パート50
音楽と映像を楽しむにはますます最高の新時代 パート50

そういうわけで、このサイトもついにパート50になりました。いつもそして、ずっと読んでくれてありがとうございます。

パート50だからというわけでもないのですが、数ヶ月前に思い立ち、四国の巡礼に行くことにしました。

「四国遍路」というものです。八十八カ所の霊場(お寺)を歩いて回る予定ですが、とにかく全部歩くと1200kmなので一度では到底無理、最も効率が良さそうな5回〜7回でも無理、多分15回ぐらいに区切ることになると思うので、そうですね、パート15ぐらいで結願(けちがん)でしょうか。

これは十番札所から十一番札所へ向かう途中にある吉野川にかかる名もない一車線の橋の上からiPhoneで撮った写真で、この後、18時頃に阿波川島駅に到着して四国遍路のパート1を終えた。次回はここまで電車で行ってここから歩く予定だが、パート2がいつになるかはまるでわからない。

ほんの数ヶ月前まで四国遍路についてまったく何もわかっていなくて、徒歩の場合1200kmもあるということを初めて知った。タクシーで回る人もいるし、バスツアーで回る人もいる。もちろんレンタカーやモーターサイクルでも回れるし、人力なら自転車か歩きだろう。そして僕は歩きを選択した。季節の良いときは野宿も楽しそうだ。  2015.11.1

四国を歩くのは新鮮な体験で楽しかったのだが、行ってみてわかったことがあれこれある。電車の本数とバスの本数がほぼ同じか場合によってはバスの方が多いこと、歩く地域によってはコンビニどころか店が一軒もないこと、子供が元気に走って遊び回ることができる環境などなどだ。そしてなにより、言葉の響きが優しくて好印象だった。あれは福島県とか山形県などの、土地が豊かで中心地(東京・大阪・京都)と適度に離れている地域独特のもののような気がする。何となくおっとりしてるのだ。

小型軽量なLUMIX GM1はポケットに入るので大変便利だったが、それだけにやや操作がやりにくくて、急いで撮影したい時などはストレスだった。一カ所だけ、すごく写真的な風景に出会ったのだが、「先を急ぎたい、液晶モニタよく見えない、露出補正やりにくい」で、余裕のなさが重なってうまくいかなかったのが心残りだ。明るい場所や露出補正などはiPhoneのカメラの方が断然使いやすい。それとGM1は電池が一日しかもたなくて驚いた(サードパーティ製安物の方だったからかも)。予備のバッテリー1個で充電器なしだと無用の長物になりかねない。この次はオリンパスE-M5MarkIIにパナソニックの12mm-32mmを付けて持って行こうかな。E-M5MarkIIより少し小型軽量のファインダー付きでE-M5MarkIIと同じバッテリーのボディがあると良いのだが、今のところそのようなものがない。

四国を歩くと鳥の声や虫の声がきこえていたし、徳島ラーメンを食べたり夜景を見たり、「あれは何だ?」というような真っ赤で巨大な月も見たし、一日30kmも歩けば身体も疲れているしで音楽をきかなかった。だから今日はスタジオでまずはJ-WAVEをきいているのだが、音楽がものすごく新鮮に感じられる。明日は祭日ですが夜は「百人一首喫茶」をやる予定ですし、明後日は水曜日なので夜は「音楽喫茶」です。お時間のある方はどうぞお出かけ下さい。

今日の東京は雨が降って寒い一日だった。12月並みの気温だそうで、明日は天気が回復して少し暖かくなるらしい。ちょっと前まで半袖だったのに11月の初旬からいきなり暖房入れる気にもならなくてね、困ってしまう。と思いつつ、夕方になってこの秋初めての暖房を入れた。  2015.11.2

ジンジャーシロップの注文がきたのですが、どなたか欲しい人があれば、一緒に作って送りますのでお知らせ下さい。

今日はコレド室町でPerfumeのワールドツアードキュメンタリー映画「WeArePerfume」を見てきた。

日本橋で亀戸船橋屋のくずもちお持ち帰り。

「潜水橋」という言葉は知っていたのだが、自分が渡った橋が潜水橋なのだということを今日知った。欄干もなく、川の水量が増すと水に潜るので潜水橋ということだった。「なるほど」。  2015.11.3

この数ヶ月四国遍路のことをものすごくよく調べた。もちろん頭で考えているのと実際に行うのはずいぶん違う。そしてやっと一歩踏み出した。すごく楽しい。

いろいろな考え方の人がいて「意味は考えずにとにかく唱えればいいんだ」的な考え方もあって、それもわからなくはないけれど、般若心経についてはこのサイトがわかりやすく、最高にしっくりきた。 仕事をする上でも家族や友人との関係も趣味も、だからもちろんオーディオをやる上でも、とても有効な解説だと思う。このページを読んで気にいったら「その1」から読むのがさらに良い。

僕の実家は天理教の教会で祖父も父も兄も宗教家なわけだけど、僕はどうも一つの宗教とか念仏とかお神楽などの儀式的なものにしばられるのがイヤで、亡くなった父は「お前もやってくれりゃあな」と言っていたが、天理教をやることをずっと拒否している。元々の大きな意味で宗教的な考えは良いと思うのだが、一つを信じて他を否定することは気がすすまない。音楽再生は好きだけど、レコードだけが一番とは思わないし、ハイレゾこそがとも思っていないし、真空管が一番とも思っていない。好きなのを選んで楽しめばいいだけの話だ。

僕はたまたま天理教の教会で生まれて育ったわけだが、天理教の教えをひと言で言うなら「陽気ぐらし」で、僕はこれに尽きると考えている。それはこのサイトの基本姿勢でもある。天理教の信者ではないけれど、「腹立たしいことやうまくいかないことだらけの人生、悪いことばかり考えて暮らすより明るく生きた方が良い」と思っている。

この前そんな話をしていたら、知立出身のおばさまが「子供の頃、近所にあった天理教の教会で食事をさせてもらったり、面倒をみてもらったりした」と言ってた。多分、民間の福祉施設的な機能も担ってきたのだろう。僕がずっとやっているのも似たようなことだ。

カッコいいよね、ヤマハのカセットデッキTC-800GL。Playボタンを押すと「ウー」っていう唸り音がするので、多分モーターは回りたがっているのだが、ベルトか何かが経年劣化でおかしなことになっているらしく、残念ながらテープは動かない。  2015.11.4

我ながらまたバカな事をやっているなと思いつつ、やめられなくなってここまでやってしまった。

ずいぶん前に買った木のスプーンなんだけど、口に入れたときにどうも違和感があってやけに食べにくいのだ。スプーンの厚さがあり過ぎて上唇に引っかかって抜きにくい。それで、高さにして2mmほどナイフで削って紙やすりで仕上げた。何本か持っているのだが、カレーを運んできて食べるのに使っていたので、いまだにちょっとカレーの匂いがするのだが、削ったことでそれは消えた。でも何かしら表面の仕上げをしないと滑りが悪いようだ。あちらを良くするとこちらが悪くなるから難しいものですね。

仕上がった物を見ると簡単そうですが、こんな感じから始めているのでけっこう大変だった。でも、この程度手をかけただけでも愛着がわくから不思議だ。ほんの少しの形状の違いで心地良かったり悪かったり、そういう微妙なことをやっている。音のことも同じで、どこがどう引っかかるのか、何をやると心地悪さが解消するのか、オーディオではそういうことをずっとやってきている。

滑りをよくするために何か塗りたいなと思ったのだが、口に入れるものだし、どんな塗料を塗ったらいいのかと思って調べてみると、あるんですねこれが、「木固めエース」スプレーが1577円だった。100本ぐらい作りたくなっちゃう。こういうのって送料が問題だから、ついAmazonで探したくなる。それとも、オイル仕上げにしようか。

Macの新しいOS El Capitanはいまいち不具合が多い。Safariがつながらない。二台ないので検証ができないけど、WiFiの接続に何かバグがあるのかも知れない。しばらく放っておくとつながるという、わけがわからない感じだ。今日はどうにもつながらないので、再起動してPRAMのクリアを行った。そうするとしばらくOKなのだが、何なんだろう。

最初はゴマ油を塗っていたが、胡桃油が良いと教えていただいたので、パン焼きに使っている胡桃を潰して油を採り塗ってみた。

こんなもんでどうかな。食べる胡桃なら500gあるので、ガーゼにくるんでプライヤーで潰してみましたが、プライヤーの先端に油が付いてる。それぐらい油が採れる。そういうわけで、スプーンはしばらく放置して乾燥中です。この程度のことでも、愛着がわくからおもしろいものです。  2015.1.1

午前中に包丁を4本研ぐ。無印のティッシュを入れる透明のケース(スタジオのトイレのところにもある)に砥石と水を入れるようにしてから、包丁研ぎのストレスが大幅に減ったので気分が良いし手も汚れなくなった。こんなことに気付くのに何十年もかかっているんだから、人生って2回やってもまだ足らない。

アデルの新曲はAppleMusicできいている。まあFMでもよくかかるし、そんなもんでいいかなって感じ。

せっかく自分で胡桃油を作ったので、スプーン3本かそこらで捨てるのは勿体ないから、スタジオで使っているIKEAの丸いトレー(2個ある)にも塗った。元々オイルフィニッシュだったのだが、5年ぐらいは使っていて少し油分が抜けてきたので、ウオルナット仕上げってことで少し色が濃くなった。これはなかなかいい感じです。そういうわけでいろいろ教えていただいた皆様、ありがとうございました。

フェーズメーションから新しいカートリッジ44万円とフォノイコライザー55万円(どちらも税別)が出たんですね。

今夜は原稿を書きながら、AppleMusicで「ロッカーによるレゲエ」というのを再生している。ポール・サイモンの「母と子の絆」とかポリスなんかが出てくるのかな。

その後はまたまたソニック・ユースのおすすめをポチしてきいている。サーストン・ムーアのギターって、なんかよくわからないよね。チューニングが狂っているわけじゃないんだけど、調子っぱずれというのか、不思議だ。歌も似たような感じだけど、でも妙に魅力的で、ドラムはちょっと笑っちゃう感じかな。  2015.11.6

今日はポコッと予定が空いていたので、誰か来てくれたら簡単なパーティでもやりたかったのだが、それは無理そうなので、読書と原稿書きの一日になった。近頃やっと自分のやりたいことが整理されてきて、「死ぬまでにこういうことをやりたい」というものがイメージできるようになった。

でも、それが実現するかどうかはわからない。できそうで実はとても難しいことだからどうなるかなあ、と思う。そのやりたいことをより明確化させる書籍を読んでいるのだが、僕には普通とちょっと違う程度の才能しかないので現実はなかなか厳しい。必要なのは、空間(つまり建物)と、それを理解して楽しんでくれる人、そして多少の資金かな。

さて、暑い時期が終わったからまた天然酵母を起こそうかな。天然酵母とドライイーストのハイブリッドでハード系のパンを焼くと、葛餅みたいな風味が加わるので、そこがおいしい。文京区湯島の空気中に飛んでいる酵母は発酵力弱いようで、食パンにはドライイーストのみの方が良いみたい。

明日の午後は「カルタークラブ」で、スタジオに何人かの人が来てくれて2試合の個人戦をやる。その次の日曜日は「Perfumeかるた」の練習会喫茶かな。「Perfumeかるた」の盛り上がりはすごい。

午後のJ-WAVEは日本のAORってことで「ハイファイセット」とか「南佳孝」なんかがかかっていて、まあ何とも素敵なオトナの世界ですね。

夜は、ヤーコンを使った料理を考えて試作をする。調理は楽しい遊びだ。

そしてAppleMusicでザ・バンドをきく。ザ・バンドって、何でもどうでもできちゃう。だからザ・バンド。

1970年代のザ・バンドをききながら、2020年の自動運転を考え、Amazonが数年後に始めるというドローン配達のことを考える2015年の11月だ。どうなっていくのだろう? わからん。

今、パート6を読み返してみたら、 「あ〜あ、百人一首やりたいなあ。誰か相手してくれないもんだろうか。 2004.1.10」 と書いている。10年経ってやっとやれるようになった。百人一首は相手が必要だから、自分だけがやりたくてもやれない。去年から日常的にやれるようになって良かった。そして、いろいろ教えてくれる人に出会ったおかげで競技かるたの最低レベルのところまできた。やはり遊んでくれる人や教えてくれる人は大切です。  2015.11.7

去年の夏頃は「競技かるたの常識」(だけどお茶の間でやってるかるたからは想像もつかない)を教えてもらって、「げー!そんな風にやるのか」と思って、最初の数ヶ月は競技かるたにかなりの抵抗感を抱いた。それは、オーディオのことを知らない人が「置き方で音が変わる?」とか、「電線で音が変わって、しかもものすごく高価だなんて、オーディオってイヤだな」って思うような拒否感に近いものだった。

でも、「競技かるた」のルールとそれに応じた練習方法の合理性みたいなものに慣れた、この一年だった。

この数年間に新しく買った家電で「買って良かった、日々役立っている」と思うものの一番がルンバだ。StudioK'sは床が広いのでルンバはとても有効に働いている。僕の使い方が悪くて2度ほど修理に出したが、まだ買い替えるほどではない。

このクルクル回る触手みたいな部品が折れたので交換した。何とAmazonで送料込み200円だった。安いねえ。交換した際にわかったのだが、このプラスドライバーの軸の奥に髪の毛が沢山からまっていたのには驚いた。外からはまったく見えないのだが、あらためて髪の毛はルンバの敵だよなあ。って感じ。2度の修理のうち1度は髪の毛が大きなブラシにからまってモーターが壊れたのだった。

何人かの人が集まって百人一首をやる場合は、iPhoneやiPadの読み上げアプリで再生し(ランダムに、そして下の句を読んでから上の句が読まれる)、AirPlayでAppleTVやAirMacExpressに送って、スピーカーから音を出す。こんなところでもいわゆるPCオーディオをやってきたことが役に立っている。もちろんAirPlayではなく、Bluetooth接続でもOKだ。

元共同通信社の編集部にいたM君(今はタイムロード勤務)が、時々山登りに行っていて、オプチマスの123Rというガソリンストーブを使っている。僕は8Rという今はもうつくられていない青くて四角いのを持っている。オプチマスの123Rは100年ぐらい前からあるって本当かな。自動加圧だからポンピングも不要で機構が単純だから壊れないし、火をつけると「ブロロロロロ」って二輪車の排気音みたいなすごく派手な音を出すのが楽しくて、モーターサイクルツーリストには人気がある。白ガスじゃなくて普通のレギュラーガソリンを使っている人もいるのだが、野外での使用ならまあ問題なしか。Amazonで検索をかけるとほんとだ、123Rはまだ売ってるんですね。すごい。

僕が持っているのは右側の製造中止になった方で、中古でもそこそこの美品ならけっこうな値がつくようですが、僕のはキャンプその他で使ってボロボロだから、高く売れたりはしない。

寂しいバックパッカーはこの可愛いストーブが友達だったりするのです。笑っちゃうぐらい燃焼音が大きいので、野外で使っていて火を止めた時の静寂感は独特のものがある。野宿したいなあ。2野宿1民宿みたいな旅をしたい。それでヘッドフォンとかイヤフォンで音楽をきく。夕焼けを見ながら音楽をきく。そういうことに憧れている。  2015.11.8

昨夜から、三宅純という人の音楽をきいている。それで眠れなくなっている。

昼間はラジオをきいているので、今夜遅くない時間帯にまた「三宅純」のアルバムをきいてみることにしよう。まだよくわからないんだけど、すごく無国籍な音楽なところが引っかかる。

今日はコーヒー焙煎の日、750gの生豆を焙煎する予定だ。

750g焙煎をするつもりが1050gになった。今日のはどうかな?明日から飲むことにしよう。

この何年間か自分で焙煎をし始めてから、自分好みのコーヒーを飲めるようになって本当に良かった。

と言っても漫然とやっているわけではなく、ずっとあれやこれや考えて試して、行って戻って行っては戻ってを繰り返して焙煎を続けている。

たとえば歩くという一般の人が誰でもできる行為でもそれは同じだ。一日に20kmから30km歩くとなると、単にゆっくり歩けば良いというものでもないし、10kgほどの荷物を背負って一日40km歩くとなると、これはかなり頭を使う。若ければ体力でこなせるが、ある年齢からはそうもいかないのだ。身体に負担をかけず、しかも距離をのばす、平坦な道路だけじゃなくて上り坂もあり下り坂もあり、石段もあり、場所によっては登山みたいな場所で杖を使ったり立木を掴んで登るような場面もある、そんな中、衰え気味の身体をだましだまし使って何とか1200kmを歩くことができるどうか。こればかりはやってみないとわからないので、それをこれから何年間かのテーマにした。

この「焙煎」や「歩く」を「いい音を出す」に置き換えて考えてみて欲しい。オーディオに勝ち負けはないから自分が気に入っていればいいんだけど、でも、漫然とやっててもダメなのだ。

友人の種さんが会ったという、三宅純の音楽を昨日からきいている。AppleMusicにかなり沢山あったので、すぐにきけて良かった。アルバムが4枚5枚と出てくるので、ありがたやありがたや。海外での知名度が高く、ピナ・バウシュの音楽も作った人なのですね。無国籍な音楽で、難解でおしゃれで親しみやくもあり、ちょっと退廃的な雰囲気が漂う、まか不思議な世界だ。そして、トランペットが出てくるところが抜群に良い。

ああ、この曲ならよく知っている。この時のピナ・バウシュの音楽だ!! Lillies of the valleyっていう題の曲なんだ。三宅純ってこの曲を作った人か。ああ、ピナ・バウシュの舞台を見たいな。あの舞台を見る度に僕の中で何の根拠もなくムクムクと何かやれそうな気分が沸いてきたものだった。

この9番目ですね。AppleMusicで大半の音楽的な欲求が満たされている日々だ。  2015.11.9

夏前にニーダーを買った(パンの粉を捏ねる機械)のだが、それまで使っていたキッチンエイドのスタンドミキサーでやるのとずいぶん様子が違うので、ずっと調子が狂ったままだ。キッチンエイドのスタンドミキサーはカギ状の物で引っかけて捏ねるので非常に乱暴で強力な捏ね方なのだが、新しくやってきたニーダーはもっと抵抗が少ないタイプで出来上がりがかなり違う。要するにまだまだ使いこなせてないってことだ。買ったニーダーは専用機だから、自動的にこね上げ温度が測定されて表示されるし、うまく使いこなせればこちらの方が断然良いはずなのだが、ある段階を超えられずにいる。あと少しなんだけどなあ。

自分なりに数ヶ月やってみたところで、思うようにいかないと、「この機械はダメだ」とか「キッチンエイドのスタンドミキサーの大きいのを買うべきだったか」と思うわけだ。今、半分そう思っているのだが、そこをグッとこらえて使いこなすのが重要だと思い直して、アレコレやり始めている。さて、一年後の僕はこのことをどう考えているのだろう。

自分の分のジンジャーシロップが底をついてきたし、今週中に一度ジンジャーシロップ作りをやる必要がある。暖かかったりいきなり寒かったりするので、体調を崩しやすいから、免疫力を高めるにはやっぱり生姜です。

それで今日もかなり配合を変えて食パンを焼くが、出来上がりは今ひとつだ。今年の3月頃はバッチリOKって感じだったんだが、なんでかなあ。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。一緒に三宅純の音楽をききましょう。四国遍路の話もしましょう。そろそろ干し柿とか富有柿が届くんじゃないかな。  2015.11.10

これからやりたいことがいっぱいあって、どんどん出てくる。やれるかどうか、どこまで実現するかはわからないけど、その都度Evernoteに書きためている。

あまり上手じゃないけど、上手い下手は無視して、とにかくやってみたいこととかをやるのが楽しい。そんな気がしている。

今年もやってきました。山形に住んでいる友人産の干し柿。東京の高級スーパーに置いてある干し柿って本当に高価でもうビックリします。僕はお返しにシフォンケーキを作って送っている。1人で全部食べてもいいけど、そういうバカなことはせず。今夜の音楽喫茶に来て「干し柿食べたい」とつぶやいてもらえれば、出てきますし、今度の土曜日の戯れる会例会でも出すことにしよう。

本当にまったく、干し柿は日本人の心です。

そして、頭の中で三宅純の音楽がずっと鳴っている。参ったなあ。PLACEBOもちょっと共通するところがあるんだけど、微妙に退廃的な感じがあって、そこに惹かれている。

今週末から来週にかけては原稿書きがえらいことになりそうなので、明日はジンジャーシロップ作りをやる予定です。欲しい方は明日の朝までにお知らせ下されば、明日の分に加えます。  2015.11.11は縦線が4本でベースの日

昨日は打合せで久しぶりに汐留のメディアタワーに行った。でも、オーディオ関係の記事の話ではなくて、別のことを書くための打合せだった。

今日は朝一で生姜を大量に買ってスタジオに来て、ジンジャーシロップ作りをやる。ニンニクもおいしいけど、日本人はやっぱり生姜だな。あ、でもおいしいペペロンチーノが食べたくなった。

近頃の僕は自分で焙煎した何種類かのコーヒーを適当に混ぜて飲んでいる。味が複雑化してこれが実においしい。美味しければ良いのだから、ピュアにこだわる必要はないと思うのだ。でも、最初から混ぜてあるいわゆる「ブレンド」と、自分で混ぜるものは少し違うと思う。自分で混ぜた方が自由度が高く、意外性がある。

でも、今日の仕事は、まずJBL L-65の片方をもう片方の所に移動して写真を撮り、Perfumeかるたの新曲を補充し、音楽かるたのうち数枚を入れ替える。次号DigiFiのエッセイは、スピーカーの話なのです。僕の場合は1人で「エイヤア」って感じで持ち上げて移動できるスピーカーが良い。

バッファローのオーディオ機器ってのがやってきたぞ。どんな音がするんだろう。今日は撮影とジンジャーシロップ作りでまだ箱を開けることができずにいるが、戯れる会例会までには出して音が出るようにしますので、例会では試聴できると思うのでお楽しみに。

いろんな都合で、ジンジャーシロップの在庫1kgあり。欲しい方には1kgのみですが即納OKです。

さて、夜はひたすらの原稿書きだなあ。ふと気がつくと頭の中では三宅純の音楽が鳴っている。  2015.11.12

おー、今日は13日のふぁんきーふらいでー! だぜ。銀座でやってるけど、埼玉県のFM局を受信しよう。

今日はインドネシアの豆とエルサルバドルの豆を8対5でブレンドして飲む。たいへんおいしいというか、なかなかに贅沢。

朝からシフォンケーキを一個焼き、1カット再撮をして、原稿を書いていたらアッと言う間に昼だ。気温はそれなりに下がってきていて、わけがわからない陽気の東京にもそろそろ冬が近づいてきている感じだ。

明日の午後は戯れる会例会で、実はいろいろな機器やらソフトやらあれこれやってみることがありそう。オーディオは楽しい趣味なんだけどね、やり過ぎても良くないし、ジワジワ長期にわたってグワッとやったりほったらかしたり、オーディオとそんな風に付き合って徐々に自分の音を良くして、仮に別の家に引っ越してもそこでまた2年3年かけて良い感じにもっていく、そういうことをやるのがオーディオマニアだと思うのだが、どうでしょうね。

音を良くするのって、気持だけでもダメだし、機器に頼っても限度があるし金かければ良いってもんでもないし、楽しいよね。

うー、やっと11ページ分の原稿と写真を送って、次に取りかかる。明日は戯れる会例会だから原稿書きはできないけど、明後日はデッサン教室だから、シャカシャカシャカって鉛筆の音しかきこえないところで原稿書きをやることになりそう。

偶然音を出したAppleMusicの「Easturnラジオ」っていうのがけっこう良くて、このラジオを好きになりそう。

で、そこで見つけた、「Dhafer Youssef」というよくわからない音楽が気に入ってしまって、これにはまりつつある。これは三宅純から始まった流れなのだが、「Dhafer Youssef」は美しい狂気って感じの音楽で、久しぶりに音楽でドキドキした。やはり突き抜けた音楽をきいていたい。

さて、バッファローのオーディオ機器を2台箱から出して、明日のために通電しておこう。  2015.11.13

パリでまたテロか。何だか物騒になってきている。六本木でテロなんていうニュースはききたくないぞ。

とりあえず、日本ではそういうことが起きていないので、今日の午後は戯れる会例会だ。バッファローのオーディオ機器は開けてみたら、NASだったみたいです。高い方のは70万円ぐらいするんじゃなかったかな。それほどの音質差があるのかどうか、例会で確認してもらいましょう。この数年、ずっとそんなことをやってきているので、戯れる会の皆さんはとても耳年増になってるのかも知れませんね。

パリで人質を取ってるライブハウスって、Perfumeやワンオクがライブをやったところらしい。

今日明日は割と人が集まってくれてコーヒー豆をある程度消費しそうなので、午前中に700gほどコーヒー焙煎をやり、パワーアンプのスイッチを入れて待っている。13時からの戯れる会例会が楽しみだな。

まずは先日亡くなったアラン・トゥーサンのCDをきいての追悼試聴から始まった戯れる会例会は、今日も中身が濃かった。色んなことをやって、そして最後に行ったマルチchで再生したビートルズの「A Day In The Life」はなかなかすごかった。このマルチch音源は右側の高い方(赤地に青字)にしか入ってないのだった。確かにマルチchの「A Day In The Life」はすごい。

iPhoneのカメラで写真を撮る場合に、ピントを合わせるためにタッチすると黄色い四角が出て、その右側にある太陽みたいなマークのところを指でなぞると露出補正ができる。よく覚えていないけど、確か2年ほど前のiOSからの機能だったと思う。今日、「ここをこうやると簡単に露出補正ができるんですよね」って言ったら誰も知らなくて、戯れる会例会に参加者の皆さんがそれぞれ自分のiPhoneのカメラを出して「あー、本当だ、知らなかった」と言っていた。僕はずっとこの機能を使っているので、一般のデジカメの露出補正もこの方式になってくれればなあと思っていると、このパート50の最初のところ11/1か11/2あたりで書いている。その意味が今日やっと通じたらしい。あの方式はAppleが特許を持っているのかな。  2015.11.14

今日は午前中からデッサン教室なので、絵の先生と生徒が来る。僕は場所貸し業だから、厨房の椅子に座って原稿書きをやっていて、終わったらコーヒーを出す。みんな僕が焙煎したコーヒーが大好きみたい。コーヒーは自分で焙煎するのが良い。普通の量ならミルク缶が一番良い。僕の場合で一月に4kgぐらいなんだけど、これぐらいの量になるとミルク缶はちょっと辛くなるし、出来栄えを管理したくなったら電動の焙煎機にすると良い。

昨日の戯れる会例会でやったことの中で一番僕自身が驚いたのはガラードのアイドラーだった。ゴムが硬化していないアイドラーを使う事で、針を下ろして音が出る前のSNがまるで違っていたし、音が出れば音場感まで違ってきこえるというものだった。もちろん、わかってはいたが、これほどまでとは思わなかった。そういう違いをちゃんと出す僕の装置も大したもんだねと反省しよう。反省してない?

僕は古いタイプらしく、iPadProは要らなくて、USBポートがないのは困る。そういう意味では12インチのMacBookも軽さには憧れるものの、やっぱりあの電源ポート一個だけってのはやっぱり困るよなあと思う。

みんなが心の中で思っているであろうことを書くと、2020年の東京オリンピックはテロ対策が大変そうだ。何とも物騒な世の中になっていてイヤだなあ。

これ、いろいろあって困りますよね。どれがいいんだろう? マルチchの「A Day In The Life」はなかなかすごかった。マルチchはどちらにも入っているけど、A Day In The Lifeは右側の高い方にだけ入っているそうです。

Firefaceを持っているなら、マルチch再生はそれほど難しくない。サラウンド用のスピーカーとプリメインアンプあるいはパワーアンプがあればOKだ。RMEのTotalMixでリアの音量調節を行えばパワーアンプでもOKってことだ。SACDマルチプレーヤーやブルーレイプレーヤーのアナログアウトをFirefaceに入れて、センターchとサブウーファーchをLRに振り分けで4chでの再生でもOKだし、WindowsやMacならマルチchに対応したアプリ(フーバー2000とかAudirvanaPlusとか色々)で再生してもOKだ。その上アナログのレコードをデジタルデータ化することもできるから、やっぱりFirefaceってタダみたいな機器なのだ。僕のFireface400は2007年4月に買って、それから8年半ずっと使って全然古くならない。

DSDネイティブ再生もいいけどね、AudirvanaPlusでDSDをPCMに変換して再生しても、DSDの良さは出る。今のところDSDマルチをネイティブで再生してくれるなんていうDACはきいたことがないし、仮にそういうものが出ても、RMEのTotalMixほど洗練された使い勝手のアプリに育てるには10年かかるから、そこまで生きてるかどうかも定かではない。

しかし、ガラードのアイドラーには参ったなあ。Fireface400でデジタルデータ化したLPをもう一度やり直そうと思うぐらいの差がある。よし、やってやるぞ。

このところ、日本の宗教に対しておだやかな興味をもってあれこれ調べている。空海、最澄、親鸞、法然、学校ではいろいろ習って、名前は知ってるけど、全然わかってない。神田明神は平将門、天満宮は菅原道真、明治神宮は明治天皇、東郷神社は東郷平八郎、乃木神社は乃木将軍だから、極端に言えば神社は好きに作っても良いわけで、日本は神と仏がゴチャ混ぜだ。

中学の修学旅行で行ったのはどこだったかなと思い出してみる。確か根本中堂の前で撮った記念写真があるから、あれは比叡山か? ダメだよくわかってない。比叡山って京都じゃなくて確か滋賀県なんだよな。

12月に雑誌が出るから、今週は来週はその原稿書きだ。けっこうきわどいスケジュールかな。で、12月と1月は多分ものすごくヒマになる。例年そんな感じだ。だから、そういう時に四国に行けると良いのだが、ヒマな時は金がないと決まっていて、それが浮き世の常ってやつだ。なんでかなあ。

    キスの嵐に遭ったことがある。大晦日の夜12時キッカリにパリの街に飛び出してみるといい。誰彼かまわず通りがかりの人に抱きついてはキスを交わし、「ボンナネ(新年おめでとう)」をいいあっているのだ。何もそんなに新年がおめでたいわけではないだろうに、まるでこの瞬間は世界中の人間「みんな私の恋人」といわんばかりの開放感に酔いしれる。金持も貧乏人も、黒も白も黄も男も女もである。人類が戦争をするなんてまるで信じられないような光景である。   と、いま読んでいる本に書いてある。

AppleMusicのRadioをきいていると、「まあ、世の中にはなんて沢山の素敵な音楽があるのだろう」と思ってしまう。それらのうちのホンの一部を知っている。  2015.11.16

それはこのようなものですが、 うまくリンクできているかな。この数日いいなあと思っているプレイリストです。

ガラードのアイドラーは1万数千円だったのだが、これはすごい効果だった。高価、硬化、効果?。それで、ずっと使っていたアイドラーは削り加工に出した。削ってもらうのは数千円らしい。

戯れる会例会の場で試聴して、針を乗せた瞬間から全員一致で「こりゃ断然良い」ということだったから、このアイドラーを導入しなかったら僕の信用も失うと思う。それぐらいの差があった。まあそういうわけで、削りに出した物が戻って来たらそれが予備になるので、希望があればガラードを使っている会員諸氏に貸し出すことにしよう。交換は5分もかからないしね。

このところずっと、山形から届いた干し柿を食べていたからお菓子的なものが不要だったんだけど、そろそろ何かスイーツを作ろう。リンゴを使ったスイーツが食べたいなあ。

初版本とかいうのはどうでもいいんだけど、どうしても本で、文庫本じゃない本で持っていたいと思う本というのは何冊あるのだろう。僕は本がものすごく少なくて、多分10冊あるかどうか、そんなところなんだよな。三島由紀夫の「春の雪」と「奔馬」、高田直樹の「なんで山登るねん」正と続、オイゲン・ヘリゲル「弓と禅」、長沢節「大人の女が美しい」こんなところだ。

音楽の場合は、リッピングしたデータを再生していることの方が多いのだが、CDやLPで持っているものは数百タイトルから1000タイトルの間かな。これはかなり整理した結果だ。映画のDVDはまた少なくて、本当に持っていたいのは「存在の耐えられない軽さ」だけかも知れない。  2015.11.17

初めてやってみたが、なかなか難しい。でも、こういうのは気持なのだと考えることにする。

干し柿をほぼ全部食べ終わったら、愛知県一宮に住む友人から富有柿が送られてきた。彼女はジンジャーシロップよりもシフォンケーキが良いというので、シフォンケーキを作って送っている。

今夜は音楽喫茶をやっているわけですが、ご希望があれば写経もできます。筆で字を書くのは難しいけど、ぺんてるの筆ペンもあるし、昔に比べるととても手軽になっている。そして、半紙は100円ショップで売ってるのでした、ちゃんとした半紙が80枚で108円です。コンビニと100均が増えて、街から文具店が姿を消したということらしい。文具は100均がとてつもなく安いので、まともな文具店は対抗できない。AAC vs ハイレゾ的図式=百均vs鳩居堂って感じでしょうか。

10年ぐらい前まで、湯島1丁目と2丁目にそれぞれ一軒ずつ、かなり大きな文具店が存在したのだが、写真のミニラボが街から消えて何年か後ぐらいに両方とも廃業した。スタジオから末広町の駅に行く途中にも小さなハンコとか封筒などを売っている店があって、僕はそこでスタジオのゴム印を作ってもらった。ここもかなりしぶとく残っていたけど、今はない。

書き順の難しい字はiPhoneの無料アプリで解決だった。凄い時代だ。

Amazonのプライム会員は、音楽がきき放題なんですかい。

すごくヘンな夢を見た。総天然色で不思議な光景を写真に撮ってる夢だった。

一応、Amazonの音楽きき放題サービスのアプリをiPhoneにインストールした。うーん、食べ放題なんだけど、すでにお腹いっぱいみたいな感じになってきた。

今夜の音楽喫茶ではこの見事な富有柿が出るのでした。  2015.11.19

再生音楽はほとんどタダ同然になってしまったってわけだ。フィルムもタダ同然、本もタダ同然、それは多分良い面が8割から9割ぐらいだろう。いや、もっとかも知れない。悪い面はつまり「有難味がない」ってことなんだけど、有難味は他に求めればいいんだなきっと。送り手側からすると「どれだけ有難味があることをやり続けられるか」それが生きている価値で、それは今も昔も変わらないのだが、昔有り難かったことが今は当たり前になり、求めてくれる人が存在しなくなったりするのが時代の動きというものなのだろう。

もうずっと長いこと、何でもいいから一日に一つは新しいことをやりたいと思っていて、それで失敗したり逆に色んなことに気付いたりもしてきている。たまたまなんだけど、昨夜パワーアンプのスイッチを切り忘れた。近頃はパワーアンプの電源を入れっぱなしにするなんてことはやっていなかったから、三日ぐらい電源入れっぱなしだとどんな音になるのかなという気もする。ものは試しでやってみようかとも思うけど、プリアンプとFireface400は常時オンですが、今はパワーアンプの電源を常時オンにする気はない。

GOLDMUNDのmm8というパワーアンプを使っていた時は電源を入れっぱなしだった。KEF105の能率が高かったこともあって、あのアンプは全然熱くはならなかった。まあ、あの頃はどんなことをしてもいい音を出したい、みたいな気持が強かったのだと思う。毎日走って腹筋やってみたいな感じで、でもあんなに一生懸命取り組んでいたのに最初の1年2年はなかなか思うような音が出せなかった。もちろん良い部分はあって、良く鳴るCDやLPもあったけど、部分的には不満があった。

今は85点的な音で、通信簿で言えばオール4から4.5ぐらいかな。ずっとそういう風にしたいと思っていたから割と満足している。ARのプリアンプを使っていた時はもっと違う音だったのだが、二年半ほど前にCD12を使って「なるほど」と思ったことがあって、今は全体をCD12風の音にシフトさせた。僕はオーディオカレントのパルティータC1というプリアンプが好きなのだ。小さいしボリュームの感触が好きだ。で、パルティータC1の方がARよりもCD12っぽい音だったってことかな。面白いもので、あれこれプリアンプを使ってみて、結局18年前にStudioK'sをやり始めた時のプリアンプに戻った。だから今はARの時の音よりも良く言えば密度の濃い音になっているし、悪く言えば広がらない音で(ここは両立しない)、つまりそれはCD12がそんな感じの音だった。まあそれでいて、CD12はある部分でピーキーなところもあるから(それがないと単なる凡庸な音だ)、そういう面も出せたらなと思っている。

今日の夕方は雑誌編集者とオーディオメーカーの人が来るそうなので、このままパワーアンプの電源を切らずに音を出していよう。とにかく、スピーカーには毎日適度に(=そこそこの爆音で)刺激を与えること、機器には電気を与えること、これがオーディオだもんな。

パワーアンプを24時間ほど通電した状態だと、やはり音は良いから困ったもんだ。すごく滑らかな音になっている。密度もあって伸びやかで、まあ一段階違うのは確かだ。

カズオ・イシグロが2005年に発表した小説「わたしを離さないで」をTBSが連続ドラマ化だそうです。原作が良いのでドラマも良いものになると思う。でも、文字で読むとまた違った感じで、微妙な心理みたいなものが伝わってくる。動いて話す映像があるとどうしてもそっちに引っ張られる。しょうがないんだけどね。

今日きた人に音楽は何が好きですか?と質問したら「カシオペア」とのことだったので、「じゃあ」と言ってこのLPをきかせてあげたら、感動してくれたので良かった。

  2015.11.20

午前中に4カットの撮影をして画像を送り、それから原稿書きのファンキーフライデー。

書かなくちゃいけない原稿が4つあって、短いの(1000字程度)が3つと長め(5400字程度)が1つ。今やっとコーヒーを入れて飲んでいる。歩きに行きたいなあ。

昨日、USBDACが必要だったんだけど、僕のところに普通のUSBDACってのがなかった。それで、Fireface400じゃなくてUCXならCCモードにすればドライバーなしで使えるはずなのだと思った。そうか、そうなんだよな。BabyfaceProもいいけどUCXいいな。

ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズを手放した理由」というインタビューを読んで、そうなのかも知れないなと思った。「スティーブ・ジョブズの最後の言葉」もこたえたが、ジョージ・ルーカスのインタビューも「そうか」と思った。ほとんどの人々は「もっと好かれたいもっと愛されたい認知されたい」と思うわけだけど、逆にファンが沢山いすぎるのって大変なんだな。僕はスター・ウォーズが好きだけど、それは最初の三部作であって、その後の三部作はまあ普通ってところなので、あまりよくわかっていなかったから、ジャー・ジャー・ビンクスってそんなに不人気だったのかと思った。

今日はファンキーフライデーなので、揚げ物を食べる日らしい。

どうも僕は近頃ドッと音楽派に転向したようで、ひたすらAppleMusicで好ましい音楽を探してきき続けている。ヘッドフォンでもイヤフォンでもL-65でも何でも良くて、外出時はBluetooth接続のヘッドフォンがお気に入りだ。だって、ワイヤレスでスッキリなんだもん。

それで、昨日からこれを使ってみているのだが、この値段で音も良くて、しかもマイク付き。大きさはロッテのガムぐらいのこのBluetoothアダプタはおすすめ出来ます。ちゃんと機能するマイク付きが素晴らしいし、この値段がまたすごい。エレコムは本気でヘッドフォンやイヤフォン業界に進出しようとしているみたいだ。

あー、Perfumeのアナログ盤の画像が出ましたね。CUBESEで作っている音楽をアナログにしてるわけだから、意味があるのかどうかはわかりませんが、そういう時代だってことですね。もし、Perfumeが今(というか2008年とか)じゃなくて、小室ファミリー全盛時代(つまり20年ぐらい前)だったら、単なるCDが何百万枚も売れていたことだろう。でも、アナログ盤は出ないかもね。  2015.11.20

関東地方は天気の良く、連休だ。僕は原稿書きがあって、明日は大宮の「トニーなるみや」さんのレコードコンサートにゲストで行って「Perfumeの魅力」について4時間の時間をもらって話をしに行く。単にかわいいとか曲が良いというだけじゃなくて、何がどうすごくて、何が起きているかについての話をする予定だ。ご都合の良い方は今からでも参加できると思います。

Macの中でWindowsXPを動かせるソフトVirtualBoxが、El Capitanになってから印字ができなくなっていた。それで、1ヶ月ちょっと放っておいたのだが、今日「もしや」と思って起動すると、VirtualBoxの新しいバージョンがダウンロードできると言ってきたので、インストールしてやってみると、印字OKになっていた。多分そんなことだろうと思っていたが、そんなことだった。

El Capitanになってからもう一つ困ることがあって、CDとかDVDが焼けなくなった。あれはなんでかな。まあ、最近はUSBメモリとかSDカードが安いのでディスクに焼く必要はほとんどないのではありますが、焼けないと一年に一回ぐらいは困る。

StudioK'sは2階で、かつて1階は印刷屋さんだったが今はBONZというデジカメ屋さんになった。デジカメ屋さんというよりメモリ屋さんで、BONZオリジナル64GBのSDカードを買ったら2000円ほどだった。だから、HDDを外して持って行くなんてことはしないで、SDカードにデータをコピーして持って行った方が賢明だってことらしい。

削った木のスプーンをしばらく使ったら少し油分が抜けてきたから、もう一度胡桃を砕いてその油をしみ込ませた。これを何回か繰り返すと良さそう。せっかく教えてもらったので出来る限りのことは試してみよう。タンノイのスピーカーなんかの仕上げと似たようなものなんでしょうね。  2015.11.21

この数年間注目し、ライブにも行き、ファンや振りコピをやっている人達とも交流しているので、Perfumeの魅力については自分なりに考えていることが色々ある。Perfumeは日本の他の歌手やグループとは明らかに違う性質・成り立ちをもっていて、それは外国にもないものなのだが、今日は北浦和の「トニーなるみや」さんに行って、それが何かということを話すつもりだ。  2015.11.22

昨夜、「トニーなるみや」さんからの帰り、夜はいきなり北風が吹いて、関東地方はちょっと寒くなった。そろそろ冬だなあ。

自分がこれからどういうことをしたいのかをずっと考えている。

生き方はマキシマムザホルモンに学ぼう。

今日も新しいことを試して、3戦2敗1引き分けみたいな感じだった。新しいことをやっているのだから、そう簡単に成功しないのは仕方がない。失敗すると情けないしガッカリするし腹も立つけど、やらないで「どうせダメだろう」と思ってるよりはいいんじゃないかと考えることにして、音楽きいてやる気を捻出する。  2015.11.23

原稿書きの注文がドドッときて、今かかえている原稿が全部で何字なのかまるでわからない。とにかく、一つ一つやっていく。でも、この一週間がヤマで、そこからパタッと仕事がなくなる。いつもそうだ。

オーディオテクニカとエレコムのBluetoothアダプタを使ってみて思うのは、エレコムがなかなかすごいということだ。音質はそれほど変わらないけど、とにかくエレコムは値段が安く、マイク付きでバッテリーの持ちが良い。でも、操作がしやすいのはオーディオテクニカだ。とにかくまともに使えるBluetoothアダプタが4000円で買えるのは凄いし、ワイヤレスと言ってもかつてのコードレス電話ほどの音質差はなく、十分音楽鑑賞にたえるものだ。初期のBluetooth機器とは大きく違っていて、マイクもかなり使える。

今日はよく原稿を書いた。明日は午前中から六本木で試聴の仕事だ。  2015.11.24

昨日はこの年末に出る雑誌のための原稿書き最初のヤマで、一日がアッと言う間に終わった。そうだなあ、ここから一週間ぐらいの間にもう一回ぐらいヤマがあるかも知れない。生姜湯飲んで乗り切ろう。

今日は午前中から出かけて、何機種かの機器を試聴して、多分一機種1000字程度の原稿を書くことになる。その合間に自分が考えた企画の原稿を仕上げつつ、明日は超小型イヤフォンを携えて、某代理店の人がスタジオに来てくれることになっている。

でも、今夜は「音楽喫茶」なので、ちゃんとその分の時間はとっているから、どうぞお出かけ下さい。コーヒー・紅茶だけですけどね。

コーヒーの焙煎はこのところ極めて安定してきた。なんだかんだでコーヒーの自家焙煎も丸3年を過ぎて4年目に入ったから、そろそろ安定期だろう。美味しいコーヒーを飲みたければ自家焙煎に限る。これは断言できる。まずはミルク缶焙煎でOKです。

いやはやいきなり寒い。ちょっと前まで半袖だったのに、今日はコートを着て出たが薄手のタイプだとけっこう寒い。こう寒くちゃ暖房を入れずにはいられない。

東京ガスが電気を始めるだの、NTTじゃなくてウチと契約してくれれば電話代が毎月1000円以上安くなるという営業の電話がかかってきたりして、「なんかよくわからないなあ」と思っている。SSDのストレージ付きのポータブルUSBDAC+アンプとか、NAS+プレーヤーだけどUSBDACは付いてない機種とか、最近は理解が難しい機器が増えている。  2015.11.25

いきなりの気温7度にはまいりますね。東北では雪が降ってるのかな。

頼まれたことをやるのが仕事で、それも楽しいのだが、自分が「こういうことをやってみたい」と思うことや、「すでにこんなことを試しているから、これは色々な人の参考になるはずだ」という企画を提案して記事を作るのもまた楽しい。

このところいくつかそういう企画が通ったので、あれやこれや製品を集めたり、重さを計ったり試聴したりを繰り返している。

そんな中で思うのは、この数年ずっとiPhone直挿し派だったのだが、近頃のハイレゾプレーヤーはなかなか良く出来ていることが判明したってことだ。

最近のStereoSound誌を読んで思うのは、製品の値段がものすごく上がっていることだ。ZYXのフォノイコラーザーは80万円で、VIVLabのトーンアームも僕が知っている値段の2倍ぐらいになっていてでちょっと驚く。以前からその傾向はあったのが、ここへきてさらに拍車がかかっている時代に突入してるらしい。

ついにPerfumeは3Dアニメ化されてベンツ新型AクラスのCMに登場なのでした。Appleに続いてベンツってのはすごいね。

今日は5500字の原稿を仕上げてOKになり、写真も選んで送った。あんたのプロフィールを120字ほど書いて送れというメールが届いているのだが、何と書こう。〇〇大教授とかだと通りが良くていいんだけど、そういう肩書きとはエンがないからなあ。  2015.11.27

ものすごく大きな勘違いをして調理用器具を使っていることが、この原稿書きをやっている最中にわかった。取説読まないで、やっちゃいけないことをやりまくって、よく壊れなかったなあって感じ。それで、「こんな壊れそうな音を出す機械は使ってられん」とか思って別の道具を買ったらそれがまたどうにも気に入らなくて元に戻そうかと思って、あれこれ調べてみると使い方にかなり問題があった。バカかも知れないけど、もしかするとバカを通り越して大バカってことらしい。

単なるバカは記事のネタにもならないが、大バカはそうでもないと開き直るしかないファンキーフライデー。僕はそういう失敗と成功の狭間で仕事をしているらしい。  2015.11.27

この数日はけっこう忙しかった。今日の午後、椎名町のお寺に百人一首をやりに行くことにしたので、それまでに原稿書きを終えなければと思って、かなり集中してやるべき仕事をやった。多分、百人一首をやりに行かなければもう少しダラダラとやっていたと思う。だから、今回の判断は正しかったと思う。おかげでやっとスタジオの中が片付きつつある。

明日はPerfumeのダンス練習会だから、今日は午前中にコーヒー焙煎をして残りの原稿を書き、百人一首から戻ったらシフォンケーキを2個作る予定だ。

オリンパスE-M5MarkIIのファームウエアが新しくなって、段階ピント合成装置が付加された。何段階かにピントを変えてシャッターを切り後処理でどこもかしこもピントがあっている画像にしてくれるらしい。まあ、あれこれ試してみましょう。その前に、新しいファームウエアにしたらこれまでの設定がぜんぶチャラになってしまったので、それを元に戻すのが一苦労だ。

「DigiFi」誌の第20号が出た。僕はこの雑誌にずっと毎回4400字ほどのエッセイを連載している。雑誌側の都合で1度だけ書いてないけど、それ以外はずっと書いてきた。一応おぼろげながら25回ぐらいまでのネタは考えてあるのだが、そこまでいって25回書くと10万字以上か、すごいことですね。でも、このサイトがパート50まできてるのもすごいと思うんだよな。時々メールをもらったり、電話をもらったり、戯れる会の会員になってもらったり、そういう励ましがないと続けられないと思う。

このDigiFiは40kHzまで再生可能なスーパートゥイーター付きらしい。L-65に付けたらどうなるんだろう。やってみようかな。
 

HDRとフォーカスブラケットを同時に使うことはできるのだろうか?

で、E-M5MarkIIを使って撮影をすると、「オッと、あの機能を戻し忘れていたぞ」とか思って、メニューを呼び出してカスタマイズする。今度自分用設定一覧表をどこかに書いておいた方が良さそうなぐらいだ。

さて、百人一首から戻って、夜は残った原稿のことを考えつつシフォンケーキを2個焼く。やはり今日も高校時代に長崎県の代表選手だったというような人が百人一首をやりにきていて面白かった。明日のPerfume振りコピ練習会は14人かな。オーディオでも同じぐら人が集まってくれるといいんだけど、どうだろう。

AppleがiPhone7ではイヤフォン端子を廃止するっていう噂があるけど、本当にそんなことをするかなあ。ああ、でもそうか、ヘッドフォン端子がなければ、防水にしやすいってことか。もしそうなると、どうやって音楽を再生するのかってことになるわけだけど、僕はこのところずっとBluetoothを使っているので、ヘッドフォン端子がなくてもまあ何とかなると、そういう感じなのです。  2015.11.28

ジンジャーシロップの注文がきたので、予定では火曜日あたりに作るつもりです。もし欲しい方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。1kg分3500円+送料、市価の半額以下だと思います。

今日はPerfumeのダンス練習会なので、僕はちょっとだけそれを真似してみて、あとは1時間ほど厨房でこのシーズン最後の原稿書き1000字×4をやる。締め切りは一応明日だ。

昨日焙煎したコーヒーを飲んでいるが、体調が良いこともあって最高においしい。美味しいコーヒーが飲めて幸せだ。

次期iPhoneは筐体を薄くするためにLightning端子だけにするという噂もあるし、特許を取ったという丸い端子の1/3ぐらいを削ったような端子にするのか、それとも今のままなのかどうなるんでしょうね。普通のステレオミニプラグが挿せなくなったら困る人は多いと思うけど、本当にそんなことやるかなあ。Appleはそういうことを平気でやるから、本当にやるのかも知れない。まあ、このところの僕はもっぱらBluetooth接続になってしまったからどっちでもいいと言えばいいんだけどね。ってわけで、今日はAKGのK430という長いこと使っているヘッドフォン+エレコムのBluetoothアダプタです。エレコムのBluetoothレシーバーはマイクが付いているのとバッテリーが15時間ぐらもつのがすごい。  2015.11.29

一番上の右側電池マークとBluetoothマークの間にある縦の電池は何かなと思ったら、エレコムとかオーディオテクニカのBluetoothレシーバーの電池残量なのだった。これは、一般のBluetoothヘッドフォンでも同じでけっこうわかりやすくて良い。昨夜3時間ほどエレコムを使ってこんな残量だから長持ちだ。

以前は、GoogleMapしか使い物にならないって感じだったが、近頃はAppleのマップもだいぶ良くなってきたので、Appleのマップをこちらの起動画面に昇格させても良いかも知れない。iPhone3Gの時代から産経新聞を読んでいて、最初はあまりの右翼ぶりに読むと気分が悪くなったものだったが、近頃は世の中がおかしいことになっているのとこちらが少し洗脳されてきているのか、時には産経新聞の方がまともじゃないかと思ったりもする。まあ、全面的に支持なんてことはありませんが。やはりタダで読ませるってのは強い。

Bentoは終わってしまったアプリなので、徐々にEvernoteに移行中。

水木しげるが亡くなった。93才ってことは、うちの親より2才年上だったのですね。

原稿書きがあと800字ぐらいになったので、今日は少し心に余裕が出てきた。毎月このぐらいの密度で仕事をすると経済は安定するが、新しいことをやれなくなる。このあたりのバランスは難しい。

今日はずっとJ-WAVEをきいていて、途中買い物と銀行に行き、戻ってきて家賃を払ってやれやれと思いつつAppleMusicに切り替えて、原稿を書きつつクラムボンの原田郁子などをきいてから、またRadioにして僕の知らない世界を楽しんでいる。相変わらず無国籍な音楽が気に入っていて、坂本龍一の曲が3曲プレイリストに入った。

先ほど、「できれば11月中に」という編集者の希望通り原稿を1000字×4種類書いたものを送った。この一週間はとても密度の高い執筆というか、キーボード生活だったので、少しお尻の皮が厚くなったかも知れん。そういうわけで、今日はゴールが見えていたから比較的晴れ晴れとした気分で最後の仕上げをして原稿を送り、夜はベーグルを食べてiTunesで音楽をきいている。気分が変わると音も良くなるからいいよね。

そういうわけで、明日は少し気楽な気持でジンジャーシロップ作りをやる。1kg在庫が出来る予定なので欲しい方はお知らせ下さい。このところスタジオにあれこれ物がいっぱいあってWiifitもやれずにいたから、きっと「どうしたんですか。15日ぶりですね」とか言われるな。まあしょうがない。

明日のジンジャーシロップ作りが終わったらいいなりドッとヒマになるのが見えているので、また読書でもしよう。まあでも今日は一段落したからよく眠ることができると思う。  2015.11.30

さて、今日から12月。今年も残りが一ヶ月になってしまった。毎年12月は「あーあ」っていう気分になる。クリスマスが近くなると、ジョン・レノンに「今年は何やった?」ってきかれるしね。僕にとっての今年は念願の「マイオーディオルーム」を出せたことが一番だ。昨日、本屋で偶然マイオーディオルームを買って読んだという方から、感想のメールをいただいた。一部引用させていただくと、 「『マイオーディオルーム』を読み始めた最初は、よくある読者訪問の連載記事を一冊にまとめた本なのだろうと思い、ナナメ読みしようとしたのですがどうもおかしい。ナナメに読むと内容がさっぱり分からない。何度か読み返してみて、これはどうやら読んだことのない種類の本だと気づくに至りました」 と書いてあった。ちゃんと読んでくれてありがとうございます。

本当にそうなのです。出版社の人は「マイオーディオルーム」より、来年出そうとしている「マイオーディオライフ」の方が売れると思っていて、それはそうかも知れないけど、内容の独自性や濃さから言えば「マイオーディオルーム」の方が断然上なのです。僕はStudioK'sを作ってから、そしてこのパート1を作ってからずっと、ひたすら「機器を買うことだけじゃなくて、希望通りの良い音を得るにはどうすれば良いのか」を考えてきたのだ。それをAudioBasic誌の「マルチフォーカスチューニング」で展開してきた。ちょうどインターネットが急速に広まった時期とシンクロしていたのはラッキーだった。今もそうだけど、いろいろ思い通りにいかないことは多くて、「うまくいかないことがわかった」ってことだけが成果、だったりすることも多い。でも、オーディオにしろ写真にしろ料理にしろ、未経験の新しいことをやってみてダメならそれは仕方がないと諦めるしかない。やらずにわかった気になっているよりマシだ。

結果が成功にしろ失敗にしろ、何かをやって別の場所に行かないと次の風景は見えてこない。それから、自分1人でやっているより仲間とやった方が色々なアイディアも出るし、そして楽しい。人が財産、それだけは確かだ。

朝一で高知県産大生姜4kgを買って来て、明るい間にジンジャーシロップ化して送る物は送り、そしてその途中で食パンを2斤焼き、夜は「百人一首喫茶」をやっています。「ちはやふる」の実写映画が上映される来年はもう少し百人一首をやる人が増えるかもなあ。百人一首は読まれた札を取るだけの単純な遊びだけど、非常に奥が深くて子供の頃から考えれば何十年もやっているのだが、まだ面白い。オーディオとも少し共通しているところがあるので、いつかそんなことなどもどこかに書きたい。

マンガ「ちはやふる」の影響で中高生が興味を持ち、若い人の競技人口が激増している。そして、かるた会には入会希望者からの問い合わせが増えているらしい。だから、大人の競技人口も増加していて、10年以上前にB級でやっていた人が今はE級で勝てないみたいだし、10年15年前のA級は今のC級ぐらいらしい。状況が変化し、動いている世界はとても楽しい。

クイーン戦と名人戦は男女別だけど、それ以外の場合百人一首の試合は男女の区別がない。ダーツもボーリングも道具が必要だけど、公式戦で使っている大石天狗堂の取り札はAmazonで確か2000円ちょっとだから、百人一首は道具に金がかからない遊びだ。今はスマホのアプリがあるから、ランダムの読み上げもOKで、Androidなら「わすらもち」が無料だし、iPhoneなら「蝉丸」が多機能版でも1800円ぐらいだから、昔買った百人一首のCD一枚より安い。ただし、相手がいないと面白くもなんともない。百人一首を楽しむなら、丁度良い相手を見つけることが一番大切だ。

これが、最近のお気に入りiTunesプレイリスト です。

昨日で原稿書きが終わったのだが、今さっき原話が鳴り、あともう1600字から2000字の原稿依頼がきた。まあ、思うところ感じるところのある製品の試聴記なので、三日後には送るということで引き受けた。

それでこれを耳に装着しつつ原稿書きを始めた。

オリンパスのE-M5MarkIIに追加されたフォーカスブラケットを使って撮ってみました。絞りはf4.0だから、普通はこんなにピントが合わないし、うんと絞ると奥の方がこんな風にはぼけないから、フォーカスブラケットってのはなかなか使える機能であります。5枚撮ったうち4枚をPhotoshopで合成した。  2015.12.1

上の大きな写真だけ見ると、「だから何だ?」って思う人の方が多いかも知れないので、もう少し説明しましょう。合成をしないとこうなります。

僕のやってることは当たり前のことだから、音のことでもまあ、だいたいこんな感じかなあ。でも、その当たり前のことが出来ずにアクセサリーとかを使って音が良くなったとか悪くなったとかっていうケースの方が多い。

先日も戯れる会例会で、室内のルームチューン材をほとんど取り外す実験を行った。それらが入っている状態は上の大きなピントが合った写真みたいなものだ。普通でどこがすごいのかわからない。「部屋が広くて木の床があればこんなもんだろう」と思う人の方が多いんじゃないかな。で、サーロジックのパネルを部屋の外に出し、和心をどかし、ということをやると段階的に不快な音に変化していく。で、天井に付けてある7枚の吸音材を3段階ぐらいに分けて外していくと、第一段階ぐらいで大きな変化があり、第二段階では耐えられないほど疲れる音になる。大きな音を出さず、話をしているだけで疲れる音になる。

でも、室内には人や物がそこそこあるわけだから、完全な「がらんどう」なんてことはなくて、外しているのはサーロジックのパネルと天井の吸音材だけだ。つまり完全にピントが合ってないわけじゃなくて、下の写真みたいに一部にはピントがきている。ほとんどのお宅はこんな感じで音を出しているのだと思う。その状態から抜け出して広範囲にピントが合い始めると、音楽が心地良くなるからオーディオはものすごく楽しくなる。

今日は水曜日なので、夜は「音楽喫茶」をやっています。コーヒーしかありませんが、このところコーヒーが最高においしくなっている。  2015.12.2

素敵なことが起きた12月3日だ。何と、実写版映画「ちはやふる」の主題歌をPerfumeが歌うことが発表された。何てことだろう。生きているといいことがあるものだ。詳しくはこちらをご覧下さい。

「そうか、世の中捨てたもんじゃないな」と、人々にそう思わせてくれるのがアーティストの役割なんだと思う。

そして、昼間「ジンジャーシロップ作って欲しい」という依頼がきたので、「よっしゃっ」って感じで気合いを入れて約1900字の原稿を仕上げて送り。ついでにフォーカスブラケット機能を使った写真も撮って送った。うーん、頭が疲れた。首が疲れた。夜は消化の良いお好み焼きでも食べよう。

それにしても、今朝のニュースには驚いたなあ。ここでPerfumeと百人一首がつながるとは予想だにしていなかった。ドームやあちこちのアリーナを埋め尽くす全国のPerfumeファンの1/5ぐらいでも実写版映画の「ちはやふる」を見に行ったらすごいことです。「モテキ」だって森山未來と一緒に一曲だけ踊るPerfume見たさに全国で5万人から10万人のPerfumeファンが見に行ったと思う。  2015.12.4

アッと言う間の金曜日がきた。今週はキーボード生活だったなあ。まあでも、なにしろ毎日同じことをやることが出来ないので、撮影もやってるしジンジャーシロップ作りも間に入っているのでそれはすごく良い。

それで、ファンキーフライデーをきいて最近のJ-POPに親しんでいる。そして、日本人はいいなあと思う金曜日だ。

若い頃はずっと、日本は戦争やったいけない国で、音楽もファッションもダサい国で、真面目だけが取り柄で、他人の目ばかりを気にして人と同じが良くて、年功序列で能力を正しく認めてくれない国だと思っていた。

ある年齢を超えてから、日本はいい国だなあと思うようになってきた。J-POPやアニソンに対して「まとめて全部好かん、興味ない」なんてことはなくなってきた。ただ、紅白歌合戦がジャニーズとAKBで埋められ、レコード大賞がEXILEだらけなのは「どうにかしてくれ」と思う。

フォーカスブラケットは、f2.8 35mm換算24mmの画角で僕のスタジオの室内を撮った場合、有効なのはせいぜい2枚かな。一般的に最も画質の良いとされる開放から1段から1段半ほど絞ったところで使ったとして、室内なら2枚までが奥にピントがきていて、3枚目はどこにもピントが合ってない画像になった。だからフォーカスブラケットはやはり近接撮影で特に効果が発揮される機能ってことになる。あるいは手前から奥までの距離がもっと長い風景写真などには有効なのかも知れない。それからフォーカスブラケットとデジタルシフトを同時に使うことは出来ないのだった。まあ、そういうことなんかを、あれこれやっておいて、「えーと」って考えずに使えるようになっておかないと撮影現場ではあたふたすることになる。

この半年ほどの食生活が少し変わってきていて、パンを焼き続けているのは相変わらずだが、自分で作った味噌でみそ汁を飲むことにした。みそ汁の回数を増やした。どうもその方が体調が良さそうなのだ。ここでもやっと日本人になってきたらしい。で、毎年1月と2月にみんなで集まって一年分の味噌を仕込むことにした。発酵は東京の場合でも常温でOKで、1月に仕込んで夏を越えて10月ぐらいには味噌になるのだった。そりゃ、8時間浮いてるコンビニのはんぺんを食べたりするのは避けて、自分で作ることができるものは自分で作っていた方が良い。

ヤフオクに出ていたスズキGSXカタナ55台500万円は落札されたんですね。

昔何冊か読んだことがあるものも含めて、伊丹十三の本を8冊借りてきて読み始めた。1970年頃に書かれた本だったりもするから、日本や東京の常識や生活も変化してきていて「さすがにもうこんなことはないなあ」と思うこともあるし、全然変わってないこともあって面白い。伊丹十三も景山民夫も亡くなってしまった。2人とも不審な死に方をしたので、「殺されたのではないか」とか、いろいろな説があるが、実のところはわからない。

「女たちよ!」には、バゲットがおいしいこと、韓国の冷麺がおいしいことなどが書いてあるのだが、書かれてから50年近く経った今では、おいしいバゲットを買うことが出来るようになっているし(パリよりも東京の方がおいしいという説もある)、多少なんちゃってではあるが、僕はそのどちらも自分で作れるようになってしまった。バゲットは1年間苦労したし、盛岡冷麺も4ヶ月ぐらいはかかったのだが、この二つはまあ何とかなっていて、意外に苦戦しているのが食パンで、食パンはあと3ヶ月で2年になる。

毎日AppleMusicのRadioをきいていて、いいなと思った曲をプレイリストに登録する。で、また無国籍な音楽が増える。このところそういうタイプの音楽がものすごくしっくりくるのだ。そういう時期らしい。  2015.12.4

50年近くも前に書かれた本だから、古いと言えば古いところもあるのだが、伊丹十三の本はとても面白い。そんなわけで、当分楽しんで、8冊も読み終えた日は少し偏屈になりそうだ。まあ、元々偏屈ですけど。

伊丹十三は1968年にロータスエランに乗っていて(さぞかしガラス繊維臭かったろう)、MGTFってクルマも持っていて、ジャグアEタイプを注文する寸前までいったらしい。

今日は厨房のLINNで音楽をききながらジンジャーシロップを8kg分作ることになった。1kg余分が出るので1kg分(実際には1.1kgぐらいある)なら即納可能です。欲しい方はお知らせ下さい。

このところずっと原稿書きをやっていた。僕が書いていることは普通の試聴記事とは少し違う内容になっていることが多いと思う。ひと言で言うと「ユーザー目線、読者目線」なのだが、そこを気に入ってくれている編集者が僕に依頼してくれるわけだ。僕はいつも「書けるかなあ」と半分不安を感じながらやっていて、けっこうギリギリの感じで書いていることが多い。あるオーディオ評論家の試聴記事で、ある号とある号の別の機種の試聴記事で製品名を変えてあるだけでまったく同じ内容だったという話があるのだが、そういうことはやりたくないから、毎回あーだこーだと考えて書いているので、とても効率が悪い。

僕としては、マーマレードやジンジャーシロップを作っているのも、自分の作品を買っていただいている点で、写真撮影や原稿書きとまったく同じ行為なのだが、厨房で手を動かす作業はよほどバカな失敗(焦がすとか、ひっくり返して台無しにするとか)さえしなければ、ある一定時間で一定の物を作ることができるから、少し気が楽だ。でも毎日食品製造業をやってると忘れられたような気分になって、「原稿書きの仕事来ないかなあ」と思ったりもして、そんな風にやっている。  2015.12.6

ついに昨日で仕事が一段落したので、今日はのんびりしている。ラクーアの成城石井でチーズを買ってスタジオに着き昨日焼いたバゲットにはさんで食べている。兄が録画してくれたオペラのブルーレイディスクが何枚かあるのでこれを鑑賞しよう。

そして、今日は筑前煮とだし巻き玉子を食べてやる。絶対にだ。

クリスマスなんざどうでもいいと思うけど、「スター・ウォーズ」が封切られたら見に行こう。「海難1890」も見よう。そして、少しはオシャレもして出かけて行って、帰りに電飾で飾られたエリアも眺めて、iPhoneで写真ぐらい撮ってこよう。

時間ができたので、DigiFi付録のスーパーTwitterって遊んでみようかな。  2015.12.6

Placeboの最新映像です。 僕はこの泣きのはいるメロディにやられているのですが、日本以外の国ではとても高く評価されているのに、日本ではみんなどうしてわかってくれないのかなあ。ヨーロッパ的な旋律だと思う。Placeboは最高です。若いドラマー、スティーブ・フォレストの脱退はとても残念だ。

今日の文京区は気温8度で曇り。そろそろ冬ですね。今日はL-65にスーパートゥイーターでもつけてみよっと。しかし、時期iPhoneであるiPhone7は本当にヘッドフォン端子なしにするかなあ。水没させてもOKになったらすごいことだ。

粉と水と塩とバター、砂糖なんかを混ぜてオーブンで焼くのは同じでも、スコーンやパンケーキよりもパンを焼く方がちょっと難しいというか面倒というか、観察する力とか判断力、つまり経験を要する。気温との関係で僕らみたいな素人が普通のキッチンとか部屋でやっている方が発酵の具合が変化することが大きい。そんなわけで、失敗したり成功したりあれこれやっているのが面白い。

やっと原稿書きから解放されたと思ったが、また連絡がきて1000字の原稿を書くことになった。今日のはPCオーディオ関係です。まずWiifitを30分やってからだな。

Wiifitを30分やっていたらちょうど食パンが焼けたから、これを10分ほど冷まして端っこの方のパリパリのところを食べるときわめておいしい。パンを食べるとコーヒーを飲みたくなるから、原稿書きはコーヒーを飲んでからだな。と思ってコーヒーを飲んでいると、今日はあちこちから電話がかかってくる、午後4回も電話がかかってくるなんてことはとても珍しい。

色んな人が「アナログレコードをデジタルデータ化しても同じ音にならない」と言う。あちこちのデモでそういう結果になったらしい。僕のところではほとんど同じ音になるから、元のLPの音とデジタルデータをFireface400で再生した音を多分ききわけられないと思う。なんでだと思いますか?

どうしてLPをFirefaceなりDSDレコーダーで録音した音が元のLPの音と変わるのかは、よく考えてみた方が良いと思う。かなり高級な機器を使っても、それは往々にして起きる問題だ。

12月19日(土)の「御茶ノ水Perfumeのダンス練習会」は一年ぶりの発表会だけど、参加者35人ぐらいらしい。これまでStudioK'sに最も多くの人が存在したのは、2009年のTheBeatlesリマスターCD&オリジナル盤LP(1枚100万円以上!)試聴会の46人で、あの時はみんなじっとして音楽きいてるだけなのに、エアコンがまるできかなかった。 その後、エアコンは室内機が天井というタイプに買い替えたので、今は真夏に30人で踊ってもちゃんと冷えます。古いエアコンは1997年に65万円もしたんだけど、2011年に買い替えたら、値段が半分で能力が2倍、そして電気代は半額になった。

だが、来年からの電力自由化ってのは何なんだ?電気代も携帯電話のシステムみたいに複雑でわかりにくいものになってきているみたいだ。まあ100Vの契約者は大家さんで僕は2階の分を払っているんだけど、エアコンは動力なのでこちらは独自の契約だ。  2015.12.7

DigiFi誌付録のスーパートゥイーターを、付属のコンデンサー一個のみで鳴らしてみている。最初から音質どうのと言うのはいけないので、一日二日は適当な音量ってことは普通の家庭よりはかなり大きめの音量でラジオでもきいていましょうってところだ。多分、少しレベルを落とさないとうるさくなると思いますけどね。

どうにも最近のクルマはどれもこれも妙な顔になってしまったもんですが、マツダの検討ぶりには頭が下がるというか、立派だ。良い物を作って評価されるっていうのはいいもんだなあと思う。カメラもオーディオも、もちろん文を書くことも料理も、そうありたいものです。

今日は何度目の命日なのかな? あの日のことはよく覚えている。って書いていたら、ジョン・レノンが「今年は何やった?」って歌っている。戦争は終わらず、新たに始まろうとしているよ。イヤだな。

ウルトラライトな登山をやっているあの方が半分引き取ってくれるんじゃないかと思って12個買って来た小型軽量な調味料入れセット、大きさが大小あって大が80ccで小が45ccです。このサイズの容器を探すと良いのがなかなか見つからないのですが、やっと良さそうな容器が見つかった。一見ガラス風で重たそうですが、樹脂製でそれほど重くない。

なんか、すごく説明するのが難しい機器の記事を書いていて、あれこれ考えながら書いているのだが、すごく時間がかかる。まあでも、2/3ぐらいは書いたので、あと少しだ。2015年中にあと一回はバックパッカーになりたいなあ。

寒いので、数日前に作ったジンジャーシロップを65ccぐらいカップに入れてレモン汁とお湯を加えて飲むと大変温まる。さすがに新鮮なやつは強力でビリビリくる。午後飲んでも夜中まで体温が上昇しているらしく、免疫力が高まるし身体が痒くならなくなったのが嬉しい。

スーパートゥイーターを追加した音はけっこう良いのだが、いかんせん効果的すぎて辛い。今日は合羽橋まで歩いて往復してコーヒーのフィルターを仕入れてきたので、固定抵抗を買いに行くことができなかった。どのぐらい落としたらいいのかな。とにかく出過ぎているのは確かだ。いま売ってるDigiFiはいくらだ?5000円ぐらいだったかな。そんな値段で40kまで出るスーパートゥイーターが1ペア手に入るなら安いよね。  2015.12.8

ElCapitanのアップデートがきた。スリープを解除したときにWiFiがつながらなくなる現象が直ってるといいんだが。。。その他にもいくつか不可解なことがあって、それがEl Capitanのせいかどうか、よくわからないのだが、今回のアップデートで解消されれば助かる。

スーパートゥイーターはサランネットの中にでも仕込めるなら採用してもいいかもね。スピーカーの上はイヤだな。

昨日出かける時に、やや大きめの音でJ-WAVEをかけっぱなしで出たのではあるが、やっぱりあれだけシャカシャカきこえてるとうるさいよなあ。スーパートゥイーターはKEF105の時にさんざん使ってきたので、ユニットのところに行って出てる音をきいてみればだいたいわかる。コンデンサー一個だけじゃカットオフがだら下がりで、耳につく帯域がL-65の077から出てる音とかぶるから音量を上げると頭が痛くなる。

デパートもコンビニも正月は休めるところは休んで、みんなおせち料理を食べた方が良いと思う。元来そういうためのものだったのだ。日本人はきわめて勤勉で、昔は盆と正月しか休みがなかったから、正月は餅をついておせち料理(つまり腐りにくいものってことかな)を作って休んだのだ。今は週休二日になったりもしているんだけど、一方で24時間営業だの年中無休だの送料無料だのが蔓延している。そういうのは少しヘンです。

自分で作るのがいやなら買うでもいいし、誰かの家にお年賀持って行って食べさせてもらうでもいいと思うのだ。

行って見てきたわけじゃないから定かじゃありませんが、北京の大気汚染って相当なものらしい。街中でガスマスクだなんてまるでナウシカの世界なんでしょうか。もう一回革命やった方がいいのかもね。

まさかの方法で「あかつき」が金星軌道に乗った。すごいですね。StudioK'sはぜんぜん軌道に乗らないもんなあ。  2015.12.9

このところかなりイライラさせられていたのだが、昨日ElCapitanアップデートして、やっとスリープ解除後のWiFi接続がまともになった。

マーマレードの長期保存はこれまでは冷凍をしてきたが、去年からこの容器を色々な条件で試してみている。作ったマーマレードをこの容器で密封保存して冷蔵庫に入れておいて、5ヶ月ほどしてから開けてみた。ちょっと面倒だけど、多分一年でもOKって感じの美味しさだ。常温でも保存できる(腐ったりカビが生えたりしない)けど、「密封の上冷蔵庫で保存」がもっとも美味しいようだ。なにしろ初めてだし、実験するのも時間がかかる。

今年の夏、この容器で密封したジンジャーシロップを二ヶ月間常温で置いてから飲む実験をしてみた。別に腐っているとか痛んでいる感じはしなかったけど、「ちょっとね」って感じだった。やっぱりジンジャーシロップはビリビリくるフレッシュさが良いと思う。あれはミルでひいちゃったコーヒー豆みたいなもんでしょうね。風味が損なわれてしまっていた。ジンジャーシロップはマーマレードと違って通年作ることができるので、長期保存なんか考えない方が良さそうだ。まあ、日々そんなこんなを試してノウハウをあれこれ蓄えているのだが、色々わかった頃にはこの世ともおさらばってことらしい。

野坂昭如が亡くなった。85才かあ。僕にとっての野坂昭如は野末珍平と組み合わさっていて、平凡パンチに登場する黒めがねのエロいおじさんなんだけど、多分同世代の人はみんな同じ印象なんじゃないかな。「アメリカひじき」や「火垂るの墓」を読んだのはもっと後だった。そして二人とも参議院議員になった。

そしてまたバカな事をやり始めた。もくろみ通りうまくいくといいんだがなあ。

マルチフォーカスチューニングっていうのは、雑誌「AudioBasic」で長く続いた企画だったわけで、3回から4回同じお宅に行って、相談しながら音をチューニングする内容だった。あまり僕が「あれやれ」「これやれ」って言って自分でやると僕の音になってしまうので、そういうことは避けてた場合もあるし、スピーカーの場所決めなんかは「僕ならこんな風にここに置きます」と言って動かした場合もあり、数軒はそれだけで激変だったりもした。でも、AudioBasic誌そしてGaudio誌がなくなってしまったのであの企画はもうできないのだが、戯れる会の中で似たようなことをやれればいいなあと考えたりしている。だから、自分の音を良くしたい人は戯れる会に入ると良いかも知れない。

今日はやっと落ち着いた気分になったので、丁寧に包丁も研げてとても気分が良い。床屋にも行けたしってことで、今夜はソニックユースをきいている。でも、時間ができるとやってみたいことを優先してやるものだから、まだガスレンジの掃除が残っている。でも「コーヒーの焙煎をしてからだな」って思うと、また何かやることが入って延ばし延ばしになるってやつ。

今日も出かける時は忘れずにFMをなるべく大きな音でかけておいて、戻るとピストン西沢が面白いことを言っていたおかげか、スーパートゥイーターの音はだいぶこなれてきたようだ。音量を上げても一昨日ほどうるさく感じない。  2015.12.10

すごい大雨で危険なことになっているみたいだ。そして気温は20度ぐらいになるらしい。ファンキーフライデー!!

このところずっと頭の中で鳴り響いている音楽があって、ちょっと前までは小泉純だったのだが、近頃はYounSunNahという女性歌手の歌だ。「Enter Sandman」を歌っていて、これってメタリカの歌だよなあと思っている。他にも何曲かお気に入りの歌があって、この状態になるのはかなり久しぶりなんだけど、とにかく音楽が頭の中でグルグルしている。

YounSunNahはユン・サン・ナという韓国出身の女性ジャズシンガーで、女性歌手が好きな方なら絶対注目ですね。お姉さんの歌を特に好んではいない僕のおすすめ一番だから、これは本当におすすめです。すごくシンプルなんだけど、表現の幅が広い。

ちょっとヒマになったので、いくつか新しいことをやり始めている。まあ、いつもながらのダメ元的挑戦ってやつです。誰にも迷惑をかけてはいないのだから、失敗してダメならあれこれ考えてまたやりゃいい。

スーパーフライは紅白に初出場なのか、僕にいわせると「やっと」って感じ、あんなに歌唱力のある人を紅白に出さないでいるのはイカンのだな。

プレクスターと一緒にパイオニアのDVDドライブを使っているんだけど、ElCapitanになってからCDやDVDが焼けなくなっていた。で、パイオニアから新しいドライバーが出ていたのでダウンロードしてインストールしてみた。焼けるかどうかまだ試してないけど、これで解決するといいなあ。何年か前にこのサイトで紹介して何台か買ってもらったドライブです。プレクスターの音と比べると少し若い音なんだけど、なにしろプレクスターはCDオンリーですからDVDドライブも必要なので愛用している。

ブルーレイドライブのドライバーも一緒に出たようです。パソコンでやってるのってこのあたりがちょっと面倒で、しばらく待っていれば対応するんだけどその間に空白ができてしまうので、僕はそれを嫌ってブルーレイディスクはパナソニックのBDプレーヤーを買った。まあ、新しいOSが出てもすぐにインストールせず、3ヶ月から半年ぐらい様子見をするのが賢い方法ですが、僕は賢くない方が楽しいと思っているので、トットと最新OSにしてこういう目にあっている。でもね、今時USBメモリも安いことだし、DVDぐらい焼けなくてもいいんじゃない。って具合です。

先日来ここに僕が作ったAppleMusicのプレイリストを紹介していたけど、その中に坂本龍一のアルバムがあるんだけど、ゴールデングローブ賞にノミネートされたのは坂本龍一と共演者アルバ・ノトということで、僕がこのところいいなと思ってプレイリストに入れていたのがその二人によるアルバムなのでした。これね。

そういうわけで、音楽的には割と充実していると思う。  2015.12.11

イチロー選手、マーリンズから終身雇用を提示されるとは、すごいですね。僕らにはああいう才能がないから、自分で自分を終身雇用するしかありませんね。

今日の午後は戯れる会例会だ。何故かものすごく参加者が少ないんだけど、みんな忙しいんだなきっと。僕は参加者が1人でも2人でも15人でも「やります」と言ったかぎりはやります。多い時もあるし少ない時もある、そういうものです。

上で紹介している「ユン・サン・ナ」は他のアルバムも良いけど、やはり「SameGirl」に好きな曲があれこれ入っていて良いと思う。ヨーロッパで人気がある人なのですね。

みんなが帰ってしまったから、夜は1人で焼きそばを作って食べることにして、そして音楽をききながら誰にも頼まれていない文を書き始めた。このサイト以外には頼まれずに文を書くことってほとんどないのだが、こういう作品づくり的な行為がいつか何かにつながってくれればなあと思っている。  2015.12.12

今日の午後はスタジオで百人一首の集まりがある。競技かるた始まって以来のブームがきているので、多分来年あたりブレイクしそうな予感がする。応用力はともかく、記憶力は落ちる一方ですから、百人一首は最高です。

昨日の例会でのスーパートゥイーター実験は、もう少し時間があればちゃんとやれたんだけどなあ。でも、昨日やってみたことで、どうしてもスーパートゥイーターが必要ということはなさそうな気もしてきた。

百人一首ってマジに試合をやるとすごく疲れる。いい勝負の相手だとなおさらだ。そして、冬だというのに汗が出る。頭と身体を使う不思議な遊びだ。2試合やるとヘロヘロなんだけど、一番下のクラスでも大会で優勝準優勝するには4試合もだから、僕はそういうレベルじゃありません。

さて、今夜も「ユン・サン・ナ」をきこうっと。頭の中でずっと鳴っている。  2015.12.13

BABYMETALは来年東京ドームですか。すごいね。

体調が良いとコーヒーがおいしい。ってのはいつも書いている。このことをもう少し詳しく書いてみよう。自分で焙煎を始めたこの3年間、自分にとってほぼ理想的なコーヒーを飲めるようになった。そんなおいしいコーヒー豆なのにおいしいと感じることが出来ないならそれは体調が悪いってことなのだ。コーヒーに限らず何でもそうだけど、まともなものをまともに思えなくなったら終わりだよね。

つまり、感謝したり、有り難いと思えたり、いろいろあったけど人生全体を肯定できること、そういうことかな。

そういうわけで、感謝しつつ「ポーレックスで20gの豆を挽くには何回転させているのか」を数えてみた。

もちろん荒く挽けば少ない回数だし細かくすれば回数は増えると思うが、好みの荒さにセットして、50回じゃきかないし500回は回してないわけです。多分300回も回してないと思うけど、どうなんだろう?

ついでに書くと、「最低どの程度短いハンドルでさほどの無理をせず挽くことができるか」が僕の知りたいところだ。だから、回数が問題になってくる。「少しでも早く楽に」って考えるからこの長さのハンドルが必要なのであって、「20g挽くのに5分かかってもいいよ。お湯が沸くまでに挽ければOK」と考えれば、もっと軽量でコンパクトなハンドルでも何ら問題はない筈だ。そう考えるに至った。なんか、このサイトは暮らしの手帖みたいになってきたな。

さてさて、スペアのハンドルを手に入れたから、どの長さでチョン切ろうかなと思案中、「覆水盆に返らず」的に、短くしすぎるともう1本買う羽目になるから少し慎重にやろう。指が2本かかれば回すことはできることは確かめた。実は筒の方が重要で、黒いゴムを外すといきなり滑って回しにくくなる。あ、そうそう、20gの豆は120回転ぐらいだった。でも指を2本かけて回せるのは1/3回転ぐらいだから、ごりごりごりごり、300回以上やらないと20gが挽けない。それもまた良しとする。ポーレックス社がちょっと値段が高くてもいいから150gぐらいの重さで、ちゃんと使える手動ミルを作ってくれればいいんだけどね。

さあ、伊丹十三の本を読もう。40年前にこれを書いていたのか「なるほど」と思いつつ読んでいる。鰐梨って名称は言われてみれば鰐梨だけど中身は梨じゃないよねえ。

そうそう、音のことも書きましょう。「ユン・サン・ナ」のSameGirlというアルバムの中には気に入っている曲が何曲かあり、録音は非常によろしいのでオーディオ好きにもおすすめなのです。で、AppleMusicの圧縮音源でも十分楽しめるのですが、比較すると当然CDの方が音は良い。音楽を楽しむなら圧縮音源でもいいし、さらに音質も求めるならCDを買うことになる。僕はこのアルバムの中では一番最後のフランス語の曲をとても気に入っていて、一日に何回も頭の中でこの曲が勝手に鳴り始める。もちろん他もすごく良い。

願い事が叶うように、今夜は厚着をして流れ星をたくさん見つけに行こうかな。  2015.12.14

iPhone6sは電池がもたない。大型の6Plusからの買い替えだから比較すれば6sは当然バッテリー容量がねってこともあるけど、それにしても一日もたない。だから、純正で不格好なバッテリー付きのケースなんか出しちゃうわけだな。それなら最初からもうちょっと厚くして大容量のバッテリーを内蔵させればいいのにと思うが、カッコつけたいからそれは出来ないらしい。性能に不満はないけどね、とにかくiPhone6sは予備のバッテリーを持って外出しないと危なくてしょうがない。まあそういうわけで、去年買ったモバイルバッテリーが大活躍だ。

2015年のパート47からパート50にはずっと自分が並べた百人一首の画像が掲載されている。それを今あらためて見直すと、「甘いなあ」と思う。特に今年初めの頃は、わかってやっているならともかく、何も考えずにやっているのが見え見えだ。その時はそれで精一杯だったから仕方がないのだけれど、同じことを毎日毎週考えてやっていると「今ならこうやる」というものが見えてくる。そういうことは百人一首に限らず、料理も原稿書きも、オーディオもみんな共通していると思う。

StudioK'sでのPerfumeのダンス練習会は2011年の6月から毎月続けてきているから、もう4年半になる。年によって違うけど半年か一年に一回発表会というのをやっている。アマチュアとは言え、色んなクラブイベントで踊ったり、Perfumeダンスコンテストに出ていいところまでいってる人もいる。今度の土曜日は何回目かの発表会なのだが、何と踊る曲が16曲で35人ぐらい集まることになった。前日にシフォンケーキ作らねば、コーヒーも焙煎しなくちゃ、床に滑り止めを塗ったり、その他あれこれ準備もしなくちゃ。人が集まってくれるのは楽しい。

AppleMusicというサービスが始まってからずっと、気に入った知らないアルバムや曲や演奏者から縦横に広げていっている。一曲だけが素晴らしく良くてあとは行き止まりのこともあるし、どんどんどんどん芋づる式のこともある。こういうのは、知らず知らずのうちに僕の中で何かが蓄積されているのだと思う。

だからこのところものすごく色々な種類の知らない音楽を楽しんでいる。AppleMusicは一ヶ月980円の音楽図書館って感じだなあ。だから、ヘッドフォンやイヤフォンが絶対に必要で、ヘッドフォンはオンイヤータイプ、つまり大きくて重たいやつじゃなくて上着のポケットに入る程度の物がいい。そしてやはりワイヤレスが便利だ。

明日の夜は「音楽喫茶」をやっています。焙煎したばかりのコーヒーがあります。香りが違います。  2015.12.15

そうなんだよね、コーヒーは味というより香りですね。昨日焙煎したコーヒーを今朝飲むと本当に香ばしいのです。これはやはり自家焙煎の強みですね。コーヒーが好きなら、とりあえずミルク缶で焙煎するといいですよ。

DigiFi付録のスーパートゥイーターは、盛大に音を出すと効果が感じられるが、控え目にするとあってもなくても変わらず、必要かどうかがかなり微妙って感じだった。そうなると、「無くてもいいじゃないか」「無い方がスッキリ」ってことになるので使わないことにした。というわけで、欲しい方に差し上げます。たとえば今夜の「音楽喫茶」に来て「ユニット欲しい」と言ってもらえば差し上げます。戯れる会会員はメールでの申し込みOK、非会員の方は直接取りに来た方のみで、早い者勝ちということにしましょう。

前号の付録8cmのフルレンジユニットもありますので、こちらも欲しい方に差し上げます。両方だと8700円ぐらいかな。フルレンジの8cmユニット1ペアとスーパートゥイーター1ペアで8700円だから雑誌を買ったとしてもすごく安いよね。40年前に作られたJBL L-65でもハイレゾは楽しめると思いますけどね。とにかく年末なのでスタジオ内は片付けモードに入っています。

このところちょっと深めの焙煎が続いていたから、昨日は「これ以上浅くは煎らない」って感じのところで焙煎をやめたんだけど、浅く煎ったコーヒー豆は硬いのでミルにかなり負担がかかる。浅煎りのコーヒー店はミルの消耗が激しいだろうなと思う。それぐらい違う。

で、また今夜もプレイリストに入れてある怪しげな音楽をきいてる。近頃はクラシックともジャズとも民俗音楽ともつかないようなタイプの音楽が気に入っている。今はこの、他人にこれをきかされたらちょっとイヤになるだろうなって感じの単調な、でも妙にはまってしまう曲をきいている。すごく長くて同じことを繰り返していて、それが下地にありつつ、ところどころでものすごい低音が入ったり、妙に気を引くような部分が展開されるんだけど、なんなんでしょうねこういうのは。これです。たまらなく退屈なんだけど心地良い。

まあそういうわけで、音楽的にはとても充実しているベートーヴェンの誕生日でした。  2015.12.16

坂本龍一のこのアルバムもかなり気に入ってる。すごく静謐な世界ですね。

しかし、僕はAppleMusicできいているからタダみたいなもんですけど、なんでこのアルバムはこんなに高いんだ? とにかくこのシリーズはとても美しい。坂本龍一はやっぱりすごいですね。似たようなジャケットのアルバムがいっぱいあるんだけど、みんなきいてみているところ。

僕は長い間Windsという針圧計を愛用していて、これは昔超高価だった。よっしーさんがどこかで手に入れてくれて僕はこれをずっと使っている。

デジタルのはかりには色々な思い出がある。上の写真Windsの針圧計は確か定価3万円ぐらいだったような気がするし、僕がStudioK'sを作った直後、料理用に買ったデジタルのはかりは15000円ぐらいだった。アマンダスポーツの千葉さんがカーボンのフレームを作る際、エポキシの接着剤を正確に計って混ぜるのに使っていたのを見て知っていたのだ。デジタル表示のはかりは高くて20年前だとそんな値段だった。針圧計は3万円で1kgか2kgのはかりが15000円でしかも表示部分は小さく、さらに言えば単一電池だったと思う。Windsは9vの角型電池だ。15年前は料理にデジタルのはかりを使っている人はほとんどいなかったが、僕は割と早くからデジタルはかりを使っていたので、容量ではなく重量、つまり「大さじ1杯」的な考えではなく、液体も粉も「何g」的な発想でレシピを決めてきた。

この前の戯れる会例会で話題になった、Amazonで安く売っている針圧計にも使えるデジタルのはかりはこちらですね。安いー! L字型のアルミ板でもくっつければ針圧計になりますね。3万円が送料込み1480円になっちゃうんだからすごいことです。

もしWindsが壊れたらこれを買うことにしよう。でも壊れないから壊しちゃおうかな。   もちろん冗談です。

今日山形の友人から届いた干し柿はこんなものです。ハイエンドだなあ。山形っていいところなんだなあ。値段がつけられないよこれは。限界に挑戦しているって感じの干し柿だわ。凝り性だからなあって言うと「あんたに言われりゃ本望だ」って言うかも。

オリンパスの12-40mmf2.8っていうレンズはこういう写真が何のストレスもなく撮れるので、やめられないのです。四国に行くにもこのセットなら防塵防滴で怖いものなしなんだけど、ボディ+レンズで873gなので悩むところです。まあAPSーCの時代に比べれば半分の重さなんですけどね。それでE-M5MarkIIのボディ+パナソニック12-32mmかなあと思ってしまうが、本当に写真はレンズなんだよなと、オリンパスの12-40mmを使う度に実感する。録音におけるマイクみたいなものなのだろう。このレンズを買って以来、単焦点の12mmと60mmのマクロが不要になった。

似たようなアルバムジャケットだし、中身も似ているけど、坂本龍一とAlvaNotoのアルバムは上で紹介している「Insen」が断然良いなあ。当分の間抜け出せないかも知れない。なんか、プチプチプチプチ ドワーン ポーン ぐわぐわぐわ ううんううんううん みたいな音楽なんですけどね。妙に心地良い。  2015.12.17

明日はスタジオに37人もの人が来ることになったので、二日がかりでスタジオの中を片付けている。なるべく物は増やさないようにしているのだが、後で読もうと思っていた資料とか読みかけの本とか、やりかけていることとか、そういうのがそのままになっているので、全部片付けている。久しぶりに椅子を全部使って、厨房に置いてある椅子も持ってきて、全然足らないから、座布団代わりにフリースも使ってもらう。そんな感じだ。

いつも12月は気分が落ち込むのだが、今年はそうでもない。なんでかな。元々落ちるとこまで落ちてるから、これ以上落ちようがないってことか。つまり、夏はあの新国立競技場のこととかがあってちょっとウンザリして、それからパリのテロもあって、何だかパリもひどいもんだなと思って秋はひどく落ち込んだ気分になった。それで12月は少し開き直ったのかも知れない。何かが変わったってわけでもないのだが、たとえば近頃は夏や秋よりも音楽を楽しめている。こういうのは理屈じゃない。

種さんと電話で話をして、三宅純のことを知り、三宅純をAppleMusicで検索して「あ、これはピナ・バウシュの音楽だ」と思ったあたりからグッと音楽が楽しくなった。

あとはFM NACK5のファンキーフライデーが大きいかも知れない。というわけでまた今週が終わってファンキーフライデー!!

2006年に買ったLenovoのノートPCとその後で買ったLet's noteが一台スタジオの床に置いてある。どちらもちゃんと動く。でもさすがに10年選手だからどうしたものかと思っている。PCデポにでも持って行くかなあと考え中。

さて、明日のイベントのためにシフォンケーキを4個焼こう、混ぜるのが20分、焼成時間は60分、冷ますのに2時間かかる。  2015.12.18

いつもStudioK'sで使っている250cc以上入るマグカップがあるんだけど、これは全部で20個以上持っているのだが、明日は一気に37人、僕を入れると38人集まるということなので、同じウイリアムズソノマのマグカップを8個買い足した。あとは普通のカップを使ってもらいましょう。シフォンケーキで使っている白い皿は30枚持っているのだが、まあその他にも似たような大きさの皿は数枚あるから、それでも足らない分はちょっと大きめだけどパスタ用の白い皿を使うしかない。

やはり、MacでのオーディオはAudirvanaの出現が大きかったと思う。意地悪く言えばやや大げさでこれみよがしな、わかりやすいいい音だと思うけど、AudirvanaそしてPlusのおかげでWindows機が不要になった。しかもDSDがOK、マルチch再生もOKとくれば、MacでオーディオをやるならAudirvanaPlusしかない。実際色々な試聴会や製品発表会でもよく使われている。

AudirvanaPlusやWindows系のいろいろなプレーヤーアプリのおかげで、CDプレーヤーやDVDプレーヤーやSACDプレーヤーやユニバーサルプレーヤーやBDプレーヤーが不要になるわけだから、これはすごいことです。  2015.12.19

昨日のPerfume振りコピイベントは、何と僕を入れて43人の人がスタジオの中にいた。これはいつぞやのTheBeatlesのリマスターCDとオリジナル盤LP試聴会以来の出来事だった。イベント自体もすごく良い雰囲気だったし、その後のお茶タイムでいれたお茶とコーヒーが7リットル、シフォンケーキ4個で、参加してくれた皆さんがとても喜んでくれた。準備と本番と片付け、とにかく忙しくてメチャクチャ疲れた。

そういうわけで、今日はほとんど使い物にならず、壊れた掃除機のノズルを接着補強したのと、秋葉原で行われているポタフェスに顔を出して、知り合いや興味のある製品を作っているメーカーの設計者に挨拶をしたり、そんな日曜日だった。  2015.12.20

そろそろAppleMusicがハイレゾのストリーミングサービスを始める? 本当だろうか。で、Lightning端子経由のヘッドフォンになるのかなあ。そうなるとDAC付きのヘッドフォンになったり、Lightning端子からデジタル音源を取りだしての根元にDAC付いたケーブルで何らかの端子でリケーブル可能なヘッドフォンが出てくるわけです。(すでに出ている)

超高音質を追求する人はやってもらうとして、普通に音楽を楽しむ人はBluetoothでワイヤレスヘッドフォンという図式になるのかなと考えている。3年5年後にはどうなっているのだろう。僕は両方やってますが、利便性ではBluetoothが圧倒的なので、iPhone+Bluetoothヘッドフォンが好きです。Bluetooth接続のイヤフォンってのもあるけど、バッテリーとか通信装置を内蔵する必要があるので、ワイヤレスイヤフォンよりワイヤレスヘッドフォンの方が断然スッキリする。僕もやってますが、とりあえず手持ちのヘッドフォンやイヤフォンをエレコムかオーディオテクニカのBluetoothアダプタでワイヤレス化するのがおすすめです。

シフォンケーキはほとんど失敗しなくなって久しいが、食パンを焼くのはなかなか難しくて、まだしょっちゅう失敗している。まあ、相変わらずあれこれ実験してみるから失敗もするんですけどね。玉子の白身を泡立てる(メレンゲ)のも季節によって変化するけれど、イーストによる発酵の方が温度による影響が大きいので、そのあたりの管理が厳しいこと、塩や砂糖の量が意外なほど発酵に影響する。砂糖の代わりに別の甘味料を入れたらうまく発酵しなかったりなんてことを体験しては「なるほどそうか」と思っている。でも、自家製の食パンでトーストを焼くとこれが最高で、外側カリカリ(と言うかガリガリ)で中はもっちりなので、やめられないのです。トーストが好きならトースターは高くてもDUALITを買うべし、他を買わずに済んで一生使えば安いものです。

二日がかりでスタジオを素の状態に戻した。年末だし、いろいろ不要な物を処分しつつひたすらスタジオの中を片付けている。いろいろなことをやるから、あれこれ物が増えてしまうので時々リセットが必要だ。物置の中も片付けなくちゃなあ。

ずっと試してきているのだが、DSDデータをDSDDACでネイティブに再生するのとPCMに変換して再生した場合、絶対的にDSDネイティブが音質有利ってこともない気がする。ハイレゾもたとえば24/96と24/192で192が絶対高音質なのかどうか、24/384はどうなのか、そういうことを確かめておいた方が良いと思う。僕はたとえば、LPを自分でデータ化する場合24/96でやっている。LPによっては192の方が良い物もあると思うけど、面倒だから24/96に決めた。これで十分だと思う。

やっとスタジオの中を整理して、本日二回目のルンバ出動。空気中にホコリが舞うので、2回やるとよく掃除できる。ホコリはオーディオの敵です。

掃除が終わったら、入念かつ大胆にスピーカーのセッティングを行う予定だ。

壁からL-65の背面までの距離を983mmにしてみると音が濃くなった。

そろそろこんなのが出ますね。
  2015.12.21

さて、2015年も残りがあと僅かになったので、今年体験したオーディオで一番のことを書いてみようかな。

今年行ったお宅で一番驚いたのは、班目秀雄さんのお宅だった。今年の2月に行ったのが3回目の訪問で、それまでも良かったのだが、この2月の音には驚いた。M氏という方がずっと部品というか機器の面でのチューニングをしているので行く度に音が変わっていて、僕はその都度全体的な音をきいて「もう少しこうするといいんじゃないか」と伝えてバランスを取るというようなことをしていた。この2月、最初の音はチューニングの効果が出すぎている感じだった。つまり、中高域の解像度や鮮明さが上がっているので相対的に低域が弱く感じられたので、「ウーファーのボリュームを少し上げてみて欲しい」と僕が言って、その通り1目盛りの半分上げてもらったら(ウーファーはアンプ内蔵)、それだけでいきなりの別世界だった。あれには参った。そして居合わせた全員が驚いた。

あれこそはまさにブレイクスルー、いきなり突き抜けた。

明日は水曜日ですが、天皇誕生日ですしスターウオーズを見に行くので夜の「音楽喫茶」はお休みさせていただきます。その代わりというわけでもありませんが、12/30は午前中が実家でもちつきなので、それが終わってから午後から夜まで「音楽喫茶」をやるつもりです。  2015.12.22

噂やら個人的情報によるもので統計とったわけじゃないから簡単に断言は出来ないが、アバンギャルドのスピーカーって、うまく鳴らすのに苦労している人が多そうな気がする。ショップでもオーディオショウでも何度か音をきいているが、正直「こりゃすごいわ」と思ったことはない。だからもちろん自分で使おうと思ったこともない。

もう多分2年ぐらい前、初めて班目さんのお宅に行ったとき、クルマの中で「今まで色々なお宅へ行ってどこが良かったか」という質問をしたら、「やっぱり自分の音が一番だ」という返事をもらって「まあそりゃそうだ」と思いつつ質問を変えて、「どういう音が理想ですか」ときいたら、「山本さんのところもそうだけど、立体的で見えるような音が理想だ」という答えだった。僕は「アバンギャルドのスピーカーでそんな音が出るんだろうか?」と半ば疑問に感じた。

細かい話は抜きにして、おいしいラーメンを食べに行ったりしながらきかせていただいた初めての音は、確かに立体的で見えるような音だったので、「なるほどアバンギャルドのスピーカーってこんな風に鳴るものなのか」と思った。でも、その段階ではまだ「こりゃ参ったなあ」というものではなく、後々の音を100点とするなら75点ぐらいの感じだった。ご本人に言わせれば「あの時の音じゃ50点もいかない」って言うかも知れない。とにかくその何年か後がすごいことになるわけだけど、その段階ですでに何年か馴らし込んでいたわけだから、オーディオという趣味は奥が深く、そして時間と知恵とアイディア、色々なものを要求する。

金も時間もイメージも空間もそれから人間関係もと、オーディオは色々なものを要求する。もちろん、みんな必要なわけだけどそれに加えて班目さんには情熱がある。

午前中からシフォンケーキを2個焼いて冷めるのを待って発送し、夕方からスターウオーズ3D版を見に行った。面白かったなあ。僕は最初の三部作をリアルタイムで待ち焦がれて見て、その次の三部作はエピソード1を見逃したので後になってDVDだのWOWOWで見たので、どうもエピソード123に対する思い入れが少ない。スターウオーズは、映画における特殊撮影の歴史そのものみたいなところがあって、やはりそういう目で見てしまうわけだが、ご存知の通り456ー123という順番で作られたので、エピソード123が制作された時期はものすごくCGの進化と変化が大きいためどうも画質が気になったのだが、今回のスターウオーズ三部作は6の続編の7ってことになる。

画質が適度にこなれていて、ハン・ソロもレイア姫もこの何十年間でいろいろあったみたいだし、力が抜けている感じがあってお気楽で良かった。関係ないけど「ブルース・ブラザース」の謎の女が、どっかで見たことのある顔だなあと思ったらレイア姫のキャリー・フィッシャーだったのがすごく意外だったのは、いつぞやも書きましたよね。

それでもって銀座でガレットを食べて帰って来た。ガレットを食べたのは久しぶりだったなあ。またそば粉を買ってガレットを作ろう。年内にあと1回ジンジャーシロップを作らねばと思っている。  2015.12.23

話を班目さんのことに戻しましょう。今年の2月に体験した斑目さんの音には参った。そういうことはあまりないんだけど、ちょっと妬ましくなるぐらいの音になった。それがいきなりきたので、良い体験をさせてもらった。音の良し悪しってのは好みもあるし、あの日あの時のあの人の音とこの音のどっちが良いかなんてのは、全盛期の北の湖と全盛期の二代目貴乃花はどっちが勝つかみたいな話で比べようがない。

僕もこれまでずいぶんあちこちのお宅で音をきかせてもらってきていますから、普通に良い音、すごく良い音、驚くほど良い音、絶句するほど良い音、笑っちゃうぐらい良い音、そういうのはわかる。要するに全日本レベルの音かどうかってことなのだが、あれはいきなり全日本レベルの音だった。班目さんはもちろん長いキャリアをもっていて、雑誌に登場したこともあったけど、たとえばStereoSound誌の「レコード演奏家訪問」には出ていなかったから、あまり知られていなかった。(その前の「ベストオーディオファイル賞」だったかな、では紹介されているかも知れない)

そして、僕が行ってたまげた2月からこっち、またさらに進化しているらしい。だから、こう言っては失礼だけど、班目さんのオーディオはちょっと遅咲きだったのかも知れない。自転車選手を引退後は自転車競技日本選手団の監督だったから、仕事が忙しかったのだろう。うまい具合に少し時間ができた頃に、オーディオも全日本レベルになった。経済力、才能、情熱、みんな必要だけど、班目さんはそれに加えていい意味で貪欲だ。そして、年齢を重ねたりある程度高価な機器を持っている人は教わるのが下手だったりもするのだが、教わるのが上手だと思う。あれは大いに見習うべき点だ。

アバンギャルドのスピーカーって大きなラッパが外見的な特徴だから、AVALONとかウイルソンとかディナウディオなどの「現代的ハイエンドオーディオスピーカー」愛好者から見れば、ホーン=古くさい的な印象で、でも、ど派手な色がついているし、古いんだか前衛的なんだかよくわからない気もする。ところが、班目さんのお部屋で鳴っている音は全然古典的な音ではなくて本当に見えるような音だし、しかも立ち上がりが良くてスパッと消える。そのスピード感がすごいのであの音をきくとアドレナリンがドバッと出る。自転車のレース的なたとえで言うと、最終コーナーにさしかかるあたり、他の選手が止まって見えるぐらい爆発的な瞬発力でぶち抜いて、有無を言わせず一着みたいな音なのだ。多分、班目さん自身もそういう感じを出したいと思っているんじゃないか。僕にも少しそういうところがあるのでわかる。百人一首の試合で、狙ったところをスパッと取るのは快感だ。その会心の取りがたった一枚しかなくて大負けでも快感なのだ。

原本さんちのスターウオーズ光速移動みたいな世界もすごいんだけど、班目さんの音は中高域が鮮明で原本さんの音はドッカンっていう低音がすごい。で、毎度のことながらスタジオに帰って来て同じCDを鳴らしてみて「うーん、ああいう風には鳴らないなあ」と思ったりする。そして、「アバンギャルドのスピーカーのあのフレームというか配置には意味があって、実はトールボーイスピーカーなのかも知れん」などと考えたりもする。

2015年はあの音というか、あの感じを体験できたのが一番だった。こんな風に毎日毎日、原稿料ももらわず書き続けているわけだけど、ああいう体験をさせてもらえることは金で買えない価値があるのだと思う。今度斑目さんのお宅に行くときは、ハイレゾの再生が出来るようなセットを持って行こう。あの下地があってこそのハイレゾであって、ハイレゾ再生やればいい音になるなんてのは当社比でしかなく、ほぼ幻想でウソっぱちですから。

というわけで、この二日間は上の写真のようにCDを再生している。真面目な話、「Bentoオーディオ」もいいんだよね。

僕はAppleMusicでビートルズは再生しないなあ。でも、このことの影響は大きくて、音楽業界が新しい時代に突入しているってことを意味している。

来年、僕がやっている「カルタークラブ」という百人一首の集まりがTBSラジオに出ることになったので、キャスターがスタジオに来て打合せをしていった。そろそろそういうことになります。以前、皿まわしのことでラッキィ池田がスタジオに来たことがあった。調べてみたらあれは2000年のことで、16年ぶりのTBSラジオですね。TVはあまり気が進まないけどラジオはOKです。僕はラジオが好きですから。  2015.12.24

ファンキー&メリークリスマス。

そろそろ今年も終わりだなあ。なんて思いつつ、Technicsの3点セットでファンキーフライデーをきいている。来年の1月に発売らしい。FMはiPadやiPhoneからのAirPlay、CDがかかって、Bluetooth接続もできるしネットワークプレーヤーにもなる。うるさいこと言わなければけっこう良いのでおすすめだ。すごくシンプルで、CDがかかる点が良い。

今日の午後はボコッと突然ヒマだったので、スタジオから西新井大師まで歩いて行ってみた。本当はもう少し歩く予定だったのだが、試しに底の硬いブーツを履いていったら足の裏が痛くなってしまい大師前から電車に乗って帰ってきた、18000歩強ぐらいかな。気温13度で荷物7kgぐらいの荷物を背負って時速5.5kmから6kmほどのスピードで歩くと、かなり暑くて汗をかく。まあそういう感覚とか体験みたいなものを割り出してるところだ。

内にこもってオーディオやってるのは好きじゃない。純度を上げて上げて、研ぎ澄まされて切れ味の良すぎるオーディオも好きになれない。そういうのは、振動を抑えるには重くするのが一番という考えと同じだ。

今夜はミュージックステーションを見ている。J-POPはつまらないものも多いけど、近頃そうとも言い切れない。  2015.12.25

アデルはエタ・ジェームスを目標にしているの?

昨日履いていた靴は13000歩あたりで足裏が痛くなり、スタジオに戻ってきて靴下を脱ぐと、右に二つ、左に二つ合計4個のマメが出来ていた。あと2回ほどこの靴でマメを作ると足の方が強くなってマメは出来なくなる。歩行の効率で言うと、このぐらい底が硬い靴は非常にスムーズなのだが、今後どうしようかなあと考え中だ。4万歩歩いてもマメができない靴は一足確保してあるのだが、この靴はけっこう減っているので、あと数百km歩くと廃棄ってことになるので、その次をどうするかという問題だ。やはり来年の春以降、ゴアテックスを使ったハイキングシューズみたいな物を買って、慣らしておいた方が良いのかも知れない。

三日間、パナソニックから来年発売されるOTTAVAっていうセットで音楽を楽しんでいたが、スピーカーを床に直置きしているためルンバが出動できないので、そろそろ箱にしまってメインの装置に戻ろう。来週の水曜日午後は、今年最後の「音楽喫茶」をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。シフォンケーキも用意します。

左足裏にけっこう大きなマメが出来てしまったので、明後日ぐらいまで歩きにくい。先週、同じ靴を履いて1万歩ほどは歩いていたのだが、1万歩はOKで1300歩から15000歩のところでマメができるってのは、やってみないとわからないことだった。久しぶりに良い経験をした。

L-65のアッテネーターを少しいじって、あとほんの少し中高域のレベルを上げてもいいかなと思っている。

このアッテネーターをいじる時って、皆さん接点を復活させるためにグリグリ往復させていると思いますが、「これをやるなら10回ぐらいじゃダメで、100回ぐらいやらないと効果がない」とスピーカー修理の専門家が言ってましたので、僕は87回ほどやりました。

それで、アッテネーターをどちらも11時半だったのを12時にすると、これが突然頭痛くなるんだよなあ。で、耐えられず片方を11時半に戻した。  2015.12.26

今年一番「なるほど」と思ったオーディオ関係のものは「ルーミンアプリ」だった。

ネットワークプレーヤーとしてのルーミンもなかなか魅力的な音だけど、とにかくiPadやiPhoneで使うアプリが秀逸だ。この前、秋葉原で行われたポタフェスでルーミンを扱っている(株)ブライトーンが20万円を切るネットワークプレーヤーを展示していて、これがやはりルーミンアプリを使うことができるので、再生専用ならこれも良さそうだ。ただ、DSDをネイティブで再生出来るタイプは24万か25万ぐらいになりそうだ。僕はどうしてもDSDネイティブ派ではないので、PCM変換のタイプでいいのかもなと思っている。

PCMが同じ音で、それに加えてDSDはさらにDSDの良さを発揮するってことなら良いのだけれど、そうもいかなかったりするのが面白いところなんですね。ルーミンも僕は一番安いタイプが好みなのだが、そのあたりの比較は雑誌や商業Webサイトでは多分なされなくて、高い方が良い的なことになると思う。もし借りる事ができれば、両方貸してもらって試聴したいと考えている。

ずっと、鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」と「陽炎座」が気になっていたのだが、昨夜やっとDVD二本立てで見た。

もうずいぶん昔にTVで見たのだと思う。内容はほとんど覚えていなくて、長い間、「コンニャクをちぎってるところと、ほうずきがブワッと出てくるところ」だけ鮮明に覚えている、とにかく不思議な映画ということだけが印象に残っていた。

大谷直子も大楠道代もちょっとヘンで、そしてきれいでしたね。原田芳雄も松田優作もいい男でした。映画に限らず一般人のポートレートでもそうなんだけど、一番魅力的な時になんらかのカタチで映像化しておくのは良いと思う。過去に戻ることはできないのだ。  2015.12.27

28293031と指折り数えて、今年もあと4日か。今年は何があったかな、どんな年だったかなと思い出しつつ今年最後の音楽をきこうかなと考えている。

僕のオーディオは8割主義がいいなと思う。8割に届かなければ7割五分でもいい。

オーディオって、耳を刺すようなイヤな音を排除して、ある程度の低音とスピード感と艶やかさがあればだいたいOKの筈なんだけどなと思う。スケールの大きさとか立体的音場は人によって必要だったりそうでもなかったりする。そんな程度のものだと思うのだが、実は意外に難しい。良いところと悪いところって同時に起きたりするからなんじゃないかな。

明後日の午後は「音楽喫茶」なので、今日か明日コーヒーの焙煎をやろう。最近は自分史上最高に微妙なコントロールをしている。(つもり)

牧野さんのこんな本が出ました。



僕が焙煎したコーヒー豆を100g500円で買ってくれる人が何人かいるので、時々買ってもらっている。まあ、とにかく最高級の生豆を使った焙煎直後のものですからそりゃおいしいと思う。あまり高くするのもイヤだし、丁度良いのではないでしょうか。

年内に一つ原稿を書くことになったので、あれこれやりつつそろりと始めよう。明日は何個かシフォンケーキを焼くしね。  2015.12.28

先日L65のアッテネーターをいじったのは正解だったようで、いい感じだ。少しシャッキリした音になった。

ああ、1100字でOKだったのにすでに1500字ぐらい書いていた。ここから削ると内容が濃くなります。

「使い途があるのだろうか?」と半年近く考えていて、この秋からAppleWatchを使い始めた。実際に使ってみるとAppleWatchは驚くべき代物だということが一週間ほどの使用でわかった。これを腕時計だと思うと「??」ってことになるかも知れないが、AppleWatchは腕時計のカタチをしたiPhoneの出先機関なので、そこのところを理解しないとお話しにならない。そして、僕はAppleWatchが届いてからずっと毎日便利に使っているので、多分使うのをやめることはないし、新しいモデルが出れば買い替えてゆくと思う。買ったけど使わなかったという人もいるようだが、僕にはそれが理解できない。

いろいろな使い途があるけど、僕がAppleWatchで一番お世話になっているのは「タイマー」だと思う。もう15年ぐらい、毎日何度もタイマーを使ってきているのだが、タイマーから離れると電子音がきこえなくて、気がつかないこともあった。でも、AppleWatchは腕に着けているのでタイマーをかけたのにきこえなかったという失敗がなくなった。僕には無関係だけど、これが人によっては刻々と変化する「株価」かも知れないわけで、iPhone=小型PCの、そのまた端末を身に着けているというのはなかなか便利で、腕に物を着けている鬱陶しさよりも便利さや快適さが明らかに上回る。それで10数年ぶり、もしかすると20年ぶりぐらいに僕の手首に腕時計みたいなものが住みついた2015年だった。実際、電話がかかってきてAppleWatchで出たことがけっこうたくさんある。本当にまったく流星号ですから、ランニングマンをしながらお話ししたくなりますね。

いろいろなメッセージが届くと、iPhoneが手元になくてもAppleWatchで確認できるのも便利だし、マップを使って知らない道を歩いていれば、曲がるところの5m手前で腕がブルブルするし、一日の歩数は正確に計れるし、ミュージックのリモコンになるし、iTunesのリモートにもなるし、iPhoneのカメラ用の画像が出るリモコンにもなるのでAppleWatchはとても重宝している。

AppleWatchはこれからどのように進化してゆくのだろう?映像付きの会話はしないから、AppleWatchに小さなカメラが付いてもあまり使わないかな、それともあればメモ的に使ったりするのかな。わからない。今のままでも十分便利なので、今後が楽しみだ。初代のiPhone同様、最初は何ができるのかがわからないので手を出さない人が多いと思うが、多分、3年後ぐらいにはAppleWatchを使う人がさらに増えるだろう。

明日12/30は例年通り、午前中が実家でもちつきなので、午後2時から6時まではスタジオで「音楽喫茶」をやっていますので、どうぞおいで下さい。  2015.12.29

いろいろ苦労していますが、とにかく今年2015年は一冊丸ごと自分の本「マイオーディオルーム」を出せたことが一番の成果だった。もしも、オーディオ関係の本をあと2冊出せて、料理の本を2冊出せたら本望だなあ。

午前中はもちつき、そして午後2時からがスタジオで「音楽喫茶」という一日でした。今日も1万歩ぐらい歩いて、いっぱい音楽をきいてコーヒー飲んですごした。夜はほったらかしてある本を読まなくちゃ。

2015年はそろそろ終わりだけど、来年はどんな年になるのかな。いい年になるといいなあ。このサイトを読んでくれている方々も僕も、みんなにとって良い年になってくれるといいなあ。  2015.12.30

昨日たまたまTVをつけたら「レコード大賞」の発表をやっていた。僕は「まさか、三代目が連続受賞なんてことはないだろうね」と思いつつ見ていたら「三代目」になったので驚いた。僕は三代目が嫌いではありません。適度に不良っぽくて、きっといい奴らなんだと思う。だから、あれは決めてる側の問題で、真面目な話、CDショップ大賞とか紙ジャケ大賞の方が面白いってことになるわけです。

オーディオコンポーネント大賞なども似たような状況で、今年出た製品のグランプリは何だろう? わからない。それよりは、オーディオファイル大賞というか「アッと驚く、いい音出してるお宅(人)コンテスト」の方が面白いと思う。

二輪や四輪のレースなら、メーカーとドライバー・ライダーが同格かなと思う。ル・マンで24時間壊れなかったマシンを作ったメーカーや支えたピットクルー、ドライバーが同格だと思う。自転車のレースは道具より乗り手だと思う、写真もカメラは道具で重要なのはカメラマンだ。オーディオは人と部屋が7割ぐらいで機器は多めに見て3割って感じでしょうか。部屋の音を作って機器を選んでいるのも人だからやっぱり人が8割かな。だからオーディオでは「今年の再生音大賞」をやった方がいい。

大晦日の今日は今年最後の食パンを焼いている。今年も沢山のトーストを食べたのだが、結局2015年は一度も食パンを買わなかった。かつてはスタジオの中に巨大なトーストが浮いていたぐらい僕がトーストをものすごく好んでいるので、理想とする食パンに対する要求が強いのだろう。自分で食パンを焼き始めてそろそろ2年になるのだが、近頃やっと安定していい感じになってきた。食パンというのは思ったより奥が深いものだった。

高価な国産の小麦粉を使ったとしても、食パンは自分で焼いていたら、多分ものすごく安いんだけど、まあ問題は手間ですね。

さて、2015年も本当におしまい。そろそろ紅白歌合戦だ。ある時期日本の歌に興味を失って長いこと見ていなかったのだが、10年近く前から僕は紅白歌合戦を見るようになった。では、皆様良いお年を。

年が明けたのでパート51に移行 します。



おおおおおおおおおお、こんなもんが出るんじゃ。セットじゃなくてアルバムでのバラ売りもあり。やはり名盤である「GAME」と「トライアングル」はおさえておきたいところですが、ベスト盤の2枚組(一番右)という手もあります。左から二番目の「コンプリートベスト」っていうのは、Perfumeが売れないので「これが売れなかったら広島にお帰り」っていうギリギリの状態で出したアルバムで「エレクトロワールド」や「コンピューターシティ」という近未来三部作などが収められていて、まだ100%中田ヤスタカの作品ではない過渡的な時期のものです。

僕の初めての本、「マイオーディオルーム」です。単にAudioBasic誌に連載していた記事をまとめただけでなく再訪問しているし、「高島誠の遺産」も掲載されています。マルチフォーカスチューニングという記事は本当に丁寧な取材をした記事だった。このような内容の本は他に類を見ないし、10年20年後に読んでも役に立つはずだ。


ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート39 2013年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート40 2013年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート41 2013年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート42 2013年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート43 2014年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート44 2014年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート45 2014年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート46 2014年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート47 2015年1月ー4月8日
オーディオと映像、新しい時代パート48 2015年5月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート49 2015年7月ー10月

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