このページもついにパート30だ。本来なら10月1日からパート30に移行するはずなのだが、珍しく多忙のため18日遅れでやっとこちらに移行できた。
第二回1Coin喫茶展で好評だった「フルーツグラタン」というお菓子の中身はこちらを見ていただくとして、どのようにしてあのお菓子を作ることになったのか。
正式には去年から、第三日曜日の午後2時半から6時までを「お菓子作りとデジカメの会」にした。それまでの数年間は「デジタルピクニック」というデジカメの会だった。僕は長い間あちこちでいろいろな事を教えてきているのだが、お菓子作りとデジカメの会などでは教えてない。教えてるけど教えてないが一番正しいかな。長い間やっていたモノクロームのプリントも同じで、暗室作業の最初の手ほどきはしたし、あんまりひどいプリントをしているときは「ちょっと、こういう傾向だよ」と言うことはあるけど、師弟関係ってわけではない。それは戯れる会も同じだ。
だから、StudioK'sでやってきた写真のグループ展はいつも見事なぐらい作風がバラバラで、それはとても良い事だと思う。
お菓子作りとデジカメの会では、スタジオにある何冊かの本を見てお菓子を作ったりしていて、大森由起子という人の書いた、「フランス 伝統的焼き菓子」という本の後ろの方に、割と地味な感じで「フルーツグラタン」が紹介されていた。去年の8月にメンバーの一人が「これを作ってみたい」と言い、試しに作ってみた。僕はまったく興味がなくて、気がつきもしないでいたお菓子だった。
作って食べてみると、食べた瞬間に僕も含めて参加者全員が「これはうまい!」と言った。それで、去年の第一回1Coin喫茶展のメニューに入ったのだが、とにかくダントツにお客さんの評判が良く、しかも作るのが簡単で失敗もなかったので、今年は三日間通しで「フルーツグラタン」を作ることになった。
複数の人がいると、いろいろな風に関係し、作用して徐々に変化してゆくものだ。そして、うまい具合に僕の厨房にはフルーツグラタン作りに必要な道具があった。卵黄と白ワインを泡立てるのはハンドミキサーだと少々荷が重く、キッチンエイドのスタンドミキサーが本領を発揮したし、一昨年はあぶり秋刀魚を作っていたので、ガスバーナーも持っていた。そういういくつかの要件が重なってたまたま良い結果につながったらしい。
でも、楽で確実で評判の良いものだけにするとお仕事っぽくなってしまうという意見も出て、来年は別の物も作って出すことになりそう。 2010.10.18
作品に仕上げるという行為はすごく重要で、年に一度でも発表の場を持つのは良いことだ。それは僕もまったく同じで、毎回手を抜かずにやり続ける中で何かにつながってゆくのだろう。それしかない。
上の写真が今朝の状態です。スピーカーの内ぶりゼロ。壁に立てかけてあった細長いサーロジックのパネルは左右に横たえてある。
奥の方に、小さなサーロジックが二枚あり、その前に椅子が全部で13脚、ギターケースが二つと陶器が数点、あとはクッションが二つほど置いてある。そんな状態で音を出してみると、かなり違うバランスになった。
中高域が少々うるさいと感じる場合があるのだが、その一点を除けば他はすべて今の状態を好ましいと思う。明るくて、サブウーハーなんか「鳴ってますぜ」って感じがして楽しい。未完成だけどのびのびしていて実に新鮮だ。
わかっちゃいるけど、「部屋でこんなに変わるのか」と思う。 2010.10.19
先日の喫茶展以前の状態はなんだかんだで4年かかって作り上げたセッティングだから、ある種の完成度をもっている。とにかくイヤな音をださないように修正に修正を重ねてきたようなところがあるわけだ。で、今日からまた似たような状態に戻したのだが、少し開放的な音の方向に軌道修正をすることにした。
闊達さを残したセッティングにしようと心に決めて、徐々にサーロジックのパネルを移動してみる。スピーカー後方に細長いパネルを斜めに立てるとこれはものすごく音にきくのだった。ほぼ左右対称に、しかも高さはなるべく高い方が良い。もしかすると上半分でも良いのかも知れないのだが、それは試す事が出来ない。
これのことね。視覚的な鬱陶しさと音の落ち着きは反比例でこの場所に二枚置いただけで耳につくうるささが消える。サーロジックの音響パネルは本当に優秀だと思う。
そして、スピーカーの真横あたり、左右にも以前同様に置いてみると音はさらに落ち着く。やはり4年かけて決めた場所は正しい。でも、さっきまでの明快さを失いたくないから、吸音材は出来る限り排除する方針にした。 2010.10.21
昨日は面白い体験をした。こんなにうろたえたことも久しぶりだった。
写真の通り、昨日StudioK'sにAE2がやってきた。オーナーは「もう十分楽しんだから、誰か欲しい人がいたらゆずる」と言う。
そういうことだったので、スピーカーはL-65のままサーロジックのパネルをほぼ元に戻して部屋の響きを整えた後、AE2をセットしたのだが、アコースティック・エナジーという名前の通りのうるさい音で、「AE2でRockDayをやりたいと思っているし、しばらく鳴らしてみます」ということになったのだが、正直僕はうろたえていた。
「JBLのL-65って、なんて落ち着きのあるいい音なんだろう。それにひきかえこのAE2ときたら頭が痛くなるような中高域だ。このままじゃまずい」オーナーが帰った後、2時間ほど鳴らしてみたところで僕はこう思っていた。
「こんな時に、SDサウンドのアイワンがあればなあ」真空管OTLアンプの艶やかなサウンドならちょうど良いに違いないと考えた。だが、アイワンは僕のところにないのだった。あるお宅に預けてある。「RockDayまでに何とかアイワンを運ばなければ」と考えて、預けてあるお宅の場所を詳しく知ってる人に電話をして「何とかアイワンを運んでくれないか」と頼んだ。元箱がないから宅急便は使えない。
どうしても彼の都合がつかなければ、僕がレンタカーを借りて運べばいいのだが持つべきは友、「山本さんの頼みじゃしょうがないですから、金曜日の夜遅く運んであげます」ということになり、僕はこれで何とかなるとホッとした。
ホッとしたので心に余裕ができたのだろう。我に返って「こういうキツイ音が出るとき、僕がAudioBasic誌で連載しているマルチフォーカスチューニングではどういうアドバイスをするのだろう」と考えた。スタジオ改装前の状態に比べたら、現在は比較にならないほど中低域が良く出るようになっている。それなのにその中低域がまるで出ないのは=スピーカーが悪い=だからパワーアンプを取り替えれば何とかなる。あの時はこういう普通のオーディオマニア的な発想だった。
ところで新型MacBookAirだが13インチはUSBポート2つにSDカードスロット付きかよ、あほんだらあ。もうUSBポート1個の生活に慣れちゃったもんね。
「こういう風なきつい音が出るときは、ゆるめてやるに限る」
キヤノンのプリンタはAirMacExtremeのUSB端子と接続してあって、MacBookAirからは無線でプリントができる。これは何年か前からとても安定している。だからAirのUSBポートが二個必要なことはほとんどない。でも、もしコンパクトデジカメを買ったらSDカードのスロットがあると便利かも。それともやっぱりEye-Fiカードかな。
LS3/5AをKANスタンドに置くときも、良かれと思ってスパイクで支えると中高域がきつくなる。いつだったか和田博巳さんと一緒にLS3/5Aの全機種きき比べをやったときもそうだった。スパイクに比べると鈍くさいんだけど、Rogersなんかに付いている小さな黒いゴム足の方が断然音は良かった。あれを思い出して、スピーカースタンドとAE2本体の間に小さなゴム辺をはさんで音を出すとグッと低音が出て中高域のうるささが減った。ウーハーにタメができたみたいな鳴り方だった。よしよし、突っ張ってるけど実はいい子なんだと思いつつ、スタンドの下にも柔らかい物を挟んでやるとこれでOK、タメに加えてモーションをつけてウーハーが鳴り始めた。正味5時間の自信喪失と回復のゲーム。これがオーディオという遊びの醍醐味なのだが、もしかすると何十年も自信喪失だけで終わって機器を買い替えさせられてきた人もいるのかも知れない。
アコースティックエナジーAE2はその名の通り、エネルギッシュで実に鳴りっぷりの良いスピーカーだ。だけど、ちょっとバランスをとるのが難しい。レーシングカヤックみたいな感じで、スピードは出るけどバランスをくずしやすく、コロッと沈しちゃうかも。
まあ、とにかくAE2はなかなかの鳴りっぷりだから、23日のRockDay是非ききに来て下さい。基本的には走り始めた。、多分、あと数センチ後方に移動するとさらに良く鳴ると思う、明日明後日でそのあたりを探ってみようと思う。 2010.10.21
夏の間は暑くてアンプのスイッチすら入れたくないって感じだったけど、やっと涼しくなったので最近は朝一でパワーアンプのスイッチをONにしはじめている。
明日は久しぶりにRockDay、キングクリムゾンの新譜(と言っても旧譜のDVDAudio盤)からマルチChでの再生をやる予定だ。これまで出たクリムゾンのDVDAudio盤もかける予定です。
AE2はなかなか良く鳴っているのだが、JBL L-65との比較では多少突っ張っているところが見受けられる。容積1/4ぐらいだからしょうがないんだけどね。L-65はスコーカーとツィッター?にアッテネーターが付いているからこのあたりの調整がきくんだけど、AE2は固定だから自由度は少なくて、セッティングと部屋の響きで調整し、あとはケーブル類を固定式のアッテネーター的に使うしかない。
まあまだやってきて丸2日だからよくわかっていない面もあるのだが、AE2は僕の予想より弦の音は良いのに、ところどころ「はて?」と思うことがある。最悪はPLACEBOのCDを再生した時で、「なんでこういう音になるんだろう」と思っている。2年ぐらい使っていればそういうのも徐々に解決するんだけどね。まあ、それで今日はクリムゾンをきいてるってわけ。
噂になっていた7インチのiPadだが、ジョブズはライバルの7インチタブレットのことを「DOA Dead on arrival」と言ったらしい。壊れて届いたも同然で使い物にならないってことか。
今、僕はPLACEBOからのプレゼントが届くのを待っているところ。
そして届いたPLACEBOからのプレゼント計11点。僕も抽選に参加したいところだが、立場上そうもいかない。
一番左はLPも入っているBOXセットで、とてもオシャレなデザインのDVDも入っている。うーむ、欲しいぞ。どういう方法で抽選しようかなと思案中だ。
涼しくなる気温の変化に身体がついていかなくてどうにもこの時期は不調。頭がガーンとしたり、突然身体が熱くなったり、鼻水が出たり目が痒かったりする。完全に寒くなってしまえばいいんだけどな。風呂に入って身体を温めて、出るときに手足に冷水をかけるというような方法で身体に対して「こういうこともあるんだよ」と教えてあげるぐらいしかやれない。あとは一ヶ月待つ、これだけかな。
明日は何となくお客さん少なそうなんだけど、どうかなあ。ちょっと心配。でも、とにかく明日にそなえて夜中の12半までかかってシフォンケーキ二個焼いた。もちろん直接じゃないけど、PLACEBOからのプレゼントが届くなんて夢のようだ。抽選で当たった人やみんなからブライアンへのメッセージを動画を撮ってDVDに焼いて送ろう。EOS 7Dで撮るかそれともiPhone4で撮るか。贅沢な悩みだな。とにかくやっぱり、色々なことを熱心にやっていればわかってくれる人や応えてくれる人はいるんだと思う。StudioK'sを何とか維持して、興味のあることや好きなことをやっていられればそれでいい。明日もあるし、もう寝よう。では、おやすみなさい。 2010.10.22
☆そうそう、僕の文化活動の一環で、11月3日の午前10時から昼まで「包丁研ぎ講座」をやることになりました。今のところ2人参加なので、あと3人ぐらいはOKです。3000円でサラダとトースト付きです。包丁を研げるようになりたい方は申し込んで下さい。studio.k@mac.com です。
今日は朝10時半からずっと大音量でPLACEBOをかけている。一昨日に比べるとかなり良くなってきた。スピーカーが学習しているのか僕がAE2の音に慣れたのかはよくわからない。多分両方だろう。PLACEBOがこのぐらい鳴ればいいんじゃないかな。
久しぶりのRockDayだった。終わってからカレー食べてお疲れ様でした。また来月もやります。
AE2は欲しいという方にお譲りします。キズはほとんどなし、純正スタンド付き、定価60万円だったそうですが、当然半額以下で、それよりまたまたさらに安い1/3+α程度の値段です。ただ、なにしろスタンドが重たくて、送るのがちょっと大変なので、取りに来てくれる方が有り難いと思っています。タクシーで運べます。 2010.10.23
そういうわけで、あと一週間ほどはAE2で音楽を楽しむ。部屋の響きをもう少し調整したいと思っている。これが思ったところへいけば、L-65に戻した時に少し変化が見られるはずだ。そんなわけでAC/DCで全開の月曜日だ。
僕はAE2を使うとき、今のところiTunesやfoober2000のイコライザで少し音を調整する。やり過ぎるとつまらない音になるので、適度に使う。もちろん最終的には使わなくても済む状態にするのが理想で、例えば自分のスピーカーであるL-65でほとんどイコライザを使わない。マランツ7の時はトーンコントロールで低域を少し上げていた。だいたいそんなところで、誰に迷惑がかかるわけでもなし、爆発するわけでもなし、イコライザーを使うのは悪くないと思っている。付いてるものが便利なら使うし、出てきた音が良ければいいんじゃないかな。
コーネリアス「SENSUOUS」のアナログ盤なんてものがあるのですね。知らなかった。
あらら、TheBeatlesのUSBは29700円になってしまった。上がったり下がったり1万円の変動はすごい。株をやっている人の気持が少し理解出来るかも。何とFirefaceUCは117800円になっている。僕がFireface400を買ったのは3年半前で、あの頃はユーロが高かった時期だったから、15万円以上で売られていたので、円高のおかげで安くなったものだと思う。デジタルカメラの価格変動は上がることがないので落ち方が激しい。カメラはすごく売れていて、新製品がどんどん出て、価格競争をするもんだから、まるでマクドナルドの39セットみたいな状況だなと思う。
一旦買ったら、何年間かは十分に使って、時には作品発表なんかもやりながら過ごすのが良いと思う。
ずっとAE2でいろいろな音楽をきいてみているのだが、声が独特だと思う。これが何とも言葉で言い表し難いもので、説明がしにくい。僕が使っているアンプよりももっと相性の良い物がありそうな気もするのだが、いつもきいている、アグネス・バルツァがオクタヴィアンを歌っているカラヤンのばらの騎士がなかなか良く鳴るし、オッター&コステロの声もすごく良い。明日の夜はバナナシフォンケーキ作って音楽喫茶をやってますから、興味のある方はききに来て下さいませ。AE2の音は多分そうそうきけるもんじゃないと思う。 2010.10.25
24bit版の青盤赤盤プレイリストを作ろうと思っているのだが、ナカナカできない。
AE2からきこえる声は、たとえば同じ歌手が多重録音でハモっている場合なんかに、その分離がすごく良くて、だからなんだって気もするのだが、とにかくこりゃ新鮮だなと思う。
アコースティック・エナジーAE2の使い方について、いくつかのことを理解し始めた。なるほど、なるほど、このスピーカーは小型だし、あまり大音量にしないで使うと良い。どちらかというと小音量、小音量++ぐらいのところで再生してやると実に良い。小音量なのに妙に力強い音なのだ。だから、僕のスタジオみたいなところで,通常あり得ないようなパワーを入れての再生よりも、普通の部屋で普通にきいてやるとすごく力感があって良い。クラシックの弦や声もすごく良い。まあ、僕の場合は小音量と言っても広いから、普通のお宅なら中音量ぐらいだと思う。
そして、今日はAE2を10cmほど前に移動した。スタンドにもゴム片を挟んでいるので、移動と位置合わせはちょっと面倒だけど、このあたりは微妙なところだから、ある程度しつこくやった方が良い。
AE2とAmarraの音ははなかなか良い組み合わせなのだが、僕のところにあるAmarraはデモ版なので、途中で音が途切れてしまう。いい気分で「ばらの騎士」をきいていたのだが、音が途切れるので、AyreWaveをダウンロードして使ってみると、これはなかなか良い音だった。なるほど、Mac+AmarraとかAyreWave+AE2はとても具合が良い組み合わせだ。それが今夜の音楽喫茶での発見だった。 2010.10.26
そうか、よく見たらツィーターがこんな配置になってるってことは、AE2って右と左を入れ替えると音場表現が変わるわけだ。やってみよう。
今日はタランティーノの映画「RESERVOIR DOGS」のサウンドトラックなどをきいていたのだが、突然R・シュトラウスのオーケストラ伴奏付き歌曲をききたくなった。特に「Morgen モルゲン」をききたかったのだ。ドイツ語の歌詞だとなかなかわかりませんが、英訳してあるとドイツ語よりはずっとわかりやすい。
And tomorrow the sun will shine again,
and on the path I will take,
it will unite us again, we happy ones,
upon this sun-breathing earth...
And to the shore, the wide shore with blue waves,
we will descend quietly and slowly;
we will look mutely into each other's eyes
and the silence of happiness will settle upon us.
こんな歌詞で、日本語訳はこちら、どうということもなくて、こんな感じなんだけどね、
そして明日、太陽は再び輝く、
そして私が行く道で
(太陽は)私たち幸せ者を再び一つにする、
この太陽を吸い込んだ大地の真ん中で・・・
そして岸辺へ、はるかに見渡せる青い波の立つ岸辺へ、
私たちは静かにゆっくりと降りてゆく、
黙って私たちはお互いの眼を見つめ合い、
そして私たちに幸せの静かな沈黙が帳を下ろす・・・
この歌詞をどう受け止めるかによって人生が変わるかもね。つまり、このWeが男女であり、さりげないが実はけっこう色っぽい歌詞だと思えるかどうかで、レナード・コーエンみたいな爺さんになれるかどうかが決まるのではないか。僕はそう考えている。
ほんの少し前まで半袖だったのに、昨日今日はコートが必要なぐらいで、涼しいというより寒くなった。そろそろ冬の準備をし始めよう。 2010.10.27
AE2はなかなか楽しませてくれるスピーカーだ。そろそろいいかなと思っていつもかけているヴィヴァルディとかビーバーのLPをきいてみると、これが実に良い。やっぱりこのあたりが外国製スピーカーの奥の深さだ。ある緊張感を持った上での柔らかな音で、またまたなるほどと思わせられる。
例えばiTunesからの再生でイコライザが便利だからと言って使いすぎると、アナログにはイコライザが付いていないので落差が生じて困るなんてことにもなる。まあ、アナログはそのものがイコライザみたいな面もあるから、けっこう大丈夫だったりするけどね。
シフォンケーキはもう4年ぐらい作ってきていて、オーディオと同じぐらいあれこれ試行錯誤したり失敗に失敗を重ねたりしてきた。でも、おかげさまで、あるポイントをつかんだらしく、今年はかなり安定している。特にこの一ヶ月二ヶ月ほどのシフォンケーキはいい感じだ。この状態なら寒くなっても大丈夫だと思う。
Amazonとかで物を買っていて、送料無料が嬉しいと思うことがある。よし、この際だから、僕も「11月と12月年内シフォンケーキ送料無料」ってことにしよう。ただし、1日5個か6個が限度だし、他の仕事もあるので、完全な日時指定にはお応えできないかも知れません。そういう条件でですが、食べたい方はお知らせ下さい。バナナとオレンジ(オレンジピールがなくなるまで)は一個3.000円、クリームチーズは3300円です。 2010.10.28
寒い。数日前まで半袖だったのに、いきなりコートがとマフラーが欲しいんだから、僕の身体はついていけなくて目は痒いし鼻炎になっている。でも喘息の発作にはならないので、この程度のことは仕方がないと思う。生きるのってどっかしら辛いものだし、楽しいことばかりじゃつまらない。 2010.29
今日は午後から「ヘッドフォン祭」に行って、お客さんを前に1時間半ほどFirefaceUCのデモンストレーションとデジタルの話をする予定だ。まあデジタルの話と言っても難しい内容ではなくて、デジタル機器との付き合い(の歴史)みたいな内容です。ま、僕はどのみち難しいことには興味がありませんから、違う持ち味と言うか、オーディオ機器にしろPCにしろ、Macにしろ、素敵なデザインの椅子や陶器にしろ、そういうものをどう生活の中で活用するかということをやって来ているのだと思う。技術のことは技術屋さんにおまかせすれば良いのだ。僕のデモをはさんで、その前後は角田さんのデモがある。
台風でけっこうな大雨だったが、ヘッドフォン祭はきわめて盛況だった。そして若い男女の多さに驚く。オーディオ業界ってやっぱり何か間違っているぞ。これだけは確かだ。
夕方スタジオに戻り、アンプのスイッチを入れて、自分の(でもないかAE2だから)音をきく。やっぱり落ち着くなあ。今朝福島から届いたお米があるから、夜はこれを炊いて食べることにしよう。
昨日DVDで「フォレストガンプ」という映画を観た。僕は映画鑑賞歴が浅いから、こういう風にこぼれている映画がいくつもある。戦争シーンなど、映画の暴力的なサウンドを比較的大音量で再生することによって、AE2はますますいい子になってきている。アナログの音と映画の音を再生することはスピーカーをよく育てると思う。
ぱにぽぽさんもがんばってるなあ、うまくペースをつかんで、お客さんも得てもらえるといいなと思っている。力のある人たちだから大丈夫だと思うけどね。僕も12月ぐらいには顔を出したいなと思っている。つくばだからバスに乗っていけばいいのかな。ちょっとした小旅行みたいな気分かも。
今日みたいな寒い夜は、暖かいスープとごはん、お気に入りの音楽、できればあたたかな人間関係が加われば、たとえ今夜は一人だったとしてもそれで最高だ。 2010.10.30
今日の午後はヨガ、「ヨガは単なるストレッチングではなく、精神の世界、宇宙との交信だ」と先生は言うけれど、僕は始めてそろそろ4年経つがなかなかそういうことにはならない。茶道も似たようなものでしょうけど、完成はない。完成したなどと思ったらそこで終わる。オーディオは時々「ウッシッシ」と思うことがあり、「やったぜ、ざまあみろ」と思うこともあるのだが、すぐに「いや、まだまだ、もうちょっと」と思って続けている。
今日はよく料理をやった。玉ねぎのスープ、キッシュ(うまくできた)、ガレット(要修行&要道具)、バナナブレッド(これもうまくできた)。そしてヨガが終わった後、それをみんなに食べてもらった。ちょっと食べ過ぎかも。で、ちょっと前にやっと片付け終わって、MacPro+Fireface400という組み合わせで、AyreWaveを使ってカエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルの名作「トロピカリア2」をきいているところ。AE2は良く鳴っていて、あと、1cmか1.5cmずつ左右のスピーカーを寄せてみたいのこころ。AE2とMacの組み合わせはなかなか良い。
ああ、また雨だ。 2010.10.31
今日から11月だ。2010年もあと2ヶ月か。10月は少し忙しくてWiifitをあまりやれなかったので、ちゃんとやろう。健康な身体がすべての基本だ。アート(すごい仕事と言い換えても良い)は何だって全部、極端で普通じゃなくて不良なのだ。だから、そういう不良性を楽しむには健康が必須だ。
PCオーディオでやりたいことはまだある。でもそれは技術的な追求ではない。そういうのはあのお二人に「よろしくね」とお願いしよう。僕は、実際に音を出してどうかということを公開の場でやっていきたい。それから、所謂PCオーディオというのはもう特別なことではないと思う。オーディオというのは、部屋があってスピーカーがあってアンプがあって、LP、CD、SACD、DVDオーディオ、みんなあって、それにPCやNASからの音源が加わっただけなのだ。
ああ、突然だが「ヒジキの煮物」を食べたい。コンニャクと薄く切ったゴボウと人参、大豆が入っていてもいいな。あと油揚げが入っていたら最高だ。うーん、日本人だなあ。仕方がない、加賀屋に行ってこよう。
僕は何を愛して生き、何に愛されたのだろう。 2010.11.1
たとえば、音楽全般、ギター、自転車、手話、写真全般、山登り、ロッククライミング、モノクロームの写真、Mac、USキーボード、ボタンダウンのシャツとプレーンノットのタイ、料理とお菓子作り、アナログレコード、現代的な美術、バゲットのクープ、モーターサイクル、皿まわし、シーカヤック、シンプルで美しい椅子、あらゆる種類のおいしいお茶、Photoshopの自由変形、ばらの騎士とベートーヴェンのピアノソナタ、よく切れる包丁、あの人のほほえみ、カエターノ・ヴェローゾとPLACEBO。
明日はちょっと時間変更で、昼の12時からスタジオで包丁研ぎ講習会、2時間程度です。サラダとトースト付き3.000円でもちろん飲み物もつきますからいいでしょう? 一回教わって覚えれば、あとは一生同じ事を繰り返すだけ、そして、研いだ包丁で気分良くキュウリとトマトを切りましょう。トマトがスパッと切れるようになります。今のところ参加者三名なので、都合がついたから参加したいという人は連絡下さい。 studio.k@mac.com
そして今夜は音楽喫茶でオレンジシフォンケーキ。涼しくなったし、どうぞお出かけ下さい。夜7時からです。 2010.11.2
かなり鳴らしこんで、やってきたばかりの音とは随分変化してきたので、そろそろいいかなと思って、今日はAE2+Let's noteで音を出してみた。なるほど、そうだったのか。解像度が違う。単なるiTunesできいているのだが、Windowsからの音はMCカートリッジの音がする。なんでだろ。
あらら、EOS 60Dボディ、アッと言う間に7万円ちょっとになってしまった。そういう世の中なのね。
AE2はよく鳴っているけど、今日からJBL L-65に戻すことにする。よいしょ、よいしょ。
そんでもって、11/6のPLACEBO喫茶と11/27のRockDayにそなえる。11/27のRockDayの内容はこんな感じですかね。楽しみにしていて下さい。
さてさて、AE2に続いて再度L-65を本気でセッティングする。今回は10月半ばの喫茶展前の音よりも少し闊達さを残した音にしようと思っている。そういう目標があるときは楽しい。
音楽全般を愛していてこれだけ楽しませてもらっているから、音楽には愛されていると思う。ギターは好きだけど上手には弾けない。自転車も、物としての自転車には十分満足させてもらってきたが、昔から乗るのは全然ダメで、スポーツ全般に愛されていない。一応仕事にしていたので、手話には少し愛されたかな、僕は手話をやったおかげで色々なことを体験できた。写真にもある程度愛されたと思う。山登りは普通、ロッククライミングは色々やった遊びの中で最も「やってる最中に頭が真っ白になる」遊びだった。登り始めると余計なことをまったく考えないところが楽しかったけど、残念ながら三つ峠のゲレンデで墜落するぐらいで、すごく下手だった。
StudioK'sをつくったのはオーディオと暗室のためだった? そんなこともないけど、何点か満足のいく作品が残っているし、暗室でモノクロームのプリントは本当に楽しかった。Macと出会った時、「やりたいと思っていたことがみんな出来る」と思って、僕は羽が生えたような気分になった。初めてキーボードを使ったのはシャープのワープロ「書院」を買った1987年8月で、一月後の僕はタッチタイピングをしていた。だからMacやキーボードには愛した分ぐらいは愛されているなきっと。VANジャケットのボタンダウンシャツがなければ今の僕はいない。
料理やお菓子作りには、まあ愛されているだろう。ギターよりは包丁の方がずっと親しい感じがするし、あれこれ組み合わせたり自分で適当にアレンジしたり、アドリブもできるし、料理にはすごく自由を感じる。このサイトにおけるオーディオの歴史は=アナログレコード再生の歴史だったのだと思う。スケルトンにしたKENWOODのKP1100、もちろんGOLDMUNDのSTUDIETTOも愛したし、愛してもらった。
古典的な絵画はよくわからないのだが、現代的な美術は好きだし、刺激を受けている。僕が勝手に弟子だと思っているTANEさんの作ったクロワッサン。 金沢にも行ってみたい。もうなんだかんだで2年近くやっているので、バゲットとは徐々にお友達になってきてるかも。19才の時初めてHONDAのCL50に乗ったとき「ガソリンさえあれば、好きなときに青森まででも山口まででも行けるのか」と思った。で、八王子を往復してすごく疲れた。コーナーを攻めるのは上手じゃないけど、今、目の前に二輪車があったとして(それが50ccでも750ccでも)例えば東京-軽井沢を往復することはできる。皿まわしは何なんでしょうね、しばらくやってなくて随分下手になったけど、でもまだ5枚ぐらいならまわせると思う。シーカヤックは、ただ漕ぐだけならよく乗った。今年で23回目の鳥羽から「潮騒」の神島までのカヌートライアル、僕は第一回に参加した。あの時は途中から海が荒れて難儀した。
この13年間本当によく椅子を買っては座ってみた。何でもそうだけど、最低半年間一緒に暮らさないとわからない。スタジオをつくって最初に買ったのはYチェア、バランスチェア、スパゲッティチェア、アーロンチェアの4脚で、すごく高かった。今はオークションで中古の椅子が安く買えるようになり、本当に助かっている。スタジオを始めたものの、やっていけるかどうかものすごく不安だった時期に、Yチェアを眺めては「美しいなあ」と思って救われる気持になったことは今も決して忘れない。最近はスタッキング可能かどうかが最重要課題で、スパゲッティチェアだけが残っている。僕はほとんど酒を飲まないが、コーヒー紅茶中国茶煎茶抹茶など、あらゆるお茶を飲んでいる。好きな人のところへは寄ってくるのだろう、さまざまなタイプのおいしいお茶をいただいている。Photoshopの機能はいろいろあるが、自由変形がすごく好きみたいで、恩恵を受けている。
僕があの世に行ったことを知った時には、ばらの騎士とベートーヴェンのピアノソナタをきいてくださいね。昨日の包丁研ぎ講座で、僕はある所から預かってきた包丁を研いだ。研ぎ終わってからその包丁を使ってみると、それは初めての感覚だった。まだざっと研いだだけなので切れ味そのものは85点だけど、重さと固さがあって、僕の知らないタイプの切れ方で面白いなあと思った。スピーカーで言うと何だろうATCの中型みたいな感じかな。腕力のない女性にはちょっと重たいかも知れないが、あと二、三回研ぐといい感じの包丁に仕上がりそう。しばらく自分で使いたいぐらいだ。
あの人がほほえんでくれるなら、勇気100倍、何だってやれる気になる。男ってのはかわいいもんです。「そうだよねMr.ギャッツビー」、「もちろんだよオールド・スポート」
何年か前、本当にブラジルへ行こうと思っていたのだ。でも今はそれほどでもない。何故だろうとよくよく考えてみると、それは多分東京フォーラムでカエターノと握手したからだと思う。カエターノに対する憧れ=ブラジルに行って同じ空気を吸って近づきたい=でも東京で握手した=ブラジルに行ってもカエターノと握手できるわけではない。そんなココロの図式らしい。
そして今度の土曜日の午後はPLACEBOの音楽喫茶だ。僕はPLACEBOをとても強く好んでいるのだが、どうだろう、やっぱりPLACEBOにも愛されているよね。 2010.11.4
そうか、フードプロセッサーの回転するブレードを砥石で研いだら、ものすごくよく切れるのかもな。すぐにはやらないと思うけど、思いついちゃったから、いつかやるなきっと。
今日からインターナショナルオーディオショウ、今日はいつもと違って午後行って取材だ。今年はどんな風だろう。
取材から戻り、明日のPLACEBO喫茶のためにシフォンケーキを二個作っている。シフォンケーキが売り切れになる程度(つまり20人ぐらい)の人が集まってくれるといいのだが、どうかな。わからない。 2010.11.5
さて、今日の午後はPLACEBO喫茶、みんな楽しんでくれるといいな。PLACEBOから送られてきた品、これがもし全盛期のビートルズだったら、泥棒が入るか、拳銃で脅されて持っていかれていたかも知れないが、ちゃんと無事に保管してあって今日集まってくれた誰かの手に渡る。僕は立場上抽選には参加出来ないから何ももらえないわけだけど、見えない何かをもらったからそれでいいや。でも、ギターピックはちょっと欲しいな。まあしょうがない。
無事にPLACEBO喫茶が終わった。集まってくれたのは18人、いろいろな話をしたり映像をみたりしてとても楽しかった。女性14男性4という割合で、ここまで女性ばかりじゃなくてもいいんだけど、例えばRockDayなどはせめて1/3ぐらいが常に女性になってくれたらと思っている。男ばっかりってのはバランスが悪すぎる。そして、話をするときは話をして、きくときはきくという方式が良いと思う。やっぱり当分の間のRockDay、女性はシフォンケーキ無料にしようかな。
できるだけ大きな音で、しかもみんなで集まってきく、これが僕の重要なテーマです。こっちもあれこれ懸命にやってるわけだし、細かい音のことはウジャウジャ言ったりせずに楽しむのが良い。
PLACEBOはそろそろ新しいアルバムを制作だろうし。また来日して欲しい。
おもしろいことはあれこれあったけど、男性4人のうちの一人が「PCオーディオfanVOL.2を熟読した」という人だった。つまりPLACEBOファンでかつPCオーディオにも興味を持っているという人なわけだ。こういう人が増えて欲しいものです。で、「僕はPCオーディオfanは三冊とも深く関わっていて、いっぱい書いているしあれこれ企画も立ててきているのです」という話になったのだが、それはまるでご存じないそうで。ははは、失礼しましたって感じだった。
そんなわけで、今日は一仕事終え、ちょっとホッとして余ったオレンジシフォンケーキを食べた。このところ、配合がうまくいっているらしく、とてもフワフワでおいしい。 2010.11.6
昨日、参加者からPLACEBOやブライアン・モルコに向けてのメッセージをEOS 7Dにて動画で撮影した。希望者のみ、スタジオの玄関から直進した手洗いの前で一人一人撮影した。ぶつけ本番の人、メッセージを練習してきた人、それぞれだったけど、PLACEBOへの愛情が溢れて伝わってきた。残った人(って僕+1人のこと)はスタジオの中で、「英語でメッセージなんて下手っちくて恥ずかしいよう」って言いながら撮影した。まったくね、写真ならPhotoshopでレタッチしたい気分です。数日中に必要な部分を編集してDVDに焼いて、ソリタリーマン・レコーズの人に託し、PLACEBOに届けてもらう予定だ。EOS 7Dの動画機能は初めてまともに使ったのだが、うまく撮れているかなあ。
今朝、目覚めるとものすごく疲労していた。寝汗をかいていて、あの時はああすれば、こうすれば良かったというような反省と、それでもギリギリスレスレながらよくやったという充実感、みんなの笑顔や初対面の緊張、すべてがゴチャ混ぜの、たとえようのない疲労感だ。プロジェクターからの映像が時々出なかったりすると(時間的には1%以下の出来事だが)冷や汗タラリで祈るような気持になる。でもとにかく、去年の僕はPLACEBOによく気持を代弁してもらったから、何とか最低でも一年に一度は続けたい。
何しろ昨日はほぼ初めてEOS 7Dで動画を撮ったので、昼にマニュアルを読んでいたのだが、おかげさまで動画撮影にも少し慣れた。で、次は動画の切り貼り作業で、これもまたあまりやったことがないから、覚えることができて良いかもね。こんなことがないと、なかなかやってみる機会もない。
今日は昼から横浜方面で取材だから、そろそろ出かけなくちゃ。
取材から戻り、すぐにカメラからメディアを抜きMacProのHDDにコピーし、夜は何を食べようかと考えて炊き込みご飯を作ることにした。冷蔵庫の中には、鶏肉、人参、ゴボウ、シイタケがある。米を洗い、原稿を書き、炊いてまた原稿を書き、食べてまた原稿を書く。明日が締め切りという原稿があるので、そのためにAudioBasic誌のバックナンバーや自分のHPの中をあれこれ調べてみると、色々なことがわかった。明日中にそのあたりを全部まとめなくちゃ。
山本さま 昨日はありがとうございました。明日締め切りがあるので、早々に失礼しました。2本のライブで大!大満足。コーヒーとケーキはサービスしていただいたという気分で帰宅しましたよ。 やっぱりプラシーボを鳴らしたら日本一(いや世界一か)ですね、StudioK'sは。ああいうのを聴くと、ブライアンは昨年夏に倒れてから不調を引きずってるのかもしれないと思えてなりませんね。本来あのバンドはあのくらいギターが歪んでいていいし、あのくらい挑発的なアレンジこそふさわしい。3月のブリッツはおとなしすぎました。 ブライアンの復調を心から願ってやみません。 またおじゃましま〜す。 いけだくみこ
第一回のRockDayとかTheWhoの時、Genesissの時も参加のいけださんからのメッセージでした。なにしろ5時間も滞在できるわけだからねえ、ジョナサン行こうがドトール行こうが、1500円で5時間もはいられないだろうし、その上好きなバンドの音楽をでかい音できければ言うことなしのはずなんだがなあ。現時点でのそんな場所が(多分将来も)StudioK's以外あり得ないのは確かだろう。 2010.11.7
PLACEBO喫茶のお客さんは去年の8月、サマソニの前にやったときが12〜3人で、その次、去年の12月は1人、今年の3月も1人という状況だったから、今回もどうなるかなと思っていた。僕がPLACEBOを好きだからやってることだし、人数だけが全てじゃないとは思う。もしかしたら、たった一人来てくれた人がとても大きな意味をもつことだってあるとは思うけど、やっぱりいつも一人じゃむなしくてやり続けられないから、もうやめようかとも考えていた。だから、今回の18人というのは「レーベルの強力な協力も得て、やっと次につながった」という感じだった。そう簡単に自分の思い描いたことが実現なんかするわけないのはわかっているし、あきらめたらそこで終わるのもわかっているけど、とにかくギリギリだった。
今日は朝からMacBookAirで原稿書き。昼過ぎの段階でほぼOKだけど、あと何時間かおいてもう一度読んでから送信予定。午後は自転車に乗って銀行に行き、ラクーアのムーミンベーカリーにも行って食パンを買ってこよう。音楽きくのはその後だな。ここんところはずっとLet's noteから再生している。
うーん、ぱにぽぽさんは大丈夫かなあ。ちょっと心配。
アナログにしてもCDプレーヤーにしても、MM派がいたりベルトドライブ派がいたり、フローティングが好きだったり嫌いだったり、リニアトラッキングが最高って人もいるし、ロングアームが好きな人もいるし、フィリップスのメカが好きって人もいるわけですよね。パソコンから音楽データを再生するのもまったく同じだと思う。便利なのが好きだったり、スッキリしているのが好きだったり、重心の低い音が好きだったり、とりあえずPCとUSB/DACで音が出ればそれでOKって人もいるだろうし、好きにやれば良いのだ。もはやそういう段階だと思う。 2010.11.8
今日は暖かい。小春おばさんが来たのでしょうか。今夜は音楽喫茶なのでレモンのシフォンケーキ(試しにレモン増量)を焼き、MacOSに付属している「iMovieHD」というアプリケーションを使って、EOS 7Dで撮った動画を切り貼りしつつ、ジンジャーシロップを作り、MyAudioLifeの原稿を書き始めている。
面白いんだよね。レモンを増量すると=1.5個分を2個分にして、しかも今日のレモンは皮が薄かったのでレモン果汁はいつもの1.75倍ぐらいだった。この結果、1割程度シフォンケーキの膨らみが悪い。以前、マーマレード用に買った夏みかんの実を使って、生のミカンジュースだからさぞかしおいしかろうと思って作った時も、すごく膨らみが悪かったっけ。一年に100個以上作って、しかも時々少し外して実験をしてみるとあれこれ体験する。オーディオでやってるのもまったく同じなのだが、こっから先をどうするかというところで道が分かれる。つまり、膨らまない成分を考えて「こういう理由で膨らまないのだ」ということを知りたい人と、ギリギリ膨らむポイントさえ見つければ理由はどうでもいいタイプで、当然僕は後者だ。いい音もそうやって探している。
ピタゴラスの定理は知らないわけだけど、日本の昔の大工さんが、3:4:5の三角形を作ると角が直角になることを知っていた。みたいなもんですかね。
インターナショナルオーディオショウも、なんだかんだで10年以上行っている。以前は、これじゃ逆効果かもと思うような部屋もあったけど、そういうところは極めて少なくなって、ここ数年各社の音が良くなってきている。一年に一回しかチャンスがないわけだが、音響パネルみたいなものを使ったり、音を良くするために色々やってるのがわかって、あれはいい傾向だなと思う。ただ、こう不況が続くと出展できない会社も出てくるのではないかと心配してしまう。来年はどうなるかな。
だから、みんなあんまり節約しすぎず、お金は適度に使った方が良いのだろう。
「Web版PCオーディオfan」というものが二〜三日後に発足予定だ。それで、昨日と今日の僕はこのための原稿を書いていた。
2001年暮れ以降のこのサイトやAudioBasic誌のバックナンバーを引っぱり出してあれこれ確認するのは面倒でもあったが、若い頃のアルバムを見返すみたいな感じで、けっこう面白かった。 2010.11.9
今日の驚き。以前書いた、パーティやると一番に来て最後までいて、能書きこきで他人の話をきかず楽しい会話ができないので、ついに僕が切れて、滞在は2時間限定にしたお兄さん(と言っても四捨五入すれば50才だろう)が結婚した。うーむ。これは今年一番のサプライズかも知れん。思わずお知らせの葉書をiPhoneで撮影してキヌコさんに送ってしまった。あともう一人、東工大を出た博士でトライアスリートってのがいるのだが、こちらは多分そんなことはないと思うが、世の中はわからない。
そろそろ寒くなるのでジンジャーシロップの季節だ。なにしろ生姜そのものが高価なので、高い物になってしまう。自分で作りたい人には作り方を教えてあげればいいと思うけど、生姜を手に入れることがけっこう難しいみたいだ。で、加賀屋でシフォンケーキのためのオレンジジュースを買っていたときに、こんな物を見つけた。
商売にしようとすると、こういう値段になってしまうんだよな。 2010.11.10
今日は午後撮影で和田博巳さんに会うので、「インターナショナルオーディオショウでは、何か面白いものがありましたか?」ときいてみよう。そしてPLACEBOのCDとTシャツをプレゼントしよう。
和田さんが試聴に使っていた、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの娘、シャルロット・ゲンズブールのCDはすごい音だったなあ。音楽はBeckだそうです。自分のところではどういう風に鳴るんだろうと思って、スタジオに戻ってついポチしてしまった。
今日の午後はずっと変化してゆく音をきいていた。すごく疲れたけど、すごく面白かった。次号AudioBasic誌の「わがまま実験室」という企画で、和田博巳さん試聴の記事だ。僕は写真を撮っていたのだが、「なるほど」と思わせられる6時間だった。確かにこんな風にどんどん音が良くなっていくんだけど、密室でやっていてそこにいる人しか体験していないわけだから、「僕はこういうのを公開でやりたいと思っているわけです」と和田さんに言った。音展でもAudioBasic誌でもDigiFiでもなんでもいいんだが、こういう企画、こういう催しを年に二回ぐらいやりたと思っていて、それを記事にしたいと提案しているのだが、まだ実現していない。 2010.11.11
AmazonでMP3のダウロード販売が始まり、Appleは映画の販売とレンタルを始めた。これからどうなっていくのだろう。
昨日の試聴で和田さんがオルガンを使ったJAZZのCDをきいていて、僕の方を向いて「ハモンドオルガンっていうのは,代表的なものとしてハモンドB-3の場合、中にJBLのウーハーが入っていて、その感じが出ないとダメなんだ」と言った。僕はそういったことをほとんどわかっていなくて、和田さんはそういうことに詳しい。で、その時に思い出した。レナード・コーエンがロンドンのライブの中で、キーボード奏者を紹介する際に「ハモンド@@」と型番を言っていて、僕は例えばギター奏者を紹介するのに「ファンダーだのギブソンだのとは言わんだろうに、オルガンにはやけにこだわるもんだ」と思って見ていたのだ。で、スタジオに戻ってもう一度レナード・コーエンのライブを見てみると、やはりそうだ「ニール・ラーセン ハモンドB-3」と紹介している。そうか、あれはやはりオルガンの名機だったのだ。そして、彼はハモンドオルガンが全盛だった1970年ぐらいからずっとメンテして弾き続けているに違いない。
なるほど、ニール・ラーセンって、今はおじさんだけど若い頃は美形で、実は自分のアルバム出しているすごい人だったのね。カエターノ・ヴェローゾのバックで演奏している人がブラジルじゃ超有名な人だったりするのと同じだ。本当にあのライブは手練れの者が集まっている。
紆余曲折の結果、今日の午後比較的奥の方の歯を抜いた。一年ほど前まで割としっかりしていた状態の歯で、こんなことになるとは思わなかったので悲しい。悪い偶然が重なってちょっとしたアクシデントが起きた結果だ。あーあ。そんなわけで、音楽をきく気にもなれないなあ。
とは言うもののやっぱり音楽は適当にかけて、原稿書いたり画像処理をしたり、歯に負担がかからない食べ物を作ったりして過ごす。明日の午後はマルチフォーカスチューニングの取材。夜は密やかに過ごす予定。 2010.11.12
一昨日やった和田博巳さんの取材の時に起きていた数時間の出来事はなかなか衝撃的で、雑誌の関係上、今ここで内容を詳しく書くわけにはいかないけど、「なるほど」「なんでだかわからないけど、起きていることは認める」というものだった。ホントにあれをStudioK'sで公開しつつやって欲しいものだ。一応再度提案はしてみるつもり。
で、その時、初めはアキュフェーズのCDプレーヤーで音を出していて、途中で和田さんが持参したMacBookPro+Amarraだったのだが、音はいい勝負で特にAmarraからの音が際だって優れているというわけでもなかった。僕はSACD以外は全部MacかPCでの再生しか考えてないのだが、CDプレーヤーも決して悪くないなと思った。ただ、ハイレゾデータの再生って事になるとCDプレーヤーはお手上げの役立たずってことになる。だから、本当はあのCDドライブのクオリティ+PCオーディオの要素(ハイレゾ対応)みたいな機器があっても良さそうだと思うのだが、そういう機器は存在しない。96kHzまでならアキュフェーズのDACを使ってリンデマンとかHifaceを使えばいいんだけど(``認識したりしなかったりなんかして)まあMac&PC関連の現場じゃ色々あります。CDドライブはDVDを読めないから、CD専用重厚ドライブとDVDもOK重厚ドライブの二連にしなきゃいけない。いっそのこと専用重厚CDドライブ+専用重厚DVD&SACDドライブ+専用重厚BDドライブの三連勝ドライブ付き、もちろんHDD内蔵でLAN端子あり、クロック入力あり、USB端子もあり、音と映像にこだわったマルチプレーヤーはいかが? 要塞みたいなAVアンプと二台あれば何でもOK。 2010.11.13
午後、久しぶりに「ヘドウィグ&アングリーインチ」を全編観た。まあ、何度観てもエグイのですが、最高にカッコいい。 2010.11.14
いやー、噂にはきいていたけど、でかいのね、LENNON BOX。24bitのUSB版BOXが出てくれれば、速攻でポチするんだけど、どうも今更CDは買えなくて、それは紙ジャケ探検隊関係の皆さんも同様らしく誰も持っていなかった。LPならいっぱいあるのにね。それで、11/27のRockDayのためにピピエコさんが送ってくれたのでした。11/27の当日全部きけるわけもないのですが、これがドーンとあるとカッコがつきます。すみません、助かります。
12月はグラムロック特集をやりましょうか? 今後、土日祭日の音楽喫茶は「RockDay」「JazzDay」「マルチChDay」みたいにしていこうかなと思っていて、JazzDayの案として一番にやるのはマイルスかなという話もあって、まあエレクトリックなやつはRockDayに入れちゃってもいいけど、そうもいかない。もちろん、すべて可能な限りの爆音で再生の5時間です。ヘッドフォンはすごく良くて僕も大好きだけど、やっぱりオーディオは爆音が快感だと思う。
なんか、日の入りが早くて夕方5時半ぐらいだって言うのに暗くなってしまうと、お腹がすいた気分になるな。
今日は歯磨きしてサッサと寝ることにしよう。明日の夜は音楽喫茶で、バナナシフォンケーキの予定です。試しにバナナも50gほど増量してみようかな。 2010.11.15
ジョン・レノンBOXって、中はどうなっていてこんなに大きいんだろうと思ったら、こうなっているのだった。JohnのBIGBOXと呼ぼう。
昨日はせっかく作ったばかりのソバつゆを容器丸ごとひっくり返して床掃除だし、ここのところ、そういう思いもよらないアクシデントなどが起きる時期らしい。気をつけて暮らそう。
こういう時は何か別のモードに切替なくてはいけないのだろう。そうだな、さしあたって11/27のRockDayを楽しくやること、そして、12月も充実したRockDayをやることでしょうかね。先月のクリムゾンマルチは急遽の開催だったし、PLACEBOを除くと久しぶりのRockDayが11/27なのだ。
バナナをたくさん入れたシフォンケーキは、とりあえずちゃんと出来上がったみたい。外から見ている限りはよく膨らんでいい感じだが、どうかな。今、冷ましているところだ。
昨日から、Mac mini+フェーズテックHD-7Aで再生している。今現在はafplayです。
ビートルの楽曲がiTunesで買えるようになるだの、色々な噂が飛び交っているが、明日一体何が発表されるのだろう。 2010.11.16
これから僕がやるべきこと、やりたいことは何だろうとずっと考えている。もちろん音楽とオーディオの分野での話だ。
佐々木さんがMusicTOGO!でポール・マッカートニーのハイレゾのことを説明してくれている。僕はポールより娘のステラ・マッカートニーの方に興味があるのだが、それはともかく、佐々木さんが書いてる通りなのだ。普段僕は約150gのバナナを入れてバナナシフォンケーキを焼いていて、ちゃんとバナナ風味の物ができているのだが、昨日は試しに250g入れてみた。果物って水分の割合が多いから、その分入れる水を減らのだけど、実験だからさほど減らさずに焼いてみた。ハイレゾ音源ってのは似たようなもんでしょうね。
水分が多くて、壊れる寸前、型から外すとプヨンって横が膨らむ物が出来た。宅急便で送るのはちょっときわどい柔らかさかも(一昨年まではこのあたりの際どいところを追求していてよく失敗してた)。食べ比べれば違いはわかるだろう。言葉やリクツでこれがああだからこうなるって言うのは確かにそうなんだ。じゃあ、それとLPをきき比べたりすると「LPの方がいいぞ」なんて思うこともしばしばあるので、時々はみんなで集まって楽しみつつ確認をしようじゃないか。というのが僕のやってることだ。佐々木さん11/27のお知らせをしてくれてありがとう。
オーディオ雑誌が何を書こうが、評論家が何を言おうが、それはそれ、StudioK'sで出た音もそれはそれ、ビートルズもジーザスも信じなくていいから、自分と愛する人を信じてやってほしい。
だから、やっぱり出来れば月に一回、年間12回ぐらいは土日祭日の音楽喫茶をやりたいと思う。僕はそういうことをやりたいから借金をしてスタジオを大改装したのだ。年間12回として、半分はRockDayにしたい。グラムロックもパンクも日本のロックもハードロックもメタルもヘビメタもゴチャ混ぜも、何でもありだ。残りの半分はクラシックやJazzやMPBにしたい。生演奏ができればそんなこともやれたらと思う。例えば生ギターの演奏とか、マイクなしのギターと歌など、やりたいことがある人はご相談下さい。もう3年前になるあの第一回のRockDayだって、まだ正式には会ったこともなかったノイさんが「こういうのをやりたい」と提案して、そんなことから始まった。音は今の方が良いと思うのだが、そんなことはおかまいなしで、とにかくあの時の熱気はすごかったね。僕らはRockDayや音楽喫茶をやることにちょっと慣れちゃったから、一度初心に戻ろう。今日からは3年間の経験と実績を持つ初心者に戻ることにする。
共同通信社「PCオーディオfan」のWebサイトがオープンした。だんだん世の中はこうなっていきますね。この中には僕の担当ページもあって、自分自身のサイトにも書けず誌面にも書けなかったことなど、PCオーディオの連載が始まった頃の経緯みたいなことなども書いていて、多分6回ぐらい連続になる予定だ。ご興味のある方は読んでみて下さい。また、先日のヘッドフォン祭での 「RME Firefaceの使いこなし講座」なども掲載されている。 2010.11.17
寝込むなんてことはなくて、日常生活に支障はなく、昨日もラクーアまで歩いて往復しているし、今日は午前中に画像処理をやって、午後は撮影で出かけるのだが、軽い風邪らしい。「風邪の効用」という本があって、軽い風邪は時々ひいていた方が良いという考え方もあるので、まあいいか。薬を飲んで無理に症状を抑えない方が良いのだということも書いてある。なんとなくわかるような気もする。
撮影から戻ったのは、夜の7時半すぎかな。少し頭がガーンとしているが、自分で食事の用意をしてモーツアルトの弦楽五重奏曲K515 K516をきく気になるぐらいだから、多分昨夜より回復していると思う。今夜はご飯を炊いてカレイの煮付けと味噌汁(ジャガイモとわかめ)、そして自家製のぬか漬けという一昔前の定食屋みたいな献立だ。
今夜はfoober2000+FirefaceUCで音楽をきいているのだが、CUBACEと違ってドングルが不要なのでfoober2000はいいよね。リッピングしたデータからだと同じ音楽ばかりきいてしまう傾向があるので、このところ、CDを回して音楽をきくのがいいなと思っている。
今のところ、アコースティック・リヴァイブのUSBケーブルが最も良いので、戯れる会で希望をとって、自宅巡回試聴用を二本(端子が一個のと二個の二種類)貸し出してもらえないかなと考えている。ケーブルの自宅試聴なんてなかなかできにくいからね、いいんじゃないかなと思う。
それから、モーツアルトのクラリネット五重奏曲とクラリネット協奏曲(ブリュッヘンのCDで25年ぐらいきいている)をかけて、今はペルゴレージのスターバト・マーテル(hyperionのCD)ってわけで、今夜はそんな気分。CDを入れてきくのはWindowsの方がCDプレーヤーっぽくてストレスがない。 2010.11.18
さて、今日は午前中に銀行に行き買い物をして戻り、原稿を書きつつシフォンケーキを三個作って送るのでけっこう忙しい。シフォンケーキは年内送料無料ですからお歳暮にどうぞ。
今日は金曜日なのでJ-WAVEをきいている。ジョン・カビラの日だ。この秋から月曜から木曜の朝はナビゲーターがクリス智子から別の人になった。その新しいナビゲーターは、他の場組できいていて、元々笑い方に違和感をもっていたのだが、先日彼女が「小腹が空いたときなどに」と言うのをきいて以来どうもきく気がしないことを決定的にした。どんな言葉を使おうと自由で、放送禁止用語ってわけじゃないのだが、僕の中で「小腹が空いた」は女性が使う言葉ではない。男だって若い人が使う言葉じゃなくて、中高年限定の言葉のような気がするのだが、僕の勘違いだろうか。
小野島大さんと広瀬陽一さんが目の前で原稿を書いていて、小野島さんが「こういう露悪な言葉を使わないでくれ」と広瀬さんにすごく強い調子で言ったことがあって、ここにその露悪な単語は書かないけど、それは本当にそうで、言葉は難しい。友人との話し言葉では一人称が「俺」でも全然問題ないし、その方がむしろ親しみやすいとも思うけど、公共の場とも言えるBlogやHPで「俺」って書くのは、決して親しみやすさを表現したことにはならないと思うのだ。
まあそんなわけで、「新橋」だのと言っておじさんをバカにする若い女性がいたりするのだけれど、彼女たち自身がおじさん化しているような気がする。僕らの世代が思いえがく女性的な女性性を持っている若い人ってとても希有なものになってきているのかもしれない。 2010.11.19
今日の午後は戯れる会例会だ。ちょっと参加人数が少ないので、こういう時は、ゆっくりと、AE2も使ったりしていつもやれないようなことをやるつもり。楽しそう。タリス・スコラーズをききながら、参加者が来るのを待っている。
で、こんなことをしてみたり、
こんなこともしてみたりして、おもしろかった。巻き尺を使って、壁からの距離を測ってセットしている。前進させた状態だと、壁からスピーカーの後端までが2m30cmぐらいかな。
上の状態で、スピーカー後端と壁の距離が60cm弱。普通はだいたいこんな感じの置き方になるのかな。ここまで壁に近づけることは、自分でもやってみていないので、とても興味深いものだった。きこえ方が随分違う。僕はスタンドとスピーカーの間に厚さ1mm程度のゴムを挟んで少し穏やかな方向にもっていくのが好みなのだが、参加者の皆さんは「挟まなくてもOK」という人もいておもしろい。AE2は実に敏感なスピーカーだから、微妙なセッティングに反応して楽しい。鈍なスピーカーだとこうはいかない。天井が2.6mで20畳以上の部屋で、音量を上げていっても破綻なく鳴るので、なかなか大した小型スピーカーだと思う。そんなわけで今もAE2は引き取り手が現れるのを待っている。 2010.11.20
今日の午後はお菓子作りとデジカメの会、12月までにスポンジケーキをちゃんと作れるようになりたいものです。スポンジケーキとシフォンケーキはバターとサラダオイルという点が違うだけだと思うので、いつも作っているシフォンケーキの体積を計算して、分量を合わせて作ればそこそこのところに到達できると思うのだが、今日はそれをやってみるつもり。夜はみんなで用意をして簡単なパーティというか食事をする。ゲストの参加もあるので、今夜はこれまで作っていた直径16cmの型ではなく、18.5cmの型を使ってキッシュを作る予定だ。円の面積と円周を計算して分量を増やせばいいのかなと思っている。でも、こちらは体積じゃないから計算するほどでもないか。
スポンジケーキは意外に難しくて、上手にできない。今日は6人がかりで三個作ったがことごとく失敗した。いやはや、こんなに難しいとはしらなかった。現実を受け入れるしかない。多分、どこかに良いポイントがあって、そこを外しているのだが、少しは考えてあれこれ試しているので、徐々に追い込んではきていると思う。うまくいかないのって、くやしいけど楽しいなあと思う。人数その他の関係で、キッシュは半分の物を二つ作ってみたのだが、こちらはだいぶ慣れてきていて予想通りの物ができた。そんなわけで、今日はほとんど音楽をきかずに過ごした一日だった。 2010.11.21
早朝、寝床の中でiPhoneを使って産経新聞を読んだ。一面の左下、「産経抄」という朝日新聞で言えば天声人語みたいなコラムに、日露戦争後、ロシアからの賠償金も取れずに条約を結んだのはけしからんといって、日比谷公園が焼き打ちされたことなどが書いてあったので読んでいたら、最後にノンフィクション作家の黒岩比佐子(52)さんが亡くなったと書いてあり、驚いて目が覚めた。
黒岩比佐子さんは一度だけStudioK'sに来たことがある。そのことは昔のHPに書いてあって、聴覚障害をもつ写真家「井上孝治」のことを書いた本を出版した直後に、誰かの紹介で僕に会いに来たのだった。紹介者は誰だったろう、キヌコさんだったかなあ。何時間か話をして、HPで紹介をした。まだあの頃はBlogなんてなかったし、HPをやっている人も少なかった時代だったから、お礼にと「心に残る7冊の本」も協力してくれた。僕が会ったのは1999年か2000年ぐらい、黒岩比佐子で検索をかけると、「音のない記憶」という本は処女作で、あれから約10年、彼女は質の良い仕事をやり続けていたらしい。
膵臓ガンかあ、他にも書きたいテーマがあったに違いない。しかし、驚いた。RockDayも恋もお菓子作りもみんな、やりたいことは目一杯やっておこう。それしかない。
内輪ネタで申し訳ないけど、マルチ・フォーカスの真保さーん。原稿ありがとう。最高に面白いっす。3箇所ぐらい吹き出しました。でも、通常1700字のところを500字以上も書いてくれたので、イレギュラーな扱いで2800字にしても、2200字以上縮めなきゃなんない。うー、それが今日の僕の仕事だ。書くのも辛いが、削るのも辛いものです。1時間半考えて、やっと3800字まできた。あと1000字、どこをどう減らしゃあいいんだ。うーむ、他にも原稿書きがあるし、時間に追われてWiifitもやれない。とにかく、次回もマルチ・フォーカスチューニングは面白いから、皆さん読んで下さいね。
そんなわけで、こういう状態。何故か今日やっと届いたレナード・コーエンのロンドンライブ(CD)をリッピングして、AE2でききながら、原稿をやっつけているところ。いけないなあ、精神が不安定になって沢山食べそうになる。
明日は火曜日ですが、昼間試聴があるので夜の音楽喫茶はお休みします。 2010.11.22
おーTheBeatles USB、久しぶりの2万円ですね。そろそろ何か次のハイレゾUSBが出ないかなあ。
先日土曜日午後にセットしたAE2はなかなか良い具合だった。目一杯前に出した位置がよかったのだろう。もうしばらくきいていたかったが、今日は角田さんと試聴なのでJBL L-65にもどした。まあ、今度の土曜日はRockDayだし、それに向けて鳴らしこんでおこう。RockDay楽しみだな。いい音楽を高音質で再生するのは快感だ。
せっかく音楽喫茶に来てくれたお客さん、今日だけ休みですみませんでした。来週からはやってます。
iOS4.2で、iPhoneからAirMacExpressに音楽情報を無線で飛ばして、あっけなく音が出た。
右下の青い四角と三角のところをタップしてAirMacExpressを選択する。AirMacExpressから光ケーブルでFirefaceに入れて音を出してみると、普通の人は多分絶対に文句を言わないだろうなという再生音だ。二年前から、これが出来ればなあ、何故これが出来ないのだろう?と言っていたので今日はすごく嬉しい。 2010.11.23
iOS4.2にしたら、一つだけ動かないアプリがあった。毎日使っているアプリなので困ったな。多分数日でアップデートされて動くようになることだろう。
AirPlayが嬉しいものだから、ポケットに入れてあるiPhoneからTheVirginsをきいている。そりゃもちろん最高に良い音じゃないんだけど、全然不満もない。コージーコーナーで売ってる100円のシュークリームみたいな音だ。でも、とにかく嬉しい。嬉しいと音楽が楽しい。逆は音楽が楽しくない。
ほぼ原稿書きの目処が立ったので、夕方加賀屋に買い物に行き、その時にiPhoneとヘッドフォンで音楽をききながら出かけた。だが、iPhone側面の音量調整ボタンが機能しないことに気付いた。iPodを立ち上げて上の写真のボリュームを指でタッチすれば可能だ。これもさっさとアップデータを出して欲しい。
最後の原稿を送った。肩と目が疲れているので、とにかく今夜は今日中に寝ることにしよう。寝るのも仕事だ。 2010.11.24
キヤノンのプリンタは8色でけっこうすぐにインクがなくなる。インクカートリッジを8個買うと8400円で、昔ほどじゃないけどまあよくプリントしている方だと思う。秋葉原は近いのにフォトマゼンタのインクを買いに出ることが出来ず、届いたpdfをプリントしてみることが出来ない。それでAmazonでインクを買いそうになるわけ。
この季節はやはりちょっと大胆に水分を増量するとシフォンケーキに空洞ができる。その臨界点はこの二年間でだいたい見極めてきたつもりで、今週は11ヶ月ぶりに2個失敗したので、「おお、やっぱりきたか」って感じで多分今日のはOKなはず。やっぱり3月ぐらいまでは大事をとった方がいいみたいだ。オーディオで言うと古いSPUのカートリッジが冬になるとビビったりするようなもんでしょうかね。
アコースティックリヴァイブのバナナプラグがなかなか良さそうなので、今日から使ってみている。
これまではGOLDMUNDのバナナプラグを使ってきたのだが、長期の繰り返し使用したためちゃんと開かなくなっていて、ルンバが動き回ると外れたりする。まあそれで、しょうがないからスピーカーケーブルを直に端子のネジにとめたりするわけだが、これはこれで色々問題がある。アコースティックリヴァイブ製のバナナプラグは、真鍮のネジ2本でしっかり止まるし、スピーカー端子への取付けもよく考えられていて、片方のネジが左ネジになっていて、これまた実にしっかり止まるのでおすすめです。RockDayでドカドカやって緩んだりすると困るから、これで安心だ。普通はバナナプラグなんか使わない方が接点も減って音は良い筈なのだが、現実ってのはまた違っていて、
頻繁につなぎ替えやスピーカーケーブルの取り外しをしない人は関係ないと思うけど、直に端子に取り付けていると半年かそこらで、今回切り落とした先端みたいにこんな状態になる。そうなると、しっかりネジ止めができて接触面も大きく、しかも微妙な振動対策もされているバナナプラグは貴重で、大人の選択だと思う。
よくわからないけど、iPhone再起動二回で本体のボリュームボタンが使えるようになった。なんで? この二週間の取材で「コンピュータはわけがわからなくてイヤだね」と3回口走っていて、その都度まわりの人に「山本さんがそれを言っちゃおしまいだろう」と言われた。確かに僕はコンピュータを扱うのが好きな方だと思う、中身のことはわからないけど、生活の中でよく役立てている。でも,WindowsもMacも不可解な動きをすることがよくあるので、ホントにわけがわからないよまったく。 2010.11.25
あのDVDを見て以来、レナード・コーエンのCDをボチボチと買って、レナード・コーエン伝も買って(まだ全然読めてない)、以前から持っていたCDやLPと合わせると、レナード・コーエン関連のソフトその他はこんな感じになった。
出ているCDその他を全部一気に手に入れることも可能だが、あえてそれはしていない。だって全部揃えちゃったらつまらない。一枚二枚と買って、それを繰り返しきいてまた戻って十分に楽しんで過ごすのが良いと思う。グラモフォン111を買って一枚一枚かけていくのとは少し違うと思うし、丸ごとデータをコピーなんかさせてもらっても、絶対にきかない。中古でも何でもいいけど、好きな物はお金を出して買う。スカだったら「くそー金返せ」と思う。そうやって良い作品に対しての嗅覚やらなにやらを磨いてゆくことはかなり重要だと思う。
なかなか、MacProのモニタの前が片付かなくて、どうしたものかと思いつつ二年ぐらい経っているかも知れない。何とかしなくちゃ。コンパクトフラッシュだのカポタストだのWiifitのヌンチャクだの、カードリーダーだのUSBメモリだのをどうにかしなくちゃ。
明日のRockDayにそなえて色々準備をしている。「明日はジョン&ポール&ジョージだから、Appleでいきましょう」とノイさんが言うので、全ての接点をアルコールで清掃した後、64bit英語表示起動Mac miniの各種設定も、Bluetooth、Spotlightなど切れるものは全部切った。今きいてみているが、そういう合わせ技でMac miniもやってきてから一番良く鳴っていると思う。そんなわけで、音質はちょっと違うけどLet's noteといい勝負するようになったかな。そして、今夜のうちにシフォンケーキも焼いておく。シフォンケーキは次の日の方がしっとりとしておいしくなる。
そうそう、ジョージのハイレゾデータは、明日、喫茶の最中にStudioK'sでダウンロードすることになるかもという話もあります。ダウンロードして一日以内は、音から湯気が出ているかも知れません。
そんなこんなで、いろいろな準備と協力をいただいて、明日のRockDayは皆さんのおいでをお待ちしています。出来る限りの爆音でいきましょう。そして、途中でオーディオの説明のための時間も設けたいと思っていて、それが僕というかStudioK'sのやるべきことだろうと考えてますので、よろしくお付き合い下さい。オーディオの使い方のことで不明な点などありましたら、その時に話をしましょう。では、明日。 2010.11.26
今日のRockDayは席がちょうど埋まるぐらいのお客さんだった。とにかく地道にやり続けるしかない。「かわいいウエイトレスさんに来てもらうといい」っていう提案もあるので、前向きに考えようかなと思っているところです。「えー、メイドのカッコなんかさせようって言うんじゃないでしょうね、紙ジャケのSさん」「エプロンぐらいでOKです」「和服に割烹着でもいいの?」、さあStudioK's音楽喫茶はどうなっていくのだろう。何か間違った方向に進んだりしませんよね。 2010.11.27
24/96の「ケルンコンサート」はすごいなあ。発売以来さんざんききまくったが、過去最高の音質だ。CD要らない、LPも要らない。これが18ドル? 良い時代になったものだ。
こんな風にしてききたい音楽が出てきつつ、徐々にデジタルデータによる高音質再生はハイレゾ音源に移行してゆくのだと思う。 2010.11.28
あれこれ買ったレナード・コーエンのCDやDVDの中でおすすめは、答えを先に見ちゃうような感じもあるのだが、やはり2008年のライブDVDが一番のおすすめだ。そして、僕みたいに英語がよくわからない場合は、ちょっと高いけれど国内盤で日本語の字幕付きが良いと思う。国外盤との差額が3000円ぐらいあったとしても、それだけの価値はあるし、日本語のライナーノートもすごく良くて、色々なことがわかる。
とにかく共演者も本人も2万人の聴衆も全部良い。途中からレナード・コーエン自身がギターで伴奏をしていて、もちろんとても単純なものなのだが、6弦の音が妙にグッとくる。
買った中で最も音が良いCDはこちら。ロンドンのライブでもこのCDからの曲を何曲か歌っている。
好きな曲が多くて音もまあ良いのはこちら。バナナ食べてるやつ。これはまだ50代でちょっと脂ぎった風貌ですね。ジェニファー・ウォーンズがコーラスで参加していてとても良い。
興味のある人はだまされたと思って、ロンドンのライブDVDを観るのがおすすめです。
さて、今日はケルン・コンサート」24bit/96kHzをfoober2000で頭から終わりまでちゃんときいてみよう。あの二枚組のレコードを買ったのは23才か24才ぐらいだった。出てすぐに買って感染した。
PCオーディオfanのWebサイトで、僕は「PCオーディオを巡る冒険」というページを書いていて、なつかしい画像が掲載されているのです。第二回目をどうもっていこうかとずっと考えている。締め切りあと数日。
ここにハッキリと書いておきたいのだけれど、このままだとオーディオって本当にダメになってゆく。今ここで、この時期にメーカーやショップ、雑誌、その他のメディア、もちろんWeb、Blogやってる個人も、単に個人でオーディオを楽しんでいるだけの人も、とにかくみんなで力を合わせて何かをしないと最悪の結果になる。腹立たしいこと、誹謗中傷、意見の食い違い、そんなの当たり前で、そういうものを超えて、良い音で音楽を楽しむという趣味を広めていけなければならないのだ。
山形の友人がやわらかい干し柿を送ってくれた。店で買って食べる干し柿よりずっとおいしい。
明日は音楽喫茶をやりますので、「干し柿食べたい」と言っていただければ、無料で干し柿が出てきます。 2010.11.29
なんでだろう? 昨夜9時頃突然何もかもがイヤになってしまい、1時間半ぐらい悪いことばかり考えた。色々なことが面倒になって、どうしようかと考えた。少し寒かったので、暖房をつけて横になっていたら少し元気な気分が戻ってきたけど、ずっとこのままだったらどうしようかと思った。こんなこともあるんだな。
先日11/27のRockDayできいたLPやハイレゾの音、厳選されたソフトばかりなので、みんな良かったのだが、一番驚いたのは、「イマジン」国内盤のLPの音が無茶苦茶だったことかな。LPは盤によって音の差が大きくてそこが面白く楽しいのだが、とにかく「イマジンの国内盤」は妙にやわらかな音で、僕らはこの音をきかされていたのかと思った。まあ、そういうことがどうでも良いぐらい名作ではあるのだが、それにしても腑抜けた音だった。「ダブル・ファンタジー」の国内盤は「イマジン」ほどの音質差ではなかった。
今日は午前中にシフォンケーキを2個作り、昼過ぎに元パンクロック少女と会って一緒に飯田橋のガレット屋さんに行ってガレットを食し、共通の知人がその近くのギャラリーでオリジナル帆布バッグの展示販売をしているので、それを見に行った。
iPhone4で撮影
飯田橋から歩いてスタジオに戻り、4時半から料理を習いに来る人がいて、夜は音楽喫茶というスケジュールだった。
おかげさまで、ガレットに関しての明確なイメージを持つことができた。大きな、直径40cmの鉄板が必要かも知れない。 2010.11.30
今日から12月だ。このところ12月から1月の10日頃までがヒマになる傾向があって、元々12月は内省的になると言うか無力感みたいなものが高まるのだが、今年はなるべくそうならないようにしよう。
昨日も散歩して歩きながら話したのだが「僕はとにかく、金で買えないものをものすごく沢山手に入れている」。明らかになっていること、秘密のこと全部含めてそれは確かで、2010年も例外なくそうだった。「だから、山本さんが貧乏なのはしょうがないですよ」と、もう20年近くの付き合いになる元パンクロック少女が言う。そうね、しょうがない。辛いと言えばみんな辛くて、必死で仕事をやってその余った時間で音楽をきいたりオーディオをやったりしていて、その中でRockDayに来てくれたり、戯れる会に参加してくれたりする。あ、そうそう、「StudioK'sで音と戯れる会」はいつでも会員募集中です。もっぱら音にまつわることをやっていて、有料ですが、いくつか他では得られないサービスがあると思います。
僕は「CHARICE シャリース」の歌がとても苦手だ。 例えば、HappyX’mas(War Is Over)をあんな風に小節をきかせて歌わないで欲しい。
初めて見たときは危険なイメージをカタチにしていたアーティスト中山ダイスケ君がJ-WAVEに出演していた。今は昔と全然違う幅広い作家活動をしていて、山形県の美術大学の教授になっていた。彼ら(村上隆、曽根裕、岩井茂昭、元スタジオ食堂の藤原洋とか)もみんな40代前半から半ばぐらいだもんなあ。 2010.12.1
昼間にやる音楽喫茶のため、Around thirty waitress を3人ほど確保せねばと考えている。それでうまくいくんだろうかと半信半疑の僕です。でも、面白い方がいいからやってみましょう。次の昼間音楽喫茶は1月の最終土曜日です。中身は絶対にすごいのでみんなきてね。
12月はこれまでもやってきているみたいに30日に実家でのもちつきを終えた後、午後1時〜6時まで、2010年の総集編的音楽喫茶を僕一人でやろうかなと考えている。 2010.12.2
しかし、あのスポンジケーキがうまくいかないのはくやしいなと考えて、今日か明日のどちらか、自分一人で作ってみて成功させる予定だ。まあ失敗の経験を積んできたから、そろそろ成功する時期だろう。12月だってのにスポンジケーキがうまく作れなくちゃクリスマスにも困るもんね。
とか書きつつ、夕方はプランタン銀座で知人の個展を見て、一階のロクシタンですごく香りの良いハンドソープ(ここ4年ほどスタジオの手洗いで使ってる)を買い、途中カメラのキタムラ(昔はキムラだった)に寄って、リコーのCX4などいじったりしつつ、スタジオまで歩いて戻った。CX4もかなりいいな。
それで、今日貸してもらった秘蔵のハイレゾ音源などきいているところ。これ、火曜日夜の音楽喫茶でかけようかな。昨日今日で、理由は知らねど音は確実に良くなってきているので、音楽をきくのが楽しい。やっぱり音がグッと下に下がって、なおかつバキバキ鳴ってくれないとね、ダメです。今夜は最高にいい音で嬉しい。
夜11時過ぎたら、24/96のケルンコンサートだね。 2010.12.3
安いのをポチしたら三週間近くかかって届いたシャルロット・ゲンズブールのCD「IRM」、AudioBasic誌の付録についていた浅野孝己率いるTAGCの「新月」、どちらも音はすこぶる良い。遅ればせながらきいた「IRM」というアルバムは、作詞作曲演奏のほとんどがBeck Hnsenのサポートなので(三曲目のLe Chat du Cafe des ArtistesがJean Pierre Ferlandのカバー曲)、3曲目のストリングスや4曲目のイントロのギターなどに妙になつかしさを覚える。
DVDに加えてCDも欲しくなったので、これまた安いのをポチしたら一ヶ月半待っても届かず、仕方がないから他のところからポチしたらすぐに届いた「レナード・コーエン ライブ・イン・ロンドン」。最初に注文した先に、「届かないよ」と二回連絡したが、結局届かなかった。AmazonでのCD購入でこのような経験は初めてだったが、ダメ元だと思ってクレーム申請をしたら、あっさりと返金された。手前のデータは最近亡くなった深町純の遺作とも言うべき即興ピアノソロの24/96データとそこから作ったCD。CDの方が音が良いのは何故? その答えを何通りか用意しているのですが、それはまた来年。
いやはや、ホントにまったく、「こっちの音が良い方がCDだよなあ」と思って(裏を見れば色が違うからわかるんだけど)、念のためにCDプレーヤーでも再生してみちゃいましたよ。これは次回の戯れる会ネタだわ。 2010.12.4
ふくらまないスポンジケーキもなんとかこんなところまできて、あとは第三日曜日のお楽しみですね。今日の午後は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験し、表参道のイルミネーションを見てきた。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」はアッと言う間の一時間40分だったな。機会があれば、皆さんも是非体験してみて下さい。 2010.12.6
やった、ついに出た「小倉百人一首」のiPhoneアプリ350円。有料版はランダムに読み上げてくれる機能が付いているようなので、一人でも百人一首をやれる。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の入場料は大人の場合5000円だ。一回のセッションで8人までしか参加出来ないので参加者の負担でやっていくにはこんな料金になってしまうのだろう。全部満員で一日10セッションやったって40万円の売上げだ。平日にそれほど人が集まるとは思えないし、利潤を追求するためじゃやれない事業であることは容易に想像できる。
あの体験が5000円を高いとは思わないけど、1万円だったらちょっと厳しいと思う。モチベーションの問題があるから無料にすれば良いというものでもないが、もし3000円とか2500円ぐらいだったら、もっと沢山の人が体験しやすくなるだろう。ああいうものは国が援助をするべきだと思うし、一人で参加もいいけど、家族や恋人と一緒もいいし、中学生とか高校生にも(もちろん強制じゃなくて)授業の一環として先生も一緒に体験した方が良い。夏休みにキモダメシなんかやるよりずっといいよね。僕のところに、500円の割引券が一枚あるので、音楽喫茶にでも来てくれて「ダイアログ・イン・ザ・ダークの割引券おくれ」と言ってくれれば差し上げます。
僕も一応QNAPは1台手に入れて、これから1TBのHDDを買って、自分で設定をやってみようかなと思っている。自分でやらないと覚えられないし、理解もできない。年内ぐらいが目標です。
今日はずっとMacBookAirから音楽データをAirMacExpressに飛ばしてFirefaceUCできいていた。iPhoneのAirPlayと同じような、おだやかでやさしい音。今日はそんな気分がよく合う。今日と明日で作品としての撮影を二点決めたいと思ってやってみている。このシリーズもそろそろ撮り始めて4年ぐらいになるので、何とかまとめて個展をやりたいなあ。 2010.12.7
よおし、次なる課題は「パンドーロ」だな。八角形の型はないからクグロフ型で焼こう。
iPhone版小倉百人一首アプリは最高ですね。まだちょっと慣れてないけど、これはすごい。初めてやってコンピューターの上級といい勝負なので、もう少し思い出せば上級で40枚ぐらい取れるかも知れない。歌を忘れていて、下の句を見て上の句がパッと思い浮かばない札が半分近くある。
ミニマアマトールの後ろ姿も美しかったが、AE2の後ろ姿もなかなか美しい。
火曜日なので、今夜は音楽喫茶をやってます。シフォンケーキも焼いています。さらなる安定と、ふわふわした食感を求めて、このところ微妙にレシピを変化させている。うまくいくといいなあ。
どうもこの数年、12月中旬から新年1月10日ぐらいまでが、毎年ヒマになってしまうことが続いている。しょうがない、作品のための写真を撮ったり、本を読んだりしよう。と思いつつiPhoneで百人一首をやってたりなんかする。昨夜遅くMacProがどうにもスリープから目覚めず、仕方なく電源をぶち抜いたら、そのリカバリなのか、再起動に5分ぐらいかかった。かつてはMacBookProとMacProを同じ状態にして、どちらからでもほとんど似たようなことを出来るような体制にしていたが、今はそれをやめたので、MacProが壊れると、それをMacBookAirでこなすとするとちょっと面倒かなと最悪の事態を想像して心配した。それよりはMac miniにバックアップデータを移行した方が早そうだ。そのうち「何月何日はバックアップの日」とかができるんじゃないかな。
昨夜はその後インターネットがつながらなくなった。あれは何だったんだろう。ルーターその他を全部一旦電源抜いてしばらく置いてから再投入したら直った。よくわからん。
まだちょっと慣れていないので、こんな成績だ。きわどくiPhoneに取られているのが10枚ぐらいある。50枚で1分30秒以内で終わってしまうのだが、頭を使うし集中もするのでけっこう疲れる。百人一首って全然優雅じゃない。 2010.12.8
なんとなくMacProのあたりが不穏だ。きわどく起動はするし、そういえば一昨日HDDがものすごく微妙に「ウィーン・ウィーン」って唸っていて、何だか変だったこともあるし、本体ではなくHDDがおかしいのかも知れない。とりあえず、タイムカプセルでバックアップは取っているから安心として、もう1個外付けのHDDに復元でコピーを作ってそっちのHDDから起動してみようかな。普段の作業をMacBookAirでやるのは遅くてストレスが多すぎるから、もしMacProの本体が故障なら、音楽用再生用に買ったMac miniをピンチヒッターに起用するしかない。夏以来さんざん試聴をしたけど、僕の装置の中ではLet's noteが勝ち残りそうなので、Proが健在ならMac miniはなくてもいいんだけどね。とにかく、なにかしら手を打っておかないとあぶない状態であることは間違いない。
そういうわけで、この問題を解決しておかないとターボNASを料理できない。
やっと買ったサーバー用1TBHDD、値段は倍ぐらいで16000円だった。QNAPだけ買っても、中にはHDD入ってませんのでご承知おき下さいとオリオスペックの酒井さんが言っていた。
この秋以降で今日は一番音が良くなったみたいだ。スピーカーの後端と壁の距離は141cm、これは良い距離らしい。興味のある方は火曜日の夜か、戯れる会の例会か、12月30日にどうぞ。
あれこれ間違えながら自分でQNAPの設定をしているので、まあ色々勉強になります。LINNの人の話だと、誰にもサポートを受けずに一人でDSから音を出せるのは1割以下とか。さてどうでしょうね。 2010.12.9
午前中にシフォンケーキを1個作り、昼前から会計事務所のおじさまが来て、バージョンアップした会計ソフトをインストールし、使い方の説明を受ける。けっこう大変で、食事もできず、終わったら2時過ぎだった。
ここ数日はクラシックをよくきいていて、CDの棚でパタパタと見てききたいソフトを選んでLet's noteとCUBESEそしてプレクスターでCDを回して音楽をきいている。音は非常に良い。今はショスタコービッチのプレリュードをきいていて、なんとなく12月はそういう気分かな。僕はこの曲を長い間知らなくて、何年か前にNHKFMで黒田恭一さんがかけていたのをきいて知った。その時かかっていたのはアシュケナージの演奏だった。すぐにユニオンに行ってみたらキース・ジャレットのCDがあったので、これを買ってきて愛聴している。その後、アシュケナージ盤も買ったので、今は二種類持っている。キース・ジャレットの方は、あのECMの音だ。アシュケナージという人の演奏を僕は全面的には好きになれないのだが、このプレリュードはおすすめです。ECMは清楚だけど、こちらはもっと豊潤だ。どこかで安く中古などを見つけたらきいてみて下さい。ECMが24/96で出してくれればダウンロードするな。
うー、アシュケナージ盤はなんでこんなに高いのだろう、廃盤で値上がり? もっと安いのはないのかなと思って、アルファベットで検索をかけてみたが、ヒットしない。
PCオーディオfanWebに「PCオーディオを巡る冒険」の第二回目がアップされました。どうぞご覧下さい。
昨日はジョン・レノンの命日だと思って、「ダブル・ファンタジー」をきいたわけ、で、きいちゃいけないことはわかっているんだが、「Kiss Kiss Kiss」をきいて変な気分になった。やっぱりきくんじゃなかった。で、今はジョニ・ミッチェルの「Rever」がかかっていて、こちらもイントロのピアノが印象的だけど、何とも複雑な気分にさせる歌で、人生はそんなもんさって感じのクリスマスソングでしょうか。映画「You've got mail」の中でこの歌について主人公の二人が話すシーンが確かあった。メグ・ライアンが好きだと言って、トム・ハンクスが嫌いだっていうんだったかな。 2010.12.9
MacProの不調は続いていて、シャットダウンもうまくできないような状態だった。仕方なくもう一度引っぱり出して、フタを開けてメモリのボードを引っこ抜いて掃除してしっかり挿し、HDDも同様に一旦抜いてしっかり挿した後起動してみたら、まともに起動するようになった。よくわからないが、最悪の事態にはならずに済んだらしい。ああ良かった。最悪の事態を想定してソフマップへの修理依頼はどうするのか、なんてことを調べていたので助かった気分。このMacProは2007年4月に買ったので、もう3年半になるのだが、何とかあと二年か三年は稼働してもらいたい。
HDTracksから「24/96のガウチョ」が配信されている。いいことだと思うけど、僕はこれが不要だ。何故かというと、ガウチョはSACDもあるし、なんてったって、DVDオーディオ盤が新品で安く手に入り、しかも5.1Chのマルチ付きだから「ケルン・コンサート」とは違う。
これね。廃盤になったSACDやDVDオーディオの人気ソフトってメチャクチャな値段で、一枚1万5千円以上になっているから、このガウチョが欲しい人は新品でこの値段のうちに手に入れておいた方が良いと思う。僕はfoober2000でDVDオーディオが再生出来ることがわかって以来、DVDオーディオのソフトが気になり出した。そしてPCオーディオ(MacじゃなくてPC)ってすごいと思っている。マルチch再生をやろうとすると、いまのところネットワークオーディオプレーヤーでは対応できていない。なんとなくLINNは将来対応してきそうな気がするんだけど、現状では、MacでだとVLCを使ってDVDムービーの再生(音は5.1ch)、PCではそれに加えてfoober2000によるDVDオーディオの再生(2ch&5ch)が可能なのです。
今夜はCoreDuoのLet's noteCF-T5(ファンレス)がやってくる予定。ペンティアムのLet's noteだとプチプチとノイズが出るDVDオーディオの再生がこれだと可能のはず。あとCF-Y2で出来ないのはFirefaceUCを使っての24bit192kHzの録音なのだが、これもCoreDuoのLet's noteCF-T5だと可能かも知れない。試してはいないのだが、Fireface400だとFireWire接続だからCF-Y2でも24bit192kHzの録音が出来るのかも知れない。
今日はパナソニックの三つ星ビストロというオーブンレンジでシフォンケーキを焼いてみている。オーブンが違うと、膨らみ方もそれから焼いている時の匂いも違う。デロンギもそうだったけど、電気オーブンでシフォンケーキを焼くと独特のカルシウムが焦げるような匂いがする。
そういうわけで、今朝僕自身がポチして夕方やってきたガウチョのDVDオーディオ盤。Let's noteCFーT5CoreDuoでうまく再生できるだろうか。Core2DuoのT-5ってのもあるにはあるんだが、DVDオーディオが再生出来ればどっちでもいい、あえてCore2Duoにこだわる必要もないと思っている。 2010.12.10
この後、他人にはお見せしたくない信じられないような荒技を繰り出して、スタジオ内の空気はやたらとホコリっぽいものになり、寒いのに30分ほど窓を開けることを余儀なくされた。まあ、朝ルンバが出動して掃除をしてくれてるかな。
そして、何とかLet's noteCF-T5CoreDuoが稼働し始めた。でも、まだiTunesとfoober2000をインストールしたところだ。これから各種ドライバーやCUBESEをインストールして、foober2000のDVDオーディオ用プラグインを入れなくてはならない。だから、まだガウチョDVDオーディオ盤はきけてない。戯れる会の例会までには何とかしようっと。QNAPは一応稼働していて、例えばLet's noteからfoober2000やCUBESEでデータを引っ張ってきての再生が出来ている。大きなデータはQNAPにため込むことにしよう。まあ、いくつか余分な動きを止めたりなどもボチボチやっていくのでもう少しかかりそう。
「レナード・コーエン伝」もまだ半分しか読めていないし、この土日であれこれやりたいことが終わるかなと思っているところ。
そういうわけでTheBeatlesの24bitWAVデータはQNAPに保存してどこからでも引っ張ってくることが出来るようにした。ケルンコンサートもCUBESEで再生しようと思ったが、まだFLACのままだったのでこれもWAVに変換しなくちゃいけない。そんなことやってるとLet's noteの60GBとか40GBのHDDはアッと言う間に満杯なのだ。そんなわけでこういうものはQNAPを使うことにした。ファンレスのQNAPターボNASはそろそろ無くなるみたいなので、欲しい人はボーナスが出たところで手に入れておくことをおすすめします。
だから、今日は朝からTheBeatlesの24bitDayです。一年前にこれを初めてきいた時は驚いたなあ。あれから一年経って、まだ24bit音源は数少ないけど、もう時間の問題だろう。土の下で芽を出す時期を待っているような、そんな状況に違いない。
mixiのビートルズコミュニティに「ジョン・レノンは殺されて当然」というトピックを立てた奴がいて、この二日間で書き込みが500を超えた。炎上ってほどじゃないけど、みんなビートルズが好きなんだなあ。
昨夜やってきたLet's noteT-5にCUBASE ESSENTIAL4をインストールし、とりあえずこちらはフェーズテックHD-7Aにつないで、QNAP Finderをインストールして音源を引っ張ってこれるようにした。さあて、これで音源をため込む準備はOKだ。
そんなわけで、今日は新しくやってきたCoreDuoのT-5にCUBASEをインストールし、FLACをWAVに変換して初めてCUBASEで「ケルン・コンサート」をきいてみている。いいわ、やっぱりCUBESEの音は一味違うって感じがする。美音でメリハリがある。こんなにいい音でケルン・コンサートをきけるなんて、長生きはするもんだね。でも、ちょっと疲れたから、久しぶりに「三月の水」でもきこう。やっぱり疲れたときはiTunesが一番なごむよなあ。 2010.12.11
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」なんて本がAmazonで売られていたので笑ってしまった。
e-onkyo musicからMAレコーディグスとか2LのDSDフォーマットの音楽データ配信が始まった。コルグのAudioGatev2.1を使えばPCMには変換されるものの再生可能だし、やはりDSDの音はすごい空気感だから、是非これも体験してみて欲しい。来年がこういった高音質音楽データ本格的配信開始元年になってもらいたいものです。2009年はTheBeatles、2010年はケルン・コンサート、僕にとってはこんな感じだから、来年あたり配信でもいいしUSB BOXでもいいからドドっと出て欲しいもんだの師走です。 2010.12.12
radikoは正式に発足となり、関東では茨城、群馬、栃木でも聴取可能になった。NHKはこれからどうするのだろう?
ここ数年、ミキサーやフードプロセッサー、オーブン、ジューサーなど、使ってみる必要のある調理器具をほとんど買って試したので、今はその勝ち残ったものだけを使っている。そんなわけで、電気を使う器具はほとんど必要十分な状態になった。今は、直径40cmの鉄板とパンドーロ型があったらなと思ってるぐらいだけど、なにしろ不況で年を越せるかどうかもわからない状態なので、これらは来年でもいいかと思っている。
恵比寿のガーデンシネマが休館だそうだ。今やってるウディ・アレンの映画を観に行こうかな。
今日は雨、二回パンチを入れたバゲットの元を発酵させておき、ゴム引きコートってやつを着て床屋にでも行ってこようかな。あそこは月曜日でもやってる。外での用事を二つ済ませて、床屋に行き、成城石井に寄ってから本郷三丁目のコーヒー屋でドリップ用のペーパーを買い、100円ショップでゴミ用の袋やらなにやらを買い、サッカー通りの加賀屋で明日の音楽喫茶用シフォンケーキを作るための玉子を買って戻ると多分2時間近くの散歩になる。合計で3kmぐらいは歩くかな。たまには編み上げのブーツを履いて出よう。雨の日の散歩ってのもいいよね。音楽をきくのは戻ってからだな。
さて、3回パンチを入れた後バゲットを成形して、今はオーブンに予熱をかけている19時40分だ。焼成時間約26分、そして約5分ぐらいは冷まさないと食べられない。バゲットって、粉と塩とイーストと水だけだから材料費はすごく安いけど、自分で焼いて食べるのはものすごく贅沢なのだ。太いブロコリーの茎の中身をきざんでほうれん草と豚肉と共に炒めた物を作ってはさんで食べたりしたら、バイン・ミー・ティットの湯島バージョンでしょうか。僕はあまりエスニックにはしないけどね。
そういうわけで本日のバゲット。まあなんだかんだで1年11ヶ月作り続けている。一年ほど前にちゃんとクープが開いたときは嬉しかったな。でも、そこから今日までの一年は、どういうんだろう? コンスタントに作れるようになるのにさらに一年かかった。音の方も最近はこの程度までは来ている気がする。 2010.12.13
上のバゲットは含水率が68%なんだけど、次は70%でいってみようかな。そして今日の夜は音楽喫茶だから、昼間シフォンケーキを1個作る。これもちょっと新しい試みをしてみよう。うまくいくといいのだが、やってみないとわからない。
昨夜は久しぶりに「くるみ割り人形」をきいた。ゲルギエフのやけにチャリンチャリンが鮮明なやつです。まあ、こんなところも含めて、音はなかなかいい感じになっているので、夜の音楽喫茶でお待ちしています。
お、TheBeatles USB久々の19000円台ですね、ターボNASもちょっと値下がりだ。プレクスターのプレミアム2の時と同じですね。しばらくこんな状態が続き、無くなったらおしまいで、ちょっと高めの時でもいいから買っとけば良かったなんてことになりそうな気配です。PCオーディオfanVol.2はVol.1同様完売しちゃったみたい。内容的には2の方が濃いので、各種設定などについては2でOKだと思う。
QNAPターボNASの設定を自分で行う自信のない人はあらかじめ設定済みのものを「オリオスペック」で購入するのが良い。ターボNASTS-119だけ他で買って、「HDDを買うから設定してね」と言ってもオリオスペックには断られますので、そこはご理解下さい。そんなわけで僕も自分でやってます。
スピーカーのセッティングに対して、僕は昔からミリ単位でどうのなんてことを言わないタイプで、それは今も同じなのだが、このところ面白いところに入っていて、2cmから3cmぐらいの移動でかなり音が変化する。前日までもかなり良い状態で気に入っていたのだが、ルンバをいじっていて左のスピーカーをちょっと動かしてしまったので、ついでにちょっと中央に寄せてみたらこれがなかなか良くて、ルンバの功名ってやつです。
ひと言で言うと中低域の密度が上がったのだが、「たった2cmか3cmでここまで変化するか」という感じだった。やっぱりオーディオって面白い遊びだ。外部クロック追加で得られるもの、ケーブルでの向上、再生OSやプレーヤー、もちろんアンプなどの機器、いろいろあるのだが、ここのところ10MHzのクロックは借りていた物をお返ししたので外部クロックは使っていないのだが、ルビジウムが無くなれば無いところでまたどうにかやっていっている。無い状態でうんと良くしておけば、またやって来た時の到達レベルが上がるということだ。
ルンバの動画ではこれが今のところ最高! 何度も見てしまった。
「ルンバは出てこないけど、こちらもなかなかです。滑り落ちるところがかわいい」 2010.12.14スタジオを改装したときに、北欧製のガスオーブンを導入した。その機種にした理由はデザインだったが、これが昔のタイプのガスオーブンで、中にファンがついていないため、しっとりしたシフォンケーキを焼くことができるのだった。オーブンなんてそうそう何種類もは使ってみることが出来ないから、それがわかったのはもう1台国産のガスオーブンを買ってからだった。
スタジオで今使っているパナソニックの「三つ星ビストロ」は割と売れている一般的な電子レンジ・電気オーブンで、バゲットを焼くにはこれを使っているが、ビストロでシフォンケーキを焼くと、とんでもない物が出来るし、AirMacExpressの音は止まるしで、三つ星ビストロは大きなシフォンケーキには使い物にならないと思っていた。だが、いろいろ対策を考えた結果、昨日は北欧製古めかしいオーブンで焼いたのとほぼ同等の物ができた。厳しく欲を言えばあと5mmほど高さが出れば完璧と言ってもよい。だからやっぱり道具は使いようだと思う。でも、国産ガスオーブンはどうにもならなかったから(あれは今やっても機構上無理)、使いようじゃどうにもならないものもある。このあたりの見極めが問題だ。
パンドーロのレシピを求めて、本家イタリアのサイトに到達してしまった。farina manitoba 450g これは粉でマニトバは銘柄で強力粉かな、450gとはかなりでかい型だな。zucchero 135g これは砂糖で、burro a temperatura ambiente 170g こちらは室温にもどしたバターですね、170gってのはバターケースのほとんどをぶち込むってことだぞ、ガオ! uova 4 これは玉子ですね。さすがに高カロリーだなあ。一気に全部は混ぜないで、段階的に発酵させていくみたいだ。なるほど、手間がかかる。音は絶好調なので、他のことをあれこれやれる。
正月は毎年ヒマで困るので、来年はどこかへ遠くへ行ってみたいと思う。で、東北方面?関西?などと考えたが、冬の日本海ってのを見てみたいと思って、1月2日の夜行バスで金沢に行くことにした。雪が降っているのだろうか。よくわからないけど、とにかく行ってみることにした。自分で運転せず、バスに乗っていれば着くなんて最高だ。iPhoneもあるし、読みたい本もある。スタジオにいたりするとついあれこれやってしまうから、たまには何もできない状況をつくるのも良いかも知れん。で、金沢の次にどこへ行くかが問題で、1)そのまま東京に戻ってくる 2)南下して名古屋方面に行く 3)あと他にはどっか行けるかなあ などと小学生みたいなことを考えている。本当に決まってなくて金沢行きのチケットしか予約していないのです。誰か遊んでくれる人はいるかなと思っているところ。いつか、瀬戸内海の直島にも行きたいなあ。 2010.12.15
昨日、久しぶりにピーター・ガブリエルのハイレゾ音源をかけたのだが、いい音だったなあ。ずっとCDをきいていたので、その差がよくわかった。最初CUBECEで再生したら「おらはしんじまっただー」みたいな音だったので、れれれと思ったら、24bit48kHzなのだった。
LINNのMAJIK DSの音をきいてみようと思って、朝KinskyDesktop とLINN Konfig をダウンロードして、あとはちょっとしたことであっさりと音が出た。LAN環境がちゃんと出来ていれば、設定と言ってもそれほど難しいことはないと思う。それにしてもなるほどねえ、実にうまく出来ていると感心した。このかゆいところに手が届くような使い勝手はすごくいい。
KinskyDesktop からiTunesのデータを再生出来て、これは最高に便利なのだが、便利なだけでなく、この場合の音、つまりAAC256bpsの圧縮データを再生した時の音ががなかなか良いのが一番驚いたことだ。 2010.12.16
朝スタジオで考える。「そうか、昨日の写真だとLet's noteを起動してKinskyDesktopを使っているが、LINN DSは、Let's noteを起動しなくても、iPhoneとかiPadにKinsky的な操作アプリを入れておけば、それだけで音が出るんだな」と思う。とりあえず600円の「PlugPlayer」か、それとも2000円の「ChorusDS」か。iPad版ChorusDSは大きいのですごく操作しやすい。
MAJIK DS は絶対的音質では上位機種と差があるのだろうと思う(多分)。ただ、今年になってからずっと日常的にききつづけている音楽、PLACEBOとかレナード・コーエンとか、クレモンティーヌとかを普通に再生したときに、声がすごくよくきこえるのが妙に心地よいので、うまい音作りだなと思う。厨房で非常に満足して使い続けているLINNのDISKREETという壁埋め込み式のスピーカーもまったく同じで、FM放送などをきいていて、妙に肉声感があるなと感心する。このあたりが国産のオーディオ機器にもっとも欠けている部分だ。
LINN DSで「radiko」はきけるようになるんじゃろうか? 多分作ってるな。
まあそんなわけで、これからの課題はNAS作りでしょうか。
☆明日の戯れる会例会は夜数人で忘年会みたいなので、それに合わせて今夜のうちに捏ねておいて、バゲットを焼いて食べさせてあげちゃおうかなと考えている。お酒を飲みたい人は持ってきてもらって、バゲットは用意しますから、はさんで食べたい物も持ってきて下さい。焼きたては大変美味しくてハイレゾ音源みたいなもんです。
昨日今日は寒い。山は雪かも知れない寒さだ。まだ寒いのに身体が慣れていないこともあるし、12月なものだから、ちょっとうら寂しい気分になったりする。こういう時は風呂にでも入って身体を温めてさっさと寝るしかない。 2010.12.17
このところ音はいい感じで、あまりオーディオ方面のことは準備をする必要がないので、昨夜11時頃バゲット用の粉を500gほど捏ねた。この季節の厨房は、暖房がなければ12度から14度ぐらいなので、冷蔵庫には入れずそのまま発酵させた。朝、そこそこ膨らんでいたものをつぶし(パンチを入れる)、これを数時間おきにあと最低二回、できればあと三回行ってから成形して焼くと、クラム(中身)には大きめの気泡が入ったものになる。あの大きな気泡の入っているバゲットって、こんな風に断続的な手間と時間がかかるので、かなり効率の悪いものだ。二年近くやって、やっとそのあたりのことがやっとわかってきた。クラムチャウダーのクラム=clamは蛤とかの二枚貝のことだけど、バゲットのクラムはCrumbのはずで、こりゃ何だ? George Crumbはアメリカの作曲家で、昔長岡さんご推薦のLPを何枚か持っていた。音はすごかったけど、何度も繰り返しきくことはなかったので、今は残っていない。
今日の戯れる会例会はとても大きな収穫があった。やっぱり一人ではわからないことだらけだ。ああ良かった。戯れる会をやっていて良かった。アナログレコードは二枚しかかけなかったが、やっぱりレコードの音は素晴らしい。ハイレゾをビシバシかけまくった後でも、堂々としたもんです。 2010.12.18
今日の午後はお菓子作りとデジカメの会でイチゴのショートケーキを作る予定だ。三回目なので今日はバシッと決めたいと考えている。そして夜は海苔巻きパーティだ。海苔巻きだけだと炭水化物ばかり食べることになるので、お吸物と筑前煮を作る。で、夜は作ったショートケーキを食べる予定だ。楽しみ。
ちょっとした手違いもあったけど、今回のスポンジケーキはとても良く出来た。失敗の体験も大切だけど、やっぱり三回目にはおいしいものが出来て満足しないとやってられない。 2010.12.20
ちょっと時間はかかっているけど、第三日曜日午後から夜の「お菓子作りとデジカメの会」も育ちつつある。昔やっていたモノクローム写真をStudioK'sの暗室でプリントする会と似ていて、あれは暗室をシェアしていたんだけど、こちらは厨房ってわけでもなくて広さのあるスタジオを使ってお菓子を作り写真を撮り、年に一度「1Coin喫茶展」をやっている。今のところメンバーは6人なので、戯れる会同様こちらも随時会員募集中です。
僕がやっている料理教室とかお菓子作りの会って、作ったことのないものをやってみてあれこれ失敗ができるというのが面白いと思うのだが、あまり失敗続きじゃどうしようもない。ちょうど良い「痛い目」と適当なタイミングでの「ざまあみろ」があると、次へのやる気が出る。
何とか、今使っているCoreDuoのLet's noteCF-T5でDVDオーディオのマルチCh再生ができそうだ。良かった。これでいつでも気軽に、MacProをWindowsで立ちが上げ直すことなく富田勲の「惑星」や野尻修平の「ペトルーシュカ」、先日買った「ガウチョ」などを楽しむことができる。本当に良かった。
女子にも人気があるという、東京駅構内にあるステテコ研究所のショップに行ってみようかなと思っている。
冬の間、バナナシフォンケーキは水10ccの増減で失敗したりしなかったりという際どいところを行ったり来たりしている。明日の夜は音楽喫茶で、そのために1個シフォンケーキを作るのだが、どこかのお宅へ送るわけではなく、自分で切ってみることが出来るので微妙に挑戦をしてみようかなと考えている。12/21(火)夜音楽喫茶、12/28(火)の夜も音楽喫茶の予定、12/30の午後1時から6時まで音楽喫茶の予定。 2012.20
朝からオレンジシフォンケーキとバナナシフォンケーキとジンジャーシロップ2kg分と、バゲット2本を作り、夜の喫茶はLet's noteでDVDオーディオ(マルチCh)かな。と、思いつつ、LINN MAJIK DS できいている。マルチChなんてものをやらず、2chだけならDSは実にシンプルで良い。ハイエンドオーディオ的観点からするとMAJIK DSは入門から中堅どころって感じだけど、不満は感じないと思う。
1月3日が金沢で、4日は名古屋方面に行くという案もあったけど、どうやら金沢にとどまりそうな気配だ。と、なると1月4日の夜行バスで東京に戻ることになるかな。いい年して学生みたいなことやってますね。でも、フットワークを軽くするのは良いことだと思うし、とにかく新しいことをやるのは楽しい。 2010.12.21
もう長いことこのサイトをやってきている。そして読んでくれている人は確実に増えていると実感している。何故そう思うのかというと、Amazonのリンクを貼っているのだが、この紹介料がこの一年で二倍ぐらいに増えた。Amazonの紹介料って、リンクした商品を買った時だけじゃなくて、とにかくこのサイトに貼ってあるリンク経由でAmazonに入って何か買い物をすれば、それが全部僕の紹介料になるというシステムだ。僕は毎日毎日ほとんど欠かさず更新をしているし、その事に対する「投げ銭」みたいな感じで僕のサイト経由で買い物をしてくれている人が存在しているのかなとも思ったりして、もしそうだとすればとてもありがたい。家を建てようとか財産を残そうとか、そんなことは無理だし全然考えてないけど、やりたいことをやるにはスタジオK'sを維持しなければならないし、多少の元手や経費も必要だから、戯れる会にしろ喫茶にしろ各種イベントなど、必要に応じてうまく利用してもらえればと思う。
そして、来年からは少し内容を変化させたい。ひと言で書くと「初心に戻る」ということかな。見た目はそれほど変わらないけど、そろそろそういう時期だろうと思う。まあ、見守って下さい。 2010.12.23
まいったな、AKGのヘッドフォンから音が出なくなった。どうもプラグ部分近くの断線らしい。僕はこのAKGのヘッドフォンをかなり気に入っているので、修理にだそうと思う。この二年間よく使っているし、何回かドアノブに引っかけもしてたから、仕方がないと思うが、確か15000円ぐらいで買ったものだから、3500円ぐらいで直ってくれると有り難い。どうなのかな、経験がないのでまるでわからない。年末だし、直ったとしても来年だろうなあ。これはちょっと困った。
今年の初め頃からずっとコンパクトデジカメを欲しいと考えていた。それで、いろいろ考えに考えて、今はリコーのCX4を買いたいと思っている。このサイトを始めた1999年から2000年頃、画像をどうしていたのかというと、ネガカラーで撮影してフィルムスキャナでデータ化していたのだった。最初に使ったデジカメはEPSONの物で、これは背面の液晶を見ながら撮影すると単三電池が30分ぐらいでなくなるのだった。
すごくよく使ったのは、何度も書いているけど、オリンパスの3030で、僕はこのカメラの時代にはよく身の回りの写真を撮った。それからオリンパスのE-10を買って、E-10は仕事に使った初めてのデジカメだ。で、その後EOS10Dになって、20Dになって、フルサイズのEOS 1Ds(80数万もしてホントにクソッタレなカメラだった。重く、操作性が悪く、ひどい背面の液晶画面を見る度に気分が悪くなった)を使って、KissDXになって40Dで今は7Dだ。コンパクトデジカメはオリンパスの3030以後キヤノンを2台使ったがどちらもイマイチでこの二年ほどはコンパクト機を持ってない。
来年から、一年に2回ぐらいどこかに出かけたいと思っている。それで、出来ればそのどこかの近辺に住んでいるオーディオ愛好者のお宅へ行けたらいいなあと考えている。だが、そういう時にEOS 7Dと15-85mmレンズはちょっと重たい。広角は35mm換算28mm程度で良くて、10倍ズームまでは要らないけど、35mm換算の200mm程度は欲しい。そして何と言っても接写がきくと嬉しい。
そんな条件を満たしてくれて、しかも小型軽量で、値段がそれほど高くないものということで考えた結果、CX4が浮上した。CX4がかつてのオリンパス、正式にはC3030zみたいに、いつもポケットに入れていてあれこれ撮影できるといいなあと考えている。
ここ数日は、DVDオーディオのマルチCh再生をやっている。僕がどうしてもききたいDVDオーディオのソフトって10枚ぐらいなんだけど、富田勲の「惑星」みたいにDVDオーディオしかないってものもあるから、これを何とか手軽に再生出来るようになった。そういうわけで僕のところではLet's noteCF-T5がメインのデータ音楽再生機になっている。 2010.12.23
まだ詳しく決まってないけど、正月の金沢行きはなかなか楽しいものになりそうだ。今日届いたメールによると、合計4軒のオーディオ愛好者のお宅を訪問できるみたいだ。
オーディオ雑誌で評論やったり何か書いたりしている人は沢山いて、それぞれ皆さんいろいろ詳しく知ってるわけだけど、巷で実際にみんながどう楽しんでいるかをきいてる人なんてほとんどいない。不思議な世界が構築され、その不思議な世界で生きている人たちがいる。
先日も書いたけど、来年は初心に戻るつもりだ。
僕のこのサイトは、1998年に始め、オーディオのことは富田徹さんのことから描き始めた。そして1999年4月頃から徐々に自分の装置やきいている音楽のことを書き始め、何人かの人たちの訪問記を書いていた。
ただ、ある時期からAudioBasic誌でMyAudioLifeやマルチフォーカス・チューニングなどの仕事をするようになったので、仕事以外でのオーディオ愛好者のお宅訪問がやりにくくなっていた。
来年から、年に何回かあちこち行きたいと思っていて、それほど詳しい内容にはならないと思うけど、こんなお宅へ行ったということぐらいはこのサイトで紹介出来たらと思っている。
今日の夕方はヨガのレッスンで、ヨガを習い始めて丸四年たった。月に一回だけだけど、健康の維持に役立っていると思う。 2010.12.26
今時、4GBのSDカードが5000円とは随分高価だとも思えるわけだけど、カードリーダーを使わずに撮った写真をPCやMacに転送できる、と言うかマウスを持って画面に向かったときにはデータ転送がされている状態は快適さこの上ない。ただし無線LANの環境が整っていればという条件がつく。
被写体にもよるのだが、例えばスタジオで撮影しながら、撮った写真がどんどんMacに転送されていたり、外で撮影をして戻って、カメラを出してスイッチを入れ、Macのスリープを解除して、お茶でも飲んでいれば無線で自動的にデータ転送が終わっているという具合だ。
やっぱり常に新しい試みをしていたいと思う。それもとんがったわかりやすいものではなく、平凡で普通で古くて新しいこと、そういうことをやっていたい。明日、火曜日の夜は音楽喫茶、そして12/30の午後1時から6時までは2010年一年間の総集編音楽喫茶です。お時間のある方はどうぞお越し下さい。
ここのところは、本当にずっとDVDオーディオのマルチChをきき続けている。「Queen」とか、「Crosby&Nash」とか「Steely Dan two against nature」などを繰り返しかけていて、横向きできいていたりするのだが、それもけっこう良い。
久しぶりにへんてこなカッコのバゲットだと思うでしょ? これは数ヶ月から種を継いだグリコのカスピ海ヨーグルトを元に小麦粉を発酵させて、今日初めて作ったものなのです。オーディオでいうと、いつもは生イーストを使っているのだが、それがトランジスタなら、今日のは自作真空管アンプってところでしょうかね。
リコーCX4パース矯正モード使用。
そんなわけで、またまた粉まみれの生活をしつつ、今きいているDVDオーディオをCUBACEで再生する方法を考えている。 2010.12.27
さて、今日も頭の大部分は音楽のことを考えつつ、身体はシフォンケーキを作ることになる。朝からやって昼間のうちに三つ作って1個を神保町まで届けて、夜は音楽喫茶の予定だ。年の瀬でお客さんは来てくれるかどうかわからないけど、このHomePageと同じでずっとやり続けるしかない。かつて秋葉原には沢山の試聴室があったけど、今はもうほとんどなくなってしまった。ショップに行っても、まともなマルチChの再生は体験できないし、まともなモノラルLPの音もきくことは出来ない。下手をすれば秋葉原にオーディオ専門店がなくなるなんてこともあり得る。
自分が思い描く状態にならないからと言ってやめてしまえばそこで終わる。それは戯れる会も同じだろう。「StudioK'sで音と戯れる会」のことを誤解している人や理解出来ない人もいると思う。もしかすると、会員だって=ということはつまり僕自身も、戯れる会のことを理解してないのかも知れない。事実こんなことになるとは思わなかったってことが沢山起きている。本当にそれはそうで、そういう集まりだ。 2010.12.28
Let's noteCF-T5はこんな状態だ。リコーCX4をISO800で使った画像で、ノイズは多いと思うが、小ささを考えるとまあまあかな。
2010年に購入した電気製品で最も生活の役に立っているのはお掃除ロボットの「ルンバ」だ。人気者だし、なにしろ毎日掃除をしてくれるので最高の貢献度だ。
EOS 40Dはさすがに3年半使ってそろそろ限界だったので、2010年春からはEOS 7Dと15-85mm IS USMを導入して仕事をしている。EOS 7DはAPS-Cの割にはちょっと大きくて重いけど、歴代のデジタルEOSの中で最も使い心地の良いカメラだ。同じぐらいの重さで同じぐらい使い心地の良いフルサイズがあれば、僕はフルサイズに戻りたいと思うことが時々ある。でも、それは100回撮影して2回ぐらいかな。EF-S60mmマクロは素晴らしいレンズだけど、やっぱり物を撮るには100mmの方が良いので新しいIS付きの100mmマクロが欲しいところだが、ちょっと高価なので買えなくて、初代のUSMじゃない100mmマクロを今も使っている。このレンズは出てすぐに買ったので、16年か17年になるんじゃないかなあ。画質がどうのじゃなくて、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを併用したい時があるので、USMならなと思うことが時々ある。
先日紹介したEye-Fi Connectはなかなか快適だ。下の写真は今朝のヨーグルト酵母で、生イーストのパン焼きは慣れたから、自家製酵母で遊んでいるところだけど、こういうのを厨房で撮って、MacProの前に座るとすでに画像が転送されているし、MacProがスリープしていても解除すれば割と短時間で自動的に無線で転送される。これも便利なのだが、逆に、撮影しようと思って「おっと、カードはカードリーダーの中だった」ということがないのが一番の快適さかも知れない。
キヤノンの一眼レフはずっとコンパクトフラッシュで、KissDはある時からSDカードになり、上級Kissみたいになった60DもSDカードになったはずが、7DではEye-Fi Connectが使えないのが残念だ。複数枚のEye-Fi Connectを使うとどう保存されるのかな、今後のために調べておこう。しかし、α NEX-5D ダブルレンズキットが52000円かあ、うーんデジタルカメラはなんて安いんだろう。
男性がオーケーストラをバックにジャズっぽく英語で歌っている「MY FIRST KISS」って、あの「初めてのチュウ」だよなあ。確かクレモンティーヌも歌っているはずだ。みんなに愛されているこの曲は誰の作かと思って調べてみると作詞作曲は実川 俊晴という人なのだった。
片方の音が出なくなったAKGのヘッドフォンはプラグ近辺の断線で、ダイナミックオーディオ5555の一階で買ったものだから、ここへ持って行って修理を依頼した。僕のはAKGのK430というもので、上位機種は450なのだが、今回5555で比較試聴してみても、やっぱり430の方が好みだ。450はちょっと音が重い。そういうわけで、僕の耳はよほどこのAKG K430を気に入っているらしい。店員さんの話では修理というより本体交換になることもあり、そうなると僕が希望する3.000円とか3500円ぐらいでは上がらないかも。そうか、困りましたね。千葉のサウンドハウスではこのK430を6360円で売っているので、そちらを買う方が安いってことになるのかも知れない。
山本さま ジンジャーシロップ一昨日届きました。ありがとうございました。早くも効果絶大です
おお、そうですか、とにかく温まりますよね。僕は通年で飲んで、一年中不良やってます。
僕は若い頃からよくジンジャーエールを飲んでいたから、本当においしいジンジャーエールを飲みたかっただけなのだ。カナダドライのはジュースみたいだし、ウイルキンソンのは辛すぎだ、辛きゃいいってもんじゃない。ちゃんと生姜の味がして、ビリビリはするけど辛すぎないジンジャーエールを飲みたくて、自分で作り始めたのが3年半ぐらい前のことだった。で、あれこれ調べたり考えて、すり下ろしたりスライスしたりやってみていて、二年半ほど前も、ちょうど料理を習いに来ていたGodzillaさんたちと一緒に作ってみた。それでGodzillaさんが家で作ったら、彼の奥様(と言ってもKingGidllaではなく、モスラに出てくるザ・ピーナッツみたいな)が「これを飲むと身体が温まる」と言ったそうな。それをきいて、僕は冬にホットで飲むことを教わったのだった。とにかく、僕は氷を浮かべて飲むことしか考えていなかったし、薬効なんてまるで考えなくて、単においしいジンジャーエールを飲みたいと思っただけだった。だから、一昨年の料理教室にGodzillaさんが来ていなければ、ジンジャーシロップは夏に梅シロップを作ったりするのと同じ位置づけだったはずだ。
それで、冬になって飲んでみると、乾燥肌に効果があることがわかって、これは助かった。なにしろ12月から3月ぐらいまでの期間は、足や脇腹が痒くなって困っていて、それがジンジャーシロップ一日一杯で解消するなんて思わなかったのだ。冬はクリームやオイルを塗ってシーツがベタベタだったから、本当に助かった。もちろん風邪防止にも効果がある。そんなわけで、まだマーマレードほどじゃないけどジンジャーシロップも数人のリピーターが存在し、定期的に注文をもらっている。
明日12/30は午前中実家のもちつきに行って。午後は1時から6時まで音楽喫茶「2010年総集編」をやっていますので、どうぞおいで下さい。 2010.12.29
QNAPのNASは1TBで、多分僕は音楽データじゃ1TBも使いはしない。今、MacProのバックアップ(TimeMachineってやつ)は外付けHDDで行っているのだが、これをQNAPにすれば統合されるってことだな。
朝から実家でもちつき。毎年やってるから、昔取った杵柄じゃなくて現役、今年はいきがかり上8臼もつく羽目になった。まあしょうがない、で、三ノ輪から湯島まで自転車で行って戻ってきたから今日は沢山運動をした。午後はずっと音楽喫茶なので、一人でもいいやと思って好きな音楽をきいている。
で、スタジオに来ると、QNAPの中にあるTimeMachineへのデータバックアップ(MacProの分)が終了していた。こんなことを考えるとQNAPのHDDは2TBにしておけば良かったかなとも思うが、サーバー用HDDはすごく高価で1TBが16800円、2TBはその二倍だというのでそれはちょっとねと思って1TBのHDDにしたのだった。ターボNASと合計だったらすごい金額になってしまうから。
音楽喫茶のために貸してもらったジョージ・ベンソンの「Give me the night」、声の厚みがすごい。そして最後に17時過ぎからは24/96のケルン・コンサートで終わりにした。foober2000での再生もなかなか良いが、CUBESEで再生すると一味違う響きの美しさがあり、PCオーディオをやってて良かったなあと思う。そしてあのケルン・コンサートをこんなにいい音できけるなんて「生きてて良かった」と思う。24/96できくと美しくそして芯のある、力感のある音なのだ。
なるほど、自動ISO感度の上限を400にしておくと、CX4の画質はこんな感じで悪くない。ヨーグルト酵母はまだ起こしたばかりで発酵力が弱いので、QUAD405のパワーを借りて発酵を促進中です。
ケルン・コンサートが最高の音で鳴っているので気持よくきいていたら、ブチッと音が途切れる。なんでだろと思ったら、QNAPに保存を設定したTimeMachineがバックアップの差分を書き込むと音が途切れるのだった。ダメですねこれは、手動ならともかく、MacProの自動バックアップは外付けHDDに戻そう。「はい、ご苦労さん」ってわけで、やっぱりQNAPのHDD容量は1TBでOKさ。 2010.12.30
StudioK'sを始めて13年半、楽しいことを追求しているのでわかってもらいにくいけれど、僕の感覚だと「Live」と言うより「Survive」がぴったりくる。何の組織にも属さず、基本的には一人で、種をまいたり穴を掘ったり魚をつかまえたり猫を飼ったりしつつ、時折支援物資や武器が届いたりもして、色々な人に協力してもらってギリギリ生き延びているって感じだ。
今日で2010年が終わる。今年もいろいろなことがあって、たくさんの音楽をきいた。オーディオという趣味は個人プレーそのものなんだけど、僕はそれを尊重しつつ、集まってワイワイやったり、情報交換をしたり、物々交換をしたり、そういうやりとりをしたい、StudioK'sはそういうネットワークのハブでありたいと考えている。ここを読んでくれるのもハブへの接続だし、音楽喫茶や各種イベントに来てもらうのも接続だ、もちろん戯れる会に入ってもらえばさらに確実な接続になる。
「山本さんは色々なことをやっているからよくわからない」という人がいるけど、実はとても簡単だ。写真と音楽と料理・・これがStudioK'sを設立以来やってきた柱で、そこには何のブレも迷いもない。それを複数の人と一緒にやろうとしてるだけだ。
一人、無人島で美しい歌を歌ったり、おいしい食べ物を創り出したり、素晴らしい絵を描いたとしても、それって誰も見てくれない化粧みたいなもので、水面に映る自分の顔を見て自分にキスするような行為だと思うのだ。オーディエンスの役割は本当に大きいと思うので、僕は来年から「YANYA企画」をやりたいぐらいだ。
それはともかく、失敗したり成功したり、思わぬ展開があったり、皆さんの期待に応えられたり応えられなかったり、僕は神様じゃないしスーパーマンでもないから、そう完璧にはやれないけど、僕なりに自分の頭で懸命に考えて、自分の感覚を信じてこれからもやっていって、何とかStudioK'sをあと10年か15年ぐらいは存続させたい。そんなわけで,皆さん来年もどうぞよろしくお願いします。
☆今年はどうにも年賀状のアイデアがわかず、出せませんでした。すみません。
さあ、素敵な2011年はパート31で展開することにしましょう。
今年一番の驚きオーディオ製品は「アコースティック・リヴァイブのUSBケーブル」だった。端子が1個の方も良いけど2個の方はさらに良い。ワイヤーワールドの紫、そして赤ときて、こんなものかなと思っていたら、いきなりアコースティック・リヴァイブがステージを引き上げた。この二種類は今、戯れる会で巡回試聴中だが、どこのお宅でも同じ結果が出ているようだ。今僕はルビジウムの10Mクロックを使っていないのだが、このケーブルのおかげで「まあいいや」と思っている。もちろんこの状態でルビジウムを使えばさらに良いのだろうが、何もないのなら、まずUSBケーブルを買って楽しみつつ体勢を整え、いつかはルビジウムというのが良いと思う。
いつかLINNのDSもちゃんとききたいなと思っている。でも、それにはとりあえずNASをつくらなくちゃね。そして、NASはDS専用というわけでもなく、普通のPCオーディオでも使うことができる。そうなると、現段階でNASを作るならQNAP TS-119と相場が決まっているのだが、悪いこと言わないから、買いたい人は即ポチした方がいいですよ。このファンレスタイプは生産完了で近い将来買えなくなります。
☆色々かけたい音楽があるので、やはり火曜日の夜7時〜10時は音楽喫茶をやり続けることにしました。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。通常夜9時半から10時までの30分間はお話タイムです。ドリンクバー形式のソフトドリンク1000円 シフォンケーキ(他)500円です。
TheBeatlesUSBは、21000円台が最安になっている。ここを見ていて、安いのが出たら速攻でポチするのが正解かも。CD16枚分、しかも未だかつてきいたことのない24bit音源だ。
「ジャズ喫茶ベイシーにV-15タイプIIIの針を献呈する」プロジェクト
僕のところにもシュアーV-15タイプIIIの針(MRだけど)が一本ある。僕は使わないからベイシーに献呈しようと思う。どうせ使わないんだから、菅原さんに使ってもらった方が良い。どなたか、ベイシーに行く予定のある人が火曜日夜の音楽喫茶にでも来てくれて「ベイシーに行きます」と言ってくれたら、その方に託します。全国の皆さん、古いV-15タイプIIIの針、オークションに出せば1万円ぐらいになるのかも知れませんが、ここはベイシーに献呈しましょう。直接送ってもいいと思うし、ご自分で持って行ってもいいし、行くことが出来なければ、火曜日夜の音楽喫茶の時にStudioK'sに持ってきてくれれば、僕が一旦預かって、誰かがベイシーに行くときに持って行ってもらうことにします。30本でも50本でも集まったらすごいことだ。
送る場合の住所はこちら ジャズ喫茶ベイシー 岩手県一関市地主町7-17(TEL 0191-23-7331)
僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1 1997年〜2000年まで僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月〜3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年4月〜6月