オーディオと映像と遊び心的生活 パート12


誰にも迷惑をかけず、小さな音や大きな音や色っぽい音や端正な音、いろいろな音で音楽を楽しみたい。自分だけじゃなくて、沢山の人たちと一緒にいろんな機器を楽しんだり、実験したり、CDもSACDもLPもSPもオリジナル盤もパソコンオーディオも、大画面での映画鑑賞も、みんなやりたい。

写真も撮りたいし、モノクローム講習会をやってモノクロプリントの楽しさを理解してくれる人も増やしたい、デジタルカメラの良さもわかって欲しいし、でかいプリンタぐらい買っておいて、適当な料金で美しくて大きなカラープリントの出力サービスもやりたい。また、そうやって作った作品を発表する場も提供したいと思う。写真なんて、いい被写体を見つけてシャッターを押せば写るのだから、ましてやデジタルカメラときたら、フィルム代も現像代もかからずにあれこれ試すことができるのだから、意欲とセンスがあれば銀塩の時代よりずっと早く安く自分の気に入ったプリントを手に入れられる。

そんなわけで、4/29は一年ぶりにモノクロプリント講習会を開催することになった。参加したい人は studio.k@mac.com まで連絡を下さい。連休中にデジカメの講習会もやる予定なので、興味のある方はお知らせ下さい。   2006.4.9

写真展で上のような状態だったから、今日は三日ぶりでまともな音をきくことができたのだが、さっと音が出るのはアイソバリックである。まずいなあ。JRにしてもアイソバリックにしても音に対する不満がない。

ということは、音に対してものすごく不満な状態にすれば良いってことか?  それはなかなか良い考えのような気もするので、根本的に音が悪くなる状態をつくることを検討しようかと思う。    2006.4.10

四月は戯れる会の年度切替なので、会員を更新する人もいるしさようならになる人もいる。みんなにさようならをされてしまえば、やっていけないから戯れる会も自然消滅ということになる。去年の会員数は50人ぐらいだったのだが、何とか80人から100人ぐらいになってくれれば、色々なことが実現しそうな気がする。

このサイトを読んでいる地方在住の人は「興味はあるけど、毎月の例会に参加できないからなあ」と考えている人が多いらしい。でも、ぼくから見るとそれは違うんだなあ。

戯れる会って月に一回StudioK'sに集まってソフトの紹介や、機器の試聴をしたり実験をしたりの例会もあるし、一年に何台かは機器の巡回試聴もあるし、会員専用の掲示板があったりもするのだが、実は「恋人紹介所」でもあるのだということに、去年気がついた。

StudioK's HPは恋人紹介所だった
去年の夏、スタジオの設立8周年記念パーティをやって、あの時は昼間が戯れる会の例会で、夜だけの参加、非会員もOKということで、20人を越えるオーディオ愛好者がきて5時間から6時間食べたり飲んだりしゃべったりした。余談だが、この夜の僕は必死で食べ物をつくり続けたが、二時間半ほどは台所に立ち続けていた。一升ほどの赤飯を先に作って出しておいたので、何とかもったという感じだった。

愛すべきオーディオ愛好者は、同じ趣味をもち自分の悩みや成果を理解しあえる人を求めているのだ。実は、その前の年もそのまた前の年も、お盆の頃に似たような感じでオーディオ愛好者が集まったのだが、去年やっと「そうか、僕がこのサイトをやり続け、戯れる会をつくったことの成果はいくつかあるが、最大の成果はオーディオ愛好者同士を引き合わせたことかも知れない」と実感した。

例えば、島根県にも鳥取県にもオーディオ愛好者は存在するわけだが、彼らはまだ出会っていなかったりする。でも、実は自動車で30分の距離に住んでいるのかも知れないのだ。東京みたいに狭い範囲でも、ほんの7〜8年前までオーディオ好きの交流はほとんどなくて、goroさんと柳澤さんだって僕のHPをきっかけに知り合ったわけで、ニューヨークの鹿野さんがシカゴに転勤になって川崎さんと交流を始めたのと似たようなものだったのだ。地球の裏側と山奥の僻地だろうが、知り合って双方にその気があれば恋愛は成立するが、出会うことがなければ、線路を隔てた隣町の徒歩5分で暮らしていても死ぬまで無関係だ。

今なら例えばDejavuに時々書き込みをしていて、徐々に付き合いを広げていったりすれば、少し時間はかかるけれど友達は増えるだろうと思うけど、なにしろ戯れる会は、会だから簡単な会則みたいなものもあるし名簿もある。だから、ここにみんなが集まってくれればいろんなことが出来るし知り合うことも出来るのだろう。5月には戯れる会の人たちが福島経由で一関のベイシーに行くらしい。

昨日はオーディオベーシック誌の取材で福島県へ行った。そこで二軒のお宅の音をきいたのだが、あの地域のレベルはものすごく上がった。帰りの新幹線の中で「いろいろなお宅(もちろん評論家やメーカー、プロもアマチュア含めて)の音をきいてきたが、あの音だったら誰に来られても、誰のところへ行っても動揺しないだろう」と金城編集長が言い、僕も同感だった。もちろん僕も何年か前から行ってアドバイスもしてきたが、最終的にはグループの中の一軒の音がグッと向上することによって「俺もやるぞ」みたいな相乗効果で全体のレベルが上がっている。これは僕のページの下に看板が出ている人、例えば富田さんと柳澤さんの関係とまったく同じなのだ。この領域にはいると機器による音の違いなどはものすごくよくわかるので、機器選びに対する失敗は少なくなるし、なによりオーディオが楽しくなる。

だが。自分のオーディオときたら、とても低調である

 あ〜あ こいつは再修理かな

今日の午後は戯れる会例会、来年度はパソコンオーディオのことをやろうと考えているので、その第一弾をやってみるつもり。僕はDVDプレーヤーを持っていなくて、MacのDVI出力をプロジェクターに入れて映像をみていて、まったく問題がないしこちらの方がきれいだと思っているのだが、「SACDとSACDマルチをきけなくてもいいや」ということにすれば、CDの再生もパソコンで充分なのかも知れない。今後、少し時間をかけて、そのあたりの可能性をさぐってゆく予定だ。   2006.4.15


EOS KissDN シグマ17-70mmマクロ 

今日の戯れる会は、めずらしく、長時間実験が繰り返され、大変内容の濃いものだった

これはダイナミックオーディオ5555上階風、超内ぶりの実験、こういう極端な内ぶりは当然ながら良い面と悪い面が出る

  2006.4.15

今日の午後はピナ・バウシュの「春の祭典」最終日だ。

国立劇場って、客席の傾斜がゆるいため、前の人の頭が邪魔で舞台が全部見えないのがものすごくストレスだった。自分の頭を高くすると、そのまた後ろの人に迷惑だろうし、あれにはまいった。前の女性が二人、ものすごく座高が高く、しかも頭が大きかったのだ。春の祭典の前にやった「カフェ・ミューラー」は映画「トーク・トゥ・ハー」の最初に出てくる椅子をどかす内容のものだった。スタジオから国立劇場を歩いて往復したので、今日は良い運動になった。     2006.4.16

僕はものすごく偏狭なのかも知れないのだが、R・シュトラウスの「四つの最後の歌」はヤノヴィッツの演奏だけあればいいし、シューベルトの最後のピアノソナタはブレンデルのCD(1970年代の録音)があれば良い。いろいろきいてみたけど、他はいらない。昨夜は、すごく久しぶりにこの二枚のCDをきいた。もう、生でききたいピアニストがほとんどいないから、ブレンデルが来日してこのあたりのソナタを弾いてくれたらなあ。

色々な条件が整えば、来月5月の戯れる会例会はSPレコードをきいてみようかと思っている。でも、ソフトがあまりないのがちょっと問題かな。SPとSACDとどっちが沢山あるかなあ。 2006.4.17

PerpetualTechnologeisのP-1Aの裏を見るとPCという表示のUSBの端子がある。試みに接続し、Macのシステム環境設定、サウンドを見ても認識はしなかった。音を出すための端子ではなくファームウエアの書き換えなどに使う端子なのだろう。

小川軒のレーズンウイッチはおいしい
昨夜 スタジオにお客様がみえて、お土産に小川軒のレーズンウイッチをいただいた。もう何年か前、多分5年以上前だと思うけど、写真展の時かなにかに、小川軒のレーズンウイッチが三箱ほど(60個かな)集まって、それ以来僕はこのお菓子を口にしていなかった。僕のスタジオから歩いて1分もかからない場所にも小川軒があり、でも昨夜頂戴したレーズンウイッチは代官山の小川軒の物だった。お客様が帰られた後、一個食べてみるとクッキーがサクサク・ぱりぱりでとてもおいしかったので、「こんなにおいしかったのか」と思って一個半食べてしまった。

60個もいただいて仕方なく冷凍保存なんかしてしまうと、このサクサク・ぱりぱりは失われるし、いくらおいしくても毎日食べていれば飽きもする。僕はこの9年近く、毎日毎日空いてる時間は全部オーディオのことをやったり考えたりしてきたので、やりすぎて飽きていたのかも知れない。

食べたくもないのに無理に食べたりすると、本当にキライになってしまうから、そういうときは無理をせず他のことをやっていた方が身のためだ、そういうわけでギターを弾いたり料理をしたり、そうこうしてるうちに色々な状況も変化して、またまたエキサイティングな出会いがあったりもする。

レーズンウイッチみたいに、5年間ぐらい音楽やオーディオから遠ざかれば、真に渇望して「ラジカセででもいいからききたい」なんて思うのだろうが、そうもいかないので、やはり何かをリセットする必要がありそうだ。まあいいや、今日から某美大にデジタルカメラの使い方を教えに行くので、地下鉄にでも乗りながら考えよう。   2006.4.19

アイソバリックって本当に不思議なスピーカーで、僕はこれをきいているとオーディオがどうでも良くなってくる。ものすごく説得力のある再生音で、CD12とそっくりだ。Rogersのプリメインアンプで重量感のある低音が得られるし、男声も女声もとにかくボーカルは最高だ。だから、アイソバリックがあると、僕はオーディオのことを考えたくなくなる。極端に書くと、戯れる会があるからかろうじてアイソバリック以外のスピーカーも使ってるみたいな面もある。だから、やっぱりどなたかにRogersのプリメインアンプ付きでお譲りするのが良いのかなあなどと、考えている。

なにしろ、朝スタジオに来て、音楽をきこうと思うとついRogersのボリューム兼パワースイッチをカチッとしてしまうのだ。もちろん、アイソバリックも色々やればちゃんと反応すると言うか意外な反応を示すので面白くはあるのだが、こっちを認めるとKEFやRogersのスピーカーの路線は何だったんだろう?と思ってしまう。困ったなあ。そういうわけで、今朝は強い意志をもってマランツ7のスイッチを入れた。

そして、そのスイッチを入れたマランツ7はこちらに置いてある方だ。

英語の歌を初めて意識したのはいつだろう? 小学生の頃だから1960年代のアメリカンポップスだと思う。自分で英語の歌をうたいたいと思ったのは中学とか高校で、ビートルズあたりかなあ。ラジオできいたボブ・ディランの「風に吹かれて」は衝撃的だったけど、なかなかああいう風にも歌えないので、ピーター・ポール&マリーのレコードは何枚も買った記憶がある。CDだと一枚でほとんどの有名曲が入っていて、僕はこれをきくと40年前の気持になるのだが、一応ちゃんとしたオーディオ装置で、しかも時間の経過も加わって接すると別の面も見えて「なるほど、こんな音楽をやっていたのかあ」と思ったりする。

 

PerpetualTechnologeisのDDコンバーターP-1AやDACのP-3AにはMonolithicSound製の専用強化電源があって、この強化電源のありとなしはものすごく音が変わるので、僕はずっと強化電源を使ってきた

P-1Aは12Vで、P-3Aは9Vなので、12Vの方はZYXのフォノイコライザーにつないでみると、結果は良好だった   

美大の授業は、学生が50人ほどいて、最初は「先生〜 使い方がわかりませ〜ん」みたいな感じかな。最大画質と最低画質で撮ってみようという説明をしても、カメラによってはエコノミーと呼んでいたり、圧縮のかけ具合は星の数で表示してあったりもして、とにかく一回目はえらいことだ。でも、デザイン科の学生は社会人も多く、90分×8回教えることになっているのだが、重要な説明の時はバシッと集中するところもあって、僕は彼らのことを気に入った。   2006.4.21

今までずっと、iTunesで音楽をきくのはある程度圧縮をかけなければ意味がないと考えていたのだが、僕はiPodを使わないのだし、ロスレスで取り込んでみると、当然ながら圧縮しない方が音は良い。でもCDをダイレクトに再生すると(少し音量も変わるようだし)CDそのものを再生した方が絶対的音質では有利なようだ。でも、そのこととは別に僕はこれからCDをiTunesに取り込む際はロスレスも検討してみようと思っている。

ただ、元が優秀録音・高音質のソフトだとロスレスと圧縮の差は激しいのだが、普通のソフト、つまり例えばカエターノのほとんどのアルバムぐらいだと、よほど音質に注意してきかなければ差がわからない。だから、特に高音質で再生したい曲だけロスレスに入れ替えることにした。    2006.4.22

パイオニアの(松下でもいいが)安いユニバーサルプレーヤーってのがあるけど、あのディスクドライブをMacに内蔵して、SACDもきけるようにしてくれればなあというのが、僕の願望だ。

ああ、それにしてもマミヤがカメラ事業から撤退とは。僕の中判カメラはペンタックスでもなく、ハッセルでもなく、徹底してマミヤだったから、ちょっと複雑な気分だ。約20年で、RBを二台、RZを二台使った。これらは本当によく使ったと思う。マミヤの中判は、物としての造りの良さとか、カメラの魅力というより、消去法で残るタイプなのだが、僕は仕事で使う中判カメラとして最初からマミヤを選んだ。だって、ペンタックスはポラが撮れないし、ハッセルの魅力は認めるけど僕とは合わない部分がある。 2006.4.23

スタジオ内の物を減らそうと思っている。放っておくとどんどん物が増えるから、時々思い切りよく捨てたり、売ったり、あげたりして、身軽になりたい。オーディオ機器もなるべくスッキリしたカタチで置きたいと思って、あれこれ試しているものだから、この二〜三日スタジオの中はやたらと散らかっている。

パソコンと接続可能な地デジ対応のBSチューナーが出て、そして、次世代DVDの読み書きが出来て、DVDと、DVDオーディオと、SACDとSACDマルチと普通のCDとCD-Rの読み書きが出来る(つまり存在するディスクは全て読めて書ける)ドライブ内蔵で、それに対応するソフトもついているOS搭載のMacが欲しい。

上に書いたことのついでだから書いてしまうけど、「フルサイズで、ライカマウントのレンズが全部使えるカメラ」が出たら楽しいだろうなあと思う。どんなに高くても買う、なんてことはないけど、5年後ぐらいで今のEOS 5Dぐらいの値段だったら欲しくなってしまうだろう。ライカのレンズもキヨハラもリコーGR1やミノルタTC-1のレンズなんかもみんな使えるわけだから、それはそれは楽しそう。   2006.4.24

オーディオに関しては、大幅なセッティング変更をしようと思っているのだが、仕事やら何やらの合間をぬって行っているので、一週間ほどかかるかも知れない

 

僕が当社比でそれなりの音を保っているのは、鳴らしている時間の長さによるところが大きいと思う。いくら良い機器でも(特にスピーカーの場合)一日平均2時間ぐらい鳴らしているのと、平均8時間以上、しかもLP、モノラル、SACD、CDという状態とではこなれかたが違うわけで、僕はそれほど高価な機器は買えないから、才能よりは練習量みたいなところでやってきているわけだ。

アイソバリックが来てから、僕はけっこうよくアイソバリックをきいているので、RogersのStudio1aにしろJR150にしろ、鳴らす時間が減っているわけだから、以前のようにKEF105オンリーの状態ではない。これはあまり良いことではないと思っていて、やはりメインのスピーカーってのは1機種の方が良く鳴る。1機種だけだと不満もあるけど、満足も多い。だから、不満部分解消のために二機種ぐらいは許したとしても、身体は一つ、耳は二つしかないから、あんまり沢山の機器を持ってあれこれ鳴らしても、結局表面的な部分でしか付き合えないと思う。      2006.4.25

スピーカーはちょっと困っているけど、その他の機器に関しては新しい方針が出て、それに合わせてのアクションを開始した。

連休は戯れる会の人たちが、福島〜一関ベイシーツアーに出るらしい。僕の連休前半は、モノクロームプリント講習会とか撮影とかで、仕事だからツアーには参加できない。音をきかせ合って、一緒にベイシーに行けば、また親交も深まることだろう。   2006.4.26

アイソバリックはフリースタンディングではなく、壁面に押しつけて使うことが推奨されている。そして、左右のスピーカーの間には何も置かないのが理想だろう。よしわかった、今までは不本意なセッティングだったから「文句があるか」という感じの使い方をしてみようじゃないか。昨日からそう考え始めた。

以前も書いたかも知れないけど、僕がアイソバリックを貸してもらって使い始めた頃、ダイナミックオーディオ サウンドハウス店長の厚木さんは「山本さん、アイソバリックは下取りで入ってきた物を、かつて何台も鳴らしてみたけれど、とにかくまともに鳴ったことがない手強いスピーカーです」と心配してくれた。そして、確かにアイソバリックは手強かった。去年やったこと(パート10)を自分で読み返すと、記憶がよみがえってきた。

あの二ヶ月ほど、僕は毎日アイソバリックと格闘していた感じだった。動かしたりアンプを替えたり色々やってみて、85点ぐらいのところまでは到達したと思う。ただ、とにかく個性的なスピーカーで、得手不得手がハッキリしているから、やればやるほど万能選手になるなんてことはなくて、逆にやればやるほどある部分が素晴らしくなるので、相対的にダメな部分はとてもダメになるというわけだ。だから、85点のところで毎日楽しんでいるのはぬるま湯的に心地よい。その点KEF105はやればやるほど万能に近づいた感じだった。

そういうわけで、あっち側はこんな風

この状態で、CDやらLPやらあれこれきいている

アンプやレコードプレーヤーをリスニングポジションの近くに持ってきたので、操作はとても快適だ

音はまだよくわからないけど、まあいいんじゃないでしょうか    2006.4.28

困ったなあ、このところ、ここにさっさと書けないことばかり起きる。

上の状態できいてみると、はまるソフトはさすがに一歩前進という感じで、アイソバリックできくジョアン・ジルベルトは最高だ。目の前にジョアンがやって来て歌っているような感じがする。そして、僕はMacで音楽をきいていることが多い。 2006.4.29

戯れる会の人たちが数人でベイシー&福島オーディオツアーを行うらしい。「ベイシー」いいなあ、僕も行きたいけど連休前半は仕事が入っているので行かれない。同じ趣味を持つ人同士だから仲良くなれるのは当然だけど、同じ趣味を持っているからこそ仲が悪くなることもあって、難しいものだ。まあでも、数年前までは本当にバラバラだったから、今はインターネットのおかげで沢山の人に出会うことができて良かったと思う。

昨夜、パワーアンプは切ったのだが、マランツ7のスイッチを切り忘れて帰った。音はどうかな。ほとんど丸一日通電したマランツ7って、すごくまろやかでしかも切れのある音になる。       2006.4.30

僕はあれこれオーディオ機器を試してみたいし、色々なタイプの音を好きなのだが、その割には機器が増えるのを好んでいないようだ。例えばアナログプレーヤーは何台必要かと考えると、「完璧を求めるなら、トーレンスTD124と、ガラード、そしてSNの良いベルトドライブかまたは適当な大きさのDD、この三台があればOK」と答えるだろう。このところずっとそう思っていて、将来この考えが覆されることはないと思う。

ただ、今の僕がターンテーブル本体を1台だけ残すとしたら、そしてアームを(一本じゃあんまりだから二本)残すとしたらそれは何だろう? それが今の課題だ。

昨日から、「StudioK'sで音と戯れる会」の名簿作成やメーリングリストの編集などをやり始めている。5月から新年度となり会員数は今のところ44人だ。あと二人増えれば四捨五入で「会員は約50人です」と言えると、去年も同じ事を書いた記憶がある。これが、せめて80人ぐらいになってくれればなあと思う。理想は100人を越えることだけど、多くなれば良いってものでもないかな。50人でも会員名簿とメーリングリスト作成は、丸一日以上かかる。単純なコピーペーストのミスもあるし、元が間違っている場合もあるので、それを見つけ出すのはけっこう苦労する。      2006.5.2

KEF105で音楽をきいていたときは、TD124とガラードの両方が必要だった。と言うか、TD124の良さがハッキリわかったし、TD124がものすごく良いために物足りないと感じる部分はガラードが補ってくれていた。ところがKEF105がなくなってしまったので、何かが変化したようだ。今はなるべくシンプルな装置にしたいと考えていて、理想を言えば、アナログプレーヤーは一台にして、アンプ類も出来るだけ小型で電気を食わない機器にしたいと思い始めている。話題のデジタルアンプなんか良さそうだけど、僕はあれがダメみたいなので、デジタルアンプ路線ということではない。 

最近こんな古いアームを購入した

こういう何の変哲もないアームが実は一番良いということを理解するのに、とても長い時間を要した

   2006.5.3

ここ数日、マランツ7とSDサウンドi−1でアイソバリックを鳴らし、今日はRogersのプリメインアンプで鳴らしている。僕にはこの違いがあまりよくわからないというか、比較すれば違うけど、「音楽を楽しむ」という点でRogersのプリメインアンプでのアイソバリックはやっぱりかなり良くて、嬉しいんだけど、腹立たしいようなむなしいような、妙な気分になった。

アイソバリックはスクリーンより後方に設置していて、映画の時の音も、なにしろ声がよくきこえるし、映画の暴力的な低音も得意だからすごく良い。「捨てがたい、これで充分だ」と思いつつ、もう一方で「スピーカーを2セット持つといかん、やっぱりアイソバリックをメインで堪能してくれる人がいたら、そういう人に使ってもらった方が良い」とも思っていて、心はゆれるのだった。  2006.5.4

Ortofonのアームを取り付けるだけじゃなくて、一番下にある茶色いボードについているアームもここにつけてきいてみたくなったりして、しかも自分でやろうとするから、これは大変なことになるのだった

おそらく、あと一週間ほどはスタジオ内が片付かないなあ

 

昨日の夕方、ご近所になった富田さんの新居に行ってきた。歩いて、行きは5〜6分、帰りは上り坂だから+1分ぐらいの近さだった。富田さんのページに、とりあえず写真だけアップした。

必死で片付けているというのに、どうしてこんなことになってしまうのだろう

さっさと処分しなくてはならない

7mほどの長さなので高価な物は試せなくて、WEとかベルデンとかなんだけど、Studio1a用のスピーカーケーブルを3種類試してみた、

1)長いピンケーブルを使ってプリ-パワーを接続し、3.5mほどの高級スピーカーケーブルできくよりも、2)プリ-パワーは1.2mのピンケーブルにして、長いスピーカーケーブル(1m数百円〜千円ほど)を使った方が音は良い。今までの経験からある程度予想はしていたが、やってみないとわからないので、一応確かめてみた。それが上の写真だ。

モアさんの掲示板にJBLのSA600が欲しいって書いていた人がいたけど、僕に連絡をくれればこのとってもきれいなSA600をお譲りするのになあ。   2006.5.6

昨日は小雨が降る中を国立近代美術館まで歩き、藤田嗣治展を見に行った。もちろん名前は知っていたが、僕は全然わかっていなくて、今回やっと、あのような作品をつくっていた人だったということを認識した。みんな良かったけど、一番印象に残ったのは、出口に近い方に展示してあった、「マドンナ」(黒人の方)という絵だった。そして、平川門から皇居へ入って伊藤若沖の鶏などを見て、大手門を出てスタジオまで歩いた。駿河台下で偶然入った喫茶店も感じのいい店だったし、これはかなり良い散歩コースだ。

毎日少しづつ作業をやったので、ガラード401にOrtofonの古いアーム取付の目処がたってきた。アピトンは硬く、しかもちゃんとした工具がないし、方針も定まらない中でやっているから時間がかかる。早くOrtofonのアームで音を出してみたいなあ。

それにしても、部屋が散らかっている方が音は良い。  2006.5.8

かなり苦労したが、やっと昨夜、ついにOrtofonのアームでLPをきくことが出来た

まだよくわからないけれど、予想通り、深みのある再生音だった。ガラード401とDeccaも、はまるソフトは大変良くてLPの再生は楽しめそう

例えば、何か新しいオーディオ機器を試してみたくなった時、僕はオーディオベーシック誌の編集長にお願いして試聴機を貸してもらったりする。行きつけのショップに試聴機があれば、「ちょっときかせて」と言って借りることもある。個人的に関係があるメーカーや輸入代理店なら直接「この機器を試聴させて欲しい」とお願いすれば「OK」ってことになるが、ほとんどの場合、「ショップから借りるか雑誌の編集部を通じてにしてくれ」ということになる。少しばかり雑誌に原稿を書いているとか、長い間毎日毎日オーディオや音楽のことをこんな風に書き続けていても、オーディオ業界ではその程度の認められかたでしかない。

Amazon.comのアソシエイトはものすごく明快、明朗会計だ。僕は今、ここの下でヘドウィグのトリビュート盤の紹介をしてAmazon.comへのリンクを貼っているのだが、これはこの盤だけが対象なのではなく、このリンクを通過してAmazonに入った人がDVDや本、家電などを購入しても、すべて僕のところ紹介料が入る仕組みになっている。これには僕自身驚いた。だから、Amazon.comで買い物をする際、このサイトにあるリンクを経由してもらうと、現段階で購入金額の3.5%(上限3.000円)ぐらいが僕に寄付されることになる。Amazonから半年に2万円ぐらい紹介料をもらったら、やっぱりそれはまたCDやDVDでも買ってしまうわけで、そのことで生活が出来るようなものではないのだけれど、この紹介システムは大変スッキリしていると思う。

お前のせいで製品が売れないじゃないか、なんて言われると困るから、名指しでこの製品がダメというようなことは書かないことにしている。「自分のところではダメでもよそでは良いかも知れないしな」と思うわけだ。事実そういう場合も多々ある。ダメなのは自分だったってやつだ。確かにそれはそうだけど、これがもしカメラだったら、自分の腕やセンスは棚に上げて製品の至らない点を書いているだろう。

もし、オーディオ愛好者のかなりの部分がほとんど注目していない素晴らしい製品を見つけてしまったとする。ここで紹介したら全国で15人ぐらいの人が買うかも知れなくて、それが100万円の物なら1500万が動くことになるし、半分でも750万だ。自分が買って、一年間「良い、良い」と書き続け、戯れる会でもみんながきいて納得してくれたら、多分もっと売れるだろう。仮にそうなったとしても、僕が直接売るのでなければ、僕には儲けなどないし実績にもならないし、感謝もされない。そこまでは良いとしても、現実は最初に書いたように「あんた誰?」って感じで、個人では試聴機すら貸してもらえない、というような目に遭うわけだ。何なんだろうなあ? この構造は。

今朝の朝日新聞によると、パソコン雑誌はどんどん廃刊になっているらしい。最盛期、10万部売れていたものが今は2万部程度になって赤字らしい。雑誌はそこそこ広告がとれたとして、あくまで一般論だが、実売1万部が赤字と黒字の境界だろう。パソコン雑誌の発行部数は公称ってやつだから、数字を半分として考えてると5万部が1万部になって廃刊だ。そしてパソコン雑誌の役目はやはりWebに移行しているそうで、何百万人もの人がアクセスし、広告収入があるので黒字とのことだ。オーディオ雑誌は元々の発行部数が少ないので、ちょっと違う数字になる。

StudioK'sがオーディオショップもやってしまえば、少なくとも自分が売った機器の分ぐらいは実績として評価される。そして、売るためなんだよと言えば試聴機ぐらい貸してくれるだろう。もしそうなったら、やっぱり自分が気に入らない機器は売らないってことになるし、サウンドクリエイトみたいに「定価あるいは値引きは少ないけど、買ってくれるのなら、金額に応じて何回かのセッティングつき」ってのが良いと思う。さて、そんなことは可能でしょうかね。    2006.5.10

実はこの数日ものすごく忙しい。と言うか、超高密度な生活が続いているので、充実しているのだが、かなり疲れている。撮影、原稿書き、メールのやりとり、電話、美大のデジカメ授業、オーディオ、スタジオの片付けなどなど、なにしろ寝ている時間以外は全部何かやっていて、ギターを弾くヒマがないぐらいだ。来週は何とかヒマになる予定かな。

スピーカー2台態勢はいかん、やっぱりどっちか1台にしようと心に決めて、疲れてスタジオに戻り、Rogersのプリメインのボリューム兼スイッチをカッチンと回して、アイソバリックでジョアン・ジルベルトをきく。と、これは本当に癒される。ジョアンがそこで歌っているみたい。オーディオなんてそういう錯覚度が高いかどうかなんだけど、「ああ、もう随分長い間まともにはきいてなかったけど、ケルン・コンサートってこんなに良かったんだ」と再認識する。しかも、それはMacのiTunesに入っているHDDからの音でそう思う。やっぱり疲れているのかも知れない。

まあいいや、宅急便を出しに行って、コーヒー豆を1kg買いに行くから、ちょっと遠回りして散歩をして、戻ったらStudio1aでLPをきこう、OrtofonのアームにトーレンスのMCH2を(ちょっと無理があるけど)つけてクラシックのLPをきくと、これは誰もが納得という音がする。長い間戯れる会の例会をやってきたけど、こんな感じの音はきいてもらったことがないと思う。5/20まではカートリッジを取り替えないでおこう。

村上春樹が何かのエッセイに、「僕の小説を読んでビールを飲みたくなる人が沢山いるらしいけど、ビール会社は僕に特別大きな感謝はしてくれていないようだ」というようなことを書いていた。僕のこのHPも長いことオーディオの楽しさを伝えているから、これを読んで、オーディオショップに行ってしまった人もかなり沢山いると思うけど、オーディオショップもメーカーも輸入代理店も(一部を除いて)僕に特別大きな感謝はしてくれていないみたいなのだ。

自分が関わることによって製品が売れたりして「お礼をあげます」と提案されることはよくあって、長い間僕はそれを断ってきた。あるいは最低線の謝礼しか受け取らずにきた。それは別に大損をしたってことでもなくて、そういう風にしてきたからこそ、僕の方から何かをお願いした時には快く引き受けてくれるような関係が出来てもいて、わかってくれる人はわかってくれるから、同じだという気もする。それは間違いないのだが、それはそれとして、このところちょっと別の考えも持ち始めている。

つまり、僕のサイトに「良い、良い」って書けばそれは絶対にある影響力はあるけれど、そのことをメーカーや代理店に理解してもらうには5台でも6台でも自分で売ってみせて、そこでやっと実感としての影響力をわかってくれるものらしい。実は同時にどっかのショップでも売れているはずなのだが、その一部でも自分で売って見せなければ全部どこかのショップで売られるわけで、その場合は結局「あんた誰?」になってしまうということなのだ。

久しぶりの彼女はとても素敵だった

再会した夜、僕は別れたことを後悔している自分自身を発見したのだった

うーん、これは困ったなあ

 

川崎さんのページを更新しましたので、ご覧下さい。  2006.5.13

ウィーンアコースティックのT-3Gっていうスピーカーはどんな音がするんだろうと思っていて、機会があれば自分の場所で試聴したいと願っていた。音はこのメーカーらしく最初からとても繊細な音が出て、僕の好きなタイプの音だ。そういうわけで、あと一週間ほどはウイーンアコースティックをきいてみる予定だ。

T3-Gを丸一日きいてみて、思った通りの良い感じだと思っている。メーカーの試聴機だから、ある程度は鳴らしてあるが、部屋の中には物が沢山あるし、スパイクがついているために自由に場所の移動が出来ないので、まだ最適なセッティングにはほど遠いためか、うんと厳しく書くと、まだ少し音が硬いのだが、これはかなり良いスピーカーだ。だが、ここでしばらくの間、意識的にヘンな音を出してやらないと、本領は発揮されない。この程度大きなスピーカーになると、CDかけたりLPかけたり、映画の音も出したりあれこれやって、ホントの本領は1年か2年後ぐらいかな。現時点で音が硬いとか書いているのは、例えばKEF105の8年目と比較してのハナシだとお考え下さい。

それにしてもウィーンアコースティックのスピーカーは定価がものすごく安く設定されている。他の輸入代理店、A社とかB社ならこのT-3Gあたりだと定価98万円かも知れない。定価の高さに満足しちゃうのがオーディオに狂った人の気質でもあるから、定価を安く設定しすぎる会社は何て言うんでしょう、馬鹿正直という感じがする。    2006.5.14

僕はカートリッジを沢山持っている方だと思う。ZYX、トーレンスMCH2、Decca、Bentzmicro、オルトフォン、LINN、ダイナベクター、音のエジソンなどなど、手に入りにくい物は二個持っていたりもする。MC型がほとんどで、今僕は機器を減らそうと考えているのだが、カートリッジは一個に決める事が出来ず、あれこれ取り替えて楽しみたいと思っている。

カートリッジを沢山所有して、しかもコレクションとしてではなく、ちゃんと鳴らそうとすると、これはけっこう大変な労力となる。最低でも一年に二回ぐらいはアームに取り付けて、LPを三枚や五枚はかけてあげたい、ってなことを考えて、15個のカートリッジを持っていたりすると、エサをあげたり散歩させてあげたりしなければならないので、ほとんど動物園の飼育係みたいな気分になってくる。

音質、使いやすさ、コンパクトなまとまりという3点から考えて、トーレンスのTD124は実に素晴らしいターンテーブルだ。GOLDMUNDのSTUDIETTOも同様で、どちらも独特の世界を持っていて僕を魅了する。LPの再生をやる上でこの(ある種極端な世界を持った)二台を所有し、数年間使ってみるのは良いことだ。栄養と言うか、「教養、思想」みたいなものが自分の中に注がれることになる。

今、オーディオ機器を出来るだけシンプルにしたいと思っている。以前もちょっと書いたが、ADプレーヤーを一台だけにしようと思って色々考えた結果、ガラード401を残すことに決め、都庁ラックことソリッドテックのラックもやめることにした。   2006.5.15

先日、45人目の会員が入会してくれたので、今年度も戯れる会は四捨五入すると50人と言えるようになった。そして、戯れる会の専用掲示板は、かつてのDejavuなみにすごい書き込みの嵐状態だ。さて、いつまで続くのだろう。来年のオフ会の話まで出て盛り上がっている。ずっとこんな風に、情報交換や結果報告が続いて欲しい。一人でも楽しいけど、良い仲間が増えたら、さらにオーディオは楽しい

正統的な組合せかどうかは疑問だが、音は良かったので、MCH2に惚れ直した。なかなかに濃い音なのだ

このアームは短いしMCH2もそれほど重くはないので、そのままだと適正針圧にならないので、カートリッジ裏に少し重りをつけている

 

僕は元々あまり高価な機器を使わずにきている。先日、サーロジックの村田さんと電話で話をしていて、「オーディオって、大体いくらぐらいあれば、まあまあの機器がそろうんでしょうね」という話になり、「上を見ればキリはないけど、ケーブルやらラックやらも入れて、CDだけのシステムで100万円ぐらい(定価じゃなくて)の予算があればかなりのところまではいける(当然ながら、あとは部屋)」と言っていた。僕もまあ、そのぐらいでやれればと思っている。

だから、今までもそうだけど、これからも、それほどお金を使わずに良い音で楽しむための情報を書いていこうと考えている。(これを読んで、こんなことを書いているときは、何か含みがあると思った人は勘の鋭い方です)    2006.5.16

やっと出たなあ、MacBook。黒かっこいいけど高いぞ、よほど仕上げに金がかかったのだろうか。DVI出力をつけてきたのならMacminiよりMacBookの方がいいな、デュアルモニタになるもんね。僕はやっぱり一番下位のモデルだな。だってCDトランスポートとして使うのとWindowsXP入れて会計ソフト使うだけだから。DVD焼けないドライブなんてまだあったのか、音はDVD-RWのドライブとどっちが良いのだろう?

そして夏には、東京-大阪-福島-京都の4カ所でiSightによるTV電話会議を試みるのだ。

5/20の戯れる会例会では、ウィーンアコースティックのT-3Gですすめるつもりで、毎日仕事の合間にあれこれ試している。と言うか、これら全部が仕事になってしまった。

T-3Gは、アイソバリックとKEF105の中間的な、豊かな音と言うか、割と濃くて艶やかな音で、今日はサブウーハーのスイッチを切ってみてどこまで低音が出るのかを確かめている。T-3GはMCH2でPHILIPS盤で室内楽なんかをきくとこたえられないし、Deccaのアームとかカートリッジともよく合う。

AB誌マルチフォーカスチューニングに出てくるモニターオーディオの低音も驚異的なのだが、最近のスピーカーは進歩しているらしく、さほど大きくなくても十分な低音が得られるようになっているようで、T-3Gも単体でかなり低音が出る。  2006.5.17

サブウーハーとスーパーツィーター、どちらもなしでいければそれに越したことはない。長い間両方使ってきてそう思う。KEF105の場合はどうしてもスーパーツィーターが必要だった。スパーツィーターを付けていると、人によってその帯域に敏感な人がいて、「耳障りだから、ない方が良い」と訴えた人が8年間に3人いた。他の人は「あった方が良い」か「どっちでも良い」か「本当はない方が良いけど、遠慮して言わなかった」のどれかだろう。

KEF105をやめて、スーパーツィーターが不要になったので、それ以来Rogers Studio1a、アイソバリック、JR150では使っていない。サーロジックのサブウーハーは、もっと静かで強力だから、なかなかやめることはできない。でも、これも無くて済めばなくしたいので、ウィーンアコースティックT-3Gがやってくれば、「このスピーカーなら、サブウーハーなしでもいけるかな」と思って確かめてみる。T-3Gは音が濃いし、下もまあまあ伸びているのでなくてもOKみたい。

何というのか、このところのキヤノンの静けさは不気味だ。次はどう出てくるのだろうか? 5Dと30DとKissDNのまま売れるだけ売って、そして、ある段階でドッカンととんでもないスペックのカメラを出してきそうな、そんな感じだ。    2006.5.18

明日の戯れる会でウィーンアコースティックのT-3Gをきいてもらい、皆さんに手伝ってもらって、箱に入れて発送すれば、スタジオの中はかなり片付くのだが、今のところかなり散らかっているので、今日は撮影もあるし、それも考えつつ、人に来てもらえる状態にしなければならない。

昨日、秋葉原のラオックスでMacBookの実物を見て、こちらは大体予想通りだったのだが、まずい物を発見してしまった。それはナナオ、EIZOの24インチ液晶モニタで、24インチと言っても1920×1200でAppleの23インチと同じ解像度だから、1インチ分大きく見えるわけだが、Appleの23インチより色がだいぶ良さそうだった。もしEIZOにするとして、Appleの23インチは残しておいて何か良いことがあるかどうかと考えている。カメラも欲しいけど、モニタの色調とか目の疲れなさというのはとても重要だ。    2006.5.19

今日の午後は戯れる会例会、SPをきく予定なのですごく楽しみだ。モノラルLPはずいぶんきいていきたが、SPは初めてだ。ウィーンアコースティックT-3GでSPの音を再生するなんてことは、そうそうないだろう。カートリッジは一応Deccaのグリーンのやつを準備している。そんなわけで、ガラード401にDeccaのアームが付くようにしていたのだった。

いやはや、モノラルレコードもすごい音だけど、SPもすごい。78回転だから溝の長さは33回転の二倍以上使っているわけだし、なにしろダイレクトカッティングだから、本当に中高域なんか、昔流行ったシェフィールドのダイレクトカッティングLPみたいな音だった

Deccaのアームとカートリッジってのはとてもうまく出来ていて、この頭のところをとりかえれば、ステレオ、モノラル、SP何でも来いだ   2006.5.20

ヨーロッパ的な、やや暖色系の音で、ウィーンアコースティックのT-3Gもなかなか良かった。低音も良く出て、昨日はサブウーハーを使わなかったが、低音が不足している感じはまったくなかった。僕自身は、もう少し英国調の音が好きなようで、ここのところはかなり微妙だ。

オーディオのことはいつも考えたり悩んだりしている。今の悩みは1)1台でOK、「これでいくぞ」というスピーカーが存在しないこと 2)今後SACDやSACDマルチの再生をやりつづけるかどうか 大ざっぱに書くとこの2点だ。     

昨日は戯れる会で大変内容の濃い時間を過ごしたので、今日の昼間は音楽をきかず、三鷹市美術ギャラリーへ行き「大岡信コレクション展」を見た。見に行って良かった。60年代って、日本人が音楽や美術の可能性をもっとも強く信じていた時代かも知れない。昔(1968年)、「木島則夫のハプニングショー」というTV番組があって、高校生だった僕はその初回を見ていた。のだが、野次馬みたいな人がいっぱいいるだけで、何も起こらなかったのを覚えている。あの頃「ハプニング」と呼ばれた行為は、その後いつしか「パフォーマンス」と呼ばれるようになった。なんてことを考えながら、帰りは三鷹から井の頭公園を通って吉祥寺まで散歩して帰った。そして、スタジオでパスタを作って食べ、夜は映画「サイドウエィ」を見た。音楽はほとんどきかなかったが、良い休日だった。    2006.5.21

とにかく、カメラもオーディオも、できるだけ物を減らし、シンプルな状態にしようと考えている。

先日、写真家の新藤修一さんがスタジオに遊びに来て、僕の三脚を見て、「ロケ用にはもっと軽いのがあるから、そっちにしろ」と言う。それで、一番右の三脚を買った。右端の三脚はこの状態で1kgちょっとで、真ん中とか左のジッツオは、マンフロットのギア式雲台だけで1kg以上ある。最近、中判カメラさえも使わなくなったので、20年ほど愛用してきてジッツオ407L(左)も出番が減ってしまった。いらないのはどれかなあ。    2006.5.22

色々なBlogに、料理の写真がのっている。で、僕から見ると「ちょっとだけコツを教えてもらって撮り慣れれば、もっとおいしさが伝わるのになあ」と思う。今年になってから、月に一度料理をやって食べる会をやり始めたのだが、多分「料理を作る+デジカメで撮影する」っていう講座を開いたら、参加したい人もいるだろうなあ、なんて考えていたら、一昨日の朝刊に「Blog掲載用料理写真教室が好評だ」という記事があり、「やっぱりな」と納得した。こごみ、タラの芽、山ウド、僕はこういうものを食べると、とても幸せになるのだが、これはある年齢にならないとそう思えないようだ。オーディオも似た面を持っていそうで面白い。

5/20の戯れる会例会では、SPレコードをきくというテーマがあったので、ガラードにDeccaのアームをつけてステレオ、モノ、SPと使い分けた。もう二週間以上Deccaだったから、今朝は最後にDeccaできいて他のアームに取り替えようと思って、気になってたLPを二枚かけた後、標準のダイナベクターにした。久しぶりにオルトフォンの古いカートリッジ、例えばMC30Superあたりをつけてみようかなと思っている。

CDはこのところずっと、Macをトランスポートとして使っている。このことについては書くことが山ほどあるし、かなり大きな問題だと思うので、今、条件を変えて検証中だ。もう、二カ月ぐらいは色々試してきているし、でも、あと二〜三ヶ月はかかるかも知れない。僕は今、スタジオ内の物を減らそうとしているのに、PCトランスポートの実験のために、二台ほどPCやMacが増えそう。ってなことになると「やっぱりファンレスのG4Cubeは良いのかも」などと考えて、Sofmapに行って、Cubeを探したりしている。馬鹿だねまったく。   20006.5.23

ガラード401には、僕にとって標準のアーム、ダイナベクターDV507に戻した。本当はカートリッジをMC30Superにしようと思ったのだが、どのケースに入っているのかがわからず、探すのが面倒になり、MCH2をつけた。これも良い。マランツ7はフォノを二系統使えるし、ZYXのフォノイコライザーもMMとMCの二系統使えるので、これに昇圧トランス(今はオーディオインターフェイス)と、これまたZYXのヘッドアンプを使うと、かなりの組合せが可能だ。まあ、これで低インピーダンス用のトランスがあれば完璧なのだろうが、それはない。なんでだろう、完璧な状態ってのがあまり好きじゃないからかな。

完全を追い求めて、追い求めて、考え得る最高最良の状態にすると、妙にむなしさを感じることがある。不完全な状態があんなに不満で、それを解消したというのに、その幸せは一瞬あるいは意外に短く、持続しない。僕はあまりお金もかけられないし、わりと限定付きの不完全な状態でオーディオと取り組んできているのだが、まあそれはそれで良いのではないかと考えてもいる。    2006.5.24

オーディオ機器は全部、今までと反対側に持ってきたので、スピーカーケーブルが最短でも6m程必要になった。6mもの高級ケーブルを買うのは大変だし、太いケーブルが床を這うのは目障りだから、ウエスタンの細いものや、ベルデンを使っている。それでも、特に大きな不満はないし、音の違いもよくわかる。何か別のもう少し高価で高級と言われているケーブルが手に入れば試してみようかなと思っている。でも、1mで何万円もするようなケーブルを使う気持はない。

今朝きたLENOVO 3000 C100(0761-2BJ)

生まれて初めて買った、記念すべきWindowsのパソコン

どこをどうさわればどうなるのか、まったくわからないので、楽しみというか、これは超初心者のワクワク感です

パソコンも昔のように1台買うのがやっとってわけじゃないんだから、MacとWindows、両方使えた方が便利かなと思って買ってみた

  2006.5.25

そしてわかったこと、「僕のページを見てくれているほとんどの人が、こういう感じの色で見ているのか」ってことだった。皆さんにアイワンを送って、キャリブレーションして見てねと言うわけにもいかないしなあ、、、、。しかし、これはまいったなあ、料理の写真なんて随分色が違うし、ちょっと上の、オルトフォンのアームにMCH2をつけたガラードの写真は、僕のところで見ると、レコードの黒と、アームボードの黒はハッキリ区別がつくのだが、このノートだと全部黒く潰れてしまう。白い部分は、僕のモニタよりずっと白いから、コントラストが強いというか、暗部の階調が出ないと言うか。

キャリブレーションをやって、どこまで出るか、やってみよう。

だから、「幻聴日記」の一番下のところに黒と白のチャートが出ているのも、まあ気持はわかるんですよ。僕のモニタだと14はかなりきわどくて、見栄を張って区別がつくと言いたいギリギリのところだけど、242はわかる。  2006.5.25

モニタの輝度を調整したり、アイワンを使ったりして、LENOVO君の色はかなりまともになった。とにかくメチャクチャ明るくて、そうすると黒もグレーになっちゃうから、黒を黒くすると結果として、超ハイコントラストで、最初はギンギラギンのビカビカだったからなあ、そんなに頑張らなくていいんだよって感じかな、やれやれです。しかし、まだ慣れないのでとても疲れる。MacOS9から初めてOS Xを使ったときもけっこう辛い思いをしたが、似たような感じかも知れない。まあボチボチやっていきましょう。

マンガの吹き出しみたいなのが出てきて、「危険にさらされている」とか、色々言ってくるので、ずいぶんお節介だなあというのが第一印象ですが、これでDVDも焼けるみたいだし、とにかく安くて良く出来てます。あ、あと、保存場所の指定に何故¥という文字が出てくるのかが一番不思議というか、素朴な疑問ってやつです。

CDをきくのは飽きたから、まだきいていないLPが沢山あるし、今夜を含めて三日間ほど、LPをきこうと思っている。レコードプレーヤーがすぐ近くにあるし、プリアンプも手を伸ばせば届くところに置いているので、電話がきたりしてもあまりあわてずに済む。   2006.5.26

僕がWindows機を欲しかった理由の一つに、MPBnetのプリントってのがある。これはブラジル音楽のサイトなんだけど、かなり沢山の歌詞&コードが掲載されている。これがどうもMac標準のSafariからだとうまく印刷できなくて困っていた。もちろん、Mac版のInternet Explorerでも試したがやはりダメで、左側が切れてしまうし、西ヨーロッパ言語ってのも選べないので、文字もちょっとヘンになるので、スクリーンショットとかグラブで画面そのものを画像データにして印字っていう手も使えないのだった。

これを、昨日手に入れたLENOVOで印字してみようと思ったが、なにしろ初めて触るWindows機だから、プリントするのに30分ぐらいはかかった。まあ、それなりにMacも使ってきているから、大体似たようなことをやっているわけで、すぐには出来ないけど、あれこれいじればプリント程度は何とかなるかな。

左二枚がWindows機からプリントした物、右上がMacからで、左側が切れてしまう、ここには写っていないが、一部文字化けもする

下の楽譜はマリーザ・モンチのサイトからプリントしたもの、ブラジル音楽はこのあたりがとても親切と言うのか、大らかというのか、気前が良いのです

  2006.5.27

SACDマルチをちゃんとやろうとすると、センターチャンネルのアナログダウンミックスという問題が出てくる。この問題さえなければ、もっとSACDマルチを楽しむことが可能だ。「ソフトが豊富にあって、手軽で、音が良くて、立体的な音場が楽しめる」ならSACDでもDVDオーディオでもなんでもOKだ。ところが、実情は「ソフトは少なく、面倒だが音は良く、立体的な音場は楽しめる」だ。

以前も書いたが、もう一度書くと、僕はデジタルデータによる音楽再生はすべてパソコンを使って再生出来るようになるのが良いと思う。

CDもSACDもSACDマルチも、DVDもDVDオーディオも、みんなパソコンのドライブでOKならこんなに便利なことはない。そして、デジタル出力は何でも良いが、USBやIEEE1394を加えて、それを受けるDACまたは対応したDAC内蔵のプリアンプまたはプリメインアンプに入力されるのが一番望ましい。ゲーム機でDVDやSACDがかかるのだから、これは別に月旅行みたいな話をしているわけじゃないだろう。

SPやLPは無くならないと思う。音も完成されているし、なにしろソフトが膨大にあるからSPとLPはどう考えても不滅の文化遺産だ。そして、CDはそれ以上に膨大なソフトの量があってこれまた不滅だと思うが、CDはコンピュータで再生可能で、しかもデータをコンピュータにコピー可能という点で、その不滅度を増している。

iTunesはもちろんだが、買ったDVDをCD一枚分ぐらいの容量にしてHDDにコピーしてくれるフリーソフト、僕の場合はHandBrakeを使って、いちいちDVDをトレーに入れずにギターの教則DVDを見たりしているし、大画面で映画を見たければG5に二つ付いているDVI端子の片方をプロジェクターにつなげばとてもきれいな映像が得られるから、専用のDVDプレーヤーは不要だ。Macだからなんてことはなくて、Windows機の中にもこれ以上の機能(例えばTVチューナー内蔵とか)を備えたパソコンも存在する。

音楽はデジタルの一般化がとても早かったと思う。日本ではすでにLPを製造しなくなって久しいが、写真は先日キヤノンが「フィルムカメラの開発を凍結する」と発表したぐらいだから、多分15年ぐらいの隔たりがあるのだろう。

そのデジタル化が早かったCDは、当然ながら音楽再生を目的として作られたのであるが、戯れる会会員四年目の任三郎氏はこう語る。

CDはもともと音楽用として開発されて、
それから10年も経った頃、
ウィンドウズ環境下での諸々のデータ量増大に悩んでいたコンピュータサイドが、
「CDを使えば650MB(当時)のメディアが手に入るじゃん」と、利用し始めたわけです。
僕はその頃、仕事で代理店向けのPCシステムを作っていたので、
バージョンアップFDの枚数の多さにサポート側から苦情があって、
あのロクでもないMOを使ったりしてましたので、CD−Rには感激しました。
フロッピー1枚が1.44MBですから、なんと450枚分がCD1枚に入るわけですよ。
コンピュータのデータというものは、音楽や絵の情報と違って、
書いたものとそれを読んだ結果が違っちゃあ話になりません。
「100万円」と書いたのに、読んでみたらビットが1個裏返って
「1億何千何百万円」になっていたら困る。
なので、コンピュータのデータは、書いたものは絶対に正しく読めるように書きます。
キズなどの不具合で正しく読めないときは、
「正しく読めないからエラーである」とします。
正しくないときはそのことが必ず分かるようにするわけです。

そして速く書いて速く読みたいのです。速ければ速いほどいい。
音楽のように、10分23秒1.18の演奏は正しく10分23秒1.18で再生する、という必要はない。
ドライブは2倍速、4倍速……買うたびに速くなるので、
2ヶ月前に買わされたあれもう要らないから買い取れよ、
とメーカーさんにイジワルを言ったものです。
速くしてヒュンヒュン言っても構いません。電話の邪魔にならないくらいなら。
プリンタ(それもインパクトプリンタだ)よりウルサクなるわけはないし。
そういうわけで、PCのドライブは凄い勢いでCDを読み回して、
必要なら何度も読んで、正しいデータを取り出してくるわけです。
一方、音楽用のCDドライブのことはよく知らんのですが m(_ _)m、
「X倍速のドライブメカ」みたいなことは聞かないので、
等速で読んで論理的にエラー補正するのであれば、
そこに自ずから限界があることは想像に難くないわけです。
オーディオとしては、何倍も速くしてヒュンヒュンうるさいのもどうか、って感覚もあるわけですし。
まあしかし、僕は単なる企業情報システムの専門家でありまして、
こうした技術にそれほど詳しくないので、
わかんないことがたくさんあります。

この話はとても説得力があって、多分正しいと思うけれど、本当にまだわからないのです。いくつかの要素が複合的にからみあっているので、もしかすると読み取りだけの問題ではないのかも知れないのだ。これを確かめるには、レコードみたいに等速で読み取る音楽用CDトランスポートにUSBとかIEEE1394の端子を付けて、パソコンに認識させて再生してみるしかないと思う。あるいは逆に、パソコン用CDドライブの速度を落として、8倍とか4倍とか2倍速とか等倍にして再生してみるということをやってみないとわからない。多分、ある程度速い方が音は良いと思いますけどね。ちょうど良いところがあるのかも知れない。

お久しぶりのOrtofonMC30Super、僕はこのカートリッジの音が大好きだ。TD124だとTD124自体がMC30Superみたいな音なので、TD124+MC30Superが際だって良いということがないために、MC30Superの出番がなくなっていた。

それはともかくこれにはまいった。オリンピックの表彰台で、黒人選手が拳を突き上げてメダルを剥奪されたのはメキシコ大会でしたかね。   2006.5.31

CDが出始めた頃、デジタルになったらみんな同じ音になるのではないかと言う人が多かった。ところが実際にはけっこう音が違っていた。DAコンバーターならともかく、CDトランスポートの電源ケーブルでも音が変わったりして、いつまでたっても無料にならない首都高と同じぐらい裏切られた気分になった。

そして、皆さんご存じのように、高級トランスポートや高級DACが沢山造られた。その次はDDコンバーターにクロック、それらを接続する高価なケーブル類だ。確かにこれらはちょびっとづつ音を良くしてくれた。そしてその効果に対してみんなとても高価だった。そういう小さな変化を感じ取ってこそがマニアでもあるし、とにかく、みんなCDから少しでも良い音をききたかったのだ。それは今も変わらない。

音質というか何ていうのか「心にグッとくる感じ」みたいなもので言うと、僕はCDよりもSACDよりもLPをとる。だけど、じゃあLPだけあれば良いかというとそんなことはなくて、デジタルとアナログは五分五分だ。以前から書き続けているけれど、CD一枚再生するのに、トランスポート、DD、DAC、クロック、そしてケーブル、それらがみんな高価、僕の場合そういうのは勘弁してほしい。LPの扱いが大変だったから、お手軽なCDができたはずなのに、あまり面倒になるのは本末転倒だ。トーンアームの高さやオーバーハングを調節をして音が良くなるというちょと手のかかる楽しみはLPの再生だけで十分で、CDはできるだけ楽をしたい。iPodがこれだけ受け入れられたのは使いやすさによるものだと思う。僕はiPodを持っていないが、iTunesはすごく使い勝手が良い。  2006.6.1

結論から先に書いてしまうと、MacにしろWindowsにしろ、CDの再生にしてもHDDに取り込んだものを再生しても、パソコン+DAコンバーターの音は、ハイエンド的な再生音だ。

今年の二月頃、ぷーくまさんのお友達が買って、ぷーくま宅へ置いていってしまったというCECのDA53を借りてきて、PowerBookと組み合わせて、アイソバリックをきくのに使っていてた。これはパート11を見てもらえばわかる。音はさすがに単体のDACだけあって、ソニーのAVアンプ内蔵のDACを使うよりCECの方が良かった。

PowerBookもG5も光のデジタルアウトはついているのだが、G5の光アウトはDVDの音声用としてソニーのAVアンプにつなげられている。僕は、MacのUSBまたはFireWire端子から光以外のデジタルアウトを取りだしたかった。そうすればPerpetualTechnologeisのDACとMacの接続が可能になる。

御茶の水の楽器店を見て回ると、偶然、M-AudioのFireWireAudiofileの中古があったので、これを買ってみた。FireWireAudiofileはドライバーソフトの操作がものすごくわかりにくいことと、FireWireケーブルの抜き差しをすると、フリーズ状態になるのが困った。飛鳥の32倍速PCカードアダプタをドライバーなしで差すとフリーズ状態になるのだが、あんな感じだった。

それでもまあ、何とかMacから同軸とバランスのデジタルアウトを取りだして、音をきいてみたのだが、これは今ひとつパッとしなかった。PowerBook+M-Audio FireWire Audiofile+PerpetualTechnologeis P-1A+P-3Aは音が甘い感じだった。P-1Aを飛ばして、P-3Aに直接接続しても似た傾向だった。電源の取り方や電源ケーブルなどを色々試せばもう少しいけそうな感じはあったが、なにしろM-Audioはシステムを終了しないと抜き差しが出来ないし、接続した状態でMacを立ち上げないと認識してくれなかったので、目算もなくそれ以上の努力をするのが面倒になってしまった。

この時はまだスピーカーの向こう側に機器を置いていた時だから、G5のFireWireケーブルは届かないし、PowerBookをオーディオラックの方に持って行って音を出したのだが、PowerBookを音楽専用にする気はなく、自由にケーブルの抜き差しが出来ないのは、とても大きな制約だった。もし、音楽専用に別のノートを1台買いたくなるほどPowerBook+M-Audio FireWire Audiofile+PerpetualTechnologeis P-1A+P-3Aの再生音が良ければ、それはまた話が別だったが、そこまでの音ではなかったので、M-Audioでデジタルアウトを取りだしてDAコンバーターに接続という路線はそこで消えた。   2006.6.3

大阪の御田さんがMacBookを買ったので、Macの使い方などをSkypeで話した。彼はFirefoxが良いと言うので僕も試してみると、西欧言語があったので、例のブラジル音楽のサイトを開いて見ると正しく表示され、プリントも左が切れることはなかった。Macでブラジル音楽のサイトを見る人はFirefoxがおすすめです。ただ、Firefoxにすると、いくつかつまらない不具合というか不都合が生じていて、そこが解決できればSafariじゃなくてもいいかなと思っている。コンピューターって、わけがわからないことが起きる代物です。

この段階で(四月初旬)僕はまだCECのDA53という定価85.000円+税のDAコンバーターの音をちゃんときいていなかった。

PerpetualTechnologeisP-1A+P-3A+強化電源は、これだけで3つバラバラになっていて、さらにそこへM-AudioのfileWireAudiofileを介して接続することにちょっと抵抗があったのかも知れなくて、その上FireWireAudiofileのドライバーソフトもやけに面倒だったので、ちょっと音が期待を下回ると加速度的にやる気が減退したのだと思う。ただ、僕はずっと長い間このDACセットを使ってきていて、まあ一応日本での定価だとそこそこの物だし、特に音質面での不満もないので、もうしばらくPerpetualTechnologeisのDACを使おうと考えていた。

CECのDAC DA53は一昨年、2004年の秋に発表され、その段階で興味を持ち、僕がCECの社長にお願いし、同時に発売されたフォノイコライザーと共に貸し出してもらって戯れる会で巡回したことがある。その時きいたCEC DA53の印象は、「やや柔らかめの、値段の割には良いDAC」こんなものだった。そしてG4 CubeとUSBケーブルで接続して音を出してみると、プツプツとノイズが出たので、DA53のUSB接続は使い物にならないと思っていた。

それはともかく、今日はマランツ7の接点磨きをやり、音はかなり良くなった。数ヶ月に一度これをやれるかどうかが、マランツ7を使って良い音を出せるかどうかの分かれ道だ。しかし、音が良くなるとどうしてこんなに嬉しいんだろう。 ・・ だねまったく。

そして、ガラード401へのOrtofon212の取付位置を少し移動した。212はショートアーム好きの僕が知っている限りで、もっとも短いアームなので、調整がシビアだ。うまくいくといいんだが、まだ結果はわからない。    2006.6.5    

二月にぷーくまさん宅から借りてきたCECのDACは、しばらくの間PowerMacG5からUSB接続でRogersのプリメインアンプに入れ、アイソバリックを鳴らしていた。以前巡回試聴で貸してもらった時から一年以上経っているので、何かマイナーチェンジかバージョンアップがあったのか、それともG4CubeではなくG5になったからかはわからなかったが、MacとUSB接続してもプツプツノイズは出なかった。映画の音だとソニーのAVアンプでもあまり不満は感じないのだが、音楽だとけっこうな違いがあり、僕は多分一ヶ月ぐらいMac+CEC+Rogersのプリメインアンプ+アイソバリックで音楽を楽しんだ。

CECのTL-2もいなくなり、KEF105もエッジが切れていなくなり、よく考えてみればP-1AとかP-3Aは僕のスタジオの中で最古参になっていた。CECは定価85.000円+税という、P-1AとP-3Aをつなぐデジタルケーブル一本より安いDACだし、巡回試聴で借りたときもPerpetualTechnologeisグループを追い出すような音じゃなかったし、借りてきて使ってはいたが、かなり長い間、PerpetualTechnologeisのセットとCECのDA53を直接比較する気はなかった。

今年はPCトランスポートを試すことにしたので、3/18の戯れる会例会の時も、PowerBook+CEC DA53+Rogersのプリメインアンプでアイソバリックを鳴らし、参加した人たちの感想は「これで充分だ」って感じだった。そして、あの時はPowerBookをバッテリー駆動するのとACアダプタを使ったのではどう音が違うかなんていう実験をやったのだった。すごく巨大なバッテリーならともかく、内蔵バッテリーとの比較だったら、僕はACアダプタを使った方が良いと思った。   2006.6.6

詩人清岡卓行氏がなくなった。小室等という人は1970年代、現代詩人の作品に曲をつけて歌っていて、その中に清岡卓行の詩もあり、僕はこの詩を、今もときどき思い出したり、きいたりしている。LPだと「六文銭メモリアル」という小室等と六文銭解散コンサート(厚生年金会館で録音のために行われ無料だったので、僕は二日間行った)二枚のLPのうちの一枚に収録されている。僕にとって、「In My Life」と双璧かな。


思い出してはいけない   清岡卓行 きよおか たかゆき

ぼくはどうにも自分の名前が
思い出せないのだった
そんな遠い夢の中の廃墟
そのほとりには
傷ついた動物の形をした森があり
ぼくは日陰を求めて坐り
きみは日なたを好んで坐った
きみを見た時から始まった
ぼくの孤独に
世界は激しく
破片ばかりを投げ込もうとしていた
その時ふと吹き抜けていった
競馬場の砂のようにほこりっぽく
見知らぬ犯罪のようになまぐさい
季節外れの春
それともそれは秋であったか
風に運ばれながらぼくの心はうたっていた
もう愛してしまったと
それは今日まで続いている
きみもどうやら自分の
名前が思い出せないのだ

 

こうなった経緯やらなんやら、伝たいことは沢山あるのだが、書けることは徐々に書いてゆくとして、結論として僕はもうCDの再生に音楽用CDプレーヤーを使う気持がない。映像はTVチューナーかDVDで、DVDはPowerMacG5でOKだし、CDはG5からでもPowerBookからでもLENOVOからでも、再びやってくることになっているG4CubeからでもOKだ。ということになると、問題はSACDとSACDマルチで、これらをどうするかで悩んでいる。もちろん、小型のダウンミキサーがあれば僕はSACDマルチを楽しみたいと思っている。本当に凄い、本当にききたいと思うSACDマルチのソフトは10数枚しかないのだが、考えてみれば、それは僕が持っているやや手に入りにくいLP、例えばアストレのヴィオールとか、エテルナ盤のズスケQとか、山下和仁の「モダンコレクション」とかと同等で、そういうLPもまあ多めに見積もって35枚ぐらいかなと思う。

2chのSACDはまあいいんだけど、問題はマルチで、やめるのは簡単だ。真面目なハナシ、やめればスッキリだ。何度も書くが、センターチャンネルなしの4chという規格にしておいてくれれば何も問題はなかったのだが、5.1chであるためにとても苦労させられている。そして、現状はベストと思われる方策は、AuraのマルチチャンネルプリアンプのVARIEで、これが今日やってきた。もう何ヶ月か前に和田博巳さんが買ったとかいう噂もきいたし、ずっと試聴したいとお願いしてあったのだが、僕のところには全然まわってこなくて、オーディベーシック編集長が個人で購入した物を送ってくれたのだ。だから、今月の戯れる会例会はこれもききたいと思っている。

映画の音に関してはソニーのAVアンプで特に不満はないわけで、このAura VARIEはやはりSACDマルチのためということになる。しかし、適当なミキサーってのはないんだろうか

やはり僕の場合、マランツ7を外せないということがとても大きな問題で、サラウンドスピーカーとの関係とか、色々考えるとものすごく複雑で、紙に絵をかいて経路図をつくらないとわからなくなる

何度も何度もマルチの場合はこうなって、DVDの場合はこうなってと考えているが、ここに書けないぐらい、とにかくひどく面倒なのだ     2006.6.7

 

 

このAuraVARIEはまるっきりの新品ではないけれど、やってきたばかりの音をどうこう言うのは避けて、とにかくひたすら音を出してみている。先ほど届いたオーディオベーシック誌の最新号にVARIEの使い方が4頁にわたって掲載されていたので、読んで勉強しよう。ただ、僕の場合、LPの再生を考えるとマランツ7が外せないので、VARIEはアナログダウンミックス機能と、DVDのサラウンド再生用なので、かなり勿体ない感じがある。

AppleのPowerCDっていう物がある。Appleにありがちな、投げ売りされていたのに、製造中止になってから人気が出たという多分G4CubeよりもレアなCDプレーヤー&ドライブだ。PHILIPS製で、僕が10年ぐらい前に初めて富田さんのお宅に行ったとき、彼が使っていた四角いポータブルCDプレーヤー中身はと同じだ。これは等速読み取りで(だから不人気だった)SCSI端子がついていてMacとの接続が可能だ。本当はCECとかがCDトランスポートにUSB出力端子を付けてみてくれれば色々わかるのだが、PowerCDのSCSIからPCカードとかUSBに変換して、Macに接続してOS Xで動作してくれれば、等速読み取りのCDドライブとなるはずで、この音をきいてみたいなあと思う。これでも似たような音が出てきたら、パソコンのCDドライブはエラー補正をしていないから音が良いという説は、信憑性が目減りする。僕が知っている限りで、PowerCDを所有している人の状況を書くと、ぴぴえこさん「ちょっと不調」、モアさん「持ってたけど捨てちゃった」(ああ残念)、よっちさん「多分現役のはず」(にしだやさん情報)、多摩美教授I氏「持ってるから今度やってみる」こんな具合だ。

僕はPowerCDを持ってないので、再びG4Cubeを手に入れて、もし音が良ければ音楽専用にしても良いかなと考えていて、OSと音楽データ以外は何も入れずに音を出してみようかと思っている。動作音の静かな外付けCDドライブってのはないのだろうか?   2006.6.8

MacとCECのDA53をUSBで接続して出した音がかなり良いということに気付いたのは、4月に入ってからのことだった。最初はアイソバリック+Rogersのプリメインアンプの方に入れて、ほとんどBGM的にきいていたので、よくわからなかったのだ。

値段が安いのでまさかと思ったのだが、ちゃんと音をきいてみると、CEC DA53はPerpetualTechnologeisセットと同等の音だった。もちろん多少音の傾向は違うけど、僕はどちらも良いと思った。そして、DA53にはUSB入力があるので、パソコンと接続しての音楽再生が可能で、パソコンと組み合わせるととてもハイエンド的な再生音が得られ、ものすごい可能性を感じた。

難しい理屈はわからない、パソコンでDVDを見るって時も「ノイズ対策がどうの」と言う人は多かったが、僕はMacと三菱のプロジェクターが出してくる映像でOKだった。それと同じだ、理由はわからないけど、パソコンからの鮮度感や情報量には驚くべきものがある。あとはどう料理するかだ。

それで4月の戯れる会例会は参加者みんなで「まいったね、こりゃ」ということになった。オーディオ雑誌はこのことを大々的には扱えないだろう。だってうんと高価な音楽専用CDトランスポートの音が、こんなチャチなパソコン用CDドライブの音にやられちゃうなんてこと書けるわけない。「こういう方法もあります」程度の記事は出来るかも知れないが、ガチンコの勝負は多分ないだろう。もし雑誌がちゃんと扱ってくれるのならとても嬉しいし楽だ。地下活動じゃなくなるもんね。そういうことが予測されたから、4月の例会で「知ってしまった事実をどう伝えたら良いのだろう」と、僕たちは少し慎重になった。     2006.6.9

1)パソコン用CDドライブ 2)USB接続 3)何だかわからないけど、とにかくパソコンの中を通ってくると、ある整合性が生まれる? 

1)WindowsとMacでは音に違いがあるのか 2)CDドライブによって音はどれだけ違うのか 3)スロットローディングとトレー式ではどうか 4)音楽再生ソフトによって音は違うのかiTunes Amadeus メディアプレーヤー Lilith などなど 5)パソコンも電源の影響を受けるのか 6)HDDできくのとCDドライブでの再生はどう違うのか 7)HDDは何回転の物が良いのか 8)USBケーブルで音は変化するのか 9)パソコンから光や同軸のデジタル出力に変換する方法は? 10)FireWire接続ならどうなのか

こういうことをやってみた上で、さて、総合的に高級CDトランスポートとパソコンによる再生の音はどう違うのか。

このようなことを、この数ヶ月でやってきた。そして条件を変えてさらに試してゆきたい。それが、2006年度「StudioK'sで音と戯れる会」の大きなテーマとなった。もちろんこれだけではなく、オリジナル盤をきく催しも、モノラルカートリッジの比較もやってゆきたいと思っている。興味のある方は戯れる会にお入り下さい。    2006.6.10

PowerMac G4 Cubeから音楽をきいたらどうなんだろうと思って、G4 Cubeを譲ってもらうことにした。

久しぶりに見たCubeは僕の記憶よりも大きく重く、しっかりしたつくりだった。OS10.4 Tigerをクリーンインストールし、ソフトウエアアップデートを済ませて再起動し、Cubeできいてみるととにかく静粛性が抜群で良い。CDドライブにCDを入れて再生してもほとんど動作音はきこえないと言ってもよいぐらいだ。

Cubeには不要なソフトを一切入れず、音楽専用にしよう。流体軸受、低速回転サイレントシークモード、60GBのHDDなので、いつもきく曲だけを選んでCDからHDDに取り込む、そのかわりAIFFで取り込んでみると、CDとの差はきわめて僅かだった。

そして、Cubeを立ち上げてから数時間使っていると音が良くなってくるあたりに、オーディオって繊細だと思わせられる。淡々と書いるけど、この午後三時の音にはかなり喜んでいる。   2006.6.11

StudioK'sには長い間TVがなかったので、オリンピックで高橋尚子や野口みずきが優勝した時も前回のワールドカップの時も、スタジオでTV放送を見ることは出来なかった。日韓W杯の時は昼間だったから、スタジオの中にいても、ご近所がいっせいに歓声を上げるので、石丸電気に行って見た。あれはあれで街頭テレビ的で良かったけど、今回は横幅3.2mのスクリーンだからね。大家さんもお誘いして、みんなで観戦しちゃおうかなと思っている。

Mac miniはたぶん、Cube下部の透明なスカート部分ほどの大きさだから、Cubeはそこそこ大きい。そして、電源を持たないモニタにグラフィックカード経由で電気を供給するため、電源は驚くほど大きい

ここにあるだけでも、コンピュータが三台、それが古いマランツ7と組み合わされているのだから、オーディオってのは楽しい。って言うか、僕はいま、楽しいことをやっている

今、スタジオにほとんど新品のLPがJAZZを中心に何百枚かあって、全部自分の物にすることも出来るのだけれど、そんなに沢山あってもしょうがないので、適当にジャケットを見て興味をそそられる物からきいてみて、特別気に入ったものだけ残そうとしている。

このところはStudio1aを使っているのだが、置き方を試していて、セッティングが思わしくないと、どのLPをきいても気に入らず、試聴しても「不要、不要、放出」の連続になるが、音が良い状態だと「こいつは良い、きくからとっておく」の枚数が一気に増える。ここ数日セッティングが今ひとつだったのだが、今日の午後はかなり良くなったので、残そうと思うLPが増えている。    2006.6.12

僕がCECのDA53を使っていたら、ある方がApogeeのRosetta200とBigbenを持ってきてくれた。確か連休の頃のことだ。

Rosetta200だけだと、CECのDA53をもう少し高級にしたような、微粒子で上品な音だったが、これにBigben(クロック)を入れるとダイナミズムのある音に変化した。音楽的というのか、山には力が入り、谷ではフッと抜けるような感じで「そうそう、みんなこの感じに出会って高いクロックを買ってきたんだろうなあ」と思った。RosettaやBigbenはFireWire接続で、Macとはドライバーが不要だった。純粋に音質だけで言えば、このコンビはかなり良い。問題は値段、なにしろオプションのFireWireカードの値段とCECのDACが大差ないのだ。それとDTM用機器特有の多機能さ、そしてそれに伴う操作性だ。

ADコンバーターは不要だし、各種デジタル出力への変換装置も不要だ。音が良いのは確かなのだが、Apogeeは用途が違うのも確かで、オーディオ愛好者としては、純粋に再生専用のDACが欲しいところだ。定価60万ぐらいするApogeeか、それとも実売63.000円のCECか、現時点ではこの二つぐらいしか選択肢がないので、僕はCECになった。比べりゃApogeeのRosetta200とBigbenの方が音は良いのだが、値段が全然違うし、CECもかなり音は良い。

遅ればせながら「クライマーズ・ハイ」という小説を読んだ。僕がやった遊びの中でもっとも「頭が真っ白になる」と言うか、つまり、「やっている時に、他のことを考えない」という点で最高の遊びはロッククライミングだった。僕は、背の高さ、手の長さ、腕力で登ろうとする、ど下手なタイプだったから、こうして生きているのかも知れない。落ちてザイルにぶら下がったことが数回あるし、沢登りで滝に落ちたこともあった。あんなことはもうできないなあ。   2006.6.13

今度の土曜日は戯れる会例会だから、そろそろ今日からAuraのVARIEでSACDマルチをやってみようと思っている。VARIEがやってきて、もう随分たつのにこれからだなんて遅いって? 確かに雑誌の試聴とかだったらそんな悠長なことは出来ないだろうね。戯れる会例会は、出たとこ勝負度はなるべく少なくしたいと思っているので、ものすごく時間と労力を費やしている。そして僕は、SACDマルチを半分あきらめつつあるのだけれど、だからこそ出来る限り最高の状態でVARIEを使ったSACDマルチの音をききたいと思っているのだ。もし素晴らしい再生がなされれば、「やっぱり捨てがたい」ってことにもなる。

どうやったらSACDマルチの音が最高になるか? それはRogers Studio1aのセッティング(2chでのもの)をキッチリつめることで、富田&ヤマモト方式の場合、前後の音量調整はその都度自由に出来るから、とにかく2chで良い音にしておくことが最も重要で、このところその方法を考えていた。

そして、一昨日あたりからStudio1aは、去年このスピーカーがやってきて以来最高に良い感じで鳴り始めている。この音で不満だと言われたら、もうどうしようもない。月曜日の昼まで「KEF105はオールラウンドで良いスピーカーだったなあ」と半ばぼやくこともあったが、今は「もうKEF105のことは忘れられる」と思っている。    2006.6.14

期待のApple PowerCDだが、今のところこれをCDドライブにしてMac経由で音を出せないみたいだ。なにしろ端子が、懐かしく、パズルのごとき苦労もさせられたSCSIなので、各種アダプタを使ったり、PCIバスのSCSIカード経由ならどうかと考えているが、けっこう大変そうだ。もしかすると、OS Xだとダメで、旧MacOSなら認識するなんてこともあるのかも知れなくて、試してもらっている。こんなに苦労して、仮に音が出てもその音が「可もなく不可もなし」ってなことになるとつらいんだけど、「やってみたい」のだからこれはこれでしょうがない。

今のところOS9で起動可能なMacはCubeがあるのだが、僕はつい先日、長い間持っていたOS9.2を捨ててしまっていたのだった。今年になってから料理の会のために食器を買い込んだ際、不要と思われる物を捨てて食器の置き場所を確保した。あの時、「もはや旧MacOSは要らないだろう」と思ったのだが、こんなことで必要になるとは夢にも思わなかった。

ベルトドライブじゃなくても良いから、CECのCD3300からDACを外して、出来れば8倍速ぐらいで読んで、USBでコンピュータに接続可能な物があればいいんだけどね。

大阪の御田さんは、3月の戯れる会例会に参加した時「パソコンでオーディオなんて絶対にやらない」って言っていた(この時もCEC DA53だった)。それが、連休に戯れる会のみんなで行った福島ツアーでパソコン+CEC DA53の音をきいてコロッと転身し、そうなればマニアックというのかビヨークじゃなくてビョーキ(誉め言葉ですよもちろん)だから、こういうことになって、彼の人脈などもフルに活用して突っ走るので、こちらの方面ではたった一か月程度で、ビューンと先行する。

なにしろ、みんなで得意分野を持ち寄ってるから、戯れる会のスピードや情報量はなかなかのものだと思う。情報交換に加えて、例会に参加すれば耳で確かめられるから、そりゃあ想像だけでオーディオを語っているのとはだいぶちがう。MacBookにWindowsXPをインストールしてもXPからだと無線LANカードが使えないとか、DA53はMacだと抜き差し自由で三台四台のMacを順番に接続を繰り返してもOKだけど、Windowsマシンの場合はそうでもなくて、複数使うと認識しなくなったりするらしい。また、任三郎さんの説によると、裏でウイルスソフトやらあれこれが動いていると音が悪いそうで、全部外してなるべくシンプルな状態の方が音は良いらしい。

VARIEでSACDマルチをきいてみて、「おお、ひさしぶりにSACDマルチだ。やっぱりいいなあ」と思った。明後日の例会ではこれもテーマの一つにしよう。    2006.6.15

色々悩んだ末、昨日ナナオのモニタを買った。Appleの23インチを下取りしてもらって、Sofmapから手で運んだので今日は腕がだるい

Appleの液晶は色ムラがひどく、修理に出したところ液晶パネルを交換してくれたのだが、何と色ムラはもっとひどくなって戻ってきた。あんなにアホらしい思いをしたことも珍しい。ナナオも色ムラはあるが、まあ何とか耐えられる範囲だ

24インチだが、1920×1200は同じなので、ちょっと大きく見える

Appleと違って、二系統の入力があり、G5とCubeの両方を接続可能、VGAもOS9もOKなのだ

というわけで、1)音楽をきくためにCubeが欲しい 2)二系統使えるモニタがあればスッキリ 3)Appleの23インチは元々不満だった、という半分は音楽のための理由でモニタを買い替えることになった。色はともかく、コントラスト比などのスペックはAppleのモニタよりナナオのモニタの方が上回っているのだが、ナナオの第一印象はとにかく明るいことだった。僕はモニタのことはよくわからないけど、CRTも液晶も黒がより黒くはならないわけだから、コントラスト比という言い方にしろダイナミックレンジにしろ、幅を広げるには、より明るくするしかないのだろう。

僕は現行の23インチが発売された時から使ってきて、約一年半ぐらいで10万円ぐらい値段が下がったから、パソコンやデジカメはおそろしい世界だ。このナナオ、EIZO S2410W-Rは現段階で僕が使っていたAppleの23インチとほぼ同じ値段だった。そして、横から見るとEIZOの方がずっと厚みがある、二倍以上厚いんじゃないかな、これは多分良いことだと思う。Appleのモニタは格好いいけど、トータルでの使い勝手はあまりよくないし、なにしろ見る度に罵りたくなるあの色ムラ、30インチはもっとひどいそうなので、僕の30インチ計画が実現するのは当分先のことになりそうだ。

今まで書いてきた通り、僕のCD再生はPowerMacG4 Cube+CEC  DA53になった。Cubeの静粛性+DA53のプラグ&プレイというわけだ。DA53をCECの人にきいてもらうと「こんなに音いいんですか、知らなかった」みたいな反応だった。僕のきいた限りでは、音質の傾向が違うけど、ApogeeのminiDACとなら勝負になるって感じで、とにかくこれ以上を望むと泥沼になるのは目に見えている。

それでも、もしや電源強化なんかしちゃうと音が良くなるかもなんて思って、コンデンサー改め、電源エバンジェリスト氏のもとに預けて強化電源を試してもらったが、効果はないに等しいという結果だったそうで、DA53はパソコンと組み合わせてお気楽にハイエンド的な再生が出来る素晴らしいDACだと思う。

僕のHPを見て、ショップで買って試してもらえれば良いのだけれど、それだと僕のサイトがどの程度の影響があるのかはわからない

それで、DA53を卸してもらって、戯れる会の皆さんに買ってもらうことにした。どのお宅でも良さは発揮されているようだ

DA53はStudioK'sに申し込んでの購入も可能です

 studio-k@j08.itscom.net

下にあるのはCubeの電源

さて、今日の午後は戯れる会例会。今の状態は今月と来月でお終いになる予定だから、この数日は本気でRogers Studio1aと取り組んだので、それをきいてもらう。PowerBookのバッテリー再生と、ACアダプタと、特製電源のブラインド比較もやるつもり、バッテリーとACアダプタ付きはかなり違うのだが、特製電源はどうだろう。それから、SACDマルチAura VARIEのアナログダウンミックスはどうかをみんなで試聴する。SACDマルチは接続や設定ががややこしいので、そこに少し時間を取られるかも知れない。

まず、上の写真にあるソニーのSCD-XA777ESのマルチ出力をダイレクトでマランツ7に入れた音をきいてもらうつもりだ。このダイレクトの(つまり、センターチャンネルを無視して、SACDマルチのLRをそのまま再生する)音は本当に惚れ惚れするような音で、「やっぱりSACDってすごい、PCトランスポートにしろ何にしろCDとは比較にならない」というものだ。誰がきいてもわかる。ところが、これにセンターチャンネルを加えるために777の内部でデジタルダウンミックスにすると、当然ながらCDの音になる。この落差を知ってもらい、その後で、Aura VARIEのアナログダウンミックはどうかをきいてもらう予定だ。   2006.6.17

昨日の戯れる会例会は、健闘したTASCAMのCDドライブとか、USBケーブル、特製電源、そしてVARIE、あれこれやってものすごく内容が濃かった。非常に疲れたが、得るものも多かった。中でも一番意外だったのはUSBケーブルかな。

例会は午後1時から6時で、通常3時からお茶の時間なのだが、昨日はあまりに試したいことが多く、しかもそれぞれ「なるほど」と納得がいったり「何故? どうして?」とさらなる疑問が生じたりの連続で、休憩は4時、終わったのも6時半過ぎだった。試せば試すほど新たな発見があり、みんな好きだから、やらせとけば夜中まであれこれやっていたかも知れない。そんな具合だったからものすごく疲れて、今日もそれを引きずっている。

スタジオにはやってきたものの、和室で横になったりしていて、今夜はサッカーも見たいし、外は雨だし体をやすめておこう。

そうそう、大阪の御田さんによる大変興味深い感想を一つ、「山本さんのSACDマルチはプラネタリウム的です」。それは僕もそう思う。これをきけないのはとてもつまらないことだ。   2006.6.18

MacBookにクリーンインストールしたWindows+Lilith(フリーの再生ソフト)での音と、同じMacBookをOS Xで立ち上げてiTunesでの再生音は、同じハードでこうも音が変化するかというぐらい違っていた。外付けCDドライブの音、USBケーブルなどなど一昨日の例会では、ここに書ききれないほどあれこれやってみたのだが、パソコン+DACでの再生は可能性があると思う。

ただ、久しぶりにちゃんときいてみるとSACDの音はすごく良くて、パソコンだUSBだっていう世界を問題にしないほどだ。それだけに、この「器が違う」って感じのメディア、特にマルチが理解されず、理解したとしても気軽にやり始めることが出来ない現状は腹立たしい。

何度も何度も書いているが、僕たちは懸命に2chでサウンドステージを追い求めてきていて、それは「何もない(スピーカーがない)場所から音がきこえる楽しみ」なのだ。マルチも同様でフロントスピーカーとサラウンドスピーカーの間から、まさに立体的に音がきこえるし、フロントの音もスピーカーよりずっと高いところからきこえてくる。立体的に再生したければ部屋にマイクの数だけスピーカーを置いて再生すれば良いのかも知れないが、そんな風にあからさまなものではなく、それを最低限にしたものが、ステレオなら2chで、マルチなら4chなのだろう。

とにかく、フロントに三本も同じスピーカーを置くのは目障りだし、スクリーンの邪魔もする。

SACDは音質が良い - でも本当に音質を気にする人は良いプリアンプを使いたがる -だからSACDマルチのために専用プリアンプを使うのはイヤだ。AVアンプで映画のサラウンドを楽しむ人はいるが、ピュアオーディオ派はAVアンプでマルチはやらない。こういう簡単なことがどうしてわからないんだろう。もったいないと言うのか、育つ芽をつぶしていると言うのか。

AuraのVARIEは編集長にお返しした。マルチはあのレベルの音でなければきく気がしないので、しばらくお預け状態だ。このところインドアの遊びばかりやっていたので、これはいけないと思って、なるべく外へ出ようと考えている。

Rogersの半透明樹脂製ウーハーは、タッパーウエアみたいなものだから見た目のイメージより硬くて強くて重い。その上かなりきわどい設計らしく、古くなると、ある周波数帯域でビリビリと異音を発する場合がある。修理に出す方法もあるが、手っ取り早いのはひっくり返して置いてみることだ。先日の戯れる会例会でも左側のStudio1aがソフトによってちょっとビリついていたのだが、僕はやることが多く、あれこれ忙しくてひっくり返してみる余裕がなかった。

月曜日になって、「そうだ、土曜日にみんなの前でひっくり返してみれば良かったなあ」と思いつつやってみると、これが大正解で、左側スピーカーの異音はなくなった。ひっくり返してウーハーとツィーターの高さが逆になり、しかも右は正立で左は倒立でも特別ヘンなきこえかたをすることもない。    2006.6.20

突然加山雄三の歌がききたくなって、Amazonを見たらこのような物があったので買ってみた。なつかしい。

 

戯れる会7月の例会は、去年同様モアさん所有のJAZZオリジナル盤をきかせていただく予定だ。ところが昨日Rogers Studio1aの片方のツィーターが逝ってしまったようなので、急遽友人が持っているStudio1aを譲ってもらう話をしている。いろいろなことがあるので、例会やってくのも大変ですわ。真面目な話、ずっとStudio1aでいくのなら、三ペアぐらい確保しておかないとダメなのかも知れない。ヨーロッパのスピーカーと言ってもイギリス製は独特で、僕はそれを愛好しているのだが、それとは別に、JAZZをきくならアメリカのスピーカーも使ってみたい。    2006.6.22

早朝4時というか、まだ夜中の4時に起きてと言うか寝ないで待っていてサッカーを見るのはけっこう大変だ。だけど、何とかして見ようかなと思っている。

よくわからないことをやるのは実に楽しい。なんとなくうまくいきそうだったり、時に成功するものの失敗も多くあったりという状態で、どうやったらうまくいくのかを探ったり、今度はこうしてみようとか、こういうことに注意してやってみようなんて考えている段階はとても楽しい。そして、あれこれわかってしまうと興味はうすれてゆく。

僕にとって写真が一番楽しかったのは、ちょっと前までかな。20年以上前、大型カメラを買ったり大型ストロボを5年リースしてたりという時代があり、この10年はデジタル化でいろいろなことが便利になって、まるで夢のように、不可能が可能になった。そして、撮影という作業はものすごく楽になったんだけど、どうもこのところ写真はつまらなくなった。レコードだけをきいていた時代の方がオーディオ愛好者も多く、燃えてもいたのかも知れないが、それと似ているのかも。

オーディオはまだよくわからないことがあって、いましばらく熱中が続きそうだ。

日本-ブラジル戦の先制点は素晴らしかった。でも、ブラジルがホントに本気でやってきたらあと2点ぐらい取られていたかも知れない。

JR150は修理中だし、せっかくいい感じで鳴り始めたStudio1aもウーハー不調の上ツィーター故障と、スタジオのスピーカーも負傷者続出、片肺飛行状態となってしまったので、この際だからいっそのことJBLにしちゃおうかと考え始めている。     2006.6.23

写真とか料理は習ったことがない。手話は東京都主催の講習会に通ったし(もっとも僕は一年半ぐらいで先生をやっていたが)、上達はしなかったけど水泳教室にも行っていた。習うのがキライってわけではなくて、僕の知りたいことを教えてくれる人はみんな先生だし、それは人であったり雑誌だったり、Webだったりするが、とにかく自分で考えて好きにやってみることが好きなんだろう。あ、そうだ皿まわしも、僕は日本皿まわし協会公認六段なのだが、友人に最初一回教えてもらっただけで、あとは自分で勝手に練習をして段を取ったのだった。秋からは月に一回、スタジオで皿まわしとヨガを一緒にやったらどうかと思っている。

僕がやっている(た?)皿まわしって、タネも仕掛けもなくて、本物の陶器を使う。大きな皿も小さな皿も、高台(糸底)があればそこに竿を引っかけてわますことが出来る。高台があっても寿司屋の湯飲みみたいな縦長の物はバランスが悪くてまわせない。竿を手で持ってまわすわけだから、何十キロもの皿はまわせないし、あまり小さくて軽いものも難しい。で、標準的な皿があって、段位の認定などは標準的な皿を使う。これは丼のフタで、約300g程度の物だ。僕は多分1000人ぐらいの人に皿まわしを教えた経験がある。いつだったかTVの隠し芸大会のために教えて欲しいという電話がきたのだが、女性タレントに教えてくれということだったので辞退した。適当に腕力もいるし300gが落ちて来るから散漫な気持でやると怪我をする。

これ以外にもTV局からは時々電話がくるが、TVの依頼ってけっこう面倒なのが多いし、筋書きが出来ていたりして何時間もやらされて使うのは1分足らず、お礼はボールペンとテレフォーンカードだったりするので、お断りすることが多い。古今亭菊千代さんのゲストとして呼ばれ、上野の鈴本演芸場で何百人かのお客を前にして六枚の皿をまわしたことがあるし、富士山頂で六枚まわしをやったりもしたけれど、僕は片手で何枚同時にまわせるかに興味があって、それをやっていただけなのだ。だから、舞台映えしようがしまいがそんなことは関係なくて、演芸というよりはスポーツ的に皿まわしをやっていたのだった。    2006.6.24

Rogers Studio1aのツィーターが逝ってしまったので、7/8の戯れる会例会開催のためにもうワンセット手に入れた

KEF105のエッジが破れてKEFをやめてから約8ヶ月、Studio1a、アイソバリック、JR150、そしてアイソバリックの上に乗っているJBLメヌエット、いくつかの異なるスピーカーがやってきた。それぞれに応じて好ましい音を得るために、様々なアプローチを試みたおかげで沢山のことを学んだ。KEFが健在だったらこんな経験は出来なかっただろう

少しでも片付けたいと思っているのに、不要品や故障している物が増えてしまって、困ったなあと思っている。何とかしなければいけない。7月8日の戯れる会例会はモアさんにJAZZのオリジナル盤をきかせていただく予定で、僕とモアさんは二回スタジオで予行演習をした。その二回目にStudio1aのツィーターが逝ってしまったので、急遽アイソバリックの上に乗せてメヌエットで鳴らしてみた。そして、二人の意見は「これはいける」ということで一致した。

JBLメヌエットは有名な20cmフルレンジLE8Tとドロンコーンが入っている小型スピーカーで、「誰か欲しい人がいたら譲ってあげていいよ」という事で預かっていた。こんなことで出番がまわってくるとはメヌエット自身も思わなかったことだろう。それで、ここ数日毎日15時間ぐらい鳴らしているのだが、使い方を誤らなければ音はなかなか魅力的だ。出かける時もCubeで鳴らし続けているし、スタジオにいる時はLPも沢山かけている。

誤った使い方というのは=フリースタンディングで、メヌエットとアイソバリックは壁にピッタリとくっつけて置くとバランスが良くなる。JAZZだけ良いってこともなくて、クラシックもけっこう良いし、先日買った加山雄三のCDをメヌエットできいた時は、あまりのはまり具合に笑いが出てしまった。Studio1aで加山雄三をきくと、つまらないというか、古い音楽にきこえるのだが、メヌエットだとやけにイキイキするので、やっぱりオーディオってのは面白いもんだなと思った。

7/8はメヌエットでいけることはわかっていたのだが、Studio1aが故障でメヌエットしかないのと、Studio1aをもう1セット確保して、どちらでもやれるけど今回はメヌエットでいくというのでは意味合いが違うと思う。それで、二人の知人に無理を言ってStudio1aを譲ってもらった。メヌエットは、細いスピーカーケーブルじゃないと接続できないので、上の写真にある白黒のベルデンにした。そのケーブルを使ってRogersを鳴らすと割と太めの堂々とした音になる。個体差かケーブルの違いか、3/4ぐらいはケーブルだと思うが、この白黒のベルデンはなかなか良い。     2006.6.26

このMINUETは最初期のタイプで、外観はそれなりにキズや汚れ、剥がれもあるが、エッジは大丈夫みたいで、オリジナルのままだ。加山雄三も良かったけど、BEATLESをきくとこれが不思議なぐらい良い。しかし、なんなんだろうなあ。渡辺亨さんが、「音楽によっては昔の巨大なラジカセが最高によい」と言っていたけど、それに近い感じだろうか。この良さを言葉で説明するのは大変難しい。とにかく時代と音楽がフィットするのだ。一機種ということになるとどうしてもRogersだのKEFってことになってしまうのだが、JBLにも魅力を感じる。

上のMINUETも下のアイソバリックも欲しい方にお譲りします(メヌエットは7/8以降)。両方ともサヨナラするには惜しいけど、沢山スピーカーがあっても、同時には鳴らせなからなあ。どちらもこのように壁を背にした置き方がベストです。先日久しぶりに「ロード・オブ・ザ・リング」を見て、これをアイソバリックで鳴らすと、岩がくずれるところなんかものすごい低音でサブウーハーは不要だ、しかもセリフがよくきこえて、そしてとても高級だから、ちょっとドンパチした映画の音も大変きき心地が良い。

さて、壊れたStudio1aを修理に出さなくてはならない。山形のオーディオ・ラボに電話すると、修理依頼が殺到していて置く場所すらないので、送るのは7月後半ぐらいにして欲しいとのことだった。それでも何でも、故障したお気に入りのスピーカーが甦ってくれるのは嬉しい。

今日はRogersのプリメインアンプでメヌエットを鳴らしてみているのだが、もちろんこれも良い。トーンコントロールを使って、低域と高域をほんの少し持ち上げるといい具合だ。トーンコントロールとかグライコとかパラメトリックイコライザーとかは便利だけど、万能なんてことはない。素の状態で一番良い場所や置き方をさがしあてて、その上でちょっと使うとおいしい。

僕のところは固い床なので、ちょっとしたことですぐに低音がどこかへいってしまう。Studio1aを床から40cm上げるとダメで、25cmだとOKだったりする。JR150は30cm上げるとダメで、床に直起きだと良かった。低音がどこかへいってしまうと、イコライザー類で補うことなどできない。もちろんサブウーハーでも補えない。一番良い状態にして、そこそこ出ている低音を少し強化したいというような使い方ならトーンコントロールは大変便利だ。だから、長い間「トーンコントロールを使うのはオーディオマニアの恥」ぐらいに思ってきたけど、あれは大間違いだったことに気がつき、今はフォノイコライザーとトーンコントロール付きのアンプが好きになった。     2006.6.27

お茶の水のディスクユニオンで、マリーザ・モンチの新譜を買おうとしたら、3.300円だった。「随分高いんだなあ」と思いながらレジに持って行くと「これはブラジル盤なのですが、アルゼンチン盤なら2400円ですよ」と教えてくれたので、安い方を買った。そのCDをTASCAMのCDドライブに入れてCubeで音を出そうとすると、デスクトップにはCDのアイコンが出るのにiTunesはCDとして認識しない。こんな事は初めての経験で、CubeのCDドライブに入れると今度は認識してインターネットにアクセスして題名などが表示された。でも、デスクトップを見ると、オーディオCDというアイコンとアルバム名のついたアイコンの二つが出るので、やっぱり少々怪しいのは確かだ。このCDだけの現象です。

マリーザ・モンチはちょっと前に同時に二枚の新譜を出したので、買わなかった方も買おうと思い、さて、Amazon.comではいくらなんだろうと思ったら、こういう値段だったので驚いた。これなら二枚買える。このマーケットプレイス盤はアメリカからやってくるらしいが、これはどこ盤なんだろう?。

松田美緒をJBLメヌエットできいてみると、これがまたすごく良くて驚く。メヌエットは小さいし、誰か「どうしても欲しい」って人が現れるまで、自分で使ってりゃいいやって思う。しかし、なんなんだろうなあこれは。スチール弦のポルトガルギターとか声が明るく開放的で、溌剌としている。良いスピーカーを色々使ってみる(もちろん最低でも数ヶ月)ってのは経験値を上げる。   2006.6.28 

ナナオ のモニタEIZOの2410Wも色むらはあって、不満と言えば不満なのだが、明らかにレンジは広がっている。新藤さんのサイトの下にある白黒のチャートはまったく問題なく全部見分けがつく。これは新藤さんが僕のスタジオに来たときに一緒に見て「おお、なるほど優秀」と言っていたから確かだ。新藤さんのチャートは5段階飛びなので、見分けがつきやすいのだが、 幻聴日記の一番下のチャートは12345っていう並べ方だから、これを全部見分けるのは大変厳しいし、隣あわせではないから1と5も差がよく認識出来ない。このモニタは、アイワンで作ったものよりも、EIZO2410Wを買うとついてくるCDの中に入っているプロフィルを使って、そこから調整したほうが良い結果だった。デフォルトだとメチャクチャ明るいので、僕は「輝度37% 5500ケルビン ガンマ1.8」にした。新藤さんと二人で「5500と6000の中間5750があればいいのにね」と言った。

ずっと見ているとその色に慣れてしまうのだが、例えば少々青く調整された(と言っても6000ケルビン程度)状態から5500ケルビンの色を見ると、とても赤く見える。比較しないとわからない、あるいは比較するとわかりやすい点はオーディオもよく似ているけど、音の方がわかりにくいかも知れない。    2006.6.29

実は昨日もずっとメヌエットできいていた。7/8のためになるべく長い時間鳴らしておこうという魂胆もあるのだが、苦行なんていうことはない。もちろん全然ダメなソフトもあるのだが、それは予想外に少なくて、「いいなあ」って思う事の方が断然多いので、とても楽しんでいる。アイソバリックもそうだけど、個性のあるスピーカーは魅力的だ。どれとは書かないけど、優等生的なスピーカーはつまらないと思う。

携帯電話にカメラやスケジュール機能が付き、TV鑑賞もできる時代だから、まあ当分先だろうけど、一眼レフのデジタルカメラでも一秒間に30コマの撮影が可能になれば、将来はハイビジョンどころじゃない動画が手軽に撮れることになるのだろうか? そんな具合だからパソコンで音楽をきくのなんて当然すぎるぐらい当然のことだ。

ただ、今のところDACはものすごく役者が少なくて、USBやFireWire接続可能なDACはほとんどない。AuraのVARIEにもUSB端子があればなあと思った。そういうわけで、戯れる会でも色々試してみているが、僕はやっぱりCECのDA53が一番安く、お手軽で、しかも高音質だと思う。OSを替えたり、ソフトや設定をいじると、そこだけの違いなのに音は全然違ったりもするので、追求する人はどんどん追求してしまう。僕はMacだったらiTunes、Windowsだったらメディアプレーヤー+DA53で「いきなりこんな音が出ちゃっていいの?」というところまでいくので、それで良いと思っている。        

残念ながら、PowerCDからの音をきくことはできなかった

 2006.6.30

7月なのでパート13へ移行します、ごひいきよろしゅうお願いいたします  


僕は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が大好きで、相変わらずよくきいているし、誰かがこの中の曲を歌えるようになったら、簡単なギター伴奏ぐらい出来るようになりたいと思っている。で、CCCDなのがくやしいのだが、このCDも買ってきいている。こういうのはオリジナルの方が絶対に良いもんだと思うけど、トリビュート盤もシンディ・ローパーとかオノ・ヨーコが参加しているってだけでもすごいでしょ? オリジナルと両方きいて、是非映画も見て欲しい

僕はこのトリビュート盤の中でどの演奏が好きかというと、オリジナル盤でも一番最初に好きになった曲なんだけど、The Breedersの「Wicket Little Town (Hedwig Version)」かな。   

 

 

 


架空セカンドオーディオ

僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで

僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年

さらに膨大 パート3 2002年

僕のオーディオ生活 パート4 2003年

僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月


 ホームへ