オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27

これまで一度も経験がないので、初詣ってのに行ってみようかと思っている。どこの神社に行こうかな。大晦日はWiiFitしかやってないし、0時を過ぎて新年になったら、二時間か三時間ほど歩き回ってこようっと。

というわけで、初めて行った小石川の大黒天。大黒様から小判をいただいた。2010年はいいことがあるなきっと。

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もう、どこのオーディオショップに行っても、マルチチャンネルの再生を体験させてくれるところはないのかも知れませんね。ちょとやる気を出せば、マルチチャンネル再生はそれほど難しくないし、素晴らしく充満した音空間を提示してくれる。だから、StudioK'sはマルチチャンネルが堪能できる場所としても存在させていこうと考えている。

それもあって、第五回FireFaceコンサートはFireFaceUCを使ってのマルチチャンネル再生をテーマにして行われる。コンピューターを使ってのオーディオはマルチチャンネル再生も関係があるわけだ。当日は、24bit96Khzとか192KhzのマルチchデータをFireFaceUCで再生する。この日にやれるかどうかはわからないが、PCやMacを使ってDVDで映像を再生した場合の音(5.1ch)もFireFaceで再生すると実に鮮明なサウンドになる。このあたりも徐々に紹介したり、デモをしてゆきたいと考えている。  2010.1.2

なかなか寒い正月だが、そろそろアンプのスイッチを入れようかな。今日はシフォンケーキを1個作って、それから代々木上原に住む声楽家のおばさまのお宅へ新年の挨拶に行く。この三日間、カレー屋の前の道はものすごく沢山の人が湯島天神に向けて、あるいは湯島天神からこちらに向かって歩いている。この通りに人があふれ、一年間で最も人口密度が濃いのがこの三日間だ。

もうこれまで何度も何度も書いてきているが、再び書こう。とにかくオーディオってのは不思議な趣味だ。非常に習いにくく、上達もしにくい、自分では良い音だと思っても客観的評価がよくわからない。そういう類の趣味だ。そして音を出すプロがほとんど存在しない。現実の音の方も、なにをやったから良くなるとか、この素子、この回路だから絶対に良いというものがない。だから、僕はいつも「オーディオ業界にもっとも似ているのはファッション業界だ」と言ってしまう。ブランドイメージとか流行があるあたりがそっくりだ。

いい音で音楽をきくのは楽しい。だけど、どうやったらいい音を手に入れられるのかがわからない。まず、自分の好みすらよくわからない。それがオーディオだ。とにかく時間がかかり金がかかる。「StudioK'sで音と戯れる会」は、そのわけがわからないオーディオの手がかりを得たり、情報交換や機器の試聴をしたり、愛好者と知り合って色々な人の感じ方を目の当たりにしたり、というようなことを目的にして発足した。

僕らは長い間、イメージとか憧れとか、言い換えれば「思い込み」でオーディオをやってきた。評論家が書く雑誌の評価、ショップでの評価、身近なマニア同士の意見交換、そういうものでやってきた。ほんの10年ほど前まで、機器を自宅で試聴して買うことも出来なかった。今でもそうかも知れない。好不況にかかわらず、音楽は出来るだけ良い音で楽しみたい。好不況にかかわらず、無駄な金は使わない方が良い。どうにかならないものか、何か便宜をはかってあげられるシステムはないものかと考えて「戯れる会」をつくった。

戯れる会は現在60人ちょっとの会員がいる。初年度は1万円かかるし、二年目からは毎年年会費が五千円で、例会に参加するには参加費が必要だ。これを高いと思うかそれとも安いと思うか、妥当だと思うかは人によって異なるだろう。機器の巡回試聴や、機器によってちょっと安く買えたりもするので、うまく利用すると五年分ぐらいの会費は浮く場合もある。情報交換と言っても、欲しい情報があるかどうかはわからないから、ある期待をもって入会したけれどアテが外れたという人もいるかも知れない。いずれにしても、人間の集まりだし、小学校じゃないから先生に「あれやりないさいとかこれやりなさい」と指導されるわけではない。入会するというのはゆるいパーティに参加しているようなものなのだ。一応何時までとか場所とかは決まっているが、参加して誰とどう会話をして楽しむのか、意中の人と出会えるのかどうか、おいしい食べ物があるかどうか、それはその人次第だ。様子を見て飲み物や食べ物を持ち込むこともできる。その人がきいてみたいと思うソフトや自作機器などの持ち込み、気の合う人を見つけて個人的に付き合うこと、うまくパーティを利用してくれればいい。

さすがに長い間やってきているから、オーディオに対する要求水準も上がり、高級な機器があってもそれだけで「すごい」なんて思わなくなっている。どういう状態を目指し、そのためにどのように機器を使っているのか、そういうことを楽しむ段階だろう。去年の秋、ルームアコースティックの調整をやっていて感じたのは、やっぱり「オーディオ機器は、高けりゃいいってものでもない」ということだった。

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新年1発目のバゲットはなかなか良い感じの出来だった。

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こういうのも試聴してみたいものですよね。  2010.1.4

そういうわけで、今夜から音楽喫茶やります。バゲットとは裏腹にシフォンケーキ絶不調なのですが、作ってみます。粉より泡の方が安定しないらしい。なんでかなあ。こういうのがわかる頃には死んじゃうんだなきっと。人生ってのはそんなもんだろう。

使いこなしだのルームチューンは抜きにして、去年一年間を通じて、もっとも驚いたオーディオ機器は何だろうと考えてみる。あくまで自分のところで使ってみた範囲だけど、それは「AETの超高級電源ケーブル EVIDENCE」だった。音の隅々まで力が入るような音で、これには参った。実はその関係もあってルームアコースティック問題に着手したとも言える。今、戯れる会でけっこう沢山の方に巡回して自宅試聴してもらっているところで、PCに使うと音が良くなるという意見もあったが、まあ基本的にはプリアンプ、そして次がパワーアンプに使うのが妥当かなと思う。まあ、とても高価なので買えればの話ですけど。

昨夜からオーディオクラフトのアームにOrtofonのSPUをつけてきいてみている。フォノイコは何故かCA-3Mk2に内蔵されているものを使ってきいているのだが、なかなか良い音なので、今夜の音楽喫茶はずっとこの組み合わせでLPをかけている。今しがたお客さんが帰ったところで、最後は久しぶりにデュプレをきいたのだが、良い感じだ。長い間SPUはうまく鳴らせなかったのだが、この一年ほどは良さを引き出せるようになってきた。  2010.1.5

TheBeatlesのUSBメモリ24bit音源はあまりに音が良いので、火曜日夜の音楽喫茶でもかけていきたいと思うし、五時間まるごと24bitTheBeatlesDayをもう一度やりたいと考えている。僕の場合、あれをきいたらCDもLPも要らないと思った。僕にとってのBeatlesはAMラジオできくものって感じで、Hifiである必要がない音楽だった。ミッシェルやエリナー・リグビーのイントロをきいただけで中学生の気分が甦る。だからLPにも、もちろん高価なタイプのLPにもほとんど興味を示さなかったのだが、今回の24bit版をきいて、「もう一度全部ちゃんときき直そう」という気分になっている。  2010.1.6

そんなわけで、1月30日の午後はTheBeatlesの24bit版オールリクエスト大会を再び開催予定です。

このところ気づいたことがある。PCやMacで音楽を再生する際、「最初はiTunesで音楽をきいていて少し音質に不満を感じるので、別のアプリケーションで再生する」ということを繰り返してきて、まあ、その延長で最後にはOSをあれこれ試したりっていうことになるわけだ。それは大いに理解できるし、僕自身もそうやって「所謂PCオーディオ」ってやつを楽しんできたのだが、元に戻って、iTunes固定で音楽をきいていると、例えばやけにiTunesの音が魅力的にきこえるアンプがあったりする。例えばマランツ7がそうだ。このあたりは以外に面白い発見なのかも知れない。ワンパターンな発想とそれに基づく追求もいいけど、違う、というか余裕を持ったアプローチをしてみても良いのではないだろうか。つまりフォーマルな路線とかスポーティな路線だけがカッコイイわけじゃないと考えて、フォーマルの逆、カジュアルやルーズもOK、両方を十分楽しめるような音もあるのかな、などと妄想している。ある種類の「いい音」の追求は重要だが、それしか眼中にないってことになると、かなり偏狭な穴に入り込むことになりそう。何をどうやろうが、完璧な再生音なんてものは存在しないのだ。紙ジャケ探検隊のS氏によると「山本さんはスタイリッシュなものや状態を好んでいる」とのことだが、そうなのだとすると、僕が相当ルーズだなと思ってきいているサウンドも、多分ある種のスタイリッシュなところはキープしているのだろうと思う。つまり、ドロドロの音になどするわけはないのだ。

今夜はiTunesでキース・ジャレットをきいていた。何故だかわからないけど実に良い感じの音で、多分ルームチューンと機器の状態がうまい具合にマッチしているのだろう。めんどくさいからCUBASEを立ち上げる気にもならないのだが、まったく不満なし。音楽にひたっていて、気がつくと夜中の12時近いのだった。マランツ7はマランツ7で良いし、フェーズテックのCA3Mk2も良い。この二台は傾向が違うので、状況に応じて使い分けてもいいなと思ったりする。だって、マランツ7は何でもみんないい音にしちゃうんだもん。音質判断も何もあったもんじゃないっす。  2010.1.7

1/23(土)に行われる第五回のFireFaceコンサートでは、前日にピラミックスが持ち込まれるし、野尻さんはヌエンドでの再生の筈だ。こういったプロ機やプロ的アプリケーションによる再生音をきいてみたい方には良いチャンスだと思う。僕自身も初めてなのでとても楽しみにしている、マルチチャンネル再生推進委員会の山本です。

まあ、多少は新しい試みなんてものもやってみたりはしているけれど、そう毎日大発見があるわけでもなし、遅々たる歩みってやつです。

僕は「これでもいけます」という事ではなく、本当にLet's noteでの再生音を気に入っている。それはWindows7のCF-T5でもOKだし、XPのCF-Y2でもOKだ。今日MacProからの音もきいてみたのだが、Let's noteでまったく問題なしということを確認した。これ以上を求めると不幸になりそうな感じがする。  2010.1.8

この一年半ほど腰痛が治っていたのだが(Wiifitのおかげ)、今年になってからちょっと腰が痛い。このところ意識して自転車に乗るようにしていたから、ちょっとウォーキングが足らなかったかなと反省して、昨日からなるべく歩くようにし始めた。もちろんWiiFitはずっとやっていて、それ以外にどの程度身体を動かすかの話です。ってなわけで、今日は秋葉原に市場調査に出かけようかなって、つまり、ダイナサウンドハウスまで散歩するだけの話かも。

「StudioK'sで音と戯れる会」って不思議な会だと思う。すごく個性的な人や専門家みたいな人がけっこう沢山いて、あれこれやってる。LPにやたら詳しい人とか、Rockが大好きとかって人もいるし、DAC制作が大好きな人もいるし、Macが好きな人もいるしそうでもない人もいるし、まあ要するに色んな人がいる。で、面白いもので、ある程度極めた人はわかっていない人に対して優しい。自信があるし、そこに至るまでにかなり大バカな事をやってきているから、他人に押しつけることはない。本物のヤクザが素人さんには手を出さないようなものでしょうかね。そんなわけで彼らから見たら素人の僕はとても優しくしてもらっていて、それは僕だけじゃなくて一般会員にとっても同じだ。

Let's noteからの再生音は、このところ以前とは比べものにならないぐらい太く堂々としたものになってきた。それはXPもだしWindows7でもそうだ。どっちも32bitで特別なものではない。去年の九月頃AETの電源ケーブルEVIDENCEを使ったらものすごく強力な音なったので、こいつはマズイ(というかグワッとある方向に振れた)と思って、ルームアコースティックに着手したのだが、その調整の結果、Let's noteとは思えないような強力なサウンドになってきた。それと、このところ試作品のクロック(10Mhzのルビジウム)を使っているのだが、これがけっこう熱く太い音にさせているような気がする。2010年はコンピューターオーディオの年だと思うし、一般の人にとってのクロック元年になるんじゃないかなと思っている。とにかくアトミッククロックの効果は絶大だ。

10MHzのアトミッククロックって、例のクロノスとかエソテリックのG0シリーズが有名だけど、かなり高価だったし、CDトランスポートにもクロック端子がないと意味ないしってことで、一部のハイエンドマニアが限られた機器の中で使ってきた。だが、コンピューターオーディオなら、もっと手軽にしかも安く高精度クロックありの世界を楽しめる。今後そういう製品が出てくるので、是非試聴してみて欲しい。例えばdCSとクロノスを買ってしまった人は、そこからまるで買い換えない(か、ドッと一気に放出するかになる)ようだ。この10MHzのクロックが入った状態というのはある種の究極状態で、その上はないと言える。

コンピューターオーディオなら、その究極の状態までもっていくのに以前ほどのお金がかからず(百万円ぐらいでしょうかね)、トランスポートを選ぶこともなく(エソテリックとスチューダーとdCS、あとフェーズテックとか、それぐらいしか選択肢がなかった)、例えば下でもリンクを貼っているTheBeatlesの24bit音源などをベストな状態で楽しむ事が出来る。ホントにまったくこれをきかなくちゃ損だ。iTunesを使って高音質ジュークボックスにもなるし、録音も可能だし、マルチch再生もOKなのだ。  2010.1.10

「StudioK'sで音と戯れる会」は今現在、全国(北海道から九州沖縄、そしてアメリカ)に62人の会員がいる。先日も書いた通り、すごく専門的に詳しい人もいるし、単にいい音で音楽をききたいだけの人もいる。例えば、あることの専門家ではあってもジョアン・ジルベルトとジルベルト・ジルの違いがわからなかったり、ジェフ・ベックとベックは同一人物だと思っていたりするわけで、もちろん逆に音楽の事は詳いけど電圧や電流のことはどうでもいいという人もいて、そのあたりがなかなか楽しい。戯れる会は敷居が高いという人がいて、僕は「そうかなあ」と思う。素人の僕が主宰している会だから、素人的な人がもっともっと沢山になって、素人率80%以上で会員数が100人を越えてくれたらすごいなあと思う。なんだかわからないけど100って数字はすごいでしょ? 今年はショパンも生誕200年ですから。年会費を払ってくれるだけだって強力な協力と言うか支援だし、機器の巡回試聴、掲示板、例会参加などなど、うまく利用してもらえたらと思っている。この不況のおかげでやっとオーディオもまともな取り組みが注目されていくだろうし、それは良いことだと思う。僕は庶民的なオーディオを展開していきたい。これは、言い換えると「好きなところでやめることができて、でも(人とも機器とも)ちゃんと付き合えるオーディオ」ってことだと思う。

オーディオは趣味なんだし、好きなところでやめたり休んだりが出来るのが良い。面白くて面白くてたまらなくて、60回ローン×2もOKとか、ボーナス全部つぎ込む時期もあると思うし、子供の塾代や学費の払いに追われる時期もあると思う。これをやれば音が良くなるのはわかっていてもやれないとか、やりたくないとか興味がないって人もいるだろう。見た目優先の人もいるだろう。見た目ったって好みはバラバラだし、みんなそういう事の足し引き=総和で現状がある。やってもやらなくても、いい加減でも会員同士その人それぞれの総和を認めようじゃないかと僕は考えて戯れる会をやっている。バラバラでいいじゃないか、みんな同じ顔になってしまったら面白くないでしょう。僕はそう思っている。

TheBeatlesの24bit音源、どれも音質抜群で楽しいけど、今のところ音質で僕の頭の中にあるイメージをとてつもなく大きく越えたのは「Revolber」かな。でもまだ全部きき通したわけじゃないのでわからない。とにかくなにしろこりゃすごい。  2010.1.11

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これ今朝の状態なんだけど、これでスピーカーはJBLのL-65だから、1960年代から70年代の機器ばかりでホントにまったくヴィンテージオーディオですね。でも、音は全然古くないので、これがオーディオの楽しいところかも。古い機器で古い音もいいし、古い機器なのに新しい音でもいいし、新しい機器で新しい音だったり、新しい機器で古い音でも、その人の自由だからいいじゃない。

今晩は7時〜10時まで音楽喫茶やってます。会話可能なぐらい音量小さい時もあります。年末から不調ながら、あれこれ対策を考えつつシフォンケーキも焼いてます。

今日はやっと高知県産の生姜を大量に入手したのでジンジャーシロップ作りをやっている。これは身体に良いと思う。国産の生姜は1kg1000円以上するので、すり下ろして絞れば水分なんて7割ぐらいになり、ものすごく高価なものになるのだが、それでも欲しいという方には作った物を買ってもらっている。一回でも風邪を防止できれば、風邪薬を飲むより良いと思うし、効果が持続するらしく、午後に飲んでも夜寝るときに足が温かいので、肌が乾燥しないため、冬になっても身体がかゆくならず、効果てきめんだ。  2010.1.12

DVDAudioって、普通はユニバーサルプレーヤーで再生するものだが、これをパソコンで再生できないかなと思っていて、もちろんブルーレイディスクも一緒に再生できたらと思ったのが、どうもWinDVDはDVDAudioがダメらしく、結局DVDAudioの再生はfoober2000ってことになって、今度のFireFaceコンサートではfoober2000+FFUCでのデモもやるかも。ユニバーサルプレーヤーが1台あればOKのような気もするのだが、どうだろう。同時比較をしていないのでわからないが、PCから直接FF400とかFFUCに入れて再生した方が、音の鮮度は高いかも知れない。  2010.1.13

ハイチ地震で50万人死亡? 地震はイヤだな。今のところ東京は大きな地震がきていないので忘れているけど、どうなのかな。

このところの腰痛は久しぶりに辛いタイプのもので、Wiifitはもちろん、歩いたりもしているがなかなか治らないので、「こりゃ二年ぶりに鍼の先生を訪ねないとダメかな」と思っていた。二〜三日まえから「そうだ」と思って、オムロンの低周波治療器でブルブルしたら治ってきた。あともう少しなので、ヘンな姿勢をとったり、冷やしたりはしないように気をつけて生活しよう。腰が痛かったりすると音楽も楽しめないから、やっぱり健康は大事です。

僕の持っているMacProにWindows7がインストール出来ないことが確定した段階で、WindowsXPを再インストールしたのだが、これが何故か不調でCUBASEだとCDが回らない。以前はちゃんと(でもなくて、XPを二回起動するとOKだった)動いていた。そこへいくとLet's noteはとても快適だ。でも、いくつかやりたいこと、確かめたいことがあるので、MacProのXPも何とかならないかなと思って、試みに光学ドライブを上下入れ替えてみたら動くようになった。Macではもちろんどっちでもちゃんと動いていた。この調子だからパソコンのことはわかりません。RMEのシャッキリした面とMacProの堂々とした音がうまくミックスして、MacProとFireFace400の組み合わせはけっこう良いと思う。

MacProのXPでちゃんと音が出るようになったのでちょっと安心した。で、MacProをXPで立ち上げてしまうとこのサイトの更新が出来ないから、今日はMacProのMacOSからiTunesで音楽をきいている。久しぶりだなあこの状態は。以前より良いと思う。多分まわりの状況が変化しているのだろう。

今、僕が所有しているオーディオインターフェースとかDACはRME FireFace00だけなので、FF400をMacProに接続してしまうと、Let's noteからは音が出ない。贅沢を言えば1台USB接続のDACが欲しいところだ。それも音のいいやつね。  2010.1.114

今夜はスタジオでちょっとした集まりがある「録音の歴史、それから色々な録音物を体験する」みたいな企画で、調律師の皆さんが集まって、LPやカセットやCDやSACDやSACDマルチやPCオーディオなどをみんなできいてみるというようなイベントだ。こんな会場としてスタジオを使ってもらえるのはとても嬉しい。それで、僕は朝からシフォンケーキを焼いたり、ジンジャーシロップを作ったりしながら、スタジオの中を片付けつつ、あれこれ準備をしているところだ。

ああ、疲れたけど、20人近くの人が来てくれてとても充実した内容のイベントだった。マランツ7を使っていたから、AETのEVIDENCEをSONYのSACDプレーヤーにつけて音を出したら、すごく良かったので驚いた。24bitのBeatlesもCDとの比較試聴をやって、きいてもらった。声のリアルな感じが全然違うので納得だ。  2010.1.15

さて、今日は戯れる会例会だ。非会員で初参加という人がお二人来てくれて合計9人であれこれ楽しむ。デジタルありアナログあり、マルチもモノラルもある予定。機器の試聴やOSの試聴もあるので多分アッと言う間の5時間だろう。こんなに面白いことをやっているので、興味ある人は是非どうぞ。4月までは非会員のお試し参加OKです。 さて、一時間前からアンプのスイッチを入れて適当に音を出し始めたので、掃除機でもかけようかな。

昨日の戯れる会例会もMacOSの英語版iTunesで音を出してみるから始まって、クロック関係デジタルケーブル、電源ケーブル、オリジナル盤JAZZのモノラルレコード試聴などなど、実に中身が濃く、納得のいくものだった。オーディオって世界記録が残るわけじゃなくて、自己満足の世界でしかないから、こんなこと、一人でやっててもつまらないと思う。出来れば10人ぐらいが集まって、「しかし、バカだよね」とか言いながらワイワイやって、その中にキラリと光る真実を各個人がつかみとる。それが理想だ。

3時過ぎのコーヒーブレイク、昨日はコーヒーじゃなくて「ホットのジンジャーエード」だった。この季節、風邪防止には最高なので、みんなに喜んでもらえた。高知県産大生姜を使っているのだが、ものすごく高価なので、これを僕が作って買ってもらうととても高いものになるので、作る気があるなら自分で作るのが良い。それで、1月31日の午後に作り方講習会をやろうかと思っている。すり下ろして砂糖を加えて煮詰めるだけなのだが、それでも多少は手順やコツがいるので、作り方を知りたい人は連絡を下さい。僕がつかっているテスコムの安いフードプロセッサーは、今いくらで買えるのかな。  2010.1.17

土曜日の戯れる会例会に初めて参加されたSさんから、感想のメールが届いた。

山本様 昨日『戯れる会』に臨時参加させていただいたSです。 いろいろとお世話になりありがとうございます。
初めて訪問した Studio K’sはHPやAB誌で見たとおりでありましたが整然とした散らかりかた?と羨ましくなる広さが大変居心地のいい広さでした。
音は、入室したときは小さめの音で特に印象も無かったのですが全員で着席し本気モードの第一音のプログレッシブロックの低音が目の前に壁のように広がったのにはタマゲました。初めての訪問でオドオド入室し、いろいろやるんだろうが自分に音の違いが解るのだろうか?との心配も消し飛びました。その後は次々行われる比較実験や山本さんや参加者の皆さんの提案などで面白く過ごせました。 例会メンバーの方々も気軽に声をかけて下さり会半ばには緊張しなさすぎじゃないか?と自問するほど楽しい会でした。 自分のオーディオに大して使いこなしのレベルやセッティングの煮詰めが必要と感じました。 何をすれば良いのかは全然わかっていませんが、まずはPCをオーディオ用と一般用に分けようかと考えています。
この度はいい機会を与えていただきありがとうございます。 4月からは例会正式メンバーに加入させていただきます。
PS 生姜シロップの購入はどうすれば良いのでしょうか?

2月の戯れる会例会は20日(土)です。音楽喫茶の時とは全然違うことをやっているので、お試しで参加して見たい方はどうぞ。

腰痛は徐々に良くなってきているが、まだ少し痛い。とくに悪い姿勢で椅子に座っているのがダメらしい。床暖房だし、いっそのこと正座しているのが一番良さそう。

浅川マキが亡くなった。67才か。僕より10才上の人たちというのは例えば、カエターノ・ヴェローゾ、小室等とか、アマンダスポーツの千葉洋三さんとかだ。ジョン・レノンはそれよりさらに3才ぐらい上で、生きていれば70才なんじゃないかな。それはともかく、浅川マキは「真崎守の漫画」で知って、若い頃一度だけコンサートに行ったことがあって、LPは一枚目から多分6枚目まで持っている。  2010.1.18

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上のLPは、カウント・ベイシーのオリジナル盤、モノラルLPです。PCオーディオだ、クロックだとやりながら、このLPをモノラルカートリッジで再生すると言葉を失う。先日の戯れる会例会でもちょっとかけたけど、一曲しかかけられなかったから、今夜の音楽喫茶でこのLPをかけようかなと思っている。

このLPにはちょっとした意味があって、毎週火曜日の新企画なのです。

僕が音楽喫茶をやっているのは、収入のためでもあるけれど、一番の目的はやっぱり文化活動だと思う。静かな環境でお茶でも飲みながら、いい音で音楽を楽しんで欲しい。スタジオK'sを作ってから13年間、あるゆる音楽を鳴らし続けてきた結果のオーディオ装置で、厳選ソフトを堪能して欲しい。ただ、僕はソフトのコレクターではなく、物に対する執着がそれほどはないので、所有したいという気持が薄い。

先日の戯れる会例会で、上のカウント・ベイシーのオリジナル盤をかけて、「こんなにいい音のLPを200枚か300枚ぐらい持っていたら、良い音楽喫茶をやれますね」なんて話をしていた。毎週カエターノとPLACEBOってわけにもいかないし、こんな状態の良いJAZZのオリジナル盤があったら、火曜日夜の音楽喫茶も盛り上がるというものだ。  2010.1.19

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昨夜の音楽喫茶、9時からは浅川マキのLPをかけた。CDも出ているけれど、何年前か前に調べたら、一枚一枚アルバム毎のCDは出ていないみたいなので、もしかするとLPを買わないときけない曲もあるかも。1971年新宿紀伊国屋ホールでのライブと、山下洋輔と一緒にやっているライブ。浅川マキは、フォークソングで、歌謡曲っぽくて、ブルースでJAZZだ。とても日本的というのか、きらいな人はきらいだろう。でも、それを言えば中島みゆきだって似たようなテイストだと思う。今田勝、稲葉国光、坂本龍一、近藤等則、そんな名前は浅川マキのLPをきいて知った。女の歌もあるけど、「かもめ」「ちっちゃな時から」「少年」などなど、男の歌が多くあって、僕はそのあたりを特に好んでいた。そして、あの学園紛争が終わった1970年代初めの頃の気分を思い出す。とにかく、何をやって生きていくかがわからなかった。実は今もわからないのは同じだが、それでもあれから35年以上フリーでやってきているから、そりゃあ今とは全然違う。あれは、右肩上がりを信じていたけど、その中で何をやったらいいのかがわからないという辛さで、僕は今で言うフリーターだったのだが、35年以上前はそういう存在を認めてもらえない時代だった。簡単に書くと、それから僕は手話通訳者になり、カメラマンになり、StudioK'sを作った。

一昨年は11月中旬から、昨年は(一昨年の経験をいかしていたので)少しずれこんで、年末からシフォンケーキを失敗するようになった。二年連続で似たような問題が起きるというのは、やはり作り方に何か無理があるのだろうと判断して、今年に入ってからは通年やっていけるレシピを探っていた。それで、このところ、ちょっと良い感じになってきた。

言葉にすると、以前のシフォンケーキは水分が多くてしっとりしていたのだが、ここ数回の物はあそこまでのしっとり感はないが、もう少し軽くてフワフワしている感じだ。まあ、そいつは今度の土曜日、FireFaceコンサートに参加する皆さんに味わっていただきましょう。  2010.1.20

早くこの一月が終わらないかなあ。二月になったらもう少し色々なことが動き始めるような気がする。  2010.1.21

よくわからないのであるが、この数日で毎週火曜日夜の音楽喫茶が、「カンホアの塩」の受け渡し場になった。この他にもバゲット用の粉「メゾンカイザー トラディショナル」の受け渡し場でもあり、どちらも白い粉だったり顆粒であるが犯罪とは無縁だ。欲しい人には高知県産大生姜なんてものも、1kg単位で分けてあげられる。StudioK'sは多目的なスタジオだから、いいんじゃないでしょうか。

「カンホアの塩」は1kgで買うと確か1000円ぐらいで、ベトナム産だ。粟島の塩と同じぐらい味が良い割には安い。だが1kgだとすぐなくなる。じゃあもっと大量にというと次の単位が20kgになる。20kgだといきなり半額で1kg500円になるので、僕はこの20kgを二回買ったことがあるのだが、塩が20kg届くと気が滅入る。それで、他の人に胴元を担当してもらって、僕は1kg750円で売ってもらっている。20kg届いても半分ぐらいサッと無くなってくれれば、そしてそのことで送料+αぐらいが出れば胴元も気が楽ってやつだ。僕が全部自分でやると粉だの塩だの生姜だの、そうそうゴマも白花豆もおいしいのがあるぞってなことになって、乾物商になってしまうから、全部自分で胴元をやりたいわけでもない。でも、StudioK'sを中継点にして流通させてもらえるのはとても好ましい。いい音楽といいオーディオ、おいしいものや楽しい話、サロンというか倶楽部というか、以前も書いたけれど「ハブ」ってやつで、こういうことをしたいと思っている。

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明日はマランツ7でデモかなと思っていたら、午前中にフェーズテックのCA-3Mk2がやってきたので、急遽こちらを使って行うことにした。アイワンとの組み合わせはマランツよりCA-3Mk2の方が良いかも知れない。

今日の午後は半日かけて明日StudioK'sで行われる第四回FireFaceコンサートの準備だ。明日のイベントはやや特殊で、ピラミックスも持ち込まれるし、野尻修平さんが持参するデータも持ち込まれ、FF400とFFUCの2台体勢なのだが、何かトラブルが起きた場合、明日では間に合わないこともあるので、今日は沢口さんも野尻さんも見えて、今日のうちに音出しチェックと打ち合わせをしておくことになった。そして僕は夜のうちに明日のためのシフォンケーキを4個(これも3個でOKな筈だが+1個はバックアップ)焼く。

明日は、マルチチャンネル再生のデモンストレーションということで、PCを使って、DVDAudioやデータからのマルチチャンネル再生を行う。DVDAudioはディスクを回してfoober2000からの再生になる。ちょっと面倒ではあるがFireFaceを使ってASIOでの再生が可能だ。これはすごいことで、ユニバーサルプレーヤーが不要なのだ。だから、結局SACD以外は再生が可能ということになる。もうこの際だから、「SACDのデータもすべてのPCやMacで再生できるようにしてくれれば良いのにね」と僕は思っているのだが、まあ光学ドライブの問題もあるから無理だろうなあ、、、、。SACDマルチの音源がSACDプレーヤーを使わなければきけないのはとても残念です。

そういう状態なので、スタジオのモニタには持ち込まれた2台のPCが接続されている。で、MacProはモニタにつながれていないのだが、僕は今MacBookAirでMacProと画面共有をしてこのサイトを更新しているのだが、実に便利なものですね。MacBookAirがMacProの無線接続モニタ&キーボードになってるってわけだ。  2010.1.22

あと一時間後には第四回FireFaceコンサートが始まる。今日これから行うデモはすごい内容だと思う。データも中身もすごいし、色々なアイデアがつまっている。これからはマルチch再生もコンピューターオーディオで楽しむ時代なのだ。

多分今日の第五回FireFaceコンサートに参加してくれた皆さんから見れば、「いつも通り」という印象だったことだろう。でも、僕はとても疲労した。もちろん不満を言ってるんじゃない。最高に充実していて極めて有意義な内容だったのだ。いつもと何が違うのだろう?これまでのCUBASEとかじゃなくて、foober2000、唯一foober2000だけがDVDAudioの再生可能で、フリーウエアだからってわけじゃないんだけど、自分で操作してるわけでもないのに非常に緊張していた。実際の音出し操作はシンタックスジャパンの伊藤さんが担当したのだが、僕もほとんど同じ意識でいた。foober2000は外部クロックの設定を変えると、サラウンドの設定がチャラになってしまうので、アサインし直さなければいけなくて、そのことを分かっているのは多分会場の中では、操作している伊藤さんと僕の二人しかいなかったのだ。ピラミックスはもちろんいい音だったけど、僕としてはfoober2000でDVDAudioを再生し、そして実に鮮度の高い音をきくことが出来たことがものすごく大きな体験であり、収穫だった。L-65、SONYのAVアンプとウイーン・アコースティックV1、そしてフェーズテックのCA-3Mk2とアイワン、サーロジックのD.Cube、そして主役のFireFace400とUC、みんなご苦労さん。すごく楽しいイベントだった。そして関係者の皆さん有り難うございました。念願だった、FireFaceを使ってのマルチch再生デモンストレーションが実現しました。マルチch再生もパソコンとFireFaceシリーズと、メインの装置+プリメインアンプ+サラウンドスピーカーがあれば可能なのだ。だから是非試してみて欲しい。  2010.1.23

沢口さんの解説で、ノルウェーの「2L」のサイトからダウンロードしたマルチch音源もきいてもらった。グラミー賞のサラウンド部門にノミネートされているとか、コーネリアスがノミネートされたのもサラウンド部門だったっけ?

僕は生涯音楽を鑑賞する立場でいたい。いつもどうやって撮ろうかを考えているから、写真や映画を純粋に鑑賞することが出来ないのだ。料理もそう、食べた瞬間、自動的に分析して「自分だったらこうする」とか、「こいつは分析不能ですごい」とか「多分こういう割合でやっているはずだから、今度試してみよう」などと考えてしまう。それは楽しくもありつまらなくもある。だから録音は絶対にやらない。

もう昔のように高価なオーディオ機器はそうそう売れない時代だと思う。そして、それほどお金をかけずとも良い音、気に入った音を得ることは可能だ。そういうことを音響メーカーも雑誌もショップも正しく認識するべきなのに、まだ昔の夢を追っているような、そんな感じがある。大型のオーディオショップが閉店しているのは、もうショップが頼りにされていない時代なのだ。だって、インターネットの出現で、ショップの店員よりお客の方が詳しいのだからどうしようもないだろう。それは雑誌にもメーカーにも同じことが言えるんじゃないかな。

物の買い方や楽しみ方が、もうすでに変化している。  2010.1.24

土曜日の第五回FireFaceコンサートは、僕も含めてスタッフが均等に役割分担をしたと言うか、力を合わせて作り上げたものだった。今回はそれがすごく良かった。もちろんお客さんは、お客さんという役割があるのでとても重要です。

CDやデータの音源を再生するだけじゃなくて、マルチchのデータやDVDAudioのディスク(つまりサラウンドってことです)も同様にPCやMacで再生できたらと思う。DVDの映画もブルーレイディスクもみんなPCやMacで再生可能になればユニバーサルプレーヤーもブルーレイディスクプレーヤーも要らない筈だ。もちろん少しは面倒かも知れないけど、機器が増えなくても良いってのは嬉しい。面倒ならブルーレイディスクプレーヤーやユニバーサルプレーヤーを買えば良い。どちらでも選べるってのは良いこと何じゃないかと思う。

僕は「あまり難しく考えずに、でも知恵を使えば、マルチch再生は楽しいですよ」とずっと提唱してきてるのだが、FireFaceシリーズを使えば、さほどの投資を必要とせずにマルチch再生を楽しむことが出来る。そういう時代が始まりつつある。土曜日のFireFaceコンサートはそんなデモンストレーションだった。  2010.1.25

そろそろマイケル/ジャクソンの映画「THIS IS IT」の発売日だ。DVDが2900円ぐらいで、ブルーレイディスクが3500円ぐらいなら、ブルーレイディスクを買いたくなるのが人情というものですよね。PS3でも再生可能だし、ブルーレイディスクプレーヤーは2万円ちょっとで買えるのだが、外付けブルーレイドライブ+FFUCとか400で5.1chの音声を出せるのでしょうかね。多分、FireFaceを使った方が音は断然良いと思うのだ。

火曜日夜のStudioK's音楽喫茶が音楽愛好者の隠れ家的なものになってくれたらなあと思っている。まだまだこれからですけどね。とりあえずは塩や小麦粉の受け渡し場所でもいいんか。まあ、いろいろに利用してもらえたら、それも望むところだ。「メゾンカイザーの粉」はいっぱいあるから欲しい人にはお分けします。高知県産大生姜は朝買いに行かないとありません。冬の間の音楽喫茶では、お客さんにまずジンジャーエードを飲んでいただくことにしようかな。

そうそう、今夜もオリジナル盤のJAZZをかけますので、どうぞ音楽喫茶にお出かけ下さいませ。

このページには夜7時〜と書いてあるのだが、トップページに間違って17時〜と書いてしまったため、何人かの方にご迷惑をおかけしました。申しわけありません。トップページを訂正しました。お詫びします。  2010.1.26

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最初にM-Audioのオーディオインターフェースを使った時も、それからFireFace400とかUCを使うようになってからも、僕はこのミキサー画面が苦手で、何が何だかよくわからなくて、最低線のお付き合いでやってきた。それでも近頃は、音が出ない時はこの画面を出してFireFaceまでは音がきてるかどうかを確認するようになっているので、まあ使い始めて三年近く経つから、少しは慣れてもきた。もし、このミキサー画面ともっともっとお友達になれたなら、もしかすると僕らは一生いいことがあるんじゃないか。このところそんなことを考えている。FireFaceをお使いの皆さんどうですか? 録音をせず再生のためだけに導入した人は僕と似たよう感じかも知れませんね。例えばCUBASEなどを使って、LPからHDDに録音をする場合も、操作するところはそれほど多くないので、これは慣れの問題だと思う。だから、そろそろ少しずつ慣れていこうかなと考えている。いかがでしょう、僕と同レベルの皆さん、一緒にやってみたいと思いませんか?

まあ、僕の場合は使い方がわからなかったりすると、(特別に)直接シンタックスジャパンの人に電話して教えてもらったり、あるいはヤマハの人にCUBACEでLPを録音するやり方なんかを教わったりしてきた。で、「それって、Photoshopやクォークの使い方や考え方と同じだ」と思うことがよくあった。「つまり調整レイヤーってことかあ」なんて思ってきた。だから、逆にこのFireFaceのミキサー画面やCUBASEの操作に慣れることは、Photoshopを使った経験がない人にとっては、Photoshopに限らず、いつか将来別のアプリケーションを使う場合も役に立つと思う。

今日は取材で一日出かけ、夜スタジオに戻ってきた。今夜は近所のトンカツ屋さんにでも行ってこようかな。いつも自分で作って食べてるからね、たまにはいいんじゃないかな。

明日はAppleから噂のタブレットが発表らしいし、どんなものが出るのかなあ。3G付きなのだろうか。新しいiPhoneOSが出ると言う噂もあるし、ちょっと楽しみだな。  2010.1.27

iPadですか。日本ではどんな風に使われていくのかな。とりあえず僕の生活の中で不要そう。なんて思っていながら、いつの間にか欲しくなったりするのがAppleの製品だからわかりませんけどね。

僕にとって今CDやiTunesを再生するのに一番ストレスを感じないのは、Let's noteCF-T5+Windows7だ。起動が速いし、SSDだから無音だし、値段も安かったし、音もこれでOKだ。10月にWindows7をインストールしてから毎日使っているが、何も問題がない。こういう状態じゃないと音楽なんて楽しめないと思う。例えば明後日のBeatlesオールリクエスト大会なのだが、当日音が出ないなんてのは本当に困る。そんなわけで、撮影の時にカメラを2台持って行くのと同じで、僕はオーディオ機器もバックアップを用意しておきたいとさえ思っている。

面白いなあと思うのは、これだけデジタルのことをやっていても、JAZZのオリジナル盤をきくと「わお!」と思うことだ。そんなわけで、当分の間火曜日夜の音楽喫茶は、JAZZのオリジナル盤を二枚か三枚じっくりきくことになった。モノラルでもステレオでもマルチchでも、古くても新しくても、良いものは良いんだろうと思う。そしてやはりデジタル再生に関しては、CDの時代が確実に終わりつつあると思う。あと何年かかるかはわからないが、どこかで確実に「本当にCDの時代じゃなくなった」という段階が来ると思うのだが、どうだろう。もちろん、今もLPをきいているようなカタチでCDは存在してゆくと思う。

ジャック・ウルフスキン製のデイパックがどこかへいってしまった。ちょっと前までスタジオの物置にあったのだが、なんでないんだろう。このところずっと探しているのだが見つからない。誰かに持ちにくい物を持って行ってもらう時に貸してあげて、そのままになっているのかなあ? 紫色のちょっと大きめのデイパックです。  2010.1.28

この二年間、風邪で寝込んでいない。もちろん風邪気味のことはよくあるのだが、寝込むほど悪くならない。フリーランスは身体が資本だから健康でいることは重要だ。1)風呂から上がるとき身体に冷水をかけること(通年)、Wiifit(通年)、ジンジャーシロップ(冬期)、とりあえずこの三つは欠かせないみたいだ。

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どれだけ使えるものかまだよくわからない「iPad」だが、こういうリアルな表示を見ると、「さすがにAppleはやるなあ」と思わせる。人間の感覚というか官能というか、そういうもののツボを直撃する。

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これってエビちゃん?

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そう、EVIDENCEってやつのラインケーブルです。今度の戯れる会例会までにバーンインを済ませて、例会で試聴してみましょう。いくら良くても値段が値段ですから、おいそれと買えません。例会で試聴して、まあもしかすると戯れる会での巡回試聴もありかも。  2010.1.29

さて、今日はRockDaySpecialTheBeatles USBメモリ24bit版その他オールリクエスト大会だから、午前中にスタジオに来て、片付けたり掃除をしたりお湯を沸かしたりしている。すごいことです、24bitUSBメモリ。それを体験していただけると思う。

The Beatles24bit版鑑賞喫茶は、途中からDACの電源ケーブルにEVIDENCEを入れ、インターコネクトもEVIDENCEという「エビ固め」状態で進行したので、これまできいたことのない低音が出ていた。皆さんにもっともっとこの状態を楽しんで欲しいと思う。

去年から作っているジンジャーシロップはジワジワとした人気で、「温かく眠れて嬉しい」というメールをもらったりしていて、昨日作った3kgはみんな僕以外の人のところへいってしまった。まあねえ、スーパーなんかでも似たような物を売ってるらしいが、何ヶ月も前に作ったものだろうと思う。僕が作っているのは、昨日まで生姜のカタチだったものなのだから、新鮮さがまるで違う。作ってから10日ほど経った物と作りたてではビリビリする感じがかなり違う。明日の午後は作り方講習会をやる予定です。良質な生姜を手に入れて、自分で作るのが一番良いと思う。

三越と伊勢丹が合併したかと思えば、有楽町西武が閉店する時代なのだ。あのパリでUNIQLOに人が並ぶのだ。物の買い方や店に求められているものが変化しているのは事実だろう。高価な物が良くて、安い物がダメとばかりは限らない時代なのだ。指先ほどのUSBメモリに入っている音源の方が、有り難いBOXセットよりはるかに音が良いのだ。そんな時代がすでに始まっている。  2010.1.30

昨年末の24bitTheBeatles喫茶の時同様、昨日の音楽喫茶もこれまでにない雰囲気だった。本当にまったくこのBeatlesは当面毎月一回ぐらいずつ、何度でもやりたいぐらいだ。それぐらいインパクトがある内容だと思う。

今日で一月も終わりなので、午後は神田明神に行き去年のお札を返し、新しいお札をいただいてきた。それから、ジンジャーシロップの作り方を習いに来た人がいて、夕方まで一緒にジンジャーシロップ作りをした。自分で作るのが一番良いと思うけど、もし作って欲しい場合は、注文しておいてもらって、火曜日の音楽喫茶で受け渡しというのが良いパターンかなと思っている。生姜1kg分で3500円です。

夜は赤飯を蒸しながら、とても久しぶりに「LOVE PSYCHEDELICO」のCDをきいた。、昔の記憶と全然違う音なので驚いた。PCオーディオだから? それともEVIDENCEの音? 両方みたいだ。  2010.1.31

今朝、Wiifitのヘディング上級でどうしてもパーフェクトを出したかった。理由は、ちょっとあるけどまあ「あの山に登りたい」とかいうのと同じ個人的なつまらない理由だ。一昨日は5回やって3回パーフェクトという状態だったので、まあ5回もやれば一回ぐらいOKだろうと思ったのだが、あにはからんや、32回を要した。10回目以降は目と身体が疲れてくるので集中力を欠き、つまらないところでミスを繰り返すのだった。最後は意地ってやつで、大げさに言えば「ここでやめたら後悔する」という気分だった。でも、まあ32というベートーヴェンのピアノソナタの作品数と同じ回数でパーフェクトが出たので「やれやれの自己満足」だった。自己満足もそれなりに根性がいる。

そういうわけで、って、どういうわけだかわからないけど、今日から気合いを入れて原稿書き開始している。

2月20日(土)は戯れる会の例会です。まあ誰が言ったか「動物園みたい」なもんですが、試しに入場してみたい方はどうぞ。非会員の方の参加もお待ちしています。

うー、寒い。東京は久しぶりに雪だ。ジンジャーシロップでも飲みながら、音楽ききつつ原稿書き。こういう時はiTunesに限ります。ランダム再生のシャッフルでもいいぐらいだ。突然出てくると何がなんだかわからない曲とかあって、なかなか新鮮で楽しい。  2010.2.1

☆こんな寒い日の夜に音楽喫茶をやって、来てくれるお客さんはいるんだろうかと思いつつ、今夜の音楽喫茶のために最近不調を脱しつつあるシフォンケーキの準備をする。そして、今夜も、ある人から月に8〜10枚ほど提供を受けているJAZZ(ほとんどの場合オリジナル盤)モノラルLPを何枚かかける。先日のTheBeatles24bitをききにきてくれたモアさんが、「もう少ししたら、JAZZ喫茶をやりましょう」と言ってくれたので、また、近い将来モアさん秘蔵のJAZZオリジナル盤喫茶が実現するかも知れない。

以前からそう思っているし書いてもきているけど、僕はオーディオに関して、プレーヤーでいたいと思っている。そんなわけで、毎週火曜日の夜は音楽喫茶にしたし、できれば月に一回か二回オーディオ・音楽関係のイベントをやって、LPもSACDマルチも、PCもPCのマルチもステレオもモノラルも、オペラもAC/DCもオリアンティも24bitも「風吹けば恋」も、みんな楽しみたいと考えている。

今日の午後は、新しい味のシフォンケーキを作ってみようと考えて、初めての試みで林檎というのを作ってみた。どんな物が出来たのかが気になるので今ちょっと食べてみるとなかなかおいしい。よしよし、林檎はいける。USBと同じだ。  2010.2.2

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昨夜の音楽喫茶ではこんなLPをかけた。これらモノラルLPはなんとも濃密な音で、そして演奏がメチャクチャ格好いい。こういうのはやっぱりJBLだよなと思う。優等生的な音もいいけど、自分じゃ出したくないな。このところ少し円満な音になってきているので、もう少し尖った音に振ってもいい。

JAZZはそれほど詳しくないので、僕は上の三枚もよく知らない。音楽喫茶にきてくれるお客さんも似たようなものかも知れないのだが、それでいいと思う。きいてみて「いいな」と思ったらジャケットを記憶しておけば、いつかどこかで出会ったときに自分の物に出来るかも知れない。

今日の午後はMyAudioLifeの取材ででかけた。すごくいい音でとても良い気分。夜、スタジオに戻り、さっさとデータをMacにコピーする。これでひとまず安心だから、あとは明日以降他の原稿などを書きながら画像処理をする。オーディオのこともまだまだやってみたいことはあるので、徐々にやっていくつもり。さあ、データはコピーしたから成城石井まで買い物にでも行ってこようかな。

僕は典型的な「宵っ張りの朝寝坊」タイプなのだが、毎日夜11時ぐらいに寝たらどうなるのだろう。とても健康になって、音楽のきこえ方も変化するのだろうか。単に早寝遅起きになるだけだったりなんかして。でも、しばらく試してみようかな。  2010.2.3

風邪でもひいたときぐらいしか経験がないのだが、思い切って(?)試しに夜11時に寝てみると、さすがに朝早く目が覚める。そして昼の12時までが長い。あれこれあれこれやって、それでもまだ昼過ぎだ。いいなあ、これからしばらくこんな生活にしてみようか。二年か三年ぐらいでもこんな健康的な睡眠をとったら、もしかすると良いことがあるかも知れない。

そういうわけで、朝早くからあれこれ片付けなどやり、今日は原稿書きもはかどった。僕は何かをしながら音楽をきいているのが好きで、BGMと一生懸命の中間ぐらいの状態を好んでいる。そしてまったく音楽をきけない状態が毎日何時間も続くのは耐えられないので、ある年齢からは会社に勤められずここまできた。原稿書いたり、シフォンケーキ作ったり、パンを捏ねたりしながら、カエターノやプラシーボを、でもやっぱりベートーヴェンだし「ばらの騎士」なのだ。ちゃんときこうと思えばきける状態の中、片耳できいてるぐらいが丁度よく楽しめる。だから、こんな風にして、何とかやっていければそれが一番なんじゃないかなと思う。と、お気楽なことを書いているが、自営でフリーでスタジオを維持するのって実はとても大変だと思う。でも、もう他にどうしようもないから何とかしてやっていかなくちゃね。  2010.2.4

さて、今日はPCオーディオの試聴で午前中に届く予定の機器を待っているところ。届いたらすぐに開梱して通電をしておく。ちょいと仕事が忙しくなってきたので、あまり更新もできないかも知れないけど、まあ毎日生きてる証拠に何か書いていようとは思ってますので、お付き合い下さい。

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この二〜三日とても寒かったけど、二月の光は春を感じさせる。  2010.2.5

スピーカーを二台体勢でやっているとあちらがダメでもこちらはOKという手が使えるのだが、今はL-65のみでやっているし、しかもクラシックからRock、マルチも2chもモノラルもとまんべんなく再生しているので、実はものすごくきわどいバランスをとっている。これだけという風に特化するなら、当社比で考えても「あの時のあの音、あの状態はなかなかだった」と思うことがあるけど、トータルで見た場合は、今が一番だと思う。それだけに、ちょっとしたことでバランスを失ったりもする。今までうまくバランスを取ってきたとしても、それはきわどい偶然で、とてもあやういものだったりするらしい。

そんな風に得たり失ったりを繰り返し、さらに繰り返してきたこの10数年だったわけだけど、失ってうまくいかない時こそチャンスだと思う。それを解決したときは必ず一段階ステージが上がるから。

なんてことを書いている時は、「何か困ってるか今の状態が気に入らないんだなきっと」と思った方は、正解です。不満があるってのはいいことですよね。

いやはや、北風が吹き荒れて寒い一日だった。まあ、こんな日もあるさ、でも、もう少しの辛抱だろう。  2010.2.6

この数日、夜11時過ぎに寝ていたら、本当に夜10時半ぐらいになると眠くて眠くてたまらなくなる。こんなことはもう何十年も経験したことがなく、とても新鮮な感覚だ。僕が朝型生活人間になるとは到底思えないけど、さんざん夜更かしをしてきて飽きたから、なるべく早く寝る生活にシフトしてみようかと本気で思い始めている。なんでも面白がれりゃ、最高ってやつだ。

さあ、今日はよく寝た頭で原稿を二本仕上げよう。

スピーカーケーブルは床下を通してあって、さほど邪魔にはならないのだが、L-65の位置もほぼ決まったし、スタジオの床にあと二箇所、スピーカーの真後ろぐらいの位置に穴を空けて、さらに床下を通すことが出来たらスッキリして最高だなと思っている。穴をあけるのは簡単だけど、その穴からケーブルを出すのがうまくいくかなあ。何かうまい方法を考えないと、このことだけで半日かかるかも知れない。

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去年はPCオーディオ元年、今年から来年は多分各社からPCオーディオ的な製品が発表発売されることだろう。時代は確実にそういう方向で動いている。あとはソフトだ。もうCDの材質を変えて音が良いなんて言ってる時代も終わりだから、早いところ24bitの音源を出して欲しい。そして、2010年はクロック元年だと思っている。デジタルの音をちゃんときくには良いクロックが必要だ。それは2002年頃からわかっていたが、ここへきてやっと僕らにも手が届くような値段になってきた。現実的な選択の中でルビジウム以上のクロックは存在しないから、ルビジウムの10MHzクロックを仮に60回払いで買ったとしても、それ以上の期間満足を与えてくれると思う。  2010.2.7

え!? iPhoneで3G回線を使ってSkypeが出来るようになるって? ホントかな。そうなったらすごいことだ。

早く寝て早く起きる生活になりつつある。そういう発想がなかっただけのことなのだが、もう不健康なことはやめることにしよう。酒飲まず、煙草も吸わず、夜更かしもせず、つまり、酔った勢いでとか、夜中の頭ではなく、冷静に純粋にバカなことをやる。これからはそういうことにしよう。

このところしばらくアイワンで音を出していたのだが、昨日このアンプを貸していただいた。昨年の秋から部屋の響きを変えてきているので、アイワンだと音が甘くなり、QUADの方がガツンという音が良く出るようになった。去年まではQUADだと硬質で、アイワンだと丁度良かったのだが、音のバランスはとても微妙で難しい。明日以降の音楽喫茶はこのアンプでやるつもりです。

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やはり現状では、何をきいてもQUAD系が良い。今Let's noteCF-T5にいれたiTunesで、ロバート・ワイアットの「シュリープ」をきいて、音に感動した。特に高音質なソフトってわけではないのに、もう12年も前からきき続けているいる「シュリープ」でこんな音をきいたのは初めてだった。QUAD909はけっこう良いかも知れない。405とどっちがいいかなあ。

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このジャケットもLPだったらいいだろうなと思わせる物だ。

うう、ダメだ。夜の9時20分だというのに眠くなってきた。しょうがない、コーヒーを500ccいれて、11時までもう一息原稿書きを頑張ろう。それにしても、一日鳴らしてたらQUAD909は本領を発揮してきたらしい。今は「シェリル・クロウ」だけど、すごくいい。さっきのロバート・ワイアットもそうだったけど、ギターのはじけるような音が最高に良い。405はこんなに良かったかなあ。もう少し渋い感じの音だったように思う。  2010.2.8

そろそろ早寝早起きにして一週間経つ。一日を有効に使うことが出来るし、良いですねこれは。こんな生活をしていたら、今後何かが変化していきそうな気さえする。

そんなわけで、今夜も音楽喫茶はやっていますからどうぞお出かけ下さい。午後7時〜10時です。2/20日(土)は戯れる会の例会で、非会員の方も参加OKです。初めて来てもいじめられたりはいたしませんのでこちらもどうぞ。

これは早起きをしたので、午前中に作って昼に食べていた「筑前煮」ってやつです。

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ダシや味も問題だけど、何十人分もいっぺんに作った物と違って、ちゃんと一つ一つの素材が煮崩れず形を保っているあたりがおいしさと深く関係があるかもね。

QUAD909は2008年の11月27日に同じ個体を貸してもらって、スタジオできいている。あの時は「普通のアンプ」という感じの印象だった。ところが、「もしや」と思って持ち主にお願いしてもう一度貸していただくと、今回は抜群の鳴り方をしている。一年ちょっとで何が変わったのだろう。ルームアコースティック、プリアンプ、しかもaetのEVIDENCE3本で「エビ固め」だから、確かに状況が変化しているのは確かだ。しかし、まいったなこの音は。あれこれ忙しいので、もっぱらiTunesできいているのだが、ウキウキしてくる。OSの違いも大いに音に影響があるとは思いますが、プリアンプやパワーアンプはアナログ再生にも影響があるから、影響大です。

さて、明日は朝の九時半からスタジオでちょっと大変な取材なので、早く寝ようっと。  2010.2.9

ちょいと出かけていたので、更新が滞りました。生きてますから、ご心配なく。

取材でL-65その他を全部片付けてしまったので、今日はその復旧作業をしている。あと二箇所、床に直径5cmか6cmほどの穴を空けてスピーカーケーブルをさらに隠したい。それが出来れば、視覚的にとてもスッキリする。視覚的にスッキリし,ヨガの時もケーブルを外す必要がなくなる。それに加えてもう一つもくろみがあるのだが、そのもくろみを達成するにはあと一つ二つの問題を解決しなければならず、今考えていることに決着がつくのは二ヶ月ぐらいかかるかな。

やっとL-65を元に戻し、ケーブル類を結線し、音を出し始めた。Photoshopで画像処理をしながらなので、いつものようにLet's noteのiTunesで音楽をきいているのだが、QUAD 909は力強くグッとくる音でなかなか良い。

さて、夜の11時が近い。明日は仕事だし、今夜も早寝して明日は良い仕事をしよう。今日も色々やったし、あとは明日だ。では皆様、おやすみなさい。  2010.2.13

昨日から少し吸音材を減らした状態で音楽をきいている。まあ、微調整ってやつです。

撮影で小野島大さんに会ったので「Beatlesきいた?」と言ったら「USBですか? いや、まだです。どうしようかと思ってるところ」とのことだったので、「すごいですよ」「そんなにすごい?」「うん、そんなにすごい」と教えてあげた。このところAmazonでは28000円が続いているけど、あの音質だし、28000円はとても安いと思う。今後24bit音源がもっともっと沢山出てくれたら楽しいだろうなあ。  2010.2.15

このところちょっと忙しかったし、寒かったりもしてほんの少し風邪気味だった。でも、寝込むなんてことはない。咳も鼻水も出ない。早寝早起きとジンジャーシロップのおかげだろう。それしか考えられない。

今日はスタジオで撮影があって、それが終わったら昨日の分と合わせて画像処理をやって、夜は少し音の調整をしようかと考えている。スピーカーケーブルを床下に通す方法も検討中で、それとケーブルを外した時に、穴から引っぱり出してまた元に戻す方法も考えなければいけない。

撮影は思ったよりスムーズに運んだので、夕方は近所の鍼灸院に行った。これできっとさらに体調が良くなると思う。よし、夜は音楽をきくぞ。今日の東京は雨降りで寒い。でももう二月も半分が終わったらから、あと半月もすればきっと暖かくなる。StudioK'sにも善人にも悪人にもひとしく春は来る。

今日はずっとMacProを使っていたので、MacPro+FireFace400で音楽をきいていた。MacProとFF400はいつもきいているLet's noteとは違う音でなかなか面白い。MacProの方が断然太くて堂々とした音だ。きき慣れたサイモン&ガーファンクルの「アメリカ」でもドスドスいう音が随分違う。夕方行った神田明神下の鍼灸院は、頭や顔面にも沢山鍼を打つ先生なので、今夜は妙に頭が重たい。まだ10時前なのに眠くなってきた。やっぱり早く寝ようっと。雪が降っても明日の夜は音楽喫茶ですから、皆様のお出でをお待ちしています。  2010.2.16

MacProがすごく堂々とした音だってのは昨日書いた。PCオーディオって面白いでしょ。CDプレーヤーだと、インターコネクトと電源ケーブルと置き方ぐらいだけど、PCときたら、パソコン三種類持ってたら、それぞれ異なる世界を提示するし、再生アプリケーションでも変わるし、OSでも音は変わる。アナログで言えばカートリッジを交換するのの半分ぐらいは変わる。当然ながら、これにUSBケーブルもかなり音が変わるし、インターコネクトだの電源ケーブルの変化が加わってくる。さらにクロックのケーブルがまたすごい影響力なので、(デジタルだと言うのに)トータルではかなりの幅で音世界が変化する。

Let's noteというかWindows版のCUBASEの再生音はアナログのカートリッジで言うとZYXみたいな音だ。細かい音や定位感に優れる。それで僕は違和感がなく愛用しているのかも知れない。

今日はとりあえず最後から二番目の原稿を書きつつシフォンケーキを1個作り、食パンを1斤焼き、佐川急便の荷物が届くのを待っているのだが、なかなか来ないのでラクーアの成城石井とその近所のDoitに行ってしまおうかと思っている。もちろんWiifitはほぼ毎日やっているけど、やっぱりそれだけじゃダメで、20〜30分は歩いた方が良い。出来るだけ健康、健全な中の狂気みたいなものが良いと思う。

今、「やんぐまーぶるじゃいあんつ」をきいているんだけど、MacProでもLet's noteでも、まあ、極端なことを言うとラジカセでも良かったりして、もちろん今鳴ってる音はかなり良い感じではあるのだが、やっぱり機器を選ぶ音楽ってのがあるような気はする。だから、「ここの空気感がすごい」とか「何をやってるのかがわかる」とかいうことになって、そういうことがわかる音源が必要になる。

もう40年以上も昔、日本におけるスポーツサイクル・フレームビルダーの神様的な人がいた。今はフェラーリを売っている、本郷三丁目の土屋製作所にいた人なのだが、その名人が作ったフレームの美しく薄いラグを際立たせて美しく見せるには、ボッテリ厚い塗装をすると価値がなくなってしまうので、極めて薄い塗装しか許されない。こんな話を思い出す。もちろん、速く走ることとは何の関係もない。実にたのしいよね。  2010.2.17

ちょっと吸音材を外しすぎたみたいなので、少し元に戻そう。最近わかったのだが、スタジオで使っているサーロジックのパネル(45cm×180cmが6枚分と45cm×120cmが2枚)、この効果と、天井に取り付けたり壁のあちこちに置いた大建工業の吸音材の効果がほぼ同等だった。もちろん数値ではなく、感覚的な話です。だって、数値化するったって、吸音と反射では比較のしようがない。おそるべし吸音材。

厨房でFM放送をききたいと考えていて、どうしたらいいかなと思っている。湯島一丁目10番地界隈は医科歯科大の建物による電波障害の補償で東京ケーブルネットからのケーブルが引かれていて、アンテナは問題ない。例えば、J-WAVEは81.3じゃなくて83.1なんだけどね。でも、それをやるとLenovoからダイレクトには音が出なくなるのがちょっと問題で、アンプが必要になるしUSB/DACも必要だ。どうしよう。LenovoのiTunesも不調だから、DACとしてAirMacExpressを使ってもいいんだが、まああれこれ試してみよう。

まいったなあ、今日の午後突然インターネットがつながらなくなって、この問題で半日以上費やした。iPhoneで最低線メールは読めるけど、このページの更新ができないし、どうしようかと思った。何度も色々設定条件を変えて接続したみたがダメで、今やっとPPPoEで接続できた(これもさっきまでダメだった)。でも、これだと無線が使えないので、AirMacベースステーションで接続ができないと不便だ。古いキノコみたいなやつを引っぱり出してきて使ってみたがこれもダメだったし、おかしいなあ。よくわからない。

いやはや、苦労した。すべては僕の理解不足によるものだとは思うが、これまで何年間もちゃんとつながっていたのに、突然接続不能になるっての驚く。でも、何とかLet's noteCF-T5からNTTのルーターを設定し直してすべて正常に、かつ理想的に機能するようになった。Macは自動でスルスルつながったりするから、普段苦労してないのでこういう時にはお手上げになるかもね。まあ、でもこれでとにかく解決だ。おつかれさん。久しぶりに夜更かしをした。さあトットと寝よう。  2010.2.18 の午前1時半になってしまった。

吸音材の効果はとても強いと書いた。実際そうで、効果が強いからついはまる。だから世の中のオーディオ愛好者はデッド路線にはまるケースが多いんじゃないかな。でも、反射と吸音だと反射を基本にしたほうが断然燃費が良いというか、当然能率が良いはずだ。部屋がデッド気味で、しかも現代的低能率スピーカーということになると、ハイパワーアンプが必要になってくると思う。まあ、それはそれで一つの方法だし楽しい世界だろうから、やってみると良いと思う。僕の場合は、細かな音をきくより、のびやかさを求めているので少々ライブな状態を好んでいる。

今日は、最後から二番目の原稿のことを考えつつ、あちこちを片付けた。昨日引っぱり出したBフレッツのルーターを元に戻し、机の奥の方に掃除機をかけたりして、MacProの周囲の整理整頓をした。もう少し物を減らさないといけない。  2010.2.18

昨日もビートルズのUSB24bit版でアルバムを三枚ほどきいた。もう、僕の中ではこれが基準になってしまったから、CDの音だともの足らなく感じるようになっている。もっとあれこれ出てくれないかなあ。USBメモリ高音質音源。

一昨日の夜から厨房でFMをきけるようにした。今日は金曜日だから、今はジョン・カビラの声をきいている。でも、これをするとLenovo+SoundSticksという組み合わせは使えないので、SoundSticksは昨日MacProに戻した。そしてAirMacExpressを使えば、MacProからでもLet's noteからでもMacBookAirからも厨房のLINN DISKREETを鳴らすことができる。これもまた良い。

食パンは徐々にうまく焼けるようになってきているが、MyAudioLifeの原稿書きがあと一歩、あとほんのちょっとってところだ。読んだらどうってことない文章なんだろうけど、これが意外に大変で、理由は、多分オーディオのことだけを書いているわけではないからなのだと思う。

明日の午後は戯れる会例会。久しぶりにちょっと参加者が少ないかも。それならそれで色々やれることもある。四人でも五人でも集まってくれれば有り難いことです。  2010.2.19

午前中にあれこれ食材を買ってきてスタジオに来て、午後は楽しい戯れる会例会だから今はスタジオ内を片付け中です。今日の東京はとても良い天気で暖かい。2月も後半だから、そろそろ春が近くまで来ている。

今日の午後まずみんなでやったこと。僕は今日やるなんて考えてもいなかったのだが、「やろう」という長老の言葉に乗って、やり始めたのだった。

しかし、厚さ58mmの床に一方通行で穴をあけるのはとても大変で、ドリル、自在錐、トリマ,回しびき と掃除機まで総動員してやっと穴があいた。穴をあけて、スピーカーケーブルを床下に通し終わるまでには、なんだかんだで一時間半ぐらいかかったかも知れない。

でも、おかげさまでスピーカーケーブルがスッキリと収まってくれて、ヨガ教室の時にスピーカーケーブルを外さなくても良くなったし、掃除がしやすくなる。それにしても58mmはなかなかの厚みだったので、途中で何度か「もうダメか」と思った。

ガチガチのコチコチではなく、でもものすごく厚くて丈夫な床や壁を必要としていた。そしてあの大改装で、その通りの状態にしてもらった。この厚さ58mmの床でもやはり揺れるから、スピーカーのと言うか音楽のエネルギーはものすごい。そして38cmウーハーのスピーカーだと部屋が先に破綻してしまうのだが、L-65だとギリギリでスピーカーと部屋がいい勝負をする。僕のやっているオーディオは、それほどハイエンドでもなく、大型スピーカーでもないから横綱大関路線じゃないけど、幕内力士同士のすごくいい勝負みたいなものを目指していて、できるだけ白熱している状態が良い。

明日はお菓子作りとデジカメの会で、夜は「男女でみぞれ鍋」パーティの予定だ。  2010.2.20

2月末にフェーズテックからUSB接続が可能なDACが発売される。僕のところには少し前からこのDACが時々持ち込まれて、音をきけていて、例えばビートルズの24bit版音楽喫茶は二回ともこのDACが使われた。値段は20万円台半ばぐらいで、USBに加えて同軸や光の入力もあるし、クロック入力の端子があり、何と10Mhzのクロックがダイレクトに入る。今後PCオーディオの核になっていきそうなDACだ。では、もしこれがあれば、RMEのFireFaceシリーズは不要かというと、そんなこともない。面白いことに、この二台はバッティングしない。まず機能と言うか目指しているものが違うし、音も違うと思う。

穴を空けるのも大変だし、うまいこと床下にケーブルを通して穴から引き出すのもけっこう大変だと思うが、おかげさまで、スピーカーケーブルが床下を通り、写真の通り大変スッキリしました。これは一人じゃ出来なかった。複数の人がアイデアを持ち寄り、そしてたまたま僕の所にはいくつかの木工用の道具があったので、それらを全て駆使して、やっととどいた。  2010.2.21

大家さんちのおばあちゃんが亡くなった。おばあちゃんも色々な人がいるけど、木賀さんのおばあちゃんは美人のおばあちゃんだった。この人もまた一年ほど前に亡くなってしまったのだが=神田明神の脇で露天を出していた八百屋さんで野菜を買っているときにおばあちゃんに出会った時にはいつも、僕が荷物を持ってきてあげていた。だって、大家さんだから同じ場所に戻るからね。StudioK'sが稼働した時に、僕が最初に撮った写真は大家さん一家と不動産屋さんのポートレートで、大家さんが「山本さんに撮っていただいた写真を使わせてもらいます」と言っていた。葬式用の写真ってのは矍鑠としているうちにプロに依頼しておくのが良いと思う。

そんなわけで、今週はあまりドカドカした音楽もかけていられないのだ。

やっと原稿書きが終わったので、「インビクタス」という映画を見に行く予定だ。

今、階段で大家さんに会って、お通夜とか告別式の予定をきいたら、「そういう形式ではないので、今、お時間があれば上がって下さい」と言われて、3階に上がってお線香をあげてきた。「香典は一切受け取らないから、すべてお断りしているし、喪服も不要、生前お世話になった人のお気持だけでけっこうです」ということで、僕は普段着のままお線香をあげて手を合わせてきた。88才、亡くなる前日も自力で散歩に出かけていたそうで、まったく苦しまず、家族の手もわずらわせなかったから、理想的な亡くなり方かも知れない。明日の夜、お別れの会はやるけれど、お通夜ではないそうだ。というわけで、一応喪服や御霊前の袋も用意していたのだが不要だった。僕自身は墓が要らないので、夏目漱石も入っているという雑司ヶ谷にある山本家の墓の、その権利を放棄しているのだが、同様に、これから、今日みたいな葬式も増えていくのかなと思う。  2010.2.22

そんなわけで、あまり大きな音を出すことは控えますが、今夜も音楽喫茶は開店です。

昨夜、「インビクタス」を丸の内ピカデリーで見た。マイケル・ジャクソン以来だったが、僕はやっぱり丸の内ピカデリーは音がピカイチだと思う。お向かいのシネマズTOHO日劇はちょっと中高域が強くそれが気になる。「インビクタス」は、もろ直球勝負的なすごく良い映画だった。クリント・イーストウッドが好きかと言われると、半分好きだけど半分はちょっとねみたいな感じだけど、硫黄島の二作とこのインビクタス、監督として良い仕事をしていると思う。でも、映画館はガラガラのガラ空きだった。夜だっていうのにお客が50人もいなかったんじゃないかな。ラグビーファンじゃなくても是非見てやって下さい。泣いちゃいます。

今日は暖かな一日だった。打合せで共同通信社に行き、帰りは汐留から銀座まで歩いて帰った。この春、PCオーディオfanVOL.2が発刊されるので、新しいことも古いことも色々考えている。

宇多田ヒカルが歌うPLACEBOのTheBitterEnd(カバー)。よくぞ、PLACEBOの歌を歌ってくれていますが、宇多田ヒカルファンには申し訳ないけど、まるで違うんだよなあ。緊張感がないと思う。

本家PLACEBOのプロモーションビデオはこちら、メチャ格好いいのですが、実は美形のブライアンがわざとヘンな化粧して出てくるところが大物なのです。いやまあほんとに、ステファンのカッコいいこと、惚れ惚れしちゃう。でもステフはゲイなのでPLACEBOファンの女の子の視線はもっぱらブライアンのところへゆくわけです。

とか書きながら、今夜はモーツアルトのピアノコンチェルトをきいている。すごくいい。  2010.2.23

冬季オリンピックのTVをまだまったく見ていない。人並みに、フィギアスケート女子ぐらいは見ようかな。

オリアンティの動画も随分Youtubeに上がってきていますね。とりあえず代表的なところでこれですかね。こんな風にギター弾けたら楽しいだろうなあ。マイケル・ジャクソンが亡くなったことによって、結果、最も注目されたのはオリアンティかも知れない。こういうのも運命というか星ってやつだろう。

日経新聞の有料ネット版が開始か、月額4000円は安いのか高いのか。いずれにしても、紙の新聞が徐々に減っていく運命であることは間違いないのだが、今後どうなっていくのだろう。  2010.2.24

今日は春一番かな。暖かいけど、そろそろ天気が崩れそう。こんなことを繰り返して春が来る。もう何十回も夏を体験しているのに、夏は冬のことを忘れて「こんなに暑くちゃかなわないから、冬の方がマシだ」と思い、冬は「寒くてたまらん、夏になって欲しい」と思う。忘れるのって良いことで、全部覚えていたりするとこいつは不幸なのだ。音楽にしても、きいたその時「いいなあ」って思って、でも忘れちゃって、またきいて「やっぱりいいなあ」って思う。忘れずに残ったものが記憶なのだと、長田弘が書いていた。

僕のところでは、例えば戯れる会例会にしてもオーディオ誌の試聴にしても、今のところはCDをきくことが多い。だから、プレクスターのCDドライブはまだ中心的存在なのだが、そろそろどうかなと思い始めている。色々な人がメモリで音楽データを持って来るなんていう時代が本当に始まりつつあると実感したのは、やっぱりUSBビートルズの存在が大きい。昨年、Let's noteCF-T5のHDDをSSDに換装した際、64BGのSSDが15000円、128GBが25000円で、「まあ64GBでいいか」と考えたのだが、iTunesで15GBちょっと使い、ビートルズで10GB近く使ったので、まだビートルズしか出てないんだけど、「まずい、足らなくなるかもしれん」などと思い始めている。

カエターノのCDは40枚以上あるけど、FLACなら32GBぐらいで入るかな。でもやっぱり特典映像とかも欲しいから、やどうかな、それともその頃はメモリがさらに安くなってるからやっぱりUSBメモリ1個かな、などと夢想している。でも、そんなことになると本当にまずい。やっぱり最低でも1TBぐらいのHDDが欲しくなる。

キム・ヨナと浅田真央って顔も体型も似ていて兄弟みたいだから、僕はどっちが勝ってもいいと思ってるんだけど、まあそういうもんでもないんでしょうね。  2010.2.25

このところはこんなコンビできいているのだが、大きさが似ているのでデザイン的な落ち着きは良い。マランツ7はずっと使っていれば良いのだが、しばらく休ませて久しぶりに使うとすごくヘンな音になる。で、あちこち回したり(たたいたりなんてことはないけど)いじくりながら三日ぐらい経つと、いきなりものすごくいい音が出たりして驚く。

今日は11時から女子フィギアを見ている。スタジオでTVを見るのは一月の戯れる会例会の時にユーミンの番組を見て以来で、久しぶりだ。

ああ面白かった女子フィギア。初めてちゃんと見たけど、キム・ヨナは安定しすぎていてちょいつまらない感じ。浅田真央の方がドラマチックで面白かった。オリンピック見ている最中、お掃除ロボット「ルンバ」スタジオにて初稼働 なう。

軽い花粉症らしく、この時期はなんとなく頭が重い。  2010.2.26

自分で使っていないからあまり実感はないのだが、最近のデジタルカメラはかなり進歩しているみたいだ。3200とか6400という感度が実用になってきているし、一眼レフはみんな動画が撮れるようになったし、あと五年とか十年後にはどうなっているんだろう。iPhone3Gもそうなのだが、今のところ、EOS40Dでちゃんと使えているし、50Dにしたから、あるいはEOS7Dにしたからどうかというと、どちらも僕が望んでいるものとはちょっとずれている。まあそろそろであることはわかっているが、次の機種はどうなるのかなと思っているところ。

写真撮影業というのは、常に不安がつきまとうものだった。だから、比較的高いギャラも発生したし、仕事じゃないにしても全面的な信頼をおけるカメラを欲した。だから、ライカであったりニコンであったり、ハッセルだったりで、オーディオも良く似ていて、ファッション的なのだ。「イザってときにはこれを着て行けばOK」みたいな感じかな。PCオーディオは価格破壊的で、今のところ、高いのはLINNだけかな。LINNは元々割高で、でもその割高なLINNを所有することがオシャレでリッチで、でも金満的な雰囲気ではないところがまたオシャレっていう路線だから、一貫した思想がある。だから、好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いなのだ。僕はどうかな、どっちでもないかな。クールに見ているし接している。

まだ、全然わからないのだが、例えばアキュフェーズは今後どうするのだろうと思ってしまう。いくら何でももう100万を超えるCDプレーヤーは作っても売れないだろうと思うのだが、PSオーディオみたいな機種を出してくるのだろうか。わからないんだけど、僕は毎日使っているMacやPCを使って良い音で音楽がきけるのならそれでいいやと思ってしまう。

だから、MacやPC+オーディオインターフェースやUSB DACを使ってデジタル音楽データの再生をやっている人は、別にこのままでもいいやというところで、ちょっと面倒だけど試しにLinuxを使ってみようという人も含めて、とりあえず24bit96Khzの音源を再生することはできる。そうなると、パソコン操作が嫌いという人向けに音楽データの再生専用機を作って売るということになるかな。あるいはその専用機の方が断然高音質だということになれば、また話は別だと思う。さて、どうなるのだろう。LINNのDsはリッピングさえしてしまえばPCは不要で、iPhoneとかiPodTouchをリモコン代わりに操作が可能だ。だけど、例えばネットブックを使ってリスニングポジションで操作をするのってそんなにイヤなことかなあ。マジメな話、例えばCD12のシャモジ型のリモコンみたいにどこを押したらいいのかわからない物に比べたら、MacにしろWindowsにしろかえって使いやすいと思う。

僕は、定価数万円から30万40万円ぐらいの範囲でUSB DAC内蔵のプリメインアンプが沢山出てきたら、それはPCオーディオが一般化した証拠だと常々書いてきていて、それは今そうなりつつある。もし、例えばアキュフェーズあたりからハイエンドなデータプレーヤーが出てきたら、その時が次の段階かなと思っているのだが、どうだろう。もし仮にそんな製品が出たとして、それはオーディオ愛好者に受け入れられ、成功するのだろうかと楽しみにしている。  2010.2.27

マラソン大会だっていうのにみぞれだ。僕は一月だの二月にこの手の大会を開催することが間違いだと思う。青梅マラソンともバッティングするしね。ファンランの大会は、記録のことなんか考慮せずもっと暖かい季節に開催する方が良いと思う。ホノルルマラソンはみんな笑ってるんだけど、河口湖マラソンを走っている人が真剣に黙々と走るのは、寒いのと時間制限の足きりがあるかどうかの問題も大きい。フリーカメラマンになりたての頃、雑誌「ランナーズ」の撮影を半年ほどやってたことがあって、「楽しそうな写真を撮ってくれ」って言われるんだけど、楽しそうに走ってないんだからこりゃどうしようもないのだった。走ってる人相手に冗談言って笑わすわけにもいかないもんね。

おー、それでも晴れてきたので良かった。今日の午後はヨガ教室でヨガを習う。

今週もまたけっこう原稿書きだな。今日で二月も終わりだ、がんばろう。  2010.2.28

上は音楽喫茶のために買った紅茶マシーンで、おいしい紅茶をいれることができるけど、イマイチ不調でうまく作動しなかったりする。一回取り替えてもらっているし、ちょっとイヤになってきていて、捨てちゃおうかと思っている。イザって時に使えないのは困る。火曜日夜の音楽喫茶にでも来ていただいて、修理して使いたい人がいたら差し上げます。ガラスのテーブルの下、掃除ロボットの「ルンバ」はけっこう役に立っている。とにかく、これのおかげでスタジオの中が片付くのがすごい。それと、普通の掃除機ってゴミを吸引するのでものすごく電気を使うのだが、ルンバは吸引ではなく「かき込んでいる」方式だから、電気代がほとんどかからないし、排気の臭いもない。1960年代に売っていた「フクバホーキイ」のもっと賢いやつが自動であちこち動きまわるって感じかな。そして掃除し終わると自分でホームベース(充電器)に戻るので、ペットを飼っているような気分になる。動画を撮れるデジカメを持っていないので、動画を掲載できないのが残念。

StudioK'sをつくって13年間で、僕は掃除機を5台買った。最初に買ったのは東芝製15000円ぐらいの物で、排気が臭い、ホースが抜ける(掃除をしていると、テーパーが合わなくて抜けるのだ、信じられない作りの悪さだった)、ちょっとした事でひっくり返る。これはどうしようもない物で、「これを設計した人間に使わせてやりたい」と使う度に罵っていた。僕は沢山の東芝製を使ってきていて、ほとんど外れがない。今も、食洗機と洗濯乾燥機を使っていて、洗濯乾燥機の静かさと言ったら特筆もので素晴らしい。でもこの掃除機は最悪だった。

4年間そのダメ掃除機を我慢して使い、次に買ったのがDYSON DC5だった。小型になったタイプの二つ前のモデルで、これはそこそこ高価だったがとても良くて、現在もあるところで稼働している。その次に買ったのはDYSONのハンディクリーナーとエレクトロラックスのコードレスで、これは一昨年のことだ。DYSONのハンディクリーナーは一年ちょっとで電池がダメになり、先々週オーディオベーシックの編集者に「欲しい?」ってきいたら、喜んで使ってくれると言うので進呈した。エレクトロラックスのコードレスは2万円ぐらいだったが、使いたいときにさっと出して使えるのが最高に良い。そして5台目が「ルンバ」というわけで、先週から「ルンバ」とエレクトロラックスの二台体制になった。エレクトロラックスのコードレスは、ハンディクリーナーにもなるので、ルンバに床を掃除してもらって、しきれない場所とか、机の上などはエレクトロラックスで掃除する。両方ともなかなか良いので、このまま数年いければOKだ。

極端なパワーを要求しなければ、このエレクトロラックスはなかなか良い。色は何色かある。普通の掃除機は、しまってあるのを出してきてプラグをコンセントに差しホースをつなぐのが面倒で、結局掃除しなかったりする。でも、コードレスだと必要な時にサッと掃除ができるし、ゴミもけっこう捨てやすいので愛用している。広い面は「ルンバ」に任せて(スケジューラーをセットしたので、未確認だが、火木土日の朝10時になると自動的に掃除をする筈)、細かいところはエレクトロラックスってのが最も良さそうだ。

雨の日はショパンの「24の前奏曲」をききたくなる。何故だろう? 雨を連想する曲があるからだなきっと。でもそれは「城ヶ島の雨」ではありません。念のため。  2010.3.1

一昨日からこんなスピーカーで音楽をきいている。そんなわけで、今夜はこのスピーカーで音楽喫茶をやるつもり。二日間マランツ7のトーンコントロールで低音をちょいとブーストして目一杯の音量で鳴らしているので、音はかなり良くなってきた。とにかく、ストレスなくウーハーが動くようにならないとね、良い音は出ません。とても濃い音だと思う。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。

このスピーカーは欲しい方にお譲りします。スタンド付きです。なにしろミニマの復刻版があの値段ですし、今はスタンドも売っていませんから、中古は貴重でしかも安い。

火曜日朝10時過ぎ、スタジオに来ると、ルンバが自動で動いていて、Let's noteCF-T5のAC電源ケーブルを引っこ抜いていた。やばい。一日おきなんて考えずに、毎朝10時からに設定しようかな。

今夜の音楽喫茶はアッと驚く沢山のお客様で、毎週こんな状態ならずっとやろうかと思ってしまうぐらいの盛況だった。ミニマアマトールは、徐々に本領を発揮してきていて、L-65をどかして三ヶ月ぐらいあれこれやってみればかなりのところまで追い込めそう。サブウーハーも使ったりすれば、ミニマアマトールでもいけそうというぐらいの感じだ。ヴィヴァルディのLPがすごく良く鳴るけどまだ固いので、もうしばらく遊べばさらに滑らかになるはずだ。何度も書いているが、ソナスファベールのスピーカーの中で、僕が一番好きなのは一番小型のミニマで、曲線とシャープなエッジの融合が素晴らしく、何度見ても何十年経っても美しい。ミニマアマトールは一回り大きいので、音の余裕で言うと1000ccと1500ccぐらいの差があるのだが、ほっぺたがふくらんでいるのに合わせてか、ミニマのシャープな直線的エッジは持っていないのが残念だ。今晩来てくれた皆さんは多分、「ミニマアマトールってこんなに堂々と鳴るのか」と思ってくれたはずだが、やってきて三日目でこれだから、あとは推して知るべし。

ミニマアマトールに限らず、何だって不満を書けば際限なくある。問題はどう良いところをきいて楽しむかだろう。L-65はもちろんトータルで僕のベストスピーカーなのだが、やってきて3日目のミニマアマトールでしかきけない表現ってのがあって、それは例えばKEF105なら共通して持っていた(多分)もので、「ああ、この感じは久しぶりだな」なんて思ったりする。  2010.3.2

やっぱりスピーカーと共に毎日自分の腹筋も鍛えることにしよう。決めた。今週の金曜と土曜はPLACEBO初の単独来日公演で2日連続のスタンディングだし,腹が出てちゃ楽しめるものも楽しめない。

そう、スピーカーから良い音を出すには、色々な刺激を与えるのが一番だから、こういう時はレコードをかける。ミニマアマトールでヴィバルディのLPをきくと最高で、高級なチーズみたいな音なのだ。モノラル盤LPも強烈な刺激になるのでバンバンかけまくる。来週の火曜日夜は昨夜よりグッと良い音になっているはずだ。  2010.3.3

今朝は生姜を買いに行く。今年になってからは4kgずつ買っている。去年の暮れに、いつも行っていた八百屋さんが閉店して、僕はこの立派な生姜を買えなくなった。「他の物はスーパーでも買えるけど、生姜だけは困ります〜」と泣きついたら、何と八百屋の卸屋さんを紹介してくれた。八百屋さんの奥さん(氷川きよしが大好き)は僕のことを「生姜を沢山買う人」って呼んでいたぐらいだから、閉店してお客に迷惑がかかっちゃまずいと思ってくれたみたいだ。

紹介されて行った先でも僕は毎回一番高級な生姜を箱で買うものだから、一発で覚えられて、一週間で5000円ぐらいしか買わないのに、「すごいね〜」などと驚かれている。まあ、人生極端なことはやるものです。

今日はミニマアマトールでひたすら弦楽器のLPをきく。なんかヘンな気分になるぐらい気持が良くなる音だ。

よし、今夜は久しぶりにASTREE アストレのLPでもかけよう。  2010.3.4

さて、今日と明日の夜は待ちに待ったPLACEBOの来日公演なので楽しみ。

朝、ルンバの動きを見ているとピンポンとチャイムが鳴って、「近所まで来たので寄ってみました」と言って、最近会社がつぶれて無職になったという友人が来た。「突然ですがいいですか?」って、いいわけないだろ。と、思ったけどまあしょうがないから、30分ほどつきあって、昼に餅を食べたら奥歯の一部が外れてしまい、それからダイナミックオーディオに行って店員さんとちょっとDACの話をして、郵便局でお年玉年賀葉書の当たりを切手シートと交換し、40分かけて歯医者さんに行って歯を接着してもらってから赤坂Blitzに行ったという、今日は不思議な、と言うか予想外の1日だった。でもまあ、無事に歯もくっついた状態でPLACEBOのライブも行けて良かった。一階のスタンディングで飛び跳ねて最高、明日ももう一回あるから最高。色々やりたいこともあるけど、何もやらずにさっさと寝ようっと。  2010.3.5

僕はこの春から、新発売のフェーズテックHD-7というUSB DACと、FireFace400を併用するつもりだ。両方とも素晴らしい製品で、僕の音楽&映像生活に不可欠のものだ。そして、どちらもこれまでの機器とは少し、あるいは大いに違う機能を持っていて価格破壊的な製品だと思う。

フェーズテックのHD-7は単なるUSB DACというわけでもなく、いくつかの機能が加わっている。ダイレクトに10Mhzのクロックを受け付けるし、出力もするので、僕の装置の中でHD-7とFireFaceはクロック用デジタルケーブルで連結されることになる。

そして、今試していることがうまくいくと、この春はマルチチャンネル再生がとてもスムーズに行えるようになる予定だ。でも、ちょっと文章で説明するが難しいので、時間をかけて、いろいろな方法で伝えてゆきたいと考えている。僕には僕のやるべきことがあるから、それを必要としてくれる人には、けっこう有用かも知れない。

PLACEBOの二日目は後方で跳ねていた。音のバランスはこちらの方がだいぶ良い。演奏は今夜も最高だった。ヨーロッパでも上位の人気を誇るバンドを赤坂Blitzできけるなんてすごい贅沢だ。ブライアン・モルコの圧倒的な歌、そしてステファンのギターとベース、ブライアンもステファンも好きだけど、あの若いドラマーの気持いいこと。ああ、楽しかった。スタジオにもどっても、耳が「ジー」っていってるが、昨夜はもっとだった。あのアニエスbのDVDを見てPLACEBOの存在を知ったのは2007年の秋だったから、待つこと二年半、夢が叶った。  2010.3.6

今日の昼頃Let's noteCF-T5が起動しなくなった。SSDが壊れたのかも知れない。SSDに換装したのは去年の夏だったから半年ぐらいか、壊れてくれるにはちょっと早いな。せめて2年はもってくないとね。64GBじゃ足らないなんて書いていたから気を利かせて自動的に逝ってくれたのだろうか? そんな新機能も加わっていたとは知らなかった。まあ、ダメならHDDに戻すしかない。それともMacminiにでもした方がいいのだろうか? でも、これ以上物が増えるのはイヤだし、どうしたものだろうか。

ルンバは毎朝10時なると自動的に出動してもらう設定にした。毎朝一時間自動的にスタジオ内の掃除をして戻る。僕はよく「今日は戯れる会例会だから、今掃除機をかけている」とか「RockDayなので午前中に来て掃除をしている」と書いてきたわけだが、これからはルンバが代わりに毎日掃除をしてくれる。髪の毛や衣類の繊維や食べ物の屑やらで、一日経つとけっこうゴミやチリは床に落ちているらしく、毎日ルンバのゴミを捨ててもけっこう次の日はたまっている。また、空気中にはけっこう細かなチリやホコリが浮いていて、そういう物も落ちてくるのだろう。とにかく精神的に楽になるのが大したものです。

ミニマアマトールも一週間音を出し続けているので、かなり良い音になってきている。明日の夜も音楽喫茶は開店予定なので、興味のある方はどうぞききに来て下さい。20畳にミニマアマトールでもいいんじゃないかなと僕は思っていて(しかも近接ではなく離れてきく)、マランツ7を使っているのでサブウーハーなしなんだけど、多分誰もそれを不満に感じる人はいないと思う。もちろん、ところどころは至らない面もあるけれど、大型機器を導入するのとは違う種類の贅沢だと思うのだが、どうだろう。

マランツ7とQUAD909の組み合わせも、音は良いのだが、なにしろマランツ7ときたら、ボリュームコントロールがしにくい (11時〜13時半ぐらいの範囲かな)から、909だとかなりシビアな操作を要求される。その点QUAD405は裏に出力ボリュームも付いていたりして融通がきく。そんなわけで、実は修理中のQUAD405がそろそろ戻ってくるのではないかと思って待っているところだ。

今日の状態はこんな風。フェーズテックの新しいUSB DACの製品版が届いた。二月三月は超貧乏なので、四月の国税還付金をあてにして、借金して買った。フェーズテックHD-7とFireFaceシリーズと10Mhzのルビジウム、この三つはローンで買っても良い物です。そして、Let's noteCF-T5が起動しなくなったので、14インチのCF-Y2が久々の登場です。フェーズテックのDACと組み合わせているが、満足のいく再生音だ。ミニマアマトールがよく鳴り始めていることとも相まって、今日はゴキゲンだ。当然ながら、通常はiTunes、イザという時はCUBASEです。やっと使い慣れてきているのだから、CUBESEもそうそう簡単には捨てられません。

昨夜WindowsXPとUbuntuのデュアルブートになっていたものを、XPのみのシングルブートに戻してスッキリしたLet's noteCF-Y2(Oさん&Iさん、ありがとうございました)。僕は実験をする気持があまりないので、HDDにパーテーションを切ってダブルブートにするのはもうやりたくない。それをやるなら、全く同じMacminiを三台買って、Mac Windows Linuxとインストールして使うとか、MacProでやるとかの方が楽かな。  ああ眠い、まだ夜の11時前なのになあ、明日はまた朝なるべく早く生姜を買いに行って、昼間はシフォンケーキを作って原稿も書いて、夜は音楽喫茶です。どうぞお出かけ下さい。 2010.3.9

PLACEBOの大坂公演は、ドラムのスティーブが客席にダイブするというすごい盛上がりようだったらしい。東京と大阪のファン気質の違いもあるかも知れないけど、去年のサマソニ大阪はブライアンが一曲歌ったところで気を失って倒れてしまい、演奏者もファンも(涙)だったわけで、その雪辱もあるから、ちょっと違う雰囲気だったんじゃないかな。

バゲット焼きは1年続けて、まあまあのところまできたのだが、最近一つ「なるほどそうか」と思うことに気付いた。もしかすると、これでさらに美しいクープをもったバゲットを焼けるようになるかも知れない。うまくいくといいなあ。結果はそのうちまた。僕にとっては、音を良くすることを考えているのも、写真や料理のことをあれやこれやとやっているのも、みんな同じなんだわ。あんまり面倒なのは楽しくなくなるから、普通にやってちゃんと出来る状態が良いと思う。  2010.3.9

昨日、修理に出していたQUAD405が直ってきたという連絡が入ったので、数時間後には取りに行き数時間通電して、夜の音楽喫茶は久しぶりのQUAD405だった。どちらも良いのだが、405はちょっと渋みのある音で、909の方が明るくてパワフルだと思う。それで、今日の午後もずっと電源を入れっぱなしで音楽も鳴らし続けている。フェーズテックのDACも通電三日目だし、みんな少しずつ変化していて、徐々に良くなってきている。ミニマアマトールもあれこれ鳴らしているので、さらに良くなってきている。今日はfoober2000で再生しているが、すごく良い音だ。

foober2000との組み合わせが良いのか、マランツ7の機嫌が良いのか、それともQUAD405が通電10時間を超えて本領発揮なのか、理由は定かでないが、夕方あたりから昨夜とは別世界があらわれた。音に芯があって、強い表現だ。ミニマアマトールからこんなに強い音がきけるとは思わなかった。これだからオーディオはやめられない。  2010.3.10

そうか、毎朝ルンバが自動的に出動して床を掃除してくれるのだから、床より高い場所にあるホコリは、「はたき」みたいな物で床に落としておけば良いのだな。なるほど、だんだん付き合い方もわかってくる。

ソニーから発表。こんなに小型でAPS-Cなのか、デジカメはこれからさらにさらに進化しそうな気配だ。

DVDAudioのソフトって確か全部で何百枚タイトルしかない筈なんだけど、何枚かマルチでききたいものがある。Beatlesの「Love」とか富田勲の「惑星」とか、あとは何かな。そんなに沢山はないのだが、いくつかあるので、何とかしてこれをPCで再生したいと思って、あれこれやってみている。山本@日本マルチch再生推進委員会。ちなみにDVDAudioのソフトはMacだと再生するアプリケーションがないので×、当然ながらUbuntuも×、唯一Windowsのしかもfoober2000のみが対応しているのだった。WinDVDも現行バージョンは×なのでした。夜は東銀座の「東劇」にビートルズの映画を見に行った。そんなわけで、まだバゲットのクープは試せていないので、これは明日以降かな。やっぱり次に見る映画はアカデミー賞のあれですかね。  2010.3.11

そういうわけで、来週土曜日の戯れる会例会ではDVDAudioのソフトなどを持ち寄ってもらって、DVDAudioでマルチチャンネル再生の時間を設けたいと考えている。3月までは、非会員の方の特別参加もOKです。試しに参加してみていただいて、楽しいところだなと思ったら入会していだければと思います。  2010.3.12

ああ、あと10分ほどで、また一つトシをとってしまう。

ルンバはベッドやソファの下にも入ってゴミやホコリをかき集めるので、そういう環境で使ったらとても気分が良さそうだ。あと、ペットのいるお宅には良さそう。動作音はそれなりに大きいので目覚まし時計の代わりにもなる。仕事の日は朝早く、休日は11時ぐらいに設定しておくといいかもね。なにしろ床に物を置かなくなるのがすごい。

これからのデジタル一眼レフカメラ、普及機はミラーレスになっていくんだろうなと思う。あと5年とか10年経つと、フィルムカメラの時代同様、普及タイプの一眼レフボディは数万円(これはすでにそうだけど)、上が下がってきて、フルサイズの高級機で20万から30万円みたいなところで落ち着くのだろう。そして、もしイメージャーが平面ではなく球面になったら広角レンズの歪みなんて無くなるんだろうか? 

一昨日あたりだったか、早瀬文雄さんのサイトにすごく良い事が書いてあったので、「そうそう、まったくその通り」と思っていて、昨夜同じところを見たらその文章が消えていた。あらら。僕はあれを読んで、「異議なし!」と叫んだんだけどなあ。   2010.3.13

さてと、今日は日曜日、床はきれいになっているので、僕は雑巾がけでもしよう。注意していてもコーヒーがこぼれていたり、何だかわからない汚れってのはけっこうあるものだ。今までは掃除機をかけるまでが一仕事だったので、なかなか雑巾がけには至らなかったけど、ルンバのおかげで労力を別の所に向けられるのが良い。天気も良いし、それが終わったら自転車で成城石井に行ってきて、戻ったら書きかけの原稿をそろそろ仕上げよう。オーディオでは、もう少し財力にゆとりがあればやってみたいこと、試してみたいことはあるのだが、しょうがないなあ。出来るところでやるしかない。

一ヶ月ほど自転車に乗っていなくて、久しぶりにラクーアの成城石井に自転車で行って、帰りに壱岐坂を上っただけでへばった。これはまずいと思って、また神田明神の前を下って、蔵前橋通りに出て清水坂を上ってスタジオに戻った。このところちょっと運動不足だった。自転車にももう少し乗らなくちゃ。ギターも弾かなくちゃ。

このところ、毎日CD三枚ずつ日本のポップスとかロックをきいているのだが、うーん、イマイチかな。  2010.3.14

ミニマアマトールはさらに鳴らし続けているので、ますます良くなってきている。やっぱり大音量であらゆるソースを鳴らさないといけません。機能を使い切る前に不満を感じたりってこともあるから、なるべくしつこく使い倒した方が良いと思う。本来、そういうことのガイドとして、雑誌やWebなどが存在するんだと思う。

AudioBasic誌は「スモール・オーディオ」というテーマを掲げている。それに反対する気はまったくないけど、僕自身はちょっと違っていて、スモールにしろビッグにしろ「慣らし切るオーディオ」が良いと思っている。だから、コンパクトデジカメで撮影した写真をA3ノビにプリントしてきているし、限界はどこなんだろうということにいつも興味がある。

ペンタックスの中判デジカメが発表になった。ものすごい解像力で、値段もキヤノンとかニコンのフルサイズ一眼レフと同じぐらいらしい。じゃあ買うか、売れるかと考えてみると、僕の予想では多分それほどは売れないと思う。解像力ったって、そりゃ風景写真になら有利だとは思うけど、大きく引き延ばさなければ差は出ないし、かつて僕らが4×5や中判カメラを使ってきたのとは違うと思う。一眼レフの圧倒的なアドバンテージは速写性だと思うので、単に受光サイズが大きいことが問題なら、ミラーレスで、旧マミヤ6みたいな距離計連動タイプのデジカメが出てくればOKだろう。つまりコンパクトデジカメをうんと大きくしたような物があれば良いわけだ。でも、距離計連動タイプのでかいデジカメなんてカッコが良いとは言えないから、もっと売れないんだろうな。カメラ業界もオーディオと同じでファッションなのだ。そして、けっこう売れた旧ペンタ645のレンズ資産もあるから、一眼レフになったのだと思うけどね。

昔は、ポラも撮れたし、アオリもきいたし、ギャラも高かったしということで中判や4×5を使っていたのだが、その図式が崩れた今、35mmのフルサイズデジタル一眼レフはかつての中判並みと言われている。だから、今のカメラの状況は、僕がオーディオで考えている「使い切る、鳴らし切る」スタイルになってきているのが面白いなと思う。  2010.3.15

今日の東京は暖かくて、朝八百屋さんに寄ってきたら汗をかいてしまって、上着を脱いだ。けっこう花粉が飛んでいて、頭が重く、少し喉が痛い。この程度で済んでいるのがジンジャーシロップのお陰かどうかはわからないが、とにかく身体には良さそうなので、通年で作り続けて飲むことにした。

☆ミニマアマトールで弦楽器のLPをきくと、ちょっと気が変になるような心地よさだ。夜は音楽喫茶をやりますので、そのあたりもききに来てみて下さい。自宅と仕事場とか、愛人宅用とかにそれぞれオーディオ装置を持てたら楽しそう。クラシック好きの愛人とかRock好きの愛人とかがいて、それぞれに装置をプレゼントして使っててもらって、時々遊びに行く。なんて、ことできるわけないよな。

僕のスタジオには今、Macが二台、ノートPCが三台あるというのに、なかなか「オーディオ&映像用にこれ一台で完全OK」というのが無い。MacProはかなり静かだけどファンがあるし、Windowsで使っていると少し不安定というか、わけのわからない挙動を示すことがある。かといって、MacProほど静かなWindowsのデスクトップ機ってのもなくて、それでLet's noteってことになるのだが、現行のLet's noteはファンが付いているしで、なかなかうまくいかないものだ。

外付けのDVDドライブを持っていないので、AirとかLet's noteCF-T5に対して何かをやろうとすると困ることがある。それとも関係あるのだが、長めのUSBケーブルが必要になって、2mのUSBケーブルを買うことにした。で、どうしようかと考えた結果、ワイヤーワールドの赤いタイプを一本注文した。紫の上位機種で、赤の方が賢い感じの音だから赤を好む人も多いだろう、紫の方が普通のいい音って感じで、どちらも捨てがたいのだが、紫は一本あるので今回は赤にした。1mが17000円で2mが19000円です。1.5mはない。ケーブル代でブルーレイドライブが買えてしまうあたりが困ったもんですが、USBケーブルでかなり音が変化するので、そこそこ音の良い物を三本ぐらいは持っていないと仕事にならないし、あと10cm長さが足らないなんてことがよくあるのです。
  2010.3.16

今度の戯れる会例会や、来週以降の音楽喫茶でかけようと思っているLP。今回は女性ヴォーカル特集でしょうか。

おっとヤバイ! ルンバが来た。お前、昨日トイレに入って自分でドアをしめて、閉じ込められているのを救出してやったんだぞ。大事なLPの上を掃除したりして邪魔するなよ。というような、ペットを飼っている気分。

ワイヤーワールドの赤いUSBケーブルが届いたが、当然ながら新品なので、MacProとフェーズテックのDACを接続して、iTunesをかけっぱなしにして、名古屋まで取材に出かけてきた。WindowsXPのiTunesはLenovoもLet's noteもうまく9.03がインストールされず、変なことになっている。Windows版のiTunesはおかしくないか?   2010.3.7

なんと一ヶ月かかって、やっと2000字ほどの原稿を書き上げた。もちろんそれだけをやっていたわけじゃないけど、あまりに効率が悪いので我ながらバカじゃないかと思う。でも、きっとオーディオ機器を開発している人たちも、同じようなことをやって作っているのだろうから、紹介する方も手抜きなしという態度であたるべきだろうと思う。プロレスになったり国際式ボクシングになったりする世界だけど、長い間オーディオ雑誌を読んでいれば、読者はどこがプロレスでどこが綱取りかってこともわかってくる。でもワールドカップやオリンピックはない世界かな。「日本代表! ベイシー所属 菅原選手 世界に誇る驚異のJBLサウンド」なんてことはないもんね。

今日は一週間ぶりぐらいでバゲットを焼いている。これまではオーブンに入れる前に良く切れる包丁で切れ目を入れていたのだが、前回から包丁をやめてカミソリにしている。まだ焼けていなくて途中なのだが、ガラス越しに除いてみると、なんとなくうまくいきそうな予感だ。カミソリは二回目なのだが、前回は初めてだったので力の入れようがわからなかったのだが、今回は少しコツをつかんだような気がする、って言ってもたった二回だから、どうかなというところ。バゲット焼きももう1年過ぎて何回焼いたかな。シンプルなものほど奥が深い。

この1年2年は、StudioK'sも僕個人も最悪で危機的状況なのだが、この三月は、僕にとっての何かが動いている。そんな気がしてならない。まだわからない何かだ。何もカタチにはなっていないが、多分、今後の10年20年に関係し影響がある何かが今どこかで動き始めている。偶然や必然が重なってどこかでカードが一枚開いた、時にそんな予兆が感じられる。努力とか作為ではなし得ない何か、僕個人の力ではどうにもならないような何かが、後で振り返れば2009年あたりから徐々に始まっていたと思うのではないか。そんな気がする。   たわごとってやつですね。

さあ、ちょっと散歩に出かけて、それから音楽をききながら残りの原稿を書くことにしよう。今日は久しぶりにL-65できいている。「ああ、僕のスタンダードはこんな音だったのか」と思う。

今度の戯れる会例会での試聴CDのうち一枚は「復活!!タイマーズ」を使おうかな。  2010.3.18

Let's noteCF-T5のSSDが壊れたのか、とにかく起動しなくなったので、ちょっと面倒なことになっている。MacProはすごい低音で音はなかなかのものだが、最初期タイプなのでWindows7はインストール出来ないし、MacOSも64bit版はインストール不能だ。音に関して言えば、今のところ「これが一番」というものはなく極めて流動的な状態で、64bitが絶対に良いと限ったわけでもない。静粛性で言えば、HDDで使ったとしてもLet's noteは最高だし値段もこなれているので、お勧めであることに変わりはない。CUBASEなんか使わず、ドングルにUSBポートを取られなければ拡張性もある。そんなことを考えるとWindows+フリーソフト路線だと、foober2000できいているのが良いのかも。

同一条件での比較をしていないのでわからないのだが、SSDとHDDは音が違う気がする。本当は、MacProみたいにSSDとHDDを差し替えたり複数使うことのできる物で比較してみたいところだ。まあ、FLACとWAVの音がやっぱり違う、FLACからWAVに変換しても、FLAC出身のWAVと元からWAVでは音が異なる、ぐらいの差異かな、いやSSDとHDDの方がもう少し違いが大きいかな。

Macの場合はどうなのだろう。使い勝手や大きさ価格などを考えると、何がベストかはよくわからない。MacProは普通の人におすすめ出来ない代物だし、そうなるとiMacかMacminiかということになるので、僕の次の試みとしてはMac miniあたりかなと考えているのだが、何で毎年PCやMacを買い続けているのだろうと、ちょっとアホらしい気もする。今使っているMacProが第二世代のものだったら、また別の展開になっていたと思うのだが、なかなかうまくいかないもので、これがまさにパソコンの世界だ。とにかく、どっかで「もう当分これでいい」と思うのが一番だ。

FireWireならあるのだが、USB接続の外付けDVDドライブを持っていないので、Let's noteCF-T5のSSDが壊れているのかどうかを確かめることも出来ずにいるというトホホな状態なので、徒歩5分のイートレンドにDVDドライブを買いに行ったが、通販のみで店頭では扱っていないとか。まったくしょうがないなあ。徒歩5分の店だけどオンラインショップから購入して配達されることになった。あきばおーとかもそういうケースが多い。

27インチのiMacって考えられないぐらい安い値段設定になっていて、MacProじゃなくてiMacで仕事が出来ればなあと思ったりするのだが、LEDモニタがどの程度のものか、いずれにせよLEDモニタになっていくのだと思うが、まだ未知数というところだ。MacBookAirのLED画面で仕事するのはちと厳しい。まあそれを言うとMacBookProとかPowerBookでも厳しかったから、ノートでは辛いかな。  2010.3.20

さて、今日の午後は一ヶ月ぶりの戯れる会例会だ。9人ぐらいの人が参加してくれる。あれこれやりたいことがあるけど、今月はMacの逆襲という雰囲気もあるかも。まあ、でもそれほどマニアックな路線ってわけでもない。元々やってることがマニアックだから、さらにマニアック路線を選択すると世界の突端に位置してしまうわけで、僕は厳しく世界の突端を求めているわけではなく、安楽に音楽をききたいと思っている。そのあたり、バランスの良いところをさがしているということかな。

今日の午前中はシフォンケーキを二個作っているのだが、スタジオに来るとルンバが掃除をやっていた。前日、床の物を片付けておけば掃除が完了する、これはものすごく助かる。

ああ、とてつもなく内容の濃い戯れる会例会だった。疲れたあ。なんだかんだで10人の参加者があって、すごく面白かった。DVDAudioの再生あり、SACDマルチあり、自作の新方式DACあり、クロックあり、英語版Macにafplayありで楽しんだ。TheBeatlesの「Love」マルチも最高に良かったけど、でも、最後にきいたLet's note+ワイスもすごく良かった。

そんなわけで、今日はアナログの再生が出来なかった。やることが多く忙しくてミニマアマトールもアナログもきくことができなかった。まあ、ミニマアマトールやアナログをききたい人は火曜日夜の音楽喫茶でどうぞ。今は夜の11時頃で、一人ゆっくりとLPをかけている。ものすごく疲れているのだが、今日も集まってくれた人たちが「なるほど、そうか、面白かった」と思ってくれたら、戯れる会もやっていて良かったと思う。かなりギリギリのところでやっているので、自分自身も「なるほど、そうか」と思うことが多々ある。

そうそう、三月で非会員の例会お試し参加OKは終わります。   2010.3.20

昨日、初めてSACDマルチとDVDAudioのマルチ「Beck SeaChange」を比較試聴した。とても面白い。パリッとしたDVDAudioとゆったり感のSACDって感じかな。どちらも大成功はしなかったメディアだが、ユニバーサルプレーヤーを使わずにきけるのが素晴らしい。

しかし、「タイマーズ」最高でしたね。「まわりはワナ」でOSその他の比較試聴、なんて楽しいんでしょう。戯れる会はいつでも入会OKです。ソフトハード両面に熱心な人が沢山いますので、実に楽しい会です。

PCオーディオに関して、今僕が欲しい物を全部購入するといくらかかるのかなと考えてみる。50〜60万円ってところでしょうか。一昔前、高級CDトランスポートが200万とか言ってた頃のことを考えると随分安い値段であれこれ(ハイレゾデータから、マルチから、録音まで)楽しめるので、すごく安くなっていると思う。でも、なんせこの不況下ですからなかなかね、厳しいところです。

さて、今日の午後は「お菓子作りとデジカメの会」こちらも会員募集中です。スタジオK'sで第三日曜日の午後お菓子を作って撮影したいという人はどうぞ。3年もやっていれば、だいたいのお菓子作りとデジカメでの撮影を覚えることが出来ます。

そして夜はパーティでのり巻きを作る。今、近所のスーパーで材料をたんまり買ってきた。今夜は男5人女3人の予定、男だけでのり巻き作って食べてるのも変だし、逆もつまらないと思う。  2010.3.22

昨日は僕が使っている電子レンジオーブンの仕様を正しく認識することができた。思い込みや先入観は本当に良くない。これで、さらに「三つ星ビストロ」もその能力を発揮することだろう。100%間違って使ってたわけではなく、バゲットを焼く時などは(正しく理解しないまま)ちゃんと使っているので、かえって間違ったままになってしまっていた。一度仕組みを理解すればもう間違えはしないのだが、一人だったら僕は一生間違った認識を持ったままだった。やっぱり、みんなでやるってのは良い。だから、戯れる会にしても、僕がよくわかっていて「こうなんですよ」とか、「これはどうもヘンでこうらしい」とか提示することもあるし、僕がすごい勘違いをしていたり無知だったりして、「なるほどそうだったのか」と教えてもらうことも多々ある。やっぱり、一人より複数の方が良い事が多い。そういう場をシェアしている。

USB接続の外付けDVDドライブが届き、DVDAudioのことでいくつか試したいこともあって、夜中になってしまったが早速使ってみた。それとも関係してDVDで「ベルベット・ゴールドマイン」という映画も見てしまい、そんなわけで、昨夜は久しぶりにちょっと夜更かしをした。

さて、今日の午後は撮影だ。背景やカメラはセットしたから。一時間で撮って、一時間で処理をして宅急便で発送する。

と、思ったが、実際はけっこう大変で撮影だけで二時間半かかり、これから画像処理をするのだが、やっぱりこういう時ってiTunesに限る。そんなわけで、「ブランキー・ジェットシティ」などきく。

ルンバのおかげで床は日常的にゴミやホコリのない状態を保っているのだが、床に物を置けないので、24インチモニタを置いてある机の上がちょっと乱雑になってしまった。あとはこの机の上さえうまく片付けられればマアマアの状態になりそうだ。がんばろう。不要品はどんどん処分しているのだが、なかなか追いつかない。

暖かいのか寒いのかよくわからない連休が終わって、そろそろ春だなあ。今夜はちゃんと音が鳴り始めたDVDAudioを楽しもう。  2010.3.22

☆今晩の音楽喫茶は女性JAZZヴォーカルかな。あと、ご希望があればDVDAudioマルチです。富田勲の惑星はマルチでちゃんときくと本当にすごい。

パイオニアのUSB接続外付けDVDドライブを買った。送料無料で6000円弱、3年前MacProに入れた内蔵DVDドライブが1万円ぐらいだったから、電源+ケース付きを考えるとすごく安い。なんで外付けDVDドライブかと言うと、理由は二つあって、1)Let's noteやMacBookAirには光学ドライブが付いていないこと、2)MacProでDVDAudioのマルチを再生出来るようになったが、ドライブの回転音が耳障りなので、外付けにして座布団でくるめばOKかなと思ったこと。この二点が理由です。DVDAudioも再生出来るという段階から次は心地よく鑑賞する段階に入っているというわけだ。  2010.3.24

昨夜の音楽喫茶では最後の「惑星」のDVDAudioマルチをかけてきいてもらった。好き嫌いは別にして、今から30年ぐらい前に富田勲はこれをやりたかったのだ。僕はLPできいていたが、この4.1chのDVDAudioソフトの発売は2003年で、僕は遅ればせながらやっと今ちゃんと再生出来るようになった。僕はユニバーサルプレーヤーを使わず、Windowsとirefaceでマルチにしているので、DVDAudio版のPCオーディオなわけです。

DVDAudioのソフトは数が少ないため、中古の値段が高騰していて、昨夜の「惑星」も非常に希少で高価だ。24/96のデータをUSBメモリで出してくれればなあと思う。まあそれでも、何とかソフトを手に入れたり貸してもらったりできるものは、きくことが出来るので、それを喜ぶべきだろう。SACDマルチも然り。

「ベルベット・ゴールドマイン」のサウンドトラックが届いたのできいている。The Sladeの「Coz I Luv You」という曲が映画の中でかかったので、サントラ盤に入っているものと思ったのだが、入っていなかった。残念。あとで調べたら「ベルベット・ゴールドマイン2」に入っているらしい。くそー。

撮影で夜の10時半過ぎまでかかってしまった。明日の朝になるとルンバが出動するから、今日中に撮影機材を全部片付けなければならない。これはきっと良いことなんだろう。ああ、でもとにかく今日は疲れた。他にもやることが沢山あるのだけど、もうダメ。寝る。「ハート・ロッカー」も見に行きたいけど、きわどいなあ、有楽町では明日までかな。  2010.3.24

MacProは堂々とした良い音なのだが、とにかく大きいので一般家庭向けとは言えない。それで僕はLet's noteという提案をしてきていて、Let's noteは嘘偽りなく良いと思う。ペンティアムのタイプは安いし、1万円ぐらいでHDDを換装してもらうことも出来るし、USB端子が二個とPCスロットがあるから、ほとんどのことに対応可能で、普通に音楽をきいているのには十分だ。ただ、Let's noteCF-Y2でDVDAudioのディスクをかけるとプチプチとノイズが出る。外付けDVDドライブでも出るからCF-Y2のDVDドライブのせいではない。CPUは遅いのだが、CF-T5の方が世代的には新しいので、CF-T5でも試したいと思っていたが、壊れてしまったので確かめられなかった。

それで、Macも使いたいし、Windows7も使いたいし、どうしたものかと考えている。

しかし、寒いなあ。何なんだこの天気は。春よ来い。

このところ映画を見に行く度に「NINE」という映画の予告編を見せられた。予告編を二回見たけど「この映画は見なくてもいいや」と思ったのだが、今日「見に行こう」と思いなおした。理由はというと、トシを取っていたのでまるでわからなかったのだが、主演がダニエル・デイ=ルイスだったのだ。「存在の耐えられない軽さ」のトマシュだ。「存在の耐えられない軽さ」でサビーナ役だったレナ・オリンは「愛を読む人」とか「ショコラ」にも出ていて、これもまた僕はまったくわかっていなかったのだった。

あと一月後ぐらいに、StudioK'sで「Firefaceの使い方セミナー」を開催することになると思う。正式に決まったらリンクをはりますので、皆さん是非参加して下さいね。  2010.3025

このところずっと「クレモンティーヌ」というフランスの女性歌手の歌をきいている、CD5枚分ぐらいかな。理由はわからないけど、ボサノヴァとJAZZとフレンチポップスの混じった音楽が妙に軽くて心地よい。そういうものを求めている年頃なんでしょうかね。

火曜日からずっとまたミニマアマトールに戻している。弦楽器などは夢見心地の状態を与えてくれるので、その分を差し引いてる面もあるかも知れないけど、魅力的なスピーカーだと思う。

来月発売になる「PCオーディオfanVOL.2」の付録DVDはMAレコーディングスのタッド・ガーフィンクル提供の音源で、今、これを試しにきいてみているのだが、いやはや、すごいものです。やはり24bit96kHzとか88.2の音源は全然違う。乞うご期待。

僕自身はFireface400を持っているので要らないと思うけど、RMEから新しいオーディオインターフェイスが発表になった。「Babyface」という名前で、Firefaceよりは安く、発売時期と価格は未定だが、年内には発売されるらしい。

今日の午後は自転車で三ノ輪の実家へ行った。たまには入谷の方でも通って行こうかと思って、車坂の下を通ると「ウエスタン=北山珈琲店」が営業していたので寄って、あの濃くて深い珈琲を飲み、豆を200g買った。

実家からの帰り、寛永寺陸橋を上って車道を走り、我が母校上野高校の手前で右側のペダルがもげて、「カランカラン」と転がった。我ながら悪運が強い。最高のタイミングで折れてくれたものだ。上りの途中とか下りで時速40km以上出してる時に転倒すると鎖骨骨折ぐらいは覚悟しなければならない。しかも今日は土曜日でまだ夕方の6時半ぐらいだから、アマンダスポーツもやっている。だましだまし乗って、西日暮里の急坂を下り、ガードの下の道を走ってアマンダスポーツに行き、電気がついていたのを見た時は、「やれやれ助かった」と思った。

ウエスタンのマスターに会ったのも久しぶりだったが、これまた久しぶりにアマンダスポーツの千葉さんに会って。すぐに修理をしてもらった。僕が使っているペダルは「ラムゼイペダル」というアマンダスポーツのオリジナルなので、他所では絶対に修理不能だから、近くで壊れてくれてラッキーだった。千葉さんが「この自転車も長く乗ってもらっているね、何年になる?」「娘が生まれた時に作ってもらったので、28年です」という会話を交わして帰ってきた。ロードレーサーもあるけど、普通の靴、普通の服装で乗れるから、なんだかんだでこっちの700cの自転車はよく乗っている。日頃Let's noteで音楽をきいているようなものだろう。

そういうわけで、今夜はLet's noteにてキャスリーン・バトルが歌うパーセルの歌曲をきいている。  2010.3.27

いやはや、寒い。寒い日はRockだな。朝から、豆を煮て、折りたたみパイを焼き、バゲットを焼き、皿まわしをやって、そしてヨガという1日。でも、頭の中の半分ぐらいを原稿書きのことが占拠している。  2010.3.29

昨日は寒かった。朝一番でとりかかった折りたたみパイは、初めて作ったのでイマイチ、二回から三回でイメージ通りのものに寄せられればOKだと思う。バゲットは去年の秋頃使っていた粉が届いたので、今使ってる物がまだ残っていたが、味を確かめたくて新しい方を使ってみた。やはり,思った通りで秋頃使っていた方がおいしかったが、思ったより気温が低く、そろそろしまいたいと思っていたガスストーブを使って二次発酵を促進させた。皿まわしは八王子から毎月習いに来る人がいるので、ちゃんとマンツーマンで30分ほどアドバイスをする。熱心なので僕が教えたことは一ヶ月で出来るようになってきている。でも、今回から三枚だから、そろそろ少し苦労するかもなあ。教えるとき僕は自分の道具ではなく、相手の持ってきた道具を使ってまわしてみせる。10年ぐらい前の絶頂期のことだが、僕は他人の道具を使って六枚まわしをしてみせたことが何度もあった。でも、さすがに限界の七枚は自分の道具じゃないと出来なかった。ヨガも四年目でだいぶ慣れてきた。一月に一回、一時間半ほど身体のあちこちを伸ばしたり動かしたりまわしたりするのは、良い事だろう。宇宙との交信まではできないけどね。でも最近Wiifitで立木のポーズをやっているときに、「ああ、これがきっと天から吊されている感じなんだろうな」と時々7秒間ぐらい思うことがある。

このところずっとfoober2000ですべての音楽をきいている。ホルダやディスクを指定して再生しているのだが、特に面倒とも思わない。不思議なもので、Macでこの状態だとものすごく面倒だと感じる。

CDのディスクを使って再生するのと、リッピングしてHDDから再生するのではどっちが良い音なのかは、正直わからない。どっちみちCD以外のデータはHDDにコピーしたものを再生するしかないのだし、両方選べるのだから、好きにすりゃいいと思う。僕のところには、色々な人がCDを持ち込んだりもしているので、それをいちいちリッピングするのはよろしくないから、CDからの再生もある程度の状態をキープしておきたいと思う。

しかし、桜も咲いているというのに何という寒さだろう。まいるねこりゃ。こういう時はホットなジンジャーエードです。最近搾り方を変えたら少し味が変わった。フードプロセッサーにしろジューサーにしろ、小型で高速回転の物はものすごい音がするので、低速回転で搾れる機械が欲しいなんて思うのだが、こいつが高くて買えない。  2010.3.29

☆今晩は音楽喫茶です。色々考えた結果、やはり四月以降も毎週火曜日夜の音楽喫茶はやり続けることにした。オーディオのことはほとんどやれないけど、その時気に入っている音楽や、たまたまやってきた機器やソフトをきく日に確保しておこうと思う。

「Bento」というファイルメーカーProの弟分みたいなデータベースソフトがあって、僕は一昨年これを買ったものの結局料理レシピ集はファイルメーカーProで作ってもらうことになり、去年ファイルメーカーProを買った。それはともかく、「Bento」って「弁当」なんだけど、この言葉は海外でも定着しつつあるらしく、先日ラジオをきいていたら「パリでBentoが流行っている」と言っていた。一年半ぐらい前にパリの美術ギャラリーで「Bento」をテーマにしたコラボレーションがあり、料理人がギャラリーでBentoを作り、お客がそれを食べるというものだったという噂もきいた。フランス料理のコースなどとは対極にあるコンパクトさと言うか、俳句にも似た極めて凝縮した食事だと思う。音楽でもそういう動きはあると思うし、今僕の頭に中にも似たような何かがあって、いつかStudioK'sでもそんな、つまりアートと料理が合体したイベントをやりたいと考え続けている。楽しんでくれる人と、何かを表現したい人がうまく機能してくれて初めて成立するので、ちょっと難しいのだが、いつの日かそんなことが実現したら、実際には大変だろうけど、きっと楽しいだろうなあ。  2010.3.30

この2L最強とも言えるピアノソナタをSACDできくという発想がなくて、でも先月の戯れる会例会に特別参加した人が持ってきたのをきいて、「そうかSACDマルチできくっていう手もあったのか、買っておこう」と思い速攻で注文した。それが今日届いたので、丸ごと一枚きいていみてる。しかし。SACDが1700円台で買えるのって安い。ベートーヴェンのOP:111最後のピアノソナタと現代曲の組み合わせで、これをマルチで再生すると、本当に目の前でピアノを弾いているような状態が出現する。戯れる会例会ではオーディオの実験とか音質どうのってことをもっぱらやっているので、良いソフトを始めから終わりまで再生することが出来なくて、いつも心残りな気分になる。やっぱりそれは音楽喫茶でやるしかないのかなと思う。

  

ワオ! 久しぶりにTheBeatlesUSBが20697円だぞ。  2010.3.31

今日のTheBeatlesUSBは21703円ですね。パート28に移行しました。

新しいTotalMixFXはEQやトリム、リバーブやディレイも搭載されて、FirefaceUCでも使えるようになるらしい。最近になって色々わかってきたのだが、Firefaceはものすごく役に立つ機能満載の機器で、単なるDACではない。でも、このミキサー画面に慣れないとその恩恵も受けられない。いくつか隠し機能みたいなものもあるし、だからやっぱり、みんなでTotalMixの講習を受けましょう。これを使いこなせるようになれば、Firefaceは一生物で145000円で買えるなんてタダ同然って感じなのです。申し込みはこちらからどうぞ。


TheBeatlesUSBは、このところ28500円が最安になっている。ここを見ていて、安いのが出たら速攻でポチするのが正解かも。CD16枚分、しかも未だかつてきいたことのない24bit音源だ。コンピューターによる音楽再生でのみこれを楽しむことができる。



僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月  

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