD-Rだった。これをきくとハイレゾだから音がいいってわけでもなくて、CDフォーマットでもちゃんとしたデータなら十分音が良いのだということがわかった。みんなで、あれこれ試してみた結果、意外な展開になって、どうやら僕のMacBookProはHDDの音がイマイチらしい。そうかあ、なるほどなあ、ちょっと前にMacminiと比べてもMacminiがけっこう良かったしね。こいつはどうしたもんかな。 2012.11.10
昨日の戯れる会例会で比較試聴したプリアンプ。前々月だったかな、AVALONのAVATARがあった時もプリアンプが二機種持ち込まれたのだが、何故か、今回もプリンアンプとアッテネーターが集合したので、同一条件での比較試聴を行った。AVATARよりもJBL L-65の方がだいぶ寛容な音だから、物によって「ケンモホロロ」ってことはなかった。
LINNのクライマックスコントロールはすごく良い音だ。アンバラのみでいいからあと1系統入力が増えて、RECアウトが付いてくれて、後ろの庇がなくなってくれれば生涯の友になるのだが、残念ながら今の僕には使いようがない。
長岡式のアッテネーターは「鮮度だけ抜群だろう」という期待に反して? ものすごくまともな音だった。セレクターすらないとか、そういうことを抜きにして、音だけのことで言えばこれを使ったとしても全然違和感なし、もし僕のところにきたら合板むき出しはイヤだから多分塗装をすることになる思う
さて、スタジオでの取材が終わったから、夕食を食べてまたまた原稿書きだなあ。
しかし、昨日の戯れる会例会はとても興味深いものがあった。やはり、この会をやっていて良かったと思う。この数年、「そういうことだったのか、なるほど」ということを体験させられることが、1年に何回かずつあるのだが、昨日はそういう日だった。
冷蔵庫に余っているものをほとんど使って、かなり贅沢なオムライスを作って食べて、今日は午後の取材が終わってから、夜、気合いを入れて久しぶりに浅く焙煎したコーヒーをいれて飲み、それからソニーのヘッドフォンで音楽をきいている。このヘッドフォンで音楽をきくと色々な発見があるし、音は最高に良い。イヤフォンとはまた違う世界なんだなこれが。 2012.11.11
深く焙煎するのよりも浅く焙煎する方が難しい。やり過ぎないように注意深くしなくちゃいけないから微妙なのだ。軽くて酸味のあるものからちょっと苦いのまで、まるで無段変速みたいに、自分の気分や相手の好みに合わせてどんな味のコーヒーでもいれられるのって最高。
今日は午後からスタジオで撮影があるので、午前中はWiifitと原稿書きをする。DigiFiとかGaudioの原稿書きは全部終わっていて、今は次のモノ・マガジンで、これが終わると多分「ヘッドフォンブック2013」の仕事が始まると思う。ヘッドフォンブック2013では、「これとこれとこれを試聴して感想文を書け」という仕事以外に、いくつか僕の方から「こういう企画をやりましょうよ」と伝えて、二つはOKをもらっているので、このあたりでも新しい展開が始まるかも知れない。
春からずっと使ってきてみて、15インチ高解像度モニタで7200回転のHDDが搭載されたMacBookProは音が今ひとつの気がするので、Macminiに戻している。
ジンジャーシロップを買っていただいた方から「一発で身体があたたまり最高です」というメールをいただいた。そうなんですよね。僕も、一日60ccから70cc程度をお湯で割って、レモン汁を加えて飲んでいますが、風邪をひかないし、肌が乾燥しないので快適です。僕は生産者なので、割と贅沢に飲んでいますが、体重や体質にもよるので、もっと少なくても効果がある人もいると思います。
明日は朝10時に撮影の打合せがあって、午後は取材で八重洲に行く予定だ。なるべく早く寝ることにしよう。「チョコレイトディスコ」を踊れるようになるといいなあと思うけど、やってみるとこれがけっこう難しいんだわ。 2012.11.12
すごくヘンな夢を見た。仕事はオーディオ機器の試聴をしているのに、毎日ネコと一緒にテントで暮らしているのだった。それもいいけどね。
早寝早起きをして、おいしくパンを食べておいしくコーヒーを飲む生活がいいなあ。
そうか、デロンギオーブンを持っている人は、おいしいコーヒー生活をしやすい条件が一つ有利なんだな。なるほど。こりゃいいことを思いついたぞ。
しかしだ、Staubの鍋+デロンギオーブでプリンを作ると、ガラスの容器ではまったく入らなかった「スが入る」ので何か対策を考えなければいけない。こういうことを考えて、あれこれやるのは最高に楽しい。
先日の戯れる会例会できいた、あの高音質CD-Rの音は衝撃的だった。Benny GreenのCDなのだが、深夜にマスターデータから直接CD-Rに焼いたというもので9800円もするのだが、16Bit44.1kHzの音なのにものすごく高音質で文句なしだった。ハイレゾの音とも違う高音質さだったのだが、それをWAVでリッピングしてHDDから再生するとこれが「ひっどい音」に変身して、CDドライブでのストリーミング再生とは比較にならないほどだった。で、そのデータをSDカードにコピーして、別のSDカードプレーヤーで再生するとこれはCDを回した音とほぼ等しかった。このあたりは、音が微妙に違うという話じゃなくて、明らかに違うので、もしあの例会に参加していたら、誰でもわかるし同じ感想をもったことだろう。
だから、これは多分僕が使っているMacBookProの7200回転HDDの音が悪いのだろうという推測をしているわけだ。じゃあですよ、同じデータをMacBookProのSDカードスロットに入れたSDカードにコピーして、そのSDカードからAudirvanaで再生したらどうなるのか? これが12月の戯れる会でやるべきことだな。しかし、あのダイレクト焼きCD-Rの音はすごいなあ。比較してこっちの方が良いっていうレベルを超えていた。他には何があるのだろう? 全部集めて全部再生してみたい。
でも、現実には、音楽再生はCDが圧倒的に主流だし、映画はまだまだDVDだと思う。SACDやハイレゾデータがあればそれを楽しむし、ブルーレイディスクで出ていればそれを楽しんでいるけど、CDとDVDとLPは当分の間主役であり続けると思う。だから、この三つをなるべく高音質高画質で、しかも快適に再生できる環境があればそれで文句なしなんだと思う。
今回のことなんかは、自分一人では到底体験できなかったことだ。僕は9800円もするCD-Rを買おうって気にはならないし、偶然SDカードから再生するプレーヤーが持ち込まれていたので、そこを試してみることもできた。仮に、全部一人でやって「おお、なるほど」と思えたとしてもそこまでで、あそこにいた8人が同時に「そうか、なるほど」って体験したのとは違う。こんなことをやっていたかと思うと、LPのオリジナル盤をきいて「ガックリ」きていたりする。だから、やっぱり戯れる会って面白いんだよな。
取材から戻り、さて、今夜は何を食べて、どんな音楽をきこうかなと思っているところ。明日の夜は「音楽喫茶」やってますから、どうぞおいで下さい。 2012.11.13
今日は実験的に、ヨーグルト味のシフォンケーキを作ってみようと思っている。どのような味になるのだろう? やってみないことにはわからないもんね。
それから、PLACEBOのブライアン・モルコ40才誕生日おめでとうの世界多発行動? にどういう写真で参加しようかと考え中だ。
12月1日(土)にStuidoK'sでFirefaceの使い方セミナーがある。申し込み方法は pcaudio@oliospec.com こちらへメールを出すか、または電話申込も可能で、電話番号はオリオスペック 03 3526 5777 です。
よっしーさんも、これに参加すればあれこれわかるんですけどね。あのStudioOneFreeというソフトは、ちょっと前なら数万円相当のものが無料になっていますので、受講料1000円とか2000円で使えるようになれば、ホントにまったくすごいことです。
HDDの1TBはもう当たり前になっているけど、SSDの1TBが当たり前になるにはあと二年かかる?それとも 三年?
何でもかんでも画像を保存なんてことはしていないので、僕のMac miniは今350GBほど使われている。でも500GBだとちょっと不安だから、せめて750GBぐらいのSSDがあるとしばらく安心していられるんだよな。きびしいところだ。
何故かスタジオに置いてあったので拾った。
くれるって言われても、僕の場合マーラーはどうもね。
ヨーグルトを入れて作ったシフォンケーキは、クリームチーズのシフォンケーキと同じ味になった。 2012.11.14
うーむ、今度の戯れる会例会は「梅干しの食べ比べ」になりそうな予感がしてきた。
僕はおいしいものを食べるのが好きなんだけど、グルメではないみたいだ。安くて普通のものを普通に調理して食べてるのがおいしくて、それだけのことなんだけど、今やそういうものが貴重になってしまったみたいだ。
近所の米屋さんで売っている山形県産のミニトマトは完熟でおいしい、吉成さんちのミニトマトもすごくおいしいから、これらでセミドライトマトを作ると、これはどこにもないぐらいおいしい。食べた人に「これは一体何?」と何十回言われたかわからない。それはそうなんだけど、フルーツトマトなどのやたらと甘くて高価なトマトを買う気がない。
オーディオもまったく同じ感じだ。フッターマンのOTLアンプは定価が70万だか80万もしたんだけど、SDサウンドのアイワンは50万ちょっとだった。僕は両方とも使ったけど、音はアイワンの方がいいと思うし、ほとんど故障知らずで安心だ。今は部屋の状態も、スピーカーも、プリアンプも、スピーカーケーブルも変わったので、パワーアンプはQUAD405を使っているけど、プリアンプが別の物になるとアイワンの方が良かったりすることもある。
SDサウンドのアイワンもQUAD405もそこそこのパワーと大きさで、多分僕はそういうタイプの物が好きなんだと思う。
妙に寒いので、この秋初めて暖房を入れた。で、どうしようかと考えて、夏に買ったエアコンを暖房で使ってみている。スタジオは床暖房なのだが、床から部屋の空気全体が暖まるにはかなり時間がかかるので、今ぐらいの季節は天井から暖気が出てきても十分暖かいし直接的で良さそうな気がするので試してみている。
真冬は、まず15分ぐらいエアコンをかけて部屋の空気を暖めてから、エアコンを切って床暖房にすると良いのかも知れない。
明日でほとんどの原稿書きが終わる。予定。ああ、遊びたい。無駄遣いしたい。でも残念ながらそうそう無駄遣いもできないので、MacBookProはデータを消したものの、そのまま置いてある。 2012.11.15
ふーん、Macオーディオによると、MacBookProRetina、iMac、Macmini、MacBookAirを対決させるた場合、一番音が悪いのはMacminiらしい。僕のところでは、Macminiの音がそれほど悪くはないんだが、どうなんだろうね。僕も興味があったので、あの取材に同席させて欲しいって言ったんだけど、断られちゃったんだよね。逆の立場だったら、「どうぞどうぞ、一緒に試聴して何か書いてよ」って感じなんだけどなあ。
わけのわからないことになってる感じもある雑誌の付録だけど、作ってる方は赤字ギリギリらしい。って言っても、要らない人は要らないわけで、僕はほどほどにしておいてもらった方が健全だと思う。
Core2DuoのMacminiだと、24/192の再生はOKだけど、DSDをPCMに変換しての再生は音が途切れる。Corei5でメモリ8GBのMacBookProだとこの問題は起きないけど、どういうんだろう、全体的にちょっと可愛らしさがない音になる。まあ、そういうのは微妙なところなのでうまいこと説明できないし、贅沢な話だけど僕はこのMacBookPro15インチの音があまり好きじゃないらしい。HDDが7200回転のためか、割とすぐにファンがブワーっと回るんだけど、こういうのは使ってみないとわからない。
今、僕の所にあるMac三台の中で最も静かで速いのはAirだと思う。CPUはCorei5だけどSSDだからそこそこ速いし、真夏でもファンが回ることは希だったし、手も痛くならないし、毎日10時間以上も使う機械としてはとても優秀で満足している。13インチは遠近両用眼鏡の度が弱い部分にピッタリなので、最近は13インチが好きになり、ナナオの24インチは写真などのピント確認にも頭をぐるっと回す必要がある。まあ、首の運動だと思って受け入れるしかない。
ついにあと400字を残すのみとなったぞ。やれやれ。そろそろ次のヘッドフォンブックの企画出しやあれこれが始まりつつある。
Macオーディオで音質最低という評価を受けたMacminiで良い音を出す。ってのをやってみたい気がしている。
今日はまあまあよく原稿を書いたので、多分これでGaudioとモノ・マガジンはOK、の予定だ。しかし、このところよく作文をした。今年は僕の一生の中で最も多くの原稿を書いた一年になっている。ずっと長いこと「何故こんなに苦労して、書く仕事をやっているのだろう」と思っていた。もちろん、自分がやりたいと願ってやっているのだが、写真撮影に比べたら、原稿書きは圧倒的に効率が悪い。
最近わかってきたのだが、カメラマンの仕事は撮った写真を見て仕事を依頼されるということがほとんどない。撮影者の名前が入っていても、そういう依頼がきたことはほとんどない。他のカメラマンにきいても同じみたいだ。多分被写体があってそれを撮るから、まあぶっちゃけた話「そこそこ撮れればカメラマンは誰でもいい」のだろう。ところが、文章ってのはゼロから作るので大変効率が悪いのだが、写真よりも個性が出やすいらしく、僕が書いたものを読んでくれた人が連絡をくれて仕事を依頼されることが割とよくある。僕は自分にしかできないことをやり続けていたいと思っているのだが、その点で言うと、写真撮影よりも原稿書きの方が自分度が高いみたいだ。
あーあ、来週、少しヒマになったらIKEAに行きたい。 2012.11.16
やっと原稿書きも一段落したので、今日は「シルク・ドゥ・ソレイユ」の3D映画を見るつもり。
そして山形の友人から干し柿が届いた。甘くてとてもおいしい。
この三倍あるから、今日明日、スタジオに来た人には適度に柔らかーいやつを食べさせてあげられる。近所のスーパーとか成城石井で干し柿を売ってるんだけど、マジメな話、一個何百円もする。手間暇がかかっているから、それを商売にすると当然そういう値段にしなければ利潤が出ないのは当然で、専業主婦の人件費みたいなもんだ。
まあそういうわけで、僕は毎年干し柿とかその他を送ってもらって、その代わりシフォンケーキとかジンジャーシロップを送っているってわけで、とても良い関係です。
32Bit384kHzなんていう音楽データを楽しみたい人はお好きにどうぞ。僕は大半をAACの256kbpsで楽しんでいる。ハイレゾの音は認めるけど、全部ハイレゾになるわけでもないし、どっちでもいいや。興味がないって話じゃありません。ブルーレイディスクプレーヤーは一応持ってるから、DVDとブルーレイのどちらかを選べるならブルーレイにするけど、DVDしかなければそれを見て楽しむしかない。ただ、さすがにレーザーディスクだと辛いかもね。ってわけで、カセットテープの音をヘッドフォンできくのはやりたくない。そんな話です。 2012.11.17
シルク・ドゥ・ソレイユの3D映画を見てきた。ものすごく手前に映像が見えると、観客が「ウワッ」って言ったりして面白い。僕も心の中で「ワオッ」って思った。
さて、今日は紙ジャケのS氏に教えてもらってe-onkyomusicからダウンロードした、ジミー・スコットのハイレゾ音源をちゃんときいてみようかな。そう思って、Macmini+AudirvanaPlusでかけているが、なかなか良い。僕のMacminiはMountainLionです。あれこれやってみてきましたが、どのみち「普段使っているMacをオーディオ装置にドッキングさせたらけっこういけるじゃない」ってことで始めたのだから、僕は「けっこういける」程度でOKです。余ってるLet's noteでもいいし、古いMacでもいい。
理由はよくわからないのだが、今夜はすごくいい音で、かなり満足。そんなわけであれこれ再生中。坂本龍一の「The End Of Asia」がとても良い。確かLPでも売られていたはずで、多分僕はもう、20年ぐらい前からこのCDをきいてると思うのだが、今夜は過去最高の鳴り方をしている。ところで、このCDはまだ売ってるのだろうかと思って調べてみると、まだ売っているんですね。
2012.11.19ソニーの4Kプロジェクターは160万円で20kg、いくら高性能でもこれはちょっと高価すぎて買えないんだが、かつて三管プロジェクターに300万円も払っていた人は「こんなに高性能で160万は安い」って言って買っちゃうらしい。まあそれもわからなくはないんだけどね。僕はDLPで50万円ぐらいで始めたから、やっぱりそれより安くないとダメです。
将来は3Dメガネをかけず、裸眼で3D映像を楽しむことができるようになるのかな。マルチチャンネルの音声も3D映像も進化してきているから、「そんなもんいらん、興味ない」って敬遠するのは損かも知れない。
今週中に一度ジンジャーシロップを作ることになるかなあと思っています。もし欲しい方がいらっしゃいましたら一緒につくりますので、お知らせ下さい。生姜1kg分3500円+送料です。studio.k@mac.comにメールを下さい。
Audivanaでカーディガンズを再生しているんだけど、すごく音が良いので大変気分が良い。なんでだろう? よくわからないけど、最下位のMacminiなのにすごく音は良い。最新型のMacminiは音が悪いのだろうか? 僕が今使っているMacminiはCore2Duoのだしメモリは遅いし積めないから、DSDファイルをPCMに変換しながら再生するとブツブツと音が途切れるのだが、それ以外はけっこう音が良い。 2012.11.19
試みに、MacBookAirのThunderbolt端子から三菱のプロジェクターで映像が出るかなと思ってやってみたら、出ない。なるほどね。去年のMacminiもそうだったけど、この時期の物は出ないのか。で、二年ぐらい前のはminiもMacBookProもOKってことか。最新型のMacはどうなんだろう?
結局、最終的にはMacからHDMI出力をいったんAVアンプに入れて、AVアンプの出力をREGZAとプロジェクターに出せば一台でOKなのはわかっているんだけど、1)それをやると、REGZAを使う時は常にAVアンプのスイッチをいれなければならない 2)どのみちプロジェクター側にHDMIの入力がないのでコンポーネント出力を使う(プロジェクターのDVI端子とHDMIを変換してみたけど映らなかった)
そういうあたりで、この問題がスッキリするのはあと3年かかりそう。その頃にはMac側もどうなってるかわからん。っていう具合ですね。映像を見るのも良い音を出すのも思うようにはいかない。
それほど多くを望んでいるわけでもなくて、Macの映像をプロジェクターから出すなんていう、出来て当たり前、しかもこれまで問題なくできていたことがうまくいかなくなるのは、なんだかなって感じだ。
明日の夜も音楽喫茶をやります。「干し柿食べ放題」ですね。本当においしいので干し柿が好きな人ならウハウハです。
銀座に行って用事を済ませてきて、戻ってコーヒーをいれて飲み、ご飯を炊く。このところずっとStaubの鍋でご飯を炊いてみているが、だいぶ慣れてきた。いつか、そんなこんなあれこれを一冊の本にまとめられたらと思っている、調理に関するアイディアやノウハウはそれなりに持っていると思うが、本がまるで売れない時代だからダメかも知れないなあ。
適当にiTunesで再生していたら、ガル・コスタの曲になって1時間半ぐらいずっとガル・コスタの歌をきいていた。すごくいい歌がいっぱい。ジルベルト・ジルの新しいCDも買わなくちゃなあ。こんな風にいい音楽をいつでもきくことができて、食べたい物を食べている。とりあえず空爆もされてないし、やりたいことをやれているから文句はない。思い通りにいかないことは沢山あるけど、それは自分の力や才能が足らないのであって、こればかりはどうしようもない。 2012.11.20
今月号のCDジャーナルは℃-uteが表紙なので、℃Dジャーナルになっていた。ニヤリ。
そんでもって、裏表紙を見ると裏表紙も℃-uteだった。
℃-ute、スマイレージ、そしてニール・ヤング、ハインツ・ホリガー、ジルベルト・ジル、1966カルテット、ケイコ・リーと続く内容はシュールと言っていいのかも。
今夜は音楽喫茶、実は「人間なんてララーララララーラ」。明日はジンジャーシロップ作り。少し在庫できるかも。
NTTのフレッツ光が値下げ? 3600円台? なんだよ新規顧客対象って。そんなバカな。これまで何年も契約している客はどうなるんだ。 2012.11.21
「食欲はありますか?」という質問に、「毎日、夜寝るときに、 ちょっとお腹が空いたなあ って思って、でももちろん何かを食べることはせず、 明日はこんなものを食べて、そしておいしいコーヒーを飲もう と考えながら寝る。こういうのを普通に食欲があるっていうですよね」と鍼の先生に言ったら、「そうです」という話になった。
若い頃は色々激しく暮らしても何とかなるが、ある年齢を超えてなおかつお馬鹿なことをやり続けるには、一方でものすごく健康的にしていないと破綻する。
昨夜、初めて音楽喫茶にきてくれたカップルが「とても居心地の良い空間だ」と言ってくれた。そうです、水曜日の夜は適度に広い場所でおいしいお茶やコーヒーを飲んでシフォンケーキを食べて、十分満足のいく音量で音楽を楽しみ、そして必要に応じて会話を楽しんでもらえたらというのが僕の願いです。
今日はJ-WAVEをききながら、昼から夕方までジンジャーシロップ作りだった。1kg分余分があるので欲しい方にはすぐ送る事ができます。昼過ぎにパンを焼き、割とゆったりと手を動かした一日だった。ラジオでまるで知らない音楽に出会うのは楽しい。 2012.11.22
今日の午後はDVDで「キツツキと雨」という妙にほのぼのする映画を見た。
キツツキと雨はMacBookPro13インチで見たのだが、9月頃売っていたMacBookPro13インチを三菱のプロジェクターに接続すると、何も問題なく映像が出た。Airとちょっと前までのMacminiからは何で映像が出ないのだろう? 現行のMacminiはどうなのだろうか? 知りたい。
今年も出ました。Macオーディオです。僕も参加しています。USBケーブル付きで2000円なのか、知らなかった。
今日はちょっと寒い東京で、暖房をいれている。明日の夜はPerfumeのライブビューイングだ。 2012.11.23
ライブビューイングっていうのは、外国でやっているPerfumeのライブ映像と音を日本の映画館(数カ所)で同時に上映するというもので、大きなスクリーンを見るわけだから実際のライブよりも、よく見えるかもね。
そして、明日は朝10時から午前午後とPerfumeのダンス練習会なので、今日中にシフォンケーキを3個作っておく必要がある。身体を動かして、お茶を飲んでシフォンケーキを食べるのを楽しみにしている人たちが増え、定着してきている。毎月一回だから、どうでしょうね、内容が違うので比較ができないけど、RockDayといい勝負ですかね。月に一度の予約制で午前午後合計で20人を超える参加があるから、軌道に乗ってる感じはする。自家焙煎のコーヒーは徐々に混ぜて出していってるところ。
写真を始めた頃は35mm換算35mmというレンズがとても好きだった。そして28mmがダメだった。ところが、ある年齢から28mmが好きになり、反動で35mmがどうにも使いにくくなった。24mmと20mmの関係もちょっと似ていて、20mmを持つと20mばかり使ってしまう。だから、マイクロフォーサーズ用の交換レンズの中に、10mmの単焦点レンズがないのは困ったモンだと思っている。オリンパスにもパナソニックにもない。10mmが出たらちょっとぐらい高価でも欲しくなる。14mm単焦点もパンケーキしかないのがちょっと不満。
Perfumeのライブビューイングで豊洲の映画館に行って来た。シンガポールでのライブを同時に日本各地の映画館で見ることができるなんて、すごい時代になったものだと思う。そしてとても楽しかった。シンガポールの人たちが、「アンコール、アンコール」の後「もう一回、もう一回」って言っていたのが新鮮で面白かった。 2012.11.24
先日、自分で焙煎したコーヒーを四種類、コーヒーのプロに送って飲んでみてもらった。
焙煎はこのパート38になってから、つまり2012年10月に生まれて初めてやった。それから一ヶ月ちょっとで一回平均200gぐらいずつ、合計で5kg近く焙煎した。総工費80円だったかのミルク缶(ベーキングパウダーの缶)で、焙煎自体は約16から17分ぐらいで終了している。最初の数回は様子見だったけど、煎るところは今の状態とそれほどは変わっていない。我ながら慣れたなと思うのは焙煎し終わった豆の冷却で、最初はウチワであおいでいたが、今はステンレスのバット(10×12インチ)を二つ使って熱交換をして冷ましている。豆の温度を計ると焙煎直後は200度ぐらいなので、ドーンとステンレスのバットに平たく移して、チャフを除去しつつ別のバットに移し替えることで非常に効率よく冷める。ただまあ、これはあくまで200gならではの話で、多分最大500gぐらいが限度だろう。1kgはまるで無理だから、一度に500g以上の焙煎を行おうとすると(焙煎も冷却も)別のシステムが必要になる。
一ヶ月を過ぎたあたりで「これは多分、小規模ながら割と安定した状態だ」と思った。ほぼ自分がイメージした通りのコーヒーが飲めているので、そろそろ「こんな感じのものになっています」ということを知ってもらおうと思い、今回お世話になったヴォアラコーヒーの井ノ上さんに自分焙煎した豆を送って飲んでみていただいた。
今のところ自分ではこれ以上のことが出来そうにないので、仮に「こんなんじゃダメ」って言われたら、その時に考えようと思ったのだが、「どうだろうなあ」と評価が気になった。でも、昨日「全部飲んでみたけど、なかなか良い。自信を持っていいですよ」という電話をもらったので、「おー、そうか。よーし」っていう気分になった。これでまた、次の段階に進むことができる。 2012.11.25
昨夜10時すぎから、珍しく僕は読書を始めた。小説を読むのは久しぶりで、その世界に入りこむまでが億劫だ。
ちょっとした事故があったりもして、今週もまたジンジャーシロップ作りをやるつもりだ。欲しい方はお知らせ下さい。
ミルク缶焙煎機ではせいぜい頑張っても一回に250gぐらいしか焙煎できない。自分が欲しい味のコーヒーを自分で作り出すことができるという観点で値段をつければ、僕にとっては100g1000円のコーヒーだ。でも、これを売る仕事をしようと考えた場合、100g1000円は通用しないし、容器もいるし、冷却や掃除も含めて30分以上かけて焙煎して売ってたんじゃ多分時間給1000円以下だ。
僕がやってることってそういうのが多い。自分のために心ゆくまで贅を尽くす。ある条件下で、手作りの真空管アンプがとても良い音だったりするのと同じだろう。今後、コーヒーの自家焙煎は普及するだろうなあと思う。そういう時代だ。味について深く知りたい人や、いれ方に加えて焙煎の方法を学びたい人も増えると思う。
それにしても、今日の東京は気が滅入って沈殿しそうな雨だ。こういうときはどんな音楽をきいたら良いのだろう。
そう考えて、先週水曜日の音楽喫茶にきてくれたT氏が忘れていったCDをかけた。数日間QUAD405の前に放置してあったのだが、試しにきいてみるとなかなか良かった。これは彼がこれまで持って来たCDの中で最も気に入った。
ジョニ・ミッチェルも10枚組がこの値段ですか! 「ブルー」一枚でも2000円の価値があると思うので、ブルーとミンガスですでにお釣りがきそうです。
下巻ではアナスタシアがあんなことやこんなことをしちゃうんだろうか。うーむ。 2012.11.26
体調が良いと食事がおいしくてコーヒーもおいしい。そして音楽も楽しく、今頃多分Gaudioは印刷中。
Kindleの一番安い物は7800円で一番高いのが15800円だ。一まわり大きなiPadminiは28800円からだけど、多分近い将来iPadminiもRetinaになって、そしてどうなっていくのだろう。僕はこのスタジオにいることが多いので、雑誌や新聞代わりに読むのなら、いっそのこと15インチのiPadが欲しいと思ったりするが、まあそういう非現実的な話は置いといて、KindleやiPadminiでの読書もさらに一般化してゆくんだろうなあ。
でも、Kindle版の沢木耕太郎「深夜特急」が一冊分400円ぐらいで、ジョニ・ミッチェルの10枚組CD、紙ジャケ新品が10枚で2400円ちょっとってのはヘンだよねえ。そう思うのは僕だけかな。もちろんどちらに価値があるかって話じゃなくて、価値は同等だと思うけど、電子書籍の今はまだきっとそういう時期で、CDの現在は新品が一枚250円ってことなんだろう。昔はレコードやCDが高かったってことか?
僕が紅白歌合戦に出て欲しい歌手は「JUJU」と「Superfly」です。
明日の夜は19時から音楽喫茶をやってますので、どうぞおいで下さい。 2012.11.27
DigiFiの第8号が届いた。今回書いた4000字もオーディオに対してずっと前から考えていたことなのだが、脈絡のないイメージをまとめて、そしてつないでゆく作業はとても大変で、いつもかなり苦労している。読んでやって下さい。
DigiFiの連載は意外な人が読んでいてくれていて、でも、僕=つまりAudioBasic誌であれこれやってたり、湯島で時々オーディオ関係のイベントをやってる奴が一致してないこともあるようで、まだまだって感じですね。
昔の友人たちが、その地方の名産品を送ってくれるので、僕はシフォンケーキやジンジャーシロップを作って送っている。これは、岐阜県巣南町産の富有柿なんだけど、近所の高級スーパー加賀屋や成城石井に置いてあったらものすごい値段だろうなあと思う。今のところブツブツ交換が年間に5回ぐらい行われているのだが、今後さらに増えそうな気配だ。楽しいですね。
今度の土曜日の午後はスタジオで、FirefaceでのLPからの録音セミナーオリオスペック製NASの説明会があるので、ご興味のある方はどうぞご参加下さい。03-3526-5777 オリオスペック酒井さんまで電話で申し込んで下さい。それにしても、このNASはすごいなあ。リップNASよりもずっと便利だ。 2012.11.28
今日は朝一番で生姜を買ってきて、午前中からジンジャーシロップ作りをやる予定だ。箱で買っている関係でまた1kg分ほど余分が出そうなので、欲しい方はお知らせ下さい。今年の秋は急激に寒くなっているので、身体を温めることは重要です。
昨日作ったバゲットが久しぶりにいい感じの出来だったので、気を良くして今日もバゲットを焼いている。
そして、明日発売のGaudio創刊号を読む。
「坂道のアポロン」は僕が考えた企画で、オーディオ誌でアニメを取り上げるのは初めてかも、少なくともAudioBasic誌ではなかったことだ。原作は読んだが、アニメはまだ見ていないので、12月にはみんなで集まって「坂道のアポロン」のアニメを見る会をやりたいと思っているのだけれど、一緒に見たい人はいませんか? 2012.11.29
昨夜は懐メロモードで、PP&Mとかママス&パパスなどをかけてしまった。以前も書いたけど、今あらためてきいてみるとPP&Mは本当に知的で上品だ。
そしてiTunesが11になり、なんとなくiPadを見ているような気分になっている。
AudirvanaPlusのiTunesインテグレーテッドモードが便利だし音も良いので、Macはこのところずっとこの状態で再生している。Windowsは一つ新しいプレーヤーを教えてもらったので、これから使ってみようと思っている。iTunesの良さはカスタマイズが不要というかできないこと、それでいて最も使いやすいことだ。Windows系は上級者向きであれこれできるから、それが良いとも言えるし、わけがわからないとも言える。
しかし、iTunes11のインターフェースはダサいね。特に小さくしたときがノッペリしていてAppleとは思えないカッコ悪さだ。それとも徐々に慣れるのだろうか?
来週の月曜日か火曜日あたりに、またジンジャーシロップ作りをやることになりそう。12月はジンジャーシロップ屋さんですね。鍼の先生に「僕は5年だか6年前に一回インフルエンザにかかっただけで、それ以外は内科の医者に行ってなくて、薬も飲んでない」と言ったら「それはなかなか大したもんだ」って話になった。重い風邪にならないのは、やっぱり生姜のおかげだと思う。
うーむ、今日で11月が終わりか。参るなあ。 2012.11.30
そういうわけで、12月がやってきた。なんか、独特の気分になるよね、12月。
今日は午後からFirefaceUCXを使ってのLPからデジタルデータ化セミナーがある。PCオーディオも6年半ぐらいやってきているので、徐々に色々なことがわかってきて、最近は最近でいくつか感じることがある。また、単純にFirefaceを使った再生に対しても思うところはあって、伝えたいことは山々あるが、非常に説明が難しいところに入ってきている。
オーディオって結局自己満足の世界だし、自分がやってることも含めてそのあたりで限界がある。
何だか今日はずいぶん寒い一日だったが、昼前からずっと人が来てくれた。セミナーに参加してくれた皆さん、ありがとうございました。うまく活用して楽しんで下さい。
月曜日はまたまたジンジャーシロップ作りの一日になる。欲しい方はお知らせ下さい。 2012.1.13
今日はちょっと秘密練習の日で、肩の疲労と闘っている。
そして、ジョニー・デップが出る映画をブルーレイディスクで見た。画質が良いのは確かだけど、そんなことを考えるのは最初だけで、物語が始まってしまうと意識はそっちに向けられるので、DVDでもブルーレイディスクでもいいって感じだ。 2012.12.2
まだ2012年が終わったわけではないが、そろそろ今年一番の出来事は何だろうと考えてみる。
今日やることは、ジンジャーシロップ作りと、新たに届いたコーヒー豆の焙煎。夕方までに両方が終わっていればOKなのだが、身体は一つ場所も一つなのでどちらからやろうかと考えて、焙煎を先に行うことにした。理由はいくつかあるけど、やってみたい方を優先してる? 焙煎は2種類やっても1時間程度だけど、生姜は数時間かかるからサッサと終わる方を先にやって、素早く掃除をしてジンジャーにとりかかろうと思っている。
そういうわけで、とりあえず2種類200gずつのコーヒー豆焙煎が終了した。今日焙煎した豆はこんなに大きさが違う。面白いもんですね。左の小さいのはエチオピア産のモカ、右の巨大な豆はニカラグア産の「Noel」というものらしい。僕は巨大な豆が好きみたい。味というより単なる興味です。
さて、やっと全部終わったので、今は朝捏ねておいたクルミ・レーズン・クランベリーパンを焼いているところ。
そして、右側の大きな豆を使ってコーヒーをいれて飲んでいる。焙煎したての昼頃とは少し味が変化した。楽しい。
夜はラジオをしばらくラジオをきいていて、それからiTunes11の音でもきいてみようかなと思っているところですね。今の時期みたいに仕事に追われていない時に何をやるかはとても大きな問題だ。その際の問題はこちらのアンテナと、そしてあとはやっぱり良い人間関係に尽きる。坂道のアポロンにしても、いつも干し柿を送ってくれる山形の友人が春頃にくれたメールの中に「坂道のアポロンが面白い」と書いてあったのを覚えていたことから調べたのだった。
ふーん、iTunes11は健康的な音だなあ。悪く言うとやや大味ななんだけど、Macでオーディオをやり始めた頃の甘い音よりはずっと楽しめる。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読み終わったので、久しぶりに宗教曲をききたい気分。タリスのあの曲は持っていたっけかな。 2012.12.3
タリスのモテトはカリオペのLPがあったけど、「我、汝の他に望みなし」は持っていなかった。「我、汝の他に望みなし」ねえ、つまり「Only you」ってことでしょうか。いや、そういう俗っぽい意味じゃなくて、もっと宗教的な意味なんだろう。それにしても、コーヒーがおいしいなあ。今日のコーヒーは僕が一番最初に焙煎を始めたときから気に入っているブラジルの豆で、普通と言えば普通なんだけど、とてもバランスの良い味わいで気に入っている。
タリスのLPをかけた後、タリス・スコラーズのCDをかけた。これは多分僕が30代の前半に出会ったCDで、タリス・スコラーズを知るキッカケになったものだ。こればかり毎日きいていた時期がある。
クレメンス・ノン。パパは北フランスの作曲家なんでしょうかね。このあたりのCDは何かしら持っていても良いと思う。ギメルのCDはまだ買えますよね。
明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。
僕がDigiFiに書いているエッセイは、もちろん音楽とオーディオにまつわる内容なのだが、テーマは毎回自分で決めている。自由にテーマを決められる=つまり好きなことを書いて良い、なんてことはなかなかないので、これはとても有り難い。そして、今売られているDigiFiのエッセイの中に「自分の音を映し出す鏡があれば良いのに」と書いた。
自分の音を映し出す鏡はないけれど、色々な人に音をきいてもらったりきかせてもらったりを繰り返すと、似たような状態が得られると思う。信頼できる耳を持った友人、これこそが鏡に近い存在だろう。だから僕は戯れる会をやって良かったと思っている。まともな相手を見つけて、ある程度踏み込んだ関係をつくることが出来るかどうかがもっとも大きな課題だ。耳に対する信頼、もちろん人間としての信頼、音楽に対する信頼、これらを満たしてくれる人とはそうそう出会えるもんじゃないから、大切にしなくちゃいけない。 2012.12.4
今度の土曜日は戯れる会の例会で、夜は忘年会ってわけじゃないけど、カレーを食べながら少しは酒を飲んだりするかも。楽しいよね。
このところ、気を取り直してMacBookProの15インチにMountainLionを再インストールして、AudirvanaPlusのiTunesモードで音楽を再生している。最新のベータ版を恐る恐る使ってみているが、僕のところではちゃんと動いている。まあ、わかりませんけどね。
この状態でCDも回して再生してみると、それほど音は悪くないので、特に妥協しているってわけでもなく使っている。これでいいと思うのだが、どうでしょうね。
そして、次の雑誌、次の号に向けて少しずつ始まっている。 2012.12.5
やっと600ccほどの余裕が出たので、昨日はいつもお世話になっている鍼治療院に「飲んでみて下さい」とジンジャーシロップを進呈した。
オーディオのことで言うと、StudioK'sにとって2012年の一番は「和心」だと思う。
薫と千太郎はほぼ同い年なので、坂道のアポロンを読んで僕は数回涙ぐんだ。
「卯の花」って、要するにオカラに甘辛い味をつけたものなんだけど、たっぷりの野菜やシラタキを炒めて、そこにオカラをドンと入れて味をつけ、炊きたてのご飯の上に乗せて食べると大変おいしくて、時々食べたくなる。健康的和食の代表みたいなものだと思う。
昨夜の音楽喫茶は食事を予約した人にこんなものを作ってだした。また何ヶ月後かに作ろうと思っている。
コミュニケーションってのは一対一でもうまくいかないことがあるものだから、人数がさらに増えて、しかもABC、CBAみたいな流れになるとまとまる話もまとまらなくなる。仕方がないので、こりゃダメだという判断をして、AからCに直接話をしてやっと事態が動き始めたりもする。今日はそんな感じのことが起きたが、ここまでくるのに4ヶ月も費やしてしまった。まったくね。
何だかわからないけど、外が寒くなってきていることとも関係してか、突然心が寒くなってしまい、何にもやる気が起きないことがある。音楽?なにそれ、オーディオ?知らない、食べたい物特になし、欲しい物はあるけど金がないし、こんな感じになって、その上腹まで痛かったりしてきてどうしようもない。
広さ2畳ぐらいで、バストイレ&インターネット付きのカプセル、そういう中に閉じこもっていたい。そんな気分になったりもする。
それでもまあ、何とかABCのBと話し合って何とか理解をしてもらえたので、ようやく第一歩の手前の半歩のそのまた半分ぐらいを踏み出すことができるのかなあってところだ。今日はきっと世界中の人が滅入っていて、僕もその一人なのだってことにしておこう。さっき神田明神に行ってお賽銭をあげ、柏手を打ってきたからきっと良いことがあるさ。
今夜は何も食べる気がせず、よくよく考えた結果、「そうだ!こういう時はペペロンチーノだ」と思ってペペロンチーノを作って食べた。おかげでだいぶホットな気分になった。
そんでもって、久しぶりに苦いコーヒーを飲んだ。まあ、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
ニンニク二倍、鷹の爪増量のペペロンチーノがあまりにおいしかったので突然Rockな気分になって、PLACEBOの映像を見ている。やっぱりPLACEBOは最高です。 2012.12.6
昨夜突然、新しい遊びを始めたのだが、でもこれはまだ成果が出ていないので内緒。いずれにしても僕の遊びは何かを作ったり表現したりで、友人にしろ恋人にしろ、そういうことを一緒に楽しんでくれる人を必要としている。
ブリトニー・スピアーズの新しい曲はいいね。と思ったら、ウイル・アイ・アムの新曲にブリトニー・スピアーズが参加しているのだった。
ゼンハイザーのカナル型イヤフォンはどんな音がするのかなと、ちょっと期待している。多分そろそろ試聴できるはずだ。
今日はWiifitを35分やって、体重を計ったら70kg台になっていた。30代40代50代ずっと72.5kgから73.5kgだったのだが、この数年少し細くなっているのはWiifitのおかげかも知れない。体型の維持はオーディオにおけるルームチューンみたいなものです。さて、今日は日本橋三越でやっている知人の陶芸展に顔を出して、それから金沢の「箔座」(日本橋店)に行って来ようと思っている。
たまたま、日本橋三越の階段を下りていてちょうど六階から二階まで下りている間に地震が起きたらしく、まったくわからなかった。僕が二階のフロアをのほほんと歩くと店員が全員ものすごい顔をしている。まるで僕だけが一人悪人になったみたいにあっちでもこっちでもみんなが殺気立っているような怖い顔で、あまりの異様さにあたりを見まわすと靴下や天井から吊り下げられている看板が揺れている。「地震ですか?」ときいたら、大きな地震だったと教えてくれた。このところ、けっこう地震が起きていたしなあ。音なんぞ少しぐらい悪くたっていいから、平和に暮らしたいものです。
しかし先のことはまるでわからないから、数年後に事故や病気で死ぬのかも知れない。亡くなった勘三郎って子供の頃勘九郎で、子供の頃から美空ひばりとか中村メイコ並みの天才だったから、いつもラジオで聞いていた。だから年上だと思っていたがまだ57才だったのか。僕は10代で一回死んでいて、残りは付録みたいなもんだと思っているので、どこでどうなってもそれを受け入れる覚悟はあるんだが、まだ何もやれてないので、もう少し何とかならないかなと思う。
写真の個展は一回というか二つしかやれてないし、オーディオに関してこれだけ文を書いていても本を出してるわけでもないし、料理もあれこれ楽しんでやってるけど、何もカタチになってない気がする。だから、習いたい人がいればシフォンケーキの作り方だって特に秘密ということもなくて誰かに教えてあげたいと思う。ただ、シフォンケーキは1000個以上作っていてもちょっとしたことで失敗したりするって物だから、一回「こうやって作るとこういう風にできます」って教えたところであまり意味はない気がする。僕は日本皿まわし協会認定の六段で、実は皿まわしを始めて2年ぐらいで7枚回していたんだけど、多分割った皿の枚数はとてつもなく多い。だって、失敗するといっぺんに6枚とか7枚の皿が落っこちてくるんだから、そりゃ皿も割ります。そんなわけで、シフォンケーキもものすごく沢山失敗をしてきているので、最低でも5回ぐらい習いに来てくれないと僕があれこれやって理解したことを伝える事は出来そうにない。 2012.12.7
今日は今年最後の戯れる会例会で、音楽をきき、あれこれ楽しく語らう。僕を含めて10人ぐらいかなあ。ずっとそんな感じで、何とか毎月例会が継続しているのは有り難いことです。そんなわけで、もてなす側としては、長野から送られてきたリンゴを食べてもらおうかなと考えている。
もちろんコーヒーもまたまたブラインドテイスティングであります。新たな豆も含めて5種類ほど、もちろんカップはお湯ですすぎつつの試飲は面白そうでしょう。コーヒーって、誰かにいれてもらったものを飲む方がおいしい気がする。
そうそう、干し柿もまた送られてきたのでぶら下げてありますから、食べたい人は好きなだけ食べて下さい。
今年最後の戯れる会例会が終わった。今日も濃く、楽しく、長時間ワイワイ音楽きいたり飲んだり食べたりしゃべったり、久しぶりに11時過ぎまで楽しんだ。最高ですね。午後1時から集まって夜の11時まで、あんな話こんな話、最後はこのところずっと会ってない長老のお宅に電話してみんなが交代で話したりした。 2012.12.8
ものすごく高価な欲しい物って特にないなあ。もしも好きな人と一緒に暮らすなんてことになれば、小さなマンションの一室ぐらいは欲しいけど、比較的広くて大きな音を出したり踊ったり食べたり飲んだり料理をしたりはこのスタジオで全部OKだ。
Macやカッコいい靴を買うとか、プロジェクターやAVアンプを買い替えたりなんてのはそれほど大したことじゃない。デジカメにしても同じだが、今持っている物のままでもいいし、普通に仕事をしていればそのうち手に入ると思う。だから、僕が必要としているのは「普通に暮らせる程度の仕事を得るための才能やアイディアが枯渇しないこと」、それから「適度な幸運と心と身体の健康」こんなところかなと思う。そういうわけで、二億円は要らないし、それはもしかすると二億円でも買えないのかも知れない。
昨日は思いの外濃い内容だったため、今日はさすがに疲れているので安息日とする。流しを片付けつつ、ゆったりした気分でチョコレイトのお菓子でも作ることにしよう。微妙に残ったカレーを再利用して何か作ろう。
昨夜、みんなでカレーを食べてた時の「住宅ローンだのなんだのをかかえてヒーヒー言ってた時の方が、あれこれ欲しい物が沢山あった」っていう話は本当にそうだと思う。ストレス発散にはなんてったって買い物が一番なのだ。欲しい物はみんな手に入れて気が済むまで使うのがいい。おいしいものも沢山食べた方がいいし、行きたいところがあったら行ってみるのがいい。そこからじゃないと何も始まらない。
そういう中、もちろんおだやかな心で、(実は激しく)誰もやっていないことをやり続けている。 2012.12.9
一昨日、紙ジャケのS氏が持って来たCDはなかなか面白かったので、みんなで笑いながらきいた。このCDの中で三上寛が「黒い花びら」を歌っていたが、僕は昨日、黒い花びらの時何才だったのだろうかと思って調べてみた。知らない人のために少し詳しく書くと、「黒い花びら」は水原弘が歌った1959年の歌で、第一回のレコード大賞受賞曲なのだった。作詞は永六輔で作曲は中村八大、当時7才だった僕はこの歌で「恋とは辛く悲しいもので、二度としたくないもの」ということを理解したのだった。まだその頃は落語の「饅頭こわい」も知らなかったし。
土曜日の戯れる会例会では、もちろんハイレゾ音源も持ち込まれたり、DSD再生もあってYMOのSACDが欲しくなったりもしたのだが、僕はマイケル・ジャクソンの「THI IS IT 」をポチしました。紙ジャケブックレット風二枚組のDisk2がヤケに良い。こんなのがあったってことを知らなかったんだけど、アカペラの「Beat it」とか最高でしたね。もちろん、他にもレアなLPとか坂道のアポロンに出てくるLPとかも集まってきていて、音質のことを考えつつも音楽の幅を広げることができる、戯れる会はそういう会です。世間ではもう、オーディオのオフ会もあまり開かれていないようだし、僕はそういうものを持ち寄ることができる場を提供し続けたい。
今使っているミルク缶焙煎機でほとんど問題ないんだけど、いくつか些細なことで「ここがこうならもっと良いのに」と思うことがある。どうせなら外側に塗料が塗ってない缶があるといいなと思ったりもするしね。それで、缶というものは買うといくらするのかを調べてみた。「坂本空缶」という会社を見つけて値段をきいたら、僕が使っている大きさの缶は1個290円で200個までは同じ値段、送料は1500円で20本まで一律なんだそうだ。なるほど、自分で一個だけミルク缶焙煎機を作ろうとすると、送料の1500円が一番高くて、あとは缶とボルトナットに木のハンドル、そして穴開け作業のためにハンドドリルを買ったりするとまた高いものにつくってわけだ。100円ショップでは似たような大きさの缶を売ってるかな。多分探せばありそう。直径約160mm×高さ約200mm程度の缶です。
一個買うのも10個買うのも同じと言えば同じなので、ミルク缶焙煎をやってみたい人があれば、缶やボルトナットぐらい買ってもいいけど。そんな人はいるんだろうか?
コーヒーの生豆は鹿児島のヴォアラコーヒーから送ってもらってもいいし、Webで検索すれば生豆を売っている業者はすぐに見つけられる。どんどん消費するものだから、あれこれ買って比べてみれば良いと思う。いずれにしても、生豆の方が安いし長持ちもするので、コーヒーが好きなら自家焙煎には色々な意味でメリットがある。ただ、けっこう煙も出て煙探知器が鳴ったり、チャフに火がついて燃えたりもするので、火災には注意が必要だ。チャフが落ちたり飛んだりしてゴミだらけにもなるので注意と覚悟も求められるけど、おいしいコーヒーを飲みたければやる価値はあると思う。
コーヒーメーカーってものを使ったことがないので知らなかったんだけど、デロンギのコーヒーメーカーはなかなかの優れものなのかな? もし将来、モノマガジンでコーヒー特集をやるって言ったら「デロンギのCMB6を使ってみましょう」と提案しよう。デザインがダントツに良いし、おいしいコーヒーメーカーらしい。
レコード大賞が面白かったのはいつ頃までだろう。先日の戯れる会例会でもかかった寺尾聰の「ルビーの指輪」あたりまでだろうか。相撲が面白かったのはいつ頃までだろうか。小錦、曙、若貴あたりまでだろうか。Perfumeはいつレコード大賞を取るのだろうか。 2012.12.10
そうそう、土曜日の戯れる会例会では、三味線の演歌(ジャズっぽいアレンジのビッグバンド伴奏)と、白くて何枚買っても無茶苦茶反っているLPなんだけど演奏はカッコイイ女性シンガーの歌なんかもきいたのでした。毎回ほぼこれに匹敵することをやっているので、やっぱり内容は濃いんだよなあ戯れる会例会って。
僕がここに毎日々々書いていることにウソはなく、沢山のあれやこれやを書き続けてきていて、これからも続けることだろう。でも、ここに書けないこともある。秘密とかいうことではなく、そぐわない内容ゆえしまいこんであることが多々ある。ここはやっぱり音楽とオーディオが中心で、写真のことや料理のこと、日々の生活のことなどを書いていて、僕の大事な発信場所だと思う。記録であり習作でもあり、長く続けてきているので作品の一つだとも思うけれど、フリージャズのフリーみたいなもので、それなりの枠がある。
そして、このサイトに日々書き続けること、書き続けていることは現在進行形なことが多いので、始まりもなければ終わりもない。
今のところ僕の頭の中だけにあって、表現されていないモヤモヤとしたあるいはハッキリしたものを何かカタチ=言葉にしておきたい。それは墓を拒否している僕にとっての終活とも言えるのだが、最近そんなことを考えている。
お菓子作りとデジカメの会は楽しかったけど、パリブレストが心残り。
AudirvanaPlus1.4にしてみたが、何て言うのか「ど派手な音」にますます磨きがかかっているのでとても楽しめる。そんなわけで、ここのところはずっとAudirvanaPlusのiTunes IntegratedModeです。そしてiTunesに関してはデフォルトのAACで、これをやめる気はない。僕には必死で必死できかないと非圧縮と圧縮データの音の差がわからないのだ。非圧縮で再生したければ、CDを回すでもよし、NASから再生でもよしっていう考えです。あれこれやってみたけど、不満がないからこれでいいのだ。
明日の夜は19時から音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。 2012.12.11
昨夜から僕はクリス・アンダーソンの「Makers」という本を読み始めた。最初の数ページからとても面白い。だって僕はMakerだもの。ただ、一つ言わせてもらうと、僕は物も作っているけど、そういう意味でのメーカーってわけでもないんだよな。
その話はともかく、面白い本だ。おかげで一つ二つ企画が頭の中に浮かんだ。たった一晩でだ。
今日はリンゴが沢山あるので、シフォンケーキをお休みして夜のためにリンゴを使ったお菓子を作る。お客さん来てくれるといいんですけどね。酸味のあるお菓子を食べて自家焙煎のスペシャルティコーヒーってのはよく合います。
しかし、パナソニックの三つ星ビストロとデロンギオーブンって、どちらも電気オーブンなんだけど本当にまるで違う性格なんだわ。まあ、シフォンケーキ作り専用になっているASKOのオーブンがまた全然違う性格なんだけどね。驚きます。笑っちゃうぐらいですが、そのちょっと不出来なやつがきわどくおいしかったりもして、そのあたりのうまくいかないところが面白くて料理やお菓子作りをやめられない理由かも知れない。やっぱりさ、「うまくいって当たり前」と考えるか「ダメ元だから楽しんでやろう」と考えるかではずいぶん違うと思う。もちろんホントにどうしようもなくダメなものは価値がないけどね。
きたきた、この二枚組です。さっそく今夜再生してみよう。
今日の僕は大したことをやっていなくて、新たに書いている原稿のことを考えつつ、デロンギオーブンとStaubの鍋でタルトタタンを試作し、Wiifitを30分やって、何本かの電話をした。でも、もしかすると今日の電話から何かが始まりそうな予感がする。僕自身がうんと儲かるとかそういうことはないのだが、何か面白いことが始まったらそれはちょっと痛快なのだ。まあ、だいたいはお馬鹿な思い込みから始まることです。
そして、モーツアルトの弦楽五重奏曲をかけて一日が終わった。ああ、そろそろ自分の分のジンジャーシロップがなくなりつつあるから作らなくちゃいけないな。 2012.12.12
昨日のモーツアルトもAudirvanaPlus1.4とiTunesの合体モードで再生したが、なかなか良い音で堪能した。このところちょっと仕事がヒマだったけど、そろそろ「ヘッドフォンブック2013」と「Gaudio第二号」が動き始めている。いろいろ新しいことを考えているし、「こういうことをやらせて欲しい」と提案したことがいくつかOKになったので楽しみだ。自分の考えていることを説明したり、あれこれ調べたり、苦労は多いが頭の中にあることがカタチになるのは嬉しい。
僕は商業オーディオ誌でパソコンを使った音楽再生のことを連載記事にした一番最初の人間だ。あれは2007年の4月に始まったのだが、この数年でPCオーディオは完全に市民権を得て、ごく普通の音楽再生手段になった。もちろんまだ興味はあるけど、PCオーディオのことは僕がやらなくても誰かがやっている。S社の営業マンが僕にハイレゾ音源の再生やベルリンフィルのデジタル配信について「すごいでしょう」と説明してくれる時代になり、「モノマガジン」や「特選街」がPCオーディオの特集を組んでいるのだ。だからもう「これをやらせて欲しい」とオーディオ誌の編集長にかけあうようなことではなくなった。
今の僕が「あれをやらせて欲しい」とか「こんなことに興味を持っている」と伝えて、そこまで言うならとギリギリOKになるような企画もいくつかあって、近頃は徐々にそれらを展開していっている。
レビューにも書いてる人がいるけど、この二枚組CDのDisk2に入っているDemoバージョン3曲がすごく良い。これはきく価値ありです。
とりあえずヘッドフォンが二機種、イヤフォンが数機種やってきたので、試聴を始めた。とても面白い。ゼンハイザーのHD700は自分のところで試聴するのは初めてだったけどなかなか良い音だわ。 2012.12.13
今日はジンジャーシロップ用の生姜を買いに行ってスタジオに着いたのが10時過ぎだった。13時半から鍼治療なので、それまでに洗っておこう。13時半までに作り終えることはできないから、途中までで鍼に行くことになる。今日作るジンジャーシロップは1kg程度なら在庫が出来る予定なので欲しい方はお知らせ下さい。
この一年間、肩や膝が痛かったり腰が痛くなったり、秋は鼻炎といろいろある。まあ、どうしようもない古傷は古傷だし、無理がきかなくなっていたりもするのだが、いま現在どこかが痛くて歩行も困難ということはない。覚えが悪くて困っているがPerfumeの振りも一年に一曲ぐらいは踊れるようになっているし、自転車で一日50km走れと言われれば走れるし平坦な道路なら100kmでも走ることができるだろう。実はそういう状態ってものすごく幸せで、この一年間ずっと週に一回鍼を打ってもらっているおかげなのだ。今日鍼の先生とそんな話をした。人間って、どこかが痛いとか苦しいと文句や不満を言うけど、快適なのはすぐに受け入れて当然だと思うからこの現状を当然だと思っているわけだが、風邪で寝込むことはなく、色んな人と付き合ってもらえて、買った4kgの生姜+野菜を歩いて運ぶことができて、仕事の依頼もあって、好きなだけ音楽をきくこともできるのって、ものすごく快適なことなのだ。
同じ建物の一階にあるお店は二階よりだいぶ狭いのだが、社員は6人ぐらいいる、普通はそんなもんだろう。それに比べると、僕は一人で分不相応なぐらい広い場所を借りている。もちろん毎月の家賃を払うのにヒーヒー言っているわけだが、やりたいことをやるためにはこのスタジオが必要なのだ。だから、本当に身体が動かなくなる時まで何としてでもやり切るしかない。 2012.12.14
僕は毎日おいしいだの楽しいだの不満がないだの、そんなことばかり書いているが、実は毎日これからの日本のことを考えている。こういう気持は10代の頃以来で、地震と原発事故があったからだ。僕が考えたからと言ってどうなるものでもないが、これまでは僕だけじゃなくてみんなも多分あまり考えずにきたのだと思う。Blogに書く必要もないしツィートする必要もないけど、政治には目を向けよう。もう何十年も政治に無関心過ぎた。僕らがこんな風だからか政治家もそれなりで、正直、投票したい人がいないのだ。それは変わらないのだが、でも投票率は上げなければいけない。 2012.12.15
昨日は何年ぶりかで原本さんのお宅へ行った。この何年かの間にプリアンプがリンのクライマックスコントロールになり、クライマックスDSが導入されていた。
物が少し片付けられていて、以前より広くなった感じがして、そしてリンの二機種はうまく馴染んでいた。
一番まいったのは、僕が持って行ったPerfumeのアルバムが想像以上に良く鳴ったことで、昔からその傾向はあって自分でもわかっていたから「くそー、やっぱりだ。自分ところでもこんな風に鳴らしたいものだ」と思った。
それを伝えると「山本さんの音とどう違うのか」という話になり、僕は「原本さんの音の方がクラブサウンド的なのだ」と答えた。僕のところで慣らすPerfumeも悪くはないんだけど、ヘッドフォンとかイヤフォンできいた方が良くて、スピーカーからの音は70点ぐらいの感じかな。同じポップスでもロックでも他のジャンルはもう少し高得点だと思うのだが、僕の音は中底域の厚みみたいなものが足らない。そういうわけで、今後の課題をもらって帰ってきた気がする。しかし、どうしたもんかなあ。
まあそういうわけで、今日はおそるおそる自分の音を出してきている。まあ、僕の方は125ccかいいとこ250ccのレーサーみたいな音で、原本さんはハーレーダビッドソンみたいなものだから、しょうがないんだけどね。ちょっと悔しい気がするが、まあいいやチョコレイトディスコの練習でもしよう。 2012.12.16
「桑田佳祐が選ぶ今年の名曲BEST20 in桑田佳祐のやさしい夜遊び」 1 馬場俊英/平凡 2 DREAMS COME TRUE/MY TIME TO SHINE 3 きゃりーぱみゅぱみゅ/ファッションモンスター 4 怒髪天/歩き続ける限り 5 Aimer/あなたに出会わなければ〜夏雪冬花〜 6 The Mirraz/気持ち悪りぃ 7 サカナクション/夜の踊り子 8 クリープハイプ/おやすみ泣き声、さよなら歌姫 9 Mr.Children/常套句 10 いきものがかり/風が吹いている 11 Perfume/Spring of Life 12 Crystal Kay/Forever 13 MONKEY MAJIK/HERO 14 ケツメイシ/guruguru 15 JUJU/ありがとう 16 ナオト・インティライミ/君に逢いたかった 17 RADWIMPS/シュプレヒコール 18 back number/日曜日 19 シェネル/ビリーヴ 20 嵐/Face Down
ちなみに2011年はこんな感じです。 1. Gift 〜あなたはマドンナ〜/土岐麻子 2. Sunshine Sunshine/Superfly 3. やさしくなりたい/斉藤和義 4. 23才の夏休み/神聖かまってちゃん 5. 365日家族/関ジャニ∞ 6. 始まりのバラード/アンジェラ・アキ 7. フライングゲット/AKB48 8. ナンバーワン野郎!/ザ・クロマニヨンズ 9. 家族になろうよ/福山雅治 10. スターライトパレード/SEKAI NO OWARI <同列11位> ・MIN・MIN・MIN/SDN48 ・LOVE SONG/FUNKY MONKEY BABYS ・NEW WORLD MUSIC/いきものがかり ・『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』/サカナクション ・100万回の「I love you」/Rake ・レーザービーム/Perfume ・鬱くしき人々のうた/マキシマム ザ ホルモン ・さよならの夏 〜コクリコ坂から〜/手嶌葵 ・福笑い/高橋優 ・Hello!/YUKI
サカナクションの歌は何曲か歌えるようになりたいな。多分丁度良いキーだと思うが、えーとね、バッハとかアルクじゃなくて、「サンプル」とか「Klee」ですね。
ポジティブな歌だし、PerfumeのSpring of Lifeには僕からレコード大賞をあげましょう。
日頃割と規則正しく身体に良い食生活をしているのだが、時々暴飲暴食をしたくなることがあって、昨日はそういう日だったらしい。目の前にあるもらったお菓子をバクバク食べ、パンを食べパスタを食べコーヒーを何杯も飲みチョコレイトディスコの振りを練習しながらチョコレイトを食べ、しかも夜中になってからネット上で興味深い音源を見つけたのでこれをFirefaceのループバック機能を使って録音したりなんかして夜更かしをした。こんなことって1ヶ月に一回もないからまあかわいいもんです。
このところパン焼きが絶好調になってきた。まあ、2009年からやっていて、2009年は一年間ほとんどダメで、年末にやっとクープが開いたのだった。もちろん2010年も2011年もパン焼きを続けていたわけだが、この秋は四年目にして少し吹っ切れたようだが、まったくホントに時間がかかる。オーディオもいい勝負だよな。
今日のは半分を茹でた大豆入りでい焼いてみました。
バゲットというのは大きさが決まっているんだけど、僕が作っているのはオーブンの関係で半分ぐらいの物だから、クープを5本入れることにこだわるのをやめて3本にしてみると非常にいい感じのクープが入るようになったのだが、これに気付くのに4年かかった。 2012.12.17
AudirvanaPlusは1.4.1ですね。怒濤のバージョンアップだわ。
ライブのDVDがあるもののCDが出ていない演奏というのがある。DVDを再生すれば良いのだが、映像が見たいわけではなくて音だけききたいっていうケースがまあまあある。パッと思いつくだけでも、そういうDVDが数枚ある。昔ならレーザーディスクプレーヤーで再生してカセットで録音してきいていたというようなケースだ。僕はもっぱら音楽をききたいのだが、ライブのDVDのMCだけききたいという人もいるかも知れない。そういうのをデジタルで録音できるといいですよね。
そんな場合の良い方法もあるのですが、なかなかここには書きにくくて困ります。音楽喫茶にでも来てきいてくれればなあって感じです。
明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお越し下さい。 2012.12.18
AudirvanaPlusの音がなかなか良いので、「じゃあ、非圧縮音源やハイレゾ&DSDデータなどを再生してみたらどうなんだろう」という気になってきた。それで、DSDデータを再生して、それをききながら床に横になったら床暖が気持が良くてコロリと眠ってしまった。でも音が良くなっていてこれまでとけっこう差をつけているのはわかった。こんな風に金もかからず音が良くなっていくのがいわゆるPCオーディオの利点で、旧来のCDプレーヤーではあり得なかったことだ。選挙も終わったことだし、年末は原稿を書きながら高音質再生を本気で考えてみよう。
今日は、夜の音楽喫茶のために朝一でシフォンケーキを一個作り、夜のオムライスのためにトマトソースを作る。午後は原稿書きをして、夕方は銀座で取材があり、さっと戻って夜は音楽喫茶というスケジュールだ。毎日このぐらいの充実具合と言うか適度な密度感だといい。一日中べったりヒマな時より、こういう日の方がWiifitやチョコレイトディスコの練習をちゃんとやったりする。
おお、やばい。すべてのやることと夜の下準備を終えて、気が付いたらあと10分ほどで出かけなければいけない時間になっていた。コーヒーを一杯飲む余裕しかないなあ。原稿書きは頭の中ですすんではいるからまあいいか、文章化は明日にしよう。これから取材で出かけて、戻って夜の音楽喫茶が楽しみ。
夜はみんなで食事をしたし、音楽もきいたし踊りも見たし、今日は一日とても充実していた。 2012.12.19
そして音は少し太めになった(した)ので、こりゃあやり過ぎたなと思ってちょっと戻した。キレの良さを失わずに太くするのって難しい。
熱が出て寝込むようなことはないが軽い風邪らしい。自覚症状は何となくちょっと怠いのとコーヒーの味がいつもと違う、そんな程度だ。こういう時はジンジャーシロップを飲んで、たくさん眠るしかない。
レナード・コーエンに関しては、二年ほど前に紹介したロンドンでのライブDVD(日本語字幕付きの国内盤)を見るのが一番のおすすめで、もし気に入ったら下の11枚組セットを購入するのが良いと思う。 2012.12.20
Macが正月に「明けましておめでとうございます」を表示しなくなって久しいが、今日ふと見ると、VLCを立ち上げた時にVLCのアイコンがサンタクロースになっていた。なんでこんなことが嬉しいのだろう。VLCを使っている人はちょっと立ち上げてみて下さい。Windows版VLCも同じかな?
この一ヶ月ほどで僕が一番気に入ってる曲は、木村カエラの「ドンピカリガッシャンでよみがえる」っていう歌詞の歌です。とてもキャッチー。
今日はシフォンケーキ四個という注文がきているので、朝一で作り始めている。なにしろ一個ずつしかできないし、冷ますのに今の季節でも1時間半から2時間ぐらいは必要なので、さっさとやらねば発送に間に合わない。
そういうわけで、一個オーブンに入れると40分ほど時間ができて、20分かけて混ぜてまたオーブンに入れると40分時間ができるので、その40分で原稿書きやお茶や食事やあれこれをやる。おかげさまでシフォンケーキ作りは非常に安定したポイントを見つけた。大した製造上の秘密もなくて、多分そろそろ1500個近くあれこれ考えて試して失敗を繰り返して作り続けて、やっとこの一年ほど失敗せずにイメージ通りの物が出来るようになった。こんなのは一人の秘密にしておいても意味はなく、誰かに伝えていった方が良いので、希望があれば来年はシフォンケーキを極める講習会を開催しようかと思っている。割と微妙で難しいので、一番大きい型の物をうまく作れるようになると嬉しいかもね。
AETがクラブサウンド用にチューニングした電源ケーブルを出すって? うーむ、それはちょっと気になるなあ。
今日はシフォンケーキを発送するために宅急便の伝票を印字したが、黄色のインクがなくなって動かず、仕方なく秋葉原まで買いに行った。どうしようかなと思ったのだが、神田明神の中を通って行き、お賽銭をあげて「二礼二拍手一礼」をした。苦しいときの神頼みと言うが、僕はスタジオK'sを作ってから、いつも神頼みをしてきている。実家は天理教の教会で祖父親兄は宗教家なのだが、僕には***教を信じる気持がない。強いて言えば、とても美しいものとか、大バカなもの、つまりアートが僕にとっての宗教に近いもので、美には力がある。
まあ、そういうわけで、神社に行って長くても10秒以内で「あれこれよろしくお願いします」と祈るのが好きだ。神田明神は近所だから日常的に行ってるのでお賽銭は111円のことが多く、100円は自分の分、10円は大切な人の分、1円はいろいろあって僕から別れていった人の分ということにしている。もちろんその時に応じて555円や1110円のこともある。比較できないけど、宝くじを買うよりは神田明神にお賽銭をあげた方がいいんじゃないかなあ。
さて、連休だ。映画を見たり、普通においしいものを作って食べて、誰かと一緒に美しいイルミネーションを見に行ったりもしよう。そういう生活があって、その中での音楽だしオーディオだと思う。 2012.12.21
Staubの鍋でパエリアを作ってみた。豪勢。
今日は「RIZE」というダンスの映画を見てから、夜は東京HIKARIVISIONを見にでかけた。その模様はこんな感じで、すごく立体的だしなかなか美しかった。それから、スタジオに戻り、明日のためにシフォンケーキを2個作り、パンを焼き、小型のタルトタタンを焼いた。
このところ、音をちょっと太めの方向に振ったので、RIZEのヒップホップ的な音が我ながら満足すべき音になった。やっぱりこうしたいと思わないと音は変わらない。 2012.12.22
今日は朝の10時から、Perfumeダンス練習会だった。17人で「チョコレイトディスコ」を踊った動画を撮影したので、今日中に編集をしてYouTubeにアップロードする予定だ。沢山の人数で踊った映像は見てきているけど、僕のところに集まっている人たちもなかなかレベルが高く、いい感じの動画になったと思う。
12/23の日付でアップロードしたかったため、アメリカとの時差の関係で、何時間か待ってからYouTubeに「チョコレイトディスコ」の動画を上げた。今日の参加者は自分でも踊ってみた動画をアップしている人たちだけど、彼らもこれだけの集団で踊った動画に参加して公開するのは初めてかもね。
夏から計画していて、この数ヶ月で演出案を考えて(だんだん人が集まってきて、途中で入れ替わるとか)、今日みんなが集まって練習する時にさらにいくつかのアイディアを盛り込んで動画撮影をしたので、一仕事終えたって感じがする。毎月一回の練習会を、もう一年半続けてきているのだが、StudioK'sでの動画を公開するのはこれが初だ。 2012.12.24
何と、東京駅のライトアップというか、駅舎をスクリーンにして映像を映すイベントは人が集まり過ぎて中止になってしまったそうだ。僕は22日に行ったので見ることができて良かった。残念ですね。
大人数でのダンス撮影のためにちょっと広げてしまったスピーカーのセッティングを元に戻して、今夜は音楽をきこう。クリスマスイブだ。
このところスピーカーのセッティングを変えている。少し時間がかかっているが、徐々にいい感じになってきた。それで、今日はサブウーファーの位置を20cmほど動かしてみたりしている。10月は後ろの壁からJBL L-65の後端までが103cmだと書いているが、今は95.5cmだ。これはこれでけっこういい感じになってきた。
去年出た「Macオーディオ」という雑誌の中で、僕はクラブDJの取材をした。MacやiPadを使ってDJを行う方法を教わったのだが、僕個人の興味はDJのやり方やテクニック以前に、DJというものの存在についてだった。「DJとは何をしているのか?何のために存在するのか?優秀なDJとそうでないDJの差は何か?」というとても基本的な疑問を何人もの人に尋ねた。
そして、取材の中で「DJは場の雰囲気を感じて、音楽で場を支配する」のだという話を何度もきき、僕は「ふーん、そういうものかなあ」といつも思っていた。だが、この一年ほど、僕がその日集まっている人に合わせて選曲してみんなが踊るという行為をやり続けてきた。もちろんPerfumeの曲限定なのだが、僕が選んでかけた曲に対して「おっ、なるほどこれできたか」という声が上がったりもする。僕にはその曲をかけた理由があるので、そこをわかってもらえると大変嬉しい。そして、「当然、だから次の曲はこれさ」と次の一手を繰り出すことになる。
「そうかなるほど、これは集まった人が乗ってくれて楽しく踊るための、コミュニケーションなんだ」と、DJの役割について僕なりの理解をしつつある。 2012.12.24
狂えばカリスマか!? 吠えれば天才か!? 死んだら神様か!? 何もしなけりゃ生き仏か!? そんなロックで 子供が踊るよ モーレツ ア太郎 ひとつものを教えてあげて下さい
なるほど、大槻ケンヂによるこの歌はすごい。よその業界にも通じる? オーディオ業界なんてどうでしょう。
動画撮影のためにスピーカーを動かしたので、昨日からセッティングをし直している。床にあけたスピーカーケーブルの穴を見てもらうとよくわかるのだが、以前はこの穴が隠れるようにL-65を置いていた。と言うか、L-65の端子に一番近い場所に穴をあけたのだが、それから考えると、最近はスピーカーの間隔が広がり、そしてかなり壁に近づいた。
床に穴をあけたのはルンバを導入した頃だった。だから、2010年の3月あたりだと思う。L-65を3年間使ってから、「まあ、この場所がベストだろう」と判断して穴をあけたわけだ。床材は何枚かの板材が積層されていて合計60mm近い厚さがあり、穴をあけるのが大変だった。だが、新しいセッティングでいくとなればもう一度穴をあけ直したい気分だ。
遠景だとわかってもらえないと思うが、現状はこんなことになってしまっているのだ。もし新しいセッティングでOKってことになった場合、新しい穴をあけるのは良いが、古い穴には蓋をするかどうか、それから、どうやって新しい穴にケーブルを通すのか、何か方法を考えなければいけない。
あらー、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」が1円だわ。
自分の場所だから、どういう理由でどうセッティングしているのは一応把握しているんだけど、いろんな事情があって長い間、部屋の真ん中よりちょっと右にずれた位置で音を出してきていた。それが近頃やっと真ん中近いところにスピーカーをセットできるようになった。そういうわけで、使用オーディオ機器はそれほど変化していないが、ジワジワと音は変化させている。
GaudioのWebサイトに僕が連載している「PCオーディオを巡る冒険」に新しい記事を書きました。今回はMacやWindowsPCをNASにする話です。年末年始の時間があるときに、是非お試し下さい。
連休だったので明日は水曜日、夜は19時から音楽喫茶やってます。食事&シフォンケーキ&飲み物付き2000円がお得です。ただし、食事は要予約です。 2012.12.25
この一週間から二週間ほどで、僕の音は少し暖色系のものになった。スッキリ、尖った音が好きな人からすれば「甘い音」ということになるかも知れない。でも、いいのだ。そういう音が好きな人は自分の音をそうすれば良いのであって、僕は今の自分が好ましいと思う音にする。そして100%完璧な音は存在しない。
どのようにして音を変化させているのか。その手口は四つぐらいあって、1)スピーカーの置き場所 2)サブウーハーの調整(カットオフとインプット&アウトプット) 3)天井の吸音材 4)QUAD405-2の裏に付いているボリュームの位置(下げると眠い音になり、上げるときつい音になる) これらを組み合わせることで、もっとも好ましいと感じる音にもっていっている。
あー、多分年末年始ぐらいは大丈夫だと思うけど塩がなくなりつつあるのだった。どうしよう。御茶ノ水のディスクユニオンで塩を買うことはできるかなあ。 2012.12.26
こんなに広いんだからスピーカーのセッティングぐらい「やりたい放題だろう」とほとんどの人が思ってると思う。でも、やってみるとわかるけど、そんなこともないんですねこれが。広い部屋って音がまとまらないんだ。
それで、長い間自分が思い描くようなセッティングができずにいたのだが、この夏「和心」がやってきてから変化が起きた。
自分で書いた過去の記事を調べてみると、サーロジックの「和心」がきたのは今年の6月末だった。和心は製造が間に合わないので、現在注文を受け付けていないそうだが、生産体制が整えば受注を再開するだろう。
それで、今日は年末でもあるので、E・ギレリスのベートーヴェンピアノソナタOP:109と110をかけてみている。やはり思った通りの鳴り方で、スタジオを改装してから一番いい感じだ。
そして、このところよく再生してきたChanoDominguezをかけてみると、やはり最高なのだった。そういうわけで、12月30日の午後はお時間があればお出かけ下さい。 2012.12.27
試しにと思って、LenovoにTwonkyをインストールして設定したら、LenovoもNASになったので、久しぶりにLenovoに保存してあった「JAZZ大名」(かつてNHKFMでエアチェックしたものを24/96でデジタルデータ化したもの)をiPhoneの8Playerできいている。バッチリOKだ。そういうことだったのか。僕自身はハードディスクの電源を特別製にするかどうかはわかりませんけど、それが良いと思われる方はやれば良いのではないでしょうか。電源は全部音質に大きく関係すると思うので、その人が何を求めどこまでやるかの問題でしょう。
午後、モノマガジンの編集部に寄ってちょっと話をしてきた。モノマガジンは12月にPCオーディオの特集号があって僕は少し原稿を書いたのだが、「けっこう売れ行きが良い」とのことだった。夏に出た日経のPCオーディオムックもかなり売れたようだし、どうやら今はオーディオ雑誌が蒔いた種で育った部分をモノマガジンや日経が刈り取っているという状況らしい。
この12月は寒い。こんなに寒い12月も久しぶりな気がする。今年もあと三日か、2012年もいいことや嬉しいことが沢山あった。そしてもちろん、うんざりするような、気が遠くなるぐらい辛いこともあるわけだけど、何とか凌いでやっていくしかない。僕の9年周期説からいくと、来年から三年間はそろそろピークなんだけどなあ。世の中がひどくなっているから、きわどくやっていくのが精一杯だったりなんかして。それならそれもしょうがない。辛いことは多いけど負けずにがんばろう、心で負けたらそこで終わる。 2012.12.28
これ、「ゲイシャ」という高級なコーヒー豆でいれたコーヒーです。金額で書くとわかりやすいので書きますが、巷では100gで2000円だったりします。なるほど、さわやかな味ですね。
今日、生豆と一緒に焙煎済みの「ゲイシャ」が100g送られてきた。僕が一人じめするのはもったいないから、明日の午後の音楽喫茶では、この豆でいれたコーヒーもみんなで飲みたいと思っています。いいよねそういうのって。コーヒーに興味がある方も、音楽やオーディオに興味があるかたもどうぞお出かけ下さい。2012年最後の音楽喫茶です。
そういうわけで、今日はけっこう大量にコーヒー豆を焙煎した。全部で1.5kgぐらい、4種類かな。手&直火なので微妙なバラつきはありますが、最初から自分の中に「このぐらいの感じ」という基準はあるので、まあだいたいほぼ一定のローストです。「自宅で飲んでみたいから、焙煎したコーヒー豆を分けて欲しい」という方にはお分けします。
風景写真とかじゃなくて、白いバックでスタジオ撮影したモノクロームのネガを、例えば50本同じ調子で現像するのってすごく難しい。普通アマチュアの人が初めて自分でモノクロームのネガを1本だけ自分で現像する場合、現像液を600ccぐらい作ってやるんだけど、それだと現像液がへたってくるから1本目と2本目と3本目ではデータが変わってくるし、仕上がりも微妙に変化する。僕は確か6リットルぐらい現像液を作ってやっていたのだが、これだとフィルム10本ぐらいまではほぼ同一条件でいけるが、そこから先は微妙に変化する。
そういうのと同じで、できる限り均一に大量のコーヒー豆を焙煎するには、それなりの大きな設備が必要になってくるってことですね。僕はとりあえずミルク缶だなあ。写真のように、黒檀のキューブを貼り付けてハンドルを持ちやすくもしているので、ちょっと疲れるけど400gまではいけるみたいです。 2012.12.29
今日は午前中に実家で餅つきをして、午後は2時から音楽喫茶をやって、みんなであれこれコーヒーを飲んでいる。
皆さんいろいろな事情があって、けっこう沢山のお客さんが来てくれた音楽喫茶でした。コーヒー飲んだり、僕の最新状態をきいてもらったり、とても充実した年末だ。忙しくてゲイシャをいれらず、最後の最後になってから4人で飲んで「ふーん、噂にきくゲイシャコーヒーとは、なるほどこういう味なのか」っていう事になった。
この二週間ほどでスピーカーのセッティングを変更し、その他に先日書いた一連のことをやった結果以前より厚みのある音になっていると思う。それは、今日きてくれた皆さんにも伝わったようなので良かった。 2012.12.30
昨日の音楽喫茶はまあ色々あって半分はコーヒーを飲み(喫茶だから当然か)、割と最後の方でちゃんと音楽をきいてもらって、「いったんおひらき」になったところに初めてのお客さんが見えたので、そこから時間を延長してしばらくまた音楽をかけて終わった。
僕の音楽喫茶は、実を言うと今年の秋まで最も力を入れていないのがコーヒーで、普通のコーヒー豆を買ってきて普通にいれて出していた。それはそれでおいしくもあり、世の中にはもっとおいしくないコーヒーで商売をしているコーヒー店が沢山あるので、「みんな目的は音楽なんだし、まあいいんじゃない」って感じだった。
だから、コーヒーに関しては話題にならないし、それ故文句を言われたこともない。でも、この秋からStudioK'sはいきなり「自家焙煎のスペシャルティコーヒーを出す場所」になった。それが僕の音楽喫茶におけるこの秋の大きな変化だ。そういうわけで、昨日はみんなであれこれ数種類のコーヒーを飲み比べ、音楽をきくことになった。そういう新しいコーヒー周辺のことに興味がある方もどうぞおいで下さい。それはともかく、昨日来て下さった皆さん、ありがとうございました。
大晦日の今日は今年最後の仕事で、午後からOCHANOMiiiiiiiiiiZ!!!!!で年越し「料理をやってみんなで食べて紅白でももクロやきゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeを見て、踊り納めをして踊り初め」をする。そういうわけで、今日も何人かの人たち(人数は似たようなものだが、平均年齢は昨日の半分ぐらいかも)がスタジオK'sにやってくる。だから今日もあれこれ準備をしたり、掃除をしたり、そんな大晦日だ。人が集まってくれるのは良いことです。
僕自身のPerfumeの振りコピは一年に一曲マスターが目標なのだが、そうキッチリもいかなくて、「だいたいできるが二〜三曲」ってところかな、自分が撮影したメンバーの動画(ついに再生回数600回を超えた)を見るのが一番練習には良い。まあ、あの良く出来るみんなが「ライブにもやって来るし、山本さんは場所を貸しているだけじゃなくて、仲間だ」ときわどく認めてくれる程度ってところでしょうか。
2012年も今日で終わり、パート39に突入です。来年もよろしくお願いします
おいおい、これもまた「そりゃないだろう」的なBoxセットだ。レナード・コーエンの11枚組がこの値段とは信じられない、めまいがしてきた。
BRUTUSの「おいしいコーヒー進化論」には、このところ僕が使い続けているエアロプレスが沢山登場し、日本および外国のコーヒーショップで使われている写真なども掲載されていて、「エアロプレスは究極の抽出器」と書いてある。僕の場合、サイホンも長く愛用してきたが、結局手軽さでペーパードリップになり、今は一人分ならエアロプレスを使っている。エアロプレスはサイホンとペーパードリップのいいとこ取りみたいな感じの器具で、今年の3月にこれを買って使い始めて以来コーヒーに対する要求が変化した気がする。
一杯分のコーヒーをおいしくいれるのってけっこう難しいから、これもまた、だまされたと思って使ってみて下さい。粉の量とお湯の量は、説明書通りじゃなくても良いと思いますが、使ってみて、もしコーヒーがカップの外側に溢れたら、もう少しゆっくりプレスしましょう。僕はひっくり返して粉を入れて、かきまわさずにひっくり返す方法をとっています。
ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。
Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD4枚を見ることが必須だ。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。
オリオスペックでもかなり沢山かき集めたけどほとんど売れてしまったというファンレスのQNAP TS-119、しぶとく在庫があるみたいだが、さすがにそろそろ無くなるんじゃないかなあ。
僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1 1997年から2000年まで僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月ー12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月ー4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月ー9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月ー12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月ー3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月