音楽と映像、そして生活を楽しむ パート21
このところ何冊か料理の本を読んだ。皆さんもご存じのように料理の本ってものすごく沢山あって、オーディオの比じゃない。TVだって作り方を紹介する番組が毎日ある。もちろんインターネットで検索をかければレシピなんて山のように引っかかってくるわけだが、本を読むと、インターネットのレシピとは違ったものを得ることができる。やはり一冊になっているので、書いた人の主義や大げさに言えば思想みたいなものがダイレクトに伝わってくる。そんな中で、あれこれ読んでみると、やや年配の大御所的な人が書いた本が実に面白かった。どちらかと言えば僕もそろそろ年配の人の方に近い世代だから、ある程度しっくりくるところがある。
ただ、大御所の内容はちょっと重い。マジメだし、料理に対して、食べてくれる人に対して献身的だ。もちろんそれが悪いと言ってるわけでじゃない。でもちょっと重い。その重さが大御所なのだから仕方がないんだが、「いいなあ、そうだよなあその通り」と思いつつ「うう、重いぜ」、が一冊の本の中で繰り返される。このあたりは、オーディオの大御所も近いのかな。 2008.7.1
この一年ほど、つまりモアさんのオリジナル盤JAZZ喫茶あたりから徐々に、オーディオ&ソフトのソフト側が少し広がりつつあるように思う。僕自身はだからといってオリジナル盤を買い集める財力も気力もないのだが、色々な人に持ってきていただいて、僕も含めてみんなで楽しんでいる。こんなことを5年10年と続けられたら、きっと随分沢山の貴重なソフトを体験できそうな気がする。やっぱりオーディオって一人でやってるのはつまらない。それから、RockDayの前あたりからRockをきく機会も増えた。これも良いことだと思う。
僕がやっているのはアマチュアとプロの境界線だと思う。仕事にすると責任や制約などが発生し、趣味でやっているのは違うことをしなければならない。失敗が許されなかったりもするし、安全性や安定性も求められる。写真撮影にしても、シフォンケーキにしても合うべき場所にピントが合っていなかったり、ひどくカタチが崩れていたり、味が落ちれば誰も頼んでくれなくなる。だから、どうしてもプロは確実な方法を選ぶことになる。スタジオの改装や厨房の改装工事に来ていた大工さんの仕事を見てもそう思う。もちろんちゃんとやってくれているのだが、ある部分ではやりすぎてもいる。「ここはそんなに丈夫にしなくてもOKだ」と言ってもきき入れてくれないし、図面通りにやらないと、建築家から文句が出るから、その通りやろうとする。それぞれの立場ややり方があるから、ある程度は仕方がない。丈夫なものを作ることが出来ない人は、丈夫であるべき部分で強度不足だったりもする。
郵便局員は、LPを普通郵便で郵送してもらった場合、僕が不在だと一階にある郵便受けに入らないからという理由で持ち帰ってしまう。そして、二階まできて持ち帰ったという通知を入れてゆく。僕が「この階段は大家さんしか通らないから、それに書留じゃないんだからドアの前に置いといてくれてOKだ。二階の踊り場そのものが大きな郵便受けみたいなものでしょ」と何度言っても、プロの郵便屋さんは持ち帰る。それで、例えば同じプロのヤマト運輸も佐川急便もやってくれているのに、「いれば直接渡してもらって、もし不在なら大家さんに預けて欲しい」と言ってもダメ、郵便局のプロ意識は、ひたすら問題を起こさないことに向いているらしい。僕から見ると民営化されて変わったのはポロシャツ風の制服だけだ。おっと、話がそれた。
今まで何度も書いているけれど、僕はアマチュア的行為が好きだ。アートなんて出発は全部アマチュアだ。売れるかどうか、価値があるかどうか、ヘタをすれば安全かどうかも疑わしい。失敗や落選はアマチュアの特権なのだ。そして、常識を外れた発想とかやむにやまれぬ行為、端から見れば変人、「ここでやめときゃいいのに、どうしてここまでやらないと気が済まないのか」というような、多少逸脱したものをとても愛している。そういうことは通じるらしく、徐々にそんな人や、そういう要素を持っている人たちが集まりつつあるみたいだ。
そして、集まったり、誰かにきいてもらったり、発表したりというのは、結局自分を知るためなのだと思う。 2008.7.2
ウインブルドンの季節だ。特にごひいきの選手はいない。サッカーもいいけれど、僕はテニスのクールな感じも好きだ。村上龍が「テニスボーイの憂鬱」の中で格闘技には甘えがあるというようなことを書いているんだが、サッカーは走る格闘技だから熱い。テニスはあの距離がテニスを自分との闘いにさせているのだろう。
以前も書いたけど、フェデラーが全仏で優勝して、ナダルがウインブルドンで勝つという年があってもいいんじゃないかと思っているのだが、今年も全仏はナダルだったから、この際ナダルにウインブルドンも勝って欲しいなんて、やってる方は必死なんだろうけど、こちらはいい加減な態度で見ている。女子はビーナス・ウイリアムスかな、身体がきれいなんだもん。女子で200km/hを越えるサーブってのはすごいもんで、フェデラーのサーブより速いんじゃないかね。そんなことから考えてもフェデラーってこれまでにないちょと不思議なタイプの選手で、ここ数年は、ホントに女子も男子も味のある選手が活躍していている。
僕はSACDマルチってすごいと思っている。でも、SACDもしくは高音質デジタルオーディオによるマルチチャンネル再生の楽しさは、まだまだ理解されていない。だから、それを体験できる機会を設けて、せめて「マルチはいいものだ」ってことをわかって欲しい。去年、ノイボックスを作ってもらったので、手軽にアナログダウンミックスが可能になった。だから、メイン2chのステレオを崩すことなく、マルチ対応のSACDプレーヤーと、ノイボックスと、リアのスピーカーとそれをドライブするプリメインアンプを加えれば、マルチチャンネル再生を楽しむことができる。
戯れる会の例会では、みんなでさんざんきいてきているが、音楽喫茶の時にマルチのデモをやるとなると、最低でも1時間ぐらいはとってしまうから、これを別枠にできたらなあと考えていた。それで、今度の7/6みたいな日はSACDマルチを楽しむ時間ってのもやれそうだなと思っている。誰も来なければ、一人できいていてもいいし、まあ、お気楽にやればいいやという喫茶を、年に4回やろうかなと考えている。
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パート20の最初に包丁を撮った写真がある、あれは多分4月だったと思うが、梅雨になると床はこのようになる。湿度で木が膨らみ、隙間がなくなり、波打つようにと言うか、ジグザグにと言うか、少し凸凹する。この床を作ったのは二年前の8月だったが、もし、工事が冬だったら冬でも隙間はできないかも知れないが、今の季節はもっと膨らんでもっと凸凹することだろう。
僕は部屋そのものがスピーカーみたいなものだと考えているのだが、スピーカーにこれだけ隙間ができたり詰まったりしている。 2008.7.3
タイムロード社のデジタルケーブル、アブソリュート2、RMEのFIREFAICE400に続いて、アンテロープOCXの巡回試聴が始まった。戯れる会ではこのように自宅試聴も出来るし、その上多少安く買えもするから、まあ、いいことなんじゃないでしょうかね。オーディオ専用の超高級CDプレーヤーはいい音だ。それを否定などしない。でも、あまりお金をかけずに、デジタルオーディオを楽しむにはパソコンを使うのがもっとも便利で、しかも超高級CDプレーヤーに肉薄するぐらい高音質だと思う。
プリンタが不調なので、しょうがないから安い複合プリンタでも買うしかないかなと思いつつSofmapへ行ってみた。プリンタとは関係ないけど、Sofmapの店員さんによると、ナナオの30数万なんてのを除くと、モニタは三菱のが一番良いと言っていた。しかも25インチで実質10万円ちょっとぐらいなので、そうメチャクチャ高いってわけでもない。ふーん、なるほどと思いながら帰ってきた。MacMiniより大きくて、MacProみたいに大きくはないデスクトップ機があればなあ。 2008.7.4
しばらくQUAD405-2できいていて、力があっていいなと思いつつやっぱり何かが違うと感じてしまう。それで、修理から戻ったSDサウンドi−1アイワンに替えてみた。どうやら僕はアイワンじゃないとダメみたいだ。比べると全然違う。熱かろうが暑かろうが、多少電気を食おうがどうしようもない。WiiFitをやるときはスピーカーをつなぎかえて、ソニーのAVアンプで音を出すんでもいい。とにかくメインのパワーアンプはアイワンでいくしかないということがわかった。
自分が使っている機器を眺めるに、ZYXのカートリッジとアイワンは代置不能らしい。カートリッジもけっこう沢山持っているけれど、このところステレオはZYXの4D以外のカートリッジを使っていない。
明日は僕が一人でやる音楽喫茶だけど、こう暑くちゃ出かけるのも一苦労ですね。お客さんゼロでもしょうがないなあと思う。気が向いたらお気軽に、どうぞ、おいでください。 2008.7.5
ゼロでもいいやと思っていたら、二人の人が来てくれた。まあ、僕も自分のききたい音楽をきいていたのだし、それでいいんじゃないでしょうか。 2008.7.6
ウインブルドン男子はナダルが初優勝、あの二人の試合はいつ見ても見応えがある。来年の全仏は是非フェデラーに優勝して欲しい。僕はどうも、フェデラーを見るといつも「グラディエーター」に出てくる悪役の王の顔を思い浮かべてしまう。
仕事で千葉に行ったので、帰りに稲毛の「キャンディ」に寄った。去年の秋にDD66000になったのだが、去年の4月頃とは比べものにならないほどいい音だった。 2008.7.7
去年はちょっと「???」と思ったのだが、DD66000が導入されたJAZZ喫茶キャンディの音は「金の取れる音」になっていた。店内の随所に音響調整用と見られるものが設置してあるにもかかわらず、去年の音は何かバランスに欠けるものだった。ところが、昨夜のサウンドは実にリッチな、余裕すら感じられるサウンドだった。強力なスピーカーが思い切り鳴って、そしてそれに耐える丈夫な建物がうまくバランスしている。豪快でいて、現代的なSNの良さや繊細さもあって、すごく楽しめるのだった。
しばらく前に御茶ノ水駅の近くで初代HONDAシビックが駐車しているのを見た。RSだったから厳密には初代ではないが、基本的には初代と同じカタチだ。シビックが出たのって1970年代だと思うが、僕は思わず立ち止まって眺めてしまった。初めてマクドナルドのハンバーガーを食べたのはやはりお茶の水だった。そして、友人が「喫茶ミロ」でウエイターのバイトをしていたので、ミロにもよく行った。あのレモンの前の路上に駐車しているシビックを見て、何かすごく妙な気持になった。国産で一番好きなカタチの乗用車は「コンテッサクーペ」なんだけど、そういう特殊なものではなく、売れに売れたHONDAシビックを目の前にして、5分間以上あちらの角度こちらの角度と眺めて、それは実に懐かしくもあり、新鮮でもあった。
当時は丸いクルマだと思っていたのだが、久しぶりに見たシビックはものすごくゴツゴツしていた。「風の谷にナウシカ」に出てくるガンシップみたいに古めかしい感じが、やけに新鮮だった。
ベイシーはガンシップ的というか60年代70年代のクルマみたいな音だ。クロームメッキの輝きやボンネットを開けるとエンジンの隙間から地面が見える感じ。キャンディのDD66000はバンパーが一体化した現代的なクルマみたいだ。林さんは「何でも鳴ってくれて、ちょっとお上品なのよね」と言うのだが、僕はその言葉を不満というよりは、のろけみたいな感じで受け止めた。
さて、自分自身はどうなんだろう? という疑問が帰りの電車の中で僕の頭に住みついた。 2008.7.8
Let's noteはUbuntuで使うことが多かったのだが、このところ何故かFirefoxの最新版がやけに遅い。それで、久しぶりにWindowsXPで起動してSafari3を使ってみた。すると、かなりフォントがきれいでそして速い、しかもUbuntuと違ってXPはアイワンマッチでのキャリブレーションをしているから、色はかなりまともなのだ。
7月11日のiPhone発売にシンクロして、これまでの.Mac(ドットマック)がMobileMe(モバイルミー)になり、いろいろさらに便利なサービスが始まる。MacのSafariでブックマークした内容を、Windowsで見ているSafariやFirefoxにもシンクロさせることが出来るはずなので、特別なことがないかぎり、Let's noteはWindowsで使うのもいいなと思い始めている。
もちろん完璧なんてものはないのだが、Let's noteみたいに軽くてしかも充実したノートってAppleには存在しないのだ。Let's noteにFirewireの端子が付いていたら100点です。MacBookAirは格好いいけど、いつも書いている通り、USB端子が一個だけだからお話にならない。これまで何度Firewireの端子に助けられてきたかわからないから、僕はFirewire端子が生命線、命綱で、ノートにも二つ付けて欲しいぐらいだ。
今日はバナナとチーズのシフォンケーキを一つづつ作ったのだが、久しぶりにものすごく良くできたと思えるものだった。去年から今年の春まで、10個に1個ぐらいの割合で失敗していたのだが、もしかするとその問題を乗り越えつつあるのかも知れない。僕が今の大きさのシフォンケーキを焼き始めたのは、二年前の改装工事直後からなので、ここまでくるのに、なんだかんだで二年近くかかってしまった。 2008.7.9
昨日、ちょっと用があってダイナミックオーディオ サウンドハウスに行き、帰りに二階に寄ると、ソナス・ファベールのミニマがあった。これはリメイク版のミニマで、後ろの端子が違うからすぐにわかった。バイワイヤリングが廃止されていた。一階には中古のミニマがあり、こちらはミニマ2だった、2は木材の継ぎ方がジグザグしている。
でも、とにかく僕にとってミニマというスピーカーはソナス・ファベール社の中でもっとも魅力的なスピーカーだ。フロントのエッジが最高に美しいのだが、あのシャープなカットはミニマだけなのだ。僕は、例えば自宅で、ミニマを適当なあまり大げさでないアンプで鳴らしていたら、何も不満を感じないと思う。ミニマが破綻をきたすような音をききたかったら、誰かの家に行ったりStudioK's音楽喫茶に行けば良い。
さて、10月の第一日曜日だが、この日に音楽喫茶をやってもらえないかというリクエストがあったので、10月5日(日)は僕が担当のゆるい音楽喫茶にしようかなと思っている。このテーマなしでゆるい音楽喫茶も年に四回はやろうと思っているので、7月の三ヶ月後なら10月は順当と言えば順当なのだが、この日はインターナショナルオーディオショウがあるので、一応空けておこうかなと思っていた。殆どの場合金曜日の初日に取材なのだが、何かで仕事を依頼される可能性もあり、決めかねていた。
音楽喫茶の時は音楽をかけるだけで、オーディオの話や音の実験、比較試聴はしないというのが基本だ。もし成り行き上オーディオの話をしたとしても、多分僕は「わからないから自分で考えてください」とか、そんなことしか言えない。好みもなにもわからず話をしてもどうしようもないし、5時間ぐらいすぐに経ってしまう。
だから、オーディオのことは戯れる会例会でやっているわけで、こちらは徹底的に考えられる限り公平にしかも先入観なしにやっているし、カレーを食べながらの懇親会もある。
音はけっこう良いのだが、何故か体調はイマイチ。 2008.7.10
軽い風邪みたい。だから、更新はおやすみ。 2008.7.11
宮城県警は10日、岩手・宮城内陸地震が発生した先月14日に自宅アパートで本の下敷きになり死亡した仙台市青葉区二日町、会社員佐藤良行さん(37)の死因を窒息死と断定。これを受け仙台市は、佐藤さんを同地震による災害死と認定した。
地震による死者は13人目。
県警によると、先月14日午後9時ごろ、佐藤さんが積み上げていた大量の本の下敷きになって倒れているのを、訪ねてきた会社の同僚が発見、病院で死亡が確認された。県警は司法解剖で死因が特定できなかったため、組織検査をしていた。崩れた本の重さは計約500キロあったという。レコードコレクターの皆さん、充分気をつけて下さいね。
.macのページはずっとメンテ中になっているので、iPhoneを手に入れてもまだ色々な機能を使えてはいないのかも知れない
暑い。そして、どうもプリンタが不調なので、仕方なくキヤノンの複合機ってのを買った。なかなかしっかりした造りで、秋葉原から手で持ってきたけど、そこそこ重く、暑いから汗をかいた。スキャナも付いていて約1万6千円。なんかよくわからないけど安いんだろうなあ。そしてインクを買い続けるのだろう。この複合機はUSBポートが一個しかついていないので、複数のマシンで共有するのはちょっと不便かも知れない。どんな接続にしたら一番良いんだろう? これもよくわからない。
離れたところに置いてあるMacBookProからは、無線で共有できるのだが、Lenovoを無線で共有させるのはちょっと面倒で、しかもLenovoからはしょっちゅうプリントを行っている(宅急便の伝票発行ソフトはWindows版しかないのだ)ので、USBケーブルを差し替えるかUSB切替器を使って接続した方が面倒がなさそうだ。9900iはUSB端子が二つと、Firewire端子が一つ付いていたので、いろいろ便利だった。
秋葉原のSofmapに話題のiPhoneがあったので、触ってみた。あと一年ぐらいしたら色々状況も変化するだろうし、それに応じて考えましょ。僕は携帯電話ってそれほど使わないしiPodも要らないので、今使っている携帯電話の使用料+500円〜1000円ぐらいならいいけど、それ以上はダメですが、パケットを使い倒す人には良いかもね。まあでも、iPhoneって、電話とインターネット以外の機能を持っているから(ゲームとかいろいろ)、そのあたりが受ければ、iPod並みの影響力があるのかも知れない。 2008.7.12
こうやって、何もないようなことを書いている時は、けっこうカゲであれこれやってみていたりなんかして、しかしWebと紙の時間差はどうしようもない。
真面目なハナシ、iPhoneでSkypeができたら画期的なんだけどなあ。 2008.7.13
ここ二〜三日はスピーカーの位置を移動していた。前後に15cm程度の範囲、後ろの壁からL-65の後端までが72cm〜90cmぐらいの間で前後してみていた。実はさらに1.5mほど前に出すとなかなか良いポイントがあるのだが、ここまでスピーカーを前に出すと人が沢山入れないし、けっこう邪魔なので、このところずっと壁に近い方で良い場所を探している。サブリンがあった時となくなってからではまたちょっと違うわけで、今の方が自由度は増している。
あと一点だけ部屋の響きでちょっと気になることがある。音量が小さければ大丈夫なのだが、それをどうしようかなと思っていて、人によってはイコライザーでその部分を消すんだろうけど、それは僕のスタイルとは違う。部屋の響きの問題は部屋をいじって解決した方が良いと思う。スタジオの改装は丁度今から二年ほど前に始まって、出来たのが8月の半ばだったから、来月で丸二年になる。スタジオの床や壁も二回の冬を越えて収縮を繰り返したわけで、放っておいて解決した問題もあるし、しない問題もある。そろそろ気になる部分は本気で取り組んだ方が良さそうな段階だろう。
.MacからMobileMeへの移行はかなり大変だったみたいで、やっと昨日からエラーにならずにサービスを受けられるようになった。Windows機で使っているSafari3やFirefoxに、ブックマークがシンクロ出来るし、Macに入っているアドレスのデータをLenovoとかLet's noteのアドレス帳にコピーすることが出来た。当然、iPhoneやtouchでも可能ってわけだ。
夏はやっぱり椎名林檎でしょう。
毎週火曜日の夜に料理教室をやっている。去年は女性が二人習いにきていたのだが、今年の四月から男性が二人だ。明日は非常にデタラメでしかもおしいしい物を作る予定だ。僕だって今日初めてつくってみたんだから、そりゃ誰も食べたことないだろう。
常識ではありえない組み合わせで、しかもおしいしい物を作るのはとても楽しい。それはとても不協和音的で、ジョアンがギターのコードをあれこれ考えているのと同じようなもんかも知れない。残念ながら僕には音楽演奏の才能は欠けているが、料理は割と自由にやれて、中にはそれを「うまい!」と言ってくれる人がいるので、あれこれやっている。そして、毎週火曜日の夜って、習いに来る人だけじゃなくて、食べに来る人も募集してるのでした。
明晩は僕と、習いに来る男性二人、そして食べに来る女性が一人の予定なんだけど、今日試しに作ってみたものをこの四人だけで食すのはちょっともったいない気もする。 2008.7.14
あんまり暑いので、WiiFitをやるときはマランツ+SDサウンドではなく、ソニーのAVアンプで音を出すことにした、映像は一旦ソニーのAVアンプを通ってプロジェクターに行くので、どっちみちAVアンプは電源を入れるわけだ。だから、ついでに音もこちらで出す。MacProとソニーのAVアンプはTOSリンクで繋がっている、これはDVDの音声をデコードし、メイン2chをプリアウトからマランツに送り、リアスピーカーを駆動するためだ。だから、普段はAVアンプのパワーアンプはフロント2ch分が遊んでいることになる。これを遊ばせずにWiiFit用にL-65とつないで音を出してみた。
もちろん音楽をきくときはスピーカーケーブルを外して、SDサウンドをつかうわけだが、試しにMacのサウンド出力をデジタルアウトにして(つまりFF400じゃなくてて、Mac本体に付いているTOSリンクってこと)、ソニーのAVアンプのDACを使って音楽をきいてみたりする。
まあ、特に文句はないッテ感じの再生だから、これでOKという人もいるだろう。中にはこれが一番だと宣伝する人もいるかも知れない。でも、これでOKならFF400も要らないし、クロックも要らないし、マランツやSDサウンドも不要になるわけで、ここんところの違いが実は大変大きいのだ。 2008.7.15
昨日の新しく思いついた料理は三人の人に作ってたべてもらい、好評だった。呼び名もなく、なんとも説明しにくいものなのだが、こんな材料でこんな作り方をするとこうなるってことを伝えたので、あとは個人個人好きな材料でその人のオリジナルにしていくのが良い。あと、昨夜はジンジャエールを作ったのだが、これも大変おいしかったので、さらに改良版を沢山作っておいて、今度の戯れる会例会で出すのにしようかな。
カナダドライはお子様向けすぎるし、ウイルキンソンはあまりに辛すぎるので丁度良い味のジンジャエールが飲みたい。こう暑いときこそ生姜を飲むのは健康に良いのではないかと思う。
この10年間、本当に読書をせずに過ごした。読みたくないんだから無理に読んでもしょうがない。ところが、この一カ月ほどは突然読書をしたくなったので、近所の図書館に行って本を借りてきて毎日読書をしている。その分音楽はきけないのだが、まあ、こういうことは二重三重の螺旋構造で、いつかどこかで読書が音楽や写真と結びつき、その逆もある。だから、その都度やりたいと思うこと、興味がわいたことを目一杯やるしかない。
バイクに一人用のテントを積んで、北海道をツーリングしたら楽しいだろうなあ。でも、インターネットがないと色々不安になりそう。困ったもんだ。10数年前、屋久島に行って、海抜0mから宮之浦岳(1936m)に登り、海抜0mまで下ったことがある。テントだったし下りは倒木も多く、けっこうハードな三日間の登山だったが、海抜0mに戻ったときにやったことは、東京の自宅へ電話して、留守番電話をきくということだったから、まったくフリーランスってのは不自由業だ。
それにしても、あの宮之浦岳行きは三日間快晴だった。屋久島で三日間快晴ってのは非常にラッキーだったと思う。以前も書いたかも知れないが、元気で歩けるうちに一度でいいから雲ノ平と高天原に行ければと思う。と、暑いので妄想モード。 2008.7.16
そしてまた宝くじなど買い、みずほ銀行に寄付をする。
今度の土曜日は戯れる会の例会だから、今日明日はその準備も兼ねて、いくつか確かめたいことなどをやっている。でかい段ボール箱が沢山あるので、これを今日明日中に片付けなければならない。それとは別に、あと少しだけ、スタジオの壁に物を増やそうかと考えている。 2008.7.17
先日WiiFitをやったあとに、TVチューナーのスイッチを入れて、ニュースなどを見た。その時、偶然「夫婦の登山家が岩壁を登るドキュメンタリー」の最後の方を見た。夫には足の指がなく、妻は手の指がすべてなかったし、それが誰なのかも全然わからなかった。とにかく、夫の目の輝きが印象的で、すごく魅力的だった。
昔はサッカーのワールドカップもウインブルドンも存在すら知らなかったから、ボクシングで日本人が世界チャンピオンになれば熱狂したし、ヨーロッパアルプスの岩壁を登ったクライマーは新聞でも大きく報道された。そして、日本人もエベレストの登頂に成功し、女性も登頂した。加藤沢男も長谷川恒夫も植村直己も山で亡くなり、僕にエベレストの石をプレゼントしてくれたあの小西政継も亡くなった。岩登りがスポーツ的なフリークライミングと、無酸素でアルパインスタイルの先鋭的なものになっていった頃から、スポーツは多様化し、一般の登山は年配者の趣味になった。
かつては、市民マラソンもなかったし、トライアスロンもなかったから、競うタイプのスポーツをやりたくない人たちの多くが登山をしていたのだ。
このところ読んだ本の中に、沢木耕太郎の「凍」があり、「そうか、あの登山家夫婦は山野井泰史と妙子だったのか」ということがわかった。ロッククライミング人口とオーディオ人口ではオーディオ人口の方が多いのかなあ?
野茂引退。やっぱり野茂が一番偉いと思う。野茂がいなければ、イチローや松井×2や松坂の今はないよきっと。
なんでしょねこれは、75オームと50オームの変換器だそうです。
明日の戯れる会例会は全部で11人の人が参加してくれることになった。僕は久しぶりに、本当に久しぶりにと言うか珍しくと言うか、なりふりかまわず、部屋をある状態にもっていっている。初めて参加する人には多分それはわかってもらえないと思うけど、いつも参加してくれている9人の人なら、部屋に入った瞬間から、いつもと違うことに気付くことだろう。そして僕の耳にはそこまでやればさすがにある程度の成果があると思えるのだが、さて、どこまでやってどこでやめるのが丁度良いのか、それともまだまだ不足しているのか。
とにかく、まだ実験中だから、僕にもよくわからないので、明日、みんなにきいてみてもらうことにしようと思っている。結果が良ければ、それは7月26日の音楽喫茶をはじめとして、今後に反映されることだろう。 2008.7.18
今日の戯れる会例会は盛り沢山の予定。PCオーディオも、そろそろ 9合目って感じでしょうか。頂上は各個人が頂上だと思ったところが頂上なのがオーディオだから、ここでOKと思えばこのままでもいいかなっていうところまできた。集まってくれた皆さんにもそれはわかってもらえると思う。
別の面の盛り沢山、今日は諸処の事情で三時の休憩はシフォンケーキとジンジャエール付きってことになった。両方とも手作りで、ジンジャエールは昨日と一昨日、二回にわたって作ったし、シフォンケーキもこのクソ暑い中で焼くと室温が二度ぐらい上昇する。でも、特別どこかに宣伝しているわけでもなし、一般のお客さんは来ないわけだし、まあ皆さんに飲んでもらい食べてもらうのはいいことでしょう。
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生姜から作ったジンジャエールのもとになるシロップ、実物はもっときれいなピンクだ。
今日はけっこう真剣に試聴を繰り返したのでちょっと疲れた。 2008.7.19
一昨日はこのようなお宅へ行った。
こんなもんもあった。
上、右側はtouchだと思ったら、iPhoneなんだって。恐れ入りました。 2008.7.20
先週の後半から、二日三日かけて、スタジオの壁にクッションやタオルやTシャツや玄関マットなどを、はさんだりぶら下げたりした。あまりに醜い状態なので、写真を掲載するつもりはない。これに関して僕は、「なるほど、いつもきいているCDのこの部分がこうなるのか」という感じで効果を認めているのだが、多分例会に参加した人は「いつもの音ですよ」というものだったのではないかな。当日は他の実験で忙しく、また神経も使い、けっこう疲れていたから、クッションやらタオルやらの吸音材を全部部屋の外に出して確かめることはしなかった。
あまりカッコ悪くない状態で、あと少し吸音をしたいと考えている。10人以上の人が入ると、人の凸凹や荷物などが置かれるから、床というか、床と天井の関係はそこそこ解消される。それは一般のリスニングルームと異なる点だ。だけど、いくら人が入っても壁対壁はほとんど変化がないので、それをどこまでどのように対策するか、もちろん僕はライブな音が好きなのだが、ほんの少しだけ響きすぎる部分を抑えられたらと考えている。
二週間ほど前、ガスオーブンを買った。国産の中古で、定価12万数千円が送料込み2万5千円ぐらいだったから、笑っちゃうぐらい安い。中古のインターコネクト並みというか、デロンギオーブンといい勝負だ。デロンギオーブンは実に良い物だが、もしデロンギ以上の大きさを求めるなら、オーブンはガスに限ると思っている。
年に数回だけど、シフォンケーキを一日に5個とか作らなければならないなんてことがあって、そんな時、オーブンが二台あれば時間は半分とまではいかなくても、かなり短縮できることだろう。焼成時間は一個一時間ぐらいだから、仮に三個焼くとしても一時間短縮できる。そんなことも考えて、安い国産のコンベクションオーブンを買った。冷ますのに時間がかかるから、焼くところで一時間短縮できたら、ものすごい余裕が生まれる。
それで、このところずっと使ってみてるのだが、焼き上がりが微妙に違う。僕が元々使っているのは、スエーデン製のASKOというメーカーのオーブンで、これは大きくて古典的なオーブンだった。どうしてこれを選んだのかと言うと、「デザイン」が一番、二番は庫内が広かったこと、この二点に尽きる。10年近く、小さなデロンギオーブンで無理無理使っていたから、エアボリュームの大きなオーブンが欲しかったのだ。ほら、オーディオみたいでしょ?
庫内が小さく熱源が近いと焦げやすい。薄っぺたいもの、例えば魚なんかを焼くには、フィッシュロースターみたいに熱源が近い方が断然良い。だけど、高さが15cm以上にも膨らむシフォンケーキを焼くには、それに見合った庫内のボリュームが必要になる。煮えているかどうか、膨らんでいるかどうかみたいな点では同じでも、外側のパリパリ具合や何かが違う。
ASKOのオーブンは庫内が広くて、上部に少し空気抜きの穴が空いている程度で、ほとんど密閉なのだが、国産のコンベクションオーブンは、中でファンが回り、ものすごく大きな穴というか開口部があるから、バックロードホーンみたいなのだ。そして、ASKOは200度と決めたら、その状態で火は強くもならないし弱くもならず、一定でつけっぱなしだ。もしかしたら実際の温度は200度じゃないのかも知れないけど、そんなもんは目安でしかないからどうでもいい。国産のコンベクションオーブンは庫内の空気をファンで外に排出するので、当然ながらあまり大きくない庫内の温度はかなり変動する。そして、温度変化に応じて頻繁にガスの点火消火を繰り返す(自動)。クオーツロックのサーボみたいなもんだ。僕は、勝手にガスをつけたりけしたりしている様子を見ると、頭が良いのか悪いのかわからないと思う。どんと構えて、間違っていても正しくても微動だにしないやつと、自分自身で温度を下げ、それに合わせて修正に修正を繰り返すやつ、性格の違うペットを飼っているような気分なのだ。僕は経験がないけど、部下を持って仕事をするとこんな気分になるんだろうか。両方とも優秀で有能であることは事実なのだが、、、。しかし、なんで国産と外国製ってこうも発想が違うんだろうね。さらに、業務用だけどスチームコンベクションオーブンなる物も存在し、こうなると、重いプラッターをエアで浮かすような世界だろうか? 僕は大げさな物が欲しいわけではないし、オーブンを蒸し物にも焼き物にも使いたいなんてことは考えていなくて、思ったようなシフォンケーキが焼けさえすればいいのだ。
これを読んだ人は、使いこなしでどうにかならないのか? って思うことだろう。まったくね、オーディオみたいだわ。もちろん、僕もそう思って考えられることは全部試してみているのだが、今のところ解決策はない。もし僕が二年前、当初の予定通り国産のガスオーブンを買って、それでシフォンケーキを作り始めていれば、こんなことにはならなかったわけだが、偶然、デザインで選んだASKOのオーブンで焼いたものは実にしっとりと良い具合に焼けるのだった。だってほぼ密閉だから庫内の湿度が違うのだ。そしてそのしっとりが基準になってしまった。コンベクションオーブンで焼いたシフォンケーキは、上半分がバサバサしていて、下半分がしっとりした物になるから、見た目は同じでも、食べるとわかる。わからない人もいるだろうけど、僕にはわかるから、これを買ってもらうわけにはいかない。あのファンを止めてしまったらどうだろうとか、止めるとそれを関知して動作しなかったりもしそうだから、ファンの羽根を半分ぐらい切り落としてみようかとか、開口部を半分塞いでみようか、なんて考えているのだが、どうなるかなあ。わからない。
シフォンケーキ以外のことで使うなら、国産のコンベクションオーブンは実に良いので捨てる気はない。でも、シフォンケーキ一日5個の注文がきたとして、今のところその助けにはなりそうにない。ASKOのオーブンをもう1台買うなんてことはできないし、もし「ASKOのオーブン要らなくなったからあげる」と言う奇特な人がいたらレンタカー借りて取りに行くかもね。まあ、せいぜい年に数回なんだから、一日五個の日は早起きするのが一番かも知れない。 2008.7.21
まあしょうがいないから、ダメ元で次回は開口部にアルミの板でも置いて塞いでみよう。それでうまくいけばめっけもんだ。コンベクションオーブンはドライトマトを作るには多分最高の装置だろう。
さて、そろそろ今週はAB誌の取材が始まる。 2008.7.22
今日はマルチフォーカスチューニングの取材、セッティングに敏感なスピーカーと部屋で楽しかった。
明日はPCオーディオの取材。これも楽しみ。
昨日の料理教室で作ったドライトマトを丸一日オリーブオイルに漬けて、夜、取材から戻って食べてみる。コンベクションオーブンの威力はものすごくて、いつもの三倍、約2kgものミニトマトを乾かしたのだが、ASKOよりもデロンギオーブンよりもずっとよく水分が飛んでいる。なるほど。やはり適材適所ってやつだわ。 2008.7.23
今、本屋に出ている「特選街」だったかな、そんな感じの雑誌が、「パソコンで音楽をきく」特集をやっていて、オーディオインターフェイスなどをけっこう詳しく紹介している。皆さんもご存じの通り、オーディオ雑誌でまともにPCオーディオを取り上げているのはオーディオベーシック誌だけなわけだが、専門誌が取り残されてしまうのは、何というんだろう、歯がゆい、情けない、恥ずかしい、こんな言葉が思い浮かぶ
ご近所の小松屋ラーメンの前の道で、フューレンコーディネイトの営業マンに会って、「NuForceのiconは売れてる?」って聞くと、「値段が安くてかわいいのと、なにしろPCの人が買ってくれますから、入ってくる分は全部売れてしまいます」というような答えだった。そりゃそうだろう。僕だって欲しい。 2008.7.24
今日は朝から撮影。けっこう難しい撮影で、途中でどうしたもんかと思ってしまったが、何とLEDライトセーバーで切り抜けた。一枚の写真で5カ所ぐらい合成して、たった三枚の撮影でもうヘトヘト。朝10時に始めて、昼飯も食べずに三人がかりで5時すぎまで撮影だった。そのあとの画像処理がかなりのもので、目一杯持てる技術を駆使して2時間以上、マウスを持つ右手が使いものにならなくなった。月曜日にデータを渡せばいいんだけど、明日は音楽喫茶だし、明後日はヨガだし、先にやってしまわないと気が気じゃないから、結局やってしまった。どう言ったらいいのか、とにかく止まらなくなる。うー、疲れた。まあ、仕事ってのはこういうもんだよな。
これから明日のために一応シフォンケーキを二個焼いて、撮影機材を片付けて、明日の準備をやる。今日はホントに疲れたあ。
そんなわけで、シフォンケーキ一個焼成中に、食事をしつつ、撮影道具を片付けて、HPも更新して、またシフォンケーキを作って、また片付けてという状態。
明日はお客さんいっぱい来てくれるかなあ。皆さんよろしくお願いしますね。
嬉しい変化があった。
このところ、少しだけ部屋に吸音材を導入しつつあることは先日書いた。ずっと、気休めで天井にタオルをたるませて吊ったりしていたが、大建工業の吸音材をくれるという人がいたので、ちょっと疲れていたが、やっと全部のことをやり終えた後、11時過ぎにタオルを外して、グラスウールを白くしたような吸音材を6枚ほど天井に付けた。
明日はShuks氏と種子島さんをDJに迎えての音楽喫茶だし、ちょっと音でも出してみようと思って11時半過ぎに、いつもきいているヴィヴァルディのLPをかけてみると、すごく良い。他は特に何もいじっていないからやはりこの吸音材の効果なのだろうと思うのだが、大変好ましい変化だった。とにかく弦楽器が滑らかになり、艶っぽくって最高だ。この感じは久しぶりだ、KEF105以来かも知れない。ちゃんと力はあるし、しかも繊細でもある。クソ暑いけどオーディオが楽しくなった。感謝!
あ、そうだ、一つだけ変えたことがあった。フォノイコライザーの出力をこれまではマランツ7のTAPE端子に入れていたのだが、昨日からライン入力にした。でも、昨日だってLPはきいたけど、こんな音ではなかった。まあいいや、とにかく今日は睡眠不足に加えて朝9時から夜の11時まで、昼食も夕食もまともに食べられないような状態で働いて本当にヘトヘトだと言うのに、この音をきいたら「もっときいていたい」と思ってしまったのだ。こんなことは長いこと起きていなかった。 2008.7.
そんなわけで、エアコンも止めて、夜中の一時すぎまでLPをきいてしまった。「こんな風に鳴ってくれるなら、音量は少し控えめでも、いやむしろ控えめの方が楽しめるじゃないか」という感じの変化で、クロック追加で音質向上みたいな力業でもなく、正確に割り出してどうのなんていう几帳面なものでもなく、アバウトになんとなくデタラメに計算したことで良い結果が得られるのは嬉しい。僕は「こうやればこうなるはず」というものがあまり好きではなく、そういうものから少し外したところでやっていたいらしい。
さて、音楽喫茶JAZZ編が始まったが、暑さのせいかお客さんは少ない。パーティの予約もなかったから、今夜は意外に19時で終わりかもね。
カレーを食べに行くとのスタジオでパーティをやるのはちょっと違う。カレーを食べに行くのはおいしいんだけど、当然カレー食べたらそこでおしまいなわけで、他のお客さんもいるから、そう長居するわけにはいかない。パーティの予約があれば、スタジオにカレーを運んで来るので、19時から22時半ぐらいまではスタジオであれやこれや積もる話も出来るってことだ。そして僕も、場合によっては一人じゃ対応できないから誰か手伝ってくれる人を頼んだりもする。まあそういうことも、なかなかわかってもらえないから、すべて時間がかかる。
昨日もあまりよく眠れず、夏は辛い。そして、昨日のレタッチ作業で、朝起きたら右手指の関節が痛んだ。微妙なマウスの操作を長時間やったせいらしいが、これは初めての経験だった。PhotoshopCS3になってから自動選択ツールの性能が上がっていて、かなりストレスが減った。それでますますガーッとやるもんだから、指の付け根が痛くなったりする。こうやって死んでゆくんだな。
ちょっとお客さんが少なかったけど、終了一時間半前に5〜6人の人がきてくれて、助かりました。猛暑の中をききに来て下さった皆様、ありがとうございます。オリジナル盤あり、マニアックな盤あり、CDもありで、音も良かったし、また来年もよろしくお願いします。
それで、今日はJAZZを沢山きいたし、昼間はコーヒーをいれたり片付けたり、けっこうやることがあるので、一人になってからクラシックのLPをきいている。だって、良い感じの音になったから、それを楽しみたい。 2008.7.26
こんな感じで天井に吸音材をつけた。ライブな音が好きなので基本的にはライブなままだが、少し響きが抑えられて、明確にきこえるようになった。明確と言っても、きつくなるわけでもなく、全体的にピントが合ったような感じになった。僕の耳には、力感も上がり、なおかつ艶っぽく滑らかにきこえるのだが、モヤモヤしたところがなくなったために、細かな抑揚や陰影が出てきたことによるのだろう。
そういうわけで、次の音楽喫茶は8月3日で、これは僕一人でやるゆるい音楽喫茶です。テーマは日本人なので、歌謡曲かもしれないし、なんでしょうね。当日きいてみたいと思うソフトをかけます。
今朝は午前中から月に一度の中華料理教室に行った。習うのは楽しいというか楽というか、行くたびになるほどと思うことがある。そして、夕方はヨガを習う。最終日曜日は習う一日だな。この一週間はかなり疲労しているので、ヨガをやって身体をいたわろう。ホットヨガだのパワーヨガだのというものではなく、オーソドックスなハタヨガを習っているのだが、普段動かさない関節に刺激を与えたりもするので、ゆるいわりにきつい。
そしてヨガが終わり、食事をしてから、この暑いのにSDサウンドのアイワンのスイッチを入れてまたLPをきいている。とにかく二年前の改装工事以来ベストのサウンドであることは間違いなく、神様のプレゼントみたいに突然自分の求めている音がやってきた。 2008.7.27
これで宝くじでも当たってくれれば言うことなしなんだがなあ。
先日の音楽喫茶、最後の方でShuks氏がかけた電気マイルスのライブ盤、僕は持っていないので買うことにした。LPは手に入るかどうかわからないのでCDです。
「タイム・アフター・タイム」をかけてくれたのだが、シンディ・ローパーだもんね。あ、それに「ヒューマン・ネイチャー」なのだ。僕はマイルスってすごく良いと思うのだが、カッコ良すぎて、良いのがわかっているからちゃんときいてないという、おつき合い以前のおつき合いだ。時代も変わり、こちらも多少はトシをとり、少し違うきき方が出来るようになって、やっと楽しめるようになっているのかもしれない。
いつもベルギービールを頼んでいる問屋さんから電話があり、お盆休みに入ってしまうので、8/6に持って行きますとのことだった。今年も8/15と8/16はStudioK's設立パーティをやります。この8月で満11才になります。この二日間はいつものベルギービール「レフ ブロンド無料飲み放題」ですから、どうぞ遊びに来て下さい。30リットルあるから二日間はもつと思うのですが、もしもなくなったら別のお酒にしましょう。 2008.7.28
部屋の響きを調整して得た好結果は貴重だ。CDもLPもiTunesもみんな音が良くなる。そんなわけで、持ってるソフトを一枚一枚ちゃんと最初から終わりまで再生している。昨夜は久しぶりにブラームスのピアノ四重奏曲をきいたのだが、力強さと繊細さがうまくバランスしていてすごく満足。
どこをどう対策すれば良いのかという理論はあるんだろうけど、実はあるようでなく、ないようである。足の裏にはツボが沢山あって、一応ここは何にきくツボみたいなこともあるけれど、デタラメにそのあたりを押したとしてもそれなりの効果はある。オーディオはそれに近いことだらけだ。きいている場所だって違うわけだし、いろいろな要素が複合的にからみあっているので、そう単純にこれをやればこう良くなるとは断言できない。
やっぱりオーディオとはファッションの世界がもっとも近似している。このブランドさえ持てば誰でもオシャレっていうわけでもないし、人の要素が大きくて、同じ物を着てもどことなく品がなかったり、ゴルチエを着てサマになる人もいる。 2008.7.29
今日も、とにかく新鮮で充実した音楽を楽しんだ。たった6枚のふわふわしたもので、こんなに楽しめるようになるなんて、不思議というか、オーディオってのはよくわからない世界だ。でも、自分にとっての心地よい音というイメージがあれば、まぐれだろうが何だろうがすごいことが起きたりする。だから、世の中も人生も捨てたもんじゃない。僕だけかも知れないが、音が良くなると色々別のことに影響があるもので、やる気みたいなものとオーディオが直結している。オーディオのことがうまくいくと、例えば写真撮影に対して、とても積極的になれたりもする。そのあたりがなかなか面白いなあと思う。
いくら何でもEOS 5Dの後継機はそろそろ出るんだろうなあ。もはや現行の5Dは、何年か前に10Dとか20Dを買った時の値段ぐらいになっているし、新型はどのような機能を搭載し、どんな値段で出てくるのがが気になる。もうスポーツの写真を撮る気はないし(かつてキヤノンサロンで写真展をやったことで、動いてる被写体を撮影するのは気が済んだみたい)、速写性は特に要求していないので、あまり重くなく大きくもなく、ごく普通に使えればいい。現行5Dのように40Dの電池と共通だと大変嬉しい。デジカメ用充電器が三つも四つもになるのはイヤで、出来れば二つになって欲しい。
今使っている40Dと10-22mmのズームと60mmのマクロは非常に高性能で、この三つ(あるいは60mmマクロの代わりにシグマの17-70mm)があれば大体の撮影はこなせるのだが、フルサイズが欲しいと思うのは+αの余裕みたいなものかな。
今年は、スタジオに人が来る時以外はエアコンを使わないようにしている。一人の時は窓を開けて、風の通り道に身を置き、MacBookProはゴミ容器の上に乗せてこれを書いている。音楽をきくために、窓を閉めてアイワンのスイッチを入れるとかなり気温が上昇するので、夜、しばらくエアコンをつけ、エアコンを切って音楽をきく。どうにも耐えられないほど暑くなったら10分間ほどエアコンを使って室温を下げてからまた切る。こんなことが可能になったのは改装をしたおかげだろう。第一期のスタジオと違って、断熱材入りの壁を作ったし、厚い床の下には数センチの空洞があるから冷暖房の効率はかなり上がった。
こんなに良い場所を手に入れて、それを基地にして何も出来ないようじゃ人間失格だ。これからも色々、誰もやらないようなことをやっていきたいと思っているので、よろしくおつき合い下さい。 2008.7.30
やりたいことが沢山ある。試したいことが沢山ある。ずっと、これはこういうものだと思いこんでいたことが、実はそうでもなかった、なんていうことをあれこれ確かめたい。うんとお金がかかって出来ないこともあるし、そこそこの投資が必要なものものあるし、金よりはセンスとかしつこくやり続けることが求められる場合もある。時間的余裕、興味、センス、沢山の人からの情報、それらを取捨選択する能力、経済力、まあ、多分全部なんだろう。そんなことをやっていたらもう今年も7ヶ月が終わってしまった。
この7ヶ月でやれたことは何だろう。
WiiFitのおかげで体重は1.5kgほど減り、足腰、特に膝が三年前ぐらいの感じに戻った。ヘディング上級はパーフェクトを出さないとベストテンに入れない。スキーのジャンプは二本合計で360mぐらいが最高で、フラフープは10分間で3350回ぐらい。身体が資本だから、健康はかなり重要だ。そうそう、先日ヨガの先生がWiiFitのヨガをやっていた。当然だけど「そうそう、その調子」って言う感じで、軽くヨガトレーナー級を連発していた。まあ、そりゃそうでしょう。
とか書きながら、今日は久しぶりにマランツ7を外して、中を空けてちょっとお掃除かな。トランジスタのプリアンプだとこういう手間は要らないし、みんなで試聴なんかをするときに、音量が数値で出るタイプだと再現性が良いので便利だなと思う。でも、マランツ7以外で使ってみたいプリアンプって、数台しかない。
音が良くて、入力は最低4系統欲しい。出力も二系統欲しい。出来れば音量は数値で表示されると良い。それだけのことなんだけど、なかなかね。
4年間使ったキヤノンのプリンタPIXAS9900iは、分解修理が必要で、修理代見積もり約1万円で、消耗部品は全て交換して、新品同様とは言わないまでも、徹底的な修理と調整をしてくれるそうだ。9900iはもう二世代前のプリンタで、プリンタはとにかく機械が安いから、修理して使い続けるかどうかを悩むところだ。でも、新しいのを買ってゴミで捨てるのはイヤだから、だれかが、9900iを修理して使ってくれるのなら、喜んで差し上げます。修理代一万円+送料の負担でメーカーでメンテ済みのA3ノビプリンタが手に入るなら、それも悪くはないでしょう? 残っている予備のインク代だけでも数千円するし。
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濃いぜ。辛いぞ。でも甘い。ところがやっぱりピリピリくる。炭酸ではなく水で割っているのだが、これは病みつきになりそう。Vr.2はすり下ろして煮詰めてそれをガーゼで濾して、さらに煮詰めるというものだ。
そして、暑さにもめげず、今日も長時間音楽を楽しんだ。僕の目の前で展開される音楽にとても満足、もしかするとこの満11年間でもっとも満足している。 2008.7.31
今年は本を読んでいる。この15年ぐらいとにかく読書量が減っていたから、久しぶりの現象だ。新聞とかWebとかで字はものすごく沢山読んでいるわけだから、要するに小説やエッセイとか、書籍という体裁になっている物を手にしていないってことか。
二〜三日に一回ぐらい、朝、図書館に寄って二〜三冊借りてきて読む。こんなペースだ。図書館にはCDも置いてあり、ざっと眺めてみたが、さすがにこちらは借りたくなるものがほとんどない。読書による効果は、成長の遅い植物の種まきのようなものだから、三年後ぐらいに誰もわからないところで芽を出すのかも知れない。
二年の時を経て、こちらも遅まきながら、僕の音は新しいステージに突入した。昨日、久しぶりにマランツ7の接点を磨くと、それは確実に反映され、音の方も磨きがかかる。だから、背中が熱いけど、30分40分きいて5分か10分エアコンをかけるを繰り返して、大好きなあのソフトやこのソフトを毎日かけている。とにかく、強くて、そしてやさしい。 2008.8.1
まあそういうわけで、あの6枚の吸音材を天井に取り付けてから、あと一歩というところで足踏みしてた僕の音は、急激にイメージする理想の音になった。もちろんこれからもっと良くなる可能性もあると思うが、現状でもかなり良いので、楽しくてしょうがない。明日の「ゆるい音楽喫茶」も自分の好きな音楽、ききたいソフトをかけるわけだから、とても楽しみだ。お客さんは来てくれるのかなあ? でもとにかく自分が、より良い状態に近づいていると実感できているのは良いことだ。
ニコンからも魅力的なフルサイズが発売されたし、ソニーも発表しているし、5Dの後継機も出てくるとなれば、確かに、2008年はデジタル一眼レフのフルサイズ元年になるだろう。値段もこれからどんどん安くなるわけで、数年後は10万円ちょっとでフルサイズ一眼レフのボディが購入できるようになるのかも知れない。それがどうしても必要かどうかはわからないけれど、APS-Cとは面積で2.5倍ぐらい違うから、かなりの余裕だ。問題はレンズなのだが、それはあと10年ぐらいかかるかも知れないけど、別に古いレンズでも撮れないわけじゃないから、あまり悪条件で使わないとか、期待をしすぎないで使っている分にはいいんじゃないかな。
僕は手が大きいので、Kissだと小さすぎてダメで、40Dはピッタリ(不評なシャッター音も全然気にならず、静かで好ましい)、現行の5Dぐらい大きくても許容範囲で、1D系になると大きすぎて辛い。昔からそうだけど、でかくて重い一眼レフはあまり好きじゃない。今年の秋は久しぶりにカメラが楽しそうだ。
原稿も書かなくちゃいけないんだけど、明日頑張ることにして今日もいっぱい音楽をきいた。最高ですね。今は夜の9時過ぎだから、ドラムやベースがドスドスドカドカっていう音楽でなければ、まだあと二時間ぐらいは楽しめる。ああ、でもWiiFitもやらねば。
と、思ったのだが「そうだ、製麺のために粉を捏ねてあったのだった」と思い出して、四玉の中華麺を延ばして切るのに一時間かかってしまった。そして、三日四日ほど寝かせてから食べろということなのだが、こんなに苦労してうまくいかなかったらどうしてくれよう。本当においしいんだろうね。
シフォンケーキも一個つくっておかないといけないし、明日はお客さんきてくれるのかなあと、ちょっと心配。暑いしね。
音はどうきいても何をきいても過去最高だと思う。音楽をききたくてききたくてしょうがない。 2008.8.2
MacProをWindowsXPで立ち上げて、CUBASE ST4でCDを再生すると、再生音がブツブツと途切れることがよくある。こういうときは一旦終了してXPを再起動すれば直る。今日は珍しく二回の再起動が必要だった。三回目になるといささか不安になったりもするが、三回目は問題なく動いている。これが何故起きるのかはわからないが、MacOSではこのようなことはないから、WindowsあるいはXP特有の現象だ。
AV機器なんかもけっこう使い方が難しくなっているようだけど、この程度のわけがわからないことは日常茶飯事で、そういうことを「そんなもんだ」と受け入れられない人はPCオーディオ向きではないのかも知れない。だから僕らも、こうして「こんなことがあるけど、それはあちらでもこちらでも起きていますよ」とか、このパソコンだとノイズが出るとかの情報をこうして書いたりしている。
一人で音楽喫茶なんてやっても、きっとそう大してお客さんは来てくれないだろうから、僕はテーブルに座ってMacBookProで原稿書きをやっている。僕の好みに合ったなかなかいい音楽空間だから快適だ。今は松田美緒がかかっている。
実は、先日マランツ7の真空管を6本とも全部交換した。ジンジャエールの写真に写っている12AX7はマランツ7を手に入れたときについていた、古いテレフンケンその他だ。
新しいのは、よく知らないけどクライオしてあるってやつで、大阪の七福神みたいなおじさまが貸してくれていたんだけど、去年、戯れる会例会であれこれ取り替えてみたものの、そのままになっていた。去年みんなできいたときは、新しいのはどれも不評で結局元々付いていた物から替えなかったのだった。でも、僕はもし取り替えるのならこの6本セットだと思っていた。で、部屋の調整がかなり良い感じになってきたし、この状態なら真空管を取り替えても大丈夫だろうと考えたのだ。物事には潮時ってものが確かにあり、今がまさにプリアンプの真空管交換の潮時だと直感した。
部屋の状態に対して、ずっと「もう少し変化するはずだ」と思っていたので、そういう状態であれこれ替えたくはなかった。うまく説明できないけど、そこらへんはクロックの導入とか、CD再生アプリケーションを試すのとはちょっと違う気がしていた。
で、真空管を全部取り替えて、今日で三日ほど経った。 2008.8.3
昨日はお客さん一人だった。商売として考えたらやってられないもんですが、いいのです。オーディオに対する啓蒙活動をやってると思って下さい。SACDマルチもきいてもらったしね。
僕は全然知らなかったのだが、なーんとLS3/5Aが復活だって。ミニマも復活で確か45万円ぐらいだった。僕は古い機器を沢山使ってるわけだけど、多分、復刻すると高価なものになるね。 2008.8.4
取り替えた新しい真空管で音を出すと、最初はちょっと痩せた感じの音だったので、トーンコントロールを使って、少し低音を持ち上げてきいていた。まあ、エージングだかバーンインってやつだと思って、三日間ほどは音を出さなくてもマランツ7のスイッチを入れたりもしたのだが、今はまたトーンコントロールを元の位置に戻した。細かな音がよくきこえるし、しかも力強いところが気に入っている。
今日もきいているが、大変心地よいのでこれは他のことにもいろいろ良い影響がありそうだ。改装工事をやって丸二年間かかっているから、遅いのか早いのか、早くはないなあ。でも、この感じにはなかなかもってこられないのだ。8/16の戯れる会例会では参加する皆さんにきいていただきましょう。
おお、真っ昼間に雷鳴が轟いたと思ったらいきなりすごい雨だ。この10年ほど、気候が凶暴になっているように思う。
でも雨が降ったお陰で少し涼しくなったから、また音楽でもきこう。
このところ、ずっとグラハムのアームにはZYXのカートリッジをつけていて、ダイナベクターのアームには「音のエジソン」製モノラルカートリッジがつけっぱなしだ。グラハムはもう一本アームシャフトがあるけど、交換はちょっと面倒なのでグラハム+ZYXはほぼ固定でRockDayもJAZZ喫茶もブラジル音楽も現代音楽もこなしてきた。ダイナベクターのDV-507は色々なカートリッジが使いやすいけど、これまでさんざんあれこれやったので、今はモノラル専用みたいになっている。
もう1台ベルトドライブかDDのプレーヤーがあってもいいなあと思ったりするけど、まあいいかって感じかな。 あるところまでいけば、機器はそこそこ固定して、長い時間をかけて音を育てた方が良いのではないかと考えられるようになった。それは半年ぐらい前から始まった心境の変化というか、胸の覚悟みたいな感じだろうか。いずれにしてもオーディオは自己満足の世界だから、自分が満足出来るかどうかが一番で、仮に自分も満足せずに他人を満足させたところで何の意味もない。 2008.8.5
このところ音が滑らかでかつ強くなった。そのせいか、SACDマルチをきいてみるとすごく良くなった。これはますます楽しめる。
ほー、iPhoneは最低月額2990円からになった。これならいいかも。来年の三月になって、今使っている携帯の年季が明けた頃には考えましょう。でも、その前にiPhone nanoが出るという噂もあるし、タッチパネル式のMacBookが出ると言う噂もあるから、まあこの秋はいろいろ楽しみです。パームとかニュートンとかザウルスとか、あんな電子辞書みたいなタイプで、電話もできてインターネットが使えればいいのにって思うのは僕だけかな。3G搭載のパソコンってのもあったよなあ。
いい音を追求するのも大変で、今日は朝から汗だくになって、午後4時すぎにやっとまともに音が出るようになった。パソコンで良い音をきこうなんて考えると、最低線の設定をして動くようにするのにこれくらいかかったりする。Macだとこのあたりはかなり楽なのだが、PCとMacでは音が違うし、CUBASEに関してはどうも、Windowsをメインに考えているみたいな感じがあるので、ノートでも何でもいいから音楽専用のPCを1台用意するのが良い。
そして、なにしろクロックの威力は絶大で、このあたりへの発展性がやはりPCオーディオ最大のメリットだろう。今日は試みにLet's noteで音を出していて、CDドライブはプレクスターではなく、Let's note内蔵のドライブだが、多分この音をきいて文句を言う人はいないだろうと思う。Lenovoだとファンの音がうるさいのだが、Let's noteはファンレスだ。でもFirewireの端子がないので、PCカードスロットをFF400につかってしまうとプレクスターの分がなくて残念ってやつだ。それでも音はかなり良い。CDドライブのシュルシュル音は、まあ何とか耐えられる範囲ってところか。
今年の冬あたりから、僕はアンテロープOCXというクロックを使っていて、これはdCSで言うとヴェローナに相当するものだが、サウンドハウス(楽器店の方の)で25万円ぐらいで売っているものだ。スタジオ用のためちょっと表示が明るすぎることを除けば、1Uでさほど大きくもなく、RMEのFireface400との組み合わせで、これがデジタル本来の音だったのかというものを提示する。
クロックはあまり選択肢がないのだが、エソテリックのクロックとかを買う人はもうすでに買ってしまって、今は一段落ってところらしい。でも、これからPCオーディオでクロックを導入する人が増えるのかも知れない。このページには書けないことも多いので、戯れる会ではそのあたりのガイドもしているつもりだ。
ただ、どうしてもパソコンはイヤだという人もいるだろう。確かに単体専用CDプレーヤーは使い勝手が良い。パソコンの方が使い勝手が良い面もあるけど、設定その他が面倒だし、設定は完璧にもっていったとしても、スイッチポンで音は出ないから、やっぱりCDプレーヤーを使いたいと言う人もいるだろう。そういう人たちもより良い音で音楽を楽しめたらなあと考えている。
これはレフ ブロンドだけど、ヒューガルテンもレフも、もう今の輸入元からは買えなくなるそうで、レフはこれが最後だ。今後はアサヒビールが輸入するらしい。「アサヒビールも苦労しそうですね」と僕が言うと「多分ね」と言っていた。きっとオーディオ業界でも似たような会話がなされてきたに違いない。
僕はヒューガルテンもレフも好きだけど、アサヒビールが輸入したとしても一般の酒屋さんから買えるかどうか、僕が手に入れられるかどうかもわからない。それよりは、ベルギーには沢山のビール会社があって、今の輸入元がおそらく新しいビールを輸入するだろうから、そっちを売ってもらうことになる可能性の方が高い。レフだって、ヒューガルテンがなくて輸入元の人に「こっちもおいしいんですよ」とすすめられて飲み始めたのだから、僕は輸入元との付き合いでやるんだと思う。
捨てるのは勿体ないし、結局キヤノンのプリンタは修理に出して使い続けることにした。歩いて10分ぐらいのところにサービスセンターがあって、僕は一週間ほど帰ってこないものだと思っていたら、何と明日の午後修理完了だそうで、先日の音楽喫茶みたいにお客さん一人というような状況なのだろうか。こんなことなら、複合プリンタなんか買わなくても良かったってものだが、まあ、あの写真画質のインクで宅急便の伝票を印字したり原稿を縦書きにプリントして読んだりするのは勿体ないところもあるから、そっちはもっぱら複合機でやるということで、プリンタが二台あるのもまあいいかと思うことにした。
このところ写真を撮る意欲が上昇中なので、それがさらにさらに高まった頃、新しいプリンタになるってのもいい。 2008.8.7
10年ぐらい前、自転車に乗っていて他人の落車に巻き込まれて、左手親指の付け根から手首を痛めて、半年以上腫れて痛んだ。ギターを弾くのはだましだましやっていたのだが、最近ちょっと難しい曲を弾こうとしたら、手首が痛くなってしまった。アシシングをやっても痛みはとれない。まいったな。どれぐらいの痛みかというと、腕立て伏せの姿勢がとれないぐらい。
あ、そうだ、オリンピックが始まるのだった。どうも、今回のオリンピックは今ひとつ自分の中で盛り上がらない。なんでかなあ、生活に疲れているからだろうか。
それよりはこっちの方が重要で、今日届いた吸音材だ。これを、外見ほとんどわからない場所に施す予定だ。この薄いタイプは以前からやろうと思っていて、どうやったらスマートにというか、表に出さずにしかも効果を上げられるかをずっと考えていた。その考えがだいたいまとまったので、実行に移すってことかな。天井の吸音材も、タオルは気休めでしかないし、格好も良くないとは思っていたのだが、あの吸音材6枚でこの広いスタジオの音が激変するとは予想していなかったので、本当に神様のプレゼントみたいなものだった。生活には疲れているが、しぶとくやっていれば世の中捨てたものでもなく、時々はプレゼントももらえるものらしい。以前から考えていた今日届いた吸音材でどこまでいけるかが楽しみだ。
とにかくこの暑さで、しかも昼間はエアコンを使っていないから、ちょっと作業をすると汗だくで、目まいがするほどだから、ちょっとやっては休み、二年間、ずっと気になっている部分が改善されることを祈りつつ、またちょっとやっては休みつつ進めいてる。でも、多分みんな、スタジオの中に入ったとしても、僕がこの吸音材をどこに使ったかはわからないだろうなあ。 2008.8.8
音の具合は良い実に感じだ。そんなわけで、暑いがたくさん音楽をきいている。メインの方でばかりきいていると、当然の落差があるからか、しばらくの間、厨房のLINN DISKREETでは音楽をきく気にならなかったのだが、昨日あたりからDISKREETも復活だ。こちらはこちらで良いところがあり(声とかがよくきこえる)、しかもお気楽に楽しめて良い。
「StudioK'sで音と戯れる会」は2002年の5月に発足したので、今年で7年目になる。このところPCオーディオのことばかりやっているような気もするけど、そんなこともなくて、ずっとLPをきいてきている。LPを好む好まないは別にして、とにかくレコードは不滅だ。
みんなで集まって、色々なカートリッジの音をきいたりしたら楽しかろうなあなんてことも、戯れる会発足の理由の一つだった。そしてもちろん、例会では色々なカートリッジを沢山沢山きき比べてきた。モノラルもステレオも新しいのも珍しいのも、重いのも軽いのも色々あった。でも、さんざんやってきたもんだから、このところカートリッジのきき比べってあまりやってなかったような気がする。ここ一年ほど、色々な盤を持ち寄っての比較試聴はずいぶんやったのだが、アナログ関係の機器を比較試聴するってのはちょっとご無沙汰だった。
今、実は戯れる会のアナログブーム前夜みたいな気もするので、そろそろそんなこともやってみようかな。
とは言うものの、僕自身は今までさんざんあれこれ試したりきいてきたカートリッジその他に対する興味がガクンと落ちて、固定に近い状態を続けようとしている。
そして、天井に6枚取り付けた吸音材のうち一枚を外した。 2008.8.9
昨日今日と、マニアのお宅にお邪魔してあれこれきかせていただいた。いろいろ良い音をきかせてもらうと、スタジオに帰る途中、自分の音は大丈夫だろうかと不安になって、戻るなりアンプのスイッチを入れたりする。まあ、自分の音は自分の音で、気に入っていることを確かめてホッとしたりする。
これはアコースティックバージョンのプラシーボですね。プラシーボの「Meds」はCCCDなので、CUBASEでは再生が出来ない。
バドミントンはどうなるのかな、オグシオじゃない方のペアがいい線いくのかな。ナンバーワンの中国ペアを破った今日の試合は素晴らしかった。僕は20代後半から40才ぐらいまでずっと、週に一度バドミントンをやっていたから、ちょっと気になる。 2008.8.11
久しぶりにMC30Superの音をきく。万能ではないけれど、一番好きなカートリッジは何ですか?と聞かれたら、僕は迷わずMC30Superと答えるだろう。ZYXやエジソンは新品を買えるし平均点が高いから、体操個人総合一位はステレオならZYXで、モノラルは音のエジソンなんだけど、MC30Superは種目別一位というか、ZYXやエジソンは仕事用、MC30Superは家庭用というか、和み用というか、趣味のカートリッジだ。
独特の音は、カートリッジの音に加えて、鋳物の軽いシェルの響きというか鳴きをきいているのではないかな。このシェルはもう買えないので、オークションなどで手に入れるしかなさそうだ。 2008.8.12
いろいろやっている中で音をちゃんときこうとすると、どうしても部屋が散らかってしまう。
もう少し涼しい季節になればね、音も僕がイメージしていたものなってきたし、この秋はとても楽しめそうな予感だ。
スタジオを改装して二年経った。そしてこの二年間、僕はものすごくよく料理をやってきた。もちろん以前からやっていたし、これからもやり続ける。ただ、この二年間はこれまでになく集中的に料理をよくやったので、近頃やっと他のことに意識が向くようになった。時間は限られているし、生身の人間であるから何かに強く興味をもってそこに集中すれば、他のことは手薄になる。写真のこともオーディオのことも、もちろんやってきているが、割合の問題だ。二年間やって、8月に入ってから「そろそろ料理のことは水平飛行に移ってもいいかな」と思い始めている。
なにしろ、フードプロセッサーにしたって、この5月以降、僕は三つも買って使ってみているのだ。で、色々比較した結果、似たような容量、似たような性能の中では、一番安く買えるテスコムがいいんじゃないかと思っている。5年10年使っての耐久性みたいなものはわからないけど、何しろナショナル製とは値段が三倍近く違うのです。毎日料理をする人には、フードプロセッサーって最高に便利な道具だと思う。是非、奥様に買ってあげてください。
テスコムのフードプロセッサーはamazonで買うのがもっとも安い。
フードプロセッサー、三つ全部は使うかどうか、でも二つは確実に使っていて、足らない時もあるから、三つあってもいい。容器(ワーキングボウル)やブレードを洗うのが面倒なので、一つだけだとけっこうストレスフルなのだ。実に便利な道具だからこそ、使いたい時にすぐ使えないと困るから、僕の場合、二台+容器のみ一個ぐらいは必要で、それでも洗いながら使って回転する。
で、最初に買ってみたクイジナートなんかとっても高価だから、ポリカーボネート製の大したことない容器を買う値段で、テスコム君そのものを買うことが出来る。そして性能もテスコムの方が多機能だったりなんかして、じゃあ、クイジナートなんか買うやつはバカか? ってことになるのだが、まあね、あこがれのブランドですよ、腐ってもアキュフェーズ、デザインからして国産とクイジナートはちょっと違うから、これはこれで良さがある。台所の風景が変わるから、デザインの力は大きい。WadiaのCDプレーヤーはカッコいい。LINNの製品で固めると何となく品の良い部屋になるし、Appleの製品は箱から違う。 2008.8.14
今日も暑い、今日の夜と明日の夜は11周年、第二期2周年パーティだ。もう11年も経ち、あの3週間で3kg痩せた改装工事から二年だ。
そう言えば11年前、このスタジオを作った夏はものすごく痩せていた。春に、減量を試みたらグングン減って73kgが68kgまでいった。スタジオの物件が借りられるかどうかわらかなくて、夜スロージョグをやっていたら、67kgになった。で、そこから一年ぐらいかかって元に戻り、この春は74kg+ぐらいだったのだが、連休明けからのWiiFitで2kgほど減量した。パーティの最後の方でなら暗くしてWiiFit大会も可能だが、酔っぱらっててダメかも知れないね。
8/15(金) 8/16(土)18:00〜 StudioK's設立11周年パーティ ベルギービール生 無料飲み放題
なので、ここ数日かけて、食材を買い込んでいる。お盆なので商店が休みに入っているため、一昨日あたりから、何を作るか考えつつ、準備をしている。そんなわけで、冷蔵庫の中はもう満杯だ。お時間のある方は、スタジオに来て、ビールでも飲んでいってください。そんでもって、冷蔵庫の中の物もいっぱい食べて楽しんで下さい。
ここ二〜三日ちょっと忙しかったので、スタジオ内の片付けやパーティの準備などが今日に集中している。あれやこれややりながら、こんなことを書いているが、準備が間に合わないので、もう今日は更新おしまい。
うう、楽しかったぜ。ビールもうまかったけど、お客さんはいつもよりちょっと少なくて、明日に集中しそうな予感だ。
なにしろ予約も何もなくて、だから、食べる物なんかもどう用意したらいいのかわからなくて、いっぱいの人が来てくれれば作る方も張り合いがあるってものだ。でも、手作りのラザニアとあのよくわからない茄子の料理は、とても美味しかった。あ、もちろん赤飯もです。 2008.8.15
今日の午後は戯れる会例会で、夜はパーティ、昨夜とは正反対の大盛況で、三人がかりでStudioK'sオリジナル料理を作って出すが、気持ち良いぐらいどんどんなくなる。赤飯なんて一時間ぐらいで全部なくなっちゃたし、ベルギービールも30リットルが夜の10時半ぐらいで終了。噂によると、任三郎さんがすごく沢山飲んだ結果らしい。ほんと?
調理や片付けなどを手伝ってもらった、三人の人にも感謝です。何とか、来年も潰れずにパーティやりたいもんですね。また一年間よろしくお願いします。
DACの試聴とかフォノイコライザーの試聴とか、戯れる会例会での試聴もすごく面白かった。NuForceのアイコンもなかなか良い音でなるほどって感じだった。「死ぬまで続けてくれ」という声もあり、そのためには何としてもスタジオを維持しないといけませんね。戯れる会も会員100人になるとすごいんですけどね。
部屋の状況やら、プリアンプの真空管なども変化しているので、先ほどSDサウンドのアイワンからQUAD405IIにしてみると、以前より良い具合なので、当分パワーアンプはQUADを使うことにした。これだから、オーディオってよくわからないわけで、いつも書いてるけど、思い込まない方がいいってやつだ。楽しいね。 2008.8.17
QUAD405 の出力は100wなので、音量を上げたい時はアイワンに比べて余裕がある。出力100wのパワーアンプって必要充分って感じだといつも思う。ただ、QUADはトランジスタだから、力強いんだけどちょっと硬質な感じになる。質感とか温度感はアイワンの方が良いのだが、まあ、QUADでどこまでイメージした音=つまりアイワン的な音に寄せられるかやってみようかなと思っている。あとほんの少しだけ、しなやかになってくれればなあ。
先日のパーティ、金曜日の夜、iPhoneを持ってる人が二人来て、彼らは当然「山本さんも乗り換えましょう、便利で楽しい」と言う。で、近所のソフトバンクの営業所に行って、今使っている年季の明けていない携帯の残金はいかほどかとか、あのパケットフル定額じゃない1600円ぐらいの料金で、一日5分ぐらいはインターネットを見ても大丈夫なのかと聞いたら、けっこう笑える答えが返ってきた。
使用中携帯の残金が9000円ぐらいってのはまあ、予想通りだったんだけど、「パケットは1ページでも見たらそれでフルの料金になる」とのことだった。なるほど、そいつはわかりやすくていいや。それなら、Wifiでメールや掲示板をチェックしたいだけなら、iPod touchの8GBとかを手に入れるのが良い。ただ、この場合は出かける度に携帯とtouchの両方を持つ必要がある。iPod touch を超小型ノートパソコンだと思えば、二つ持つのは当然で、それも良さそうな気がする。
iPhoneはiPod touchに電話機能やGPSが付加されているものだから、二個持つ必要はなくなり、パケット定額にすれば、SoftBankの電波が届く場所なら、いつでもどこでも一日24時間でインターネットを使えるわけで、それをしないのならパケットでのインターネットは一切見ないという使い方しかない。
iPhoneの在庫はあるが、何だかの会員に加入してカードをつくれば即日渡しOK、会員にならないなら一週間以上の待ちだそうで、「よくわかりました」と言って帰ってきた。まあ、今の状態で特別何が困ってるということもないから、放置が最も正しい選択かな。
一昨日の戯れる会例会では、天井に取り付けた吸音材の五枚のうち一枚を外して、さらに別の一枚の位置を移動するという実験を行った。そんなことで確かに音は変化するので面白い。僕も、人が自分を含めて12人なんていう状態ではきいたことがなかったので、色々参考になった。それで、昨日きいてみると、人がいない分ちょっと響きすぎになっていることがわかったので、昨夜からまた少しづつ調整をし始めている。
この吸音材はある人からいただいたのだが、オーディオ用ではなく建築材料なので、大変安いそうだ。こういうもので音に対する効果は充分あるので、あのやたらと高価なオーディオ用アクセサリーにはなるべく金をかけず、クロックでも買った方が良い。
昨夜からの調整の内容とは、4枚のうち1枚の位置を移動し、半分に切ったものを加えてみた。つまり、当初の6枚から5枚になり、戯れる会例会の最中に4枚になり、今はさらに位置を変えつつ4.5枚ってことだ。これはかなり効果的で、QUAD405でいけるかも知れないというところに入ってきた。とりあえず半歩前進かな。
ケーブル類を交換するつもりはないので、あとはQUADの置き方、その他でどうなるかを試してみよう。それでもっとも好ましい状態にした上で、それでもまだダメなら、最後にL-65のスコーカーとツィーターのアッテネーターを微調整する。こんな手順かな。アンプのトーンコントロール程度ならカチカチで戻せるからまだしも、最初からスピーカーのアッテネーターをいじったり、グラフィックイコライザーを使ってしまうと、僕は頭が悪いのでわけがわからなくなる。
今日一日QUAD405で鳴らしてみて、アイワンよりQUADの方が好ましく鳴るCDを何枚か発見した。なるほど、オーディオって楽しいなあ。 2008.8.18
スピーカーを横に倒して、このままフォールに持ち込むつもり? はてさて、何をやってるんでしょうね。結果は良好、さらに一歩前進。
iPhoneとiPod touch用のカラーマッチングアプリケーション、230円かい。嬉しくなるね。EOS 40Dの液晶モニタ用カラーマッチアプリがあれば、あの青くてどうしようもない色がまともになるんだがなあ、iPhoneというかAppleのすごいところはこれらを自由に作らせて、iTunesストアで売ってるところで、これも音楽配信のインフラがあってこそだ。他にもiPhoneをBluetoothでMac本体と連動させて、iPhoneを無線のタッチパッドにするアプリが115円とかもあって、とても面白い。
昨日は、原稿書きの仕上げをやりつつ、丸一日自分の音のことをやっていた。こんなことって何年ぶりだろう、午前中から夜の10時すぎまでずっと、一枚のCDのうちの数曲を再生し、また別のCDを再生し、CDを20枚ぐらいききつつ調整しということを繰り返した。最終的にはかなり良い感じになってきたので、今日は部屋の中を片付けてしまわねば。とにかく今日明日で原稿を送らなければいけないので、やるべきことを優先させて音もより良くしよう。
QUAD405での音を調整しているのだが、QUAD専用のチューニングをしているのではない。さすがに長いことやっているから、そういうバカなことはやらない。アイワンでの切り口、QUADでの切り口を分析し、その両方で気になる点はどこかを考えて、それが改善されるような調整を行っている。だから、QUADでの調整が終わった時に、アイワンにしてみたら、「おお、やっぱりアイワンはいいなあ」って惚れ直すような、そういう種類の調整をやっている。CDとLPの関係もまったく同じだ。
具体的には、天井に取り付けた吸音材の量と場所、枚数は5枚以内にして視覚的に鬱陶しく感じないようして、もちろん音も良くしたい。それからスピーカーの置き方かな。QUAD405の置き方もちょっと試してみたが、これは普通通りでいいみたいだった。
それにしても、この2008年の暑い夏が、僕のオーディオにおける久しぶりのアタックになるとは想像もしていなかった。キッカケは気休め的タオルの代わりの吸音材で、長い長いトラバースを終えて、上に向かうルートが見えたこの一ヶ月だった。
よし、今度の菅野録音DayとRockDayが楽しみだな。またききに来て下さい。QUAD405になっちゃたから、マランツ7+QUAD405+L-65は1960年70年という、まあ人間で言えばわしらみたいな世代の機器で、そこに最新鋭のPCオーディオとクロック、アナログはガラード401に、グラハムのアームとZYXの最新型、そしてフォノイコライザーもZYXという組み合わせで、木村カエラが入ったミカバンドみたいなもんでしょうか。 2008.8.19
今日中に原稿を書き上げたいので、今日はエアコンをかけてホントに最後の仕上げをやっている。しかし、写真を撮るのに比べると、文を書くのは効率が悪い。その上最近はモニタの字が読みにくくなってきてやけに側頭部が疲れる。これは、パソコンを使うとき専用の眼鏡が必要なのかも知れない。
音は快調だ。色々やってみたけど、CUBASEはMacだと連続再生が出来ないので、結局MacでCDを再生するには、QuickTimePlayerを使っている。でもこれだと、一曲づつしか再生が出来ないので、連続再生をさせるスクリプトを使っている。
どうやら、この数ヶ月でいきなり目の状態が変化したらしく、モニタ画面の距離がものすごく中途半端に見えにくくなった。まともに見るとものすごく無理をしてピントを合わせているらしく、側頭部が痺れるように疲れる。眼鏡屋さんに行って、新しいレンズを注文してきた。若い頃は若い頃で辛かったけど、トシをとればとったで辛いもんだ。
一応やっと原稿書きを終えたので、ちょっとお休み。先週はパーティその他でけっこう大変だったし、でもいいや、とにかく楽しんでるし、音も良くなっている。 2008.8.20
そうそう、PCオーディオ用のFirewireケーブルは、平方電気 03-3253-3054 で作ってくれる、カテゴリー7のLANケーブルで作った物を使っている。1mで12000円+税だったかな、これは大変音が良いのでおすすめです。いつだったか戯れる会の例会で試聴したのだが、あの時の音をきいたら値段が三倍でも買う人はいるだろうというぐらいだ。
先日一緒に仕事をしたオーディオ評論家氏が、「例えば機器を10種類きいて、その音質について書くのは割と楽な仕事だ」と言っていた。僕はそういうのがダメで、そりゃ音はききゃあそれなりにわかるんだけど、僕は一番好ましい音質の物が一番で、「これが一番いい」って思ってしまうと、どうもそれ以外の物に対する愛情が少しあやうくなる。個性的なもの3〜4種類ぐらいなら大丈夫なんだけど、10種類とかになると、ちょっとやばい。ましてや、どれも素晴らしく良いみたいなことは書けない。その点、オーディオ愛好者のお宅訪問はちょっと違っていて、どこが一番みたいな感じはなくて、その人の個性を楽しんで帰ってくるから大丈夫なんだけどね。
昨日の午後、こんな風景に出会った。虹の生えてる? 根元のところを見たのは初めてだった。
今年はあと4ヶ月だけど、なんか良いことありそうな感じがする。 2008.8.22
僕が作ってもらったアップルスクリプトっていうのは、ボタンをクリックすると、QuickTimeのファイルを自動的に開くという操作をやってくれて、並べてPlayボタンをクリックすると、順番に再生して、少しタイムラグはあるけど次のトラックに飛ばすことも出来て、全てのトラックを閉じることが出来る、というものだ。クラシックのCDとかライブの時にちょっと音が途切れることを除けば、まあ満足している。
それとは違うタイプのスクリプトを書いたという方からメールをいただいた。興味のある方はお試し下さい。
戯れる会にはNuForceのアイコンを買った人が何人かいて、中身の写真を会員専用の掲示板に掲載したりしている。
僕はずっとUSキーボードを使ってきているのだが、今使っているMacBookProだけJISキーボードだ。Macは買う時にどちらでも選べて値段は同じだから、僕が新品で買えば絶対にUSキーボードを選択するのだが、今メインで使っているMacBookProは中古なので日本語キーボードだ。Appleの日本語キーボードはとても使いにくくて、注意していないと、誤入力、誤操作の連続だ。右手がヘンに左の方に傾いてとても疲れるし、親指の付け根がトラックパッドに触れてポインタがあらぬ所へ飛んだりしもして、ものすごく不自然で使いにくい。ファンクションキーも使いにくい場所にあって効率が悪い。USキーボードだとfnキーは左下の角にあるから、左手でfnキーを押しながら、JKLUIOなどのキーを組み合わせてのテンキー入力もしやすいし、コマンドキーも二つあって、「コマンド+デリートでゴミ箱へ入れる」が片手で出来る。「カナかな」のキーなんか無くても、コマンド+スペースバーでOKなんだから要らないし、デリートキーもJISは小さいからデリートしたつもりでいつも¥¥¥を入力するし、リターンキーを押したつもりが」」」こいつになる。USキーボードのリターンキーは横長で使いやすい。それらは別にしても、とにかく右手で操作するキーが左に一個づつずれている感じなのだ。
でも、交換するとUSキーボードって15000円もするし、HDD交換の時みたいに、また沢山ネジを外して交換だし、困ったなあと思いつつ半年間我慢して、とにかく毎日使って何とか慣れようとしてきた。でも、毎日使うものが、自分にとって不合理なことはもう耐えられない。iPod touchもiPhoneも要らないから、とにかくこの使いにくさだけは解消したい。
Let's noteも日本語キーボードだけど、Macの日本語キーボードみたいに使いにくくはなくて、ここまでのストレスは感じない。 2008.8.23
いきなり肌寒いほど気温が下がったので、またいろいろな音楽を楽しめる。
この数日は僕にとっての夏休みって感じかな。昨日は荒川手輪の会という、今でも活動している手話サークルの初期メンバーが集まって酒を飲んだり歌を歌って過ごした。25年ぶりみたいな人もいて、ものすごく懐かしくて、彼らとは毎年会うことにした。8月にスタジオを作ったから、僕にとっては8月が新年みたいな感じで、9月からは新しい何かが始まるような気分だ。 2008.8.24
今週の土曜日はピピエコさんによる菅野録音をまとめてきく音楽喫茶だ。楽しみです。
そして、9月7日はRockDayで、ビートルズ特集。13:00~と16:00からの入れ替え制。終了後 先着10名様で食事が出来ます(要予約)冷凍してない魚から作った「つみれ」はおいしくて、スーパーで売ってるやつとか普通のおでん屋で食べてるつみれを基準に考えると、オリジナル盤との違いぐらいのショックがある。
Rockは今後のオーディオと非常に強く関係があると思うので、僕はとても大切にしたいと思っている。JAZZやクラシックと同じぐらいRockもいい音で楽しんで欲しい。 2008.8.25
スピーカーにしてもアンプにしてもDACにしても、オーディオ機器の自作は、この現代だとちょっとリスクが大きいと思う。音って結局バランスだから、性能の良い部品だけを大量に投入しても、思うような結果にはつながらないみたいだし、料理で言えば器とか食器やに相当するような筺体とそこへの実装の問題もあるし、スピーカーだったら塗装とかの仕上げは化粧みたいなもんだ。化粧だとわかっていても、きれいな方がいい。
料理は食べてしまえば無くなって、また作って食べるの繰り返しだけど、オーディオ機器の自作や陶芸はどんどん作品がたまってゆくので、それらをどうするかという問題がつきまとう。昔みたいに、アンプとスピーカーを作って、それで一生楽しむつもりならいいけれど、現代ではそうもいかないので、よほどそのの過程を楽しめる人じゃないと、自作はイバラの道だ。
オーディオ機器は高価だから、高い機器は中古で買うしか方法がない。自動車なんかの場合は2000ccクラスでも新車から3万キロぐらいって本当に新車で、あとは劣化してゆくんだけど、オーディオ機器はそんなこともないから、お金のない僕は新品が買えないし、買わない。
そんな中で、電源の自作は意外につぶしがきいて良いようだ。電源エバンジェリスト氏ほどじゃないにしても、製品ってやっぱり電源はあまり強くない物がが多いから、本体を改造することなく電源を付加するのは実に効果的な音質向上になる。でも、普通のオーディオ雑誌では記事になりにくい内容だし、僕は自分ではやれないから、このHPで電源の構成を発表なんて事はしないけど、戯れる会にはそんなことをやっている人が沢山いる。
NuForceの最上級パワーアンプと、その下の機種の違いは確か電源だけだったと思う。差額はいくらだったかな、モノラルだから二台合計で、20万円ぐらいの違いのはずだ。もちろん製品として、まっとうな値付けだと思うが、ここらあたりを見ると、多分部品代はこの程度で、もし別のアンプに買い替えたら将来は新しい物用に作り替えようなんてことを考えてニヤニヤしてる自己責任感の強い人が、戯れる会にはけっこう存在しているみたいだ。 2008.8.26
有楽町のビックカメラにBentoを買いに行って、一階にiPhoneが沢山あったので、それを使って自分のHPを見たらけっこうきれいで、しかもちゃんと読める。それでも20分ほど悩んだ結果、スタジオにiPhoneを持ち帰った。iTunesを使って、同期させると、すべてのアドレスとSafariのブックマークが普段使っているMacと同じように使えるようになった。目が悪くなっているので、今使っている携帯は字が小さくて読みにくいのだが、iPhoneは字を拡大できるので楽だ。
今日、注文してあって眼鏡のレンズを新しい物に入れ替えて、さらに見やすくなると助かるのだが、どうかな。
EOS 50Dはどうでも良い。液晶がきれいだったとしても、そのために買い替えるわけにもいかない。10Dと20D、それからKissもまともな色の液晶モニタだったが、40Dはひどい色とひどい解像度なので、40Dってすごく気に入ってるカメラだからこそ、そこだけが残念だ。
眼鏡のレンズを新しい物にしたので、モニタの画面はかなり見やすくなった、でも、もしかするとそろそろ遠近両用以外に、もう一つ中近用の眼鏡が必要なのかも知れない。トシをとると色々なことを体験できるものだ。
眼鏡のレンズを入れ替えてもらう時間が約45分ほどで、その間に本郷三丁目のSoftBankに行って、これまで使っていた携帯のデータを消してもらい、ちょっとiPhoneの使い方を質問したが、「お答えできません」みたいな対応だった。本当にわかってないみたいで、やっぱりiPhoneは特殊なのだと思った。詳しい使い方はAppleに問い合わせるなり、ネットで調べるしかないということかな。
で、時間が余ったが、昼時で店はどこも混んでいるし、仕方がないので小さな神社?お稲荷さんみたいなところのベンチに座って、Livedoorの無線LANに接続してみた。メールアドレスに加えて@fonって入れるてやると見事に接続が出来た。もうスタジオにfonを入れて8ヶ月以上経っていて、何度かLet's noteやMacBookProでfonを探したけど全部ダメで、今日、iPhoneによって初めてfonの恩恵に浴した。
世の中には携帯を持ってない人もいるし、パソコンを持ってない人も沢山いるわけだが、いつでもインターネットが接続可能な場所にいると、出張や何かでネットとの関係が切れている状態がとても不安になる。僕の場合、TVはなくても暮らせるが、インターネット依存症なのかも知れない。iPhoneだって、どうしても必要というわけでもないのだが、これによって何がどうなるのかを知りたいと思っている。iPhoneは単なる携帯電話でもないし大容量のWalkmanというだけでもなくて、やっぱり誰かが言った「手のひらの中に未来がある」という感じなのだ。
SoftBankの孫社長が言うように、iPhoneがあれば出張先でもうパソコンが要らないということになるのかどうか、半分はその通りだけど、まだもう少し使い勝手が良くなる余地があるとも思う。「うわー、すごく賢い」と思うところと、「え?こんなことも出来ないの?」って思うことがたった一日の間に何回かあった。
おお!ニコン D90、いつだったかだいぶ前に「将来はこんな機種も出るのかも」と書いたことがあるけど、一眼レフで動画撮影可能という機種を出してきた。一眼レフのレンズを使って動画を撮ったらきれいだろうなあ。16mm映画程度のボケは確保できるわけだし、レンズもいっぱいあるからね。 2008.8.27
iPhoneの月額使用料二段階で値下げってのは、僕から見るとほとんど詐欺に近い。だって、Wifiに接続していない状況でSafariを立ち上げて、ちょっと見たら、もうほとんどフルに達するみたいなのだ。Wifiに接続していても、そんなの時々接続が切れたりもするわけで、一ヶ月間に一回や二回誤って3Gで接続はしてしまうだろうし、音声通話はするけどパケット通信は絶対に行わないっていう設定やスイッチでもあれば別だけど、多分、無理なんじゃないかな。だから、うだうだ考えずに、パケット定額フルで思い切り使った方が良いと思う。
それから、Mobile meも例えばMac同士とかWindowsなどのPCでのやりかたとiPhoneでのやり方はちょっと違っていて、Appleのサポートに電話して聞いてみたが、iPhoneでSafariを立ち上げて、その中のブックマークからmobile meメールというページにアクセスして、Safari上でメールの送受信は出来ないのだった。だから、iPhoneでメール環境とSafariのブックマークを同期も可能だけど、OTA(OnThe Air)でやることになり、僕が想像していたものとは違う。これもAppleはちょっとウソだ。サポートのお姉さんも「私も同じ事を感じましたが、出来ませんでした」と言っていた。
そういうあれこれを除いて、iPhone(touchもだけど)ってキーボードもないのに、慣れてくると、けっこううまいこと文章の入力もできるのだった。まあ、眼鏡も新しくなって近くを見るのが楽になったこともあり、いつも家で「Let's noteでCubeseを立ち上げて音楽をきいてしまうと、メールも何もできない」いう問題は解決しそうだ。
これで、iPhoneとMacやPCをUSBで接続して、エアーエッジみたいにパソコン側でインターネットに接続することが出来たら完璧なんだがなあ。
さて、今度の土曜日は一ヶ月ぶりの音楽喫茶DJ編で、今月はピピエコさんによる「一日丸ごと菅野録音Day」だ。なんだかんだで、僕らは菅野沖彦というスターにとてもとても沢山楽しませていただいた。オーディオラボのレコード群、そして日曜日の午後は「生演奏生放送のDENONライブコンサート」をエアチェックした人も多いことだろう。オーディオは今でも楽しいけど、あの頃のわけがわからない楽しさはまた格別で、例えれば、インターネットをやり始めてしばらく経った頃ぐらいのワクワク感があった。そんな風に楽しませていただいたことに感謝して、一年に一回ぐらいは菅野録音だけをきく日にと考えた。涼しくもなったことだし、皆さんどうぞお出かけ下さい。 2008.8.28
iPhoneとiPod touch で数独をやれる無料ソフトなんていうのがあった。二人の知人が数独にはまっているので、お知らせしたいが、このためにiPhoneやtouchを買うってほどのもんでもないかな。
しかし、雨がよく降る。午後、晴れ間があったので「ちょっと危ないなあ」と思いながら、秋葉原のソフマップまで買い物に行ったら外はザーザー降りだった。涼しくなるのは嬉しいけど、夏の日照時間が少ないと、いつぞやのように米がとれなくて困ることになるから、せめて9月は適当に晴れて欲しいものだ。
QUAD405-2でしばらくきいて、いくつかわかったことがある。音質でどっちをとるかときかれれば、僕はやっぱりSDサウンドなのだが、パワー的な余裕はQUADの100wが絶対優位だ。普通のお宅ならアイワンの出力50Wは充分だと思うけど、なにしろ僕のところはけっこう広いし、そこそこ大きな音も出すので、あとほんの少し余裕があればなあと思うことがある。くそー、真空管OTLで120Wぐらいのアンプが欲しい。一日に音楽をきく時間を半分にしてもいいから、音質と余裕を兼ね備えたパワーアンプで再生したい。
もちろん現状にかなり満足している。特に今年の前半でCDの再生がかなり向上したので、どうしてもLPじゃなくちゃっていう感じが薄れてきている。まあ、このところ、本当の意味でのアナログオーディオとデジタルオーディオが始まりつつあるわけで、「CDとかCDプレーヤーDVDプレーヤーなどだけがデジタル」ってわけではにないってことが、徐々に理解されてきているかな。オーディオマニアじゃない一般の人の方が享受しているよね。
iPhoneのパケット料金の話ですね、Wifiだけで接続したいのなら、iPod touchと携帯電話を別々に持った方が安全です。とにかくちょっと触ると、もしパケット定額フルじゃなかったら一ヶ月数十万円なのです。あの二段階制はまやかしもいいところだ。
携帯電話とiPod touchの二個体制なら、touchは薄くてすごく良い。そして、touchはiPodの仲間というよりiPhoneの仲間だから、機能や操作性もほぼ同じだ。指で画面をスクロールすると、ピューンって加速しながら動いて止まるところが妙に気持いい。あと、文字入力をするときに長押しするとルーペが出てきて、拡大してカーソルを好きなところに落とせるから、矢印キーが不要ってのは新鮮だった。
さて、今日は明日にそなえて、スタジオ内を片付けたり、掃除したり、明日のためのシフォンケーキを焼いたりの一日だ。菅野録音はどんな風に鳴るのだろう。もちろん僕も10枚ぐらいは持ってますけどね。
昨日、ダイナミックオーディオ5555の三階に行ったら、中古でものすごく大きくて安いスピーカーがあった。ジェネシス300ってやつで確か98万円だった。いやほんと、広い部屋を何室も持っているような境遇なら「おお安いね、買った」なんて言って鳴らしてみたいもんだ。ジェネシス300ってホントに大きくて、一緒に置いてあったAVALONのアイシスって小さいんだなあと思うほど大きかった。
お! CUBASE ST4.5だぜ。でもアクセス出来ない。明日は大事な日だし、大きなバージョンアップはするなってことだろうと解釈して、放置する。一週間も経てばちゃんとアクセスできるようになることだろう。 2008.8.30
さて、今日の音楽喫茶はどうなるかな。楽しみだ。ピピエコさん、よろしくお願いします。
ほぼ開店と同時にお客さんが、三人きてくれた。でも、いまのところそれだけだ。まあ、ちょっと少ない状態ってのもなかなかいい雰囲気なんだけど、営業的にはもうちょっとお客さんが来てくれないと辛い。
ひどい天気の中をきてくれたお客さんに感謝しつつ、終わってから一人でラベルのピアノコンチェルトをきいている。いつも第二楽章ばかりをきいているので、今日は始めから終わりまで、目一杯の大音量でかけている。昼間の喫茶は全編LPだったのだが、PCオーディオの方が良いと思うものがかなりあったので、パソコンによるCD再生もついにここまで到達したなあという印象だ。ラベルの第二楽章も、以前はもうすこし美しいだけだったのだが、今はしっかりした音になったのでききごたえが違う。 2008.8.30
そんなわけで、このところ僕の音はCDが大変に良く鳴っているので、アナログにもう少しがんばってもらわねばという感じで、こんなことは前代未聞の出来事だ。さあ、どうしたものか。もう一度、初心に戻ってKENWOODのKP1100からやり直した方いいのかも知れないと、そんなことを思わせるような、嬉し悲しい状態なのだ。しかし、まいったなあ。昨日も音楽喫茶が終わってから、最後まで残ってくれた人に特別大サービスで(今まで一度もやったことがないのだが)、音のきき比べをやった。LPとSACDとCDのきき比べをやらずにはいられないぐらいCDが良く鳴っている。やはりこれからはPCオーディオです。
MacBookProのキーボードをJISからUSに交換した。iBookと同じようなもんかと思っていたが、とんでもない、iBookとはまるで違うしっかりした構造で、キーボードそのものがとても薄いビス10個で固定されていた。MacBookProのキーボード交換をちょっと甘く見ていたなあ。まあ1時間もあればOKだろうと予想したが、3時間ぐらいかかった。と言っても最後の一時間半は、交換作業そのものというより、ペナペナのケーブルの突っ込み具合が問題だった。←(きったない黒いテープが貼ってあって、元々の状態がよくわからなかったんだ)
これもHDD交換と同じで一回やってみればどうってことないんだが、誰かに頼まれてもあまりやりたくないかもなあ。でも、次は本当に一時間で出来るな。まあとにかく、無事にUSキーボードへの交換が終わって良かった。ちょっと不自然なポジションに半分慣れつつあったので、今度は打ちやすすぎてとまどっている。とにかく、ポインタがとんでもないところへ行ってしまうことはなくなった。
今日は午前中に中華料理を習いに行って、久しぶりのの晴天だったから、バスには乗らずに一時間ほど歩き、スタジオに来てからはキーボード交換、そしてヨガとけっこう忙しかったから疲れて音楽をきく気になれない。梨でも食べて寝たい気分。 2008.8.31
いつもこのページを読んでくれている方々は、充分理解してくれていると思うのだが、オーディオってとにかく高価だから、僕としては出来るだけ普通の人でも買えるような機器でやっていきたいと考えている。
それとは別に、音楽喫茶なんかをやっていると、「あそこに行けば****がある」的なものも多少はあるといいかも知れない、なんてことも思う。その都度、あまり無理をせず、基本的にはそれほど大した機器は使わず、時々は「オッ」っていう感じの機器もあったりなんかする、たとえ短期間でもいいから、そんなことも含みつつやっていけたらと思う。
土曜日の音楽喫茶を一緒にきいていて(確かに電車にも乗って来て、コーヒー代もかかるわけですが)、つくづく贅沢だと思った。貴重なコレクションをDJがどんどんかけてくれるんだから、すごく楽だ。しかも場合によってはリクエストも受け付けてくれるなんて最高だ。この催しもちょうど一年ってところだから、今のところ音楽喫茶をやめるつもりはないけど、あまりにお客さんが少なければ継続する意味がないと判断してやめるわけで、もしそうなったら、一昨日の菅野録音Dayなんて多分どこに行ってもきくことは出来ないだろうと思う。 2008.9.1
この夏から秋は僕の中で何かが変化している。まあ、とりまく状況やその他もろもろは何も変化していないので、自分自身の心というか、気持の問題だ。ものごとをどうとらえるか、そしてどう行動するかの基本は心にあるわけで、何をするのかを決めるのは自分の気持次第だし、それによって結果は大きく変わるだろう。
いかん、ブラジルの元文化大臣が日本に来てコンサートをやるっていうのに、まだチケットを手に入れてない。三階席でもなんでもいいから手に入れなければ。
もう随分長い間、ターンテーブルはガラード401を使っていて、ほとんど不満を感じることなく使ってきた。ガラード401が来たのはまだ第一期のスタジオの頃だから、何年経つのだろう。と思って、自分のHPを調べてみたら、2005年の7月だから3年以上経っている。このガラードをやめるつもりはないのだが、このところCDの音が良くなって、ちょっとLPの音に不満を感じるようになった。
それで、半年から一年計画でアナログを見直そうと考えている。まず手始めに初心に戻ってKENWOODのKP1100を貸してもらって音を出してみようと思っている。1980年代に作られた国産アナログプレーヤーの中で、僕はKP1100を最も好ましいと思っているのだが、現在の状態で、あのKENWOODからはどのような音がきけるのだろう。ちょっと興味がある。そして、その間にガラード401を一度メンテに出してもいいと思う。
あまり大きいプレーヤーはダメで、それほど特殊でもないってことになると、いつも書いているように、ガラードとトーレンス124は良い大きさだしとても使いやすい。そして、この二台を使ってみると、この二台以降のターンテーブルが何を目指してきたのかがよくわかる。
まあ、とにかくやってみよう。結局何もかわらないのかも知れないけど、意識を持って見直すと機器もそれなりに応えてくれたりするものさ。やっぱり愛情がなくちゃね。
とは言うものの、暑さがぶり返したのでやる気も減退する。まあボチボチやっていきましょう。 2008.9.2
iPhoneにしてから一週間以上経った。一番良いことは、なにしろ1台でOKということだ。携帯電話、eメール、インターネットを見る、スケジュール管理、それほど使わないけどiPod、などが1台で済み、親のMacBookProのiCal(カレンダーソフト)と完全にシンクロして、親を更新してもiPhoneを更新しても全部15分ぐらいで(もちろん無線Over The Airってやつだ)シンクロして同じ内容になることがすごいと思う。
コピー&ペーストが出来るようになって欲しいとか、アンドゥが出来たらいいのに、iPodの音を無線で飛ばしてAirMacExpressで受けられればいいのに、なんてことも思うのだが、まあ、とにかく、携帯の電波さえ届けば、どこでもメールの送受信が出来て、インターネットを見ることが出来て、普段使っているMacとも連動するというのはなかなかすごいことだと思う。
9月7日は今のところ、パーティの予約ゼロだ。魚を買う必要があるから、当日になってからの申し込みは受け付けられないので、予約がなければ内輪のパーティにするしかない。
理由はわからないのだが、プレクスターのCDドライブはMacで使えば何も問題がないのだけど、WindowsXPだとノイズが出ることがある。再起動して(つまり二回Windowsで立ち上げて)直る場合もあるし、三回やってもダメな場合もでてきて、なんなんだろうなあと思っている。それから、トレーの開閉はキーボードのイジェクトボタンで行うのだが、プレクスターのCDドライブは開くけど閉まらない。プレクスターのCDドライブはMacでの動作を保証していないのだが、Macでなら開くし閉じるけれど、Windowsだと開くが閉じない。一緒に使っているパイオニアのDVDドライブはWindowsでもMacでも開くし閉じる。
パソコンで音楽を楽しむってことは、こんなことと付き合わなければならない。ちょっと面倒かも知れないけど、良いことも沢山ある。
良いことって何かって? それはCDが過去最高の音で鳴り、すべての面でとは言わないけど、かなりの割合でLPを超えているということだ。おかげで、これまでずっと安泰だったLPの再生に何かテコ入れをしなければならないという状態になってしまった。
自宅で使っているマッキーのONYX SATELLITEの音が歪む。最初は、Let's noteのCDドライブがおかしいのかと思ったが、MacBookProを持って行ってつないでも歪む。仕方がないので、今度はマッキーをスタジオに運んで音を出してみると、歪んでいるのはマッキーだった。軽量だからつい疑ってごめん、Let's note。それで、Let's noteもスタジオに持ってきてFF400と接続して音を出すと、これはかなり良い。まあ、Let's noteにはCUBASE ESSENTIAL4をインストールをしてあるので、さすがに音はかなりのものだ。
しかし、困ったねこのマッキーは、修理に出したりするのが面倒になってきた。Firewire接続で、ASIOも使えて、音はいいんだけどね。 2008.9.4
プレクスターのCDドライブもちゃんと音が出なかったりするし、何なんだろうなあ。まともに動いてるのはさすがにLenovoとLet's noteで、こりゃまあ当然と言えば当然か、なんて思っているわけだ。そんな最中、誤ってCUBASEのプロダクトキー(USBメモリみたいな物で、これを差さないとCUBASEは立ち上がらない)を、CUBASE起動中に引っこ抜いてしまい、強制的にシャットダウンをしたら、どうもWindowsそのものが不調になったので、MacProのWindowsXPを再インストールしてみた。
そういうわけで、CUBASEも再インストールなので、今回はRamDiskってやつにインストールしてみた。まあちょっとスッキリした音かな。なんだかんだで実に面倒で、それがパソコンのオーディオだ。面倒と言えば半田付けも木工も面倒なわけだから、別の種類の面倒を要求されるのがパソコンのオーディオで、適当なWindows専用機でやるか、Macでやっていた方が楽だと思う。ファンレスで1394の端子があって、PCスロットもあって、メモリを2GB積めるってなノートパソコンがあれば良いだけだが、これが意外にない。
OSのインストールとCUBASEのインストールとアップデートで数時間を要し、今は何とかプレクスターもノイズは出ずに動いているので、やれやれってやつだ。でもこの平穏がいつまで続くかはわからない。MacのOS Xは、そうとうひどいことやっても3年5年OKなんだけどね。 2008.9.4
RamDiskは去年も使っていたけど、さすがに今回はクロックも入っているし、部屋の状態も変化しているので、以前より効果がわかりやすい。RamDisk上にCUBASEをインストールするのが絶対的に良いのかどうか、良いと思う気持が65%、そうでもないと思う気持が35%ってところだろうか。RamDiskの方がスッキリ、解像度上がる、空間感多し、でも当然そうなると音の濃さみたいなものはやや薄れるわけだから、100%肯定というわけでもない。
まあ、RamDiskTweakerは2000円ぐらいのアプリケーションだし、試してみるのは悪くないと思う。イヤならもう一回CUBASEをHDDに再インストールすればいいんだし、手間はかかるが取り返しがつかないってわけでもない。僕は、65%肯定しているので、このままいこうかなと思っている。
そして今日は、午前中にシフォンケーキを三個焼き、冷ましている間にアナログの調整をやっている。何はともあれ、プレーヤーを台から下ろして、アームのまわりの清掃を行う。ホコリがついているのはいけません。そして、各部接点の清掃をして元に戻し、再び水平をとる。
そして、スタイラスクリーナーで針先を掃除して、針圧を確認し、音を出してみる。古楽器のレコード、今日はオワゾリールのハイドンのチェロコンチェルトなんかをかけてみると、わずかに神経に障る音が出る。元々ちょっとはイガイガした音が出るレコードだけど、これはほんのわずか調整不足だと判断して、アームの高さを0.5mmほど高くしてみた。もうグラハムエンジニアリングのアームはZYXの最新カートリッジ専用と決めたので、とにかくこの組み合わせで追い込む。この0.5mmはけっこうきいて、音が滑らかになる。じゃあ、もう0.25mmほど上げてみよう、というようなことを繰り返して最適ポイントを探すわけだ。
僕がこのアームを気に入っている理由の一つに高さ調節のしやすさと、再現性の良さがある。高さをあれこれ、しかも微妙に変えていて、「やりすぎた、さっきの方が良かったぞ」なんて思ったときに、スムーズに戻せることが大変良い。
横のネジ(インチの六角なのでご注意!)を緩めて、ローレットを切ってあるノブを回すとアームが上下するのだが、目盛りがついているので何ミリぐらい変えたかがわかりやすく、戻すこともやりやすいわけだ。
半年も使っていると、徐々に状態が変化してくるので、時々は気合いを入れて調整してみたほうが良い。先日の菅野録音ディの時に、喫茶終了後(かなりイレギュラーな行為だったのだが)、2タイトル、LPとSACDとCDを比較試聴というミニ戯れる会をやってみて、LPはもっと良い音、つまりCDもSACDも寄せ付けないようなすごい説得力のある音が出るはずだと思ったので、今週はアナログプレーヤー再調整が課題だった。ところが、XPがへんなことになってしまったので、そちらに時間をとられてしまい、アナログプレーヤーの調整が出来ずにいた。もちろん仕事もあるし、オーディオのことだけやってれば良いわけではなく、しかも、アナログの調整ってダラダラやるようなものではなく、集中して二時間〜三時間ほどを費やすことになるので、やっと今日になって気持と時間がうまくバランスした。
僕が考えているLPの良さというのは、強くてしなやかでのびやかで、瞬発力があって、存在感のあるサウンドなんだけど、現状ではここらがベストかなというところまできたと思う。いや、久しぶりにこれぞアナログって感じの音になりました。というわけで、ノイさんこっちの準備はほぼ完了です。 20008.9.5
この秋は写真を撮りたい気分。作品もつくりたいし、撮影の仕事も沢山やりたい。
昨日やっと、ジルベルト・ジルのチケットを予約した。遅くなってしまったもんだから、一階席はもう無くて、二階席だって。このコンサートはちょっと珍しくて、撮影が自由なのだ。さすが元文化大臣は考えることが違うね。自由に撮影してHPやBlogなどに掲載OKなのだ。バンドの名前もブロードバンドみたいなもんなんじゃなかったかな。よし、コンパクトデジカメを持って行って、動画を撮ろう。そのためにニコンの新型一眼レフを買うわけにもいきませんし。
山本さま
HP拝見しました。 グラハムはピンポイントにはまったようでうれしいです。
今回はモノが90%くらいになりますから ダイナベクタの方もよろしくお願いしますーあれまあ、そうだったのか、僕は逆ぐらいの割合だと思っていたのだが、しゃーない。じゃあ、今日はもう一発気合いを入れてダイナベクターのアーム+音のエジソンのカートリッジもベストな音が出るように調整しておきましょう。午後はあるところへ料理を習いに行くので、午前中にやっつけてしまおう。
MacProにWindowsXPを再インストールしてみたたが、やはりプレクスターのCDドライブは音が途切れることがある。で、再起動してやると直る。いったん正常に動作したらずっとOKだから、電源きらないでおきたいぐらいだけど、XPはちゃんとスリープしてくれないからそうもいかない。MacOSでだと、常に正常動作しているので、このMacPro+WindowsXP+プレクスターのCDドライブという条件で起きている問題だ。そうなると、もう1台プレクスターを買ってみて、交換してみるかってことになるが、その前にプレクスターのファームウエアを調べてみてからにしよう。このように面倒なPCオーディオであるが、LPをおびやかすような表現をしてくるのでやめられない。今更クロックも入らないような新しいCDプレーヤーは買えません。
二回やってみてわかったのだが、RockDayはオーディオ愛好者というよりは、レコード収集家みたいな感じのお客さんが多いので、ここではあまり宣伝もしてなかったけど、明日の第三回RockDayはビートルズ特集です。三時間弱を二回の入れ替え制ですから、第一回の時みたいに、三時半に来たけどお客さんがいっぱいで入れない、なんてことはない予定です。大雨が降ってガラガラかも知れないし、そのあたりはやってみないとわからない。パーティは相変わらず予約ゼロだから、今日中に予約がなければ、料理隊+DJ+僕の四人で会食です。それもいいかも。
iPodは初代のやつと、その後の15GBのを買ったことがあるんだけど、このところずっと、iPodでは音楽をきいていなかった。でも、iPhoneにしてからは、ちょっと変化した。だって、携帯電話をiPodを同時に持ってるわけだから、ヘッドフォンがあれば音楽をきくことができる。これまでの携帯電話でも音楽はきけたけど、それをやる気は起きなかった。iPhoneだとiTunesと連動しているから、その点が便利だ。僕は耳のカタチが悪いらしく、インナーイヤー型はどうも具合が悪い。そんなわけで、カナル型のイヤホンなんてのも使ってみたいなあと思ったりする。 2008.9.6
5月からだから、戯れる会も新年度に入って4ヶ月たち、会員数は68人になった、残りの期間でもう少し増えるかも知れないが、4月にまた少し減る。Six inches forward and five inches back ってやつか? それじゃ残った人に失礼ですね。ここ数年の傾向として、とにかく地方の人が増えている。例会には一年に一回ぐらいでも参加できれば、一応あんな音出してるのかってことはわかるわけで、あとは自宅の近所、クルマで一時間程度のところに会員を見つけられればしめたもので、そんな交流が始まれば、オーディオ生活はとても楽しいものになる。
音楽喫茶などに来てみれば、音はきけるわけだし、地方のご近所さんと知り合えばあとはやめちゃってもいいようなもんだけど、それなりに会員でいると良いことがあるらしく、継続して会員でいる人の方が断然多いので徐々にではあるが会員は増えている。
さて、今日は午前10時にスタジオにやってきてもち米を洗って水にひたした。昼頃までに、あの驚くほど高価な国産のささげを煮て、冷ましておいて、その煮汁で米に色をつけて赤飯になる、これをやっておかないと夜食べることは出来ない、大した手間ではないが断続的に手がかかる。こんな風だから、もう主婦はまともな料理をやらなくなっているわけだ。その前に結婚しなくなっているから、主婦も少ないか。
田中きみおさんのBlogによると、ニコン以外のメーカーからも一眼レフで動画撮影可能な機種が発売されるそうな。キヤノンも早く出してくれ。5Dも早く出してくれ。まさか5Dに動画撮影機能は搭載されないよなあ。うーん、でもそういう時代だなあ。パソコンで音楽をきき、一眼レフで動画を撮影する。こちらもせいぜい頭をやわらかくして備えましょう。
写真撮ってるけど、音楽喫茶もやってて、文も書いていて料理も教えたりしているって言うと、「どれが本業か」とか、「よくわからない」とか、どうせどれも大したことないんだろうとか思われることが多い。みんな「****ひと筋」ってのが好きだからね。こっちもわかりにくいことをやってるかも知れないが、わからないのは僕だけのせいなんでしょうかね。よくわかりません。
この秋からは、料理が水平飛行に入り、そちらに注いでいた意識が他にまわせるようになったみたい。
さてと第三回RockDayの始まり、やっぱりお客さんの層が違う。なにしろ、15分以上前から並んで待っている。もし、mixiとかに告知を出したら、きっともっと沢山のお客さんが来て、列が出来るかも知れない。
Beatlesも最高だったし、その後の料理もすごくおいしかった。ノイさん、手伝ってくれたピピエコさん、ありがとうございました。あれだけの人数でしかきけなかったのはちょっと残念ですから、Beatles特集は来年もまたやりましょう。一回やったから、これでおしまいじゃもったいない。またよろしくお願いします。
オークションでBeatlesのモノラル盤が10万円とかで落札されているのは知っているけど、音はきいたことがないわけで、しかも厳選した盤を集めて持ってきてくれているわけだから、そういうLPをきくことができて今日はすごく良かった。 2008.9.7
朝からずっと料理の準備や喫茶の準備、開店からは飲み物を作ったり一緒にきいたりして、終わってからはDJのノイさんと手伝ってくれたピピエコさんを交えて一緒に食事をして、ちょっと疲れたから、夜中の0時の今は、心がなごむ音楽を一人できいている。ブルース・スタークの「ドリームソング」だったかな。一日、楽しかったけど、忙しかったり、それなりに緊張したり、堪能しすぎたり、そんなこんなを反芻しつつ、月曜日に発売されるオーディオベーシック誌が届いたので、目を通したりして、そろそろ家に帰らなくちゃと思っている。
昨日はちょっと密度が濃かったし、だから今日はちょっと休養日。
9月のこの週は、なんとなくあれこれ新製品の発表がありそうな気配で、「まったく、さっさとお出し」っていう気分。 2008.9.8
ほとんどデッドストックに近くて、時々回していてくれてありがとうと言いたくなるような、とっても状態の良いKP9010がきた。今現在売れる台数を考えると、こんなものを今作ったら、きっと50万ぐらいになってしまうのだろう。多分、それでもそう大した台数は売れないだろうから、復刻もできない。
きいてみて、ガラードより音が良かったらどうしよう。真面目なはなし、きき比べなければわかりませんから、今度の例会にでも同じカートリッジを何種類か用意して、ガラード401+ダイナベクターDV507と比較してみましょう。そうだ、ダイナベクターのあのごついカートリッジを使って比較試聴をしよう。
セットしてきいてみると、やっぱりKENWOOD KP9010の音は大変SNが良い。スタジオK'sを作る前に自宅で使っていたKP1100、そしてスケルトンにして使っていた物が2台だから、僕の所にやってきたKENWOODはこれで4台目になる。いつも書くけど、STUDIETTOもDDだったし、僕はDDを否定していない。大きくて重たいプレーヤーをあまり好んでいないのは確かで、ヤマハのGT2000になると「ちょっと存在感ありすぎ」だと思うから、それ以上大きいタイプはどうもダメで、KENWOODにしても、もう一回りコンパクトだったらもっと好きになると思う。
これが、ガラード401とどう違うのか、そのあたりを、あらためてきいてみたいと思う。
なんて思いつつ、料理教室が終わってから、片付けをして、その後でLPをききはじめたら止まらなくなった。KPの音って、ちょっとクールでシャープなのだ、でも、ぜんぜん悪い感じじゃない。アナログらしさはあるのだが、言い方はヘンだけど、CD的な感じとでも言おうか、曖昧さのない音で新鮮そのものなのだった。やはり、国産のプレーヤーの中で僕が最も好んでいるのはKP1100と9010であることは変わりがない。皆さんもご存じの通り、この10年間で色々なプレーヤーを使ってきているのだが、僕はKPを使っているとLPに手が伸びる、これはまぎれもない事実で、こんな風に夜中の三時になってしまうわけだ。 2008.9.10 午前三時
なーんだ、iPodシリーズしか出ないのかあ。噂のタッチパネル式のMacBookは出ないのだろうか。
KP9010は一ヶ月ということで貸してもらったので、その期間内であれこれ試してみるつもりだ。昨日から今朝にかけてきいた感じでは、ライラのカートリッジみたいな音のプレーヤーだなと思う。そして、やっぱりクラウンじゃなくて、コロナ的な感じが良い。そして、すごく不思議なんだけど、KPがあると僕はPopsやRockのLPをかける。iTunesで音楽をきくみたいな感覚で、ちょっと気楽な音楽を片面アタマからかけ、終わると自動的にアームが上がるから、あれこれやりながらでもLPをかけ続ける。これはかつてスケルトンのKPを使っていた時も同じパターンで、300円で買ってきたLPをいつもかけていた。
そんなわけで、昨日からはキャプテン&テニールとか、ライ・クーダーとかをかけ続け、面白いことに、KPがないと、僕はヴィヴァルディばかりきくことになる。
KPでの音は、ガラード401+グラハム+ZYX 4Dの音とはかなり違う。そりゃ、プレーヤーだけじゃなくてアームもカートリッジもケーブルも違うわけだから、かなりな違いがあって当然だ。しかもグラハムは先週二〜三時間かけて全精力を注いで調整したばかりだから、何て言うんだろう、大人度が違う。グラハムのアームだって、もう一年ほどになるはずだから、落ち着きってものが違う。そのあたりも含めて、今度の例会できいてもらおうかなと思ったりしている。せめてシェルに付いたZYXのカートリッジがあれば面白いんだけどね。
さあ、ソニーからもフルサイズのデジタル一眼レフが発表されたことだし、キヤノンもさっさと発表してくれよな。
KP-9010には、SAEC C-1がベストマッチかも。これはすごい。そしてKPはとにかくSNの良さが素晴らしい。ここ数年、味わい深いが、ややSNには欠けるタイプのレコードプレーヤーを使ってきているので、この静かな感じは久しぶりで、そこがやけに快い。 2008.9.10
iPhoneにしてから、僕はiPodを使うようになった。携帯とiPodの二つを持たなくても良いのなら使うか、って感じの変化だ。で、しばらくiPodを使っていてわかったのだが、普通に再生していると僕は「ソニック・ナース」とプラシーボの「Meds」しかきかないのだった。つまり、自分では常にそれらを選ぶわけだ。とにかく超ワンパターンになるので、iPodはシャッフルで再生することにした。それで、うまいことバッハのチェロの後にショスタコーヴィチのピアノなんかが出てくると、「ナイス」みたいなことを思う。
昨日バージョンアップしたばかりの、新しいiTunes8は自動プレイリスト作成機能がついたのだが、これを使うと、「ナイスな選曲、ブラボーの組み合わせ」になるのだろうか? 一応ONにしてある。
料理への意識はほぼ水平飛行に入っているので、道具をあれこれ買って試すのも最終段階って感じになってきた。結局、この数ヶ月でフードプロセッサーを4台買い、最終的には二台を残すことになりそう。それぞれ微妙に違うから、オーディオ機器と同じで、実際に使ってみないとわからないのです。で、半分ぐらいは偶然も関係しているのだが、当初残そうと思っていた物とは違う二台が残留する結果になった。オーディオ機器も、これはもう要らないなと考えて、誰かのところに行ったけど結局戻ってきたりとか、長い間にはそんなことがけっこうあって、いろいろに変化してゆくことを楽しみ、受け入れている。
ジルベルト・ジルのライブに行ってきた。お客が100人以上のライブに行くのはいつ以来だろう? アドリアーナ・カルカニョット以来だろうか。ピンクボンゴのライブに行った時は100人ぐらいいたかもなあ。あれは春頃だったかな。とにかく年にそう何回もはない。で、またカルカニョットの時と同じように、渡辺亨さんに会った。彼は僕の10倍か20倍ぐらいライブに行っていて、その中の一つで僕と出会うのだろう。
IXY D 2000IS 手ぶれ補正はとても有効だ
ノリの良いライブで、二曲目ぐらいから、立ち上がって踊っていた人が沢山いて、僕も似たようなもんかな。まだちょっと荒削りな感じもするけど、太いうねりを感じさせる、いいバンドだった。 2008.9.11 ああ、この日だ
どうもこの急に涼しくなるのには弱くて、昨夜ジルベルト・ジルのコンサートから戻り、HPに画像をアップロードした直後、ドッと疲れて厨房の隅で横になり、気がついたら0時半で、その次に気がついたら二時半だった。今も頭が重く、風邪の症状に似ているがこれは風邪ではなく、軽い自律神経失調で、本格的に寒くなれば直る。これは20才ぐらいからずっとそうで、それ以前はなかったけど、その代わり一年中不調だった。
EOS 5Dの後継機は巷の噂だと2400万画素で、動画モードも付いているなんてことになってるけど、本当だろうか? いずれにせよあと一週間ぐらいで発表かな。三年使えるデジタルカメラが少ないというのも、幸福なのか不幸なのかよくわからない気がする。幸福すぎて不幸なんだなきっと。
ジルベルト・ジルのチケットは電話で予約をした。代金はラティーナに振り込んだのだが、当日券売り場に振り込んだ記録を出してチケットと交換するという方法だった。で、どうしようかなと思ったのだが、振り込みはジャパンネット銀行から振り込んだので、受付でiPhoneからJNBにアクセスして、取引明細のページを受付の人に見せると、「なるほど、便利な時代なんですね」と言っていた。
月曜日にiPod用にインナーイヤー型のイヤホンを買った。PHILIPSの1万円弱のやつだ。でも、どうも僕は左耳のカタチが悪いらしく、すごい低音が出たかと思うとスカスカの音になったり、要するにフィットしていないのだ。もちろん、付属のイヤパッドS・M・Lは全部試してみた。それで、しょうがないから、もう一度ダイナミックオーディオ5555の一階に行って相談し、別のメーカーの交換用パッドで合いそうなのを試させてもらったら、かなり良かったので、それを買ってきた。それでも左耳はほんの少し不安定だが、とにかく音はメチャクチャ良くなった。低音なんてズズーンって感じで、クラシックもOKだし、これは楽しめそうだ。僕はその昔、Walkmanが発売される前、ソニーのTC-D5(正確にはM)を持ち歩いて音楽をきいていた。それに比べると、なんと手軽で軽量に良い音が持ち運べるようになったのだろうと思う。
しかし、iPodって、それだけできいてるとけっこう音は良いのだが、アンプに接続してスピーカーから音を出すと、不満が出るのは何故だろう。 2008.9.12
今日の午後は戯れる会の例会。7人の参加者だから、ちょっと少なめで色々余裕をもって楽しめそう。午前中に来て、掃除をしたり、片付けたり。一時間前にはプリアンプのスイッチを入れ、30分前にはパワーアンプのスイッチを入れる(なにしろ暑いからね)。
いろいろなソフトを持ち寄ってきいたり、機器の試聴をしたり、ルームアコースティックの実験をしたり、一対一だと意見が分かれたときなんかケンカするしかないわけだけど、例えば今日みたいに僕も含めて8人いれば、けっこう意見が割れたりもして、さすがに長い間これを繰り返すと色々なことが見えてくるから、かなり科学的な方法だと思う。戯れる会例会に参加し続けるともちろん友人は増えるけど、それ以上に、自分のことがよくわかる。誰もウソはついていなくて、イヤなものはイヤ、好きなものは好きと言う中で、色々な感覚を持つ他人を認め、自分も認めるということをやっている。
そして、良いと思った物は何度も確かめる。 2008.9.13
昨日の戯れる会例会も大変楽しかった。例会でローリングストーンズがかかったのは初めてだったけど、LP三種類(初期オリジナルから最新重量盤?まで)、CD、SACDときき比べてるわけだから、巷での評価とは別の何かが得られることは確かだ。その点、ジェニファー・ウオーンズの「WELL」とか、LPも多分一種類しかないから、CD、SACD、LPの三種類ってあたりがすべてで平和かも知れない。
本当はZYXの同じカートリッジをつけてきいてみたいところだけれど、KP9010の特徴もよく理解してもらえたと思う。歌声なんかだとガラード401+グラハム+ZYXの圧勝なんだけど、フュージョンとかの歯切れの良い音楽だったらKPの方が断然良い。
最後にAirMacExpressで音を出してみたら、これがやけに受けて、もちろん音は普通なんだけど、これでいいやと思ってしまえばこれでも良くて、そこから先のことをやってるのがオーディオ愛好者なわけですが、手軽で安く便利に音楽を楽しむ手だても知っておいて悪いことはないと思う。
さて、本日はこれから撮影。
このHPを読んでいるだけの人にはわからないだろうと思うけど、戯れる会の例会ってホントに面白い。そうでもなければ、毎月毎月多いときは10数人も集まって5年も6年もやり続けるなんて無理だ。ソフトの持ち寄り、機器の比較試聴、自作派の作品をきくこともあるし、PC関連でアプリケーションを試したりもする。高い機器もあるけど、NuForceのiconを持ってくる人もいるし、AirMacExpressもきいている。みんな好みはバラバラで、それぞれだ。
そんなこともあるので、あまりに能率が低いスピーカーは使いたくないと思う。だから、JBL L-65は良い線だ。30cmウーハーのバスレフとしては、かなり低音が出ている方だと思うけど、これでサブ・ウーハーがつけられれば文句なしだ。 2008.9.15
現行製品のプリアンプで僕が一番いいなと思ってるのは、LINNのクライマックスコントロールだ。何度か自分のところでもきいているし、よそのお宅、数件でも音はきいている。LINNの製品は実に頑固で、しゃもじみたいなリモコンは細かいボタンが多すぎて、慣れないとかえって不便だし、本体には回すタイプのボリュウムノブは存在しないから、使いにくい面もある。でも、クライマックスコントロールはミュートが付いているので、電話がかかってきてサッと音量を落としたいなんて時は、とにかくミュートを押せばOKだし、音量も確か各ライン毎に記憶していて、使い勝手はとても良い。
ヒサシが出っ張っていて、しかも薄いので、ケーブルの差し替えはやりにくい。つまり、そう頻繁にケーブルの差し替えなんかしないで欲しいという考えなのだろう。ケーブルの差し替えはやりにくいが、上から見たときにケーブルの端子が見えないから大変スタイリッシュだ。
そのクライマックスコントロールが新しくSEになるそうで、バージョンアップは40万円ほどらしい。音に関してはきいてみてないからわからない。
SS誌のレコード演奏家訪問に登場する半分ぐらいは、何となくだけど、「でっかいスピーカーと豪華な家具のお宅」みたいな印象があって、今回の川崎さんちみたいな、普通のリビングルームって少ないと思う。偶然なのだが、おそらくSS誌の取材とほぼ同時期に僕も川崎邸の音をきかせていただいていて(取材されていたなんて全然知らなかった)、その時の自分なりの感想とレコード演奏家訪問の内容を読んで、二倍楽しめた感じ。 2008.9.15
私も買っちゃいました。やっぱり音は最高ですね! というメールがきた。これが、けっこう意外な人なのでした。
「じゃあ、弟弟子にしてあげましょう」
「山本さんの弟子でいいですよ」
「いや、僕の方が先だから、兄弟子と弟弟子」
「師匠は誰ですか?」
「そりゃ、JBLです」アルミボディのMacBookが出るって? 思い切った価格設定だって? ホントかな。最近、MacBookProを使ってる時に、トラックパッドの上で人差し指と中指を広げて「そうか、拡大しないんだった」って思うわけで、そういう機能も当然付いて、やっぱり10万円以下でMacBookが出てくれば、音楽用に買ってもいいんじゃないなんて色々な人にすすめられる。
田中希美男さんのBlogによると、EOS 40Dと50Dはスペックはほとんど変わらないけど、ものすごく良くなっているそうな。多分僕がずっと文句を言ってる液晶の解像度とか色とか、そういうものが全部改善されているんだろう。せめて液晶モニタぐらいは最初からちゃんとしたもので出せよな、キヤノン。
1DSの液晶 思い出したくもない 写真撮った後、見ると不安になった。
10Dと20D、kiss Dn & Dx はみんなまともな液晶だったので、安心していたら
40D 久々にひどい液晶 やたら青くて、解像度が低いからピントの確認ができない でかいだけ。
で、新しく出ると噂されている5D後継機は液晶も含めてどうなのだろう。L-65は最低 二種類あるようで、上の写真の物と、僕が使っている物ではタイプが異なる。 2008.9.17
ほらね、ちがうでしょ。
ありゃりゃ、キヤノンEOS 5Dのことを掲載したもんだから、みんながドッとアクセスして、新藤さんのサイトがパンクしたんだろうか?
EOS 5DIIは電池が変更されたから、また電池を二種類持たなくてはいけないけど、大体予想通りのスペックで、そんでもってハイビジョンの動画撮影機能付きかあ、なるほど、こいつはしかるべき時期に(36回払いで)いくしかないかも。今のデジタル一眼レフって二年か三年しかもたないから、ほとんどリースみたいな感じだ。どうせフィルムと現像代は不要なんだし、銀塩時代に毎月何万円も堀内カラーに払っていたことを考えれば、タダ同然ってことにもなる。
新型の5Dが25万円ぐらいだったら、そして細かな部分での完成度が高ければ、1D系のでかいタイプは使いたくないし、やっとまともなフルサイズってことになるから嬉しい、なじんだ感覚でレンズを使えるようになる。
カメラの問題ってやっぱり大きい。オーディオにおける機器と同じかそれ以上に、カメラによって、撮る写真撮れる写真が影響される。 2008.9.17
あ〜あ、どうやらプロジェクターが故障したらしい。修理だなこりゃ。故障かどうかを見極めるのに二時間以上かかった。なんだかんだで4年使っているから、まあしょうがないか。買ってすぐに一回故障して、それ以来ずっと快調だったのだが、ここで直しておけば、もう数年はつかえることだろう。というわけで、WiiFitもやれない。Macで使っているモニタじゃWiiは使えないしなあ、最近の色々な入力を持っているモニタなら良いんだろうけどね。ああ、疲れた。
ホントに昨夜は疲労した。プロジェクター下ろして、MacBookProと接続してみてダメで、さらに物置の奥の方からケーブルを探して、Let's noteとプロジェクターを接続してみたら(つまりアナログ接続ってこと)、やっぱりおかしいので、ここでやっぱりプロジェクターの問題判断した。もちろんプロジェクターを買い替えるなんてことは出来ないので、さっさと修理に出すしかない。
プロジェクターの有償修理って初めてだけど、うんと高いのだろうか? ランプ交換とかだと高そうだから、ホントはノーマルモードでWiiFitなんかやっちゃいけないのかもね。この5月以来はWiiFitでけっこう使ったけど、それまでの僕は一年間に100時間も見ていないと思う。WiiFitをやるには、Wii本体をONにして、プロジェクターのスイッチを入れて、ソニーのAVアンプのスイッチを入れて、プリアンプの入力を切り替えてだから、ちょっと面倒だ。
オーディオのことでやってみたいことがいくつかあるのだが、プロジェクター不調のため、順延だ。まあ、しょうがない。
遊びっぽくやっているというか、遊びのように見せているので、なかなかわかってもらいにくいのだが、僕は仕事も遊びも全部ギリギリのところでやっている。身を守るために、少しその基準をシフトさせなければならないのかも知れない。などと、最近考えている。 2008.9.18
この秋は何かを変えよう。何が出来るかはわからないが、とにかく新たな動きを開始しよう。
L65ですが、ネットで調べたところ以下の種類があることが分かりました。
1)L65 Jubal (’74年頃発売)ユニット構成 ウーハー126A、ミッドレンジLE5-5、ツィーター077
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/l65jubal.html
2)L65 A ('78年頃発売)122A、LE5-5orLE5-6、077
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/l65a.html
3)L65 B ('80年以降?)129H、LE5-?、077
私が今回購入したのが1)のタイプで初期型、山本さんのは2)のタイプと思われます。
シリアルナンバーの後にAと刻印されていればAタイプということになるようです。
ウーハーはどちらもアルニコですが、若干構造が違うようです。それぞれバッフル面の
レイアウトが結構違っていて面白いですね。SP端子の形状も違いますが、どちらにして
も細いケーブルでないと装着できないなど不便です。
3)は発売時期が80年以降と思われます。ウーハーがフェライト磁石となったようですが、
製造した数が少ないのか一度も見たことがありません。希少なモデルのようです。確かに僕のL-65はシリアルの後にAがついているので、2)のアルニコのタイプらしい。
先ほどプロジェクターを修理に出した。今はDLPも無くなっていて、ほとんど液晶になっているのかな。そんな関係で、熱も音もあまり出ないみたいだ。僕が使っている三菱のLVP-D2010は当時としてはかなり静かな方だと思うけどこれが23dbで、同じ三菱のものも今は19dbぐらいになっているから、そのあたりも進化しているようだ。画像はわからないけど、とにかく今の物より大きくなると設置できないし、2010にはまったく不満がないから、これを使い続けるつもりだ。
この6月頃から、シフォンケーキの失敗がなくなった。以前も書いたけど、それまではずっと10個に1個ぐらいの割合で失敗していた。「まったく同じ分量でまったく同じ手順、同じ気持で作っているのにどうしてだろうか」と長い間疑問だった。危ないのでいつも余分に玉子を買っていたのだが、ここ数ヶ月はその心配がなくなった。失敗するならもっと沢山失敗すれば別の方法を考えるわけだが、なまじ10個に1個ぐらいだったので始末が悪い。そんな状態が一年半以上続き、数ヶ月前に本気であれこれ試して検討した結果、今はほとんど100%OKかな、とにかくこの夏前から夏の間、失敗ゼロというところまできた。
結局ここにたどりつくのに二年かかったってことになる。最初から誰かが、今僕がやっている方法を教えてくれればこんな苦労はしなかったことだろう。教わるのはいいことだ。素地があればあるだけ自分のものになる。それはともかく、一応失敗しないところまできたので、僕の中のシフォンケーキ作りは一段落だ。
シフォンケーキを作るというのは、難しいのかな。本気でお菓子作りをやっている人から見れば、そう大したことはないものだろう。それはよくわかる。もっともっと難しいお菓子づくりは沢山あって、とてもじゃないが、僕はパテシエにはなれない。パテシエでやっていくというのは「お坊さんになる」というのと同じぐらいの覚悟が必要だ。でも、ちょっとお菓子作りが好きというような立場からすると、シフォンケーキを作るというのはけっこうな難関かも知れない。ある程度の技術がないと出来ないから、バタフライで250m連続で泳ぐぐらいの難しさだろうか。
さて、銀座に行ってマリアージュ・フレールでお茶を買って(喫茶用)、ロクシタンのハンドソープ(これもお客様用)を買ってこよう。
そして夜は「セビリアの理髪師」のLPをきいた。いつも最高に楽しい。そして、キース・ジャレットの「ステアケース」と「マイソング」、KP9010があると僕はLPをよくきくようになる。 2008.9.19
キヤノンから郵便物が届いたので、見てみると50Dのカタログだった。5DIIのパンフもあったけど、さすがにこちらはそう大した物ではなくて、あとは5DIIの発表会のお知らせだった。なるほどって感じで50Dのことがよくわかってきた。40Dと50Dはかなり違う。そして、今のデジタル一眼レフは、多機能でわけがわからない留守番電話なみに色々なことができて、色々な設定が選べるようになっている。2/3ぐらいは使うかもなという機能だが、それ以上はちょっと面倒だなあと思うようなほどだ。とにかく新型になる度に、こういう場合はああで、ああいう場合はこうも出来るという具合で、覚えなきゃいけないことが沢山ある。
僕はカメラもストロボも必ず二組持っているので、使いやすいカメラが二台あるととても良い。もし自分の物にして50Dを使ったら、多分40Dは見向きもしないだろう、それが容易に予想されるようなパンフレットだった。二台かあ、ということは、1)5DIIを二台、2)5DIIと50D、3)5DIIと40D、4)50Dと40D、3)ならともかく、もし4)になったら、僕は40Dを使わないのが見え見えだ。
しかし、まだまだ暑いなあ。山にでも行きたい。それとも久しぶりにロードレーサーを整備して皇居のまわりでも走ろうか。皇居は少しだけ高低差があって、二重橋前がほとんど平坦で、左折して毎日新聞社の先、首都高代官町のあたりがほんの少し登りで、さらに左折して半蔵門を過ぎてもう一回左にカーブするあたりがちょっと下りになって、思い切り踏んで時速60kmぐらい出ますかね。三周して15km、四周したら20kmだけど、四周はちょっと飽きるから三周がいいところかな。
今年は餃子問題に始まって、食品の問題が多い。自分で作って食べてたからと言って、完全自給自足など不可能だから100%の安全なんてどこにもないけれど、やっぱり、僕は知人が作った米や野菜など、出来るだけまともそうな食材を手に入れて自分で調理している。 2008.9.20
あれこれ新しいことはやってみたいものの、どうにもこの台風の季節は不調で、最低やらなければいけないことだけをやっている。そんなわけで、オーディオもひたすらきいているだけ。まあ、普通の状態で大変安定している。やはり今年はCDの音がグッと進んでいることが大きい。デジタルの本領はここにあったのかと思う。
そしてこんな時は、コーヒーでも紅茶でもなく、おいしい緑茶を飲みたくなる。
この半年はCDをきくことが多かったので、秋はLPを中心にかけている。CDも良い具合だし、もちろんLPも良い。涼しくなってきてるし、これからは良い季節だ。もう少し天気が安定してくれば体調も安定する。 2008.9.21
プロジェクター故障のため、スタジオではWiiFitをやることができないので、二回に分けて自宅へ持って帰り、空いていた13インチのTVでやってみた。画面が小さいと慣れが必要で、最初はヘディング上級で150点ぐらいしか出ない。そんなバカなと思って5回ぐらいやってもずっと200点以下だった。それで、多少距離などを調整して(つまり近くで見て)10回ほどやり、やっと500点ぐらいが出た。環境が変わると楽しめる。当然ながら、ジャンプとかフラフープは画像が大きくても小さくてもあまり関係ない。
三菱のサービスステーションから連絡があり、基盤交換だそうで、二〜三日後には出来るらしい。修理代は15000円ほどらしい。「こんな見積もりですが、どうされますか?」と言われてもね、「じゃあお願いします」としか答えようがない。維持費もかかりますなあ。また、WiiFit持ってこなくちゃ。プロジェクターでやるのはやめて、これにしたいね。
去年の9月から定期的に、と言っても最高で月に二回だけど、StudioK'sを音楽喫茶にしてきている。そして、ちょっと前からソフトドリンクはドリンクバー形式にした。つまり、入るときに1000円払ってもらって、ソフトドリンクは何杯飲んでもOK、その代わりセルフサービスというわけだ。で、このところずっと僕はポットにコーヒーやアイスコーヒーをいれてきた。
ただ、紅茶に関してはどうしたらいいかなあと、考えて続けている。お客さんの中にはコーヒーを好まない人もいるし、オレンジジュースもダメって人もいるかも知れない。紅茶ってポットにいれっぱなしにしておくと濃くなってしまうし、なかなか難しい。割合としてはコーヒーを飲む人の方が断然多いので、どうしても紅茶を飲みたいという人にはその都度紅茶をつくっているのだが、うんと気心が知れている人なら好みも知ってるけど、初めてだとわからない。また、まずコーヒーを一杯飲んで、二杯目は紅茶を飲みたい(その逆にしても)という人もいるだろう。
僕自身は紅茶も好きで、出来るだけおいしい紅茶を飲んでもらうにはどうしたら良いのかなと考えている。 2008.9.22
多分、紅茶問題は、次回9/27の音楽喫茶では解決する予定なのだが、お客さんが二人ぐらいだと意味ないかも知れない。まあ、あきらめずにやっていれば、そして心地よい空間と時間を提供し続けていれば、きっといつかわかってくれる人は増えると信じている。
昨日もサーロジックの村田さんと電話で「音が良くなっただの何だの言っても、話や文章だけではまるでわからない。一回でもきいていれば、ある程度想像がつく」「そうそう」ってことを話をした。そういう場所はほとんどないのが現状だ。
13インチTVでのWiiFitも少し慣れてきて、最初はどうなることかと思った、ヘディング上級は平均450点ぐらいになってきた。13インチでもパーフェクトが出せれば本物なんだけどな。それまでやってみようか。
iPhoneにしてから、iPodを使って音楽をきいているのだが、外出先とか歩きながらとか電車の中だとクラシックはきかない。そんなわけで、ますますロック体質になってきた。GeniusというiTunesまかせのプレイリストはなかなか楽しい選曲をしてくるので「お、こうきたか」と思って拍手ものなのだが、一つだけ難点があって、マドンナのVogueがやたらかかることかな。映像も含めて、Vogueはマドンナの最高傑作だし、大好きな曲だけど、今、一日に三回きかされるのはちょっと困る。
これを避けるには、多分似たような年代のRockやPopsを沢山読み込ませておけば薄まるんじゃないかと考えて、またせっせとこのあたりのアルバムをリッピングするもんだから、さらにロック度が高くなってゆくわけだ。いいや、LPではなるべくクラシックをきくことにしよう。 2008.9.23
KENWOODのKP9010に、ZYXのカートリッジ4D(定価36万5千円だったかな)を装着した音をきいてみたいなあと思っている。それは多分先日の戯れる会例会に参加された方の大部分がそう思ったことだろう。数日後にはそれが実現すると思う。
秋葉原のリビナヤマギワ二階で、紅茶をいれて保温する機械を見つけた。僕はそのようなものが存在するということを知らなかったのだが、値段は17850円で、もちろん自分や通常のためには不要だが、音楽喫茶のためには良さそうだった。どうしようかと一日考えた結果、購入した。コーヒーメーカーみたいに上から落とすのだが、少し凝っていて、茶葉を入れた容器に熱湯が留まり、ある一定時間(抽出するために)経過後、下のサーバーに落ちるという仕組みになっている。
加熱中は何分間かちょっと音がするので、それが唯一の難点だが、そこそこ保温も出来る。9月27日の音楽喫茶から使いたいけど、紅茶を何杯も作らなきゃならなほどお客さんがきてくれるかなあ。 2008.9.24
iPhoneからAirMacExpressに信号を送って直接音楽再生が出来れば最高なんだがなあ。iPhoneのiPodやiPod touchにAirTune機能は付かないのだろうか?
無線と言えば、ワイヤレスのSDカードの話題だ。コンパクトフラッシュは専用のカードリーダーを付けているのだが、SDカードを使うときにカードリーダーをぶら下げるのがちょっと面倒というか美しくないので、こいつが安くなってくれたらなあと思う。容量は極端なことを言うと512MBでもOKだ。つまりちょっと撮ってすぐアップロードするから、そこに撮りためるという使い方はしないから。
うう、ダメだ。昨日撮影した写真の画像処理を一時間半ほどやったら、ものすごく目が疲れた。ちょっと休んで音楽でもきこう。いま、キヤノンのDPPに付いたレンズ毎の補正(歪曲や色収差など)を試してみてる。そうか、キヤノン純正レンズ以外にはAdobe Lightroom2を使えばいいのかな。なんだか、すごい時代になってきている。 2008.9.25
一昨日マッキーのONYX Satelliteが修理から戻ってきた。このオーディオインターフェイスは安いところだと25000円ぐらい、高いショップだと4万円以上で売られている。昨日はちゃんと修理されているかどうかをチェックするために一日ONYXをきいていた。Windowsで使うとドライバーが必要だが、Macだとドライバー不要で音が出る。でも、WindowsだとASIOが使えるので、ASIOでどの程度音が良くなるのかを体験するのも良いと思う。クロックは入らないけど、さすがにFirewire接続だけあって、音はすごく良い。AirMacExpressには大きく差をつける音質だ。直接比較していないのでわからないが、CECのDA53とどっちが良いだろう。CECはUSBだけど、マッキーはFirewireだから、少なくともいい勝負はするはずだ。カタチは好みが分かれると思うけど、Satelliteは録音が出来るから、そっちの使い途もある。
ONYX Satelliteは自宅で半年ほど使っていたのだが、iPhoneにしたので、今は、iPhoneからどの程度の音が得られるのかを試してみたいと考え始めている。それでSatelliteが不要になった。安くて音が良いから、持っていてもいいんだけど、安くて音が良いから、戯れる会でこれからPCオーディオをやってみたいという人に貸し出そうと思った。欲しい人には譲るし、買った人がずっと長く使うのならそれもいいし、しばらく使って買い替えるのならまた次の誰かに譲ってあげるのもいいじゃないかと思う。いやほんと、この中古で1万数千円のオーディオインターフェイス+PCを、音質で圧倒するCDプレーヤーはあるのだろうか。あるなら、それは一体いくらぐらいの物かと思ってしまう。
物にこだわることに異議はない。でも、デジタル音楽の状況は確実に変化している、そのことをオーディオメーカーも雑誌も評論家もまるでわかっていない。わかろうとしていない。だからきっと取り残される。だって、ユーザーの方があれこれやっていて、先をいっているんだもの。
明日は音楽喫茶なのだが、これをONYX Satelliteでやってもいいなあなんて思っている。本当にほとんど不満なんてない。Let's note+PCカードでFirewireを出して、ONYX Satelliteに入れて、クロックも何も入っていない。再生アプリケーションはAB誌の記事にも書いたCUBASE ESSENTIAL4で、CUBASEとiTunesではかなり再生音に差がある。それから、KENWOODのPK9010+ZYX4D、そんなあたりを確かめたい方は、どうぞ明日の音楽喫茶にお出かけ下さい。 2008.9.26
三菱のサービスから連絡があって、午後、修理完了のプロジェクターが届く。修理代は14.280円だそうで、取りに来てくれて届けてくれるわけだから、安いと言えば安いかな。三年以上前、購入して半年ぐらいの時にやはり基盤を交換していて、この事に対して何か責任を感じているような話で、「申し訳ないので部品代だけ」みたいなニュアンスだった。通常ならいくらいくらのところを、今回はこのような金額にしますという会話はなかったのでよくわからない。僕はそんなにDVDとかTVを見るわけではないので、まあこれであと5年でも10年でも使えたらなと思っている。WiiFitでプロジェクターを使うのはちょっと面倒だし、暗くしなくてはならないし、どうしようかな。
今日の音楽喫茶は僕一人だし、お客さんゼロかなと思っていたが、そんなこともなくて良かった。13:00から15:00までは、本当にLet's note+マッキーで再生したし、アナログはKENWOODのKP9010しか使わなかった。ま、さすがにMacPro+FF400の方にするとこっちの方が音は良い。CDドライブやケーブルからして違うし、クロックまで使っていて同じじゃ困る。
ソフト一枚って、頭から終わりまでOKなの? ってことになるので、次回10/5の音楽喫茶はもう少し細かく設定して、3トラック15分以内ということにした。これはあくまで目安で、当然ながら臨機応変です。
そうそう、紅茶専用マシーン「cloerのティメーカー」も初の公式稼働で、皆さんに紅茶を飲んでいただいた。今後も使い続けますので、紅茶のお好きな方はどうぞ。いれるときにちょっと音がしますが、それほど長時間ではありません、一応喫茶なのでお許しを。
だいぶ涼しくなったので、夜は厨房の奥にある僕の場所であれこれ片付けたり、事務作業をしたりで過ごす。そういうときはLenovoのiTunes+LINNのDISKREETできいている。昼間は6時間近くそれなりに激しく音楽をきいたので、DISKREETは難しいこと考えずに済むからすごく良い。iPhone+イヤフォンでもいいけどやっぱりスピーカーから音が出ててくれた方が疲れないので、DISKREETはうまく機能している。 2008.9.27
理由は不明だが、昨夜から突然サーバーへの接続が出来なくなった。一体何が起きたのかと思ったが、別のアプリケーションだと、接続できるという不思議な状況で、ちょっと更新が滞るかもしれません。長い間にはいろんなことがある。
今日は修理完了のプロジェクターを設置しなければならない。高いところに移動したのでけっこう大変だ。その代わり、頭の影が映ることはなくなった。スタジオでは約145インチの画面で映像を見ることが出来るのだが、僕は今、映画館に行きたくなっている。なんでかなあ、よくわからないけど、とにかく、一ヶ月に一本ぐらいのペースで映画館に行き、映画を見ようと考えている。
それとは別に、一ヶ月に一回、適当な場所を決めて散歩をしようかとも思っている。これもまた心境の変化だ。とにかく、この秋からは少し外に出ようと考えている。
いやはや、いきなり涼しい。11月初旬の気温とか。やばいなあ、今年もあともう3ヶ月ほどだ。また冬が来て、そして春が来る。もう少しやりたいことがあるので、自分自身が生きてゆくだけの、ほんの少しの経済と時間が必要だ。
プロジェクターもまた何か不可解なことが起きているらしい。プロジェクターそのものは確かに直ってきたが、MacProからの映像が出ない。試しにLet's noteで接続してみると(DVIアナログね)こちらはOKだし、MacProもデュアルでなければちゃんと画像が出るのでプロジェクターはOKだ(修理に出す前はこの状態でダメだった)、でもなんでMacProからデュアルで画像が出なくなってしまったのだろう。MacBookProも動員してあれこれ試してみているが、ケーブルも足らないし原因はよくわからない。こんなことで3時間も4時間もとられてしまっては困る。どうやら、ここ数日は不可解なトラブルが起きるモードなのかも。
15インチの液晶モニタが余っていたのだが、半年ほど前に、PCオーディオをやり始めたいという人にDVIケーブル付きでプレゼントしてしまった。あれが残っていれば、信号が行ってるかどうかを確かめることができるんだが、あげちゃった物を返せとも言えないし、とりあえずプロジェクターはちゃんと直っているようなので、いずれかの方法で映像が出ることは確かめたから、ちょっと時間をかけて考えよう。
そうそう、最近八百屋さんにバナナがない。なんかテレビでバナナのダイエットかなんかが放送されたらしく、品薄らしい、この前は納豆だった。八百屋のおじさんは、「あと二〜三日でみんな忘れて元に戻りますよ」と言っていた。
10/5はお客さんが来てくれたら、是非SACDマルチをきいて欲しいと考えているので、調整がてら今日からしばらくはSACDマルチをきいて過ごそうかと思っている。いや、ホントに何度でも書くけど、うまく再生するとマルチってすごい世界が出現するのだ。こんなに素晴らしいものを立ち消えにさせてはいけない。 2008.9.29
ちゃんとマルチを再生するべきだという人はスピーカーを5本そろえてやれば良いし、そこまではやれない人は僕みたいにセンターレスの4chでやれば良い。でも、僕がやっているマルチが「なんちゃって」だとは思わない。他のいろいろを犠牲にしない、常識的なマルチだと思う。多分今でもまだ、マルチって音があちこちからきこえてくるだけだと思っている人が大部分だろう。でも、うまく再生すると部屋中が音楽になる。このところ、ちょっと疲れたので、SACDプレーヤーで再生するのも、ある部分では楽だしこれはこれで良いと思う。パソコンの方が便利なこともあるし、面倒なこともある。
まだバナナは品薄状態で、もう二〜三日しないと普通には戻らないみたい。イヤだなあ、まったく。
この前、ジルベルト・ジルのライブに行ったとき、僕は二階席で三曲目から立ち上がって身体を動かしていたんだけど、その時前の方にブラジル人と思われるお客が二人いた、彼らは座ったままだったが、そのうちの一人が4曲目か5曲目の曲の合間に「ジルッ」って叫んだ。その感じがなんとも親密で、あれは、僕らが「貴乃花!」とか、「川口えらい」って叫ぶようなそういう親密さで、わしらはせいぜい立って踊るぐらい、知ってる歌はちょっとだけカタカナで歌うぐらいなんだが、あの「ジルッ」という叫び声が、あれから随分経った今でも時々僕の頭の中によみがえってくる。いくら好きでもやっぱりネイティブにはかなわん。
鈴木祥子はいい女になってると思う。ハイブリッドSACDです。
いきなり涼しいというより、寒くなっている。そろそろここらあたりから12月ぐらいまでは、音楽をかけていれば暖房が不要という、真空管アンプが丁度良い季節が始まりそうだ。当社比ではありますが、音は確実に良くなったので、今年の秋は例年になく濃密に音楽をきこうと思っている。 2008.9.30
10月なのでパート22に移行しました。
10/5(日) テーマなしで、お客さんが持参したソフトを「3トラック15分以内」で再生OKな音楽喫茶
13:00〜19:00
ソフトドリンクはドリンクバー形式1000円 ビール1000円 シフォンケーキ(飲み物と一緒で)500円11月2日(日)第四回RockDay StudioK'sが音楽喫茶をやり続ける限り 毎年11月はLed Zeppelin をきく
第一部 13:00〜15:30 Led Zeppelin の最新盤特集
休憩をはさんで入れ替えです
第二部 16:00〜19:00 Led Zeppelin の古い盤特集
どっちが良いのかわかりませんが、興味がある方は両方きいてみればいいんじゃないでしょうか10月末、11月の末、12月は企画中です。
僕のオーディオ生活 パート4 2003年僕のオーディオ生活 パート5 2003年オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7 2004年7月〜12月
オーディオと映像の記録パート8 2005年1月〜4月
オーディオと映像の記録パート9 2005年5月〜9月
オーディオと映像の記録パート10 2005年10月〜12月
オーディオと映像の記録パート11 2006年1月〜3月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月
オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17 2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月