パート45
音楽と映像を楽しむにはますます最高の新時代 パート45

今日から7月、2014年も前半が終わって今日から後半戦だ。生きてくのは楽じゃないけど何とかやっていくしかない。

昨日から、目の前に父の若い頃の写真を置いている。

SISにCECのTL-3Nの中古が入荷するらしい。多分10万円以下だろう。みんなで何度か試したけど、CECのトランスポートをRMEのFirefaceと組み合わせるとものすごく音が良いのでおすすめです。別の物を買ってしまったところなので僕は買えないけど、CECとFirefaceの音にはひかれるなあ。

今夜はヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェ。そして、明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。

昨日も今日もよく働いた。あれこれ作ったし、原稿を書いたし、片付けや掃除もした。そして夜は音楽をあれこれきいた。久しぶりにソロになった時の「アート・ガーファンクルのアルバム」なんぞをきいて妙に懐かしかった。それで、もういい加減目が疲れているんだけど、やることがあるのは良いことだと思う。  2014.7.1

シグマの新しいカメラDP2Quattroは面白そうだ。ただ、賢くなった分「大当たりした時のものすごい超高画質」みたいなものは薄まっているかも知れない。ネットなんかで見るとそのようなことを書いている人がいて「そうなのかも知れないな」と思う。仮にそうだとして、どっちがいいんだろう。カメラとしてのインパクトは新型の方が断然強いけどね。

問題は何を撮るかだ。古い金属とかの描写はすごいけど、そういうもんばかり撮ってるってわけでもないからなあ。

昨夜からこういうものでL-65を鳴らしている。ミニコンポみたいなものですが、ある意味、僕が欲している機器かもね。ソニーらしい、とても良いデザインだと思う。こういう機器が主流になってくると、AirMacExpressでもいいんだけど、2006年に改装した時、厨房の床か天井の中にLANケーブルを一本通しておけば良かったなあと思うことがある。天井ならやってやれないこともないのだが、やるには気合いと脚立がいる。  2014.7.2

昨夜の音楽喫茶には4人のお客さんが来てくれて、ソニーのMAP-S1で音を出してあれこれきいてもらったり、色んな話をしたりの時間だった。新しい音楽の楽しみ方やそのための機器のこと、コーヒーのこと、コーヒー焙煎のこと、アナログ再生のこと、などなどあれこれ、音楽喫茶も少しは役に立っていて、来てくれた人達の何かしら参考になっていると思う。

今日はジンジャーシロップを4kg作って発送する予定だ。新生姜が出始めていて、何と値段が25%ぐらい上がっている。

昨日今日はちょっと気分が落ち込んでいる。まあ、そういう時もあります。

そんなわけで、昼は近所のファミマで買ってきたおにぎりを食べてお茶を飲んだ。こんなことも珍しいのだが、いつも自分で作ったものを食べているので、たまには買って食べて楽をするのも良い。何もかも自分が一番で完璧なんてことはないから、適当にゆるめたり手抜きが必要だ。

自分の親がこの世からいなくなる経験というのは最大2回しかないわけだが、その1回目がやってきて、今日明日でお別れをする。ほとんど90才なので、何も思い残すことはないというやつだ、本人がそう言っていた。そうではあるが気が重い。でもまあしょうがない。  2014.7.3

ちょっと心が忙しいこともあって、この数日はソニーのマルチプレーヤーでL-65を鳴らしている。音楽を楽しむ分には特に不満がなく、なんだかすごい時代になっている。それで、浅川マキの「赤い橋」が今かかっている。何て言うのか、B&0のアナログプレーヤーみたいな妙にきれいな音です。

まあでも浅川マキはあまりに暗いので、3曲でやめにした。やっぱり「きらきら武士」の方がいい。  2014.7.4

うーん。iPhoneやiPadを使ってカード決済を受け付けることができるのか。手数料3.24%、これを導入すると皆さんに喜んでもらえるのだろうか。便利になったと喜んでもらえるなら導入を検討しようと思う。

今日運び込んだこのアンプのことは昔から知っていたのだが、さっそく音を出してみると実に音が良い。何て言うのか、しみ込んでくるような音で、厨房で使うには勿体ないって感じの音だ。普通の家庭だったらこんなアンプを使って、例えば昔のハーベスHLコンパクトとかLS3/5Aとか、そういうスピーカーを鳴らして暮らすのが一番オシャレだと思う。「このアンプは多分音が良いはず」という僕の勘は大正解で、デザインが気に入ればすごくいいんじゃないかな。ちょっと平べったくて大きいのですが、僕はこのデザインが好きです。

そして、今日の夕方はベートーヴェンのOP:111、天上の音楽だもんね。  2014.7.5

最近、よーく自分のニーズを省みてみた結果、コンパクトデジカメが欲しいのだなと考えている。

つまり、リコーのCX4みたいなやつが欲しいんだと思う。パナソニックのGM1だと、なまじレンズ交換ができるのであれこれあれこれ要求してストロボを付けるためのホットシューが付いてないのが不満ってことになる。多分僕が今一番欲しいと思っているカメラは、そこそこ良く撮れて、上着のポケットに入って、あちこち持って歩けてマクロが使えて望遠にもなるというタイプのカメラなんじゃないかなということに気付いた。

今日はhuluで「ちはやふる2」を見た。すごく面白くて、近頃ではアニメが好きになってきてるみたい。いつも見てれば主題歌を覚えて歌ったりするもするので、ついでにアニソンも好きになってきてるみたい。  2014.7.6

huluはAppleTVを使っているので、経路としては、LANケーブル+AppleTV+HDMI接続でマランツのAVアンプ、ここから先は42インチのREGZAでもいいしプロジェクターでもOK。音はREGZAの場合アクリルのスケルトンスピーカーで、プロジェクター+スクリーンの場合はAVアンプのプリアウト経由でARのプリに行ってL-65から音を出す(その場合はアクリルのスケルトンスピーカーのスピーカーケーブルを抜く)。こんな使い方で対処している。つまり、Mac miniは起動していない。huluはどの程度映画を見る事ができるのだろう。まだよく調べていないのでわからないが、とにかく「ちはやふる2」を見たかったので良かった。レンタルDVDを借りる事もなく映像を楽しみ、返す必要もないってのは素晴らしい。

AppleTV経由の映像配信サービスはこれからもっと普及して、料金はどんどん安くなるのではないかと予想している。だから、HDMIを受けられるAVアンプの扱いには慣れておいた方が楽しめると思う。僕はそれなりに苦労もしてきたが、おかげさまで音と映像どちらも非常に安定した状態を手に入れつつある。しかもあまり金がかからないのがすごい。

ツタヤディスカスに毎月980円払って月に4枚のディスクを借りている人は多くて、CDもDVDもOKで最近ではブルーレイディスクも増えているから、これはこれで良いと思う。でも、AppleTVを使って、封切りされて1年ぐらい経った映画を1本200円から300円で見る事ができるようになれば、これを利用する人も増えるだろう。現在、すでに近いところまできている。

「愛しのフリーダ」はビートルズのファンクラブを切り盛りしていた女性の実話で、僕はこの映画を見に行きたいと思いつつ見そびれたので気になっていた。確か去年の秋ぐらいの話だ。マイケルの「THIS IS IT」は丸の内ピカデリーでやるならあの映像と音でもう一度見たいけど、「愛しのフリーダ」だったらスタジオの150インチで見ても映画館で見ても多分それほど大きな差はないんじゃないかなと思う。日比谷まで見に行けば往復の交通費が片道165円だから、そう考えると一本見て200円か300円だったら毎日映画を見まくっちゃうって人がいても不思議はない。借りに行かなくて良くて返しに行く必要もないから延滞金も要らないのだ。

バーレスクのHDレンタルが400円なんだけど、多分、この500円か300円かってのは、「映画料金1800円がシニア料金だと1000円なのであれこれ見ちゃう」というのと似た一般的なお得感に近いのだろう。だからAppleTVの料金設定は、あともう少しのところまできていると思うのだ。つまり、物を造って売るわけじゃないから、Apple側が「500円でレンタルするのと200円でレンタルするのでは、200円の方が儲かる」という判断をするんじゃないかということだ。もちろん200円じゃなくて300円かも知れませんが。

ちょっと熱くなるけど、このところはこのアンプで音楽を楽しんでいる。サブウーファーは使えないけど、音はすごく良くてこれでもいいかって感じ。ただ、奥行きはけっこうあって、黒いシャーシがほぼ正方形で、そこにつまみとか端子が付いているので上から見るとやや縦長と言うか、奥行きの方が長い。

それで、今夜はブラームスのピアノソナタをきいている。久しぶりだなあ。僕はこの曲の場合ラドー・ルプーの演奏が不動です。というかルプーのCDで満足していて他の人の演奏をきいてない。実に幸せなもんです。ブラームスはいいよね。でも、台風はちょっと心配。  2014.7.7

自分の分も含めてあと何kgかを待っていてくれる人がいるので、そろそろ最後か最後から2回目のマーマレード作りをしようと思っている。昨日、原稿を一本書いて送ったので、7月に書くべき原稿はあと三つか四つかな。けっこうあるけど、MacBookAirに向かっていたから書けるというものでもないから、ジンジャーシロップを作ったり、マーマレードを作ったりしながらやるのが良さそうだ。

あーあ、いつも原稿を書くのに使っているテーブルはとても機能的で何ら不満はないのだけれど、ちょっと秋田、じゃなくて飽きてきた。もっと人と人が仲良くなれるような感じのテーブルが欲しいなあと思う。

一年ほどエアロプレスの丸いペーパーじゃなくて金属のフィルターを使っていたのだが、どうも「味が違うんだよなあ」と感じて、だんだんエアロプレスそのものを使わなくなっていた。で、「そうだ、ペーパーに戻してみよう」と考えて金属のフィルターをやめて紙にすると味が戻った。僕は適当に紙で油分を濾しているコーヒーの味が好きみたいだ。だから、金属のフィルターはとりあえずお役御免ってことで、これからは別のことで使われる予定だ。

だからやっぱり一杯分のコーヒーをいれるのなら(無理矢理いれても最大230ccぐらいかな)、エアロプレスはなかなか良いと思う。紙のフィルターがなくなったら、普通の濾紙を丸く切って使っても金属フィルターほどは味が変わらない。

そして僕自身の焙煎は次の段階に入っていて、ある意味ではグッと安定してきているのだが、そうなればなったでの微調整を繰り返している。元の生豆が良いので出来たコーヒーが不味いなんてことはないのだが、自分が考えているものに近い状態になったりならなかったりだ。焙煎は初心者ですから、こうやってあーでもないこーでもないやってるのが最高に楽しい。

今年のマーマレードは今のところ74kg買ってもらっていて、そろそろ終わりが近い。今、注文をもらっているのが6kgで、その他に「最後の方になったら買う」とか、「余っていたら連絡くれれば買うよ」と言ってもらってる分もあるので、どうかな、あと二回作ったとして、去年並みの94kgに到達するかどうかというところだ。このサイトを中心にした口コミで注文をもらっているだけなので、なかなか100kgを超えるのは難しい。

今年の5月は夏みかんを手に入れるのに苦労したけど、新しくお願いすることになった農園は割とスムーズに送ってくれるし期間も長いので助かっている。そういうわけで、来年はもう少し外に向けての宣伝をしてもいいかなと考えているところです。それはともかく、そろそろ終わるので、欲しい方はお知らせ下さい。ジンジャーシロップは多分今週末か来週早々作る予定です。

台風が来ていますが明日の天気はどうかな? わかりませんが、明日の夜は音楽喫茶やってます。  2014.7.8

このところ、ものすごく沢山の音楽をきいている。それとは別に毎日毎日欠かさずきいているアルバムが二枚あって、片方がマリア・ガドゥとカエターノの弾き語りライブで、これはきけばきくほど好きになるって感じでおすすめだ。カエターノもマリア・ガドゥも最高です。もう一枚も以前紹介したDomLaNena(ドン・ラ・ネナ)のミニアルバム「Golondrina」で、妙にはまってしまって「さて何をかけようか」と思うとついきいてしまう。手が伸びるってやつで、まったく正直だ。「ELA」もすごく良い。マリア・ガドゥとドン・ラ・ネナは2014年6月7月の思い出になりそうな感じだ。

そういうわけで、この2週間ほどは、気が付くと頭の中でマリア・ガドゥとドン・ラ・ネナの声がグルグルしているわけです。オーディオもだけど、やっぱり音楽なんだよな。

今使っているiPhone5で何も不満がない。だから、これがSIMフリーならSoftBankに入っている必要はないんだけど、残念ながら僕のiPhone5はSIMフリーじゃない。毎日使っているMacBookAirも手に入れてから2年を超えたが何も問題がないのと同じで、性能的にはiPhone5のままでいい。iPhone3Gは遅くてどうしようもなかったけど、iPhone5は「どうしても6にしたいってわけでもないなあ」と思う。それはそうなんだけど、変な縛りがあるから、秋にiPhone6が出たらSIMフリーを買って、好きなキャリアに入って4年ぐらい使う方針はどうかと考えている。各キャリアの、あの訳がわからない料金設定やサービスはどうも好きになれない。

僕のところで普通に音楽を楽しむのなら、Rogersの出力20W管球アンプでOKみたい。やっぱり、オーディオってまず部屋と機器のセッティングが問題なんだと思う。  2014.7.9

昨夜の音楽喫茶に来てくれた2人のお客様に「たとえば、この喫茶代金をカード決済が出来るようにしたら喜んでもらえますか?」と質問したら「現金を持ち歩かなくなっているので大いに助かる」という返事だった。それで、StudioK'sでのイベントその他の会計をカード決済が出来るようにする方式を申し込んだ。すごいと言うか、そういう時代ですね。お釣りが足らなくて近所のコンビニに要りもしない物を買いに行ってお金をくずしたりもしていたから、そんな場面でも役立つのかも知れない。

毎日10分から15分ぐらいは百人一首の歌をイメージしている。この数ヶ月で苦手はだいぶ減ってきたが、「なにわえの」とか「いまはただ」とか「こころにも」とか「わびぬれば」あたりが相変わらず弱い。歌を覚えるには「ながらうし」とか「ようもねえや」とか「ゆうのあし」という、「いい国作ろう鎌倉幕府」的な語呂合わせも有効だ。でも、競技でやるわけでもないから、あまり一気にやらずジワジワと2年か3年かけて楽しんだ方が面白そうだ。勝ち負けにはこだわらないけど、弱いなりにその都度勝負は目一杯真剣にやっている。対戦中は頭の中がそのことだけで埋まる感じ、余計なことを考えず、基本的には実力の世界だけど、少しは運も加味されている時間がとても好きだ。

午前中に夏みかんが12kg届き、午後残った親の所に行って様子を見てきて自転車に10kmほど乗り、それから厨房のある部分にペンキを塗り、夕方はあらかじめ用意してあったバゲットを焼き、冷めるのを待ってそれを食べて、さて今夜はどんな音楽をきこうかなというところだ。

そういうわけで、このところはひたすらの音楽生活だ。MusicUnlimitedは素晴らしい。

おいしいバゲットとチーズとラタトゥイユ、で、コーヒーを飲む。なにしろいっぱい焙煎してあるからなあ、今夜はどの豆にしよう。夏みかんが届いたので、明日は午前中からマーマレード作りだなあ。10kgちょっと出来るので、欲しい方はお知らせ下さい、すぐに送る事が出来ます。明日で終わりになるか、それとももう一回作る事になるかというところです。

このところずっと「新しい時代が始まる」と書いているのだが、僕の中では本当に新しい時代が始まっている。

いつでもきけるからということも手伝って、左右のスピーカーの真ん中で音楽をきくことが著しく減った。軽くて小さなテーブルがあったらもっと真ん中で音楽を楽しむのかも知れないなあなどと考えて、小さいテーブルを買おうかと考えている。まあ、そんなあたりも実は心境の変化が始まっているのかも。   2014.7.11

今日は台風で大雨なのかと思ったら、予想外のいい天気になった。その中でマーマレード作りをやっている。この季節に晴れると西日が入るので厨房は非常に暑い。

で、今日作った分から注文をもらってる6kgを発送した。んー、何とかあと一回作らないと自分の備蓄分が残らない。  2014.7.11

バタバタしながら暮らしていると一ヶ月経つのがアッと言う間で、今日の午後は戯れる会例会だ。今日の例会は僕を含めて6人参加でちょっと少なめだけど、高級カセットデッキが持ち込まれて、良いカセット音源なども一緒にやってくるらしい。多分、すごく良い音で「なるほどー」って思わせてくれるんじゃないかなあ。ハイレゾも良いですよね。もちろんアナログレコードも良い、オープンリールテープはもっと良い? そしてもちろんカセットテープも良いのだろう。

僕がかつてCDを出した、井出よし江さんが日本に帰って来た1回目のリサイタルのカセットテープをきいたことがあるんだけど、これが素晴らしく良い音だった。バリオホールで録音したのは桜井卓さんで、ドルビーオフ、メタルテープでもクロームテープでもなかったけど、「カセットで生録してこんな音が録れるるのか!」と思った。そういうことを伝えたい、共有したい、もっと知りたいと思って僕は戯れる会を主宰している。

今日は暑いので、そろそろアイスコーヒーを出したいなと思い、氷を2kg買ってスタジオに着くと汗をかいた。みんなもこんな思いをして集まってくれるわけだから、せめて冷たいものでも出して、そしてエアコンを入れて部屋を涼しくしておこう。

そして

僕も昔使っていたことがある、ソニーの「ウオークマンプロフェッショナル」もやってきました。ウオークマンプロフェッショナルで録音したテープをSTUDERで再生するとバッチリSTUDERの音になるところが、予想通りとは言え妙に納得だった。

「STUDERのデッキは一切ベルトが使われていないのです」という所有者の言葉に、一同「そりゃすごい」と大いに納得というか感銘を受けた。ウオークマンプロフェッショナルはウオークマンのプロフェッショナルだと思うけど、STUDERは「ザ・カセットデッキ」ということだった。ナグラにしてもそうなんだけど、このような物がそれほどの値段でもなく手に入る今って、オーディオをやるには最高の時代だ。

それで、あれこれ持ち寄った音源(カセットテープ)を一通り楽しんだあと、たまたまAETから発売になったAET EVO-1302という定価18000円ぐらいの電源ケーブルがあったので、これをSTUDERに使ってみて、どんな音になるのだろうかと試してみた。

AETのEVO-1302という電源ケーブルは2種類あって、黒と青だ。値段は同じだけど音の傾向が違うらしい。で、どんなもんだろうかとSTUDERのカセットデッキで試してみた。7人の耳14個でしかときいたところ、明らかに音が違う。STUDERの純正ケーブル?からAETの黒にするとさすがに別次元だ。で、次に黒と青はどう違うのだろうということになり、青にしてみるとこれがまたけっこう違うので、笑ってしまった。新品のケーブルだからあまり音の傾向を断定はしたくないというか、最低でも1週間ぐらいは使ってみないとわからないのだが、とにかく音はかなり違うので好みによって使い分ける楽しみがありそうだ。実売価格で15000円以下だろうから、自分でも買いやすいし他人にも勧めやすい。僕は今パワーアンプがモノラル仕様なので、同じケーブルが2本必要だから、この黒と青はじっくり使ってみたくなった。  2014.7.13

サッカーはドイツが優勝か。サッシャが喜んでるなきっと。

チャーリー・ヘイデンが亡くなったので、パット・メセニーがききたくなって、で、最終的にはパット・メセニーの最新作「KIN」をかけるところまで到達した。このつながりわかってもらえますよね。

そろそろ梅雨もあけるのかな。暑い東京です。さらに暑くなるとしばらくはアイスコーヒーやアイスティの季節だから、今のうちにホットコーヒーを飲んでおこう。新しい電動の焙煎機による焙煎は割とうまくいっていて、とてもおいしいコーヒーを飲んでいる。

先日の戯れる会例会は最初から最後までRogersの真空管アンプで音を出した。。サーロジックのサブウーファーはプリアウトから接続しているので、サブウーファーなしの音だったが、すごく良い音で、これで全然問題なしって感じだった。LPはRogersのフォノイコライザーを使い、ZYXのヘッドアンプで受けて音を出したが、LPの方も何ら問題がなく良い音だった。

でも、今日は久しぶりにARのプリ+AudioCurrentに戻そうかなと思っている。

久しぶりのAR+PartitaP21は実に新鮮な音で惚れ直した。でも、Rogersのアンプは別世界の良い音だからあれはあれですごく良い。Rogersのアンプと適当な小型スピーカーを誰かの家に置いといてもらって、そこで使っていてもらって遊びに行くたびにきかせてもらうってのがいいなあ。

上の写真、パット・メセニーのアルバムは「妙だな」と思っていたが、ちゃんときいてみるとけっこう良かった。  2014.7.15

ケーブル類はできるだけ安い方が良い。というか安くあるべきだと思う。それで、近頃はフルテックの18000円ぐらいの電源ケーブルとか、AETの定価18000円の物に興味があって使ってみている。USBケーブルはアコリバの定価4万円ぐらいのがとても良い音だったけど、USB端子を2個使うから、あれはちょっとやり過ぎかもなと思う。音はすごいんですけどね。それで、このところは柔らか目のAETとかトランスペアレント、定番って感じのワイヤーワールドの赤などを使っている。

今夜のStudioK'sはヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェです。お客さんが少ないと、そのうち百人一首喫茶になっちゃうかもね。まあそれはそれで良いのではないでしょうか。明日の夜は音楽喫茶です。おいしい食事とおいしいデザートと最高のコーヒーでお待ちしています。

そろそろ、今年最後のミカン星人をやるつもりです。今のところ、注文が3kg入っていて、あと3kgぐらいは余分ありなので、今期最後のマーマレードを欲しいという方はお知らせ下さい。ジンジャーシロップも今週中に作ります。

マーマレードの注文が4kgになった。有り難い。この4kgで今年のマーマレード作りは88kgまできた。88はなかなか良い数字だから88kgもいいなと思う。でも90kgを超えてくれるともっと嬉しい。

長い間丸テーブルに憧れていたが、なかなか果たせずにいた。六角形のテーブルは二つあるんですけどね。で、今回初めて丸いテーブルを買った。毎日テーブルの前に座ってあれこれやっているので、テーブルが変わるととても新鮮な気分になる。

テーブルの直径は750mmなので、食事ができるのは3人かな、4人はギリギリの感じ。これまでの四角いIKEAの折りたたみ式テーブルは560×920=515200、今度の丸テーブルは750mmだから441562.5で丸の方がちょっと小さいけど、これまでのIKEAもそばに置いてあるので、イザという時には問題ないと思う。

さて、日経の原稿を書きつつ、あれこれスタジオの中を片付けよう。ちょっと物が増えているので、ここらで気合いを入れて片付けをやらないと手が付けられなくなる。出すのは簡単なんだけどね、片付けるのは難しい。

今日皆さんからマーマレードの注文をいただいて、何とか今年の総生産高が90kgの大台に乗った。去年の94kgには届いていないけど、90kgまでくればすごく嬉しい。そいうわけで、明日にでも「また夏みかんを送って下さい」と注文を出そう。届いたら週末はそれをマーマレード化する。包丁はバッチリ研いである。  2014.7.15

今年は面白いというか、不思議な思ってもみない展開が起きる年だ。自分の努力とか意識とは関係ないところで何かが起きたり、「困り果てるようなことが起きてそれを解決するためにあれこれやってみたら、新しい未来が見える」みたいな感じだ。今後がちょっと楽しみになってきた。

今日は午前中に日経の打ち合わせがあり、午後は厨房のエアコンを取り替えた。厨房のエアコンはウインド型で、かつて暗室があった頃は大活躍で真冬以外は月に4回5回稼働していた。満身創痍ではあるが一応まだ使える。だけどもう17年も使ってきたから、この夏に取り替えることにして、一回り大きなタイプにしたが、値段は半額以下だった。音がものすごく静かになったし、能力は二倍で多分電気代は半額以下だろうと思う。

厨房でぼうぼうと火を使いつつエアコンをかけるなんてのはあまり気が進まなくて、自分一人だったら窓を開けてる方を選択するんだけど、誰かと一緒に厨房に立つこともあるし、空き屋だった裏の平屋も取り壊されてマンションが建つみたいだし、今後は窓を閉めることが増えるかななどと考えている。

小さな丸いテーブルを手に入れたので、ここにコーヒーでも置いてスピーカーの真ん中で音楽を楽しもうかと考えている。カフェみたいになってきた?

  2014.7.16

ものすごく暑いんだけど、梅雨は空けたのだろうか? これから2ヶ月ほどは暑さとの闘いだなあ。

今日の午後は珍しく取材をされるので、スタジオの中を少し片付けよう。テーブルにしろエアコンにしろ、あるいはオーディオ関係の物にしろ、あれこれ物がやってきて、サッと判断して片付けたいのだが、そう簡単にはいかないことも多くて思うようには片付かない。箱や梱包材だけでもえらいことだ。僕の場合は85%ぐらい片付いていればOKなんだけど、それを下回って65%ぐらいになってくると「何とかしなくちゃ」と思う。

このところ、とてもよく音楽をきいているけど、オーディオ熱は普通かな。暑いけど、オーディオいじりはやろうかなと思っている。なにしろスピーカーの真ん中で音楽をきこうとしているから、これは大きなことです。この変化はまったくもって心因性のものです。

自営業をやってるのはいつも写真展をやっているみたいな感じで、「これはいい作品だ」と自信を持ったり、逆に「自分なんか才能ゼロだ」と思ったり、そんなことの繰り返しだ。うまくいかないことも多くてめげそうにもなるけど、自分で自分にエサをちらつかせたりもして、何とかごまかして凌いでやっていくしかない。

午後は僕の娘よりも若い女性が来て、いろいろな話をして帰った。話がよほど面白かったのか、多分予想していた時間の2倍以上スタジオに滞在して、あれこれ話したり意見を交換したりだった。だから、僕もいくつか「なるほど、そうなのか」と思ったりして興味深かった。

それで、夜はいつもより濃いめで量を少なめにいれたコーヒーを飲みながら、原稿書きをやっている。暑いから、薄くて大量にいれたコーヒーを飲むと汗をかくので、発想を変えて濃いめで少量路線にしてみた。そして、PLACEBOをかけているのだが、PLACEBOをきくとこの6年ほどに起きた色々なことが思い出されてすごく不思議な気分になる。今夜のPLACEBOは音も演奏もすごくいい。

少々やっかいなというか、難航していた原稿を一つ送った。これで通るといいなあ。明日は朝生姜を買ってきて、ジンジャーシロップを作ろうかな。欲しい方はお知らせ下さい。  2014.7.17

小さな丸いテーブルを買ったおかげでスピーカーの中央で音楽をきこうという気になった。これはものすごく微妙な話なのだが、これまで何度もIKEAの白いテーブルを同じ位置に移動してみている。でもそれはいつもかなり短期間で元に戻された。

IKEAの四角いテーブルはそれなりの大きさがあるし、床からの高さが740mmで、ここにMacBookAirの13インチを置いて原稿など書きつつ音楽をきくとAirのモニタが鬱陶しく感じられる。こういうのは感覚的な問題だから、誰もがそうだとは限らないけど、僕は視覚的に邪魔をされた状態だと長続きしない。11インチのAirが欲しくなる。それにお客さんが来た時にプリアンプの前で話をするのも落ち着かないから、打ち合わせにしても喫茶にしてもお客さんが来ればIKEAのテーブルは元の位置に戻される。

「どうするのが一番良いのだろう」とずっと考えていた。それで、あまり物は増やしたくないのだが、今回は考えに考え抜いた結果、丸いテーブルを二つ導入した。

丸テーブルの大きい方は高さが725mmでこれはIKEAと同じで食事ができる高さだ。でも、もう一つの小型丸テーブルはそれより10cm近く背が低く、これだと、プリアンプの前に持って行ってMacBookAirを置いても全然鬱陶しくない。若い人や目の良い人にはわかってもらいにくい話だが、遠近両用眼鏡の見え方の関係で、液晶ディスプレイが自分の目線より下にあると非常に楽だ。だから、さほど期待はしていなかった小さいテーブルが思いの外仕事用に使えそうだということがわかってきた。ただ、直径380mmはあまりに小さすぎて、MacBookAirを置くと、横にコーヒーカップも置けないので、450mmからできれば480mmの円形天板が欲しいところだ。

まあそのあたりはおいおい考えるとして、オーディオのやる気が向上中なので、JBL L-65の下にAETのインシュレーターをはさんでみた。音はどうでしょうね。悪くはなさそうだけど、まだよくわからない。この大きいやつじゃなくて小さくて薄くて硬いタイプ(U)が良さそうな気もする。

なんか、ここ数日はまたオーディオが好きになってきた気がする。その前までは好きじゃなかったのかっていう突っ込みはナシにしてもらって、人間だから波があるってことです。

今日は朝生姜を4kg買ってきたので、ジンジャーシロップ作りをやる。ちょうど新生姜が出てくる時期なのか相変わらず生姜は高値だ。2kg余分ができるので、欲しい方はお知らせ下さい。

今日は少しだけ気持と身体が休みたいらしいので、あれこれ材料を仕入れたり支払いをしたり、連絡とったりで夕方になってしまったので、もういいやと思って、あとはひたすら音楽をきく日にした。このところそういうことはなかったので、たまには良いかも。そういうわけで、アルフレッド・ブレンデルが弾くハイドンとベートーヴェンの夜になった。このCDは久しぶりだなあ。僕がこのスタジオを作る前から持っていた。

ここ数日、ちょっと考えを変えたことがある。

iTunesはもう長いことずっと使っていて、それこそOS9の時代から使ってきている。スピーカーもずっとSoundSticksだったし基本的にはBGM的に使っていたから、ほとんどは圧縮音源にしてある。なにしろHDDの容量が60GBとかいう頃からだから、非圧縮なんてトンデモナイって感じだった。

今使っているMac miniは1TBのHDDで、そこに外付けのHDDが2TBある。で、調べてみると僕のiTunesは約3000曲が保存されていて、容量は50GB以下だった。外付けのHDDはNASとしても使っているので、ここには数百GBのリッピングしたデータその他が保存してsある。で、割と好んでいる音楽に関して、iTunesに保存したAACを削除して非圧縮のAIFFと置き換えることにした。アルバムにしてせいぜい30枚か50枚かというところなので、多少ハイレゾのデータがあったとしても、100GB以下で済む話だ。

しかし、iTunesでFLACの再生が出来るようにしてくれればいいんだがなあ。Appleも意固地というのか、本当にめんどくさい。

GOLDMUNDが160万円のヘッドフォンアンプを出す? やってちょうだい。

厚いインシュレーターで丸一日試聴した後、薄くて硬い物にしてみると、思った通り薄くて硬い物の方が良かった。半分に切って使っても良さそうだから、そうすれば4枚余るから誰か「欲しい」っていう人へのプレゼントにしよう。  2014.7.19

昨日は中途半端な時間に来客があったりして、ジンジャーシロップ作りは今日やることになった。4kgの生姜を買ってきてあるのだが、何とか全部行き先が決まった。そして、夏みかんが届いたので、明日はマーマレード作りをやる。マーマレードは今のところ6kgの注文をもらっていて3kgほど余分がある。さらに注文をもらえれば余分の中から送ることができるし、このままなら残りは冷凍して、今年のマーマレード作りはこれで最後ってことになる。

今年は確実にStudioK'sが新しい段階に入っていると思う。1997年の8月から借りているので、7月が終わったらStudioK'sも満17才、大改装したのが2006年だったから、あれは9才の時で、早いものでスタジオを改装してからもう8年経った。来年の8月になれば、第一期と第二期が9年ずつで並ぶから、そろそろ第三期が始まっているのかも知れない。

まあ、今後どうなっていくのかなんて誰にもわからない。でも僕は、とにかく色んな人に集まってもらって楽しくやりたい。というわけで、去年はやれなかったけど、この8月はベルギービール60リットル飲み放題パーティをやる予定です。

一昨日スタジオに取材に来た若い女性との話の中で、いくつか「やっぱりそうだよな」と思うことがあった。どうやら若い人は1969年に憧れているらしい。僕は今の方が断然いいなあ。本当に1969年に行ったらきっと驚いちゃうよ。TVは白黒で、あの頃の大学生はみんな学生服を着ていたんだぜ。いまからタイムマシンにお願いして行ったら、多分耐えられないと思う。

このところ厨房のLINN DISKREETはQUAD405で鳴らしているのだが、非常に音が良い。良すぎてちょっといけない。壁埋込スピーカーでこんな音が出るんかと思うほど音が良い。さすがって感じだ。でも、厨房はリスニングルームじゃなくてあれこれ作業をするので音が良いと情報が多すぎて音に気を取られる。正に贅沢な悩みってやつだ。  2014.7.19

今日は日曜日らしい。世の中は連休らしい。僕はそういうことと無関係に仕事をやっていて、昨日はジンジャーシロップ作りで今日は午前中からマーマレード作りだ。火をつけて煮詰めるまでは新しく取り付けたエアコンを使ってみた。その状態で、つまり窓を閉めた状態にして目一杯大音量で音楽を再生するとけっこうオーディオで、QUAD405はさすがだと思う。でも、洗ったり剥いたり切ったりきざんだり実を取り出したり細かい種を分けたりが終わって煮詰める段階ではエアコンを切って、窓を開けて換気扇を回すことにした。そういうわけで音量も少し下げた。この段階は一応手が空くのだが、3分間隔ぐらいでかき混ぜていないと鍋の底が焦げ付いて全部パアになったりする。

6年ぐらい前かなあ、マーマレードを作りながら、MacProの場所に行ってCUBESEをインストールしていたら焦げて琥珀色のマーマレードになってしまい、ほとんどを捨てる羽目になった。あれは一度きりで沢山っていう失敗だった。朝10時過ぎに始めて15時半ぐらいに全部パアってのは途方に暮れた。

夏みかんはまだあるようだが、そろそろ今年最後のマーマレード作りかなと思っている。何だかんだで今年も90kg以上のマーマレードを買っていただいき、とても有り難いことです。

徐々に厨房の音はQUAD405での音にならされてきている感じもある。確かに厨房におけるこれまで最高の高音質なんだが、でもどうしたもんかなあ。と、まだ悩んでいる。ラジオじゃなくてオーディオになっちゃう感じなのだ。作業の脳と音楽と音質を楽しむ脳の合計が、きわどくあるラインを超える時がある。

持っている人にお願いして貸してもらって昨日から試聴中。なかなか良い音ですね。UFXはずっと気になっていた。

丸一日以上通電して試聴してみると、USB接続の音がけっこういけるってことがわかった。ただ、7年間もFireface400を使っていてハーフサイズに慣れてるもんだから、1Uフルってけっこう大きい。UFXは横幅だけじゃなくて奥行きも二倍ぐらいあるので、Fireface400やUCXの6倍とまではいかなくても5倍ぐらい大きいのだった。まあ、GOLDMUNDのmm10だと思えば小さくて音が良くて安いんですけどね。

もちろん、UFXの下にもAETの柔らかいインシュレーターを使っています。音もだけど、軽い機器の場合ケーブルで引っ張られて滑って動いたりってことがあるから、このインシュレーターを入れると非常に安定する。それだけでも気分が良いのでお勧めです。長いことFireface400で困っていた。  2014.7.20

今日は、「舟を編む」という映画を見た。ぜんぜんまったく期待しないで見たのだが、なかなか面白い映画だった。加藤剛、八千草薫、渡辺美佐子、伊佐山ひろ子、懐かしい顔ぶれだった。若い頃の八千草薫は本当に素敵だったからなあ。  2014.7.21

そろそろスタジオの裏で杭打ち作業が始まりそうな気配だ。テクニカハウスの隣りもずっと土木工事をやっていて、かなりの騒音だった。僕のスタジオとはちょっと離れていたけど、それでもかなりなものだったから、隣の家はそうとううるさかったに違いない。そううわけでまだまだ続きそう。まあ、都市ってのはそんなもんです。

最初耳にしたときは、えー!?っていう違和感がある言葉だったんだけど、この二年ぐらいで急激に当たり前になってしまったのが、「半端ない」という言い方だ。やはり言葉や風俗は生きていると思う。

わけあって、僕が引き取ってきたインフィニティの小型スピーカー、中でカラカラと音がするのでユニットを外してみると、中からこれが出てきた。コイルの芯らしい。これを接着するのは簡単だが、もう一つのスピーカーはツィーターから音が出ないときたもんだ。どうするかなあ。インフィニティの補修ユニットなんてどこにもないだろうし、似たような特性のツィーターを2個買って交換しちゃうのが一番手っ取り早い気もするが、どうすりゃいいんだろう。こんな箱でも一個作ったら高いから捨てるのはもったいないし、音楽喫茶やヘッドフォンカフェに来てくれて、「インフィニティの小型スピーカー欲しい」って言ってくれれば、差し上げます。それほど重くはないので、手で持って帰る事が出来ます。

今夜はヘッドフォンイヤフォン&ダーツカフェ。明日は音楽喫茶で皆様のおいでをお待ちしています。ついに梅雨も明けたそうで、暑いからそろそろアイスコーヒーの季節ですね。

「ゴム大」「ゴム薄くて硬い」に次いで「金属」を試してみている。「金属」は笑っちゃうぐらい音が変わるので、笑っている。ははは。

このMeshell Ndegeocelloという人のアルバムを再生しているのだが、すごくオーディオなのだ。低音でそう思う。この金属製インシュレーターはちょっとした突起があるので、L-65のハカマにブスッと刺して上から押さえつけてやったのだが、まあ、本当に恐ろしいぐらい見通しの良い音になった。採用するかどうかは定かでないのだが、とにかくあんまりすごいのでしばらくこのままにしておこうと考えている。  2014.7.22

かつて、KEF105を使っていた頃、さんざんあれこれ試した結果、どうしても独特の響きが乗るので僕はスパイクとか金属のインシュレーターを使っていない。でも、今はあの頃と違って床が木になってるし、機器も違っているわけだから「試しにやってみるか」という気になった。やってみると、L-65の下に金属スパイクは今のところ良い事の方が多そうな感じだ。突起を上にしてL-56のハカマに刺していることもあってか、音が痩せることはないみたいだ。4個で3888円、一個約1000円か。スピーカーに使うには2セット必要だが、ガツンとした低音が欲しい人には良いかも知れない。ヴィオールの音もかなり良くなった。やっぱりインシュレーターとかスパイクも一個1000円ぐらいがいいよね。

安い物と超高価なものの二極分化と言われるオーディオだが、その度合いはさらに増す傾向にあるようだ。僕らの場合は基本的には安い物や中古品を使って楽しんで、時々高価なものも試してみたりする程度でしょうか。

今日は夜の音楽喫茶のために午前中に抹茶シフォンケーキを一個焼き、あとは音楽をききながら原稿書きだ。厨房の裏ではマンション建設の工事でなかなかの音が出ているので、窓を閉めているから暑い。

最近こういうのが欲しいなあと思ってるのです。深い理由はなくて、ちょっとやってみたいだけかな。ジンジャーエール用の炭酸水って自分で作れるのかなあと、そんな程度です。

いつも来ている人が今日の音をきいたら、驚くかもなあ。AETのスパイク以外は何もいじらずにこの変わりようだから、偉いことです。  2014.7.23

昨夜は金属のスパイク8個による音の変化を音楽喫茶に来てくれたお客様に体験していただいた。良い方向に大きく変化していると思うのだが、明快すぎて少し頭が痛くなる感じもあるので、お二人にちょっと手伝ってもらって、次の一手を実行した。オーディオベーシック誌で連載していた「マルチフォーカスチューニング」や戯れる会例会ではずっとこういうことをやってきている。

全部だとやり過ぎかも知れないので、とりあえず、8箇所のスパイクのうち4箇所に薄いセーム革を入れて調整した。これは料理の味付けとまったく同じことです。

StudioK'sでクレジットカード決済が出来るようになった。現金を持たなくなっている人には喜ばれるかも知れない。

かつては重さ3kg以上もある17インチのまな板みたいなPowerBookを使っていて、それとカメラ一式を背負って出かけたりしていたのだが、今は13インチでも大きくて重たいなんて感じている。だから秋に12インチのAirが出るなんて噂をきくと「12インチもいいなあ」などと考えたりする。まあ、今使ってる13インチのAirで特に不満はないんですけどね。

アクリルのスケルトンスピーカーは元々トーンコントロールをいじっていて、「低音+3高音+1」にしていたのだが、今日はこれを「低音+3高音+3」に変更した。今日の午後ずっときいてみているが、かなり良い感じだから、これでOKだと思う。トーンコントロールやスピーカーのアッテネーターは偉大だ。そういうわけで、普段はアクリルのスケルトンスピーカーとマランツのAVアンプでJ-WAVEをきいたり、iPadでMusicUnlimitedを再生してAirPlayでマランツのAVアンプに送ってあれこれ楽しんでいる。すごく良い音です。L-65で再生してすごく良いなあと思う音楽は、アクリルスケルトンスピーカーで再生してもやっぱり良くて、多分99%一致している。  2014.7.24

StudioK'sはよくWi-Fiを使ってきている。最初はUFOというかキノコみたいなカタチの物(銀色じゃなくて白いやつ)で、自分のページで調べてみてると、パート7の2004年の8月からだから、ちょうど10年間とても便利に使ってきている。話は横道にそれて余談ですが、日々の閲覧は下までスクロールが必要で面倒だけど、後から読むにはこの上から下に書く方式が絶対に便利で、Blog形式の上に積み重ねる方式はその時便利なだけで終わると思う。ま、それはともかく、最初はあれこれ苦労したけど、この間にWi-Fiは使い勝手も速度も明らかに向上していて、必要不可欠だ。僕の場合、今じゃWi-Fiがないと音楽再生もできなくなっている。

今使っているAirMacExtremeは四角くて平たいタイプで2008年の初めに導入した物だから6年間ほぼ毎日使っているし、戯れる会や音楽喫茶に来る皆さんには、パスワードを入れてもらっているので、例会の最中も喫茶の時もWiFiはよく稼働している。言わば公共設備的なものだ。

今使っている平たい物でも特に不満はないのだが、確か去年細長いタイプのAirMacExtremeが出て、細かい数値はともかく、このあたりの5年6年は速度や安定性が大きく進化しているようだ。それに、今のところ不具合は起きていないけれど、AirMacExtremeが数年で壊れるってのもほぼ常識だ。

だから、そろそろAirMacExtremeを新しい物にしたいなあと考えている。

このところモノラルの機器ってのが何台かやってきていて、ほら、あのフォノイコライザーとかもモノラルだったでしょう。で、僕のパワーアンプもモノラルになってしまったので、同じ電源ケーブルが2本必要だ。でも、一本5万円もする電源ケーブルだと×2でえらい金額になるから、できれば定価2万円以下の物が望ましいと思う。それだって、AirMacExtremeを優先しようかと考えたりするわけだ。

で、この18000円定価のAETなんだけど、黒と青があって、音質傾向が違う。前回の戯れる会例会にやってきたSTUDERのカセットデッキで試したときは、見た目の想像に反して黒が美音系、青が力感系だった。でも、アンプに使うとまた違うだろうし、ってことでちょっと試してみている。フルテックの18000円ぐらいのも割と気に入っているんだけど、これは1本しかないから、比較できないのがちょっと残念かな。

戯れる会の巡回試聴でみんなに試聴してもらうにしても、ある程度使ってからの方が良いので、とにかく数日間使ってみよう。それからじゃないと判断ができない。まずは黒を使ってみていて、最初の30分ぐらいはすごく変な音だったけど、そろそろまともな音になってきている。

まあそいううわけで、黒をPartitaP21に使っている時は、別の機器に青をつないで一応電気を通している。

今週のテーマはスタジオを片付けることだ。それで、その過程としてこのような散らかった状態になっている。今日もかなり汗をかいているが、目標達成まであと少しだ。

そして夜になり、だいぶ片付いてきたから、窓を閉めて本格的に音を出し始める。現段階でけっこう良い感じなので、もうちょっと良くなりそうな気配の自己満足ですね。

  2014.7.26

今日は朝10時から百人一首をやりに行った。湯島からだと自転車で15分ぐらいの場所だ。行きは下り坂で帰りは上り坂って感じの位置関係で、この暑さだから終わってから自転車こいでスタジオに着いたら大汗をかいた。

結果的には僕が負けたんだけど、ものすごくいい勝負をして終盤4枚対5枚みたいな感じになり、今日はかなり緊迫していた。序盤10枚ぐらいずっと空札が続いたし、多分相手のお姉様もそうとうきつかったことと思う。取った札は取って当然だし、取れなかった札はくやしい。もう少し鍛えよう。勝ち負けはともかく、自分が取ろうと思っている札を相手が取ってしまう、もちろんその逆もあって、お互いに「よしっ」って思ったり「くそー」って思ったり、そういう相手とやっとめぐりあったというわけだ。せめて週に一回やっていたい。

百人一首の皆さんとは一ヶ月に一度会ってるんだけど、2月からほぼ毎月行ってるし、半年過ぎるとさすがに親しくなってくる。みんな真面目で真剣にやっているし、今のところ都内あるいは近県で10数人しかいない仲間だからか、不思議な信頼関係みたいなものが芽生えつつあるのが面白い。  2014.7.27

昨日の午後はPerfumeのダンス練習会で、今日の午後は料理やお菓子を作って食べる会。料理やお菓子は食べてしまえばなくなってしまう作品だから、その点が好きです。

昨日一番楽しかったのは(百人一首の作者たちは)「いつも明け方まで起きてる人が多いけど、なにやってるんだろう?」という話。

今日知ったことで一番興味深かったのは、「火星に行く有人ロケットの搭乗員を募集したら、全世界から何千人だかの応募があって、それは一方通行で帰って来る予定がない宇宙旅行だ」ということ。  2014.7.27

コロンブスの時代、コロンブス以外にも西へ向かって出航した船は数多く存在したことだろう。彼らは「帰って来ることができないかも知れない」という覚悟をしていたはずだ。エベレストにしろ北極や南極を目指した冒険家たちも同様だが、死を覚悟しているが生きて戻って来ることを信じてもいた。故郷には戻って来られなかったとしても、行った先に移住することだってある。「あまのはらふりさけみればかすがなるみかさのやまにいでしつきかも」の阿倍仲麻呂も、さんざん苦労した結果日本には帰ることができなかった。

地球から火星までは約2年かかるそうで。暗黒の中を2年間宇宙船に乗って暮らし、しかも戻って来ることはできそうにない旅、でも応募者はそれなりにいるという事実に、生きるってのは何なんだろうかということを考えさせられた。

この7月が終わって8月になると、StudioK'sも17才だ。最初は3年ももたないんじゃないかとものすごく不安だったので、よく17年もやってきていると思う。仕事を出してくれたり、モノクロームのプリントや戯れる会やその他写真や音楽関係や料理などのイベントに集まってくれる皆さんのおかげです。

そういうことへの感謝の気持をこめて、これまで8月にベルギービール(生)飲み放題パーティをやってきた。

ベルギービールの生はおいしい、僕は日頃まるでアルコールを飲まないのだが、ベルギービールだけは飲みたいと思う。物置にワインの瓶が何本かあって、「これをスッキリ誰かに飲んでもらって片付けてしまおう」と思ってアルコールありのパーティや食事会をやるのだが、それをやるとまた酒が集まってきて、いつも同じぐらい余って、それがまた何年も物置に置いてある。冷蔵庫の缶ビール一本が半年もほったらかしだったりする。それぐらいアルコールを必要としていないのだが、ベルギービールの生だけは一年に一度飲みたいと思っている。

さて、そろそろ電源ケーブルを入れ替えてみるかな。AETの青と黒はどう違うのだろう? 違いはともかくどっちが好みだろう。  2014.7.28

今日はコーヒーの焙煎をやる日だ。毎回いろいろ試しているので、今回はどうなるか楽しみ。

戯れる会の皆さんへの感謝の気持はベルギービール生飲み放題で表現するとして、その他の皆さんにも感謝の気持を表したいと考えた。それで、音楽喫茶やダンス練習会やみんなで料理を作って食べる会に一定量参加してくれた方に時々シフォンケーキを一個進呈することにした。これはポイント還元みたいなものでしょうか。

LORDEは大物だなあ。FUJI ROCKでのライブ演奏をJ-WAVEできいてそう思った。その次はMr.Bigのギタリストのスタジオ生演奏でこれもすごく良かった。さて、食パンを2斤焼いたし、ヘッドフォンとイヤフォンもいっぱい届いたし、次は心して焙煎をやろう。

グルグル回って下から熱してという割と単純なものなので自作したくなる気持はすごくよくわかるけど、自分で焙煎機を作る気はない。焙煎したコーヒー豆を販売する仕事をするなら、本格的な焙煎機でやった方が良さそう。僕は、基本的に自分のために焙煎をしているので、毎回サンプルローストをしているようなノリかな。

上のコーヒーが本日の600g目で、なかなか思うようにはいかないから、もう200gやろうかなと考え中。で、また800gも焙煎しちゃうわけです。まあいいか。

そういうわけで、焙煎済みのコーヒーはいっぱいありまして、明日の夜は音楽喫茶をやっています。どうぞおいで下さいませ。しかし、メキシコ産のコーヒー豆はおいしい。

最近、オリンパスのSH-1というコンパクトデジカメを買って使っている。25000円ちょっとって感じかな。買ったのは7月の半ば過ぎからで、上のコーヒー豆の写真なんかなかなか良く撮れてるでしょ。だって、iPhoneのカメラであれだけ録れるのだから、当然ながらコンパクトデジカメならもっと良く撮れるわけです。以前使っていたリコーのCX4みたいな位置づけで、上着のポケットに入って、サッと出して録れて接写OKで、笑っちゃうぐらい望遠になる。ちなみにSH-1は35mm換算600mm相当です。このタイプを一台欲しかったのでした

OM-D E-M5の後継機は9月によろしくです。待ってます。僕はやはりE-M5のサイズが良い。

今夜はジェイソン・ムラーズの「LOVE」って書いてあるジャケットのアルバムをきいているのだが、すごく良い音だ。圧縮音源なのにね。  2014.7.29

あのインフィニティの小型スピーカーをどうしようかなと思っている。ゴミで出すのが一番面倒がなくて、多分数時間で誰かが持って行ってくれる。適当なツィーターを手に入れて音を出して遊ぶのも面白そうだけど、どうしようかな。誰か欲しい人いないかなあと、悩み中です。

シャツの裾をパンツにインするのがダサくなったのはいつからだろう? でも流行って変化するもので、7:3横分けのヘアスタイルがカッコ良くなったりもするから、まあTシャツは入れないだろうけど、ボタンのついたシャツなんかは微妙にインするのがカッコ良くなるのかも知れない。

さっきカメラマンの新藤さんと電話で話をしていて、「僕はずっとAdobeRGBで撮影するのがプロの常識だと思っていたが、この二年ほど=つまりOM-Dを使い始めた頃からsRGBに切り替えた」という話をした。理想的にはAdobeRGBなんだろうけどデメリットも多いので、現在の僕はsRGBでやっていて、印刷原稿として出しても何にしてもsRGBで特に問題はないようだ。っていう話になった。

またジェイソン・ムラーズのアルバムをきいていたら、15分ぐらいコロッと眠ってしまった。眠りを誘う音楽なのかな。

このところ、割と大きく音をいじったと思う。その結果をひと言で書くと、以前より強くて濃い音に変化していると思う。機器は何も替えていなくて、スピーカーの下に金属製のスパイクを入れて、ちょっと調整しただけだ。あとはパワーアンプの電源ケーブルかな。

あれやこれやあれやこれという風にちゃんと比べてはいないのだけれど、AETの新しい電源ケーブルは青い方が好みかも知れない。この値段なら一本持っていても良いのではないでしょうか。

これは自分で作った炭酸水による梅サワーアルコール抜き。

2008年の今頃の日記を読み返し、ジルベルト・ジルのアルバムをきいている。あのアルバム「声とギター ルミノーゾ」は2008年によくきいた。とても心にしみるアルバムで、これをきく度にいつも6年前のあの気分を思い出す。自分で作ったまともなジンジャーエールを飲みたくて、ジンジャーシロップを作ってみたのが6年前の7月だった。

今夜は「Gilbertos Samba」という最新アルバムだ。けっこうたまげるアレンジがほどこされていて刺激的だった。MPBはこうこなくちゃね。  2014.7.30

13インチのMacBookAirがRetinaになると13インチのMacBookProとかぶってしまうので、12インチでRetinaのAirってのが出てくれると有り難いなあと思う。スピードは十分だし、普段使うのは小型軽量な物が良くて1.1kgぐらいだと嬉しい。

今日は昼にカツサンドを食べて、そして午後は気合いを入れて、冷房を入れて一気に仕事をやるのだ。今日明日でやってしまうのだ。よし、決めた。やるぞ。その前にカツサンドを作ろう。

でも、その前に何かデザートも必要だな。などと考える。

ヘッドフォンイヤフォンの試聴をマジにやると本当に疲れる。だから、適当に抜きながらやらないと身がもたない。でも、予想外の機種が予想外に良かったりするとつい面白くなってあれこれきいて疲れる。バカだなあ。でも面白い。今日のめっけもんはFOSTEXのイヤフォンかなあ。ちょっと疲れたから休憩しよう。

それで、ヘッドフォン&イヤフォンの試聴にも昨日からきいている「Gilbertos Samba」を使っているのだが、実に良い。楽器ともつかないいろんな音が入っていて最高だ。CDを買うならこれです。

夜に入ってのめっけもんは、オーディオテクニカのイヤフォンだった。好き嫌いは分かれると思うが、イヤフォンでこんな音をきいたのは初めてだ。まいったな。

明日も一日かけてヘッドフォンの試聴をして、明後日か明明後日にジンジャーシロップ作りをやる予定です。欲しい方はお知らせ下さい。夏はアイスでジンジャーエールを作るとおいしくて身体にもよろし。  2014.7.31

今日から8月、8/1はStudioK'sの誕生日だ。17年前の今日は夢にあふれていて不安でいっぱいだった。今だって夢にあふれていて不安がいっぱいだけど、0才のそれと17才のそれはちょっと違う。好きな椅子を毎日使ってみたかった、買い集めた陶器を毎日使いたかった、思い切りオーディオをやりたかった、友達集めてパーティをやりたかった、写真撮って音楽きいておいしいものを食べて、アートを語って、自分でも表現する、そういう場所が欲しくて僕はStudioK'sを作った。

今年はホットコーヒーをよく飲んでいる。多分、自分で焙煎をするようになって、コーヒーがおいしくなったからだと思う。この前、ある人がスタジオで僕のいれたコーヒーを飲んで、「私の母は100g1000円のコーヒー豆を買っているが、こんなにおいしくない」と言っていた。それはそうなのです。そういう高い豆ってあまり売れないから少々古くなっている場合も多くて、悪循環だったりもする。

一番良いのは、ミルク缶焙煎でもフライパンでも焙烙でも網でも何でもいいから、自分で焙煎することです。今の僕は第二段階で電動の焙煎機になったけど、これも良いところとイマイチなところがある。とにかく、初めて焙煎をやる人に何万円もあるいは10数万円する機械を買えとは言えないしね。そういう意味ではミルク缶が優れている。ミルク缶で一年二年焙煎してみて、「こりゃ、一生自分で焙煎をやるなあ」と思った段階で、少し楽をしたければ電動焙煎機も良いと思う。焙煎中に宅急便が届いてもハンコを押せる。

「ちょっと早めだけど持って行ってもいいか」という電話があり、ベルギービール生20リットルが3本届いた。StudioK'sの「ベルギービール60リットル飲み放題パーティ」は2008年まで何回か連続でやっていて、その次が一昨年のStudioK's15周年2012年だった。去年は6月でGaudio休刊の憂き目だったので、とてもじゃないがパーティはできなかった。でも、今年はやることにした。

一昨年はヴェデット生20リットルを3本だったが、いくらおいしくても毎日だと飽きるので、今年はヴェデットとマレッツとリーフマンスの3種類にした。どれもおいしそうだし、楽しみだな。また教祖ちゃんが巨大ゼリーを持ってくるのだろうか。

イヤフォンとヘッドフォンを20機種もまとめて試聴すると、ものすごく疲れる。なるべく疲れないように気をつけてやっているのだが、それでも疲れる。まあ仕事だからしょうがない。  2014.8.1

Perfumeファンの皆さんは今朝から広島に行ってて、何万人もが大移動だからJRやホテルも一儲けかも知れん。僕はやっとヘッドフォン&イヤフォンの試聴を終えて、今日はお片付けだ。某ヘッドフォン評論家氏は1機種30秒ぐらいで記事を書いていたので、見習わなければいけんと思うのだが、つい面白いのであれこれきき比べたりしちゃう。まあ、何事も経験です。今回もあれこれ沢山発見があったからいいんじゃないかな。あの評論家氏もきっと自宅ではあれこれききまくっているに違いない。

僕が今飲んでいる10種類ぐらいのコーヒーの中で最もクセが強くて僕がやや苦手にしている2種類の豆、「ナチュラルとインドネシアを半々に混ぜて」ちょいと濃いめにいれる、14gで125ccぐらいかな。よくわからないけど、これが意外においしいのだ。慣れもあるし自分の好みや感じ方も変化するので、偏見というか思い込みは良くない。

フリーの仕事を続けるには自己管理能力が必要だ。「いついつまでにやってくれ」「わかりました」ってことで請け負って、今日やってもいいし明日でもいいし明後日でもいいなんていう場合も多い。ヘッドフォンとイヤフォンが箱に三つ、大大小、三日間にわたってやってきて、それを一人で開梱して仕事を始めるのはちょっとパワーがいる。自分にスイッチを入れるのは意外に難しい。

それで、8/4の午後に予定を入れた。「トットと仕事をやらないと8/4の午後の予定が危ぶまれるぞ」という状況にして昨日と一昨日はヘッドフォンとイヤフォンの試聴をやった。で、今日は片付ける日で、ジンジャーシロップの注文を3kgもらっていたので朝生姜を買ってきて、明日やろうかなと思っていたら、昼頃メッセージがきてジンジャーシロップの注文が2kg増えた。「じゃあ今日やってしまえ」ってことになり、8/4の予定を入れたところから、ググッとやることが前倒しになって良かった。そういうわけで、来週はまた一回ジンジャーシロップ作りをやることになった。欲しい方は一緒に作りますのでお知らせ下さい。  2014.8.2

このところ、コーヒーの焙煎がちょいと面白くなってきている。「今度はあそこをああしてやろう」とか「こうやったらどうかな」なんて考えている時が一番楽しい。

とにかく、こうしたいというイメージはあるものの、うまくいかなくて手こずることは最高に面白い。さて、今夜はシフォンケーキとコーヒー豆を持ってちょっとお出かけだ。新しい人との出会いは楽しい。

夜は中野坂上のカフェ「モモガルテン」というところに行った。あれはすごいなあ。中西道也っていう建築家、やるなあ。いろいろインスパイアされた。  2014.8.3

昨夜は中野坂上の「古民家カフェ モモガルテン」で「福島県天栄村の野菜を食べる会」があって、行ってきた。集まりの中で画像の上映もあり、もちろん放射能の検査済みなので、誤解しないで下さい。

野菜を沢山食べて、そしてお土産にこんな野菜をいただいてきた。野菜とか米とかコーヒー豆とか、まあいろいろな物をジンジャーシロップやシフォンケーキと物々交換しているのだが、なかなか楽しい。

六本木森アーツセンターギャラリーで行われている「ガウディ×井上雄彦」展を見に行ってきた。何なんだろうなあ、あれは。とにかく圧倒される。圧倒されるのはわかっていたがやっぱり圧倒される。当然ながら本物のサグラダ・ファミリアはもっとだろう。完成はガウディの没後100年の2026年だそうで、ってことは12年後か。生きていたら見てみたい。

四角い箱状の部屋で暮らすのは日本人にとって当たり前だと思うが、よく考えてみればそんなこともないと思う。僕は直線の構成がものすごく好きだし、幾何学的な模様も大好きなのだ。それはそうなのだが、その上でという話だ。

自分の好きに作ってもらったこのスタジオが好きだし、もう一回作ったって似たようなものを考えると思うけど、小西道也がやっていることも面白いと思うのだ。古い建物を移築するんじゃなくて、都市に残っている古い建物に手を入れて魅力的に蘇らせるってのはすごく賢いなと思う。

今晩はTomZeのアルバム。それから、全然知らない演奏者の音楽を適当に再生する。そして最後はVIVALDI。  2014.8.4

朝一番で高知県産大生姜を4kg購入し、昼は船橋のIKEAに行く。IKEAがもう少し近くにあればなあと思う。一年に一回ぐらいしか行かれないのだが、レンタカーを借りて行くのもちょっと辛いしなあなどと考え中。

今年のジンジャーシロップ生産高はすでに70kgを超えた。8月でこの数字だから、今年は100kgを超えるのかも知れない。というわけで、マーマレード同様ジンジャーシロップもじわじわとリピーターを増やしている。4月に消費税が3%上がり、このところは生姜の値段がが25%ほど上がったままなのがちょっと困るところだ。どうしたものだろうか。

日中に都心を歩くと暑くてどうにかなりそうって感じになる。音楽なんてどうでもいいって感じ、オーディオ?面倒って感じ。あと1ヶ月半ぐらいはどうしようもない。近頃の東京は異常とも言える。しょうがないから、地下鉄に乗りながら百人一首の苦手な札でも眺めるか。

今日の午後はまず神田明神下のサウンズ・ナカムラに寄り、それから銀座線で京橋の写真電気工業に行って「SDホルダー」という物を買い求め、銀座のアップルストアでMagicMouseに触り、それから京葉線で南船橋のIKEAに行って買い物をしてきた。宅急便で送ろうかどうしかと悩んだが、梱包の方が面倒だったので、ちょっと重たかったが手で持って帰った。京葉線は東京駅の乗換が長ーいから、荷物も多いしあれがちょっと辛い。そういうわけでそこそこ歩き汗をかいた一日だった。

大変だけど、これぐらいの方が活動的で良いかも。

京橋の美々卯の裏にある写真電気工業はまだ残っていたが、ほとんど隣りの堀内カラーはなくなっていた。僕が初めて利用したプロラボが京橋の堀内カラーで、ある時期は毎日のように行っていた。深夜、撮影が終わってヘトヘトの状態で写真電気工業がある方の裏道に設置された夜間ポストにフィルムを入れに行ったものだ。堀内カラーの夜間ポストは袋やホッチキス、セロテープなどが用意されていて、「撮影おつかれさまです」と書いてあり、あれにはずいぶん癒された。

ただこれだけ、2800円+税という値段の物だが、直売のみで次のロットは1000円ぐらい値段が上がるというので、プロカメラマンが毎日京橋まで買いに行ってるらしく、行くと「ホルダーですか?」と言われる。GODOXあたりが、最初からストロボの本体にアンブレラやバンクの柄を通す穴が空いているストロボを出せばこういう物は不要なのだが、現時点ではこのホルダーが一番使えるものだ。

明日の晩は音楽喫茶なので、どうぞおいで下さい。自家製炭酸水飲み放題?  2014.8.5

今日も東京は朝から熱風が吹いている。朝の9時で気温30度超えの暑さだ。

それでも何とかやれていることに感謝して、今日はシフォンケーキを作り、食パンを2斤焼き、午後はジンジャーシロップを4kg作って発送し、夜は音楽喫茶だ。そして、手を動かしつつ頭の中ではいくつか残っている原稿書き、多分テーマは三つでトータル3000字弱のことを考えている。

ラジオのニュースで「iPhone6は9月9日に発表される」と言っていて、アップルも昔ほど徹底した秘密主義ではなくなっているから多分その通りになるのだが、そう断言しちゃっていいのかなって気もする。僕は345と使ってきているので、iPhone6が出たら買い替える予定だけど、SIMフリー版にしたらどうなるのかなと考えている。もはやスピードも容量も十分なので、僕は一つのiPhoneを4年ぐらい使いたい。だが、4年間毎月7000円も払うのなら2年の年季が明けたところで買い替えた方がマシという考えになる。本体は本体で購入して、電波の使用料を払うという形態の方がまともな気がするのだが、皆さんはどう考えますか?

ああ、今日はよく働いたなあ。ジンジャーシロップは結局全部行き先が決まってしまい、自分の分が残らず、また作らなければならなくなった。1kgだけ作るのはちょっと効率が悪いのでどうしたもんかと思っている。

スタジオの近所のカレー屋がなくなるらしい。別のカレー屋になるのかな。

ものづくりは今日で一段落なので、明日は原稿を書いて送ってしまおう。遅くとも明後日の昼までに仕上げて送ろう。それが終わったらベルギービールパーティもあるし、気分は夏休みだ。終わればね。  2014.8.6

そういうわけで、今日は床屋に行き、銀行に行き、ビールを冷やすための氷をなるべく沢山冷凍庫で作り、スタジオ内を片付けながら、原稿を書く。

昨夜の音楽喫茶でもお客さんにきいてもらったのだが、ことさら書いていないだけで、音は良くなっている。以前より闊達な感じの音に変化していると思う。最後はL-65にAETのスパイクだったけど、最初からやってもこういうのはダメで、ここまで来るのに6年ぐらいかかっているのだろうか。オーディオってそういう趣味です。

とにかくノリが悪いのはつまらないなと思う。だから、仕事がきたらすぐにやる。そういうわけで、明日はジンジャーシロップを4kg作る。で、夜のパーティのために赤飯を作るのだが、この二つは両方やっても何とかバッティングしないからちょうど良いかも。明日をそんな風に過ごすには、予定では今夜、遅くとも明日までに仕上げようと思っていた原稿をキッチリ今夜中に書けば良いのだ。ノリが悪くて「そのうちやる」とか、「やらななきゃとは思っている」が何年もやってないってなことになったらきっと音も悪くなるんだと思う。絶対にそういうことは音に反映する。

今夜はフィービ・スノウをずっときいていよう。レコード演奏家訪問の時に撮影に来たカメラマンのK氏がガンの手術をするって書いていたので、ちょっとショックだ。彼はきっと自分自身に気合いを入れたかったのだろう。

何とか夕方床屋にも行き、さっぱりしてDigiFiの原稿を書いて送った。今日中にあともう一つ、別の出版社の750字ほどをまとめれば一段落だ。今は夜の9時半過ぎか、コーヒーを一杯飲んでもいい時間だな。仕事や予定が入って仕事を前倒しにするのって良いことだと思う。たとえお盆明けにやる仕事が何もなくなったとしても、ヒマになればなったで新しい試みもできるというものだ。  2014.8.7

朝一で生姜を4kgとその他夜のための野菜などを買いに行って、多分13kgぐらいの荷物を持って歩いたのだが、その間だけ雨が降っていて、スタジオに着くと止んだ。まあ、そんなもんだろう。夜はきっといいことがある。それに暑いから雨も少しは気持が良かった。

ガンじゃないにしても、自分の命が「もってせいぜいあと1年」と宣告されたら何をするんだろうと考えたら眠れなかった。そんなわけで少々睡眠不足だが、もち米をとぎ、ササゲを茹でておき、買って来た4kgの生姜をやっつけることにしよう。

で、今日は「ブレッド&バター」をきいている。若い頃は「アホか」と思っていたものだが、年をとったのであの世界が受け入れられるようになってきた。

StudioK's設立17周年記念、ベルギービール60リットル飲み放題パーティの一日目が終わった。2年前の金曜日と違い、20リットルのビールは11時半ぐらいに無くなった。20数人の人が来てくれて、久しぶりの人や初めての人や、色んな人が来てくれて楽しかった。  2014.8.8

今日の午後は戯れる会例会で、18時からはパーティだから、17時半ぐらいには例会を終えて準備に入る。今年から土曜日のパーティ=オーディオマニア限定の日はやめて、夜はオーディオに関係ない人もやってくる。美女が来るかなあ、おじさんがくるかなあ、それとも若者が来るのかな。まるでわからないけど、今日は昨夜のスッキリしたヴェデットとは違って濃いマレットを飲む。音楽と人と酒と食べ物、楽しみですね。

僕のスタジオには椅子が20脚あるので、それを全部ぐるりと並べて20人、鏡の前の黒いベンチに2人、それから窓際のベンチに3人、25人までは座ることができるのだった。この他に厨房にも椅子が一つあるし、背もたれのないオットマンのようなものなら、まだある。椅子も随分入れ替えてきていて、この17年間で50脚以上買って使ってみた結果、今は基本的にスタック出来る物を残した。

  2014.8.9

さて、ベルギービール60リットル飲み放題パーティ最終日、ヤクルトと正露丸で胃腸を整えて頑張ろう。今日はたくさんお客様が来る予感がする。昨夜スタジオにいたアンクルトリスは元気かな。

台風の影響か、参加予定の人が来られなかったりもして、酒飲みがあまり集まらなかったのか、何と今年は40リットルしか飲めなかった。こんなことは初めてで、おもしろいと言うか意外なこともあるもんだ。みんなでいっぱいガブガブ飲んだんですけどね。

今夜は、9人で百人一首のちらし取りをやれたのが面白かった。  2014.8.11

とにかく、集まってくれた皆さんに感謝です。思いがけない人が来てくれたり、色んな新しい出会いがあってFacebookの友達が増えた人もいるし、理解も深まったし、こうして17周年記念パーティを開催することが出来て良かった。

そんなわけで、今日は一日かけてスタジオ内の片付けをする。椅子も役に立ったし、丸テーブル大小もうまく機能していたし、食べ物がメチャクチャ余ったりもしなかったし、割と平和だった。

それで、土曜日の戯れる会例会で1時間以上みんなで試聴し、しばらくStudioK'sに滞在するらしいSTUDERのD730の音もちゃんときいてみたいと思っている。僕はD730のDACがけっこう心地よくていいなと思っているのだが、デジタルアウトをFirefaceに入れるとFirefaceの音になる。これはCD12も同じなのだが、CD12をCDトランスポートとして使うのはかなり大きな抵抗を感じるわけで、その点STUDERだと「STUDER本体内蔵のDAC使わなくても、まあいいんじゃない」ってことになるかな。ただ、D730は操作が独特なので、マニュアルを見ながらってことになる。使いこなせばきっと便利な機能が多々あるんだろうなあと思っているところ。

この三日間は本当にビールばかり飲んでいた。今日はずっと片付けだったので厨房の流しが洗い物その他でゴチャゴチャだったし、夕方になってやっとコーヒーをいれて飲んだ。これが非常においしい。去年買ったコルンゴルトの室内楽をD730で再生しているのだが、音はなかなか良さそうだ。D730の中にCDが一枚残っていたが、どなたさんの物でしょう。

好きな事を好きなだけやっているのだから仕方ないけど、実際問題今日はあれやこれやで疲れていて、多分明日からは元に戻る予定だ。明日からはしばらく夏休みっぽく過ごせるといいなあ。予約が入っているので8月13日(水)の音楽喫茶はやります。  2014.8.11

近頃は新しい音楽もきいているが、昔の音楽でたまたまなじみが薄かったものなんかを探してきいていることがある。

STUDERのD730はピックアップ交換済みがハイファイ堂で358000円で出てますね。僕のところに来ているD730も整備済みです。持ち主は使ってないって言ってたから、欲しい方があれば売ってくれそうです。常識的な値段というものがあるので、値段は持ち主と要交渉ですね。ボタンがいっぱいあって最初は操作に戸惑うけど、一日二日使って慣れると意外に使いやすい。

CECのTL0 3.0というTL0の後継機の音を体験してみたい気もするが、わしらには高すぎるよなあ、定価180万だもんね。色んな機種を試聴したが、CECのトランスポートの中でTL-0は別格だった。で、次がずっと自分でも使っていたTL2で、今だったらTL3Nがダントツのコストパフォーマンスだ。

TL0ってリッドがなくてスタビライザーが蓋状態だから、CDをかけたりかけ替えたりのめんどくささが一手間少ない。今出ているクロックの端子付きで少し仕上げが良くなったタイプが12年前に出ていれば定価180万円でももっと売れただろうにと思う。

パソコンやデジカメなら、高いのを出してもそこそこ売れて、どんどん安くなっていって10年経ったら性能100倍で値段は1/4になるのだが、オーディオ機器は売れないから、完全に「高くてもいいよ」っていう人の趣味になった。業界は普通の収入の人達が普通に良い音を得るための努力をしていないし、若い世代はヘッドフォンイヤフォンでいいやってことになっている。僕は今iPadのradikoをAirPlayで飛ばしてマランツのAVアンプで受けて、アクリルのスケルトンスピーカーで再生しているのだが、これはこれで十分満足のいく再生音だ。せめてこれぐらいの音で音楽を再生したら楽しいのになと思う。この前ビールパーティの時にみんなで百人一首のちらし取りをやったのだが、iPadでランダムに再生してAirPlayで飛ばしてマランツのAVアンプ+アクリルのスケルトンスピーカーで音を出した。必ず序歌を最初に読んで残りの100首をランダムに再生し、しかもAirPlayだなんて、まったく安くて便利な時代になったものです。CDのランダムプレイもかなり有り難かったけど、CDは99トラックまでしか再生できなかったから、そこが違うし、必要な歌だけ選んで再生も出来るので今は最高です。

メインの装置の方はこのところかなり音を変えていて、とりあえずの完成?というか着地点まであと一歩というところだ。昨日までは割と忙しく過ごしていて、今日からは夏休みって感じだから、少しずつ徐々にそのあたりを詰めてみようかなと考えている。

そんでもって、今はNIRVANAをきいている。NIRVANAは爆音できくとすごく良い音だなあ。ではまた明晩の音楽喫茶でお会いしましょう。  2014.8.12

さて、今夜は音楽喫茶だ。食事の予約をもらっているので何を作ろうかなと考えているところ。

世の中はお盆休みで静かだ。そして暑さも一段落で助かっているから、音楽鑑賞にはとても良い。

会う人ごとに会う度に「百人一首が好きな人はいないかな」と言っている。僕が目指しているのは「草野球的な草百人一首」です。河川敷で草野球をやって楽しむみたいに、週に一回百人一首をやりたいなと考えている。こういうのって言ってると実現するものです。

お盆休みだというのにあるいはお盆だからか、今晩は音楽喫茶に5人もお客さんがきてくれて、店主感動です。僕がちょいと音を整えるところをお客さんにも体験してもらったので良かったかも。僕が予想した通り、たった二枚で効果抜群でしたね。お客さんたちは「あんなことで音がそんなに変わるんだろうか?」って雰囲気だったけど、ものすごくききやすくなったので、「これはあった方が良い。なんでこんなに変わるの?」っていう感想だった。オーディオってのはそういうものなんだけど、みんなそういうところがわからない。そして、機器を買い替えるのが好きだ。僕も好きですけどね、ちょっと違うかも知れない。

  2014.8.13

今日は夏休みなので、以前から乗ってみたかったセグウエイを乗りに行った。場所は森林公園です。予約が必要で2時間半の体験ツアーだ。

  2014.8.14

セグウエイはとても楽しかった。最高時速20kmだし、僕でも大丈夫なんだから、操作はすぐに慣れる。年配の女性でもOKだった。日本では一般公道を走ることが出来ないのだが、セグウエイの一般公道走行を禁止しているのは先進国では日本だけだ。値段は75万だそうで、まあこんなのは10倍売れればすぐに半額だ。自動二輪の部品点数と値段などから考えても、ある程度出回った場合、セグウエイの妥当な値段は20万から25万ぐらいだと思う。そこそこ重いから、階段を持ち上げて2階に置くのは無理で、駐車禁止だなんだかんだと面倒そう。

セグウエイは自転車よりもスピードが出ないし、乗ると妙にニコニコしてしまうのが特徴だった。興味のある方は一度体験してみるのが良いと思う。森林公園の体験ツアーは8000円+入園料もあるので、交通費その他を入れると一人1万円コースの遊びだけど、内容が充実しているので満足したし、乗ってみる価値はあると思う。

お盆休みで東京は静かだ。昨夜はコーヒーの焙煎をして、最初は400gのつもりが結局800gやった。いろいろ条件を変えてやってみていて、とても面白いしとてもおいしい。今使っている電動の焙煎機はチャフが散乱するのが難点だけど、とてもスッキリした味のコーヒーになる。

それで夜はNIRVANAです。なんかわからないけどこのところ気に入っている。そして、その後は久しぶりに「ばらの騎士」にしよう。ばらの騎士の生を見たい。  2014..8.15

しかし、現時点だとMusicUnlimitedでクラシック、特にオペラを再生すると、時々ブチブチ切れるからちょっとイラつくなあ。それにしても、ハイティンク指揮でキリ・テ・カナワ+フォン・オッター+バーバラ・ヘンドリックスというキャストでの「ばらの騎士」なんてCDがあったのですね。知らなかったから、初めてきいた。

あ、でもこのCDはばらの献呈のところでゾフィーの音程がフラット気味で耐えられない。

今週水曜日の夜以来音は随分落ち着いて、とても良い感じだ。AETのスパイクで解像度が上がって、良くなったのが100だとすると1/5ぐらいはデメリットというか、行き過ぎてしまう面があるので、そこを緩和する行為をやっている。そういうことは徐々に慎重に調整が必要なのでちょっと時間がかかる。

懐かしい機器がやってきた。正直、こんなに立派で大きかったのかというのが印象だ。細長い中に強力そうな電源が入っているんだった。このPSAudioのDigiLinkは16bit48kHzまでしか対応していないから、今流行のハイレゾ再生をやりたい人向きじゃないけど、音が良いので自分で使ってもいいし誰か欲しい人がいたらお譲りしてもいいと思って、持ち主が「要らなくなった」と言うので譲ってもらった。バランスのアナログ出力も付いていて、ARで使うには具合が良い。

Fireface400でSPDIFを使えるようにすると、クロックをスレーブにしなくちゃいけないから、ハイレゾ音源の再生をするとピッチが変わるので、その都度設定を変える必要がある。だからMusicUnlimited再生とCDプレーヤーからの再生用にもう1台Firefaceが欲しくなったりするんだけど、その代わりにPSAudioを使うってのもありかなと考えた。

音出してみたけど、これが文句なしに良い音で僕の予想や期待を軽く上回るものだった。そんなわけで、しばしきき惚れてしまっている。通電したばかりでこの音なら、多分明日あたりはもっと良くなることだろう。お余りの機器でオーディオやってるなあ。でも、音は良いからそれでいいんじゃないかな。

2006年にCECのDA53で始まったMacやPC+USBDACによるPCオーディオだったが、CECの次にやってきたのがこのPSAudioのDigLinkで、CECより一段階上の再生音をきかせてくれた。その何ヶ月か後にFireface400を知ったので、それ以来Firefaceが僕の機器として常駐した。

午後は丸の内ピカデリーで「るろうに剣心」面白かったけど、あの終わり方じゃ来月また見に行くようでござるよ。12月はホビットも見なくちゃね。映画は楽しいな。  2014.8.16

今度のiOSはハイレゾ対応になるのだろうか? 

この数年、iTunesStoreでのダウンロード販売は多分急激に売上げを落としている筈で、将来的に、ダウンロード販売はハイレゾ(アップルロスレスか?)中心にしていって、圧縮音源は買収したBeatsでのストリーミング配信になっていくというのが大方の予想だ。

そしてiPhoneの容量は32GBからになり、64GB、128GBというラインナップを揃え、PonoやiRiverなどの音楽プレーヤーを不要にする。と思うのだが、さてどうなるだろうか。それはともかく、いい加減iTunesでFLACを再生出来るようにして欲しい。

30年以上続いたCDの時代が終わり、デジタルで高音質を求める人はハイレゾのダウンロード、それ以外のほとんどの人にとっては定額制ストリーミング配信が当たり前になり、アナログにこだわるマニアはレコードで音楽を再生する。そろそろ日本でもそういう時代が始まっている。音楽ファンは、便利で安くてそこそこ高音質ならOKだ。僕はオーディオが好きだけど、どちらかと問われれば音楽ファンの立場だ。圧縮音源OK、何でもかんでもハイレゾとは思わないし、レコードもあればきくが、なければないでも良い。「音が良いVS悪い」なんていう簡単な図式で考えるのはやめよう。もちろん音が悪いのはダメです。正しくは、「いろいろ苦労して金もかかって面倒だけど良い音を得るVS簡単便利で安くて普通に良い音を得る」というような図式で、僕は一応両方やるけど、気分としては後者。ということだ。

今日はSTUDERのD730+PSAudioのDACで、先日亡くなったブリュッヘンのモーツアルトクラリネット協奏曲&五重奏曲を再生している。PSAudioのDACをUSBDACとしてじゃなく使ったのは初めてに近いかも知れない。

そして、E・ギレリスの弾くベートーヴェンピアノソナタ(中期)。最高です。D730の音というかフィリップスのメカの音なのかな、密度の高い中低域が意志の強い音楽をきかせてくれます。

そして、あと一つ気になっていたことを行う。このちょっだけピーキーな感じが残っているのを解消するにはスピーカーケーブルのバナナ(ちょっと特殊なタイプ)を普通のYラグにすれば良いのだと思う。それで今日は暫定的に適当なYラグに付け替えてみた。これで多分解消するはずだ。

先ほど再生した熱情とYラグに取り替えてからのテンペストの音の違いは呆れるほどで、粒立ちが良く、しかもふくよかさが出てきた。雑誌にもある程度書いてきているし、戯れる会でも実際にやってきていてある程度は理解してもらっているが、なかなか100%はわかってもらえないけれど、この10数年、このような調整はものすごく良く出来るようになった。食べ物の素材が持っている味によってちょうど良い調味料を選んだり加減したり、色と色の組み合わせで派手なのに落ち着いたり、地味なのに派手だったりというような、そういう感覚的なものだ。

今はD730とPSAudioの組み合わせで再生しているのだが、ちょっと驚きの音で、多分この状態だと他の機器、つまりアナログとかMac+Fireface400での音も良くなっている筈だ。僕がいじっているのは、部屋の響きの調整と機器としては最終段であるスピーカーケーブルのところだから。今日は自分が望んでいるような音が出て、とてもいい気分だ。  2014.8.17

東京は割と涼しくて過ごしやすいが、西の方では雨の被害が起きているみたいだ。大変だなあ。

今日の昼が締め切りという原稿が一つ残っていて、昨日は一日オーディオいじりをしつつ包丁を5本研ぎつつ、ゆったりとした気持で書いて仕上げた。これで当分の間原稿書きからは開放される。ちょっとヒマになったので、やれずにいたことをあれこれやろう。こういう時期がなくてずっと仕事で埋まっていると経済的には余裕が出るのだが、僕にはこのボコッとやることがない期間が必要だ。この時期にあれこれ新しいことを試したり失敗したりして、次につなげていっている。かと言ってヒマすぎると腐るからダメで適度に仕事の話が来てくれると最高だ。

この前、戯れる会例会で初めてSTUDERのD730で音を出した時はあまりよくわからなかったのだが、しばらく使ってみるとだんだんわかってきた。慣れると割と使いやすいし、ボタンがいっぱいあるけど普通に使うボタンは端にあって迷うことはない。CDを入れ替えるなら蓋を開けるのが一番早い。PSAudioのDigitalLinkとの組み合わせもなかなか良いので、この数日は一日に何枚かCDを再生している。そして、PSAudioのDAC側で同軸と光を切り替えてMusicUnlimited再生時はAppleTVからの光入力で再生していて、このところずっときいていてライブラリーに登録してあるアルバムを再生してみると、これも良い具合だ。ハイレゾはFireface400に任せて、SPDIFはPSAudioという使い方をしている。

もちろん、Mac miniのUSB出力をPSAudioに入れればこれも再生は可能だが、これは今のところやっていない。

行く先が決まらず当分の間スタジオに逗留かなと思っていたが、ひょんなことから「状態の良いD730を探している」という話が出て、D730はスルッといなくなりそうな気配なので、今のうちにせいぜい音をきいておこうかな。色んな機器が僕のところにやってきて、誰か必要としている人のところへ行くのはいいなと思う。貸し借りなしの状態が好きなので、物が動くことで金が儲かるかどうかはあまり関係ない。

D730+PSAudioのDACは本当に音が良いので、もしかすると明日にもいなくなってしまうのはちょっと寂しいから今夜のうちにCDきいて楽しんでいる。来たばかりの時、D730からの音が少しきつかったので、それを改善しようと考えていくつかの事を行ったのだが、結果的として音全体が良い方向にシフトしたようで良かった。

10万円ぐらいで買える、あまり大きくなくてデザインが良いCDトランスポートがあればなあと思う。新品にしろ中古にしろそんな物はなくて、やっぱりCECのTL-3Nが一番かな。  2014.8.18

新しい「スマ放題」は電話をよくかけて、データ通信をあまり行わない人には値下げってことなのかな。僕は外出先でYouTubeを見るなんてことがほとんどないから、月に2GBでも大丈夫かもしれない。外で5GBは絶対に使ってないので、「スマ放題」の方が向いているタイプかも知れない。

こんな風に変化している過去30年の音楽産業(アメリカ)。とても興味深い。売上げの割合だけでなく、売上げ総額も問題です。

やって来てから約10日間あれこれやってみて、この組み合わせはすごく良い音になったけど、今日の午後一でサヨウナラだった。偶然、「D730がある」「欲しいお客さんがいるので探しているから、**万円なら即買いです」「じゃあ、持ち主にきいてみます」「OK」ってわけで、話が始まって丸一日未満でお別れだ。人間は双方の心があるので袂を分かつとそれで終わることも多いが、機器とはいつかまた会える。

そういうわけで、二人の人に「有り難う」とお礼を言われることになり、つくづくまともな人間関係というのは大切だと感じた。しかし、せっかく場所を作ったのにD730いなくなっちゃったからどうしよう。とりあえず、PSAudioはAppleTVとTOSリンクで接続して、radikoとMusicUnlimitedの再生用だな。CDドライブやDVDドライブは持っているから、それで再生してもいいんだけど、何か「オッ」って感じの意外なCDトランスポートはないもんかなあ。

明日は水曜日なので、夜は音楽喫茶をやっています。このところまたちょっと暑いけど、どうぞおいで下さい。AirPlayも良い音だし、アナログも良い音です。  2014.8.19

とにかく、今は音楽を楽しむには最高の時代だ。このパート45の最初の方で紹介しているソニーの小型プリメインアンプ+CDプレーヤー+ネットワークプレーヤーなんて、実売5万円以下でいわゆるPCオーディオもできるしネットワークプレーヤーにもなるし、AirPlayもOK、MusicUnlimitedもOK、Bluetoothにも対応だ。映像を見たりマルチch再生をやりたい人にはAVアンプがおすすめで、2chの音声だけならあのソニーMAP-S1がおすすめだ。

ソニーMAP-S1に適当なスピーカーを組み合わせて普通に音を出す。普通はそれでいいんじゃないかな。僕はマランツのAVアンプともらい物のアクリルのスケルトンスピーカーでよくきいているんだけど、これも驚くほどいい音だ。

僕はパート44で「BABYMETALが海外のチャートで上位にランクされた」と書いているのだが、最近の「ベビーメタルです(Death)」はすごい。戯れる会例会でノイさんが「最近のヘビメタ界はどうなっちゃってるのー、ベビメタどうにかしてくださいよー」と言い、僕と紙ジャケ探検隊のS氏が「かわいいからいいじゃん」と言って2対1でベビメタ肯定派の勝ちだったりする。本当に、今やBABYMETALの海外での評価はぶち抜き状態でPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅより高いかも知れない。

僕がおもしろいなあと思うのは、「あんな手があったのか」ってことだ。で、見事にまんまとはまっているのが海外のヘビメタミュージシャンやファンだったりするところが最高に面白い。何というか、痛快きわまりない。だって、強面でマッチョで他のロッカーのことを「クズ」だの「ボケ」だの言っているおじさんが、ペットみたいな感じでBABYMETALの三人と一緒に記念写真撮って喜んでるんだから最高だわ。オーディオ的な音質がどうの、ノイズがどうの、方式がどうのってなことよりも、BABYMETALが起こしている現象の方が断然面白い。

BABYMETALがやっているのは、ドーンとぶちかましてくる幕内力士を相手に、脇の下くすぐって勝っちゃうみたいな感じなのだ。それが「もしかするとそんなことがあるかも」という想像や笑い話じゃなくて本当に起きている。

ソニーやHONDAが海外で評価されて僕らの世代はとても嬉しく誇りに思った。ニコンもキヤノンも世界中で評価された。でも、音楽はずっとそうでもなくて、古くは「上を向いて歩こう」と、ややマニアだけど「YMO」でしょうか。そしてあとは唯一「PUFFY」ですね。ピンクレディも松田聖子も宇多田ヒカルも欧米では成功していない。

このところ、中華麺作りは自分でやっている。うどんと違うのは重曹を少し入れていて捏ねる、それで中華麺になる。暑い日は冷やし中華です。それにしても今日の東京は暑い。ちょっとイヤになるぐらい暑い。でも、今年は中休みがあったからすでに8/20、まあ暑いのもあと3週間ぐらいかな。

とは言うものの、明日も同じぐらい暑そうだ。そう覚悟しよう。しかし、今年はアイスコーヒーを飲んでいない。  2014.8.20

アイスコーヒーは飲んでいないのだが、自分で作った炭酸水を飲んでいる。

広島の土砂崩れもかなりひどいみたいだし、暑いのぐらいは文句を言っちゃいけないのかも知れない。ただ、ここ数年日本の天候が凶暴になっている感じがする。少なくとも東京ではそうだ。僕が10代から20代ぐらいまで、東京の梅雨はものすごく寒い日があって、ウールのセーターを着ていた。そして、エアコンなしで暮らしていたのだから、夏はもっと涼しかった。

ある人とお昼を一緒に食べて、このナノテックシステムズ製Yラグを受け取った。音はどうだろう。早速使ってみよう。

まだアルバム1枚半しかきいていないけど、音は良さそうだ。とりあえずこんなところで一段落かな。

そして今日はコーヒー豆焙煎を3回やり終えて、4回目をやろうかどうしようかというところ。この2年間は焙煎をよくやってきた。とにかく、よくわからないことは実に楽しいし、やりたいことが見つからないのが一番辛い。絶対にやりたいことがあれば誰が何と言おうとやり切るしかない。他人の人生じゃなくて自分のことだからね。よく生きてもせいぜい100年、成人してからの期間なら数十年、あと50年もすればここを読んでくれているほとんどの人もこの世に存在しない。いや、30年ちょっとかな。

早ければ50代でお呼びがかかるかも知れないのだから、やりたいことがあったら出来る限り速やかにやるのが良い。いずれにしたって苦労はするし、うまくいかないことだらけだ。僕はコーヒーが好きだし、自分の好きなタイプのコーヒーがあって、やっとそういうものに出会えたのだから最高だ。おいしいコーヒーを飲みたかったら、自分で焙煎をするのはおすすめだ。

夜は昨日のダンシング中華麺を食べて、MusicUnlimitedで見つけたRonSexsmithをきく。アルバム2枚しかきいたことなかったから、これを機会に全部味わいつくそう。音はだいぶ暖かみがでできてなかなか良い。

あーそうか、「AprilAfterAll」っていう曲は、オッターコステロで知っていたんだけど、ロンセクの曲だったのだな。ロンセクはエルビス・コステロが見いだした人だからそういう関係で多分コステロがフォン・オッターに歌わせたんだねきっと。と、勝手に解釈するが、間違っているかも知れない。

それから、ハービー・ハンコックでいく。これもすごく良い。ハービー・ハンコックとは無関係だけど、もしiPhoneやiPadがハイレゾ対応になったら、PonoとかAK240などの存在価値ってのはどうなるのだろうか? 9/9が待ち遠しい。  2014.8.21

おぼろげながらだけど、これからやっていきたいことはある。それをどう実現するか、どこまで出来るかだなと思う。いずれにしても、あと15年かそこらだから、まあ気楽にお付き合い下さい。

最近、謄写版が懐かしいと思っていて、BlogとかTwitterじゃなくてカタチに残る物がいいなあと考えている。時代に逆行した事をやるのも楽しそうだ。

DigiFiの第15号が届いた。24/96のDDコンバーターが付録で、ちょっと驚いたのは何とADコンバーター回路が付きなのだった。だからDAWのアプリなどを使えば、カセットテープやLPの音をデジタルデータ化することができる。雑誌はある程度の部数が出るので付録付き3700円なんだけど、DDコンバーターのケースの方が高い。

この号で僕は7ページほどの記事を書いているのだが、こんな風に自分が考えていることや体験したことなどをあれこれ書かせてもらえるのはとても有り難い。技術的なこととかどこそこのチップを使っているというようなことを専門に書いている人は多いけど、僕はそういう路線じゃない。わからないことを無理して書いても意味ないので、どう使うと快適かとか、何を楽しんでいるかということがもっぱらの関心だ。

雑誌の付録DACやアンプでもちゃんと音が出るからすごいなと思う。お試しで買ってみてもいいし、気に入ってずっと使い続けたらそれもまた良い。ただ、DDコンバーター、DAC、パワーアンプという三つ装置にそれぞれケースをあてがうと、ケースがけっこう高い。一番きれいなケースはカッコいけど、これを三つ買うと、ソニーのMAP-S1が買える値段に近づくことになる。MAP-S1はCDドライブ付きのオールインワンで、AirPlayにも対応しているしDSDの再生も可能だ。だから、実売6万円弱を出せるのならMAP-S1がメチャクチャ安いという僕の書いていることもわかってもらると思う。

さて、どっちが良いでしょう。試しに安く音を出してみたいなら雑誌付録がおすすめです。

音の調整最後の仕上げって感じでL-65のアッテネーターをいじり、ミドルもハイも少し上げる事にした。ここは攻める。が、攻めすぎの感もあり。このあたりはかなり微妙なところで、立体的な音になるかどうかの瀬戸際がこのあたりで、きらきら武士になるか役人的武士になるかがここで決まる。まあそういう状態で今日はTalkingHeadsをはじからきくことにする。

AETのスパイクをL-65の下に入れて以来、ずっと調整に次ぐ調整を繰り返してきたが、今夜の音は17年間でベストだと思う。あのスパイクを入れたのは7/22だからちょうど一ヶ月かかった。自分の意志で「もう少しこうなるように」と徐々に変化させてしてきているのだが、先週とか先々週の音楽喫茶に来てくれた人ならきっとそれをわかってくれるに違いない。ああ良かった。こんな良い感じで鳴ってくれるとは自分でも思っていなかったから、すごく報われた気がする。  2014.8.22

radikoをAirPlayで飛ばして音を出しても確かに音が良くなっている。微妙な違いなんだけど、音に活気と弾力が出てきた。やはり、オーディオは時間がかかるなあ、スタジオを改装したのは2006年だからすでに8年、L-65にしてからももう7年以上だ。スピーカーとの付き合いは本当に運命的なものだ。メチャクチャ暴力的に鳴らしたり、大人しくさせたり、いろいろやってみた方が良い。

なんかマルチ商法じゃなくて不幸の手紙っぽい感じがして自分からやろうとは思わなかったんだけど、指名がきたので「アイスバケツチャレンジ」をやった。こんな季節なので終わった後はとても気持が良かった。午後は若い男女が10人ぐらい集まってバレエの映像を見てあれこれ話合う集まりがあって、いろいろわかったことがあり楽しかった。 それでみんなが帰った後で、さらにセッティングを本当に微妙に詰めて、夜は上原ひろみのハイレゾを再生する。うん、やっぱり過去最高だ。これまでも良かったけど、こんな風に鳴ったことはない。  2014.8.23

「健康でいたかったら、まともな物を食べなさい」という考え方がある。オーディオもまったく同じだ。部屋と機器の組み合わせと調整だと思う。ただ、オーディオの場合は自分じゃ健康なつもりでも実はとても偏っている場合も多く、自覚症状ゼロってところが恐ろしい。僕は「この一ヶ月で音が最高に良くなった」って書いてるわけだけど、も実はそうじゃないかも知れないわけだ。それは誰が証明するのだろう。

何となくだけど、今年は秋の到来が早そうな気がする。  2014.8.24

昨日レンタルDVDで「ニシノユキヒコの恋と冒険」を見たのだが、途中で寝てしまったので後でもう一回見た。いくら何でも原作は映画よりもう少し深い内容なんじゃないかと推察して本を読むことにした。

PSAudioのDigiLinkはUSB入力がちょっとヘンで、場合によってUSB入力がうまく認識されない。それで、DigiFi15号付録のDDコンバーターを使ってMac miniと同軸で接続してみるとこれはもちろんOKだ。だから、まだPCオーディオをやっていないけど単体DACを持っているっていう人はDigiFi15号を買って、手持ちのPCやMacと組み合わせてPCオーディオを始めるのも悪くないと思う。ADコンバーターも付いているから、アナログ音源のキャプチャーも出来るしね。同じ条件で音を出してみると、Fireface400とPSAudioはけっこう音が違う。Fireface400はもちろん骨格のしっかりした端正な音で(ルームチューンその他で対応できないと厳しい音になる)、PSAudioのDigiLinkはもっときき心地が良く柔らかくて艶っぽい音だ。そんな風だから、4000円で買えるDDコンバーターって意外に遊べるし貴重なのかも知れない。

今度の土曜日午後はお寺で百人一首の集まりだから、少し鍛えておかなくちゃいけない。  2014.8.25

世の中一般の音楽再生はヘッドフォンやイヤフォンが中心になっていて、圧縮非圧縮ハイレゾ、どれもデータからの再生になり、オーディオマニアはアナログという図式になりつつある。さて、この17年間ずっとどれもみんな濃くやってきてはいるんだが、僕自身は今後どれをどうやって楽しもうかと考えている。

天気が悪いなあ。おかげで東京の暑さは一段落だ。午前中はMusicUnlimitedでJ-POPを再生してみている。それにしてもコーヒーが美味しい。

MusicUnlimitedきいて、radikoでJ-WAVEきいて、Amazonで中古の小説を何冊かポチして、食材と器具をWebの通販で注文して、あとやるべきことは何だったかな。近所の自転車屋さんにも行かなくちゃ。明日の夜は音楽喫茶やってますから、今日の東京は気温26度で天気が悪いけど暑くはなくなりつつあるし、どうぞおいで下さい。お待ちしています。

このところ、確かに音は良くなっていて、それが証拠にスピーカーの真ん中にMacBookAirを持って行って音楽を楽しんでいる時間が増えた。PSAudioのDACでもいいし、Fireface400でもいい。MusicUnlimitedでもいいし、自分でリッピングしたデータでもいい。アナログはもちろん良いのだけれど、長いことLPの再生はやってきていて、アナログの良さはアナログの良さで持っているようなところがあるからね。今は、デジタル再生の方に興味がある。デジタルもこれだけいけるじゃないか、ってことに興味がいっているってことかな。

コーヒーの焙煎は一回に生豆200gで行っている。使う量と欲しい種類などから割り出した量だ。おいしいからもう一度飲みたいと思ってもなくなっちゃうから、50gずつ15種類あっても困るので200gずつ焙煎している。この量で焙煎機とガスコンロの距離をずっと試してみていたのだが、このところ割と良い感じの距離を見つけたので、安定してきている。

  2014.8.26

しかし、我ながらなかなか強くならないなの百人一首。じっくり、そして熱心に取り組むことにしよう。でも、素振りをやるなんてのはどうも抵抗がある。競技でやるわけでもないのに、大会に出るわけでもないのにそこまでして勝ちたい?そういうのは徹底的に上を目指す若者がやることだよなと思うので、結局勝てないが、まあいいか。

坂本龍一の「CASA」ハイレゾ音源が売られている。東京でのライブも愛聴盤だ。24/96、24/192、DSD2.8と5.6、値段は約2500円から4100円まである。4種類全部買うと1万円超えるから、それほど酔狂なこともできない。24/96でいいんじゃないかとは思うのだが、でも、このアルバムはものすごく空間感があるので、どう広がるのかを比較試聴してみたい気になる。まだちょっと値段が高いけど、こういうアルバムが出てくると「確かにハイレゾの時代が始まっている」と思う。庶民の金銭感覚で言うと1500円から3000円ぐらいの値段設定だと気楽にダウンロードできるのだが、そういう戦略ではないので、じゃあどれを買うのがいいのかってことを確かめたくなるというわけだ。「24/96もいいけど192はもっといいぞ」とか、DSDはそれよりさらにすごいぞとかがわかればお知らせしたいところです。

このあたりは、何とか戯れる会例会などで検証してみたいものです。

今日の午後はコーヒー焙煎を800gやった。先週焙煎した分も500gぐらいあるから、これで週末のイベント用は何とかなるだろう。  2014.8.27

「ニシノユキヒコの恋と冒険」は面白い本だった。やはり想像した通り、原作と映画とではかなりの隔たりがある。どうしても、原作の持つ微妙な心理描写などは押しやられることが多いから、映画を先に見た方が楽しめる場合が多い。

昨夜の音楽喫茶は久しぶりに割と大音量で数枚のアルバムを再生した。音は確実に良くなっていて、同じ路線だがこれまでで最強であることは確かだ。機器はほとんど何も変わっていなくて、AETのスパイクをスピーカーの下に入れたことにより、良い面が多く感じられたのでそれはそのままにして、同時に発生したいくつかのデメリット的な部分をつぶしていった。

スパイクの下にセーム革を挟むことぐらいでは解決せず、天井の吸音材を増やし、最後は某社のバナナプラグとAETのスパイクの音が足し算的にある帯域のピークを作っているのだろうと考えてこれをナノテックシステムズのYラグにした。これで良いところに入ったのだが、今度は少々大人しくなったので、L-65のアッテネーターを久しぶりに0から+方向に調整した。文字にするとこんなものだが、これに一ヶ月かかった。某社のバナナプラグが悪いわけではなく、L-65のハカマの下にAETのスパイクを入れずに直置きだったら問題はなかったのだが、両方存在すると金属によるピークがかぶるようだった。

ああでもないこうでもないと右に行ったり左に行ったりしたわけではなく、「ほとんど良いのだが、あるジャンルやあるソフトを再生したときのこの部分が気になる」ということはハッキリしていて、そこに狙いを定めての調整だった。

パワーアンプの電源ケーブルはAETの定価18000円ぐらいの物(青い方)だから、戦意を喪失するほど高価なケーブルを2本も使ったりはしていない。東京は一昨日あたりからいきなり涼しくなって、毎年この時期は頭が重く体調は今ひとつ低調になる時期だが、音楽とオーディオが楽しめそうな2014年の秋だ。

もうCDは売れないってのは常識なんだけど、世の中にはCDというものがものすごく大量に存在する。スポティファイだのMusicUnlimitedなどが浸透すればCDなんか邪魔だってことにもなって、ゴミで捨てちゃう人も出てくるだろう。昔、世の中がLPからCDに変わった時にLPをゴミに出したみたいに、CDが捨てられる時代だ。

すでにリッピングして捨てちゃったり売っちゃったりしてる人も多いと思う。でもどうなのかなとも思う。本当に自分でもわからないんだけど、僕らは少し古い人間なのかな、まだCDをかけたいと思うことが割と多い。だから、あまり大きくなくてそれほど高くもないCDトランスポートが欲しいとずっと思っている。それは、ここ数年ずっとそう思っている。強力なアナログレコードの存在と便利なデータ音源の再生に挟まれて、CD再生はすでに再生の主役ではなくなってきている時代だ。だから、100万円のCDトランスポートの時代じゃない、50万円でも高くて、やっぱりせいぜい10数万から20万円ぐらいが妥当だと思うのだが、ないんだよなこれが。普通の物もほとんど存在しないから、カッコいい適当な大きさのCDトランスポートがあるわけない。

SONYのCDP-X5000みたいな物で、DACは不要でUSB出力と同軸のデジタル出力が付いている物が欲しいだけなのだが、これがない。こんな物(USB出力付きってこと)を数年前に作っていればそこそこの数が売れただろうと思うが、すでに手遅れかな。

PenLiteE-PL7発表。僕のE-M5より画質が上がっているんだと思う。デジタルカメラはそういう世界ですね。建物だの部屋の写真とか高精細な風景写真なんかを撮るんだと、これはもう完全に画質の違いが明らかになるのだが、人物とかスナップになってくると画質よりは内容の割合が上がってくる。

何と、今年はスペシャルティコーヒーイベントとインターナショナルオーディオショウの日程が一日ずれているだけで、二日間かぶっている。9月はiPhone6やiOS8の発表もあるはずだし、この秋はいろいろ楽しみだ。  2014.8.28

昨日の午後はこのイヤフォンを試聴していた。今年試聴したイヤフォンの中で最も衝撃を受けた機種だ。このオーディオテクニカCKR10はインナーイヤータイプなんだけど、ヘッドフォン的な音がすることが衝撃的だった。昨日はちょっとイヤフォンをきき過ぎたから、今日は控えることにしよう。

オリンパスPenLiteE-PL7はシャッターボタンの周囲にダイヤルが新設されたのかな。そこで露出補正などができると使いやすくなって嬉しい。

どうにもこの季節は頭が重い。そして軽い頭痛が起きる。暑さから解放されて一方では楽になっているが、一方では不快な症状が出るので秋は複雑な季節だ。

今日は倉橋由美子を読んでいる。若い頃はどうも好きになれなかった作家なのだが、近頃ちょっと気になるので、(全部じゃないにしても)ある程度ちゃんと読んでもいいなと考えている。

夕方から夜にかけてお客様が見えたので、数曲大音量できいてみてもらった。音は確実に次の段階に入っている。  2014.8.29

今日の午後は椎名町のお寺で百人一首をやる。全部で15人ぐらいの集まりで、男は何人来るのかな。マジに3回もやるとすごく疲れるけど楽しい。 スピーカーにしろイヤフォンにしろ良い音をマジにきくと疲れる。でも楽しい。

下の句を見て1秒以内に上の句を思い浮かべられない歌が残り4首か5首ぐらいまできたかなあ。どんなこじつけでもいいからここを克服したとして、あとは実戦で取るところが問題だ。あそこにあるとわかっていても、相手も狙っているから意外に取れないことが多い。相手とほぼ同時に反応したとして、多分0.1秒未満の差で速く札に達していればこちらの取りになるので、その0.0何秒かが勝つか負けるかの境目になる。さて、どこまでどうやるか、そんなに強いわけじゃないから、5年ぐらいかけてじっくり上昇させられると楽しいのだがそれは甘いかな。

百人一首が終わってからスタジオに来て、夜は明日のために食パンを4斤焼いている。明日は午前午後合わせて20人ぐらいの人が来てくれるようだ。ありがたいことです。  2014.8.30

今日は午前10時からPerfumeのダンス練習会で、13時からみんなでサンドイッチを食べる。それで、昨夜遅く食パンを4斤焼いた。日曜日の朝焼きたての食パンを手に入れるのが意外に難しいので、今年の2月から自分で焼くことにしてそれを続けているが、食パンは自分で焼いて食べるとおいしい。それで、結局毎週焼くことになった。

15時からは別のメンバーが来て、これは「みんなで集まって料理を作って食べる会」で、今日は「フルーツポンチとニョッキとソーセージ」の手作りだ。このために炭酸水キットとソーセージ作りの口金を2本買ったので、道具だけで1万円ぐらいになってしまった。食パンの型は4個も買ったし、ここ数年あれこれ道具や型をかなり揃えている。ソーセージも自分で作ると実においしいので、揃えた道具類はこれから先ずっと活用し続けるつもりだ。そういうことをやっている。

Perfumeの振りコピ練習会では、途中まではREGZA+アクリルのスケルトンスピーカーで音をだし、最後の30分はL-65から音をだす。そういうわけで、昨日今日オーディオいじりはしていないが、道具としてよく活用している。  2014.8.31

さて今日から9月。2014年も2/3が終わり、残りが4ヶ月になった。

ああそうか、シグマのdpというカメラは自転車に例えると固定ギアのピストレーサーみたいなカメラなんだな。3台全部買っても内装三段(じゃないけど)みたいなもので、ズームレンズ付きはもっとシームレスな世界だ。まあとにかく、この秋もあれこれカメラが出てきそうで楽しみだ。

そろそろジンジャーシロップを作る予定がありますので、欲しい方はご一報下さい。

気温の急激な変化に身体が追いつかず、このところずっと頭が重いので、午後は近所の鍼灸院に行って鍼を打ってもらった。今年は9月1日ですでに秋が来ている感じだ。

DENONはフォノイコライザー内蔵のプリメインアンプ、マークレビンソンはDSDDAC内蔵のプリメインアンプを発表だそうで、そういう時代ですね。DENONは定価58万円でマークレビンソンは定価140万円、どちらも税抜き価格です。

ジンジャーシロップは生姜1kg分3500円ですが、将来別の買ってもらい方をするときには、この値段だとやれないと思う。もしそうなったとしても、現段階で買ってもらっている方の値段はそのまま据置の予定です。今2kgの注文がきていて、どのタイミングで作ろうかと考え中です。  2014.9.1

今日はちょっと忙しい。朝は食パンを2斤焼いて、午前中に近所のサイクルショップに自転車の修理を依頼して、午後一である雑誌の編集者が来て音を出す準備をして、14時からマルチchの再生をしてそれを試聴して、夜は喫茶だ。週に一回程度は百人一首をやっていたいので、火曜日の夜は百人一首喫茶にしちゃおうかなと考えている。百人一首ってものすごく頭が疲れるので、多分ボケ防止には良いと思う。マッチプレイという点ではダーツと似ていて、ダーツ同様パワーと瞬発力だけってわけでもなくスルッと音もなく取る人がいて、かえってその方が速かったりもするのでなかなか面白い遊びだ。百人一首をやりたい方は火曜日の夜どうぞおいで下さい。ヘッドフォンやイヤフォンをききたい方もどうぞおいで下さい。

「これをやりたい」というのは沢山あるけど「これはもうやりたくない」っていうのはそれほど多くない。ヘッドフォンやイヤフォンの試聴は水曜日の音楽喫茶でも時々やっているわけだから、こっちに来てもらっても全然構わない。

マルチch再生の取材が終わった。僕は原稿書きをするわけではなく、マルチch再生の環境を提供した。明日の音楽喫茶は久しぶりにマルチch再生でも体験してみていただくことにしようかな。というわけで、明日の夜は音楽喫茶をやってますので、ご飯食べたい方もお茶を飲みたい方も、音楽ききたい方もどうぞおいで下さい。良い音になってます。

オリンパスのPenLiteE-PL7が欲しいなと思っている。どう考えてもあれは僕のE-M5より高画質だ。そして、それはそれとして、次の世代のOM-Dが出たらその時買い足せばいいかなと思う。PenLiteE-PL7はボディカラーが白、銀、黒の3色なのだが、どれがいいだろう。

ドローンっていうのは、無人の模型ヘリというか無線飛行機の総称なんだけど、ドローンを使った宅配サービスなんてものが考えられているらしい。日本じゃあ無理だよなあ、屋上や庭がないもんねえ。スタジオのベランダには届けてもらえないでしょう。  2014.9.2

e-onkyoのK氏によると、「坂本龍一のCASAハイレゾはDSDの方が良い音だと思います」とのことだった。

楽しみな9/9まであと一週間。さて、何が出てくるのでしょう。2008年の8月に初めて使ったiPhone3Gはもったりと遅かった。2010年秋にiPhone4にしたらサクサクキビキビしていてほとんど不満がなくなった。で、2年前のiPhone5は4より軽くて大きくなってほとんど何も困っていることがない。このままであと2年ぐらいはいけると思うぐらい不満がない。

でも、サッサとiPhone6にすると最低一つは仕事を依頼される(多分)こともあって、発表されればiPhone6の予約をするつもりだ。お客を抱え込みたいのなら、長く同じキャリアを使っている人に年間10%でも20%でも安くするという料金体系にした方が良いと思う。

山型の食パンっていうのは割と平和なものだ。直方体の型に入れて発酵させ、上部が膨らんだら膨らんだ分だけキノコ状に焼けるので成り行きまかせの出たとこ勝負でOKだ。ところが、角型の食パンは上に蓋をして焼くからこちらはなかなか難しい。粉の分量が多すぎたり発酵させすぎるとはみ出たりもするし、逆に足らなければ蓋に届かず、生地の上部が金属に触れないから熱が伝わらず情けない物ができる。粉の種類によっても変わるし、水の量や温度、ドライイーストの種類やドライイーストを開封したばかりの物か1ヶ月ぐらい経った物かによっても膨らみ具合に影響がでる。

そういうわけで、山型より角型を上手に焼く方がハードルが高い。上部に届かないということで生地を増やすとものすごく密度が高くてズッシリ重たい食パンが出来てしまうので、適度に粉の量は少なくして良く発酵させた方がふんわり軽いものになるから、そのあたりの調整が問題だ。角型食パンについて何ヶ月間も「おかしいなあ、なんでこうなるんだろう」と考えていたことが、昨日一つ解決した。理由がわかってみれば「そりゃそうだよな」と納得するが、良かれと思ってやったことが原因のことが多いので、わかるまでに時間がかかるし、なにしろ「良かれと思っている」ので、そこから脱せないことも多い。

写真もオーディオも料理もコーヒー焙煎も僕には権威ってものがほとんどない。有名な店で働いていたとか、メーカーの技術者だったとか、そういうものがないから素人だと言う人もいるだろう。まあそれはそれでいいんじゃないかな。自分であれこれやってみていることは確かなので、ちょっと話をすればわかる人はわかるし、失敗の経験を持っているから素人が陥りやすい失敗についての説明ができる。ただ、とにかく時間がかかる。パンにしてもコーヒーにしても、理想には届かずともそれなりにはおいしい。だから、時間がかかるのは、長く楽しめると考えるのが良いみたいだ。

「ニシノユキヒコの恋と冒険」は映画を見てから原作を読んだのだが、「ちはやふる」もアニメを見てから原作を読みたくなったので手に入れた。原作では、まだアニメ化されていない話が進んでいるしね。  2014.9.3

まあそんなわけで「ちはやふる」を読み狂ったわけですが、このシーンにはブッたまげましたね。

おもしろかったあ。漫画を買って読んだのは「坂道のアポロン」以来で、「坂道のアポロン」も良かったけど「ちはやふる」も良い。とにかく「坂道のアポロン」と「ちはやふる」はおすすめです。僕が買ったのはこの25冊セットで、現在は25巻まで出ていて、26巻は10月10日発売です。題材が日本の古典「百人一首」でその部分が独特ではあるけれど、中身は熱血スポーツ漫画なのでした。主人公は一応、綾瀬千早とイケメンの太一、そして綿谷新だと思うけど、その他のキャラクターがみんな魅力的でとても楽しめる。あと、巻末の4コママンガが最高に面白くて涙がでるぐらいだった。

音楽とオーディオを題材にした漫画は今のところ見たことがないなあ。僕が知らないだけなのかな。

昨夜の音楽喫茶では久しぶりにマルチch再生をした。これも以前より良くなっていて、とても楽しめた。ここへきてこんな音に変化するとは自分でも想像できなかった。良い事もそうでない事も、人世ってわからないことだらけで面白い。わからないこととか、人それぞれで感じ方が違うってことって面白い。

テクニクスがオーディオ製品を発表している。売れるといいけど大丈夫かなあ。3年から5年後には結果が出ることでしょう。

アニメの場面でも太一の部屋にはこのスピーカーがあった。青いやつかな。JBLのエベレストにしてもブルールームのmini podにしても興味のない人は知らないだろうから、「ちはやふる」の作者にはオーディオに詳しいブレーンがいるようだ。  2014.9.4

PLACEBOのセカンドアルバム「Without you I'm nothing」は秋になるとききたくなるアルバムだ。中古CDなら1円からありますので、まだPLACEBOをきいてない方はどうぞこの機会に体験してみて下さい。僕が最も愛するロックバンドです。最新作はMusicUnlimitedにあるけど、それ以前のアルバムはCDを買うしかない。

iPadのミュージックからのAirPlayでPLACEBOを再生してみても、やっぱり音は良くなっていると思う。この場合の接続はAppleTVからTOSリンクでPSAudioってことです。

Amazonで物を買うのが嫌いな方には申し訳ないんですが、僕はマンガも書籍も調理器具もAmazonで買いまくりです。MusicUnlimitedのおかげでCD購入は激減ですが、昨日はこれを買ってしまいました。3000円ちょっとで超小型ラジコンヘリが買えるなんて、本当にすごい時代です。操縦はちょっと難しいけど慣れると楽しい。天井にぶつけるとすぐに落ちるのでとりあえず天井にぶつけないようにコントロールするのが良さそう。髪の毛がからまると飛ばなくなるのでピンセットが必需品です。

Parrotが出しているプロペラが4個付いているドローンはiPadで操作ができて、もっと操縦が楽です。このナノファルコンは操縦が難しくて最初は滞空時間1分も厳しいのですが、比較にならない可愛らしさがあります。

右側のL-65から発進させて左側のL-65に着陸が第一段階の目標ですね。

ぜんぜんわかっていなかったが、僕が買ったのは初代「ナノファルコン」で、今は「ナノファルコンα」になっているらしい。と、なるともう一機欲しくなってしまいますね。

オーディオにしてもコーヒーにしてもパン焼きにしても、ラジコン飛ばして喜んでるような心から始まっているんだと思う。

そういうわけで、もう一機ポチしそうなノリだがどうしよう。一人で遊ぶわけでもなし、今度の戯れる会例会はラジコンヘリ大会なるかも知れんし、みんなで遊べばそんなの安いもんじゃん。とか、ついそう思って調理器具などもあれこれ揃えちゃうわけですね。

こんなことになると、こんな風になってしまい飛ばなくなる。

何とか滞空時間1分を維持できるようになるとけっこう嬉しい。ホントにまったく小学生です。

こんなことを書いていたら、12月5日にもっと小さいのが出るという情報をくれた人がいる。ピコファルコンですって、いやー小さいですねー。楽しそう。スタジオ一周4回着陸レースやりたいですね。

さて、明日の準備で今日はMacBookAirにインストールしたAudirvanaPlusで音出しをしてみている。32GBのSDカードがあったら、CDのデータなら非圧縮でもSDカードに40枚分以上入る。FLACやAppleロスレスなら一枚のSDカードにCD70枚分ぐらいが保存できる。うーん、すごいことだなあ。

そして、実は今日初めてやってみたのだが、MacBookAirからの再生は意外に音が良いのだった。まあ、こういうのも基本になる自分の装置の音が安定していないことには判断がつかないので、まずはメインの装置をどう使いこなすかが問題だ。  2014.9.5

うわ、明日の日曜日は予報だと最高気温が23度ときた。

しかし飛行機の操縦って難しいんだなあ。思ったところに着地出来ないのはオーディオと同じぐらい難しい。でも、正味一時間ぐらい飛ばしていたのでだいぶ慣れてきた。おかげで機体が壊れるのではないかというような墜落をしなくなってきた。慣れないうちはやたらと墜落の憂き目なので打ち所が悪いとすぐに壊れることもあるようだ。新しく出たナノファルコンアルファの方が操縦しやすいけど、動作がやや鈍く、元祖ナノファルコン(僕が知らずに買った方)は機敏に動くけど操縦がちょっと難しいらしい。12月発売の可愛らしいピコファルコンはどんな飛び方をするのだろう。とにかく、楽しい。

今日は午後1時半から、大宮の「トニーなるみや」さん(048-685-7038)のところで、カエターノ・ヴェローゾを中心にしたブラジル音楽をのことを話しに行く。何だかんだでカエターノ・ヴェローゾの音楽も10年以上楽しませてもらっているので、どういうところに魅力を感じているのかなどを音楽を交えて紹介させてもらうつもりだ。ご都合の良い方は多分当日参加もOKだと思うので、電話してみて下さい。

レコード数枚、雑誌とか写真集、それから簡単なハード(付録のDDコンバータ)とMacBookAirを携えて行くのだが、音楽だけの話でもなくて、もちろんオーディオの話だけなんてことはなくて、あれこれあれこれです。StudioK'sのRockDayなどではいつも紙ジャケ探検隊のS氏やノイさんに来てもらっているので、それの逆みたいな感じですかね。

午後は3時間半ほど、10人ぐらいの方々と一緒にブラジル音楽を楽しんできた。なるみやさんのところは音も良いし、皆さんに「楽しかった」「面白かった」と喜んでもらえたし、すごく良い感じだった。話したいことも、きいてもらいたい音楽もまだまだ山ほどあるのだが、この10数年楽しんできたポイントをかいつまんでの3時間半だった。

スタジオに戻り、2回ほどヘリコプターを飛ばしてみた。操縦は少し上手くなったがまだまだ下手で、もしかするとあと3機ぐらい買う羽目になるのかも知れない。部屋の中で物体が浮遊しているってのが何とも不思議な感覚で当分やめられそうにない。満充電の状態で5分ぐらいは飛んでいるのだが、その間に10回ぐらい墜落させてしまうわけで、練習すると一度も墜落させずに電池を使い切ることができるのだと思うが、そんなことが出来たらすごいなと考えている。とにかく、ナノファルコンは最高に楽しい。

弱で回していても扇風機はかなりの乱気流だし、天井のエアコンもけっこう機体がぶれる。操縦が上手になれば、その程度はかえって楽しめるものなのかな。まだわからない。  2014.9.6

錦織圭全米オープンテニス決勝進出!おめでとう。

昨日行った「トニーなるみや」さんの音はなかなか良かった。僕が持って行ったMacBookAirとDigiFi付録のDDコンバーターをUSBでつないで、AudirvanaPlusで音出し、DDコンバーターとイルンゴのDACは同軸のデジタルケーブルで接続した。

ところで、良い音やイマイチな音っていうのは、どういうことなのだろう?  2014.9.7

その答えは簡単だ。例えばカエターノの声はライブでもきいているし、あちこちのお宅、あちこちの装置で体験しているわけだから、おのずと「こんな声」って感じがある。そこから大幅に外れていたら、そこには違和感がある。小型のシステムでも大型のシステムでもこれは同じだ。「ある範囲に入っている」必要があり、どこかだけ強調されていたり欠如していたらやはり違和感がある。だから、オーディオ愛好家がオフ会に臨む時は自分が愛聴するソフトを持って行ったりする。いきなりそれを「かけてくれ」は失礼な場合もあるし、失礼でも何でもない場合もあるから、これは双方の関係によって決まるわけだが、初めてのお宅に行っていきなりテストするみたいな行為はやめておいた方が良いと思う。

一般的には大型のシステムの方がバランスを崩しやすいし、高価な機器の方がバランスを崩しやすい。そしてもちろん、ある程度音量を上げられないことにはスピーカーはその持てる能力を発揮せず、ただそこに存在するだけってことになる。

なるみやさんの音は一昨日が三回目で、基本的なところはそれほど変化していないと思うが、徐々に良くなっていて、昨日の音が一番良かった。具体的に言うと、以前より良い意味での甘みが増して、全体的なバランスが良くなっていた。春の音とは何かが違っていた。

錦織圭の全米オープンテニス決勝をTVで観戦したい人は、急遽一ヶ月でもWOWOWに入るべし。WOWOWは慈善事業をやってるわけじゃないんだから、しょうがないよ。WOWOWで見たい映画ってそれほどないんだけど、Perfumeのライブとか歴史的なテニスの試合の時だけでも加入しよう。

どうも、この突然気温が下がる状態が苦手でこの季節は体調が良くない。そんなわけで無理してテニスなど見たりしない方が賢明かも知れないなと思う。でも、見たい。うーんと悩む。

Appleが明日のイベントにファッション関係者を沢山招待しているのは、時計の発表があるからかな? 僕は時計をするのが好きじゃないから、出ても買わないと思う。

おかげさまで、ナノファルコンは飛ばすだけなら、注意して飛ばしていれば何分間かは墜落しないようになったが、着陸はすごく難しい。とりあえず、ある程度飛ばせるようになってきたので、8の字旋回などをやってみている。この空中制御は一筋縄ではいかないところがあって、あれこれ考えさせられる。旋回すると高度が下がるので、少しアクセルをOnにしながら旋回した方が思ったような軌道を通るようだ。コーナーはアクセルOnで抜けるってのはクルマとかバイクなら常識なのだが、空中だとまた別の要素が加わるので、「なるほど」と感じ入る。逆に高度を下げながら旋回したければ、それもできるわけだ。面白い。  2014.9.8

WOWOWに「決勝戦は無料で見せろ」という声が殺到ですと。まっとうな加入者がいるんだから、そんなことしたら不公平でしょう。2000円ぐらい払って一月二月加入してあげればいいのに。無料がいい人は後でNHKが放送するという録画を見れば良いのだ。

久しぶりにテニスの試合を見た。フェデラーとナダルのウインブルドン以来かな。錦織圭残念でした。

WOWOWは一時的に加入したわけだが、とにかく日々TVを見るという習慣がまったくないので、よほど意識しないことにはほったらかしになる。で、せっかく入ったのだから何をやっているのかなと思って番組表を見てみると、メトロポリタン歌劇場の「ニーベルングの指環」なんてのがあって、9/20はGLAYのライブだし、10/1はX-JAPAN横浜アリーナ生中継ライブなんてのもあるし、「メタルエヴォリューション」なんてシリーズもやってるし、まあ、最低二ヶ月だからしばらくはお付き合いすることになる。MusicUnlimitedとWOWOWで音楽と映画とライブ映像を楽しむってのも悪くないんですけどね。宝塚は多分見ないと思う。

2004年から2007年ぐらいまでWOWOWに入っていたことがあって、映画は何10本か見たけど、十分見たかなあ。どうだろうかって感じだ。一人、部屋の中で大画面を見てるとちょっと情けない気分になる(僕だけかも知れないが)し、どうしたものかなって感じでしょうか。今使っているTVチューナーとHDDレコーダーは10年ぐらい前の物で、HDDレコーダーは250GBだ。で、実際この10年間画質も録画にも困っていない。あ、いやいや、Perfumeのライブで2回親切な友人に録画をしていだきましたが、それ以外は困っていない。現時点でBlu-rayレコーダーから買い直すのはイヤだな。

2004年の段階ではまだHDMIが普及していなかったけど、今はHDMIで接続が楽になったし、プロジェクターがメチャ安できれいになったこと、大画面の液晶TVが安くなったことなどで、機器にはそれほど莫大な金額を投資しなくても済むようになった。でも、4Kだ8Kだって話もあるから、やっぱり映像がらみは悩みが多いかな。

火曜日の夜は「百人一首喫茶」をやることにした。コーヒーや紅茶を飲んでもらい、お腹が空いている人にはサンドイッチやスイーツを提供して、話をしたり、レベルに応じて真剣に勝負をする。

そんなわけで、午後はシフォンケーキを焼き、食パンを2斤焼き、包丁を5本研いだ。角型の食パンは先日開眼したのであと一歩というところまできている。包丁はもう何十年もの間、2週間に一回ぐらいは研いでいて一ヶ月空くことはない。とにかく大切な包丁は研ぎすぎないこと、これが長年やってきて得たものだが、このことはオーディオにも通じると思う。その包丁に対して適切な仕上がりになるようにちゃんと研ぐ、でも絶対に研ぎすぎないこと。商品として売るわけじゃないからピカピカに仕上げる必要はなくて、普通になるべく気分良く使えて長い間切れるように研ぐ。カートリッジの掃除も針圧調整も包丁研ぎも生活の一部にするのが一番好ましい。

明日は水曜日なので、夜は音楽喫茶をやっています。涼しくなったことだしどうぞおいで下さい。お待ちしています。

Perfumeがアメリカでデビューだそうです  2014.9.9

5.5インチは来年という噂もあったが、iPhone6は大小とも9/12から予約受付ですか。僕はiPhone5をほぼ2年使ったので、当然6に移行だけど、やっぱりSIMフリーにしようかなと考えている。どのみち5は要らないから売るわけで、スマホってクルマに乗ってる人が3年で買い替えるような世界になってきている。5.5インチをパンツのポケットに入れるとどんな感じなのかな。ゴロゴロして動きにくいのは困る。

日曜日に動画撮影をやったときに、スピーカーを少し移動した。5cmでも動かせしたら、それはやっぱりもう一度やり直しってことだ。それで、昨日あたりから徐々にスピーカーのセッティングを決めている。夜は音楽喫茶だから、昼間の間に調整しておかねばならない。

去年、釜山に行ったら、韓国の女子がみんな大きなスマホを持っていて驚いたんだけど、iPhone6Plusの5.5インチって数字や絵でサイズを比較しても大きさがよくわからないので、段ボールを切ってみた。5.5インチの約160mm×80mmというサイズは、長辺が文庫本より長いのだった。

持ってみるとこんな感じで、僕がいつも入れているジーンズの左側ポケットだとギリギリのサイズになっている。4.7インチと5.5インチの値段は1万円違いだからそれは大差なしなんだけど、さてどうしたもんでしょうね。iPhone3G以来本当によく使っているし、速度は50倍ということだから本体の値段が高いとは思わないけど、通信料はどうにかして欲しいと思う。わけのわからない料金設定をやめて欲しいし、5年とか6年とか長期間使っているユーザーを大切にする方が良いと思う。

これだと、iPhoneというよりiPadminiに近い感じですね。

オリンパスのE-M1はファームウェアが新しくなり、PCからの操作ができるようになるらしい。これまではタブレットやスマホからしかできなかったから、それはいいね。シグマのdp2もファームウェアのバージョンが上がり、露出シミュレーションが可能になった(出来て当然と言えば当然ではあるが)。こんな風にスマホやカメラはどんどん進化しているので楽しい。

午後は試聴に使うハイレゾ音源をいくつかダウンロードする。夜の喫茶や、土曜日の戯れる会例会で参加者の皆さんにも試聴してもらおうと思う。

坂本龍一とモレレンバウム夫妻の「CASA」はCDで愛聴してきているアルバムだが、これのハイレゾを比較試聴するのならどれとどれを比べれば良いのだろうと考えてみた。DSD5.6とPCM24/96とCDの16/44.1の比較でDSD5.6が明かな差をつけてくれれば4000円以上出してもDSD5.6に価値が見いだせると思うのだが、どうだろう。そんなあたりも試せたらと考えている。

新しいOSが出るとか人気のゲームが発売されるとか、新型iPhoneの発表って「祭り」だと思う。どうもこのところ、オーディオには「祭り」がない気がする。「祭り」もないのに一人ではしゃぐなんて、そんなテンドンマンみたいなことは出来ないもんなあ。  2014.9.10

今日は9月11日だ。あの時は本当に驚いた。

全米オープンテニスとiPhone6の発表は祭りだったから、こっちもそれに合わせて少し無理をした。まあ、それらも一段落なので生活は普通に戻りつつある。昨夜の東京は豪雨、今日も雨、例年より1週間から2週間ほど早く秋がやってきている。涼しさが定着したら、落ち着いて音楽を楽しんだり映画を見たり本を読んだりしたい。

AppleWatchも発表されたのだが、正直まだよくわからない。僕はもう何十年も腕時計をしていないからほとんど興味がない。オーディオ愛好者には腕時計が大好きという人も多いけど、申し訳ないがそういう趣味もない。そういう僕みたいな人間が「こんなことが出来てあまりに便利だからAppleWatchを買おう」なんて思うほどの物ならそれはそれですごいことだ。実際iPhoneも似たようなところがあったわけだし、AppleWatchもすごい代物で来年あたり腕につけてるかも知れないし、まるで不要なものかも知れない。とにかく今のところはかなり冷めた目で見ている。

これもまた私にはよくわからない。

これはどうでしょうね。

明日は久しぶりにジンジャーシロップ作りをすることになった。1kg在庫が出来る予定なので、欲しい方はお知らせ下さい。

「パスタマシーンは金属製で残った麺のカスを水で洗うことができないから、不潔でイヤだ」という人もいて、国産の水洗い可能な物も存在する。僕は確か2008年からパスタマシーンを使っていて、最初に買った物は1週間で壊してしまい、すぐに2台目を買って、それをずっと使っている。

こういうやつだ。この何ヶ月か中華麺とか盛岡冷麺作りにはまっていて、僕の厨房ではこのパスタマシーンが大活躍だ。それぐらい使ってみて、ずっとイマイチ思うようにいかないことが続き、あれこれあれこれ試してみて思う。「上手に使うと、パスタマシーンには麺のカスがほとんど残らない」それでも不潔だということになれば、まな板と包丁で切っても不潔だ。

今日の午後はオーディオ関係のムックを出す打ち合わせだった。出ると良いのだが、どうだろう。まだいくつかの課題があって、それらをクリアしないと出ないのだが、もし決まれば秋は少し忙しくなるかも知れない。

Perfumeというか、中田ヤスタカの曲はとても不思議だ。最初は「ヘンな曲だなあ」と思ったり、「いつもの曲と似ている」と思ったりするのだが、中毒性があって、何回か繰り返しきくとメロディが頭の中で鳴り出す。そういうことを度々体験させられている。だから「Perfumeがアメリカで成功するかどうか」はつまり、半分は中田ヤスタカの曲に対して海外の人達が僕と同じように頭の中でメロディを思い浮かべる状態になるのかどうか、そのあたりに僕の興味がある。

きゃりーぱみゅぱみゅが海外で人気を得たとしても、やや変化球っぽい側面は否めない。Perfumeが剛速球だとは言わないけど、きゃりーほどの変化球じゃない。それがどういう結果を出すのかが楽しみだと思う。仮にアメリカで評価されなかったとしても、「なーんだアメリカ人、わからんのか」と思えるものがある。僕にとってはそんな感じなのだ。  2014.9.11

きゃりーやPerfumeの話の次に、今朝の話題は村田英雄の歌で有名な人生劇場ですね。

10代の頃、人生劇場をきいて「何を言ってるんだろう。古くさい歌だ」と考えていた。それが、20代の半ば頃になると「それもそうかな」と思うようになった。

今思うに、すごくいいんですよね「人生劇場」。やると思えばどこまでやるさ、それが男の魂じゃないか 義理がすたれりゃこの世は闇だ。まったくその通り、異議なしの剛速球、比較しちゃいけないけど、これに比べれば桑田もヤスタカもヘロヘロです。作詞をした佐藤惣之助は「赤城の子守歌」「六甲おろし」「湖畔の宿」の作詞者でもあったりする。

吉良の仁吉の吉良は吉良上野介の吉良で、フレーバーコーヒーがある愛知県西尾市のあたりだ。

マイルスのトランペットは失恋の曲を演奏してもいじけた感じがせず、ちょっと突っ張って虚勢を張る男の心情(美学とも言う)が表現されているわけだけど、それはつまり、人生劇場の「あんな女に未練はないが なぜか涙が流れてやまぬ」に、とてもよく共通する。男はバカですから。

うーん、シグマもバカだな。なんかわからないけど、こういうのってすごく好きだ。久しくこんな思わずのけぞるようなアクセサリーってなかったよね。

なんか、こういうの使ってると、なんとなく良い写真が撮れそうな気になるもんね。1970年代後半に買って持っていたコマーシャルフォト増刊「プロ機材ガイド」なんかを読んで胸を躍らせた気分が蘇るってもんです。  2014.9.12

TheBeatlesのモノラルLPが出たので、購入した人も多いと思う。ステレオのLPに関しては、24/44.1のUSBBoxの音源と比較して、僕や戯れる会例会参加者は「USBのデータで遜色なし」という感想だったのだが、モノラルLPはどうだろう。今日は戯れる会例会なので、それをみんなできいてみたりもする。そういうようなことを10年以上やってきてる。

月に一度の戯れる会例会と音楽喫茶は違うものだ。音楽喫茶は飲食半分音楽半分、そこに歓談が加わったりもするわけだけど、例会はオーディオと音楽の度合いが桁違いに濃いし、時間も長い。だから、音楽喫茶だけ来ていても、戯れる会でやっているオーディオの本当のところはわかってもらえそうにない。

スタジオに集まってくれたり作っている物を買ってくれる皆さんに、せめてもの感謝の気持ということで、ジンジャーシロップの注文や、音楽喫茶への来店、Perfumeのダンス練習会や作って食べる会への参加がある一定の回数になった時にはシフォンケーキを丸ごと一個進呈することにした。

RockDayなど単発のイベントやマーマレードの注文、そして戯れる会例会への参加はこの対象にしていない。マーマレード作りは期間が短いし、戯れる会例会の参加者にはもっと別のことでお返ししたいと思っている。

最近出たTheBeatlesのモノラルLPはレコードの穴が小さくてプレーヤーによってはかなりきついらしい。ガラードはスピンドルがやや太めなので、と、言ってもメッキ一枚分ぐらいのなのだが、スッと入らないものは入らなくて、無理矢理入れるとレコードを痛める恐れがある。それで、ノイさんが普通のものよりテーパーの緩い特殊なリーマーを使ってレコードの穴を広げた。

僕も一枚かなりきついLPがあったので、広げてもらった。

JoeSampleが亡くなったとのことなので、懐かしい「Voicesin the rain」とこの「Old places old faces 」をかけた。

このアルバムは演奏も良いけど、音もたいへん良いのでおすすめです。ぜひきいてみて下さい。  2014.9.13

超小型赤外線ラジコンヘリコプターの操縦はだいぶ慣れて2分とか3分とか墜落させずに飛ばせるようになってきたけど、着陸はすごく難しいので、何かコツがあるのかなと考えている。昨日は戯れる会の例会でいいトシをしたおじさんたちが、「こりゃ面白い」と言ってみんなで飛ばして遊んでいたのだが、やはり本物もヘリコプターの操縦って難しいんだなってことが理解出来た。山岳救助などでヘリコプターが墜ちてしまうことがあるんだけど、気流の悪い山間部などでギリギリのポイントを狙っていってバランスを崩すと危険なのだろう。もちろん、本物はこのオモチャと違って色々な方向に向きを変えたりバランスを取る装置が付いているのだとは思うが、空を飛ぶのは容易じゃない。

古い友人がパラグライダーの大会に出て墜ちて背骨を圧迫骨折した事があったけど、高得点を狙って無理な操作をすると失速するらしい。

上は12月に発売予定の「ピコファルコン」で、僕が買った「ナノファルコン」や「ナノファルコンα」よりさらに小型記録を更新した世界最小のラジコンヘリだ。色が3色あって、3機揃えて飛ばして遊んだら楽しそう。安いので是非一度この楽しさを体験してみて欲しい。スカのLP買うより良いと思う。操縦にはコツがあって、赤外線の出る幅が狭いので常に飛んでる機体に対して赤外線が当たるように持つことだ。それと、タイムラグがあって、右に曲げようと思って操作をしてもちょと遅れるので、「あれー、曲がらないなあ」と思ってずっと右に曲げる操作を続けると、結果は曲がりすぎってことが多いので、右手は信じて断続的に操作をすること、あとはアクセルにあたる左手の微妙なコントロールに慣れることかな。適度に難しいのが楽しくて、オトナがはまる。

物体が中に浮くことが何とも不思議というか快感だ。屋外でダイナミックに飛ばすのも楽しいんだろうけど、距離があると状態と、ナノファルコンみたいに部屋の中で目の前を飛んでくる感じは明らかに違う世界で、虫っぽい感じなのだ。

上の写真で紹介した、ジョー・サンプルはすごく良いのでマイライブラリーに登録した。僕は自分がこれまで出会わなかった音楽にもっと出会いたいと思っている。

自分が長くやってきてよく知ってることはどうでもいい。多少の修正があったとしてもわかってるんだからOKだ。知りたい人がいたら教えてあげればいい。問題は自分がよく知らないことだ。だから、僕は友人というか他人との関係がとても重要だ。なにしろ、違った発想で複数の人がいろんなことをやって、その成果を持ち寄る。これはすごいことで、半ば呆れつつも目からウロコのことが多い。あるいは意見交換の場がとても重要だ。だから、これからもそういう場を提供していきたい。  2014.9.14

AudirvanaPlusのVer.2.0が出たので、今お試し版でお試し中です。AppleRemoteみたいにiPhoneやiPadにアプリを入れてAudirvanaの操作が出来るようになるという噂もあって、そうなると便利でいいなあと思う。音の良いiTunesってことになる。

音に害があるっていう話をすると、Bluetoothのマウスだのトラックパッドなんて多分「最悪」でキーボードも無線なんて最低だ。モニタの存在もイカン、ってことになるらしい。コーヒーの豆にくっついている薄皮=チャフが味を損なうと考えて、豆を挽いた後、徹底的にチャフを除去してコーヒーをいれて飲むと、やり過ぎて美味しくないという説もあったりして、このあたりは僕にもよくわからない。

適度な雑味ってのは必要な気もするのだが、どうなんだろう。よくわからないのだが、不満がなければ良いと考えるしかなくて、あまり不便なのは困る。

予約開始と同時に申し込んだiPhone6は10月9日から10月17日の間に発送予定だというメールが届いた。iPhone5がちょうど使用期間1年11ヶ月だし、SoftBankの支払は少し後にずれるし、よろしいのではないでしょうか。

色々考えた結果、僕はiPhone6Plus64GBのSIMフリー版を注文して、SoftBankをやめてMVNOにする。外出先で毎日YouTubeを見るなんてことはしないので、一ヶ月のデータ通信量を調べてみたら、何と0.6GB以下なのだ。メールをチェックしたり地図を見たりするぐらいだから、一ヶ月1GBでも使い切らない。FaceTimeオーディオもあるからすでにiPhone同士の通話はキャリアに関係なく24時間無料でかけ放題だし、Facebookメッセンジャーで通話すればAndroidとも無料通話ができる。だから、「SoftBankのタダトモ」などは、もはやほとんど意味がない。

週に一度ぐらいは百人一首をやりたいので、火曜日の夜は百人一首喫茶をやることにしました。強い人も初心者もどうぞおいで下さい。しかし、百人一首で素振り毎日500回の世界はすごそうですね。

Audirvana2.1はホルダを指定して音楽データというかジャケ写などを表示してそこから再生が出来るようになった。最初はiTunes(圧縮音源)とNASに保存したもの(ハイレゾを含む非圧縮音源、FLAC、DSDなど)の両方を指定したのだが、二重にジャケ写が出て、どっちがどっちだかわからず紛らわしいので、iTunesのホルダ指定は削除した。iTunesはiTunesそのままで再生するか、またはAudirvanaのIntegratedModeで再生すれば良いのだろう。

さて、明日は百人一首喫茶だし、明後日は音楽喫茶だから、今日はコーヒーの焙煎をやることにしよう。

んー、、、オリンパスのE-M1用新ファームウェアが発表されて、デジタルシフトなどという機能が付いている。イメージサークルは多分ギリギリに設計されているので、シフトレンズみたいなことは出来ない筈で、なんのこっちゃと思って調べてみると、要するに台形補正なのだった。まあそれならPhotoshopでいつもやっているわけだけど、Photoshopで処理するよりも結果が良いのだろうか?わからない。新しいアートフィルターは良いと思う。4Kの動画対応になるという噂もあったが、これは噂で終わった。  2014.9.15

「巫女ふゅ~む」の最新動画をYouTubeにアップロードしました。是非ご覧下さい。みんなダンスはアマチュアですから、僕らは楽しさを追求する路線です。このために中華麺を作っていたわけでもないのですが、「テクノうどん」というイベントが始まった頃から僕もダンシング中華麺と言って中華麺を作っていて、今回はあのおいしい銀座の「ぴょんぴょん舎」に迫る盛岡冷麺を作りたくて、やってみました。おかげさまで、今はかなりおいしい冷麺を作ることができるようになったのですが、やっぱりあれこれ考えてやってみないことには、あるレベルを超えられません。

いきなり震度4がグラグラとやってくるもんだから本気であせった。本日2個目のシフォンケーキを焼いているところだったので、もう少し揺れていたら火を消していたところだったが、幸いそれには至らなかった。ふう。恐いね。

明日締め切りの原稿書きがあるので、シフォンケーキを2個焼いて食パンを2斤焼いたら原稿書きをやらねばならない。いくつか音楽雑誌の原稿依頼がきていて、一つ重要な打ち合わせがありPerfumeのライブもありと、今週はそんなことをやっている。

EOS7DMk2もだいぶ良くなったみたいだ。スポーツの写真なんかを撮るのならやはりEOSに勝るものはないのかな、それともニコンもかなり良くなってきているのかな。僕はこのところそういう動くものの撮影をまったくやっていないのでよくわからない。一応スポーツの写真で個展をやったこともあるんですけどね。けっこう30代はスポーツの写真も撮っていて、今の感じで言うとハード系のパン焼いているのと似たような感覚でやっていたのだと思う。舞台の写真もそうだった。

この前の土曜日、オープンリールテープの音をDSDで録音したものが持ち込まれ再生してみんなできいた。どこでどう人の手に渡って子や孫が作られたテープからのコピーなのかもわからないが、とにかく素晴らしい音のアルペジョーネソナタだった。CDやレコードやハイレゾ音源を買っているのがイヤになってアホらしくなるぐらいの音だった。この数年、オープンリールテープの音には何度かそういう体験をさせられている。そんなこともあって、みんなでオープンリールテープの音を体験する会をやったりもしてきた。

緻密さとかそういうものだけじゃなくて、あれはもっと違う何かだ。そういうことを体験できる場として戯れる会例会をやっていて、やっぱりすごいことだなと思う。あれをきけないのはとても勿体ない。

明日は水曜日、夜は音楽喫茶をやっていますので、集まってお茶でも飲みながらそんなこんなを語りあいましょう。

「こころにも」「うらみわび」「あはれとも」「いまはただ」「ひともをし」この五首が、最後まで抵抗している歌だ。これら以外は割とスンナリ思い浮かぶんだがなあ、とここに書けば、きっと覚えるに違いない。だから競技だとやっぱりD級で負けてるタイプですね。でもまあ、こうやって記憶しようと考えて少しでも頭を使うのは良いことでしょう。このサイトに何かを書くのも同じです。ではまた明日。  2014.9.16

このところ珍しく紙に印刷されている文字を(つまり本ってこと)よく読んでいる。

この本に出てくる300ポンドの終身年金というのが日本円にしていかほどのものかはわからないのだが、家政婦をやとって悠々自適の暮らしができる金額であることは確かなのだろう。もしも誰かが僕に突然1億円とか2億円くれたらどんな生活をするのだろう。

午後はその日のうちに返却を要する新製品のスピーカーが持ち込まれ、音楽関係の雑誌に試聴記事を書くことになった。予想よりかなり音が良かったので嬉しい気持になったのだが、実勢価格25万円は高いのか安いのか、DACやパワーアンプも入っていることを考慮すると実は安いのかも知れない。こんな風に多少は仕事も入っているし、仕事は楽しいので何億円もの金は要らないが、もう少し経済的な余裕があったら気が楽だろうなあと思うことはある。

試聴が終わったけど、こちらはまだ書くべき原稿の字数の連絡がないので、もう一つ別の原稿をほぼ仕上げていたら音楽喫茶が始まる約1時間前だった。特に売り込んだりはしていないのだが、去年一昨年とそれほど変わらない量の原稿依頼がきている。それで、夕方は自転車のブレーキシューを探し出して交換することにした。多分10年ぐらい前に買っておいたものだ。

ヘッドフォンやイヤフォンも楽しいけど、やっぱりスピーカーから音を出しているのは身体が楽だな。  2014.9.17

iOS8.0へのアップデートは混み合っていたのか、やけに時間がかかったけど、無事にインストールが完了して使ってみている。朝、スタジオでiPadにもインストールするとこちらは数分でダウンロードが済んだ。

昼はランチをしながら打ち合わせ、どうなるかまるでわからないのだが、とにかく実現するといいなあ。僕自身の努力とか以前にいくつかのことがうまくいってくれと願うばかりだ。

スタジオに戻って2時間ほど原稿を書き、そして夜はPerfumeのライブ「ぐるんぐるん」だ。

そういうわけで、アンプのスイッチは入れられない。でも、まあライブもいくしね。ってことでいいんじゃないでしょうか。  2014.9.18

昨夜は代々木体育館でPerfumeのライブだった。代々木のプールには何度も行ったことがあるのだけれど、1964年の東京オリンピックのために造られたこの体育館に入るのって実は初めてで、何だか不思議な気がした。

そういうわけで、蚊にも刺されずライブを楽しんで帰って来た。照明というか舞台の背景でものすごくきれいな場面があって、「おー、こりゃすごいわ」と思った瞬間があった。昨夜は珍しくかなりステージに近い席が当たったのでそれも新鮮だった。

どうしようかなあ、と悩み続けて、結局E-M1+12-40mmF2.8のキットを買いたいなという気持になりつつある。本当は新しいE-PL7とE-M1と両方手に入れてしまえば面倒がなくて、それが一番いいんだけどね。このご時世に2台も買うなんてことは許されないから、悩むのでした。1億円あれば好きなカメラをホイホイ買えていいですね。

今、打ち合わせ中の仕事がスルッと決まってくれれば、カメラとレンズのキットも「よっしゃ」って感じでいけるんだ。一億円よりはむしろ、自分の実績になるような仕事が決まってくれることを願っている。

我思うに、オーディオは機械の組み合わせも面白いけど、やっぱり人が面白い。僕は断然人に興味がある。

15分ほど前に1000字ほどの原稿を仕上げて送った。昨日書いていたやつだ。週明けが締め切りだったので早めに送ったのだが、いつものことながら、割と丁寧に書いている。まあ僕はそれほど売れっ子じゃないので、必要な時間をかけて感じたことそのまま書いた。相手もプロだし、機器や文に対する愛情があるかどうかはわかってくれることだろう。それを気に入ってもらえればまた依頼されるし、「こりゃどうしようもない」ってことになれば依頼が来なくなる。そのあたりの図式は飲食店などとまったく同じで、いくらおいしくても、懲りすぎていたり、やたらと時間がかかったり、頼んだ物と違うものが出てきたりするとお客を失う結果になる。

なんて書いていたら、秋に出るヘッドフォン関係のムックに提案していた企画が通って、二つ三つ仕事が決まった。ああ、しかし綱渡り的人世だな。

「いつまでもあると思うな、親とジャズ喫茶」ですか。StudioK'sの音楽喫茶も似たようなもんですね。  2014.9.19

明日は撮影の仕事で、あと一つ原稿書きが残っているけどこれは明後日ぐらいまでに書くとして、今日は休んでレンタルのDVDを見たりする日です。

レンタルの映画はDVDではなくブルーレイディスクで、「ホビット」の2作目と「チェンジリング」というクリント・イーストウッドが監督をした映画で、2本続けてみたので、えらく疲れた。どちらもブルーレイだったから、なかなかの高画質だったが、これから4Kになってプロジェクターも4K対応にするとさらに高精細なものになる。

もうだいぶ前にパナソニックが4K対応のミラーレス一眼レフカメラを出しているので、多分これから他社の一眼レフも4Kになっていって、僕らが普通に撮影する動画も4Kっていう時代になるらしい。もちろんきれいに超したことはことはないのだが、レンズはそれに見合った良い物を使っていたい。そんなわけで、またまた悩むのだった。  2014.9.20

メーカーは、4Kになったら次は8Kですよって言って売るのだろうか?

とにかく最新のカメラはよく撮れる。iPhoneのカメラもよく撮れるし、iPhoneでの録音ができるので、取材時にカセットを回したりボイスレコーダーを使う必要がなくなった。これは本当にすごい。だけど、デモテープはカセットがいいなあ。なんてのは郷愁でしょうか。

測距点が多いカメラを使ってしまうと、少ないカメラに戻れない。じっくり物を撮るなんて撮影ならいいんだけど、今日は舞台の撮影だったから、E-M5を使っていると「測距点がもう少し細かければなあ」なんて考えたりする。人間そんなもんです。だから自転車のフリーホィールもどんどん段数が増えていくわけですね。

せっかくWOWOWに入ったのだから、少しは見なくちゃと思いつつ、全米オープンテニス決勝から一度もTVを見ていない。今日はちょっと見てみようかな。  2014.9.21

今日はバゲットを焼こうか、それとも別のタイプのパンを焼こうかと考えて、結局はこんなものにした。皮の厚いハードなもので、中にクルミとレーズンとクランベリーが入っている。これはチーズと一緒に食べるときわめておいしい。

iOS8.0用ATOKが1500円で販売開始だ。どうしよう。まあiPhone6がやってきてからだな。それともiPhone5で試してみておこうか。

iOS8.0のキーボードで一番面倒だと思っていたのはカーソルの移動で、「矢印キーがあればもっと使いやすいのに」とずっと思っている。ATOKのキーボードは矢印キーでカーソル移動が出来るみたいなので、それだけでもお金を払う価値があるのかも知れない。

などと書いているそばから、耐えきれずダウンロードして使ってみているが、iOS8.0用ATOKはiPhone6Plusなら画面が広くて使いやすそうって感じがする。でも、Macに入っているユーザー辞書を読み込むことは出来ないようなので、「れれっ!」って感じだ。そのうち、それぐらい出来るようになるんじゃないかなあ。どうなんだろう。

今はU2を再生中。あれです、iTunesに勝手に入っていたやつです。

僕がこれまでやってきた取材をまとめて一冊にできたらなあと考えてて、現在進行形で話が進んでいるのだが、さてどうなるでしょう。全部は無理だしね。まあいいや、オニオンスープでも作って考えよう。

発売されたばかりのATOK for iOS8.0を昼前にダウンロードしてiPhoneとiPadとで使ってみましたが、iOS8.0用ATOKはまだいくつか不具合があるので完全なものを求める人はやめといた方が良さそう。賢明な方はしばらく様子見ってことですね。まあ、ちょっとした操作で標準のキーボードに戻せるのが救いですが。多分、使いたい人や使う人が多いので、半年もすればあれこれ改善されると思う。  2014.9.22

Ver.2.01だったかのAudirvanaPlusは、先日何かの拍子にいきなりピッチが変わって「おいおい、いきなりどうしたんだ?」って感じだった。ATOKのiOS版はいくつかアプリで文字が打てなかったりもするので、これまた「??」だ。こういうのはカリカリしてもしょうがない、しばらくすると改善されることだろう。バグフィックスされるまの時を待つしかない。もう20年もこんなことを繰り返している。

今日は午後3時から映像を見る集まりがあって、夜は百人一首喫茶なので、インターナショナルオーディオショウには行かれない。明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はショウの帰りにでも、どうぞお出かけ下さい。だから、FMをききながらシフォンケーキや食パンを焼いている。食パンはものすごく微妙な調整をやっていて、味じゃなくてカタチがあと一歩ってところまできている。山型じゃなくて四角い食パンをカッコ良く焼くのはなかなか難しい。オーディオもだけど、こういう時が一番楽しい。

シフォンケーキが焼き上がるのを待ちつつ、食パン用の粉を捏ね終えたのでコーヒーを飲む。このところ緑茶がおいしくて三日間ほど緑茶を飲み続けていたので、コーヒーを一日2杯ぐらいにしていたら、コーヒーがメチャおいしい。飲み過ぎると麻痺してしまうのか、おいしくなくなる。ケッコンしても週に2回か3回一緒にいると長続きするんだろうか? まあ、そういうのは人によりますかね。

戯れる会例会で音質チェック用に使う共通のソフトを決めると良いかもねっていう話が出ている。以前だったらCDだったと思うのだが、今はちょっと様子が変わってきている。同じアルバムだけど、LPがあってCDがあってハイレゾデータもあって、それぞれそれなりに良い音だというものがあるといいね。ってことで、みんなで考え中です。

今日は仕事があってインターナショナルオーディオショウには行けないのだが、Twitterでどんどん写真が上がってくるので大体の様子がわかってくる。

一日が終わって、コーヒー飲んでる。明日は音楽喫茶で食事の予約が入っているので、さて何を作ろうかなと考えているところ。チーズシフォンケーキは今日の午後作ってあるので、明日の夜ならとても美味しくなっていると思うので、どうぞおいで下さい。  2014.9.23

iOS版のATOKはついにほとんど機能しなくなった。つまり、打っても反応しなくなったので現時点では「金返せ」状態って感じで、かなりひどい。多分今頃必死でバグフィックスを行っているのだと思う。打ったことばが本文中に出ず、下の左側に出てくるので、長い単語だとずれていってわけがわからなくなるし、かなり使いにくい。

インライン変換が出来ないのはAppleの仕様らしいのだが、これはあんまりだ。iPhone6Plusとかで画面が広ければその分を別枠で設けることもできそうだけど、なんでこんなことになるのかなって感じ。

さて、今日は新しく出た、オリンパスのE-PL7を貸してもらいに行く。画質が良くて(フラグシップのE-M1とほとんど同じ)しかも一番軽くて安いのがE-PL7なのだが、それを確かめてみようってことです。防塵防滴みたいなことを除いて、画質だけで言えばE-M5は完全に超えられていると思うのだ。僕はあまり画質がどうのというタイプではないんだけど、この5月にE-M5とE-M10を撮り比べてその違いに愕然とした。それで夜更かしして風邪が治らなかったぐらいだ。あの時は参った。

そういうわけで、借りてきました、オリンパスの最新型カメラE-PL7です。今、試し撮りで何十枚か撮ってみているところ。液晶が厚くて邪魔くさいけど、下に出てくるので自分を撮るのがやりやすい。液晶がかなりまともで、このパンケーキズームレンズもいい感じです。E-PL6までの機種と違うのはシャッターボタンのところにダイヤルが移動したのでものすごく使いやすくなった。僕は通常の撮影では、絞り優先オートとマニュアルモードしか使わないのだが、特に不便はなさそうだ。

ちなみに、上の写真は液晶にも写っているコンデジ「SH-1」で撮った。そこそこ明るければこんな感じで割と良く撮れる。暗い場所だとE-PL7の方が断然有利になる。多分、APS-Cならもっとだろうし、フルサイズはさらに有利なのだろう。結局どこで折り合いをつけるかってことだ。

大きさと重さはレンズをしまった状態でギリギリ上着のポケットに入るかな、どうかなってところ、ちょっと厳しいかもね。iPhone6Plusがでかくてポケットに入らないみたいなもんですかね。マイクロ4/3でレンズ交換という機能を維持しつつもっとコンパクトなものが良ければパナソニックのGM1でしょう、あれはあれでたいそう魅力的だ。  2014.9.24

昨夜T氏に教えてもらった、「ぐるっとパス」という物を手に入れて、この秋は都内あちこちの博物館めぐりをしようかと思っている。国立博物館も科学博物館も子供の時に行って以来ご無沙汰で、僕らはルーヴル美術館とかに憧れたりするわけだけど、歩いて行ける日本の国宝もまともに見ずにフランスもブラジルも奈良も京都もないだろう。音楽きくにもオーディオやるにも写真撮るにも、それだけやってたんじゃ煮詰まってしまうから、精神的な空気を入れ換えよう。それが良さそうだ。そういう2014年の秋にしてやろう。

一人だったら、ポットにコーヒーを入れて持って行って、公園のベンチに座って飲めばいい。歩いて行ける場所は歩いて行くし自転車で行ってもいいし、金は大してかからないなきっと。

iPhone6Plusをポケットに入れてひん曲げてしまう人が多いらしい。もしかすると僕もそうなるかも知れないので、補強も考えて一応ケースを買った。即日の予約を入れたがSIMフリー版は3週間から4週間待ちとのことでまだ届かない。

とても安いけど届くのが遅いことが不評のケースなので、先にケースだけ買っておいた。お尻のポケットに入れることはないけど、iPhone6って薄いからちょっとした事で曲がるらしい。過去6年間でiPhoneを落としたことが3回あって、3G、4、5と一回ずつ落としている。まあ二年に一回ぐらいは手が滑ったりして落とすものです。

これは、僕のスタジオでPerfumeの振りコピ練習会をやっている人達の動画です。 Clingっていうのは、ボクシングで「クリンチ」っていう抱きついちゃう防御があるように、「しがみつく」という意味だと思う。「Cling Clingお手々つないでる」っていう妙な歌詞なのだが、よくきいていると、だんだん何を歌っているのかがわかってくる。「背の高い生物が沢山」とかいうと何となく宇宙人的な雰囲気もあるのだが、どうやらこれは幼児の視線からの歌らしい、あるいは親子、育っていく子供と親の関係を詞にしているらしい。そして、しばらく繰り返しきいていると、ある段階から頭の中で音楽が鳴り出すので、「またやられた」と思ってしまう。この中毒性は何なのだろう。僕が撮影している動画は爆発的にビューが増えずとも、何年間かにわたって見る人に楽しんでもらえたらと思っている。

iPhone用ATOKは再起動を二回ほどやったら、少しまともに動いているが、今のところさほどの恩恵は感じない。まあしばらく様子見でしょう。オリンパスのE-PL7をiPadやiPhoneでWiFiライブビューを使おうと思って試みたら最初どうにもつながらず、カメラ側の接続設定を一回リセットして、パスワードを手動で入れて何とかつながった。PCからの撮影よりは、iPadからWiFiで構図を決めてシャッターを切りたい。iPhone6Plusはそんなこともあって、液晶画面が少しでも大きい方がいいかもなと考えたりしている。

AppleTVのファームを上げたら、MusicUnlimitedの音が5分ぐらいで途切れるようになって、これはどうしたもんかと考えていて、あれもこれもiOS8.0にアップデートしたからかなとか、ひどく疑り深くなってしまうのだった。こういうのってオーディオでもよくあって、特に年代物の名機なんかを使っていると、つい古い機器を疑ってしまう。新しくても疑うし、古くても疑うので、うまく動かないとあれこれ自分の性癖が露呈される。

AppleTVのスリープ設定を「しない」にしてみたりもして、今日はMusicUnlimitedからのAirPlayがちゃんと動いている。ああ、これでまたiPadで操作して音楽を楽しむことができる。このところずっと、先日紹介したジョー・サンプルのアルバムをよくきいているのだ。そんなわけで、どうせ使わないからiPadからはATOKを削除し、そんなこんなでこのところiPhoneとiPadの再起動をよくやった。

亡くなったことをキッカケにきてみているのだが、僕はジョー・サンプルのピアノが好きみたいだ。理由はよくわからないけど、スルッと入ってきてとても心地よく響いて、脅かされることのない音楽だと思う。こういうことをするのにMusicUnlimitedほど素晴らしいものはない。

で、その後は矢野顕子の新しいアルバム。「電話線」が懐かしい。あと、話題になった伊勢丹のCMソングなど。

  2014.9.25

昨日350ml入る携帯用の魔法瓶を買った。僕はペットボトルに入っている飲み物や缶をほとんど買わないので、夏は氷を入れて冷たい飲み物を入れてもいいし、それ以外の季節は暖かいコーヒーを入れて持ち歩けば、お金を払って大しておいしいとも思えないコーヒーを飲む必要がなくなる。スタジオには魔法瓶が沢山あるんだけど、一番小さいものが450mlだし(右側の赤いステルトン)、その割にはけっこう大きいので新たに350mlの物を買ったら、一人でスタジオにいるときにも使いやすいのだった。左側のポットは色を気にしなければAmazonで送料込み1000円ぐらいだったのでおすすめです。

金沢の街にあるような、落ち着いたカフェに入ってお茶をするのは楽しい。都心のカフェは土地代が高いからちょっと窮屈で居心地が今ひとつだ。人が多く、どこも混んでいてせわしない。

iOS8.0は何かヘンだ。動作が遅いし、それがどんどん遅くなっていくので、時々iPhoneを再起動している。今日配布されたiOS8.02で解決してくれれば良いのだが、、、、。8で便利なこともあるけど、iOS7の方が断然快適だったから、まだ7の方はしばらく待った方が良いと思う。

今日の午後は、東京ビッグサイトで行われているスペシャルティコーヒーのイベントにに行ってきた。今年で4回目になるのだが、年々規模が大きくなり活気があって、コーヒーの世界は盛り上がっていることが強く感じられた。コーヒーを抽出する器具(マシン・手動の道具)や器、大小の焙煎機、豆、お菓子、包装用品などなど、出展者と来客、年齢の幅が広くそして男女比が1:1に近い。あと、南米とかアフリカの人も割合も多い。

会場で会ったヴォアラコーヒーの井ノ上さんに「僕はこの一年間ずっと自分が焙煎したコーヒーしか飲んでいないので、日本の最高峰って感じの焙煎済みコーヒー豆が欲しい」と言ったら、「この人にコーヒー豆をちょっと分けてあげて」と頼んでくれて、あちこちの有名どころのコーヒーを合計で何百グラムかもらってきた。自分が焙煎して普段飲んでいるものとどう違うのか、あるいはほとんど同じなのか、飲み比べてみようと思う。これだけあるから来週再来週ぐらいまでは残っているので、音楽喫茶にでも来ていただいて、「飲み比べたい」と言ってくれれば僕のコーヒーがどのあたりにいるのかもわかってもらるかも知れない。

おかげさまで飛ばすのはだいぶ上手になったが、狙ったとことに着陸させるのはかなり難しい。もしかするとそろそろディスコンかも知れない「初代ナノファルコン」の方が慣れると面白い。このオモチャは実に楽しいので、もう一機欲しいのココロ。

昼間はイヤフォンで音楽を楽しみ、もちろん夜もいろんな音楽をきいている。ただ、元々そうだけどオーディオにだけ興味があるわけではないので、近頃ますますオーディオは音楽を楽しむための手段になってきている。  2014.9.26

今日は朝10時から文京区水道という場所で月に一度の「かるたCafe」に行く。ダーツはやめたわけじゃなくて、一日に10分ぐらいはやっている。半年から1年ぐらいやめてしまうと肩の筋肉が落ちてしまい戻るのに1ヶ月ぐらいかかる。毎日5分でも投げていれば維持出来るので、入る入らないは抜きにして一日5分でも10分でもいいから真剣に狙って投げている。オーディオも百人一首もダーツもそういう点で共通している。うーん、つまり、そういう風に毎日やっているのは最低線のやるべきことで、そこを元に次のアイディアを盛り込まないと勝てない(さらなる成果が出ない)ってところが、共通している。

10/9からの一週間以内にお届けしますという連絡がきていたけど、今日またAppleからメールがあり、僕のiPhone6Plusは明日届くらしい。じゃあ、通信会社に申し込みをしなくちゃいけないな。iPhone6のために鞄を持つのはイヤなのだが、曲がるのも困るわけで、さてどうなることでしょう。Plusじゃない方が良いのだろうか。使ってみないことにはわからない。だから楽しみだ。

ソフトバンクをやめて別の通信会社にしようと思っているのだが、ソフトバンクをやめるのがけっこう大変で、しかも少々お金もかかるしで「そりゃほとんど詐欺みたいだ」と思ってしまった。電話会社はもっとスッキリとした料金体系にして欲しい。その方がマトモな商売だと思う。

通信会社もしばらく使ってみないことにはわからないけど、僕はSIMフリーのiPhone6Plusを買って、MVNO方式で使う予定だ。面倒な契約は一切ないし、契約後にあれこれくっついてくるサービスを停止する手間も要らない。MVNOでも複数のSIMカードを提供するサービスがあることだし、家族割りだのなんだのと言って抱き込む商売はやめた方がいいと思うのだが、ああいういのはいつまで続くのだろう。以前のように香港経由とかアメリカ経由ではなく、アップルジャパンが正式にSIMフリーのiPhoneをAppleStoreで売るようになったのだから、これから徐々にSIMフリー派が増えるんじゃないかなあ。  2014.9.27

レナード・コーエンの最新作がハイレゾ音源ですか。ハイレゾの時代ですなあ。

木曽の御嶽山が噴火して、読売巨人軍が優勝、そういう2014年の9月末だ。

今日はiPhone6が届くそうなので、とりあえずiTunesでバックアップを取る。スタジオではPerfumeのダンス練習会をやっているけど9月はライブがあったので、みんなあちこちに遠征したりで、お疲れなのか散財したのか参加者が少ない。

そして先日のスペシャルティコーヒーイベントでいただいてきたコーヒーを一袋ずつ飲んでみていて、いろいろ参考にさせてもらっている。もちろん、自分で焙煎したコーヒーの味が著しく劣るなんてことはない。でも「なるほどなあ」と思うことはある。

犬公方こと五代将軍徳川綱吉の「生類憐れみの令」というのがあるので、「あはれともいうへきひとはおもほえで みのいたつらになりぬへきかな」を「あわれみの」と覚えるそうな。昨日はやや苦手としてきたこの札を狙って取って勝負を決めた。この返歌は「なにごとも思ひ知らずはあるべきをまたはあはれとたれかいふべき」(大意:何事も知らなかった頃なら同情もしたでしょうが、今更可哀相などと誰が言うでしょうか)ですって。かわいそうな謙徳公なのか、よほど女性をもてあそんだ人なのか。

「こころにもあらでうきよにながらへは こひしかるへきよはのつきかな」 は夏目漱石の「こころ」「こいしか(わ)」という語呂合わせで覚える。ちょっと無理があるけど、なりふりかまわず覚えて、実戦でパッと上の句を思い浮かべるキッカケになればOKとする。1ヶ月ではダメでも半年ぐらいやっていると頭に入って、スルッと出てくるようにもなる  はず。

ほかにも、有名どころでは「ながらうし」とか、「なげきいか」とか、本当にまったく「いいくにつくろう鎌倉幕府」的暗記をやっている。本当にもの覚えが悪くなっているのだが、放っておけば脳がもっと錆び付くのでせいぜい磨いたり注油するのが良い。

iPhone6Plusが届き、やっぱり思わず「でかい」と言う。このでかさもすぐに当たり前になるのだろうか。でもまだSIMカードがないので使うことはできない。

  2014.9.28

昨夜かけていたアルバムはこれ。低音がすごく良い。

ヘッドフォンで試聴してみると、iPhone5よりiPhone6の方が音は良いと思う。Plusだからかな。ややオーバーに書くとヘッドフォンアンプをかましたようなスケール感のある、力強い音だと思う。でも、まあほとんどの人は気にもしない微妙な話です。

まったく同じ器具と同じ豆の状態でも、コーヒーをいれるお湯の温度によって味が変わることは体験的にわかっている。もちろん自分の好きな温度は決まっているけど、数値化したことはなかったので、試しにこんな風にいれたら何度、この状態だったら何度かを計ってみることにした。僕はお湯の温度ではなく抽出している部分の温度を直接計ってみた。こういうのは研究ってほどでもなくて、検証って感じでしょうか。

このところ、先日のコーヒーイベントでいただいてきたコーヒー豆を飲んでいるのだが、大変興味深いことに、傾向が違ったりもするのだが、自分以外の人が焙煎したコーヒーを飲むのはおいしい。もしかすると、別の人もたまには僕が焙煎したコーヒーを飲むとおいしいと思うのかも知れない。それはともかく、刺激を受けるのは良いですね。

もっと微妙なことを言えば、飲む器の形状や器の持ち手の温度や持ちやすさによっても味は違う。これはオーディオにおいて、座椅子によって音が変わるっていうのに近いかな。

月末の今日はものすごく良い天気で正に秋晴れという一日だった。気温が高く、銀行に行ってから買い出しをして、なんだかんだで45分ほど歩くと軽く汗をかく。でも湿度が低いのでとても爽快な暑さだった。自営業にとって月末というのは頭の痛いことが多い。天気は良いが頭は痛い。楽しい事はあれこれ考えるが、現実は苦しい。そういう複雑な経験を幾度となく繰り返してきている。まあね、辛いことがいっぱいあるから、感謝も生まれるのだ。

オリンパスのE-PL7+14-42EZレンズ+自動開閉キャップを発注したので、明後日ぐらいには自分のものがやってくる予定だ。バッテリーとカードをセットして重さを計ってみると実測460gってところだった。同じレンズ同じISO感度同じ露出で撮り比べてみると、E-M5より画質は確実に上がっている。多分あと5年もすればもっと良くなるのだろう。そしてこれ以上軽くなくてもいいっていうぐらい軽くて小さい。

色んな音楽があって、色んな音があって、いろんな楽しみ方があって良いのだと思う。だから僕はそれを実践しているし、戯れる会でも「いろいろあっていいんじゃない?」っていう方針を貫いてきている。高解像度な音もいいし、太い音もいい。僕は苦い物が大好きだけど、どちらかと言うと苦いだけのコーヒーは嫌いだ。でも時々苦いコーヒーが飲みたくなるので、そういう時はためらわずに深く焙煎したものを飲んでいて、我慢はしていない。

そろそろ次のテーマを決めて、DigiFiのエッセイを書こう。オーディオや音楽との付き合いを、すでに14回続けて書いてきていて、できることなら24回ぐらいまでは書き続けたいと思っている。  2014.9.29

木曽の御嶽山で救助をしているヘリコプター、本当にご苦労さまです。あれは助けに行く方も命がけだってことが、小さなラジコンヘリを飛ばしてみてよく理解できました。

今日はシフォンケーキを2個作り、食パンを2斤焼く予定だ。今、シフォンケーキの1個目をオーブンに入れたところで、焼成時間が約1時間だから40分ほどは何もやれないので、その間に家賃を払いに行ったり、あれこれスタジオ内の雑用を済ませる。こういう時はひたすらラジオです。

後ろから前からその横から工事の音がする日だなあ。しかも、昨日は工事をやめろとか言って怒鳴り合っていたし、平和な湯島1丁目が少し騒がしい。一昨日の朝、スタジオの建物の一階にiPhoneが落ちていたそうで、「山本さんのじゃありませんよね」って僕のiPhoneに大家さんから電話がかかってきた。まあ、僕は別のiPhoneで出ているわけだから、落としたのは誰か知らない人だったが、酔っぱらってiPhoneを落とし、オヤイデビルの前に荷物を置き去りにして、坂を上った小川軒の横あたりで小間物をリバースして家に帰ったらしい。

「iPhoneを探す」を使って「電話をしてくれ」というメッセージが届き、iPhoneを引き取りに来た人に大家さんがiPhoneを渡し、「荷物ありませんでしたか?」ときかれたので、「そう言えば大きな黒いバッグが道路の真ん中にあった」と教えてあげたところで、同一の持ち主だってことがわかったそうだ。泥酔した若者が道に荷物を置き去りにしても誰も盗らない、日本は平和でいい国です。多分「iPhoneを探す」を使っていなければ、荷物をどのあたりに置いたのかもわからなかったみたいだ。結果的にiPhoneが目印になったわけだけど、そんなことが通用するのは日本ならではだよね。

iPhone6には「Pages」と「iMovie」と「Keynote」と「Numbers」のiOS版が入っていた。iMovieは動画の編集ソフトだが、残りの三つは、ワード・パワポ・エクセルに相当するもので、Mac版の「MicrosoftOffice」みたいなもんなんだけど、最初から入っていた。最近はMacBookProとかAirを買うと標準で入っているとはきいていたが、iPhone6にも入っているのだった。

iPhone6Plusぐらいの画面でこれらのアプリが標準装備なら、Bluetoothキーボードがあればけっこう仕事にも使えるかも。こんな風にiPhoneのことなんかを書いているのは、音楽再生も含めた僕らの生活がPCやMacやLinuxやとにかくデジタル機器の進歩によってものすごく便利になってきていることと関係している。

レコードやテープの再生は別に楽しむとして、デジタルの再生は10年前とは大幅に変化してきている。ハイレゾもあるし、クロックもあるし、圧縮音源もあって、どれもちゃんと楽しめる。何と便利で何て豊かな時代なんだろう。僕らはすごく良い時代を生きている。

山形県と長野県の友人から葡萄が一箱ずつ送られてきた。手前の皮が汚いものは皮ごと食べられる種類の葡萄で、皮ごと食べられるタイプは皮が弱いのか、短期間で見かけが悪くなるようだ。そして、食べてみるとどれも葡萄だけどみんな味が違う。こんなのって30年前だったら考えられない。

今日は厨房での仕事が終わった後、割と良くというか普段やらないような箇所も含めて厨房の掃除をした。忙しかったり精神的な余裕がないとどうしても後まわしになってしまうのだが、やっぱりきれいにすると気分が良い。シフォンケーキはもちろんだけど、今日は角型の食パンがうまく焼けたので気分が良い。部屋が片付いていると音楽も気分良く楽しめる。ああ、明日は10月1日だ。そして、水曜日なので夜は音楽喫茶で葡萄が沢山あります。どうぞおいで下さい。  2014.9.30

今年も残り最後の3ヶ月、パート46に移行します。これからもごひいきのほどよろしくお願いいたします。



ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート40 2013年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート41 2013年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート42 2013年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート43 2014年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート44 2014年4月ー6月

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