パート39
オーディオと映像を楽しむには最高の時代 パート39

さて、2013年が始まった。「今年は良い年にしたい」心からそう願っている。

いきなりですが、昨日作ったローストビーフです。

この正月はひたすら原稿書きをやろう。締め切りは当分先なのだが(と言っても三週間程度)できるかぎり前倒しにして原稿を書く。

作り方を秘密にするつもりはないので、1月から毎月一回シフォンケーキの作り方講習会をやろうと思って計画中だ。初回の今月は第2土曜日の午前中と第2日曜日の午前中を予定している。5回コースで参加費は1回3000円で材料費込みです。僕のところにはオーブンが3台あって必要に応じて全部使うし、自分でも作ってみながら5回参加してくれれば、あまり迷うことなくシフォンケーキを作ることが出来ようになると思う。参加者募集中です。  2013.1.1

僕がやっていることをわかってくれている人も沢山存在してくれているのですが、それでも我ながら面白いなあと思うことがある。例えば年末に、種さんと豆の物々交換をした。種さんは彼が北海道から取り寄せた最高においしい白花豆、僕は鹿児島から送られてきたコーヒー豆を焙煎したものを交換した。で、幸せになっている。双方共に得はしているが損はない。交換を実施したのは12/30の音楽喫茶だったから、色んな人がいて多少刺激もあっただろうし、集まった8人が全員iPhoneを持っていたりすれば、iPhoneの使い方やアプリの情報を一つ二つ覚えられもするから、出向いてきてもらった分ぐらいは得るものもあっただろうと思う。

写真のことオーディオのことPerfumeのダンス練習会、料理やお菓子作りやコーヒーやいろいろ、誰かと誰かが僕のスタジオで知り合ったり、北海道産の豆と、アフリカや南米やアジアから鹿児島経由でやってきたコーヒー豆を御茶ノ水で交換する。僕はそういうリアルなハブをやっている。

この数年僕がテーマにしてきているのは、バーチャルではなくリアルということだ。直接会って、話して相手を信用するかどうか、付き合うかどうか。面識があって何年も良い関係を保っていても色々なことで関係が壊れたりするのが現実だから、バーチャルなところであれこれ想像したり思い込んだりしてもお話しにならんでしょう。

さてさて、1月2日はいつもの通り代々木上原へ年始の挨拶に出かける。  2013.1.2

新年はずっとヘッドフォンとイヤフォンで音楽をきいている。色んな発見があるから、それもいいよね。

それで、今日は昼から夜までずっと原稿を書いている。時々立ってコーヒーをいれて飲んで、「ああそうだ、あのことも盛り込まなくちゃ」とか思っては書き、夜は何を食べようかと考え、また書き、スタジオの中に完全防音のカラオケボックスがあったらいいなあと思いつつ、また書き、モノマガジンを読みながらまた書きしている。

大晦日に人が集まったのでWILKHAHNのテーブル(六角形のやつでけっこう重たい)を二つ出して、そのままになっていた。何とかやる気を出して、それを一人で片付けた。体調が悪いとやる気にならない作業だが、今日は何とかこれをやっつけたので、そろそろスピーカーで音楽をきこう。

そして、L-65による新年一発目の再生はマルチch再生だった。なかなか、この良さはわかってもらいにくいのだが、やっぱりマルチch再生は素晴らしい。

Windowsはfoobar2000があるから、プラグインの追加で何でも再生OKだけど、Macだとそうはいかない。だから、どうしてもMacでマルチch再生をしたければ、SACDにしろDVDオーディオにしろ、ユニバーサルプレーヤーやSACDプレーヤーを使ってマルチchで再生して、そのアナログ出力をFirefaceに入れてStudioOneFreeで使ってマルチトラック録音し、WAVに書き出すなんてことをせず、そのままStudioOneFreeで再生すればいいんだと思う。アナログで再生して録音するなら違法じゃないでしょう。それしか自衛の方法がない。

どうも近頃ルンバの動きがおかしいと思ったら、こんなことになっていた。外側からは見えず、中の方にたまっていたのでわからなかった。かなりモーターに負担がかかっていたみたいなので危ない。

ちゃんと動いてくれるようになるといいんだけど、困ったな。「!」マークが出て止まってしまうのだ。  2013.1.3

大晦日の紅白歌合戦で美輪明宏がヨイトマケの唄を歌った。スタジオで一緒に紅白を見ていた若い人たちは何のことだかわからないというので、「昔の土木作業、手動人力の杭打ち」だという話をした。僕は子供の頃に何度か見たことがあるのだが、本物のヨイトマケを見たことがある人は何歳ぐらいからなんだろう? 戯れる会の掲示板できいてみよう。

「ルンバ故障 ! 」というような語句で検索をかけて対処法を調べ、ルンバのリセットをして一晩放置した後ルンバを使ってみると、何とか正常に動いているようだ。ルンバがやってきてそろそろ3年、あと2年か3年ほど働いてくれたらお役ご免で新しくしてもいいんだけどなと思う。最初は細かいメンテの方法がわからなかったので髪の毛を巻き込んでモーターに負担をかけてしまって修理に出したが、今は二回に一回はからんだ髪の毛を取り除いているし、床に落ちている長い髪の毛はなるべくセロテープで集めているので、ルンバにとっては掃除しやすい環境だと思う。まあまあ広いしね。

と、書いていた矢先、昔のSadMacみたいな音を出してルンバが気絶した。3年間使ってきたが、バッテリーは交換していないので、バッテリーが寿命なのかな?そんな程度で直ってくれれば良いのだが、ルンバがちゃんと動いていてくれないと僕は少し心の余裕がなくなる。

そういうわけでルンバのバッテリーを注文した。新年になってから、Amazonでの買い物はすでに2回目だ。

大晦日から元旦はけっこう暖かかったが、このところちょっと寒い。でも、いくつか試したいこともあり、アンプのスイッチを入れて音楽をきく。  2013.1.4

今年はアクティブにやろうと思う。早速、1月の第2土曜日の午前と翌日はシフォンケーキ講習会をやるし、近い将来ミルク缶を使っての焙煎講習会もやろうかと考え始めている。どう考えても、どう探しても、こんなに安く手軽に一度に400gものコーヒー豆を焙煎する方法はない(一度に400gを焙煎するには多少腕力が必要だけどね)。そして安くて手軽なだけじゃなく、自分好みのおいしいコーヒーを飲むことができる。浅煎り深煎り中ぐらい、好みは人それぞれだからあれこれ試してみてうまい落としどころを見つけるのが良い。それをお気楽にやれるのが良いと思う。

昨夜、久しぶりにリッピングをした。CapsuleのFlashBackと、ChanoDominguezのFlamenco SketchesとマイケルのTHIS IS ITのDisc2だけ、この三枚をAIFFでリッピングした。理由はiPhoneの8Playerで再生するためかな。このところ、ソニーのMDR-MA900の長いコードを短くまとめて室内で使っている。僕は本当にこのヘッドフォンの音を気に入っている。  2013.1.5

今日で正月状態も終わり、そろそろ明日あたりから世の中が動き始める。青果市場も初荷だし、注文が入っているから、今年最初のジンジャーシロップ作りをやろう。去年一年間の(自分の分を除く)ジンジャーシロップ生産高は約60kgだった。欲しい方は一緒に作って送りますのでお知らせ下さい。

2007年から2008年頃にものすごくあれこれやった反動で、この数年新しい調理器具にはほとんど興味がわかなくて、昨年秋にStaubの鍋を二つ買った程度だった。Staubの鍋はなかなかの優れもので、なにしろ重たい。重たいっていうのはそれだけでかなりクセがあるってことで(逆にやたらと軽いのも同じ)。クセがあるってのは良いところはすごく良くて、ダメなところはすごくダメってことだ。そのダメなところじゃなくて、良いところを最大限利用するのが使いこなしで、これはオーディオ機器との付き合いとも共通する。

そろそろ、新しい調理器具を使ってみたくなってきている。そんなことも含めて2013年はアクティブに生きたい。

ルンバのバッテリーを交換してみたが、症状は変わらない。なんで30分ぐらい動いた後同じところをグルグル回ってしまうのだろう?

ネットで検索すると、このグルグル回る現象を「ダンシング」と呼ぶらしい。ルンバも仲間に入りたいらしく、チョコレイトディスコの練習をしているらしい。

このままじゃ本当に困るので、「下手にいじって壊してしまってもいい」と決意して、ルンバを分解出来るところまで分解してみることにした。

ブラシが付いているところを外すとブラシを回してるモーターのあたりにかなり髪の毛やほこりが侵入して絡みついていた(ちょっとこれは驚くほどで写真を撮る気になれないほどだった)ので、それらを全部カッターとピンセットを使って丁寧に除去し、フロントのバンパーも外して中を全部きれいにし、先日ホコリが絡みついていた前輪(?)は白黒になっているので=多分これは白黒白黒白黒と絶えず信号を送っていて、段差などに落ちてこの信号が途絶えると方向転換をする機能が付いているのだろう=このセンサーもアルコールで清掃した。

ここまでやって、再び出動させてみた。何とかこれで蘇ってくれるといいんだが、心なしかルンバの動きがスムーズになったように見えるけど、まだわからない。ダメかも知れないなあ。まあ、休ませておけば30分ぐらいは動くので、その状態で使うしかないかも知れない。  2013.1.6

さて、そろそろ本格的に2013年が動き出した。今日の午後は久しぶりにに鍼治療だし、夜はオーディオ関係の人が来て試聴だ。僕はWiifitやって、原稿書いて、パンを焼いて、原稿書いて、radikoきいて、昨日に続きStaubで焼きリンゴを作って(これは実においしい)、原稿書いて、そして僕が知らない新製品の試聴をする。

明日は今年一回目のジンジャーシロップ作りをする予定なので、欲しい方は一緒に作りますのでお知らせ下さい。明後日の夜は多分音楽喫茶をやっているので、その時に受け渡しでもかまいません。

結局、ルンバは修理に出した。元気になって戻って来てくれると嬉しい。すごくよく清掃してあるから、修理する人は気分も良いだろう。  2013.1.7

このところずっと、Fireface400で音楽をきいていたのだが色々面倒になって、昨日からCDは不二子+フェーズメーションHD-7A+ルビジウムの外部クロックの組み合わせで再生している。

毎晩寝るときに、「明日は何を食べて、どんな音楽をきいて、そしてコーヒーはおいしいかな」と考えながら寝る。

その割には妙でキテレツな夢を見て、「おかしいなあ」と思いつつ目を覚ます。

風呂から上がる時は真冬でも冷水のシャワーを浴び、「くそー、冷たい。負けないぞ」と心に誓う。まあ負けないと思う対象は何でもいいんですけどね。

自分の過去を調べてみると、僕は2004年にマミヤのRZ67一式とエボニーのSW45とフジやシュナイダーのレンズ一式を処分しているのだった。僕にしてみればちょっと遅いか、まあこんなもんだろうという行為だが、これは全体的に見ればかなり素早く思い切った行動だったと思う。

シグマのDP3メリルが出るという噂があって、「やるなあ」と思うのだが、今の僕にはあまり興味がない。そんなに高画質高解像な写真を撮ってどうする?PCやMacのモニタで見て、画質がいいなあと悦に入るのか?と思う。どうも、今の僕にはOM-Dが丁度良いらしい。そして、ある部分での操作性とか5軸の手ブレ補正が不要な状況下ならOM-DじゃなくてもOKで、弟機のE-PL5で良い。このあたりのことはこの数ヶ月でものすごくスッキリした。だから、去年から今年の僕は、2004年に「もう、デジタルの時代だからRZやエボニーは要らない」と判断したのとかなり近い感じで、オリンパスのミラーレス一眼レフを使っている。重たくても高価でもフルサイズのデジタルカメラが必要なこともあるかも知れないが、もしそうなったらその時考える。そのもしものために、普段は1人か二人しか乗らないのに、毎日毎回7人乗りのクルマをころがすのはやめた。

朝一番で高知県産大生姜6kgを買ってスタジオに着くと10時過ぎだった。これから、これをジンジャーシロップ化する。

昨日、週に一度来るヤクルトレディが僕にヤクルトを1本サービスしてくれたので、それを飲もうと思ったら、こんなシールが貼ってあった。そうですね、「手洗い、うがい、ヤクルト、ジンジャーシロップ、良い人間関係とカッコいい音楽、おいしいパンとコーヒー」あとは何かな、いろいろあるなあ。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、音楽とシフォンケーキと自家焙煎のコーヒーを楽しみたいかたはどうぞおいで下さい。1月2月3月の戯れる会例会は、お試しということで、非会員の方の例会参加もOKです。第2土曜日なので、1月12日(土) 2月9日(土) 3月9日(土)午後1時からで参加費は2500円です。怖い人はいません。

今日は夕方までラジオをききながら6kgのジンジャーシロップ作りをした。送ったり直接受け渡しなどの末、1kg分残っているので欲しい方はメールいただければすぐに送る事ができます。studio.k@mac.comまで。

シグマがDP4だのDP5だのを出してきて、もしそれが35mm換算20mmぐらいの広角レンズ搭載のものだったら、これは現代版「コンパーチブルホースマン」のノリでちょっと考える。

明日夜の音楽喫茶は先着三名様に限り焼きリンゴ付きってことになった。予約受付中で残り1になりそう。惜しくも焼きリンゴにありつけない人が出た場合はヤクルト400で勘弁してもらうことにしましょう。  2013.1.8

Fireface400に外部クロックを使ってハイレゾデータだのCDだのを混在させて再生すると、しょっちゅうピッチが変わるのにウンザリして、CDはディスクを不二子で回して+ルビジウムで再生して、Firefaceのクロックはインターナルで使う方が面倒がないなあと思ったりしている。

ルンバは、バンパーのセンサー交換になったみたいで、修理代は往復の送料込みで11500円ぐらいかな。多分明日には戻って来ると思うけど、これであと2年ぐらい元気でいてくれると助かる。僕のスタジオみたいにルンバが動き回れる場所ってのもあまりないと思う。

今のスピーカーセッティングにして不二子できいてみると、これがなかなか浸透力のある音で良いのだった。

まあ、色々あって明日も朝からジンジャーシロップ作りってことになった。そういうわけなので欲しい方はお知らせ下されば、一緒に作って送ります。  2013.1.9

おもしろいもので、不二子=つまりCDトランスポート(だけどPCオーディオ的接続をしている)を使うと、普段きかない音楽に手が伸びる。音は実にしっとりとした感じで、この乾燥した一月にはなかなか良い。

スタジオ近く、蔵前橋通り沿いにある飲食店がまた一軒営業を停止した。この界隈の問題なのかどうか、よくわからないがとにかく飲食店はよく潰れる。聖橋から真っ直ぐ下りてきた道沿いにあった焼き肉屋は昔本郷通り沿い(テクニカハウスの並び)にもあって、二軒だったが今はゼロだし、坂の途中の店舗も借り手がないのかずっと空き家になっている。

蔵前橋通り沿いで潰れた飲食店の地下は、昔一度取材で撮影に行ったことがあるのだが「武道場」で、プロレスラーが来て練習していた。ここも武道練習場がなくなってからずっと空いていて、30坪あり、もはや坪5000円なんだそうだ。

坪5000円で30坪なら一カ月15万円でStudioK'sの家賃より安く、地下室なら大音量OK?ダンスもOK、通りに面しているから夜なら多分少しぐらい駐車もOKだしなんて思うけど、実際にここを借りて10年家賃を払い続けるのはすごく大変なんだ。

ルンバが修理から戻って来たので、三日ぶりに掃除をしている。故障箇所の修理と共に、ソフトウェアアップデートとメインブラシモジュール内グリスアップ行いました。(無償) ということで、動いている様子を観察すると、以前と少し動きが違うようだ。障害物への体当たりのしかたが少しソフトになった気がする。

ところが、一時間ほど動き回って掃除が終わりホームに戻っても充電が開始されず、動くのを停止しないで、ホームに対してお尻を振って求愛する。こいつは困った。  2013.1.10

それで、ルンバを修理してくれた会社に状態を書いたメールをすると、たまたま近くにいるという連絡が入り、スタジオに来て持ち帰ってくれた。

その時に、ルンバに関するいくつかの疑問点を質問した。たとえば、「あと何年ぐらいの使用に耐えるか」とか、ブラシの両サイドに髪の毛が絡みつく話をすると「新しいタイプのブラシモジュールごと交換すれば、軸には絡みつかない」こと、それから、「壁をこすって黒いスジがつくのが困る」と言ったら、「それなら、ウレタンのバンパーがあるので、付けてあげます」とのことだったし、『ブラシそのものに絡んだ髪の毛を取り除く道具は使ってますか?」と聞かれたので、「いや、手やハサミで取り除いています」と答えたら、「じゃあ、いっぱいあるのでこれも差し上げます。リング状のプラスチックを通すだけで、髪の毛が除去できるのでかなり楽になりますよ」という話だった。

今回の修理では無料でグリスアップもしてくれたそうで、普通に使っていればあと3年でも4年でもいけそうな気配だったので良かった。とても良心的な会社だ。並行輸入品のルンバを修理するなら、「ロボットリペアファクトリー」に問い合わせてみて下さい。

さて、今日はGaudioの取材で京都に行く。

京都の取材から戻った。とても良い内容だったのでホッとしつつ、スタジオで食事を作っているところ。

明日はなかなかのハードスケジュールで、朝9時からスタジオで取材と撮影があり、これは1時間で終わらせて、10時から2時間45分間はシフォンケーキ講習会で、13時から18時が戯れる会例会の第1部で、18時から22時が戯れる会の第2部というわけで、最高に充実している一日になる予定だ。明後日の朝10時からもシフォンケーキ作り講習会がある。5回コースですが、参加したい人はお知らせ下さい。  2013.1.11

今日はすごいスケジュールをこなしつつある。戯れる会の参加は9人で盛況だった。

朝から、とても、とても充実した一日だった。撮影もしたし、シフォンケーキの作り方も説明したし、CDもDSDもレコードもたくさんきいて、カレーを食べて、そしてまた音楽関係のDVDを見て、コーヒーを飲んで終わった。

とても疲れている。でも、人を愛し人に愛される、そういう最高に楽しい一日だった。  2013.1.12

今日も朝10時からシフォンケーキ作り講習会をやる。風邪で一人お休みだそうだ。お大事に。おかげさまで僕は何とか風邪もひかずにやっている。

ルンバはおかげさまで快調に動いている。ルンバの良さは、まず第一にホコリを巻き上げないこと、無理矢理吸引するのではなく基本的には「かき込んでいる」ため電気代があまりかからないこと、そしてホースを出したり片付けたりという手間が不要なこと、こんなあたりかな。  2013.1.13

今日の東京はジャブジャブと雨が降っている。冬は乾燥しがちだから良いお湿りかも知れない。金土日とけっこう忙しかったから、今日は一日のんびりと過ごす。頭の中ではRCサクセションの「指輪をはめたい」が流れている。

そして予報通り、昼から雪になった。ジャブジャブ降っていたのがそのまま雪になったので、すごく大きな雪が降っている。

ミルク缶でコーヒー豆の焙煎をしたい人のために、塗装していない缶(左側)を10個買った。1月26日(土)の午前11時から焙煎講座をやる予定で、すでに数人の人が参加予定だ。この方法はとても優れているし、自分で焙煎してコーヒーを飲むのはおいしく、自分好みにできて、経済的でもありと、メリットが多いので、今後アマチュアのコーヒー自家焙煎人口は増え続けると思う。1月26日(土)の場合はミルク缶焙煎機での体験とミルク缶焙煎機+焙煎した豆少々お持ち帰り+生豆200g付きで参加費5000円です。参加したい人はstudio.k@mac.comまでメールでお知らせ下さい。

自分で缶に穴を空けて、ハンドル用の木を切ってこちらにもドリルで穴を空けてネジを取り付けた方が愛着がわくっていう人もいると思うので、そういう方にはその場で作ってもらってもいいし、完成品が欲しい人は完成品でもOKです。

こんな寒い日は、適度に身体を動かして、そしてちゃんと食事をして、レモンの搾り汁をたっぷり入れたジンジャーシロップでも飲んで寝る。健康を保つにはこれしかない。その上での音楽とかオーディオだと思う。  2013.1.14

スピーカーから音を出すにしろイヤフォンにしろ、作っている方だってある程度わかっているし、音作りのねらいもあるわけだから、高価で高級なものはそれなりの世界を持っている。イヤフォンやヘッドフォンは割とわかりやすくて10万円を超えるようなタイプは「なるほど」と思うことが多い。

それはわかっていてしかも何台かは所有もしていて、その上で1万円から2万円のものをきいて「これはなかなかいいな」と思う製品を評価して紹介したい。これが僕の考えていることだ。5万円もする機種と1万5千円のを比較して、「大して変わらん」と思うことがある。作る方は、他社の製品をすべて研究しているわけじゃないから、そういうことが起きるのだろう。

好みは人それぞれだけど、割とまんべんなく試聴をして、適度にヘンな物や極端なものにも理解を示しつつ、ある程度好き嫌いは表明して、これぞって思った物はちゃんと評価する、これが評論家やライターの仕事だ。ただ、それのみで生活をしている人は多少の偏りがあるか、完全全方位外交になるかもね。僕は写真を撮る仕事や、お菓子や料理を作ったり教えたり、コーヒーをいれたり、そういうことを仕事にして、オーディオの仕事ではなるべく自分を保てるようにしておこうと考えている。

基本的に依頼された仕事は拒まずにできる限り仕事をやって、その結果一ヶ月5000円だけ赤字でも、それがずっと続けば補填不能でやっていけなくなる。それは本当に大企業でもまったく同じことだ。だから、音楽喫茶やRockDayにみんながお客さんとして来てくれて、僕の紹介したものをAmazonで買ってくれていること、そういうことも全部含めて総合で何とか際どくStudioK'sは存在し続けているのだと思う。

連休だったので今日は火曜日、明日は水曜日なので夜は7時から音楽喫茶をやっています。多分まだ雪が残っていて寒いのですが、どうぞおいで下さい。  2013.1.15

正月からずっと「次号DigiFiの4000字は何を書こうか」とあれこれ考えていて書き始めていたのだが、昨日になってから路線変更をして「そうだ、当初のテーマとはまるで違うこのことを書こう」と決めた。やってみないとわからないけど、うまくまとまるといいなあ。僕の頭の中にはあるけれど、誰も書いていないことを書こうとしているから当然まだ漠然としたものではあるが、書きたいことが確かにある。こうなって欲しいということや、こんなことが実現したらと思っていることがある。

そんなわけで、何とか一晩で40字×35行ぐらい書いた。全部で100行なので、あとは肉付け作業となる。でも、この他に書きかけの原稿が三つぐらいあるんだよなあ。集中しよう。

新品のヘッドフォンとヘッドフォンアンプの試聴を依頼されたので、しばらく「セックス・ピストルズ」じゃなくて「セックス・マシンガンズ」で慣らし運転中で。けっこう強力な二台なのです。

あのDigiFi4000字原稿がバシッと決まれば、あとはどんどんいけそうな気がするのだがどうかなあ。今日は58行ぐらいまできた。もう少しだ。

なんか、スピーカーから音を出すのもそれから耳元で音をきくのにも疲れてしまい、床に置いたヘッドフォンを慣らしっぱなしにして、それがきこえている。今鳴っているのはブラジルの歌手「TomZe」のCDだ。変わったオジンだけど、僕は好きです。  2013.1.16

昨日やって来たヘッドフォンアンプ二種類はなかなか良い音だ。大きい方が10数万円でポータブルは多分数万円だと思うが、どちらも良い音で納得した。ああ、そうだ、AETの電源ケーブル使ってるから、このケーブルの方が二倍ぐらい高いのだった。EVIDENCEは反則かもなあ。

先日のシフォンケーキ作り講習会参加者からメールが届き、「自宅でやったけど見事に失敗、最高に面白い」と書いてあった。同じ大きさの型で、ほとんどは僕のやり方や分量と同じで、一部アレンジしたようだが、高さが10cm程度にしかならなかったそうで、次回は「山本さんのレシピ通りでやってみます」とのことだった。次はどうなるのかな?楽しみですね。

シフォンケーキ作りは失敗が失敗とわかる点が良い。オーディオはそこがよくわからない点が良くもあり悪くもある。

次回、僕のレシピ通りで作ってみてうまくいけば、レシピの問題ということになる。レシピ通りでもうまくいかない場合は何なんだろう? ある理想的な状態を手に入れるにはどうしたら良いのかと考えること自体が楽しい。オーディオにしても料理にしても、もちろん写真やカメラのことにしても、僕はそういうことを共有しているのだと思う。

もしもなんだけど、失敗したレシピをそのまま僕の厨房で再現して、僕のところで焼いてみたら、それは成功するのか失敗するのか。

StudioK'sで音と戯れる会は、そういうことをやっている。音質面でもそうだし、音楽の面でもそうだ。好き嫌いや場合によっては多少のバイアスがかかることがあることもわかった上で、時には音のための調理器具やレシピを、時には素材を持ち寄る、そういうことを10年以上やってきている。勝ち負けはないし、良い音や音楽の公式はないのだが、けっこう正しかったりする。

VelbonのCUBEという小型軽量三脚がどれぐらい小さい物かというと、こんな感じで、さほど大きくもないクランプラーのカメラバッグの本体じゃなくて前の部分にピッタリ入ってしまう。そんなわけで、ロケの時はいつも持っていくことにした。

脚の先のゴムのところをまとめて引っ張ると、三本とも出てきて、しまうときも逆にまとめて押すと短くなるので世界最速なのだが、これぐらい出したりしまったりが楽だと、使う気になるってものだ。

「Klee」はそろそろ歌えるようになってきたので、サカナクションの「サンプル」という曲をiTunesストアで買った。音域がほぼ同じで歌えそうなのです。YouTubeで見て覚えてもいいんだけど、サカナクションが大好きなゴッツさんにDVDを貸してもらって何度も見たことだし、せめて250円ぐらい払って買いましょうって思っている。  2013.1.17

う=む、ほんの少しの土地さえあればなあ。こういうこともできるんだが、快適に暮らすのはなかなか難しいもんだ。玄関や風呂や多少の収納も必要だから、やっぱり二人なら最低35平米から40平米ぐらいの住まいがあればまあまあ暮らせるかなと思う。

なかなか写真だとわかってもらいにくいのだが、1月も半ばを過ぎると陽射しが変わってくる。雪が降ったりして気温は下がっているのだが、1月はやはり新春で、いくつになっても春は嬉しく、明るいのは嬉しい。そして「さて、今年は何をやろう。どんな新しい展開があるだろうか」という風に気分が変わる。

  iPhone5で撮影

1月26日(土)のコーヒー焙煎講座は今のところ参加者が4人の予定だ。自分好みに焙煎出来るのってすごく良い。焙煎したてのコーヒーは美味しいし数日間は味が変化することを楽しむことができて楽しい。焙煎したばかりはちょっと粉っぽいような味だけど、次の日はけっこう変化して、二日三日は割と大きく味が変わる。で、変化の度合いは徐々に少なくなってゆき、一ヶ月も置くと多分味が落ちてしまうので、飲み頃は焙煎してから二週間ちょっとぐらい、まあ三週間程度かなと思う。自分で焙煎すれば、そういうこともわかるし、しかも経済的とくれば言うことなしだろう。多少失敗しても混ぜて飲んでしまえばなくなっちゃうから、陶芸とかアンプやスピーカーの自作みたいに、作るところは楽しかったが残って困るということもない。興味のある方は是非ご参加下さい。

明日から仕事で出かけるので更新が出来なくなり、戻って来るのは月曜日の夜になります。MacBookAirは持って行くので、もし、その間にWiFiをつかまえることが出来れば更新をするつもりです。  2013.1.18

今日から韓国取材で釜山にいる。巨大なマンションにはたまげた。  2013.1.19

釜山の食べ物はとてもおいしく、アパートは広く、街には果物屋さんが沢山あってしかも東京よりずっと安い。東京の場合、大きなスーパーマーケットができた結果、街から小さな商店が姿を消していて、いつも「こういうのって良くないよな」と思うのだが、韓国ではそれがないみたいだ。そんな点で日本は何だか少しヘンだなと思う。

そして、超軽量三脚も十分に役に立った。  2013.1.20

久しぶりに三脚を買った。Amazonで約4000円。届いたのでちょっと使ってみたけどこれはいい。カメラやレンズを軽くすると色んなところでメリットが生まれる。つまり僕はこの超軽量三脚を仕事に使おうとしている。軽い、平たい、操作性、全てとても気に入ったので、今後大いに活躍しそうだ。

確かにこれは世界最速だ。

二泊二日で釜山から戻った。京成上野から歩いてスタジオに着き、お湯をわかしてコーヒーを飲もうとしている。イヤフォンは持って行ったけど結局一度も使わずに戻った。アンプのスイッチを入れてさて、何をかけようかな。

さて、スタジオに戻ってからミルク缶焙煎機も一個作ってみたし、コーヒーのいろんな話もきけて勉強になったし、今日は早く寝るのだ。そして、明日からは原稿を書きつつ、何個かミルク缶も加工しよう。オーディオのことも料理のこともコーヒーのこともみんな、自分の感覚を信じて、あれこれ考えてやってみること、これが楽しい。  2013.1.21

韓国ではSAMSUNのでっかいスマホを沢山見かけた。iPhoneにも出会ったけど少数派で、地下鉄やデパートのエレベーターの中で、若い女性もビジネスマンもみんながあの4.8インチ液晶を使っていて、それがものすごく新鮮だった。iPhoneも4.8インチ版が出るのだろうか?

4.8インチ版だったら、iPadminiが要らないかな。でも、やっぱりみんなで見たり、何かを説明したりっていうような使い方だったら、7インチの方が良いのかな、などと考えていた。

MacminiのSoundSticksでJ-WAVEをきいている。遠くに出かけて戻って来ると、自分が普段きいている音が妙に新鮮で不思議な感じがする。面白いなあ。

ミルク缶焙煎機を作るにあたり、いくつか治具を用意した方が良さそうだなと考えているところ。

理由はわからないが、今日のradikoは音が良い。今日は何日間か放っておいたFlashのアップデートをしたのだが、それで何かが変化したのだろうか。それで、久しぶりなものでついついピストン西沢をきき続けてしまう。そろそろQUAD405-2のスイッチを入れよう。

明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお越し下さい。

今度の土曜日はスタジオでミルク缶焙煎機による焙煎講座を行うので、その準備をした。自分で作りたい人には自分で作らせてあげようと思うのだが、本当にゼロからだと大変なので、まず自分で一個作ってみて、あらかじめこことここを僕がやっておけばスムーズに進行できるところをやっておいた。ドリルの刃があまりに切れなくなっているので、これも買ってこなくちゃいけない。参加したい方はどうぞ申し込んで下さい。コーヒーがお好きなら、5000円でスタートできて今後のコーヒー生活が変わると思います。  2013.1.22

おかしいなあ、夜中にいきなり下腹の気分が悪くなり腹痛だ。そういう風邪をひいていた人と一緒だったから、もらって潜伏期間が二日だったんだろうか? まあでも、僕は日本でこの状態だし、打合せの人がやってきたり、やらなきゃいけない原稿書きはあるけど歩き回らなければいけないとか、そういうことはないからまあ、何とかなるだろう。

どうやら、6年ぶりの風邪っぽい風邪らしい。水分摂って、ジンジャーシロップ二杯飲んで部屋を暖かくしているので、多分明日はかなり回復すると思うけどね。グワッと汗をかければ、それで終わるんだけどな。やっぱり、いつもは体調がいいんだよな。今日はそろそろ打合せの人が来るから、紅茶をだして、紅茶にもジンジャーシロップを15ccほど入れて飲もう。  2013.1.23

一日24時間のうち18時間ぐらい眠り、その間ずっと身体とウイルスが闘っている。勝利まであと少しの時間を要するようだ。薬は飲んでいない。

病気で非常に不快なのだが、その反面こんなに眠ることがないから、別の面ではものすごく休まってもいる。この状況に身をゆだねて久しぶりの風邪も楽しんでやるさ。

とにかくいっぱい眠って眠って、そろそろ身体が風邪に勝利しつつある。昼間はスタジオの床でWiifitを枕に寝ていたのだが、会社員だとこうもいかないから、このあたりが自営の良いところかも知れない。まだ少し頭が痛かったり熱っぽかったりはするが、多分もう大丈夫だろう。久しぶりに10分も立っていられないぐらい強力な風邪の感覚を味わって、まあこれもいいんじゃないかと思う。昨日はコーヒーを飲む気にならなかったけど、今朝はおいしくコーヒーを飲めた。

何年か前にパリに行った時に余ったユーロと今回のウォン。次に行くときまで保管しておこう。

でも午後はまた、Wiifitを枕に眠ってしまった。一体どれだけ眠るんだ。

夕方はいつもの鍼治療にも行って、おかげさまでかなり体調が戻ってきたので夜はアンプのスイッチを入れよう。なにをきこうかな。

それでも、さすがに夜は少し熱っぽい感じもある。治りかけているところだから、とにかく暖かくしてひたすら寝るしかない。そして、さすがにあんまりドスバスした音楽はきく気にならないなあ。明日の夕方には新しい仕事の打ち合わせが入ったし、土曜日は午前中がミルク缶によるコーヒー焙煎講座で、それからシフォンケーキを2個作って、夕方から夜は撮影という三種類の仕事だし、体調を整えておこう。  2013.1.24

さすがに今日はだいぶ良くなってきた。薬はまったく飲んでいないので、多分治りは早い方だろう。これで、またあと6年風邪で寝込まないで済むといいんだが、甘いかな。

風邪ひきながらそれでもけっこう原稿を書いて、昨日あたりからどんどん送っている。昨日も2000字の原稿依頼がきたし、そうでもしないと間に合わない。さて、10時半だから今日もジンジャーシロップを飲んでおこう。

昼間、少し身体が熱っぽくなって頭がフラフラしたが夜は大丈夫で、コダーイのチェロをきけるぐらいには回復したので、明日はさらに良くなって、そろそろ元に戻るだろう。今夜もさっさと寝ることにしよう。

1999年からこの「僕のオーディオ生活パート1」を書き始めて、その頃はまだオーディオのことは仕事じゃなくて、書く仕事をし始めたのは2001年ぐらいだったと思う。だから、オーディオライター業もなんだかんだで12年だ。そういう中で、僕はよく食べ物を作っては食べてもらったり買ってもらったり教えたりしてきている。写真も好きだしオーディオも好きだけど、料理の事も仕事にしたいとずっと思っていて、「いつか、雑誌などに料理や調理道具や、コーヒーやお茶のことなどを書いたりできたらいいなあ、死ぬまでに一冊ぐらい料理の本も出したい」と考え続けている。

世の中そうそう自分のもくろみ通りにすすまないことぐらいは承知しているが、「こうなりたい」と思わなければ、絶対にそうなならないことも事実だ。だから、「こうなりたい」と強く思うことは極めて重要で、その次は「こうなりたい、こうなりたい」「こういうことをやらせて欲しい」と言い続けていると、たまに「じゃあ、やってみてよ」という話が来たりもする。  2013.1.25

ミルク缶に穴をあけるために使っているドリルの刃の切れ味があまりに悪いので、今日買ってきた。直径6.5mmのものは680円もして「ひえー、高い」と思ってしまった。

ドリルの刃は砥石で研ぐことができないんだろうか? しかし、こんなこと考える奴はある程度古い人間だけだよね。

今朝は朝一番で玉子を買いに行ってスタジオに着き、まず1個明日のためのシフォンケーキを作った。なんとかコーヒー焙煎講座が始まる前にもう1個オーブンに入れることができれば、仕事が前倒しになって、夕方撮影に出るまで原稿のことを考えることができる。

まだ病み上がりの感じはあるものの、だいぶ体調は戻ってきた。午前11時からのミルク缶によるコーヒー焙煎講座は四人の人が来てくれ、とても好評で、皆さん喜んで帰っていったから、やって良かったと思う。今度の水曜日の夜、とんでもない仕事さえ舞い込んで来なければ、音楽喫茶の時に焙煎講座をやる予定です。ご興味のあるかたはお知らせ下さい。手軽で安くおいしいコーヒーが飲めるのは最高です。  2013.1.26

今日は朝からPerfumeのダンス練習会。股関節を動かすので身体に良さそう。老後の健康のためにとても役に立ちそうな動作だ。

そして、StudioK'sの練習会にも来てる人たちが踊っている動画がYouTubeにアップロードされている。もう、単に踊ってみましたという動画ではなく、作品になっているものが求められていると思う。素人がこういうことをやって発表して楽しむことができる時代です。表現行為は楽しい。  2013.1.27

戯れる会の掲示板で、おすすめ映画を何本か教えてもらったので、今度DVDを借りて鑑賞予定だ。年間平均50回から80回ぐらいの出番があれば、プロジェクターも価値があるというものです。

韓国から戻ってからは、風邪にもかかわらずけっこう仕事をやっていて、その状態は多分今週いっぱいぐらい続くと思う。

今日は何とか原稿を3本送った。でも、まだまだあるなあ。今日は久しぶりにボズ・スキャッグスをきいているが、すごく良い。

「音茶楽=おちゃらく」というイヤフォンがなかなか面白い音で、イヤフォンにもまだまだ色々な可能性があるもんだと思う。

今日はよく働いたと思う。この10日間ほどはすごくよく働いている。自営業ってのは波があって、こういう高密度な状態はそうそう続かず、ドカッとヒマな時期もあったりする。でも、そのヒマな時に新しいことをやっておかないと、ネタも仕込めないってわけだ。明日もけっこう忙しいから、イヤフォンで音楽をきいている。ああ、明日は絶対に自分で焼いたパンを食べるぞ。  2013.1.28

友人たちが踊っている「ファッション・モンスター」を4回ぐらい見たのだが、なかなか面白い。よく観察すると骸骨頭の人は胸に軍手をぶら下げているし、骸骨ストッキングの人は「うみさん」で何度も会ったことのある人だけど、真ん中の男の人Shoさんとのスピードがピッタリ合って良く決まっている。素人の楽しみだからチープな作りであることは全然問題なくて、あれぐらいのものを出してこられると、こっちも本気で何か考えてやろうじゃないかって気になるってものです。うみさんもShoさんも僕が撮影した「チョコレイトディスコ」の中で踊っているんですけどね。多分どちらの映像も長い間にジワジワと再生回数が伸びるタイプだと思う。

昨日はものすごく高密度に働いて原稿を書いて仕上げて送ったので、そろそろ先が見えてきた。でも、新たに「おすすめ調理器具」の原稿書き2頁と「包丁研ぎのコラム」を依頼されたので、オーディオのことを書きつつ調理器具に対する思いを書いている。それもなかなかいいでしょう。

まあそんな感じで、心も身体も復調しつつあるようだ。1/29はきゃりーぱみゅぱみゅの誕生日らしい。

明日の夜は7時から音楽喫茶&コーヒー豆焙煎体験をやっています。どうぞおいで下さい。

音茶楽のイヤフォン「楓」があまりに面白い音なので、昨日からずっとイヤフォンでradikoをきいたり、iPhoneの8PlayerでNASに保存してあるハイレゾデータを無線で再生したり、そんなことをやっている。音茶楽の「楓」で再生すると「あれ?こんな音だったかなあ」って思って、すごく新鮮なのだ。  2013.1.29

僕は一度も自分で使ったことがないし、別の場所でも音をきいたことがないんだけど、WeissのMAN301ってどんな音がするんだろう。120万円だから高価なんだけど、僕のスタジオで一度きいてみたいものだ。

初めて自分でコーヒーをいれたのは1973年だったから、そろそろ40年になるんだけど、コーヒーの味そのもの、器具やいれ方や扱い方、カップや一緒に食べる物、そんなこんな全てをこの数ヶ月ですべて見直している。あと少し時間がかかりそうだけど、とても良い方向に進んでいると思う。

来週あたり、一度ジンジャーシロップ作りをやる予定です。欲しい方は一緒に作りますのでお知らせ下さい。

音楽喫茶が始まる前にグレン・グールドのゴールドベルク変奏曲を不二子で再生しているのだが、これがすごく良い。我がシステムに惚れ直す瞬間だ。

今夜の音楽喫茶は焙煎講座付きでもありました。うまくタイミングが合えば、こんなことでもOKです。やってみたい人はお知らせ下さい。音楽も楽しめてもらえたようで良かった。また来週。  2013.1.30

今日は午前10時からモノマガジンの取材。でも、オーディオじゃなくて料理関係の記事を2頁とコラム1/4ページを担当するのです。

でも、横浜で電車故障があって遅れるという連絡がきた。あの編集の彼女は確かiPhoneを使っていたので、この二日間で3000字ほど書いた原稿を送信した。携帯で読むのは大変だけど、iPhoneなら横にすれば十分読めるはずだ。電車を待ってる間に仕事が出来るってのはいいよね。

オリンパスのXZ-2は巨大化して昔のC5060みたいなことになっていたので、どうなっちゃうんだろうと思っていたら、XZ-10なんてものが出てきた。1/2.3なんだけど、これはレンズも明るいし良いんじゃないでしょうか、キヤノンのPowerShotS110もいいけどね。でも、遊びカメラとしてはPENTAXのQ10も楽しそう。デジカメは良い時代だなあ。

今日の仕事はかなりスムーズに終わったので、また原稿書きの仕事だ。あともう一山越せば終わる。昨日きいた音楽はなかなか良かったなと思い出しながら、今夜はどんな音楽を流し、何を作って食べようかと考える。お総菜を売ってる店とか魚屋さんとかがある商店街の近くに住みたいもんだ。

ああ、もう一月が終わって明日から二月だ。でも、毎年書いているけど僕は二月がわりと好きだ。三月は自分の誕生月だからもちろん特別な月なんだけど、大人になるにつれ、昔は寒くてイヤだった二月のことが徐々に好きになってきている。

うまく言えないんだけど、暖かいと思っているのに意外に寒い三月と対照的に、寒い寒いと思っている割に明るい二月、こんな感じなのだ。そんなことを考えながら、明日からの二月はどうなるかなと思いつつ、今夜はグレン・グールドのバッハ、パルティータ第4番とイタリア協奏曲をきいている。今じゃ年に数回しかかけなくなっているけれど、僕はこのCDを割と愛聴している。

風邪はひいたけど、結局風邪薬は飲まずさほど寝込むこともなく体調はかなり戻ってきているのだが、夜になると少しだけゾクゾクする。だからどうということもなくて、例えば「音楽もきく気にならない」とか、そういうことはないんだけど、あとちょっとだなと思う。まあいいや、ジンジャーシロップでも飲んで身体を温めてなるべく楽しいことを考えて早寝をしよう。それしかない。  2013.1.31

このところ、音をだいぶ太くした。だから、不二子で再生するとさらに太いのでこれはこれで大変気持いい。レナード・コーエンなんかきいたら最高です。まあね、不二子君もそのうちいなくなるかも知れないので、せいぜい楽しんでおこうと思う。スリラーのハイレゾはどんな音なのかなあ。今度の戯れる会例会できき比べてみたい。そうそう、2月の戯れる会例会は2月9日(土)ですが、4月まではお試しで非会員の方も参加OKです。オーディオと音楽がお好きなら、やっぱり戯れる会は面白いですよ。おべんちゃらを言わないでいいしね。

これが不二子と呼んでいる、フェーズテック製CDトランスポートです。最初は「ドーラ」と呼んでいましたが、徐々に妖艶な音になったので峰不二子に変身ってわけです。

CDはCDでききたいこともあるので、スルッとCDを再生できる装置は欲しい。レコードのカートリッジも高いものは30万とかするわけだし、そう考えると、50万円ぐらいで個性的なCDプレーヤーを買って5年でも10年でも使えれば大満足という気もする。

一方で、PCオーディオ的な音は確保しているから、専用CDプレーヤーの音が同じ路線である必要はなく、出来るだけ個性的な濃い音の物が良いなあと思う。マルチch再生とか映像関係にはRMEのFirefeceを使い、それとはまた別の音が得られればそれが良いのではないかと思う。

この6年7年ぐらいで、とにかく物が安くなった。パソコンもデジカメも値段は1/3ぐらいになってしかも性能は上がっている。だから、オーディオ製品だけがうんと高いのは受け付けなくなっているようだ。財布もだけど、頭と身体が受け付けない、そんな感じなのだ。以前だったら「LINNのCD12が280万、まあしょうがないね」って感じだったんだけど、今は例えばワイスのMan301が120万ってきくと「どう考えても、このあたりが上限かもな」って思う。

ただ、このところ自分も含めて全体に物を買わなくなっていて、それは昔より色々なことがわかってきたから無駄遣いをしないという意味では良い事でもあるし、逆にちょっとつまらないとも感じている。どこも行かない、何も買わない、オシャレもそこそこでいい、夢も欲望も大してない、ってことになってくるとまるで仙人か草食系みたいだし、やっぱり多少の色気や物欲があってこそのオーディオ的人生だろうという気がする。  2013.2.1

僕がやってきているのはずっとリアルな関係だ。StudioK'sはそういう場だなと思う。みんなで集まることが出来て、知らない誰かと会うことが出来る場ってことだ。オーディオもそうだし、その他のことも全部そうだ。字面でわかった気になってるのはちょっともの足らないんだなきっと。

今日の東京はものすごく暖かかった。春のように暖かかったけど、来週はまたかなり寒くなるみたいだ。この10日間はよく仕事をしたので、今日明日はちょっと休憩して映画を見たり音楽をきいたり料理をしたりという土日を過ごすつもり。DVDで映画を二本見て、あとは普通に音楽をきいて楽しむ。  2013.2.2

昨日は「エニグマ」という映画を見た。長い間映画は全然見てこなかったから、この10数年で徐々に埋めているって感じ。今日は「天地明察」という映画を見る。

ちょっと似たテイスト持った内容だったけど、「エニグマ」も「天地明察」も大変面白かった。

これは僕のコーヒー豆焙煎における新兵器です。かなり具合が良いので、ウッシッシって気分かも。

そんでもって、今日の午後はものすごく久しぶりでプールに行った。何メートル泳いだかなあ。500以上1000未満で700mぐらいだろうか。身体がだるいけど、気持よかった。

昨日、笹塚の商店街を歩いた。「笹塚十号通り商店街」ってところなんだけど、なかなかいい感じだったな。暖かかったし、1時間ぐらい散歩して、適当にバスに乗って渋谷に行き、ヒカリエを見学してスタジオに着いた。昨日も今日も良い休日だったので、さて、明日から仕事を頑張るぞ。  2013.2.3

笹塚十号通り商店街には美容院がものすごく沢山あった。住んでいる人にはわからないと思うが、僕から見ると実に不思議なところだ。中野、高円寺、笹塚、こんなところに住めたら楽しそうだ。

上手い下手に関係なく、踊るのは楽しいと思う。歌うのも楽しい。日本人はこれまで踊る習慣がきわめて希薄だったのだが、これからは変化してゆくと思う。オーディオもそうなんだけど、結局ちょっと難しくてなかなかうまくいかないから楽しいんであって、あまり簡単にできてしまう趣味は楽しさや達成感が少ない。

モノラル再生にしろハイレゾにしろオープンリールテープにしろ、僕はずっと真剣にやってきている。集まって付き合ってくれているみんなも同様で、みんな興味と関心をもって楽しく真剣にきいている。だから、それぞれの凄さや良さがわかる。知らない人からみたら「どれもいい音」だし、もしかしたらMP3との違いがわからない。

一方で僕は、「圧縮音源でもいいや」と考えている。iTunesに圧縮音源でも音楽は楽しめるし、便利だし、この底上げこそがデジタルの恩恵だ。適当に使い分けているのだと思う。

この2シーズン試してみているんだけど、僕は木綿のTシャツが好きで、ヒートテックとはあまり相性がよろしくないみたい。つまり、直接肌に触れるものは木綿が好きらしい。でも、フリースやヒートテックを全面撤廃する気もなくて、うまく組み合わせて使うのが良さそうだなと考えている。

自分の分がもうないから、明日は生姜を買ってきて明日か明後日にジンジャーシロップ作りだな。欲しい方はお知らせ下さい。

午後、デロンギジャパンのショールームに行き、色々な製品を見せてもらい説明をしてもらった。僕はずっとデロンギオーブンを愛用しているのだが、オーブンを使いこなすことでとても充実した食生活を送ることができると思う。

今夜は、モーツアルトのクラリネット協奏曲&五重奏曲の気分で、CDをかけている。CDの棚から音楽を選ぶと、少し違う選択をする感じがするので、僕はCDを回して再生することを好んでいる。

そして、これもまた久しぶりにベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲をかけている。まあ、この作品はまさに人類の遺産と言ってよいものだと思うけど、そうそう毎日きく音楽でもないからなあ。  2013.2.4

昨夜はあれからバッハのブランデンブルク協奏曲をかけて、スタジオの床でコロッと眠ってしまったので、夜中の12時過ぎから原稿を書いている。

珍しくエアロプレスの中古なんてもんが2500円で出ている。興味がある人は買うといいですよ。かなりおいしく遊べます。

書きかけの原稿が二つあって、一つはほとんど出来ているのだが、もうちょっと整える必要があり、もう一つはまだまだ頭の中にあるイメージのレベルだ。そろそろやっつけなければいけないが、午後は会計事務所のおじさんが来て確定申告の相談をするし、午後は今朝買ってきた4kg生姜をジンジャーシロップにする予定だし、それに加えて昼にまた試聴記事のため、出たばかりのヘッドフォンアンプとヘッドフォンとイヤフォンがやって来るので、原稿書きは今夜だな。でも、もう先は見えているのでがんばろう。

いやー、今日は朝からあれこれ忙しかったなあ。でも、いろいろ良い事もあった。ただ、食生活はちょっといけないな、忙しいとパンとチーズとハムしか食べないってなことになる。

明日の東京は大雪らしいが、夜の音楽喫茶は開店です。御茶ノ水なので、来てもらっても多分遭難はしないと思う。

このところ毎日食パンみたいなものを焼いて食べている。イマイチうまくいかないもんだから、すごく楽しい。そして、徐々にうまくいくようになっている気がするのでさらに楽しい。山崎パンの食パンにはあれこれとんでもない添加物が入っているという話があって、多分そんなのは山崎パンに限った話ではなく、あんな風にきれいにフワフワしていて固くならずなかなかカビも生えない物ってのはきっとあれこれ入っているのだろう。自分で作ってみるとそういうことがとてもよくわかる。

普通に強力粉と塩と砂糖とバターとイーストと水で焼くと、全然違う感じの物が出来るので、どうやると売ってるやつみたいになるんだろうと思って試してみているのだが、あれは相当色んな物が混ぜてあるなって感じがする。僕が作って皆さんに買ってもらっているものなんて、本当にウソ偽りなく手作りで食品添加物ゼロの素朴で純粋な物だ。  2013.2.5

とりあえず、東京23区における雪はそれほどひどくないみたいだ。雪が降るとききたくなる歌ってあるよね。

食品の添加物に比べれば、マスタリングで音を変えるのなんてまだマシだと思う。なんだっけあれ? 音が飽和する寸前までドカドカやってますよね。そこが気持いい音楽もあるんだからそれはそれでいいんじゃないでしょうか。僕はここ数年ダンス音楽とかディスコサウンドに対して心を開いているので、以前はよくわからなかったのだが、今はラウドネスもOKの立場を表明しておきます。あれはあれで、そういうニーズがあるから生まれているんだ。カッコイイやつがやればズボンを下げて履いてパンツが見えててもカッコいいようなもんでしょう。僕の場合、音は許すけどスナック菓子の味はダメってことかも。まあ、似たようなもんですが。

ってなわけで、本日は中田ヤスタカの誕生日、33才だって。

今日の午前中でちょっと古め(と言っても2週間程度)のコーヒー豆がほとんどなくなったので、今日の午後から明日明後日は焙煎をやることにした。4種類ぐらいあると色んな味を楽しめて最高ですね。

さっき、こんなCDをポチした。これは良さそうという直感があった。戯れる会の例会までに届くといいんだけどどうかな。ラジオでアデルとかZAZを一曲だけきいて、即CDを買ったパターンですが、さて、結果はどうでしょう。

今夜は夜なべをして原稿書きをやっている。とにかくあともう一山です。

2月も半ば近くになると、雪やみぞれが降っても春を感じる。こんな僕にも春はくるだろうか。今日明日はあれこれ持ち込まれて試聴したヘッドフォンやイヤフォン、ヘッドフォンアンプなどの原稿書きと韓国取材の原稿書きをやっている。そういうわけで、このところずっとそうなのですが、とても濃いオーディオ生活ではあります。早く仕事を終わらせよう。

自分で作るのはちょっと飽きたから、トンカツ食べたいなあ。おいしいカキフライも食べたいなあ。「割増し料金を払ってもいいから、音楽喫茶でパエリアを作って欲しい」というリクエストがあったので、来週か再来週あたりStaubでパエリアを作ろうかなと考えている。海老と蛤と何を入れたらいいかな。一人の食事は味気ないから僕は音楽喫茶をやっているんだな、きっと。

何というのか、書きたいことが沢山あって、頭がグルグルしてまとまらない。そいう状態なのだ。  2013.2.7

そういうわけで、昨夜も夜なべ仕事。鍼を打ってもらってきたけど、肩が凝るかも知れない。そういう時は立ち上がってポリリズムの動きをやる。Perfumeの振りコピはロコモティブ症候群対策に効果があると思う。

明日は戯れる会の例会で多分7人ぐらいの人が来る。ナグラのテープデッキも来るらしいし、みんなでカレーを食べるのも楽しみです。夜はみんなでロックもののDVDを見る予定です。

50万円のプロジェクターを買ったとして、僕のペースだと使うのは多分年に50回ぐらいだ。ということは仮に10年使い続けても500回ってことで、一回あたり1000円になる。そうなのかあ、そんなに高いんだ。それじゃあ映画館に行った方がマシだわねってことになる。

でも、よく考えてみると、一人で見るんじゃなくてもし毎回二人で見ていれば、半額になるし、時々でも5人6人集まればもっと安くなるわけだから、一人で部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見るなんてのは、効率も悪いし楽しさも少ないなと思う。だからってわけでもないんだが、戯れる会例会の第2部はカレーを食べて戻ってきて、スタジオで雑談の時もあるが、みんなで映像を見ていたりもして、これがなかなか楽しい。

近頃はジンジャーシロップとコーヒーの生豆をブツブツ交換し、自分で焙煎したコーヒー豆を白花豆やおいしい天栄米とブツブツ交換している。これはなかなかいいですね。「出世払い」ってのもいいけど、僕の場合はもう多分それは通用しないし、「身体で払います」もダメだから、シフォンケーキとか焙煎したコーヒー豆を地域通貨的に扱うのはなかなか楽しいですね。ミュージシャンなら「じゃあ、一曲演奏します」ってなこともありだと思う。

そこへまた、ヘッドフォンが一台とヘッドフォンアンプが一台持ち込まれた。もう、何でも来い、みんなAETのEVIDENCEで電源流して試聴してやるぞ。という気分。今夜はおいしい筑前煮&天栄米&みそ汁。日本人だもんね。

うーん、本当にあともう少しなんだがなあ。ここは焦らず急ごう。  2013.2.8

最後の長い原稿が、昨夜遅く自分の中で大体OKになった。あとは微妙な仕上げと検算みたいな作業に入っている。

そして今日の午後は戯れる会例会だ。今年はオーディオのことでも何か一発面白いことをやれたらいいなあと思っているのだが、どうだろう。

午後は紙ジャケ探検隊のS氏が落札したナグラが無事に動き、いい音が出るって事を確認したのが一番の盛り上がりだった。いや、ホントにめでたい。

そして、うーん、再結成ロックバンドのDVDは眠ってしまったなあ。ああいうものだったのか。

どうも毎年この時期は一時的に頭が重い。黄砂の影響なのかも知れないなあ。軽い風邪みたいな症状だけど、これは風邪じゃないと思う。でも、まだまだ寒いからジンジャーシロップでも飲んで暖かくして寝るしかない。「結局風邪薬は飲んでいないので、6年前のタミフル以来、歯医者さん以外は行ってなくて薬ゼロ」という話をしたら鍼の先生が「それはすごいですね」と言っていた。来週あたり、またジンジャーシロップを作るかも知れないので、欲しい方はお知らせ下さい。  2013.2.9

今日は朝からシフォンケーキ作り講習会の二回目。どうなるかな。

朝からシフォンケーキ大中大三個作って、夕方は25才と共に久しぶりにカラオケに行き、その後聖橋の上からISSを眺めて、夜はスタジオで「DRIVE」という映画を見た。DRIVEは面白かったけど、日本のヤクザ映画をそのまま外国に置き換えた内容だった。  2013.2.10

今日はやっと原稿書きがヤマを越えたので、ちょっとのんびりできている。Wiifitをやって、昼はパンを焼いて、午後は夜のためにトマトソースを作って、そしてパスタマシンでラザニアを作りながら、歌の練習もするのだ。

近頃は自家製発酵食品への興味が増してきているので、Amazonで漬け物器ってのを買った。これでキャベツ一個漬けられるそうなので、やってみたいと思っている。

うーん、やってみると、確かにキャベツ一個入ると思うが、二回に分けて入れてこれでキャベツ3/4個だから、丸ごと一個も入るけど三回ぐらいに分けて段階的に入れればという条件が付く。でも、とにかくこの冷蔵庫にも入るコンパクトさと軽さは捨てがたいので採用が決定した。

  2013.2.11

今週もまたジンジャーシロップを作る事になりました。一緒に作りますので、欲しい方はお知らせ下さい。

そういうわけで、朝、生姜を4kg買ってスタジオに着いたら10時だった。2kg分はすでに行き先が決まっていて、仮に1kg分は自分の分に確保したとして、1kgは在庫になるので、欲しい方はお知らせ下さい。すぐに送ることができます。

さて、今日は読書をしつつ、残りの原稿を書いて送ってしまおう。すでにほぼ完成しているものと、新たに依頼されたものが600字ずつ二つぐらいある。これらはみんな今月中に印刷されて書店に並ぶ。

この前AmazonでポチしたCDが届かないかなと思って待っているだけど、まだ来ない。しょうがないからサカナクションでもきいて待っていよう。あ、それから今の季節はグラミー賞関係の音楽も耳に入ってきますね。

今日の東京はちょっと寒い。風邪に注意して、J-WAVEをきいている。

連休だったので、今日は火曜日明日は水曜日、そういうわけで明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。シフォンケーキ&自家焙煎のコーヒーです。  2013.2.12

昨日の夕方で原稿書きが終わったから本格的に「64」を読み始めたのだが、けっこう重いのでその重みに耐えられず、昨夜は読書を中断してジンジャーシロップ作りをやった。そして今朝箱に入れて発送した。原稿書きで忙しい時にジンジャーシロップ作りやシフォンケーキ作りをやるのは良い気分転換になるので、注文をもらえるのはとても有り難い。

「64」をポチした。横山秀夫は「クライマーズ・ハイ」を読んだことがあるが、「64」はもっと重苦しい雰囲気で始まった。

エディオン旧石丸電気秋葉原本店が閉店か。お客さん少なかったもんね。だから「レフィーノ&アネーロ」なんて絶対に無理だったんだよなあ。Appleは腕時計型端末だっていうし、これからどうなっていくのだろう。

うーむ、寒い。しょうがないからWiifitでもやろう。まあ寒いって言ってもあと二週間ほどで三月だから、ちっとは暖かくなってくるだろう。今日は厨房の床とかエアコンの網とか、気になっていたあちこち掃除をしたのですごくスッキリした。こういう一段落した時期じゃないと出来ない事ってのがある。

ちょっと夜更かし。  2013.2.13

今日は2月14日、バレンタインデーってやつです。チョコレイトディスコの気にしないふり男の子です。

できることなら、2013年から2014年は「PCオーディオ」を総括する年にしたい。そろそろそういう段階だろう。

オーディオ全般においても色々書きたいことがあるし、もっと伝えたいことがある。雑誌に書いているだけじゃどうにもならなくて、実際に音をきいてもらったりという行為が伴わないと説明できないので、僕は戯れる会をやったり音楽喫茶をやっているのだが、今年というか今後はそれをどのように展開したらいいのだろうと考えている。

「かくかくしかじかをやりたい」と企画を立てて売り込んでる場合もあるけど、僕の現状はどうだろう。オーディオ関係の仕事のほとんどは「こういうことを書いてくれ」とか「こんなような記事を作りたい」という話が先にきて、それに合わせて取材をしたり調べたりしている。

商業雑誌として存在するには金がかかるから、まず広告が取れて、なおかつある程度売れなければ廃刊になる。だから、そんなに好き放題は出来ない。そんな中で、僕はまあまあやりたいことをやらせてもらっている方だと思うけど、やっぱり戯れる会のような私的空間でのみやれることもある。

このパート39のトップに出てくるローストビーフを作った時の写真です。モノマガジンに掲載されました。調理器具のことを書いていますので見てやって下さい。

「64」を半分ほど読む。だいぶ面白くなってきた。でも、ものすごく重苦しいことに変わりはない。  2013.2.14

昔はよく「今、安いうちに買わないと値上がりしちゃうかも知れない」と思った。最後にそう思ったのはいつだろう。もう随分前のことだ。ここ10年は確実に「放っておけばそのうち安くなるさ」と思っていて、事実そうだった。少し値上がりして、「サッサと買わないとまずいかも」っていう状況は経済が動いて悪くないのかなと思ったりする。

これを買って試してみたいと思うのですが、僕はいますごく貧乏なので買えずにいます。去年パナソニックのブルーレイディスクプレーヤーを買ったから再生には困っていないしね。下位の機種は半額なのですが、どの程度の違いがあるのかを確かめたいものです。あと、市販の映画やライブのソフトは再生OKとして、例えばパナソニックのブルーレイレコーダーで焼いたディスクをちゃんと再生することができるのかどうか、他社のものはどうか、このあたりはどうもあやしいので、やってみないとわからない。

雨が降っているからかも知れないけど、何だか今日は珍しく心が落ち込む日だな。それとも「64」を読んでいるからかな。

編集部はどこも最後の追い込みに入っているらしい。僕は一足早く一段落したので、AudirvanaPlusでDSDのデータを再生している。それで、納豆、砂肝パスタという物を作って食べた。不味くはないんだけど、なんともね、味は良いのかどうかよくわからない。少なくともDSD音源のクラシックとは合わなかったかも知れない感じだ。僕はこの半年ほど「毎日欠かさず発酵食品を食べるとどうなるか」を自分の身体で実験している。ヤクルト400を毎日1本飲み、以前はヨーグルトだったんだけど、ヨーグルトをやめて、別の発酵食品、漬け物とか納豆とかを必ず食べてみているのだが、思いの外結果が良い。親の世代以上の日本人が、白菜の漬け物とかぬかみそのキュウリなんかをお茶の時にも食べてたりするのは、実に日本的な健康をもたらしてくれていたのではないか。最近、ほぼ確信に近くそう考えている。

どうも僕はDSDデータをAudirvanaPlusでPCMに変換して再生して、それをFireface400できいているのでOKみたい。KORGのMR2000Sで録音したLPの音も、同じ再生方法でけっこう良い。

やっと「64」の重圧から解放された。  2013.2.15

カメラマンの新藤さんと会って話をした。「とにかく、撮影の仕事が激減だ」と言う。そう、仕事そのものが発生していないんだから自分のところへも引っ張ってきようがない。そんな感じだ。「カメラマンの山本です」って言うのは割と通りが良いので気に入ってるけど、僕の場合、若い頃は手話通訳者だったし、手話を教えてもいたし、初めて原稿を書いて報酬をもらったのは20代で、まだ原稿用紙に書いていた時代だった。StudioK'sを作ってからもずっと二足三足のワラジを履き続けてきていて、何をやったって結局は自分でしかないし、やりたいことしかやってないから、何でもいいんだけどね。

依頼された原稿はキッチリ字数通りに書いてなおかつ〆切りを守っているので、昨日電話で話した編集者には「助かる」と感謝され、また何かあれば声をかけてくれることだろう。撮影も執筆もシフォンケーキ作り講習会も戯れる会もみんな僕の作品みたいなものだから、そんなこんなで何とかやっていければそれが一番望ましい。

オーディオに関しては、色々な人のところへ行ってあげたいと思っているけど、遠方だと交通費もかかるから仕事がらみじゃないとなかなか実現もしなくて、まあうまく都合を合わせてできる限り行けたらいいなと思っている。これまでも「そうか、こんな音を出している人だったのか」と思うことが何度もあった。

「自らコーヒーを飲むことはほとんどない」という新藤さんに「最近僕が焙煎しているコーヒーだ」と言って、エアロプレスでいれたコーヒーを出してあげると「これはおいしい、これなら飲んでもいい」と言ってた。僕が「お茶みたいなコーヒーでしょ」と言うと、「そうだね」という話になった。

PCオーディオは一部高音質化に向かい、大部分は低音質化に向かっているのが現実だと思う。壁や窓ガラスに取り付けたT字状のフィーダーアンテナでFMを受信していてノイズ混じり、音も途切れがちできいているのと、radikoではどっちが良いかというと、radikoの方が良いからみんなそっちに流れるってことでしょうね。ちゃんとアンテナからFMチューナーで受信したFM放送は良い音です。もちろん、ちゃんとLPを再生すればそりゃ感動もんの良い音です。オリジナル盤だったりすれば一生に一度の良い音かも知れない。でもみんなそんなにちゃんとFM放送やLPを再生出来るってわけじゃないから、マニアでもヘンにLP再生するよりCDとかハイレゾの方が良いってことになるし、普通の人は圧縮音源で全然問題なしってことになってるんだと思う。

ちょっと前から書いてますが、僕はCDを回してスルッと音が出てくれるプレーヤーが欲しいなあと考えている。だって、めんどくさいんだもん。特に外部クロックなんかを使っていると、音はいいから音の良さを追求してるときは楽しいんだけど、お気楽に音楽だけきくのには向かない。そんなわけでカーステレオに癒されたり、ドックスピーカーが好きだったりしちゃう。

さて、今日はGaudioの7ページ分のPDFが送られてきたので、校正をした。AudioBasic誌より判型が一回り大きいため、かつての4ページが3ページになっているから、まあ9ページ分ぐらいですかね。他にもう1ページ、「コーヒーとオーディオに関するエッセイ」ってのが始まる予定です。  2013.2.16

何故か昨夜は中野のレズビアン&ゲイバーに行ったのだが、中央線が人身事故でずいぶん電車を待つ羽目になった。

このところロールケーキをきわめたいと考えていて、試しにいくつか作っている。写真は、作っている時は「なんでこんなに面倒なんだろう、やだやだ」と思うが、出来上がって食べるといつも必ず「こりゃすごい。苦労した甲斐がある」と思うサダハル・アオキの「ルーロー抹茶」というものです。

ロールケーキはずっとこの本を見て作っていますが、まあ本当にすごい本です。普通のお菓子作り本とは違うと思う。

やっと、先日注文したCDが届き、今かけてみている。うーん、どうだろう。まあまあだけど、ちょっとワンパターンかな。  2013.2.17

近所のコンビニでBRUTUSの「それでも都市に家を建てたい」を買った。この表紙の家はなかなか面白かった。よく見ると一階は少し掘ってあって、敷地面積10.79坪、延べ床面積17.72坪(58.58平米)だ。

いろいろな夢は叶ったけど、家は建てられなかった。「10坪でいいから土地があればなあ」と、都市に住みたい人は多分みんなそう思っている。マンションはあたたかくて住みやすいから好きだけど、直方体の部屋ではなくメゾネット形式がいいなあと思う。一軒家、集合住宅、持ち家に借家、それよりは一緒に暮らしてくれる人がいるかどうかの方が問題かもね。

新藤事務所では、D800E、D600、EOS5D3、EOS5D2、EOS6D、α99と、フルサイズ一眼レフカメラオールメンバーを集めて、あれこれテストするみたい。結果には興味があるけど、僕の考えは「もはやフルサイズにもAPS-Cにも興味なし」なのです。あと5年か10年ぐらいで、あんなに大きなデジタル一眼レフカメラは売れなくなるんじゃないかなと思っている。

そういうあんばいだから、巨大なスピーカーとかマルチアンプなんかはやっぱり都市では流行らないよなあ。先日J-WAVEをきいていたらDJ TAROが「高音質でのライブ演奏ですから、皆さん是非ヘッドフォンできいて下さい」と三回ぐらい言っていた。あれには参ったというか、「そういう時代なんだ」と思わせられた。良い音はヘッドフォンやイヤフォンできく時代になっている。

昨日届いたCD「RUPA」のCDは、かけているうちにだんだん好きになってきた。すごく無国籍な音楽です。音はかなり良いと思いますね。
   僕はこれの国内盤を買ったので、DVD付きなのでこれから見るところです。  2013.2.18/font>

明日の夜は音楽喫茶をやる予定です。いつもは水曜日の午前中に音楽喫茶のためのシフォンケーキを焼いているんだけど、近頃ロールケーキを極めたいと思っているので、今日のうちにロールケーキを焼くことにした。もっときれいに仕上げるために、いくつか最後のつめと調整をやっておきたいのです。そんなわけで、明日の夜はロールケーキにお付き合い下さい。

料理やお菓子作りは、あれこれ「やってみたいこと」が沸いてくる。やればやるほど沸いてくるし、器具を買うとそこからまた「これを使ってあれを作るとどうなるか」なんてことを確かめておきたくなる。このあたりはMacやiPhoneとの関係にも似ている。オーディオはもう少し機器依存度が高い感じがするけど、本当はそうでもなくて、基本的にどういう音を出したいかというイメージと、部屋と使い方でかなり音は変化するのだが、そのことをわかってくれる人がとても少ないので、ちょっと悲しい気分になってきている。表面的にはみんなわかっているんだけど、そのまた先の話です。

僕はFM放送が好きなんだけど、今は半分radikoできいていて、厨房ではオークションで買った(1900円だったかな)テクニクスのシンセサイザーチューナーを使っている。昔はKENWOODのKT-1100も持ってて、これは今よっしーさんちにある。その前はLUXのT-110という1974年頃に定価10万円近くしたチューナーを使っていた。今はこういう時代だから、アナログのチューナーも昔のように高価ではなくなったので、アキュフェーズの高級チューナーとかKENWOODのL-02Tなんぞをどっかで手に入れて、ピストン西沢のグルーブラインZをきくのもなかなかオツなもんですよね。声の印象が違ったりすると、生放送での微妙な心の変化まできこえたりするのかも知れない。僕のところはケーブルTVからの供給なのでJ-WAVEは81.3じゃなくて83.1で入る。バリコンを使ったチューナーの音が好きだという人は確かにいて、僕はよくわからないので、一度きき比べをやってみたい気もする。多分バリコンの方が良い音なんじゃないかなと、何も根拠はなく想像で書いている。

今日のコーヒー焙煎は200gを約20分のちょっと深煎りと、330gを15分の標準タイプの二種類を行った。ロールケーキはどうかなあ、自分なりのアレンジを加えてかなり作りやすくしたり、あまりカロリーが高くならないような物を考えているのだが、予想ではあと三回ぐらい作れば良い感じになりそう。

今日も、不二子にはRUPAのCDが入っていて、夜はこれをきている。あとはギターを弾いて自分で歌を歌っている。2月もあと一週間とちょっとだなあ。  2013.2.19

きゃりーぱみゅぱみゅはフランスで人気が出ますかね。楽しみだわ。やっぱり曲が良くないとね、お話しにならないんだけど、きゃりーやPerfumeはそこのところが強いから、外国で売れても当然って感じ。

Oliveはノアが扱いをやめるみたい。コンセプトは良いと思うのだが、Oliveはオーディオ機器的な感じが薄く(パソコン的ってこと)、かといってRMEみたいなプロ機でもない。そうなるとやはりOlive的オールインワンで何でもできて、しかもオーディオ機器なのはワイスのMAN301しかないってことになる。多少の値引きがあったとしても、定価120万円じゃ買えないのが辛いところだけど、一度貸してもらってどんな音なのかを確かめたくなってきた。

スタジオから徒歩8分ぐらいの場所に売り地があって、これが10坪で約3000万なのだ。ローコストの狭小建築を楽しんでも多分あれこれ入れると5000万を超すから、宝くじでも当たらない限り、たった10坪の家さえ建たない。そんなわけで、家を買うにしても中古マンションの方がいいやってことになる。まったく、都市で暮らすのは辛い。コンサートとかライブとか美術展とか、そういう点で都市は最高なんですがね。今日の東京は春が近いことを思わせるようなものすごくいい天気で、土地と違って太陽の光は平等に満喫できるからいいなあと思うわけだけど、これをいいなあと思えなくなる心だとちょっと調子悪くなっちゃうかもね。今夜の音楽喫茶は何人かの人から食事付きの予約が入っているので楽しみ。

今夜の音楽喫茶はお客さん5人でした。毎週こんなだと嬉しいんですけどね。今日はなかなか焼けずお待たせしてしまったキッシュとロールケーキでしたが、パエリアはいつになるでしょう。巨大キッシュもあと二回か三回作れば、多分いい感じのところへ持っていけると思う。

キッシュもロールケーキもおいしいんだけど、まだまだデータ不足のため、あともう少しの精進が必要で、でも一人二人じゃ食べきれないものなので、水曜日夜の音楽喫茶は食事付きで来てもらえると大変助かるのでした。食事付きはとてもお得で、当日でもいいから予約をしてもらえればOKです。食事して、スイーツを食べてお茶飲んで、音楽やオーディオの話をする3時間って感じです。

昼間は一年数ヶ月ぶりでモアさんにお会いしてあれこれ話をした。このところ、僕のスタジオではあまりイベントもやれていないし、またみんなで良いレコードをきいたりというようなことやれるといいなと、ずっと思っているんだが、以前のようにはお客さんも集まらなくなっている感じがするし、どうかな。30人ぐらいの人が来てくれれば最高なんだけど、オープンリールの時で20席ぐらいだったから、もうそれは無理なのかもね。  2013.2.20

ここのところ、少し目が悪くなってきているので、またメガネのレンズを交換しなくてはいけないかも知れない。メガネ、靴、コーヒーミル、iPad、うーむ、金がかかるなあ。やっぱりこの中だと靴とiPadが後まわしになるな。要らないiPadをスタジオに捨ててってくれるなんて奇特な人はいないだろうか。出来ればiPad2がいいとか、16GBだとちょっと辛いとか、そういうことは言わないけど、少し思っている。(わがまま)

多少電池の持ちが悪くてもいいから、USB端子が一個か二個付いててMacOSがインストールされたiPadがあればいいのになと思ったりする。そうか、そういう点ではWindows8の方が先を行ってるって言うか、隙間をいってるのかもな。そうだよ、Appleはそれをやるべきだ。11インチと13インチでタッチセンサー式タブレットだけど、中身はMacOSでUSB端子2個付きだな。それがいい。

はー、お会いする機会が持てないまま、早瀬文雄氏は沖縄に移住なのか。僕は東京で生まれて東京で死ぬ人生だな、多分。

どうも今日は目が痒くて、しかも鼻炎ときたもんだ。さて、夜の音楽は何をきこうかな。

今年になってからもずっと、料理やお菓子作りをやり続けているのだが、これには意味があって、この数年かけてやってきたことのうち、気になるものを全部自分でやってみて、「こうやって、ああやれば出来る筈」というようなものではなく、より確実なデータや手順にする作業をしていて、それらはすべてデータベースに記録している。つまりそれは自分のためでもあり、他人に作り方を説明するためでもある。

いろいろやってみると、また新しいアイディアもわいてきたりして、この作業は割と良い感じで進んでいる。

今、J-WAVEで日本画家の千住博が「芸術とは、どうやって人と仲良くするのかということなのだ」という話をしている。「自分のイマジネーションを音楽や料理や絵画などなどでどうやって伝えて共感を得るか」なのだそうだ。僕は千住博みたいに有名人じゃないから、ここまで大上段の構えはできないわけだけど、まあ似たようなことを考えている。

この時間、ピストン西沢以降のJ-WAVEはなかなか難しいことがテーマになっているのです。それでついききいってしまう。

日本が持っている強みは「かわいい」なんだそうだ。つまり、きゃりーぱみゅぱみゅのことだな。コスプレの専門家が中国人のアニメ愛好者からメチャクチャ尊敬されているそうだ。

森永卓郎氏によると、日本人が今やるべきことは「毎日恋をして生きる」ことだそうだ。おー、それは僕のことだな。物、異性(同性)、食べ物、アート、ファッション、なんでもいいけどときめかなくなっちゃったらつまらない。  2013.2.21

昨夜は久しぶりに「めぐり逢う朝」のサウンドトラックを、ちょっと音量を下げてきいた。音が濃くなっているので、これぐらいで丁度良いし、小音量で再生するヴィオールは良いもんです。このところの夜は、癒されるタイプというか心が落ち着くような音楽をきいていることが多い。

年齢が上がると共に、心の起伏が少しなだらかになってきている。でも、やっぱり思うように事態がすすまなくて待機が続いたり、寒かったり天気や体調が悪かったりすると落ち込むこともある。

そういう時は、音楽をきいたり、おいしいものを食べたりと、いろんなことでやり過ごしたり、成功者の話をきいて自分を喚起させたりして何とかやっていくしかないのだが、(多分)昨日は底に近い日だったなと思う。もちろん、怒ったり切れたりはしないけど、今日は昨日よりだいぶ気分が良い。

失敗してもいいから、他人とは違うことをやり続けること。僕にとってはこれが極めて重要なのだが、現実はと考えると、当然失敗したくないから確実安全でできる限り損害が少なく、周囲の賛同や共感も得られる選択をしたくなる。いや、それほど大それた話じゃなくて、僕の言ってるのは取るに足らないことです。たとえば、この春、国税還付金が入ったらコーヒーミルを買い替えようかと思っている。僕が今使っているのはカリタのナイスカットミルで、もう15年近く使い続けていて、近頃では性能に不満も感じている。常識的な路線だと次は「富士ローヤルのみるっこ」という機種になって、まあこれは3万円ぐらいだから値段はカリタの二倍、音も静かで味も良くなるらしく、周囲も納得というものだ。

でも、「みるっこを買うのは当たり前過ぎてつまらないなあ」と思ったりするので、予算3万円以内で買える意外なミルはないんだろうか、と考える。失敗したら観念して?みるっこを買えばいいんだし。すでに評価が定まっている物には敬意を払いつつ、無名だったり一般的じゃないものの可能性を探している。オーディオもずっとこんな発想でやってきた。

Perfumeの新曲はドラエモンの主題歌です。特典映像が入っていたりすると嬉しいのでファンは初回限定版を買います。

先日紹介したロールケーキの本を読んで作ってみてから、シフォンケーキの作り方の手順を一部変更してみた。結果が良ければ6年半やってきて方法がちょっとだけ変更される。まあ、それほど大したことじゃないけど、手間が一つ増えるので結果次第ってやつですね。

おー、ついに新藤さんがキヤノンからニコンに乗り換えだ。僕は一年前にオリンパスOM-Dに乗り換えてしまって、もう自分のカメラはOM-DのセットとリコーのCX4しか持ってない。もうちょっとレンズが明るいコンパクトデジカメも欲しいけど、それはまあそのうちね。

新藤さんたちがニコンだキヤノンだと言ってるのは、Macで言えばタワー型の話だ。僕はポリタン(ヨセミテ)のG4を使う気になれず、G4Cubeが大好きで、その後G5とMacProも使ったけど、今はMacBookAirがメインマシンになった。そういう観点で去年からマイクロフォーサーズを選択して、何も問題がない。あと5年か10年後にデジタル一眼レフがどうなっているかはすごく面白いと思う。もうちょっと色が普通で、21mm 24mm 28mm 40mm 100mm(35mm換算)が出そろえば、シグマでもいいんだけどね。

雅 MIYAVIというギタリストはすごいね。

いきなりの円安なので、輸入製品の値段は上がっている。「値下げは遅いが値上げは迅速」まあ世の中そんなもんだ。僕もだけど戯れる会の人たち何人かは去年、バキューム式のレコードクリーナーを買ったのだが、このあたりも今年は多分値段が上がるんじゃないかな。

このところ夜はバッハ。CDを選んでCDプレーヤーの不二子でかける。ビルスマがピッコロ・チェロを弾いているこのソニーのVIVARTEシリーズのCDはまだ売っているのかな。1990年のCDだからかれこれ20年以上きいている。僕は音楽の専門家ではないわけだけど、音楽が好きだし、色んなジャンルの音楽を好んでいるわけだけど、ジャンルに関係なく良い音楽はわかる。これはとても良い演奏でかつ良い音のCDだと思う。

そんなことを考えて調べてみると、まだ新品を売っているのでした。廃盤にならずに買えるってのはいいことだな。このCDは内容が良いのでずっと売れ続けているのかも知れない。このCDをできるだけ良い音でききたいと思って一生懸命オーディオに取り組んでいたのが懐かしい。おかげさまで、今はとても満足できる再生音になった。
  2013.2.22

今日はいい天気だなあ。という「小室等と六文銭」の歌があるんだけど、そんなの誰も知らないだろうな。ほのぼのとしたとても良い歌なんだけど、僕はこの歌を何度か生できいたことがある。10代の頃の話で、僕はたまたま東京生まれなので、そういうコンサートに行く機会は多くあった。銀座ACBや池袋ドラムにも行ったりしたが、あの頃のコンサート会場って、神田共立講堂とか目黒の杉野講堂だったかな、日比谷野音で岡林信康を見たし、渋谷公会堂にも行った。中央線沿線にライブハウスが出現し始めていて、ぐぁらん堂ができた頃で次郎吉が出来るちょっと前の話だ。

1970年ぐらいまでは、ライブハウスってものがなかったんだよなあ。

そうか、黄色いごくオーソドックスなロールケーキの中にいつも作っているカラメルクリームを入れて巻いてみたら、苦くて甘くてきっとおいしいに違いない。バナナを入れてもいいかもね。うーん、食べる物を作るのはどんどん発想がわいてくるなあ。今度の水曜日はこれでいこう。

昼に、まずDigiFiが届いた。いつもの通り4000字のエッセイを書いていて、相変わらず片岡義男と並んで掲載されていて不思議な気分だ。今回の内容はPCオーディオの総括ってわけじゃないんだが、PCオーディオっていう動きは何だったんだろうというようなものです。是非読んでやって下さい。  2013.2.23

今日は朝10時からPerfumeのダンス練習会だけど、ちょっと少なくて10人ぐらいかな。色々な人が集まって、色々な流れがあるから、グワッと膨らんでいるときもあるし、それが少し冷めたりもする。この会もまだ始めて2年足らずだから、まだ土台が固まっていない状態らしい。オーディオの関係はさすがに長い間やってきているので、もっと安定している。

シフォンケーキの作り方をちょっと変えて2個作ってみて、従来通りの作り方で2個作ってみた結果、従来通りの作り方の方が5mmほどよく膨らむようなので、新しい方法は採用しないことにした。こういう事はやってみないとわからない。

いやはや今夜は寒い。風が冷たいんだけど、まあ、2月末だからこんな寒さもそろそろ最後だろう。などと思いつつ今夜はTalkingHeadsをきいて、そしてクラシックのCDをかけている。

これは、先日思いついた、キャラメルクリーム&バナナのロールケーキ。予想通り大変おいしいものだった。焼き具合での進展が見られたのが嬉しかった。  2013.2.24

オーディオ関係でもいくつかやりたいことがあって、すでに実現したこともあるし、ままならないこともある。ヘッドフォン&イヤフォン関係でもいくつかやりたいことがあって、それはどうなるかなと思っているところで、そろそろ何かを始めようと考えている。

今日も東京は風が冷たい。そして、目が痒く鼻がつまる。春の到来は近いのであと少しだな。

一年と二ヶ月半ほど毎週通った鍼治療を、今週から休むことにした。つまり、かなり良くなったってことかな。一応そういうことだと判断して毎週行くのはやめることにした。それで、鍼の先生のところへシフォンケーキを持っていって挨拶をしてきて、戻って珍しく濃くて苦い珈琲を飲んでいるところ。まあ、そういうのもたまにはいいじゃないですか。濃くて苦いのも自家焙煎のもので超新鮮だし、これはこれで時々飲むとおいしい。

あれこれ考えた結果、iPad miniを使ってみたいなと考え始めている。まだ考えてるところだけどね。

アカデミー賞作品賞はラルゴ、主演男優賞はリンカーンのダニエル・デイ=ルイス(三度目!)、いいですね。映画は楽し。

さて、今夜は何をきこうかなと思って、エレファントカシマシ。それからチェロ。

お、やっとDigiFiが発売になった。明日はGaudioの第二号が出来上がるらしい。こちらは月末に発売なのかな。で、ヘッドフォンブックはちょっと遅れて、3月にずれこむらしい。  2013.2.25

カエターノ・ヴェローゾの新しいアルバムが出たことはもちろん知っているのだが、どうも買う気がしない。もちろんカエターノのことは大好きで、それは以前と何も変わらないんだけど、僕はあのバンドがそれほど好きじゃないのかも知れない。CeのライブCDは良かったけどね。で、まだ躊躇している。

そんなことを考えていると、AmazonからTheVirginsの新譜が出たとのお知らせだ。でも、メンバー一新と書いてある。「えー、あのカッコいいベースも、きれいな女性みたいなお兄さんもいないの?」ってことで、こちらもまた躊躇させられている。

最近、納豆も自作しはじめていて、良い大豆を使ってることもあり、臭みもなくたいへんおいしい。パン焼きも快調で、バゲットは今年に入ってからグッと完成度を増していたのだが、この数回ほど温度設定を変えて、余熱温度を目一杯上げてみたらさらに良くなった。ただ、納豆は水に浸すこと8時間、それから蒸して、さらに納豆菌(納豆そのもの10粒ぐらいでもOK)を入れて30度から40度で24時間かかるので、食べたいと思ってから食べられるまでの時間が長い。と言うか、食べたくもない時に準備をしておくと、食べたい時に食べられる。バゲットその他のパンも早くて4時間、長いものは一晩かけて発酵させているので、夜遅く捏ねておいて、食べられるのは翌日の午後だったりする。スイーツもまた然り。

そういうわけで、二ヶ月に一回ぐらいだけど近所のファミリーマートで売ってる150円のスイーツなどを見てムラムラと食べたくなり、食べては失望を味わったりしている。

クリストフ・ウィレムは二回きいて二回とも女性だと思った。うーむ。

この段階で明日の夜は空いていますので、夜は音楽喫茶をやっています。メニューは「ガパオライス+ロールケーキ+自家焙煎コーヒー」でいこうかなと考えています。皆さんどうぞおいで下さい。

米麹のいただきものがあったので、生まれて初めて塩麹というものを作り、豚肉に塗っておき、炒めて食べてみたらとても美味しかった。去年、デニーズで塩麹豚定食みたいなのを食べたらすごくしょっぱかったので印象が悪かったのだが、認識を改めた。明日のガパオライスにも使おう。

さて、今夜もクラシックをきこうっと。そう思って今夜はルチア・ポップの歌をきいている。ちょっと、ねばるような感じでかわいらしい歌と容姿の人だったな。R・シュトラウス協会の集まりに行ったときに普段着のルチア・ポップを見たことがあったけど、その後割とすぐに亡くなってしまった。  2013.2.26

これはちょっと面白そう。スマホを持ってジャンプするとシャッターが切れるってのはなかなかいいね。

と、思ったら、OM-Dには対応してないんだってさ。ちぇっ! これからは、こういった装置がカメラ側に標準装備されてくる時代かもね。つまり、設計段階からスマホをリモコンとして使うカメラってことです。オーディオ機器なんかは、ネットワークオーディオプレーヤーがすでにそんな感じになってきているけど、アンプなどもそうなってくるなきっと。

あーあ、また月末だー。2月も終わる。身体鍛えてがんばろう。

午後、モノマガ男が打ち合わせでスタジオに来て、「おかげさまで、去年の暮れに出したPCオーディオの特集号は抜群に売れ行きが良い」と言ってた。そうか、日経のPCオーディオムックもかなり売れたようだし、特選街なんかもPCオーディオ特集をするとけっこう評判が良いらしい。なるほど、一般誌がPCオーディオとかヘッドフォンのことを書くと売れ行きが良いってことか。

要するにPCオーディオという名目によるドーナツ現象が起きているっていうことだろうと思う。  2013.2.27

つまり、中心となる熱心なオーディオマニアは減り、あるいは高価だったり巨大な製品を買わなくなり、また、この数年で持ち上がったPCオーディオもそろそろほとぼりが冷めている。そして、オーディオマニアじゃないけど音楽はきている人たちがPCオーディオに関心を持っている。でも、彼らは専門誌を買うことはせず、コンビニで買えるモノマガジンなら買って読む。そういうことらしい。

ちょうど去年の今頃から10数回鍼治療をしてくれた鍼灸師が昨年5月に48才で突然死した。鍼治療を受けながら、何故か人生相談をされていたようなところがあって(彼が勝手に自分のことを語り始めたのだ)、あの段階で突然亡くなってしまったのはショックだった。直接は無関係な僕でさえも、「まいったな」とずっと気になっているのだから、死は本人よりも残された者への影響が大きいのかも知れない。それで、鍼治療を休むという挨拶をしに行った時、同僚の先生に「差し支えなければ遺族の連絡先を教えてもらえないか」と頼んだ。数日後、「遺族のOKがあった」とのことで、連絡先がメールで送られてきた。だから、いくつか僕の心の中で引っかかっていることを書いた手紙を出すことにした。

今夜は音がいいなあ。なんでだろう。CDプレーヤーの音も良いし、Firefaceの音も格段に良いのは何故だろう。わからない。何もしていないのに、音は生き物のようなところがある。そして、僕はこの装置で全然不満がなく、自分の好みに合ったとても良い音だと思う。何でもいいんだけど、とにかくそういう状態を見つけることがオーディオなのだ。  2013.2.28

今日から3月だ。三寒四温ってやつで今日は暖かいらしい。

そうか、やはり僕が想像している以上に今後デジタルカメラは性能が向上しそうで、10年後が楽しみだ。いつも書いてるけど、問題は何を撮るかってことになる。これは昔から何も変わらない。機器が不便だったり画質や音質が悪かった時も名作は生まれている。ただし、例えば原稿用紙にペンで字を書いてライター業をやれる人とやれない人がいるわけで、僕なんかは原稿用紙とペンだったらギブアップだ。

だから、蛇腹の付いた4×5とか8×10のフィルムカメラでの撮影が出来ても、デジカメが使えなければ今は仕事にならないわけで、時代に応じた才能が求められるのだろう。中田ヤスタカがCUBASEの時代の前に生まれていたらどうだったのだろう。まあ、突き抜けた才能がある人はどんな時代でもそれなりの作品を残すと思うけど、また別のものになるに違いない。僕らはああいう天才ではないから、道具に左右されたり、道具が進化して仕事を失ったりして暮らしている。

そろそろヘッドフォンブック2013も届くはずだが、僕のところにはまだ来ない。印刷されて出そろうと色々なことを思う。あれこれ不満や次への課題があり、次の発行物に向けて打ち合わせ、企画出し、その他が始まっている。

この冬は非常に寒かったと思う。でも、今日はかなり暖かくなり、昼間は暖房をまったくいれずに過ごした。そろそろ春だなあと思うと、なんとなく嬉しい気分になるので、今夜は何をきいて過ごそうかと考えた結果、今晩は新旧のロックをかけまくることにした。

と、思ったのだが、実際はマリーザ・モンチのCD3連発だったが、一枚はCCCDのためか時々ノイズが出るため、マリア・ヒタのCDをかけるとこれが実に良くて、思わずボリューム最大にしてしまった。  2013.3.1

今日は天気が良いので、スタジオからシオサイトまで歩いて行こう。昨日も免許の更新で神田橋まで往復したし、とにかく歩くのだ。アルクアラウンド。

仕事で時々出かけたりはする。でも、なかなか仕事だと観光はできない。できそうで、実はできない。友人の早坂優子さんみたいにヨーロッパ三カ所で講演をして、3週間もヨーロッパに滞在すればそれなりに観光もできるというものだが、僕の取材はだいたいトットと帰るケースが多いので、やっぱり遊びでどこかに出かけたい。そういうわけで、今日はシオサイトまでの小旅行です。

今年はダメだけど、来年あたりから仕事じゃなく、観光旅行に出かけられるといいなあと考えている。戯れる会で韓国ツアーなんてどうでしょう?

スタジオからシオサイトまで歩いて行ったが、海に近くなるにつれて風が強くなり、しかも冷たい風だった。ビシバシ歩いていると寒くはないのだが、ちょっと気を抜くと吹き飛ばされそうなほどのビル風だった。御茶ノ水から汐留までは1時間20分ほどだったが、久しぶりに良い散歩だった。

打ち合わせを終えてスタジオに戻ると、ヘッドフォンブック2013が届いていた。僕はここにもけっこう沢山の原稿を書き、撮った写真も掲載されている。

Gaudioが届いた。階段は駆け下りないようにしよう。

   

  「DigiFi第9号」では、ここ数年のPCオーディオって何だったのかってことなどを書きました。是非読んで下さい。

今夜はヒマなので、何もすることがなく、「そうだ、たまにはTVを見よう」と思って(多分今年になって2回目ぐらい)TVをつけてみると、パリの特集をやっていた。パリはいやったらしいぐらい美しい街だった。いつかまたきっとパリに行ってやろう。今年の6月18日にパリに行くことができればレナード・コーエンのライブもあるんだけどなあ。  2013.3.3

今日も良い天気だ。早くもう少し暖かくなってくれないかな。花粉その他には多少反応しているが、花粉症ではないので、今ぐらいの時期から真夏になる前ぐらいまでが、僕にとって一番好ましい季節だ。

明るい色のものを着て、運動すると少し汗をかいたりする。そういうぐらいの季節が丁度いい。まあ、それはみんなそうかもね。

この何年間かやってきてみて、ハイレゾ音源の再生って、どういうものでどこまでいってるのか、あるいはPCオーディオってのは何だったのか、最近そんなことを考えている。

この前買った「RUPA」のCDはやはりなかなか良くて、このところずっときいている。これはちょっとエグイ感じの映像だけど他にないからリンクしてみましょう。CDの方がもっと良いと思う。7曲目とか10曲目の太鼓の再生は小型スピーカーだと出にくいので、面白いかもね。

それで、このRUPAのCDを使って、スピーカーのセッティングを微妙に詰めてみている。このところ少し広げすぎていたから、2cmぐらいずつ内側に寄せるとなかなか良い感じの濃さになった。

それで、久しぶりにPLACEBOの一番最初のアルバムを大音量でいってみると、これが過去最高って感じで、自己満足の極みだわ。よし、いけ、ナンシー・ボーイだからボリュームをさらに上げよう。やっぱり、オーディオってのは目一杯でかい音できかないとつまらないもんだよね。

こういうのを見つけると欲しくなっちゃう人もいるんだろうなあ。きっと。うまくいくんだろうか? 中古即決なので誰か買って使ってみてくれないかな。デロンギオーブンだって230度ぐらいにはなるのだから、あの中でグルグル回せばコーヒー豆の焙煎ぐらい出来るだろうって、みんな考えますよね。そうでもないものなのかな? やってみたことがないからわからない。ミルク缶はとてもうまく排気ができているような気もする。もし排気させたくないのであれば、しばらく蓋をしちゃえばいいんだしね。

今夜は久々に「フォーレのレクイエム」をかけている。何年ぶりだろう。  2013.3.3

ずっとRockDayもやれずにいるのだが、今年からまた徐々にスタジオに集まってもらってみんなで音楽を楽しむ催しを再開したいと考えている。例えば戯れる会例会などでハイレゾ音源はずっときいてきたが、ここ数年でそれなりに音源も増えてきているので、ハイレゾ音源によるRock&PopsDayというのをやりたいと思っている。

きいたところによると、「ヘッドフォンブック2013」は発売数日でいきなり全雑誌の売上げ100位以内に入っているらしい。もちろんオーディオ雑誌の部門では一位で、二位は1000位以下だそうだからブッチギリ状態らしい。別に僕一人の力じゃないんだけど、僕も去年からかなりのページを担当しているし、今年からはアワードの選考もやっているので、そういうところに関わっていられることが良かったと思う。

このところ自分の中でオーディオに対するやる気が出てきた。人間なので波というか潮の満ち引きみたいなものがあるわけだけど、このところ潮が満ちてきている感じがする。理由はわからないけど、オーディオに飽きることに飽きたのかも知れない。

それで、近頃は持っているクラシックのCDを端から一枚一枚全部きくという行為をしていて、今夜かけているのはこのCD、シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」とピアノ四重奏曲の第一番だ。僕は1994年に録音されたこのCDをずっときいている。いやはや、僕は2500円で買ったんだけどもはやこんな値段ですか、安いもんですね。有名なのは「鱒」だけど、ピアノ四重奏曲第一番がとても良い。どちらにしても多分、数々の名演があるんだろうけど、僕はこの一枚でいいやって感じ。

右側のスピーカーから時折何となく歪んだような中高域が出ているので、アッテネータを動かして接触を良くした。専門家の話によるとJBLのこのタイプは数回グリグリまわしたぐらいじゃダメだそうで、100回ぐらいやって下さいとのことだったので、左右とも100回以上往復させた。

あれこれ試したが、この1年ほどのアッテネーターはこんな感じの位置で落ち着いている。中高域が耳についてうるさいからと、このアッテネーターをグワッと下げるとどうなると思いますか?  2013.3.4

中高域がうるさいからと言ってスコーカーとツィーターのレベルを下げていくと、あるところから音場感や立体感が失われる。だから、レベル調整も限度ってものがあるのだと思う。

瀧を想像して下さい。飛沫が飛んでくるような瀧。飛沫で濡れるからってその部分を絞っちゃうと瀧の風情がなくなる。だから、スピーカーからの中高域はちゃんと出してやって、あとはルームチューンなどをほどこして調整ってことにしないと、腰だけ大きくて上半身が貧弱って感じの妙な音楽再生になる。例えばピアノの高音がちょっと歪みっぽく耳に届く程度の方が全体的には勢いがあって良い再生音になる場合が多い。

ダイナミックオーディオの厚木さんのところに行って、同じフロアの佐藤君に「RUPAって知ってる?」って言ったら「ここ最近はまってます。ちょっと雑多でいかがわしい感じが最高ですね」と言って、二人でニヤリとした。やっぱり彼はそういう面では僕と似たところを持っている。

明晩は19時から22時まで音楽喫茶をやっていますので、是非お越し下さい。自家焙煎コーヒーはお好みに応じて浅煎り深煎り何でもあります。  2013.3.5

動画を見るとメチャ楽しそうだけど、最高速度時速45kmなのね。

僕は古い割には新しくて、新しいけど古い人間らしい。フィルムのカメラを使おうって気持はまったくないし、原稿を書くのに原稿用紙で書こうとは思わないんだけど、ちゃんとした手紙は万年筆で書いた方が良いと思っている。

そんなわけで、iTunes最初期からリッピングはしているものの、ちゃんときく場合はCDをかけるのが好きなのだ。それはずっとそうで、ハイレゾのデータはしょうがないけど、CDはCDをかけるのが好きで、それは一貫している。

今日は色々あってちょっと忙しかったが、ロールケーキは確実に進化していると思う。そして、オーディオも確実に徐々に進化している。

そして今夜は一人になってから、アリシア・デ・ラローチャが弾くグラナドスのピアノをかけているのだが、とても良い。  2013.3.6

昨日は暖かかったが、今日はもっと暖かくなるらしい。春だなあ、そして来週は一つトシをとる。

StereoSound誌の最新号を見た。手法とか内容は従来とまったく変わらないし、高価な機器が並ぶのでどれだけの人から支持を受けるか、あるいは憧れてもらえるかは(こんな時代だから)定かじゃない感じがするのだが、そういう事はさておき、非常に気合いの入ったもので、あれはどう言ったらいいんだろう。広告写真の美しさを一つとっても、あの路線ではまるでかなわないなあって感じがした。そして、LINNの広告には山口孝さんのカッコいい文が載っていた。僕も同じ事を考えているけど、表現のしかたが違うんだよなきっと。あれがGaudioに載っても「ちょっとね」って感じで、やっぱりあの広告はStereoSound誌でしょう。ただ、僕にはリッピングをする山口孝さんってのがどうも想像しにくい気がするんだけど、それは偏見というものなのだろうか。

やっぱり、StereoSoundは厚くて重たくて写真がきれいじゃないとダメです。そういうお膳立てがないと歌舞伎座でやる歌舞伎にならない。千両役者とか女形とか空を飛ぶ悪役とか、絢爛豪華な世界なのだ。僕は、公園で背中に太鼓とシンバルを背負って、ギターを持って一人で歌って伴奏してしかも踊ってたりする、そういう大道芸人みたいなもんでしょう。

このところすごく音が良くなっている。これまできこえていなかった音がきこえたりなんかして楽しいなと、オーディオマニアみたいな気分だ。  2013.3.7

えー!近頃やけに音がいいなあと思っていたら、「PM2.5の影響でデジタル再生がアナログライクになる」という紙ジャケ探検隊のS氏による指摘があった、中国の大気汚染はそんなことにまで影響していたのか。

MacOSがiOS同様タッチ操作OKになってくれて、それをMacBookAirの11インチにインストールして、で、液晶画面はペタンと閉じるところからほぼ360度近く回転してクルンとひっくり返って、その状態だとキーボードは切れてくれてタブレットにもなるっていうものが出てくれればいいんだけどねえ。(Windows8にはそういう機種がある)

戯れる会は音楽を楽しむための会だけど基本的にオーディオの会だから、オーディオのことをやっていたいと思うんだけど、長い間には山もあるし谷もあるってわけです。さて、2013年3月は谷でしょうか山でしょうか。

今日の昼にLINNのCD12を貸し出してもらって試聴し始めたのだが、徹子の部屋にPerfumeが出てるってことがわかったので、試聴は中断して徹子の部屋を見ている。でも、通電もしたばかりだし、CDを入れて回しておけばいいさ。CD12はスタジオを改装する前に何度か試聴したことがあって、その時の印象は「すごく良いけどすごく嫌」というものだった。でも今思うと、改装前の状態っていうのは床が硬くて低音が出にくい状態で、部屋そのものの音は硬質で冷たいものだった。そこにKEF105のような暖色系のスピーカーを使うことでバランスを取っていたのだが、どうにもバランスが取りきれない部分もあった。それは改装前も薄々気付いていたが、改装をして部屋の中に分厚い木の床を作り、しっかりした壁を作ったので、この数年間で色々な違いがわかった。部屋自体の音は今の方が断然美しくバランスの良い状態だと思う。

ダメならダメでいいから、今の状態で再びCD12の音をきいてみたい。この半年ほどそう考えていた。そんなこんなを明日の戯れる会例会で確かめられたらと思っている。だから明日の戯れる会例会はとても楽しみだ。僕はそういうことをやり続けていたい。

通電&回転数時間の状態で何枚かのCDをきいてみて、CD12に対して昔感じた「たまらなく嫌な音」は出ていない。だから、あれは多分こちらの問題だったのだろう。印象がとても大きく異なっている。どうやら若い時は着こなせない服やサマにならない高級な靴などにも似て、僕はこのことを理解するのに10年ほどかかったってことらしい。だから、オーディオは楽しくそして興味深い。  2013.3.8

まあ、そういうわけでCD12があるからというわけでもなく、でも、CD12も楽しみに今日は僕を含めて10人ほどの人が集まる。みんなにもきいてもらうわけだけど、CD12は良いと思いますよ。

大変楽しく、濃く、たくさんの音楽をかけ、いろいろ比較し、納得もした戯れる会例会だった。ああ、楽しみすぎて疲れた。明日は朝10時からシフォンケーキ作り講習会だなあ。これはこれで楽しみだ。  2013.3.9

今日は朝10時からシフォンケーキ講習会をやる。オーディオと一緒で僕はバカみたいに沢山のことを試みて、沢山の失敗を重ねてきている。だからおかげさまで、こうするとこうなって、こういう場合はこうすれば同じ結果を得られるということの説明ができるようになった。それで、おいしいシフォンケーキを自分のオーブンで作る技術を身につけたい人のために5回コースで講習会をやることにした。6年間に約1500個も作って、その間さまざまな試行錯誤をした内容を一度で教えられはしないし、覚えられるはずもない。よくよく考えて、ちゃんとやるには5回必要だと考えた。

シフォンケーキ作りは難しいから面白い。分量だけわかれば同じ物ができるわけではなくて、自分自身同じ道具同じ分量でも失敗しているから、なかなか微妙な作業で実に面白い。この講習会での内容は、ちゃんと理解して身につければ、他のお菓子作りにも役立つ筈だ。さらに言うなら今日僕が説明する予定の内容などは、やってみせれば「そりゃそうだ、そんなの当たり前だろう」ってことになるんだけど、「じゃあ自分でそれを考えろ」と言われれば多分考えつかない、ほとんどコロンブスの卵みたいな話だと思う。そんなことを教えている。

その点、コーヒーのミルク缶焙煎はちょっと違う。もちろん奥が深いのは何だって同じなのだが、良い生豆を使って僕がやっている方法で焙煎をすれば巷でけっこうな値段で売られているコーヒー豆よりずっとおいしいものがずっと安く手に入る。

1月に焙煎を習いに来たGod-zillaさんに「コーヒー豆焙煎はやってますか?」ときいたら、「やってますよ、それまで大してコーヒーを好きでもなかったのに、カミさんがはまってしまって、もっぱらカミさんがやってます」とのことだった。奥様に気に入っていただけるってのは嬉しい。カメラマンの新藤さんもそうだったけど、コーヒーはそれほど好きじゃないし飲まないという新藤さんに僕が焙煎したコーヒーを出したら、「これなら飲みたい」と言っていたから、やはりスペシャルティコーヒーというのは別物なんだろうと思う。そういうわけで、コーヒーの焙煎講座も時々やろうと考えている。

置き方や電源ケーブルやピンケーブルとの組み合わせも関係していると思うが、上の写真の状態でカエターノのCDやPLACEBOのCDをかけると、ちょっと中高域にピークが感じられて、ブライアンの声がちょっと金属的になったりする。多分、その部分はCD12が持っている特徴で、それこそがある種のエネルギー感を与えているのだろう。先日の瀧が瀧らしい状態になりすぎているようなところを持っているようだ。実に楽しい。

そういうわけで、「ちゃんとしてよ」とそれなりの処遇を要求してくるところが「やっぱりね」って感じがする。でも、そのためには不二子にどいてもらわないとならないわけだが、不二子は巨大で重いからなあ。

それでも抗いがたく、不二子一族の皆さんにはどいてもらって、こういう状態にして音を出してみるとかなりの変化がある。うーむ。久しぶりにオーディオ心がメラメラする。

昨日と今日は自分の中でいくつか合点のいくことがあった。  2013.3.10

3月11日だ。二年前の今日も東京はこんな感じで晴れていて、午前中は暖かめの東京で薄着をして本郷三丁目の音楽出版社に行って打合せをしたが、あまりに風が冷たかったので一旦スタジオに戻り上着を着替えて秋葉原に行って、旧ヤマギワ=現Sofmapの二階にいたときに地震が起きた。

あの日からの一週間一ヶ月は本当に暗い気分で、多くのことを考えさせられた。いくつかのことを経験して、「津波は恐ろしいものだ」とか「やっぱり原発はやばいから、出来ることなら全部廃炉にしたほうが良い」というようなことは理解したものの、現実はほとんど何も変わっていない。

まったくの偶然だが、戦後生まれの僕たちは、脳天気な平和ボケで「未来は明るいもの、物価は上がって所得は徐々に増えるもの」と単純に信じていた。どうやら、僕らはとても良い時代を過ごしてきたらしい。

いずれにせよ一寸先は闇、確かなことは何もわからず、なるようにしかならない。もちろん刹那的で良いなんて意味ではなく、せいぜいやりたいことをやり通してやるさと思う。問題はやりたいことがあるかどうかだが、幸いなことに、僕にはいくつかやりたいことがある。それで、戯れる会をやったり料理を作ったり自分でコーヒーを焙煎したり、そんなことをやっている。

三月は暖かいようで寒かったりして、体調を崩しやすい時期だ。僕は1月に韓国に行ったときに編集長から風邪をもらったが、何とか薬も飲まずに自力で治した。まあ、それもこれもジンジャーシロップのおかげです。今週中にジンジャーシロップ作りを行う予定なので、もし欲しい方があれば一緒に作りますのでお知らせ下さい。

もう10年以上やってきているのだが、ずっと、戯れる会の例会は面白い。僕のスタジオをオーディオ的管理人付きの別荘だと思ってくれる人がもう少し増えると良いのだが、そのあたりを理解してくれる人を募集中です。そんなわけで、戯れる会はいつでも会員を募集しています。

おー、新藤さんがキヤノンからニコンに転向だ。僕は約一年前にオリンパスに転向したので関係ないけど、影響を受ける人も多いかもね。

わー、シフォンケーキ10個という大量注文がきた。こういう人がいっぱいいてくれればCD12も買えるんだがなあ。でも一体何個作ればいいんだろう。一個3000円だから300個ぐらいか?  2013.3.11

僕は長い間PCオーディオをやってきているが、CDをちゃんときくのならCDを回して再生するのが好きだ。それに、戯れる会の例会にしろ音楽喫茶にしろ「このCDをかけて下さい」という場面は頻繁にあり、そんな場合にリッピングして再生ってのはやりたくない。だからWindowsのCubeseでCDを再生してるのは連続再生もできて割と良かったのだが、AudirvanaはCDのストリーミング再生がうまくいかないし、ちょっと困っていた。だから、手軽でカッコいいCDトランスポートが欲しいとずっと考えていて、理想的な形状はソニーのCDP-X5000のシルバーバージョンみたいなCDトランスポートだということは以前も書いた。そのトランスポートにUSB端子が付いていてくれたら最高だ。

だけど、そういう物は存在しない。でも、スッキリとCDを回して再生したい。そんなわけで、僕はCD12でCDをきこうかと思い始めている。まだ決定じゃないけどね。

明日は僕の誕生日で1才になる。昼間はジンジャーシロップ作りで1kg余分ありです。そして、夜は音楽喫茶をやっていますので、皆さんどうぞおいで下さいませ。来ていただけると色々なことが確かめられるし、面白いことがけっこうあります。  2013.3.12

今日は年に一度の誕生日だけど、特別なことは何もなく、午前中にシフォンケーキ作りをして、昼からはジンジャーシロップ作りをやる。そんなわけで、日中は厨房のチューナーでJ-WAVEをききながら作業をする。夜の音楽喫茶には何人かのお客が来てくれるみたいだ。

あくまで僕の装置の中での話だが、CD12はAETの電源ケーブルEVIDENCEとの相性がよろしくない。各々の良さがプラスされ過ぎて、良いものは良いのだが、ところどころやり過ぎになるようだ。土曜日の戯れる会例会ではその傾向が今よりもっと強かった。

絶対に当たる宝くじとか、必ず出るパチンコ台は面白くも何ともない。例えばすごい美女で、年に100回も男に言い寄られたら、不美人よりはマシだと思いつつも鬱陶しくて自分の容姿を恨むかも知れない。だから、適度にうまくいかなくて、あれこれ考えたり策を講じたり、誠意をもって接したり、そういうことで相応の成果が得られる状態が最も好ましいのだと思う。

生きている年月も多少長くなってきて、どの時代が最も辛かったかと考えてみると、僕にとって最悪の期間は10代だった。もし、人生をやり直すことが出来たら「あそこでもっとちゃんと歯を磨いておくべきだった」とか、「あの頃もっと勉強しておけばなあ」などと思ったりもするが、あの10代をもう一度体験するのは嫌だから、やり直しなんか絶対にしたくない。

さて13時だ、コーヒーも飲んだし、生姜4kgをやっつけて、それが終わったら食事を三人分作るのだ。落ち着いて音楽をきくのはそれまでおあずけ。

16時半にジンジャーシロップは作り終えたが、まだ鍋や釜や器具やまな板が片付いていないので、あと少しかかる。さっき、福島の斑目さんから電話をもらって「誕生日おめでとう、いつも読んでる。山本さんは毎日あれこれやって楽しそうでいいねえ」と言われた。はい、楽しむことだけは一人前以上ですが、もちろん人並みに悩みもあります。

喫茶では僕を含めて三人でおいしくご飯を食べて音楽をきいて、そしてお茶とシフォンケーキのお客さんもいたからみんなで話もして、楽しい時間を過ごした。こんなことをして終わった、心の和む一日だった。そして、何かが動き始めている事を感じる61才の誕生日だった。  2013.3.13

何と!Perfumeは対バン形式のライブを行う。

対バンの相手は、奥田民生、斉藤和義、マキシマム ザ ホルモンだそうで。ここはパートナーのチケット運に期待をするしかない。

今日はシフォンケーキを2個試作している。理由はわからないけど1個は見事に玉砕って感じの出来で、2割ほどトレハロースを使ってみたら甘みが足らないし、涙)の出来で、2個目はあと30分ほどで結果がわかるのだが、1個目よりは期待ができそうな膨らみ具合だ。パナソニックの電子レンジオーブンで作っているのだが、これがうまくいけば一日に5個以上作って送るなんて時に助かる。

約一週間ほど使ってきて、僕はCD12でCDを再生し続けたくなっている。ハイレゾ音源やDVDの再生はMac+Firefaceでやればいいと思う。外部クロックを使った方が音は良いと思うが、ピッチが変わったりして面倒なので外部クロックは使わないことにする。どうしても外部クロックが必要な時はまたその時に考えよう。

僕がかつてPCオーディオでOKと思った時はまだマランツ7を使っていたから、全部てにマランツ7の音が反映されていて、全体的な完成度はともかく、その部分はここ数年とは違う状態だったと思う。で、マランツ7をやめて、ある意味ではものすごく解放された部分もあるのだが、毒もなくなった状態だった。この表現が妥当かどうかわからないが、民主主義で平等だけど宗教もないとでも言ったらいいのかな、そんな感じだった。で、5年近くマランツ7なしのPCオーディオをやってきて、今CD12で再生してみると、「あ、これはマランツ7で当たり前に出ていた音と似ている」と思ったりする。とても微妙な味みたいなものだ。だから、他のCDプレーヤーでこの状態になるかというとかなり疑問のような気がしていて、これはCDプレーヤーの音というより(2005年5月に僕自身がCD5枚でギブアップだと書いている)CD12(実は今だってまだほんの少し闘争的)ってことなんじゃないかなと思う。クライマックスDSで同じ音が出るかどうかはわからない。

僕はradikoの前からBrandnew-Jというインターネットラジオをきいていて、今はradikoでJ-WAVEなったが、AdobeのAIRっていうのがしょっちゅうアップデートしろと言ってきて面倒くさい。マジメな話、こんなのは半年に一回か一年に一回ぐらいにして欲しいと思う。劇的に音が良くなるとか音が途切れなくなるのならともかく、そうでもないのだ。radikoのAIRに限らず、この5年間であれこれあれこれあれこれ、合計すると何百回もアップデートを繰り返しているわけで、最初の頃は「どんどん良くなる」んだろうと思っていたのだが、最近では何がどう良くなっているのかもわからないし、改悪もあったりするので、付き合いきれなくなってきている気がする。

24/192の次はDSDでしょ、だから、PCオーディオも何かおかしくなってきているぞ、他にやることないのかと思う。

僕らはずっと長い間、レコードの時代から、カートリッジを買ったり、アームを買ったりケーブル交換したり、アクセサリー買ったりして楽しんできた。何十年も使ってる物もあるし、一年二年で買い替えてしまう物もあった。PCオーディオも何だかんだでもう7年やってきているから、この方式=機器だと考えれば、次から次へとすごく楽しませてもらったわけだ。今現在の僕で言えば、Macでの音楽再生はもちろん続ける。でも、そろそろ変動に次ぐ変動はお開きにしよう。  2013.1.1

キヤノンの「PowerShot N」は面白いカメラだと思う。売り方(ネット販売のみ)もこれで良いと思う。今の時代、メーカー直販でちゃんと売れるのなら安売り競争ばかりやっている販売店に頼る必要はない。

たとえばiPhone3Gを2年間毎日使い、iPhone4も2年間使った。今はiPhone5で多分これも2年使う。これでいいのだ。とても満足している。カメラも同じで、もはや10年とは言わないけど、ある程度完成度の高い物を買って4年ぐらいは満足して使えると良い。新しく発売されて半年ほどでやたらと値段が下がるのはとても気分が悪い。1980年代半ば頃から、ワープロにしろCDプレーヤーにしろ、半年で新製品が出てどんどん安くなるということが繰り返されてきたけど、そんなことをしてて良いわけがない。AVアンプにしたって、毎年新製品を出す必要などどこにもない。注文がきただけ作って送ればOK、シフォンケーキ方式で良いのだ。まあ、これは言い過ぎだが、アップル方式を通せるかどうかってことだろう。

前にも書いたことがあるけど、全国のコンビニで同じ味のロールケーキが同じ値段で売られていて24時間買えるのって、考えてみればちょっと気持悪い。便利ではあっても、おいしい筈がない。

だから突き詰めて考えると「何に豊かさを見いだすか」というようなことになるのだが、そのような観点で音楽やオーディオも考えた方が良いのだろう。

ずっと音楽が好きで、ラジオやレコードや音楽データやUSBDACとも付き合って、長い長い道のりを経て、満足したり飽きたり、あきらめたり増やしたり減らしたりしているわけだけど、2013年の3月はこの数年間とちょっと違う時代に突入したみたいだ。  2013.3.15

「PCオーディオとは何か」を考えた時、僕は「従来的CDプレーヤーを使わない音楽再生」だと定義している。

ハイレゾデータ音楽再生だってまだまだ始まったばかりで、総タイトル数はSACDよりも少ない状態だから本当に楽しめるのはこれからなわけで、PCやMacを使ったオーディオ再生はやった方が良い。もちろん僕自身もやめるつもりはない。そしてそれに対して、CDプレーヤーを使って再生する方式における一つの基準と言うか代表として、僕はLINNのCD12を置くことにしようかと考え始めている。理由はもちろん音に尽きるが、じゃあ音さえ良ければ何でも良いかと言うとそんなことはなくて、小さくて一体型で高級感があって操作をするのが楽しい機種じゃないと困る。

今日の東京は天気が良く少し暖かくなってきたので、午後は上野公園まで散歩して、秋葉原のヨドバシカメラに行き、写真用のインクジェット紙とアルバムを買って戻った。おだやかな春の日って感じかな。スタジオに戻ってコーヒーをいれて飲み、夜は自分で捏ねたパンを焼いて食べ、また音楽をきく。やりたいことがやれて、それほど贅沢なものじゃないけど、食べたいものを食べることができて、多少は我慢したり待っていたりもして、行きたいところにも行けて欲しい物も手に入る。そして何より平和な状態、好きな人や好きなものに囲まれてずっと生活していたいと思う。地震と津波と原発事故、沢山の亡くなった人、生きている僕らの不安、10年後20年後はどうなっているのだろう。今日みたいな日がずっと続いていてくれたらと願っている。

そんなわけで、CDを買うのが楽しくなってきた今日この頃ってやつなのだが、先日戯れる会例会に持ち込まれたこのCDはどうしようかと考えてしまう。どこぞのスピーカーをぶっ飛ばしたらしい。すごく音の良いCDで驚くが、突然暴力的な低音が出る。問題の6トラック目は僕のところでは二回か三回再生しても大丈夫だったが、あんな風に天井がビリビリ揺れたのは初めての経験だった。皆さんのスピーカーは大丈夫でしょうか? やってみて下さい。

昔の話をするのは年をとった証拠だと思うけど、着る物にしろ靴にしろ万年筆にしろ、良い物を買って長く使うというのが美徳だった。美徳なんて言葉さえ、若い人には通じないのかも知れない現代だけど、僕は長く使える物が好きだ。

だから、この数年あれこれ考えたり試したりしてみた結果、スニーカーは別として、革靴は死ぬまで履けるような物を手に入れることに決めて、そういう路線を取り始めている。あと何年かかけて、ローファーをもう一足、それからブーツをあと一足か二足買ったらほぼ完璧ってことになりそうだ。  2013.3.16

そんなわけで、僕のオーディオもここらでますます楽しくなってきた。

これじゃなくちゃダメ的な、硬直した発想はなしにしたい。キヤノンのPowerShotNは、普通のカメラの感覚や価値観からするとシャッターが押しにくいものらしいが、左利きの不利がないそうだから、そういうのもいいよね。PentaxのQ10も可愛いし楽しいけど、新しい発想はない。キヤノンのPowerShotNというカメラは、小型で押しつけがましい存在感はないけれど、歴史に残り、人々の記憶に残り、販売方法も含めて今後の分岐点になるカメラなのかも知れない。そんな気がする。

僕が使っているAVアンプはHDMIが出始めた頃の物だから、それ以降HDMIの規格が何度も変わっているし、しかも映像セレクタが故障しているようでどうにも具合が悪い。Macとのデジタル接続で機種によって映像が出たり出なかったりのプロジェクターも、AVアンプからアナログで送ってやれば(画質は鮮明さが損なわれるにしろ)問題なく映像が出るはずだ。

自分一人で映像を楽しんでるだけならいいんだけど、何人もの人がいる状態で映像を出す場合、「何故か今日は映像が出ません」は避けたいし、あれがダメならこっちでもOKっていう風にバックアップも必要だ。そんなこともあって、かねがねAVアンプを買い替えなくてはと思っているのだが、アナログ入力(マルチchイン)付きのタイプはちょっと値段が高く躊躇していた。で、去年の夏、マランツからまあまあな値段のAVアンプが発表されたもののなかなか発売されず、去年の秋になってやっと出た。ところが、どういうわけだか半年も経たずに製造中止らしく、ちょっと前から投げ売り状態で定価の半額ぐらいになった。そんなわけで「なんなんだろうね、これは」と思いつつ価格.comを見ていると、毎日何回も値段が下がる。六社ぐらいで価格競争をしているらしく、その前に20000円ぐらい安くなったのに、この一週間でさらに2000円ほど値段が下がった。何時間か毎に下げてる方もご苦労さんだが、面白がって観察してる方もご苦労さんってやつだ。去年の今頃発売されたペンタックスのミラーレス一眼レフ(黄色いボディのやつ)もよほど売れ行きが悪かったのか、去年の秋には半額以下になったりして、あれもまた「なんなんだろうね」って感じの出来事だった。21世紀って複雑なんだわ。

昨日から、サーロジックのサブウーファーD.Cubeを入れたり外したりして再生してみている。先日の戯れる会例会で、例の暴力的低音が出るCDを再生した時に、試しにサブウーファーなしで再生してみると、あの低音に関してはなしでも大差なかったのだ。以前より部屋に対してL-65の設置位置がバランスの良い場所になっているのだと思う。それで、低音もよく出ているらしい。まあ、このセッティングにできたのは、サーロジックの和心のおかげだから、大変興味深いことに、サーロジックの和心がやってきた結果、D.Cubeを不要にするのかも知れない。

うーん、どうだろうなあ。重低音が出るとか出ないとかの帯域的な問題じゃなくて、D.Cubeを使った方がちょっとというか、かなり当たりの柔らかい音になるんだよな。D.Cubeなしはパリッとした鮮度の高い音になるんだけど、ちょっときつい感じでもあるから、どうかなあ。

けっこう真面目にあれこれ試聴してみたけど、  結論、やはりD.Cubeは必要だ。では、また明日。そうそう、今度の水曜日は祭日なので、夜の音楽喫茶はお休みです。  2013.3.17

プロジェクターから安定した映像を出したいという願望があるんだけど、そうか、AVアンプがあると、ブルーレイディスクプレーヤーの出力をHDMIでAVアンプに入れて、AVアンプでセンターchとサブウーファーchをダウンミックスしてプリアウトでフェーズテックのプリアンプに送るなんてこともできるわけだな。とにかく5.1chのおかげで面倒くさい。

僕自身はもうm4/3でOKだと思っているわけだが、世の中一般的なデジタル一眼レフカメラは今後どうなっていくのだろう? フルサイズとm4/3が残るという見方もできなくはない。かつての35mmカメラと6×7は面積比で5倍ぐらいだったわけだが、フルサイズとm4/3が4倍ってことでそんな関係に近い。でも、一般の人はもう大きなプリントをしなくなっているから、フルサイズって大判に印刷する仕事をやっている人と、あとはハイアマチュアの自己満足用ってことになるのだろうか。

一般ユーザーには、携帯とかスマホじゃ撮れない写真を手軽にWebにアップできて、なおかつ可愛らしくてオシャレなコンデジが求められているだろうと思う。だから、キヤノンのPowerShotNが画期的なのだと思う。で、今回のネット販売限定というのは、そういう物でフルサイズEOS-1DXの50万円路線並みに価格を守りたかった。ということだろうと思う。3万円のカメラが20台売れれば売上げは60万で、もはやそちらの方が重要なのだと思う。

徐々にだが、オーディオ、カメラ、その他のことでこの春は何かが動き始めている。

今日の昼、このCDが届いた。LPは二度買って、そしてCD12で再生してみたいなと考えて先週CDを注文した。

このLPが出たのは1973年で、荒井由美の「ひこうき雲」の頃だ。小室等のセカンドアルバムが出るというので、当時2300円のLPを買ってきてきいてみたが「?????」という感じでものすごく失望し、カセットテープに録って友人の女の子にプレゼントしてしまった。で、しばらくカセットテープをきいていた結果、すごく好きになってもう一度買った。当時の2300円って、今の感じだとどれぐらいなんだろう。レコードを月に一枚買うのがやっとだったから、1万円ぐらいの感じだったろうと思うが、それをあげちゃったというのは、それぐらい大きな失望だった。で、何ヶ月か後に二枚目を買って、それ以来ここ数年は一年に一回ぐらいかけている。だけどこのレコードは真ん中の穴がちょっと細くて、ガラード401のスピンドルがめちゃきつくてプラッターごと「エイヤア」って感じで外さなければならず、いつも往生する。しょうがないから、Firefaceで録音してきいたりしてるのだが、ちょっと前にベルウッド系のLPがCDで発売されたのを知っていたので、この度CDを購入した。

この「東京」というアルバムを気に入るかどうかは白石ありすの詞が好きかどうかにかかっていると思う。オトナの愛の歌だし、小室等のアルバムの中では異色の世界かも知れない。フォークソングではない、ロックでもない、このアルバムは和製AORの先がけだったのだと思う。僕が20才かそこら、小室等が30才ぐらいかな。だからよくわからなくて「???」になってしまった。「橋」という歌があって、僕はずっと「この情景は絶対に荒川区の橋だ」と思っていた。別に大田区の橋でも葛飾区の橋でも良いのだけれど、僕に強くそう思わせた。そして、それは本当にそうだった。

アルバムタイトルの「東京」という曲はあれから40年経った今もこの歌と同じ事を考えている。

デヴィッド・ボウイのジャケット写真も手がけた鋤田正義によるジャケット写真、ミュージシャンも色んな人が参加しているけど、例えば、このアルバムの中でピアノを弾いている千野秀一は後にダウンタウンブギウギバンドに加入した。僕にとっての小室等は「私は月にはいかないだろう」「東京」「デッドヒート」、厳選するとこの三枚かな。

吉増剛造、茨木のり子、谷川俊太郎、高橋睦郎、黒田三郎、清岡卓行などなど、高校生だった頃からずっと、僕にとって小室等は現代詩のセレクトショップだった。

御茶ノ水のチョコレイトディスコ動画の再生が1999回になった。僕の予想ではものすごく緩やかなカーブを描いて割と長期間再生され続け、来年の今頃は5000回ぐらいまでいくかもなあと思っている。  2013.3.18

昨日は、あちこち片付けて、いっぱいCDをきいて、コーヒー豆の焙煎を660gやった。インドネシアの豆はちょっとクセがあって最初は少々敬遠気味だったのだが、近頃少しずつ好きになってきていて、適当に混ぜて飲むと良い感じになった。モカのストレートはあまり好きじゃないのにモカを適度に含んだブレンドが好きというのに似ている。

そして、コーヒーの焙煎に関して、一つ面白そうなことを思いついた。まあ、あれこれ本気でやったり考えたりしていると、時々良いアイディアが浮かぶものだけど、やっぱりそういうのって、あれこれやってみて初めて沸いてくるものなんだ。

今日の東京は気温が20度を超えてものすごく暖かい。桜が開花しそうな気温だ。「人は何度桜を見るのだろう」とうたったのは茨木のり子だが、たった何十回かしか見ることの出来ない桜だから楽しませてもらうことにしよう。オーディオはまたちょっと違うのだが、二度と出会えない音ってのがあるから、しかと楽しむことにしよう。  2013.3.20

いやー、昨日からとても暖かくなり、昼間は半袖のTシャツって感じの東京だった。

昨夜は戯れる会のSさんとWさんおすすめの「BattleShip」という映画を見た。なんというメチャクチャな映画なんでしょう。バカバカしく楽しんだ。でも、金がかかってるのよねえ。

暖かな春の日、午後は銀座に行ってウインドショッピングや買い物をしてきた。桜が咲き始めていて、とても良い散歩だった。食材を買って帰り、夜は音楽喫茶をやって、いろいろな話をして、今は一人残ってドビュッシーのCDをきいている。

今日はちょっと油が出るものを作ったので、厨房を片付けなくちゃね。  2013.3.20

今はこんな状態なのだが、近い将来このMacBookProもなくしたいと考えている。色々使ってみた結果、僕はMacBookProがそれほど好きじゃないみたい。嫌いってことはないんけど、日常の作業ならAirで十分だし、手が痛くなるから原稿書きもままならないし、やっぱり僕はMacminiでいいやとおもう。MacオーディオによるとMacminiは音が悪いそうだけどね。まあ、そんなのは別にいいんじゃない。

先日購入した靴は、素晴らしくピッタリなんだけど、右足の甲が一カ所だけ痛い。しかもかなりの痛みで、我慢して履き続けることはできそうにないので、シューストレッチャーを使って伸ばしている。僕は左足の方が大きいのだが、この靴の場合痛いのは右足だ。右足の方が小さいんだけど外反母趾だからその部分が引っかかって奥に入らず、相対的に甲が高くなっている状態のかも知れない。

スピーカーと靴はよく似ている。

Firefaceの上にラックみたいな物を置いて、そこにMacBookProを置けば、まだ使いやすくなりそうなんだけど、この7200回転の2.5インチHDDの音があまりに悲しかったので、やっぱりダメだよなと思っている。「このHDDの音は悪い」というのはわかったので、使い続けるのは嫌だなと思うけど、じゃあどれが良いのかを探し求めるとなると、理想の恋人を捜し求めて三千里になるので、僕はやらない。もちろん嫌な相手とは暮らせないからやめたい。もしも、10年に一度出会うかどうかの素敵な相手とめぐり逢うことがあったら(多分100点満点の相手なんて存在しないのだ)それは、渾身の勝負に出ないと後悔することになる。でもHDDは嫌な音さえ出さなければ、そこそこで良い。

CD12はアナログのターンテーブルで言うとガラードとかTD124の音とよく共通している。そして、PCオーディオの音はリニアトラッキングのアナログプレーヤーの音とよく共通している。あれこれやってきてそう思う。僕がStudioK'sをやり始めた頃は音場感命だったから、あの頃ならPCオーディオとSTUDIETTOが絶対だったと思うけど、今は半々だな。どちらにも良さがあると思っている。

今日は寒い。いきなり最高気温が10度近く低かったりすると体調も悪くなったりするよなあ。三月ってのは本当に暖かいのか冷たいのかわからない、三月生まれの性格そのもの?

そんなわけで、夜は暖かいスープを作って飲み、そしてまだまだジンジャーシロップのお世話になっている。

いくつか欲しい物があるのだが、どう考えても全部買うことは出来ないから、さてどれを優先するかと考えている。

これは今夜焼いたもの、クレモンティーヌをききながら食べた。

ここ数年、発酵実験を繰り返していて、パン種や漬け物を作っているのだが、目の前に米麹と青大豆があったので「じゃあ味噌でも仕込んでみようか」という気になって、今日は500gほどの味噌を仕込んでみた。初めてなので結果が楽しみだ。よく考えたら、神田明神の鳥居横の天野屋さんでも麹を売っているのだった。  2013.3.21

長くここを読んでいただいている方はご存じだと思うけれど、僕は新しいことや、他人がやっていないようなことをやるのが好きだ。

どんどん新しい物や方法を導入して、そういうことを続けている中で、10年も20年もまるで変わずに存在し続けて役に立っているものがあったとしたら、それはすごいと思う。また、もう要らないと思っては誰かにプレゼントして、結局3回買ったデロンギオーブンみたいに、「もういいや」と判断してやめてもしぶとく復活してくる物もある。

やれるところまで徹底的にやるのも好きだが、言葉で言うと「コッテコテ」、美輪明宏に言わせれば「おてんこもり」なのは好まない。どうしても、追求するとあれもこれもと物が増え、付加装置も増えてゆくから、どこかしらの段階でスッキリさせていないと自分の好きな状態は保てない。

でも、あれこれ機械や道具を買って試してみたいことが次から次に出てくるから、どうしても物は増えちゃうんだよね。

今年は例年より少し早くて、来週ぐらいから夏みかんの出荷が始まるらしい。3月末から最後は6月初めぐらいまでの2ヶ月ちょっとがマーマレード製造期間になる。僕は、そろそろだなと思って冷凍しておいた去年のマーマレードを昨日食べ終わった。そういうわけで、マーマレードの注文受付開始なので今年もよろしくお願いいたします。

あー、そうだ。ということは容器を注文してこなくちゃいけない。

うーん、本当はMacBookProをやめてMac miniにしたいんだけど、仕事用と割り切って使い続けた方が良いのかもなあ。そんな状況だったりもする。どうしたもんかなあ。

今日は某所にあるLPとCDを処分するので、欲しい物があったら持ってっていいよということだったので、見に行ってきた。何百枚もあったけど、どうしても欲しい物ってそんなにはないから、適当に重たくない程度にもらってきた。

AudioLabのLPを二枚見つけたんだけど、ピピエコさん欲しいかな? 持ってるやつ? みやざわめいこはともかく、おばらせいこは無いんじゃない?

ゴミで捨てられちゃもったいないからね、カエターノのベスト盤を見つけたらやっぱり持って来ますよね。この前このLPの片割れをCDで買ったんだよなあSTINGのライブは、まあいいや、LPできくことにしよう。

それで今日もお出かけには新しい靴を履いて行った。シューストレッチャーで伸ばしているので徐々に痛みは解消してきているものの、まだまだ痛い。履いて5分ぐらいはOKだけどそれ以後は痛くなる。しかし、革ってはすごいもんだね。そういう頑固なものと何年もかけて付き合うのがいいんだと思う。2年で古くなっちゃう物ばかりじゃ困る。

カエターノのベスト盤は、ジャケットの写真が「ノイチス・ド・ノルチ」のものと同じだから、新しいものであることは推察したが、2005年に来日した時に作られたベスト盤らしい。もちろん全部オリジナルのアルバムを持っていてきているのだが、これはこれでなかなか良いプレイリストって感じなので、自分で楽しむことにした。だって、カエターノはやっぱりいいんだもん。  2013.3.22

昨夜遅くなってから、ゲンズブールのLPからきき始めた。酒に酔ったいみたいに頭が、狂う。シンディ・ローパーも「Time after time」しかまともにきいてないからなあ。これからますます安いLPや不要品のLPが増え、CDも似たような状況だから、貴重な盤が欲しいなんてことを考えなければ、音楽は安くいくらでも手に入る時代だ。

さて、今日はまずルンバに働いてもらって、スタジオの掃除から始めることにしよう。

それで、ホコリのないスタジオでFMをききながら原稿書きを始め、コーヒーを飲む。この半年で僕のコーヒーは自分のコーヒー生活史上もっとも充実したものになった。鹿児島にあるヴォアラコーヒーの井ノ上さんとの出会いは戯れる会だったから、深く広くオーディオをやることでいろいろな出会いがあり、相互作用みたいなものが起きている。

今夜遅く、そして明日朝から夕方にかけてシフォンケーキを合計9個作って送るので玉子を80個買ってきた。厨房のLINN DISKREETでPLACEBOをかけながら作ろう。型が5個しかないから、冷めたら途中で出して洗いながらの作業になる。明日晴れたら、焼成中のやることがない40分間には近所の宮本公園に花見に出かけよう。ポットにお茶を入れて持って行って桜ながめて飲んだら楽しいかもね。10年後ぐらいに「そんなこともあったな」って思い出すかも。

近頃考えているのは、「バカみたいに良い音じゃない方が楽しめるみたいだ」ということかな。そいつは意外に真理だったりする。僕は自分が楽しめるかどうかを言っているのだから、誤解しないでね。KENWOODのKP1100をスケルトンにしてLPきいていたのなんて、ホントにデタラメを楽しんだ。しかもあれはオートリフトアップだったから最高だったなあ。まあでもあの頃はレコードプレーヤーまで6歩往復12歩だったから、オートリフトアップが必要だったのだと正しく思うことにしよう。今、ガラードにつけているステレオのカートリッジはZYXの4Dで、すごく良いんだけどけっこう高価だし、良すぎるからしばらくヒマを出すことにしよう。

ミルク缶でコーヒーを焙煎しているのはすごく楽しいけど、すごく高価で完全な焙煎機を導入したりすると、この楽しさは失われるような気がする。だって、ちゃんと出来なかったらいかんでしょう。アマチュアなんだからそれは辛い。PCオーディオも、「こんなもんで、なまじのCDプレーヤーより良い音が出るじゃん」って言ってるぐらいが丁度良いわけで、本気で突き詰めていくとどんどん袋小路に入っていって、しまいにはプロになっちゃうから、今じゃ僕なんかついて行けなくなってしまっている。だから、これからの僕はもっと適当にやることにする。

このあたりはちょっと微妙な話なのだが、僕は「片付けるのが好きだけど片付け過ぎるとダメ」だ。例えば、レコードは棚にしまっちゃうと全然きかなくなる。適当にそこらへんに出しておいて、壁や机の脚なんかに立てかけてあるような状態だと手が伸びる。貸してもらった高いLPも「借り物だし丁寧に扱わなければいけない」と思うもんだからやはり手が伸びない。結局のところ安物が適当に散らかっている状態が一番アクティブになれるってことらしい。

ドク・ワトソンのLPはいいなあ。ジャコ・パストリアス抜きのウエザー・リポートもこれはこれで楽しめる。何十年も経っているからね。それに、いくら国内盤とは言え、CDからこの太い音を出すのは至難の業ってやつだ。さて、夜だからシフォンケーキを作り始めることにしよう。  2013.3.23

昨夜からやって、シフォンケーキを9個発送し終わったのは6時半だった。僕が作って買ってもらっているものは、シフォンケーキとジンジャーシロップとマーマレードなんだけど、どれも似たような値段だが、微妙に違う。何しろ一個一個手作りなもので、シフォンケーキをまとめて9個はけっこう手がかかる。まったく同じに作っているのに、微妙に膨らみ具合などが異なったりして色々良い体験ができていてる。そんなわけで、注文をもらえればもちろん喜んでお引き受けします。

昼間の厨房ではPLACEBOやAC/DCなどをきいてテンションを上げて作業をしたが、今はレコードでロッシーニの弦楽ソナタをかけている。この春はオーディオに関してちょっと吹っ切れて、新しい楽しみ方をすることにした。長い時間を要しているが、とにかくここ数年とはちょっと違った路線を歩み始めているのは確かだ。  2013.3.24

昨夜はオーブンで焼きそばを作って食べ、スィーツは何もなかったので干し柿を解凍したものを食べて、いただき物のおいしい中国茶を飲んだ。シフォンケーキをあんなに沢山作って一日中甘い匂いが途切れない状態なのにヘンだよね。材料ならいくらでもあって、冷蔵庫には卵黄が10個分ぐらいあるのでシュークリームなら30個ぐらい作れるんだけどね、でも干し柿。ほんのり甘くておいしかった。

昨日の厨房ではiPhoneからのAirPlayで音楽をきいていた。すごく近いのに角度や場所によって音が途切れたり、クリームチーズのシフォンケーキを作るために電子レンジを使うとその間は音が出なくなったりするが、やっぱり便利だと思う。音もけっこう良い。厨房の壁埋込スピーカー、LINNのDISKREETをNuforceのiConで鳴らしていて、ここには古いLet's noteCF-Y2とFMチューナーとAirMacExpressが接続してあって、とても使いやすいし、音にも不満がない。USBDACに接続してあるCF-Y2を起動して、iTunesで再生してiPhoneでコントロールも可能だが、AirMacExpressを組み合わせてあるので、iPhoneそのものからAirPlayもOKだ。また、iPhoneの8Playerを立ち上げて無線でNASにアクセスしてハイレゾのデータを再生し、それをさらにAirPlayでAirMacExpress飛ばしての再生もできる。こんなことが出来るようになったのは、ここ数年のPCオーディオのおかげだ。

シフォンケーキの箱がなくなりかけていたのだがWeb上での注文が出来なくなっていて焦った。最近はスーパーなどでレジ袋を要らないと言うと5円ぐらい引いてくれたりするけど、箱だの袋はけっこう高くて、10枚単位で30枚ぐらい買って送料を加えてシールを貼ると、シフォンケーキの玉子代より箱の方が高かったりする。「もう扱っていないのだろうか」と心配しながら埼玉県の会社に電話すると、「Web上からは消してしまったが、100枚単位での購入ならメーカーから直送OKです」との返事で、やれやれとホッとした。あの箱が100個分やってくると、また置き場所を考えなくちゃいけないなあ。おいしいものを作っているのだから、もう少し生産高を増やす努力をしよう。ただ、こういうのって、何かで紹介されたりすると、一時的に夜も眠れないほどいっぱい注文が来たりなんかして、ほとぼりが冷めると、今みたいに時々買ってもらうかのどっちかになるんだよな。週に平均10個ぐらい作っているのが理想なんだけど、それはきわめて難しい路線らしい。

今夜は取材で、久しぶりにWindowsノート+StyleAudioのUSBDACからの音をきいた。これが実に新鮮で「ああそうだった。PCオーディオってこういうところに魅力を感じたのだよな」と思って不思議な気分になった。これはこれで良いと思う。この数年いろいろなことがあって、おかげでいろいろあれこれ選べて楽しい。  2013.3.25

以前使っていたMacProには250GBのHDDが入っていて、あれは多2007年頃の製品だからそんなものだったのだが、今ではノートでも1TBだったりする。そんな具合でバックアップ用に使っていたHDDの容量がまるで足らなくなってしまったため、このところ(ちょっと危険なのは承知で)バックアップをとっていない。だから、原稿を書いている時は「もしこれが明日消えてしまったらまずい」と思って、書いたところまでEvernoteに保存している。

時間があるときに、バックアップのシステムを考えようと思っていて、多分今はその時期なのだが、どうしたらいいかと検討中。Mac miniが1TB、音楽用のNASが1TB、それからAirが128GB、僕のデータなんて総合計でも3TB以内だ。だから、AppleのTimeCapsule3TBを買えばOKで無線なんだけど、なんかこれにするのもちょっとつまらない気がしている。

昨夜突然、ショパンのノクターンをききたくなった。で、僕はルービンシュタインで何の文句もない奴で、国内盤のLPで持っていてこれはなかなか良い音なんだが、CDも買ってやろうと考えた。それで、すごくありきたりではありますがこれを買った。もう本当に保守的の極みでしょうか。でも僕にとっては、このCDを買いたくなっているってのが妙に新鮮なんだわ。

もう多分二年ぐらいあれこれ考えて、不満がを感じていたが、やっとマランツのAVアンプを買った。

それで、ラックの裏を掃除している。

CDトランスポートとクロックを使わないとケーブルがいっぱい余るのだった。

そして、AVアンプを使うと、下の写真みたいにMacminiからREGZA(HDMI)と三菱のプロジェクター(HDMI変換-DVI)の両方にちゃんと映像が出るのだった。一昨年末、Macから映像が出ない苦労は一体何だったんだろうって感じなのだが、まだまだいくつか問題がある。HDMIって音声と映像の両方を一本のケーブルでまかなうので、僕の使い方だとかえって面倒なことが起きたりもする。そんなわけで、CD-ROMに入っているマニュアルを読んでいるのだが、どこを読んだら良いのかすらわからないので、映像は出たけれど、音声に関してはもう少し苦労させられそうだ。多分、この映像にはこの音声みたいな感じでアサインしてやればいいんじゃないかな、と思う。

映像のことはけっこう悩まされたので、この映像問題がスッキリすると嬉しい。今も見ているんだけど、すんなりと映像さえ出てくれれば、この解像度1024のプロジェクターでそれほど不満はない。  2013.3.26

まったくもう笑うしかないんだけど、昨夜遅く、数時間快調に投影されていたプロジェクターからの映像が突然出なくなった。MacBookProで接続するとOKなので、プロジェクターが故障しているわけではない。ダメだこりゃ、まともに使うにはプロジェクターを買い替えるしかなさそうだ。ということは、マランツのAVアンプは買わなくても良かったのかな? とりあえずはそういうことらしいが、マランツのAVアンプはFMチューナーも内蔵されているし、ネットワークオーディオプレーヤーにもなるしってことで、まあいいんじゃないでしょうか。なんだかんだでダメってことがわかったしね。しかし、なんで最初の数時間だけはすんなりOKだったのだろう。わからん。途中までデジタルで見ていたサッカーが途中からコンポーネント出力になり、日本は負けるしで非常に疲れた。

今日、3/27の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞおいで下さい。食事をしたい方は予約をお願いします。

明日は午前中からつくば市にあるpanipopoさんのお店Sucre en roseで行われるお菓子作り講習会に参加する予定だ。もう何年も前から、お菓子作りを習うならこの人と決めていたので、募集があったときにすぐ申し込んだ。楽しみです。

そして、まだ来ないのだが、多分一週間以内に夏みかんの第一便が20kgやってくる。そういうわけで、予約をもらっている分からマーマレードを作って送ることになる。20kgあるので、もう数キロは余裕がありますので、欲しい方はお知らせ下さい。1kg3000円+送料です。そういうわけで、今年もマーマレードをよろしくお願いします。  2013.3.28

うーん、面白かったけどなにしろ場所が「つくば」だからちょっと疲れた。でも、三重県から来たっていう人と京都から来たっていう人もいた。Blogを見てたり、写真を見るだけじゃわからない部分がわかるから、やはり直接習うってのはちょっと違う。

原稿書きの仕事がいくつかきていて、「〆切りは来週です」みたいなのが多いので、とにかく今夜は久しぶりに早寝をして、このところの疲労を回復して備えることにしよう。今夜はブラームスのピアノ四重奏曲をきいているのだが、とにかく近頃とてもよくしかも色々なCDをかけている。いろいろやってみたけど、僕はやっぱりリッピング派ではなくCDを回して再生する派なのだと再認識している。以前からそうだけど、頻繁にかつ手軽に再生したいものはリッピングが良いと思うが、そうでもないものまでリッピングする気がないみたいだ。例えばですが、「タイマーズ」のCDってのを持っているんだけど、僕は「これをリッピングしてきくだろうか?」って思ってしまうのだ。まあそんなのは個人の流儀だから、好きにすればいいんですけどね。この数年、CDにもLPにも手が出なくなっていた=というのは語弊があるな、同じCDやある特定のハイレゾデータを再生してることが多かった。

自分自身の音楽に対する思いやオーディオ装置との関わり、その総合的結果として、同じものばかりきいていたのだと思うのだが、僕はもっとあれこれあれこれ手を出している状態が好きで、近頃やっと元に戻ってきたみたいなのだ。  2013.3.28

この半年間でいくつかのことが変化した。コーヒーのこと、オーディオのこと、料理やお菓子作りに対する姿勢などだ。それに連動して写真のことや原稿書きも微妙に変化している。

StudioK'sのコーヒー自家焙煎は完全に定着し、一度この状態を知ってしまうと元には戻れない。そして、うまくいくかどうかはわからないが、新しい独自の焙煎方法も考えたりしている。小型のミルク缶焙煎機を作り携帯用の小型手動ミルがあれば、アウトドアでもおいしい自家焙煎コーヒーを飲むことができる。無人島焚き火起こして自家焙煎、妄想美女と共に星空、なんていいよね。

ソースがDVDとかせいぜいハイビジョン程度だと、2Dプロジェクターの性能っていうのは2008年から2009年ぐらいでかなりのところまで到達したようだ。それで、その次は3Dそして4K対応というようなものになってきているらしい。おかげで、2008年とか2009年頃作られた2D専用プロジェクターは時代遅れになり、定価50万円とか70万円もした物が中古で10数万円で売られていて驚く。当然、買取金額は推して知るべしの二束三文ってことになる。4年ぐらい前に何十万で買ったものを処分すると数万円にしかならないのだ。こりゃパソコン並みかそれよりひどい。AVアンプもまた似たような状況だ。しかし、3Dにしろ4Kにしろ、ふんだんに楽しめるほどのコンテンツがない。ハイレゾ音源とどっちが多いのかな。

AVの世界は、「元々大して売れない、にもかかわらず激しく技術革新を行って一年ごとに自社製品を陳腐化させる構造」になってしまっているため、このようなことが起きているらしい。クルマのモデルチェンジはもう少しマシだと思う。

ギブソンがティアックを買収?

一昨年は88kg、去年は70kgぐらいのマーマレードを買っていただいたので、とりあえず今年は容器を60個買った。10個ぐらいずつ買っていると、マーマレードを作ったはいいが容器が無いぞ、なんてことがよくある。だから、箱だの容器だのも物置に在庫している。ちなみに不要な容器はスタジオに持って来てもらえば引き取っています。

しかし、CD12がやってきてからのこの何週間か、僕の音楽&オーディオ生活はものすごく充実しているなあ。こんなの久しぶりだ。  2013.3.29

マランツのAVアンプにLANケーブルを挿し、設定画面を見ていたら、ファームウエアのアップデートっていうのがあったから、一応アップデートをかけた。なるほど、近頃のAVアンプはネットワークオーディオプレーヤーにもなっているぐらいだから、それぐらいのことはあるよな。30分ほどかかるらしいので、ほったらかすしかない。

実売5万円以下のAVアンプにもネットワークオーディオプレーヤーが入っているし、FMチューナーも入っている。この際だから、L-65もAVアンプで鳴らせば面倒もないのかも知れない。安く買えるのは良いことだけど、ありがたい感じはしないし、メーカーは自分で自分の首を絞めているような感じもある。談合をしろということではなくて、暗黙の了解みたいなものが必要なのだろう。どこで、何を売りに押し通せるか、そこにかかっているのだろう。

もう4月も目前で、桜も咲いたというのに今日は天気が悪くて寒い。それで、午後は原稿を書きながら荒井由美の「ひこうき雲」をかけている。1973年に買ったLPです。2曲目の「曇り空」が一番好き。まあ、10代の少女っぽい歌で当時はニューミュージックっていう言い方をしていたわけだけど、好き嫌いは置いといて、このあたりが日本におけるPopsの原点だと思う。山手のドルフィンに行く気はないなあ。「海を見ていた午後」もいい歌だけどね。ひこうき雲には入ってないけど。

なんか中流っぽいところが好きじゃなかったわけなのだけれど、今あらためてきいてみると、失恋しようが誰かが去ろうが、閉塞感みたいなものはなくて、偶然なのだが、僕らは良い時代を生きてきたらしいと思ってしまう。そして、男はやっぱり初々しい女の子が好きなんだと思う。

今日の午後は、ソナスファベールミニマやLS3/5A、そして、PCオーディオのこととかイヤフォンのことに関する原稿を書きながらLPをかけている。バキューム式のレコードクリーナーを使って「ブヒューン、グワー」って感じでクリーニングして針を下ろす。実に良い音だ。ZYXのカートリッジは優秀なのでちょっとお休みってことにして、このところはオルトフォンのSPU、外側はGOLDだけど、断線のため中身はREFERENCEに変えてある。ずっと長い間、僕のところではSPUが良く鳴らなくて、ものすごくモノトーンな音がした。でも、スタジオを改装してから割と良く鳴るようになった。これもCD12と同じでこちら側の問題なのだろうと思う。  2013.3.30

昨夜は、これまた戯れる会の方がおすすめの「第9地区」という映画を見た。AVアンプ経由では映像が出ないので、これまで通りMacBookProから直接DVIで接続して映像を出した。

地球にエイリアンがやって来るところは先日見た「BattleShip」と共通しているのだが、「第9地区」はだいぶリアルで重い内容だったので夢に出てきた。うーん、3年後に続編があるのだろうか。

今日は最終日曜日なので、Perfumeのダンス練習会だった。僕は新しいオモチャを手に入れたのだが、思ったようには事が運ばず、「ウーム」と悩んでいる。まあ人柱と言うのか、自分が「こうなるのではないか」ともくろんだことを確かめたいだけだから、いいんですけどね。そんなことをしていると明日はもう4月だ。それにしちゃ寒い東京だな。  2013.3.31

AVアンプにプロジェクター、そしてコーヒー豆の焙煎、あれこれ考えてはもくろみが外れて、何て言うんでしょうか、楽しみすぎてものすごい睡眠不足に陥っている。だめだこりゃ。しかし、何というのか、デロンギオーブンってのは優秀だなあ。LS3/5A並みに優秀でまたまた惚れ直した。

昨夜遅くコーヒー豆の焙煎を行って、見事に玉砕した。ここまで焦がすと捨てるしかない。まあでも、三歩下がって一歩前進かな。MMカートリッジでも良い音が出て、MCカートリッジはまた別の良い音がきけたら、それは素晴らしいことだと思う。そのための失敗なら仕方がないし、意味のあることだ。と、納得させるしかない。

今日の天気が昨日なら、花見でお出かけする人が10倍で経済効果も大きかったろうになあ。僕は午後から撮影で銀座に行くので、少し桜を見る事ができるかも。

今日から4月だから、このページもパート40に移行なのだが、そんなわけでちょっと時間がなくてもう少しパート39のままです。

パート40に移行します。

ありがたいのか、ありがたくないのか、もうわからない。デュプレの17枚組CDが3000円ほど。



最近になってもずっとあれこれ使い方を考えているのだが、エアロプレスは面白いと思う。手軽にスピーディに安定した味を引き出せるので、おすすめです。一杯分のコーヒーをいれる際の可能性を引き出せる道具でもあります。説明書通り使うだけではなくいろいろやってみると、スッキリした味からそうでもない味まで、無段階にあらゆる味を楽しめると思う。


ほぼ毎日使っているが、やっぱりダチョウのハタキは最高です。特にレコードプレーヤーの周辺、ターンテーブルやアームの細かく入り組んだあたりの掃除に最適だ。

Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVDを何枚か、できれば全部見ることが必須だ。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年から2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月ー6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月ー12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月ー4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月ー9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月ー12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月ー3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月ー6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月ー9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月ー12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月ー4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月ー3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月ー6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月ー9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月ー12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月ー3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月ー6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月ー12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月ー3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月ー6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月ー9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月ー12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月ー3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート33 2011年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート34 2011年10月ー12月
オーディオと映像、新しい時代パート35 2012年1月ー3月
オーディオと映像、新しい時代パート36 2012年4月ー6月
オーディオと映像、新しい時代パート37 2012年7月ー9月
オーディオと映像、新しい時代パート38 2012年7月ー9月

 ホームへ