音楽とオーディオ&映像、まじめに遊ぶ生活 パート16
先日RMEのFireface400を買うためにSofmapMac館へ行った。DTM関連の機器売り場は5Fなのでエレベーターに乗ると、一階から5人ほど乗ったその5人が全員5階でエレベーターを降りて、僕はこれにちょっとしたショックを受けた。写真愛好者ほど多くはないが、DTMをやっている人の数は僕が想像している以上に多く、年齢層は低い。高級なオーディオ機器は買う人が少ないから、結果ますます高くなるという悪循環にはまっているのは確かだが、ついでに書くと高価格ということになれば、当然高年齢で先細りってことなる。
RMEのFireface400は、約15万円ぐらいで、その名の通りMacやPCとFireWireで接続可能だが、DAコンバーターとしてだけ使うのはもったいないと思うぐらい多機能だ。ADコンバーターも入っているし、同軸や光のデジタルアウトも取り出すことができるし、クロックを使うことも出来る。オーディオマニアの立場としては、マイク入力の端子やADコンバーターは不要だからその分安いものがあれば、なんて考えがちだが、それをやったらオーディオ機器になってしまい、かえって高価なものになるのだろう。これからは、このような機器ともおつき合いした方がハッピーな音楽生活を送れそうな気配が濃厚なパート16だ。
昨日山口孝さんが持ってきてくれたソフトを、僕はすべてJBLサブリンとRogersの真空管プリメインアンプとG4Cube+RMEで再生した。個人的感想を書くと、なかなかのベースだったのだが、 昨日は初めてStudioK'sに入った方が半分以上だったのだが、音に関してはどうだったろう?
「二時間前に行きますから」と金曜日に電話をもらっていたので、午後1時頃かなと思っていたら、12時には玄関のチャイムが鳴り、山口さんがあらわれた。僕はまだ厨房にいて何かやってる最中だったのだが、先に音だしをやることにした。
例えば、R・ゼルキンが走るように舞台のソデからピアノに向かい、聴衆へのおじぎもそこそこに演奏を始めるような感じとでも言おうか。そういう高まった気持はすごくよくわかるので、もちろん迷惑だなどとは思わないのだが、掃除もしなくちゃいけないし、テーブルも片付けなくちゃいけないし、まあ色々楽しめた一日だった。 2007.4.9
先週から、毎週火曜日の夜は料理教室になった。いまのところ習いに来ているのは女性が二人で、25才と35才だったかな。こういう風につくるもの、とか、色々な食材とかは知ってるみたいなのだけど、実際に切ったり茹でたりってのをやってもらうのを見ていると「なるほど、習いに来るだけのことはある」と思う。まあ、半年も通えばいろいろ出来るようになるでのはないかな。
身体がガタガタなので、久しぶりに鍼を打ってもらおうと思っている。鍼は緊張をゆるめてくれる効果がある。
今週の金曜日からスタジオでモノクロームの写真展なので、L-65をセットする気にはなれず、音楽はずっとサブリンできいている。さて、厨房の掃除をしよう。料理を習いに来る人が来る前に出来る限りの掃除ををしておいて、その代わり、彼女たちには自分で汚したところを掃除をしてもらうことにしたので、火曜日はいつも厨房がきれいになる。 2007.4.10
僕はRogersのCadet IIIという管球式プリメインアンプとサブリンの組合せをかなり気に入っていて、サブリンを買ってくれるという人がいたら、一緒にこの可愛らしいプリメインアンプをつけてあげたらいいなあと思う。山口孝さんの要求する音量が何とかなるのだから、普通の音量なら全く問題などない。LINNのアイソバリック(CELLOとかではうまく鳴らない)も、Rogersのごく普通のプリメインアンプで良く鳴るので、これもセットでお譲りしたのだった。Rogersってスピーカーメーカーという認識だけど、実はすごいアンプメーカーなのだ。長い間、僕たちはものすごく偏ったオーディオ機器にしか接してきていないのだった。
ある程度自由な輸出入が可能で、いろいろな物を買うことができれば、それがすべてだと思うのは仕方がないのだけれど、僕たちは、この40年ほどの間オーディオ雑誌やショウで知った情報をすべてだと思い、そのなかで憧れてきた。でも、それ以外のオーディオ機器も沢山あるし、音楽も沢山あるのだった。一人じゃわからないよ、そんなこと。だから、よく知ってる人に教えてもらったり、情報を交換の場を作った方が絶対よい。
僕も三十代の半ばぐらいから、アートとは何か、音楽とは何か、自分は何を表現したくて、どういう音楽に身動きできなくなるのかというようなことを考えてきた。だから、先日の山口さんの話はすごくよくわかる。自分なりにつかんだものもあるし、それはこのサイトでも時々書いてきている。ただ、僕は山口さんのように「そのこと」だけを語るつもりはないので、わかる人にだけわかるというあたりにとどめている。また、芸術に欠かせないエロスというようなものではない、もっと身近で自堕落な快楽も僕は好んでいるのだろう。値段のつけようがない芸術作品も好きだけど、1.000円で買える楽しみも捨てがたいのだ。そんなわけで、僕は色々なタイプの人と仲が良かったりもする。 2007.4.11
明日からスタジオK'sではモノクロームプリントの写真展なので、今夜は搬入だ。そういうわけで、僕は来週の月曜日までL-64の音をきけない。もちろんサブリンでもSoundSticksでも全然問題なしなんだけど、でもL-65でいこうと決めたわけだからじっくり楽しみたいところだ。あ、そうだ、でも来週は取材が入っているから月曜日ではなく水曜日までL-65はお預けなのだった。まあ、仕事だからしょうがない。
カエターノとジルベルト・ジルの「トロピカリア2」の一曲目は言わずと知れた「ハイチ」で、マッキントッシュXRT-20できいたらなかなかすごそうな図太い低音が入っているのだが、サブリンもなかなかなので、このあたりを重点的に楽しんでおくことにしよう。
G7thというカポタスト
ボサノヴァやエレキギターではカポタストを使わないけど、アコースティックギターだとカポタストを使う。ANJIは2カポ、A case of you は1カポです
これは6.000円ぐらいして、たいへん高価だが、使ってみると「これは安い」と思ってしまうほど優秀だった。バネ式のやネジ式やゴムのものなど、色々つかってきたが、こんな具合の良いカポタストは初めてだ。ゆるめるのがワンタッチで、移動が楽でしかもしっかり押さえてくれるのでビビらない
先日、映像に詳しい知人が「HDMIっていう規格はひどい」と言っていた。どうひどいかというと、「HD(東芝)とPS3とかブルーレイディスクの機器の両方をHDMIでAVアンプに接続して、セレクタで切り替えるとHDの機器がフリーズする」らしい。もちろん単体でTVにつないでる分には何の問題もない。その他、HDMIから映像と音声を分けた場合には色温度が変わってしまうというような、なにやら不可思議な現象が起きるとの話だった。僕はまだそういう接続を体験していないけど、取材中にPS3とソニーのAVアンプをHDMIで接続したが全然認識せず、あーでもないこーでもないと一時間近くやったことはある。マニュアルを読んで初期設定に戻したりもして、最後はつながったのだが、それは再起動(電源の入れ直しの順番とでも言おうか)によってだった。同じメーカーでもこんなだから、他社製品だと色々「相性」もあったりして、CDプレーヤーやアンプもコンピュータ化しているようだ。それならいっそ、プレーヤー側はコンピュータでもいいじゃないかと思ってしまうのは僕だけではないだろう。デジタルコピーの問題もフリーになったりしてる時代なのだから、SACDドライブを搭載したVAIOだしてま〜。 2007.4.12
音と戯れる会の年度は5月から4月までなので、毎年4月は更新の期間だ。新しく入ってくれる人もいるし去る人もいるだろう。一年でさようならの人もいるし6年目という人もいる。この5月からは入会金が必要になるので、4月中に入会していただいた方が安く入会できます。2007年度は60人ぐらいになるのかなあ、どうだろうか。発足当時は40人ぐらいだったから、徐々に会員が増えているのは確かだ。100人を越えたら面白いことになると思うんだが、そのような日はくるのだろうか、わからない。
今日より、最後から二回目のカーニバル展が始まる。最後から二回目という意味は、来年四月のカーニバル展が最後となり、このスタジオでのモノクロームプリントにも終止符を打とうと考えているからだ。そういうわけで、闇のカーニバル展も10年やりたかったけど、来年でおしまいかな。今回のカーニバル展には、オーディオベーシック誌編集部の鶴見祐子も参加しているので、見てやってください。 2007.4.13
ちょっと風邪気味で疲れている。こういう時は気持を前向きにしていないとガタガタになる。
そろそろL-65で音楽をききたいなと思うのだが、来週の半ばまではそれが出来ない。「L-65の音が好きならやっぱりL-300でしょう」とは、モアさんのお言葉だが、どうなのだろう。自分のところできいてみないとわからないけど、僕はL-65のコンパクトなところと、コーンのスコーカーが気に入ってるような気もする。L-65は一人で持ち上げて運ぶことが出来るのだ。 2007.4.14
今日はカーニバル展の最終日、みんなそれぞれバラバラな感じでいい写真を撮っている。これで良いのだと思う。オーディオもそうだ。戯れる会の会員がみんな僕と同じ機器を使って、同じソフトをきいて、似たような音を出していたら気持が悪い。そういうのは大嫌いだ。いろいろな好みやアプローチがあって良いと思うし、僕はある種のデモンストレーションのようなことはやっているけど、真似る必要などない。集まって色々な実験をしたり意見交換をしたりという場、それがStudioK'sであり、戯れる会なのだと思っている。
写真展の時にはサーロジックのパネルやダーツボードを片付けなければ展示の邪魔になる。そして、展示が終わって作品を全部撤収すると、こんなに広かったのかと思う。今夜は、ものすごくスッキリした壁面のなかなか感じの良い空間になった。やけに新鮮なので、このまま一日二日サーロジックのパネルなしで過ごしてみようかと思っている。 2007.4.15
僕はこの場所が小さなホールのようになればと考えている
カザルスホールや浜離宮はちょっと響きが多すぎるので、理想は「紀尾井ホール」かな
去年の8月、改装直後のパーティではかなり響いていたが、天井にタオルをつけたこと、写真に写らない場所にはサーロジックのパネルが存在することにより、この状態で、昨夜10人ほどの人が食事をしながら話をしても、さほど問題はなかった
上の写真のような状態は約半日で終わり、明日到着予定の機器があれこれやってきたので鳴らし始めた。これらは次号オーディオベーシック誌の取材用機器なので、ここに詳しくは書けないけど、とにかくCDもLPも徐々に進んでいるのは確かだ。
試聴用の機器で一番大きいのはSpendorのスピーカーで、RogersのStudio1aと同じサイズの物だ。大きさは同じで外観も似ているが、こちらは3Wayだ。と、言うか一般的にこのタイプは3Wayで、Studio1aの2Wayがイレギュラーなのかな。多分前号のAB誌で使った物と同じ個体が届いていて、ほとんど新品なので今日から鳴らしているのだが、前回よりずっと良い感じで鳴り始めている。冬を越したせいか、サーロジックのパネルを置き換えた関係か(要するに部屋の音をきいてるって話ね)、何か他の理由かよくわからないけど、CDを頭から3枚ほどきいたところで、かなり良い感じになってきた。 2007.4.16
Web上のハンドル名ってやつがあって、僕は「オクタヴィアン」と名乗ることが多い。一条さゆりじゃなくて、一条ゆかりの漫画で、主人公が「ばらの騎士」オクタヴィアンの役をやる話があるそうで、僕の所に遊びにきた若い女性が「ばらの騎士」のDVDを見つけて「わー、ばらの騎士、オクタヴィアンだあ」なんて言うのをきいて、すごく不思議な気分になった。
毎度おなじみのフレーズだけど、とにかく去年の夏以来、あまりオーディオのことは細かく考えないことにしてきた。でも、そろそろ少し本気を出そうかなどと考え始めている、そんな気にさせるスペンドールSP1/2の鳴りっぷりなのだ。これなら、L-65も良い感じで鳴るに違いない。山口孝さんの講演会の前にG4 Cubeを置く場所を変えたので、沢山の人が集まった時の聴取位置が少し右にシフトしたのだが、この方が落ち着くと思う。
去年あたりから遠い場所に住んでいる方の戯れる会への入会が増えている。そして、今度の土曜日は四月の戯れる会例会なのだが、この数ヶ月、関東以外に住んでいる人の例会への参加が目立つ。今回に限らず、入会三年目とか五年目で初めて例会に参加というようなケースもあって、例会に参加できないけど会員でありつづけている人もいるあたりが、おもしろいなあと思う。
僕の場合、本気を出すと言っても、目指しているのは中庸というか凡庸な世界だから、何をどうするというわけでもなくて、なるべくLPをかけるとかそんな程度なのだが、それでも部屋がだいぶ落ち着いてきているので、勝手にあらぬ方向へ進んでしまうようなことはない。戯れる会も5月から6年目に入るのだが、以前より遮音が良くなっているので、第一期のように「大きな音は出したい、でも近隣からの苦情が心配」という度合いも少しは減ったし、オーディオをがんばってみようかなと思っている。
この程度パネルを入れるとさすがに音は良くなる。今回はAB誌視聴室的セッティングにしてみた
共同通信社の試聴室は、左右の壁面が横方向に交互に反射と吸音というつくりで、僕のスタジオのようにライブではないし広さも半分ぐらいだが、低音がたっぷりのなかなかすごい音がする。過去に何度か「この音を体験する企画はできませんかね」なんて編集長に言ってしまった。実現するといいな
上の写真より左右とも3cmほど内側に寄せた状態で、今きいているが、前回の取材でこのスピーカーを使った時よりずっと良い感じで鳴っている。当然ながらクラシックオンリーならL-65よりSpendorの方が良いと思う。後ろの壁からバッフル面まで2m80cmなのだが、このあたりにちょうど良い場所が一箇所あって、15cmほど下げるとまた感じが変わったりする。こう邪魔くさいところにスピーカーがあるのもちょっと困るのだが、オーディオ中心に考えると、この場所を採用ということになる。しかし、この場所をスピーカーに占拠されてしまうと、テーブルが置けないので、仕方なくテーブルの場所を移動した。まあ、テーブルは上の上の写真でいうと左側の小さな椅子が置いてあるあたりでも良いのだが、ここにテーブルが来るとダーツが出来ない。そいつが困る。
新たに、岡山と出雲から入会してくれる人がいて、戯れる会も「北海道から沖縄まで、そして東北中部山陰山陽にも会員がいます」なんて言えるのかも、そうそうアメリカ在住の人もいるのだった。あと、ヨーロッパとオーストラリアでこのサイトを見てる人がいるらしい。
今日の夕方やっとJBL L-65に戻し、すでに我が家のような懐かしさを感じた
このスピーカーが売られていた1970年代半ば頃には、誰もL-65をフリースタンディングで鳴らしたりはしなかったことだろう。僕もちょっと前までは考えもしなかったのだが、試しにやってみるとこれがけっこういける
こうして見ると、ユニット同士も接近していてまとまりのある音だし、適当にゴリッとした音も出る。最近のクルマはみんな妙に空気抵抗の少ないヌメッとした感じになってしまったのだが、そこへいくとこのL-65の音は1970年代の乗用車みたいな凸凹した感じ、エンブレムもシールじゃなくて、ところどころクロームメッキの音がする。僕はサブリンやL-65をマランツ7とアイワンで鳴らしているわけだが、どうきいても古めかしい音には思えない 2007.4.18
日野コンテッサクーペ 外側だけ昔のままで、中身はカローラなんていうものがあったら欲しい。もちろんRRである必要はない
LINNのアイソバリックやJBLサブリンをフリースタンディングにしても良い結果は得られないけど、L-65みたいに古くて四角くて奥行きがあまりないスピーカーだったらどうなのかと思ってやってみると、LS3/5AやKEF105で楽しんでいたのと同様のサウンドステージが得られるのだった。だから、やっぱりラウンドバッフルとかあの浮いたようなサランネットとかも、何だったんだろうねと僕は思っている。そして最近のクルマと同じような四角くないスピーカーってのも、なんだかねと思ってしまう。「新しい機器が良くて、古いものがダメなんてことはない」と言ってるのであって、最近の機器が悪いと言ってるのではないからここのところは誤解しないで欲しい。
僕のこの部屋では、とにかくJBL L-65が一番好みに合う音がする。柔らかすぎず硬すぎず、適度な刺激と陰影、音の立ち方とでもいうか「くる」感じ、そういうものがちょうど良い。背が低いから視覚的に邪魔にならず、それでいて音はちゃんと高いところからきこえるし、片付けたい時は、一人で持ち上げることが出来るので、僕のスピーカーはL-65で決まった。
それにしても、僕のメインスピーカーがJBLになるとは想像もしなかったので、人生はわからないものだと思う。
イーストワークスのABさんから、「こんなイベントをやるので、HPに掲載して欲しい」というメールが来た。大阪方面の方はどうぞ。
毎年、伊豆から減農薬の夏みかんを送ってもらってオレンジマーマレードを作っていたのだが、今年はシフォンケーキのためのオレンジピールになってしまい、マーマレードは鍋に一杯しか作れなかった。でも、今年のマーマレードときたら、超豪華なものになった。オレンジマーマレードを夏みかんの皮だけで作る人もいるけれど、僕は実を全部入れて作っている。つまり皮を実で煮るみたいなジューシーな物なのだが、今年はオレンジピールのために実が大量に余ったので、皮に対して実の割合が二倍ぐらいのマーマレードを作ってみた。これはたいそうおいしくて、もうちょっとあってもいいなということになり、あと10kg最後の夏みかん注文した。
L-65はクラシックもけっこうこなすんだけど
やっぱり、ロックはKEF105よりそれっぽく鳴る
で、いつもきいてるヘドウィグアンドアングリーインチの
映画版じゃなくてオリジナルキャスト盤をかけてみると
思った通り最高にいい
理由はわからないけど、いい音で音楽をきくとやる気が出てくる
もう大人になってから何十年も経つわけだから
あと生きたって15年か20年かそんなところさ
やりたいことは全部やって
お呼びがかかったらこの世とはおさらばする
もしもその瞬間を意識出来て、その時に
ベートーヴェンのOP:111の
あそこのところをイメージしながら橋を渡れたなら、これが最高の人生だ
先日スタジオK'sで行った、山口孝さんの講演会に参加してくれた方から感想が届いたので掲載します。任三郎さんのBlogにも感想が出ているので、こちらもご覧下さい。
山口孝様 山本耕司様
こんにちは。
4/8はありがとうございました。刺激のある、楽しい「ライブ」でした。
スタジオは洒落た空間ですね。当日の音は、音楽の骨格がはっきりと感じとれて、鮮度を損なわないバランスのとれた音でした。なかでも‘ヴィーナスレコード’の曲がとても楽しめました。
さて、
「音楽を聴くとはどういうことですか?」と、もし聞かれたらわたしは、「それは音楽を通じて自分と向き合うことです」と、まず答えるでしょう。
そうでありながらも、
山口さんの、‘種’と一致するという話を切っ掛けに、音楽をそのものとして、改めてとらえてみることも魅力的ではないかと思えました。
そうすることで
音楽との新しい出会いをみつけられて、今までとは別の趣で自分と向き合えるかもしれません。
また、
音楽には‘石の音楽’と‘火の音楽’との二つがあるという話も興味深いものでした。音楽は‘魂’が入ってはじめて音楽となる、とおっしゃいましたがその通りだと思います。
‘魂’は‘種’にも通じますね。わたしは、最近ではこの辺りのことを‘うたごころ’ということばで表します。音楽を敢えて二つに分けるためには、自分にとって音楽とは何かということを考えるでしょう。だから、この二つの分類をときに行うとすれば音楽との間に適度な緊張感が生まれて、音楽との‘幸せな’関係が長続きするかもしれません。
講演では、
「一体となる」「日常と非日常」「異質」「祈り」「してはいけないこと」といった語句が、それぞれの話で特に印象に残りました。
これらの語句はわたしが考えごとをする際にも時々あらわれます。もちろん、その意味合いもその用いられ方も同じではありません。
それぞれの話をおもしろく伺いながら、ことばはひとである、ということも実感していました。
ダイナミックな「ライブ」でした。重ねて御礼を申し上げます。
機会がありましたら、スタジオの催しにまた参加したいと思います。その折にはよろしくお願い致します。
最後となりましたが、お二人の益々のご活躍を心より祈念申し上げます。
それでは失礼いたします。
SHO(4月14日)突然だが、新しいレンズが欲しくなった。よし、久しぶりに単焦点レンズを買うのだ。決めた。
デジタル一眼レフの新製品ラッシュは一段落して、これからはレンズを買わせようと思っているんじゃないかな。
G5と同じカタチをしていて、IntelのCPUが入ってるデスクトップ機 MacPro これを買ってCD再生とDVD再生のみで使用する。贅沢でいいな。でも考えてみれば僕らはずっと、30万円ぐらいのCDトランスポートやDVDプレーヤーを当たり前のこととして買ってきたのだから、特に馬鹿げた話でもないでしょう? 仕事はMac miniでもまったく問題ないし、ちょっと画面の表示が遅いのを我慢すればG4Cubeだって仕事ができないわけじゃない。もちろん、iMacでもいい。
そして、CD&DVDプレーヤーがバックアップマシンとして用心棒みたいに存在して、しかも時々はWindowsでも動いてたりするってのは面白いよなあ。 2007.4.20
EOS 30Dの後継機はライブビューがつくのかな、それなら欲しい。5Dにライブビューとダストオフ装置が付けばそれも良いかもとは思うのだが、以前ほどフルサイズに対するこだわりがなくなった。
さあ、今日は午後から、もしかすると夜中まで、音と戯れる会の例会だ。朝10時前に来て、スタジオの中を片付けて掃除をしている。みなさんに来てもらうのだから、出来るだけのことはして迎えなければと思う。コーヒーの豆もおいしいのを何種類か用意してあるし、L-65は良い感じで鳴っている。あとはみんなであれこれやって楽しむ。会員制だから、入りたくない人は入らなければよいし、入会してくれればこちらも出来るだけのことはするつもりだ。でも、それは期待を裏切るものかも知れないし、期待以上かも知れない。合わない人は継続しないし、波長が合う人はずっと会員でいてくれるようだ。ドッと集まって数年でみんなやめちゃうというものではなく、徐々に増加傾向なので良かったなと思う。
来年度の戯れる会機器巡回第一号は、RMEのFIREFACE400になりそうだ。巡回用の試聴機を貸し出してもらえませんかと輸入代理店と交渉中だけど、まあ、何ヶ月もってことになるので、もしダメなら僕が買って巡回してもいいやと思う。10数週間の巡回が終わったら、それは中古ってことで誰かに安く譲ってあげてもいいわけで、もし少しロスが出たとしても、そのロスぐらいは会費でまかなえばOKでしょう。戯れる会の会員が100人ぐらいになったら、もっと色々できると思うけどね。 200704.21
疲れた。
毎度のことだけど、昨日もすごい密度の例会だった。CD、LP、DAC、SACDマルチ、有益な実験もあって、音出しまくりききまくり、試聴繰り返し、デモンストレーションもありの5時間だった。L-65は、KEF105で楽しんでいた時のような再生ができるようになったのが嬉しい。
昨日は全部で15人、中部大阪沖縄のから参加者が半分ぐらいだった。そして、例会終了後はカレーで満腹だった。一晩寝てもまだ疲れているから、多分遠くからやってきてくれた人たちも、楽しくて、充実しすぎて疲れていることだろう。そして、彼らの中の数人は横浜に泊まって、どこかのお宅へ行くらしい。すごいね。
StudioK's第一期メインスピーカーとも言えるKEF105はSISから18万円税込みで買った。それにPT-R9がこれまた税込み5万円だったから、合計23万円だった。第二期のメインスピーカーに決定したJBL L65は税込み9万円+TAOCのボードが3万円だから、合計12万円ってことになる。スピーカーケーブルはベルデンの白黒で1m300円ぐらいだから、パワーアンプから先は125.000円以下だ。僕のスタイルだと、まあこんなもんでしょうとも言えるが、とにかく、音はKEF105が一番良く鳴っていた頃の音に近いと思う。値段が安いのはもちろん嬉しいけど、高い物も含めて「どうしても欲しい、他は要らない、これ1台でいく」と思わせるスピーカーがなかった。
やってきたスピーカーは何だってある程度良い音で鳴らすことぐらいできるけど、こちらもかなり要求が強くなっているので、本当にピッタリくるものはなかなかないかな。だから、L-65との出会いはラッキーだった。 2007.4.22
オーディオってよくわからないから、よく知ってる人=評論家とかが、あれこれ代わりに確かめて、雑誌や試聴会を通じて僕らに紹介してくれて、それとショップからと、あとはごく僅かな仲間からの情報しかなかった。長いことそういうものだと思っていたのだが、インターネットで少し様子が変わった。でも、ネットの情報も雑誌に書いてあることを元に書いていたりもするし、オフ会の感想もあんまり本当のことは書けなかったりもするから、自分にとって本当に有益な情報を得るのが難しいのは今も同じだ。情報の増加=混乱度増なのだ。
一番大事なのは自分の好みを知るということで、それは新製品情報より先に知るべきものだが、ある個人Aさんの好みは雑誌には書いていないし、ショップでも売ってないから、自分自身の好みを理解するのはけっこう時間がかかる。あこがれてあこがれた機器を手に入れたら何年かで気が済んでしまい、どうでも良くなるなんてこともよくあるので、好みと言うか要求も変化するし。
戯れる会では、集まって機器の試聴をして意見を出し合ったり、機器の巡回支度試聴などもやっている。だから、何回も例会に参加すると、ある程度自分の好みを浮き彫りにすることが出来るだろう。一昨日も、僕がオープニングで試しにかけたソフトに対して、苦痛と言う人7人、快感が3人、残りはどちらでもないということらしかった。ちなみに僕はきわどくギリギリで快感だから、4対7となり、これはけっこう興味深かった。そんなことを繰り返すと、まあまあその人の好みや、他人の好みがわかったりする。そんな中で、これは良いのではなかろうかという機器を巡回したりってこともあるので、そんなこんなを利用して自分の好みや、自分の装置の状態を判断することも可能ではある。
でも、L-65との出会いみたいなものは、多分戯れる会にもころがってはいないだろうと思う。だから自分が出したい音のイメージをしっかり持った上で、先入観を持たず、いつもアンテナを張っておくことが重要だ。
そういうわけで、今朝は久しぶりに「ヤングマーブルジャイアンツ」をきいている、L-65の良さは、こういう若い荒削りな音楽をそれらしく鳴らしてくれるところだと思う。で、次は「タワー・オブ・パワー」だな。
L-65のツィーター(ホーンで077というもの)とスコーカー(コーンでLE5-5)のアッテネーターは両方ともデフォルトだったが、高域が美味しすぎる傾向もあるので、今日からツィーターのみ -1に落としてみた。 2007.4.23
ここ15年ほど僕のオーディオの中でかなり大きな課題だった音場感=サウンドステージっていうものがある。これは細長いスピーカー+GOLDMUNDみたいなものでのみ出現するのだと思っていた。JBLからは出ないのだとも思っていた。でも、JBL+マランツ7でも僕が必要とするぐらいはちゃんと出るので、それは僕の思いこみだったようだ。メタルコニサーによる音場感はもっとすごかったけど、あそこまでじゃなくても良いような気もする。
今日は朝からシフォンケーキ作りの日、オレンジを二個とバナナを二個作らなければならない。それにしてもシフォンケーキときたら、今年になってから160個作った今でも、20個に一個ぐらい失敗し自分で食べる羽目になっている。当然、きちんと重さを計って同じ分量で作っているというのに、出来上がりは微妙に違い、型から外す瞬間はいつも緊張する。そういう行為なので、これは当分楽しめそうだ。
シフォンケーキは種を混ぜるのに約20分、そしてオーブンには一時間以上入っているので、最低でも次のを作り始めるまで40分ぐらいは何も出来ず、ちゃんと出来ることを祈るのみになる。だから、その間は昨日撮影した画像処理をやりつつ、音楽をきき、このページを更新している。今は持ってるソフトを一枚づつ全部きいてみたい気分。
そしてやってきたPowerBOX 先日の写真展以来ダーツをやっておらず、今日ボードを壁に戻した。久しぶりにやると、元々あまり上手じゃないのにさらに下手になっていた。気長にやるしかないな。 2007.4.24
このHPを始めた頃からずっと、CDとLPの両方が良く鳴って欲しいと思っていた。KEF105がなくなって以来、LPに関してはずっともやもやとした不満があった。不満と言っても全部悪いわけじゃなくて、むしろある部分が良く鳴りすぎていたのだろう。別のある部分で不満を覚えていた。このところ、その感じがなくなって、LPが平均的に良く鳴るようになった。それで、すごく安心した。でも、こういう感じは自分にしかわからないことかも知れないなあ。
ダーツは、時たま本当に思った通り入ることがある。でもそれは100回に一回ぐらいの割合なので、これがせめて10回に一回ぐらいの精度になってくれればと思う。宝くじと同じで、当たらないとは思うけど、買わないことには100%当たらないわけだから、「入らないなあ」と思いつつ毎日やっている。
Shuks氏もこのところ元気に更新を続けている。カートリッジは、ライラ、エミネント、ベンツマイクロ、LINN、ZYXあたりが高級路線だろうか。エミネントのハイパーもなかなか高価で、これは先日自分の装置できく機会を得た。もちろん大変良い音であることは確かなのだが、フォノイコライザー(僕の場合はマランツ+トランス または ZYX製外付け)によってかなり音が変わるので、ある程度の期間使ってLPを100枚ぐらいはきいてみないと、本当のところはわからない。
ライラのTITANが出たとき「えー!カートリッジが1個45万かい」と思ったが、このところ50万円を越える機種が増えたので、値段の常識が変化してきている。トーンアームは中古でも大丈夫だと思うけど、カートリッジは針を折れば終わり、減れば終わりの「はかないもの」なので、あと20年も経つと、思うように入手出来なくなるだろう。だから、欲しい人は今のうちに買っておいた方が良いのは確かだ。
カートリッジの話はともかく、今日は久しぶりにひたすら、ロバート・ワイアットをきく午後だった。まあ、L-65も来たばかりだから、これからだと思う。いろいろなアンプで鳴らしてみたいし、置く場所にしても、僕はKEF105を使っていたとき、何度床にテープで印をつけたことだろう。これから、そういうことを繰り返してゆくわけだけど、それをやる気になる相棒だってことかな。 2007.4.25
昨日もオーディオ度の高い一日だった
MacProにPrextorのドライブを入れたものvsG4Cube+Prextorドライブ の対決はいかに
今までもさんざん比較してきたのだが、僕が持っているMacの中では、奥の方に見えるG5が一番良い音だった。MacProはさらに発熱が少ないためファンがあまり回らないし、ドライブベイも二つあって、ここにPrextorのドライブを入れることが出来るためCD再生時の静粛性が非常に高い。というわけで、MacProいいなあ。 2007.4.26
MacProは去り、そういうわけなので昨日からはG5で音楽をきいている。これも堂々とした再生音で大変良い。
昨日、今年最後と思われる減農薬夏みかんが届いたので、今日はオレンジピールとオレンジマーマレード作りをやらなければならない。出来上がってちょっと冷めたぐらいのマーマレードを食べた人は、誰もがみな「おいしい!!」と言う。ちょっと苦みのある大人っぽい味で、そのままでもおいしいし、ややビターなチョコレートと一緒に食べても美味しい。つくづく、味と音とは共通している。甘いだけとか、高級なだけとか、珍しいだけとかではなくて、きわどいバランスとか、その先にある数値ではあらわすことのできない奥深いものを求めている。
MacProは30万ちょっとだ。モニタはあるし、今使っているG5を売れば(これがまたApple的事情でやたらと下取りが高い)、それほど大した投資でもなくMacProへの乗り換えは可能だ。もしIntelMacで動作しないアプリケーションがあったら、PowerBookがある。こちらはG41.7GHZのPowerPC最終版の17インチで、HDDは7200rpmだからPhotoshopなどを使っていても特にストレスを感じたことはなくて、以前使っていたG4Cubeよりはよっぽど速い。しょうがないなあ、Sofmapにでも行ってみようかな。
SofmapにCDトランスポートを買いに行く時代が来るとは思わなかった。
連結でありんす
そして、すでにこの部分はMacProでアップロードしている
Intel Macはものすごく速い、そして静かだった 2007.4.27
神田明神の脇の八百屋さんでトマトと生姜を買って、それをポリ袋に入れてぶら下げながら、sofmapに行ってみたら、ちょうど良さそうなのがあったから、買うことにしてタクシーで運んだ。移行アシスタントでG5からMacProに全部コピーするのに45分ほどかかり、気になっていたPhotoshopとかを使ってみたけど、MacProの方がずっと速いし、圧倒的に静かだ。(ファンレスのCubeを除けば)こんなに静かなMacは他にないだろう。PowerBookもまあまあ静かだけど、ファンの大きさが極端に違うため、音質(ファンノイズの)が違う。ATOKは僕の使っていた2005は古くてIntelMacに対応していなかったので、ダウンロード版でアップグレードした。
今のところ一番困っているのは、マイクロソフトのインテリマウス用ドライバーがないことかな。右クリックでOpen MenuというOS9時代のアップルメニューみたいなものを割り当てているので、これが使えないとちょっと辛い。あるいは別の方法で慣らすかな。 2007.4.27
これも、このドライバーでOKだった。確か、一番最初に試してみてうまくいかなかったドライバーのはずだったのだが、とにかく動いて助かった。やれやれ。マウスとキーボードは手の一部だからね。やはりOS Xには「Open Menu」です。ほんとに全く「JEDT」と「Open Menu」にはお世話になっているので、「Open Menu」はアップグレードをした。ホイールボタンを押して(回転じゃなくて)ダッシュボードってのは実に具合がよい。
で、ついでに初めてMac用の日本語キーボードを使ってみている。USキーボードとは微妙に配列や大きさが違っていて、慣れないと打ちにくい。でも、この際だから日本語キーボードにも慣れておこうかなと思って使ってみている。
そういうわけで、今のところIntel Macにしたことによる大きなデメリットはなさそうだ。丸一日でここまで移行して快適になるなんて、昔じゃ考えられなかった。今回は、あえてBluetoothも無線LANも搭載していないモデルでいくことにしたので、キーボードもマウスもUSBのワイヤードだ。
さて、この大きな新しいCDトランスポートはどうかな。このことを確かめるにはまだまだ時間がかかりそう。 2007.4.28
もうPowerMacG5は中古しかないのだが、信じられないことに、最新のMacProより値段が高い。OS9での起動はできなくても、中でクラシック環境ってやつが出てくることが重要らしく、中古のG5はすごく売れ行きが良いそうで、Sofmapでの買取りもなかなか良い値段だ。僕が昨日まで使っていたG5は2GHzのデュアルというもので、メモリ2.5GB、HDDは250GB、Bluetoothと無線LANカード付き、それから、あの頃は30インチのモニタが欲しかったから、グラフィックカードが少し上位のものATI 9650(だったかな、30インチモニタ+23インチのデュアルが可能なもの)になっている。
これから、軽くホコリを落としたり、HDDを消去したりして、「さて、オークションにでも出そうか、それとも面倒だから、Sofmapの買取にだそうか」なんて考えているところ。たしか、Sofmapの三年保証かなにかにも入っていて、一年半ちょっとしか使っていないから、ちょっともったいないなって感じ。
デザイナーの皆さんとは違って、僕はOS9とか8が不要なので、Intel Macでまったく問題がないから、MacProは静かで強力で速くて最高だ。なおかつCDトランスポートとしても優秀そうだから、これからあれこれ試してみるつもりです。
この連休は取材が三件ほどあるので、それらをやりつつ、MacProで音を出しつつ、実はアナログも少しつめてみたいと考えている。オーディオのやる気最高潮で、ギターを弾く時間が減った。そりゃそうだよなあ。
今日は割と激しい取材で、ちょっと疲れた。夜、スタジオに戻って穏やかな音楽をきく。 2007.4.29
今のところL-65のアッテネーターはツィーター-1、スコーカー+1.5ということできいてみている。ウーハーのエッジが破れた状態でお店に入り、ゴムエッジに張り直した直後に僕が買ったのだが、もうエッジのことは考えなくて良いみたいだ。エッジも破れていたというし、あくまで僕の想像だが、その前は何年も、もしかしたら10年以上鳴らされていなかったのではないかという気もする。だから、僕のところで一日に10時間、しかもかなりの音量で鳴らせばもうすこし変化するんじゃないかと思っている。
今日は最後のオレンジマーマレード作りをやっていたので、こういう時は迷わずiTunesで音を出す。CDをかけかえる手間も要らないし、意外な曲がかかったりして楽しい。本気できく時のアプリケーションについてはちょっと困っていて、どうしようかなと考えている。 2007.4.30
もう、今年も1/3が終わってしまった。でも、なんとなく今年は色々なこと(オーディオや、スタジオK's全般)が、自分の予想以上に動いている感じで、朝スタジオに来た時の感じが違う。まあ、単純に少し暖かくなってきていて、ついでに頭もちょっぴり暖まってるだけかも知れない。
四月は更新の月で、今日から戯れる会も新年度になり、新しい人古い人、更新を忘れている人、さようならの人、差し引きしてとりあえず50人は越えたのでホッとしている。 2007.5.1
連休はオーディオベーシック誌の取材が二件あり、今日がその二件目だった。そういうわけで、なかなか自分のところで音楽をきけないでいる。L-65は多分ずっとずっと使っていくので、しばらくサブリンを鳴らしたい。連休はサブリンのゆったりとした心地よい音につつまれたいと思っているのだが、それもままならないでいる。明日はサブリンにしよう。
五月は連休などの関係で、空いている土日が一日か二日しかなく、5/19(土)に戯れる会例会を開催しようかと思っている。
冬が暖かく、寒い春の2007年だったが、そろそろ半袖の季節になった。半袖の季節は身も心も軽やかになるけれど、その分時間の経過も速く、アッと言う間に冬が来る。時間を大切にしなければ、やりたいことがあればやってみなければ、後で後悔することになる。街が静かになる連休はいつにも増して音楽鑑賞日和だ。と、書きつつなぜか今日はカラオケに行く私。
このところJBLサブリンは、RogersのCadetIIIというプリメインアンプで鳴らしている。今日は久しぶりだったので(四月八日以来かな)、最初の数時間は「ん??」っていう感じだったが、その後はすごく良い感じで鳴り始めた。CadetIIIという管球式の小型プリメインアンプはケン・ケスラー氏もご推薦のアンプで、サブリンは高能率だし、これで充分鳴る。そういうわけでこの連休、オーディオ路線はやめて音楽路線。 2007.5.3
パソコンのドライブでCDを再生すると、「ブヒューン」って感じで回ってうるさいから、僕は回転音の静かなドライブを手に入れて、FIREWIRE接続の外付けケースに入れて使っていた。MacProはドライブベイが二つあるので、外付けケースからCDドライブを出してMacPro本体に入れたので、今はFIREWIRE接続ではなく、CDドライブとMacが直接中でつながっているわけだ。
ところで、先日まで使っていた外付けのCDドライブ用ケースだが、今、これを買うのが非常に難しい状況になっている。とにかく売っていない。特に、高速で音の良いチップを使ったCDドライブケースは、国内ではもう見あたらない。それで、アメリカ在住の戯れる会会員が、アメリカで見つけてくれ、希望者に買って送ってくれることになった。セーフ! 良かったね。
今日の午後は戯れる会のメーリングリストを作成しているのだが、どうもうまくいかないので困った。メールアドレスの.を間違えて,にしている人とかがいると、当然ながらそれで機能しないというか、設定ミスということで、新しいメーリングリストの設定が進まない、それらを探し当てるだけでもかなりの時間を要する。
メーリングリストで正常に配信されているかどうかを確認するのは非常に難しい。とにかく今日の午後一回試験発信をしたので、届いていない人は「届いていないよ」と連絡してくださいと、ここに書いておこう。 2007.5.4
そろそろ原稿書きが始まっているので、少し気が重い。仕事は色々やってきたけど、原稿書きは独特だと思う。三ヶ月おきの花粉症みたいなジワジワ・モヤモヤした重さだ。知らない方の所へゆくことも多いし、撮影もやっているから十分な取材ができないこともあるし、一番大変なのはやっぱりMyAudioLifeかな。
このスピーカーでのみ味わうことの出来るLS3/5Aの世界というものがあって、僕はほれぼれと落胆、ほれぼれと落胆を繰り返す。わかっていながら、きく度にほれぼれし、わかっていながら落胆する
落胆するほど音量を上げず、良いところだけを楽しんでくれる人に引き取ってもらえたらと思う
2007.5.5
下の二つはどっちがいいんだかなあ
右側も今はけっこう値上がりしたみたいだし、多分次回戯れる会例会で比較可能だと思うけど、色々設定が難しいやつらだから、ちゃんときき比べるのには意外に時間がかかるので、前もって準備中
そうそう、MacProというCDトランスポートの音も含めてね
うう、暑い。根性なしなのでちょっと気温が上がると真空管アンプが辛くなる。
まだ確定していないけど、多分2007年度の戯れる会は、60人ぐらいだ。一年前と比べると15人ほど増えている。今度出したメーリングリストはちゃんと届いているかなあ?
この連休は何故かほとんど徹夜が二回あり、そして、連休最後の日も写真関係の人たちが集まっていた。みんなが帰ってからアンプのスイッチを入れ、「さて、この貴重な時間になにをきこう」と考えつつコーヒーを沸かし、ホルショフスキーのカザルスホールでの演奏をききながらこれを書いている。この演奏は1987年12月で、何と20年近くも経っているのだった。
何がどうのと書いてもどうせ音はきこえないけど、オーディオのことは少しづつ進んでいる。そして、あまり高価ではない路線でいけると思う。ただ、それには高級なものを体験していることが必須だ。 2007.5.6
EF-s 60mmマクロf2.8 というレンズを買って使ってみることにした。僕は35mm換算の100mmという焦点距離が好きなのだ。EF100mmマクロ(出てすぐに買ったのでUSMじゃない方)はものすごくよく使ったのだが、APS-Cで使うとちょっと感覚が違うし、重たいのでどうも手が伸びなくなっていた。だから、60mmマクロならどうかなと思っている。秋に30Dの後継機がどうなるかが楽しみだ。ダストオフは当然のこととして、ライブビューを乗せてくるのだろうか。
今日からしばらくアナログの日になる。連休中ZYXのカートリッジを貸し出したので、このところは久しぶりのトーレンスMCH2だ。多分L-65とMCH2は良く合うだろうと思ったが、予想通りこれはかなり良いと思う。人間、そうあれこれ出来ないので、Mac・PCトランスポートを追求しているとLPをきくのがおろそかになる。そんなわけで、デジタルは冷却期間をおくことにして、しばらくLPを中心にきこうかなと考えている。 2007.5.7
何故か昨日からちょっと憂鬱な気分。なんでかなあ。
今日は一日オーディオと料理で忙しかったので、60mmのマクロレンズもやってきたし、WindowsXPホームエディションも届いたが、ほどんどいじることが出来なかった。ちょっと撮ってみただけだけど、この新しいレンズは使いたくなる感じ、今後10年ほど使い倒しそうな感じがする。 2007.5.8
60mm マクロを使ってみた、こんな写真じゃあ良くわからないかもしれないけど、35mm換算100mmというのは、昔から僕にとって何かしっくりくる画角というか距離感なのだ 今日から某美術大学のデザイン科に、デジタルカメラの使い方を教えに行く。去年までと違って、今年からはデジタル一眼レフカメラの使い方ということになったので、その点はかなりの進展だと思う。8コマ、720分教われば、わかる人はわかるでしょう。
そんなわけでちょっと忙しい一日だったので、ずっとiTunesで音楽をきいていた。細かな比較などしなければ、全然問題ない。 2007.5.9
さすがにデザイン科の学生だから最終日には「おー、いいね」というような写真を撮るのだが、今のところは「マニュアルフォーカスのMとマニュアル露出のM」がごちゃ混ぜになっていたりする。そして、僕は「あー、そうか、最初はそういう区別かつかないものなのね」ということを学んで帰ってくることになる。そんなわけで、教えて学ぶので初日は疲労する。
LS3/5Aの引き取り手が見つかったと思ったら、また新しいスピーカーが届き、いろいろ事情があってスタジオに居座っている。そんなわけで、僕はもっぱらこの新しいスピーカーで音楽をきくことになった。しかも、できるだけ長時間、出来るだけ大きな音できいている。 2007.5.10
五月だというのにこう暑いと、真空管パワーアンプは辛い。午前中からずっと音楽をかけていたりすると一日12時間以上で、音を出してると窓も開けられないから室温は上昇し、以前と違ってアンプの場所が近くなったので、暑さに耐えきれず冷房をかけることになる。7月の中旬あたりから9月いっぱいまでがこんな具合なのは仕方がないとして、五月からってのは、ちょっとまずいなあと思う。
このところちょっと太ってきたので、昨日から食べる物制限中。
ものすごく進展していることや、動いている状況、そういうものが一方にあるので、すでにやってきていてある程度実績のあることは初心に戻って確実丁寧をこころがけることにした。
確実丁寧とは関係ないようなあるようなことだけど、手持ちのカートリッジ(15個ぐらいはあるかな)を、もう一度一つ一つきいてみることにした。
どうも近頃、レコードはバッハとベートーヴェンばかりきいていて、なんなんだろうなと思っていたところなので、あれこれカートリッジを試したりすると、刺激になるかななどと考えている。そんなことが出来るのもオーディオの楽しみかなと思っている。
それで、E・ギレリスの弾くモーツアルトのピアノソナタをきいてみると、これが大変良い。カートリッジはLINNのASAKだ。でも、途中で頭の中にあのDVDのおじさんがやってきて「現代のピアノじゃね」という。で、おおそうだった、あの軽快なオリジナル楽器だったらどんなだろうと想像しつつ、でもギレリスの演奏もやっぱりいいなあと思うのだった。あまり堅いこと言わないで楽しんだ方がよい。
僕はE・ギレリスの弾く告別とかテンペストが大好きで、今日は久しぶりにこれらをLPできいた。LINNの昔のカートリッジは太くて優しい音かな。 2007.5.11
なんてこった。すごくうまく焼けたと思ったら、昨日のシフォンケーキは二個作って二個とも失敗。情けない。きわどいラインを狙いすぎているのだろうか。仕方がないので、今日に延期してもらった。くそー。失敗したぐらいのやつって食べるとすごくおいしいんだよな。
そういうわけで、今日は床屋に行ったり、オリオスペックに行ってXPやVistaをインストールするための新しいHDDを買いに行ったり、SofmapへCubaseを買いに行ったりしたかったのだが、朝から昨日の失敗分をやり直している。
午後、250GBの流体軸受けHDDを買ってきて、こちらはWindows専用HDDということにして、一応MacProにWindowsXPのインストールには成功した。でも、まだ色々解決しなければならない問題があるので、当分使うことが出来ない。 2007.5.12
いっそのことWindowsVistaもインストールしてやろうと思っているのだが、未対応のソフトも多々ありそうだし、多分まだ一年以上XPを使うことになりそうな気がする。それにしてもXP、愛情が足らないせいか、うまく動いてくれない。眠い。もうダメだ。
OSや再生するアプリケーションによってCDの音が変化するなんて、信じられないだろうと思いますが、何となくモヤッとしていて眠い音や、スッキリクッキリ、ちょっと力強いのや、とても上質で高品位な感じになるものもあるので驚いてしまう。MacやPCからの再生音は基本的によく広がる音で、今のところ「暗くて重い音」なんていう傾向はないから、スピーカーによる変化とは違うみたいだ。
けっこう苦労しているし、ここまでやるんなら、今後あと一年ぐらいかけて手に入れられる全ての状態をきいてみようじゃないか、なんていう欲求もムラムラとわいてきて、やる気はあるのだが、その割には疲れている日曜日の午前だ。
ちょっとわけがあって、このところ新しく居座ったスピーカーを昼夜鳴らし続けている。こちらのお客さんもなかなか魅力的なサウンドなのだが、今日はいい加減L-65の音がききたくなった。それで、L-65に戻すことにした。 2007.5.13
それで、ちょっとPCには嫌気がさして、昨日の午後からはLPをきいている。今はLINNのASAKA、先日きいてたのはLINNのASAK、似た名前だけどまるで違うカタチをしたカートリッジだ。でも音をきいたら多分ききわけられないと思う。穏やかで太くて優しい音。
Macを使う人はマニュアルなんて読まない人が多いというのは本当にそうだ。アプリケーションはアプリケーションという場所にコピーすれば手順なんて関係なく、まともに動くものは動く。あとはせいぜい環境設定をいじる程度だ。
僕はVistaの画面をみて「だいぶまともなフォントになった」と思うのだが、そう言ったらSofmapの店員さん(Mac館に勤務のWindowsユーザー)が、すごくマジメな顔で「Vistaの画面やフォントにはものすごく違和感がある」と言うので、なんか顔を見合わせて、二人でがははと笑ってしまった。まあね、仕事で使うのにMacみたいな「遊園地的世界」を出されても困るとは思うけど、まあ、それはともかく、僕はWindowsXPで僕の求める「良い音」をきくことができるのなら、それは是非やってみたいと思っている。 2007.5.15
朝、スタジオに来て、夜の料理教室の準備をしながら、原稿書きを始める。いろいろあって、やっと何とか書き始めることができた。あれこれやってみたいことが沢山あって、でもオーディオは時間がかかるから、そう一気にやっつけることも出来ず、ボチボチやっている。
今夜の料理教室は25才と25才(娘の同級生)と35才の女性が来ることになった。あ、料理の材料を一つ買い忘れた。これがないとお話にならないから、あとで散歩がてら買いに行かねば。
ずっと長い間、いい音というのは一種類だと思っていたのだが、今は色々なタイプの良い音があるということをわかってきた。もちろんダメな音とか不快な音、バランスの悪い音というのはもちろ??んあって、何でもOKというわけではない。受け入れられる範囲も広がったが、同時に絶対拒否も広がっている。 昔よりも今の方が色々なものをおいしいと感じられるようになってもいるが、おいしくない物を食べたくない気持は昔より強くなっているのと同じだと思う。 2007.5.15
このサイトはある時期.Mac内に置いていたのだが、去年の春、Appleから一ヶ月のデータ転送容量が設定上限に近づいているというメールが届いた。それで、仕方がないので容量を増やした。その後別のサーバーを借りたので、.Macを使うことはなくなったのだが、あれは一体どういうことだったのかと思って更新の際にAppleに問い合わせてやっと意味がわかった。要するに、沢山の人がアクセスすると他の人に迷惑がかかる場合もあるので、ある限度を超えたアクセスがある人からからは割増料金をいただく、と、こういうことだった。
それで、このページのアクセスがどの程度かを解析してみると、だいたい一日に少ない時で700回、多い日は1.000回を越えるクリックをされているようで、当然ながらそのほとんどがリピーターだった。
さて、また一週間経って、今夜は美大でデジタルカメラの先生をやる。今日はプリントを見るということで、朝日、読売、日経の新聞広告一週間分を見比べたりもする予定。この一年間で朝日の印刷が良くなってきて、読売に追いつきつつある。ただ、これはあくまで東京の印刷工場での話だし、朝日新聞の印刷機はまだ全面的には入れ替えられていないようで、やけに印刷がきれいになった面と従来通りのちょっと茶色っぽくてコントラストが低い面がある。これはあくまで、出来上がった紙面を見ての推測です。
今回はいろいろ事情があってちょっと難航したけれど、やっと原稿書きが終わった。シフォンケーキも原稿書きも同じなのだが、僕は誰のマネもしたくないのだ。自分の作りたい味や感触、自分だけの視点、そういうものが出せないのなら意味がない。でも、終わったので今日はとてもスッキリと嬉しい気分。こういう時はサブリンのゆったりしたサウンドが心地よい。ホントにホントに、僕がききたいと思っているたった10数枚のSACDマルチさえやめてしまえばサブリンで全てOKなのだ。 2007.5.16
とにかくものすごく疲れているので、今日は英国製小型プリメインアンプ(アームストロングってやつ)で、しばらく滞在することになったフルレンジスピーカーをひたすら鳴らしている。
古いカメラは古いカメラの臭いがある。臭いと言っても雰囲気という意味じゃなくて、本当に独特の臭いがある。古いカメラは真鍮っぽい金属的な臭いだ。そして、古いアンプにも独特の臭いがある。内部を掃除したぐらいじゃ取れない何か(ホコリやカビ、油、部品の変質?)そんなものと熱が加わったもので、何ヶ月も使い続ければ徐々に消えてしまうが、丸一日通電したあたりが一番臭う。
新しい自動車だって電車だってみんな独特の臭いがあるけど、新しいオーディオ機器には新しい機器の臭いがあるから、新製品ばかり置いてある店とか編集部とか評論家のお宅はきっと新しい物の臭いが充満しているのだろう。
ちょっとファンの音がするけど、イザとなったら、LENOVOにCUBASE ST4をインストールして音をきいてもいいんだな。でも、LENOVOのCDドライブはすごくうるさいから、あれじゃ音楽をきく気にはなれない。プレクスターのCDドライブはMacProに内蔵してしまったので、もう1台プレクスターのCDドライブを買って外付けのケースに入れても良いのかも知れない。プレクスターの予備は1台買っておきたい気もするし。 2007.5.17
明日は戯れる会例会で、久しぶりに参加者が10人を切るようだ。この??ところすごく多かったから、ちょっと少なめも良い。やってる内容は変わらなくて、あれこれ音を良くする実験を繰り返している。Mac&PCトランスポートもかなり進んできて、今後はどうなっていくのかな。何とか夏までに僕が持っているRMEのFIREFACE400を希望する会員に試聴のため巡回させたいと考えていて、さらに色々な計画が浮上してきている。
今夜はそろそろスピーカーをJBL L-65にしておかねば。
このところちょっと忙しかったのと、どうも軽い風邪だったらしく、昨日ぐらいまでは非常に疲れていたけど、今日あたりから体調が戻ってきた。今日からスピーカーをL-65にして、カエターノの息子、モレーノのアルバムをiTunesできいていて、やっぱりL-65だなと思った。僕のメインスピーカーはL-65だ。そしてスピーカーってのは30年前からそれほど進歩していないと思う。どこかを良くすると、別のどこかがダメになったりするものなのだ。雑誌に書いてあることやショップの意見は、それなりに横並び現行機種同士の比較ならある程度正しいとして、自分で色々比べてきいてみたらわかると思う。そして、オーディオはそれほど高価なものじゃなくてもちゃんと楽しめる。 2007.5.18
ちょっとやってみて、あと少しなんだけど、WindowsXPからはまだ音が出ない。なんでCubaseST4の新規プロジェクトが作れないんだろう?なんで、何度やってもFF400が出てこないんだろう?ちゃんと動いてくれたらちっとは可愛がってあげようかと思ってるのにねえ。
Lilithでやってみてもダメ、うーん、わからん。WindowsXPってウソ発見器の機能だけは優れているらしい。MacProだとエラーコード10ってのが出て、RMEを認識しない。何なんだこりゃ。
かなり頭に来て、外が明るくなるまでかかって、試しにLENOVOにCUBASE ST4とRMEのドライバーをインストールしてみると、LENOVOからはCUBASE ST4もLilithもバッチリRME経由で音が出る。ということはやはりMacProの問題なんだよね。ただ、LENOVOはDVDドライブが壊れたのか、音が途切れ途切れでバババババババとかいうノイズが入るのでとてもじゃないが音楽はきけそうにない。あっちもこっちも役に立たないというか、何というのか。プレクスターのCDドライブはMacProに入れちゃったから、プレクスター+LENOVOの音はきけない。ああ、何のためにWindowsXPを買ったんだ。くそー、こうなったらVistaも入れてやろうか。そして、プレクスターのドライブをもう1台買って、再び外付けケースに入れてLENOVOで使おうかな。そんなわけで、MacPro購入後の一ヶ月は久しぶりの散財かな。
今日の戯れる会例会はレコードを沢山きこうかなと思ったのだが、実際はそうでもなくて、MacPro+RME FF400での音のことがほとんどだった。あと、Shuks氏が持ってきてくれたSACDマルチはこれぞマルチの本領発揮という感じのすごいソフトだった。なんか、何枚組だかの中の一枚だということだった。
まあいいや、来月はモアさんにJAZZのオリジナル盤をきかせていただく予定だから、ここでLP三昧ってことにしよう。来週日程等の打ち合わせをする予定だから、まだ日時は決まっていない。当然モアさんのご都合に合わせなければならない。 2007.5.19
さて、今日の午前中は中華料理講習会を受講する。月に一度で、僕は包丁持参で行くが、他の人はその場にある包丁でやっている。今日はチャーシューを作るんだったかな。前回は酢豚ほかだった。本場のよくできる人に習うのは、はやく身につくという面もあるけど、それに加えて、先生の親とかそのまた親とかそのまた親、つまり伝統を受け継いでいることになる。
RMEのFIREFACE400(実売155.000円程度かな)に内蔵されたD/Aコンバーターと、CHORDのDAC64mk2の音をきき比べて、さてどっちが好ましいか、なんていうことをもちろん戯れる会例会ではやっているわけだが、書くと差し障りがあることだらけなので、なかなか公表がしにくい。少なくとも比較の対象になり得て、しかも意見が割れたということだけは書いておこう(僕とShuks氏の二人だけが、微差でCHORDに手を挙げたのだが)。ただし、RMEも買ってきてそのまま使ったのでは多分ダメなんじゃないかな。
いずれにしろ、音は実際きいてみないとわからない。僕のところでJBLの古いスピーカーがどんな風に鳴っているのかを知らなければ、それは想像でしかない。想像の中で、パソコンを使うと音がいいのかなんて思っていたら、それは幻想と言ってもよい。まあ、僕なんかも昔雑誌を読んで、頭の中が幻想や妄想で充満していたわけだ。あれはあれで楽しかったようにも思うけど、音をきけるのならきいて確かめた方が良いに決まっている。 2007.5.20
いろいろ試してみたいことがあってけっこう時間がとられる、でもそんなことばかりやっていると僕は家賃も払えなくなるので、撮影をしたり画像処理をしてCD-Rに焼いたり、シフォンケーキを焼いたりしながら、その合間にやってみている。パソコンがらみの課題はRMEのFF400とか、あるいはMac専用ならメトリック・ヘイローあたりを十分に使うということかな。
このところシフォンケーキをよく失敗する。最後を30秒ほどやりすぎているのだと思う。感覚がつかみきれないのは、気温が上がっているせいなのだが、このあたりは微妙なところだから、やはり三年目ぐらいにならないとダメだな。
去年の改装で、壁が白くなったため、プロジェクターからの画質が落ちた。一応やれるところまで調整をしているのだが、プレクスターのCDドライブに加えて、DVDドライブもプレクスター製にするという案もあって、そこまでやるなら、プロジェクターの画質も少し良くしたいと考えている。そんなわけで、墨汁でも買ってこようかなあと思っているところ。
プロジェクターがらの画質を上げる方法はわかっていたのだが、良いアイデアがなかった。でも、やっと良いことを思いついた。スクリーンの左右に幅60cm程度でよいから、黒い布を垂らせばOKで、ロールスクリーンの余っている物が二つあったのだが、残念なことにそれは白っぽいブルーだった。それで、墨汁を買ってきて黒く塗ってみた。「Paint It Black」って気分で、塗ったくって吊してみると、バッチリ画質が向上した。映像はいいよね、一目瞭然だ。
それで、見るDVDも大してないもんだから、衛星放送をつけてみたら何と「春の雪」が始まるところだった。「春の雪」は見ないでおこうと思っていたのだが、一ヶ月に一回もTVを見ない僕がたまたま見たときにやっているという偶然、こういうのは運命だと思って(ま、それほど大げさなもんでもないが)見てみた。
「北の零年」はちょっとね、って感じだったけど、まあ、原作と比べる野暮はなしにして、「春の雪」は想像よりずっと良かった。
ロールスクリーンなので、使わないときは巻き取っておけるし、使うときは引っ張ればOK
黒い布の幅は56cmぐらいだが、画質への貢献はかなり大きかった。天井の黒紙は幅80cmほどだろうか
スクリーンと近いところにレフ板があることになるので、天井の方が重要なので、こちらは先にやってあった
床にも黒い紙や布を敷けばさらに効果的だけど、まあそこまでやるかどうかというところかな 2007.5.22
昨夜の料理教室で作ったもの
手作りマヨネーズ、手作りチャーシュー入り炒飯、そして翡翠湯、いずれも美味この上なし。
暑いので、アンプのスイッチを入れるのが辛い。このところものすごく沢山音楽をきいているので、ちょっとお休み。あんまり毎日々々根をつめると長続きしないので、適度に休養したり距離をとったりも必要だと思う。今日は朝から撮影で、夜は美大の三回目で、Photoshopの基本操作をやる。
だけど、昼過ぎにプレクスターのプレミアム2というCDドライブ(正しくは、今時珍しいCD-RWドライブ)が届いたので、ついムラムラときて、先日中身を取り出して箱にしまってあった外付けケースを出してきて入れてみた。でも、もう出かけなければならないし、なんと、Lenovo君には1394の端子が1個しかないので、1個をRMEに使うと、外付けCDドライブを接続することはできないのであった。こいつはうっかりしていたなあ。USB端子は4個もついているのにね。やれやれ。そういうわけで、今日のところはここまで。 2007.5.23
SCSIのディジーチェーンのように、縦列につなぐ、つまりLenovo-CD-Rドライブ-RMEという風に接続すれば音は出ると思うのだが、体験的に言ってそういうことをやると確実に音は悪くなるので、しょうがないからPCカードスロットを使ってIEEE1394の端子を増設するカードを買ってこなければならない。あっちもこっちも面倒だ。でも、秋葉原まで歩いて5分だからまあいいか。
StudioK'sでは、何ヶ月かに一度の割でイベントがあって、その度に椅子が必要になるが、ちょっと足らない。椅子が好きだから、僕はこのスタジオを始めてから椅子を40脚ぐらいは買ったと思う。スタジオをつくった97年の夏に四脚買ったのだが、あの頃はオークションがなかったので、全部新品でアーロンチェアとYチェアとバランスチェアとスパゲッティチェアを買った。アーロンチェアは機能最高だったが、静電気が起きてダメだった。冬、アーロンチェアに二〜三分座ってオーディオ機器に触るとバチッとくる。他にも静電気が起きる椅子がいくつかあり、多分床の材質によるのだと思う。バランスチェアはキャスターが付いていて、これに座ってスタジオの中を走らせる人がいて、これがちょっと問題だった。あこがれて買ったYチェアはどうも僕の身体にはしっくりこなかった。そんなわけで、最初に買った中で今残っているのはスパゲッティチェアだけだ。
椅子って??、最低半年は使ってみないと本当のところはわからない。まるでダメなもの、カタチが良いけど座りにくい物、男女ともに好評な物、背の高い人が好きなタイプ、冬は冷たくてダメな物、重たくて一人では動かしにくい物、重ねられる物、僕のスタジオに10年来ている人は、さまざまな椅子を体験していると思う。そして、さすがにこれだけ沢山買ってみると写真を見ただけで大体どんな感じかもわかるようになった。
で、昨日新しい椅子が届いた。これは以前、青山のカッシーナで一度座ってみて「かなり良いけど、多分静電気が起きる」と思ったものだ。多分今の床なら大丈夫だろうと思うけど、でもこればかりは冬にならないとわからない。全部で20脚とかになると、今はとにかくスタッキング可能が第一条件で、それから割とスッキリしたカタチの椅子を好んでいる。
今度から戯れる会の例会の時などに、この椅子を使うことになる。座面はメッシュだがその割に硬い感じが良い。
スタジオから徒歩15秒のカレー屋さんのサービスはものすごい。わかっているから、ちょっと少なめに注文しているのに「はい、サービスです。これもサービスです」って感じでライスがきて、サラダがきてカレーがきてナンも出てきたりして全員お腹がいっぱいになって、でも食べきれないので、仕方なくナンを持ち帰った。で、その時のお皿を返す時に空で返すのも申し訳ないので、シフォンケーキを1個、ちゃんと箱に入れて「僕が作ったの、みんなでどうぞ」と言ってあげた。これでますますの大サービスになるかもね。 2007.5.24
CHORDのDAC64vsRMEはいい勝負だったと書いたけど、これを読んで誤解してしまう人も多く存在すると思う。確かにあの場ではRMEのDACの方がスッキリした良い音だったぐらいだけれど、CHORDへのデジタル信号はRMEのSPDIF出力からなわけで、もしかすると他の機器を使ってMacからSPDIF出力を取り出してDAC64に入れてやったら違う結果になるかも知れない。どうもFIREFACE400からのデジタルアウトはちょっと甘い音になるようなので、一つの事例を全てだと思いこむのは危険だ。当然ながら、こんなことを書いているときは、他のインターフェイスで試して「DAC64やっぱり価値あるじゃん」なんてことをある程度確認済み。
今日の午後はモアさんと来月の戯れる会例会の打ち合わせをする。それで、カートリッジをBentzmicroのL0.4にしてみた。これはかなり良い感じかな。一年に一度、戯れる会例会でJAZZのオリジナル盤をきかせていただいている、しかもレクチャー付きだから、これは得難いものだろう。少しでも沢山きかせて欲しいから、当日はオリジナル盤とそれ以外を比較試聴なんてことはやらない。そんなことしなくても納得がいくぐらいでなければ意味がない。
もちろん何かでオリジナル盤が自分のところへやってきたらちゃんと大切にして楽しむけれど、物への執着があるのかないのか、それともお金がないのか、僕はオリジナル盤の素晴らしさを知ってはいるが、せっせと買い集めようなんて気はない。でも、時々は体験できたらなあと思う。そういうわけで、モアさんのご好意に甘えて、今年も六月はオリジナル盤をきかせていただく予定だ。
と、思ったのだが、モアさんと打ち合わせをした結果、去年おととしとは違うイベントになりそうな気配だ。 2007.5.25
こんなカートリッジ見たことある人いるかな それはともかく、MacProにWindowsXPを再インストール(ディスクのエラーとやらで、六回目にして)をして、FIREFACE400を認識したが、CUBASE ST4はまたダメで、ドングルのドライバーが無いと言っている。マニュアル通りやってるのになんでだろう?こんなに苦労して音が大したことなかったら怒り狂うよな。
59800円もしたCUBASE ST4の音はきけないが、くそったれめ!! 0円のLilithからは音が出ている。けっこうまともな音だと思う。ああ、疲れた。PCなんか嫌いだ。iTunes以外、まともに連続再生もできないMacもばかやろうだ。オリオスペックに行って、安い静音PCでも作ってもらおうかと思ってしまう。こんなに何時間も費やすのならその方が安いかもな。ああ、疲れた。
昨日の午後、モアさんにお会いして、僕はいつも通り、「今年も戯れる会例会で、レクチャー付き試聴をお願いします」と言ったら、モアさんから「ちょっと違うカタチのイベントにしたらどうか」という提案をいただいた。
それで、6月17日(日)の午後から夜にかけて、StudioK'sを一日だけJAZZ喫茶にしようという話がまとまった。まだ、細かいことは決まっていないが、下に書いたような内容で準備を始めていますので、興味のある方はどうぞご参加下さい。
そして、またまたスピーカーは20cmのフルレンジに戻して、カートリッジはSATINのよくわからないごついもので、ひたすらLPなどをかけまくっている。ロバート・ワイアットの古いLPがなかなか良く鳴るので嬉しくなった。
まあ、Windowsにも慣れなくちゃいけないので、今日はLenovoに1GBのメモリを増設してあげて、計1.5GBになったのでLenovoが大変スムーズに動くようになった。 2007.5.27
Lenovo君もメモリを増設したことだし、どうかなと思って、プレクスターのCDドライブ+LenovoをRMEに接続してきいてみると、何とこれがバッチリいい音なのだった。CubaseST4もちゃんと再生されて、値段なりのことはあるってことがわかった。なるほどねえ。今後が楽しみだわ。やっと光明が見えてきた気がする(大げさ?)
直接比較をしていないのだけれど、WindowsXPからのCD再生音は、僕が思っていたものよりも良さそう。
直接比較のために、MacProでMacOSからの再生音(CUBASE ST4)と、MacProにインストールしたWindowsXPを起動してCUBASE ST4で再生した音をきき比べる、そのどちらかが、現時点で得られるベストのものなのではなかろうかと思っているのだが、残念ながら今のところその比較は出来ずにいる。
ただ、いちいち再起動しなければならないし、MacProを二台買うわけにもいかないし、パラレルズでMacからWindowsを走らせたとしても、音はどうなんだろう? まあやってみなければわからないけどね。どうしたものかな。それでうまくいけばそれに越したことはないけど、そんなにうまくいくんだろうか。
Lenovoには無線LANが入っているのだが、CUBASE ST4でCDを再生すると、iTunesみたいに曲名が表示される。この機能はMac版にはついていない。CDを一曲づつしか再生できないし、CDプレーヤーとしては、Mac版よりWindows版Cubaseの方が使い勝手という点で確実に優れている。同じ条件での比較は出来ていないが、音質もWindowsがかなり良いので、面白いものだなと思う。 2007.5.28
さーて、PCトランスポートのことも一段落したので、LPでも楽しもうっと。そんなに毎日PCの相手をするのはゴメンだ。それから、音楽もきいてばかりじゃなくて、もっと沢山の歌を歌えるようになりたい。
今度の土曜日、6/2の夜は料理を作って映画を見る会なのだが、今回は僕がリーダーなので献立を考えてメンバーに分担を割り振らなければならない。さあ、どういう構成にしようか。料理はクリエイティブな面があって楽しい。そして、食べると無くなってしまうところが良い。写真はまあいいけど、彫刻とか困るよなあ。知り合いの陶芸家でも「本当は彫刻をやりたかったけど、そうもいかなくて陶芸家になった」という人がけっこういる。
スクリーン横に垂らした、たった56cm幅の黒い布のおかげで、どこまで黒を黒くして良いかがわかるようになった。それで、昨夜もう一度プロジェクターの調整をして、画質がかなり向上した。基本的な環境が良くないと、そういう判断すら出来ない。
FF400用の電源を製作した
RMEのFF400って、電源でものすごく音が良くなる。付属電源でも悪くはないけど、それ以上の状態をきいてしまうと戻れなくなる。
昨夜、久しぶりに「存在の耐えられない軽さ」の」DVDをちょこちょこと飛ばし見したので、急にヤナーチェクのピアノ曲がききたくなり、一枚あるはずのCDを必死で探し出してきいている。 2007.5.29
スタジオの改装をして音が変化したからか、それともCDプレーヤーではなくコンピューターでCDをきくようになったからか、多分その両方の理由で、近頃LPの優位性が少し失われたと言うか、CDの良いところが拡大しているように思う。これは僕にとってけっこう画期的なことなのだ。
このHPには書けないのだが、以前から戯れる会例会では電源のきき比べやらアプリケーションのきき比べなんかをやってきていて、やっとそこらが一段落しつつある。それでもまだ半年や一年ぐらいはMacやWindowsで遊べそうだ。あんまり急いでやっても良くないので、徐々にやっていくつもり。
音楽DVDの良いものが沢山ある。ブラジル音楽だけでもけっこうあるし、古くはトーキングヘッズやジョニ・ミッチェル+ジャコ・パストリアスなんてのもあるし、そういうのを一度(さわりだけじゃなくて)始めから終わりまで、10時間ほど一挙に大上映ってのやってみたい。ここへきてプロジェクターからの画質も向上したことだし、ベルギービールを飲みながら、そんなのをやったら最高に楽しそう。
Lenovoからの再生音がなかなか良いので、しばらく僕のCDプレーヤーはLenovoになりそうだ。正確に書くと、Lenovo 3000 C100+プレクスター プレミアム2+RME FF400 CUBASE ST4 そして、RAMDisk使用という状態で、音質の傾向はちょっと違うけど、音はかなり良くてMacPro並みの満足感かな。ただLenovoはちょっとファンの音がにぎやかなので、ファンの音が静かなノートパソコンってのがあればいいのになあなどと思ってしまう。まあ、音楽をかけてしまえばほとんど気にならないわけで、例えば、フッターマンのパワーアンプにもファンは付いていたし、CELLOのパフォーマンスだってけっこうファンの音はきこえるわけだけど、やっぱり少しでも静かな方が良いと思ってしまう。 2007.5.30
Lenovo上のRAMDiskにCUBESE ST4がインストールできたのだから、MacProにもRAMDiskを作って、そこにCUBASE ST4をインストールしてみてはどうだろう。もしかするとこれならOKだったりして。と、考えてやってみたが、やはり結果は同じで理由はわからないが、ドングルのドライバーが見つからないという。そうかいそうかい、じゃあしょうがないな。だけど世の中には同じようなことをやってる人が、世界中には相当数存在するわけだから、まあそのうち何か対策がなされることだろう。
音はLenovoがかなり良いので、CDは当分Lenovoできこうと考えている。自分が使うメインのスピーカーがJBLになったことも驚きだが、僕がWindows機を毎日使うようになるってのも、これまたかなりの驚きで、人生はわからないものだと思う。しかし、せっかく増設した1GBのメモリを全部RAMDiskにしてCUBASEにあてがってしまったので、メモリの残りが以前と同じぐらいになったため、また遅くなってしまった。いい音で音楽をきくためにはあれこれつぎ込まないといけないらしい。
シフォンケーキづくりは、平均すると週に四日ぐらいやっている。僕には休日というものがないので、4/7だ。最近ちょっとやり方を変更したし、今日から材料を一部別銘柄のものにした。そんな風にずっとあれこれいろいろ工夫したり微妙な調整をやっていて、オーディオといい勝負だ。昨日送った方から先ほど感想が届いて、「今まで食べた中で一番おいしい」という評価をいただき、すごく嬉しかった。 2007.5.31
僕はDVDプレーヤーを買ったことがなくて(最初はもらいもので始めた)、ずっとMacで見ている。そのためにG4Cubeのグラフィックカードを入れ替えたりもしたし、その次はG5で、今はMacProだ。筺体がほとんど同じなので中身も同じという錯覚をもってしまうが、よく考えたらG5とMacProは別のグラフィックカードが入っているわけだから、プロジェクターの映像も再調整が必要なわけだ。それで、スクリーンの左右に黒いロールスクリーンを垂らした後でマジメに何枚かのDVDを見て、調整をした。その結果、多分改装前より画質は良くなっていると思う。DVDで良い状態を出せば、WOWOWも良くなる。
映像の調整ってなるほどなと思うのだが、調整がうまくいって、あるレベルを超えると平面なのに奥行き感が出てくる。僕が最初に映像に取り組んだとき、富田さんが調整に来てくれて、そのことを教えてくれたのだが、今回もそういう瞬間があって「おお、この感じだぜ」と思った。音も同じなんだけど、音はもっとうつろいやすいかな。
さて、今日の午後は??何年ぶりかで横浜市へ行く。
スタインバーグのサポートと電話で話をして、「CUBASE ST4で音楽編集はやらず、CDの再生のみに使っている」と言うと、「えー!!」って感じで驚かれる。まあ、そりゃそうだろう。機能の1/100も使ってない。でもそれを言えば、僕の巨大なガスオーブンはシフォンケーキ焼きにしか使っていない。肉や魚を焼くと臭いがつくから、それを嫌って、シフォンケーキ専用にしているし、混ぜるのに使うボウルその他も専用にして他の用途には使わないわけで、ある程度徹すれば、おのずとそういう状態になってしまう。一番良いのは、「スタインバーグ社が、音の良い再生専用のアプリケーションを出してくれれば良いのですが」とサポートの人に伝えた。
このプレーヤーを手放しても良いという方がいて、6/17の「一日だけStudioK'sがJAZZ喫茶」というイベントのために、今日これが運び込まれた。ズッシリしたものが滑らかに回るとこんなに静かな音なのかと、あらためてレコードが好きになった。欲しい方がいらっしゃればお譲りしますが、高価だし、なにしろ大きくて重たいから、それなりの覚悟は求められますね。PCオーディオのことは早いところ一段落させて、もっとレコードをききたいと思わせるサウンドだ。僕が今までつかったことのないターンテーブルはなにかな? まだまだ沢山ある、ロクサンは一度も使ったことがないので、是非使ってみたいともくろんでいるが、実現するのはいつのことになるやら。 2007.6.2
SME3012GOLDがこれほど似合うプレーヤーが他にあるだろうか?
Mac&PCトランスポートのことが僕の中で一段落したし(とても良い音で鳴っている)、6/17に向けてあと二週間、アナログをブラッシュアップするつもりだ
そういうわけで、料理と映画を見る会が終わってから、夜中にLPをあれこれきいてしまったので、睡眠不足。 2007.6.3
こんなに大きくて、しかもフローティングというレコードプレーヤーを自作なんて到底出来ないから、やっぱりこのTHORENSはすごい、というか敬服ものだと思う。ただ、僕には貫禄がありすぎて似合わないなあとも思う。ある程度お金を持っていて、小柄なオーディオ愛好者は大型の機器を好む、なんていう傾向はある? そんなこともないか。とにかく、突っ張ったところがないというのが第一印象かな。これは余裕というのか底力というものなのか。
今日は、THORENS ReferenceにZYXの最新型カートリッジを装着し、20cmフルレンジスピーカーを鳴らしてみているが、これはちょっと驚きのサウンドが展開された。このところPCトランスポートのことをやっていて、かなりのところまできていると思うけど、やはりLPはすごいなあと重いじゃなくて思い知らされるような、張りと濃さ、強さと優しさが同時に存在するような感じがする世界だ。こんな音をきくのは初めてだから、やはり普通のプレーヤーじゃこうは鳴らないんだろうなと思う。 2007.6.4
SMEのアームはトーレンスの右端に付いていて、マランツ7のPhono端子は上から見て左側にあるので、トーレンスとマランツは最も遠い状態になる。昇圧トランスやヘッドアンプを介してケーブルを二本使ってリレーしても、ケーブルがまるで届かない。それで仕方なく、プリアンプとパワーアンプの場所を入れ替えた。
そうすると、背中が暑くてたまらないので、パワーアンプをQUAD405-2にした。6/17をどっちでやるかはまだわからないが、10月ぐらいまではQUADでいこうかなと思っている。
そして、ベルデンの白黒スピーカーケーブルも捨てがたいのだが、AETの白い物(四種類あるうち上から二番目)多分1m1.250円ぐらいの物に交換することにした。これ以上太い物はL-65の端子に入らなくて、これでもギリギリかな。 2007.6.5
はい、毎年のJASRACさんです
一日限りとは言え、JAZZ喫茶もやることだしね
StudioK'sは去年の改装時に飲食店営業の許可をとったので、6/17のJAZZ喫茶営業も違法行為ではない。念のため
食事のお客さんが来た時は音楽をかけることがない。つまり、今度の6/17で言えば、パーティの時間は音楽をかけないし、戯れる会例会も夜の飲食タイムではアンプのスイッチを切っている。だから、これはオーディオのための著作権使用料となっている
オーディオ関係で、著作権料を払っている人やショップは、おそらくないだろうなあ
2007.6.6
買ってあったChico Cesar シコ・セザールのDVDをやっと今日全部見た。サンパウロでのライブ+おまけでマリア・ベターニャとかAna Carolinaとも一緒に歌ってる。シコ・セザールは不思議な奴で、僕はかなり好きだ。シンガーソングライターなのでもちろん歌が良いのだが、何て言うんだろうあれは、バカテクじゃないんだが、独特の存在感のあるギターを弾くので、あんな風にギターが弾けたらいいなあと思ってしまう。
カエターノがロンドンに追放された時に出したアルバムの中で歌っている「ムニャムニャ」つう歌を、シコ・セザールがゲストの女性歌手と歌っていた。ああ、あれはやっぱりこんな悲しい感じの歌だったのかと思い、でもシコ・セザールの方が断然骨太と言うかアフリカっぽいテイストで、ただ、すごく小柄で今じゃコロコロしてるから「歌って踊るペット」みたいな感じもして、やはり不思議な奴なのだった。舞台美術、照明、衣装、みんな良いセンスです。近いうちにもう一度見たい。 2007.6.6
昨日で美大講師が終わった。何十人もの人を相手に教えるは疲労するのだが、この720分で「そうか、なるほど」と思ってくれれば嬉しい。
トーレンス リファレンスでサブリンを鳴らしたらどうなるのだろう? もしかすると、すごく良いのかも知れない。古いJAZZならサブリンも良さそう。あれこれ試してみようっと。
昨日六月六日は、ノルマンディ上陸作戦の日、映画「??プライベート・ライアン」の冒頭部分は恐いですね。でも、あれだけが全てではないのだそうです。こちらも参考にどうぞ。
オーディオベーシック誌が届いた。書店には明日並ぶのかな。20cmフルレンジのことも読んでみて下さい。 2007.6.7
そいうわけで、出かける時などは20cmフルレンジスピーカーをかけっぱなしにしてでかけることにしている。こういう時はiTunsのシャッフルが便利だ。
佐藤浩義さんが単行本を出した。240頁近くあって、内容はそもそもオーディオとは何かという事から始まって、PCオーディオ、ヴィンテージオーディオ、セッティングと、ものすごく幅広いので、全部読むには長い期間を要すると思う。そして、Amazonでも売っているのだった。
6/17まであと一週間ちょっとだから、アナログの細かな調整をやっている。今日はトーレンス・レファレンス仙人がスタジオに来てくれ、今の状態に合わせたフローティングの調整をしてくれた。そして、僕の中のJAZZ度を高めるため、毎日JAZZのLPをかけることにした。
ベルギービール1000円が高いと思う人は、駿河台下の「ブラッセルズ」に行ってビールを飲みなはれ。コーヒー代が高いと思う人はドトールやスタバに行って700円分飲むのがおすすめですね。
ただ、今回のベルギービールは30リットルの予定なので、前夜祭(もしやるとして)とか、お代わり、そしてパーティの時のビール料金は半額にしようと考えている。 2007.6.8
「6/17のジャズ喫茶は誰が行ってもいいんですか?」と何人かの方から質問をいただいた。もちろん、誰でもOKです。
スタジオK'sは靴を脱いで上がっていただきます。そして、禁煙ですから、煙草は外で吸ってください。お客さんが少なければずっといてもらってもかまいませんし、それじゃあ申し訳ないという方は、散歩にでも出て、再び来店していだいでもかまいません。まさかお客さんが100人も来るなんてことはないと思いますが、偶然ある時間帯にあんまりお客様が多かったら、そこはうまいことつめてもらったり、入れ替わったりしていただけたらと思います。その程度の特別な作法などはないものです。
レコードをきくことが主体ですから、オーディオ機器に触ったりはしないで下さい。戯れる会例会の時も同じですが、オーディオ機器のそばでコーヒーを飲んだりはしないで下さい。そして、レコードをかけている関係で、僕もモアさんも来て下さった皆さんとあまりお話はできないと思いますので、会話を楽しみたい方は夜のパーティにご参加下さい。よろしくお願いします。
ちょいとドジをして、MacProそのもののHDDを消去してしまった。10年以上Macを使ってきて、こんなことは初めてだったが、二週間ほど前に丸ごとバックアップをとってあったので、大事には至らなかった。でも、復旧には二日ほどかかるかな。
そして、ついにMacProにインストールしたWindowsXPからもCUBESE ST4でばっちり音が出た。6/8に出た新しいバージョンのBootCamp1.3で、再度XPをインストールしてみたら一発でOKだった。そういうわけで、Windowsを使うのは初めてだったので随分苦労させられたが、色々なことがわかって良かった。Windowsのことはわからないからと言って、詳しい誰かにやってもらうことも出来たが、それをせず自分でやってきたのであれこれ覚えたし、Windowsという世界に少し慣れることが出来た。ただ、いちいちMacProを再起動するのは面倒だし、音楽をきくとメインのMacが使えなくなるのは困るから、音楽専用Windowsマシンがあってもいいなと思う。
でも、MacProのXPからどうにも音が出ないので仕方なくWindows専用機にするのと、当初のもくろみ通りMacProからの音もきいた上でWindows機でいくのでは意味合いが違う。だから、あきらめずにやってみて良かった。同じにやってLENOVOではちゃんと動いていたわけだから、インストールの方法が間違っていたわけではなく、やはりBootCampに問題があったのだろうと思う。今回はMacPro用のBootCampになってたし。 2007.6.10
今度の土曜日の夜は部屋を暗くしておくので、ビールでも飲みに来ていただこうか。
こうしてめでたくMacPro+CUBASE STから4の音は出た。もちろん良い。ただ、大変疲労しているし、スタジオ内はずいぶん散らかっているので、徐々に片付けなければいけない。
L-65の微調整をしつつ、毎日アルテックの20cmフルレンジスピーカーを鳴らしている。出かける時もなるべく音を出すようにしているので、一日に10時間以上鳴らしていることもあるし、例えば6/17のようにまるで鳴らせない時もあるわけだが、とにかくまだ一ヶ月を超えたところだから、まだまだ音は変化する筈だと信じてひたすら鳴らしている。
あれこれCDは買っているのだが、このところ当たりが少ないくて、紹介も出来ない。
このところ戯れる会では、非常に現実的な範囲での電源強化をやっているのだが、雑誌などにはちょいと書きにくくい内容だ。確実に音は良くなることを全員で確認はしているが、電源強化って=改造だという人もいるだろうから、ここで紹介するのもちょっとどうかな。きわどいところだから、やはりある信頼関係がないとやれないので、仲間内でしか出来ないでいる。
RMEを輸入しているシンタックスジャパンの人とも話をしたのだが、プロの録音現場ではやはり別の電源を用意しているところが多いらしい。アンプにしろCDプレーヤーにしろ、電源ケーブルで音は随分変わるんだが、電源そのものをものすごく良くすると、ヒョロヒョロの細いケーブルでも音は良かったりする。どうなのだろう。まだちゃんと確かめるところまではいってないのだが、まとめて整理すると
1 普通の電源に付属のケーブル
2 電源ケーブルだけ良い物にすると、皆さんも経験している通り、音は良くなる場合がある。少なくとも変化する。
3 電源そのものを良くして、普通のケーブル(青白)これもかなり音は良くなる
4 強化した電源+高級な電源ケーブル これはまだ確かめていないが、3でOKのようにも思うので、あまりやる気がない
両方やれば多分良いのだろうが、やるとそこで極めてしまうかも知れないので、そこまではやらなくてもいいんじゃないかと思っている。こんなところかな。 2007.6.12
2も3も音は良くなるのだが、ここであれこれ考えることはある。コスト=5万円とか10万円の電源ケーブルを買って得る音質向上(偶然の向上か?)をどう見るかや、安定性(つまり本質的な変化かどうかということ)そんなあたりが考えるべきポイントだろうか。
パソコンでCDをきくというのは、まだよくわからないことが多い。すごく良いという人もいるし、まるでダメという人もいる。ノートパソコンが良いという人もいるし、デスクトップ型の方が良いという人もいる。今後この流れが主流になるかどうかはわからないが、比較的若い人たち(と言っても30代から40代?)を中心に進んでゆくと思う。まあ、そういうわけで、出来る限りのことは試してゆきたいと思っている。ただ、機器やソフト、経済力などの問題もあるので、徐々にやっていくしかない。
レコードプレーヤーの調整はほとんどOKだ。トーレンスリファレンスの音は、ひとことで書くと、非常にのびやかな音だと思う。一応書いておくと、トーレンスリファレンスは、世界で100台ぐらい作られ、日本には20台ぐらい存在するらしい。これにモアさん所有のオリジナル盤だとどのようなものになるのか、鮮烈+余裕のサウンドになってくれたらすごいことだ。モアさんも僕も、ききに来てくれる人たちにとっても、こんなことは一生に一度だけだろうからとても楽しみだ。好き嫌いはともかく、古めかしい音ではないってことだけはわかってもらえると思う。
いつもかけているクラシックのLPをきいてみると、やはりすごい。こんな音はきいたことがなかったから、トーレンスリファレンスの穏やかな凄さみたいなものが徐々にわかってきた。かといって、リファレンスは自分の物ではないし、StudioK'sにすごく似合うということもない。何とかこの音をもう少し小型軽量のプレーヤーで出せないものだろうか? わからないけど、無理なのかなあ。 2007.6.13
昨日の夕方からトーレンスリファレンスの音が変化した。唯一機械的なことでやったことと言えば、SMEのアームを固定するネジを四本、あのゴムブッシュが入ってるところのネジを交換したことぐらいだ。そのネジの締め具合が良かったのか、レコードがこんなに良い感じで鳴ったのは久しぶりだ。昨年夏の改装以来LPが一番艶っぽく鳴ってるって感じで、昨夜は次々に愛聴盤をかけ続けてしまった。やはり大きな山という感じのプレーヤーで、SMEのアームも僕はあまりちゃんとは使ったことがないのだが、一度自分の物にして付き合ってみてもいいかなと思うほどの鳴りっぷりで、こういうあたりがオーディオの楽しみだと思う。
やってきたベルギービール生30リットル
開封すると酸化が始まるため、開封後三日以内に飲みきらなければならない。そんなこともあるし、おいしいからベルギービールの生は店で飲むとすごく高価だ
日曜日のイベント以外で飲みに来たいなら、土曜日の夜から飲み始めていますので、どうぞ
ここ数ヶ月、MacやPCからのCD再生に力を入れていたので、LPをあまりきいていなかったのだが、ここへ来てグッとLPの音が良くなったので昨日も今日もずっとLPをかけている。アナログをやっていない人から見ればアナログは面倒ということになると思うが、このところCDの再生も多少面倒なことが続いていたので、LP再生の方がまだ「自分の庭」的な感じもある。部屋も落ち着いてきたことだし、L-65も来たし、ここらでLPの再生は一度見直しても良さそうだ。
いくつか買いたいオーディオ機器もあるのだが、そうホイホイ買ってると家賃が払えなくなってしまう。色々な人たちに集まってもらったり、協力してもらったりしつつ、細々とでもスタジオを維持していないと、このサイトも無くなってしまう。もちろん、いつか将来このサイトが終わる日も来るわけだが、もう少しやりたいことや書きたいこともあるので、その日までは続けたいと思っている。そういうわけで、新しい機器も欲しいけれど、少しづつ手に入れたり貸してもらったりしながら確かめるしかない。
先日WOWOWでやっていた、サディスティックミカバンド+木村カエラ ゲスト奥田民生というNHKホールでのライブ映像を録画して見た。加藤和彦も久しぶりだったし、高橋ユキヒロは全然変わらないし、高中正義がギターを弾いている姿もすごく懐かしかった。高中正義のギターは左手の指が吸い付いているみたい。チャーの指にはスプリングが入ってるから跳ねる感じなんだよな。 2007.6.15
昨日の午後、モアさんがスタジオに見えて、二人でモノラルのセッティングを行った。当初モノラル盤オンリーで選曲を組み立てていたモアさんだったが、トーレンスリファレンス+ZYXの音が「想像以上に良く鳴っている」ということで、ステレオ盤も用意してくれることになった。モノラルはアームを三回付け替え、モノラルカートリッジを三種類、フォノイコ二種類、トランス、ヘッドアンプ、ケーブルなどをリーグ戦状態かと思うほど色々試した結果、カートリッジは「音のエジソン」、そこにZYXのヘッドアンプを介してZYXのフォノイコライザーに入れることにした。スタジオ内も本番に向けてテーブルを移動したり、物を片付けたりしながら、スピーカーも移動しつつ、三時間半以上かけてセッティングを行った。
音を気に入ってもらえるかどうかはわからないが、最低線自分が納得できるところまでもっていこうとすると、音をきいていただくのはとても大変なことだと思う。正直、今日はちょっと疲れた。でも、僕自身にとってもこんなことは一生に一回だけだろうと思うし、、何かをわかってくれる人は必ずいるに違いないと信じてやっている。
モアさんからのメッセージです
「 当日はLPを100枚ほど持参しますが、8時間続けて演奏しても30枚が限度だとおもいます。雰囲気を見ながらかけるLPを決めることにします私事で恐縮ですが多忙でLPクリーニング出来なかったので、目視では傷はないと思いますが、埃でチリノイズが発生する箇所があるかも知れませんあらかじめご了承下さい」
トーレンス リファレンスでクラシックのLPをきくと最高だ。自分には似合わないとは思いつつ、それでも自分の物にしたくなるほど良い。ジワジワとその良さが出てくるあたりが憎いところで、小娘じゃないよこれは。このあたりは、明日音をきいてもらえたらなら、きっと納得してもらえると思う。とにかく、ストレスのない、伸びやかで深々とした音なのだ。そんなわけで、LPが良く鳴りだしてからというもの、CDは一枚もきいていない。
前夜祭は六人でベルギービールを飲んだ。やはり最高にうまい。さて、あと一晩寝ると、「年に一度? あるいは最初で最後のStudioK'sがJAZZ喫茶」だ。もしも25人ぐらいしかお客さんが来なかったら、それは多分世の中から必要とされていない行為なのだろうと判断して、多分次回はないと思う。
とにかく、出来ること、考えつくことは全部やった。だから、あとはスピーカーケーブルの被覆を剥いてL-65に接続し、スタジオから帰ることにする。 2007.6.16
一日JAZZ喫茶には予想以上に沢山の人が来てくれて、途中一時間ほど床に座っていただくような状況になったが、それ以外はなんとか椅子に座ってもらうことができた。すごく緊張したし、大変だったけど、とても楽しかった。モアさんも僕も、終わった後は非常に満足し、そして疲れた。
それはともかく、皆さんありがとうございました。またこんな機会があればいいですね。 2007.6.17
昨日はトータルで8時間以上、JAZZのオリジナル盤、それもキズ一つないものばかりをかけ続けた。ステレオ盤とモノラル盤の両方があるので、フォノイコライザーのスイッチを切り替えつつ、針も掃除しつつレコードをかけるのはけっこう大変で、ましてやすべてが貴重なレコードばかりとなると、神経をつかう。
それだけじゃなくて、夜は楽しいパーティだったので、濃いと言うか、何というか。また喫茶店というカタチにしたので、飲み物の注文をとったり出したり片付けたりを専門にやってくれる人をお願いしたが、僕もレコードをけてただけではなくて、多少は喫茶部の手伝いもやっていたので、まあなかなか充実していたというか、フルに働いた一日だった。
それで、朝起きると何故か足腰が疲れていたのだった。
そういうわけで、非常に疲れていて、アンプのスイッチを入れる気力ナシ。 2007.6.18
トーレンス リファレンスとは今夜でお別れの予定だ。空いた場所はどうしよう。もう1台レコードプレーヤーを入れるか、それともPCオーディオか。どっちもなしか。今はまだ決めかねている。ガラード+ダイナベクターのアームとかオーディオクラフトのアームを、もう少しちゃんと使ってみようとも思い始めている。
ただ、とにかく疲れていて、仕事としてやらなければならないこと以外、何もやる気なし。 2007.6.20
いつもアクセスしていただき、ありがとうございます。いろいろあって、肉体的にも精神的にも疲れていて、もう長いこと休みもせずこのHPの更新を続けているので、ちょっと休みたくなりました。音楽はラジオででもきいて過ごしたい。そういうわけで、一週間か10日ほど更新を休みます。 2007.6.21
僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1 1997年〜2000年まで
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5 2003年
オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月7
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日