パート40
オーディオと映像を楽しむにはますます最高の時代 パート40

このページもついにパート40に突入だ。そして、一カ月ほど前に予想外なことが起きて(実は確信犯的?)、どうやら僕のオーディオと映像生活は新時代をむかえているらしい。

「毒食らわば皿まで」という言葉がある。「3Dなんて見ない」という考えもあるが、この際だから3D対応のプロジェクターってのを買って、もはやそれほど高価ってわけでもなさそうなので、ついでだから4K対応ってやつにしたらどうなるのだろうという考えも頭をよぎったりする。3Dはオーディオで言えばマルチchみたいなものかな。そんなバカなことはせず、すでに安くなっている中古2Dプロジェクターの方が平和で良いのだろうか? このあたりはどうしたものだろうか、どうにも判断がつかない。

今夜も寒くて暖房を入れている。桜は咲いたけど春はまだ来ないなあ。でも、このところ本当によく音楽をきいていると思う。このところ失っていた何かが戻って来た、そんな感じがする。  2013.4.1

LINNのCD12が何でもかんでも良く鳴るなんてことはない。すごく良かったり、耐えられないほどイライラさせられる音が出たりする。置き方やケーブル、どんな状態でどんな音になるのかを覚えておいて、あれこれ条件を変えて試してみている。良いところは沢山あるけど、ちょっとワガママだったりもする恋人みたいな感じだ。全然温厚じゃなくて、いけ好かないところをいっぱい持っているので、なるべくそういう面を出さないようにして、良いところは十分に発揮してくれるように仕向けている。そのあたりを楽しんでいる。

CD12の音はとても濃くて強いと思う。PCオーディオとは正反対の濃さだ。昨夜ジェームス・テイラーの「OctoberRoad」をかけてみてちょっと驚いた。その表現に加えて、一体型でしかも小さいということが最大の魅力だ。LPは大きくて、CDはコンパクトな物なのだからプレーヤーだって当然コンパクトになる筈なのだ。だから、PCオーディオを始めた時も普段使っているMacでこんな音が出たと喜んだ。でも、音質追求という欲が出て、音楽専用にすればもっと良い音がでるだろうとか、電源、クロック、再生ソフトということになり、あれこれ試してきた。MacとWindowsでは音が違うし、MacじゃできないことがWindowsなら出来ることもあり、そんな風にして徐々に規模が大きくなった。

PCオーディオのおかげで、僕はWindowsの操作に少し慣れることができた。「なるほど、こんな構造になっていて、こういうところがWindowsの良さか」ということもあって、すごく良かった。最近じゃMacも右クリックが導入されているので、とりあえず右クリックをしてみる習慣がついたのも良かった。

PCオーディオに嫌気がさしたってわけじゃない。とにかく知らず知らずのうちに大がかりになってしまったので、目一杯シンプルな状態に戻したいと思う。プロジェクターを手に入れて、Mac miniからスンナリと映像が出てくれれば、MacBookProをやめてMac mini一台でいける。もしもの時のバックアップはMacBookAirでやれたら最高という、そういう話だ。

AppleはMacProの後継機をどうするのかな。ハードな仕事に使うのなら、iMacやminiでは厳しいけど、あの巨大なProってのもねってのは誰もがそう思っているはずで、mini4台分ぐらいの大きさは許すから、拡張性があって高性能なデスクトップマシンが欲しい。僕の仕事は現行のmini+FusionDrive程度でOKみたい。

今はものすごく小さなスピーカーを1セット欲しいと思っている。いっぱい持っていたんだけど、みんな処分してしてしまい一台もない。それと、100Vから120Vに昇圧するトランスが一つ必要になったが、これも無くてちょっと困ったなと思っている。これもまた沢山持っていたのだが、不要になった時に誰かにあげちゃったらしく、今更買うのもくやしいなというところ。

もう完全にわかっていてやっているだけど、しばらくCD12でCDをきき続けてから例えばAudirvanaで同じCDを再生するとものすごく新鮮にきこえるのではないかと思う。レコードプレヤーと二台とかアームを二本なんてのと同じで、傾向の違う両方を持っている状態はいいかもね。

☆明日は少し暖かくなるのかな? 夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

コーヒーの焙煎はミルク缶方式がなかなか優れている。ガスでも焚き火でも、火さえあればOK、大げさな道具も要らないし煎り具合もよく見えるし、何も問題はない。だけど、自分が考えた方法ってのもやってみたいもんだなと思っている。まあ、あれこれ思いつくもんだから、ついやってみたくなる。「コーヒー焙煎機・自作・製作」というような語句で検索をかけると、けっこう沢山出てくる。皆さん自分で好きな機械を作って、あれこれ試しておいしいコーヒーを飲むのって最高ですよね。

自作の多くは筒状の物を作ってモーターで回転させて下から炙る方式が多いみたい。そうりゃそうだよな。  2013.4.2

今日も雨か。天気が悪いとなかなか夏みかんの収穫もできないみたいで、注文は出しているけど、材料が届かないのでまだマーマレードを作る事ができずにいる。

時々、こういう鬱陶しい雨が降る。どうにもできないからラジオでもきいてやり過ごすしかない。昨夜は久しぶりに朝日美穂のCDをきいて、これまたちょっとした驚きがあった。僕はよくわかっていなかったのだが、あの小柄で細い朝日美穂が健太郎さんの子供を産んだのかな。

耳は一対しかないものですから、スピーカーで音楽をきくのが楽しくなるとヘッドフォンを使わなくなる。実にまったくゲンキンなものです。まあ、あまりドップリつかっているよりも、それぐらいの距離をおいた方がヘッドフォンの記事も良いものが書けるかも知れない。

僕の友人で、深夜仕事帰りでコンビニに行くと弁当を安売りしているから、毎日それを食べているって人がいるんだけど、それは多分かなり身体に良くない。人間にしても食べ物にしても、妙に安くてしかも見た目がきれいなやつは危ないのだ。見かけ上の新鮮さを装うためにものすごく色々なことをやっているのだと思う。

ダメだ。青空は見えてきたが、あまりに寒いので暖房を入れよう。そして、Wiifitでもやろう。

今日、注文してあったルービンシュタイン演奏の「ショパンのノクターン集二枚組」が届いたので、早速音楽喫茶が始まる前にかけてみている。思った通りとても良い。

書くべき原稿をだいたい終わらせたが、明日また取材があって新たな原稿書きが始まる予定だ。今夜は昨夜の「スリル・マーチ」に続いて、朝日美穂の「ONION」をかけると、今まできいたことがない音で鳴る。CD回して再生しながらリアルタイムでリマスターしてるみたいに声の強さとか低音の感じが違う。  2013.4.3

やれやれ、って感じで今日の東京は天気が良い。4月はこうでなくちゃね。せっかく買ったスプリングコートも着るチャンスがない。

今日は午後スタジオでネットワークオーディオプレーヤーの試聴をする。こっちの方がいい音だったらどうしましょ。

午前中に、小型アクリルエンクロージャースピーカーが届いたので、これを結線して音を出してみている。自作記事で作ったが引き取り手がなく、共同通信社の編集部にあったやつを頂戴した。Gaudio編集部にはAudioBasic誌などで自作したスピーカーがけっこう余っていて、読者にプレゼントしてくれるそうなので、欲しい方は連絡をしてみて下さい。塗装はしてないようです。それから、4月後半に編集部の引っ越しがあるので、その助っ人を募集中とかで、ギャラは出ないけど、編集部にあるオーディオ関係のアクセサリーなどの現物支給だそうです。

当然ながら、しまい込んであったスピーカーがすぐに良い音で鳴るわけもないので「こいつは荒療治が必要だ」と考えて、AETのこれをぶちかました。スピーカーとAVアンプの両方に効果があるのかな。

最初はどうなることかと思ったが、このヴォイシングCDを2回、一時間ほど目一杯音量を上げて再生すると、音はだいぶ落ち着いたのでとりあえず一安心って感じだ。この手のスピーカーだと、どうしてもある程度本格的なオーディオっぽい音になるのでちょっと困っちゃうんだけど、こちらの耳もだいぶ慣れてきた。あと、マランツのAVアンプについているヘッドフォン端子はどうだろう。なんとなくだけど、けっこう良い音がしそうな予感がする。

iPhone5でradikoを受信して、それをAirPlayでAVアンプに送って、新しくやってきたアクリルのスピーカーを使ってピストン西沢のグルーブラインZを再生してみると、妙に高精細な音が出てきて驚く。本当はこういうつもりじゃなくて、アンテナの線をつないでAVアンプに内蔵のFMチューナーを使いたいんだがなあ。

AVアンプと映像を組み合わせ、しかもピュアオーディオの機器やオーディオインターフェースと組み合わせようとすると、ものすごく複雑なことになる。僕の状態もかなり複雑な経路になってしまっている。

こんな感じで、Macのシステム環境設定で見るとAVアンプをHDMI接続のDACとして選択することができるので、つまりPCオーディオってことです。だから、USBDACとかオーディオインターフェースに加えて、AVアンプというのもPCオーディオの一員に加えるべき時代となっている。ただし、マランツのAVアンプはこの状態を選択すると、マルチ7.1chのアナログインプットが選べないのがちょっと困ったなというところだ。この点はソニーのAVアンプの方式が良かった。あれこれやってみてそんなことを理解するのに2週間ぐらいかかるから、AVアンプってのはやっぱりかなり複雑だ。そういうわけで、あれこれ勉強させられている。まだいろいろ問題はあるのだが、まあでもとにかく今日は一つ進んだ。  2013.4.4

Mac miniのHDMI出力をAVアンプに入れて、AVアンプからREGZAに出力させることにしたので、ナナオのモニタとREGZAをデュアルで使う場合は、必ずAVアンプのスイッチが入っていることになるので、それならAVアンプを使って音も出してやろうというのが、今回のアクリルのスケルトンスピーカーってわけです。

昨夜は久しぶりに「ばらの騎士」のDVDを見た。フェリシティ・ロットの元帥夫人とオッターのオクタヴィアンのものだ。元帥夫人はアラサーだっていうのに大人で、17才のオクタヴィアンはガキなんだよな。しかし、このDVDが存在して本当に良かった。こんなに美形ぞろいできれいな体型のキャストはありえないだろう。ブルーレイディスクで出してくれれば即買いだ。あと1回でいいから、最高のキャストで「ばらの騎士」の本番を体験したい。それと「セヴィリアの理髪師」をもう一度見たい。本当に究極の選択をすると、僕はこの二つのオペラがあれば良い。この二つが東西の横綱で、あとは「トゥーランドット」この三つで良いのだけれど、「トゥーランドット」は日本でもまあまあよく上演されるので「ばら」や「セヴィリア」ほど有難味はない。ヨーロッパに住んでいればね、また話は別なんでしょうけど。

それで、一日音出しをして確かめた結果、10年使ったSoundSticksを引退させることにした。僕にとってPCオーディオの原点とも言うべき初代のSoundSticks(USB DAC付き)だ。今後も何かで出番がありそうなので、どこかにしまっておこう。机の下には、プリンタが2台、留守電、QNAPのNAS、TVチューナー、HDDレコーダー、ブルーレイディスクプレーヤー、マランツのAVアンプと言うかチューナー付きなので正確にはAVレシーバー、数回役に立ったPogoplug、机の上にはUSBのハブ、Wii本体、外付けHDDドライブ、fon、AirMacExtreme、それからREGZAの42インチと、合計15台も電源を必要とする機器がある。だから、SoundSticksをやめればコンセントが一つ空くのだ。なんでこんなに電気製品が増えてしまうのだろう。困ったことにfonとPogoplugを除くと全部使っている。

fonに加入して6年ほどになるが、fonでインターネットにつながって自分自身が助かったのは、田園調布の駅前のパン屋の中での一度だけだった。今はiPhoneでのテザリングもOKになっているので、そろそろfonはやめてもいいかもな。そうすると机の上が少しスッキリする。

机の上を片付けてスッキリさせるため、あと出来ることはこれ以上イヤフォンを増やさないことだ。

天気が良かったので、夏みかんの収穫ができて、「送った」という連絡がきたので、届いたら今季初のマーマレードを作ろう。注文をいただいた順に送ります。次のロットになりますが、欲しい方はお知らせ下さい。  2013.4.5

あれこれ楽しいことがあるので、ちょっと睡眠不足かな。楽しいことって言っても、「もらったスピーカーをどううまく鳴らすか」とか、持ち込まれたヘッドフォンの新製品を試聴するとか、コーヒー豆の焙煎方法変えてみるとか、まあそんな程度で、そのようなことをしつつ4/8ぐらいまでに5000字の原稿をまとめなければいけない。昨日、LS3/5Aとミニマの原稿を送って、別件4/8までの5000字の方も頭の中ではだいたいまとまっているのだが、まだ字にはなっていないので、これを何とかしないことには落ち着いてマーマレード作りもやれない。

マランツのAVアンプを使って、インターネットラジオをきいてみている。選局や音量の調整などはiPhoneから操作ができる。もらい物のアクリルスケルトンスピーカーはSoundSticksよりもハイファイなので、細かい表現がよくきこえてくる。そうなると「あと少し低音が加われば完璧」などと思うが、あまり追求するとBGMにならなくなる。それはわかっているけど、でもサブウーファーをつけたい。バカ。でも、さすがに三日も経つと、アクリルスケルトンスピーカーは本領を発揮してきていて、なかなかの再生音をきかせてくれるようになってきているので、昼間はこちらを使って、夜はメインの装置という使い分けが良さそう。

当然ながら、僕のところは、LAN&無線LANは完備だしNASもiPhoneもあるので、あれこれ試すことができて実に楽しい。多分、今自宅で音楽を楽しもうという人は僕のメインのシステムの方じゃくて、ここ数日僕がやっているような状態を求めているのだろう。去年借りてきいていたParrotのZikm的な物もあるし、AVアンプを使った方法もある。そういうものを自分で検証しているってことかな。  2013.4.6

台風一過みたいな晴天だ。外に遊びに行きたい気持にもなる日曜日の今日、私はコーヒーを飲み終えたらマーマレード作りのため、スタジオの厨房でFM放送をききながらミカン星人になる。おいしいマーマレードのために、朝バゲットの粉を捏ねて発酵させておくなんていいアイディアかもね。

有能な助っ人と二人で朝から夜まで必死でやって、昼はコンビニのおにぎりで済ませ。それでも夜までかかって、20kgの夏みかんをマーマレードにした。2巡目の分は発送出来なかったので、明日発送します。少々お待ち下さい。すごく疲れたけどものすごい充実感でコーヒーがおいしい。今日作った分は注文してくれた人に全部送ってしまい、僕の分がまったく残らなかった(食べたいよ−)。そういうわけでマーマレード作りは次のロットに入ります。欲しい方はお知らせ下さい。  2013.4.7

昨夜遅くなってから行ったコーヒー豆焙煎はなかなかうまくいった。ずっと、新しい方法をあれこれ試みてきているのだが今やってる方式はここらでOKかも。あともう一つ別のやり方を考えていて、それがうまくいくかどうかはまだわからないのだが、自分のアイディアであーでもないこーでもないとやってみるのは楽しいことだ。昨日は朝から晩までずっとJ-WAVEをきいていて、いろいろな情報を得た。中でも「2チャンネラーはアーティスト系」っていうのが一番新鮮な言葉だったなあ。

まあそういうわけで、今日は午前中にマーマレードの発送作業をした。お店で売ってる物は何ヶ月前に作ったのかさえわからないものだから、味は推して知るべしというもので、それが普通だ。僕が作っているのは、数日前まで木にくっついていて、昨日の今頃までは夏みかんのカタチをしていたものが明日マーマレードとして届くわけだから、そりゃおいしいはずです。しかも、10kgの夏みかんを7kgと3kgに分けて、7kgは皮と実を使い、3kgは皮を捨てて中の実だけを7kgの方に合流させている。世の中のマーマレードって皮だけで実が入っていない物が存在するというのに、僕は実を1.5倍分入れて作っている。苺ジャムや杏のジャムなどは、Webで検索してその通りに作れば美味しい物ができると思うけど、マーマレードはよく切れる包丁で皮を手できざんだり袋や種を取り除く作業があるので、自分で作るより僕から買っていた方が手間もかからず美味しいと思う。そういった理由で、ジンジャーシロップとマーマレードとシフォンケーキ作りをやっているというわけです。

音楽は、あまりひどい音だときく気がしないし逆にイライラもするけど「絶対的最高完璧な再生音なんてものは存在しない」ので、僕は「利便性や味わいや自分にとってのストレスのなさ」を優先することにした。NASのデータを再生するのも良いし、MacでDVDを見ることをやめる気はないし、radikoでJ-WAVEをきいているし、iTunesも好きだ。そして「アナログプレーヤーと同じようにCDプレーヤーを使う」ことにしたのが、2013年春の決断で、PCオーディオからの転向ってわけでもなくて「統合」って感じかな。LPにしてもCDにしても、僕はディスクをちゃんとしたターンテーブルやドライブで回してきくのが好きなのです。

この7年ほどはMacやPCからの音楽再生に夢中だった。世の中には二通りの人がいて、どこまでもどこまでも追求する人と、ある程度やると戻って来る人がいるのかも知れませんね。僕は戻ることを選択した。そして、このことは退却というより拡張だと思っている。

今日の午後歯医者に行ったら、僕が思っていたよりもずっといけない状態で、明日もまた行くことになった。

今日は、iPhoneからのradiko-AirPlayだとやけに音が途切れるのでちょっとイヤになった。こんなことなかったんだが、何故だろう? それでちょっと面倒だったがアンテナの線を分配してマランツのAVレシーバーに接続して、内蔵のFMチューナーを使ってJ-WAVEをきいている。確かに有線は確実です。

タッチパネル式で、パネルが外れるかiPadみたいになるMacBookAirが出てくれるといいなあ。2年後ぐらいでもいいけどね。  2013.4.8

うーん、さりげなくを目指していたので、AVレシーバーとアクリルのスケルトンスピーカーの接続は白黒ベルデンだったのだが、けっこう良い音なので別のスピーカーケーブルを使ってみたくなってきている。またまたバカが始まったが、このスピーカーはもっと魅力的な音が出る筈だ。僕にそう思わせた。

そんなこともあって、近頃ではCECのTL-3というCDトランスポートに興味があるという人や、すでに買ったという人が周辺に複数存在する。僕はLINNのCD12でいこうと思っているが、CECのTL-3もけっこう良さそうだ。クロックを持ってる人はクロックも使えるしね。CDを選んで出して置いて音楽を再生したい人向きです。DACはFirefaceやフェーズメーションのHD-7Aで良いと思う。

しかし、歯が痛かったりすると、集中力が鈍って原稿書きなどには著しい影響がある。だが、今日中に何とかせねばならない。

そんなわけで、今日もこれから歯医者さんに行く。で、今日のお供はこちらのヘッドフォン。これはもう売っているのかな?そろそろ発売なのかな?よくわからないけど、とにかく出来たばかりのもので、フルテック製第一号ヘッドフォンです。定価は23000円ぐらいなので、実売は2万円ぐらいだと思う。最初はよくわからなかったのだが、実はなかなか良いヘッドフォンで、懐の深い面を持っている。わかりやすいタイプの音はすぐ飽きる。

写真右側を見ればわかるように、ケーブルが脱着できるので、短いケーブルにすれば外に持ち出しても使える。オプションなんだけどこの1万円弱で買えるケーブルにすると音はかなり良くなる。そこそこ大きいので基本的には室内用だと思うけど、せっかくリケーブルができるのだから、iPhoneのコントローラーとマイク付きのケーブルがあれば持ち出した時にも使いやすい。

今度の土曜日4/13の午後は戯れる会の例会だ。毎回とても楽しいので、参加してみたい方は非会員でもOKです。CD12はどんな音で鳴っているんでしょうね。参加を希望される方は、メールで申し込んで下さい。studio.k@mac.comです。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。食事付きもあります。

なにしろ、二日連続で奥歯をガリガリされたもんで、アゴのあたりが鈍痛で肩はこわばり頭も痛い。そんなわけで、夕方は「もう限界」って感じでスタジオの床に転がってしまった。木の床で本当に良かった。

それで1時間ほど横たわっていたら、やっと夜は何とか原稿書きに復帰することができた。このところアクリルスケルトンスピーカーで遊んでいたから、夜は久しぶりにCDをきいたら、音楽がしみた。

天気が良いと次の夏みかんが来るかな。マーマレード食べたい。  2013.4.9

妙に古めかしいカッコしたデジカメはそれほど好きじゃない。OM-Dのデザインは古めだけど古めかしくはない。どうすると古めかしくなるんだろう?レンジファインダーカメラっぽいやつかな。だから、去年出たフジのやつも今度出たPENTAXのMX-1もさほど興味はない。ソニーのNEXシリーズは新しいデザインだけどちょっとやり過ぎの感じもするから、難しいもんです。

あー、まずいなあ。デロンギオーブンが故障みたいだ。上のヒーターが熱くならない。とりあえず修理に出すしかないけど、今年に入ってから週に6回ぐらい使っているから、これは困るなあ。

今日は午後、オーディオ評論家の角田郁雄さんがスタジオに遊びに来てくれて、2時間ほどあれこれ話をした。その後、早坂優子さんと犬のあやめが来て一緒にバゲットを食べてまたまたあれこれ話をした。彼女は2月にパリ、ローマ、ロンドンに行って講演をしてきたそうなので、その話などをあれこれきいたりした。ポンピドーセンターの「ダリ展」は展示の点数が圧倒的に多くてすごかったと言っていた。年に何回か時間が取れるときにこんなことをして情報交換をしている。

夜は音楽喫茶で、最初はメインのスピーカーできいていたが、その後でアクリルスケルトンスピーカー+マランツのAVレシーバーで再生をして、さらにその後はマランツのAVレシーバー+MacBookProで再生してみている。

音をきくと、Mac miniよりもMacBookPro+マランツのAVレシーバーの音の方が良いみたいで、ちょっときき惚れてしまっている。これは意外だったなあ。すごくおもしろい。  2013.4.10

僕らは確かにあれこれいじったり、機器をいろいろ買い替えたりして楽しんでいる。でも、それは買い替えたりいじったりが目的だってことではない。

じゃあ何が目的なのかというと、「最低でも二年とか三年、できれば壊れるまで、これでいいのだと心安らかに音楽を楽しむことができる機器を探している」そのためにあれやこれやとやっている。これだけは確かだ。そんなことを昨日角田さんと話した。

昨夜も0時近くまで原稿を書きながらMacBookProのAudirvanaでDSDのファイルを再生していた。マランツのAVレシーバーと小型スピーカーでなかなかいい感じの音楽が奏でられていたのだが、スリープの設定を1時間以上にしているのに、15分か20分ぐらいでバタッと音楽がストップする。こういう状態を楽しんでいる場合もあるんだけど、今の僕はこれだと心安らかになれない。

ベルデンの白黒ケーブルよりISODAケーブルの方が柔らかな音で好みなんだけど、60cmほど長さが足らなくて、アクリルスピーカーを所定の位置に置くことが出来ない。二日間ほどそのまま音を出していたが、あまりに収まりが悪いので、ベルデンにして元の位置に戻した。音はちょっと硬めだけどまあいいんじゃないでしょうか。届かないんだからしょうがない。とにかくスピーカーはガンガン鳴らすに限る。そのうち、良いスピーカーケーブルが見つかるさ。

先月買った新しい靴は右足の甲が当たって痛い。左はありえないぐらいピッタリでどこも当たらない。ストレッチャーで広げたりあれこれやって、出かける度に履き、戻ってはストレッチャーで広げているが、薄い割にはしぶとい皮で、もう5回ぐらいこれを繰り返しているがまだ痛いので、ほとんど根比べって感じだ。一年後は夢のように履きやすくなっているといいのだが、まだわからない。もしかすると一年後は別の靴で同じことをやっているかも知れない。それにしても右側だけ泣きたくなるぐらい痛い。

このところちょっと忙しくて、ルンバを稼働させられないぐらい、まあまあよく働いている。一年中こんな感じだと少しは生活も楽になるのだが、この状態が続くと新しい事をまるでやれなくて行き詰まる。ヒマがないと新しい失敗をやることが出来ない。それにしても、ここには書けない失敗をあれこれやっていて、まあ恥ずかしいもんです。今日もまた失敗だなあ。。でも10回失敗しないと、1回の成功がない。  2013.4.11

まあやっぱりお気楽な音楽再生はiTunesに限る。ヘンに色気は出さないのが良い。

モノマガ男に「AVアンプが面白い」って言ったら、「いいねそれ」ってことになって、今度はモノマガジンでAVアンプの試聴をやることになった。提案してみるもんだ。でもこれに関しては割とキャッチーなフレーズをいくつか思いついているので、それをメールで出したら読んだモノマガ男が大笑いして「いーっすねー」みたいなノリで仕事がきた。僕がパリで買った日本には入っていないメガネのフレームを知っていたモノマガ女(メガネの雑誌も担当だから当然詳しい)と料理のページを作ろうって言ってるんだけど、どうなるかなあ。実現するんだろうか。

いくつか遊びたいことがあって、先日米国向けデロンギオーブンを買ってみた (下)。非常に安くてAmazonで1万数千円だが、これを買って使い始めたら、火曜日のチャーシューを最後に上のデロンギが故障した。上のタイプは2011年に修理部品保有期間が終了しているそうで、直るかどうかわからない。まあ、この三台目デロンギオーブンはオークションで中古を買って送料込み3000円、去年の6月から使いまくったから廃棄でもいいんだけど、直せるものなら直して使いたい。直れば多分、普通の使い方なら5年やそこらは稼働するだろうと思う。

下の米国向けは、100Vだと最高170度ぐらいまでしか温度が上がらず、最初は壊れているのかと思ったが、117Vの昇圧トランスを入れるとちゃんと230度ぐらいまで上がるので、まあ何とかなりそう。もちろんダイヤルの表示は摂氏じゃなくて華氏なので、オーブン用の温度計を使って計っている。日本の家庭はオーブンをあまり使わないみたいだけど、僕はオーブンを使うのがかなり好きで、この15年間、箱状で扉が付いていて中に熱源がある道具を10台ほど使ってきている。この手のものは単機能な物には単機能な良さがあって、国産の自動化電子化されたやつは便利なところもあるけど意外に使いにくくて、どっちもどっちかな。両方欲しいところだ。

うーむ。今日は「焙煎の奥深さ」を感じた。

僕はこの豆をもう2kg以上焙煎しているのだが、まったく別の焙煎行程にしたらまるで違う大きさになった。1.5倍ぐらいの膨らみ方をしている。なんなんだろうこれは? オーディオみたいに面白いぞ。バゲットのクープと同じで、味は同じでも、ドーンと膨らんで堂々としていた方がカッコいい。と思わない?

おー、Perfumeは7月にヨーロッパツアーか。ドイツ・イギリス・フランスね。多分、まだそんなに大きな会場ではないからヨーロッパの人が羨ましい。日本では小さな会場でPerfumeのライブを楽しむことはできなくなっている。  2013.14.13

今日の午後行われる戯れる会例会は、非会員の人も含めて久々に10人かな。

FirefaceとCECのCDトランスポートとLINNのCD12が同一条件で比較できて、しかも貴重なLPを持ち寄ってガラードで再生できる場ってのはないよね。参加費は必要だけど、貸し借りはないし、会員には平等に参加する権利がある。いわゆるオフ会だとお声がかからないと参加できないもんね。高価な物を売りつけられるわけでもないし、主義主張を押しつけられることもない。音楽のジャンルは問わないし、たまたたまある期間は多少偏ったことをやっている場合もあるけど、一段落すれば戻って来るので、再生方法も問わない。つまり、PCオーディオ、オープンリールデッキ、マルチch再生、LPの再生、やっている人もいればやってない人もいて、それでOK。戯れる会は、音楽とオーディオが好きな人の集まりです。

午前中は朝一で歯医者さんに行き、昼過ぎにスタジオに着いて、バゲットを焼き、13時過ぎから始まった今日の戯れる会例会は、11人+僕で12人だった。

何が一番面白かったかな。CECのCDトランスポートとCD12の比較試聴はけっこう時間をかけて、全部で10枚ぐらいのCDで行った。もちろんCD12とは違う音なんだけど、FirefaceのSPDIF入力とCECのトランスポートの組み合わせは、双方の良さが出てなかなか良かったのでおすすめです。

後半は持ち込まれたオリジナル盤のLPもたくさんきいて、すごく楽しかった。

明日は朝10時からシフォンケーキ作り講習会の4回目です。夏みかんはまだ来ないので、マーマレードを作る事が出来ませんが、届き次第作りますので欲しい方はお知らせ下さい。軽い風邪みたいなので、その前にジンジャーシロップ作りをやらなくちゃなあ。  2013.4.13

今日は朝10時から14時まで、シフォンケーキ作り講習会だった。ずっと、本当にギリギリ、シフォンケーキとして成り立つか成り立たないかの瀬戸際みたいなものを作っていた。

秘密にしておいてもしょうがないので、そんなこんなを、教えて欲しい誰かに伝えておくのもいいかなと思っている。

夜は「ヘルタースケルター」を見た。蜷川実花もちゃんと仕事をしていてえらいなあと思う。写真新世紀展の集まりで一度会ったことがある。

その後、夜はずっと、AVレシーバーとアクリルスピーカーでFMをきいていて、これはこれですごくいい感じで気に入っている。サブウーファーももらえるようなので、付けてみようかなと思っているところ。でも、あまりやりすぎないようにしよう。欲張ってはいけない。  2013.4.14

今週から来週にかけては、けっこう忙しくて、あれこれ取材やそれに伴う原稿書きがある。体調を整えて乗り切ろう。

ADLのX1というポータブルアンプを貸してもらったので、据え置き用として使ってみている。基本的にはiPodやiPhoneと組み合わせて使うための物だと思うけど、Macだとドライバーなしで24bit192kHzのデータがそのまま再生出来る。定価が41000円ぐらい、もうそういう時代なのだ。僕はiPhoneにハイレゾのデータを入れてないので、これはやっぱりUSB DACとして十分使えると考えた。

それで、試しに24/192のデータを再生してみると、当然ながら自動で認識して実に立派な良い音で再生されるのだった。それはハイレゾに限らず、CDからのリッピングデータも同じで、直接比較はできないけど、初期の頃にさんざん使ったCECのDA53と比べてどうなのだろう? 音が同じだとしたら、ハイレゾにも対応していて値段が半額近くになっていてしかも持ち歩けるわけだから、こういうのがPCオーディオが普及した恩恵なのだ思う。

昼過ぎにモノマガ男がやってきて15時半まで取材があり、それからGaudio編集部に行って校正を手伝い、スタジオに戻って原稿を書く。J-WAVEをきくと「東京の良さ」について話していた。僕は偶然だけど東京で生まれて東京で育ったから、価値観はまさに江戸のそれで「バカだなあ」と思いながら「やせ我慢=粋とも言う」という世界が好きだ。先日、京橋駅で降りたら、駅周辺がものすごくきれいになっていて驚いた。このまま、あと30年ぐらいしたら東京は美しい街になると思う。新しくなった丸の内界隈にしても日本橋側も、とても美しいんだけどまだ少し板に付いていないところがあって、おろしたてのコートみたいな気恥ずかしさがある。これを解消するには時間の経過を待つしかない。  2013.4.15

1月から月に一度、5回のコースでシフォンケーキ作り講習会をやっている。

僕が作っているのは直径23cmの型で、手に入る最大のものだ。そして、この大きさのシフォンケーキを上手に焼くのはなかなか難しい。昨日、講習会に参加している人から写真付きのメールが届き、ついに成功!だったらしい。もちろん同じ23cmのものだが、分量や手順を同じにしてもオーブンが違うとまるでうまくいかないので、ものすごく沢山の失敗をしたそうだ。「何度やっても不満が残るから、オーブンを買い替えないとダメか」みたいなところまでいって、それを乗り越えての成功っていうのは格別のものがある。そして、僕も講習会をやった甲斐があるというものです。

立派に上出来ってやつですね。だからやっぱり、難しい遊びは楽しい。

昨日わかったんだけど、AVアンプってサブウーファーのスピーカー端子がない。と言うか、サブウーファー用のアンプは内蔵していないのだった。ふーんそうか、確かにサブウーファー側がアンプ内蔵タイプばかりだからね。じゃあ、何か手を考えなくちゃなあ。フロントスピーカーがAB二つ使えるみたいなんだけど、これは同時に鳴らすことができるのかな。近頃のAVアンプはかなりまともになってきてるけど、まだまだ設定やら何やらがけっこう難しいので楽しませてもらっている。

明日の昼間はかなりタイトなスケジュールですが、何とか夜7時までには戻って音楽喫茶をやりますので、どうぞおいで下さい。お待ちしています。

モノマガジンから依頼された原稿を書いている。取材が月曜日で水曜日までに原稿を書いてくれと言う、こんな依頼に応えているので僕の売文業もシフォンケーキ作り並みではあるらしい。僕は専門誌にだけ書くのではなく、一般誌の仕事もやりたいと思っているので、モノマガジンの仕事は割と楽しんでやっている。コンビニでも売ってる雑誌だしね。  2013.4.16

おかげさまで体調は良い。そしてこの一週間、来週の月曜日まではビッシリ仕事が入っている。会社に勤めている人は皆さんこんな感じなんだろうなあ。僕もたまにはそういうことがあります。気候も良いし、頑張って仕事に励もう。夏みかんは玉が小さいのでなかなか収穫できないらしく、今日送る予定だという連絡がきた。明日はロケだけど、何とか受け取れればと思っている。

今日は予定通りにやることをあれこれこなして、7時前にスタジオに戻って夜は音楽喫茶をやっている。モノマガジンの原稿は昨夜中に送って、朝、「面白かった」という返事がきたので、多分あれでOKなのだろう。

明日は午前中から取材でカメラを持って茨城県まで出かけるのだが、重たいカメラから解放されてとても楽になった。今夜はライ・クーダーの「チキンスキンミュージック」のCDをかけている。僕にCDのリッピングを挫折させたCDだ。  2013.4.17

僕はCD12の音をとても良いと思うのだが、「CD12が一番で最高」と思っているわけでもない。

CD12の使い方で一番気に入っているのは夜遅くなってからのかなり小音量での再生で、これが妙に説得力があると言うか存在感がある。大音量での再生ももちろん悪くはないんだけど、音量を下げた時にやられることが多い。「あら?」って感じで全然ダメなCDもあって、そういうのは別の方法=例えばMacで再生すると良かったりするのでCD12が完璧ってわけじゃない。でも、時々グッと心をとらえられて抵抗できない。そういう機器に出会うことは非常に希なことだ。

去年出た「ヘッドフォンブック2012」の英語版を出すという話はきいていて、随分前に英訳は終わっているということだった。でももう「2013」が出ているのでどうなるのだろうと思っていたら、出た。ちょっと調子が狂う気もするのだが、まあめでたいんじゃないかな。

「ヘッドフォンブック2013」も英語版が出るのだろうか?

昼から夕方まで、なぞ男さんのお宅に行って、音をきかせてもらったり話をしてきた。夜東京に戻って、そしてまたオーディオのことでずっとあれこれ話をして。とにかく、とても濃い一日だった。長いことこのHPをやっていて、すごくいろいろな時期を経て、いろんな人とも出会っていろんな事件もあったことなどを話した。  2013.4.18

昨日やっと夏みかんが10kg届いたので、今日は午前中からマーマレード作りをやる。注文をもらった分を送ると、今回もまた僕自身の分が残らなそうだ。かといって、20kgにすると一人だと12時間以上かかるので20kgってわけにもいかない。なにしろ明日から来週の火曜日まで、土、日、月、火と四日間連続で取材の仕事が入っていて、マーマレードは今日一日しか作ることができないのだ。

夏みかんはまた注文を出したので、来週後半にはまた一度作る事になると思うし、もくろみではそのあたりで追いつく予定なので、欲しい方はお知らせ下さい。

夏みかんとの闘いをやっていたら、宅急便のお兄さんが荷物を持ってきた。「何だろう?」と思ったら、このような物だった。

おかしいなあ、別ルートで話をしていたんだけど、それは音信不通だったので、こりゃWeissとは縁がないのかなと思っていたが、それとは別にGaudio編集長の金城さんが「山本さんが一度自分のところで試聴したいと言ってる」と連絡してくれたのがスルッと通ったらしい。

でも今日は夕方までミカン星人だから、落ち着いてセットする時間がない。明日からも出張続きなので参ったなのお預け状態だ。iPadも持ってないし、心の準備ができていない。うーむ。いつまで滞在OKなんだろう?ぜんぜんわかっていない。

6時半ギリギリに宅急便でマーマレードを発送し、洗い物などをやったのち、WeissMAN301の箱を開けてみると、iPadも同梱されていて、箱を開けてか15分ぐらいの20時すぎに音が出た。まだ通電したばかりだからあまり音のことを書く気にはなれない。とりあえずこの一ヶ月ほどCD12ばかりきいていたので、CD12の耳になっているので、まあロバの耳みたいなもんですから、そこを戻すリハビリから始めないといけない。

もうこの10年以上、ずっとズームレンズを使ってきていて、「しょうがないんだけど、ちょっとイヤだな」と思っていた。だから、OM-Dを買う時も、12-50mmのズームは買わないでおこうかと思ったぐらいだった。まあ、あの段階では60mmのマクロもまだ発売されていなかったから12-50mmも買って、便利で良いレンズだけについ使ってしまうのだが出来ればズームは使いたくない。9-18mmだけはしょうがないんだが、本当言えば10mmぐらいの単焦点レンズが出てくれると嬉しい。まあ、そんなこともあって、知り合いがちょっとだけ使ったパナソニックの20mmっていうレンズをもう使わないって言うから24000円で商談成立っていう可愛い買い物をした。これであと、14mmがあれば12-50mmは持って行かなくてもOKになる。  2013.4.19

昨夜、WeissのMAN301をきき始めた時は、やけに明るい音にきこえたのだが、でも多分これは普通なのだろうと思う。

オリオスペックの「Ritomo」っていうファンレスの静音PCがあって、GOLDMUNDのmm3みたいな感じの薄さでカッコいい。アルミ削り出し筐体でしっかりしているんだけど、これの中にMacminiを移植して使えたらいいなあと思う。もちろん専用に切削してもらう必要があるんだけど、最低10台ぐらいまとまれば何とかなるかもね。乗る人いませんか?

いやはや寒い。

今日は越谷でダブルウーファーオーナーの取材があって、なんか楽しかったなあ。自分が持っていないものを体験するのは楽しいし、やる気が出る。

JBLオリンパスの話つながりで、サブリンの話になって、僕はJBLのサブリンをしばらくの間鳴らしていたことを話した。

あれは、あまりに美しい状態のサブリンに出会って「こんなスピーカーがあったのか」と思ったのだった。色んな人が「これいくら?」って言って、「60万は買えるけど場所がない」って言う。そんな感じだった。それで、僕がある人に金を払ってもらって、スタジオを改装した時に納入してもらい、みんなでサブリンを体験したのだった。だから、戯れる会の人たちは例会でさんざんサブリンをきいた。店で試聴してもわからない部分を楽しんだ。だから、一時はスタジオにサブリンとL−65の両方があった。

この写真の奥の方に写っているのがサブリンです。2006年の9月頃、パート13のあたりを見てもらうと出てきます。

よく覚えてないけど、サブリンは一年半ぐらい滞在したのかな。で、ある時にある人のところに引き取れらて行って、代金を立て替えてくれた人にお金を払った。僕はこのスタジオを使って文化活動をしているのだが、サブリンのこともその一環だった。個人がサブリンや色々な機器を買って楽しんで不要になったから売るのとはちょっと違うし、戯れる会っていうのはそういうことを理解してくれている人の集まりだと思う。オーディオや音楽に興味がなくなった人に無理に会員でいろという気はまったくないし、僕のやってることを戯れる会の会員としてサポートするのは終わりにしたいということもあるだろう。だから退会は自由だ。

僕は毎日こうしてあれこれ書いていて、毎日読んでくれる人がいる。やれるところまでやって、続けられなくなればそこで終わる。音楽喫茶にしてもRockDayにしても同じだ。

夜は武道館で「WorldOrder」のライブを見た。スピーディに動ける人がゆっくり動く状態は、「能」やある種の舞踏とも通ずるところがあって、しかももっとわかりやすいところが良くてとても楽しかった。二度見ろとは言わないけど、一度はライブを見ても良いと思う。  2013.4.20

このところ巨大なスピーカーの音を沢山きいたので、ものすごく刺激を受けた。やはり時々は他人の音をきかせてもらった方が良いと思う。

WeissのMAN301は少しずつ使い方もわかってきて、音も良くなってきた。

僕はこのページを仕事だと思って書いている。だから、色々な意味で、色々な面で制御している。

誤字や脱字はできる限り修正している。Webは書いてすぐにアップロードできるのが利点だから、それを利用すると十分な推敲なしに一旦アップロードということがある。でも、仕事の原稿とに対するのと同じ姿勢でできる限り修正しているので、二日か三日ぐらい経つと直してあることが多いと思う。

僕が興味を持っているものとか、やっていることとかを書いているので、このサイトは、セレクトショップみたいなものかなと思う。

今日は京都に一泊しているのだが、昨日に引き続きやたらと寒い。しかし、この寒さには参るなあ。

あと二年三年先に、オーディオ界やこのサイトがどうなっていくのかはわからないのだが、引き続き楽しいことをやっていられればと思う。  2013.4.21

京都のホテルは多分WiFiが使えるのだが、パスワードを調べるのが面倒だったので、iPhoneでテザリングをやってみた。夜遅かったせいもあって、十分なスピードでこのページを更新することができて、「なるほど、便利なもんだ」と思った。

そういうわけで、これはiPhoneのテザリングと持って来たMacBookAirで更新している。サイトの更新はiPhoneやiPadでは出来ないので、サイトの更新のためにAirを持って来て、「サイトの更新のためにAirを持って来た」ということを書いて更新している。

今朝の京都は昨日よりは少し暖かいのかな、時間があれば少しブラブラしてみたい街だ。東京はどんどん新しくなっていって、そこが魅力だけど、京都は古いまま残っている部分が多いので、さすがだなあと思う。現代的なオーディオ機器の良さもあり、ヴィンテージの良さもあり、どちらも捨てがたい面をもっている。

昨日は愛知県で取材があり、その後、フレーバーコーヒーというコーヒー屋さんに連れて行ってもらった。ミルク缶焙煎を考えた人のお店だ。ここでも、良い人間関係の輪が広がっている。

今、愛知と京都の取材から戻り、コーヒーをいれて飲みながら音楽をきいている。WeissのMAN301はずっと通電していたので音がまろやかになっている。CD12の頑ななまでの世界も良いし、WeissのMAN301はもっと明瞭で、どちらも甲乙つけ難く良い。

2013年は僕にとってのオーディオを見直す時期にきているらしい。音のこともあるし、オーディオ関係の仕事のこと、などなどだ。  2013.4.22

京都の街を歩いていたら万年筆屋さんがあって、ウインドウを眺めていたらこんな可愛い万年筆があったので、「バカだな」と思いながらつい買ってしまった。1050円だったので、ジャケットの胸のポケットにさして帰ってきた。文具マニアなんてことはないんだけど、近頃ボールペンで字を書く気がしなくて、安い万年筆を使っている。

不便だと思うのだが、このところ妙に引っかかって万年筆を使っている。何万円もする立派で高価な万年筆にはほとんど興味がなくて、2009年にLAMYを2本買って以来使っている。このセーラーの「クリアキャンディー」みたいにチープなものが好みだ。あと一本、パーカーのもう少し高いのも持っているが、金ペンは書き味がやわらかくて上手くかけないので、鉄が好きみたい。遠いところに住んでいる人に手紙を書く生活も楽しそうだなと思う。

パナソニックの20mmレンズで撮ってみた。

たとえば、近所のスーパーや成城石井に買い物に行く時に、何を買うのかをメモするのはiPhoneのメモでもいいしリマインダーでもOKで、ここ数年はそうしてきた。だがこのところは、要らない紙を捨てずに取っておいてそれに書いて持って行くようにしている。そんな時にはずっとボールペンを使っていたのだが、万年筆を使ってみると妙に気持がいい。ボールペンよりも万年筆の方が字を書くという行為が心地よく感じられるのだ。僕の基準はいつでも「楽しいかどうか」「気持いいかどうか」なわけだけど、字の上手下手は関係なく万年筆で字を書くと気持が良い。なんでだろう?

奥の二本、パーカーとスケルトンのLAMYは使っていない。違う色のインクを入れておくといいんだけど、そんなに手紙も書くわけじゃなし、メモも取らないし、違うメーカーの安い物(最高に高くても7000円ぐらい)をもう一本使ってみたい気もするけど、まあ遊びで万年筆を買うのもこれぐらいが限度かな。パナソニックの20mmレンズで撮ってみました。

今日の夕方までが怒濤の取材で、床屋にも行かれない状態だが、明日からやっと普通の生活に戻り、原稿書きだ。そういうわけで、明晩は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。

次の夏みかんを送って下さいという注文を出したので、収穫し次第送ってくると思いますので、マーマレードが欲しい方はお知らせ下さい。

このところ、あちこちで音をきかせてもらったり、自分でもいろんな機器を使ってみたりして、「わかっているようでわかっていないことが沢山あるなあ」と思っている。その方が楽しいんだけどね。  2013.4.23

パナソニックの20mmレンズに加えて、14mmも欲しいなと思っている。中古だと15000円ぐらいでしょうか。笑っちゃうような嬉しい安さですね。カメラって、ちょっと面倒だけどレンズを交換しながら撮影するのが楽しい。うるさいマニアはパンケーキは画質がどうのとあれこれ言うけど、写真は被写体や撮る人のセンスだからね、少しぐらいポヤッとした描写でも気に入っていればいいのだ。一年使ってきたが、マイクロフォーサーズはレンズが選べて楽しい。キヤノンのAPS-Cは楽しい単焦点レンズが非常に少ないので、ズームばかり使っていた。前も書いたけど、あとは「10mm=35mm換算20mm」の単焦点レンズがあればなあと思う。

OM-Dの絶対的な画質がAPS-Cを超えるなんてことはないのだが、僕はそこまでの画質を必要としていない。あと10年も経てば画質はさらに向上するはずだから、さらに十分になるのだろう。暗い場所でのAFの速度とかMacの画面で見ながらシャッターを切るとか、そういう点では圧倒的にキヤノンのカメラが優れている。でも、いいじゃない。Eye-FiConnectでデータを飛ばせば30秒か1分後にはMacの画面で画像を確認できるのだ。AFの速度に関してはどうしようもなくキヤノンが優れていると思うけど、もはや動いてる被写体は撮らないからね「おせーなあ、まったく」と言うぐらいでおしまい。

僕はギャラを頂戴している点ではプロだけど、発想はアマチュアだからなあ。それはオーディオも料理も同じだ。生涯アマチュア的発想とアプローチを貫きたい。そうすればアマチュアのプロになると思う。

WeissのMAN301で自分のNASにリッピングしてみている。デジカメのメニュー画面を操作する程度ではあるが、MAN301はパソコンを扱うのが好きじゃない人には向かないと思う。慣れるととても便利だけど、それまではけっこう戸惑うことがある。まあでも、僕が使える程度だからそんなに難しいってわけではない。わからないときにマニュアルを読む気があれば大丈夫という程度だ。

何枚かやってみて慣れると、WeissのMAN301を使ってのリッピングはかなり楽だな。

先週、このLPを送ってくれた人がいる。「割と手に入りにくいLPを2枚手に入れてしまったので、1枚山本さんにプレゼントするからきいて下さい」という有り難い話だった。中身について僕はまったく知らないものです。愛聴盤になるといいなあ。

ちょうど偶然「こんなことは一年に一回か二回しかないぞ」というぐらい忙しく、FM放送すらまともにきいてない状態で、そこへWeissのMAN301もやってきたりしていたので、目の前に置いてあるこのLPをかける余裕がなかった。でも、今夜の音楽喫茶は珍しくお客さんが多く、事前の情報によると5人ほどお客さんが来るらしいので、そこでかけてみようかなと思っている。

この前は注文後10日以上かかった夏みかん。昨日注文を出したら「ありがとうございます。本日送ります」というメールがきた。「おっとっと、そいつはやべえじゃん、明日か明後日にはマーマレード化しなくちゃ」と思ったのでした。夏みかんや苺は、採れない時は採れないけど、採れるときにどんどん採れてしまう。これはお天道様との関係だから仕方がない。僕がたまたま仕事で忙しくてLPをきけないようなもんだ。で、マーマレードだのジャムはそれをおいしく保存して(冷凍すれば)一年間食べられるようにする。そういう行為だと思う。

まあ、そういうわけで、ちょっと翻弄されつつ、明後日くらいにはまた10kg近くのマーマレードが出来ます。予約は今のところ3kg分ぐらいで、多分余分が出るので、欲しい方はお知らせ下さい。

そのうちまたいつか、CD12だのガラードだので、バリバリとRockDayなんぞをやりたいなと思う。RockDayも随分やっていなくて、そろそろ2年になろうとしている。自家焙煎のコーヒーは飲み放題ですが、もう1000円じゃやれないので、2000円かな。なにしろ長い人は13時から18時まで滞在するので、Perfumeのダンス練習に来て3時間で帰ってゆくアラサーの若者たちと同じ程度の料金はもらってもいいでしょう。  2013.4.24

あーしまった、写真を撮らせてもらえば良かったなあ。昨夜の音楽喫茶に「超高級万年筆」を持って来てくれた人がいて、「書いてみなされ」って言われて、それぞれの書き味を試したのだった。

確かに高級なものは適度な弾力と滑らかさがあって疲れない。そして、タンク容量も普通の物の三倍ぐらい多いそうです。なるほど、巡航距離が長いのですね。今は昔のようにペンと原稿用紙で原稿書きなんてことはしないけど、昔ならこうなっていくのだろう。良い万年筆は身体が楽みたい。キーボードの感触が悪いと疲れるんだけど、そんな感じかもね。

昨夜の音楽喫茶は、久しぶりに四捨五入すると10人になるお客さんが来てくれて、一緒にDreamThaterをきいてみた。メタルと言ってもけっこう叙情的だしプログレっぽいところもあるものだった。時々きいてみよう。

どうも、僕はお気楽なカートリッジを使っていた方がLPをきくようだということに最近気が付いた。常に正装みたいな状態を受け付けないらしい。僕にとってのLPの再生って、本当はもっとカジュアルなものだったんだと思う。だからKENWOODが良くて、あれは音質どうのじゃなくてオートリフトアップの気楽さが良かった。ただ、買ってみたらキャビネットが意外に大きくて、TAOCのラックの最上段に置くと頭でっかちでカッコ悪いのでスケルトンにして使っていた。定価30万以上もするカートリッジは「ここ一発用」にして、普段はオーディオテクニカとかオルトフォンとかDENONとかを交互に使っているのが良いみたい。

さてさて、村上春樹の新作を読もうかどうしようか。

名刺が出来てきた。同じ物を前回は300枚、今回は500枚にした。会社員の場合は会社が名刺を作ってくれるけど、自営は自分で作る。作家と書こうがDJと書こうがその人の自由だ。前回作った300枚を何年間で使い切ったのだろう? よく覚えてないんだけど、3年か4年だと思う。AdobeIllustratorのデータを自分で作って、ウエーブという会社にオンラインで注文を出すと300枚で3000円ぐらい、500枚でも3000円ぐらいだったので、500枚注文した。この一年間は予想より名刺の減りが早かった気がするのは気のせいだろうか。沢山取材に行ったり、初めての人が沢山スタジオに来てくれると名刺が減る。

こんなものをもらった。フォステクスの16cmウーハーが逆側にもう一個付いているとても立派なものだ。アクリルスケルトンスピーカーと組み合わせたいのだが、アンプがないので鳴らせない。小型パワーアンプなんていっぱい持ってたけど、みんなあげちゃったから今は一つもない。さて、どうやって鳴らそうか。本当はネットワークを作ってAVアンプのアンプで鳴らしたい。ユニットを外して中を見てみたが、二つのユニットが一つの端子に結線されているだけの物だった。AVアンプの背面にスイッチドのサービスコンセントでも付いていればいいけど、今時のアンプにはそんなものが付いているはずもない。さて、どうしましょう。  2013.4.25

リモコンをいじってREGZAのの画面で確かめてみると、マランツのAVアンプはフロントA&B二組のスピーカーを接続可能だが、同時に両方を鳴らすことは出来ないのだった。FOSTEXのFW160とか168ってフルレンジ的なウーファーだったんじゃなかったかな、なんて思って、面倒だからいささか乱暴は承知でそのまま何もなしに接続して音を出してみると、これがなかなか良い。特に問題はないようなので、一件落着ってやつだ。すごくいい感じの音だ。ネットワークなしアッテネーターもなしで不思議なぐらい自然な音になった。クラシックが良いくて、ラベルのピアノコンチェルトを再生してみてるけど、すごく美しい。普通はこれで十分だろう。

普通はこれで十分っていうのは、「自分は満足しないけど」普通の人ならこれで十分って意味だと思うが、僕は本当にこれでほとんどOKなので、多分昼も夜もけっこうこちらで楽しみそうな気配だ。本当はAUDYSSEYが良かったんだけどなあ。ちょっと別路線になってしまった。でも、すごく良い音で、SoundSticksが不要になり、そして有線のFMをきけるようになり、AirPlayもOK、ちょっと不完全だけどネットワークオーディオプレーヤーにもなりの、これまで体験したことのない状態ができた。

今度来た人に、この音をきいてみてもらおう。一応書いておきますが、サブウーハーの端子は取り去り、ハンダを外して、二つのウーハーユニットにそれぞれLchとRchの信号がいってます。文だと簡単だけど、あれこれ音を出して確かめたり、なんだかんだで3時間ぐらいはかかっている。

整理して書くと、AVアンプのサブウーハー端子ってのは、RCAの出力しかないので、アンプ内蔵のサブウーハーを使うためのものなのだが、残念ながら僕が手に入れたものはアンプが付属せず、僕も適当なパワーアンプを持っていなかった。サブウーハーを使う設定にすると、プロジェクターで映画を見る際に(プリアウトでフェーズテックのプリに送っているから)、設定を切り替える必要が出てそれが面倒だ。それもあって、最終的にはスケルトンスピーカーにウーハーを追加して、そのウーハー部分が机の下で一つの箱に入っている状態ってことになった。スケルトンスピーカーのフルレンジもウーハーもネットワークゼロ、アッテネーターなしで鳴っている状態で、偶然で幸運なことにバランスは取れている。そういう結果になった。

これで、大画面で映画を見る時やメインのシステムでマルチch再生をする際は、AVアンプでサラウンドスピーカーのみを鳴らすのだから、僕はとてつもなく特殊なAVアンプの使い方をしている。

AVアンプが来てから、電気代が一ヶ月で1000円弱上がったみたい。それぐらいは仕方がない。

今日は今年三回目のマーマレード作りをやっている。ずっと厨房のLINN DISKREETで音楽をききながらやっているのだが、この状態を保証してくれるなら、週に3回まではこの作業もOKだな。頭の中は4/30が〆切りという原稿の事なんかを考えつつやっている。今日は多分9kgぐらいのマーマレードが出来上がって、5kgは行き先が決まっているが、残りは在庫になるので、欲しい方はお知らせ下されば即送ります。1kg3000円+送料です。

この1kgをガラスの瓶に入れると、ものすごい量に見えるので、「ガラスの瓶に入れて売れば5000円でも売れるよ」とアドバイスしてくれた人がいる。それは確かにそうなのです。でも、ガラスの瓶を沢山買っておくのはとても大変だし、適当な値段でいっぱい食べてもらった方が嬉しいので、そういう気はない。

今日、厨房のDISKREETはLet's noteのCF-Y2のiTunesとNuforceのiConでずっとPLACEBOをかけていたが、厨房の音楽装置は以前より音が良くなってる感じがする。マーマレード化の作業が終わって厨房の装置は電源を切り、今度はMac mini+マランツのAVアンプ(マランツSR6007)+スケルトンスピーカー+ウーハーで音楽をきいている。

あまり問題は感じないけどウーファーからも中高域が出ているので、曲によっては二重に中高域がかぶっていることがわかるものもあるから、そのうち適当なコイルを入れてあげることにしよう。  2013.4.26

WeissのMAN301はやっぱりコンピューターだなあ。ある手順で操作をしないとにっちもさっちもいかなくなることがある。リフレッシュなんていう操作に慣れていない人には向かないかもね。

しかし、パナソニック20mmレンズって性能が良くて神レンズとか呼ばれているらしいんだけど、周辺光量低下が激しいレンズだわ。知らないうちにドラマチックトーンに切り替わってしまったのかと思って確認してみたが、ナチュラルのままだった。絞れば改善されるのだろうか? 

音質やデザインのことは抜きにして、どういう内容かについて書くと、WeissのMAN301はDAC付コンピューターで光学ドライブ付きだけど、NASはない。オリオスペックのRitomoはNASにWindowsのPCが付いていて光学ドライブ付きだけどDACはない。RitomoはいわゆるPCオーディオに近い感じで、MAN301はLINNDSに光学ドライブを合体させたものってことかな。LINNのDSは従来のCDプレーヤーから光学ドライブを外してLAN経由のNASからデータを得て、最近ではインターネットラジオがきけるようになっている。何を選ぶかは人によるってことか。  2013.4.28

今日は朝からPerfumeのダンス練習会でアラサーの人達が10人ぐらい集まっていて、楽しそうな笑い声がきこえてくる中、僕は厨房で原稿書きをしている。今書いているのは5月に出る音楽出版社の「スピーカーブック」の記事で、テーマはダブルウーファーの魅力についてだ。4/30までに書いてくれという依頼なので、鋭意努力中です。  2013.4.28

今日の午後は「リンカーン」を見に行くことになった。

オーディオのことも随分長い間やってきているから、見えるところは見えてしまったとでも言おうか、とにかくわけがわからず楽しんでいるような段階ではなくなってきている。

それは確かにそうではあるが、そういうことも含めてふまえた上で、オーディオ(オーディオ界)は次の段階に入っているなあと思っている。  2013.4.29

WeissMAN301を貸し出してもらって使ってみている。もちろんマニュアルはいつでも読めるように出してあって、使い方がわからないときや、僕の理解を逸脱するような挙動の時はマニュアルを読んで対処しているのだが、いろいろわからないことや僕の理解、認識不足もあって、このサイトを見て下さる方から「山本さんが書いていること、ちょっと違いますよ、MAN301はそういう機器じゃありません」との指摘をいただいている。

悪気はないのですが、もしご迷惑をおかけしたことがありましたら、ごめんなさいです。MAN301は一体型のPCオーディオ機器なのですが、外付けHDDからの再生もOKだし、それに加えてネットワークプレーヤー機能も持っているので、ネットワークプレーヤーとして使う人も多そうな機器だ。光学ドライブも付いていて、CDを回しての再生も可能だし、この光学ドライブでリッピングをしてNASに保存することもできるという、一台で何役もこなす機器だ。

僕がWeissのMAN301をLINNのDSに光学ドライブを付けたものという表現をしたので、複数の方から「その表現や理解は違う」と指摘のメールをいただいた。

Ritomoは結果的にWindowsのPCなんだけど、オリオスペックの酒井さんと話をした感じでは、ちゃんと使えるリッピング機能を持ったNASが欲しかったみたいだ。で、CDを入れると自動的にdbPowerampが立ち上がる設定にしてあって、リッピングがしやすい。ただ、現実には音質に配慮しファンレスにこだわったWindows機だからfoobar2000をインストールして使ってもいいし、VLCで動画を見てもOK、それでメール出しててもいい、好きに使って下さい。だから、インターネットを見ることもできるし、マルチchオーディオ再生もOKというものだ。

WeissのMAN301の中身はLinux系のコンピューターで、iPadからの操作は無線でコマンドを飛ばしているそうだ。なるほど。PCオーディオというのは、MacやWindowsを使って行うものも、インターネットラジオをきくのも、iPhoneからAirPlayで音楽を再生するのもみんなひっくるめてPCオーディオと呼んでいるのだと思う。あとは、DACとのデータ伝送にSPDIFを使っていないことなども、PCオーディオの定義としてあげられる。

MAN301は音楽再生に関してのほとんどのことができるし、それ一台で完結している(つまり、手軽に誰でもがfoobar2000をインストールしたり、エクセルを使ったりはできない)。そういう観点で言うと、いわゆるPCオーディオとLINNのDSなどのネットワークオーディオプレーヤーの中間に位置するものだということを言いたかった。

明日の夜は音楽喫茶で、バナナシフォンケーキを作って皆様のお待ちしています。MAN301は取材が終わっていないのでまだ滞在していますが、取材が終われば返してしまうので、操作感など確かめたい方はどうぞおいで下さい。  2013.4.30

安く譲ってくれる人がいたので、一番の目的は厨房でレシピを見るためにiPad2を手に入れた。それで、早速あれこれ同期したりアップデートをかけたりしている。レシピの管理は「Bento4」を使っているのだが、iPhone版だと画面が狭いために「分量の表示」と「作り方の表示」を行ったり来たりになって、これが意外に辛い。iPadだと両方が一つの画面に表示されるため濡れた手でiPhoneを触る回数が減って、かなりストレスが解消される。

手前にあるのは、セーラー万年筆のインクカートリッジです。万年筆は趣味的な世界だけど、カメラのレンズやiPad2を手に入れているのは設備投資だ。僕はこれからあと最低15年間このスタジオで仕事をしていたい。そのために必要な道具を手に入れて、色々な仕事がスムーズに行えるようにしている。

恋は終わるものですね。

今夜の音楽喫茶は誰か来てくれるかな。一人なら一人で原稿書きをしながら好きな音楽をきいていよう。

先週の金曜日に作ったマーマレード9kgは、1kgだけ自分のところに残しただけで、あとは全部買っていただいた。ありがとうございます。連休明けぐらいにまた作りたいと思っているので、欲しい方はお知らせ下さい。ここで書いているだけで特に宣伝もしていないので、爆発的に売れたりはしないけれど、毎年徐々に買ってくれる人が増えていくのはとても嬉しい。

今夜はMAN301がちょっと明るく伸びやかにとてもよく鳴っている。適度な力強さが出てきて、そしてクリアな音だと思う。

5万円以下のUSB DACもあり、それよりは少し高いBabyfaceやFireface、フェーズメーションのHD-7Aなどもあり、これらをRitomoと組み合わせればファンレスのPCオーディオだ。WeissMAN301はオールインワンでリッピングも楽だしCDをそのまま再生することもできる。MAN301もLINNもRitomoもiPadからの操作が可能だけど、やっていることはだいぶ違う。音質、操作感もさまざま、役者が出そろってPCオーディオもお好みの機器を選べるようになった。  2013.5.1

2012年限定カラーですって。LAMYはオシャレだし、すごく良い。僕のところには(多分皆さんのお宅にも)一生使えるんじゃないかっていうぐらいのボールペンがある。それはそれとして、LAMYでいいから万年筆を使うのってなんか楽しい。

今日中に何とか目処をつけなくちゃいけない原稿書き。必死の汗。

ウーム、そろそろ出ると噂されている楽しみなオリンパスE-P5、女性にもピッタリだし、適度に古いカタチもクルマで言えばBMWのミニとか新しいフィアットみたいで良いと思う。僕はあまりファインダーを使わずに撮っているので、E-P5でもOKだ。そして次のOM-Dはどこまで進化するのだろう、どちらも楽しみだ。

現行のOM-Dは良く出来たカメラだけど、ボタン類が小さくて押しにくかったりもするので、もう少し大きい方がかえって使いやすい。そんな風にしてあと2世代3世代後のOM-Dがどうなっていくのか、ちょっと楽しみだ。今はシグマしか採用していないけど、Foveon的な受光素子がもう少し普通の発色になって搭載されればすごいと思う。

今日は一日原稿書きをやっている。午後、買い物に行き、何とか今日中にもう一つ原稿を仕上げて送るつもりだが、途中でちょっと行き詰まり、夕食の支度をしながらコーヒー豆の焙煎をやった。

微妙なところで行きつ戻りつしている僕の焙煎(止め時の話です)なのだが、ちょっと前はホンの少し深く煎っていたのを今日は微妙に浅めへと戻した。焙煎行程をあれこれ試していて、この前フレーバーコーヒーの中川さんのところに挨拶に行った時に話をしたことなどを思い出しつつやってみて、今日の焙煎はなかなか良い感じに出来た。うーん、とても面白い。味は元の豆が良いから良いわけで、どういうところを問題にしているかというと、姿形の話です。均一にふっくらと仕上がるかどうかかな。

ああ、そんなこんなでもう22時30分だ。あれこれ忙しくて音楽もきけやしないって感じだが、この時間になるとCD12が良い味を出す。ではまた明日。  2013.5.2

iPhoneとiPad2から「8Player」を使ってNASの音源を無線で再生してみる。iPhone5とiPad2だとiPhone5の方がちょとやわらかめの音で、iPad2はちょっと硬質な音だ。んー、ソニーのMDR-MA900の場合iPad2の方が良いかな。

昨日焙煎したコーヒーを飲んでみると、これが大変おいしいものになっていた。文では書きようがないんだけど、「そうか、この状態が僕のポイントなんだな」と認識した。あれこれやって、迷って、失敗して、考えて試して7ヶ月目ぐらいかな。実に楽しい。

譲ってもらったiPad2にはこのようなケースが付いていた。偶然だが奥のiPad(MAN301と一緒にきた)も同じケースだった。これは蓋を閉めるとマグネットが作用してスリープになるという優れものなのだが、ちょっと重たい。外して計ってみると200g以上ある。確かiPad2は初代iPadよりも100g程度軽いはずなのだが、これだと相殺されてしまう。机の上に置くと背面が擦れて傷だらけになるので、裸は避けたいところだ。本当は背面に貼るシールのようなものでも良いと思うのだが、とりあえず100g程度のクリアケースを注文した。

一昨日と昨日、割と集中して原稿を書き、10400字のうち6400字を仕上げて送信したら、新たに900字+180字の原稿依頼がきた。この900字+180字は今朝トットと書いたのでほぼ完成していて、残るは4000字のDigiFi用エッセイになった。と言ってもGaudio第3号のMyAudioLifeとマルチフォーカスチューニングの原稿は連休明けに書き始める予定だから、多分5月10日ぐらいまでは原稿書きがあって、この2週間ほどは今年で一番沢山文を書いている期間になった。多分ですが、その合間に一回はマーマレードを作ることになると思う。

クリアケースが届く前に、思いついてiPad2の背面にこんな物を貼ってみた。机の上に置いた時の擦れ防止ならこれで良いのだろう。軽さは抜群だけど多少キズはつくかもね。軽さを取るか、保護を取るかの選択ってことになった。  2013.5.3

今日は代々木公園で、昔のカーニバルとパラダイス、つまり僕スタジオに暗室があった時代にここでモノクローム写真のプリントをやっていたメンバーが何年かぶりに集まった。夕方はちょっと寒かったけど天気も良く、懐かしい面々と会って、ビニールを敷いて食べ物を持ち寄って楽しい時間を過ごした。

それで、スタジオに戻ってコーヒーを飲む。今は5種類ぐらいのコーヒー豆が焙煎してあって、3種類が一般的にはちょっと浅煎り=僕の標準、2種類がちょっと深煎り=世の中一般の普通ぐらいのもので、3種類あるちょっと浅煎りの中でも一番気に入っているタイプをエアロプレスでいれて飲む。大変美味しい。このところ徐々に焙煎が安定してきているので良い傾向です。  2013.5.4

このところちょっと忙しくて、少しペースが乱れていたせいか、腰が痛くなった。生活のリズムを立て直そう。

今売ってるモノマガジンがPCオーディオとヘッドフォンの特集で、僕はこの中の4ページに関わった。原稿を書いたけど、モノマガ男に写真を撮られている。モノマガ男は写真が上手で、僕をモデルに写真を撮ってページを作ることがよくあって、モノマガジンに僕の写真(顔なしで上半身なんてのも含めて)が掲載されるのはこれが3度目で、今回からモノマガ男はマイクロフォーサーズのカメラを持って来ていた。

オーディオ誌だと、シャツの出演なんてのはあり得ないから、そういう意味ではモノマガジンの扱いはコラボレーション的で楽しい。  2013.5.5

今日は天気が良かったので、バスに乗って東京湾まで行ってきた。よく歩いてちゃんと食べた一日だった。

昨日、以前一度見たことがある映画「かもめ食堂」を見てみた。友人の何人かが「ものすごく好きだ」と言うので、そんなに良い映画だったかなあと思って再び見てみたというわけだ。「特に何度も何度も見たい映画ってわけじゃない」ってことに変わりはないのだが、感想は随分違うものになっていた。

多分、彼女たちはあの「かもめ食堂」に出ていくる自然体な感じの女性が好きなんじゃないかなと思うのだが、僕は男だし無理をして好きなことをやり通しているタイプだから、そこらへんにはちょっとズレがあるみたいだ。ただ、僕の記憶よりずっとコーヒーのことがよく描かれていること、それから以前はあまりピンと来なかったけど、今は「日本かぶれの外国人は、確かにいる」という実感を持っていること。最初に見た時と違って、今は「いつかはフィンランドに行ってみたいものだ」と思ったこと、などなど。それと、やっぱり新しいコーヒーミルが欲しいなあと思ったりした。  2013.5.6

連休が終わった。原稿書きの締め切りが常に頭の中に存在しつつ、できる限り遊び、遠くには行かなかったが少しは外にも出かけた。ここしばらくWiifitもやらず、鍼治療も行かなかった結果か、数日前から腰痛でクシャミをしても腰が痛い。歩くことは出来るが、30分ぐらい座っているとそのカタチで固まってしまって立つのが辛い。原稿書きが終わったら、少し生活のリズムを立て直そう。

will.i.amの「#willpower」が届いたので再生してみると、やっぱりすごくカッコ良い低音で、どうしてなのかなと思う。メインの装置L-65+サーロジックのD.Cubeで再生してもカッコいいけど、スケルトンスピーカー+サブウーファー+AVアンプ+Mac miniでの再生の方がメリハリがあって良い。ほとんどの場合これでOKだよなあ。60インチぐらいの液晶TVとスピーカーを4つ用意してサラウンドにできれば完璧だろう。

久しぶりに腰痛にはなったが(そろそろ治る予定)、胃腸の具合はすこぶる良い。いろいろ理由を考えてみると、これはヤクルト400と自家製ザワークラウトの合わせ技の結果らしい。人によってはこのどちらか一方でもOKだと思うが、僕は両方必要みたいだ。食生活はとても重要で、健康という土台があっての音楽やオーディオだ。

まあそういうわけで、僕はいろいろな人にちゃんとした食べ物や飲み物を提供したいと考えていて、明日の夜は7時から音楽喫茶をやってます。食事付きがお得です。

そろそろ原稿書きもマイペースになってきたので、来週あたりマーマレードを作る予定です。欲しい方はお知らせ下さい。

僕は電池の持ちが悪くても何でもいいから、最低USB端子が一個付いていてOSXをインストールすることができるiPadが欲しいと思う。その点に関してはWindows8の方が優れている。  2013.5.7

iPad2とMacBookAirを併用していると、iPadの操作でちょっとイライラさせられる感じがする。iPhoneと違ってなまじ画面の大きさが近いのでMacBookAirと同じ操作をしたくなるのだ。例えば僕はデスクトップの右側の仮想画面にSafariを全面表示させていてデスクトップとSafariを行ったり来たりしているのだが、iPadでもこれをやりたくなる。こんな機能は簡単に付けられるはずだ。

昨日DigiFiのエッセイ4000字を書き上げて送信した。それと、僕が提案してOKになったイヤフォンの別企画のための写真を撮って送った。こちらはイラスト満載のページになる予定で楽しみだ。

オリンパスのE-P5はなかなか良さそう。スマホからシャッターを切れる機能とか画像を転送する機能が組み込まれているんでしょうかね。E-P5をサブに新しいOM-Dをメインってのが良さそうですね。もうこの10数年、2年ぐらいで性能が上がっていくことに慣れてしまっているので、どんどんやってくれって感じなのだが、ボディの値段が10万円ぐらいのところでそれをやってくれていて、しかも出したボディを大切に売って、発売当初13万円が半年で7万5千円なんてことがなのなら「まあいいか」ってところだろう。

僕が書いているのは至極まっとうなことだ。10万円で売れたらちゃんと儲けがあるボディを作って、2年後にまた10万円で進化した製品を出す。その頃には古い物が古い分安くなっている。そういう当たり前のことだ。もちろん、古い物を5年使っていてもそれほど不満なく写真が撮れる。それから、レンズという資産が無駄にならない、そんな完成度を持っていること、このあたりのバランスが重要で、今のマイクロフォーサーズミラーレス一眼は、ほぼそれに近い状態に入りつつあるのかも知れない。

今夜の音楽喫茶に来た人はこのようなものの音をきくことができます。今度の土曜日は戯れる会例会なんだけど、日曜日まで滞在します。想像とぜんぜん違う音だと思う。ほぼ半日だけど、セッティングを少し変更しつつ再生してゆくとだいぶ良い感じになってきて、実にのびやかに鳴り始めているのです。予想をはるかに超えた低音が凄い。  2013.5.8

今夜、マーマレードの注文が4kgになったので、夏みかんを発注した。夏みかんが届き次第マーマレードを作る予定です。10kgぐらい出来上がるためあと6kgほど余裕がありますので、欲しい方はお知らせ下さい。

初めて自分の場所でQUAD ESL2812を鳴らした。2812に限らず、QUADのESLシリーズをこれまで一度も自分の場所で鳴らしたことがなかった。音は予想よりずっとしっかりしたもので、とても良い。音はどんどん良くなってきているので土曜日の例会が楽しみだ。

今日は午前中にWiifitを25分ぐらいやって、J-WAVEをきいて、それから昼ご飯を食べてコーヒーを飲んで、これからシフォンケーキを一個作って夕方山形県に送る。シフォンケーキが焼けたらそれを冷ましている間にちょっと出かけてあれこれ用事を済ませ、夕方からはQUAD405のスイッチを入れてQUAD ESL2812 で音楽をきく。元々小音量での再生は得意なので、深夜に音楽を楽しむ人にも良さそうだ。

何故かブルース・ブラザースを見ながら音はQUAD ESLですが、全然問題なし。ちょっと画面に引っかかるけどね。

音楽に限らず、映画、アート、などなどなど、良い作品に出会うと「こんなの作ってみたい」と思うのだが、自分で作るのは難しくてなかなかカタチにならない。結局のところ何をして終わるのだろうといつも思う。  2013.5.9

まいったなあ、昼過ぎに夏みかんが届いた。昨日発注したんだけど、たまたま昨日収穫したらしい。しょうがないので、そういう予定ではなかったのだが、今日マーマレード化をやるしかない。夜までかかるけど今日やってしまった方が良さそうだ。前倒しに出来る仕事は前倒しした方が良いと思うしね。

午後一でWeissのMAN301を返却した。「購入してとにかく使い倒す」そういうタイプの機器だというのが強く印象に残ったことだ。そういう意味でLINNのDSシリーズと共通している気がする。MAN301が一台あればそれ自体でCDの再生とリッピングが出来るし、LAN接続のNASからの音源も外付けHDDなどの音源からも再生が可能と、とにかく一台で何でもできる。そういうわけで、MAN301がある状態だとMAN301で再生していることが多かった。

MAN301がいなくなって、CD12とMac+Audirvanaってことになると、CDはCD12で再生して、その他の音源はMacで再生になる。僕の場合は色んな人がCDを持ってやって来たりもするから、それはそれでいいんじゃないかなと思う。

今は18時すぎで、マーマレード作り中だが、2時間ぐらい立って作業していたのでちょっと一休みしている。10kg出来上がるのはあと3時間ちょっとかかりそうだ。年間のマーマレード生産高をもう少し増やしたいので、今回は1kgのところを少し増量して「近隣のマーマレード好きに味見してみてもらって下さい」というメッセージを出すことにした。年間100kgになると嬉しい。

今日の東京は暑かった。身体がおかしいのかと思うほど暑かった。

ああ、疲れた。夜の10時半にやっと終わったけど、片付けがもう少しと、明日の戯れる会例会のための準備があと少しある(アンプ4種類の通電)。  2013.5.10

今日は午前中がヘッドフォン祭で、午後はスタジオに来て戯れる会例会だった。いっぱい音楽をきいて、機器もあれこれ取り替えて感想を述べ合いカレーも食べて楽しい一日だった。明日は朝10時からシフォンケーキ作り講習会の最終回をやる。  2013.5.11

「will. i. am 」のことは以前も書いたけど、ブリトニー・スピアーズとのコラボ曲があまりにカッコ良くて、そして、ジャスティン・ビーバーと一緒にやってる曲も最高にカッコ良くて(映像は日本だらけだし、須藤元気は出ていないみたいだけど左側の白い集団はWorldOrderだ)、この2曲をきけりゃ、あとはおまけでもいいやって感じ。何だかわからないけどとにかく音がカッコいい。カッコ良さに理屈はない。さびしさには名前がない。それで耐えきれずこのCDをポチした。このアルバムはアクリルのスケルトンスピーカー+ウーハーで再生するのが一番良い感じかも。

朝10時からシフォンケーキ講習会の5回目だった。シフォンケーキ作りって難しいけど、まあ、5回やって自分の家でも焼いてみれば何かしらの結果は得られると思う。

僕はずっと長い間、そして今もいろいろな物を作り続けている。それから沢山の人にいろいろなことを教える仕事をしてきた。

できないと思っていたことができるようになったり、ちょっとしたことで手間が半分になったり、楽になったりする。単調で退屈なものが楽しいと感じられるようになったりもする。そういうことの手助けをしてきたのだと思う。  2013.5.12

金曜日の午前中からよく動いた。その上6年か7年ぶりのけっこうな腰痛で、昨夜は倒れるように寝た。

コーヒーの豆は全部消費して、深煎りの物しか残っていない。いつも「おいしいなあ」と思って飲んでいるのですごく良いことだ。今週は原稿を書きをやりつつ自分のペースを取り戻そう。予約をとって鍼にも行って突っ張ってしまった腰のスジをゆるめてもらい、そしてまたWiifitもちゃんとやろう。

先週の金曜日に作ったマーマレードはほぼなくなりつつある。夏みかんが手に入るのはあと一ヶ月ほどで、その間に自分の分も2kgぐらいは確保して冷凍保存しておけたらと思っている。

先日ラジオからジョニ・ミッチェルの「A Case Of You」を歌う男性の声がきこえた。誰だろうと思ったら、ジェイムズ・ブレイクで、「へー、この歌をカバーしているのか」と思った。CD3枚ぐらい買ってもいいんだけど、どうしようかなと考え中。

オリンパスから新しいPenが発表された。確かにあれこれ進化している。で、その中にWiFi対応ってのがあって、スマホに専用アプリをインストールすると、スマホからシャッターを切ることができるというので、「これはすごい」と思って調べてみたら、「撮影モードはすべてiAUTOになります」と書いてある。「ん?なんだそりゃ」って感じでしたね。まあ、録った写真をワイヤレスでスマホやiPadに転送だったら、Eye-fiConnectその他でOKなわけです。USBケーブルで接続してMacやPCから絞りやシャッター速度や感度その他をコントロールしてシャッターを切る機能は、キヤノンが10年ぐらい前からやってて、最初の頃は使い物にならなかったけど6年ぐらい前からはちゃんと使えるようになってきてたわけです。オリンパスの場合は、まだ有線でもパソコンから制御っていうソフトは出てない。他のメーカーにしても例えばiPadの10インチ液晶で構図を決めて、ワイヤレス制御ってことになると、今はまだ外部機器を接続してやってるところかな。AppleTVなどWiFiで動画の再生が可能なのだから、多分近い将来当たり前になるんでしょうね。これをボディに内蔵させてワイヤレスでコントロールする機能はOM-Dに限らず、今後デジタル一眼カメラがクリアするべき課題なんじゃないかな。

QUAD ESLがなくなったので、半日ほどそのままにして部屋の広さを楽しむ。このところずっとL-65をグワッと押しつけた状態にしていたので、これを機に少し前に出してやろうかなと考えている。

アクリルのスケルトンスピーカーは実に良く鳴っていて、かなり気に入っている。そして、この一週間ほどかなりひどい腰痛でちょっと辛いから、L-65を元に戻せずにいる。金土日とけっこう忙しかったので鍼を打ってもらいにも行かれず、今日やっと予約をしてきた。だから明後日の今頃は少し楽になることだろう。15分座って原稿書きをすると腰が痛くなって立ち上がるのに往生する。しょうがないので、5分から10分おきに立ってはクラッカーを食べたりしてる。よーくコーヒーの缶の中身をチェックしたら(容器が6個あるのだ)、おいしいやつが100gほど残っていたので、コーヒーをいれに立っては飲んだりしている。マジに、立って原稿書こうかと考えている。やだなあもう。

髪鮭 ん? しかし、ATOKよくこんな変換をするなあと、妙に感心。紙ジャケのS氏が「ビーバーのロザリオのソナタ集」CD二枚組をくれたのできいてみているが、あの曲とあの曲はよくきいていて馴染んでいるんだけど、その他がずっと似たような雰囲気と旋律なので一枚でちょっと飽きてきた。   2013.5.13

10分以上椅子に座っていると、立ち上がるのが辛いので、あえてシングル盤をかけている。 ウソです。

たまにこんな風に痛い目にあうと、どこも痛いところがないことを幸せだと思えて良いかもね。本当にこんな腰痛は久しぶりだ。

原稿書きのお仕事モード時はこの状態になる。打ち合わせなどはこの場所だと落ち着かないので机を移動する。安くて軽い机は便利だ。

昼に合計1.25kgを4回に分けてコーヒー豆の焙煎をやった。一日半そのままにしておいて明日の夜の音楽喫茶ではちょうど良い感じで飲めるかもね。おかげさまで、この一ヶ月ほど、僕の焙煎はかなり落ち着いてきた。最初のわけがわからずやっていた段階、次の少しいじくり回す段階、その次のもっとあれこれやってみる段階を経て少し気が済んで、期待通りにもいかず「なるほど」と思う段階を過ぎて、最近やっと方針というか自分のスタイルがまとまってきた感じがする。最近は落ち着いてきたので、それが反映され確実に味が良くなった。

さて、秋葉原に行ってミルク缶焙煎機を作る材料を買ってこなくちゃいけない。今度の金曜日に五個必要なので、少し多めに作っておこう。

このところ、ガラード401+ダイナベクターDV507に付けているステレオのカートリッジはオルトフォンのSPUだ。ずっと長い間僕の装置ではSPUで良い音をきけたことがなかったのだが、今はとても良く鳴っている。このあたりがオーディオの奥深く面白いところだ。

他所では何度も良く鳴っているSPUに出会ったが、自分の装置ではどうにもならず、機会がある毎に何度も試したが、僕の装置ではいつもモノトーン的な再生になり、艶とか美しい響きがまるで感じられなかった。でも、今はそのようなことはない。多分僕の部屋や装置が育ったのだろう。オーディオってのはそういう遊びだ。

鍼を打ってもらってかなり腰の痛みも消えつつあり、明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。  2013.5.14

この前まであんなに寒かったのに、東京は突然暑くなり汗をかくようになった。

昨夜は、SPUでジャズをきき続けた。ずっとこんな風に音楽をきけるようになりたかったんだ。今はモノラルもステレオもOK、マルチchもOK、CDもハイレゾもOK、最高だもんね、StudioK'sを作ってからそろそろ丸16年、16年かかってやっとここまできた。楽しむのはここからでしょう。

さて、今日もちょっと腰は痛いけどGaudio第3号の原稿を書こう。僕にとってのGaudioはまだ終わっていない。

写真もオーディオも文章も製品作りもおしゃれもみんな共通しているんだけど、自分が良いと思ったり満足したりはその人の自由だが、他人に見てもらって評価を受けるのは難しい。一種の賭けだから、至らないものを発表するとマイナスになってしまって、取り返しがつかない。ついでに書くと、何かに対して評価したり評価しなかったりということ、つまり批評も一種の賭で、文字にしたとたんマイナスのレッテルを貼られたりする。僕も気をつけねば。

でも、だからといって何も発表せず、何も言わないのはまるでつまらない。

昨日今日はけっこうな密度で仕事をして(多分明日も)、原稿を仕上げて送り、夜は音楽喫茶だった。JBLのL-65を何とか持ち上げて(普段なら軽いのだが、今は腰痛のため)ESLが来た時よりも少し前に出して設置した。  2013.5.15

原稿書きはこの四日間が勝負で、残り二日って感じ。趣味やボランティアのサークルの機関誌に原稿を書くのは20代からずっとやっていたし、原稿料をもらえる仕事は多分30代前半からやってきている。そして、10年ぐらい前からオーディオ雑誌に書くようになり、この数年でほんの少し書くスピードが上がった。そうそう毎回面白い内容ばかりも書けないけど、読んで納得してもらえたり、ニヤリとしてもらえるようなことを書きたいと思う。

15分以上椅子に座っていると立ち上がるのが辛くなるので、10分ごとに立ってストレッチングを行っている。まったくね、こんな目にあうとは思わなかった。ラジオからはトムトムクラブの次にきゃりーぱみゅぱみゅのインベーダーが流れている。しかし、ヤスタカってほんとに何でも歌にしちゃうんだよな。

ああ、疲れた。ラーメン食べたい。

今日はよく原稿を書いた。と言うか集中して仕上げた。そういうわけで、予定より一日早く終わりつつあり、明日最後の800字を書けばOKになった。もうトラックに入って最後の0.195kmって感じだな。「はじめてのPCオーディオ」からモノマガジン、スピーカーブック2013、DigiFi、そしてGaudioの第3号。この一ヶ月は我ながらよく原稿を書いた。

昨日送った原稿を読んだGaudioの編集長が「よくまとまっていて、山本さんもプロのライターになったもんだと感慨深い」というメールをくれた。Gaudioだけが評価してくれているわけでもなくて、他の雑誌の仕事も増えたし「またお願いします」ってことになるから、文を書くことは仕事になった。

僕はStudioK'sを作った時「もっと書く仕事をやりたい」と考えていたから、おかげさまでそれは実現した。

22才の時は手話通訳者になりたいと思っていて、僕は間違って試験に受かった感じもあったのだが、とにかく東京都の試験に合格したので「やれば出来るもんだ、人生捨てたもんじゃない」と思わせてくれた事が良かった。試験に受かって天にも昇る気分とはあのことだった。そんなわけで、少し人生を信じることができたので、次はカメラマンになりたくてカメラマンになった。簡単そうに書いているが、それなりに努力はした。というか、好きなことや興味のあることは楽しいので努力だと思ったことがない(文を書くことだって、こうやって毎日毎日やっている)、もちろん金もかかったし時間もかかったけど、面白くてたまらなかった。

ポジフィルムで撮影をしていた時代、現像所でサインをしてひったくるように上がったフィルムをライトボックスの上に乗せてルーペで確認する。あの緊張感と責任に高いギャラが支払われていたんだろう。今はデジタル化して撮影の仕事は楽になったが、仕事そのものも減ってしまった。このあたりは録音とよく共通している。

今は何になりたいかなあ。レナード・コーエンにはなれそうにないしなあ。

iPad2を手に入れたものの、忙しくて落ち着いていじることができなかった。で、遅ればせながらKindleをインストールして夏目漱石を読み始めた。これははまるかも知れない。  2013.5.16

3Dプリンタが安くなってきているけど、使い方すらわからないし、どんどん新製品も出てきそうな状態だから、こういうのは「戯れる会で買ってみんなで使う」とか「3Dプリンタ喫茶」みたいな方が良さそう。

今夜は5人の人がミルク缶焙煎講座に来る。「会社帰りでお腹も空いているからシフォンケーキ付きにしてくれ」とのことだったので、「5人もきてくれるのならもちろんOKですよ」と答えた。そういうわけで、焙煎したコーヒーをその場で飲んでもらって抹茶のシフォンケーキも食べてもらうことになった。

缶はそれほど高いものではないのだが、一個だけ送ってもらうととても高いものになるし、材料を揃えたり組み立てる道具や手間のことなどを考えると、5000円払ってミルク缶と生豆1回分を持ち帰って、やり方も覚えられればよいと思う。3Dプリンタの話と同じかな。まあ実は戯れる会というかオーディオのことも似たようなもんです。

昨日今日で割と長い原稿を仕上げ、短いものもとにかく全部送った。それから、レイアウトの関係でいくつか加筆もしてそれらも送った。そしてとても深い気持になる。今はもう夜中なのでiPadとソニーのヘッドフォンで音楽をきいているのだが、さて、こんな夜はどんな音楽が似合うだろうと考えた結果。カエターノ・ヴェローゾの「コーリス・ノーミス」を選択した。オーディオ雑誌の原稿を書き始めた2001年から2002年の僕を支えてくれたのはカエターノだった。  2013.5.17

先週初めて僕のマーマレードを食べた人が「こりゃ驚いた」という感想をくれて、10kg1ロット丸ごとお買い上げの注文をもらったので、原稿書きも終わったことだし、今日はマーマレード作りをやる。多分来週もやるので、欲しい方はお知らせ下さい。これまでの最多記録は88kgで、今年は今のところ今日の分を入れて66kgです。とりあえず100kg買ってもらうが目標です。  2013.5.18

昨日は午前中からマーマレード作りをやったのだが、何故かものすごく時間がかかり、本当にスレスレで発送した。最初の頃の夏みかんよりも皮が薄く、実が多かったので、水分が多くてなかなか煮詰まらなかったのだ。違うミカンの木なのだろうか? わからない。

今日もなんだかんだと色々忙しくしていたけれど、やっと腰の痛いのが治ってきたので夜になってから10日ぶりでWiifitをやった。  2013.5.19

ハナレグミが荒木一郎の「空に星があるように」をカバーしているので、今度カラオケに行ったら歌ってみようかな。

Mari Pokinen=マリ・ポキネンのCDを買おうかどうか考え中。

この一ヶ月ほど、取材と原稿書きその他でかなり高密度な生活だった。昨日で一段落して、今週はものすごくヒマになった。なかなか丁度良い具合にはならないけど、ちゃんとWiifitもやって、落ち着いて写真や料理や音楽を楽しむことにしよう。

そうか、僕はブラック・サバスをまるできいてない。いつかブラック・サバス特集RockDayをやりたいな。

一昨日作って送ったマーマレードを食べた人から「これまでマーマレードだと思って食べていた物は何だったのだろう」という感想が寄せられているとの連絡がきた。そういうわけで、毎年少しずつだけどマーマレードファンは増えいて、ありがたいことです。一昨日、予定では17時半過ぎに出来上がる筈だったのだが、何故かいつもより時間がかかり、送るのがギリギリになってしまい、本当は自分のことを説明できる自己紹介文的なものを入れたかったのだが、それができず名刺だけ入れるのが精一杯だった。

今後のことも考えて、そのあたりを少し整備しようと検討中です。内容はともかく、箱その他をどうするかというような問題は大いにあって、どうしたらいいかなと考えている。シフォンケーキは、一個でオーブンを1時間占領するので、どんなに頑張っても、オーブンを増設しない限り朝からやっても6個ぐらいしか焼けないのだが、ジンジャーシロップとマーマレードは手伝ってくれる人が一人いれば、最高一日20kgまでは作れるので、シフォンケーキよりは大量生産が可能かな。

そういうわけで、毎年6月の初旬10日過ぎまではマーマレード作りをやっていますので、欲しい方はお知らせ下さい。多分、今週末ぐらいにはまた作ることになると思います。

やっとヒマになったので、今日は少し落ち着いて音楽をきいている。さすがにちょっと疲れた。このところのヘビーローテーションは、RUPA&THE APRIL FISHESの ESTE MUNDとwill i amの#will powerの二つで、頭の中ではこの二枚のCDが交互に鳴る状態だ。

ショパンのノクターン集もCDは買ったものの落ち着いて楽しんでいなかったから、今夜の東京は雨だしCD12でルービンシュタインが1960年代に録音した演奏をきいたりしている。そして、夜のために昼前に粉を捏ねておいたのでバゲットを焼いて食べている。

そして、初めてCD12でエミル・ギレリスのベートーヴェンを再生した。今日ダイナミックオーディオに行ってCD12を60回払いで買う契約をしてきたから、それにふさわしい曲をかけたいと思ったのだ。それはカエターノでもPerfumeでもなくて、ベートーヴェンのOP:109と110だ。  2013.5.20

僕はStudioK'sをつくってから16年になるが、分割払いでオーディオ機器を買ったことがなかった。毎月スタジオの家賃や光熱費その他を払っていて一日1万円以上かかるから、それ自体がローンみたいな状態なので、安易にローンで物を買うことができない。カメラは、2004年にどうしてもフルサイズのデジカメ=EOS1Dsを使ってみたくて(なんだかんだで90万円以上だったし)、ちょうど1回目の借金返済が終わった頃だったので、EOS1Dsを24回払い、毎月37000円ぐらい払って買った記憶がある。で、一年も経たないうちにMk2が出て、あれには参った。それ以来、カメラのボディは昔のフィルム代とかストロボのリース代だと思って分割払いで買ってるけど、オーディオでローンを組んだのは多分20年ぶりだ。

MacやPCで音楽を再生することをやめるつもりは毛頭ない。MacBookProをやめて、Macminiか何か新しいMacを手に入れることができたら、そこにはWindowもインストールしようと考えているし、金があればオリオスペックのRitomoを使いたいぐらいで、PCオーディオでやってみたいこともまだある。

ハイレゾのデータもあるし、iPhoneやiPadからAirPlayで再生もしているし、DVDオーディオのマルチch再生などもPCやMacでやっていて、これはやめられない。そんな風にこの数年いろいろやってきたのだが、近頃の僕はCDというメディアをCDプレーヤーで再生したいと考えるようになった。どうもその方が心地よい。でも、それなりにMacやPCでの再生をやってきているから、CDプレーヤーなら何でもいいってわけじゃない。いわゆるPCオーディオとは正反対の高級で濃い音のCDプレーヤーが欲しい。使い心地が良く、トレーの開閉を行うだけで気持よくなり、美しく小さくまとまっているCDプレーヤーじゃないと意味がない。それで久しぶりにCD12の音をきいてみて、これならいけると思った。ちょっと前にも書いたけど、ずっと良い結果が出なかったオルトフォンのSPUが今は大変良く鳴っているのと同じ現象だろう。かつて、僕の装置と部屋ではSPUもCD12も良い音では鳴ってくれなかった。でも、ようやく今になってどちらも良さを発揮し始めた。機器は変化しないから、こちら側が変化したのだろう。この変化は2006年に行ったスタジオの大改装が大いに関係しているわけだが、スタジオの改装やエアコンの交換などなどは、ちょっとイヤになるぐらいの金がかかっているから、時間も経済も、とにかくものすごく長い道のりを経てSPUやCD12が良く鳴るようになった。そういうわけで、今から60ヶ月間はCD12を使おうと考えている。この気持がずっと維持されれば、その先も使い続けることになる。

割と早くからPCオーディオってやつに取り組んでいたので、僕のことをPCオーディオエバンジェリストと呼んだ人もいるわけだけど、もはやPCオーディオは市民権を得たから、エバンジェリストの役割は終わった。だから、これからの僕はPCオーディオと従来のCDプレーヤーの両方と均等に付き合いたい。そのためのCD12=決意表明の意味があるので、無理が必要だってことかな。

戯れる会の皆さんにきくと、僕の考えと同様(か、近いか)で、CDプレーヤーでCDを再生したいという人がけっこういた。それで、不二子の代わりになるCDトランスポートを作れないかと思っていたのだが、どうもそれは無理みたいだ。

戯れる会でCECのCDトランスポート「TL3N」を買った人がいて、先日の例会でこれをいろんな風に試聴してみた結果、CECのトランスポートとRMEのFireface400の組み合わせがなかなか良いという結果が出た。CECの柔らかな音とRMEのカッチリした音が良い具合に合体する感じで、これは全員一致の高評価だった。もちろんSPDIFで接続するのだが、これはめっけもんって感じの良さだった。それで、「TL-3N」を買った人にしばらく貸し出してくれるよう僕からお願いして、戯れる会の希望者に巡回試聴をしてもらおうかと思っている。せっかく買った物を巡回に出してもらうのだから、僕はお礼代わりにシフォンケーキの一個や二個送ります。理屈や方式云々はともかく、やってみて出音が良ければOKだと思う。プレクスターのCDドライブにも良い面があると思うけど、しっかりした造りのCECも良さはあると思う。で、それが何十万とか100万ってなことだと厳しいけど、10万円台で買えて5年でも6年でも心安らかに楽しめれば良いのではないかな。

一応念のために書いておくけど、FirefaceUC以降のRME製品は自動で最後に行った設定がFireface(多分Babyfaceも)本体に記憶されるので、例えばFirefaceをSPDIFの入力でDACとして使う場合、設定をすればあとはPCやMacをシャットダウンして、トランスポート+Firefeceだけの組み合わせで音が出る。Fireface400は手動で設定を記憶させる必要があって、これはTotalMixのミキサー画面のメニューにある「Options」というところをプルダウンして「FlashCurrentMixerState」というところで手を離すことでその時の設定がFireface400(多分800も)の本体に保存される。音楽喫茶の時にでも来てもらえれば、僕にわかることなら説明します。

参考までに再び、CECのトランスポートはこれですね。この数年プレクスターやパイオニアのDVDドライブなんかを使ってたし、不二子ちゃんは重すぎたし、これぐらいは丁度良いと思う。

CD12のデジタル出力から別のDACで音を出すなんて、そういう野暮天なことは、まあこれからおいおいやってみることにしましょう。Firefaceと接続するとFirefaceの音になるのかもね。

さてさて、長い更新になりましたが、明日の夜は音楽喫茶なので、どうぞ食事やお茶をしに来て下さい。

今日は夏みたいに暑かったから、あまり深いことは考えず、大音量でベンチャーズをかけまくって中学生の気分になる。「うぉーくどんとらん64」に「ダイヤモンドヘッド」じゃー。そこそこ気持いい音出てりゃ何でもいいじゃん。夏は恋でもした方が勝ちよの勝ち抜きエレキ合戦。鈴木やすし、安岡力也ですね。成毛滋はフィンガー5じゃなくてフィンガーズで、寺尾聰がいたサベージ。陸路でヨーロッパに行くなんていう、あのわけのわからない熱気はいまどこにいったのだろう。  2013.5.21

今度ちゃんとチェックを入れて、パリのオペラ座やニューヨークメトロポリタン歌劇場で好みの演目をやるときはライブビューイングに行こう。そんなことは考えたことがなかったけど、Perfumeのライブだけじゃなくてオペラのライブビューイングなんてものをやってるってことをわかっていなかった。DVDやブルーレイディスクを買って自分のところで見てもいいんだけど、映画館の方が演奏会に行く気分になれていいな。

マランツのAVアンプはかなり良いのだが、実際には挙動不審なところがあるし、今のAVアンプってものすごくお馬鹿な路線をいってると思う。安く作りすぎてるコンパクトデジカメみたいな世界に近いから、こういう路線はやめた方がいいと思う。だが、もうどうしようもないんだろうなきっと。

実売10万円から15万円ぐらいで買えて、せめて5年間ぐらいもつAVアンプってのは作れないのだろうか。どうせモニタに接続しないと設定はできないのだから、ツルンとしたカッコいいデザインのAVアンプにすればいいのにね。みんな同じような顔をしている。HDMIのおかげで背面はだいぶスッキリしてきたのだから、もう一歩だ。9.2chだ? 誰がそんなことをやるんでしょう。5.1chで十分だし、僕の現実は4chです。

HDtracksからのお知らせに、ジョニ・ミッチェルの「Blue」ハイレゾ版が出ていて、これは久しぶりにハイレゾできいてみたいと思った。だから、PCオーディオもやってないと楽しみ半減ってわけです。

みんなテレビは好きだけど薄型TVで音は最悪になってるので、AVアンプの需要はそれなりにあると思うのだが、「難しくてしかもカッコ悪いAVアンプ」しかない。多機能で難しくなりすぎた留守番電話みたいなもんで、ちゃんと理解して使える人はほとんどいないのかもね、僕もそうです。「簡単でデザインが良くてそれほど高価ではないこと」これが今後のAVアンプに求められているものだと思う。じゃないと、ParrotZikmuみたいなものに持って行かれると思う。

今日は、昼前にシフォンケーキを一個作り、厨房の掃除をして、これからジンジャーシロップ2.5kgを作る。普通は2時間もあればできると思うのだが、1kg分は無糖でというちょっと面倒な依頼なので、どういう手順でやろうかと考えているところ。

さて、GaudioのPDFを校正して返送し、そろそろ音楽喫茶だ。アンプのスイッチを入れて、準備をしなくちゃね。

今夜は6人のお客さんが来てくれて、途中でCDとLPきき比べなどをやった後、少し僕の好きなLPをきいてもらった。

オーディオは、長いことあれこれ試したり工夫したりしてここまできた。かつてはその都度その都度新鮮だったものやことの集成なのだが、それらも僕にとっては慣れっこになってしまっている。自分で見つけてきた自分の好きな音楽やソフトに対して(飽きたなんてことはないのだが)当たり前になってしまっている。そんなことを自分に感じた夜だった。  2013.5.22

このところ、腰痛になったり肩が凝ったりはしているが、内蔵の具合は大変良い。去年の夏頃はあまり良くなくて「おかしいなあ」と思っていたのだが、昨年の11月あたりを境に、それ以降は安定した具合の良さだ。秋からこっち、食生活での変更点を考えてみるとこれは二つある。

一つはザワークラウトを作って食べていること、もう一つは自分で焙煎したコーヒーを飲むようになったこと。この二つで、元々酒はほとんど飲まずタバコも吸わないし、それほど暴飲暴食はしてなくて、ザワークラウトと自家焙煎コーヒー以外は何も変わっていないので、この二つのどちらか、あるいは両方が僕の消化器系を正常に機能させているらしい。

今日は動画の編集というのをやってみているのだが、とにかく書き出しに時間がかかるので、他のことをやりながらの作業になる。こういう時、Macminiは少々辛いと感じるけど、まあ昔のことを思えば何とかこなせるだけマシと考えるべきですね。最初は有名で高価な動画編集ソフトが必要かなと思ったけど、とりあえずMacに標準で付いているiMovieでそこそここなせるみたい。iMovieを使って使って「どうしてもあのこととかこのことができないけど、有償アプリなら難なくできる」ってところまで使うかどうかが問題で、多分僕はその手前で満足なんじゃないかなと思っている。

朝からずっと動画編集をやり、気に入らないのであれこれ手直しをしては書き出しを繰り返したらいきなりMacminiがブチッとシャットダウンした。やだなあもう。なるほど、ここらが限界か。ああ、適当な値段で小型のMacProを出して欲しいなあ。出ても買えないけど、「よっしゃ、今度はこれでいくぞ」って思えたら励みになる。じゃないと、去年まで型のiMacが最速ってことになる。それでもいいけどね。  2013.5.23

今度から、マーマレードやジンジャーシロップを箱に入れて発送するときは、この緩衝材を使うことにした。1ロール450mです。置き場所を考えねば。

エアキャップを使うのもイヤだし、どうするのが良いのだろうとずっと考えていたのだが、このような紙を使うのが一番感じが良いと思うので、厚手のわら半紙みたいなものを緩衝材にすること決めた。こんなことも一つ一つ長い間に決めてきている。何年か前までは、手提げの紙袋で発送していたのだが、今は箱を用意して、ここで緩衝材も方針が決まった。というわけで、今、3kgの予約をいただいているので、そろそろマーマレードを作りますので、予約受付中です。

ジョルジュ・ムスタキが亡くなってしまった。79才。もう何閏年も前、寺尾聰と森本レオと香山美子が出てくるTVドラマの主題歌が「私の孤独」だった。あんな曲調でロマンチックなラブソングだと思うわけだが(フランス語に対する偏見?)訳詞を読むと、どう考えてもドラマより歌詞の方が深い内容だった。

マランツのAVアンプはiPhoneのアプリがイマイチだなあと思っていた。で、先日アップデートがあり、それもダメで、今日またバグ修正のアップデートがあった。それで、QNAPのNASも一度電源を落として再起動して使ってみると、これが素晴らしく良い具合で、「これなら使えるぞ」という感じになった。パウリーニヨ・ダ・ヴィオラのCDをリッピングしたものを再生しているが、非常に心地よい音で、僕はAVアンプってのは今後の主役になり得ると思っている。

AVアンプエバンジェリストになら、なりたいものです。でも、今のままの製品だと、性能はともかく魅力が今ひとつだ。

マーマレードの注文が7kg分になったので、次の夏みかん10kgを注文した。そういうわけであと3kg分余裕がありますので、欲しい方はお知らせ下さい。

マランツのAVアンプはiPhoneのアプリから電源のオンオフができてとても便利なのだが、しばらくの間できたりできなかったりしていた。アプリがアップデートされ、今日は今のところ全然問題なしにキチンと反応している。ボリュームのコントロールも割とやりやすくて気に入っている。まだいくつか「ここがこうなったらいいのに」と思うことはあるのだが、それは今後の課題だ。でも、まあ今日の状態で安定していればほぼ及第だ。

そんなわけで、今日はずっとマランツのAVアンプ+アクリルのスケルトンスピーカー、これでFMをきいて、そしてNASからの音源を再生している。これがなかなか良い音でかなり気に入っている。

巷では空前のパンケーキブームですが、流行ってのはよくわからないなあ。僕は10年以上前から自分でパンケーキを作っている。今日のは割とうまくできた。

最近は粉80gぐらいで作ることが多い。あとは玉子とベーキングパウダーと塩と砂糖とバターかな。近頃は、シフォンケーキを作った時に余った玉子の黄身を使っていることが多い。

ああ、そうだった。今夜はジョルジュ・ムスタキのLPをきくのだ。この歌を初めてきいたとき、僕は多分20才ぐらいだったと思う。それからずっと、時々思い出してはレコードをかけている。そういうのっていいよね。

もう一度よくこの半年ほどの食生活を考えてみた。ザワークラウトと自家焙煎コーヒーに加えて、寺田本家の発芽玄米酒「むすひ」の酒粕で作ったクラッカーと、塩麹、というのもあった。やはり発酵食品が胃腸の具合を良くしているようだ。

「世の中では空前の人形焼きブーム」なんてのがきたらどうしよう。秋葉原神田界隈にこの数年で三軒か四軒のたい焼き屋ができてるからねーわかりませんぜ。  2013.5.24

うーむ、「富士レコード社」と「芳賀書店」はどちらが健全なのだろう?

しかしまだ5月だというのに東京はやたらと暑いなあ。ヒマになったから、こういう時は映画でも見に行こう。しばらく映画館にも行っていないもんな。一人で見るなら「セレステ&ジェシー」はどうかな。

このところ、自転車にもぜんぜん乗っていないし、少しこのあたりの生活を見直さなくちゃね。筋力が落ちてきている。多分、このスタジオをつくった16年前から心は変化してないが、身体は年齢相応に変化しているのだろうと思う。

LAMYの万年筆はやや太めなのでメール便などを出す際の宛名書きなどに使い、普段のメモ書きはセーラーのクリアキャンディを使っている。太字はインクがすぐなくなって補充が面倒なのだ。

LAMYやセーラーの書き味について、もう少し適度なしなやかさが欲しいわけだが、これを実現すると多分高級万年筆の世界に入ってしまうのだろう。ゼンハイザーの実売3000円ぐらいのイヤフォンがすごく良い音で、「あと少し低音が加わればなあ」と思うのだが、そのタイプは8000円の世界なのだ。それをくずすと価格破壊になる。だから、LAMYやセーラーの書き味は多分、こんなところなのだろうと思う。

たまには自転車にも乗ろうと思い、タイヤに空気を入れて下に下りたら、郵便受けに箱が入っていたので、何かなと思ったらこれだった。

どうも最近は、「わー、箱だ。緩衝材も入ってるのかな」などと思ってしまう。

去年の付録付きDigiFiは予約で完売だったけど、今年のは買えるのかな。いずれにしても完売すると思うが、まだ買えるのかどうかわからない。

DigiFiには創刊号以来ずっと、音楽とオーディオにまつわる4000字のエッセイを書き続けている。これはどこまで続けられるのだろう。わからないけど、とにかく続けられるところまで続ける。編集長の武田さんからは「ヤマモトさんのエッセイは清涼剤みたいな感じ」と言われていて、「読んだ時はわからなくても、後で、ああ、ヤマモトさんはこのことを言いたかったかと思うことが時々ある」と言っていた。オーディオと音楽のことについて書きたいことはまだまだある。  2013.5.26

僕は長いことオーディオ雑誌に原稿を書いてきているのだが、去年あたりから少し様子が変わってきていて、一般誌にも原稿を書き始めている。ただ、世の中全体でもう出版自体が下火になってきているので、何が残っていくのだろうと思う。みんなWebの情報だけで十分満足なのだろうか。

コーヒー生豆の在庫が増えたので、置く場所を作らなければいけないと考えている。と言ってもせいぜい10数キロの話で、何十キロもあるってわけじゃないから、とりあえず常温で保存なのだが、コーヒーの生豆って冷凍保存するとどうなるのだろう? 変質してしまうのだろうか? ウエスタン北山珈琲店は何十年物とかのオールドビーンズ・ヴィンテージビーンズを使っているのだが、あれは多分常温で保存していると思う。冷凍なんかしたらかえってヴィンテージ化の妨げになる筈だ。米は上手に保存すると新米よりも何ヶ月か経った米の方が水分が抜けて味が濃くなると専門家の吉成さんが言っていたけど、コーヒー生豆の保存はどうするのが一番良いのだろう。

午後は物置と厨房を片付けて、マーマレード&ジンジャーシロップ発送用の段ボール箱を物置に移動し、コーヒーの生豆を一部物置のストッカーに保存した。おかげさまで、このところずっといまいちな状態だった厨房がスッキリと良い感じになった。そんなわけで今夜は、気分良くLPからKORGで録音したDSDデータをAudirvanaで再生している。すごく良い音だと思う。  2013.5.26

夏みかんは発注済みだが、まだ木で熟していないらしく、「収穫し次第送ります」という連絡がきているので、マーマレードの次ロットはしばしお待ち下さい。今年はあと3回か4回作ることができるだろうか? 4回作ることができれば憧れの100kg達成なのだが、どうかなあ。

昨日は厨房が片付いたのですごく気分が良い。どうも原稿書きをやっていると、そういうことがおろそかになる。原稿を書く仕事って独特で、実際にキーボードを打っていなくても妙に頭を占領されて他のことが考えられなくなる。写真撮影はもっと手離れが良い。

絵画と写真は同じ映像的表現だけど、この二つが大きく異なる点は、写真はシャッターを押せば幼児でもネコでも、動画ならカモメでもOKだということだ。その分被写体に左右される度合いが大きい。DP屋のおじさんが「有名女優が裸になってくれれば自分だって有名写真家だ」と言ってたけれど、それは当たってなくもない。一瞬ならね。

原稿書きは絵画に近い。テーマはあるにせよ、どう構成してどんな言葉を使うのかが自由だ。写真なら自動的に写り込んでしまう背景その他も自分で描かなければならないのが絵画で、文も自動的には書けないから面倒で、その分自分の自由になるところを「面倒だなあ」と思いつつ楽しんでいるみたいだ。

オーディオは機器を買ってきて接続すれば音が出るところがきわめて写真的で、だから、オーディオとカメラの両方を好きという人が多いのだろう。

絵画や原稿書きは、才能があれば紙とペンだけで作品を作れるわけだけど、料理はそのあたりのバランスがまた微妙に違う。料理は道具に左右されるところがもう少し写真寄りだ。だから、オーディオやカメラが好きな人は料理も好きになりやすいかも知れない。

昼間はマランツのAVアンプとアクリルのスケルトンスピーカーでFMをきいていることが多いのだが、iPhoneのアプリはこのところ快調で、非常に安定している。

アクリルのスケルトンスピーカー+AVアンプは当然ながらメインのシステムとは違う音がする。言葉で言うと「ちょっとゴツゴツした感じ」こんな音で、アコースティックギターとかベースの音が妙に心地よく、その新鮮な表情に時折ハッとさせられ、そこを気に入っている。

今日は渋谷シネクイントで「セレステ&ジェシー」という映画を見た。んー、微妙な映画だったな。予想通り一人で見て良かったかも知れない。  2013.5.27

さて、今日はDigiFiの特別付録USB DAC付きヘッドフォンアンプでも試してみようと思って、MacBookAirのiTunesで使ってみる。しかし、近頃iTunesは色んな機能がついて慣れないせいか妙に使いにくい。

それはともかく、15分から30分ほど通電してから、愛用しているソニーMDR-MA900できいてみると、確かにこのDACとアンプを使うと音が良い。MDR-MA900はiPhone直挿しでもそこそこ鳴るが、良質のヘッドフォンアンプを使うと70mmのドライバーがその性能をより発揮する。雑誌付き?3300円ならそりゃ安いもんです。アクリルのカバーが約2000円で、ケースが3000円+送料350円ならケースを買ってやろうかなと思ったりする。

MacBookAirにはAudirvanaをインストールしていなかったので、最新のベータ版AudirvanaPlusをインストールしiTunes Integratedモードで再生してみると、これが素晴らしく良くてたまげる。ある時期から僕がLet's noteを使わなくなったのはAudirvanaの出現によるものだと思う。ある程度のヘッドフォンアンプを使って再生するとこの差が如実に出るというわけだが、しかし、今回のAudirvanaPlusの音はすごいなあ。久しぶりに夜中までヘッドフォンで音楽をきいてしまっている。

うーむ、これがPCオーディオってやつか。流行っているだけあってすごいなあ。などと呆けてみたくなる。ラジオデパートの地下一階に行って専用ケースを注文してこようっと。

だから、オーディオのためにWindowsを使うのは、マルチchの再生が目的ってことになるが、今はそれでちょっと困っている。僕はFireface400一台でやりたいと思っていて、そのために一年半前にMac miniを買ったのだが、プロジェクター問題で今はMacBookProを使っている。これらを全部解決するには、まずAVアンプを買い(これは買った)、プロジェクターを買い替え(まだ)、Mac miniを最新のFusionDriveのものにして(当然まだ)、そこにWindowsをインストールするのが、最も機器の数が少なくて済む。

それにしても、このMacBookAirは僕が思っているよりも音が良いのかも知れない。一応メモリが最新型でSSDだからか? わからないけどね。

この付録ヘッドフォンアンプはなかなか良い音だけど、16bit48kHzまでしか対応していない。もちろんハイレゾの音源も問題なくきけるけど変換される。ただ、変換したから音が悪くて、24bit192kHz対応だからどれだけ音が良いかってのはこれがまた微妙なところで、「気分的な問題」だったりもする。ハイレゾの広がるけどちょっと薄めの音が出ないってだけかも知れない。

広がって薄くて、でもしっかりした音を得るという要求を満たすとなると、電源その他の問題も出てきて増築の一途をたどり、手軽さや小ささは失われる。だから、このヘッドフォンアンプに別電源を付けようなんてことは考えない方が平和だろう。

マジメな話、DACが24bitに対応しているかどうかよりも、Audirvanaを使うかどうかの方が音の差ははるかに大きい。

しかし、昨夜は久々にDigiFiの付録でオーディオをやってしまったので、今日は眠い。付録付きのため極めて品薄らしいが、何とか手に入れた皆さん、僕のエッセイも読んで下さいね。落ち着いてもう一度試聴してみたが、やはりこの付録ヘッドフォンアンプの音は使えるので、ケースを買ってきてちゃんと使うことにしよう。僕は今USB DACという物を持っていないのだ。

昨日、日本橋三越二階のリペアショップに靴を三足持って行って修理してもらった。全部で約7000円ほどだったが、これでもう4年5年履ければと思う。基本的には修理して使い続ける文化や習慣が好きけど、デジタルカメラはもって4年、TVはもう少し長いかな、冷蔵庫と洗濯機は10年もてばOKでしょうか。20年も30年も使えるものはなかなかないもんですね。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますのでどうぞおいで下さい。  2013.5.28

ゲンズブールが900円で3枚組だー。サイモンとガーファンクルも5枚+DVD枚付きでこの値段ですって。CD回してきこうぜ。

StudioK'sを作ったのは1997年の8月だから、今年の8月で16年になる。この場所で、できればあともう16年好きなことを中心にやっていけたらと思っている。そのように想定すると、今年は折返し地点かも知れない。あと16年間やれる保証はどこにもない。明日事故死するかも知れないし、病気になるかも知れないし、経済的な理由で立ちゆかなくなるかも知れない。地震や津波や戦争の可能性も「100%ない」とは言い切れない。

先のことはわからないが、ここまで16年、そしてあと16年間、合計32年間StudioK'sを存続させられたら「いろいろあったけど、よくこんなに長い間やってきたものだ」と思えるんじゃないかな。そんな気がする。

どうやらこの、5ヶ月が終わるところの2013年は僕にとって大いに波乱含みの状況が始まっているようだ。

今日、HDtracksからポール・マッカートニー&ウイングスのハイレゾデータをダウンロードして、Mac miniのAudirvanaで再生すると2曲ぐらいでブチッと止まる。なんでだろうね。2007年製のMacProだとメモリの規格が古くてダメだったし、困ったものです。

それで、MacBookProにしてみると、こちらはOKみたい。

夜の喫茶で、付録のDACとFireface400で同じ曲をかけてみたら、「ははは、やっぱりFirefaceはすごいね」ってことになった。それはそれとして、付録のDACヘッドフォンアンプはケースを買って入れてあげようと思う。自分が使わなくなったら、誰かにあげたっていいじゃない。僕らはそんな風にして良い音で音楽を楽しむことを世の中に広めなければいけないのだと思う。  2013.5.29

昨夜マランツのAVアンプをiPhoneアプリでスイッチオンして、アンプ本体から手動でオフした。それでかどうかわからないが、今朝はiPhoneからスイッチオンが出来なくなった。このあたりの法則性、あるいはどっちから何をやっても揺るがない安定性みたいなものを構築するには多少時間を要するのかも知れない。

アイコンのデザインや色、フォントの形状も、操作する度に嬉しくなるようなデザインだといいんだけどね。

今朝のJ-WAVEはSACDマルチでさんざん再生したBeckの「Paper Tiger」がかかり「オッと」って感じで、その後はJAMES BLAKEの「RETROGRADE」ときて、音楽や声にからめとられるって感じでやっぱりJAMES BLAKEはCDを買う事になるかなあと思う。ちょっと内向きで不思議で梅雨入りの朝が展開されている。

この、複雑な気分は、最後のGaudioを読んだからだろう。AudioBasic誌に原稿を書くようになって12年。写真撮影の仕事はStudioK'sをつくる前からやっていたから、僕は17年ほど仕事をしてきた。その前の別冊FMfanも入れれば30年ぐらい前から共同通信社の仕事に関わってきた。

僕は1998年1月にStudioK'sのホームページをつくり、このサイトで自分のオーディオや何人かの友人たちのことを書き始めた。

オーディオのことでやりたいことがたくさんあって、記事にして読んで欲しいことがたくさんあって、自分自身が知りたいこともたくさんあって、それはここだけでは展開できなかった。それに、ホームページやBlogにすごく良いことを書いていても、それはその人が書きたいから書いているわけで、仕事だとはみなされない。仕事にするっていうのは、ある程度世間一般に認められ、しかも報酬が発生するということだ。

そういう意味で紙媒体には歴史と権威がある。でも、僕はこうしてここに書いていることと、依頼された原稿とではそれほど差をつけていない。現実の僕は毎日あれこれ腹を立てたりイライラしたり困ったりを繰り返しているが、雑誌もこのページもそれを書く場ではないから、そんなことは書かない。つまり、ギャラが出るか出ないか、依頼されて書いているかどうかの違いはあるけど、僕にとっては雑誌の記事もこのページも「外面、そとづら」であって、それほど変わらない。

このページをずっと愛読してくれている人達は、そのあたりをよく理解してくれているのだろうと思う。戯れる会に入ってくれたり、音楽喫茶やRockDayに参加してくれる人もいて、そこでは、もう少し踏み込んだ文字に出来ない会話もできる。

僕はものすごく早い時点(パート2ぐらい)で紙媒体とWebの連携を考えていた。正しく書くと「個人のWeb側から、紙媒体とWebの連携を考えてきた」のだ。このページは日本のオーディオ関係で最古とも言えるし、Blogに移行することなくずっと続いている唯一のものだ。つまり、僕はWebで始めて、場を紙に広げ、このサイトの読者や「戯れる会」の皆さんにも大いに協力してもらいつつ、紙の仕事をやってきた。「出版社が紙からWebへ移行する」のとは逆のパターンだ。まあ、個人だからそうしかできなかったわけだけど、Gaudio休刊により僕にとって一つの時代が終わった気がする。  2013.5.30

Gaudioに限らず、オーディオに限らず、もう雑誌や書籍が昔のようには売れない時代なのだろう。

たとえば「マルチフォーカスチューニング」という記事は、音を良くするために3回から4回訪問するという記事で、交通費もかかれば撮影料も原稿料も必要なわけだ。さらに編集長が同行していたから、彼の年収一日分を加えたものを個人が負担することはできない。だから、その記事を参考にしてくれる読者が本を買ってくれることによって経費がまかなわれるという当たり前の話だ。でも、もうそういうことが成立しないらしい。

仮にその雑誌が数千部しか売れなくても、5万部売れても、編集者の労力はさほど変わらないので、ある一定の部数が売れてくれないと雑誌は成立しない。編集長の熱意や僕らの努力ではやっていけないところまできたのだろう。もちろん僕は数年前からこの日が来ることを覚悟していたし、Gaudioになった時も「どこまでやれるかなあ」とある程度予想はしていた。部外者から見れば「3号で休刊?バカみたい」と思うかも知れないが、こっちは必死でやっているのだ。とても残念で、頭じゃわかっていても現実になると放心状態だ。懸命にやって10数年勤めた会社を辞めたような気分になる。雑誌が終わったから、Webに移行すりゃいいってもんじゃないし、Web版Gaudioが5年10年と続く保証もない。

Webは雑誌と違って印刷コストがゼロだから、適当に広告主があればやれるのかも知れない。でも、もしかするとやれないのかも知れない。それはまだわからない。

このサイトは僕がやめない限り続くわけだが、商業Webサイトはそれとは違うと思う。

しょうがないよね。誰が悪いわけでもない。こんな時こそ音楽をきこう。そして次に何をやるのかを考えよう。

夜10時以降、CD12でCDをかなりの小音量で再生するとこれが妙にはまる。濃くて、ぐーっと音楽が心に届く。水曜日夜の音楽喫茶にでも来てもらえれば、今のこの感じをわかってもらえるのだが、なかなか言葉では説明がしにくい。

音楽出版社から出る、スピーカーブックという本に原稿を書いたので、見本誌をもらったら、これもまた付録付きで、けっこう高いスピーカーケーブルが4mついているのだった。

それで、アクリルスケルトンのスピーカーケーブルをこれにしてみたのだが、けっこう大変で、なかなかうまく音が出なくて、AVアンプの保護回路が働いたりして故障かと思った。あせってあわててケーブルの接続を行うのは禁物だ。下手をすると機器を壊す。今はちゃんと音が出ていて、ひと言で言うとリッチな音に変身したので、しばらくこのままにしようと思っている。  2013.5.31

上の写真は、御茶ノ水駅聖橋口近くにできた「Sola City」の地下一階?です。傾斜地なのでどこが地下でどこが3階なのかよくわからないんだけど、たいへんオシャレな場所なのでした。成城石井もできていて、今度から紅茶はここで買う事ができる。御茶ノ水に来た方は一度訪れてみて下さい。

そして、StudioK's関連動画の最新作がこれです。MacのiMovieだけでこの映像をつくるというのは、至難の業ってやつですね。  2013.6.1

動画編集もオーディオも人生も結局同じだと思うのだけれど、「こういうものにしたい」という見本なりイメージがあって、でも、自分のスキルとか手持ちの道具やアプリではまるで歯が立たないことがよくある。そういう場合は、1)あきらめる、2)別の物にする、3)あれこれ考えて考えて工夫してクリアする、この三つのどれかになる。上の動画は僕がやったんじゃなくて踊っている本人が編集をしたんだけど、ほとんど奇跡的な1点を突破して「3)」になった。僕の2013年も、やりたいイメージはあるものの壁にぶつかったり仕事を失ったりしているところだから、この動画が思い描いた通りのものに仕上がったのを見た時は、「そうか、やればできるもんだ」という気持にさせられた。  2013.6.3

マンゴーが高価なため、最初の一ヶ月は赤字覚悟という宮崎マンゴーパフェを食べた。ずーっと、何時間もマンゴーを食べた感じが持続しているという強力な果物だった。スタジオから徒歩10分ぐらいのところにあるフルーツパーラーです。

昨日、注文していた夏みかんが届いたので、今朝は9時からマーマレード作りを行うことになった。夕方モノマガジンの編集者が打ち合わせに来るのでそれまでに終わらせなければならない。

今日のは予約をもらっている10kg分で、夏みかんは6月半ばまで手に入り、あと1回2回は作る事ができますから、そろそろ最後の予約を受付中です。

昼前に皮を全部きざみ終わった。これからやるんですが、袋から実を出すのが一番面倒です。

そして、今砂糖を2.5kg投入したところ、あと1時間半ぐらい2分おきにかき混ぜていないと焦げ付く。

マーマレードは今日さらに4kg分の予約が決まったので、次の夏みかんを注文した。まだ6kgほど余裕がありますんので欲しい方はお知らせ下さい。

さて、今夜は1000字の原稿をひとつ仕上げよう。

御茶ノ水のSolaCityはなかなか良い場所で、僕の生活は少し変わるかも知れない。スタジオの近くにみずほ銀行のキャッシュディスペンサーが無くなって久しく、本郷三丁目か小川町までいかなければならなかったのだが、SolaCityの中にできたし、小さいながら成城石井ができて僕がいつ買っているアールグレイの缶が置いてあるので、ラクーアに行く必要がなくなった。SolaCityから淡路町方面に下ったところがWATERRAS=ワテラスで、ここにはおいしそうなパン屋、ミスド、スーパーマーケットのオリンピックなどもある。2010年代の東京的な美しい場所になっていて、僕はますます御茶ノ水という街が好きになっている。  2013.6.3

うまくいきそうでいてうまくいかないことはすごく楽しい。僕は、適当にうまくいかない状況が好きだ。それで、時々うまくいって喜んでいるのだと思う。本当にまったく全然思ったようになんていかなくて、挫折と落とし穴の連続なんだけど、きわどくつながっているって感じだ。

そういうわけで、「ああなったらいいな」とか「こういうことをやりたい」と昼間から夢をみて暮らしているのだが、夜中はうまくいかない夢を見ることが多い。今朝も妙にドジをしている夢を見た。昼も夜も夢をみて暮らしているが、夜中、眠っている時は相当現実的だ。

そして、午前中いっぱいかかって厨房の掃除をする。マーマレード作りをすると、果汁が飛び散ったり、煮詰めている時に沸騰してはねたりして、かなり悲惨な状態になる。

僕はぜんぜん行ったことがないけど、写真やTV、映画などで見る限り、ヨーロッパの街には完成された美しさがある。法律で規制されていて高い建物を建てられないから、エッフェル塔はどこからでも見えてニョッキリだ。美しいけど何も変えられなくて、日本で言えば江戸時代のままみたなもんだから、若い人はものすごく不満を感じているみたい。ピアニストのフリードリヒ・グルダが「ウィーンのことをすごく好きだけどすごく嫌い」みたいな感じなのだろう。考えてみると東京はその点で実に面白い場所なのかも知れない。公園や緑が多く、公共の場はゆとりのある空間になってきていてとても美しい。でも、裏路地やガード下には飲み屋があったり、しっちゃかめっちゃかな「目立ちゃいいだろ的」統一感のない看板がでていたりもして、飽きない場所になっている。

明日は午後一で夏に出るムックの打ち合わせが入っているので、夜は音楽喫茶をやってます。食事付きは要予約で2000円ですが大変お得です。そして、予定ではCECの「TL3N」というCDトランスポートがやってくるので、喫茶に来ていただければ、お茶など飲みながらこのCDトランスポートの音も体験できる筈です。

先週から、火曜日の夜はスタジオで料理教室をやり始めていて、習う人募集中です。毎週火曜日の夜7時から10時(6時から9時でもOK)。2007年と2008年ににやっていた料理教室と同じで一回3000円+材料費500円。月謝制です。料理を習いたい人がいたら「こんなのあるよ」と教えてあげて下さい。年齢性別問いません。お試し参加も可です。

料理を教えていると良い事が一つあって、それは僕が厨房の掃除をよりよくやるようになることです。

あーあ、そういうわけで今夜もおいしかったな。さて、これから一時間アンプのスイッチを入れて何をきこう。  2013.6.4

昨夜は、シューマンの「フモレスケ」をかけた。

数日前から三菱のプロジェクターが不調で、1時間ちょっとでいきなりオーバーヒートの表示が出てブチッと暗くなる。これまでこんなことは起きたことがなくて、初めての現象だ。9年間使って2回修理に出しているし、今更修理に出すのはちょっと考えものだ。こんなことさえなければ、もう一年ぐらい使いたいと思っていたのだが困ったな。DVIをHDMIに変換してもAVアンプからの映像は出ないし、できれば買い替えたいところだが、どっかに適当なプロジェクターは落ちてないかなと思っている。

割と気に入って使ってきているプロジェクターだけど、実はけっこう苦労させられているのかも知れない。一人で使う事はあまりないけど、プロジェクターはまあまあよく使っていて、スタジオにとっての必需品であることは確かだ。うーむ。

今夜は音楽喫茶なので、シフォンケーキを一個作り、食事の献立を考える。食事のお客さんが3人になった。僕はスタジオを作る前から「誰かに普通のご飯を食べさせてあげる」仕事をしたいと思っていたので、そのあたりは徐々に実現しつつあるのかも知れない。

マーマレードの注文は4kg入っていて、夏みかんを発注するかどうかというきわどいところだ。あと2kg分ぐらい注文がくれば悩まず送って下さいのメールを出すのだが。どうしようか。いずれにしても、6月半ばぐらいまでの筈だから、作ってもあと2回、仮にドカドカ注文が入ったとしても、作るのはあと3回ってところだろう。自分の冷凍する分も確保したいのだが、今のところまだない。

CECのCDトランスポートとFireface(多分Babyfaceも)の組み合わせはなかなか良くて、Gaudio休刊でその分の仕事を失うことがあと2ヶ月ぐらい早くわかっていたら、CD12じゃなくてCECのトランスポートにしていたかも知れない。それぐらい良い組み合わせだと思う。ただ、いろんなタイミングなどもあるし、僕自身はCECのトランスポートを長い間使ってきているので、ここでCECにしても「またCECか」って思われるのが落ちで、僕自身も「我ながらかわりばえしないなあ」と思ったりする。

CECのTL3NとRMEのオーディオインターフェースの組み合わせはとても良いが、それは昔から着ている服みたいな感じで、僕にとって画期的に新しい体験じゃない。だから、CD12については「しょうがない」と思う。60回ローン払ってる間、どこかで新しい発見があったり、ものすごく使い心地よかったり、そんなことがあれば良いのではないか。音の好みで言えばCECの方が好きっていう人もいると思うのだが、「独特の世界があって、考えようによってはちょっとイヤな奴みたいな感じもするCD12の音」をいつでもきけるっていうのはオーディオという趣味をやる上で悪くない気がする。スーパーカー見て「わあすごい」みたいなもんですよ。

今日の午後は4時間以上打ち合わせをしていた。まあ、ここには書けない話がいっぱいあるのだが、「山本さんと話をして、やる気がでてきた」と言ってもらえたので、ちょっとはお役に立てたみたいで良かった。「山本さんの原稿は、ちゃんとストーリーができていて、手を入れることなくそのまま掲載できて、しかも難しいことを簡単な言葉で説明している点がとても良いので、またお願いします」と言ってもらえて、僕の方も良かった。そういうわけで、マーマレード作りが終わったらまた原稿書きかなと思っている。

今夜の音楽喫茶はけっこう沢山の人が来てくれてワイワイしていた。その時にも話したのだが、紙のGaudioは休刊でWebに移行するけど、Web版Gaudioがどのようなものになるのかはまだ未定だ。僕がAudioBasic&Gaudioでやってきた記事の中に「MyAudioLifeとマルチフォーカスチューニング」という読者参加企画があって、多分このあたりは他の雑誌とひと味違うものだったと思う。マルチフォーカスチューニングは何回も行くから京都あたりが限界だと思うけど、単発のMyAudioLifeなら北海道にも行きたいし、いつかは山陰や九州にも行ければいいなあと思っていた。

Gaudio最終号を買ってくれた読者が、愛読者カードに「Web版GaudioでMyAudioLifeとマルチフォーカスチューニングを続けてくれ」と書いて出してくれれば、もしかするとWeb版でも存続するのかも知れない。わからないけど、もしそんな風に思ってくれる方が沢山いて、愛読者カードを出してくれれば続けることができるかも知れない。  2013.6.5

今夜からCECのCDトランスポートを使ってみている。

音はとても良い。

Perfumeが6月16日に行われる、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」に招待されることになった。日本人では初だそうです。すごいね。

「Perfumeはどこまでいくのだろうという夢」を見せてくれている。

だから、(日本中の全公演を追っかけていくなんてことはしないけど)ロンドン公演のライブビューイングは見に行きたいと思う。  2013.6.6

CD12は密度のある音で、CECは上品で広がる音だ。だから、CD12よりもCEC+Fireface400の音の方が好きだっていう人もいると思う。それでいいんじゃないでしょうか。両方ともいいですよ。そのあたりをもう一度6月8日(土)の戯れる会例会で体験しましょう。CEC+Firefaceはデジタルケーブルで音が変わるし、CD12はそういうことが出来ない。そんなあたりも含めて、お試しで参加してみたい非会員の方もどうぞおいで下さい。戯れる会はいつでも会員募集中です。メールで申し込んで下さい。studio.k@mac.comです。

コーヒーのいれ方はずっと毎日考えていて、あれこれ試してみている。そして、このところはこのいれ方が気に入っている。パイレックスのビーカーは熱くなるけど、量が正確に把握できて良い。

昨日は4.5種類 1.4kgのコーヒー豆を焙煎した。月平均の焙煎量は3kgから4kgぐらいだろうか。最初のとにかくやっていた状態から、次のあれこれ試行錯誤して条件を変えたり、まるで違う方法でやったりの段階が過ぎて、このところかなり安定してきた。オーディオと同じで基準が流動するとわけがわからなくなるので、できる限り冷静に熱心にやっている。

もしこれを自己満足的趣味の珈琲焙煎という人がいたら、世の中の味を追求する行為、何かを表現する行為、全ての研究が全部自己満足的趣味ということになる。

今日の午後は床屋に行って、それから銀行に行って、小川町のオリンパスで、今度新しく出るE-P5とE-PL6を触ってきた。どちらもいいですね。そこで、動画ボタンをISO感度ボタンに変更することができることを教えてもらったので、今それをやってみている。動画はごくたまにしか撮らないのに誤って触って動画が撮影されちゃったりして困っていたから、あれは他の機能を割り当てて、動画を撮るときは上面にあるダイヤルから操作した方が良いと思う。十字キーも右と下(だったかな)は別の機能に割り当てられるなんて知らなかった。これもやってみよう。あそこにフラッシュの光量補正と画質(RAWとかjpgのLMなど)を割り当てられたら最高なのだが、どうかな。

OM-Dで一番困るのは、ライブビューでの撮影時に露出などの情報が消えないことで、ギリギリの構図がとりにくいからちょっと鬱陶しい。でも露出の情報は見たかったりもするから、このあたりをスマートに解決してくれたらいいんだがなあ。ピント合わせと露出を決める時は別のボタンで情報も出てきて、実際にシャッターを切るときは全画面をスッキリと見渡せるのが望ましい。そういう設定にはならないのかな。とにかく、OM-Dはボディが小さすぎるからね(良い事ではあるが)ボタンが小さくて押しにくい。いっそのこと、中身は目一杯詰まってなくて、ガワだけ一回り大きいものにしてくれても良いぐらいだ。

今夜はCECでブラームスのチェロソナタをかけている。そしてまたRUPAをきいている。  2013.6.7

Firefaceを使い始めた頃は、PCやMacで音楽を再生することに夢中だったから、パソコンで再生して、Firefaceのデジタルアウトを既存のDACに入れるというのは何度も試し、その都度ガッカリした。あの時やっていたのはPCトランスポートであって、もうCDトランスポートを使うのは古いと思っていたから、その逆はやってみなかった。2006年から2007年2008年あたりのことだ。2006年から7年間やってきて、今、あらためて逆をやってみるとこれがけっこう良い。CECのCDトランスポート+Firefaceはなかなか心地よい音をきかせてくれるので、おすすめできる。

オーディオ界ってのは虚構っぽいところがあると思う。僕はちゃんと「ほらね」って確かめられるのがいいなと思う。

僕はAudioBasic誌とGaudio誌で「ちゃんと取り組んで、自分の家の音を良くするための記事」そういうものを作ってきた。カタログ的でいいことばっかり書いてある雑誌は多いけど、あれこれ書いている人の音が実際はどうなのかなんて全然わからないから、オーディオ界ってやっぱりちょっとおかしいのだ。

現在キヤノンでもっとも気になるカメラがこれです。かわいい、持ってたら羨ましがられる。とにかく楽しそう。上着どころか、パンツのポケットに入る小ささなのです。本当に小さくて、頭ではわかっていたけど、現物を見たときはものすごく驚いた。やっぱり、カメラもオーディオも楽しくなくちゃねー。箱に書いてある図の通り、ズームリングの前にあるリングそのものを下に押し下げると(逆に下から上に押しても)シャッターが切れるので、左利きの人もストレスがなく撮影ができる。

今日の午後は戯れる会例会で、約10人ぐらいの人が集まった。相変わらず密度の濃い例会で、オーディオ機器のこと、それから素晴らしく音が良くてしかも珍しくて、もちろん内容の良いソフトをみんなで持ち寄ってきいた。こういうことをずっと続けられているのは本当にすごいことで、これをどう発展させられるのだろうと思う。  2013.6.8

今日は午前中に撮影の仕事で津田沼まで行った。梅雨はどこかに行ってしまって、とても暑い日だ。スタジオに戻って、昨日貸してもらったジェイムズ・ブレイクをきいてみている。なんか引っかかるんだよなあ。ホラー音楽とでも言おうか、不安みたいなものが見え隠れする。

これとこれ。低音がとてつもなくものすごいのでオーディオマニアには楽しいCDですが、部屋壊さないで下さいね。。
  2013.6.10

マーマレードの注文を合計6kgもらっていて、夏みかんの注文は出しているのだがまだやって来ない。今年はあまり収穫できないのか、待たされることが多く、今日あたり届いてくれれば明日作る事ができるのだが、僕の都合通りにいくかどうかはわからない。そういうわけで、何キロ分か余裕がありますので、欲しい方はメールでお知らせ下さい。

今日は午後から打ち合わせで、その前に荷物が届いたらあれこれやることがある。うまくいくと良いのだが。ちょっと心配だ。

HDMI端子からは映像が出ないし、最近じゃヒートアップという表示が出て突然真っ暗になるし、長らく愛用してきた三菱のプロジェクターがどうにも不調だ。せめてあと1年間使いたかったのだが、自分で見てる分にはいいけど、みんなと一緒に映画なんか見てて突然映像が真っ暗になるのは興ざめもはなはだしい。

それで、仕方がなくプロジェクターを買い替えることにした。色々考えたけどやっぱりスタジオで3D映像は見ないので、中古の2D専用機でOK、HDMIでフルハイビジョン対応(じゃない方を探す方が大変)という普通の要求を満たせばOKだった。パート35に出てくるけど、2012年の1月に貸してもらったビクターのDLA-HD550はものすごく鮮明な映像で驚いた。あのシリーズがビクターの2D専用最終型で、それ以降は3D対応になった。しばらく観察すると、もはや、このあたりの中古プロジェクターはどれも全部10万円ぐらいで、程度の良いHD750だとさすがにちょっと高くて14万円ぐらいかな。2世代前のDLA-HD1ならその半額程度ということで、まあ10万円ぐらいのプロジェクターを買って、あと7年か8年ぐらい満足して使えたらいいなと考えた。

だから、DVIケーブルとHDMIケーブルを入れ替えなければならないのだが、はたしてうまくいくだろうか?

そして今日は14時からと18時から打ち合わせが二つ入っている。

20時半、打ち合わせがすべて終了したので、何とかプロジェクターを入れ替えたい。当然ながらAVアンプからの映像はバッチリ出るので、MacBookProはSofmapに持って行って、最終的には古いMac miniも全部なくして、最新型のMac mini(FusionDrive)にする(多分金はほとんどかからない)。そして、MacminiにはWindows7もインストールしたい。これは写真&動画&オーディオ用ってことで、MacPro同様4年ほど満足して使えると大変有り難い。それにはまず、焼きそばを食べてからだな。

夕食も食べて、では出発。

この瞬間はうれしかったなあ。ここが成功すればもう95%はOK。このケーブル類は、TVのアンテナ、BSのアンテナ、サラウンドスピーカー用、大地アース、コンポーネント出力ケーブル(HDMIにしたので不要になった)ですね。

ではHDMIケーブルを通しましょう。ベルデンのスピーカーケーブルはそれほど太くないので、下から引っ張ると伸縮してこの行程が意外に苦労して「もしかすると未遂に終わるかも」と不安になったが、何とか成功したので良かった。

それでこういうことになったが、スタジオ内は散らかり放題って感じだ。でも、とにかく長い間モヤモヤしていたプロジェクター問題が解決して、大丈夫かなあと気に病んでいたケーブルの交換もうまくいって、今夜はともて気分が良い。仕事の打ち合わせはどちらも、たいへん良い感じの話ができてとても気分が良い。  2013.6.10

この壁の中はちょっと複雑というか、ずれているので、こんなことになった場合のことを考えて、なるべくスムーズにケーブルを抜けるように漏斗状に段ボールを仕込んでおいた。上の写真が壁を作った時の細工だ。それでもちょっと苦労したが、何とか割と大きなDVI端子付きのケーブルを引き抜くことができて良かった。この写真を見ると、最初は黒いDVIケーブルを仕込んでいる。そう言えば黒いモンスターケーブルが不調になって、DVIケーブルはネジで固定ができるから、別のケーブルを接続して引っ張ったことがあった。下から上はOKでも逆が絶対大丈夫という保証はないからちょっと心配した。それで、まずベルデンのスピーカーケーブルを結わいて入れて、次にHDMIケーブルという手順を踏んで通した。

このところずっと、プロジェクターからの映像が出なかったり、接触不良で時々途切れたりしていたから、とにかくこれで、何年間かプロジェクター問題を考えずに済めば何よりだ。

新型MacProは円筒形、従来のMacProの1/8の大きさで、「なるほどこうきたか」と思った人が沢山いそうだ。とてつもなく良くて安かったら、うんと将来考えるかも知れないけど、今の僕はFireWire800とHDMI端子が付いているMac miniがいいな。thunderbolutからの変換ケーブルが沢山になるとカッコ悪いんだもん。

新しいフラットなデザインのOSはちょっと良い感じかも。

新型MacProは「ゴミ箱」とか「魔法瓶」とか言われるんだろうね、きっと。ポリタンのヨセミテ懐かしい。轟音のポリタンを使いたくなくてG4Cubeでしたね、僕は。15年間で随分進化したもんです。人間だけ進化してない。

それはともかく、ここまでくると、あとはバックアップをどうするかが残った課題だ。速度が上がった新しいTimeCapsulか、それともLaCie の4TBHDDか。まあ、今は時々手動で復元とってるんで、これでもいいんですけどね。

あらら、あぶないぞと思っていたら、狙っていたMac miniが1万円強値上がりした。これは困るよねえ、タイミングが悪いことおびただしい。しょうがない、ちょっと遅いんだけど今使っているCore2DuoのMac miniをあと一年ぐらい使うことにしよう。その頃にはきっと状況が変化しているさ。

明日は昼間が「撮影&料理お菓子作り&原稿も書く」という仕事で、それは夕方には終わって夜は音楽喫茶をやってますから、どうぞおいで下さい。19時からです。  2013.6.11

次のロットは8kgまで注文をいただいているのだが、夏みかんがこない。今日は取材と音楽喫茶で忙しいのだが、今日届いてくれれば明日作るんだが、早くこないかなと思って待っているところです。お待ちいただいている皆さん、申し訳ありません。今年のマーマレード作りも最後になりつつあり、総生産高は75kgを超えた(予約含む)。ラストスパートで80kgを超えたいと思っているところなので、欲しい方はお知らせ下さい。そろそろ「ではまた来年」ってことになります。

僕の9年周期説からすると、今年あたりから運気急上昇で来年再来年がピークの筈だ。だが、「禍福はあざなえる縄のごとし」のことわざ通り、ピークの時もうまくいかない事と良い事の両方が同時に起きて、きわめて複雑な関係性の中、あとで振り返ると「確かにあの時期はうまくいっていた」と思う、そんな意味でのピークだ。この2013年ときたら、いきなりGaudio休刊でボコッと仕事が無くなったのは事実で、「おかしいなあ、一体どこが運気上昇なんだろう?」って感じだ。

Gaudioには連載を二つ持っていたので、それだけでもかなりの収入減だ。だから、このまま放っておくとスタジオを維持することが出来ないので次の何かをやる必要がある。Gaudioがなくなった分は時間ができるし、「こういうことをやりたい」という企画を発表する場が一つなくなったわけだから、別のオーディオ雑誌で展開することも出来るだろう。ただ、雑誌にはカラーみたいなものがあるから、まったく同じ企画を他の雑誌に提案もできない。あまりお金をかけずに音を良くしようと思っている点では共通しているけど、僕は長岡鉄男じゃないのだ。

もちろん僕には長岡さんみたいに強大な力はない。だが、写真撮ったり料理やったり、自分のやりたいことをやって、ピンチをチャンスに変化させなければいけない。どうも今年はそういうタイミングらしい。

なんて書いていたら、尋常じゃない重さの荷物が届き、佐川のお兄さんから「どうにも一人じゃ二階に上げることができないので助けてくれ」と泣きつかれて、「OK、力を貸せばいいのね」と言って二人で階段を持ち上げた。カッコつけるのも大変だぜ。箱が壊れそうになっているし、二人でハアハア・ゼイゼイいいながら二階まで上げるのに2回休んでやっとの思いで荷物を受け取った。持ち上げてから20分ほど経ったが、まだドキドキしていて午後の仕事にも影響しそうなぐらい重たくて、16年間に届いた荷物の中で最も重たいものだった。佐川のお兄さんが「普通は、これほど重たいものは引き受けないのですが、、、。。。。」と言っていた。こんなひどい目に遭ってるんだから、きっとその分良い事があるに違いない。

ハンドルがあるものならもっと重たくても何とかなるが、段ボール箱の角は潰れていて手が滑りそうで限界ギリギリ、一瞬クルマに積むとかじゃなくて、これを二階まで持ち上げるのは、真面目な話、身体に影響があるほどだ。とにかく二人でここまで上げるのがやっとで、このまま中の物を一個一個出すしかない(長岡さんとF社を少し恨んでるかも)。身体が痛いので、鍼治療費を払ってもらうしかないかも。

午後はメチャクチャ密度の高い仕事をやった。「オルタナティブ・クッキング」を名乗ったのだが、すごく面白かったし、これが連載になるといいなあ。

あと一時間で音楽喫茶の始まりだ。今夜は食事の予約が4人分入っているからそろそろ準備にかからなければいけない。仕事をするのは楽しいし、みんなが集まって来てくれるのはいい事だ。

1987年からだから、なんだかんだで26年間やっているローマ字入力ってやつをやめて、親指シフトにシフトしようかと考えたりする。どうしようかな、でもJISキーボードがないと試すことができない。

今夜の音楽喫茶は、沢山の人が来てくれて盛況だった。毎週こんなだといいんだが、また常連さんと二人でしみじみしちゃう夜もありますね、きっと。  2013.6.12

1000万円かけてもいいのかと言えばもちろん普通の人は「NO」だと思うから、人によってそれぞれ限度はあると思うけど、自宅でできるだけ良い音で音楽を楽しみたいという欲求はみんなにあると思う。それはヘッドフォンでもイヤフォンでも満たされないものだ。スピーカーから音を出せる状態を確保した上でヘッドフォンやイヤフォンを使うのと、スピーカー無しは違うと思う。

昨夜の音楽喫茶に来てくれた紙ジャケ探検隊のS氏がプレゼントしてくれた2枚のCDのうちの一枚がこれ。ジュディ・コリンズのトリビュートアルバムだ。「TheWebbSisters」なんていう名前もありますね。ジュディ・コリンズを日本の歌手に例えると誰でしょう?島倉千代子ってところでしょうか。ジュディ・コリンズをよくわかってないから、ちょっと違うか。

皆様異論はございましょうが、勝手に書かせていただきますと、ブルース・スプリングスティーンは「泉谷しげる+長渕剛」、カエターノは「岡林信康+井上陽水+沢田研二」かなあ。カエターノはそれでも足らない。

さて、朝、スタジオの入口で昨日のクソ重たい荷物を発見した。「そうだった」昨日は忙しくて疲れたいたので失念していたが、このままずっとここに置いておくわけにもいかないので、箱を開けて中身を運び込まねばならない。

昨日の仕事は、キヤノンのPowerShotNに加えてPENTAXとニコンのコンデジを使って写真を撮り、編集者がOM-Dで僕があれこれやっているところを撮影するというものだったのだが、三台のコンデジはなかなか魅力的だった。どれも驚くほどよく写るし機能も十分なものだった。iPhoneのカメラがあれだけ良いのだから、専用カメラは当然さらに良い。じゃあ、どこまで良い物が必要かってことになると、オーディオもカメラも同じだと思うのだが、僕の場合、スピーカーはメインがJBLのL-65+サーロジックのサブウーファーで、これは音楽もだけど、壁に投影すると150インチを超える映像にもちょうど釣り合っている。そして、40インチから50インチの液晶TVとならアクリルのスケルトンスピーカー+ウーファーでOKかな。

僕は一年前からレンズ交換をする仕事用のカメラはフォーサーズにしたわけだけど、ポケットに入るコンデジも魅力的だ。今回の三台は買えないけど、もしずっと滞在していてくれれば三台とも使う。それぐらい三台三様の魅力があった。

ついにJ-WAVEの「81.3J-WAVE」(えいてぃわんぽんとすりーじぇいうぇーう゛)っていうジングルに、初音ミク版ができた。好き嫌いはともかく、こういう時代になっている。僕はそうですね、極めて好きってことはない。でも、すごく嫌いということもない。最近Perfumeの曲をきいていて、割と生の声が多く使われているのがちょっと寂しいなと思ったりしているから、ボーカロイドっぽい声にはかなり慣れている方だと思う。

さて、今日は突然気温が下がったので、どうも頭が重いのだが、これからインテリア雑誌の原稿を書くことにしよう。写真に合わせてあまり文字数を多くしない方がスッキリして良さそうだねと話合った。さっさと書いて、そして、プロジェクターが新しくなったので、土日は映画を見たい。

紙ジャケ探検隊のS氏が何故このCDをくれたのかはわからないのだが、僕は元々フォークソング育ちなもので、ジュディ・コリンズのトリビュートアルバムはなかなか良い。10代の頃に買ったMEN'S CLUBに写真が載っていたから、ジュディ・コリンズって名前は知ってるのだが、意識してきいたことがなかった。たしか、レナード・コーエンの「スザンナ」を歌ったのがジュディ・コリンズだったはずだ。

さてと、一般の人が読んで「オーディオ装置があるといいなあ、欲しいなあ」って思ってもらえるような原稿を書かなくちゃね。世の中には音楽を愛好している人が沢山存在するのだから、そういう人達にたくさん買ってもらえるように、オーディオメーカーやオーディオ雑誌は努力をすべきだと思う。  2013.6.13

今はオーディオが衰退している時期だけど、音楽を楽しんでいる人は沢山いる。TVの出現でもうお客が呼べないと思った映画界だって、良い作品を作ることによってちゃんと生き残っている。だから今は、良い製品を出し良いソフトを見つけて紹介し、オーディオの楽しみを伝えることが必要なのだ。

このところずっとマルチchの再生をやれていないのだが、久しぶりにSACDマルチとDVDオーディオのマルチch再生をききたいなと思っている。サカナクションはサラウンド再生のライブを行ったらしいのだが、マルチchのソフトは制作しないんだろうか? やっぱり売れてるバンドがそういうのを出してくれないとね。たとえば、アイドルのLPとかが出てこないとダメだわ。

あと何年かすると、ヘッドフォンやイヤフォンに飽きる人達がでてきて、「やっぱりスピーカーで音楽をききたい」とか「爆音をあびたい」という時代になったりもするのだ。オーディオ業界はそこまで何としてでも食いつなぎ、イザという時のために刀は常に磨いておこう。そして、志を高く持ち、便利さや安さだけを売り物にしてはいけない。

誰が何と言おうと「グレイト・ギャッツビー」は名作だ。1974年に作られたロバート・レッドフォードの映画は何度見たかな。あれは40年も前の映画だったのか。そして今年はディカプリオ版だ。原作とレッドフォード版の違い、多分新版はまた違う解釈や表現があって、もちろん違和感があると思うのだが、そういうものも含めて楽しませていただくことにしましょう。余談ですが、このサウンドトラックにはwii.i.amも参加しているのでした。

しかし困ったなあ、夏みかんがやってこない。この6年ほど同じところから買っているのけど、通常こんなに待たされることはないのだが、今年はあまりできない年なのだろうか?

何とかあと2回作って、今年のマーマレード作りを終えたいと思っているのだが、どうにも予定が立たなくて困ったなと思っている。同じような値段で同等の夏みかんが別ルートで手に入ると良いのだが、とにかく今年は特別だ。「もうありません」という返事はきていないので、あと20kgぐらいは買えると思うので、多分最後の注文をもらっても大丈夫だと思います。やはり、一度生産者に挨拶に行っておいた方が良さそうだなという感じがする。

Webで調べてみると、やはり今年の伊豆半島産夏みかんはちょっと成りが悪いみたいだ。これまでは、注文するとだいたい5日以内ぐらいに届いていたのでそんなことを考えたことがなかったのだが、複数の農家から買っていた方が作る期間も少し長くできるのかも知れない。

メールで連絡をとったところ、「今日送った」とのことだったので、明日には夏みかんが届くらしい。今年は6月中は夏みかんがあるとのことなので、少々待つものの、あと何回かマーマレード作りを行えるようだ。そういうわけで、欲しい方はメールでお知らせ下さい。

これは僕の新しい調理用具。まな板=Amazonで1800円ぐらいでした(茄子とナイフを乗せておきたかったって書いてもわかってくれる人は5%ぐらいかな)。ちょっと硬いので乱暴に包丁を使うとすぐに包丁の切れ味が落ちそうだけど、こんなポップな物がある厨房ってのも楽しそうでしょう。包丁なんか研げばいいんだし、もう一つグリーンのも買おうかと思っているぐらいです。

昨日は、どうにもやる気が出ない一日だったが、今日はだいぶ回復した。頭がボーッとしていて、喉もほんの少し痛かったので、ジンジャーシロップを飲んだらだいぶ良くなった。それで、今夜もまたジュディ・コリンズのトリビュートアルバムを再生しているのだが、これはとても良い。どう考えてもこの中の二曲はきいたことがある。ユニオンに持って行っても「買取不可」の憂き目にあいそうなCDなのだが、僕のところで可愛がってあげましょう。あの時もらったもう一枚のCDは水曜日夜の常連さんが好きそうなのでそちらに嫁ぎそうです。  2013.6.14

昨日はコーヒーの焙煎を2.5種類生豆750g分やった。このところ僕のコーヒーはとても安定してきている。やはり新しいことをやるというのは混乱もするもので、だから、最初の数ヶ月は最高に楽しくもあるが、別の見方をするとやや浮き足立っているような感じだった。約8ヶ月間、考えつく限り思いつく限り、焙煎のしかたもコーヒーのいれ方もあれこれ試してみて、今はとても落ち着いた状態になった。

そんな状態になって初めて、あたらめて色んな種類の豆のことや焙煎してから数日間で変化する味のことなどを落ち着いて感じ取れるようになってきた。激しくあれこれやっている時はわかっているようでわからないものなのだ。それで今は、自分のコーヒーをますます好ましいと思えるようになった。戯れる会をやっていなければここには至っていないので、やはり僕の生活の中心には音楽とオーディオと戯れる会が位置している。

あれー! 収穫が遅れていた夏みかんだが、「追加はできますか?」というメールを出したら、「じゃあ、送ります」ということで連日10kg、合計20kg送られてくるらしい。最初の10kg分は予約分で全部送り先が決まっているが、次の10kg分はまだ2kg分しか注文をもらっていないのだ。昔、「いさき」を釣ったからと言って大きないさきを20匹ぐらいもらったことがあったけど、自然が相手なので夏みかんの購入もあれに近い状態らしい。

そういうわけで、日曜日+月曜日か火曜日はミカン星人になって夏みかんをやっつけなければならないらしく、余分がたくさんあるので、いつでも発送OKですから、マーマレード欲しい方はお知らせ下さい。他所の無農薬夏みかんは7月いっぱいOKと書いてあったりもするが、いずれにしても、そろそろ今年のマーマレード作りも終盤です。

音楽データを保存するNASの容量はどれぐらいあれば良いのだろう? DigiFi編集長の武田さんのように10TBを超えたという人もいるし、僕のようになかなか1TBを超えない奴もいるから個人差があると思う。

読んでみたいマンガがあったので、Amazonで検索するとKindle版があった。iPad2を手に入れたところだし、どんなもんか体験したいと思ってダウンロード版で読んでみることにした。

これなのですが、Kindle版は420円、新品のマンガ(紙)は570円だった。

僕はこれを読みたいわけだから、お金を払うのは当然として、もちろん安い方がいい。映画館の入場料1800円は別にいいんだけど、もし1000円だったらかなり嬉しいっていうのに似た感覚で、Kindle版が半額ぐらいだったらもっと気楽にダウンロードするだろうなと思う。ダウンロード版は読んだ後邪魔にならないのがいい。

値段はともかく、(1)をダウンロードしたらけっこう面白くて、「よーし、いってみよう」って感じで(2)もダウンロードして読んだ。(2)を読むと、これがまた面白い上にいいところで終わるものだから、やっぱり(3)が読みたくなる。

ところが何と!! Kindle版があるのは(1)と(2)だけで、(3)以降はダウンロードできないのだった。

やめて欲しいよねえこういうのは、その気になってるのに未遂に終わる情けない状態のことは「美人局」じゃなくて何て言ったらいいんだろう。  2013.6.15

今日はやっと届いた夏みかんをマーマレードにしている。連日で夏みかんが届いたので、明日か明後日はまたマーマレード作りになりそう。そっちの分はかなり余りそうなので、欲しい方があればお知らせ下さい。

昨夜は「砂漠でサーモンフィッシング」という映画を見た。フルハイビジョンのプロジェクターで初めてブルーレイディスクを(しかもデジタル接続で)再生してみてると、それは感動するぐらい美しいものだった。やはり、ハイレゾは新録だねと思う。

「サーモンフィッシング・イン・ザ・イエメン」はとても良い映画で、見て良かったなあと思った。誰にでもおすすめ出来ます。ブルーレイディスクによる美しい映像で映画館みたいだったし、何より「信じる心が必要なのだ」というイエメンの族長の言葉にやられた。うまくいかなかった時は「自分が彼らを信じすぎたのだろう」という言葉もなかなか素晴らしかった。「人を信じ、そして信じすぎないこと」これは僕の永遠のテーマだ。そして、主人公の女性は僕のと同じ会社のトースターを使っていたし、男性は僕と同じウエストサイズだった。僕も若い頃は働く女性が好きだったけど、今は普通に働いている人を好ましいと思うようになった。  2013.6.16

昨日は予約をもらっていたマーマレードを作って8カ所に発送したので、今日届くと思います。次のロットは昨日の午後夏みかんが届いているので、明日あたりマーマレードにして送ります。自分の分も2kgぐらいは冷凍しておきたいが、それをしても何kgか余裕があるので、注文もらえれば送ります。6月いっぱいは夏みかんがあるそうですが、そろそろ最後かなあ。

AVアンプに関して、毎日とても便利に使っていてかなり良い。さらに良くなってほしいから、言いたいことや要望が沢山ある。アンプメーカーは、いつかそのあたりのことをわかってくれるだろうか。

それはデジタル一眼レフの操作なども同じで、いろいろな機能が盛り込まれているが、本当に必要な機能かどうかをチェックして整理し、さらにそれらをスムーズに呼び出して使えるようにすることが問題だ。

さっき電話があって、午後一でモノマガ男が打ち合わせでやってくるらしい。オーディオの記事も依頼されているけど、このところはそれ以外の記事も依頼されるようになった。

一年半ぐらい前、初めてモノマガ男から「ネットワークオーディオプレーヤーの記事を書いてくれないか」という話があって打ち合わせをした時、「僕はオーディオ以外のことも沢山やっているので、それらの仕事もやらせて欲しい」と言っておいたら、徐々にあれこれ仕事がきて、最近は料理関係とかデジカメ関係インテリア関係などの仕事を依頼されるようなってきた。これでGaudioがまだあればかなり良い感じで仕事ができた筈なのだが、Gaudioが休刊になってしまったので、世の中そうそううまくは回らない。

さて、今夜は何をきこうかなと思いつつアンプのスイッチを入れる夜の9時。二年ぶりぐらいでフィービ・スノウのLPをかけている。僕は一枚目と二枚目がとても好きで、今も時々かけているけど、オルトフォンのSPUで再生したのは初めてかも知れない。それから、若い頃のジェーン・バーキンのLPを再生した。

しかし、DAFT PUNKはすごい勢いだなあ。  2013.6.17

今日は午前中からマーマレード作りの一日だ。初めて食べた人から「こんなにおいしいマーマレードは初めて」という感想をもらっている。僕のマーマレードは色がきれいだし、気に入ってくれた人が毎年注文をくれて、今年は何とか80kgを超えるところまできた。だけど、なかなか100kgには達しない。

厨房でラジオをきいて、流行ってる音楽やこれから流行りそうな音楽をキャッチしながら手を動かすのは楽しい。音楽だけじゃなくて、新しい言葉や発想、ラジオ独特の文化みたいなものが入ってきて、僕はこれがないとやっていけないみたいだ。

しかし、今朝見た夢はひどかった。ものすごくリアルな夢で、映画か小説みたいな感じでストーリーだった。何年もかかかって居場所がなくなり追い詰められてゆく夢だった。監視されていて、ワイロとタレコミが蔓延している世界にいて、地下鉄に乗せてもらえず、自分の家にたどり着くことができないのだった。唯一の救いは、不思議な力を持っている女の子が一緒にいてくれて、すんでのところで難を逃れるというものだった。あの夢の続きはもう見たくないなあ。

昨日と今日は、大阪で「マキシマム ザ ホルモン」とPerfumeの対バンライブで、僕の知り合いが何人か仕事休んで大阪に行っている。斉藤和義と奥田民生とも対バンをしたんだけど、それに続いてこんな組み合わせが実現するってのがなかなかすごいものです。

明日の夜は、音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。お待ちしています。

あーあ、今日は暑かったなあ。去年ちょっと無理をしてエアコンを買い替えたので、お客さんも自分もだいぶ快適になり助かっている。僕は一人だったら真夏でも昼間はなるべくエアコンを使わずに過ごしている。どうも丸一日エアコンをかけていると体調が悪いのだ。で、夜は音楽をききたいので、窓を閉めてエアコンをかけてパワーアンプのスイッチを入れるというパターンが多い。

今日マーマレードを作って発送したので、注文をもらっている分は全部作って送った。どうしても作ってくれというリクエストがなければ、今年のマーマレード作りはこれで終了ってことになりそうだ。今年は買ってもらった分が全部で85kgかな(物々交換含む)。100kgにはあと二回作らなければならないので、100kg超えは来年の目標ってことにしましょう。

そういうわけで、厨房の床掃除などをやっていて、夜も音楽をきくことができなかった。しょうがない、こういう時はヘッドフォンだぜ。  2013.6.18

新しいMacProは年内に発売だそうですが、なんか凄そうですね。値段はやっぱり30万円ぐらいなんでしょうか。僕はそれなりにAppleには貢いできたけど、最近じゃ10万円でも高いと思っている。今僕が使っているMacの中で最も快適に動くのは、これを書いているCore i5のMacBookAirなのだが、SSDで発熱が少ないからファンは時々しか回らないし、Photoshopはサッと起動してまったくストレスを感じない。ただ、僕はFireface400を使っているから、ThunderbolutをFireWireに変換してしまうと、プロジェクターが使えない。FirefaceUCならいいんですけどね、400はずっと使っていて無故障だし、TotalMixもFXじゃないからスッキリしていて愛着がある。そういうわけでやっぱりMac miniってことになる。

SSDのストレージが2TBぐらいまでいってそれが5万円ぐらいになればHDDが不要になるのだろうか?そんな時代になるまではやっぱりHDDですかね。あと何年かかるのだろう。

長いこと「プロは当然AdobeRGB」って感じでAdobeRGBでやってきたのだが、最近カメラの設定をsRGBにしてみている。少なくともWeb用はsRGBの方が良い(問題がなさそうってこと)みたいだし、印刷会社もこの10年ほどでデジタルカメラのデータからの印刷に慣れてきている。そして、もはやナナオのモニタは不要でREGZAでOKなんじゃなかろうかってのは、数年前からそう思っている。自分のところでいくら良い色を出せても、みんながみんな同じ条件で見ているとは限らない。

僕はどうでもいいって言ってるわけではない。包丁にしても自分が必要とする切れ味があって、それを下回ると研ぐことになるわけだが、砥石は普通のものでOK。髭を剃るわけじゃないから、ツルツルの仕上げ砥は要らない。ちょっと調整すれば、REGZAというか液晶TVで十分色味の判断ができるところまできていると思う。それだけの話だ。

さすがに動画の編集などをやるとパワーが必要だけど、僕がやっている写真のレタッチ程度ならMac miniでさほどストレスを感じなくなっている。

マーマレードがちょっと余り気味だったので、4月5月に買ってくれた人に「そろそろ最後だし、今日作ったのが少し余っているんですが要りませんか?」って連絡をしたら、するすると「冷凍して越冬させるから送ってくれ」というような連絡が入り、ほとんど行き先が決まった。もし、これ以上注文が入ったらもう一回作ることになりそうですが、どうでしょうね。

今夜は音楽喫茶なので、朝からシフォンケーキを一個作り、夜のためにバゲットを焼く準備をして、包丁を5本研ぎ、それからルンバに掃除をしてもらい、淡路町の靴屋さんに行って「どうにも痛くてたまらない革靴」を調整してもらったのを受け取り、新しくできたスーパーマーケットで食材を買い込み、14時半に知人がきて不要になったSoundSticksを見て「欲しい」というので、適当な金額で買ってもらい、今はコーヒーを飲んでいるところ。それで、合間をぬって、今日、字数が決まったインテリア雑誌の原稿を数百字書いて送った。

もう終わりかなと思ったが、あと一回、今年最後のマーマレードを作ることになりそうな気配だ。そういうわけで欲しい方はお知らせ下さい。これまでの最高記録一昨年の88kgを更新したいなあと思っているところです。あと3kgで並び、4kgで新記録樹立。なのだ。

今日は早く寝よう。昨日も今日もよく働いて疲れた。音は最高に良くてぜんぜん不満なし、だから明日になる前に寝る。明日は一日原稿書きだ。しかもオーディオ雑誌と違って明日中に送ってくれと言っている。コーヒーはうまいし、焼きカブもうまい、もちろんシフォンケーキの出来も抜群だから、やれることなら何でもやるぞ、おー。  2013.6.19

今、戯れる会ではCECのTL3NというCDトランスポートの巡回試聴が始まっている。

このCECのTL3Nの所有者は会員のOさんで、例会に持って来てもらって試聴した中で、Fireface400と組み合わせが抜群に良かった。あれはちょうどCD12がやってきていた時で、CD12との比較試聴もしたが、CEC+Firefaceの方が好ましいと思った人もいたと思う。JUJUとスーパー・フライのどっちが良いかとか優れているかは比べても意味がないのと同じだから、場所と財力があれば両方持っていてもいい。CECのトランスポートは15万円ぐらい、Firefaceは現行のUCXを買っても15万円ぐらい、当然CECは電源ケーブルで音が変化するし、デジタルケーブルが必要だし、設定のためにPCやMacの知識を要求されるし、Firefaceがまた電源でけっこう音が変化するので、僕も含めて戯れる会の人は会員の専門家に頼んで専用電源を作ってもらっている場合が多い。KENWOODの汎用電源でも付属のACアダプタよりは音が良くなる。

そんな風に考えて足し算をしていくと、CEC+Firefaceだってケーブルに電源にパソコンにってことで何十万円かはかかってしまい、もはやCD12の中古が80万円ぐらいになっているので、「CD12は個性的な音だし、スッキリ小さくていいじゃない」という考えも成り立つわけで、僕はしばらく凝縮したものを楽しむという路線を選んだ。

あれこれいじるのが楽しいと考えれば、CEC+Firefaceは要素が多くて楽しい。もちろんPCオーディオもできるし、録音もできる。CD12はCDを再生するだけだ。実は一度だけCD12のデジタルアウトをFireface400に入れて音を出してみた。それほど悪くないのだが、美しくない気がしてやめた。

本題からそれてしまった。CECのトランスポートを購入したOさんにお願いして、二ヶ月近く会員のお宅を巡回試聴させてもらうことにした。せっかく買ったのに、二ヶ月もあちこち巡回させてくれというのだから、あまり常識的ではない僕の(というか戯れる会の)お願いを承諾してくれたOさん、ありがとう。それで、僕はお礼としてシフォンケーキを月に一個進呈することにして、すでに一個はプレゼント済みだ。残る一個ですが、値段は同じだからマーマレードでもいいけど、どっちがいいかな。

物って、買ってしまって気に入らないから売るってのは大変だから、買う前に貸してもらって自宅で試聴できるのなら、レンタル料を払ってもいいと思う。

戯れる会の会員が200人ぐらいいれば、それは一つの力だから、メーカーや輸入代理店に頼んで試聴機を出してもらうことも可能だろう。でも、戯れる会は今年何とか50人をキープしたという状態なので、そのようなパワーを持つには至っていない。せめて100人ぐらいにならないかなと思うけど、70人ぐらいをピークにこの数年は減ってきている。

戯れる会というものをうまく利用してもらえると良いのだが、僕のやっていることはなかなか理解してもらいにくいのかなと思う。

ああ、今日の原稿書きは意外に大変だったなあ。とりあえず送った。おお、もう21時か。何を食べよう。

180字だの105字だの540字だのって原稿をいっぱい書くのってパズルを埋めるみたいで、これがなかなか苦労なのだった。もう何も作る気がなくて、食パンにコロッケとキャベツの千切りをはさんで食べた。そして、今日はAudirvanaとFireface400で24/96のデータを再生している。自分でLPから録音したものです。すごく良い音だ。  2013.6.20

曇天なので画像はヘンな色味ですが、これは今朝の状態。わかりにくいと思いますが、B&Oのオーディオラックを左に18cmほど移動させた。元々はこの状態だったのだが、MacProを置くためにラックを右に移動したのだった。

右側にレコードウオッシャーを置いているラックを二つ並べられるようになったので、このあたりの様子が今後少し変化するかも知れない。

これが今から三年前、2010年6月の状態で、ここにMacProが存在したというわけです。いろいろ見比べると随分スッキリさせているのがわかっていただけるでしょうか。

午後はWingsのライブ、24/96版をかけている。ダウンロードしてから二回しかきいていなかったのだ。iTunesとかLINNのDSだとジャケットで選べるんだが、Audirvanaで普通に再生しようとすると、「これをかけるぞ」って思わないとたどり着かない。僕はこのアルバムはこのダウンロード版を買ったのが初めてなので比較はできないのだが、ぜんぜん高音質ではない。多分、元の録音が普通なのだろうとおもうが、ハイレゾ版はCDよりそれなりに良いのだろうか?全然わかってない。

ポール・マッカートニーのライブをきいていたら、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」をききたくなった。昔、国内盤のLPを持っていたのだが、今は手元にないのだ。やっぱりあのBoxセットを買おう。何百円か安くても3週間も待たされると「ききたい」っていう気持が薄れるので、明日届く方をポチした。

今日の昼間は打ち合わせで今後の事業計画などを話し合い、やる気が出てきた。明日は一日休みで明後日は午前中から珈琲焙煎のことで取材されるのが仕事だ。そんなわけで、今夜は美味しいものでも作って食べようと考えて、手作りの焼売に決定した。お米は福島の吉成さんが作った放射能ゼロというものです。彼はそのことで何度もTVに出演しているし、記録映画もできたらしい。  2013.6.22

スタジオを改装して新しく厨房ができた関係で、2007年から2008年頃はものすごくよく料理をやった。それで少し一段落したのだが、この二年ほどまた料理&お菓子作りをよくやっている。いろいろ作ってみたいものがあるかどうかとか、試してみたい調理器具があるかどうか、そんなあたりも関係しているのは写真やオーディオとよく似ている。

昨日ポチしたサイモン&ガーファンクルは午前中に配達されたようなのだが、受け取る事ができなかったのでまだきけない。何とか今日中に受け取りたい。

よしよし、うまいこと受け取ったので、全部きいてやろうっと。

ほとんど全部きいてみたのだが、内容はもちろんのこと、このサイモン&ガーファンクルのBoxセットは音が良いと思う。DVD付きの6枚組で2800円なら買いでしょう。僕にとって「ミセス・ロビンソン」とか「冬の散歩道」のイントロのギターって、「サティスファクション」とか「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などといい勝負だ。「59番街橋の歌」のあのベースが出てくるところもカッコ良くて、やっぱり近頃はああいう感動が減った。

ラジオで初めてミセス・ロビンソンのイントロをきいたときは衝撃的だった。高校生の僕が「なんてカッコいいんだろう」と思い、今きいてもカッコいいから、ずっと変わることがない。今もラジオをきいていて、「お、こりゃ何だ?」と思ってCDを買ったりしているから、僕がやってることってのは50年ぐらい同じで、多分死ぬまでこんなことをやっているに違いない。

だから、古いアナログのチューナーが欲しいなあなんて思ったりもするけど、置く場所がないからやっぱりマランツのAVアンプのFMチューナーでいいってことにしよう。今更バリコンチューナーなんて作っても売れないだろうし、ピストン西沢の声がやたらと肉感的になったりするとリアル過ぎて妙かも。昔使っていた機種だとKENWOODのチューナーはちょっと神経質なところがあるから、やっぱりLUXMANのT-110がいいな。  2013.6.22

さて、今日は午前中にコーヒー自家焙煎の取材があって、実演して撮影され、原稿も書く。AudioBasic誌とかGaudioでは編集長と話し合って意図的にあまり顔を出さないようにしていた。あれは別に隠していたってわけでもなく、必要な時は出ていたけど、なにしろ連載がいっぱいあったから顔を出し過ぎるのは良くないだろうという判断だった。だが、別の雑誌なら連載なんて持ってないから遠慮は不要だ。

どうなるかなと思っていたが、何キロ分か注文をもらったので、もう一度今年最後のマーマレード作りをやることになった。今日夏みかんが届けば、明日作って送ります。10kgのうち5kgぐらいは行き先が決まっていて、5kgほど余裕がありますので、最後の注文をお待ちしています。先週作った分で、すでに85kgのマーマレードが人様のところへ行き、皆さんにご協力をいただいたおかげで、新記録樹立の予定です。

6月23日はやっぱり何十年経っても6月23日だなと思う。

おっと、まずいなあ。取材のために六角形の重たいテーブルを出したのだが、「じゃあね」って感じで帰ってしまい一人だと片付けられないのだった。ネコでもいいから手を借りたいところだ。

疲れているときは早く寝よう。それがいい。  2013.6.23

早く寝ると、夜中の3時に目が覚めて、あれこれ考え始めるともう眠れなくなる。それでついiPhoneなんぞを見ると、HDtracksから10%offだよんというメールが来てる。で、どうしたもんかと考えて、Daft PunkのRandom Access Memories24bit88.2kHz版でも買ってやるかと思う。16ドルぐらいかな。ダウンロード版はやっぱりこのぐらいの値段じゃないといけないのだが、この手の音楽の場合でCDとどれぐらい音質の差があるんだろう。戯れる会の人はCDなんて持ってないよねきっと。XLDなどで16bit44.1にダウンコンバートして比較してみりゃいいんだよね。僕は圧縮派ですから(64GBのiPhoneなのだが動画と音楽で40GBを超えている)、iTunesに入れるため、AACには変換するんだが、16bit44.1のAIFFも作るのがちょっと面倒ってやつかな。

そんなわけで、朝スタジオに来て、ダウンロードして、AACに変換してiPhoneにコピーして、今日のマーマレード作りはiPhoneからのAirPlayでDaftPunkを再生しながらやっている。GetLuckyしかきいたことないから「なるほどこういうアルバムだったのか」って思ったわけだが、まあ2013年前半を代表するアルバムであることは間違いないだろう。

先週来なかったヤクルトレディが来た。いつも水曜日か木曜日に来るのだが、たまたまその日に来ることができず、金曜日の夕方に寄ったそうだが、僕はその時出かけていたので会えなかったらしい。おまけで青汁の素をくれたので飲んでみましょう。

今日は午前中から最後のマーマレード作りをやった。止め時ってのはなかなか難しくて、10kg出来上がったうち5kgは行き先が決まったが5kg余っているので、とりあえず冷まして冷蔵庫に保存しよう。そんなわけで、欲しい方はお知らせ下さい。ちょっとマジに考えて、引き取ってくれる人を探さねばと考えている。

今日は珍しく何本も電話がかかってくる日で、マーマレードを作りながら色々な人と色々なことを話した。遊びの話ではなく、仕事の話です。それで、あれこれ考えることがあった。そんな一日だった。19時まではiPhoneからのAirPlayでそれなりに楽しんだが、夜の食事が済んだらは少し落ち着いて音楽をきけるかな。

このところずっと、何となく左肩から左腕が怠い理由がわかった。夏みかんの皮を刻む時に力を入れて押さえているからなのだ。その事に気付いてなるべく力まず押さえた方が良いのだとわかったところでマーマレード作りも終わり、来年になるとコロッとそのことを忘れていたりして、まあ人生ってのはそんなもんですね。

サッサと書かなければいけない原稿が二つあって、明日からはこれをやろう。そして、いくつか新しい企画の話もあって、僕はそのあたりがどうなるのかなと思う。うまくいく確率は10%もないと思うのだが、夢を見るっていうのは「バカで、他人とは違うことをやって、そしてハングリーであれ」ということなのだ。僕がPCオーディオの次に考えていることが実現したらすごく嬉しいと思う。  2013.6.24

昨日、マーマレードを作りながら昼間厨房で丸2回もDaft PunkのRandom Access Memoriesを再生したから、どんなことをやっているのかもだいたいわかったので、夜遅くなってからヘッドフォンできいてみるとこれが良い。クールだ。このカッコいいさりげないノリってのは何なんだろう。 最初はiPhone直挿しで再生していたが、もっと良い音でききたくなって、途中からはiPhoneの8PlayerでNASにアクセスしてハイレゾ版を再生して楽しんだ。

「マーマレードが余っているなら買ってあげよう」というメールを何通かいただき、おかげさまで、何とか昨日作った10kgも自分の冷凍用1kgを残して全部引き取ってもらえることになりました。ありがとうございます。2013年は新記録達成で、何と94kgのマーマレードが出荷され、100kgの大台も夢じゃない感じになってきました。皆さんのおかげです。

今夜はスタジオで料理を教えるので、昼間は原稿を書きながら厨房の床掃除をして、夜作る料理のために食材を買い出しに行かねばならない。僕の料理教室は毎週火曜日の夜3時間ほどで、「一年間来て下さい」というものだ。その代わり一年でおしまい。そこまでやれば上達するものは上達するし、あとは口で「あのあれをああやると、こういう結果になるから、それの応用です」的なことで出来ると思う。もし、50回以上来たければ来てもいいけど、同じ内容が出てきます。というものだ。ピアノにしろ踊りにしろ生け花にしろ、習い事って非常にやめにくいものだし、教える側からすると「やめる」って言われるのはけっこうショックなので、最初から一年間ということにしている。だから「やめたいけどやめるって言えない」ということがない。と、一人しか生徒がいないのに、その人がやめたいと思ったときのことを考えてあげているヘンな奴が僕です。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。お待ちしています。

今日も昼間はあれこれ今後の企画を練っていた。さあ、どうなるかなあ。そんなわけで今日もたくさん話をして疲れた。原稿は一つ送ってOKになったので、あと一つだな。明日もがんばろう。  2013.6.25

一昨日、福岡県の方からマーマレードのことでメールを頂戴したが、迷惑メールのホルダーに入ってしまっていた。僕はこれを見つけて返信を出したが、その返信がこないところを見ると、こちらが出した返信も先方のフィルターに引っかかってしまったのかな。昨日はすごく良い感じのバナナを大量に手に入れたからバナナシフォンケーキもOKなのだが。

写真は撮れるんだけど、自分の写真がない。荒野のシラ袴? ATOKにしちゃバカな変換をするなあ。紺屋の白袴? あれはしろばかまか、しらばかまか? どっちだ? わけがわからなくなってきたが、とにかく新しい雑誌からの原稿を書いた時など「山本さんの顔写真を送ってくれ」と言われるとちょっと困る。しょうがないから、自分で撮るしかないかと思っているのだが、こういう時は、USBケーブルでカメラとMacやPCをつなぐという有線方式にしろ、スマホからの無線操作にしろ、EOSは自由度が高かった。OM-Dの今後の課題ですね。

おかしいなあ、マランツのRemoteApp、今朝iPhoneアプリのアップデートかけたら動かなくなったぞ。アップデートする前はちゃんと動いていたのにヘンだな。再起動しても何してもダメ。やっぱりこういうのって二年三年かかりますね。長い目で見守りましょう。

今日はシフォンケーキ2個作って、その後コーヒー豆を550g焙煎して、あともう330gやろうかなというところ。DaftPunkをかけっぱなしの焙煎なのでそいう味になってるかも知れない。

今夜の音楽喫茶はお客さんが4人、アナログからCD、ハイレゾまで再生し、あれこれ夢を語り楽しい楽しい喫茶だった。来週もまた来て下さいね。  2013.6.26

昨夜の音楽喫茶でこのCDを貸していただいたきCD12でかけてみた。これが笑っちゃうような柔らかい音で、「ちょっと違うよなあ」と思った。そこそこ良ければ満足したのだが、CD12からの音があまりにもトロいので、NASに入っている24/88.2のデータをAudirvanaPlusで再生してみると、「やっぱりこれだよな」って感じになる、ハイレゾだから良いってわけでもないと思うのだが、完璧なものはないのでPCオーディオも必要だし、CDプレーヤーも必要だ。こういうのは実際にきいてみてもらわないと説明のしようがない。

僕は、そういう機会を少しでもつくりたいと思って、戯れる会や音楽喫茶をやっています。音のことはともかく、Daft PunkのRandom Access Memoriesのなかでは大ヒットの「GetLucky」はもちろんのこと、その前と前の曲「Lose Yourself to Dance 」と「Touch」あたりもかなりお気に入りです。もちろん他の曲もみんな良くて、心地よいのは何故だろう。独断偏見で書くと、踊れるスティーリー・ダンって感じ(特に11曲目のFragments of Time)。

結局昨日は昼間三種類合計880gのコーヒー生豆を焙煎し、一晩おいて今朝その中のひとつを飲んでみているが、実においしい。正直、これに慣れると普通のコーヒーは飲めない。昨夜の音楽喫茶に来たお客さんが「ミルク缶の焙煎講座をやってくれ」と言っていたので、近々休日にでも焙煎講座をやることになるかな。試飲も含めて2時間程度、ミルク缶と自宅でお試し用の生豆150gお持ち帰り付きで5000円です。

僕のスタジオでは近頃どうにもiPhoneでの電話が切れてしまう。以前はこのようなことはなかったのでiPhoneの故障かと思ったぐらいひどい。スタジオ内の中央も窓際もダメ、厨房側もダメなので、iPhoneの故障かと思ったが、秋葉原あたりで電話をすると全然問題なく通じるので、これは回線状況だろうと考えて、SoftBankの「電波改善要望フォーム」から登録をした。2007年頃はauがまるでダメだったのでSoftBankにしたのだが、どこかに高い建物でも建って邪魔をしているのだろうか?

今日、一年ほど前に手に入れたもののキーボードを打つと手首にスジがついてしまう15インチのMacBookProをSofmapの買取に持って行った。このMacBookProと以前使っていた三菱のプロジェクターは比較的相性が良かったので、約一年間プロジェクターと組み合わせていてDVDプレーヤーみたいな使い方をしてきた。

3月にマランツのAVセンター(最近はAVアンプじゃなくてAVセンターって言うらしい)を買ったので、MacminiのHDMI端子をAVセンターに入れて、ここからREGZAとプロジェクターに映像を出すことにした。で、まあやっとプロジェクターも手に入れてAVセンターから画像が出るようになったので、MacBookProは晴れてお役ご免となった。

それで、今使っているCore2DuoのMacminiを、FusionDrive、USB3.0の現行Macminiにしようと思った矢先、15000円ぐらい値上がりしてしまったので、どうしようかなあと考えていた。

6月30日(日)の夕方、スタジオK'sでコーヒー豆焙煎講座を行いますので、参加したい方はお知らせ下さい。studio.k@mac.com です。

こちらのコーヒー教室を見てもわかるように、最近コーヒーに興味を持っている人は増えていて、どうもそれは女性が多いようだ。

今夜は午前中に届いたイヤフォンで音楽を楽しんでいる。

「あとみっく・ふろいど」 ですって。なんか、このCDと良く似合うでしょう? 

そういうなかなかすごい名前のメーカーで、僕は全然知らなかったのだが、試聴してみると驚くほどの低音だった。これはなかなかすごい。カナル型でこんな低音は初めてだ。でも、僕の嫌いなとってつけたような感じの低音増強型じゃなくて、かなり好みのタイプだった。  2013.6.27

そろそろパート41の準備をしなければならない。昨日も一昨日も原稿を書いて送って、少々心の余裕ができたからこれは今度の土日でやろう。

Core2DuoのMac miniはけっこう待たされるので、遅いMacはイヤだなあと思って色々考えたのだけど、FusionDriveのMac miniは10万円を超えてしまっていてこれにメモリを増設するとけっこうな金額になる。この春は予定がなかったプロジェクターの買い替えなどもあって散財状態なので、昨日Sofmapに買い取ってもらったMacBookProの買取額で買うことができるMacminiにしよう。現行のCorei7クアッドコアのMac miniを使ってみて耐えられないほど遅かったら、あとはSSDを増設するしかない。Corei7の2.6GHzなどにすると、発熱が多くてファンが回るのかも知れないから欲張らず標準の2.3GHzにした。

そして、新しいMac miniにはWindows7もインストールして、再びマルチchの再生ができるようにしたい。マルチch再生はLet's noteでも出来るんだけど、この状態(つまりMacとWindowsを別々に使う)にすると、Fireface400は一台しかないから挿し替えなくちゃいけなくて、これがちょいと面倒なのだ。PCオーディオは元々少々面倒だけど、それがさらに面倒になる。Fireface400とUCの二台使っていた時は良かったんだけどね。でも、それはそれでプリの入力がさらに一つ塞がるから、これもまたちょいと問題で、Mac mini一台、Fireface400一台のみ、必要十分にしてこの二台を100%使い切る状態を構築したい。新しくやってくるMacminiは、もちろん写真(時には動画)の画像処理などの仕事にも使うし、REGZAでDVDを見る時はアクリルスケルトンスピーカーで音を出すし、音楽もきくので、オーディオ専用ではない。

この何年間かで、オーディオ専用のPCを作ったり買ったり、Macを使ってみたけど、どれも僕の使い方には合致しなかった(どれか一つ選べと言われたらLet's noteかな)。もはや、普段の作業はほとんどMacBookAirでまかなえるので、かつてMacProで全部やっていた時とは状況が違っていて、1)このサイト更新 2)Blog更新 3)サイトやBlog用の画像処理 4) ほとんどのメール送受信などはMacBookAirが最高に快適なので、新しいMacminiは1)写真処理 2)DVD鑑賞 3)Macオーディオ 4)Windowsオーディオとして使う。

そして、CDの再生にはまずCDプレーヤーを使う。CDプレーヤーはCD12やCECなどの個性的なものにして、その良い部分を楽しむ。CDプレーヤーでの再生が思わしくなかったらMacやWindowsを使う。長くなったが、これがうまくいけば、ここが僕なりの到達点ということになる。もくろみ通りの状態になってくれれば良いのだけれど、やってみないことにはわからない。

ジョアン・ジルベルトの「三月の水」のハイレゾ音源が出てるんですね。CDもLPも持っていない人、誰か買ってみてくれー。

しかし、クルム伊達公子はすごい。

iPhoneからAirPlayでマランツのAVセンターに送って音楽を再生してみたら今夜はちゃんと再生したので「こりゃいいや」と思っていたら、3曲ぐらいであえなくダウンでした。やっぱり今後に期待でQUADのスイッチを入れたのだが、今日はAtomicFloydのききすぎで耳が少々偏った状態になっているようだ。AtomicFloydの音はとても個性的で楽しいので「安い方の音もきいてみたい」と言ったら送ってくれることになった。この二日間試聴していたのは定価が3万円以上のフラグシップモデルなので、定価14800円の方がどんな音なのか興味を持った。しかし、嫌いな人は大嫌いだろうなこの音は。

ダメだ、昼間久しぶりに鍼を打ってもらったので首から頭が重い。これで良く眠るとスッキリして、明日は原稿なんかビシバシ書けちゃう。なんてことは多分ないな。  2013.6.28

絶対に当たる馬券とか必ず良い写真が撮れるカメラなんてものは面白くも何ともないわけで、適度な困難は楽しい。。タケコプターとどこでもドアは欲しいけど。

重くて高くて大きい物の方が音が良いっていうのも、あまり楽しくない。つまり、金出せばOKとか場所があればOKとかいうのもつまらない。と言うか、僕はそれを持っていない。

もちろん適度な困難は人それぞれなんだけど、出来そうで出来なくて、もし出来たらかなり楽しくて、毎日あれこれ考えてスキルも磨いてパワーも貯めて、時には切り札的アイテムも手に入れて、何とか良い感じになる。でも10年かかるのはちょっと長すぎで、できれば1年か2年ぐらいでそこそこ成果を出せて、ところが、何だかんだで結局5年ぐらいかかってしまい、最終的にはみんなで(ここ重要)10年間楽しめた。なんていうのが一番面白いかもなあと思う。そんなことを通じて、死ぬまで続くような素敵な人間関係を築くことができればなお良い。

2013年のマーマレード生産は合計94kgとなり、新記録達成でした。ありがとうございます。まだ1kg冷蔵庫に残っているけど、引き取り手がなければこれは冷凍しちゃおうかなと思っているところです。また来年もよろしくお願いします。

先だっての重たーい荷物の中に、これが入っていた。

ここは「よっしーの部屋」ではないのでお間違えなきよう。

荷物の総重量があまりに重たかったため、全治2週間ほどのトラウマになっていた。マーマレード作りも終わった事だし、少し心にも余裕が出てきたので今日やっと荷物をいじり始め、このかわいいプレーヤーは「ちゃんと動くのかな」と思って音を出してみることにした。

おー、本当にジャケットサイズだぜ。音はけっこう良くて、CD12といい勝負って言っておきましょう、ひいきめの主観(どっちを?)。バッハのバイオリンはOKなのに、レコードによって途中で進まなくなったりするのは「まさか、プレーヤーに倫理規定が仕込まれてるんじゃないだろうね」と考えて、よろしくない内容のLPを再生してみている。

明日の夕方、夜?は18時からスタジオで珈琲焙煎講座をやっていますので、参加したい方はどうぞおいで下さい。自分でローストすると、自分好みのおいしいコーヒーを生豆の値段(一般的には100gで200円ぐらいかな)で飲む事ができます。安くておいしければ文句なしでしょう。もちろん焙煎は極めれば奥の深い行為ですが、刃物研ぎと同じでやってみることの方が重要です。参加費5000円でミルク缶焙煎器と150gの生豆付きです。  2013.6.30

今日は午前中からPerfumeのダンス練習会があって15人ぐらいの人が集まって動画撮影を行った。

その撮影がけっこう大変で、終わった後はかなり疲れていた。そこにMac miniが届き、なんだかんだ、ドライバーをインストールしたり、アプリをダウンロードしたりってことになると、とりあえずのセットアップにも数時間かかる。

それで、夜は珈琲焙煎講座をやった。自分で焙煎してコーヒーを飲む人が増えるのは良いことだと思う。もしかすると7月7日(日)にも焙煎講座を行いますので、やってみたい方は申し込んで下さい。とにかく今日はちょっと疲れたので、ここまで。  2013.6.30

今日から7月、昨日は月末だったが日曜日だったので銀行にも行かれず、大家さんからは「出かけるのでスタジオの家賃は7/1にして欲しい」と言われていたので、今日はまず銀行に行ってこなければならない。

今日からパート41に移行しますので、こちらでお付き合い下さい。

これが最終号なのだが、やっぱりGaudioは圧倒的に内容が豊富だと思う。僕はそういう本づくりに協力してきた。「スピーカーブック2013」では巻頭の大口径ウーファー記事などを8ページ以上書き、写真も撮った。1m3000円ぐらいのけっこう高級なスピーカーケーブル4mが付録で3990円だ。僕はこのスピーカーケーブルをアクリルのスケルトンスピーカーで使うことにした。




ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月

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