今日から7月、2009年も半分終わってしまった。「PCオーディオfan」はあちこちで売り切れになっているらしい。
StudioK'sでLPをきくようになってから10年ちょっと経った。この10年間に沢山のプレーヤーとフォノイコライザーとアーム、そしてカートリッジがやってきて、そして最後に残ったのがこの装置だった。沢山の素晴らしいものを使ってきたけど、たまたま僕の現状に一番よくマッチしてくれて、ストレスなく使えるのが上の写真のものだった。
ガラード401とダイナベクターのアームDV-507、そしてオーディオクラフトのAC3000シルバー、下の黒い箱がZYXのフォノイコライザー「Artizan」。茶色の箱はZYXのヘッドアンプ「CPP-1」で、ArtizanはMMとMC、二系統の入力があるので、「CPP-1」はダイナベクターのアームがつなげられている。そしてこの二つの箱は下から細めの突っ張り棒で支えられている。こんな風に設置したいわけではないのだが、あれこれやってみた結果、この位置がもっとも音が良いので仕方がない。
カッコ悪い? カッコいい? どうも重たいキャビネットに入れてしまうとあれこれ自由がきかないので、上の写真のようなフットワークが軽い感じの状態になっている。あれこれやるときに、ヒョイと片手で持って支えられる軽さが重要だったりするので、ある種の必然でこうなっている。 2001.7.1
本当にこの数年は内にこもっていた。今年はそいつを脱却しようと思っている。映画を見に行くとか、ウインドウショッピングに出かけるとか、旅行に出かけるとか、もちろん自転車に乗るとか、9月の裏磐梯キャンプの復活とか、物理的に外出するのもありなんだけど、例えば読書をするのも僕にとっては「内にこもらない」行為なのだと思っている。
そういうわけで、今年は自分比ではとても沢山の本を読んでいる。そして、今週末から来週にかけて映画を三本ほど見る予定だ。
で、昨夜はモノラルのLPを5〜6枚きいた。モノラルカートリッジで再生するモノラルLPはすごく良い。特にオルトフォンのCG25Dとか音のエジソンのモノラルカートリッジで再生するとこたえられない、独特の良さだ。これをきくと、CDはなかなか太刀打ちできないと思う。24bitとかのハイレゾだとどうなんだろう。最近、数少ないDVDオーディオのソフトがとても高値になっているらしい。
はやいところハイレゾのデータを出してくれればねえ、PCで再生してもいいし、それをDVDオーディオに焼いてもいいし、色々な楽しみができると思うのだが。どうなっていくかなと期待する日々だ。
このところ、毎日午前中に図書館へ行き、本を二冊借りてきては読んでいる。CDも借りられるので見てみたら内田光子が弾くベートーヴェンの後期ソナタがあった。「そういえば、出てたんだよな」と思って、借りてきてきいてみた。
だけど、PCできくとイマイチ音がよろしくない。しかも、OP:111の最後の最後、一番良いところで音が飛びまくる。あらら、と思って盤面を見ると、薄いけど円周状にキズが入っている、「じゃあ普通のCDプレーヤーならどうんだろう」と思って、ソニーのSACDプレーヤーできいてみると、音はこちらの方が良い、PCの方が神経質な感じだった。「へー、こんな感じか」と思ってきいていると、やはり最後の最後は音が飛んでリピートになってしまうのだった。なんか、登頂目前で墜落するみたいな感じですごく気分が悪い。ジャケット写真もそんな感じ? なんてことはないか。
知らなかったけど、ピナ・バウシュが亡くなったのか。68才。そうか、下らないことで悩んだりしていられないな。誰が何と言おうと、やれるうちにやりたいことを全部やっておかなくちゃ。
もうあの舞台を見ることができないのか、残念だ。 2009.7.2
僕にとってのピナ・バウシュの死は、マイケル・ジャクソンの死よりショックだった。いや、別の種類のショックだった。近しい人、親戚みたいな感情とでも言おうか、舞台を見る度に自分の中にも少しは持っている創造的なものを刺激されてきた。「そうなんだよ、こういうことを、こういう風にわかりやすく、もちろん深い部分があって、少し哀しくもあって」そういうことをもっと表現していたいと、いつもそう思わせられた。
新型iPhoneはパワーアップやメモリの恩恵で、アプリケーションの起動や文字入力体勢に入るまでの時間がかなり速くなっているようだ。そういうのを知ってしまうと、新型にしたいなんて考えも頭をよぎるが、もう一年経てばまたさらに新型かも知れないし、OS3.0で便利にもなっているんだからいいじゃないかと思って、買い替えはしないつもりだ。
それよりは、やはり15インチのMacBookProを持ち歩くのはちょっと重たいので、秋に出ると噂されている10インチぐらいのネットブックの方が気になる。
僕らはずっと、プレクスタープレミアム2をケースなし内蔵タイプを2万円近くで買ってきているのだが、何と外付ケース付き(USB接続)がAmazonで18000円以下で買えるのだった。内蔵と大差ない値段なら、こっちを買った方がお買い得みたいな気分になる。 2009.7.3
昨日からアルビン・トフラーの「富の未来」という本を読み始めた。最初の数ページからとてもおもしろく、実に興味深い。P・F・ドラッカーの本ももう一冊注文したので、未来学だのマネジメントの本を何冊か読んでいるというわけだ。それとシュタイナーにちょっと関係する本かな。シュタイナーと出会ったのは何年前だろう、20年近く経っているかも知れない。コンピューターの話と同じで、興味のない人にはお呼びでない世界かも。
そういうわけで、スタジオの中には読みかけの本が4冊ほど、読みかけのところを開いて伏せて置いてあり、気が向いた本を手にとって読んでいる。
今日は新宿で「マン・オン・ワイヤー」という、綱渡りのドキュメントを見た。勇気をもらえるいい映画だったなあ。音楽は「ピアノレッスン」の人だったかな。
2009.7.4
今日は「劔岳 点の記」を見た。映像がとても美しかった。ヴィヴァルディとマルチェロだったなあ。今年の夏は剣岳に登りたくなる人も多いんだろうな。僕は若い頃多少登山をした経験があるけれど、剣岳には登っていない。北アルプスは、涸沢までテントを担いで行き、屏風の頭には登ったが、穂高には登れなかった。と言うか、一緒のテントで寝ていた人のイビキがあまりにすごくて、僕は不眠に陥り、うんざりして帰ってきてしまったのだ。残った仲間は山岳ガイドを頼んで屏風岩を登ったり、穂高に登ったりした。
北アルプスの山へは、いつかちゃんと行きたいなあ。今ならもちろん小屋泊まりでね。 2009.7.5
P・F・ドラッカーの本とアルビン・トフラーの本は、内容が共通しているので、一緒に読んでいると、どっちに書いてあったことだかが、ごちゃ混ぜになってわからなくなってくるのだが、どちらも大変面白い。村上春樹の本と同じぐらい面白い。
この10年ほど、例えばPhotoShopの新しいバージョンが出る度に、あるいは新しいOSが出る度に、また、Macしか使っていなかった自分がWindowsも使うようになる時などに、「この年齢になって、なぜこんな風にいつもいつも学び続けなければいけないのだろう?」と考えていた。親の世代や、僕より10才ぐらい上までの世代なら、大学や高校や専門学校を卒業して会社に入ったとして、40代とか50代ともなれば仕事のことは充分わかっていて、新たな勉強など必要ない職業生活を送っていたはずだ。そして60才になって定年退職をすれば、あとはもう何もしなくたって、何も学ばなくたって生きて行けるだろう。
それなのに、何故、僕は追い立てられるようにパソコン(パソコン一つとっても)のマニュアルを読み、さらに解説書を買い、時にはセミナーに出席し、その上で似たようなことをやっている人との情報交換をして学んでいるのか。おそらく僕は、もし生きていれば75才になっても同じことをやっているだろう。こういう自分とは一体何なんだろう、現代ってのはどういう社会になっていて、どういう時代なんだろう? とずっと考え続けていた。それが、これらの本を読むことにより、「なるほど、そういうことだったのか」と、今やっと理解しつつある。
このところ、アナログが快調で過去最高の音だ。ダイナベクターのアームも、オーディオクラフトのアームもどっちも良い状態で、偶然と言えば偶然なのだが、とにかく良いのでずっとLPをきき続けている。この音が出始めると、音の存在感みたいな部分でCDはちょっと辛いかも知れない。
ちょっと前まで、PCオーディオで、もう追いついたかななんて思っていたのだが、やはりLPの底力ってのはある。ただ、これが実にちょっとしたことで変化するので、良い音というのは何かの拍子に、時々スルッといなくなってしまって戻ってこなかったりする。 2009.7.6
あと一週間ぐらいは涼しいのかなと思っていたが、いきなり暑い。
毎年4月29日はアナログ4chの日、8月の第一日曜はPLACEBO、9月はBEATLESで、11月の第四がLedZeppelinで、12月第一はGenesissってことにしましょうか? どうでしょう。他に何かご希望はありませんか? カエターノは残念ながらDJをやってくれる人がいないからダメかもね。
「レスラー」という映画をみて、かなり複雑な心境になった。早いところハード・ロック特集のRockDayをやりましょう。 2009.7.7
サマソニ09・8.8のチケットを購入した。
カエターノ・ヴェローゾのBOXセットというのがあって、紙ジャケで36枚組だったかな、そんな感じだ。紙ジャケはCDの出し入れが面倒だし、僕はほとんどのCDもLPも持っているから買わないんだけど、音はこの紙ジャケ版の方が断然良い。多分「POPPOP」の国内盤とアメリカ盤の違いぐらいあるはずで、マジメな話、BOXセットを買って、普通のCDケースに入れてきいていようかと思ったほどだ。
今日は仕事で貸してもらったアナログプレーヤーの音をきいている。思った通りなかなか良くて、置いた初日から素晴らしい音を奏でている。
初日からかなり良い音なのだが、面白いことに二時間三時間とLPをかけ続けると徐々に音が良くなる、何て言うんだろう、まとまってくるし、濃くなるし、実体感が強くなってくる。料理で言えば、味がしみこむみたいになじんでくるので、そのあたりが楽しくもある。だから、音の評価は最低でも三日四日かけて行うべきだと思う。そして、夜の11時を過ぎた今はさらに良い感じになってきた。なるほどなあ。 2009.7.8
アナログは不滅です。 2009.7.9
「PCオーディオfan」は初めての試みだったし、色々な面で手がかかったけど、評判は良さそうだ。来年あたりはPC接続可能な新製品も登場するだろうし、「PCオーディオfan」の第二号が出せると良いのだが、もちろん僕にはそれを決めることができないので、まだわからない。そして、そろそろオーディオベーシック誌本誌52号の仕事が始まっている。
プラシーボの動画が、Youtubeに沢山あがっている。とりあえず、これでしょうかね。
笑えるのがこちら、こっちのマイクがいいってさ。僕は新アルバムの中だと、タイトル曲の次にこの曲を好んでいるかも。プラシーボのファンだったという若いドラマーは意外に和風なTATTOなのね。同じ曲のスタジオ版映像はこちらです。
僕が今持っているパナソニックのLet's noteCF-Y2はこのところ大活躍だった。で、これにWindows7はインストール出来るのかななんて考えている。でも、XPでちゃんと動いている物をチャラにして、7を入れるのももったいないと思う。廉価版PCオーディオのリファレンスがなくなっちゃうわけだしね。
だからもう1台Let's noteを手に入れて(最近超安いし)、でも、Let's noteは少々特殊な接続でHDDやSSDの換装が面倒だから、それを詳しく知っている人に教えてもらってやるのもいいなと思う。ノンスピンドル、完全ファンレスで無音、起動40秒ぐらいのノートPCが欲しい。
ちょっと前まで、低スペックのCPUの方が音は良いという説が主流だったのだが、近頃は高スペックの方が良いということになってきている。僕は、「勝手だよな、ちゃんと確かめたのかよ」なんて思ってしまう。「***だから、****の方が良いはずだ」ということで書いている人が多い。おそらく、並べて検証した人は極めて少なくて、僕には本当のところがわからない。だから、低スペック中スペック高スペック、それにMacProみたいな電源の強力なもの、XPと7、新MacOS、みんな並べて比べてみればいいんじゃないかと思っている。楽しい秋になりそうだ。
そして、ちゃんと確かめたことでさえも、条件が変われば評価も変わるから絶対視しない、というのが、オーディオの常識だ。
12インチでCDドライブなしだから、すごく軽い。持ち歩くことはないから重さはどうでもいいけど、バッテリー込みで1kgぐらいだ。そして、USB端子が二つにPCカードスロットがあるから、CUBASEのドングルでUSB端子を一つ使って、プレクスタープレミアム2でUSB端子を一つ使い、PCスロットでFF400に接続ということが出来る。あるいはUSB DACを使っていて、そしてFirewire接続のCDドライブを持っているならプレミアム2は1394で接続も可能だ。
そういうUSBやカードスロットが満杯の状態で、僕は「PCオーディオfan」の記事のために沢山のスクリーンショットを撮ったのだが、その画像データを(メールで送るっていう手もあるし、mobilemeのiDiskに上げるとか、LANを組むとかの方法もあるけれど)SDカードに保存していた。Let's noteにはSDカードスロットも付いているので、ものすごく重宝した。MacBookAirはとっても薄くて格好良くてオシャレだけど、やっぱりこういう場面ではUSB端子一つじゃどうにもならない。そういう仕事の道具として、Let's noteCF-Y2はよく活躍してくれた。
リスニングポジションに近い場所にPCを置いているので、Let's noteはせっかくファンレスなのに深夜などにHDDのカリカリ音が気になる。ついでだから、新しく来た12インチのLet's noteはSSDに換装して、それも128GBぐらいあれば、HiResのデータなどを少々ため込んでも、まあ当面はOKかななどと思ったりする。
12インチと14インチです。こんな小さなジュークボックスがあったらいいでしょう。音はそりゃMacProの方がいいんだけど、普段適当に音楽をきいているのにMacProってのもどうかなって思っちゃうのです。 2009.7.11
そして、昨日は、夕方ジーンズを三本リメイクに出してきて帰ってから、L-65のアッテネーターを少しいじり、サブウーハーのレベルも少し調整した。多分一昨日より良くなっていると思う。
朝6時半に起きて、こわばった身体を起こして、近所の周回コースまで行き自転車に乗る。一周5kmなのだが、なんと2周でギブアップ、ブランクっておそろしい。自転車ってこんなに腹筋使うのかあって、感じ。ああ疲れた。これじゃどうしようもないから毎週天気が良い土日の朝はご近所の周回コースに行くことにしようかな。
WiiFitをやってるぐらいじゃお話にならない。それでもWiiFitのお陰でBMIは22.2ぐらいで、この半年ほどは71kgぐらいの体重をキープしている。
せいぜい頑張って、自転車にも乗ろう。汗かくからイヤ、寒いからイヤ、雨だからイヤ、花粉が飛んでいるからイヤっていう風に考えると、何もできなくなっちゃうからね。 2009.7.13
QUAD405にしてから、行きつ戻りつしていた調整があって、一昨日の微調整は微調整の割に効果が大きかったから、微調整ではなかったのかも知れない。具体的に書くと、QUAD405の裏についているボリュームの位置と、L-65のアッテネーターと、それからD.Cubeの入力と出力の調整、この三者の関係なのだが、やっとうまい具合になったと思う。低音の音圧が上がって、しかも中高域がそれに負けずしっかり出る、そういうポイントがあるのだが、あるのかどうかもわからない中でやっているから、偶然そうなってみて、「ああそうだったのか」とわかるわけだ。だから、あれこれやらない人は良い状態にも出会えない。
iPhoneについているIM(インプッドメソッド)、ことえり とか、ATOKみたいなものには、今のところ単語登録をする機能がない。だけど、連絡先(住所録)を作成する際に、例えば 山之上 で、ふりがなを やまのうえ といれておくとこの単語は出てくる。それならば、じゅうしょ というふりがなで、苗字を東京都から始まる自分の住所にしておけば、じゅうしょ と打てば、実際の長いのが出てくるのではないか。 URLみたいにちょっと入力が面倒なものも、適当なふりがなをつけて連絡先に登録しておけば、出てくるんじゃないかと思ってやってみた。
出るものと出ないものがあるのは何故だろう?
今日は珍しく体調が低めでダメだ。こういう時は適当にやりすごすしかない。なんか、頭が痺れている。 2009.7.13
ファミリーマートで発券してもらったサマソニのチケット。
今回の調整はかなり良い具合で、インターネットラジオBRANDNEW-Jをきいていてもハッキリ音が良くなったことが確認できる。つーか、この手のちょっとチープな音源、さほど高音質録音ではない音源(PLACEBOのCDにしてもそうなんだけど)に対して効果的なバランス調整だったようで、なかなか良い感じだ。これをやったから、音が良くなった、あの設定を変えたから良くなったというのもわかるんだけど、大元の全体的な状態、スピーカーと部屋から始まるセッティングの方が重要だと思う。ついでに言うと、音って結局はその人その人の好みがもろに反映されるわけだから、自分以外の人の支持を受けるのはとても難しい。自分に心地良くて、他人にも心地良い音、艶っぽいクラシックも、勢いのあるロックやJAZZも、デジタルもアナログも、まんべんなく良く鳴らすってのは、オーナーがそれぞれの音楽や機器を全部愛していないと無理だろう。
あまりに自転車に乗れない身体になっていることがわかったので、週に何回か意識して自転車に乗ることにした。筋肉って戻るのに最低4ヶ月から半年ぐらいかかるのだが、年齢的なこともあって10年前と同じにはいかないだろう。でも、今度の冬はスキーもやりたいと思っているし、WiiFitと自転車にしようかなと思っている。そうししよう。
さあ、梅雨も明けたことだし、あと二ヶ月ほどは暑いな。でも、今年は少しパターンを変えて、これまでやってなかったこと、映画館に映画を見に行ったり、そうだなあ、それも電車を使わずに自転車に乗って行ったりなんかして過ごしてやろう。遊びは文武両道が良い。 2009.7.14
HanssAcousticsのアナログプレーヤーは昨夜からこれまでと違う面を見せ始めた。ここに書くわけにはいかないので、詳しくは次号のAudioBasic誌で報告しますから、そちらをご覧下さい。
今週の土曜日は「StudioK'sで音と戯れる会」の例会で、多分10人近くの人が集まって、あれこれオーディオの実験をしたり、楽しい雑談などをする。金田式の真空管DACというのがあって、ウエスタン・エレクトリックの真空管を使っていて、かなり使い勝手が悪いらしいのだが、音は別世界という噂だ。
今度の土曜日はこの金田式究極の真空管DACをみんなできけるらしいので、期待している。
仕事で和田博巳さんに会ったら、「ロードレーサーを注文して、そろそろ届くんだけど、20年近く乗っていないのでもう身体がホニョホニョだから、何とか元にもどさなきゃ」と言っていた。僕も15kmほど走って腹筋が筋肉痛だから、あまり人のことは言えず「つい頑張るからけっこうきますよね」って言って笑った。土日の午前中はせいぜい自転車に乗ろうっと。 2009.7.15
PLACEBOの「Battlle for the sun」と「For what it's worth」は、歌詞を読むと2009年の気分そのものなので、「なんでわかるんだろう?」と思ってしまう。ってなわけであいかわらずのPLACEBO三昧であります。前作「Meds」がものすごく良かったので(日本での知名度は極めて低いが、フランスとかイタリアでも人気が高く、Medsは100万枚以上売れた)、どういう風にMedsを越えてくるのだろうと思ったけど、新作の「Batlle for the sun」はすごく良くて、おー、さすがだと思ってしまう。
今日は僕の知らなかったタイプのPCオーディオとの出会いがあって、「なるほど、自分がやっているものだけがPCオーディオではない」と再確認した。おもしろいなあ。
たまには接点磨きをやろう。それはきっと音のために良いことだ。 2009.7.16
毎日ひたすらPLACEBOをきいて過ごしているのだが、こういう感じの時って、オーディオの事は水面下であれこれ動きがあることが多い。でもまだわからないのでなんとも言えないけれど、まあ、皆さんそれぞれ深い穴を掘っていらっしゃるので、時々は穴から出たり入ったりしてみないと全貌をながめることはできないと思う。
「PCオーディオfan」は、沢山のオーディオメーカーの人とか、ショップの店員さんが買って読んでいるらしい。時代は確実に変化している。これで、メジャーレーベルから24bit96KHzの高品位音楽データーが売られるようになれば、一気に加速するのだが、どうかな。やっぱりJAZZならブルーノート、MPBならジョアン・ジルベルトやカエターノ・ヴェローゾ、洋楽ならなんだろう、とにかく売れ筋のハイレゾデータがでてくれないとね。 2009.7.17
さてと、今日の午後は楽しい「戯れる会例会」だ。あれこれあってとても楽しみ。このところコンスタントに10人ぐらいの参加者がある。やっぱり、少ないよりは多い方が良いので、10人ぐらい集まってもらえると助かる。
長い間ずっと、オーディオ雑誌を読んではショップに行って購入してきたのだが、もっとちゃんと音を確かめたり、自分の好みを知ることができる場が欲しいと考えてきた。それで、StudioK'sで「音と戯れる会」を作った。似たようなことをやりたい人はどんどんやって欲しいと思うのだが、今のところないみたいだ。家族がいたりするから、なかなか個人のお宅ではやりにくいと思う。
戯れる会は今年で何年目だろう。2002年5月からなので、丸7年、8年目だ。StudioK'sはこの8月で満12年になる。写真、オーディオ、料理、いろいろやっているけど、オーディオは大きな柱だ。もっとクロスオーバーさせてあれこれやりたい。皆さん応援よろしくおねがいします。 2009.7.18
昨日の例会もなかなか楽しかった。集まった皆さんも喜んでくれたと思う。機器は替えていないのだが、スピーカーのアッテネーターとQUAD405の調整で、前回よりかなり音が良くなっていたのだが、それは感じてもらえたと思う。このあたりは、文を読んでいるだけだと多分わかってもらえないだろう。
例会に初めて参加という人もいたので、最後の30分ほどは、久しぶりにSACDマルチをきいてもらった。実に広大な音場でマルチチャンネル再生ってすごいよなと思う。近い将来、PCオーディオでもマルチch再生をやりたいと思うのだが、例会での試聴ならともかく、その度にケーブルを6本差し替えなければならないので、日常的に楽しもうとすると、それがちょっと面倒かも知れない。
昨日の後半は自作のDACが4台集まり、それにFireFace400のDACも交えてのきき比べをやった。こんなのいくらお金を積んでも体験できないだろうから、集まった人たちはルンルンしていた。そんなわけで、僕はまた再起動を15回〜20回ぐらいやったと思う。MacProにRamDiskの時は再起動が3分ぐらいかかったので、場が白けるし、ストレスが多くてやっていられなかったが、デフォルトのLet's noteだと、再起動は約1分なので、まあ待っていられる。
確かに金田式真空管DACは中低域がグーッと強く濃く、ノイズゼロのLPみたいな音だった。でも、見るからに暑そうなので、ちょっとめげる。なかなか見事な造りだったので、写真を撮っておこうと思ったのだが、あれこれ忙しくて撮れなかった。タダと言ってもよいFireFece400のDACは、これらと混じってもけっこう良い。
今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、初めてマカロンを作った。マカロンは特に好きでもないし嫌いでもないんだけど、作るのは面白そうで、マカロンを作るのが好きという人の気持を理解した。売ってるような派手な色の物を作る気はないのだが、いろいろなバリエーションがあるので、これからの課題にしてもいいかなと思った。 2009.7.19
暑くて眠れない。こういうときは大人しくして、やり過ごすしかない。
音を良くするためには、部品を替えるなど、機器の中をいじるアプローチもあると思うし、丸ごと機器の買い替えみたいなこともあると思う。僕もその時々に応じて買い替えてもきたし、スペシャルチューニングが施された機器も使っている。でも、そういうこととはまったく別のアプローチがあって、置き方とかちょっとした調整で大幅に表現力がアップしたりもする。同じ人間が同じ服を着ていても、格好良かったり悪かったりするわけだ。それは何が問題なのかってことを考えたり、試したりしてゆきたいと思っている。あまり細かいところに入り込んでも良い結果は得られないと思うけど、そういうことが気になったり、そういう細かい変化を楽しんでいる人もいるから悪いとは言いませんけどね。
さて、明日はAB誌の取材、そろそろまた原稿書きの季節が始まる。 2009.7.20
昨夜はSISの大野さんがスタジオに来た。一緒にちょっと音をきいたけど、やっぱり二週間前の調整は非常にうまくいっていて、デジタルもアナログも良い具合になっていることを確認した。この状態を保っていれば、8月2日のプラシーボDayも、9月12日のBEATLESリマスター盤記念喫茶も、その後にひかえているいくつかのRockDayもOKだろう。やはり音が良い感じにまとまると嬉しい。いや、ホントに、先日の戯れる会例会でも「春の祭典」を大音量でかけたりしてたのだが、「こんな装置でこんな音が出ていいんだろうか」っていうのが、居合わせた人たちの感想だったと思う。
日本人は PLACEBO プラシーボの魅力を正しく理解していない。こちらの記事によると、ヨーロッパ各地では一位ですから。
もう何十年間も、カメラやストロボをカートで運ぶことに、ものすごい抵抗があったのだが、最近少し考え方を変えてみたらどうかと思い始めている。
そして今日はシフォンケーキを一個作ったあと、インターネットラジオをききながら、画像処理をやっている。ちょっと早めに原稿を書き始めなければなあ。 2009.7.23
まいったなあ、昨夜11時過ぎに「あまりに疲れたから、カエターノの新譜でもききながら、ちょっと横になろう」と思って、スタジオの床に横たわったら、そのまま眠りこけ、気がついたら朝だった。こんなことは何年ぶりだろう。喉が痛くて、もちろん身体が痛い。食生活などはかなり良い方だと思うけど、別の面ではまともじゃない生活をしているのかも知れない。梅雨が明けて突然暑くなり、そのあと急激に気温が下がったのでちょっと体調が狂っているようだ。
それにしても、一晩通電してあったQUAD405の音をきいてみると、やっぱりちょっと良くなっていたりして、電源切らないのはこういうことかと思う。でも、だからと言ってQUADを常時通電する気持にはなれない。
PCのマシンパワーは「その人が必要とするだけ」あればいいんですよ。そのひと言に尽きる。要するに不具合を感じなければ良いのだ。そこをわからず、低い方が良いだの高くなければならない、だの言ってきめつけるのは困る。このきめつけや、なんのことだかわからない人間関係のトラブルのことが書いてあったりして、不特定多数の人に「自分のことだろうか?」と不安を与える意見はほとんど公害に近い。
例えば、音楽再生に関係のないPCの動きが音質に影響することは僕も認めますが、明らかに大きく音質劣化をまねく類のものと、中ぐらいの劣化のもの、個人の好みの範疇でどっちでもいいものがあると思う。それら全部を一緒こたにして、全部こうした方が良い「ねばならない」と言うのはどうかねっていう気がする。デフォルトの状態でそこそこ音が良ければ、面倒がない分、気楽な心境で音楽に向かえるとも言える。それは機器の改造も同じだ。電源だけ強化する人もいるだろうし、何もしない人もいる。中の部品をいじる人もいる。そういうのは人それぞれだから、各々個人個人の病気度や病気の質・スタイルでやれば良い。
いつもいつもヘルメットかぶってレーサーを走らせているわけではないし、仮に速いって言ったって、自分が作ったサーキットの中でだけ速いのかも知れない。
画質や連写速度からいけば、フルサイズのデジタル一眼レフが一番ってことになるのと同じだ。コンパクトデジカメで作品を発表している人もいるだろうし、携帯電話についているカメラで撮ってプリントして楽しんでいる人もいる。
不具合を感じたら解消する方法を検証して、それがマシンパワー不足によるものなら、そこを補うか、買い替えるしかない。そりゃ当然そうだ。だけど、ちゃんと動いていて、特に不快なノイズなどもなく、音楽を楽しめるのであれば、低スペックなパソコンでも問題はない。PCオーディオって、まだよくわからないところが沢山あって、現時点というのは「きわめてわかりやすい現象について、やっと このことはこうらしい と、わかってきた」という、そんな段階だろう。
人間は時々風邪をひいた方が良いと言ってる人もいる(そういう本がある)。昨冬は風邪と縁がなかったし、ここらで軽く風邪をひいたのは良いことだと思うことにしよう。 2009.7.23
今日と明日は、映画鑑賞と原稿書き。午後一で映画館に映画を見に行き、そして夕方から数時間集中して原稿を書くという二日間にしようと思う。もちろん、午前中はパンを焼いているし、HPの更新があるし、洗濯もしたし、皿まわしのことで電話がかかってきたりもする。
軽い風邪のため、よく寝たので、身体は痛いがかえって体調は良くなっていると思う。
銀座のシネ・スイッチで「フランソワーズ・サガン」の映画を見る。本編上映の前に「クララ・シューマン 愛の協奏曲」予告編を見た。「ブラームスはとても好き」なので、クララ・シューマンも見に行くってわけです。さて、原稿を書こう。そんな時はLet's noteでiTunesだ。今は、MacBookProを常用しているので、BGMで楽しむために大きなMacProを起動する気にはなれない。 2009.7.24
このところ非常に高いヒールを履いている女性が多くなった。反対するつもりはないけど、ちょっとやりすぎかなと思う。あれって脚の長さとの関係で微妙なバランスがあるから、靴に負けちゃう事が多いので、「おー、カッコイイ」と思うことは希だ。でも、めげずに履いていると何十年か後にはサマになってくるのかも知れない。だから、止めろと言う気はなくて、やりたいことはやった方が良い。あんまり安定路線でもダメだし、下品なのはもっとイヤだし、かと言ってあんまり清楚でも面白くないし、難しいものです。
iPhoneのOSは、新しくなってからちょっと不安定だと思う。最初のOS2よりはかなり良いし機能は3が最高だけど、安定性という面では2の最終バージョンがもっとも安定していた。でも、だからと言って今更コピー・カット&ペーストが出来ないOS2には戻れない。おそらくあと数ヶ月後にOSのバージョンアップがあると思う。iPhone版Skypeもやけに起動が遅いし、時々、マイクがないなんて表示が出たりする。まあ、iPhone自体を再起動すればちゃんと起動するのだが、まだちょっと不安定だし、Safariも時々落ちる。今後、デジタルオーディオ機器は、このiPhoneの状態と似たようなカタチで進んで行きそうだ。例えば、LINNのDSにしても、今のLINNGUIはそれほど使いやすいものではないと思うので、そのあたりが徐々にバージョンアップして、より使いやすくなっていくことだろう。
とにかく自分の音のこともPCオーディオのことも、人間関係も、みんな、そんなに思い通りにはならないから、怒らず冷静に、自分の知り得たことが正しいと信じたとしても、現実はそれだけじゃない。世の中には色々な考えや価値観があって、ある部分はあいまいに、ゆるくすることによって成り立っていると考えて進んでいくことが重要だと思う。
すごく静かな7月最後の土曜日だ。僕はエアコンを使わず、少し風の通る場所で原稿を書いている。明日はヨガだ。また一月経った。 2009.7.25
朝6時過ぎに目を覚ましたので、自転車に乗って皇居へ行く。先日は皇居二周でギブアップだったので、今回は「楽に二周する」が目標だった。この二週間で何回かもう1台のクロスバイクにも乗ったから、先日のようなことはなかろうと思ったが、しかし、我ながら情けない目標だ。でも、それが現実だから仕方がない。どんなに高級パーツで固めて、超軽量の自転車に乗ってても、ママチャリに乗った女もの銀ラメサンダルの元競輪選手の方が速いのだ。
今朝はどこの筋肉を使っているかが少し意識できるようになり、先日よりは楽に三周して、まあもう一周しようと思えば出来なくはないけど、無理はしないで戻った。腕の、力こぶができるのとは逆側の筋肉と、肩から脇腹にかけての筋肉が全部なくなっているので、どう走っても辛いのだが、まあしょうがない。もう少し涼しくなったら銀座ぐらいまで行くのは、いつも自転車で出かけるようにしよう。
さて、WiiFitをやるかな。自転車に乗って戻ってからのWiiFitはものすごく気持が良い。全然違う筋肉を使うからだなきっと。やっぱりスピーカーもクラシックばっかりとか、CDばかりじゃなくて、色んな音楽、色んなソースをかけてやった方がよくほぐれると思う。時には身体に悪いことをやったり、ちっとは悪さもした方が深みも出るのかも知れない。
今日の夕方はヨガなので、オーディオはお休み。ヨガの人たちは食事をしていくので、昼からはその準備で、冬瓜のスープを作っておいた。夕方には味もしみておいしくなることだろう。微妙で複雑な味のものを、割といい加減に作っているのが僕のスープの特徴かもしれない。料理を教わりに来る人にはそういうことを教えている。だから、大さじ何杯とかのレシピはあまり意味がない。ってこともなくて、ものすごくキッチリやっているものもある。問題はそこらへんの使い分けだろう。 2009.7.26
別府、新城の二選手が日本人として初めてツール・ド・フランスを完走した。自転車を作るのは上手な日本ですが、競輪じゃなくて、ケイリンでも勝てないから、これは快挙でしょう。
今年はずっと映画館で映画を見ているので、DVDで映画を見ることがほどんどなくなった。音楽は繰り返しきくし、音楽DVDは繰り返し見るけど、映画はよほどのことがないかぎり繰り返し見ることがない。だから、映画館で最新作を楽しむのが良いということになった。まあ、映画を見る習慣がほとんどなかったから、何年かかかってやっとこんな結論に達したってわけだ。
以前のようにプロジェクターで映画を見ることは減ったけど、僕の使っているプロジェクターはさほど大きくもないし、ファンノイズもまあ小さい方だし、画質にはあまり不満を感じてないので、イザという時はとても重宝している。去年の夏は偶然オリンピックの100m決勝をみんなで見たんだけど、あれからもう一年が経とうとしている。
今年も、パーティをやる予定ですが、これまでとは違うカタチでやるつもりです。
今日は原稿を書きつつ、あれこれやる。まず刃物研ぎ、鰹節削り器のカンナの歯が切れなくなっているので、ずっと、そろそろ研がなければと思っていたから、そいつをやり、ついでに包丁を5本ほど研ぐ。包丁が切れるのって本当に気持がいい。音が良くなるのと同じぐらい気持がいい。長い間フードプロセッサーに興味を示さなかったのは、切ることが快感で、切り刻むことを苦にしていなかったからだと思う。
今は一番切れる包丁も、昔ほどバカみたいには研がなくなった。多分、庖丁人でもこのことをわからず、つい念を入れすぎて研ぎまくっている人がいるんだけど、刺身包丁みたいな物はともかく、普通の包丁を研ぎ過ぎるのは無駄だ。ヒゲを剃るわけじゃないし、気持良く切れればOK。研ぎものが上手になると、どこまで切れるようになるんだろうとか思って、必死で研いだりする。まあ、それは必要な段階だと思うが、そこから少し戻ってくるのが大人ってやつです。だって、包丁ってのは野菜や肉を切ってるつもりでも、実際はまな板を切っているのだ。包丁が切れなくなるのは肉や野菜を切ることで切れ味が落ちるのではなく、まな板にぶつかることでダメージを受けて切れ味が落ちるのだ。それに、あまり研ぎ過ぎるとすぐに包丁が小さくなるから無意味に寿命を縮めていることになる。
5年10年使ったまな板の真ん中あたりが凹んでいる人は、かなり乱暴な切り方をしているのだと思う。物はちゃんと切れているけど、まな板には食い込まないように切っているから、僕のまな板はほとんど凹んでいない。
そんなわけで、研ぎすぎは意味がないからそこそこにしている。とは言うものの、料理を習いに来た人に僕の包丁を使ってみてもらうと、「ワオッ! 勝手に切れてく!」と驚くぐらい良く切れる。
さて、またJ-Editに向かおう。 200.7.27
あの人とあの人は元気かな。
LINNのDS用音楽再生アプリケーションの発表会が銀座で開かれ、出席してきた。とても使いやすくなっている。iTunesに近い使い勝手で、ジャケット写真も出る。iPhoneと同じで、徐々にバージョンアップしてゆくところがPCをうたったオーディオの良い面だと思う。 2009.7.28
昨夜、あれこれ考えていて、ウダウダと考えていて、割と後ろ向きなココロの半日があって、その後、創作意欲みたいなものがいきなりムラムラと沸いてきた。そうだ、もう残された時間が少なくなってきているから、下らないことには付き合っていられない。やりたいことはあれこれあるんだから、どんどんやっていかなくちゃやりきれずに終わるかも知れない。そう考えて、再出発をすることにした。まあね、けっこうギリギリのところでやっているから、自分のやりたいことをやっているとは言え、辛い場合も多々ある。まあ、こういうのって、再起動みたいなもんだな。
近頃自転車で通勤している人が増えているのだが、なにしろ汗をかくので、7〜9月あたりはそこが辛い。東京の夏は年々、非人間的な暑さになってきているので、会社にシャワーありというのが、新しい福利厚生になるかも。もし、僕が社長で、自転車通勤をする社員がいたら、交通費はあげないけど、その代わり 1)シャワーの設置をして 2)万一事故が起きた時のための保険に入る だろう思う。ああ、暑いのでStudioK'sにもシャワーが欲しい。
今日は昨日の気分を思い出して、ブラームスのピアノ小品をきいている。Let's noteのiTunesをiPhoneのRemoteでコントロールできるのは素晴らしい。もちろん厨房でLenovoを使っているときは、こちらもiPhoneでのリモコン操作がOKだ。
それから、Yael Naim をきいている。
今度の8月2日、音楽喫茶「5時間丸ごとPLACEBO」は、お客さんが15人来てくれたらというのが目標なんだけど、どうかな。まるでわからない。5人でも10人でも、とにかく、オーディオマニアもオーディオマニアじゃない人にも来てもらって、一緒に音楽を楽しむというイベントを展開していきたいと考えている。例えばプラシーボのレコード会社とタイアップして、新しいアルバムが出たら、それに合わせて集まってみんなできいてみるとか、そういうのをやれたなと思う。
明日はプラシーボが神谷町でライブをやるっていうから、早起きして駆けつけようかと思ったけど、スタジオライブは中止になったとのことなので、行くのはやめた。期待したんだけどな。つまんないの。 2009.7.29
二日ほど前から、ベランダの防水工事をやっていて、塗装屋さんが来て、ベランダにペンキを塗っている。今日で終わりで、明日からはベランダに出ることができるのだが、今日はシンナーの臭いも最高潮なので、厨房に避難している。なかなか晴れなかったので、塗装屋さんも苦労していた。この暑いのにお疲れさまです。
そういうわけで、午前中は久しぶりにLenovoで音楽をきいている。この場所はなかなか落ち着くので好きだ。将来はもう少しレイアウトを変更して、さらに充実したスペースにしたいと思っている。
午後は、Let's noteのCF-T5のHDDをSSDに換装して、Windows7の評価版をインストールした。なんてったって、ファンレス&SSDゆえの無音は最高に良い。
そんなわけで、今日の午後は3人の人が、この無音高速起動小型ノートを手に入れ、3人とも無事にWindows7の評価版をインストールして使い始めている。よく知らないけど、今のところプチフリーズ現象には遭遇していないので一安心だ。音の評価はおいおいやっていきましょう。
安いSSDがダメならまたHDDに戻せばいいだけのことで、僕たちは大人だからそういうことはわかった上でやってる。取り返しがつかないことをやっているわけじゃないし、第一、Let's noteの分解に少し自信を持てただけでも収穫なんだから、心配な人はやらなきゃいい。もしうまくいったら、次はLet's note CF-Y2のHDDも換装したいぐらいだ。HDDが一年で壊れることだってあり得るのだから、仮に、三年も使えたら万々歳かな。それまで生きてるかどうかもわからないわけだしね。 2009.7.30
今回換装したSSDが数ヶ月程度でダメになったらなったで正直に報告しますから、どうぞ皆さん参考にして下さい。
そんなわけで、Let's noteのCF-Y2にリッピングしてあるiTunesのデータを、SDカードにコピーして、それをT-5に読み込ませている。もちろん、普段使っているMacBookProの中に入っているiTunesの音楽データをWindows7のiTunesから再生することも可能だ。まあしかし、便利な時代になったものです。
昨夜は「クララ・シューマン 愛の協奏曲」という映画を見に行って、夜の12時過ぎにスタジオに戻り、それからデータの移行をやっていて、「そうだ、24/96のデータも移行してきいてみよう」なんて思ったものだから、結局久しぶりに明るくなるまでそんなことをやってしまった。新しいオモチャがやってくると楽しめる。ちなみにLet's noteのCF-T5は2万円、SSDが1万5千円ちょっと、それに1GBのメモリが8000円だったか9000円だったか、そんなもんで、あとOSの代金をいれたとしても、そうメチャクチャな金額ではないと思うけどどうでしょうね。ああ、眠い。
Windowsは使い慣れていないのだが、使っていれば操作に関しては徐々に覚えてくる。まあそんなものでしょう。Macの使い方や機能だって、全部わかっているわけじゃない。僕はMacもPCもとても便利だと思うし、コンピューターを道具として使うのは好きな方だと思うけど、特別専門家ってわけでもなく、まあ普通に使える程度かな。だって、専門家しか使えないPCオーディオなんて意味ないもんね。
僕は昔プロレスがあまり好きじゃなくて、今もそれほど好きってわけではないけれど、以前に比べると今は楽しみ方を理解できるようになってきている。長く生きるのはいいことだな。
昨日は昼間がやたらと暑くて、夜は涼しかった。あと一月は身体に対する負担が大きいので、プチストイックな食生活を心がける。酒はもともとほとんど飲まないからいいけど、自分で焼いたパンを食べ過ぎるあたりが危険かな。さあ、そんなこんなで7月も今日で終わりだ。
Windows7の操作も少しづつ慣れておきたいし、こんな安くて小さいノートパソコンでほぼ無限に音楽再生が可能だっていうだけでも楽しい。しかも無音だから、自由度の高い融通のきくiPodみたいな感じでしょうか。昨日の午後Windows7の評価版をインストールしてiTunesをダウンロードし、初めて音を出したときより、約1日経過した今の方が音は良い。まあ、電源も替えているし、Let's noteのバッテリーも外しているから、それだけでも音は変化しているのだが、最初にきいたちょっと軽くて薄い音ではなくなっている。音は微妙だから、何が影響しているのかはわからないのだが、とにかく確実に良い方向に変化している。
そういうわけで、昨日集まった3人、3台のLet's noteのCF-T5はみんな無事に起動してホッとしたんだけど、このまま何年か使えれば有り難い。Let's noteの良い点は、 PCスロット付きだってことでしょうかね。
こんな感じです。 2009.7.31
さあ、8月だ。
12年前の8月にStudioK'sをやり始めたのだが、あの懐かしい床の間付き四畳半のある内装が出来たのは確か8月の末だった。事務所を借りたものの、8月はほとんど稼働できず、何もない1フロアだったので、音が響いて電話もできないぐらいだったのを覚えている。いつでもさっと撤退できるようにと考えたので、あの和室は床と天井で挟んで止まっていた造りで、元々の建物に対しては釘を一本も打ってないようなものだった。
3年前の大改装も7月から8月で、ちょうど今頃は床や壁をつくっていた。昨日、iPhotoに保存してある3年前の画像を見て、あの工事は大変だったなあという記憶が甦ってきた。こちらは12年前とは正反対で、建物に対しても釘を沢山打ったし、合計何千本打ったのかわからないぐらいだ。「12年間も家賃を払っていれば、マンションぐらい買えたね」と言う人もいるけど、マンションじゃRockDayはやれないから、明日の5時間プラシーボも出来ない。大家さんはとても良い人だし、天井が高いし、この物件に出会えて幸運だったと思っている。
「仕事場を借りたというから、もっとカッコイイところかと思った」と言った人がいる。なんとなく言いたいことはわかるけど、そういうカッコいいところを借りていたら、きっとやっていけなくなっているんじゃないかな。改装前の状態も面白かったけど、改装後の内と外のギャップみたいなものを僕はとても好んでいる。
一昨日会った人が僕に「山本さんのマーマレードを、パンにつけるわけでもなく、そのまま食べるとおいしくて、お菓子のようについつい食べてしまう。誰かに紹介したいんだけど、普通はもっと小ぎれいな瓶に入っていて、もちろん割高だけど、ラベルなんかも付いていてて、そういう風に売る気はないんですか?」と言う。「僕は中身を好んでくれる人になるべく安く沢山食べて欲しいわけだから、そんなつもりはない。「新宿高野の生ジャム」がいくらで、高級ということになっている外国製のマーマレードがどんな中身でどんな値段か、全部わかっていて、やってるのですから」と答えた。
こんな調子で、あともう10年か15年か、先のことはわからないけど、楽しいことをやっていけたらと思う。ずっと元気でいて、「もう充分やりたいことをやったからいいや」と考えて、いつか自分の手でStudioK'sに幕を引くことが出来ればそれが一番なのだが、その手前で何かがあるかも知れない。そんな場合のための保険に入っておくことを大家さんと相談中だ。
意識して、物は減らしているんだけど、僕がこの世に存在しない状態でこのスタジオを片付けるのはすごく難しいことで、オーディオ機器なんかはわかりやすいとしても、焼き物の類とか、写真の作品とかは判断と処分に困るだろうと思う。曽根裕が水戸芸術館で「十九番目の彼女の足」というパフォーマンスをやった時の写真なんかは、もしかすると将来引き合いが来るのだが、もし僕がいなければ しょうがないね。
これはONKYO版iトランスポートなのかな?
明日のプラシーボDay、前も書いたけど、目標はお客さん15人で、「女性の来客もあり、最初から最後までいる人たちでそれなりに盛り上がる」というのが僕の予想だ。で、盛り上がり具合によっては、明日が第一回で、来年から毎年8月の第一日曜日はプラシーボの日にする。さて、どうなるでしょう。
お、やっぱり、iPhoneのOSがアップデートでOS3.01が出ている。思ったより早かった。なんとなく感じている不具合が直っていると助かる。
と、思って、早速ダウンロードして、インストールすると、これまで反応が鈍くてモタモタしていたもどかしさがなくなった。すごい。
そして、SSDを換装したLet's noteからのサウンドが、今日は少し良くなっている。何故だろう? まったく理由はわからない。設定はいじってないし、置き方も変えていないので、音が変わる要因は特にないのだが、今日は音が良い。3日目ぐらいで音が変わるのだろか? それとも、土曜日で、電源事情が良いのだろうか。わからない。
明日は、同じLet's noteでもCF-Y2(Windows XP)に戻す予定だ。きき慣れたY2の音とT5は音が違うのだが、PCそのものも違うし、OSも違うし、再生ソフトもT5ではWinAmpを使っているので、あまり無責任なことは書けない。
さて、明日のためにシフォンケーキを焼いておこう。 2009.8.1
今日は初めての試み、プラシーボ喫茶だ。
朝10時過ぎにスタジオに来て、あれこれ準備をする。まず、Let's noteのCF-Y2に戻して、音が出るかどうかをチェックする。こういうのは、大丈夫だろうと思って30分前にやったりすると、音が出ないものと相場が決まっている。数日ぶりにきくCUBASEの音はさすがに良い。透明感みたいなものが違うと思う。早くT-5にもCUBASEをインストールしたいが、事情があってまだ出来ない。
音出しを確認したので、掃除をしたり、お湯を沸かしたり、あれこれ準備をする。今日のプラシーボ喫茶は純粋に僕の企画でもあるし、楽しみだなあ。いっぱい人が来てくれて楽しんでくれて、とにかく次につながってくれたらと思う。
僕がプラシーボを好きな理由は沢山あるけど、一番は泣きが入る感じとでも言いましょうか、プッチーニのアリアをきいているみたいな気分になること。それから、やっぱりRockに不可欠な、暴力性とか危険性、不良性みたいなものが十分すぎるほどある点だろう。ギンギラギンのカッコをするわけでもなくて、そういう点ではメインストリームのそのまたど真ん中とは言えないと思うのだが、ボーイ・ジョージができなかったあたりを代わりにやってるようなところもあると思うしね。
いやー、なんか、面白かったなあ。プラシーボDay。
お客さんは13人で、予想をちょと下回るものだったんだけど、ずっと続けてきたこの喫茶という企画の中で、どう考えてもエポックメイキングなものになった。だって、「記念写真とっておこうか」と思っちゃったんだけど、お客さんの7割が女性、それも多分20代から30代前半の女性だったのだ。ね、これっていまだかつてなかったことでしょう?
そんでもって、ほとんどの人がオーディオには興味がなくて、中身を楽しんでいた。中身っていうのは、音楽とそれから、プラシーボ愛好者の出会いかな。やって良かったと思う。 2009.8.2
12年前にスタジオを作ったときは、バブル崩壊後の不況で「こんな時に仕事場を借りるのなんてやめた方が良い」と言った人も多く存在した。それから12年経って、今じゃもっとひどい不況で、じゃあどの時期だったらOKだったのかと思う。多分、いつもダメだしいつもOKなんだろう。確実に儲かって、絶対に失敗しない事業なんてどこにもない。結局、どんなことをしてもやりたいと思うかどうか、何を我慢してもやりたいと思うかどうかってことだろう。
あれこれ言いたい人には言わせておくさ、でも、その人が責任をとってくれるわけじゃないからね、自分が楽しいと思うこと、やむにやまれないことをやっていくしかない。そして、世の中そんなに辛いことばかりでもなくて、やればやっただけのことはあるし、昨日みたいに楽しんでくれる人もいる。100人に押し寄せられても困るわけだから、オーディオのことにしても、何にしても、指に引っかかりは感じていて、あと少しで身体をあずけられるというところまではきている。
今日はLet's noteT-5に戻して適当にきいている。SSDの音はもしかすると、少し柔らか目の音かなあ。そんな気もする。いや、でもこれはiTunesのデータからの音なので、何とも言えない。
ラクーアの成城石井まで自転車に乗って買い物に行った。往路下り、復路上りなんだけど、週に一回壱岐坂を登るぐらいじゃしょうがないなあと思って、素直にスタジオには戻らず、神田明神の前の坂を下って清水坂を上ってスタジオに戻った。毎日この二倍ぐらい自転車に乗っていれば、少しは自転車の筋肉もつくだろうと思うのだが、まあ、やらないよりはマシって程度だわ。やっぱり通勤で乗るのが一番だけど、それにはシャワーが必要だ。
昨日来たプラシーボファンの女の子たちにアイコンモバイルをきかせてあげたら何て言うんだろう。当然彼女たちのほとんどはiPodを持っていてプラシーボをきいているのだが、それを少しでもいい音でききたいと思わないのかな? でも、しょっぱなからそんなことも出来ないから、まずは親しくならないとね。僕はレイテンシのことを考えるよりは(つまり90を92にすること)、こういうこと(30を70にする)をやりたいと思っている。また、同じ料理でも器で味が違うのなら、お客が男ばっかなのと女性が半分以上いるのでは音も違うかも知れない。 2009.8.3
今日は中国料理の先生と生徒が一緒に銀座の中国料理店に行ってお昼を食べた。いくつか解説をしてもらって、なるほどと納得したことがあった。やっぱり一人ではこんな機会もないし、たまにはこういうことも必要だ。
あまりにお腹がいっぱいになったので、帰りは銀座から御茶の水まで歩いて帰ってきて、そして、Let's noteT5で音楽をきく。XPは時にうまくスリープから目覚めてくれないのだが、Windows7はちゃんと復帰するみたいで助かる。
でも、どうやら時々再起動した方が音は良さそう。さあ、今日の食パンはうまく焼けるかなあ。
さすがにこのヘンな天候だから、ちょっと寝冷えをしたみたい。早く寝よう。 2009.8.4
一週間ほど前に宝くじを買った。これが当たって、もし一億円ぐらい入ったら、何に使おうかと考えたりする。
オーディオ機器で欲しい物はほとんどない。今は部屋全体で鳴っているような状態まできたので、L-65を他のスピーカーにする気はない。プリアンプはフェーズテックCA-3(電源強化版)でOK。アナログプレーヤーはガラードだけが持つ良い面があって、その部分でガラードを超えるものは存在しないからそのままでいいし、パワーアンプはSDサウンドとQUADでOKだけど、もしお金があればいくつか試聴してみたいものはある。デジタルオーディオ関連も、現状で特別不満はないけど、予算がふんだんにあれば試してみたいことはいくつかある。
僕は、艶っぽさや滑らかさを求めつつ、一方で適当に荒れた音を追求しているのだが、JBL L-65はそれを実現してくれる。そして視覚を妨げるような大きなスピーカーを好まないので、L-65の背の低さを超えるものがない。だから、スピーカーを買い替える気にはならない。
ギターを上手に弾ける才能や、自転車を速く走らせる能力をお金で買えれば楽しいんだけど、そんなことは無理だし、今のままでいいやと思う。じゃあなんで宝くじを買うのかというと、けっこうギリギリでやっているから、あとほんの少し余裕があったらなと思うからだろう。
「StudioK'sで音と戯れる会」は、一色にならず、好き勝手なスタイルでやる集まりだと思っている。麻雀で言えば、ジュンチャンサンシキなんかはいいんだけど、チンイツ状態は好ましくない。Rockが好きな人もいるし、嫌いな人もいる。ケイト・ブッシュが好きな人もいるし、勘弁してくれと言う人もいる。だから、楽しくやれれば、初心者でも玄人でも、メンズスカート愛好者でも、同性愛者でも戯れる会への入会はOKだ。
ただ、自分の嗜好は自分の中で絶対的なものであっても、他人との関係の中では絶対ではない。だから、ある人の装置やある人の嗜好の中でどんなに結果が良くても、それを押しつけられ、こうでなければならないと決めつけられるのは迷惑だ。僕はストレートだから、男にせまられるのは困る。
オーディオが好きで、PCオーディオをやっていても、その先の、そのまた先と突き詰めていけば、意見が食い違うこともあるだろう。そんな時に自分の考えがいかに正しいかということを展開しても意味はない。それは「この長さの男物スカートでこの色ならステッチは何ミリぐらいが好ましいか」というようなもの(しかも作る側的発想のね)で、その違いや良さは理解したにしても、すごく微妙なところにこだわって、それをやらないとダメってことになると、もっと手前の方の大ざっぱなところで楽しんでいる人間にとっては迷惑行為でしかない。だから、そのグッと手前、だいたいの曖昧なところで付き合うことを大人の付き合いだと考えている。そして、どんどこ進んで踏み込んであちらこちらで論争したりってのは大人のやることじゃないし、いくら知識があっても大人のつきあいが出来ない人は戯れる会の会員としてふさわしくない。
さて、明日はPCオーディオの取材で、荷物が沢山届いた。夜のうちにまとめて通電しておこう。箱から出すのは簡単だけど、戻すのはなかなか難しくて、慎重にやらないと、元の箱にうまく収まらなかったりする。まあ、小さい物はともかく、いつだったかB&Wのノーチラス801を元の箱に戻すのに立ち会ったことがあったけど、あれは大変だった。最初二人でやったけど、「もしかすると骨折事故が起きるかも」ということで中断し、翌日3人か4人がかりで箱に戻したのだが、僕はその3人目としてお手伝いをした。やっぱり一人で持って片付けられるスピーカーってのが、僕の条件であることに変わりはない。 2009.8.5
そういうわけで、予告編。高いだけのことはある。
冬の間は風邪防止のために毎日ジンジャーシロップを飲んでいたのだが、春夏はちょっと油断していたので、ジンジャーシロップを作って数日前から飲み始めた。基本的にはゆるやかで適度な運動と胃腸に負担をかけない食生活、そしてやりがいのある仕事と楽しい趣味、これが僕の生活に不可欠なものだ。
できればあと二週間程度、8月20日ぐらいまでに仕事を片付けよう。でも、この夏はどこへも遊びに行かず、8日のサマソニで幕張に行くだけだ。だけど、僕は毎日仕事と遊びがまじったことをやって暮らしているから、特別どこかに遊びに行きたいってわけでもない。ヒマになったらまた映画でも見に行こう。
さて、今日の午後は試聴でちょっと疲れたから、夜は近所のトンカツ屋さんにでも行こう。毎日々々自分で作って食べているのも負担だしね。夏の日、魚は跳ね、ゴーヤも育つ、子供は成人して就職したけど、美人の妻なんていないし、僕は相変わらずの貧乏人、だけど音は確実に良くなっているし、楽しく生きているから心配は要らない。 2009.8.6
この2日3日、ヘッドフォンで音楽をよくきいた。ヘッドフォンそのものを高級な物にするのと、それ以前のアンプその他を良くするのとどっちがいいんだろう、なんて思ってしまう。まあ、最後は両方良くすりゃいいんだろうけど、順番の話です。
今まで試聴した中では、オーディオテクニカのけっこう高いやつが一番気に入っているのだが、あれは高価すぎて買えない。僕が今つかっているAKGのK430+iPhoneでも、ケーブル替えたりアンプを替えると、その10万円以上のテクニカを思い出すような音になってくるから面白い。AKGのK430は携帯できるギリギリの大きさで、確か15000円ぐらいだったから、そうメチャクチャ高価というわけでもなく、音も良いと思うので愛用している。
さて、今日は撮影とスタジオの片付けだな。
夕立がきた。この夏はこのままいくと、93年のような冷夏になるのだろうか。その翌年の94年はものすごく暑い夏で、体調をくずし、マジメに「こりゃ死ぬかも知れない」と思って、生命保険に入り直したのだった。
今日は写真の画像処理をやりつつ、MacProで音楽をきいている。絶対的な音質で言えば、僕が持っているマシンの中ではMacProがもっとも高音質だ。秋は新しいOSも出ることだし、再びMacProも使っていきたい。もちろんLet's noteでどこまでいけるかも確かめたいと思っている。
オーディオって、結局「信じて使う」みたいなことがすごく重要だと思う。時間がかかるし、これぞと思い込んで使い続けたりあれこれやってみないことには良い結果は出ないみたいだ。やればやるほどそう思う。 2009.8.7
今週、韓国で行われたプラシーボの単独公演では5500人のホールが満員で大合唱だったとか。来年は日本でも単独公演やって欲しいなあ。
好きなものがあるっていうのは幸せなことだ。PLACEBOを好きになって毎日きいているからと言って、カエターノやばらの騎士を嫌いになったわけじゃない。好きなものが沢山ある。
年齢と共に夢中になれるものは減っていくし、どんどん狭くなってしまう。こういうのって、努力してもダメだ。あの2006年にパリの「オリンピア劇場」で行われた「アニエスb創立30周年記念」のライブ映像を見ていなければ、ここには至っていないわけだから、偶然の出会いってやつだろう。そんなわけで、あれ以来アニエスbは好きなブランドになって、ここ数年、僕のワードローブにはアニエスbのものが増えた。
アニエスbのサイト(の中のアニエスのページ)を見ると、僕が先日見て感動した綱渡りの映画「マン・オン・ワイヤー」のサポートもしていて、「お、やるなあ」と思ってしまう。自分には自分のやれることってのがあるから、僕は戯れる会でオーディオ愛好者に集まってもらったり、RockDayやPLACEBO喫茶なんていうことをやっている。
わかってくれる人はすぐわかってくれるのだが、僕がやっているのは「ハブ」なのだ。もちろんハブ的機能以外の仕事もやっているが、それは他の人にも代わってもらえるのかも知れない。で、最終的に自分のなすべきことは何かと考えると、オーディオや音楽、写真展の企画や料理関係のことにしても、僕はハブとして機能しているし、そうありたいと思っている。今後、コラボレーションの仲介みたいなこともやれればと考えている。
StudioK'sというハブに不満な人はもっと高性能なハブに乗り換えるか、あるいは自分がハブになるしかない。僕にせよ、誰かがハブになるにせよ、心を持ったハブなので、うまく機能しないことに腹を立てて叩いたりすると、さらにうまく機能しなくなったりもする。
押し合いへし合いのサマソニ最前線。やっぱりPLACEBOは最高でしたね。暑かったあ。全身汗だく。テルミンもなかなか効果的だった。モルコの口は大きいなあ。ステファンの足は長いなあ。若いドラマー、スティーブも最高にいい。先代のスティーブも良かったけどね。 2009.8.8
サマソニから帰って自分のオーディオ装置できくと、なんだかヘンな音だった。耳がおかしくなっているらしい。心臓がバクバクするような低音だからね。まあ、一晩寝れば戻るでしょう。
だからそういうときは、アナログレコードでアコースティックなものをきいて楽しむ。生のプラシーボとCDプラシーボでやりあっても勝ち目はない。
昨日は一日曇りかなと思って、油断して行ったら、けっこう晴れていたので日焼けしてしまった。そんなわけで、日焼けの火照りと心の両方で興奮さめやらず、眠れない夜だった。さて、今日は一日音楽をききながらMacProの前で画像処理だな。そういうわけで、土日とか祭日、平日、就業時間ってのはまるで決まっていない。
プラシーボのブライアン・モルコが大阪のサマソニで一曲演奏した後、気を失って倒れ、演奏が中止になったらしい。モルコ大丈夫かなあ。集まった関西の、そして東京からバスに乗って行ったファンのみんながかわいそう。 2009.8.9
来年は単独でたっぷり楽しませて欲しい。こんなことがあった後はきっと良いことがあるさ。
今朝は豪雨で目が覚めた。いつからこのように激しく凶暴な気候になってしまったのだろう。そして朝から出かけて、取材から戻ったのは23時ぐらいだった。
そして、頭の中ではずっとプラシーボが鳴っている。ドラッグやセックス、過激で挑発的な内容の歌が取り沙汰されることが多く、僕はそういう部分も好きだけど、それとは正反対の心にしみ入るような歌詞の曲があったりして、だから飽きずに楽しめるのだと思う。カエターノ・ヴェローゾもブライアン・モルコも歌の力が強い、そして中性的なことが共通点かな。詞の世界は全然違うかも知れないけど、僕はブライアン・モルコの書く歌詞をかなり好んでいることに最近気がついた。
心にしみ入るような歌詞の一番は、いまのところこれかな、涙が出そう。
English Summer Rain
Always stays the same
Nothing ever changes
English summer rain
Seems to last for ages
I'm in the basement, you're in the sky
I'm in the basement baby, drop on by
Hold your breath and count to 10
Then fall apart and start again
Start again
Start Again
Youtubeで検索をかければ、いくつか出てくる。2003年のパリ公演(聴衆18000人)の画像もある。 2009.8.10
昨日は取材で7時間新幹線に乗っていた。昨日も朝は豪雨で電車が止まったりしていたが、僕の経路は特に問題が起きず、予定通りに取材をこなすことができた。もし、今日だったら地震の影響で昨日のようにはいかなかったかも知れない。ラッキーだった。
考えてみると、今こうしていることそのものだってラッキーだ。病気だったし、運が悪ければ死んでたかも知れないことも何度かあった。自分の境遇に感謝して生きるしかない。LPがきけるCDもきける。ハイレゾもマルチもOK、たまには人も遊びに来てくれる。今日食べる物もある。最高だ。この上宝くじが当たったりしたら、反動で悪いことが起きてしまうんじゃないかと思う。だから、多くは望まない。今のままでいい。
昨日は新幹線に7時間乗っていたから、iPhoneで原稿書きをやっていた。1時間半ぐらいで多分700字ぐらいは書いていて、あまりストレスはない。最後に電池がなくなっちゃったから、遠出するときは予備のバッテリーは必要だな。昨日は使わなかったけど、GPSを使うと、電池がものすごく減る。
今日はMacProで画像処理をしているので、MacProのiTunesから再生して音楽をきいている。さすがにMacProからの再生は力強くそして優しくもある。でも、例えばL-65がなけりゃ、LS3/5Aでもサラウンド用に使っているウイーンアコースティックでもいいし、iPhoneとヘッドフォンでもいい。オーディオって結局は頭の中でどう鳴るかのヒントなんじゃないかという気もする。ああ、もう四時過ぎか。一日の経つのは早い。
昨日お邪魔したお宅は、普通にやっていて音ももちろん悪くはなかったし、すごく楽しそうで、羨ましくなった。そういうことを伝えたい。 2009.8.11
先日のサマソニにはTomTomClubも来ていたのだが、どうしても見に行く気になれなかった。やっぱりStopMakingSenceの印象が強すぎるからだと思う。
朝、iPhoneのiPodで音楽をききながらスタジオに来て、そのままずっとアンプのスイッチは入れず、1時間以上ヘッドフォンできき続けていることがけっこうある。スピーカーからきいているのとは別世界なので、両方きいているとあれこれ発見があってなかなか良い。最近はあまり電話もかかってこないし、かかってきても、iPhoneにかかってくることが増えているので、大音量でヘッドフォンを楽しんでいてもあまり支障はない。
この人のサイトは時々見ると面白い。ブラジル人がみんなボサノヴァを好きなんてことは多分なくて、きっと北島三郎的な歌手や氷川きよしみたいな人が別にいるんだと思う。
今日は画像処理をしないので、再びLet's noteのCF-T5に戻し、PSAudioのDLIIIできいているんだけど、すごく良い音だと思う。プラシーボを休んで「ロッシーニの弦楽ソナタ」をきいているのだが、この音で文句いう人はいないだろう、もしいたら「そりゃ望みすぎだよ」と思う。 2009.8.12
Let's noteのCF-T5はずっとFF400と組み合わせていたが、PSAudioのDLIIIともなかなか相性が良いみたいで、あたたかさを持った美音になる。SSDは本当に無音だし、この組み合わせは気に入った。土曜日の戯れる会例会ではみんなにきいてみてもらおう。
今日は仕事なので、午後からちょっと忙しい。世間様はお盆休みってやつですね。
今日も撮影の合間にiPhoneで原稿を書いていた。やはりコピー&ペーストが出来るようになったのは大きい。
明日の夕方から夜はスタジオの設立パーティだ。今年はベルギービールを買うことが出来なくなったので、ビールの用意はしていない。遊びに来たい方は飲み物食べ物持参で来てねという感じかな。 2009.8.13
そういうわけで、今日は朝から少しだけパーティの準備をしているけど、誰が来てくれるのかはわからない。3人かも知れないし、15人かも知れない。僕はこういうのが好きみたいだ。3人なら3人でもいいし、20人だったらその時考えることにしよう。友人の皆さんにも都合があるからね。無理にやってもしょうがない。そんな風だから、僕が死んでも葬式はやらないで散骨がよくて、雑司ヶ谷に墓はあるけど、そこに入りたいとも思わない。僕の死を知った人が、R・シュトラウスの「四つの最後の歌」と「ばらの騎士」のあの場面と最後の場面をかけてくれたら最高です。まあ、お盆の話題でした。
この場所で12年やってきて、オーディオのことはすごく熱心にやってきた。それで思うことは、機器を取り替えるのも楽しいし、部屋の問題も大きいし、もちろんケーブルもだし、でもやっぱり最後はどういう音を出したいかというイメージだと思う。僕は、いつも書いている通り、幅広い分野の音楽がそれらしく良く鳴る状態を目指している。それから鳴りっぷりの良さとかのびやかさがとても重要で、神経質でチマチマしている音はイヤだ。
さあ、今日は原稿を一本送ったし、あとはパーティだな。まだ仕上がっていない原稿が4本ぐらいあって(もちろん半分ぐらいは書いてある)、今回はめずらしくちょっと遅れ気味かも。 2009.8.14
昨日はすごく久しぶりにに酒を飲んだ。例えばワインをグラスに数杯飲むなんて、何ヶ月ぶりだろう。酒は飲まなくてもいられるのだが、今日の午後は戯れる会例会で、夜は宴会状態なのでみんなで楽しく酒でも飲もうかと思っている。たまにはいいだろう。
Let's note+Windows7の音とか(これはWinamp)、Let's noteのCF-Y2+Cubaseなど、きいてみてもらおうかと思う。そして、ガラード401も絶好調だから、LPはどんと来いという感じかな。
ああ、面白かった。8人集まっての例会で、PCオーディオあり、アナログあり、SACDマルチあり、第二部はカレーを運んで食べて酒飲んで、楽しく語らった。最高です。 2009.8.
オーディオって今じゃマイナーな趣味になってしまったから、身の回りを見渡してもオーディオ愛好者ってあまりいないし、インターネットの世の中になったというのになかなかお友達も増えない。そんな中で全国に60人の仲間をつくることができたのは、とても素晴らしいことだと思う。何とか100人になったらとずっと思っているが、なかなか100人には到達しない。
昨日、自分でかけた中では、SACDマルチが我ながら印象的だった。このところ部屋全体で鳴っているような感じになってきているので、どうかなと思いつつきいてみたが、やはり、この数ヶ月でブレークスルーがあったようだ。音量はやや大きめだと思う。もちろんチェンバロだのリュートだのを、本物より大きな音で再生してはいけないと思うが、スピーカーが壊れるほど大音量ってわけでもないんだし、オーディオってある程度はでっかい音を出せなくちゃ面白くない。
お盆休みの最後、今日の午後はお菓子作りとデジカメの会なので、何人かの人たちが集まってスタジオでお菓子を作る。毎月一つづつレパートリーが増えていくのでなかなか面白い。オーディオは受け身的だけど、お菓子や料理を作るのは演奏しているのに近いし、もしかしたら作曲かも知れないので、こちらはこちらで別のゲームだ。 2009.8.16
さあ、そろそろAB誌の原稿書きや撮影も佳境だ。今日は午前中に一人で六角形のテーブルを片付けて、午後3時から撮影がある。1時間かけてストロボその他のセッティングをやるとして、その前までは原稿を書いて過ごす。今日はクラシックをききたい気分かな。徐々に解放されていってあと一週間後にほとんど終わっているだろうから、この一週間が勝負だ。iPhoneのおかげで電車に乗っている時に原稿の下書きができるようになったのは大きい。10インチのネットブックが出て、プロジェクターとの接続がOKでUSB端子が最低一個付いているのなら、ある段階で欲しくなると思うけど、ほとんどのことはiPhoneでOKだ。
10インチぐらいの画面を持っていて、どこでもインターネットを使いたいと思うものだから、携帯電話機能がついたネットブックだったらどうなるんだろうと、つい考えてしまう。でも、ポケットには入らないからやっぱりそんなもんはダメだよな。
SACDにしろDVDオーディオにしろ、マルチチャンネル再生は続けていきたいと考えている。良いもの、可能性のあるあるものは、売れないからってやめてはいけないと思う。メーカーは、現実に合ったマルチチャンネル再生を提案してないから、そりゃ一般化など無理なはなしだ。StudioK'sでは、機会があるごとに、しぶとくマルチチャンネル再生のデモをしていきたいと思っている。
いつも新しいことをやりたいと思っているのだが、今年は今のところ何か新しいことをやっているかな。今のところ初めてサマソニに行ったぐらいだろうか。でも、秋は少し新しい試みも陽の目を見るかも知れない。 2009.8.17
PLACEBOが最初に発表したプロモーションビデオってすごくヘンで、笑ってしまう。池みたいなところに首だけ出して歌っていて、あとは水中で演奏する映像で、普通の人ならどん引きって感じ、僕はあれから入っていたらどうだかなって気もする。で、その映像作家はクリス・カニンガムという人で、マドンナやビヨークの映像も作っているそうだ。なるほど。つながっているなあ。
おっと、またそろそろ夜中の一時だ。ここで眠らなければ明日の仕事が出来なくなる。無限の時間など要らない、100才まで生きたくはない。だけど、今やりたいことがあるので止まらなくなる。Every me and every youも覚えたいし、とてもきれいに韻を踏んでいる詞なんだ。興味のある方は、Every me and every you Lyrics で検索をかければ沢山出てくるだろう。
韻を踏むというのは、制約をもうけるということで当然無理も生じるわけだから、その無理と音が揃う美しさのゲームみたいなところが醍醐味だと思う。日本語だとちょっとやりにくいのだけど、日本語のラップはそのあたりを無意識に意識しているなといつも思う。
共通するところがあるので、ヘドウィグ&アングリーインチが好きな人はPLACEBOを好きかも知れないと思う。
FireFace400は今のFireWire接続版に加えて、USB接続版が出る予定で、試聴機が一台輸入元にあるそうで、貸してはもらえるし、きいてみてくれと言われているのだが、今週は忙しくてダメだ。秋に発売出来るかどうかというところらしい。
こういう仕事が忙しい時こそバックアップをとっておかねばと思い、昨夜スタジオから帰る時、MacBookProとMacProのバックアップを取る操作をして帰った。一応安心だ。今のMacOSになってから、MacProはタイムマシーンという自動バックアップシステムを手動で使っていて、MacBookProはこれも手動で「復元」という方法を採用している。住所録などはmobilemeを通じてiPhoneにも入っているわけだから大丈夫だけど、画像データあたりが消えると問題だから、バックアップを取らずに一ヶ月以上おくのはまずい。
今日は画像処理があったので、一日MacProのiTunesで音楽をきいて過ごした。 2009.8.18
今日と明日が原稿書きの山場かな。先週はパーティをやっていたから、その分が押されてきているって感じかな。今年はあまり暑くない8月なので助かっている。
9月から、また多分毎月RockDayをやる予定だ。音はきかなければわからないし、音なんかどうでもいいとも思うし、重要だとも思う。いずれにしても、一人で、あるいは少ない仲間でやっていると偏りが生じると思う。
うーん、あと一日だな。最悪でも明後日には終わるだろう。今度の土日は何も予定が入っていないから、何をしよう。天気も良くなってきたから自転車にも乗りたい、あれもやりたい、これもやりたい。でも、今日と明日は仕事だ。ちゃんと寝て、WiiFitやって、しっかり仕事をする。それしかなさそう。
オーディオとも音楽とも関係ないけど、神田明神のところの中古オフィス家具屋でアーロンチェアの中古を42000円で売っていて、これがなかなか売れないんだよな。僕はStudioK'sを作ったとき、椅子を4脚買ったのだが、その中の一つがアーロンチェアだった。すごく高価で、高性能だったけど、なにしろ改装前の床では冬になるとものすごい静電気で、アンプを触るとバチッって感じだったので、やむを得ず手放した。
とにかく、ものすごく沢山の椅子を買った12年間だったが、おかげさまで椅子に関しては色々なことがわかった。あ、オーディオはもっとかも知れない。 2009.8.19
だいぶ先が見えてきたので、多分今日中に大まかな原稿書きは終わるだろう。でもまだキャプションがあったり、校正があったりする。
今年はあまり暑くない夏だと思うけど、今から30年から40年ぐらい前の夏って、だいたいこのぐらいだったんじゃないかなと思う。どう考えても東京の暑さは異常で、混雑した電車の中などは、ちょっと危険な感じがする。
涼しくなって、ちょっとはギャラも入ったら、またマリアージュフレールに行ってタイビューティというお茶を買ってきて飲もう。あとほんの少しってところまできたから、まあ何とかなるだろう。落ち着いて音楽もきけないなんてことはなくて、と言っても毎日80%ぐらいは同じ音楽しかきいていないんだけど、残りの20%で、いただいたバッハのCDなどをきいて心を癒している。
コンパクトデジカメの画素数競争はどうなっていくのだろう。キヤノンのG11は1000万画素というやや低画素数で出してきて、これは正解なんじゃないかなと思う。EOS50Dもちょっと画素数が多すぎてノイズが多いという説もあるし、これからどうなっていくのかなと思う。これから出てくる新型の一眼レフが低画素に戻ったりしたら面白いと思うけど、そんなことはないのかな。
AETから連絡がきて、「最高級の電源ケーブルができました」との事だった。「今までの最高級タイプって定価18万円だっけ?じゃあ25万円ぐらい?」「いや、もっと高いんです」「じゃあ、定価30万円ぐらい?」「そうです。でも、同業他社の物よりは安く、音も映像も劇的に向上します」と言っていた。まあいいや、戯れる会で巡回試聴をして、みんなにもきいてみてもらうことにしよう。
確かに電源ケーブルで音は大きく変化するのだが、そんなにすごい音質向上があるんだろうか? わからない。 2009.8.20
今回はちょっと原稿書きに時間がかかってしまったのだが、昨日全部送ったので、とてもスッキリした。さて、何をやろう。夏だし、たまには親孝行でもするかね。
ここ数年、なるべく歩いた方がいいかなと思って、あまり自転車に乗らなかったのだが、去年の5月から、ほぼ毎日WiiFitを30分ぐらいやっているので、昼間出かけるのはなるべく自転車に乗ることにした。天気が良ければ銀座ぐらいまでは自転車で行くことにしよう。今年になってからずっと体重は71kg台をキープしていて、腰痛もなく、体調は良い。
秋はオーディオのことが少し進むかなあと思っているのだが、まだわからない。デジタル再生はそこそこ音が良くて、便利になってきていると思う。
最近戯れる会例会で、電池駆動のDAC(単三104本)とか、FF400用電池(単三25本だったかな、で5時間)、というものが持ち込まれ、それをみんなできくと、電池の音が大好きという人が出てくる。僕みたいにどっちでもいいという奴もいるし、なかなかおもしろい。電池の音もなかなかいいんだけど、僕の場合は、単三8本ぐらいならともかくそれ以上になると、いきなり音が出なくなるのはとても困るという現実的な問題で躊躇する。
よく考えたら今年の夏はまだ冷やし中華を食べていなかった。そうだ、今日の夜は冷やし中華を食べよう。決めたぞ。
そして届いたAETの高〜い電源ケーブルをきいてみよう。よく値段を見たら何と定価378000円と書いてある。今だって、僕は一応プリアンプにSINってやつを使っているのだがその約2倍の値段かな。たった一本の電源ケーブルがプリアンプ本体の価格にせまるって。さて、どんな音になるんだろう。約一ヶ月使って、来月の例会でみんなにきいてみてもらうことにしよう。その上で巡回試聴かな。このケーブル一本で冷やし中華を何杯食べることができるのでしょう。 2009.8.22
次は「南極料理人」という映画を見る予定。それから「キャデラック・レコード」、「ウルヴァリン」と続く予定。
もしも、なんだけど。この高価な電源ケーブルをプリアンプに使って、QUAD405の適度に力があってしかも深みもある音に、SDサウンドの真空管OTLアンプ アイワンの暖かみと艶やかさみたいなものが加わるのなら、導入を考えてもいいかもなんて思うわけだ。でも、アイワンに使って、もっと良い結果が出たら元も子もないじゃなくて、結果としてはトータルでレベルアップするってことか。まあ、まだエージング中なので、今度どうなっていくのかきかせてもらいましょう。
もちろん音の違いはちゃんと出るのだが、PCオーディオは、これからOSも変化するし、この時期はまだ流動的な状態なので、LPできいてみている。当然だけどこの高価な電源ケーブルは良さそう。
LP5枚ほどきいてみたところで、わかってきたのだが、どのくらい良いかと言うと、普通のアイスクリームとハーゲンダッツぐらい違う。これまで最高級だったSIN AC EVOを普通のアイスクリームだと感じさせてしまうぐらい違うので、僕はやっとiTunesでプラシーボをきき続けるループを一旦休止して、LPをあれこれききはじめた。しかし、まいったなあ、これは。音はすごいけど、ハーゲンダッツ何個分じゃい。 2009.8.22
新しいAETの電源ケーブルEVIDENCE ACは、通電一日半ぐらいでものすごく強力な音になり、「おっとっと」と思っていたらそこから徐々に音が落ち着き始めてきた。まあ三日間ぐらいは変化するかも知れないが、この色彩感には恐れ入る。
音をききながら、この感じはスピーカーは同じL-65で以前味わったことがあると思った。それは以前貸してもらったメタルコニサーの音で、AETの超高級電源ケーブルを使うと、「そのもの」とは言わないが、あのコニサー3.0の強い感じを思い出す。そう考えると値段は高くないとも言えるし、やっぱり高いとも思う。まあ、そのあたりは個人個人価値観が違うので何とも言えないのだが、試聴してみる価値はあると思う。そういうことも含めての戯れる会です。
そんなわけで、秋のオーディオは楽しくなりそうな予感がある。RockDayも楽しみにしていてくださいね。
丸一日LPばかりきいていたので、ちょっと飽きて、CDの音もきいてみたくなった。でもSSDに換装したLet's noteのCF-T5にはCubaseをインストールしていないので、Let's noteのCF-Y2の方でCDをきいてみている。Y2は、しばらくFF400を外していたら認識しなくなっていた。先週は忙しかったのでMacPro+PSAudioのDLIIIできいていて、昨夜遅く、ある人がPSAudioのDLIIIを持って行ったので、今日はLet's noteのCF-Y2のXPでFF400を認識させて音を出してみた。余談だが、やっぱり適当なUSB DACって一台あると面倒がなくていい。
やはり、XP+Cubase+FF400の音はとてもオーディオ的快感の音で、ここに電源ケーブルの影響が加わるので、なかなかすごい音になっている。ふむふむ、だいたい予想通りって感じかな。
音は順調なので、今夜は「愛を読むひと」という映画を見に行った。行こう行こうと思いつつ後回しになっていたのだが、すごく良い映画だった。まあそういうわけで、今年は映画をよくみている。と言っても多分一年間合計15本いくかいかないかぐらいだろうと思う。昨夜は夜更かしして、朝自転車に乗ることが出来なかったので、帰りは銀座から御茶の水まで歩いた。 2009.8.23
オーディオに限ったことではないのだが、少なくともオーディオはこの10年間ぐらいで「素人の時代」になっていると思う。
色々な考え方、色々な言い方が出来るけど、一番わかりやすいのは、天体観測みたいなもんだという説明かな。天体観測をしている個人が彗星を見つけたりってのがあると思うんだけど、オーディオってわけがわからないから、こういう素人の個人的な積み重ねで「こうすると良い」みたいなことがけっこうある。そして、それ自体は商売に結びつかないから、プロが存在しない。PCオーディオなんか、まさにそんな感じに近いかも。
例えばCDやCDプレーヤーだったら、どっかとどっかのメーカーが企画を作って、それに合わせてメディアも作って、オーディオメーカーもレコード会社もそれで儲かって、という風にやってきた。もちろんそりゃ当然で、カメラだってクルマだってみんなそうだ。で、一般ユーザーはメーカーの提示したものに対して、「便利だなとか音がいい」と判断して、受け入れる人は買うという図式だった。
ところが、PCオーディオときたらオーディオメーカーが参入しにくいというか、ほとんどのオーディオメーカーは製品がないから売る物がない。若い人向け、手軽にこれから始める人向けはNuforceのアイコンを超える物が作れずにいるし、じゃあ高級品はと言うと、ほとんどない。例えば「アキュフェーズ製PCオーディオプレーヤー」なんて物が、そのうち出てくるんじゃないかとは思うのだが、今のところはない。そして現状では素人に先行されている。もちろん僕も素人です。
その素人をどのようにオーディオメーカーが使うかみたいなことが、もしかするとここらから数年のカギなのかも知れない。 2009.8.24
僕らはある部分のオーディオに関してはやたらと詳しいとは思うけど、ある部分ではまったく素人ってことです。パソコン関係もどうやったところで素人ですから、自分一人であれこれ調べても何をやっても限界がある。だから、チームを組まないといけないのだが、なにしろ人間ですから、くっついたり離れたり、戦争したり、不参加だったり、三国志の時代と大して変わらない。謙虚さを忘れず、大胆にやるしかない。
Macの新OSは3300円だそうで、マイクロソフトのOSに比べるとメチャ安ですね。ただ、ここの8/22のところにも書いてありますが、全てのIntelMacで64bit動作はしないようです。28日発売ってことは、今週中の金曜日ね。何か使いやすくなっているのだろうか。 2009.8.26
このところまた、Let's noteのCF-Y2+FF400+金田式DACできいている。電源ケーブルがとんでもない物になっているので、音は良くなっていると思う。そして、巡回用の電源ケーブルも届いたが、イエローのインクがなくなってしまって宅急便の伝票が印字できない。昼は打ち合わせがあるので、打ち合わせ終了後にインクを買いに行って、夕方には発送できると思う。
今日、僕が死んだ場合の死亡保険の契約をした。本当は受取人を大家さんに指定したかったのだが、それは出来ないとのことなので、何か書いた物を大家さんに渡しておくことにする。もしも僕が大原麗子みたいなことになると、「おかしいなあ、山本さんどうしたのかな、しばらく顔をみないぞ」なんて言ってる間にすぐ一ヶ月ぐらい経ってしまう。このスタジオの中を全部片付けて他の人に貸せる状態にするには、おそらく三ヶ月ぐらいかかるだろうから、そんなことが起きた場合のために、いくつかの対策と準備をしている。
今、AB誌の校正をしながら、Let's noteのCF-Y2のiTunesでロン・セクサミスをきいているのだが、なかなか良い。音楽がいいからだな。気楽にいい音でいい音楽を楽しむ、これが一番だ。
秋葉原のソフマップに行って、プリンタのインクを買った際、「フジフイルム・FinePix REAL 3D W1」の3D動画を見た、すごく面白いんだけど、なんか嘘くさい気もする。サウンドステージってやつか? 2009.8.26
今夜は自家製がんもどきでも作って食べようっと。豆腐と山芋を混ぜて油で揚げたものなのだが、これは自分で作ると本当においしい。ゴボウとか人参、ゴマなどを入れるのだが、具を沢山入れすぎない方が良い。
MacProにはHDDが4 台入れられるので、最終的にはOS10.6 そしてそれのバックアップ、Windows7、Linuxということになるのかな。まあ、どうなるのかはわからないけどね。何年か後にはもっと色々なやり方が存在しているような気がする。
今から40年ぐらい前って、ミニスカートが流行ると日本中ミニスカートで、若い子もおばちゃんもみんなミニになったという時代だったんだけど、徐々に変化して、現代は、ミニをはいたり長いのをはいたり、いつもミニだったり、あるいはゴスロリだったりと随分多様化したわけだが、僕は近い将来、PCオーディオもそうなるんじゃないかなと思っている。どうなりますかね。 2009.8.28
新しいMacOSはいくつか便利になっていることがあるみたいなので、楽しみだ。音はわからないので、秋の課題です。64bitが音にどうかとか、英語版のOSの方がいい音だとか、まあいろいろあるんですが、音楽専用ならともかく、一般の人に英語版ってのもどうかと思う。そういうのはいっちゃってる人のやることです。僕はもっと普通の人間なので、日本語版がいい。Safariなんかは46bit対応になってかなり高速化したらしいのだが、iTunesはどうなのかなと思う。
これらもみんなまとめて9月の戯れる会例会で試せたらたなと思っている。
今、MacProのHDD四個のうちの一つにクリーンインストールを始めた。
8月18日にバックアップをとったことだし、まあ、そのあと10日間で新たに作った書類なんかはコンパクトフラッシュにでも一旦コピーしておいて、MacBookProにもインストールしちゃおうかな。
ってわけで、MacBookProにインストールすることにして、数時間出かけて戻ってから再起動したが、まあ、いくつか問題が起きていた。なにしろ再起動してもMacBookProが立ち上がらず最初は画面が真っ暗だった。新しいOSをインストールするのって危険だからバックアップを取っておかないと、ホントに困る。
まあ何とか立ち上げて、Rosettaをインストールしたり、あれこれやってみている。画面の色が違うのはガンマが変わったからかな。
CyberduckというFTPアプリが動作しなかったのはあせったが、mixiにそんなことを書いたら、おでん評論家の遊民さんがSnowLeopard版がアップされていますよと教えてくれた。ホントにやれやれだぜ。
調べてみたら、僕のMacProは2年ほど前のタイプなので、どうやら64bitのOSは入らないらしい。ははは、って感じですね。でも、まあそのうち何とかなるような気もするんだが、どうかな。
秋に出ると噂されている10インチのApple製ネットブックがMacの小型版じゃなくてiPhoneの大型版であるのなら、やっぱり3Gで電話も出来て、GPSも使えて、動画の撮れるカメラもつけて欲しいと思う。
今夜はG・ヤノヴィッツが歌うシューベルトの歌曲集をCD二枚連続でかけて、ききいってしまった。一応いろいろな人の歌うシューベルトの歌曲集をきいてはきているのだが、僕はただひたすら、偏狭なくらいヤノヴィッツの歌を愛していて、他はいらない。そういう風なので他のものに意識を向けられるらしく、プラシーボも好きになれるらしい。 2009.8.28SnowLeopardは、プレビューにPhotoshop的な機能をつけてきている。これが「なるほどね」の一番だった。QuickTimeもiPhone同様の方式で編集可能になっているし、徐々にPhotoShopを買わなくても良くなるのかも知れない。でも、なんだかヘンなことはけっこう起きていて、ATOK2006が使えたり使えなかったりとても不安定だし、不思議なことにMacBookProは無線カードが使えなくなった。ひっぱたいても多分ダメだろうと思うので、そういうことはしないけど、やっぱり、あれこれ問題含みのメジャーアップデートだ。
おそらく、この秋はまた新しい何かが始まっていくのだろう。新たな展開は望むところだ。 2009.8.29
パソコンいじりは楽しくて、新たな発見や便利な使い方が満載だから、面白すぎて寝てなんかいられなくなって。ついつい明るくなるまでやってみてしまい、朝早く起きることが出来ず、自転車にも乗ることができない。でも、自転車なんか乗ってる場合じゃないって気もするのだ。僕はパソコンのこともオーディオのことも中身はまるでわかっていないと思うけど、よく楽しんでいる。心地よく便利に使っている。それが一番だと思う。
今日の午後はヨガ、そしてみんなが食事をしていった。ヨガはとても良いと思う。もう2年8ヶ月やっているので、最初の頃よりは慣れたし、楽しめるようになった。毎日WiiFitで三日月のポーズと、立木のポーズと、太陽礼拝と、英雄のポーズをやっているしね。 2009.8.30
今日で8月も終わる。今年はあまり暑くない夏だった。まだ多少暑い日もあるようだが、気分はもう秋だろう。秋は音楽を楽しみ、オシャレを楽しもう。そして、涼しいと少し動く気にもなるので、今後のイベントに向けてスタジオ内の片付けをやろう。
新しいMacOSがきて、二〜三日遊べたけど、そろそろ一段落というところだろうか。まともに動いてとても便利になっている部分もあり、不具合もあり、期待はずれのこともあるけど、最初からあまり期待していないので大して失望もしていないってところかな。理想を追求してないので、ちゃんと機能していて便利になったところを受け入れるしかない。
この一年半ちょっと、日々の作業の90%以上を15インチのMacBookProでやってきたのだが、方針変更をして、昨日からMacProに戻った。それで、MacProとFF400をつなげて、iTunesで音を出してみると、これまでのLeopardとSnowLeopardのiTunesとは音が違う。SnowLeopardの方がクリアだし、音に深みがあると感じるのは気のせいだろうか。直接AB比較はしていないのだが、こういう感覚的なものはけっこう正しいことが多い。
この秋はいくつか、変化をさせようと思う。MacProを常用する事もだし、いくつか調理器具も変更しようかと思っているし、他にもちょっと考えていることがある。とにかく物を減らしたいし、なるべくコンパクトにしたいと思っている。
固定観念にとらわれることなく、決して教条的にはならず、ゆるく自由に、でもスジの通った姿勢を貫くこと。これがテーマだ。
うーん、iTunesでデューク・エリントンとレイ・ブラウンのデュオをきいてみているのだが、やっぱりこれまでのiTunesの音とは違うと思う。なんでだろう、AETの超高級電源ケーブルのせいかも知れない。OSのことを確かめるのなら、別のHDDにLeopardをインストールしてきいてみるしかないのだが、それもちょっと面倒だな。今がいい音だと感じているのだからそれでいいじゃないかという気もするし、確かめたい気もする。
9月は多分映画を3本見ることになると思う。去年まで映画館で映画を見たことがほとんどなかったので、今年はものすごく頻繁に映画館へ行ってることになる。60才になると1000円になるから、もっと気楽に見ることができる。
今日で2009年も2/3が終わってしまう。今日は天候のせいか、さすがに少し気が滅入る。こんな時は好きな音楽をきいて、好きな物を食べて、よく寝るしかないな。あれこれ細々とした片付けをやって過ごした一日なので、ずっとiTunesで、スタジオを作った頃からずっときいているジョニ・ミッチェルなどきいていた。面倒がなくて良いし、どう考えても、数年前のCD再生=つまり、CECのTL-2とPerpetual のP-1AとP-3AでCDを再生したときよりも、今iTunesから出ている音の方が良いと思う。 2009.8.31
Macからの音よりも、Windowsからの音よりも、もしかするとLinuxの方が音は良いのかも知れない。でも、どうかな。一部の進んだ人たちのものになりそうな気もする。わかりませんけどね。真面目なはなし音は比べないのが一番なのだが、比較してみて「こっちの方がいい」というのは事実だとして、各個人がどこで満足するかというのはまた別の話だから、理想と現実はギャップがありつつ進んでいくのだと思う。やっぱり楽で便利な方がいいし、安定していた方がいいし、何か問題が起きたときのサポートもあった方が良いわけだから、どうだろうなあ。今後はどうなっていくのだろう。
適当なところで手を打って一年二年、もしかしたら四年も五年も同じ機器で音楽を楽しむのが、本当に「私はオーディオマニアじゃなくて、音楽好きなのだ」と言う人の態度なわけです。だから、しょっちゅうシステムをいじくったり取り替えたりしている人が言う「本当は音楽が好き」ってのは、ちょっと嘘くさい。まあ、気持はわからなくもないけど、あれは他人に言ってもらわないとダメな言葉なのです。
Macはずっとガンマが1.8だったのだが、SnowLeopardからWindowsと同じ2.2になった。それで、この二〜三日はモニタの微調整をしている。目って耳よりは確実だと思うけど、それでも、モニタの色温度なんて、5500kぐらいにすると、最初は「黄色いなあ」と感じるのだが、ちょっと見ているとすぐに白に見えてくるから、調整には多少時間がかかる。
もう8ヶ月間もあれこれやってみていて、全然ダメなんだけど、MacProに戻った記念に、これまで8ヶ月間使ってきたガスオーブンじゃなくて、いつもシフォンケーキを焼いている方のオーブン(ASKO)でバゲットを焼いてみた。
まぐれのような気もするのだが、何か、期待を持たせる感じもある。でも、なにしろ初めて使ったので、火力がまるでわからず、裏はこんな風だった。
まあ、こんな時は下にちょっとインシュレーターをはさんでやれば充分調整可能で、初回はこんなもんです。シフォンケーキでもさんざんやって、最終的にはこの調整に二年かかったのだが、その経験があるから、今回はもっと簡単だろうと思う。こんな風に、相変わらずあれこれやって楽しんでいる。パリみたいに、1ユーロぐらいでおいしいバゲットを買うことが出来れば、自分で焼くことはないんだけど、文京区湯島にはおいしいパン屋とレンタルDVD屋がない。
売ってるようなパッカリとクープが開いたバゲットを自分で焼くことに成功したら、食べずに飾っておきたいと思ってしまう。でももったいないから、写真撮って食べちゃうなきっと。多分、次を作りたくなるだろうし。 2009.9.1 ああ、9月だ。
EOS7Dはともかく、100mmという画角が好きな僕としては、EF100mm F2.8Lマクロ IS USM はちょっとそそられる。でも、今となってはマミヤRZ67の180mmレンズみたいな感覚かも知れない。A3ノビぐらいにプリントして、ちょっと離れて鑑賞するんだとあまり差が出ないかも。比べりゃ絶対に差がでるけどね。
毎日PLACEBOでもいいし、実際今もよくPLACEBOをきいていているのだが、このところちょっと意識して他の音楽をきくことにし始めている。それで、久しぶりにカエターノの「イン・ロンドン」をきいてみると、これがなかなか良くて、きき惚れた。暗くていいのよね。もちろんiTunesだ。
で、僕が2001〜2年からはまっているカエターノ・ヴェローゾのアルバムをずっときいてみる。モレレンバウムのアレンジはある時期から少し飽きていた感じもあるんだが、あらためてきいてみるとやっぱりいい。僕はやはりモレレンバウムのアレンジで入っているから、一番なじみが良い。2002年の頃、いつもMacに向かってSoundSticksできいていて、「このiTunesのデータをメインのオーディオ装置できくことができたらなあ」と思っていた。だから、やっぱり時代は進み、変化しているなあと実感する。
何だかね今日はmixiも不調だし、exciteも不調という日だ。
オーディオ、料理、その他ものすごい勢いで更新し続けるHPやBlogがある。で、ものすごい内容だからすごく参考になって、いろいろ勉強させてもらう。でも、そういうサイトって、短いと二年、長くて三年から四年で更新が止まる事が多い。10年間あちこちを見ていてそう思う。激しいものはだいたいそういうことになる。
大盤振る舞いで大サービスなサイト、悪口がいっぱい書いてあって、怒りまくるサイト、あと、一人だけでやっているのも長続きしにくい。まあ、長くやってりゃいいってもんでもありませんけどね。
今日は厨房の模様替えをやって、けっこう大きな配置変えをした。どうなるかなあと思っていたのだが、途中で方針変更をしたらすごくうまい具合に収まってくれたので、嬉しくなった。パズルみたいなことをやっているのだが、あれこれ使いやすくなるととても嬉しくて、いい気分だ。 2009.9.2
9月9日発売のAudioBasic誌にはいつもより少し多く記事を書いたのだが、その中にアイコンモバイルとiQubeの記事がある。僕がこういうことをやりたいと企画して、OKが出てカラーで2頁になった。そして、輸入元からアイコンモバイル4台と、iQubeを1台提供していただいたので、記事の内容に賛同してくれて応募した人に当たる。もちろん抽選ですが、秋の運試しってことで皆さん是非応募して下さい。両方ともすごい機器だと思う。
料理お菓子作りのBlogで、超大サービスのサイトがあって、僕から見ると一時のShuks氏並みなので、「大丈夫かなあ」と心配している。オーディオマニアの悪口が書いてあるサイトをやっていた人は、もうオーディオをやっていないみたいだし、人間って一人でそんなに他人の悪口ばかり言ったり書いたりはし続けられないんじゃないかなと思う。
僕はMacを10数年使ってきていて、この基本路線は変わらない。Lenovoは会計ソフトとヤマト便の伝票ソフトと厨房で音楽をきくために使っていて、これは毎日ちゃんと仕事をしてくれているので、とても信頼している。
Let's noteやMacProにインストールしたWindowsは音楽専用に使っている。CUBASEでCDから連続再生ができるし、もちろん音が良いしということで、これも充分活躍している。
SnowLeopardはLeopardと見た目がそれほど変わらないのだが、細かいところであれこれ確実に良くなっているしものすごく安定している。もちろん音楽用にも使えるんだけど、音楽用としてどうのなんてことより日々の使い勝手の良さに満足している。MacとWindowsは音が違うので、これがどうなっていくかが今後の興味であることは確かだが、今はどうしようもないから、無理にやる気はない。
SnowLeopardインテルMac専用になったので、OSのHDD占有容量が10GB近く減った。これはなかなか嬉しい。MacBookAirみたいな物を使っていると特に嬉しいかも。
寝込むとかいうことはないのだが、急に涼しくなると体調がイマイチよろしくない。わかってもらうように書くと、軽い花粉症のような感じになったりして、これがさらに悪くなると喘息の発作ってことになるが、これはここ何十年かうまくかわしている。もし宮仕えだったら多分発作が起きていると思う。だから、思い描いたことがどんなにことがうまく運ばずとも、多少経済的に苦しくとも、フリーでいないと体調を維持することが出来ない。 2009.9.3
おっと、地震だ。このところ地震が多い。
街乗り用自転車のタイヤがパンクした。この自転車は27年目で、多分このまま死ぬまで乗り続けると思う。このところずっと乗っていなかったのは、友人がくれたミシュランのタイヤのせいもあると思う。タダだからまあいいかと思っていたのだが、しなやかさに欠けるタイヤなので乗ってて気分が悪い。歩道を走っていて車道に出るときなんかに、タイヤが横方向の動きをうまく吸収してくれないので、妙にずれる感覚が伝わってくる。
だから、ずっと使っていたパナレーサーの32Cに戻すことにした。変わりばえもなにもない。ちょっと太めの32Cがいい。昔の27インチ1 1/4(シブイチってやつ)ぐらいかな。これをもっと細い28Cとか25Cにするとカッコいいし、実際軽快なんだけど、ちょっと神経を使って走ることになる。だから、僕の街乗り用のタイヤは32Cが一番具合が良い。このあたりの好みもオーディオと共通しているかも。
前後ともパナレーサー32Cに取り替えるのは、30分ぐらいかな。何十年も自転車いじりをしてきているから、その程度のことは自分でやるけど、前輪のリムがちょっと大きくて、新品のタイヤを入れるのはちょっと苦労した。僕の後輪は田端で傘をさしたおじさんにぶつけられて、前がアラヤで後ろがカンパニョーロなのだが、大きさが微妙に違う。
さあ、これで気分良く自転車に乗れる。けっこう長い間自転車もほったらかしていたけど、この秋からはなるべく自転車に乗ることにした。たとえば新宿とか渋谷あたりでもとにかく荷物がなければ自転車に乗っていくことにしちゃって、常時雨着も持ってたりすると、割と気楽でいいものだ。電車賃もかからないしね。そのかわり、とにかく無理をしないで走ることかな。
前後とも新品のタイヤなので、とりあえずちょっくら注意しながら湯島から三ノ輪の実家へ行ってきた。「神田明神と三ノ輪」に親子がいるってのもおもしろいでしょ? ポタリングというよりはスピードを出しているので、片道15分ちょっとぐらいかな。20分はかかっていないと思う。乗ってみるとやっぱりあのミシュランより断然良い。特別加速が良いわけでもないけど、適度な乗り心地だし、不当だと思う挙動が一つもないので、タイヤ交換は正解だったと思う。スタジオを作ったときほどは乗らないと思うので、当分これでOKだろう。
今日は、MacProからiTunesでCDをストリーミングして音楽をきいている。ちょっと太めでなかなか良い音だと思う。AETの超高級電源ケーブルのおかげと、もしかするとSnowLeopardになったからだと思う。 2009.9.4
iTunesでもなかなかいい音だなと思いつつ、一週間ほどiTunesで色々な音楽をきき続けた。その上で試しにQuickTimePlayerでCDをきいてみると、こいつは全然違う。もちろんQuickTimePlayerの方が良い。その音の違いは以前より強く感じられる。これはなかなか面白い現象なのだが、ここ数日書いているようにiTunesの音も絶対的なレベルで言うと良くなっていて、そういう状態であるからこそ、QuickTimePlayerでCDをきいていみると、もっと差が出るらしい。で、以前作ってもらった連続再生のスクリプトを使ってみたが、残念なことにSnowLeopardには対応していないのだった。あ〜あ。作り直してくれないかなあ、、、。
QuickTimePlayerとMac版のCUBASE ST4の音をきき比べると、確かにCUBESEの方がいいとは思うが、iTunesとQuickTimeの差ほどじゃないと思う。それに、Mac版CUBESEはCDを再生中にデスクトップをクリックしただけで再生がストップするから、他のことは何も出来ない。たかだかCDを再生するだけなのにワガママなことです。だから、MacProに入れてあるST4は使う気になれない。一方で性能が良くても、自分のことしか考えない我が儘な奴は嫌いだ。
この秋は、マルチチャンネル再生の普及に力を入れたいと考えている。そういう音楽喫茶なんかもやっていきたいと思って計画中なので、皆さんお暇がありましたら、是非お寄り下さい。あんないいものをこのまま葬ることは出来ない。 2009.9.5
朝終了するオークションがあって、ところが珍しくiPhoneをスタジオに置き忘れたので、9時20分に20分にスタジオにやってきた。気分の良い秋晴れの日は、近所の湯島聖堂でもいいから散歩でもするのが正しい休日の過ごし方かも知れない。音楽は夜きこう。9/8は久しぶりに初めての人が来ると思うので、おきかせするソフトを選びつつ音楽を楽しもうと思っている。
噂のタブレット型Macは、いっそのこと13インチも15インチも出してもらって、メカニカルなキーボードとフタやヒンジが不要なのだから、その分軽くなって、15インチでも1.3kgぐらい、電池も何とか公称8時間、実際は5時間ぐらい使えて、将来は毎月1.000円年間契約10.000円ぐらいの購読料で新聞が読めて、TVを見ることもできるってなことになって欲しいものだ。甘いかな。
カードリーダーぐらいは使いたいので、最低USB端子が1個はないと困るけど、タブレット型がUSB端子を持つかどうか、つまり普通のOS Xで動くものなのかどうかは、出てみないとわからない。MacBookAirのUSB端子1個だけ、有線のLAN端子もないってのはあんまりだと思うけど、タブレット型ネットブックが出たとして、もしかするとUSB端子1個もないかも知れないわけだから、Airの場合、USB端子が1個あるので最低線何とかなるのかなという気もしてきた。押し切られている感じもするんだが、まあ、とにかくこの秋は楽しみです。
でも、まだ出ると決まったわけでもなし、どうなるのかな。
去年の冬から一年半、僕は15インチのMacBookProをメインマシンとして使ってきた。MacBookProは当然ながら、FireWire端子もあるし、PCカードスロットもあるし、USB端子も2個あるんだけど、そうするとどうなるかと言うと、PCスロットにはコンパクトフラッシュ用のカードリーダーがささりっぱなし、USB端子の一つにはiPhoneの線がささりっぱなし、もう一つのUSB端子にはアイコンモバイルを充電する線がささりっぱなしになる。だから、スタジオ内でMacBookProを移動すると、ACアダプタ以外に、線が二本ぶら下がっている状態で持ち運ぶことになり、我ながら「美しくないなあ」と思う。抜きゃあいいんですよ。その都度その都度、抜けばね。でも差しておける端子があると抜かないわけ。USB端子が3カ所あれば、3本ぶら下げちゃうかも知れない。美しくスッキリした生活をするのは、つまり不便だってこととイコールなのだ。あんまり美しくスッキリさせると、音も悪かったりするから、美しくありさえすれば良いというものでもないところが難しい。
9月12日「じゃあビートルズの紙ジャケでも聴いてみましょうか」の内容が一部公開されています。みんな来てね。 2009.9.6
昨夜はすごく久しぶりにアシュケナージが弾く、モーツアルトピアノ協奏曲をかけた。多分、僕がCDってものを生まれて初めて買った、その頃に買ったディスクだ。モーツアルトピアノ協奏曲と言えばやっぱり、何番でしょうね。ってのはいつぞやも書いた記憶がある。20212327でしょうか。
昨夜は2327で、これはLet's noteでかけたのだが、このCDがこんなに良い音で鳴ったのは初めてだと思った。そして、今度ワイヤーワールドのUSBケーブルを買おうかなと思っている。
先日MacBookProにSnowLeopardをインストールした直後、無線を認識しなくなり、そしてMacBookProが起動しなくなった。この一年半、毎日10時間以上使ってきて、画像処理以外は全部このMacBookProが一緒だったから、歴代のノートの中でこんなに激しく使ったものはない。デスクトップにとってかわってノートだけを使ったのは、この15インチの初代MacBookProだけなので、使い倒したと言っても良いと思う。だから友人が修理して使ってくれると言うのでプレゼントすることにした。
Let's noteでMacProを画面共有も試したが、残念ながら文字がちゃんと打てたり打てなかったりで、かなり良い線だったのだが、Let's noteによるMacPro遠隔操作はきわどいところで挫折した。それで、どうしようかとあれこれ考えて、僕はMacBookAirを買うことにした。秋に希望通りのタブレットが出てくる保証はどこにもないし、いつになるのかもわからない。それに比べればAirはそろそろこなれてきている。
メインのマシンは、1)LC630の時代、2)PowerMac7600+後にG3カード、3)G4Cube(2台)、4)G5、5)MacPro、6)今回壊れたMacBookPro、 この他にもMT300、白いiBookを2台、G4のPowerBook15インチと17インチと使ってきた。そして、7)再びMacProに戻って、+Airということになった。
Macは、僕の生活と密着しているので、例えば、引っ越しをすると気分が変わって新たな生活が始まるみたいな感じに近い。「つれあい」とも言える。だから、この九月以降はきっとまた何かが変化して新しい時代が始まるに違いない、そんな気がしている。
今夜は7時〜10時まで音楽喫茶をやる。それで、午前中にシフォンケーキを1個焼き、Let's noteCF-Y2+FF400+金田式DAC、もちろん外部クロック付き、で、AETの超高級電源ケーブルはプリアンプのフェーズテックCA-3に使っているのだが、今夜の喫茶に来た人がこの電源ケーブルでの音を初めてきくことになる。
MacProの腰の据わった音とは違うけど、僕はLet's noteでの再生をかなり好んでいるみたいだ。すごく良い音だと思う。
流行は廃れる。けれど、スタイルは永遠に(残る)。という、ココ・シャネルの言葉に習って言えば、僕はスタイルを追求している。
AB誌に書いていることもあって、僕のこのサイトは、あまり大した情報は載っていないかも知れないけど、今夜みたいに実際に音をきける機会をつくっているので、興味のある方には音をきいてもらった方が良いと思う。暗記するほど文を読んでくれても、音はきこえてこないから。 2009.9.8
昨夜は久しぶりに自分で音楽喫茶をやって、ちょっと疲れた。レコードやCDをかけているだけなんだけど、けっこう疲れるものです。
さてさて、今日は何と言ってもBEATLESですね。実は朝からパソコンいじりをやっていたとしても、話題の一番にビートルズのリマスターをもってくるってのが、僕の言ってる「スタイル」ってことです。
上の写真のように、8ヶ月間失敗し続けたバゲット作りにも、うっすらと光明が見えてきたようで、そうなるとつい先を急ぐあまり毎日焼いて毎日バゲット食べ過ぎて、太ったり、嫌いになったりしそうなので、ここからしばらくバゲット焼きは一日おきってことにする。いずれにしたって先は長い、ジワジワと包囲してつかまえよう。
そして、今日はこんな装置を使って音楽をきいている。
これで充分って気もする。
AB誌届く。ああ、ガッカリ、なんてこった。こんなことは初めてだ。「どうしてくれるんだ」と言いたい。情けない。
光学ドライブを持たないAirは、他のMacやWindowsマシンについているドライブを拝借して使う方法がある。最初ちょっとてこずったが、よく調べてやってみるとMacProのDVDドライブでAirにSnowLeopardのインストールができた。これは、MacPro側の共有設定で「DVDドライブを共有する」にチェックをいれないと出来ないのだった。
上の四角い箱は、USB接続でSPDIFのデジタル出力が取り出せる装置で、ここから金田式DACに入れてきいてみているのだが、そろそろ丸一日というところでちょっと音が変化してきた。今日の午後はちょっと柔らかめの音だったのだが、今は柔らかいというより太い音になってきた。自分の装置できく新しいタイプの音で、かなり良い。まあ、もう少し使ってみてあらゆる面で一定レベルを超えて良ければ、音楽喫茶でも使ってみようと思う。この装置があれば、あとはDACを接続すればパソコンからの音を楽しめるので、すでに高級DACを持っている人には良いと思う。 2009.9.9
昨夜はガックリきてよく眠れなかった。自分の力ではどうしようもないことなのだが、長い間には時にカッコ悪い目にあうものだ。僕の力でのどうしようもないのだが、申し訳ない気持です。
アイコンモバイルの記事は、自分としてはかなり気に入ってるものです。読んでやって下さい。
音楽喫茶では、CDに限らず色々なソフトをきいてもらいたいと思う。LPもあるしデータもあるし、SACDもあるから、PCオーディオの事だけにはしたくない。また音楽のジャンルもあまりこだわりたくない。そんなことをずっと考えていて、で、時々土日にゆるい音楽喫茶というのをやってきたのだが、秋はけっこうRockDayも開催予定だし、昨夜僕がかけたような幅広いと言うか脈絡のないプログラム(それこそが僕の本領なのだが)の音楽喫茶はなかなか、やれるようでやれない。
そんなわけで、とりあえず年内は火曜日に音楽喫茶をやることにした。音楽は9時半ぐらいで終わりにして残りの30分はおしゃべりの時間にしようかなとも思っている。オーディオのこともあるけど、まずとにかく気持よく音楽を楽しんでもらって、そしてもし話をしたければ、30分ほど話をして閉店ということでどうでしょう?
このアップロードから、操作はMacBookAirで、実はMacProが動いているという状態で行っている。まだ慣れていないので、少しとまどったりもしているが、すぐに慣れると思う。
MacProの前は暑いので、秋から冬、春はいいんだけど、6月〜10月あたりはかなり辛い。夏も出来るだけ冷房を使いたくないので、昼間は窓とドアを開けて空気が動く場所に身を置くのが一番快適だ。この一年半、MacBookProをスタジオ内のアチコチで徹底的に使った結果、ノートの便利さがわかった。そして、ノートにもデスクトップ機と同等の機能を求め、なるべく高性能なタイプが良いと思って、iBookよりはPowerBook、さらにMacBookProと考えてきた。でも、これはちょっと古い考え方をしていたらしい。
それを教えてくれたキッカケはiPhoneで、まあ、かなり無理があるけど、何ヶ月か前にiPhoneでMacProを操作することに成功したので、それならAirでOKだという考えに至った。MacBookProは発熱がすごいので、膝の上に乗せて使っていると、低音じゃなくて低温火傷しそうなぐらいだったし、バッテリーの持ちも極めて悪かった。それで、多分期待のタブレットは出ないと思ってAirにした。最初あれこれインストールしたりという状況ではファンが回ってうるさかったけど、通常の使用ではほとんどファンが回ることもないし、膝もまったく暑くない。バッテリーも実使用で3時間半以上もつようだ。
だから、今、僕のところはローカルなクラウド状態になっているというわけだ。MacProのモニタは電源が入っておらず、AirはMacProの無線モニタ&無線キーボードとして働いている。もちろん、瞬時にAirそのものにも戻るわけだから、なかなか具合が良い。
AirでMacProを操作し始めて、やっとLet's note+MacProでうまく文字入力が出来ない理由がわかった。で、Let's noteでもちゃんと文字入力が出来るようになった。まあ、Let's noteは無線が遅いしグラフィック性能も劣るので、誤操作をまねくほど動作がギクシャクするのだが、もしAirが故障したら僕は修理に出している間Let's noteでMacProを遠隔操作することだろう。一般家庭、一般人のパソコンも新しい時代に入っている。 2009.9.10
さて、明日のStudioK'sは、紙ジャケ探検隊主宰のビートルズディだ。FM放送とかではきいているけど、リマスター盤は買っていないので、明日の結果を見て、リマスター盤がすごく良ければ買おうかなと思っている。喫茶をそんな風に使ってもらっても良いわけだし、お祭り的にみんなで集まって楽しみたいと思う。
MacBookAirからMacProを操作するのは、24インチの画面を13インチで扱うわけだから、ちょっと慣れが必要だ。最初のうちは思うように自分の扱いたい画面を目の前に出すことすら出来ず、パソコン操作が嫌いな人はそこでイヤになってしまうかも知れない。丸一日使ったので、ちょっとした法則性を頭で理解し身体でも覚えてきたので、かなり自由になった。
僕は、パソコンの中身はまるでわかっていませんが、操作することはよくやっている方だと思う。カメラもオーディオも同じ接し方をしている。カメラを使って自分のイメージする写真を撮るのために、最低線の写真的知識は自然と身につくと思う。オーディオもそうだ。技術者が良い音を出せるわけでもない。パソコンは日々の生活の道具であり、音楽をきいたりもするし、レシピを整理したり呼び出したり、便利に使っている。使い手の負担が軽く、できるだけオシャレに、自分の欲しい状態が手に入ればと思う。
そうそう、火曜日の音楽喫茶に来てくれた紙ジャケ探検隊のS氏によると、明日はビートルズのLPの中でもっとも希少なLPも登場するらしい。一枚百万円もするらしい。すごいことです。
そんなわけで、今日は明日にそなえて、ちょっとモノラルLPの再生システムを再確認している。明日はいつものRockDayより一時間早く、午前11時から準備なので、気合いが入っている。さあ、どうなるかなあ。ビートルズリマスターCD関連のイベントで、こんなに豪勢な内容はないので楽しみだ。
デジタルは水曜日からずっとUSBーSPDIF装置+金田式DACできいていて、こっちのLet's noteCF-T5には(SSDでWindows7の方)CUBASEをインストールしていないので、Winampで再生しているのだが、これはちょっと太めのなかなか良い音なのだ。やはり面倒がないのとファンレス+SSDで無音ってのが大変心地よい。
金田式DACにはSPDIFの入力が二系統付いているので、FF400からとUSBからとの両方を接続しておいて、切替が可能なのも良い。
PCオーディオもこれから多様化していくのかも知れないなと思っている。坊さんにも俗っぽい人から比叡山で命賭けてる人までいて、僕はその中間でしょうかね。生きながら神になるための修行をしているような、本当に命を賭けてやっている人って、もちろんうまいもの食べたいだの、酒飲みたいなんてのは言うまでもなく断って、自分の欲望とか名声とか、そういうものからすべて開放されて、誰からも尊敬されるほどの境地にたどり着くものらしい。
さあ、明日はどうなるのかな。このところ睡眠不足なので、今夜は早く寝て明日に備えよう。 2009.9.11
RockDaySpecial TheBeatles特集は、お客さん42人、紙ジャケ探検隊からスタッフが4人、厨房が2人という状態で、エアコンはフル稼働させているけれど、暑くてたまらないという、有り難い状態です。
そういうわけで、僕が中に入ってきくことが出来ない。
リマスター盤のソフトを置いていってもらって、火曜日夜の音楽喫茶でかけさせてもらおうかな。モノラルBOXは手に入らないしね。
今日は紙ジャケ探検隊のスタッフの皆さんもおつかれさまでした。ツェッペリン以来の大盛況は、さすがビートルズって感じでしょうか。これだけの人が集まってくれるとこちらもやる気になりますね。火曜日夜の音楽喫茶は、全然違う内容だし、時間も半分だけど、多分4倍ぐらいゆったりとした雰囲気で音楽を楽しんでもらえる筈ですから、皆さん気楽に来て下さい。 2009.9.12
昨日はコーヒー何リットルいれたかな、StudioK'sのカップは200ccぐらい入る大きめのマグカップだから、どんどんなくなって、こっちもどんどんいれたので、10リットルぐらいかな。5時間じゃ足らないって感じもあって、でもだからと言って10時間やってもしょうがない。お互いに「ありがとうございました」って言って、みんなニコニコして帰っていったから、良かったと思う。
今日はまったく別の撮影で午前中からでかけていて夜9時半ぐらいに戻ったので、ちょっと疲れた。スタジオに戻ってオレンジジュースを飲んでいるところ。
それで、お借りしたBeatlesのCDを箱から一枚取り出して、夜10時半頃、適当な音量で再生して、あまりに疲れていたからスタジオの床で横になったら、そのまま意識を失ったように寝てしまい、気がついたらCDはとっくに終わっていた。そして次に意識が戻ったのは夜中の3時過ぎだった。やっぱり疲れていたんだな。まあでも、それだけ充実していたってことか。とにかく楽しい二日間だった。
土曜日のあれはあれとして、火曜日の音楽喫茶では、LPもないことだし、きき比べはせず、もう少しゆったりとした雰囲気で音楽を楽しみましょう。 2009.9.13と言うか14と言うか
とりあえず、黒い方の「アビー・ロード」とか「Help」あたりをきいてみてるリマスター盤、音はいいと思うな。電気オーブンが安く買えたらBOXセットを買ってもいいかな。って、まだオーブン買うつもりなのね。ははは。しょうがないよ、カッコいいバゲットを焼くためさ。とりあえず、二台あるガスオーブンはどちらもハード系のパン焼きには不向きだって事がわかったってわけ。8ヶ月やってますからね。うまくいかない理由もつきとめますです。
明日の夜は19時から音楽喫茶やりますので、どうぞお越し下しさい。 2009.9.14
今日は朝からシフォンケーキ三個作って、二個送って、一個は夜の喫茶用。
今、厨房のレイアウトを変更していて、まあ、料理教室とかで厨房の中に入ったことのある人じゃないとわからないと思うけど、かなり使いやすくなってきている。多分一年後はもっと完成した状態になる予定だが、ここまででも3年かかった。いろいろな理由があって最初からこうはならない。調理器具にしても数ヶ月から一年ほど使ってみないと本当に良いかどうかはわからない。こちらの要求も変化してゆくので、ある時期は必要でもある時期は不要になったり、オーディオ機器やカメラと同じだ。そして徐々に上っていけるかどうかが問題だ。
AudioBasic誌にも書いたけど、僕はずっとiPhoneで音楽をきく時にNuforceのアイコンモバイルを使っている。それから、タイムロードが扱っているドックコネクタからiPhoneに接続するケーブルも使っている。このケーブルは8710円ぐらいのもので、三種類ある中で一番安い物だが、アイコンモバイルで一段階、そしてこのケーブルで二段階って感じで音質がアップする。そして、とても満足している。例えばiQubeならこれ以上の音になるが、仮に値段が同じでも、大きさと重さを考えるとやっぱり僕にはアイコンモバイルが限度だと思う。アイコンモバイルにしろ、iQubeにしろ、むしろ女性の方がいつもハンドバッグを持っているから、携帯しやすいのかも。
秋から冬も、いくつかイベントをやれたらなと思っているので、興味のある方はどうぞお出かけ下さい。
オーディオに興味がある方は、戯れる会にどうぞ。 2009.9.15
二台あるガスオーブンのうち一台はハード系のパン焼きには不向きだと判断した。どうやら僕は、この8ヶ月間ずっとその不向きなやつでバゲットを焼いては失敗していたらしい(味は大変良いのだが、見かけがうまくいかない)。このあたりはアナログのプレーヤー選びと共通しているかも。もう1台のガスオーブンはうまく使いこなせば何とかなると思うが、それをやるとシフォンケーキ作りの時にセッティングを戻さなければならない。バゲットという代物が元々ちょっと極端(特徴のありすぎる音作りのLPみたい)だから、それに合わせると他がうまくいかなくなるというわけだ。だって、焼成中にわざわざ蒸気を充満させて、厚い皮を作るんだからかなり極端でしょう。
僕はずっと、「電子レンジとオーブンは分けて使う」のが良いと考えてきた。だから、スタジオK'sを始めた頃からずっと、1万円ぐらいで買える単機能な電子レンジとデロンギオーブンを使い分けていた。余談だが、トーストが大好きな僕はレンジやオーブンとは別にトースターを何台も買ってきた。改装前は四畳半もあったし、暗室もあったし、料理のスペースが少なかったので、安い電子レンジとデロンギオーブンはとてもうまく機能してきた。
それとは別に、日本製電子レンジ・オーブンはこの何十年間で、まさに日本製、日本的な進化をしてきていて、値段も安くなっている。大きさの異なる物、例えばごはんとおかずを同時に入れてチンして、両方がちゃんと同じように温まるなんていうのは、間欠ワイパーに始まって、雨が降ると自動的に動き出すワイパーなどと同じタイプの進化だ。ちょっとものぐさな気もするけど、こういう研究や開発をバカにしたり否定する気はない。ナショナルの「フィッシュロースター」を買って秋刀魚を焼いて食べた時は、ガスの下に水を入れて片面方式で焼いて食べてきたことを後悔した。あれは20年ほど前、初めて「セビリアの理髪師」をレーザーディスクで見たときに「オペラってこんなに面白いことをやっていたのか」と思ったのと同じぐらいのショックだった。
スイッチを押すと、勝手にレンジのスイッチが入って切れて、蒸して、その後でオーブンが作動して出来上がるみたいな「自動調理機能」を活用するかどうかはわからないけど、使ってみればものすごく楽でうまくいくのかも知れない。もちろん、そんなに何でも自動でうまくはいかないもんだという気もするけどね。フラッシュメーターとカラーメーターを駆使して撮ってきた写真を、今のデジカメはプログラムモードと自動レベル調整でこなすわけで、カメラまかせPhotoshopまかせの方が良い結果のこともある。プロはそんなもん使わないとか、これはこうするものと決めつけると、そこで終わってしまうから、僕は柔軟な発想が好きだな。だから、CDプレーヤーでもPCでも、WindowsでもMacでも、イメージするものが得られて、そしてバカみたいに高価じゃなくて、僕らの稼ぎで何とか手に入る程度の物なら何でもいいんじゃないかと思うのだ。
ここ数年ずっと、DJのことを考えている。DJとは何をやっているのだろう? 2009.9.16
DJのことを書きたいと思ったが、季節の変わり目のためか、いきなり体調が悪くなったので、ちょっとお休みします。
土曜日は戯れる会例会だし、それを休みたくないし、もしかすると医者に行った方が良いのかも知れないし、とにかく更新は休みます。 2009.9.17
風邪だったらしく、時間の経過で治りつつある。
今日の午後は戯れる会例会、AETの超高級電源ケーブルとこれまでの最高級電源ケーブルの比較、USB接続のRME FireFace400の音をきくなど、秋に向けて楽しそうな内容だ。録音をしない人種にはあまり関係ないかも知れないけど、USBのFF400は、USBながら192KHzに対応している。 2009.9.19
病み上がりの身にはちょっとハードだったけど、昨日の戯れる会例会は面白く、内容の濃いものだった。
USB接続のFF400音質比較に始まって、超高級定価37万から100円までの電源ケーブルの比較、定価100万円のパッシブアッテネーターとプリアンプの比較(これも実に面白かった)、そしてMCカートリッジ用トランス二種とヘッドアンプの比較。どれも大変興味深く、納得のいくものだった。
個人的に一番笑えたのは、サブウーハーD.Cubeの電源ケーブルを付属の物からAETの定価3万円ぐらいのものにしたことだった。これまでずっと「サブウーハーの電源ケーブルまで何万円もする物を使いたくない」と思って、僕はずっと長い間つないでみたことすらなかったのだが、昨日初めてこれをやってみた。やっぱりこういうのは一人でやるより、10人ぐらいいて「サブウーハーも電源ケーブルで効果が変化するのかなあ?」「まさかね」「いや、やっぱり影響あるでしょう」「大いに影響があって外せなくなったらイヤですね」なんてことを、ワイワイ言いながらやるのが良いと思う。
で、結果はと言うと、外せなくなった。 2009.9.20
今日、9/22は火曜日で休日なので、午後二時から六時まで音楽喫茶をやることにします。FF400のUSB版もあるし、電源ケーブルがAETになったD.Cubeでの再生になります。ご興味とお時間のある方はご来店下さい。
その時々の状況に応じて、色々なことをやりその都度ある安定をみるまで試してきている。スピーカーはJBL L-65+サブウーハー サーロジックD.Cubeになったし、その二つをうまく鳴らすためにプリアンプはフェーズテックCA-3で落ち着いている。パワーアンプはQUAD405で、11月半ばを過ぎたら真空管OTLアンプのSDサウンドアイワンになるかも知れない。
アナログプレーヤーはガラード401で、ガラードは良い個体に巡りあえるかどうかも重要だ。トーンアームは結局ダイナベクターのDV507とオーディオクラフトのAC-3000シルバーになった。場合によってはもう1台アナログプレーヤーが欲しいと思うこともあるが、今はこれで良い。
CDは皆さんご存じの通り、WindowsだったりMacだったりしているが、Windowsでの再生が多い。Macは抜き差し自由で本当にプラグ&プレイで、見事と言っても良いぐらいの使いやすさだ。SnowLeopardになって音が少し変化し、ちょっとスッキリし力強くなった。Windowsの再生音はもっとオーディオ的で、ハイエンドオーディオ愛好者が好む空間感みたいなものはWindowsの方がよく出るし、CUBACEからCDの連続再生が出来ないことが理由でWindowsで音楽再生をしていることが多い。
MacからiTunesよりさらに高音質でCDの連続再生ができるアプリケーションがあれば、Macで音楽再生をしていた方が断然安定していて気楽かも知れないが、どのみち外部クロックを使ったりすると、その都度の設定が面倒になったりもするので、デジタルにはアナログとは別の面倒がある。
余談だが、僕はウイルスソフトというものを買ったり使ったことが一度もない。普段はMacを使っているから、ウイルス対策はゼロでOKだし、Windowsは音楽専用と、あとはLenovoで会計ソフトと宅急便の伝票ソフトを使っているだけなので、つまりWindowsではメールを使ってないし、インターネットも最小限なので、ウイルスソフトを使ったことがない。ウイルスソフトを買うぐらいなら、もはや安くなったG4あたりのノートでも買って普段はそれを使っていた方が快適だと思う。
MacProからの再生音は独特の重量感とスケール感のあるもので、これは電源や筐体が関係しているらしい。MacにしろWindowsにしろLinuxにしろ、(総称としての)PCオーディオにおいても、電源や筐体、当然ながら電源ケーブルなどによって音は変化する。戯れる会でAETの37万もする電源ケーブルを巡回試聴しているのだが、これを数万円で買ったPCに使うと音が大変良くなるという結果が報告されているぐらいだ。
オーディオはだいたいこんなことをやっているわけだが、調理器具は去年ずっとフードプロセッサー選びをやっていた。これは5台買って実際に使ってみた結果、一番安いテスコムの3800円ぐらいの物を愛用していて、もし壊れたら同じ物を買う。それとは別に、容量が二倍ぐらいの物でAmwayのフードプロセッサーを持っていて、こちらは少々値段が高くて大きいけど、時々出番がある。だから、この二台、つまり一番高い物と一番安いものに落ち着いたのだが、使用頻度は高いもの1対して安いテスコム50ぐらいかも知れない。四人か五人の家族までだったらテスコム1台でOKだろう。
で、ここ数年オーブンをあれこれ試していて、これは本当に出来具合が違うので笑ってしまうぐらいだ。まあ近い将来決着がつくことだろう。
今日の休日音楽喫茶は、とてもお客さんが少なかった。1000円払ってコーヒーたっぷり、うるさいお客もおらず、ひとりじめ。ほら、最高に贅沢な時間とスペースでしょう?
音楽はiTunesでかけて、僕は厨房で片付けをしたりシフォンケーキの発送も出来たし、たとえ数人でも、空いている空間と音楽を楽しんでくれたらこちらも願ったりだ。午前中はWiiFitを30分以上やって、自転車に乗って水道橋のDoitと成城石井まで行って買い物をして、そのまま秋葉原のソフマップでプリンタの用紙を買ってきたから、まあまあ身体も動かしたし、何人かの人に音楽も楽しんでもらったし、良い休日だった。 2009.9.22
僕が大好きな曲「Without You I'm Nothig 」をDevid BowieとPLACEBOが共演している画像。なんかわからないけど、妖しいというのか色っぽいと言うのか。クレイジーだわ。でも最高。ギターはCCG♯D♯A♯Fというチューニングみたい。
一弦からCCG♯D♯A♯Fというチューニングは、それほどほど複雑な変則チューニングというわけではない。まあ、エレキだからこうするわけで、アコギなら、1フレットにカポタストをつけて、二弦の開放Bと一弦を同じBにすれば1フレットずれるけどそれで同じキーになる。それで、まあ「おお、こんな感じで演奏しているのか」と思いつつ、イントロぐらいはギターで弾けるようになっているとちょっと楽しい。
僕は彼らのこのあたりの楽曲、つまりちょっと抑えた熱情的なタイプをとても好んでいる。
今日の午後は映画鑑賞「幸せはシャンソニア劇場から」というもの。まあけっこう楽しめた。 2009.9.23
どうしても撮りたい写真が一枚あって、シフォンケーキを二個焼きつつ、バゲットを二本焼きつつ(今日のは当社比最高の出来だった)、スプーンとフォークが被写体なので昼食は箸で済ませて、撮るとMacProで見て、「おいおい、こんなところにこんなもんが写り込んでるじゃないか」などと思ってまた再撮をしてを三回ほど繰り返す。やり始めると、あちこち不備が目についてなかなか終わらない。
撮りたい写真や、作ってみたい料理、イントロだけでも弾けるようになりたい曲、そういうものがあると楽しい。さて、そろそろ自転車に乗って買い物に行ってこようかな。
このところやることが沢山あるので、ずっとMacPro+USB版FF400+iTunesできいている。
それで、久しぶりにPUFFYだの米米CLUBだのヘドウィグ&アングリーインチというような、ここ数年愛聴してきた音楽をきいてみると、音がものすごく良くなっていることを確認した。USB版FF400はFirewireのFF400とそれほど音が違うわけではないので、これはやはり電源ケーブルによるものだと思う。現在は、AETのSINをプリアンプに使い、確か5万円ぐらいで買ったQUAD405に定価378000円のEVIDENCEを使っていて、そして、サーロジックのD.Cubeの電源ケーブルを付属の物からAETのHINだったか、5年ぐらい前の普及価格帯の電源ケーブルにした。それしか変えていない。
iTunesで、SMAPやマドンナの曲をきいて、「あれ?このギターってこんな複雑な音だったんだ」なんて感じる。こういう普通の楽曲がよくきこえるようになるのはとても嬉しいし、実はとても本格的な音質アップなのだろう。この秋は色々なことが変化しているし、きっと良いことがあるに違いない。そんな予感がする。音が良くなるとそう思っちゃうんだよね。歌を歌いたい気分かな。 2009.9.24
裏磐梯小野川湖畔で一泊し、1998年以来11年ぶりに檜原湖を自転車で一周(40数キロ、二時間ちょっと)してきた。僕は7〜8年ぶりだと思っていたが、調べてみると、あれからもう11年も経っていたのだった。今より11才若く、しかもあの頃は年間4000kmほど自転車に乗っていた時だったから、その時に比べると今日はだいぶきつかったが、やはりサイクリングは気持がよい。でも、日頃もう少し自転車に乗っていないと思うようには走れない。この秋からは、ちょっと変化させる予定だから、最後の悪あがきってやつで、いろいろやってやろうと思う。 2009.9.26
一晩寝て起きてみると、疲れてはいるが筋肉痛はなく。もう少し自転車も楽しむことができるかも知れないと思った。
そんなわけで、今日は何年かぶりに使ったコールマンの「ピーク1」やシュラフなどを片付けつつ、バゲットを焼いている。今日もあれこれ考えて別のことを試しているのだが、はたしてうまくいくだろうか。
QUAD405は電源を入れてから5時間ぐらい経過するとかなり音が変化すると思う。それで、涼しくなってきたことだし、厨房のLenovoできくにしても、スタジオに来たらすぐスイッチを入れることにした。
まあ、5時間はオーバーと言うか十分すぎるとしても、意識してきいてみていると、毎日使っていたとしても、QUAD405は電源ONしてから3時間から4時間後はかなり音が良い方向に変化すると思う。真面目なハナシ、iTunesとCUBASEぐらいの音質差かも知れない。 2009.9.27
さて、9月も最後の週だ。来月はちょっと忙しくなるかな。仕事を沢山したい。
今、バゲットを二次発酵中で、焼成が約20分で、冷ます時間もあるから、食べるにはもう少し時間がかかる。こういうのってビンボーだけど贅沢かも知れない。
一昨日、ちょっとした手違いで村上春樹の「ダンスダンスダンス」の単行本がやってきた。それで、昨日から読んでみている。どうも、この本は「雪かき」と「耳」しか記憶になかったのだが、もう一度読んでみると、「ああ、そうだこういう内容だった」と思い出した。
やりたいことがあって、それをやれるのって素晴らしいことだ。愛するものがあって、食べたいものがあって、ききたい音楽ある。もう、何が何でも踊り続けるしかない。
今日、新しいプリンタを受け取った。去年の夏、ずっと使っていたキヤノンのプリンタを修理に出したのは、このHPにも書いた。それがまた不調になったので、「せっかく修理に出したんだし、もう一度修理に出そう」と思って、またまた手で持って東上野のキヤノンサービスセンターに持ち込んだ。ところが、部品を取り寄せないと直らないとかで、「去年と同じ9450円払ってくれれば、本体交換ということでPro9000Mk2に交換します」という話だった。
この間、修理その他でPIXAS9900iを持ってスタジオと東上野を二往復半歩いたし、お金も9450円×2回払ったし、プリントが出来なくなって困ったりということもあったので、まるまる大もうけってわけでもないのだが、結果として、買い替えるほどのお金は使わずにPro9000Mk2になった。そんなわけで、「じゃあ、このプリンタでまた作品でもプリントしようかな」って思っている。以前のタイプよりモノクロームプリントがきれいということなので、ちょっと試してみたい。
やはり去年、キヤノンの複合プリンタを買って、宅急便の伝票印字なんかは、そちらを使っているので、このPro9000Mk2はもっぱら写真と書いた原稿を縦書きにして印字することに使われると思う。ここ数年、プリンタの性能ってそろそろ行き着くところまできている感じがあるし、歴代のプリンタの中で最も長く使ったPIXAS9900i同様、四年五年使えると嬉しい。
僕は長い間(1990年から毎年)裏磐梯小野川湖でカヌーに乗ったり自転車に乗ったりしてきていた=プーホ・ミーティング。ただ、主宰者だったから、いつもクルマでテントだの調理用品だのを持って行かなければならず、ずいぶんサイクリストの便宜をはかってきたけれど、自分が例えば白河の駅から小野川湖まで自転車で走ることは出来なかった。あのコースをいつか走ってみたいと思いつつ、走ることが出来ず、そのまま自転車にもあまり乗らなくなっていたから、こりゃ、一生ダメかなと思っていた。
そうか、そんなもんトットとやらないと、本当に走れないから、これからなるべく自転車に乗って、来年走ってしまえばいいのだな。発想を変えよう、自分がクルマで行けないのなら、誰かクルマで来てくれる人を探せばいいし、まあ、自転車で走ることが目的なら、白河まで輪行して小野川湖に着いたらちょっと休んで、猪苗代まで下って電車に乗って帰ってきてしまってもいいんだ。そうか、来年はこれをやることにしよう。それぐらいまだ出来るだろう。そういうことをやっていた方が、音楽もまた違ってきこえるってものだ。よし。目標があるってのはいいことだ。やる気が出る。 2009.9.28
早速、昨夜、新しいプリンタでA3ノビのプリントをしてみた。当たり前だけど、なかなかきれいだ。新しい服を買うと出かけたくなるのと同じで、新しいプリンタが来るとプリントしてみたくなるし、作品を作る気にもなるから、やっぱり刺激ってものは必要だ。
今日は昼間仕事だけど夜は空いているので、19時〜22時まで音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方はどうぞお越し下さい。 2009.9.29
8月があまり暑くなかった割に、涼しくならない9月だったかも知れない。まだ、時々一人でもエアコンを使うし、午前中は窓を開けて、もっとも涼しい場所に身を置いて、MacBookAirからMacProを操作してこの更新を行っているのだが、この状態はとても快適だ。
今日、10月分の家賃を払った時、大家さんに僕の遺言書を預けた。これで、もし最悪のことが起きたときに、さらに最悪にはならないで済むと思う。
明日から10月だから、このHPもパート26に移行しなければならない。いくつかリンクさせなければいけないのが手間なので、まあ、今日中にやります。
☆ 年内の毎週火曜日 19:00〜22:00 StudioK'sは音楽喫茶になります。仕事帰りにでもお寄り下さい。
ただし、仕事が入った時はお休みします。月曜日にこの部分を確認の上、お出かけ下さい。
ソフトドリンク1.000円 飲み物と一緒で シフォンケーキ500円
僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月〜3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月
オーディオと映像、そして音楽を楽しむパート24 2009年4月〜6月