パート35
オーディオと映像、新しい時代 パート35

いろいろなことがあった2011年が終わって、2012年が始まった。おだやかで静かな正月だ。今年は辰年、僕は年男だ。

これからどうなっていくのだろう? 何もわからないけど、自分が良かれと思ってイメージしたことをすすめていくしかない。そして、いろいろな意味できれいにしていたい。人間関係、仕事の関係、金銭関係、音、服装などなどすべて、穏やかな時も怒っている時も、できる限り美しくありたいと思う。

正月はずっとスタジオで原稿書きをしている。でも、もし携帯が鳴って「おせち料理を食べさせてあげるよ」という声がきこえたら、手土産などたずさえてノコノコと出かけるかも知れない。

おいおい、おだやかだなんて書いていたら元旦から震度4の地震かよ。勘弁してくれよな。

今年は年賀状を出したいと思っていたのだが、12月はつまらないことで時間を取られ(実は今も困っている)、ついに年賀状を出すことが出来なかった。年賀状をいただいた方、済みません。

一世代前のMac miniでは、Lionインストール後も何回かプロジェクターに映像が出力された。だが、数回目はPMUのリセットが必要になり、その後はPMUのリセットを行っても映像が出なくなった。本当にアホらしいというか、アホそのものです。こんなことに何十時間もかかって、振り回されている僕がというか、この状況がアホです。

そして、Lionについている「全画面表示」という機能はQuickTimePlayerにしてもメニューバーがある方のメインのモニタにしか表示されないので、使いにくいことおびただしい。だいたい何でも大幅な変革の場合はそうなんだけど、いいことと悪いことが同時に起きるもんだ。  2012.1.1

昨夜は割と早く寝たのだが、目を覚ますと午後になっていた。その間不思議な夢をたくさん見た。まわりの人がピストルでバンバン・バンバン撃たれてしまう夢で、場所はベトナムのようだった。新年早々なんでこんな夢を見るのだろう。わからん。映画の見過ぎってほど映画もみていないんだけど、去年はなんだかんだで20本ぐらいは見たのかな。2012年の一本目は「ミラノ愛に生きる」の予定だ。

もし和風で東京的なおせち料理を自分で作ったら、マジになってしまうだろうなあと思うので、やらないことにしている。黒豆ぐらいは煮てもいいなと思うけど、どっかに錆びた釘を確保してあるはずだ。

Mac miniのHDMI出力をAVアンプに入れて、そこからプロジェクターに出力してやったらどうなるんだろう? やっぱり映らないのかなあ。なんてことを考え始めるとえらいことになる。プロジェクターを買い替えるってのは金銭的な問題以外にもいくつかの課題がある。スクリーンの大きさとプロジェクターの距離はプロジェクター側のズームである程度の調整がきくわけだが、これが、今使っているプロジェクターだと(偶然なんだけど)ズームの一番望遠側でピッタリなのだ。つまり無理をしていないってことになる。スタジオの天井には設置出来ないので、あれこれ調べてみても良い具合のものが見当たらなかったりして、こういう面ではオーディオって制約が少なく、自由だなと思う。

MacやPCみたいに毎日毎日、一日数時間、十数時間使っていれば、10万円から20万円ぐらいの製品が2年とか3年で新しい物やシステムになっていっても「これだけ使ったのだから、まあいいか」という気にもなる。でも僕にとってのAVアンプは毎日使ったりしないから、どんどん新製品が出て旧製品が陳腐化するのはちょっとひどいなあって気がする。デジタルカメラも似たような状況だったが、この半年一年ほど少し落ち着いてきているようだ。

キヤノンはこのところ新しい一眼レフを出してきていないから、今年は何か出てきそうだ。EOS5DMk2も7Dも「こんな値段になったのか」と思うぐらい安くなっている。だから、そろそろミラーレス一眼レフなのだろうと思う。ただ、レンズがそれなりに大きいから、従来のEFレンズ互換となると、どんな形状のものになるのかなと思う。キヤノンは趣味的なカメラやレンズを出さないから、多分すごくまっとうなものになりそうだ。

正月はiTunesがよく似合う。

年賀状を出すことが出来なかったので、今夜は何人かの人と電話で話をした。声をきいて話をするのは良い事だ。  2012.1.2

「BentoAudioってどういうことですか?」と質問された。

BentoAudioは自由で柔軟性があって、バランスが良くて、議論はしても誰とも争わないオーディオの概念です。

僕は少し大きな入れ物(お弁当箱ですかね)を確保していて、それに合わせたオーディオをやっている。ヘッドフォンの人もいるし、デスクトップオーディオの人もいてよくて、それはそういう箱なんでしょう、きっと。

長い間オーディオを楽しんできて、沢山のお宅にも行って沢山の楽しみ方を体験させてもらい、自分でも機器を試したり部屋を改装したり、あれこれやってきたけど、結局完璧なオーディオ機器なんてないし、完璧な再生もない。

弁当だって、コンビニで売ってるのもあるし、香味屋の洋食弁当や超高級幕の内弁当もあるわけで、理想を捨てましょうなんてことを言うつもりはない。

ハイエンドは凄いけどイヤったらしいもんで、特殊な世界です。それは今日Bunkamuraル・シネマで見た映画「ミラノ愛に生きる」もそうだった。ハイエンドの世界を身体でも頭でもいいから理解し、ヴィンテージ機器の凄さを身体や頭で理解し、アナログもデジタルもMacもPCもわかった上で、理想のサウンドを得る気持は捨てず、でも自分のできるところでやる。それでいいと思う。楽にやってもいいし、そうでなくてもいい。僕は「楽しい人生には良い意味でのストレスが不可欠」だと考えているので、ちょっと無理をしながらやっている。でも、それを他人に強いるつもりはない。そういうのが僕の言うBentoAudioです。

例えばマルチch再生はとても素晴らしいと思うけど、ソフトもそう多くはないし、僕にしても毎日マルチch再生をやっているわけでもない。だから、だれか親しい友人がやっていたら、そこできかせてもらえばいいんだと思う。有料ではあるが、StudioK'sに来たってマルチchは楽しめるのだから、そういうものを利用した方が場所も取らないしずっと安上がりでもある。昔はレンタカーなんてカッコ悪いと思っていたけど、今はそんなこと全然思わなくなった。  2012.1.5

余談だが、僕は10年ほど前に自動車を所有することをやめた。駐車場代が毎月3万円で、しかも家からクルマに乗って来てスタジオの近くに駐車しておくとレッカー移動なんかされちゃうから、レンタカーにして本当にスッキリした。10年ほど前は今のようにコインパーキングもなかったのだ。そして、ここは御茶ノ水で徒歩5分圏内に24時間営業のレンタカー屋が何軒かある(銭湯より多い)のだから、必要な時に必要なクルマを借りるのが一番だ。ライトバンでも1ボックスでも軽自動車でも何でもOK。StudioK'sも似たようなものだと思う。この場所とこの設備で済むことであれば、「こういうことをやりたい」と相談してくれればなと思う。

米イーストマン・コダックは、デジタル特許売却の試みが失敗に終わった場合、月内あるいは来月初めにも連邦破産法11条の適用を申請する可能性がある。

そんなことがあるのか。

いただいた年賀状の何通かに「ジンジャーシロップのおかげで風邪知らず」と書いてあった。そうですね、「なんか妙に寒いなあ」と思った時に飲んでおくと、それ以上ひどくならずに済みますね。そんなわけで、そろそろまたジンジャーシロップ4kgほど作る事になりそうなので、欲しい方はお知らせ下さい。

今はSDサウンドのアイワンを使って音楽をきいていて、すぐ近くに椅子を持って行くと背中がほかほか暖かくていい具合だ。  2012.1.5

今日は、昼に秋葉原でカメラマンの新藤さんと会って、ドトールでコーヒーを飲みながら話をした。彼はこれを持って来てくれたのです。

このスプレーはブラジル直輸入品でブラジル産蜂蜜などを元に作られたもので、喉に良いらしい。新藤さんがまとめて購入するってことだったから、僕も一口乗ったのだ。

で、実家に用があったのでそれから三ノ輪の実家に行き、御茶ノ水に戻って鍼治療をうけた。痛いのは膝と右肩で、けっこう深いところに刺して、電気も通すので割とハードなタイプの治療だけど、効き目は大いにありそうな感じがする。年末に一度行って、膝はかなり良くなったが、右肩はもう少しかな。膝と肩が痛くちゃ「コンピューターシティ」も踊れません。

そんなわけで、パワーアンプのスイッチを入れたのは夕方になってからで、さあ今日は何をきこうかな。

長くオーディオをやってきている人たちは、「高音質化に疲れている」ような気がする。だから、僕もそうなんだけど「こっちの方が高音質だぞ、ほれほれ、ささっとやれよやれよ」と言われると、「わかったわかった、ちょっと待ってくれ。どうせ一年もすればまた次は違うこと言ってて、「もっと高音質はこっちだ」ってなことになるのかも知れないから、マイペースでやらせてくれよ」って思う。

オーディオは趣味だからお金は少しかかったとしても、お気楽にやりたかったりする。だのに、おかまいなしにせかされ続けられるのはイヤだなって思う。趣味で必死になってあれこれ勉強したりはやってられない。もちろん、あんまりいい加減だとつまらなくもあるんだけどね。そこをギリギリでバランスさせるのは意外に難しくて、そこが僕のテーマだ。

だからそれは多分、ほんの少しの余裕みたいなものが肝心で、すごく微妙な話だ。僕はその微妙なところをとても大事にしたいわけで、そのことを「BentoAudio」と呼んでいる。

つまり、僕が毎日毎日「BentoAudioとはこういうものです」って書いていたら、読んでくれてる人たちは「またその話か、もういいよ」ってことになるわけだ。そういうわけで、そろそろBentoAudioの話をここに書くのは終わりにしようかなと思う。でも、そんな風なことを考えているって事だけはわかっていただきたいと思う。

夜になってから、ラクーアの成城石井まで買い物に行った。缶入りのアールグレイと牛肉の切り落としと、酒粕と、ほうれん草を買い、並びのムーミンベーカリーでおいしい5枚切りのバンドミ(山型食パン)を買ってきた。これまで食べた食パンの中で最もおいしいので、往復30分歩いてもこのパンが買えると嬉しい。自分で焼いた食パンはこんな風にならないから、買った方が良い。

そして往復とも、ずっとiPhone+ヘッドフォンで音楽をきいて歩いた。今借りてきいているヘッドフォンはSCOSCHEというものなんだけど、かなり気に入っている。オーディオ機器の試聴記事というのは最低でも一週間から二週間程度使ってみて原稿を書くのが理想だと、僕は思っている。  2012.1.6

昨夜は甘酒を飲んで身体を温めて、久しぶりにLet's note+HD-7Aの組み合わせで音楽をきいていた。音はfoober2000とかWINAMPの方がいいんだけど、めんどくさいからiTunesできいていて、どうも僕はこの組み合わせの音が好きみたいで、いい感じだった。アイワンを背にしてるとホカホカだし、極楽だった。

昨夜やってみた結果、一世代前のMac miniからプロジェクターへの映像は、限られた条件でなら出ている。もう少し様子を見て、どうしようもなかったら、また別のことを考えてみよう。とにかくもうこの問題はうんざりだ。

朝一番で生姜を4kg買いに行ったら、卸屋さんが「売れ残っちゃったから、これあげるよ。食べて」と言って七草粥セットをくれた。そういえば昨日成城石井でも見かけたけど、今朝もらった物の方がちょっと高級そうだった。「わーい、嬉しいっす」って感じでもらってきた。じゃあ夜はお粥かな。

今日は午後ネットワークオーディオプレーヤーの試聴取材なので、今年初めてのジンジャーシロップ作りは多分明日になる。1kg分余分があるんですが、欲しい方があればお知らせ下さい。この寒い季節に、夜中脚に汗をかくから大した効果です。  2012.1.8

吉幾三が若者の間で人気らしい。そのこころはこちらです。その関連でポリ幾三などもある。

生の「きゃりーぱみゅぱみゅ」はこちらをごらんになってね。   2012.1.8

結局Mac miniのプロジェクター問題の現状は、一世代前のminiからミニディスプレーポート-DVI+三菱のプロジェクターLVP-2010のみを接続した状態でだけ画像が投影されている。HDMIから他のモニタや液晶TVにデュアルディスプレー状態にするとうまくいかなくて、HDMI端子からはケーブルを抜き、ミニディスプレーポートからプロジェクターのみを接続した状態で起動すればOKだ。OSはLionで、Appleは当然すべてLionに移行させたいのだろうが、いろいろな不具合や使い勝手の悪さが解決されるにはもうしばらく時間が必要みたいだ。巨大スクリーンの画面をマウスで操作するのはやりにくいので、Airで画面共有してそこから操作するのが良い。

どうにも画像が出なかったら、SnowLeopardがインストールされたMacBookProを一台用意しなければならないのかと考えていたが、その必要はなさそうだ。プロジェクターを使うのは週に一度か二度程度だから、その都度ケーブルを挿し替えて再起動することにした。映像を見るためだけにMacBookProを買うのもどうかと思うので、とにかく一件落着ってことになってほしい。

昨日は今年初のジンジャーシロップ作りをした。とにかく巷に沢山の類似品はあれど、昨日の昼まで生姜のカタチをしていた物だから、鮮度と純度にかけては僕の作った物にまさるものはないと思う。

自分が買ったHanssAcousticsのレコードクリーナーは戯れる会の巡回試聴に出ていて、スタジオに戻ってくるのはもう何週間後になる。だから、どうもLPをきく気にならない。そんなわけで、今日はどうしようかなと思ったが、原稿書きをしながらLet's noteで音楽をきいている。

昨年の12月25日以降、微妙にスピーカーの位置を動かしている。邪魔にならない奥の方から、徐々に前方へと移動してきていて、今は後ろの壁から121.5cmまで前進してきた。そのまた前は141cmだったのだが、この121.5cmもまあまあかなと思っているところ。それから、左側のスピーカーを30cmほど左に移動しているので、聴取位置というかセンターが少し左にずれてきている。これもまあまあ良さそうかな。

その状態で、久しぶりにR・シュトラウスの「四つの最後の歌」をきく。声が高いところからきこえてくるのだが、「こうでなくちゃね」と思う。心から愛している音楽が「こう鳴って欲しい」と思ったように再生されるのはとても嬉しい。

それとは別に、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」は邦楽最多世界73カ国配信なのです。音楽ファンとして、こういう事実も認識しておきましょう。けっこうエグいから、ヤスタカ氏は多分「かわいいレディ・ガガ」みたいなものを狙っているんだと思う。

それにしても、Let's noteとiTunesなんだけど、今夜はやけに音がいいなあ。音がいい感じなので、水曜日の夜にでも音楽喫茶を再開しようかしらん。おいしいバナナもいっぱいあるしさ。  2012.1.10

いい天気だなあ。こういう日の朝10時台は紅茶を飲むのがよく似合う。先日成城石井で買い求めた缶入りのアールグレイが実においしい。それほど高級品ってわけでもないが、この二年ほどの間に何種類か買って見た中で一番好ましい銘柄のものだ。

おいしいバナナが沢山あって、すごく久しぶりにバナナシフォンケーキを作ってみたくなった。シフォンケーキは焼いた当日に食べるより、翌日ぐらいの方がおいしいと思う。しかも型から外してビニールの袋に入れておいた状態の方が全体的にシットリとするから、作って送って翌日届いて夜食べるぐらいがおいしいと思う。

昼間のうちに玉子を買ってきて、今夜バナナシフォンケーキを作って、多分明日の夜は仕事にはならなそうだから、明日の夜久しぶりの音楽喫茶をやろう。誰も来なくてもOK、いつもそう。このところオーディオのやる気が増しているから、オーディオに興味がある方はどうぞおいで下さい。

田中希美男さんによれば、今年のデジカメは高画質がテーマらしい。さて、今後はどんな風に高画質化するのだろう。僕にとって一番の問題はやっぱり被写体だなと思う。風景でも花でもいい、オーディオ機器でもいいし、かわいい子供でも彼女でもスポーツでも、何でもいいけど、とにかく撮りたいものがあるかどうか。その上でのカメラであり、高画質だ。それはオーディオもまったく同じで、ききたい音楽があるかどうか、これが重要で、大して好きでもない音楽じゃ音が良かったところで嬉しくはない。

銀塩写真のプリントは奥行き感があって素晴らしいんだけど、そのことを言ってもわからない人もいて面白いなと思う。オーディオにおける音場感みたいなもので、高さや奥行きなどの立体感を重視する人もいるし、そうでない人もいる。もしかすると、銀塩写真の特徴をデジタル写真に求めること自体が無理なのかも知れない。

今日もLet's noteでiTunes+HD-7Aで何も不満なし。さてと、肉じゃがでも作って食べよう。

いくつか書かなければならない原稿があって、一つはほとんど書いてあって、今しばらく眺めているところ。ものによって熟成が必要なんだ。あとのいくつかはまだ一文字も書いていなくて、頭の中でウダウダ考えている。僕の場合はこのプロセスも割と重要かも知れない。Macとプロジェクターの問題がちょっと不本意ながら落着したので、そろそろ落ち着いてやるべきことをやれそうな気配だ。ああ、ばらの騎士は最高だな。  2012.1.10

AudioBasic誌は次号からリニューアル予定だが、僕の提唱するBentoAudioのページはどうなるのでしょう? 読者の支持をえられれば、連載になると思う。あちこちに似たようなことが書いてある製品試聴記事などよりも、なるほどと役に立つ記事を書いていたいと思う。

去年の6月以来RockDayをやっていない。つまりあれ以来、土日祭日の音楽喫茶をやっていない。そして秋には火曜日夜の音楽喫茶もやめている。

RockDayや音楽喫茶をやめたいわけじゃないし、やりたくないなんてことはないのだが、時々リセットするのも良いかなと思っている。

そんなわけで、今度から水曜日の夜を音楽喫茶にすることにした。仕事が入ることもあるので、開店かどうかは前日の夜まで未定です。毎回お客さんが15人ぐらい来てくれるなら仕事を断りますが、平均2人ってところだからしょうがないよね。でも、お茶とお菓子で1500円払ったら、3時間いていいんだからすごく贅沢です。

ほぼ完成かなと思っているシフォンケーキのレシピだが、最近ほんの少し焦げ気味なので焼成時間を3分ほど短縮してみた。やはり69分は焼きすぎかもなあ。64分ぐらいでOKなのかも知れない。

昨夜作って食べた「肉じゃが」僕はこんな感じの音がいいなあと思う。

用事があって外出し、戻ると玄関の前に素敵なデザインの体重計が置いてあった。

さすがにフランス製の体重計は音まで出る。それでアイワンにちょっと場所をゆずってもらってみた。

すべてを捨てて君とやりなおそうか。そんな風に思う方はSISの大野さんに連絡してみて下さい。03-3824-1139です。

「今まで休んでいて、突然再開するったって無理があるし、今夜の音楽喫茶はお客さんゼロだよな」と思っていたのだが、あにはからんや、二人のお客さんが見えた。うーむ、世の中捨てたもんじゃないってことかな。仕事が入らなければ、また来週もやるつもりです。前日の夜に「やります」とか「お休みです」とここに書きます。  2012.1.11

このところ、よく音楽をきいている。僕にももちろん波があって、食欲と同じであまり音楽をききたいと思わないこともあるし、その逆もある。近頃は以前に比べて、オーディオ的な興味では音楽をききたい気持にはならなくなっている。

土曜日までにまた一度ジンジャーシロップ作りをやることになった。1kg2kg作るのも4kg(一箱)作るのも同じなので、もし欲しい方があれば、申し込んで下さい。

久しぶりにソニックユースのソニックナースをきく。iTunesで適当に再生していたら突然かかったのです。何がいいんだかわからないんだけど、すごくいい。みんなもそうなのかな。ソニックユースのこの感じは何にたとえたら良いのだろう。そしてiTunesはいいと思う。この良さはiTunes単体でOKなので、音が良いのはわかっているがAudirvanaと組み合わせようという気にならない。

朝一で高知県産大生姜4kgを買いに行く。卸屋さんは皆さん朝の2時から仕事をしているそうで、時給が安いと言っていた。僕は年間トータルで一円も貯金ができないので、もっと時給が安いかも知れないなあとマジメに考える。まあいいや、LINNのDISKREETで音楽かけてジンジャーシロップ作りをやっつけよう。それが終わったら原稿書きをやろう。

そうですね、原稿書きをやってられる程度の忙しさでジンジャーシロップ作りやマーマレード作りをやれるのはいいペースですね。さてと、アッと言う間に夕方だ、アイワンのスイッチをオンにして、今日は何をきこうかな。

ああ良かった。今日作ったジンジャーシロップ4kgのうち3kg分の行く先が決まった。ってことはまだ1kg分残っている。

秋から続く鼻炎が治ってきたと思ったら、腰のあたりに湿疹がでて、それが治ったと思ったら今度は左目の中がゴロゴロと痛くなっている。しょうがないなあと思うけど、喘息の発作にならないだけマシだ。

坂本龍一と中田ヤスタカは似てる部分もあるけど、中田ヤスタカの方がノリがいい。そりゃそうだよね、彼はクラブでDJをやっている人だし、ノリの悪いダンス音楽ってのもないもんな。良い意味でヤスタカの方が俗っぽくて、そこが魅力です。

平素は、アドビ製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。 本メールは重要なお知らせにつき、登録いただいているすべてのお客様に配信しております。 アドビでは、2011年11月10日にCS6とAdobe Creative Cloudのリリースと同時にCS5/CS5.5のお客様のみアップグレード価格が適応されるというアップグレードポリシー改定についてご案内させていただきました。その後再度検討を重ねた結果、より多くのお客様に時間をかけてCreative Cloudへの移行またはCS6へのアップグレードご検討頂けますよう、CS3, CS4のお客様もアップグレード版をご購入いただける期間を設けさせて頂くようになりましたので、ご案内申し上げます。

僕はPhotoshopだけだから関係ないと思うけど、こんなことしちゃいけないよAdobe。そしてサッサとキャッシュバック5000円を振り込めよなAdobe。すでに一度届いている遅れます通達を二回も出さないでくれよな。  2012.1.12

この10年、最後の悪あがきって感じでWiifitをやったりしてきているのだが、今年はそのまた先の悪あがき的に身体を動かそうと考えている。ところが膝は痛い肩も痛いという状態なので、動かしたくても動かせない。それで、昨年末から鍼治療に通うことにした。二回治療を受けたおかげでだいぶ改善されてきているが、右肩捻挫の後遺症がしぶといのでこれが解消すればなあと思っている。

世の中には紙一重のことや、あるポイントでどう対処するかで右に行くか左にいくかが決まってしまうことある。なんとか痛みがとれて、動かすことが出来ればその後何十年間も動かし続けられてジワジワと下降するが、痛みが解消せず動かせないと下降のカーブが急激なものになってしまう。今の僕はそんなポイントにさしかかっているらしい。

毎日続けるというのは本当に重要で、それを怠ると当たり前に出来たことが出来なくなってしまう。僕のオーディオなんて、毎日毎日ひたすら愚直に鳴らし続けること、そして時々発表会みたいなものがあって沢山の人にきいてもらっていること、これでもっているのだと思う。発表会は必要ですね。ミュージシャンはライブやってないといけません。それと同じです。

昼間、注文しておいたミニディスプレーポート-HDMI変換アダプタが届いたので、MacBookAirをREGZAに接続してVLCで動画を再生してみた。写真の通り、すんなりデュアルディスプレイになる。OSはLionです。で、REGZAをフルスクリーンにした状態でスタートやストップを行う横長のウインドウをAirの画面に持ってくることが出来る。実際に使ってみるとわかるが、VLCはとてもよくできていて使いやすいアプリケーションだ。

年末に取材して、正月に書いていた原稿を送った。ああ、すっきり。

B・フェリー(66)37才年下、29才女性と結婚。お主もやるなあ。  2012.1.13

今日の午後は、2012年初の戯れる会例会だった。集まったのは僕を入れて10人、お土産でいただいたどら焼きを食べてお茶飲んでから始めたのだが、あれこれきいて楽しい例会だった。そして、夜は久しぶりにカレー屋からカレーを運び、飲める人はビールを飲み日本酒を飲んで、みんな良い気持になった。音楽の話やオーディオの話で盛り上がるのは楽しいから、来月が待ち遠しい。

今日集まったソフトの中で最も印象的だったのは、パット・メセニーのアコースティックギターソロのCDだった。一体何だったんだろうあれは。皆さんに是非買うと良いですよとは言えない代物なんだけど、うーん、思い出しても不思議な演奏だったなあ。ハッキリ言ってヘン。でも、ちょっと気になるので、買ってみようか、やっぱりやめておこうか。  2012.1.14

そんなこんなで、みんなが帰ってもう1/15になっているんだけど、再びアンプのスイッチを入れ、あまり大きくはない音量でまた音楽をきいている。

まだわからないけど、今年から多分2ヶ月に一回程度の頻度で新企画旧企画おりまぜて、厳選された内容によるオーディオ関連のイベントをやり始めたいと考えている。

右肩の痛みやうまく動かないのは前方の部分なのだが、背中側の筋肉が一部うまく機能していないとのことで、毎日その筋肉を鍛えることになった。こんなことも関係しているのかなあと思いつつやっている。スムーズに動くようになるといいなあ。

今日の午後はお菓子作りとデジカメの会、昼間はリンゴのタルトを作るので玉子やらリンゴやらを用意しなければいけない。夜はでっかい円形の鉄板でガレットを焼く予定だ。ガレットは独自の中身を検討中で、あれこれ試してみている。

そして、今週は次の原稿を二つ書き上げなければいけない。頭の中では出来ているのだが、文章化ができていない状態で、実際に書いてみると少し変化したりってこともあって、原稿書きはいつもそういう感触を味わっている。

ガレット作りは少し進展したので、多分あと3回ぐらいやればいい線いくと思うのだが、直径40cmの鉄板はけっこう巨大なので、熱するのにかなりの時間を要する(多分30分以上)ので、一人じゃ効率が悪くて作ってみることが出来ない。  2012.1.15

僕は写真を撮ったり原稿書いて原稿料をいただくし、イベントを主催して参加費をもらったりもするし、何かを教えていることもあるし、物を買ってもらったりもしている。だけど、僕が提供しているものはちょっとわかりにくくて、お金をもらっている対象に加えて、それ以外の何か、お金で買うことの出来ない何かを提供しているのだと思う。

そこのところは、まるでわからない人もいるし、説明しなくてわかる人もいるし、長い時間をかけて少しずつわかってくれる人もいる。そして、その金で買えない何かは人によって異なったりもしているみたいだ。

さすがに1月も半ばを過ぎると世の中が動き出す。そんなわけで僕もちょっと気合いをいれなくちゃねと思う。ホントにまったく突然ですが、人類って、たまたま地球がきわめておだやかな状態の期間に発生して生息しているんだよなあ。

昨夜そば粉のガレットというものを作って、大失敗、中失敗、失敗、ほぼ成功なんてことをやっていたのだが、ちょっと余ったガレットの種を捨てるのももったいないと思って、それを混ぜてバゲットを焼いてみた。するとこれが、ザックリしたいい感じのものになった。ちょっと悔しい気もするのだが「毎回そば粉入れちゃおうかな」と思うほどの出来なのだ。

だけどあれは二種類のそば粉を混ぜていたし、ガレット用の種だから玉子も少し入っていたので、何が良かったのかは定かじゃない。まあいいや、とりあえず次回も少しそば粉を混ぜたバゲットを焼いてみよう。

そんなわけで、ちょっと気温の低い夕方、神田ー小川町ー神保町ーラクーアというコースで、あれこれ用を済ませたり、床屋に行ったり、食材を仕入れてきたりした際、成城石井でsafのドライイーストとそば粉を買ってきた。なんだかんだで一時間近く歩いたかな。

昨日今日はずっとAudioGateで音楽をきいて過ごした。音源が良いとやっぱり音はすごく良い。  2012.1.16

正面の壁にかけてあった写真の額4点を外しただけで、視覚的にものすごく広く感じる。さて、音はどうでしょう?

正面の壁に額がない状態ってのは初めてかもしれないのだが、音はけっこう良いのでしばらくこのままの状態できいてみようっと。何もないと妙にのっぺりした感じなので、最終的には額二つにしたい。

まいったな、そば粉入りのバゲットは翌日軽く焼いて食べてもパリパリサクサクしていていい感じなのだ。こんなことで、もう限界と考えていたパン焼きが次の段階に突入するのだろうか。

これってオーディオとも十分関係があるのだが、手作りのおいしいパンを焼こうと考えた場合、粉に凝ったり酵母に凝ることになる。線材に凝ったり回路に凝ったり、トーンコントロールを嫌ったりするようなもんです。

例えば天然酵母を使おうと考える人は「ケミカルだ」と言ってドライイーストを嫌う。ドライイーストの臭いってのは独特で、それを気にし始めると、確かにドライイーストの臭いは鼻につく。古い言葉ですが、デジタル臭みたいなもんでしょうかね。

だから、天然酵母派の人は徹底的にドライイーストを嫌うわけで、僕もそうだった。でもこれってすごくアマチュア的な青い発想だった。本格的にやりたい人がスッポンとはまる穴で、ここから抜け出せない人も多い。でも、そのドライイーストを「なんて有り難いものだろう」という気持になれたのが、この一年間における僕のパン焼きだった。

「これはイカン」って決めちゃったらそのことは考えなくて済むわけだから、純粋性を追求するのは大変でもあるけど、その反面意外と楽だ。で、別のところでうんと苦労する。それが楽しみでもあるからいいんだけど、そのまた先に行けるとさらに良い事が待っている。ただ、その先に行けるかどうかは才能というか天性のものが必要かも知れない。

天然酵母で焼いているパン屋さんが、けっこうドライイーストを使ったなんてBlogに書いているのを見て、「??なんでだろ」って思うことがあった。ホシノ酵母を愛用しているベテランが、ドライイーストを使ってるとBlogに書いていたりもする。でも、「裏切り者め」などと思ってはいけない(僕はしばらくの間思ってたってわけです)のだ。

僕は長い間女性が化粧をしているところを沢山見てきているから、どんな手順をもって、どんな発想で美しく化けるのかをすごく良く知っている。余談だが、化粧はこの15年ほどこれ以上ないってぐらい進化した。だから初対面の女性でも、無意識に、ジロジロと観察しなくても、瞬間的にどんなことをやっているのかがわかる。

同じように、あれこれ自分でやって体験しているとパンの場合も臭いをかぐと、どんな酵母を使って焼いたのかがだいたいわかるようになる。

何度も自分で酵母を起こしてみたが、天然酵母で上手にパンを焼くのはとても大変だし、なんとか育ててうまくいっても管理が大変で、ちょっと放っておくとおかしくなったりもする。それで、去年はずっと自分で起こした酵母とドライイーストを併用してパンを焼いてみているのだが、天然酵母の風味とドライイーストの発酵力がうまく組み合わさってなかなかいい具合なのだ。僕にとってはこの方式がもっとも無理がなく、結果も良い。そんなわけで、最近はドライイーストって有り難いものだと感謝している。  2012.1.17

★明日の夜は音楽喫茶開店です。よくわからないけど、額を外したら随分音が変わった。

将来はわかりませんが、現状ではこのカードがちゃんと動いているのでおすすめです。カメラからカードを出さずにデータを転送してくれるので、とにかく楽ちんです。無線LANの環境がない場所で直接iPadにデータを送ることも可能です。ちょっと高価ではありますが、4万円ってわけじゃないし、動画を撮りまくったりしなければ4GBで十分だし、8GBの物もある。

僕はこのアダプタとEye-FiConnectを組み合わせて、EOSで使っていますが、その場合は、パート33の9/23に紹介している方法で、金属のカバーを除去しないと上手く無線が飛ばないから、自己責任でやってみて下さい。でも、EOSでEye-FiConnectが使えるのってすごく便利でやめられない。チョロッと撮るのに近頃オリンパスのE-PL2を使わないのは、どうもこのカードが入っている方のカメラを使ってしまうということらしい。うーむ。

今は一年で一番寒い時期だから、さすがに寒い。2月も寒いけど太陽が高くなるし日没も遅くなり晴れている日はけっこう暖かい。色々な意味で、やはりその年のスタートである1月をどうすごせるかはけっこう重要だと毎年感じる。今年は去年に続き、まあいい感じのスタートだ。今だから書けるけど、2009年の1月はひどかったなあ。

昨夜のうちにチーズ味のシフォンケーキを焼いてあって、今夜は音楽喫茶をやります。久しぶりにVoyageMPD+フェーズメーションHD-7A(192)で再生して、お客さんはiPadから好きな曲を選んできくというのにしようかなと思っている。

写真を撮ってる人の中にはファインダーを覗いて撮るのが好きで「液晶画面を見て撮るのは嫌い」という人もいるみたい。僕はあまりファインダーにはこだわっていない方だな、きっと。昔から視野率100%のタイプを使ってきていて、97%ぐらいの機種を使うと「おっ」って思うけど、すぐに慣れるし、デジタルになってからは背面液晶で全体の構図を見渡しやすくなった。物を撮ってる時に、ファインダーで構図を決めてシャッターを押して、液晶画面に表示された画像を見て、「あれっ、こんな風になるのか」と思って、撮り直すことがよくあるので、最初から液晶画面で撮った方がいいやと思ったりする。もちろん、動いている被写体を撮る場合は絶対にファインダーが必須なので、そこは使い分けている。

下の写真程度でも、ファインダーをのぞいて右手親指でピントを合わせつつ撮った方が安心できる。

例えば、ノルウェーの2Lが出している「ベートーヴェン ピアノソナタOP:111」なんかは、SACDを持っているし、e-onkyoから一曲だけダウンロードでDSDのデータを買うことができる。これを、1)SACDプレーヤーで再生 2)DSDのデータをAudioGateとかAudirvanaPlusでPCMに変換して再生 3)DSDネイティブで再生 この中で一番良いのはどれなんだろう。ということを確かめてみたいなあと考えている。戯れる会例会のネタですね。

「果てなき路」という映画が気になる。「断絶」もだ。  2012.1.18

AudioBasic誌の原稿書きが始まる前に、やり終えなくちゃいけない原稿書きがいくつかあって、今週来週はそれをやっている生活だ。

でも、四六時中机の上のMacBookAirに向かっていたところで書けるわけでもないから、ジンジャーシロップの注文がきたりすると、とても嬉しい。手を動かすのは最高の気分転換だから、そうやってバランスを取っている。そんなわけで、来週はまたジンジャーシロップを作ります。欲しい方はお知らせ下さい。

昨日焼いたバゲットはおかげさまですごくうまくできた。明日焼く分も仕込んでおいて、早く明日が来ないかなという気分。

去年Perfumeダンスコンテストの課題曲になっていた「GLITTER」は、大震災、原発事故支援ソングなんだろうなあ。カロリー(熱量)も減らないし。

フェーズメーションのHD-7Aは新しいファームウェアになったので、今夜はLet's noteのCUBESEにNASの音源を読み込んで試聴している。ブラームスのピアノソナタ、あの第二楽章をきいているのだが、やはり僕はCUBASEの音が好きだ。ファームウェアの更新も加わって本当に美しい。僕はこの曲をこんな風に再生したいとずっと願っていた。

以前も書いたことがあるけど、月明かりの下、恋する二人が行きつ戻りつ歩き続けるようなこのロマンチックな第二楽章を僕は本当に好んでいる。ブラームスはとてもシャイで繊細だと思う。

そして、R・シュトラウスのオーケストラ伴奏付きの歌曲集をきく。そんなわけで今夜は後期ロマン派のクラシック三昧。

今日の夕方、打合せで近所まで来たという角田郁雄さんがスタジオに遊びに来てくれた。それで、BentoAudioの話なんかをしたり、真空管アンプはいいねみたいな話をした。「山本さんのシフォンケーキはいくらするの?」「3000円ですよ」「作るのに何時間かかる?」「一個だけだとオーブンに入れるまでが約20分で、焼成時間が60分以上で、冷ますのに2時間以上」「で、3000円?」「そう、でも、これは僕の作品を買ってもらってようなもんだからいいんですよ」と答えた。実は型から外して箱に入れて送ったり、使った型を洗ったりもあるからさらに手間がかかるのだが、そこまでは話さなかった。僕は、ジンジャーシロップとマーマレードとシフォンケーキを注文してもらっていることを、とても有り難いと思っている。

結局のところ、大震災の支援も大したことができたわけじゃないし、無力だなあと思うのだが、せめてあまり人様に迷惑をかけずに暮らし、少しは喜んでもらえることをやっていたいと思う。ああ、また地震だ、ゆらゆらしている。  2012.1.19

おお、久しぶりにあの方がBlogを更新している。うーん、なるほどさすがに詳しいなあ。 歌はこちら、僕らぐらいの世代には懐かしい曲ですね。

どうして太宰府でこんな放射線量が?

液晶TVを導入して良かったのは、Wiifitがやりやすくなったこと。画面の大きさは24インチでもいいんだけど、位置が変わったので、腕を左右に大きく広げられるのと、アップスキャンコンバーターを使わずに済むようになったので、始めるのに一手間減ったことが大きい。45才の時に買ったコートを75才になっても着ているというのが僕の目標なのだが、単に体型ということだけじゃなくて、雰囲気みたいなものが問題だと思うのだが、でも、その雰囲気の基礎は体力だろうと思う。

ポルトガル語で言葉もよくわからないんだけど、あのひどい状態だった2009年はこのCDをきいてずいぶん助けられたものだった。今きいても、とても癒される。そんなこともあってか、僕はこのCDがジルベルト・ジルのアルバム中で最もお気に入りだ。パワフルで陽気な雰囲気のアルバムが多い人だと思うけど、やはりこのアルバムのような深さと優しさに支えられてこその明るさなんだろう。おすすめです。

しかし、困ったモンだよなあ、この昨年末に出たPLACEBOのライブ映像。特典映像が入っているからって言っても、日本盤の値段がとてつもなく高いんで、いくらなんでもこれじゃ売れないでしょうって感じ。海外盤は何とブルーレイディスクがこの値段ですからね。思わずブルーレイをポチしそうになるのだが、僕はブルーレイディスクプレーヤーを持っていないのです。安いブルーレイディスクプレーヤーってHDMIで接続して、AVアンプ側で音声をデコードするんだけど、僕のAVアンプは古いからそいつができない。ってことは、ブルーレイディスクプレーヤー導入にはAVプレーヤーを買い替えなければいけないのでした。あー。ため息。こんな場合、皆さんならどうしますか? 早いところ映像もUSBメモリに入れて売って欲しい。そんなわけで、まだ悩んでいる。

FirefaceUCXってのが出るんですね。ドライバーなしにiPad/iPad2と直接接続可能だそうです。

みぞれの降る午後は、近所のはりきゅう治療院で膝と肩に鍼を打ってもらった。これで四回目になる。肩は、たとえば目より高いところに洗濯物を干したりする動作とか、ヒゲを剃っているときに逆剃りをするような動きをすると妙に突っ張って疲れる。自分が考えている何も問題ない状態を10割として治療を受ける前を0割とすると、3割以上は良くなってきていると思う。3割と4割の間かなあ。ある程度スムーズに動くようになれば、パンチだのオーイェイだのディスコだのと、色んな動きをさせて良い方向にもっていけると思うのだが、やっとそんな流れが始まってきているかなってところだ。

ファームウェアがバージョンアップされたフェーズメーションHD-7A(192改)は、通電丸一日あたりから音に力が出てきて、今日はかなり音が変化してきた。最初は繊細さが増したなあと思っていたのだが、今は弾力のある力強い音になっている。192対応のHD-7Aはもう少し薄い音だと思っていたのだが、ちょっと認識をあらためよう。

Let's note+AudioGateで再生して、HD-7A(192改)できいているんだが、一昨日あたりの印象と随分違ってきている。パワーアンプがSDサウンドのアイワンだから、ちょっと暖色系の音になっていて、そのあたりが混同していてよくわからなかった。新旧2台のDACを並べてきけばわかるけど、そういう状態ではないし基盤も新しいから音も変化していて、あれこれきいてみてわかってきた。これは一皮むけたサウンドで、USBDACの新次元と言える。Firefaceもすごくいいんだけど、HD-7Aは別の良さだ。いろいろな機器が進化して音が良くなると、ますます音楽は楽しいものになる。  2012.1.20

いやはや、昨夜でHD-7A(192改)は化けましたね。こんな音きいたことないって感じ。

よし、やる気が出てきたから、この勢いを借りてさっさとヘッドフォンの原稿を書こう。これが終わると仕事を前倒しにすることができるから、心に余裕が生まれる。

このところいくつかのタイプのヘッドフォンを試聴していて、長い物はもう一ヶ月ぐらい使ってみているのだが、だんだん色々なことがわかってきて実に楽しい。元々の自分の好みがどのようなものだったのかも見えてきたし、好みはから外れているが一週間ほど使っていると徐々にその製品の魅力や持ち味がわかってくるもの(ここで、自分の好みも少し修正されたりする)、人気機種でけっこう高価だというのに最後まで良さが発見できないタイプ、さまざまあってとても面白い。

MacやPC、Linuxなどを使った音楽再生は、「なーんだこれでいいんじゃない」という調子で始めたもので、僕なりにやってはみたものの、結局のところ余ってるパソコンやそれに等しいもの(僕にとっては1万円でファンレスのLet's note)とか、あるいは普段使っているMac(今はMac mini)で兼用するのが好みだ。あまり大がかりになったり電源だらけになったりは、僕のスタイルではない。

そんな点でもフランス製の体重計は魅力的だった。ああいうコンセプトのオーディオ機器がもっと沢山あって選べるようになるといいなと思う。

このようなモノを持って来てくれた人がいるので、「ちょっとやばいなあ」と思いつつ、Mac miniと接続してみた。MacminiのHDMI端子とダイレクトに接続し、ミニディスプレーポートにはナナオのモニタという状態だと認識しないので、ナナオのモニタを外して、ミニディスプレーポートからHDMIに変換してこのビクター製プロジェクターを単独でMac miniに接続すればOKだった(つまり僕が使っているプロジェクターと同じ結果ってこと)。なるほどです。

このフルハイビジョン対応のプロジェクターでPerfumeのDVDと「ガタカ」を見てみると、とにかく鮮明な画像でショックを受けた。ちょっと鮮明過ぎる気もするし、DVDのアラがもろに出る。だからさ、高解像度路線っていやだよな。そんなところばかりが気になってしまうじゃないか。と、買い替えられない僕は複雑な気分です。

今日はジンジャーシロップ作りをしたので,珍しく在庫あり。欲しい方はどうぞお知らせください。  2012.1.22

スタジオのスクリーンは横幅3.2mなので、インチでいうと140インチと150インチの間ぐらいでしょうかね。面積で言うと100インチの二倍ぐらいなのだが、この大きさになるとDVDってのはそれほど画質が良くないんだなということがもろに出る。僕が使っている解像度が低い時代のプロジェクターだとそれでも曖昧な部分があるのだが、貸していただいたプロジェクターだと本当にDVDのアラがよくわかる。ま、映画が始まってしまえば内容に気を取られて画質なんかどうでも良くなるんですけどね。

まだブルーレイディスクプレーヤーも導入していないことだし、いつか将来僕の使っているプロジェクターが壊れたりしたら、また考えることにしよう。昔よりだいぶ安くなってきているけど、それでもプロジェクターは高いからねえ。そしてもしも自分のものにしたら、シネマモードでもかなり鮮明で彩度が高いから、少し自分好みの渋い色調に調整して使うと思う。

こんな番組が始まったそうです。見た方いらっしゃいますか? iPhone版の産經新聞より転載。

さて、会計事務所のおじさんとの事務作業が終わり、その後でルンバを動かしていてそれも終わって静かになったから、そろそろアンプのスイッチでも入れようかな。この冬は寒いなあ。でも、この寒いのもあと一ヶ月ぐらいだろう。

プロジェクターと一緒にパイオニアのAVアンプを貸していただいた。これを使って、主に映像関係の出力のことを試して確認させてもらっている。とにかくやってみないとわからないからね。

こんな風にちょっと無理をして接続してみて、いくつかわかったことがある。新しい機器だと非常にうまくいくこと、便利さと不便さがどっちもどっちと言うか、行って来いなこと。なるほどなと思う。HDMIの出力が2系統付きのAVアンプを経由すれば、ブルーレイプレーヤーやTVチューナーの映像を液晶TVに出すこともできるし、プロジェクターに出すこともできる。MacのHDMI端子からの映像も同じように自在に出力可能だ。でも、当然ながら、その度にAVアンプのスイッチを入れなくちゃいけない。今はすべて直接接続なので、ケーブルの抜き差しは必要だが、AVアンプから音を出さない時は切っていても良い。映像出力回路が故障しているAVアンプでも問題ない。どのみち、AVアンプもプロジェクターもすぐに買い替えられるわけではないから、現状のまま何もしないのが一番平和みたい。4年後ぐらいに検討することとしよう。

そんなことをやっていたら、また地震がきた。不安定な状態で置いといて機器を壊してはいけないから、やってみたいことは確かめたことだし、サッサと箱にしまおう。おかげさまでいろいろわかりました。ありがとうございます。

そして、寒い夜は「みぞれ鍋」であたたまろう。と、思ったが日本酒を入れすぎて酔っぱらってあたたまり過ぎた。ほとんどアルコールを受け付けない身体になっているみたいだ。  2012.1.23

最新鋭の映像はすごいなーと思いつつ、半分は違和感も覚えているみたいなのだった。僕はDLPから入ったので、DLPに対しての違和感はなかったのだが、三管でやってた人から見ればDLPは受け入れられない映像だったのかも知れないなと思う。音で言うとSPUとライラのカートリッジぐらいの違いがあって、これは多分慣れの問題だと思うのだが、今回貸していただいたプロジェクターを使ってみたのはすごく面白い体験だった。とにかくここ数年プロジェクターの性能ってどんどん上がっていて、しかも値段は下がっているのだが多分売れ行きは落ちているのだと思う。で、メーカーは3Dにいってる。

だけどだ、今のプロジェクターってHDMIの入力を2系統持っているのだった。ならば、片方をAVアンプからの信号、片方はMacやプレーヤーからの信号にしておいてもいいのか。ふーん、すごいな。ただし、僕の場合は壁の裏にHDMIケーブルを二本通す事が出来ればの話だけどね。

東京は雪が降って寒い。今日の午後は六本木で取材だから、カメラの用意をしておこう。三脚も持って行こうかな。滑って転ばないように注意しなくちゃね。

とにかく午前中にプロジェクターとAVアンプを箱にしまった。出すのは楽だが、しまうのは少し大変ってやつだ。それから、長い期間試聴を続けているヘッドフォンもそろそろ片付け始めよう。一社、それほど高くないんだけどものすごく気に入ったブランドを見つけたのが収穫だった。ヘッドフォン、イヤフォンも実に楽しい。ヘッドフォンマニアは100個以上持ってるそうで、そういう人が何人かいるらしい。僕はマニアでもコレクターでもないけど、それでもリファレンスになるものを何台か、いつでもきくことができるようにしておきたいと思う。

午後の取材と夜の打合せが終わった。まあよく働いたかもなあ。

明日の夜は音楽喫茶をやりますので、どうぞお越し下さい。お待ちしています。

このところ音が良くなったので、音楽をきくのが楽しい。AudirvanaPlusにしてみたからかな。  2012.1.24

先日の戯れる会例会でAudioQuestのFireWireケーブルを持って来てくれた人がいて、カテゴリー7のケーブルと比較した結果、こちらの方が好ましい音だったので、僕はなるべく早い段階でこのFireWireケーブルにしたいと考えている。

カテゴリー7のLANケーブルを使った物は、高解像度ですごく良いのだけれど、なにしろ固いからハンダが取れやすい。僕みたいに抜き差し頻度の高い使い方だと、接触不良が起きやすく、これまで何度か痛い目にあった。いくら音が良くても、音が出たり出なかったりするのは困るし、その度にハンダ付けをやり直すのは、苦にならない人とそうでない人がいる。また、Mac側がFireWire800の端子しかないと変換コネクタを使うことになるので、ここでもさらに不安定な要素が加わるのも困る。音の方もあまり高精細な感じは疲れるしってことで、AudioQuestのこのケーブルは重心が下がる感じでなかなか好ましいのだった。同じシリーズでもっと高いタイプもあるようだが、ケーブルの値段はこのぐらいが限界だと思う。

僕はMacやPCを使って、もちろんiPhoneでも音楽をきいてきていますが、皆さんもご存じの通り、リッピングにはそれほど積極的ではない。「CDを回して再生するよりリッピングした方が高音質だ」と書いたことは一度もない。実際、きき比べるとCDを回した方が良いことも多かったし、最近の結果では大差ないという感じだ。

リッピングしたのは持っているCDのうちどれぐらいだろう? 1/3から1/2の間ぐらいかな。どうも面倒でそれ以上は進まない。そしてリッピングしてもCDはそのままだ。売ったりする気などない。もはやユニオンに持って行ったって「買取不可」なんて言われるCDだって多分沢山ある。たとえばその価値なしのCDが僕にとってはかけがえのないものだったりする。

たまたま何かの加減で二枚あるお気に入りのCDを買取りに出したら「ゼロ査定」なんてことはよくある。「貴様、私の愛聴盤を無価値とは、CD買取係の風上にもおけぬ奴だ、成敗してくれるわ。きゃりーぱみゅぱみゅのCDでもきいてろ。私も好きだが」などと内心思ったりするわけど、世の中ってそんなもんです。だから、リッピングをしてもCDを売ったりはしない。  2012.1.26

厳密に比べてどっちの音がいいかなんてことは、まあだいたいでいいから、最近はCDプレーヤーでCDをかけたくなってきている。儀式ってわけでもないんだけどね。なんでだろう。

昨夜は音楽喫茶にお客さんが二人見えて意外な話で盛り上がった。岡田史子の「ガラス玉」、宮谷一彦「太陽への狙撃」、芥真木、やまだ紫、などにも関係する話だった。僕は小学生の頃見た杉浦茂の「猿飛佐助」にものすごく影響を受けているのだが、彼は湯島小学校なのね。知らなかった。

。。Let's noteを起動してCUBESEを立ち上げて、CDをかけると音が良い。でもCD一枚きくのにそれはちょっと面倒なので、どうも近頃はCDをCDトランスポートで再生したくなってきている。でも、使いたいCDトランスポートが一つもない(だってSPDIFのデジタル出力しかついていないんだもん)。これだけPCオーディオをやってきて、今更昔のCDトランスポートには戻れません。「ないのなら作っちゃえばいいんじゃないか」なんて話もあって、でも、そうなるとやはりそれはそれなりの金額で、ショップに並べば三桁万円、原価計算したってその3割でしょうから、その日に備えて貯金しておかないといけませんね。どうせダメ元、楽しみなオトナの今後。

日が照っていると暖かいけど、夕方は寒いなあ。とりあえず書きかけの原稿はすべて送って小休止なので、明日か明後日またジンジャーシロップ作りをやる予定です。欲しい方はお知らせ下さい。

マイクロフォーサーズに、アストロデザイン、ケンコー・トキナー、タムロンが参加ですか。そう来なくちゃね。面白くありません。

しかし、今晩は実に良い音で鳴っているなあ。Mac mini+AudirvanaPlusですが、心の問題だろうか。それとも、昼間鍼治療に行って、腰、首、肩に鍼を打ってもらったからだろうか。さあ、明後日はさいたまアリーナでPerfumeのライブだから、たまには早寝しよう。  2012.1.26

今日は朝一で高知県産大生姜4kgを買いに行き、シフォンケーキを一個作った後、ジンジャーシロップ作りをやる。でも頭の中は、原稿のことを考えている(と、書いているが実は明日のライブの頭)。そういう日中を過ごす。厨房の装置で音楽をききながら作業をするのはすごく楽しい。

シフォンケーキの焼成時間を少し減らしたのは正解みたいで、一昨日の音楽喫茶用に作ったものはなかなかいい感じの出来だった。こんな風にして五年もかけて(歳月ってやつだわまったく)微調整をしてきている。

会社に勤めていたりすると、大きくても小さくても、なかなか自分の自由にはならないし、自分の行いや考えがダイレクトに反映され結果が出るものでもない。僕の場合は個人だからそういう点で言うとダイレクトな手応えが得られることが多い。今日会った人に自分のやっていることを説明して来週仕事をもらえることもある。

、僕が仲間をつくってやっていることも似たような感じなのだと思う。第三日曜日に集まって、みんなでお菓子を作って写真を撮ってる集まりがあるんだけど、これは昔スタジオの暗室でモノクロームプリントをやっていた会みたいな集まりで、このメンバーで年に一度写真展をやったりしているわけだ。

僕はみんなから会費をもらっているので、モノクロームのプリント時代からずっと、みんなが使いやすくなるように道具を揃えたりしてきた。今も自分やみんなの興味、便宜などを考えて道具を買ったり、スタジオの設備を整えたりしている。そういう点では戯れる会もよく似ているかな。楽しみつつ参加してもらう事で次の何かを呼ぶことになる。でも、こういうのってわからない人にはわかってもらえない。まだまだ力不足だなあ。

FUJIFILM X-Pro1は、なかなかリキの入ったミラーレス一眼レフだなあ。魅力的なカメラが沢山出てくるのはいいね。みんな、写真をプリントしなくなっているんだけど、ちょっと残念だな。やっぱり年に一度やそこらA3ノビぐらいにはプリントしていた方が楽しいと思う。

今日、ジンジャーシロップを4kg作ったので、1kgのみ在庫あり。  2012.1.27

さいたまスーパーアリーナの前で、Perfumeのライブが始まる前に集まって踊る人たちが存在する。で、StudioK'sに来ている人も多数いたりなんかして、僕は仮に自分が踊ることができたとしても、ライブを見に行くのにその前に踊ったりはしないと思うんだが、踊って盛り上がりたい人もいるってわけで、そういうお祭りなんでしょうね。カーネル・サンダースを川に投げ込むよりは断然良い。そんなわけで、ポケットの中にリコーのCX4でも入れて行こうかねと思っている。

今日は午前九時からシフォンケーキを二つ作って冷まして発送してから、さいたまスーパーアリーナに出かける予定。明日は朝一からヘッドフォンアンプの取材だ。シフォンケーキの微調整はうまくいっているらしく、いい感じの焼き上がりだ。

うーむ、ライブの開場は16時、開演は18時だっていうのに、昼前からグッズ売り場で並んでたりするらしい。ファンはありがたいものですね。さて、シフォンケーキとジンジャーシロップを発送して、僕もそろそろ出かけることにしようかな。

すごい盛り上がりのライブでした。明日が早いので、Perfumeのライブ話はまた今度。  2012.1.28

ああー、疲れた。もうダメ。朝8時から夜の7時まで、ずっとあれこれ仕事をやりっぱなし。

ヘッドフォンアンプの試聴会に行って全部きいたのだが、なかなか面白かった。僕はスピーカー派?(ということになっている)なのだけれど、同じ物を全部きいたヘッドフォン派の佐々木さんと、おすすめ5機種を出すとけっこうかぶっていたりして、でもあるところから意見が分かれたりして、なるほどなと思った。

僕はPCオーディオをやっているけど、PCオーディオだけが良いと言うつもりはない。しっかり造られたCDプレーヤーやCDトランスポートにも良さがあると思う。こっちの方が良いって決めちゃうのは簡単なのだ。MMはダメでMCが良いとか、ベルトドライブが良くてDDはダメとか、真空管が良くてトランジスタがダメとかね、そういうことだ。どっちにも良さがあるし、どっちにも欠点があるから、欠点を感じさせない方を選んでもいいし、両方使ってその都度使い分けてもいいだろうと考えている。  2012.1.29

とにかく昨日はすごく忙しかった。その分楽しくもあった。さて、ルンバに掃除をしてもらって、僕はさっさと原稿書きをやってしまおう。取材済みでこれから書かなくちゃいけない原稿が三つあって、来週はAudioBasic誌の取材があるからね。

こんな人たちが沢山いる。中田ヤスタカもけっこう沢山見かけた。

国内では2月にはレナード・コーエンの新譜「Old Ideas」が発売されるらしい。楽しみですね。

珍しく今年の冬は寒い。でももうそろそろ2月だ。3月は誕生月だから当然好きなのだが、僕は寒いけど明るくなってくる東京の2月が好きだ。

今夜はVoyageMPD+フェーズメーションHD-7A(192改&新ファームウェア)で音楽をきいている。この新ファームウェアは音が良いと思う。

そういうわえけで、上記の組み合わせがなかなか良いので、それなら最高を目指そうということで、VoyageとHD-7Aをアコリヴァの二股USBケーブルで接続してきいている。いい音なので全然不満なし。これで、ちゃんとアートワークが全部表示されて、曲順がまともになれば文句なしなんだけどねえ。

VoyageMPDの電源はFireface用に作った電源と共用していて12.5vだ。音を良くするにはQNAPのNASを別筺体に入れて電源を強化すると良いらしいのだが、そこまで音を良くしたいとも思わないので、このままでいいやと僕は思っている。HD-7Aのファームウェアが新しくなってすごくいい音になったんだから、そんなに欲張らなくてもいいじゃない。  2012.1.30

それよりは気楽に音楽を楽しめるようにドックスピーカーが欲しいなあって思ったりする。

僕が最初に使っていたiPhone3Gは非力だったから、iPhone4にした時にSofmapで買い取ってもらったんだけど、今使っているiPhone4は十分なスピードだから、夏か秋にiPhone5が出て5にしても、売ったりはしないでいくつかの事に使おうかなと考えている。一つは汎用リモコンにすることで、もう一つがドックスピーカーとの組み合わせ、それからSkypeで電話する場合もどうせWiFiなのだから、4をとっておいて4を使ってもいい。

一人ででかい音出してるのはちょっと虚しくなることがある。

クレープやガレットを焼くための大きな鉄板の温度を知りたかったので、非接触の温度計が欲しいなと考えていたところ、新藤さんのBlogを読んでいたら手頃な物が出ていたので、僕はAmazonで買いました。

  

送料込みで、この値段だったらつい買ってしまいますよね。

明日の夜は音楽喫茶をやっています。寒いけどお時間のある方はどうぞお出かけ下さい。お待ちしています。  2012.1.31

皮膚の表面は何度だろう? 口の中は何度かな「あーん」。次は床暖房してる床の温度を計ってみる。真空管の温度を計ってみる。一本だけやけに温度が高い真空管を発見。なんでかな? しばらく楽しく遊んだ。

いい音だなあと思っても、一人できいているのは虚しい気がする。

外国人によるPerfumeの 「演奏その1」  「演奏その2」   「演奏その3」なの。

こちらは、奥田民生が歌う「レーザービーム」。さすがって感じ。楽しいですね。

今夜の音楽喫茶はお客さんが6人も来てくれて、本当に有り難いことです。また来週もどうぞ。今夜は、途中までがiPadからのAirPlay、その後がVoyageMPD、そして最後の一時間はAudioGate+Fireface400だった。  2012.2.1

「さて、今日中に原稿を二つ書き上げよう」と心に決めている。

水曜日夜の音楽喫茶ってすごく贅沢なんだと思う。だって、1500円払ったらお茶飲み放題でシフォンケーキ付きだもんね。シフォンケーキって一般には厚させいぜい3cmぐらいで、しかもバサバサのやつが600円ぐらいするから、二倍以上の大きさでしかもフワフワでしっとりです。それで、3時間滞在して「早く帰れ」みたいな顔をされるわけでもない。

「StudioK'sで音と戯れる会」も僕が同じ発想でやっているから、実はそれほど高いものではないのだと思う。音楽喫茶の時にオーディオ機器やソフトのきき比べを始めたら徹夜になってしまうので、そういうことは一ヶ月に一回昼間集まってやっている。気の合う人や地域的に近い人とも出会うことができるから、親しくなれば機器の貸し借りだってできるだろうし、知識を共有することもできる。多少物が安く買えたりもするから、会費分ぐらいは得るものがあると思う。

Web上での意見交換でギスギスしたやりとりをよく見かけるわけだけど、戯れる会の場合はどこの誰ってことがわかっていて本名での付き合いだから、よほど誤解しやすく切れやすい性格の人でない限り、妙なトラブルは起こらない。そこが会員制の良いところだし、あまりに迷惑な人にはお引き取り願うしかない。

ハイエンド指向の人もいるだろうし、ハイエンドが嫌いな人もいる。いいんじゃないでしょうか、そんなことは自由だ。僕はハイエンド的物体に心動かされることがよくあるので、ハイエンドが嫌いってわけじゃない。洋服、雑貨、何か道具、美術工芸品、超一流の物はちゃんと存在するからそれは認めるべきで、高価であっても当然だ。そこを認めないとロマンも何もなくなっちゃう。

今度の2/11(土)は戯れる会の例会なのですが、参加してみたい方があれば、非会員の方もお試しでどうぞ。メールで申し込んで下さい。studio.k@mac.com わけがわからずやり始めたPCオーディオも、そろそろ次の季節が始まっている気がするのだが、そんなことも少しは感じていただけるかも知れません。

今、AudioBasic誌で展開している「マルチフォーカスチューニング」の第一回目では、WadiaのCDプレーヤーよりFirefaceの方が断然良かったのだが、二回目になってセッティングもいいところに入ってきて、電源ケーブルやインターコネクト、スピーカーケーブルなども整えていくと、WadiaのCDプレーヤーが良く鳴り始めて、どっちもどっち、それぞれの良いところが出始めた。あれは僕にとって良い経験だった。

僕のところでも、数年前にCECのDA53とMacのiTunesで再生した音が、CDトランスポートとDACの組み合わせよりも魅力的だったから「CDプレーヤーは要らない」と考えた。でも、あれから色んなことをやってきている。PCオーディオもできる限り進化させてきたし、それに加えて部屋の音響調整やセッティングもずっと続けいている。そして、この5年半、戯れる会の例会をはじめ、RockDayや音楽喫茶、各種イベントなどで常に他人の耳、それもオーディオ&音楽マニアの耳ににさらされてきた。こんな部屋と装置はそうそうないでしょう。同じことですが、育っているのかも知れないし、老化しているのかも知れない。だから、いわゆるPCオーディオだけが良いのかどうかはわからない。僕はどちらかと言えばリッピング派ではなくCDを回してききたいストリーミング派だから、ずっと前から、しっかりしたCDトランスポートでCDを回して、それを例えばUSBやFireWireで送り出してDACで再生出来たらいいなと考えていた。

誤解しないで欲しいのだが、PCオーディオに見切りをつけたとか、やっぱりCDプレーヤーがいいなどと言うつもりはない。ハイレゾにしろDSDにしろMP3にしろ、音楽データからの再生は出来た方が良いに決まっている。この5年間、あらゆる意味で育ったというのは、そういうことをあれこれやった結果なのだ。

来週早々、ジンジャーシロップ作りをやりますので、欲しい方はお知らせ下さい。僕はこの数年、風邪っぽいことはあるけど、一度も寝込んでいないのだが、やはりこれはジンジャーシロップのおかげだと思う。  2012.2.2

この一ヶ月間、ヘッドフォンの音をよくきいて過ごした。割と大音量できくのが好きなこともあってか、ヘッドフォンの試聴は少々疲れるので、あまり長時間はできないのだが、おかげさまで色々なことがわかってきて面白い。さて、昨日もまた一台預かったのでこのあたりの原稿をさっさと書いてしまおう。そんなわけで適当なヘッドフォンアンプもあるといいなあなんて思ったりする。まあ、Fireface400でもいいんですけどね。

ジンジャーシロップは、僕の場合一回に4kgとか8kgとか作っているから、そんなに大量な生姜を手ですり下ろして、手で搾るなんて無理だ。だから、定価でいうと10数万円の機械を買ってやってるのだが、やる気と握力があれば、ジンジャーシロップ作りは自作可能かもなあ。

シフォンケーキはイメージと技術の世界だから、5年もかけて1000個以上買ってもらって、近頃やっと安定してきたので良かったなあと思う。

マーマレード作りに必要なのは何でしょうね、味のイメージと良く切れる包丁と大きな釜でしょうかね。

戯れる会の会員数って2011年度は日本全国とウィーンで56人だった。100人ぐらいになってくれたらと思い続けているが、現実は60人から70人ぐらいのところで足踏みをしている。でも、僕は人数ではないと考えている。では、一番重要なのは何か、それはわかっている。「人間性」に尽きる。  2012.1.13

それにしても、Mac miniにしてから、本当に静かだ。そして多分電気も喰わない。HDDが5400回転なのでコピーなどは多少時間がかかるけど、通常の作業はMacProと比べてほとんどストレスを感じることがない。

ヘッドフォンの原稿もだいぶ書き終わり、あと一つ残すだけになった。もう一つ原稿を依頼される話もあるので、さっさと書くことにしよう。ああ、でもWiifitを30分やってからね。

昨年末、皆さんご存じのこの雑誌から原稿依頼があって、何ページか担当しました。オーディオ以外の情報も満載だし、オーディオ情報も満載なので、なんかすごいなあと感心する。まあ、読んでみてくださいませ。

オリンパスOMデジタルってのが出るんでしょうかね。出るとすると、PeとEシリーズの中間で、電子ファインダーが付いてるのかな?

PENTAXの新型は「ついにこういう時代かあ」という感じですね。僕はパンケーキレンズってそれほど好きじゃないんだけど、ああいう趣味的なレンズがまるで選べない(似合わなくもある)EOSは遊びカメラとしてつまらない気がする。オーディオも同じで高性能を追求すると、あるカタチになってしまって、遊びっぽさがなくなる。

もし、OM-Dが昔のOMシリーズとほぼ同じデザインで出るとすると、玩具っぽいPENTAXのK-01とは対照的なものになって、なんか面白いよなあ。遊びのカメラ選びってのは楽しい。今僕は自動車を持っていないのだが、ずっと仕事やアウトドア遊びのためにステーションワゴンだったから、いつか好きな自動車に乗るのが夢だった。乗りたいのはぶっ壊れそうな古い小型車とか、二輪ならスーパーカブみたいなものなんだけど、なかなかクルマも持てないな。ちょっとぐらい割高でもいいから、変わったクルマを貸してくれるレンタカー屋が近所にあればいいんだけどね。

車庫があって、しかもクルマに乗る生活なら、毎年誕生日に中古車を買い替える生活なんてのをやりたいんだけど、それはできそうにないから、それに近い遊びって何かないだろうか。カメラでやったらどうなるのかな。  2012.2.4

毎年買い替えるので一番楽しいのはやっぱりクルマだと思うのだ。そりゃもちろん、予算50万円ぐらいでやるんですよ。一年経って下取りに出したら査定ゼロとか、外れの外車をつかまされて一年のうち半年ぐらい入院とかで、レンタカー借りてたりしても許す。こういうのをやりたいんだけど、無理そうなので、代わりにカメラでやるとすると、レンズとストロボの問題があって、それらも全部買い替えるのはちょっと大変だから、最低必要なレンズとストロボは買っておいた方がいいかもね。僕が使ってるレンズってのは、そこそこの広角と100mm相当のマクロ、あとはどうせ付いてくるから標準ズーム、こんなもんでOKだから、何社分かレンズとストロボは持っていて、ボディは一年で買い替えるってのはどうだろうか。

今日の午後はジンジャーシロップ作りをした。6kg分作って、1kg分在庫ありなので、欲しい方はどうぞ。  2012.1.2.5

今週からAudioBasic誌の取材も始まる予定なのだが、昨日ジンジャーシロップ作りもやったし、ヘッドフォンの原稿で残っているものを一本仕上げれば(あと150字書き足せばOK)、引きずっている仕事がゼロの状態だ。オーディオに関して、僕は最近自分の考えがとても明確なものになってきたことを感じている。それはひと言で言うと、「やさしい(優しく易しい)オーディオ」なんだと思う。高音質へのアプローチはいろいろな方法が考えられるんだけど、僕は多分、野菜をたくさん食べて、適度に身体も動かして、友人たちや恋人との関係を大切にしてゆく中で、総合的に結果として高音質になっていくのがいいなあと考えているみたいだ。ヘッドフォンでもそうだったのだが、僕は高性能を追求した製品をそれほど欲していない。無理はせず、やれるところでやりゃいいんですよ。

ただし、「何十年かかってもいいから自分の理想の音を手に入れてやるぞ」という気持は必要だ。それがなければオーディオ愛好家とは言えないわけで、だから、音が悪くてもいいっていう意味ではない。

REGZAを買って一ヶ月ほど使った。相変わらずTVは見ていないが、一番すごいなと思ったのは、SDカードスロットがあって、SDカードに入っている写真や動画を再生出来ることだった。これって、一昔前ならビデオデッキテープとデッキが必要だったわけだけど、それがカード一枚だけでOKだ。

昔当たり前に使われていた「MO」の場合、たかだか230MBとか640MBだったかの容量を持ち運ぶために、5万円もするドライブが必要だったわけだけど、いまじゃ、SDカード一枚でドライバー不要で認識するし、容量は16GBだって32GBだってOKなわけだ。

それはそうなんだけど、僕が言いたいのは、このSDカードスロットにしろ、LANの接続にしろ、TVがパソコンの機能を持ち始めていて、パソコン側もいろいろな方法でTVの機能を持ち始めていて、溝がうまっているというか、オーバーラップした機能を持っている。携帯電話にカメラや音声録音機能が付いていたりするのと同じことなのだろう。こんな風に夢のようなことが現実化している時代なのに、世の中は不況だったり、自殺者が増えていたりして、ヘンだなと思う。

明日は久しぶりに、昼間すごく時間があって、寒いけどちょっといい気分だ。夜はPerfumeのダンス練習に来る人が5人か6人いるみたい。食べた物の片付けなどが終わって、空いた時間があったら、僕も教えてもらおうっと。  2012.2.6

今日は朝から雨、そして東京はとても暖かい。僕はこのところずっとドックスピーカーで音楽をきいているのだが、これがなかなか良いので、明日の夜、音楽喫茶に来た人にもきいてもらおうかなと考えている。正直、かなり気に入ってる。

もう何十年も、自分なりに高音質を求めてきた。今、ドックスピーカーを使って「いいなあ」と思ってしまうのは、その反動なのかも知れない。

あれこれ新しいカメラが出てきているので、カメラ選びは楽しいなと思う。だが問題は何を撮るかなのであるが(作品として残すに値するモチーフ)、それを言っちゃうと、僕だって困ってるというか、そうそう全精力をそそいで撮りたい写真なんてもんがあるもんでもない。逆にカメラ買ったからとか、新しいレンズを買ったから何か撮ってみたいってのも確かにあって、そのあたりがカメラとオーディオは良く共通している。何も買い物をしないでいるとものすごく停滞するから、破産しない程度、ひどい無駄が出ない程度に消費的な生活をした方がいい。

どうも最近ズームレンズばかり使っているから、日々単焦点レンズ生活ってのも潔くていい感じかもなあ、なんて夢想するんだが、けっこうこれが難しい。特に広角側が難しくて、すっごくいい20mmと24mmと28mmがあればいいと思うのだが、これが意外に揃わないのでそこんところがズームになっちゃう。

なんて書いていたら、キヤノンから24mmと28mmの単焦点レンズが発表になった。多分高性能なんだろうと思う。でもこのレンズを24mmと28mmで使うにはフルサイズのデジタルカメラが必要だ。キヤノンがフルサイズで、あまり重たくなくて、ボディが20万円以下のミラーレス一眼レフを出してくれたら考えてもいいなと思う。そんなのが出たらEOS7Dから乗り換えても良さそうだ。でも、多分ミラーレスは小型路線だろうから、フルサイズ機なんて出ないだろうな。今後5年計画ぐらいで、信頼をおけて、心から愛せるカメラ数パターン(大中小)を所有できたらと考えている。

明日の夜も、音楽喫茶やってますから、お時間のある方はどうぞおいで下さい。  2012.2.7

昨日と今日は、昼間が空いていて昨夜はダンス練習会で今夜は音楽喫茶だ。原稿書きは一段落なので、数日間は原稿のことを考えずに済むので、今日は一月分の経費その他の入力など帳簿付けやりながら、お気楽に音楽でもきこうかなと思っている。こんな気分は久しぶりだなあ。

しかし、何年か前まで、冬は肌が乾燥して痒くなったのだが、ジンジャーシロップのおかげでそれが解消したのは助かったなあ。以前は「ボディバター」の大きいのを買っていたけど、今はもう要らなくなって、ハンドクリームを使う程度だ。

欲しい物があれこれ出てきた。まずいなあ。よく考えて作戦を立てなければいけないぞ。でも、物欲にしろ食欲にしろ、欲望や野心があるってのはいいことだ。欲張りすぎるのはいけないと思うけどね。

今日は鍼治療の日で、肩と首に鍼を打ってもらい、背中、肩胛骨周囲の筋肉を鍛える動きを少しやってきた。若い鍼の先生はJazzがお好きらしく、いつもCDラジカセで古めのJazzをかけているので、今日はそんな話をした。

うーむ、シグマのDP1と2もモデルチェンジか、使ったことがないけど、どんな写真が撮れるのだろう? DP2が45mmになったのはいいことです。55mmでもいいかも。怖い物見たさじゃなくて、何て言うのかなこういうのは、シグマのデジカメはいつか使ってみたい気がする。

うーむ、20万円に値下げしたから、メチャ高価だったSD1の購入者には40万円分の物品サポートですか。長い間カメラ業界を見てきたけど、こんなの初めて。シグマっておもしろい会社だなあ。

やっぱりレナード・コーエンのCDは国内盤を買う事にした。  2012.2.8

昨夜の音楽喫茶はずっとAUDYSSEYのドックスピーカーで音楽をきいていた。レナード・コーエンの新作もきいたのだが、すごく説得力のある音で、参ります。これでいいんじゃないかなあ。

おー、予想通り、リーク画像通り、続々と出てきますね、今年のデジタルカメラ。田中希美男さんが書いていた、「今年のキーワードは高画質だ」というのは、こういうことだったのかと思う。そろそろデジタルカメラに対応したレンズも出そろってきているので、レンズを基本にカメラを考えるってが良いのかななんて思ったりする。オリンパスのマクロは60mmですか、35mm換算120mmってのはいい線ですね。12mm(あるいは9-18mm)と、標準ズームと、60mmのマクロ、これだけあれば大体のものは撮れそう。

OM-D E-M5とはまた、ずいぶん長い名前だなあ、デザインも踏襲していることだし、OM-Dでわかりそうなもんだが、OM-D5じゃダメなのかな? 

今日の午後は取材で出かけて、スタジオに戻ると連絡があって、またまたとんでもないヘッドフォンをきくことになった。うんと高価なものと15000円の物。でも、僕は安い方が驚きだった。BA一発でどうしてこんな音が出るのだろう? と、いうわけで、今日も楽しい音楽生活です。でも、耳が疲れたので今日は早く寝ようっと。  2012.2.9

早く寝ようと思ったのだが、とんでもないヘッドフォンの凄さを理解してしまったので、いきなり原稿のイメージが沸いてきた。それで「こんなこと書いてもOKかな」と思いつつ原稿を書き始めてしまい、寝るのが遅くなった。自分で読んで面白いと思えないような原稿なんざ、誰も読みたかないだろう。ダメなら書き直すさ。好きなことを思い切り書いてやろう。

なるほど、新藤さんは「CP+に行ったけど良いカメラが一つもない」と書いている。愚かすぎユーザー不在とまで書いているんだが、それはちょっと言い過ぎじゃなかろうか。新藤さんはやさしくていい人だけど、けっこう過激だからなあ。って、電話して言ってやろ。  2012.2.10

昨日は、午後から夜までスタジオで試聴をやっていた。いくつかの興味と疑問がスッキリしたのだが、雑誌にはそうそうあからさまなことも書けない事情ってものがある。まあ、直接戯れる会の例会などで会った時に「あれ、どうでした?」ってきいてもらえれば、答えられることは答えられるってもんです。

さて、今日の午後は月に一度の戯れる会例会だ。昨日の名残りもちょっとお裾分けって感じかな。なんだかんだで今日の例会は10人の参加があって、けっこう盛況です。長くやっていると飽きることもあるが、徐々に理解してもらえる面もあって、その差し引きが現在の会員数なのだろう。普通の収入で普通の部屋の人が一生懸命オーディオをやろうと考えた時、戯れる会ってうまく機能するシステムのはずだと思う。

やっぱり、新藤さんは写真家としてマジに画質と測距の速さ正確さその他、機能を重要視するから、ユーザー不在、見るべきものなしって事になっちゃうんだろうな。それはわかるんだが、PCオーディオにおけるiTunesみたいなもので、僕はPENTAXのK-01みたいなものを楽しいと思う。みんながみんな仕事の撮影をしているわけじゃないんだから、ああいうかわいいカメラもオシャレだと思うんだが、許せない人には許せないんだろう。

いやはや、今日も内容の濃い戯れる会例会だった。本当によくこんなことを10年もの間やり続けてきているなと自分でも思う。熱心に参加してくれる人がいるから続いてきたのだと思う。  2012.2.11

なんでこんなもんがスタジオにいるんだろう? 僕はこれを「ドーラ」と名付けた。でも、僕が欲しいのは「シータ」だ。

ずっと書いてきているけど、僕はリッピングが一番良いとは思っていない。リッピングした音にはその良さがあると思うけど、CDを回して出す音にも良さがあるはずだ。だから、良いCDトランスポートが欲しいなあとずっと思っていて、適当な値段でカタチの良い、StudioK'sバージョンのCDトランスポートが欲しい。ドーラはその関係で何故か居座っている。  2012.2.12

どうも、近頃自分自身の音楽のきき方に変化が起きている気がする。

CDはリッピングし、デジタル音楽の再生はHDDやSSDから再生し、アナログはレコードをまわしてきくというのが、普通なのだろうと思うが、僕は違うことを考えているみたいだ。まあ、それぞれ個人個人好きな方法、しっくりくる方法でやればいいと思う。

ドーラは、トーレンスの超弩級アナログプレーヤー「リファレンス」みたいな感じの造りだ。で、当然ながらかなり重たい。自分で使うという気持はまるでなかったので、戯れる会例会の時にみんなで試聴した後はデジタルケーブルとかクロックのケーブルも抜いてあった。置いていかれても困るよなあと思いつつ、丸一日以上放置してあった。だが、せっかくだからしばらく音をきいてみようかという気になった。それで昨夜再び電源を入れ、ケーブル類を接続して音を出してみた。

ドーラの本名は「フェーズテック CT-1」というもので、確か定価が150万ぐらいだったと思う。15年ぐらい前に出ていれば、エソテリックのP-0とかCECのTL-0あたりと十分張り合えた力作なのだが、残念なことに登場が遅すぎたため、若い頃からすでに「ドーラ」だった。ダースベイダーみたいなP-0とドーラの対決なんて楽しそうなんだけど、残念ながらそれは実現しなかった。

一日以上通電し、ルビジウムのクロックは丸二日以上通電された状態でCDをきいてみると、実にいい音だ。どっしりとしていて音に芯がある。これは、PCオーディオではきけない類の音だと思う。そして、普通のCDトランスポートとDACみたいにSPDIFの接続じゃなくてクロック信号は分離されているから、プレクスターの代わりにドーラで音を出しているようなもんです。だから、当然音はいいのだ。僕はプレクスターを使い始めた頃からずっと、そういうCDトランスポートが欲しいと願っていた。

BONNIE PINKが歌う、BlackBirdをきいたら「CDの音ってこんなにも豊潤だったのか」って驚きますよ。で、まだ試運転中だから、デジタルケーブルをAETのSINに取り替えたりはしてないってわけですね。さて、ドーラはこれからどこまでいくんでしょう。  2012.2.13

本当に久しぶりに、CDをCDトランスポートに入れてPlayボタンを押して再生しているのだが、ものすごく新鮮だ。音楽をきくのにマウスもトラックパッドも要らないのって楽なんですね。忘れていた。

そんなわけで、あれこれCDをきいている。とにかくすごい音だ。ドーラは、凄みみたいなものが出てきて、土曜日の戯れる会例会の時よりも断然良くなっている。もちろん、VoyageMPDやMac+Audirvanaでの再生もいい音なんですけどね。

そんなこんなで、今日は日本全国チョコレイトディスコの日、もらえないのも辛いけど、あげる相手がいないのも辛いってやつで、チョコレイトだらけの人もそうでない人も、本命一筋の人も、粉まみれの僕もこしあんと戯れるあなたも、楽しいバレンタインデーでありますように。

そんなわけで、今夜のStudioK'sはダンスフロアーなのであります。チョコレイトディスコ、エレクトロワールド、シークレットシークレット、コンピューターシティ、この四曲が2012年末までの課題曲です。

自営業の人じゃないとわかってもらいにくいかも知れないけど、一般的には2月だったり8月だったり、一年の中でどうにもお金が入ってこない月ってのがある。そこさえ凌げば当分(っても半年ぐらい)大丈夫なんだが、どうしようもない谷みたいな時期があって、ここ数年、僕は2月が谷だ。先代の貴乃花の人気ってのはそのあたりにあったんだなというのはスタジオを持ってみてから理解した。大関だから強いんだけど、最強ってわけじゃなくて、押し込まれて、追い込まれて、でも綱渡り的に粘って勝ったりすると、お客さんは大喜びだった。あれはきっと、自分を見ているような気分になって励まされてた人が多かったんだね。

こういう時期に、一方ではじっと耐えて過ごしつつ、何か新しい自分への投資をやれると後で花開くことがあるので、この2月はどうしようかと考えている。

まあ、そういうわけで、カッコいい靴下でも買おうかなと考え中。どうも、最近履いて嬉しくなる靴下がない。いくら良くても消耗品だから一足3000円は不可で、予算は一足1000円前後ってところ。この谷を脱したら、また靴を買おう。

レナード・コーエン「Show Me The Place」のPV、こうきたか、なるほど。およばずながら、こういうジジイになりたいもんです。しかし、レナード・コーエンのアルバムが各国で1位、ビルボード初登場で3位とは世の中も変わったもんです。他がよほどつまんないアルバムばっかりなのかな。

いやはや、ドーラで再生するPLACEBOのCDはすごくいい。久しぶりにCDをちゃんときいていい感じ。このところ少し大人しい音に振っていたから、昨日L-65のスコーカーとツィーターのレベルを微妙に上げて、川崎さんの鼓膜が微妙にヒクヒクして限界寸前までいって、NOMOTOさんが不満に思わない線を狙っている。PLACEBOの「The Crawl」がとても良い。この「Without You I'm Nothing」というアルバムはある意味でとてもPLACEBOらしいアルバム=陰影のあるRockで、僕はとても好きなんだけど、一般的には次の「Sleeping with ghosts」の方が高い評価を受けているって感じかな。

しかし、「グラン・トリノ」という映画がそんなに深い映画だとは知りませんでした。戯れる会の第2部は色々勉強になります。グラン・トリノとスラムドッグ$ミリオネアは飛行機の中でしか見ていないので、今度みんなでちゃんと見てみましょうか。それにしても、ドーラの音はすごいわ。

さて、ハッピーなバレンタインデーもおしまい。みんなが帰った後は、またまた何かCDをかけてきこう。そうそう、明日の夜は音楽喫茶開店です。客寄せのドーラも多分ドーンといます。  2012.2.14

さっさと原稿を書こうと思っているんだけど、少し頭が重いから音楽療法で治療している。僕のお薬はやっぱりバッハかな。

PCとかMacでのオーディオって、僕の場合は普段使ってるパソコンや、余った物を使ってやれるのが良かったんだと思う。多少は色気を出して音楽専用のPCを作ったり専用のMacを買ったりもしたが、結局色々な理由でそれらは残らず(でも、おかげであれこれわかったことも沢山あった)、MacProを使い、今はMac miniになり、Let's noteでやってるし番外編のVoyageMPDってところだ。

オーディオは自由だ。ヘンな音を好きだっていいし、きれい過ぎる音を好きでも罰則はない。音が甘かろうが、カッコ悪かろうが、その人が良いと思う状態にすればいい。僕はこの5年ほどMacやPCを使って音楽をきくことが多かったから、PCオーディオエバンジェリストと呼ぶ人もいるが、(あれは、フォトグラファーの収入が一番多いからフォトグラファーと名乗っているようなもんで、ずっとそうかどうかはわからない)近頃はCDプレーヤーで音楽をききたくなってきた。だからと言って、PCやMacからの音楽再生をやめるつもりは毛頭ない。これからは、月に二回ぐらいネクタイをして出かける生活をしたいと思っているのだが、そんなようなものだ。全然、関係ないけど。

僕が戯れる会で保証しているのは、自由にものが言える状態なのだと思う。誹謗中傷だったり度を超した非礼がなければ、何をどう語ろうが自由だ。戯れる会は2002年5月に発足し、そんな風にして続けてきて、あと数ヶ月で10年をむかえる。今も楽しい会だけど、最初の頃も楽しかったね。じゃあ、一〇周年記念のイベントでもやりましょうか? 雑誌の売上げ部数から類推して、日本全国にオーディオ愛好家ってのは多分3万人ぐらいしかいないんだと思う。このページを読んでてくれている人が何人いるのかもまるでわからないが、音楽を少しでもいい音でききたい者同士、対立する必要はない。好きな人と結婚して、本当は好きだった筈なのに、一緒に暮らしているとケンカばかりするみたいなのは、まあしょうがない面もあるんだけど、オーディオ好き同志で一緒に暮らしているわけでもなし、仲良く情報交換でもした方がいいんじゃないかな。そういうことをずっとやってきた。

昨日初めて作ってみた紅茶のシフォンケーキはなかなか良い出来だったので、今朝、今夜の音楽喫茶のためにまた別の種類の紅茶を使って紅茶シフォンケーキを焼いて、ドーラと共にお待ちしています。

確かにドーラの音はすごいのだが、たかがCD一枚回すのにこの重さと大きさはあんまりだと思うし、貯金して買いなされとは言えない値段だ。だからやっぱり、体積で1/6ぐらい、値段も1/6程度のCDトランスポートが欲しいと思うわけです。

さーて、散歩がてら小川町まで行ってオリンパスの新型カメラを触って来よう。オリンパスの最新カメラと最新ストロボの関係は、ボディからストロボのコントロールが出来るってことなのかな? そのあたりを調べて来よう。

去年の大震災で建物にヒビが入ったので、今日から建物の外装内装の塗装工事が始まった。今日は二階部分を塗っていてものすごい揮発性溶剤の臭いだから、ちょっと頭が痛くなってきたので換気扇を回している。シンナー遊びやってるわけじゃありません。

OM-Dに触ってきた。平日の午後だったが15分待ちだった。カメラっぽいデザインで多分けっこう売れそうな感じがする。田中希美男さんが「ものすごくやりにくい」と書いていた電動ズームのマクロ機能操作はあんなもんだと思うけどねえ。もっとやりにくいのかと思ったがそうでもなかった。キヤノンと違って、コントローラー不要で、オリンパスの専用ストロボ3台までボディからコントロールできるのか。なるほど、知らなかった。今度試してみよう。

本当はドーラで少し遊びたいんだけど、溶剤の臭いその他で頭が重く、どうにもやる気がでない。

それでも、夜8時過ぎ、音楽喫茶のお客さんと一緒に、ケーブルを二本AETのSINにしてみるとどうだ。これまでCDからこんな音はきいたことがない。そういうものになったので、ドーラが少し可愛らしく見えてきた。実に身勝手なものです。しかし、まいったなあ。こういう感覚は久しぶりだ。  2012.2.15

僕は単なる音楽好き、オーディオ好きなわけで、多少長くやっていたり人と違うことをやっていたりしているので、雑誌から原稿依頼がきて、記事を書いている。元ミュージシャンでもないし、元技術者でもないから、普通にオーディオ機器を使ってみているだけなんだけど、記事を読んで、その情景を思い浮かべてもらえて、ニヤリと笑ってしまうようなことが書けたらなあと思っている。

あれこれやってみて、近頃やっと、PCオーディオがデジタル再生のすべてってわけでもないことがわかってきた。なんとも時間がかかる。でも、おかげで今後の方針が出てきたし、いろいろ楽しくなってきた。

このところ、いくつかのヘッドフォンを試聴してきた。全部で何機種あったかな、12〜3機種かな。それぞれみんな特徴があって楽しい。で、僕が以前から使っているAKGの430をきくと、「やっぱり自分が選んだやつはそれなりに良い」と思うし、色んなのをきいてみてから、須山歯研製FitEarMH-334を使ってみると、「おおなるほど、こうだったんだ。さすが」なんて思ったりする。そんなわけで、少し経験を積んできているってわけです。

日本は宅配便がしっかりしているし、Webその他で商品の情報は理解している顧客も多いので、魅力のある商品ならヘンに安売りなんかするショップに売ってもらわず、自社のオンラインショップで買ってもらった方がまともな販売ができる。

オリンパスのOM-D関係でオンラインショップというのを見てみたら、三年保証で、学割もあるし分割払いもOKなのだった。なるほど、じゃあ高齢者割引とか、寡婦控除とか、寡夫控除とかもつけてくれ〜。

オーディオ機器の販売もそんな風になっていくのかも知れないなあと思うので、このあたりは非常に興味深いところだ。

EOS7Dと一緒に買ったEF-S15-85mmの手ブレ補正付きズームレンズは、妙によく写るレンズなんだけど(Lレンズ並みと言う人もいる)、「なんじゃこりゃ」というぐらい右上と左下がフードでけられたみたいに黒く光量落ちする。買い替えようかと思ったが、他に替わる丁度良いレンズもないし、そのことを除けば画質は良いと思うので、背景によっては常にトリミングをして使っている。フィルム代がかからない今日、手持ち1/4秒あたりで撮って、6枚ぐらい撮れば何とかブレない写真が撮れるのは有り難い。それを背面の液晶で確認できるのもまた助かる。7Dはさほど画質が良くない、40Dの方が画質が良い、という人もいるけれど、仮にそうだったとしても、40Dの背面液晶でピントの確認は出来ないから、40Dはもうイヤで、僕は思ったところにスパスパとピントの合う7Dが好きだ。

オリンパスのE-PL2についている14-42mmは小型軽量でおまけみたいな扱いだけど、このレンズも画質はまともだ。新藤さんところでE-P3を使った時もこのレンズで撮って、プロが7人ぐらい集まってみんなで一緒にモニタで拡大して見たが、割と高評価で文句が出なかった。あの時は、わざとモロに逆光で撮ったりと、考えられる限りの悪条件で撮っていた。

でも、近頃は単焦点レンズに興味がいっている。

しかし、ドーラはいい音になったなあ。こいつはどうしたもんか。浸透力のある音ってのを久しぶりにきいている。そんなわけで、今後の方針が定かになりつつあり。よーし、やっぱり単焦点レンズだぜ。  2012.2.16

新しいMacOSMountainLion発表ね。メモやリマインダーが出てくるのもいいけど、いくつかある不具合もなおして欲しい。

今朝届いた名古屋名物、おいしそう。秋になったら柿もよろしくね。

写真も撮ったし、まず左上の「海老づくし」を食べてみたら、すごくおいしい。そうかあ、日本全国にいる友人知人と提携して、僕はジンジャーシロップだのマーマレードだのシフォンケーキだのを送って、各地の名産品と交換するのも楽しそうだなあ。

そして、このような物を買ってみた。大中小の中システムをどうしようかなと思っているところ。

最近のストロボって、便利な反面使い方が難しいから取説をよく読まないと上手にコントロールができない。

あらららら、愛用しているMacBookAirのヒンジが折れたみたい。ここが弱いとはきいていたので、それほど無理をかけずに使ってきたんだが、この夏で丸三年、毎日毎日使ってきて、せめてあと半年は使いたいと思っていたが、まずいねこりゃ。単焦点レンズが遠のくじゃないか。銀座のAppleStoreに持って行ったらスルッと直してくれるなんてことはあるのかな。 

東京は夜になって雨が降り始め、みぞれになった。午後の撮影からスタジオに戻り、液晶画面が微妙に傾いたMacBookAirで原稿を書きながら、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番と第21番をきいている。雪で頭が濡れていて、階段からは塗装の臭いが入ってくる中でこの二曲をきくのはなかなか恐ろしいものです。  2012.2.17

このCDもなんだかんだで15年以上きいているのだが、昨夜は過去最高の再生だった。とにかく力強く、ひたすら濃い。どうやら僕の中で、CDの再生が次の段階をむかえているようだ。

オリンパスE-PL2+FL36Rで撮影してみた。

下は同じくオリンパスE-PL2+FL36Rだけど、RCモードでストロボをカメラ本体から離して撮影してみた。こういう小さな物の場合、外部ストロボのトリガーをE-PL2の内蔵フラッシュで行う方式だと、ちょっと苦労させられる。このあたりが、上位機種だとどうなっているのかを調べなくちゃ。白い部分のトーンジャンプが気になるけど、これは上位機種だと何かいじれるのかも。

今朝の東京は少し雪がかぶっているので寒いが、僕は早く起きて画面が微妙に傾いているAirで原稿書きをしている。それにしてもノートパソコンってのはどこにいても仕事が出来ていいねえ。

周囲はインフルエンザにかかる人が多い。僕がインフルエンザにかかったのは2006年のことで、その時に一度タミフルを飲んで以来、風邪で寝込んだことがない。

昨日、最後に残っていたマーマレード1kgを解凍した。暖かくなるとまたマーマレードを作ることになる。

まったくね、面白みがないとか色々不満を言うわけなんだけど、キヤノンのシステムって良く出来ているのは確かで、たとえて言うとトヨタのクルマみたいなんだよな。

そうだ!! 僕のMacBookAirはAppleCareに入っているんだった。AppleCareって、入っていると壊れないので、使ったことがなかったけど、初めて恩恵を受けられるってわけだ。  2012.2.18

あれやこれやと靴下を探したら、すごく楽しいデザインと色合いのやつが見つかったので、つい喜んで10足の靴下を買った。まあ、靴下10足でやる気が出たりすれば、それはとてもいいんじゃないでしょうか。  2012.2.19

MediaPlayerVLCが新しくなったので、ダウンロード中です。iPad版のVLCがあるといいんだけどなあ。

先のことも今のことも、わからないことだらけなのだが、2012年のオーディオ模様は次の段階が始まっている。そんな気がする。

これは、FitEar MH 334の汎用タイプらしい。ドライバーのユニットや構成は同じの筈だと思うのだが、試聴してみると僕が持っているカスタムタイプの334とはけっこう音が違う。音のバランスがかなり異なり、僕はこちらの汎用タイプの方が好ましいと感じた。

今まできいたすべてのイヤフォンの中で、今回の黒いMH 334がもっとも凄い。何が凄いのかと言うと、解像感、鮮烈さ、スピード感などは以前の334も同じなんだけど、それに加えて肉付きが加わったので声が近くできこえるような感じがするし、重量感のある音で、存在感の強さと解像感が両立しているところが凄い。イヤフォンは、ちょっとした穴の具合とか、微妙な取付角度とか、ドライバーユニットに穴を開けるとか、イヤーチップの形状などによっても音はかなり変化するので、なかなか興味深いものがある。

もっともっと安いイヤフォンでも、けっこう面白い物が沢山あって、小さなボディの中には各社各様のさまざまなノウハウが詰まっているらしく、とても面白い。

ぜんぜんわかっていなかったが、上のレディメイドMH 334は105000円だそうだ。歌ったり踊ったり、走ったりしながらでも外れない物が欲しいとか、最高の遮音を求めないのなら、レディメードの方が割安だ。そして、個人的好みかも知れないが、音はレディメードの方が良いと思うので、この値段を出してもいいという方にはこのレディメイドがおすすめですね。僕は自分の耳型から作ってもらったイヤーチップがあるんだけど、このレディメードは3Wayでカナル型としては少々大きいため、その部分がうまいこと支えになって付属の二連チップでも何とか外れずに使うことができた。

ドーラちゃんって良い子なのね−。誰だ? 邪険にした奴は。

この一週間でものすごい変身を遂げたので、2012年2月20をもって、ドーラ改め「不二子」になりました。  2012.2.20

いやはや、昨晩の不二子ちゃんはすごかったなあ。好きになっちゃった。バッハも最高だし、ハービー・ハンコックもだし、CDかけるのが楽しくて、夜遅くまでCDをかけてしまった。

そういうわけで、楽しい楽しい音楽生活だ。まだ書いている途中の原稿が三つあって、今週前半でこれらを完成させれば、とりあえずお役ご免となり、この1月2月に書いたものは全て3月初旬の書店に並ぶ予定だ。このところ沢山の原稿を書いたので、この3月はこれまでの人生でもっとも多くの文章を書き、印刷され出版される。

須山歯研製レディメイドMH334の詳しい内容や競合機種との比較が、佐々木さんのBlogに書いてあった。オーディオ雑誌じゃないんだから、僕のところで同じことを書く意味はないと思うので、多くを知りたい方はあちらをお読み下さい。僕は詳しい構成や内容をまったく知らずに試聴したが、音に対する感想がほぼ一致している点が一番興味深いところだ。今回のMH334が凄いのは、「カスタムが良くてレディメイドが劣る、あるいは準ずる」という図式を崩した点にある。だって、レディメイドの方が僕にとってはいい音なんだから楽しいよね。汎用だから、音楽喫茶の時にでも言ってもらえれば、試聴可能です。お店と違って僕は「買いたければ買うといいよ」という態度なので大変気楽に試聴可能です。それは戯れる会の巡回もそうなんですけどね。まあ、それはともかく、レディメイドの開発で得たノウハウをカスタムにも反映させていけば、カスタムはさらに良くなる可能性があるので、今後が楽しみだ。

今日の東京はとても陽射しが暖かかった。今年の冬は寒かったけどそろそろ3月、春がやってくる。そうそう、原稿を書き終えたら、そろそろまたジンジャーシロップを作りますので、欲しい方はお知らせ下さい。  2012.2.21

とにかく必死で原稿書きをやって、夜は時間を空けて今夜は音楽喫茶をやっていますので、不二子ちゃんに会って「ねえ、ルパーン」って感じに愛されたい人はどうぞ、CD持ってお出かけ下さい。

夜のためのシフォンケーキ(抹茶)もOKだし、午後が原稿書きの勝負って感じかな。コーヒー飲んで集中しよう。ヤクルト飲んでお腹を整えよう。

それで、昨夜スタジオに来た25才の彼女が「きいてみてね」と貸してくれたCDをききながら原稿書きをやっている。えーとね、「なんとかmori」っていうグループのCDだった。オルタナティブロックと言えばそうも言えるって感じだけど、割と健全な感じかな。

健全と言えば、「マキシマム ザ ホルモン」も健全だと思う。凶暴っぽくて、良いバンドだと思うけどすごく健全だ。んー、バカにしているわけじゃなくて好ましいと思っている。

PLACEBOは健全じゃない。屈折していて病的でちょっと変態。なの。  2012.2.22

あまり早急に比較するのもいけないと思ってしばらく通電など続け、動かし続けた結果、ドーラは大幅な変身を遂げ、妖艶な峰不二子になった。そんなわけで、そろそろいいだろうと思って、「NAS VoyageMPD HD-7A ルビジウム付き」と「不二子 HD-7A ルビジウム付き」で同じ音源をきいてみた。これが、随分と違う世界なんですわ。正直なところ、優劣ではなく、両方欲しい。3月の戯れる会例会はこのあたりの試聴が中心になるのであろうか。うーん、楽しみですね。

今日の東京は朝から雨だ。ポール・マッカートニーのCD届かないかなあ。中古で買った電気釜も早くこないかなあと待っている。

さっさと原稿を書いてしまわないと、MacBookAirを修理に出すことが出来ない。しかし、最近Airだと待たされることが多くややストレスを感じる。Lionになってから待つ時間が増えたような気がする。やはりメモリは最低4GB欲しいし、256GBのSSDだったらどんなに快適だろうなどとつい思ってしまう。まあ、このAirはとにかく二年半ほど無故障で、この間の原稿はすべてAirで書いてきたからそろそろ新しくしたいが、やっぱり、次のMacBookProとAirを見てから決めたいよね。

ポール・マッカートニーのCDをかけながら仕事をする。いい音だなあ。若さもいいけど、大人になるのっていいことだよな。老人になるのもいいことだよな。このCDをきいていてそんな気がした。

先日の戯れる会例会でも一部きかせてもらった。ポール・マッカートニーの新しいアルバム、えー?「お尻にキス」?って感じでインパクトのあるタイトルですが、内容はとても素晴らしいようなので、僕はこちらのデラックス版をポチしました。

よーし、今日も原稿を送って、残りがあと一つになったぞ。今夜中にやっつけて、明日はスッキリしたい。物置の片付けもやりたいし、散歩もしたいし、カッコいい靴を探しにも行きたいんだが、原稿を書いていると落ち着いてそんな事も出来なくてね。

多分、今週末ぐらいにジンジャーシロップ作りを行いますので、欲しい方はお知らせ下さい。今年も風邪で寝込むことはなかったし、以前のような身体の痒みもなかったので、助かっている。

午後大きな音でポール・マッカートニーのCDをきいて、夜遅くなってから、かなり音量をおさえてもう一度最初からきいている。そうね、このCDはこんな風に静かに楽しむものかも知れないな。おかげさまでこのところ、CDをかけるのが楽しい。  2012.2.23

朝一で生姜を買いに行ったので、iPhone+須山歯研MH334汎用+カスタムイヤーチップ(ゴム製)でPLACEBOを楽しみなががら歩いてきた。この組み合わせは最高、最高の音だし、外れにくいし、音も漏れないし、外からの音も入ってこない。でも、それだけすごい音ってのはとても強力だから、調子に乗って何時間もきき続けたりはしないように注意しよう。限度を超えるのは楽しくもあるが何事も限度ってものがある。

近所まで撮影に来ていて、時間が空いてヒマができた新藤さんがスタジオに遊びに来たので、「ユーザー不在は言い過ぎってもんですよ。だって、ほとんどのユーザーは新藤さんみたいなプロフェッショナルじゃないんだからさ」と言ったら、「あはは、コメントつけてくれりゃいいのに」と言っていた。話が合うところも沢山あるし、全然話が合わないところも沢山あって面白い。

いやはや、不二子ちゃんはますます妖艶ですごい。まいりましたねこれは。CD回してきくのは楽しい。僕はやはりリッピング派ってわけではないことを再確認している。両方好きだっていう意味ですので、誤解なきよう。

そんなわけで、またいつか試聴会をやりたいもんです。

ドーラ改め不二子ちゃんは妖艶で、とっても濃くて存在感の強い音だし、まったく同じ状態でNASやMacまたはPC経由で音を出すとスッキリした音になるのだが、このあたりはやっぱり実際にきいてみてもらわないとわからない。どちらも良くて、オーバーに例えればECMとPHILIPSの違いみたいな感じですね。この5年間ECMを楽しんできたので、PHILIPSがすごく新鮮なのだろう。

つまり、2001年頃に、柳澤さんとかがやっていたdCSとクロノスを使った状態が、今僕のスタジオで鳴っているってことなのだが、じゃあ、PCオーディオってのは何だったのかというと、そりゃハイレゾ音源をきけるってこともあるし、iTunesでお気楽にもきけるわけだし、fooberでマルチch再生だってOKなのだ。だから、この数年間はちゃんと意味があった。そして、クロック信号が分離された接続方法のCDトランスポートでCDを回して再生するのもなかなかいいもんなのだ。どっちも選べるのって最高かも知れない。

今日は突然電話があって人がやって来る午後だったが、最後の原稿を送り、足らない画像なども送って一段落した。ああ、スッキリだなあ。Mr.Bigでもきこう。そして、明日はゆっくりジンジャーシロップ作りをしよう。1kg分余裕あります。  2012.2.24

ドックスピーカーもいろんな種類があって、いろいろ使ってみて比べてみたんだけど、僕はこれが一番良いと思う。オーディシーと読みます。こんな音きいたことないって感じ。興味のない人にとってはどうでもいいらしいが、僕にとってこの音はすごく重要だ。

レナード・コーエンの新しいアルバム、やたらと声が大きい。そして、しゃべってるみたいなメロディに、よくこんなカッコいいアレンジをするもんだと感心する。アナログ盤を買うとCD付きだそうですから、両方買わない方がいいですよ。国内盤は少し高いけど対訳付きなので、僕みたいに英語に弱く、でもレナード・コーエンに関してはやっぱりキチンと歌詞を知って楽しみたい人向けです。PLACEBOのDVDほど高くないから国内盤を買ってもいいかも知れませんね。

今日の東京は雨、でももうそろそろ三月だから、こんな天気を繰り返して暖かくなっていくのだろう。昼からは厨房のLINN DISKREETでラジオをききながら、楽しみつつジンジャーシロップ作りだ。心が落ち着いたら春は1kgほど減量しよう。そして、仕事が一段落したから次のことを考えよう。僕は、オーディオマニアじゃない人が読んでくれてもある程度楽しめるものを書いていたいと思うのだが、それにはやっぱり色んな事をやっていないとね。

かなり割高だとは思うけど、やっぱりLINNのDSシリーズは良く出来ていると思う。つまんないことを考えずに信じて使って楽しむのがDSシリーズに限らず、LINNとの付き合い方です。

僕はNASを捨てるつもりなどまったくない。Firefaceをやめる気もない。全部持てる人は全部試してみればいいし、PCとUSBDACでも何でもいいと思う。入口部分は重要だけど、それ以降の問題=つまり、ひと言で言うとセッティングこそがオーディオで最も重要なのだと思う。だから、やっぱり今年はセッティングのことをさらにすすめたいと思っている。それはイヤフォンでも同じですから。

レナード・コーエンの国内盤が発売になったので注文した。しかし、HDtracksはどうなるんでしょうね。よくわかりませんが、色んな裏技を使って何とかダウンロードできるのかなあ。

【回文】世の中ね、顔かお金かなのよ。 うまい!

今日は、ジンジャーシロップを作って発送し、明日のダンス練習会のために新しい味紅茶のシフォンケーキを2個作ったので、とりあえずやることは一段落だ。そんなわけで、久しぶりに精神的余裕ができたので、イヤフォンで音楽をききながら見えない部分をあちこち片付けたり入れ替えたりをしている。  2012.2.25

今日は昼からヨガのレッスンで、それが終わってから、アラサー以上の男女対象のPerfumeダンス練習会。ヨガは5人、ダンスは18人集まっている。ヨガもPerfumeのダンスも今の時期だと汗がほとばしるってことはない。ヨガの時は床暖房を入れていたが、その後は切っている。

どのタイミングでMacBookAirの修理を出すかなと考え中だ。

雑誌の試聴でオーディシーのドックスピーカーを二回借りてきいたのだが、僕はオーディシーがあったら、午前から午後はオーディオシーをきいて過ごすだろうなあと思う。面倒なセッティングが不要であの存在感のある重たい音が出るのはすごいと思う。オーディシーの凄さは、他のドックスピーカーと比較しないとわからないのだと思う。  2012.2.27

今日の東京は風が冷たい。でも陽射しは暖かい。いくら寒くても、もうあと二週間かそこらで春だもんねって感じ。

昨日は人が沢山来てPerfumeのダンス練習会をやっていたので、不二子が蹴られたりするといけないので、こちらに避難させた。んー、でも、持ち上げてスパイク受けを使ってセットするだけでも一苦労な重さなので、不二子が危害を与えないようにラックの上に移動させたと書いた方が正しいのかも知れない。

さあ、昨日はスピーカーの位置を大きく移動してしまったので、やり直さなければいけない。

レナード・コーエンの「OLD IDEAS」国内盤が届いた。

わお。新宿バルト9で、「ピナ・バウシュ」の映画をやっている。一緒に見に行こう。

それでもって、アカデミー賞がモノクロームのサイレント映画ってのは、やっぱり、何かが何かしている。やり尽くされて飽きちゃった? レナード・コーエンのアルバムが一位になったりするようなもんか。

そんなことを考えながら、スピーカーの位置をほぼ元の位置に戻しつつ、ラックの上に置いた不二子でレナード・コーエンのCDをきく。ハブvsマングースの闘いみたいな感じもするわけだが音はすごい。微妙に1.5cmほどスピーカーを移動したり振りの角度を変えてゆくとと、徐々にピント合うみたいなところがある。それにしても、NASからの音とCDを回して出てくる音はなんでこんなに違うんだろう。わからん。それで、もう15年もきき続けているヘザ・ノヴァなどもCD回してきいてみている。

そんでもって、TheWhoの「Tomy」などきいてみると、これもすごく良いので、一人でRockDay気分。

おー、SISに「ドーラ改め不二子」こと、「フェーズテックCT-1」が中古で入荷するらしい。買えるなら買っておくと、これから良いことがあるかも知れませんね。本当です。  2012.2.27

今日はこの冬最後の寒い朝って感じがする。

とにかく今週は色々なことが一段落したので、いくつかのことをリセットしようと考えている。身体を動かしつつカロリーの摂取量を少し減らしてトータルで1.5kgほど減量する。一年以上使っていない道具は処分しよう。部屋着にすればいいやと思ってとってある衣類は全部ウエスにしよう。

何とか10年後も同じようなことを同じように楽しんでいたいと思う。

同じことを同じように楽しむというのは、実はとても際どい楽しみで、多分僕はずっとそういうことをやってきている。凡庸なものを愛しつつ、単なる凡庸にはおさまらないスレスレのポイントってのがあって、そこを極めるのはとても難しい。わからない人にはわからなかったりもして、そこを楽しんでいる。

かなり良くなってきているのだが、まだ完全ではないということで、痛いってわけでもないのだが、今日の鍼治療はいささかハードだった。この二ヶ月で5割ぐらいは治ってきてるんだが、ここらで8割ぐらいの感じになってくれると嬉しい。

置き場所を変更して、スパイク受けを使って設置したせいか、ポール・マッカートニーのCDを一週間ぶりにきいてみると、音がちょっと違う。オーディオってのは、まあそんなもんでしょう。スピーカーの位置もちょっと違うしね。とにかくヒステリックな感じがゼロなので、いくらでも音量を上げたくなるって感じだ。明日の夜は音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。  2012.2.28

昨夜は「ペルゴレージのスターバトバーテル」をきいた。久しぶりだけど、とても良い。無音のところで何かノイズがきこえるのだが、なんなんだろうなあこれは。まあ、どうでもいいんですけどね。

明日明後日と名古屋に行くので、今晩MacBookAirを修理に出すことにした。そんなわけで、明日から明後日の夜までは、サイトの更新ができません。

そんなわけで、明後日の朝は名古屋でモーニングサービスでも食べるのかなと思っている。あとは何でしょう。昼頃のバスで帰ってくる予定だが、どこに行ったらいいかなあと考えているところ。

3月7日に発表される予定のiPad3は、ホームボタンが無くなるんじゃないかな。だから、プッシュじゃなくてタッチなんでしょうかね。もしそうだとすると、夏以降に出ると思われるiPhone5もホームボタンが排除されるわけだけど、どうかなあ。

明日の天気予報は気温13度とか言ってるんだけど、今日の東京は雪だ。今夜は音楽喫茶をやってるんだけど、こんな夜に来てくれる人がいるのかなあ。わからないけど、シフォンケーキ作ってお待ちしています。シフォンケーキは、このところ微妙に焼成時間を調節して、ますますシットリふっくらになってきている。

さて、明日はPerfumeのライブをしに名古屋へ行く。もし、カエターノが日本人で、ツアーが行われていたら、全部じゃないにしても、何回かライブに行くよね。PLACEBOが来日したときは2日ともライブに行ったんだけど、僕はPerfumeに対してそれと同じことをやっている。

昨日発表になったのだが、レーベルも移籍して世界中で配信が始まり、Perfumeは世界進出すると思いますよ。そんなわけで、応援に行ってきます。  2012.3.1

大変残念なことに、名古屋に行くことができず東京にいる。

朝寝坊してバスに乗り遅れた、ってわけじゃなくて、同行者が体調不良のため行くことができなかった。そんなわけで、届いた「ヘッドフォンブック2012」を読み、小川町のオリンパスギャラリーに行ってOM-Dをもう一度触ってきて、夜は名古屋同行者の救援に行く予定。

そういうこともあるさ。しょうがないよ。  2011.3.1の2

キヤノンからEOS 5DMark3が発表になった。初代、二代目からすると、かなりの完成度だと思う。ファインダー視野率100%で、ボディの値段も35万円ぐらいだから、5Dというより1Dに近いので、3Dって感じだ。「今の僕はフルサイズのデジカメって物を必要としているのだろうか」という気もするのだが、ここんとこ、24mmと28mmISレンズも発表になったし、ストロボシステムも新しくなって、ずっと不満だったトランスミッター使い勝手はどうかなというあたりに興味があるし、プロ向けの発表会が3/8にあるので、時間があれば行ってこようかな。

そうそう、「ペルゴレージのスターバトマーテル」の無音部分できこえるノイズは、オルガンに空気を送っているモーターの音なんだそうです。確かにそういう感じのノイズだ。そういう音がきこえるかどうかは、どうでもいいんだけど、LPだとこのあたりはまるでわからない。だから、その分グワッとメリハリをつけてるということだった。まあ、それが大変心地よかったりもするんだけどね。

ピナ・バウシュの映画を見に行きたいなあ。あのチュチュをつけてジョーロを持ったおじさんは出てくるのかなあ。もしもすごく良くて、それがブルーレイディスクの3Dで発売されたらどうしよう。3Dのプロジェクターには興味がないんだけど、良いソフトが出たら欲しくなるのかも知れない。

MacBookAirは一泊二日で修理が上がって戻って来た。相変わらず時々15秒ぐらい待たされることがあって「遅いなあ」と思うのだが、壊れているわけでないし、Photoshopが使えないわけでもなく、キーボードの打ちやすさではこのAirにまさるものがない。僕が1995年か96年から使ってきている全Macのキーボードの中で、最もストレスなく文字を打てるのが、このAirだ。だから、やっぱり次に買い替えるならAirの薄さがいいなあと思うけど、当分はこのAirを使うことになりそうだ。  2012.3.2

僕はデジタルカメラが好きだけど、僕の中における写真はフィルムの時代が一番楽しかったのかなと思う。オーディオに例えて言うと、レコード、CD、PCオーディオときて、一番ワクワクしていたのはレコードの時代だったなあと思う。オリジナル盤なんてものの存在も知らず、一月に一枚LP買うのがやっとだった頃が一番楽しかった。

コダックの100フィート缶を買って、自分で巻いたモノクロフィルムをカメラに詰めて、手当たり次第に何でも撮っていた時代はすごく楽しかった。もちろん、初めてPhotoshop3.5を使った時もワクワクしたから、デジタルカメラも大好きだけどね、有難味は年々薄れていってる。何なんだろう、自己満足なんだけど、とにかくとにかく、憧れが必要で、それに加えて、今ひとつうまくいかない状態ってのが楽しいみたいだ。恋愛みたいなものですね。

今日の東京は久しぶりに晴れて、いい天気だから気分もさわやか、さて、今後何をどうしようかなと考えたりするのにふさわしい、ポジティブな気分になれる天気だ。

ヘッドフォンとの関係は面白いと思う。

それぞれにいろんな音がするので、あれこれ楽しめるんだけど、ずっと以前から使っているAKGのK430を使ってみると、やっぱりいい音なのだ。他の機種をきいたからと言ってK430がどうでも良くなるなんてことはない。ただ、K430はかなり小型軽量とは言えオーバーヘッドなので、ちょっと音漏れもするし、夏なんかに鞄も持たず出かける時などは、いい音のカナル型が欲しくなったりする。

自宅用のオーバーヘッドと外出用で2個、それに加えて何か違うタイプをもう一種類としても、ヘッドフォンってのは3種類持っていればOKなのかなと思う。靴や眼鏡みたいな感じで、用途や状況によって使い分けたとしても、身体は一つしかないし、耳は左右に1個ずつしかないから、やっぱり10種類もは要らないよなあと思う。お気に入りが5〜6機種もあったらそれが限度かなあ。

さーて、夕方だ。スタジオがあるビルの外装塗装工事はまだまだ続くが、そろそろ今日の仕事も終わりだろう。内側の扉を閉め、アンプのスイッチを入れて暖房代わりにして音楽でもきこう。なにをきこうかな。3ヶ月ぐらい前に電動のレコードクリーナーを買ったんだけど、戯れる会の巡回試聴で巡業中だから、まだ戻ってこないんで、どうもLPをきく気がしないのよね。

三月四月の戯れる会例会は会員以外の方のお試し参加OKです。オーディオが好きな人にとってはとっても面白い例会です。メールで申し込んで下さい。studio.k@mac.com

はー、あのPENTAXの招き猫みたいなミラーレス一眼レフに付いているパンケーキレンズは35mm換算61mmなのか、それはいいなあ。そうメチャクチャ高価でもないし、昔コンテッサでポートレートを撮ってたみたいな感覚で一台持ってたら楽しそうだ。楽しそうなんだけど、こういうのをホイホイ買ったりしてると、KORGのMR2000Sが買えないわけね。

それにしてもPENTAX K-01は厚みがありすぎるという意見が多い。実物見てないからわからないけど、皆さんなかなか厳しい。僕はどうかな。椅子と同じで最低半年ぐらい一緒にいないとホントのところはわからないな。ってなわけで、今夜はマリア・ヒタのCDを二枚きいて最高だった。これまでで最高、とにかく音が分厚いんだよ、こんなの初めて。  2012.3.3

AKGのK430とSCOSCHEは、音のバランスがとてもよく似ているのだが、SCOSCHEのオーバーヘッドできいた後、K430にすると、ものすごくしょぼい音に感じる。そりゃユニットの大きさが違うからどうしようもないのだが、ほとぼりが冷めてから、比較をしないでK430だけ使っていれば何ら問題を感じない。

K430は適当に小型で、スライド式のボリュームも付いていてとても使いやすいので、近所に買い物に行ったりする時はAKG K430が最適だ。

今日は有楽町イトシアの中にある映画館で、「ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」を見た。春の祭典とカフェ・ミューラー(映画トーク・トゥ・ハーの冒頭に出てくる)などは実演を見たことがあったし、そのほかもところどころ知っている場面があったりする、あのピナ・バウシュの世界なんだけど、とにかく初めてだったのは3D映画ってことだった。

予想を超えて3D映像ってのは楽しめるものだった。でもソニーの4Kは買えませんね。

ピナ・バウシュのダンスはとても強力で、平等で、そしていろいろあれこれ考えさせられて、ニヤリとする。本当に面白いから346さんもGod-zillaさんも見てみて下さいね。  2012.3.4

ちらし寿司を食べたくなった。売ってる甘ったるい具のやつじゃなくて、おいしいちらし寿司を食べたいと思ったら、ずっと頭の中にちらし寿司が浮かんできて消えない。ああ、食べたいなあ。ちらし寿司。今日はまた冬が断末魔の雨を降らせているが、春はちらし寿司が似合う季節だよな。

4/3およびAPS-Cで28mm相当の単焦点レンズってのが意外になくて、パナソニックの14mmパンケーキぐらいかなという感じなのだった。24mm相当は、オリンパスの12mmも良さそうだし、PENTAXの15mmも良さそう。ライカのM9があればそういう意味では最高に楽しそうだけど、ライカM9は一般人が買える値段じゃない。EOS5Dだの7Dみたいにボディが900g台なんていう重たいもんじゃなくて、何か楽しいカメラが欲しいなあと思っている。

先日、「つまらないカメラを10台も買うぐらいならライカM9を買った方が良い」と新藤さんがBlogに書いていた。そうだねえ、それは確かにそうかも知れないんだけど、あのボディは確か70万円ぐらいするから、やっぱり無理です。

僕はそんなわけで、つまらないカメラかも知れないやつを何台か買って遊んでみようかなと考えている。それで楽しめれば、つまらないカメラってことはなくて楽しいカメラなんじゃない? 

これまでまったく興味を持てなかった3D映像だったが、昨日、ピナ・バウシュの映画を見て、なかなかすごいものだと思ったし、オーディオも新しい段階が始まっているし、この春はちょっと新しい事をやろうと思っている。新しい事はいつもやってきているつもりだけど、さらに新しいことをやりたい。

それで、今日は久しぶりにLet's noteで音楽をきいている。もちろんLet's noteもいい音です。CUBESEの音は懐かしく清楚で瑞々しさい。でも、ちょっとした設定で音が出たり出なかったりノイズが出たりもして、あれこれやれで楽しすぎる。

そういう状態で今日はブレンデルのハイドンをきいている。ちょっと清楚すぎるかも。

2011年10月末に発売され9万4千円だったNikonのV1は、約四ヶ月後の現在、約4万1千円になってしまった。たった4ヶ月で半額以下だよ。好き嫌いや良い悪いは置いといて、マジメに考えて作って有名タレント使って宣伝した製品がこんな風に売られるのは何かがおかしいと思う。オトナというか社会全体がそんなことやっているわけだから、若い人もそれに応じた価値観になる。  2012.3.5

昨年の秋に行った「スペシャルティコーヒーイベント」で見て以来、どうも気になっていたこの道具を買ったので、水曜日夜の音楽喫茶ではこの道具を使ってコーヒーを一杯ずついれるのもいいなと考えている。ご希望の方はそうお伝え下さい。ペーパードリップとボダムとサイホンの中間みたいな感じで、僕はこの器具を使っていれたコーヒーの味が割と好きかも知れない。

エアロプレスはこんな値段のものですが、割と手軽でおいしいコーヒーを飲むことができると思う。僕が今使っているペーパードリップ用のペーパーよりも、こちら方が安いし、ペロッとはがして軽く洗って何度も使っている人もいるみたい。ネルの袋だのサイホンの濃し布だのは洗って水に浸けておくのと同じで、かえってその方がおいしいのかもね。

今日は午後と夜と、オーディオ関係の打合せが二件になった。今後の展開はどうなっていくのかなあと思う。徐々に次の段階に向かって動き始めているのは確かで、これからも何か新しいことやイベントやらを仕掛けてゆきたいと思っている。乞うご期待。

さて、打合せも終わって、これから一時間ほどCDをきこうかな。打合せに来た人に須山歯研製レディメイド334とSCOSCHEのカナル型を使ってきいみてもらうと、皆さん色々感想が異なると言うか,正反対だったりするので実に面白い。  2012.3.6

そうそう、今週中にジンジャーシロップ作りをやるかも知れないのですが、もし欲しい方がいらっしゃれば、お知らせ下さい。

昨日のWiifitヘディング上級は5回やって3回パーフェクトだったなあ。さて、今日はどうだろう。シフォンケーキを焼いている合間に今日も30分間Wiifitをやろう。ある年齢を過ぎたら膝がイノチなのです。

昨年秋に買って使っていたPhotoshopCS5だったが、仕事が一段落して、ちょっとヒマができたので、Adobeのサイトを見て新機能を一つ一つ試してみている。一日に二つ三つ「なるほど、そうなっているのか」とわかることがある。取説を読んだりするのと同じで正直面倒なんだけど、チュートリアルを丁寧にやっておいた方が後々のためになる。

今日は建物の外壁塗装工事で二階のベランダに職人さんがいて仕事をしているから、ちょっと落ち着かない。ああ、塗るのはまだで、テープでマスキングをしているらしい。僕はPhotoshopでマスキング。

今日は水曜日なので、夜は音楽喫茶をやっています。音楽はこれまでで最高の状態ですから、是非お立ち寄りください。コーヒー紅茶ともお代わり自由、コーヒー3杯飲んでから紅茶を1ポットでも1000円です。

うーん、やっぱり何か写真の作品を作って発表したいなあと思うのだが、なかなか難しい。でも、マジに考えよう。  2012.3.7

さーて、何からいきますかね。まずiTunesを新しくして、そしてiPhoneののiOS 5.1でしょうか。僕のiPhoneは4だから非対応だけど、日本語版Siriは使いものになるのかな? なんてことになるとiPhone5が出ないかなと思ってしまう。早いもので、僕のiPhone4はこの8月で2年になる。

長い間コンピューターという言葉は時代の先端をゆくものの代名詞だったのだが、iPhoneとiPadはコンピューターという概念を古いものにしてしまった。

そういうわけで、iPhoneは再起動中。

午後二時からのEOS5D3プロ向け発表会に出かけようかなと思っていたのだが、突然電話がかかってきて、ちょっとした検証をしてもらえないかという依頼をOKしたので、出かけることが出来なかった、そんなことをやりながらAudioBasicの編集者とiPhoneのメッセージをやりとりしていたらこれまた打合せに来たいという事になったので、今日は出かけないことになった。まあ、そういうこともありますね。5Dを買う気はないし、顔料12色インクのプリンタも多分買わないし、まあいいか。

そんなわけで午後は成城石井まで歩いて往復して食材を買ってきて、夕方からはまた打合せをして、不二子の音などもきいてもらい、クロックの重要性を確かめたりしてから近所に食事に行き、戻って今は「バッハの半音階的幻想曲」をきいているところ。

コーヒーの豆を三種類ぐらい試してみて、「やはりエアロプレスは使える」という感じなので、このところ一人二人の時はエアロプレスを使っている。  2012.3.8

AKGのK430が僕にとって平均的なバランスの良い音なんだけど、そのバランスのまま拡大した感じのヘッドフォンがあったので、僕はとても気に入った。値段もメーカーもまったく知らずに試聴して、「まあこのくらいの値段かな」と想像しつつ検索をかけたらAmazonではなんと想像の半分以下の値段だった。乗用車的な音だと思うのだが、SCOSCHEのオーバーヘッドをきいた直後だとAKGのK430の音がさびしくきこえる。カナル型の方もまったく同じ感じで、それほど高価でもないし、普通に音楽を楽しむにはとても良いと思う。

昨日の午後はdCSクロノスが飛び込んできて、キヤノンのEOS5D3発表会に行かれなかったんだけど、行った人たちのBlogなどを見ると、やはりEOS5というよりEOS1系の後継機って感じがする。昔1Dsを買おうと思っていたり、買ったりした頃、なにしろ80万だか90万だったかという値段だったので「あーあ、フルサイズが30万か40万ならなあ」と何度も思ったのだが、ようやくその時代になった。そしてものすごい完成度だと思う。でも、さほど欲しくならないってのが困ったもんだ。

そんなわけで、今の僕はもう少し違うタイプのカメラが欲しいと考えている。

先日遊びに来た新藤さんが「シグマにすれば?」と言うので、「うーん、シグマのボディがEFマウントなら買っちゃうんだけどね」と言った。レンズはいっぱいあるのに、なんで逆はダメなんだろうね。その点、Kマウントやマイクロフォーサーズ系は少し融通がきくかも知れない。なんか、ゴロゴロした感じもするのだが、今度K-01が出たら触りに行って来よう。

ちょっと高いとは思うけど、キヤノンの新型ストロボとそのワイヤレスコマンダーもかなり良くなっているみたいで、とにかくここでもキヤノンは確実に駒を一歩じゃなくて三歩ぐらい進めている。高いと言っても、かつて、スタジオ用大型ストロボのレンタルって1200W一台二灯で一日1万円ぐらいだったので、僕は5年間毎月ストロボのリース代18000円払っていましたから、それに比べりゃ安いものですが、20年前と今では何かが違っているのだと思う。「1カット2万円、一日で10カットよろしく」なんていう仕事そのものがもう存在しなくなってきている。僕にそういう仕事が来ないんじゃなくて、全般的にみんなそうらしい。

文を書くのと撮影はちょっと似ていて、誰でも出来ると言えば誰でもできる。でも、プロの仕事ってのは確実にあるから、そういう面を発揮できるかどうかだろう。ワープロの出現で原稿書きの仕事ができるようになった人もいて、僕はそのタイプだ。1986年にシャープの書院を使ったことによって原稿書きの仕事を始めることができた。それまではみんな手書きでやっていたのだが、それは正にフィルムでの撮影に近かった。だから、写真がデジタル化したおかげで撮影業をやれるようになった人もいると思う。

LPからはいい音を出せるけど、CDはやる気なし、ましてやPCオーディオなんて興味なしって人もいるだろうし、逆にLPの再生はゴメンいう人もいるだろう。僕は両方やった方が良いと思っている。偶然かも知れないが、僕は写真とオーディオに関してはデジタルとアナログ両方やってきていて、どちらも好きだ。

電話が鳴って、出ると「今年のオレンジマーマレードはまだ?」というもので、それを切ると携帯が鳴り、これは、新しいダブワンみたいなKAWASAKIのバイクに乗ってみない?っていう話だった。うひゃひゃ。長く生きてると面白いことがあるね。

そうねえ、免許は持っているし、もうバイクには15年も乗っていないけど、目の前に大型のバイクを持ってこられて、ちょっと乗ってみてと言われれば、そりゃ乗れます。昔のW1みたいにスタンド立てるのも一苦労なんて設計はしていないと思うしね。

明日の午後は戯れる会例会だ。2月は短いので、あれからもう一ヶ月近く経ってしまったのか。そう、約一ヶ月前にドーラが居座って、渋々きいてみたらすごく良くて、通電一週間ぐらいでドーラから峰不二子になってしまい、今後のデジタルオーディオの指針が決まった。やはり戯れる会は面白いと思う。例会に参加出来なくても、情報を得られるし、なかなか有意義なことの起きる集団だと思う。  2012.3.9

さて、今日の午後は戯れる会例会だ。何か楽しいことがありそう。オーディオは最高の趣味です。

今日の戯れる会例会はなかなか良かった。これまでの5年間のこと、そして今後のことが明確に見えた。参加者全員でそんな感じを確信することが出来た集まりだった。やっぱり長い間あれこれ本気でやり続けると色々なことが見えてくる。夜はカレーを食べながらそんなことを話し、コーヒーを飲んで、オーディオのことやソフトのことなどを話した。  2012.3.10

あの日から一年経った。ちょうど今頃の時間で、僕は秋葉原の元ヤマギワ=現Sofmapの二階にいて、すごく大きな地震だということはわかったが、高層ビルのように大きく揺れはしなかったし、道路には人があふれていたが、歩いてスタジオに戻ることができた。CDや食器が落ちているかも知れないと思いながらスタジオに入ると、台に乗せてあったサーロジックのパネルが倒れていただけでCDが落ちたりはしていなかった。そして、厨房の食器が二つ落ちていて1個が割れただけだった。スタジオに戻ってからも余震があったし、それから一ヶ月以上よく揺れた。そして、続いて起きた原発事故により、うすうす感じていた日本という国に対する不安が浮き彫りにされた。

自分が考えていることが絶対で、すべて正しいなどと言うつもりはないのだが、とにかく何かが間違っていて、勘違いしたまま僕らは何十年も平和ボケ状態で生きてきたことだけは確かなようだ。あの地震と原発事故によって、僕の中で「戦後」が終わり「新しい複雑な時代」が始まった。

幼い頃などは正月と自分や家族の誕生日ぐらいしか特別な日や記念日がなかったけど、長く生きるにつれ忘れられない日が増える。3/11 3/13 4/2 6/23 8/15 9/11 12/11 まだまだある。

悲しいことや苦しいこと嬉しいこと、別れや出会い、いろいろなことがあって、忘れられない日を増やしながら生きている。

DVDで小惑星探査機「はやぶさ」の映画を見た。はやぶさ関係の映画が3本も作られているので、どれを見たらいいのかわからないのだが、僕が見たのは西田敏行と佐野史郎と山本耕史が出ているもので、割と事実や起きたことを忠実に描いたタイプの映画みたいだった。宇宙のことにはさほど興味がなかったし、日本のロケットや衛星技術がどの程度のものかはまるで知らなかったので、とても楽しめた。

大画面で楽しむには、そろそろブルーレイディスクプレーヤーの時代かなと思ったりもする、それともWOWOWにでも入ればいいのかなという気もする。

昨日戯れる会例会でCDトランスポートとPCオーディオの比較をやった時に使ったCDが出ていたので、今夜はベートーヴェンのピアノコンチェルトをきいている。一応いろいろきいてみたけど、自分で持っているのは、サイモン・ラトルとブレンデルのやつです。今も売っているのかな。好き嫌いが分かれる演奏なんでしょうかね。音がいいし、僕はあまり文句を言う気にならない。輸入盤ならもっと安いのがあるんじゃないかなと思うので、探してみて下さい。

あちらを立てればこちらが立たず、なんでもだいたいそうだが、結局のところ完璧な方式も完璧な機器もなくて、ソフトが圧倒的に多くて融通がきくPCMの場合はクロックが重要だ。DSDも音は良いがちょっと美音すぎる気もするし、いかんせん音源に限りがあり、ちょっとした編集すら出来ない。PCMもDSDも、デジタル、アナログも、トランジスタも真空管も、とにかく電源が重要なのは共通している。そういうことみたいですよ。  2012.3.11

このところ東京の最高気温はずっと10度ぐらい。春は近いがやや寒い三月だ。今はまだじっと耐えている感じだ。そういうわけで、もうしばらくはジンジャーシロップのお世話になりそう。

フォトブックってやつを作りたいと思っているのだが、慣れていないので、何がどうできるのかがよくわからずあれこれやっていたら目が疲れて肩が凝った。僕はオンラインでの操作を特に苦にしていない方だと思うが、初めてだったのでこれはちょっと疲れた。

デジタルの音楽再生は次のステップに入ったようだ。自分にとって心地よく、そして出来るだけストレスを感じさせず、高音質で再生ができること、これが重要なのだが、徐々にそうなりつつあるみたいなので、次の戯れる会例会が楽しみだ。雲と雲の間を突き抜け始めている。3/10の例会に参加してくれた人たちは、みんなわかってくれたみたいなので、それがとても良かった。やっぱり戯れる会は力を合わせているところがすごい。もう、個人の力じゃどうにもならないほど高度なところまできているのだと思う。そこをわかって欲しい。

ヘッドフォンでもスピーカーでも、それからPCオーディオもPCを使わないデジタルオーディオも、真空管もトランジスタも、モノラルもステレオもマルチも、僕のスタジオではみんな現役でやっていてそれを実際に体験することができて、少しずつそれをレベルアップさせていってる。それが僕のやっている仕事で、やっとここまできた。

僕が言ってるBentoAudioというのは、全部肯定するオーディオですから、中国製のすごく安いDACやアンプがいいと思う人はそれでいいんじゃないかなと思うし、デビアレがいいという人もいるだろうし、デビアレなんかヤダって人もいるわけで、そんなのは自由だし、それぞれの立場や価値観を尊重しましょうというものです。

「個人の力じゃどうにもならないほど高度なところまできているのだと思う」というのは、昔だったら、メーカーや輸入代理店があって、それを紹介する雑誌があって、ショップがあって、ユーザーのほとんどは非常に初歩的なところにいたから、メーカーや雑誌や広告やショップを全面的に信じてやってきた。そういうことだったのだ。評論家は尊敬されていて、スターだった。

どうも近頃、近頃というのはこの10年ほど、マニアックなと言うか、一生懸命やっている普通の人の方がすごいと思わせられるようになった。そして、メーカーや輸入商社が雑誌に広告を出し、雑誌で紹介され、同時にショップを回って営業をして買ってもらうという図式が徐々に崩れてきている気がする。

新製品の情報はインターネットの方が断然早いわけだから、雑誌に何を期待するのか、ショップに何を期待するのかということが問題になる。単に売ってるだけのショップはやっていけなくなり、情報のスピードでは勝負できないわけだから、おもしろくて読みごたえのある記事を掲載し続けられなければ、オーディオ雑誌は消える。

今夜は突然エレクリック・マイルスをききたくなって、できる限りの大音量でマイルスのベスト盤を再生している。ベスト盤できくエレクリック・マイルスはなかなかいいもんです。で、これからのことを考えたりしているところだが、ちょっと空腹なので早くご飯が炊けないかなあと思っているところ。50代最後の晩餐は一人で大豆を入れて炊いたご飯を食べる、ヘルシー?

この前の戯れる会例会の後、スタジオの玄関を見ると傘が3本増えているのでした。  2012.3.12

今日は僕の誕生日。ぐるっとまわって生まれ変わる日だ。これから先も既成概念や先入観にとらわれず、楽しい事を考えてやっていきたい。みなさんよろしくお願いいたします。

一人二人で飲むコーヒーはこのところずっと、ちょっと前に紹介したエアロプレスを使っている。もう少し大きくてもいいんだけど、多分作る側には作る側の問題があるのだろう。おもしろいことに、ずっとエアロプレスのコーヒーを飲んでいると、一般的なペーパーフィルターでいれたコーヒーの味が新鮮に感じられる。ペーパーフィルターが不味いってわけでもないのだ。

昔、70年代80年代の喫茶店って、でっかいネルの袋で大きなポットにコーヒーを出して、注文があるとそれを温め直して出していて、それがプロだった。当時は国内盤だけきいてたわけだし、オーディオも似たようなものでしょう。いい演奏、いい音は変わらずにあると思うが、やっぱり、音楽とオーディオをとりまく状況は今の方が断然良い。ただ、演奏家は亡くなってしまうので、マリオ・デル・モナコを生できくことは出来ないし、浅川マキももういない。

昔の人の演奏も素晴らしいが、音楽は時代と共にあるものなので、今は今の音楽を楽しむのが良くて、それに加えてオーディオで昔の音楽も楽しめればそれが一番良いのではないかと思う。

午後は鍼の治療後、打合せがあって、夜はPerfumeのダンス練習会があったので、10時過ぎにみんなと一緒にスタジオを出て御茶ノ水駅まで散歩し、聖橋からの景色を眺めてからスタジオに戻った。そして、さあ今夜は何をきこうかなと考えて、カエターノの「粋な男ライブ」をきいている。

カエターノは僕より10才年上で、10年ちょっと前にカエターノを知ったときは「10年経ってもこんな風に前向きでいられるのか」と、とても勇気づけられた。だから、今夜はカエターノの「粋な男ライブ」を選んだ。そして、今夜はこのCDがこれまででもっとも良く鳴っている。それは確かにそうだ。  2012.3.13

今夜は音楽喫茶をやっていますので、お時間のある方は是非お立ち寄りください。シフォンケーキも焼いてます。

昨夜はカエターノの後、R・シュトラウスのオーケストラ伴奏付き歌曲集をかけた。R・シュトラウスは色っぽいから大好き。

ふふふ、あれこれきびしいカメラマンの新藤さんがやっと、オリンパスのOM-Dに興味を持った。この前会った時に「僕はOM-Dにしようかと考えている」と伝えたのだが、それも少しは関係しているかな? 理由はわからないけど、仕事に使うには良さそうなカメラですよ。

まあそういうわけで、今日の午後はシフォンケーキを焼いてから新藤さんと一緒に小川町にあるオリンパスのプロサービスに行った。以前も一度E-1の時代に貸してもらいに行ったことがある。

僕より2才ぐらい若いのだが、一緒にいると新藤組の組長の方が怖そうだし年長にも見えるので、僕は隣で好きなこと言ってられて気楽なのです。

すでに僕は下のショウルームで二回触ってみたので、OM-Dに触るのは三回目だった。ただまあ、ショウルームだとあまり突っ込んだ話もできないから、今日は今日でいくつかのことを教えてもらえて良かった。

今週末ぐらいにまたジンジャーシロップ作りをやる予定なので、欲しい方はお知らせ下さい。  2012.3.14

取材やら打合せやらが明日の午後から夜に集中したので、今日はヒマになってしまった。まあ、そういうこともある。

部外者というかユーザーは勝手なことを言うから、OM-Dにしても「もっとオリジナルに似せろ」とか言うんだけど、現物のOM-1を出してもらって比べると、もしまったく同じ物を作ったら「間の抜けたデザインだ」と文句が出るだろう。それはフィルム時代のEOS-1などでも同じなのだが、パトローネの直径があるし、まともなカメラはある程度フィルムの平面性を確保する必要があるので、ものすごく小型だと思っていたOM-1とか2でも今見るとものすごく横長のカタチなのだ。

まあ、カメラにしろMacにしろすぐには手に入りそうにないので、とにかく待つ。待つしかない。ちょっと重いなあと思うけど、カメラはあるし、時々考え込んでしまうが、僕のMacBookAirはちゃんと動いている。暖かいようでうすら寒い3月みたいなもんだから、音楽でもきいて時間の経過を待つしかない。

割と愛聴盤で、リッピングするとエラーになってしまうCDがあるんだけど、これを不二子でかけてみると、ちゃんと終わりまで演奏されるんだよね。ほぼ同じ状態で、CECのトランスポートでもずっとちゃんときいてきた。多分盤面にキズがついているんだと思うが、CDドライブだと何度も読みに行って正確に読み取るという説があるけど、理屈通りにいくとは限らないみたい。CDトランスポートの方がエラー補正が強力ってことか?

まあ、とにかくいろいろあるので、あまり固定した頭で考えず、今夜はVoyageMPDで再生することにした。もちろんこちらもいい音なので、久しぶりにロバート・ワイアットをきいている。結局、電源とPCMの場合はクロックかな。

でも、電源だクロックだっていうのはあくまで本体のセッティングその他がちゃんとできている場合の話だから、仮に電源とクロックを最高のものにしたとしても、その他のことで音が良くなる可能性はたくさんあると思う。  2012.3.15

一昨日、PCオーディオfanWebの担当者M氏と電話で話をしていてわかったのだが、僕が書いたこのページへのアクセスとトラックバックが異様に多いとのことだった。「元々山本さんの記事はよく読まれていて人気が高いのですが、今回は様子が違う」とのことだった。そろそろアップロードされる予定である続編の(2)では、BabyfaceとVLCで音楽もののDVDを再生するのだが、Babyfaceでやると意外なところで苦労して、ページには出てこないFirefaceUCも持って来てもらって接続してみた。でもやればちゃんとBabyfaceで4chダウンミックスのサラウンドになるし、音質はAVアンプを使った場合の比じゃないので、興味のある方は是非ご覧下さい。

その方法について、先日シンタックスジャパンの人と話をした時に「そうなんですよ、Babyfaceの場合はそうやります」という話になり、双方で納得した。

やっぱり、機器の持っている性能をどう使ってどう楽しむかが問題で、これからもずっと、そういう提案をしてゆきたいと思っている。そして、僕はMacやPCを使ってのオーディオを実践しているが、LPはもちろん良いし、やりようによってはCDプレーヤーからの再生もなかなか良いと思っている。その人にとって一番心地よくて、満足のいく方法を選べばいいのです。

ああ、疲れたなあ。でも、バイクに乗って、WaveLabの画面を見て、天ぷら食べて、充実した一日だった。ちゃんとやっていればわかってくれる人がきっといると思う。  2012.3.16

朝、雨の中、高知県産大生姜を買ってきて、昼からジンジャーシロップ作りをやる予定だ。頭の中は昨日依頼されたオーディオ誌からではない原稿のことが引っかかっている。僕はこの10年ほどオーディオ雑誌に原稿を書いてきているので、オーディオライターってことになっているが、オーディオのことは半分ちょっとぐらいしか書いていないわけで、オーディオの部分を他のことに置き換えれば、オーディオ以外のことも書けるってことになる。文を書く仕事というのは、なんなんでしょうね。ある程度詳しくないと書けないんだけど、回路だのOSだのに詳しいとか、最新情報に明るいってだけだと、そこで終わるんだろうね。

このページにしても、オーディオのことだけを求めている人にはつまらないものだと思う。

MacBookProから光学ドライブを取り去って、今のズシッとくる感じじゃなく、15インチで1.7kgぐらいの物が出てくれたらいいなあ。Airの15インチが出るという噂もあるけど、どう差別化していくのかな。CPUのパワーやストレージの容量以外だと、FireWire端子やデジタルアウトをつけるかどうかあたりかな。あ、でもThunderboltで来るのか、MacBookProからFireWire端子を無くす? iMacには両方付いているなあ。

「ヘッドフォンブック2012」は非常に好評で売れ行きが良いらしい。台湾、中国をはじめとするアジア圏でもこの本は人気が高く、英語版が計画されている。その際、僕が書いた「ファイナルオーディオデザイン MURAMASAの記事はどう翻訳されるのだろう? ちゃんとニュアンスが伝わるのだろうか」と、ファイナルオーディオのお姉様が心配してくれていた。

ちょっと面倒なんだけど、CDを何枚かリッピングしなくちゃなあ。

PENTAXのK-01が発売になったので見に行こうと思ったが、生憎の雨降りだから明日にしよう。なんかわからないけど面白そうなカメラだし、特別高価ってこともないからいいよね。と、TalkingHeadsの1stをききながら書いている。

その後TheVirginsをきいていると、そこへ「水曜日までに面白い原稿よろしくね」というメールが入った。なんと、ジンジャーシロップまで宣伝してくれるらしい。マーマレードの年間総生産高は去年最高記録の88kgだったが、ジンジャーシロップ作りは通年OKなのでどこまでいくのだろう。ちなみに去年のジンジャーは40kgで、今年はすでに30kg近いところまできていてジワジワと増加傾向だ。将来はジンジャーシロップ作りが年間100kgを超えたりするのだろうか。人生はわからないもので、そこがまた楽しい。でも、なにしろ歩いて行って生姜を買って、手で持って運んでいるので一日最高8kgしか作れない。しかし、TheVirginsもすごく良くなったなあ。ちょっと驚いている。

去年から替えているのは、ISODAエレクトリックのスピーカーケーブルとSDサウンドアイワン、この段階で10MHzのクロックはなくて、ドーラ改め不二子と一緒にルビジウムがやってきた。今の音はこの三つの融合なのだが、過去最高であることは間違いない。今は背中が温かくでいいけど、もう少し暖かくなったらパワーアンプはQUAD405にする。  2012.3.18

今日の午後はお菓子作りとデジカメの会で、先月に続いてクレープ作りをやったのだが、これは連続で何十枚か無駄にしないとうまく焼けるようにならないみたいだ。しかし、予想以上に苦戦しているなあ。5月の連休にクレープ焼きの特訓をやった方が良いかも知れない。

スタジオに来る人たちに、僕のところに集まってきてるイヤフォンをきいてみてもらっているのだが、好みの個人差がかなり激しいので面白いなあと思っている。僕自身はオーバーヘッド+インイヤー合計で、適当な音質の物が最大で5種類程度あればそれでOKなのだが、何故か数は増え続けている。そういうわけなので、きいてみたい人は、音楽喫茶の時にでも言ってもらえれば試聴可能です。

それで、みんなが帰った後、散歩がてら秋葉原のSofmapに行ってPENTAXのK-01を触ってきた。18-55mmのズームレンズ付きだったが、これぐらいならまあファインダー覗かなくても使えるかなって感じだった。値段が同じぐらいならキヤノンのPowerShotG-1Xよりはレンズ交換も出来て融通がきくかもって感じ。FUJIFILMのX-Pro1も初めて現物を見たが、あれは本当に大きかった。

iPhoneのカメラで撮ったので、ハイライトはすっ飛んでしまったが、K-01のデザインは好みが分かれると思う。僕はどうかな、一応好みの範囲内って感じだろうか。もう一回り小さければかわいらしい度がさらにアップするのだが、実物は写真で見て想像しているものより少し大きかった。露出補正のボタンが独立していてわかりやすいのはいいけど、外部ストロボ使用時の露出補正とかはどうなのかな。K-01はAPS-Cだから本気の使いみちを考えることになるので、遊びカメラに徹するならQの方が正解かもね。そんなこんなで、カメラ選びも楽しいなあ。  2012.3.18

2012年はデジカメの高画質化、イヤフォンはバランスドアーマチュア型元年、デジタルオーディオは10Mクロック普及の年かな。PCオーディオを契機に、この五年ほどあれこれやってきて、僕らはようやくデジタル音楽再生の全貌を理解し、さまざまな再生手段を手に入れることができつつあるらしい。

デジタルカメラの高画質化は、今日、田中希美男さんが彼のBlogに書いているオリンパスOM-Dの記事を読んでもわかると思う。以前から書いているが、APS-Cと4/3はそれほど大きさが変わらないので、レンズが良ければ軽く逆転可能だと思うけれど、4/3がフルサイズと同等か超えるのならすごいことだ。僕はとにかくズームレンズに嫌気がさしているので、今年は単焦点レンズ路線でいくつもりだ。マジメな話、APS-Cの専用単焦点広角レンズって本当に少なくて、ほとんど存在しないと言ってもいいのだ。そういうわけで、カメラの世界はこれからまだまだ変化してゆきそうだ。

こういうことが起きた場合、色々な反応がある。逆にフルサイズがいいぞって話だと、オーディオで言うと「ほらやっぱりハイレゾ音源がいいのだ」っていう話になっていくわけで、僕はちょっとイヤになる。

「4/3の画質が、APS-C、そしてフルサイズをも凌駕してきている」ということが事実であるならば、マジメに作り直せばAPS-Cやフルサイズはもっと高画質になるはずだ。

問題は使う人がどの程度の画質や音質を必要とするか、なのだ。絶対的な画質や音質を比較すれば、今回OM-Dが某社の撮像素子とレンズの良さで追いついたとしても、そりゃAPS-Cには少し、そしてフルサイズには4倍のアドバンテージがあるわけだから、また引き離されることもある。そんなの当然だ。でも、仮にそうなったとしてもだ、そこまでの画質は必要ないのかも知れない。自分の撮影において4/3でOKなのかどうか、それとももっともっともっと高画質、高音質が必要なのかどうか。ここを考えるべきだろう。

つまりね、僕は最近CDの音質をそれほど悪くないと考えていて、ちゃんと再生すれば、今回のOM-Dの画質みたいな再生になると思うのだ。もう、ケルンコンサートとTheBeatlesをCDできくことはないと思うけど(24bit版があるからね)、CDでも別に不満はないって感じなのだ。ハイレゾがあればきくけど、なければないで、ある物を楽しむ。ここらへんの余裕がBentoAudioの極意かもね。

一昨日ジンジャーシロップ作りをやり、昨日今日と作りたてのものを飲んだ。自分自身のために作る事もあるけど、だいたいは余ったものを自分の分にして飲んでいるのだが、たまたま、ちょっと前まで冷蔵庫にあったのは、一ヶ月近く前に作った物だった。

新しく作ったものを飲んでみると、これがかなり違う。やっぱり新しい方が「効く」感じがする。  2012.3.19

このところずっとVoyageMPDで音楽をきいている。時々「パシュッ」って音がして、音が出なくなるのだが、あれは一体何なんだろう。最初はアコリバのUSBケーブルが固いので、これが断線でもしたのかと疑って、あれこれやってみたが原因はよくわからない。iPadを再起動すると直るので、どうもUSBケーブルの問題ではなさそうだ。

まあでも、とにかく音は大変良いので満足している。

明日の夜は19時から音楽喫茶をやっていますので、どうぞお出かけ下さい。  2012.3.20

さて、今朝は大型バイクに乗るという原稿を送って一発OKになったし、早めにシフォンケーキを焼いている。今夜は軽食付きを予約した人がいるから、何にしよう。もう少し極めたいので、特製オムライスにしようかな。

そして、今朝僕のHanssAcoustics製バキュームレコードクリーナーが何ヶ月かの長旅から戻って来た。自分で買った物を戯れる会の巡回試聴でみんなに使ってみてもらっていたのだ。あちこち旅してきたから箱には貫禄が漂っている。よーし、これがあれば、気分良くLPがきけるし、LPからのデジタルデータ化にも役立つぞ。

今夜は音楽喫茶なので、お客さんを待っているところ。7時を過ぎたのでそろそろ誰か来そう、しかも、今夜は3人ぐらい来てくれそうだ。何をかけようかな。  2012.3.21

昨日から、このレコードクリーナーが戻って来たので、早速使ってみると、やっぱりすごく良い。これから、許される限りレコードもいっぱいきくことにしよう。宗教曲の合唱などはけっこうチリチリした音になって、声が歪んでいるんだか盤が汚れているのかわからないことがあるのだが、とにかくクリアになる。

一年前の今頃、日本がどうなるのか不安でたまらなかった。とりあえず一年経って、普通に生活をしているから表向きは安心しているが、本当のところはやはりわからない。すごく危うい状態であることは何も変わっていない。もちろん不安ばかり感じていたのでは何も出来ないが、あの不安な気持の方が多分正しいのだろうと思う。

あらら、AKGのK-430は黒と白はほぼ同じ値段になってしまいましたね。この値段でも、僕が最初に買った時の半額ですから十分安いと思うな。適度に音が良くて、耳にというか身体に対する負担がもっとも軽くストレスが少ない。K-430を静かな場所で使っていると、けっこう音漏れしているが、ゼンハイザーみたいなことはない。K-430は電車の中でも使っているけど、これ以上上げられないってぐらい最大音量にしても、1mほど離れていて電車が走っていれば、音漏れで周囲に迷惑をかけることはない。同じ最大音量で座席に座っていると、電車が止まっている時に隣の人にシャキシャキがちょっときこえる、そんな感じだからうまく使って欲しい。これは去年クリプシュのImageOneを試聴した際に一緒に持って行き、実際に地下鉄に乗って試してみたのです。

近頃、スタジオに来た人が「ちょっと試しにきかせて欲しい」と言ってFitEarやSCOSCHEのカナル型を試聴することが増えたが、この二つに関しては音漏れゼロで、静かな場所でもまったく何もきこえない。そして、みんな色々な感想を述べるのでなかなか面白い。代表的なヘッドフォン、イヤフォンを10機種ぐらい揃えておいて、みんなが何て言うのか知りたい気もする。徐々に増えているので、そのうちそうなるのかも。

もし高いの安くて音のいいの、個性的の、あれこれ沢山集まったら毎週水曜日夜の8時から30分ほどは「ヘッドフォン・イヤフォン喫茶」になったりなんかするのかな。それもいいね。

スピーカーからの音に対する好みと同じで、僕の場合、繊細さと艶っぽさに加えてドッカンとした音が出てくれないと満足しないのだと思う。

今日は午後から、女性ディレクターデザイナーイラストレーターのが三人来て撮影だった。割と面白い撮影だったが、来週あたり、あともう一日かかりそう。そういうわけで、これからストロボその他の片付けをやらなくちゃいけない。こういう時気楽に音楽をきくにはAUDYSSEYがあるといいんだよなあ。

でもやっぱりレコードクリーナーも戻って来たことだし、LPでもきこうっと。じゃあまた明日。  2012.3.22

毎日毎日、来る日も来る日もLPばかりかける。なんてことはしなくていい、でも一日一枚とかその半分でもいいからレコードをきいている生活ってのはすごくいいもんです。

鍼治療の先生によると、右肩のある筋肉が落ちてしまっているとのことで、その筋力アップというより、落ちてしまった筋肉を元に戻すような割と静的な筋力トレーニングを行うことを指導されているので、まずは腕の重さプラスiPhoneぐらいの重みをかけて毎日少しずつ鍛えることを始めた。どうなるかなあ。

目の高さで洗濯物を干したり、ヒゲを剃る時に逆剃りしたりというような動きがやりにくくなっていて、出来ないってわけじゃないのだが、不当に疲れる。まあ、徐々に良くはなってきているのだが、鍼を打っても筋肉がつくわけじゃないから、ほぐして活性化した後は自分自身の努力にかかっている。今やってることの効果が出るには半年から一年かかるのかも知れない。

鍼の先生もなかなか進んでいて、iPadの骨とか筋肉の構造が立体的に表示されるソフトを使って説明してくれ、しかもiPadのカメラで肩を後ろから撮影して、「ほら、ここがこんな風に凹んでいて、左側と違うでしょ」という具合だ。せっかくなので、僕のiPhoneでも背中の写真を撮ってもらってきた。色んなことがあります。

今日の午後は若いオーディオ評論家が僕のスタジオに遊びに来てくれることになった。さて、これからどんなことになるかな。

あーあ、今年の冬は寒い。いい加減コートを着るのも飽きてきたから、そろそろ暖かくなってくれないかなあ。

午前中に届いたファイナルオーディオデザイン製のイヤフォン5種。このようにして色々集まってきているので、落ち着いてきいてみたい人は音楽喫茶の時に来てもらえれば試聴可能です。オーディオ店での試聴は「買って欲しいなあ」って思っている店員さんの横で試聴したりってことになるから、ちょっとね。そういうわけで、僕も靴を買いに行くのは決心がいりますね。

ファイナルオーディオの金属削り出しタイプは、すごく面白い。なんなんだろうこれは、これまできいたことのない音だ。金属製だから冬は冷っこいし、キッチリピッタリじゃないんだけど、ずれることはなくて、意外におさまりが良い。音も非常に落ち着いた音で、いろいろな意味でこの重さが必要なんだってことがわかった。なるほどー。  2012.3.24

さあ、また原稿書きが始まりつつある。ここしばらく仕事が切れて書く仕事を休んでいたので、やる気は充満している。自分の視点に磨きをかけていきたい。

今日のStudioK'sにはこのようなものがあって、こんなことをしている。

  

日本海からやってきてタコとイカ。そして、新しいイヤフォンは丸一日ほど最大音量で音を出し続けている。二つも三つも音が出続けていてシャカシャカうるさいので、MacBookAirの前の僕はやはり別のイヤフォンで音楽をきいている。一番安い3000円ぐらいで買える、去年のヘッドフォンブック2011の付録に付いていたという「ファイナルオーディオ PianoForteII」は中域がやけに魅力的で面白い音だなあ。値段は関係なく、「これでもいいや」と思わせるものがある。おもしろいねえ。

そろそろFirefaceUCXの試聴が出来るかなと思っている。

うーん、さすがに3個のイヤフォンから別々の曲がシャキシャキときこえてくる状態が辛くなってきたから、そろそろやめて送っていただいたタコを食べることにしよう。で、そろろそろアイワンのスイッチを入れてスピーカーから音を出して音楽をきこう。

さて、夜は明日のPerfumeダンス練習会のためにシフォンケーキを二つ作っている。さまざまな試行錯誤を繰り返し、繰り返し、レシピ、焼成時間、混ぜ方などをあれこれ試し続け、おかげさまで、この一年半ほどシフォンケーキ作りは非常に安定している。10年以上前に一回教わったけど、それは小さいサイズのものだったし、この5年間ずっと一人でやっているから1000個以上作ってやっとって感じだった。シフォンケーキそのものはそれほど難しいものでもないと思うけど、自分が思い描いた通りの物を確実に作るのは難しい。

とりあえず、一冊でいいから、あれこれ作っている食べ物のことを書き記した書籍を出したいと思っているが、どうかなあ。実現するだろうか。そして、続編も出そうなんてことになるぐらい買ってもらえるだろうか。こればっかりはわからないなあ。  2012.3.24

日本海から届いたイカとタコはとてもおいしいものだった。ありがとうございます。生活に余裕があれば、国内外の色々な場所に行ってみたい。

お、「いいカメラがない、ユーザー不在」と書いていた新藤さんが前言撤回している。素直でいいね。今じゃ存在すら忘れちゃったけど、あの高価だったピクトロを持ってたし、200万もするフィルムスキャナだって持ってた人なんだから、30万のボディを高いと思ってしまうのは、仕事で元を取りにくくなっているからなんだよね。そいつはともかく、本当にオリンパスのOM-Dが、去年までのフルサイズと同等か凌駕する性能だったりしたら益々楽しい。オープンリールを回さないとダメだったのが、DATでいけるみたいな時代が始まっている。そういうわけで、今年のカメラ界は実に楽しそうです。

評論家の先生方も亡くなったり引退されたりして、超保守的なオーディオ業界も近頃は世代交代って感じ、あるいは業界そのものがググッと縮小でしょうか。オーディオはソフトの入手、ハードの使いこなし、そして情報というか人とのつながり(コミュニティ)、全て過去最高の状態なんですけどね。今、オーディオを楽しまなかったら本当にもったいない。

今じゃ存在すら忘れてしまったものと言えば、「RAMダブラーとかスピードダブラー」なんてのがあったなあ。エンジンの添加剤ぐらい怪しい。  2012.3.25

今日は午後からPCオーディオfanの取材なので、午前中にあれこれある用事を済ませてしまおう。PCオーディオと言っても、やはり僕の興味はどうやって活用するか、どう楽しむかに興味がある。

それにしても日曜日の朝はひどい夢を見た。朝起きると撮影に行く時間をとっくに過ぎていて「どうしよう」とうろたえる夢だった。現実には30年以上やってきて、撮影にしろ他の仕事にしろそんなことって一回もないのに、なんでこんな夢を見るんだろう。この4月で戯れる会も10年になるが、僕は一度も休んでいない。こういうのって、やっぱり仕事にしているからなんだと思う。

今朝の夢は、外国でミスタードーナツのフレンチクルーラーを大きくしたようなお菓子を買ったら現地の価格で1万円ぐらいのことを言われて、「いくら何でもそりゃ高い」と言ったら「じゃあ、半分」、「えー」、みたいな感じで、最終的には1600円という夢だった。

今日はたくさん歩いたなあ。股関節が痛くなるぐらい歩いた。そして、午前中の用事も全部済み、午後から夜にかけての取材もスムーズに終えることができたので、あとはこれを記事にする。

今週中にジンジャーシロップ作りをやろうと思っていますが、欲しい方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。一緒に作ります。僕はほぼ毎日一杯ずつ飲んで、今の冬も風邪で寝込むことはなく、そして空気が乾燥している冬の間中ずっと身体も痒くならなかった。

どうも僕は中高域のある帯域が強い音をきくと頭が痛くなってしまう。耳というより身体がこわばってしまうようだ。  2012.3.26

レナード・コーエンは9月にパリのオリンピア劇場で公演を行うのか。行けたらなあ、、、、、。ため息。

3月の初め頃にエアロプレスを買ってみて、ずっと使ってきた。非常によく出来ていて、本格的なコーヒーが楽しめて、なおかつ欠点がほとんどない。強いて欠点を言えば、一度に大量のコーヒーをいれられないことで、それをしたいのならボダムになる。

僕は一人でコーヒーを飲む事も多いので、毎日何回か使ってみて、180cc以下のコーヒーをいれるのならとても具合が良い。だから、音楽喫茶の時もエアロプレスでいれた珈琲がとても好評だ。紙のフィルターが絶妙で、コーヒーの粉がカップの底にちょっと残る程度だ。井ノ上珈琲の井ノ上さんによると、エアロプレス用の金属フィルターもあるそうだ。でも、僕は紙が好きかも。

さて、おいしいコーヒーを飲んだことだし、今日は一日かけて昨日取材したことを文章化しよう。これがさっさとうまく決まれば、かなり楽になる。

ただ、どうも今日は心がザワザワする日で、何も不満などなく、いろいろなことが予想よりずっと良い方向で展開しているのに、妙に欲求不満な気分になってやたらと食べてしまった。理由はまるでわからない。たまにはそういうこともある。

明日、水曜日の夜は音楽喫茶をやってますので、お時間のあるかたはどうぞお越し下さい。軽食付きもおすすめです。余談ながらエアロプレスの使い方ですが、僕は倒立させて使っています。

昨日、スタジオから千石の年金事務所まで歩いた。その途中でこのガソリンスタンドの前を通ったので、思わずiPhoneで写真を撮った。このガソリンスタンドでガソリンを注入するノズルを撮影したのが、僕のカメラマンとしての初仕事だったのだ。もちろんそれ以前も誰かに結婚式の写真を依頼されてお礼をもらったとかなんてのはあったけど、広告代理店経由で仕事をしたのはこのガソリンスタンドでの撮影が初めてだったので、忘れられない場所なのだった。

久しぶりにミシェル・ペトルチアーニのCDを不二子で再生、うー 、「both worlds」すごいわ。このCDを初めてすごいと思った。以前から8曲目が好きだったが、さらに好きになった。

スタジオの近所に「千代田テクノル」という放射線関連の会社があって、以前はオーディオコンサートなどのイベントをやっていたので、知ってる人もいるかも知れないけど、前を通ったらこんな表示が出ていた。

  2012.3.27

おかげさまで、シフォンケーキ作りはほとんど失敗をしなくなったので、またもう少し追求してみようかなと考えて、今夜用の紅茶シフォンケーキは微妙に分量配分を変えてみた。まだ切ってみてないから結果はどうなんだろう。楽しみだな。多分うまくいってるはずだ。

今日は暖かくなったなあ。スタジオから小川町まで行って用事を済ませ、それから神田の**信用金庫まで行き、秋葉原を経由して戻り、神田明神に寄ってお賽銭をあげて商売繁盛を祈念してスタジオに戻ると、けっこう汗をかいていた。

それで、今はradikoでピストン西沢のグルーブラインZをきいている。今夜の音楽喫茶は誰か来てくれるかな。

今日作ったシフォンケーキは思惑通りだったので、これからは今日のレシピを採用することに決めた。なるほど、素直に理屈通りいくこともある。ちょっと面白くなった。

新藤さんのBlogを見ると、キヤノンの新しいストロボとワイヤレスユニットはすごい進化をしているみたいで、なかなか大したものだ。無線ってのは便利だけど不便なんだよなあ。

今夜は「ユーロ・トラッド・エッセンス」というCDをきいている。  2012.3.28

昨夜作ったシフォンケーキは、マジメな話、「何とかこういう風にならないものかな」と思っていた通りのものになった。非常に微妙なバランスで成り立っているので、なかなか思い通りの結果が出ないところがオーディオとよく似ていて、多分僕はお菓子作りもオーディオも原稿書きも同じ事をやっているのだと思う。

今日は昼前から撮影で、多分夕方には終わる予定だ。撮影でレモン汁が必要なこともあって、朝一で生姜とレモンを買ってきた。これで明日ジンジャーシロップを作ることができる。1kg分ほど余分に作るので欲しい方はお知らせ下さい。

春はきれいな色のものを着たい。そういう気分になる。OM-Dはシルバーとブラックがあるんだけど、どっちがいいでしょうね。

ポール・マッカートニーの新しいCDを10回以上きいたみた。もちろん悪かろう筈がないのだが、ではものすごく良いかというと、それほど良くもない。

なんでかなと考えてみる。「なんでかね」とGodzillaさんとも話した。一つはアルバム全体がワンパターンで大人しい。大人の(と、言うか老人の)ポール・マッカートニーが行儀良く名曲を歌っている、悪く言うとそれだけとも言える。「PopPop」のリッキー・リー・ジョーンズとは違う。「PopPop」のリッキー・リー・ジョーンズはあそこに賭けてきてるし、もっとエキセントリックだ。

なんかね、アラーキーが普通に仏像の写真を撮った写真集みたいな感じがしちゃうわけです。だから、良いんだけどつまらないわけ。普通すぎて違和感がある。そういうことなんじゃないかな。そうそう、カエターノがアメリカの歌を歌ったアルバムは大嫌いです。渡辺亨さんは「あれは毒を盛ったんだ」みたいな言い方をしていたけど、生のカエターノが歌うアメリカの歌はすごく良かったので、僕はあのCDを受け付けないらしい。それに比べれば、ポールのアルバムは元々英語圏の人で言葉の違和感もないし、断然まともなんだが、「そのまともさがつまない」と思ってしまう。こう感じるのは僕だけじゃないと思う。  2012.3.29

どうも、歩くと右足親指裏側の付け根付近が痛いなあと思って見てみたら、これは世に言うFishEyeってやつか? こんな経験は初めてなのだが、レンズにしても魚眼は好きじゃないんだけどなあ。

明日と明後日で「カーズ1と2」をDVDで見る予定だ。プロジェクター7年、エアコン15年、どちらも僕にとってはとても高価だったが、長く使ってきていてどちらもちょっと不安。

僕が買った物じゃないのですが、業界スジのある人が買った物が何故か僕のところに届いたので、さっそく通電して音を出してみている。しょっぱなからいい音が出てて、Firefaceってのは本当にまったくすごい機械です。

オーディオってのはとにかくお金がかかるから、なるべく安い方いい。ただ、カートリッジが一個で30万もする時代で、そういうのも使っているわけだから、いい音でCDを楽しむのにいくらまでならOKかってのは(個人差があると思いますが)、CDトランスポート+DAC+クロック合計で100万円ぐらいだったらどうでしょうね。昔は600万ぐらいかかったから、それを考えれば100万円ぐらいまではまあ何とかってところかな。エアコンやプロジェクターが何十万円かするようなものです。

なんて書いているうちにも、FirefaceUCXの音に慣れてきて、UCXは少し音が変化しているかもね。  2012.3.31

今日の東京はすごい強風で、電車が止まったり遅れたりしている。暖かくなるためにはこういう時期を通過しなくてはならない。明日は急遽午前中から撮影の仕事が入ったので、今日のうちに「カーズ1と2」を見てしまおう。好きな人と、お茶でも飲みながら映画を見たり音楽をきいたりして楽しむ。一人でもいいし、仲間でもいいし恋人と一緒でもいいんだけど、普通に映画や音楽を楽しむっていうのはそういうものだ。

まず、その人なりの心地よさがあって、あれこれやってみたらついでにこうなったってあたりでいいんじゃないでしょうかね。

CDとDVDはこれだけ売れて浸透しているので、この二つを普通に十分に楽しめる状態は欲しい。僕はずっとMacでDVDを見ているから、サラウンドの関係でFirefaceはやめられない。最初に買ったFireface400をずっと使っているし、UCでもいいし新しいUCXでもいい。BabyfaceでもOKだけど、マルチch再生には少し制限と手間が必要だ。そのあたりを理解した上でBabyfaceを買うのなら反対をする気はない。Babyfaceの値段であんなに本格的なサウンドが得られるのもまた驚異的だ。

4月なのでパート36に移行します

僕はこのヘッドフォンの音が本当に好きみたいで、一番はどれかと言われると迷わずK-430になる。なんなんでしょうねこれは、多分LS3/5Aみたいなもんでしょう。Amazonでは売っているのだろうか?

そう思って調べてみると、まだ売っているのだった。僕はダイナミックオーディオで15000円ぐらいで買ったのだが、何と今は半額だった。SCOSCHEのオーバーヘッドを使ってからK430をきくと低音が足らないのだが(そりゃ大きさが違うからしょうがない)、直接きき比べず、一晩寝ればK-430でOKになる。小型でうまく折りたためるから上着のポケットに入り、ケーブルの長さも丁度良いし、スライド式の音量調整付きで、微妙な音量調整が可能だし、買い物などでお店の人と話したりするときは、さっと音量を下げて耳から外すことができる。2個持ってるのに、白いのも予備で買っておこうかと思っちゃうぐらいだ。

AKGの似たような価格帯のさらに上位機種なども試聴したのだが、僕はこのK-430の音が一番で、購入から一年後にもう一度ダイナミックオーディオに行って上位機種ときき比べても同じ印象だったから、好みってのは不思議だ。

AudioBasic誌第62号が発売になったので、読んでみている。相変わらず読むところが多いのだけれど、自分で担当した部分は読んで楽しむというより点検になる。しょうがないね。DigiFiにはずっと4000字のエッセイを書いていて、これは僕がずっと長いこと音楽やオーディオについて考えてきたり感じたり体験してきたことを書いている。この1月2月に書いた、自分としては割と沢山の原稿の中で、「ヘッドフォンブック2012」に掲載された「ファイナルオーディオMURAMASA」の記事と、この「DigiFiのエッセイ」の二つはちょっと特別なものだったので、どちらも読んでいただけたらと思う。


ダチョウのハタキは高い方が無くなってしまい、パート34の最初の方で紹介したが品切れだった安い方の物が再入荷しているらしい。




Perfumeの魅力はTVでのちょっと見じゃ「変わった振りの女子三人ユニット」ってだけでよくわからない、CDきいてもわからなくて、YouTubeで見てもあまりよくわからず、上のDVD4枚を見ることが必須だ。あんなに楽しそうにライブを演じるのって、普通は超一流の人にしか許されないんだけど、芸能人としては平凡な女の子がそこに到達しているという、きわめて希有で新しく、しかも未知数の現象だと思う。J-POPの中で唯一無二の光明だけど、狙ってやってもこうはならないから二匹目のドジョウはいない。

オリオスペックでもかなり沢山かき集めたけどほとんど売れてしまったというファンレスのQNAP TS-119、しぶとく在庫があるみたいだが、さすがにそろそろ無くなるんじゃないかなあ。


僕のオーディオ装置 スケベ根性ありありの中庸 パート1  1997年〜2000年まで
僕のオーディオ あんまり膨大なのでパート2 2001年
さらに膨大 パート3 2002年
僕のオーディオ生活 パート4 2003年
僕のオーディオ生活 パート5  2003年

僕のオーディオ生活パート6  2004年1月〜6月

オーディオと映像を中心にした日々の記録 パート7  2004年7月〜12月

オーディオと映像の記録パート8  2005年1月〜4月

オーディオと映像の記録パート9  2005年5月〜9月

オーディオと映像の記録パート10   2005年10月〜12月

オーディオと映像の記録パート11  2006年1月〜3月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート12 2006年4月〜6月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート13 2006年7月〜9月

オーディオと映像と遊び心的生活 パート14 2006年10月〜12月

オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活 パート15 2007年1月〜4月8日
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活パート16 2007年4月〜6月
オーディオ&映像、そしてまじめに遊ぶ生活  パート16 2007年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート17  2007年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート18 2007年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート19 2008年1月〜3月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート20 2008年4月〜6月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート21 2008年7月〜9月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート22 2008年10月〜12月
音楽と映像、そして生活を楽しむパート23 2009年1月〜3月

オーディオと映像、そして生活を楽しむパート24 2009年4月〜6月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート25 2009年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート26 2009年10月〜12月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート27 2010年1月〜3月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート28 2010年4月〜6月  
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート29 2010年7月〜9月
オーディオと映像、そして生活を楽しむパート30 2010年10月〜12月
オーディオと映像、3.11東日本大震災のパート31 2011年1月〜3月
オーディオと映像、3.11 がんばろう日本人 パート32 2011年4月〜6月
オーディオと映像、新しい時代 パート33 2011年7月〜9月
オーディオと映像、新しい時代 パート34 2011年10月〜12月

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